JP2009138232A - 金属材用防錆油、およびその防錆油が塗布された金属材、ならびに防錆油が塗布された冷延鋼板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】鉱油および合成油の少なくとも一方を基油とした防錆油であって、40℃における動粘度μが4mm2/s以上20mm2/s以下、かつ引火点Tが70℃以上200℃以下であり、さらに該動粘度と引火点との関係が下記の式(1)および(2)のいずれかを満たす。ガラス板との40℃における界面張力が29dyn/cm以上で、かつ、被塗油金属材との接触角が10度以下となれば、特に好ましい。
8μ+T≦190・・・・・・(1)
8μ+T≧275・・・・・・(2)
【選択図】図1
Description
金属材に1次防錆性を確保するために、鉱油および/または合成油を基油とした防錆油は広く使われてきた。しかしながら、昨今、防錆油は、1次防錆性の確保もさることながら、その後の使用状況に応じて、更なる機能性を付与するために、様々な添加剤が添加されるようになってきている。そのような添加剤では、界面活性作用を持つものが多くなってきている。
上記のような高機能化された防錆油は多くの機能性を付与する添加剤を含むため、基油など比較的容易に揮発する成分が揮発していくにつれて、不揮発成分(潤滑成分)が残留油分として濃縮されやすい。このため、塗布した直後は良好な脱脂性を有していても、経時的に防錆油としての脱脂性が低下するという問題があり、この問題は自動車車体鋼板用途において特に重視されてきている。
(1)プレス⇒(2)加工⇒(3)スポット溶接、あるいは、接着剤による接合⇒(4)塗装
一方、Niが薄くフラッシュめっきされた冷延鋼板は、例えば引用文献4にも記載されるように自動車車体,家電製品,建築材料等にひろく用いられている冷延鋼板である。このNiフラッシュめっきは、塗装下地処理として実施されるリン酸亜鉛処理性の向上を目的として実施されており、フラッシュめっきによって表面に分散して存在するように形成されたNiが、化成結晶の成長サイトとして作用することによって、リン酸亜鉛処理性を向上させると解されている。
(a)開放放置による脱脂不良は、防錆油中に添加している潤滑剤や防錆添加剤等の界面活性作用を有する添加剤が、その親水基側において鋼板表面に強く吸着する一方で、その親油基側において基油と相互作用し、これを抱き込んでしまうことが主要な原因の一つである。
(1)鉱油および合成油の少なくとも一方を基油とした防錆油であって、40℃における動粘度μが4mm2/s以上20mm2/s以下、かつ引火点Tが70℃以上200℃以下であり、さらに該動粘度と引火点との関係が下記の式(1)および(2)のいずれかを満たすことを特徴とする脱脂性に優れた金属材用防錆油;
8μ+T≦190・・・(1)
8μ+T≧275・・・(2)。
8μ+T≦175・・・(3)
8μ+T≧290・・・(4)
まず、本発明の構成を説明する前に、長期保管時、または、予め防錆油が塗油された状態の金属材をプレス加工した後に開放放置したときに起こる脱脂性の変化について、鋼板を例にして説明する。
界面活性作用を有する添加剤とは、例えば、防錆添加剤が上げられ、Baスルフォネート、Caスルフォネート、Naスルフォネート等のスルフォン酸塩、酸化ワックス、モノカルボン酸(ステアリン酸など)、ジカルボン酸(アルキルコハク酸、アルケニルコハク酸など)等のカルボン酸塩、金属石鹸(カルボン酸の金属塩)、アミン塩(カルボン酸とアミンとの反応生成物)等のカルボン酸塩、多価アルコールのカルボン酸部分エステル(ソルビタンの高級脂肪酸エステル、ペンタエリスリトールの高級脂肪酸エステルなど)、リン酸エステル等のエステル、さらには、アルコール、リン酸、アミン化合物、あるいは、それらの誘導体が挙げられる。
