JP2009137318A - 操舵システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の旋回時の走行安定性を保持しつつ、車両の旋回走行時における応答性を高める。
【解決手段】左右の後輪のトー角の制御を、操向ハンドルの操舵角に基づいて行うのではなく、操向ハンドルの操舵角の速度、つまり、操舵角速度に基づいて行う。後車軸上の左右輪のトー角を各々独立に制御可能な操舵システム100において、操舵角θから操舵角速度ωを求め、前記操舵角速度ωが左側である場合は右側後輪2Rのトー角を左側に向けるとともに、前記操舵角速度ωが右側である場合は左側後輪2Lのトー角を右側に向けるようにトー角変更装置120R、120Lに実行させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、四輪自動車の左右の後輪のトー角を独立に制御する車両の操舵システムに関する。
従来、車両の旋回性等を向上させる目的で、後輪のトー角を制御する四輪操舵装置が種々提案されている。例えば、特許文献1には、ステアリングホイール(操向ハンドル)の操舵角と車両の走行速度(車速)に基づいて、左右の後輪のトー角を独立に制御する旨が開示されている。
特公平6−47388号公報(請求項1など)
しかし、特許文献1のように、車速はともかく、(操向ハンドルの)操舵角に基づいて左右の後輪のトー角を制御すると、車両の旋回走行時における応答性は低くなる。
例えば、スラローム走行を考えると、操舵角による制御では旋回走行の応答性に遅れが生じるが、応答性の遅れを生じさせまいとすると、安定性が損なわれるおそれがある。
そこで、上記事情を鑑みて、本発明では、車両の旋回時の走行安定性を保持しつつ、車両の旋回走行時における応答性を高めることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、左右の後輪のトー角の制御を、操向ハンドルの操舵角に基づいて行うのではなく、操向ハンドルの操舵角の速度、つまり、操舵角速度に基づいて行うことを特徴とする。
旋回状態が変わろうとするとき、操向ハンドルを切り替えた時点で、(前輪の向きは依然として変わっていなくても)その操舵角速度の向きは変わっている。その結果、操向ハンドルの操舵角速度に基づくように左右の後輪のトー角を制御すれば、操舵角速度の向きが変わり始めた時点でそのトー角も制御されるようになる。このとき、内輪であったときには旋回性能にあまり影響を及ぼさないが、外輪になったときに大きく影響を与えることになる後輪の向きを、トーインとなるように変えて、そのトー角を制御する。つまり、旋回性能に与える影響が外輪側よりも小さい内輪側を先取り的に制御する。詳細は後記する。
本発明により、車両の旋回時の走行安定性を保持しつつ、車両の旋回走行時における応答性を高めることができる。
以下、本発明を実施するためのの最良の形態(以下、「実施形態」という。)について説明する。説明の際には、添付した図面を適宜参照する。なお、図1は本実施形態に係るトー角変更装置を含む操舵システムを備えた四輪自動車の全体概念図であり、図2は電動パワーステアリング装置の構成図である。
≪構成≫
図1に示すように、操舵システム100は、前輪1L、1Rを転舵させる操向ハンドル3による操舵を電動機4で補助する電動パワーステアリング装置110、操向ハンドル3の操舵角と車速とに応じて後輪2L、2Rのトー角をそれぞれ独立にアクチュエータ30によって変更させるトー角変更装置120L、120R、電動パワーステアリング装置110およびトー角変更装置120L、120Rを制御する操舵制御装置130(以下、操舵制御ECU(Electronic Control Unit)と称する)、操舵角センサS、車速センサSなどを含んで構成されている。
(電動パワーステアリング装置)
電動パワーステアリング装置110は、図2に示すように操向ハンドル3が設けられたメインステアリングシャフト3aと、シャフト3cと、ピニオン軸7とが、2つのユニバーサルジョイント(自在継手)3bによって連結され、また、ピニオン軸7の下端部に設けられたピニオンギア7aは、車幅方向に往復運動可能なラック軸8のラック歯8aに噛合し、ラック軸8の両端には、タイロッド9、9を介して左右の前輪1L、1Rが連結されている。この構成により、電動パワーステアリング装置110は、操向ハンドル3の操作時に車両の進行方向を変えることができる。ここで、ラック軸8、ラック歯8a、タイロッド9、9は転舵機構を構成する。
なお、ピニオン軸7はその上部、中間部、下部を軸受3d、3e、3fを介してステアリングギアボックス6に支持されている。
