JP2009138652A - 気化器用燃料調整弁の調整制限装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンドユーザによる燃料調整弁に対する工場設定最大値を超える燃料増量調整の防止をより一層確実にする。
【解決手段】燃料調整弁12の後端部にセレーション部12cを設け、燃料調整弁に軸線方向変位により組み付けられる調整制限キャップ16に、セレーション部に最終組付け状態で結合状態になる内向セレーション部16aを設け、外周面に隣り合う調整制限キャップに当接する当接片16d・16eを設ける。燃料調整弁の気化器本体内部側に周方向溝12fを設け、調整制限キャップにC字状環状体17を組み付け、その内向突片17aを最終的な組み付け状態で周方向溝に突入させる。調整制限キャップを組み付けた後で取り外すことが防止されると共に、調整制限キャップの回動範囲が制限されることにより、エンドユーザでの最大値を超える燃料増量調整を防止することができる。
【選択図】図1
【解決手段】燃料調整弁12の後端部にセレーション部12cを設け、燃料調整弁に軸線方向変位により組み付けられる調整制限キャップ16に、セレーション部に最終組付け状態で結合状態になる内向セレーション部16aを設け、外周面に隣り合う調整制限キャップに当接する当接片16d・16eを設ける。燃料調整弁の気化器本体内部側に周方向溝12fを設け、調整制限キャップにC字状環状体17を組み付け、その内向突片17aを最終的な組み付け状態で周方向溝に突入させる。調整制限キャップを組み付けた後で取り外すことが防止されると共に、調整制限キャップの回動範囲が制限されることにより、エンドユーザでの最大値を超える燃料増量調整を防止することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、気化器本体に供給する燃料を制限するために主として工場出荷時に調整する気化器用燃料調整弁の調整制限装置に関するものである。
従来、小型内燃機関における排気成分の規制に対応して、気化器による供給燃料の量が設計値を越える方向に対して制限するべく、気化器本体に設けた燃料調整弁の調整を制限するようにしたものがある。そのような燃料調整弁の調整制限装置として、気化器本体に設けた燃料通路の途中に針状の先端部が進退することにより燃料通過量を調整するようにした燃料調整弁を設け、その進退構造としては、気化器本体にねじ孔を設け、そのねじ孔に燃料調整弁を螺合し、燃料調整弁を工具で回して螺進螺退させるようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開平8−319893号公報
上記したような燃料調整弁の調整制限装置にあっては、排気規制などからエンドユーザでの設定値の変更を防止する必要がある。上記特許文献1のものにあっては、燃料調整弁の外方に臨む後端部に工具を係合可能な溝を設け、製造工程において最大燃料供給量を調整し、調整後の燃料増方向への回動を阻止するように燃料調整弁に係合する調整制限部材を取り付け、その調整制限部材を簡単には取り外せないようにしている。
しかしながら、その構造が複雑なものであるばかりでなく、工具を差し込み不可能にする蓋体としてのキャップの抜け止め構造にあっては、キャップ取り付け孔の開口に設けられた円環状の保持板の内面にキャップと一体の弾性爪片が当たるものであり、外部から保持板を壊してキャップを取り除くことができる虞がある、という問題がある。
このような課題を解決して、エンドユーザでの使用状態において、燃料調整弁に対する工場設定最大値を超える燃料増量調整の防止をより一層確実に実現するために本発明に於いては、気化器本体に、吸気道に供給する燃料の量を調整するための燃料調整弁と、前記燃料調整弁の少なくとも燃料増量側の調整を制限するための調整制限手段とを設けた気化器用燃料調整弁の調整制限装置であって、前記燃料調整弁が回動することにより燃料の増減を調整するものであり、前記調整制限手段が、前記燃料調整弁に対して軸線方向にかつ前記気化器本体の内部に向けて変位させて同軸的に外囲するように組み付けられる調整制限キャップと、前記燃料調整弁と前記調整制限キャップとに設けられたセレーション係合手段と、前記調整制限キャップの回動範囲を制限する回動制限手段とを有し、前記調整制限キャップと前記燃料調整弁との間に、前記調整制限キャップを前記燃料調整弁に組み付ける方向の変位を許可するが、最終的な組み付け状態では前記調整制限キャップを取り外す方向の変位を阻止するラッチ手段が設けられていると共に、前記ラッチ手段による前記調整制限キャップを取り外す方向の変位を阻止する部分が前記気化器本体の内部に設けられているものとした。