次に、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本発明によれば、防錆油の動粘度および引火点が低いほど、または、動粘度および引火点が高いほど、長期保管または開放放置下での脱脂性は向上する。このため、40℃での動粘度μと引火点Tとの関係が190<8μ+T<275を満たす防錆油は良好な脱脂性が得られない。
一般に、動粘度が高いほど油の流動性は低くなるので、脱脂液に触れた際に、動粘度が高い防錆油ほど金属材から油分が脱離しにくい。このため防錆油の動粘度が高いほど脱脂性は低下する傾向を示す。これに対し、動粘度が低すぎると、界面活性作用を持つ防錆剤や潤滑剤等の添加剤を防錆油内部に保持しにくくなる。このため、界面活性作用を有した添加剤が金属材表面に吸着しやすくなる。鋼板表面に添加剤が吸着すればするほど、これに保持される油分も増えるので、防錆油の動粘度が低くなりすぎると脱脂性がやはり低下することになる。したがって、脱脂性の確保という観点からも、防錆油として有すべき好適な動粘度には所定の上限と下限とが存在することになる。
まず、動粘度が低い防錆油は、前述のように、界面活性作用を有した添加剤が金属材の表面に吸着して残りやすくなるが、このとき、引火点が低い基油を適用することにより、界面活性作用を有した添加剤と油性分との相互作用が少なくなる結果、この添加剤は油分を保持しにくくなる。したがって、動粘度および引火点が低いほど、防錆油は優れた脱脂性を示すこととなる。
(1)動粘度には脱脂性の観点から上限下限が存在すると考えられる。
(2)動粘度および引火点は、双方が高いほど、または低いほど脱脂性が高まると考えられる。
このような検討に基づき、防錆油の粘度および引火点を最適範囲に調整することで、開放放置下、あるいは、長期保管下においてもきわめて優れた脱脂性を発現する防錆油を提案するに至った。
上記の検討に基づき、適切な脱脂性の確保の観点から、本発明に係る防錆油の動粘度は4mm2/s以上20mm2/s以下とする。
動粘度を上記の範囲とした上で、40℃における動粘度と引火点との関係が、8μ+T≦190であれば、より好ましくは、8μ+T≦175であれば、金属材に界面活性剤が残った場合であっても良好な脱脂性が確保される。また、40℃における動粘度と引火点との関係が、8μ+T≧275であれば、より好ましくは、8μ+T≧290であれば、金属材表面に実質的に界面活性剤が吸着しないので、この領域でも良好な脱脂性が確保される。
このような防錆油の動粘度および引火点の調整は、基油の動粘度と引火点とを調整することによって行い、具体的には以下の方法で実施すればよい。一般的に、基油は、パラフィン系もしくはナフテン系の鉱油または合成油で構成される。これらのパラフィン系・ナフテン系の鉱油は、その精製条件によって、低粘度、中粘度、高粘度のものが精製可能であり、これらの粘度の異なる油種を数種ブレンドすることにより、任意にその粘度および引火点を調整することができる。
次に、本発明に係る防錆油における界面張力などの表面特性について説明する。
前述のように、昨今の防錆油は潤滑性の向上等から各種添加剤を使用しているが、そのような添加剤は界面活性作用を有するものが多い。上述しように、脱脂不良の原因は、界面活性作用を有した添加剤がその親水基を介して表面に吸着し、対の親油基が基油を抱きこんで、脱脂で除去できない結果発生すると推測しているので、如何に、界面活性作用を有している種々の添加剤の親水基による被塗油材の表面の活性点に対する吸着を抑制できるかが脱脂性の確保には重要になる。その際、被塗油金属材の表面を基油が充分に被覆でき、界面活性作用を有した添加剤の過剰な吸着を抑制できれば、脱脂性は改善すると予想される。
