JP2009139080A - 室内機据付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、外観品位を損ねることなく室内機を安定して据え付けることをより確実に可能にする室内機据付構造を提供することを目的とする。
【解決手段】据付板1は、室内機2を係合させるための第1係合部11と、室内機2を取り付けるための第1取付穴12bとを備えている。室内機2は、フロントグリル21と、基礎フレーム22と、取付部材30とを備えている。取付部材30は、ピン部31と、フロントグリル21に形成された開口部21aを閉口する蓋部42とを有し、ピン部31が据付板1の第1取付穴12b及び基礎フレーム22の第2取付穴24bに挿入されることにより蓋部42でフロントグリル21の開口部21aを閉口可能となるように構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気調和機の室内機を室内壁に据え付けるための室内機据付構造に関する。
従来、空気調和機の室内機を室内壁に取り付けるための室内機据付構造として、特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1に開示された室内機の据付構造においては、室内機のフレームの上部及び中央部に係合爪及び係合部材が設けられ、この係合爪及び係合部材が室内壁に固定された据付板のフックに掛けられている。また、当該フレームの下側を形成する底フレームが据付板の下側に位置する固定面に対して固定ネジにより固定されている。また、この固定ネジは、室内機の前面グリルにより覆われている。
このように、室内機の底フレームが据付板に固定ネジにより固定されることで、フレームの据付板に対する係合が外れることを防止できる。また、固定ネジが前面グリルで覆われているので、外観品位を損ねることはない。
特開平8−114352号公報
しかしながら、特許文献1に記載の室内機の据付構造の構成によると、室内機の据付作業時において、室内機の底フレームを据付板に対して固定ネジで固定することを忘れた場合でも、固定ネジが取り付けられるべき部分が前面グリルで覆われてしまうので、固定ネジが取り付けられていないことを気づかずに放置される虞がある。この場合、例えば、地震等の振動により室内機が揺れたり、跳ね上がったりすることで、フレームと据付板との係合が外れてしまう虞がある。
そこで、本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、外観品位を損ねることなく室内機を安定して据え付けることをより確実に可能にする室内機据付構造を提供することを目的とする。
第1の発明の室内機据付構造は、室内壁に固定される据付板と、前記据付板に取り付けられる室内機と、を有する空気調和機の室内機据付構造であって、前記据付板は、前記室内機を係合させるための第1係合部と、前記室内機を取り付けるための第1取付穴と、を備え、前記室内機は、前記第1係合部に係合する第2係合部と、前記第2係合部が前記第1係合部に係合した状態において前記第1取付穴に対向する位置に貫通する第2取付穴と、を有するフレームと、前記第1取付穴と前記第2取付穴との双方に挿入される固定部と、前記第2取付穴に対して前記固定部を外部から挿抜できるように前記フレームに形成された開口部を閉口する蓋部と、を有する取付部材と、を備え、前記取付部材は、前記固定部が前記第1取付穴及び前記第2取付穴に挿入されることにより前記蓋部で前記開口部を閉口可能となるように構成されていることを特徴とする。
この室内機据付構造では、第1取付穴と第2取付穴とに挿入された固定部により、フレームの据付板に対する移動を拘束することができる。これにより、室内機のフレームと据付板との係合が外れにくくなり、室内機の据付状態が安定する。
また、外部から固定部を第1取付穴及び第2取付穴に挿入するための開口部は、蓋部により閉口されるため、外観品位を損ねることはない。
更に、固定部と蓋部とを有する取付部材は、固定部が第1取付穴と第2取付穴とに挿入されていない状態では、蓋部で開口部を閉口できないように構成されているので、固定部を第1取付穴及び第2取付穴に挿入することなく、蓋部により開口部が閉口されてしまうことを防止できる。その結果、固定部が挿入されていないことを気づかずに放置されることを防止できる。これにより、確実に室内機の据付状態の安定化を図ることができる。一方、取付部材が固定部と蓋部とを有するので、固定部を挿入した後、一連の流れで蓋部により開口部を閉口することができる。その結果、据付作業を効率的に行うことができるとともに、蓋部による開口部の閉じ忘れを防止できる。
