JP2009139479A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光源ユニットを1台とし、1台の光源ユニットから出射される光を、分岐若しくは切替える照明切替部を備えることにより、1台の光源ユニットで複数の照明に切替える照明切替え手段を実現した。
【選択図】図2
Description
画像データは、画像処理部 6 に入力される。そして、画像処理部 6 は、入力された画像データを画像処理する。このとき、画像データの画像は、モニタ 7 に表示される。
また、画像処理部 6 では、反射照明の光を供給する光源ユニット 8 や透過照明の光を供給するための光源ユニット 11 に対して、任意の照明条件で目的とする輝度レベルを得られるように制御を行う。
例えば、反射照明用のシャッタ 9 をオンすれば、反射照明用の光路が開き、反射照明用のライトガイド 10 及び顕微鏡 3 を通して反射照明用の光が被写体 1 に照射される。また、透過照明用のシャッター 12 をオンすれば、透過照明用の光路が開き、透過照明用のライトガイド 13 及び透過照明レンズ 14 を通して透過照明用の光が被写体 1 に照射される。
このように、各照明装置について、それぞれのシャッタのオンオフ(光路の開閉)により、反射照明光と透過照明光に照明を切替えて得られた画像で画像処理を行っている(特許文献1参照。)。
本発明の目的は、上記のような問題を解決するため、照明装置を効率よく使用し、ランニングコストを低減した画像処理装置を提供することにある。
また、本発明の照明切替え手段は、光分岐用のスプリッタと分岐後の光をシャッタで制御する方法、光の分岐配分が異なる複数にスプリッタを切り替えて制御する方法、液晶ガラスを利用する等である。
画像データは、画像処理部 6 に入力される。そして、画像処理部 6 は、入力された画像データを画像処理する。このとき、画像データの画像は、モニタ 7 に表示される。
画像処理部 6 では、照明装置切替えユニット 16 に制御に制御信号を出力し、反射照明用の光を供給する光源ユニット 8 や透過照明用の光を供給するための光源ユニット 11 に対して、任意の照明条件で目的とする輝度レベルを得られるように制御を行う。
(1)反射照明
照明装置切替えユニット 16 が反射照明に切替える場合には、反射照明ライトガイド 10 及び顕微鏡 3 を通して、反射照明用の光が被写体 1 に照射される。
(2)透過照明
照明装置切替えユニット 16 が透過照明に切替える場合には、透過照明ライトガイド 13 及び透過照明レンズ 14 を通して、透過照明用の光が被写体 1 に照射される。
(3)反射照明及び透過照明併用
照明装置切替えユニット 16 が反射照明及び透過照明併用に切替える場合には、2つの照明光(反射照明用の光及び透過照明用の光)が同時に被写体 1 に照射される。
以下、図3〜図5を参照して、照明切替えの実施例を詳細に説明する。図3〜図5は、本発明の一実施例の照明切替え手段の構成を説明するための図である。
なお、図3では、シャッタ 161-2 とシャッタ 161-3 をスライドさせる等のオンオフ機構を図示せず、説明も省略している。
スプリッタ 161-1 の分岐比率は、例えば、目的に応じて任意の比率で予め定め、その中から選択する。
例えば、分岐比率は、透過率 50[%]で反射率 50[%]、透過率 33[%]で反射率 67[%]、透過率 20[%]で反射率 80[%]等である。
なお、図3の実施例において、反射照明ライトガイド 10 と透過照明ライトガイド 13 の配置を交換しても良いことは自明である。
従って、図3(a) では、反射光用の光だけが被写体 1 に照射される。
従って、図3(b) では、透過光用の光だけが被写体 1 に照射される。
従って、図3(c) では、反射光用と透過光用の2つの光が被写体 1 に照射される。
そのため、ハロゲン照明等のように電圧や電流を変動させて明るさを制御するような照明装置では、消費電力、ランプ寿命等の効率が低下する。
しかし、メタルハライド照明等、ランプの消費電力が一定な照明装置では効率の低下は全く無いため、このような照明装置に最も適した方式である。
液晶ガラスは、液晶を2枚のガラスで挟んだもので、非通電時は液晶分子がばらばらに配列されて光を遮断し、通電時は液晶分子が整列して光を透過するものである。液晶ガラスは、通電することにより瞬時に透過率が上がるため、照明光の切替えに応用できる。
なお、ハーフミラー 162-1 は、光源ユニット 15 から入射する光を透過し、液晶ガラス 162-2 からの光を反射する。液晶ガラス 162-2 は、通電されていない場合(非通電時)には、光を遮断(遮光)し、通電された場合(通電時)には、遮光から透過に瞬時に切替わり光を透過させるものである。
このように、非通電時には、液晶ガラス 162-2 、ハーフミラー 162-1 で光を反射し、集光レンズ 162-3 で集光された後に、透過照明ライトガイド 13 に光が入力する。
しかし、上記のメリットがあるが、原理上、透過率を 100[%]にできないため、通電時にも透過照明側に光が若干量漏れるデメリットがある。
なお図4の実施例の切替え方式は、を通電時に反射照明、非通電時に透過照明とした。しかし、通電時に透過照明、非通電時に反射照明に切替える等、目的に合わせて照明切替設定を逆にすることは容易に可能である。