特に、前記ラッチ手段が、前記調整制限キャップに軸線方向変位を規制されかつ半径方向には弾性変形可能に組み付けられた環状体と、前記調整制限キャップの内周面より内側に突出し得るように前記環状体に形成された内向突片と、前記最終的な組み付け状態で前記環状体の弾性復元力により前記内向突片が突入するように前記燃料調整弁に設けられた周方向溝とを有すると良い。また、前記調整制限キャップは金属製からなること、また、前記調整制限キャップはダイカストにより形成されていると良い。
このように本発明によれば、回動により燃料の増減を調整可能な燃料調整弁に対してセレーション結合する調整制限キャップを設け、その組み付け状態に至るまでの軸線方向変位は許可し、最終的な組み付け状態からの取り外し方向変位を阻止するラッチ手段を設けたことから、調整制限キャップを組み付けた後で取り外すことが防止され、調整制限キャップの回動範囲を制限する回動制限手段により燃料増量最大値を制限することから、エンドユーザでの最大値を超える燃料増量調整を防止することができる。そして、調整制限キャップの取り外し方向の変位を阻止する部分が気化器本体の内部に設けられていることにより、その部分に対して外部から手を加えることが防止され、エンドユーザでの改造を防止することができる。
特に、調整制限キャップに弾性環状体を組み付け、その弾性環状体に形成した内向突片が突入し得る周方向溝を燃料調整弁に設けるという構造でラッチ手段を構成することにより、簡単な構造で上記防止構造を実現できる。また、調整制限キャップを金属製で形成することにより、調整制限キャップを破壊することも防止できる。また、調整制限キャップをダイカスト製とすることにより、ある程度複雑な形状であっても、その製造を容易に行うことができ、製造コストをより一層低減し得る。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は本発明が適用された気化器の要部を示す断面図である。なお、図では各部材や通路が同一断面上に配置されているように示されているが、説明上のためであり、実際の配置は図の表裏方向に適宜ずれていて良い。
気化器本体1には図示例では図の表裏方向に貫通する吸気道2が設けられており、吸気道2の図における下側部分に燃料調圧室3が設けられている。燃料調圧室3は、気化器本体1に形成された凹状部分と、その凹状部分の外方を遮蔽するダイアフラム4とにより画定されている。なお、ダイアフラム4の他面は、その他面と共に大気室を画定するカバー5により外囲されている。
燃料調圧室3には、図示されない燃料供給通路と連通しかつ図における上下方向に延在するように設けられた連通孔6が開通しており、連通孔6にはペンシル型の燃料流入用弁体7が同軸的に受容されている。燃料流入用弁体7が軸線方向に往復動することにより、針弁の作用により連通孔6の流入口の開口面積が変化し、それにより燃料供給通路側からの燃料の連通路6に流入する量が規制されるようになっている。
燃料流入用弁体7の図における下端は燃料調圧室3内に揺動自在に設けられたレバー8の一端と連結され、レバー8の他端はダイアフラム4の中央に固設された突部と係合するようにされている。また、レバー8の中間部は、レバー8の他端をダイアフラム4の中央突部に対して軸線方向に押圧するべくコイルばね9により付勢されている。
燃料調圧室3と吸気道2とは燃料通路11を介して連通している。また、気化器本体1には燃料通路11の側方外側に突出する突部1aが形成されている。突部1aには、その突出端面に開口しかつ燃料通路11に至る孔内に受容された多段棒状の燃料調整弁12が設けられている。その燃料調整弁12の針状先端部12aが燃料通路11の通路面積を増減する弁体として設けられている。
なお、燃料調整弁12は、図2に示されるように2つ設けられている。例えば図の左側が低速系燃料調整用13であり、図の右側が高速系燃料調整用14であって良い。また、構造的には同一であって良いため、説明上は特に断らない限り、低速系燃料調整用13に適用された燃料調整弁12を代表して説明する。
燃料調整弁12は、上記したように針状先端部12aと、針状先端部12aに続く軸部の中間部に設けられたねじ部12bと、針状先端部12aとは相反する側の頭部となる外周面にセレーションを形成されたセレーション部12cとを同軸に有する。そのセレーション形成部12cとねじ部12bとの間には、セレーション部12c側から、小径部分から拡径されたテーパ部12dと、テーパ部12dの最大径と同一径が連続する胴部12eと、胴体部12eに対して縮径された周方向溝12fとがこの順に設けられている。