第2の発明の室内機据付構造は、前記固定部は、前記第1係合部と前記第2係合部との係合位置を支点とする前記フレームの揺動方向に対して傾いた状態で挿入されていることを特徴とする。
この室内機据付構造では、固定部に第1取付穴の内周部が当接することにより、前記第1係合部と前記第2係合部との係合位置を支点とする前記フレームの揺動が拘束される。これにより、室内機の当該係合位置を支点とする揺動を抑えることができる。この場合、固定部の形状を複雑にすることなく、室内機の揺動を抑えることができる。
第3の発明の室内機据付構造は、前記固定部は、前記揺動方向に対して直交するように挿入されていることを特徴とする。
この室内機据付構造では、固定部に第1取付穴の内周部が固定部の挿入方向に対して直交する方向から当接することにより、前記第1係合部と前記第2係合部との係合位置を支点とする前記フレームの揺動が拘束される。これにより、室内機の当該係合位置を支点とする揺動を確実に抑えることができる。
第4の発明の室内機据付構造は、前記固定部は、前記第1取付穴と前記第2取付穴との双方を貫通して挿入されており、当該固定部の前記第1取付穴及び前記第2取付穴から抜き取られる方向への相対移動を拘束する抜け止め手段を有することを特徴とする。
この室内機据付構造では、抜け止め手段により、固定部の前記第1取付穴及び前記第2取付穴から抜き取られる方向への相対移動が拘束される。この場合、固定部の挿入方向と平行な方向への室内機の移動についても拘束することができる。
第5の発明の室内機据付構造は、前記抜け止め手段は、前記第1取付穴と前記第2取付穴との双方に挿入された前記固定部に形成され、前記第1取付穴及び前記第2取付穴の位置よりも挿入方向先端側において径方向外側に突出する突状部であることを特徴とする。
この室内機据付構造では、固定部に形成された突状部により固定部が第1取付穴及び第2取付穴から抜けることが防止される。この場合、簡易な構成で、固定部の挿入方向と平行な方向への室内機の移動についても拘束することができる。
第6の発明の室内機据付構造は、前記取付部材は、前記蓋部が前記固定部に対して揺動可能となるように当該蓋部と当該固定部とを連結する連結部を有することを特徴とする。
この室内機据付構造では、固定部を第1取付穴及び第2取付穴に挿入した後、蓋部を揺動させて開口部を閉口することが可能になる。この場合、固定部を挿入する際に邪魔にならない適宜位置に蓋部を揺動させることができる。これにより、固定部の挿入作業が容易になる。例えば、蓋部を開口部を覆うため所定位置から揺動させてずらすことで、固定部の位置確認が容易になる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、固定部により、室内機のフレームと据付板との係合が外れにくくなり、室内機の据付状態が安定する。また、開口部は、蓋部により閉口されるため、外観品位を損ねることはない。また、固定部が挿入されていないことを気づかずに放置されることを防止できる。また、蓋部による開口部の閉じ忘れを防止できる。
また、第2の発明及び第3の発明では、固定部の形状を複雑にすることなく、室内機の揺動を抑えることができる。
また、第4の発明及び第5の発明では、固定部の挿入方向と平行な方向への室内機の移動についても拘束することができる。
また、第6の発明では、固定部を挿入する際に邪魔にならない適宜位置に蓋部を揺動させることができるので、固定部の挿入作業が容易になる。
以下、図面に基づいて、本発明に係る室内機据付構造の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る室内機据付構造の断面模式図である。図2は、図1における室内機を下方から見た図である。尚、図1は、図2におけるA−A断面の主要部を模式的に示す図である。尚、図1及び図2おいて、室内機の下端部を据付板に固定するための取付部材については、他の図において詳述するため省略する。
図1に示すように、第1実施形態の室内機据付構造100は、据付板1と室内機2とを有する空気調和機の室内機据付構造である。
据付板1は、図示しないネジ等の取付部材を用いて室内壁3に固定されている。据付板1は、上端近傍位置において室内機2を係合させるための第1係合部11と、下端近傍位置において室内機2を取り付けるための第1取付穴12bと、を備えている。
第1係合部11は、据付板1の上端近傍部から室内側へ突出するように形成され、室内側の端部を上方に屈曲させた鉤状に形成されている。当該第1係合部11は、室内機2の長手方向(図1における紙面垂直方向)において所定の幅を有する板状に構成されている。また、当該第1係合部11は、室内機2の長手方向において複数設けられており、室内機2の荷重を支持可能な強度となるように形成されている。