本発明の防錆油が塗布される金属材は、基本的に極性を有した活性点が存在するので、界面活性作用を有した添加剤の親水基と相互作用を起こしやすい。このため、何らかの要因(例えば動粘度が低すぎる、または引火点が低すぎるなど)で基油がこの添加剤を油分中に保持しきれなくなったときには、添加剤は金属材表面に吸着することとなり、結果的に脱脂性は劣化する。しかしながら、その金属材表面の極性はその材料の組成等によって変化するので、界面活性作用を有する添加剤と金属材との吸着力も当然変化する。
上記のように金属材によって界面活性作用を有した添加剤の吸着力は変動するため、当然、従来の防錆油では良好な脱脂性が得にくい金属材が存在しうる。特に、本発明者らは、冷延鋼板上に、化成処理性の改善のために、薄くめっきを施したNiフラッシュめっき材は、そのNiが添加剤との吸着力が非常強く、良好な脱脂性を得にくいことを見出した。
なお、本発明において、当該防錆油を塗布する際の塗油量としては、0.3〜3.0g/m2が好適で、より好ましくは、0.6〜2.0g/m2である。
1.実施例1
まず、本発明の検討に至った状況を、実施例を用いて説明する。
Ni付着量が、金属Ni量換算で10mg/m2であるNiフラッシュめっきを施された冷延鋼板(SPCD−SD,板厚=0.8mm)に対して、表1に記載の各種油をその塗油量として、1.0g/m2となるよう塗油し、その脱脂性を確認した。なお、めっき条件は次のとおりである。
めっき浴組成: NiSO4・6H2O 15g/l
(NH4)2SO4 20g/l
液pH: 5.0
電流密度: 3A/dm2
一方、塗布した油としては、一般的に防錆油の防錆添加剤として使用されているBaスルフォネートと石油酸化系ワックスとを添加されているものと、一部、それらの防錆剤を添加しなかったものについて使用した。
脱脂性の評価は次の要領で行った。
まず、塗油された試験片を温度50℃、湿度95%以上の雰囲気で14日間開放放置することにより試験片の養生を行った。ここで、14日間開放放置としたのは、プレス後、塗装下地処理に供されるまでの期間は長くても2週間であり、逆に、それ以上長くなると油が乾く以前に置き錆の問題が発生するためである。なお、一部の試験(試験A)については、塗油後、直ちに脱脂をした。
○:水塗れ面積率=80〜89%
×:水塗れ面積率=79%以下
その結果を表1に示す。
表1から、例えば、試験Aと試験Bとの比較により、初期、塗った直後では脱脂性が良好なものの、開放で長時間放置されると、脱脂性が極端に劣化することが明らかになった。したがって、実際の使用を考えると、長期保管、特に、開放放置でも良好な脱脂性を有する防錆油が必要であることが確認された。
(1)防錆油が塗布された金属材
表2に記載のように、パラフィン系油および/またはナフテン系油であって粘度の異なるものをブレンドして、種々の基油を準備した。その際には、潤滑剤として、スルフォネートのBa塩、脂肪酸エステル等の防錆添加剤、硫黄系極圧剤、およびチオフォスフェート化合物を添加し、これらの潤滑剤の添加量は合計で10質量%に統一した。
脱脂性の評価は実施例1と同じ要領で行った。
上述の脱脂性の評価試験と同じ条件で養生および脱脂が行われた試験片を化成処理の評価に供した。
FA(遊離酸度):0.9pt. TA(全酸度):23.0pt.