燃料調整弁12は上記ねじ部12bにより気化器本体1に螺合しており、燃料調整弁12を回動することにより針状先端部12aが燃料通路11内にて軸線方向に変位し、その位置に応じて燃料通過の断面積が増減する。このように、燃料調整弁12を回動することにより、燃料調圧室3から吸気道2に供給される燃料の最大供給量を調整することができる。
また、燃料調整弁12は気化器本体1に完全に没入状態に組み付けられるため、組み付け後の調整にあっては、図3に示されるように工具14を用いて行う。その工具(例えばマイナスドライバ)14を差し込んで燃料調整弁12を回動するための工具係合溝12gが、燃料調整弁12のセレーション部12c側となる後端部に設けられている。
また、気化器本体1には、組み付け状態の燃料調整弁12における上記したセレーション部12c側から周方向溝12fに至る部分を隙間をもって外囲する収容孔15が設けられている。なお、収容孔15は、低速系および高速系燃料調整弁12を外囲するように円形孔を横並びに一部重ねてつなげた断面形状に形成されている。
さらに、気化器本体1への燃料調整弁12の組み付け状態において、セレーション部12cから周方向溝12fに至る部分には有底円筒状の調整制限キャップ16が嵌装されている。調整制限キャップ16の軸線方向長さは図1に示されるように収容孔15の深さ(軸線方向長さ)と略同一にされており、組み付け状態にあっては、調整制限キャップ16における気化器本体1の外方に臨む後端部によりセレーション部12cが覆われるようになっている。
調整制限キャップ16の内周面には、セレーション部12cと噛み合う形状の内向セレーション部16aが設けられている。これによりセレーション手段が構成され、図1に示される最終的な組み付け状態である調整制限キャップ16の燃料調整弁12に対する嵌装状態にあっては、両セレーション部12c・16aが互いに噛み合う(係合)状態になって、燃料調整弁12に対して調整制限キャップ16が回動方向に一体化される。
有底円筒状の調整制限キャップ16の底壁となる後端部分には、軸線方向孔16bと、軸線方向孔16bを径方向に横切りかつ軸線方向に所定深さとなる径方向溝16cとが設けられている。また、調整制限キャップ16の外周面には、燃料調整弁12と一体化された場合の燃料調整弁12の調整可能範囲を決めるための半径方向外向きの当接片16d・16eが略180度対称位置にそれぞれ配設されている。当接片16d・16eは調整制限キャップ16を回動したときに隣り合う調整制限キャップ16の外周面に当接し、その位置が回動範囲の制限位置となる。
図3に併せて示されるように、調整制限キャップ16には、燃料調整弁12に嵌め込んだときに周方向溝12fに対応する部分に、外周面より縮径された首部16fが設けられている。その首部16fには、首部16fの軸線方向幅に収まる幅の帯状体により形成されたC字状環状体17がある程度の圧着力をもって嵌装されるようになっている。例えばC字状環状体17を、弾性を有する材質とし、かつ首部16fの外径よりも若干小径の内径となるように形成する。
さらに、首部16fには調整制限キャップ16の内周面に180度対称位置に開口する一対の係合孔16gが設けられている。C字状環状体17には、首部16fに嵌装状態で上記一対の係合孔16gに対応する位置に、各係合孔16gにそれぞれ没入する一対の内向突片17aが設けられている。
このようにして構成された気化器用燃料調整弁の調整制限装置の作用について次に示す。まず、調整制限キャップ16の首部16fへ図3の矢印Aに示されるように側方からC字状環状体17を組み付け、その状態で調整制限キャップ16を図3の矢印Bに示されるように燃料調整弁12の後端側から嵌め込む。このとき、C字状環状体17の内向突片17aが係合孔16gを貫通して調整制限キャップ16の内周面より内側に突出しているが、燃料調整弁12cの後端側に加工した面取り部分により内向突片17aが円滑にガイドされ得るため、セレーション部12cの外周面に至るまでC字状環状体17が押し広げられ、調整制限キャップ16の組み付けにおいて抵抗となることがない。
調整制限キャップ16を燃料調整弁12にさらに押し込むことにより、内向突片17aがテーパ部12dの小径部分に至り、図5(a)に示されるようになる。この状態は製造工場での調整・設定状態であり、燃料調整弁12と調整制限キャップ16とは相対回転自在である。したがって、工場調整の場合には、先端部の細いマイナスドライバ(図示せず)を、調整制限キャップ16の後端部の軸線方向孔16bに貫通させ、燃料調整弁12の工具係合溝12gに差し込むことにより、そのマイナスドライバにより燃料調整弁12を自由に回動でき、燃料供給量を自由に調整することができる。