据付板1は、下部において、室内壁3から突出するように屈曲した屈曲部12を有している。当該屈曲部12には室内側の斜め下方を向く面を有する取付部分12aを有する。当該取付部分12aに第1取付穴12bが貫通している。
室内機2は、室内壁3に固定された据付板1に対して取り付けられており、図示しない冷媒配管等により屋外に設けられた室外機と連結されて空気調和機の一部を構成している。また、室内機2は、前面を覆うフロントグリル21(フレーム)と、当該フロントグリル21が取り付けられるとともに図示しない熱交換器、ファン、ドレインパン等が固定される基礎フレーム22(フレーム)と、を有している。基礎フレーム22は、上側において室内壁3に対して略垂直な方向に延びる天井フレーム23と、下側において部分的に屈曲して形成された底フレーム24と、を有している。
天井フレーム23の据付板1側の端部には下方に向かって突出するように第2係合部23aが設けられる。当該第2係合部23aは、第1係合部11に上方から引っ掛けられ、据付板1から離れる方向への移動を当該第1係合部11により拘束される。尚、基礎フレーム22の下端部は、据付板1の取付部分12aの下方に回り込むように配置されるため、当該基礎フレーム22の上方への移動は、据付板1の取付部分12aに底フレーム24の取付部分24aが当接することにより拘束される。
また、底フレーム24は、当該第2係合部23aが第1係合部11に係合した状態において、据付板1の取付部分12aと対向して略平行に配置される取付部分24aを有している。そして、当該取付部分24aにおいて、第1取付穴12bに対向する位置に第2取付穴24bが貫通している。
フロントグリル21は、天井フレーム23及び底フレーム24を外側から覆うように設置される。そして、図1及び図2に示すように、当該フロントグリル21には、底フレーム24の第2取付穴24bに対応する位置において略矩形状の開口部21aが形成されている。尚、開口部21aは、後述するように、第2取付穴24bに対して、取付部材30のピン部31を外部から挿抜できるようにフロントグリル21に形成されている。
図3は、図2におけるA−A断面の斜視図であり、室内機据付構造における下端部の室内壁3側のみを拡大して示す図である。この図においては、取付部材30により底フレーム24と据付板1とが固定された状態が示されている。図4(a)は、当該取付部材30の平面図である。また、図4(b)は、図4(a)におけるB方向矢視図である。また、図4(c)は、図4(a)におけるC−C断面矢視図である。
図3及び図4に示すように、取付部材30は、ピン部31(固定部)と、蓋部32と、ピン部31と蓋部32とを連結する連結部33とが一体的に形成されたものである。
ピン部31は、円柱状に形成され、第1取付穴12bと第2取付穴24bとの双方に挿入されている。尚、ピン部31は、取付作業者によりフロントグリル21の外側から、開口部21aを介して第1取付穴12b及び第2取付穴24bに挿入されたものである。
図1に示すように、基礎フレーム22は、第2係合部23aを据付板1の上端側に位置する第1係合部11に上方から引っ掛けられることにより、第1係合部11により支持されている。そのため、基礎フレーム22が下端側において据付板1等に固定されない場合は、室内機2が、第1係合部11と第2係合部23aとの係合位置P(第1係合部11と第2係合部23aとが当接する位置)を支点として、下端側を室内壁3から離隔させるように揺動する可能性がある(図1において揺動方向を矢印Xで示す)。ピン部31は、当該基礎フレーム22の揺動方向に対して傾いた状態で、第1取付穴12bと第2取付穴24bとに挿入されている(図1においてピン部31の挿入方向を矢印Yで示す)。即ち、基礎フレーム22が揺動するときに第2取付穴24bが描く円弧の接線(図1において一点鎖線Zで示す)に対して、ピン部31の挿入方向が傾くように、当該ピン部31が第1取付穴12bと第2取付穴24bとに挿入されている。これにより、揺動時において、第1取付穴12bの内周部にピン部31が当接する位置で基礎フレーム22の据付板1に対する揺動が拘束される。
尚、底フレーム24の取付部分24aと、据付板1の取付部分12aとの角度を調整して、前記ピン部31の挿入方向が揺動方向Xに対して直交するように、即ち、接線Zに対して直交するように構成してもよい。この場合、当該基礎フレーム22の揺動を拘束することができ、取付穴12b,24bとピン部31との隙間により許容されてしまう基礎フレーム22の揺動幅を小さくすることができる。
