JP2009138553A - 内燃機関の点火時期制御装置および点火時期制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジンECUの強度検出部602は、気筒毎に補正された強度を、気筒毎に複数の点火サイクルにおいて検出する。点火時期制御部614は、強度を合計した90度積算値lpkknkを用いて算出されるノック強度Nと判定値VJとを比較した結果に応じて点火時期を制御する。判定値設定部700のvkd算出部702は、複数の気筒において検出された強度に応じたノック判定レベルvkdを算出する。カウント部730は、ノック判定レベルvkd以上の90度積算値lpkknkの頻度を、ノック占有率KCとしてカウントする。判定値補正部732は、ノック占有率KCに応じて判定値VJを補正する。
【選択図】図9
Description
ΣΔS(I)は、ΔS(I)の総和である。なお、相関係数Kの算出方法はこれに限らない。
なお、ノック強度Nの算出方法はこれに限らない。BGLは、各90度積算値lpkknkが検出された頻度(回数、確率ともいう)を表わす頻度分布において、標準偏差sgmと係数(たとえば「1」)との積を、中央値vmedから減算した値として算出される。ノック強度Nを算出する際、BGLは、逆対数変換して用いられる。なお、BGLの算出方法はこれに限らず、BGLをROM202に記憶しておくようにしてもよい。また、頻度分布を作成する際、90度積算値lpkknkの対数変換値が用いられる。
式(3)における[i]は、今回値であることを示す。
dv=abs(lpkknk[i-1]-vmed[i])/C … (4)
式(4)における[i−1]は前回値であることを示す。「abs(lpkknk[i-1]-vmed[i])」は、lpkknk[i-1]-vmed[i]の絶対値を示す。式(4)において、「C」は定数(たとえば「4」)である。
ノック判定レベルvkdを算出する際、更新量dvは、上限ガード値verm以下に制限される。また、更新量dvは、下限ガード値min(たとえば「1」)以上に制限される。すなわち、更新量dvは、下記の不等式で表わされる。
上限ガード値vermは、下記の式(7)を用いて算出される。
式(7)において、「D」は定数(たとえば「16」)である。「vmall」は、複数の気筒(全ての気筒)において検出された90度積算値lpkknkの平均値である。[i−2]は、前回値のさらに前回値であることを示す。
式(8)における「tKNMS」は、上限ガード値vermに応じて定められる値である。tKNMSは、上限ガード値vermが大きいほど小さくなるように、すなわち、上限ガード値vermが小さいほど大きくなるように設定される。
vmed[i]=vmall[i-1]+dvm[i] … (9)
式(9)における「dvm」は、補正値である。
式(8)〜(10)から明らかなように、中央値vmedは、下記の式(11)により表わされる。
式(4)および式(11)から明らかなように、本実施の形態においては、検出された90度積算値lpkknkが大きいほど大きく、かつ平均値vmallが大きいほど小さい更新量で更新することにより、中央値vmedが算出される。また、中央値vmedを算出する際、更新量dvは制限されない。したがって、本実施の形態においては、検出された90度積算値lpkknkが大きいほど大きくなるとともに、平均値vmallが大きいほど小さくなる更新量を定め、かつ更新量を制限せずに更新することにより、中央値vmedが算出される。
式(4)および式(12)から明らかなように、本実施の形態においては、検出された90度積算値lpkknkが大きいほど大きく、かつ平均値vmallが大きいほど小さい更新量で更新することにより、標準偏差sgmが算出される。また、標準偏差sgmを算出する際、更新量dvは、上限ガード値verm以下に、かつ下限ガード値min以上に制限される。
Claims (14)
- 複数の気筒が設けられた内燃機関の点火時期制御装置であって、
気筒毎に補正された前記内燃機関の振動の強度を、気筒毎に複数の点火サイクルにおいて検出するための検出手段と、
検出された強度および第1の判定値を比較した結果に応じて前記内燃機関の点火時期を制御するための制御手段と、
複数の気筒において検出された強度に応じた第2の判定値を設定するための設定手段と、
前記第2の判定値以上の強度が検出された頻度をカウントするための手段と、
前記第2の判定値以上の強度が検出された頻度に応じて前記第1の判定値を補正するための補正手段とを備える、内燃機関の点火時期制御装置。 - 前記検出手段は、前記複数の気筒のうちの少なくともいずれか一つの気筒において小さくなるように補正された前記内燃機関の振動の強度を検出するための手段を含む、請求項1に記載の内燃機関の点火時期制御装置。
- 前記検出手段は、前記複数の気筒のうちの少なくともいずれか一つの気筒において大きくなるように補正された前記内燃機関の振動の強度を検出するための手段を含む、請求項1に記載の内燃機関の点火時期制御装置。
- 前記制御手段は、検出された強度が前記第1の判定値より大きい場合、点火時期を遅角するための手段を含み、
前記補正手段は、前記第2の判定値以上の強度が検出された頻度が予め定められた頻度よりも大きい場合に前記第1の判定値が小さくなるように補正するための手段を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関の点火時期制御装置。 - 複数の気筒において検出された強度の平均値を算出するための手段と、
前記平均値が大きいほどより小さい更新量で更新することにより、検出された強度の中央値を表わす第1の値を算出するための手段と、