促進剤濃度:3.0pt
○:スケ発生面積率=1〜5%
×:スケ発生面積率≧6%
上記の評価の結果を表3、および図1に示す。なお、表3の8μ+Tの欄における*印は、その実施例において狙いの条件外であった場合を示しており、以降の表においても、*印が付されたデータはその実施例において狙いの条件外であった結果が得られた場合である。また、図1の「●」、「○」、「×」については、表1にも示されるように、「●」は冷延鋼板およびNiフラッシュめっき鋼板のいずれについても良好な結果が得られたことを意味し、「○」は冷延鋼板のみ良好な結果が得られたことを、「×」はいずれについても不芳であったことを意味する。図1内の実線は、それぞれ、(A)T=4、(B)T=20、(C)μ=70、(D)μ=200、(E)T=190−8μ、(F)T=275−8μ、(G)T=175−8μ、(H)T=290−8μであって、(A)、(C)、および(E)、ならびに(B)、(D)、および(F)で囲まれる領域が本発明の範囲であり、(A)、(C)、および(G)、ならびに(B)、(D)、および(H)で囲まれる領域が好ましい範囲である。
次に、実施例2で試験に供した防錆油について、ガラス板での界面張力、および、被塗油金属板との接触角の関係を調査するとともに、特に優れた能力を有する防錆油の条件を見出すために、劣化した脱脂液と同等の脱脂力に調整された脱脂液(以下、「劣化脱脂液」という)を用いて、前述の水濡れ性の評価を行った。
各種防錆油を、ビーカーに100cc入れ、ウィルヘルミ法にて界面張力を測定する吊板式界面張力測定装置(島津製作所製)にて、ガラス板(装置に付帯の標準板を使用)、および、上述の合金化溶融亜鉛めっき鋼板の界面張力を測定した。なお、何れの板も、脱脂を実施し、表面の汚れ等を除去した上で、各種防錆油に浸漬し、その反力を測定することにより、界面張力を求め、合金化溶融亜鉛めっき鋼板については、その界面張力を、標準板であるガラス板の界面張力から、その接触角を測定した。
なお、その際の測定条件としては、防錆油の温度を40℃とし、移動速度を5mm/min、喫水幅:20mm(サンプル幅)とした。
各種防錆油を塗油された試験片(合金化溶融亜鉛めっき鋼板)を温度60℃に設定したオーブン内で14日間開放放置することにより試験片の養生を行った。ここで、14日間開放放置としたのは、プレス後、塗装下地処理に供されるまでの期間は長くても2週間であり、逆に、それ以上長くなると油が乾く以前に置き錆の問題が発生するためである。
その結果を表4にまとめた。
実施例2で試験に供したものと同様の市販の冷延鋼板をベースに対して表2のNo.13に示される防錆油を塗布するにあたって、その塗油量を変化させて、塗油量の影響を調査した。評価としては、実施例2と同一の条件にて脱脂性評価を実施すると共に、下記に示すような防錆性の評価を行った。
実施例2記載の方法で塗油された試験片を50kgf・cmのトルクで締め付けたものを耐食性評価の試験片とした。
○:赤錆発生面積率 1〜5%
×:赤錆発生面積率 6%
耐食性の評価結果を表5にまとめた。
実施例2と同様の冷延延鋼板に、同様のNiフラッシュめっき条件にて、Niフラッシュめっき材を準備した。その際に、その通電時間を変えることで、Ni付着量を0(通電無し)〜50mg/m2まで変化させた。
その結果を表6に示す。
Claims (4)
- 鉱油および合成油の少なくとも一方を基油とした防錆油であって、40℃における動粘度μが4mm2/s以上20mm2/s以下、かつ引火点Tが70℃以上200℃以下であり、さらに該動粘度と引火点との関係が下記の式(1)および(2)のいずれかを満たすことを特徴とする脱脂性に優れた金属材用防錆油。
8μ+T≦190・・・(1)
8μ+T≧275・・・(2) - ガラス板との40℃における界面張力が29dyn/cm以上で、かつ、被塗油金属材との接触角が10度以下となる請求項1に記載の脱脂性に優れた金属用防錆油。
- 請求項1または請求項2に記載される防錆油が、片面あたり0.3〜3.0g/m2塗布された金属材。
- Niフラッシュめっきが、Ni量換算で40mg/m2以下になるように施された冷延鋼板であって、
そのめっき後の鋼板上に、鉱油および合成油の少なくとも一方を基油とし、40℃における動粘度μが4mm2/s以上20mm2/s以下、かつ引火点Tが70℃以上200℃以下であり、さらに該動粘度と引火点との関係が下記の式(3)および(4)をいずれかを満たす防錆油が、片面あたり、0.3〜3.0g/m2塗布されたことを特徴とする脱脂性に優れた冷延鋼板。
8μ+T≦175・・・(3)
8μ+T≧290・・・(4)
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