図4に示すように、蓋部32は、フロントグリル21の開口部21aに対応する略矩形状の板状部材32aと、当該板状部材32aをフロントグリル21の開口部21aに嵌め込んで固定するための一対の係合爪部32bとを有している。そして、蓋部32は、図3に示すように、フロントグリル21の開口部21aに嵌め込まれて、当該開口部21aを閉口している。尚、一対の係合爪部32bが開口部21aの周縁部に係合することにより、蓋部32が開口部21aから抜けることが防止される。また、開口部21aに蓋部32が嵌め込まれた状態においては、蓋部32の外表面と、開口部21aの周囲におけるフロントグリル21の外表面とが略同一平面状となる。そのため、外観において蓋部32が目立ちにくく、室内機2の外観品位を損ねることはない。
図4に示すように、連結部33は、ピン部31の基端が固定されるピン固定基板33aと、当該ピン固定基板33aと蓋部32を連結するヒンジ部33bとを有する。
ヒンジ部33bは、ピン固定基板33aに比べて薄肉のシート状に形成されている。そして、ヒンジ部33bを曲げ変形させながら、ピン固定基板33aを蓋部32側に折り畳むことが可能である。即ち、当該ヒンジ部33bの変形により、ピン部31に対して、蓋部32が揺動可能に構成されている。
ピン部31は、蓋部32を開口部21aに嵌め込んだ状態では、開口部21aと底フレーム24とに挟まれる空間に収容できない長さとなるように形成されている。つまり、蓋部32を開口部21aに嵌め込むためには、ピン部31を第1取付穴12b及び第2取付穴24bに挿入することが必要となる。即ち、取付部材30は、ピン部31が第1取付穴12b及び第2取付穴24bに挿入されることにより蓋部32で開口部21aを閉口可能となるように構成されている。
このように取付部材30が構成されることにより、据付作業者が第1取付穴12bと第2取付穴24bとにピン部31を挿入し忘れた状態で、蓋部32により開口部21aを閉じてしまうことを防止することができる。また、ピン部31と蓋部32とが一体的に形成されているので、ピン部31を挿入した後、開口部21aを蓋部32で閉じることを忘れにくい。これにより、据付作業を確実に行うことができる。
以上説明したように、第1実施形態に係る室内機据付構造は、室内壁3に固定される据付板1と、据付板1に取り付けられる室内機2と、を有する。
据付板1は、室内機2を係合させるための第1係合部11と、室内機2を取り付けるための第1取付穴12bと、を備えている。
室内機2は、フロントグリル21と、基礎フレーム22と、取付部材30と、を備えている。
基礎フレーム22は、第1係合部11に係合する第2係合部23aと、第2係合部23aが第1係合部11に係合した状態において第1取付穴12bに対向する位置に貫通する第2取付穴24bと、を有する。
取付部材30は、第1取付穴12bと第2取付穴24bとの双方に挿入されるピン部31と、第2取付穴24bに対してピン部31を外部から挿抜できるようにフロントグリル21に形成された開口部21aを閉口する蓋部32と、を有する。
また、取付部材30は、ピン部31が第1取付穴12b及び第2取付穴24bに挿入されることにより蓋部32で開口部21aを閉口可能となるように構成されている。
この構成によると、第1取付穴12bと第2取付穴24bとに挿入されたピン部31により、基礎フレーム22の据付板1に対する移動を拘束することができる。これにより、室内機2の基礎フレーム22と据付板1との係合が外れにくくなり、室内機2の据付状態が安定し、耐震強度を向上させることができる。
また、外部からピン部31を第1取付穴12b及び第2取付穴24bに挿入するための開口部21aは、蓋部32により閉口されるため、外観品位を損ねることはない。
更に、ピン部31と蓋部32とを有する取付部材30は、ピン部31が第1取付穴12bと第2取付穴24bとに挿入されていない状態では、蓋部32で開口部21aを閉口できないように構成されているので、ピン部31を第1取付穴12b及び第2取付穴24bに挿入することなく、蓋部32により開口部21aが閉口されてしまうことを防止できる。その結果、ピン部31が挿入されていないことを気づかずに放置されることを防止できる。これにより、確実に室内機2の据付状態の安定化を図ることができる。一方、取付部材30がピン部31と蓋部32とを有するので、ピン部31を挿入した後、一連の流れで蓋部32により開口部21aを閉口することができる。その結果、据付作業を効率的に行うことができるとともに、蓋部32による開口部21aの閉じ忘れを防止できる。