また、電動パワーステアリング装置110は、操向ハンドル3による操舵力を軽減するための補助操舵力を供給する電動機4を備えており、この電動機4の出力軸に設けられたウォームギア5aが、ピニオン軸7に設けられたウォームホイールギア5bに噛合している。
すなわち、ウォームギア5aとウォームホイールギア5bとで減速機構が構成されている。また、電動機4の回転子と電動機4に連結されてているウォームギア5aとウォームホイールギア5bとピニオン軸7とラック軸8とラック歯8aとタイロッド9、9などにより、ステアリング系が構成されている。
電動機4は、複数の界磁コイルを備えた固定子(図示せず)とこの固定子の内部で回動する回転子(図示せず)からなる3相ブラシレスモータであり、電気エネルギーを機械的エネルギーに変換するものである。
また、電動パワーステアリング装置110は、電動機4を駆動する電動機駆動回路23と、電動機4の回転角を検出するレゾルバ25と、ピニオン軸7に加えられるピニオントルクを検出するトルクセンサSと、ピニオン軸7の回転角を検出する操舵角センサSと、トルクセンサSの出力を増幅する差動増幅回路21と、車両の速度(車速)を検出する車速センサSとを備えている。
そして、操舵システム100の操舵制御ECU130は、電動パワーステアリング装置110の機能部である電動機4を駆動制御する後記する電動パワーステアリング制御部130a(図5参照)を有している。
電動機駆動回路23は、例えば、3相のFET(Field Effect Transistor)ブリッジ回路のような複数のスイッチング素子を備え、電動パワーステアリング制御部130aからのDUTY(DU、DV、DW)信号[PWM(Pulse Width Modulation)信号]を用いて、矩形波電圧を生成し、電動機4を駆動するものである。
また、電動機駆動回路23は図示しないホール素子を用いて3相の電動機電流を検出する機能を備えている。
車速センサSは、車両の車速Vを単位時間あたりのパルス数として検出するものであり、車速信号を出力する。
操舵制御ECU130の機能構成については、電動パワーステアリング装置110の制御とトー角変更装置120L、120Rの制御とをまとめて後記する。
(トー角変更装置)
次に、図3、図4を参照しながらトー角変更装置の構成を説明する。
図3は左後輪側のトー角変更装置の平面図であり、図4はトー角変更装置のアクチュエータの構造を示す概略断面図である。
トー角変更装置120L、120Rは、車両の左右の後輪2L、2Rにそれぞれ取り付けられるものであり、図3では、左後輪2Lを例にとりトー角変更装置120Lを示している。トー角変更装置120Lは、アクチュエータ30、トー角変更制御装置(以下、トー角変更制御ECUと称する)37を備えている。
なお、図3は、左側の後輪2Lのみを示しているが、右側の後輪2Rについても同様(対称)にして取り付けられている。ちなみに、トー角変更制御ECU37は、トー角変更装置における制御手段を構成する。
車体のリアサイドフレーム11にほぼ車幅方向に延びるクロスメンバ12の車幅方向端部が弾性支持されている。そして、ほぼ車体前後方向に延びるトレーリングアーム13の前端がクロスメンバ12の車幅方向端部近くで支持されている。トレーリングアーム13の後端に後輪2Lが固定されている。
トレーリングアーム13は、クロスメンバ12に装着される車体側アーム13aと、後輪2Lに固定される車輪側アーム13bとが、ほぼ鉛直方向の回動軸13cを介して連結されて構成されている。これにより、トレーリングアーム13が車幅方向へ変位することが可能となっている。
アクチュエータ30は、その一端が車輪側アーム13bの回動軸13cより前方側の前端部にブッシュ16を介して取り付けられ、他端がクロスメンバ12にブッシュ17を介して取り付けられている。
図4に示すように、アクチュエータ30は、電動機31、減速機構33、送りねじ部35などを備えて構成されている。
電動機31は、正逆両方向に回転可能なブラシモータやブラシレスモータなどで構成されている。
減速機構33は、例えば、2段のプラネタリギア(図示せず)などが組み合わされて構成されている。
送りねじ部35は、円筒形状に形成されたロッド35aと、このロッド35aの内部に挿入されて円筒形状をし、内周側にスクリュー溝35bが形成されたナット35cと、スクリュー溝35bと噛合してロッド35aを軸方向に移動可能に支持するスクリュー軸35dとを備えて構成されている。
送りねじ部35は、減速機構33および電動機31とともに細長形状のほぼ円筒形状のケース本体34内に収容されている。また、ケース本体34の送りねじ部35側にはブーツ36がケース本体34の端部とロッド35aの端部との間を蓋うように取り付けられており、ケース本体34の端部から露出したロッド35aの外周面に埃や異物が付着したり、ケース本体34の内部に外部から埃や異物や水が侵入しないようなっている。