更に、図4の実施例において、反射照明ライトガイド 10 と透過照明ライトガイド 13 の配置を交換しても良いことは自明である。
なお、図5は、分岐比率が異なるスプリッタが3個の実施例である。
また、高原ユニット 15 は、図5を図示した紙面の上方から照射され、紙面を突き抜けてライトガイド 10 に向かう方向に光が出力される。
図5は、スプリッタ 163-1 は、透過率 100[%]で反射率 0[%](分岐比率 100:0 、スプリッタ無し=全透過)、スプリッタ 163-2 は、透過率 50[%]で反射率 50[%](分岐比率 50:50 、50[%]反射)、スプリッタ 163-3 は、透過率 0[%]で反射率 100[%](分岐比率 0:100 、全反射)とした実施例である。
なお、図5の実施例において、反射照明ライトガイド 10 と透過照明ライトガイド 13 の配置を交換しても良いことは自明である。
(1)スプリッタと分岐後の光をシャッタで制御する方法は、安価で容易に実現可能であるという効果がある。このため、照明装置から得られる照明強度が十分有り、常時消費電力が変わらないメタルハライド照明等に適している。
(2)光の分岐配分が異なる複数のスプリッタを切り替えて制御する方法は、効率よく照明を使用する効果があり、消費電力の低い照明装置に適している。
(3)液晶ガラスを利用する方法は、駆動機構を必要としないため、小型化可能、故障率が低い、瞬時に切替可能などの効果がある。
図6及び図7は検査装置本体であり、これに付属して、図8に示す検査装置の構成を示すブロック図にあるような画像処理装置等が付属する。
また、図6及び図7において、顕微鏡 603 の光軸と透過照明軸 605 とは、検査装置上で移動する場合には、常に同じ垂直線状に有るように移動する。
また画像処理装置 846 は、画像取込・表示部 861 、画像記憶部 862 、及び CPU( Central Processing Unit )863 から成っている。更に、光学ヘッド 813 は、複数の倍率の対物レンズ 821 を図示しないレンズリボルバー機構を画像処理装置 846 から制御することによって所望の倍率の対物レンズに切替制御し、光学ヘッド 813 の撮像装置が撮像する被写体(基板) 812 の所望のエリアの拡大率を変更する。
なお、画像処理装置 846 は、PC( Personal Computer )であっても良い。
また、光学ヘッド 813 に用いる撮像装置には、固体撮像素子を使ったカメラ等があるが、特にそれに限ることは無く、画像処理に必要な画像を撮像することができるイメージセンサであれば良い。
ステージ 811 は、例えば、基板 812 を固定するための吸着板であり、画像処理装置 846 の制御によって、基板 812 の搬入及び固定、並びに搬出を可能とする。X 軸レール 816 、X 軸ステージ 815 、Y 軸ステージ 814 、及び光学ヘッド 813 は、画像処理装置 846 に結合されたステージ駆動部 826 の制御によって、それぞれ、基板 812 の X 軸方向、Y 軸方向、Z 軸方向に対して位置制御される。
光源ユニット 822 からの光は、調光器 823 を介して光学ヘッド 813 の顕微鏡に出力される。調光器 823 は、画像処理装置 846 から制御されて光量を調整し、顕微鏡に光量の調整された光を出力する。例えば、調光器 823 は、画像のピーク値か平均値を画像レベルの最大値になるように、光量を調整する。そして、調光器 823 から入力された光は、顕微鏡若しくは透過照明ユニット 818 を通して基板 812 に照射され、基板 812 は光を照射されたことによって反射光若しくは透過光を出し、その被写体像は、光学ヘッド 813 の顕微鏡を通って撮像装置に入射する。
光学ヘッド 813 の撮像装置は、入射された光を電気信号に変換して、変換した画像信号データを FG 824 に出力する。FG 824 は、画像データを制御部 846 に出力する画像入力ボードである。
画像記憶部 862 は、画像、及び計算用のデータを記憶するのに使用され、システム全体の動作に必要な制御は、CPU 863 により実行される。
画像処理装置 846 の動作プログラムは、この画像信号に画像処理を施すことにより、LCD( Liquid Crystal Device )基板等の基板のパターン線幅などを測定し、その結果をモニタ 825 に出力する。
Claims (1)
- 被写体像を拡大する顕微鏡と、拡大された被写体像を撮像して画像データを出力する撮像装置と、被写体に任意の光を照射するための光源ユニットを有し、上記画像データから上記被写体検査する画像処理装置において、上記光源ユニットから出力される光を反射照明用の光と透過照明用の光とに分岐する切替え、所定の分岐比率で上記被写体に光を照射する照明分岐ユニットを有することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Applications Claiming Priority (1)
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2007
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