また、ピン部31は、第1係合部11と第2係合部23aとの係合位置を支点とする基礎フレーム22の揺動方向に対して傾いた状態で挿入されている。
この構成によると、ピン部31に第1取付穴12bの内周部が当接することにより、第1係合部11と第2係合部23aとの係合位置を支点とする基礎フレーム22の揺動が拘束される。これにより、室内機2の当該係合位置を支点とする揺動を抑えることができる。この場合、ピン部31の形状を複雑にすることなく、室内機2の揺動を抑えることができる。
尚、ピン部31を、揺動方向に対して直交するように挿入する構成としてもよい。
この構成によると、ピン部31に第1取付穴12bの内周部がピン部31の挿入方向に対して直交する方向から当接することにより、第1係合部11と第2係合部23aとの係合位置を支点とする基礎フレーム22の揺動が拘束される。これにより、室内機2の当該係合位置を支点とする揺動を確実に抑えることができる。
尚、ピン部31が、揺動方向に沿った方向(揺動時にピン部31が描く円弧の接線方向)と平行に配置されている場合は、揺動方向から傾いた方向への室内機2の移動が拘束される。
また、取付部材30は、蓋部32がピン部31に対して揺動可能となるように蓋部32とピン部31とを連結する連結部33を有する。
この構成によると、ピン部31を第1取付穴12b及び第2取付穴24bに挿入した後、蓋部32を揺動させて開口部21aを閉口することが可能になる。この場合、ピン部31を挿入する際に邪魔にならない適宜位置に蓋部32を揺動させることができる。これにより、ピン部31の挿入作業が容易になる。例えば、蓋部32を開口部21aを覆うため所定位置から揺動させてずらすことで、ピン部31の位置確認が容易になる。
尚、取付部材30が連結部33を有する場合に限らず、蓋部32に直接、ピン部31を固定した取付部材としてもよい。この場合、取付部材が簡易な構成となるため、取付部材の製造コストを削減することができる。
また、ピン部31を長手方向において同じ外径となるように構成する場合に限られない。例えば、ピン部31における、第1取付穴12b及び第2取付穴24bの位置よりも挿入方向先端側において径方向外側に突出する突状部を形成してもよい。
具体的には、ピン部31の軸方向先端側に、挿入する際には第1取付穴12b及び第2取付穴24bの縁部に当接して縮径するように変形し、抜き取る際には第1取付穴12b及び第2取付穴24bの縁部に引っ掛かって抜き取り方向へのピン部31の移動を拘束するような径方向外側に突出する突状部を一体的に形成してもよい。尚、突状部は、当該ピン部31が第1取付穴12b及び第2取付穴24bに挿入されたときに、当該第1取付穴12b及び第2取付穴24bの位置よりも挿入方向先端側となる位置に形成する。
この構成によると、ピン部31に形成された突状部によりピン部31が第1取付穴12b及び第2取付穴24bから抜けることが防止される。この場合、簡易な構成で、ピン部31の挿入方向と平行な方向への室内機2の移動についても拘束することができる。例えば、室内機2の揺動方向と軸部46の挿入方向とが平行であっても、当該室内機2の揺動を拘束することが可能になる。
また、ピン部31に突状部を形成する場合に限らず、例えば、ピン部31を第1取付穴12b及び第2取付穴24bに挿入後、当該第1取付穴12b及び第2取付穴24bの位置よりも挿入方向先端側となる位置に第1取付穴12bの内径よりも大きく当該第1取付穴12bを通過しない部材(抜け止め手段)を別途取り付けることで、当該ピン部31の抜けを防止することも可能である。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態に係る室内機据付構造の下端部室内壁側の断面斜視図である。この図は、第1実施形態の説明で用いた図3に相当する断面斜視図である。また、図6は、第2実施形態に係る取付部材40の、第1実施形態の説明で用いた図4(c)に相当する断面図である。
第2実施形態に係る室内機据付構造は、取付部材の構成が異なる点で第1実施形態に係る室内機据付構造と異なる。第1実施形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
図5及び図6に示すように、第2実施形態に係る取付部材40は、プッシュターンリベット41(固定部)と、蓋部42と、プッシュターンリベット41と蓋部42とを連結する連結部43と、を有する。