工場調整において規定の最大燃料供給量になるように燃料調整弁12を調整したら、図6(a)の実線に示されるように一方の当接片16eを隣りの高速系の調整制限キャップ16の外周面に当接させ、その状態で低速系の調整制限キャップ16を押し込む。このとき、C字状環状体17の内向突片17aがテーパ部12dにガイドされ、C字状環状体17は再び押し広げられる。そして、内向突片17aが周方向溝12fに達すると、C字状環状体17の弾性復元力により内向突片17aが周方向溝12fに突入し、図1の状態になり、その状態でエンドユーザは使用することになる。
図1の状態では、調整制限キャップ16を何らかの工具を用いて収容孔15から引き抜こうとしても、内向突片17aが周方向溝12fに係合しているため引き抜くことはできない。なお、図6(a)の二点鎖線で示されるように他方の当接片16dが隣りの高速系の調整制限キャップ16に当接するまで低速系の調整性制限キャップ16を回すことができ、その調整範囲は図の角度θに示される範囲となり、実線の状態から二点鎖線の状態にする回動方向は燃料低減側である。したがって、エンドユーザは工場設定値よりも燃料増量側へ燃料調整弁12を回すことができないため、工場設定による排気規制が確保される。
また、工場設定と同様に軸線方向孔16bを貫通可能な細いマイナスドライバを差し込んで燃料調整弁12を直接回そうとしても、上記したセレーション結合により調整制限キャップ16は燃料調整弁12と一体的に回るため、調整制限キャップ16を回すことと何等変わらず、最大値を超えての燃料増量側への調整は制限される。
また、調整制限キャップ16を破壊して燃料調整弁12を回してしまうことを防止するために、調整制限キャップ16を金属製とすると良い。さらに、調整制限キャップ16をダイカストにより製造することにより、製造を容易におこなうことができる効果も生じる。
なお、図6(b)に示されるように、隣り合う調整制限キャップ16において同じ方向に突出する当接片16e(16f)同士は軸線方向に互い違いになるように配設されている。これにより、低速系および高速系の各燃料調整弁12に対する各調整制限キャップ16の回動において、互いに干渉することがない。
また、上記図示例では低速系13について示したが、高速系14についても同様であり、その説明を省略する。
1 気化器本体
2 吸気道
11 燃料通路
12 燃料調整弁、12c セレーション部、12f 周方向溝
16 調整制限キャップ
16a 内向セレーション部、16d・16e 当接片、16f 首部
17 C字状環状体、17a内向突片
2 吸気道
11 燃料通路
12 燃料調整弁、12c セレーション部、12f 周方向溝
16 調整制限キャップ
16a 内向セレーション部、16d・16e 当接片、16f 首部
17 C字状環状体、17a内向突片
Claims (4)
- 気化器本体に、吸気道に供給する燃料の量を調整するための燃料調整弁と、前記燃料調整弁の少なくとも燃料増量側の調整を制限するための調整制限手段とを設けた気化器用燃料調整弁の調整制限装置であって、
前記燃料調整弁が回動することにより燃料の増減を調整するものであり、
前記調整制限手段が、前記燃料調整弁に対して軸線方向にかつ前記気化器本体の内部に向けて変位させて同軸的に外囲するように組み付けられる調整制限キャップと、前記燃料調整弁と前記調整制限キャップとに設けられたセレーション係合手段と、前記調整制限キャップの回動範囲を制限する回動制限手段とを有し、
前記調整制限キャップと前記燃料調整弁との間に、前記調整制限キャップを前記燃料調整弁に組み付ける方向の変位を許可するが、最終的な組み付け状態では前記調整制限キャップを取り外す方向の変位を阻止するラッチ手段が設けられていると共に、
前記ラッチ手段による前記調整制限キャップを取り外す方向の変位を阻止する部分が前記気化器本体の内部に設けられていることを特徴とする気化器用燃料調整弁の調整制限装置。 - 前記ラッチ手段が、前記調整制限キャップに軸線方向変位を規制されかつ半径方向には弾性変形可能に組み付けられた環状体と、前記調整制限キャップの内周面より内側に突出し得るように前記環状体に形成された内向突片と、前記最終的な組み付け状態で前記環状体の弾性復元力により前記内向突片が突入するように前記燃料調整弁に設けられた周方向溝とを有することを特徴とする請求項1に記載の気化器用燃料調整弁の調整制限装置。
- 前記調整制限キャップは金属製からなることを特徴とする請求項2に記載の気化器用燃料調整弁の調整制限装置。
- 前記調整制限キャップはダイカストにより形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の気化器用燃料調整弁の調整制限装置。
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