前記平均値が大きいほどより小さい更新量で更新することにより、検出された強度の標準偏差を表わす第2の値を算出するための手段とをさらに備え、
前記設定手段は、零より大きい係数と前記第2の値との積を前記第1の値に加算することにより前記第2の判定値を設定するための手段を含む、請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関の点火時期制御装置。 - 複数の気筒において検出された強度の平均値を算出するための手段と、
検出された強度の中央値を表わす第1の値を算出するための手段と、
検出された強度の標準偏差を表わす第2の値を算出するための手段とをさらに備え、
前記設定手段は、
零より大きい係数と前記第2の値との積を前記第1の値に加算することにより前記第2の判定値を設定するための手段と、
前記平均値が大きいほどより小さい補正量で前記第2の判定値を補正するための手段とを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関の点火時期制御装置。 - 複数の気筒において検出された強度の平均値を算出するための手段と、
検出された強度が大きいほど大きくなるとともに前記平均値が大きいほど小さくなる更新量を定め、かつ更新量を制限せずに更新することにより、検出された強度の中央値を表わす第1の値を算出するための手段と、
検出された強度が大きいほど大きくなるとともに前記平均値が大きいほど小さくなる更新量を定め、かつ更新量を予め定められる制限値以下に制限して更新することにより、検出された強度の標準偏差を表わす第2の値を算出するための手段とをさらに備え、
前記設定手段は、零より大きい係数と前記第2の値との積を前記第1の値に加算することにより前記第2の判定値を設定するための手段を含む、請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関の点火時期制御装置。 - 複数の気筒が設けられた内燃機関の点火時期制御方法であって、
気筒毎に補正された前記内燃機関の振動の強度を、気筒毎に複数の点火サイクルにおいて検出するステップと、
検出された強度および第1の判定値を比較した結果に応じて前記内燃機関の点火時期を制御するステップと、
複数の気筒において検出された強度に応じた第2の判定値を設定するステップと、
前記第2の判定値以上の強度が検出された頻度をカウントするステップと、
前記第2の判定値以上の強度が検出された頻度に応じて前記第1の判定値を補正するステップとを備える、内燃機関の点火時期制御方法。 - 前記内燃機関の強度を検出するステップは、前記複数の気筒のうちの少なくともいずれか一つの気筒において小さくなるように補正された前記内燃機関の振動の強度を検出するステップを含む、請求項8に記載の内燃機関の点火時期制御方法。
- 前記内燃機関の強度を検出するステップは、前記複数の気筒のうちの少なくともいずれか一つの気筒において大きくなるように補正された前記内燃機関の振動の強度を検出するステップを含む、請求項8に記載の内燃機関の点火時期制御方法。
- 点火時期を制御するステップは、検出された強度が前記第1の判定値より大きい場合、点火時期を遅角するステップを含み、
前記第1の判定値を補正するステップは、前記第2の判定値以上の強度が検出された頻度が予め定められた頻度よりも大きい場合に前記第1の判定値が小さくなるように補正するステップを含む、請求項8〜10のいずれかに記載の内燃機関の点火時期制御方法。 - 複数の気筒において検出された強度の平均値を算出するステップと、
前記平均値が大きいほどより小さい更新量で更新することにより、検出された強度の中央値を表わす第1の値を算出するステップと、
前記平均値が大きいほどより小さい更新量で更新することにより、検出された強度の標準偏差を表わす第2の値を算出するステップとをさらに備え、
前記第2の判定値を設定するステップは、零より大きい係数と前記第2の値との積を前記第1の値に加算することにより前記第2の判定値を設定するステップを含む、請求項8〜11のいずれかに記載の内燃機関の点火時期制御方法。 - 複数の気筒において検出された強度の平均値を算出するステップと、
検出された強度の中央値を表わす第1の値を算出するステップと、
検出された強度の標準偏差を表わす第2の値を算出するステップとをさらに備え、
前記第2の判定値を設定するステップは、
零より大きい係数と前記第2の値との積を前記第1の値に加算することにより前記第2の判定値を設定するステップと、
前記平均値が大きいほどより小さい補正量で前記第2の判定値を補正するステップとを含む、請求項8〜11のいずれかに記載の内燃機関の点火時期制御方法。 - 複数の気筒において検出された強度の平均値を算出するための手段と、
検出された強度が大きいほど大きくなるとともに前記平均値が大きいほど小さくなる更新量を定め、かつ更新量を制限せずに更新することにより、検出された強度の中央値を表わす第1の値を算出するステップと、
検出された強度が大きいほど大きくなるとともに前記平均値が大きいほど小さくなる更新量を定め、かつ更新量を予め定められる制限値以下に制限して更新することにより、検出された強度の標準偏差を表わす第2の値を算出するステップとをさらに備え、
前記第2の判定値を設定するステップは、零より大きい係数と前記第2の値との積を前記第1の値に加算することにより前記第2の判定値を設定するステップを含む、請求項8〜11のいずれかに記載の内燃機関の点火時期制御方法。
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