図6に示すように、プッシュターンリベット41は、グロメット部44と、ピン45とからなる。グロメット部44は、円筒状の軸部46と、軸部46の端部において当該軸部46よりも拡径したヘッド部47とを有している。円筒状の軸部46は、当該軸部46の長手方向において複数のスリット46aが形成されている。また、軸部46の先端部において、円筒孔径がヘッド部47側に比べて小さくなるように形成された窄み部46bを有している。
ピン45は、グロメット部44の軸部46に挿入される軸部48と、当該軸部48の端部において当該軸部48よりも拡径したヘッド部49とからなる。軸部48の先端には部分的に縮径した縮径部48aが形成されている。また、ヘッド部49の端面には、ドライバー等により軸回りに回転することができるように十字溝が形成されている。
そして、グロメット部44の軸部46における窄み部46bが、ピン45の軸部48における縮径部48aに嵌っている状態(図6に示す状態)から、ピン45のヘッド部49がグロメット部44側に押し込まれることにより、グロメット部44の軸部46の先端側が拡径するように構成されている(後述する図7参照)。
連結部43の固定基板43aには貫通孔43cが形成されており、当該貫通孔43cにグロメット部44の軸部46を貫通させた状態で、グロメット部44のヘッド部47が当該固定基板43aに対して固定されている。当該固定基板43aは、ヒンジ部43bを介して蓋部42と一体的に連結されている。
尚、貫通孔43cを長孔として形成して、当該長孔にグロメット部44の軸部46を挿入して、当該長孔の長手方向においてスライド移動可能となるように、グロメット部44を固定基板43aに取り付けてもよい。この場合、グロメット部44の軸部46を第1取付穴12b及び第2取付穴24bに挿入する際の位置合わせが容易になる。
また、グロメット部44、連結部43、及び蓋部42を一体成型により形成することもできる。この場合、グロメット部44を連結部43に取り付ける手間を省くことができる。
また、グロメット部44が固定基板43aに固定される場合に限らず、直接、ヒンジ部43bに対して固定されていてもよい。第1取付穴12b及び第2取付穴24bに挿入可能なグロメット部44の軸部46の長さをより長くすることができる。
図7は、プッシュターンリベット41により据付板1と底フレーム24とを固定するときの状態を模式的に示す図6に対応する取付部材40の断面図である。
図5及び図7に示すように、プッシュターンリベット41は、グロメット部44の軸部46が第1取付穴12bと第2取付穴24bとに挿入された状態でピン45が押し込まれることにより軸部46の先端側が変形してなる拡径部46cと、ヘッド部47とで据付板1と底フレーム24とを挟みこんで、当該据付板1と底フレーム24とを固定している。
尚、プッシュターンリベット41は、蓋部42を開口部21aに嵌め込んだ状態で、開口部21aと底フレーム24とに挟まれる空間に収容できないように、連結部43に対して固定されている。つまり、蓋部42を開口部21aに嵌め込むためには、プッシュターンリベット41の軸部46を第1取付穴12b及び第2取付穴24bに挿入することが必要となる。即ち、取付部材40は、プッシュターンリベット41が第1取付穴12b及び第2取付穴24bに挿入されることにより蓋部42で開口部21aを閉口可能となるように構成されている。
また、プッシュターンリベット41のピン45を押し込むことにより、軸部46における第1取付穴12b及び第2取付穴24bの位置よりも挿入方向先端側において径方向外側に突出する拡径部46c(突状部)が形成されるため、当該軸部46の第1取付穴12b及び第2取付穴24bから抜き取られる方向への相対移動が拘束される。
また、プッシュターンリベット41は、ピン45を軸回りに回転させることで、当該ピン45がグロメット部44から引き出されるように構成されている。これにより、軸部46の拡径部46cが、ピン45が押し込まれる前の状態(図6に示す状態)に変形するため、軸部46を第1取付穴12b及び第2取付穴24bから抜き取ることができる。
以上説明したように、第2実施形態に係る室内機据付構造においては、取付部材40はプッシュターンリベット41を有する。そして、プッシュターンリベット41の軸部46は、第1取付穴12bと第2取付穴24bとの双方を貫通して挿入されており、軸部46の第1取付穴12b及び第2取付穴24bから抜き取られる方向への相対移動を拘束する拡径部46cを有する。
この室内機据付構造では、プッシュターンリベット41の軸部46に形成される拡径部46cにより、軸部46の第1取付穴12b及び第2取付穴24bから抜き取られる方向への相対移動が拘束される。この場合、軸部46の挿入方向と平行な方向への室内機2の移動についても拘束することができる。例えば、室内機2の揺動方向と軸部46の挿入方向が平行であっても、当該室内機2の揺動を拘束することが可能になる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上述の第2実施形態では、プッシュターンリベット41の拡径部46cによって、軸部46の第1取付穴12b及び第2取付穴24bから抜き取られる方向への相対移動が拘束されるが、第1取付穴12b及び第2取付穴24bの内周面にメネジが形成されており、オネジが外周面に形成された固定部を有するビスでネジ締めされることによって、固定部の第1取付穴12b及び第2取付穴24bから抜き取られる方向への相対移動が拘束されてもよい。
本発明を利用すれば、外観品位を損ねることなく室内機を安定して据え付けることをより確実にできる。
本発明の第1実施形態に係る室内機据付構造の断面模式図である。 図1における室内機を下方から見た図である。 図2におけるA−A断面の斜視図であり、室内機据付構造の下端部室内壁側の拡大図である。 取付部材の詳細を示す図であり、(a)は、平面図であり、(b)は、(a)におけるB方向矢視図であり、(c)は、(a)におけるC−C断面矢視図である。 第2実施形態に係る室内機据付構造の下端部室内壁側の断面斜視図である。 第2実施形態に係る取付部材の断面図である。 プッシュターンリベットにより据付板と底フレームとが固定された状態の取付部材の断面図である。
符号の説明
1 据付板
2 室内機
3 室内壁
11 第1係合部
12 屈曲部
12a 取付部分
12b 第1取付穴
21 フロントグリル(フレーム)
21a 開口部
22 基礎フレーム(フレーム)
23 天井フレーム
23a 第2係合部
24 底フレーム
24a 取付部分
24b 第2取付穴
30 取付部材
31 ピン部(固定部)
32 蓋部
33 連結部
40 取付部材
41 プッシュターンリベット
42 蓋部
43 連結部
46c 拡径部(突状部、抜け止め手段)

Claims (6)

  1. 室内壁(3)に固定される据付板(1)と、前記据付板に取り付けられる室内機(2)と、を有する空気調和機の室内機据付構造であって、
    前記据付板は、前記室内機を係合させるための第1係合部(11)と、前記室内機を取り付けるための第1取付穴(12b)と、を備え、
    前記室内機は、
    前記第1係合部に係合する第2係合部(23a)と、前記第2係合部が前記第1係合部に係合した状態において前記第1取付穴に対向する位置に貫通する第2取付穴(24b)と、を有するフレーム(21,22)と、
    前記第1取付穴と前記第2取付穴との双方に挿入される固定部(31,41)と、前記第2取付穴に対して前記固定部を外部から挿抜できるように前記フレームに形成された開口部(21a)を閉口する蓋部(32,42)と、を有する取付部材(30,40)と、を備え、
    前記取付部材は、前記固定部が前記第1取付穴及び前記第2取付穴に挿入されることにより前記蓋部で前記開口部を閉口可能となるように構成されていることを特徴とする室内機据付構造。
  2. 前記固定部は、前記第1係合部と前記第2係合部との係合位置を支点とする前記フレームの揺動方向に対して傾いた状態で挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の室内機据付構造。
  3. 前記固定部は、前記揺動方向に対して直交するように挿入されていることを特徴とする請求項2に記載の室内機据付構造。
  4. 前記固定部は、前記第1取付穴と前記第2取付穴との双方を貫通して挿入されており、
    当該固定部の前記第1取付穴及び前記第2取付穴から抜き取られる方向への相対移動を拘束する抜け止め手段(46c)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の室内機据付構造。
  5. 前記抜け止め手段は、前記第1取付穴と前記第2取付穴との双方に挿入された前記固定部に形成され、前記第1取付穴及び前記第2取付穴の位置よりも挿入方向先端側において径方向外側に突出する突状部(46c)であることを特徴とする請求項4に記載の室内機据付構造。
  6. 前記取付部材は、前記蓋部が前記固定部に対して揺動可能となるように当該蓋部と当該固定部とを連結する連結部(33,43)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の室内機据付構造。
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