減速機構33の一端が電動機31の出力軸と連結され、他端がスクリュー軸35dと連結されている。電動機31からの動力が、減速機構33を介してスクリュー軸35dに伝達されてスクリュー軸35dが回転することで、ロッド35aがケース本体34に対して図示左右方向(軸方向)に伸縮自在に動作するようになっている。スクリュー軸35dとナット35cのスクリュー溝35bとの噛合の摩擦力により、電動機31が通電されて駆動されていない状態においても、後輪のトー角が一定に保持される。
また、アクチュエータ30には、ロッド35aの位置(伸縮量)を検出するストロークセンサ38が設けられている。このストロークセンサ38は、例えば、マグネットが内蔵され、磁気を利用して位置を検出できるようになっている。このように、ストロークセンサ38を用いて位置を検出することにより、後輪2L、2Rのトーイン、トーアウトの舵角(トー角)を個別に高精度に検出できるようになっている。
このように構成されたアクチュエータ30は、ロッド35aの先端に設けられたブッシュ16がトレーリングアーム13の車輪側アーム13b(図3参照)に回動自在に連結され、ケース本体34の基端(図4において右側の端)に設けられたブッシュ17がクロスメンバ12(図3参照)に回動自在に連結されている。電動機31の動力によってスクリュー軸35dが回転してロッド35aが伸びる(図4の左方向)と、車輪側アーム13bが車幅方向外側(図3の左方向)に押圧されて、後輪2Lが左方向に旋回し、またロッド35aが縮む(図4の右方向)と、車輪側アーム13bが車幅方向内側(図3の右方向)に引かれて、後輪2Lが右方向に旋回する。
なお、アクチュエータ30のブッシュ16が取り付けられる場所は、ナックルなど後輪2Lのトー角を変更できる位置であれば、車輪側アーム13bに限定されるものではない。また、本実施形態においてトー角変更装置120L、120Rはセミトレーリングアーム型独立懸架方式のサスペンションに対して適用した場合の例で示したがそれに限定されるものではなく、他の懸架方式のサスペンションにも適用できる。
例えば、ダブルウイッシュボーン式サスペンションのサイドロッドや、ストラット式サスペンションのサイドロッドに前記アクチュエータ30を組み込むことによっても実現できる。
また、アクチュエータ30には、トー角変更制御ECU37が一体に取り付けられている。トー角変更制御ECU37は、アクチュエータ30のケース本体34に固定され、ストロークセンサ38とコネクタなどを介して接続されている。また、左右のトー角変更制御ECU37、37同士の間と、トー角変更制御ECU37、37と操舵制御ECU130との間とは通信回線で接続されている。
トー角変更制御ECU37には、車両に搭載された図示しないバッテリなどの電源から電力が供給される。また、操舵制御ECU130、電動機駆動回路23にも前記とは別系統でバッテリなどの電源から電力が供給される(図示せず)。
(操舵制御ECU)
次に、図5を参照しながら操舵制御ECUの機能を説明する。
図5は操舵システムの操舵制御ECUとトー角変更装置の概略制御機能構成図である。
操舵制御ECU130は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備えるマイクロコンピュータおよび周辺回路などから構成されている。
図5に示すように操舵制御ECU130は、電動パワーステアリング装置110を制御する電動パワーステアリング制御部130aと、後輪2L、2Rのトー角の目標値を演算する目標トー角演算部71を備えている。
(電動パワーステアリング制御部)
電動パワーステアリング制御部130aは、詳細な説明を省略するが、特開2002−59855号公報の図2に記載されているような電動機4を駆動制御するための目標電流信号を設定し、その信号をイナーシャ補正し、さらにダンピング補正し、補正された目標電流を、電動機駆動回路の出力電流をフィードバック制御して、電動機駆動回路23にDUTY(DU、DV、DW)信号を出力する。
(目標トー角演算部)
次に、図5を参照しながら目標トー角演算部について説明する。
目標トー角演算部71は、主として操舵角θの操舵角速度ωから左右の後輪2L、2Rのそれぞれの目標トー角αTL、αTRを生成し、左右の後輪2L、2Rのそれぞれのトー角変更を制御するトー角変更制御ECU37、37に目標トー角αTL、αTRを入力する。この目標トー角αTL、αTRの生成は、予め左右の後輪2L、2Rごとに設定されたトー角テーブル71aを用いて、主として操舵角θの操舵角速度ωに基づいて行われる。ちなみに、操舵角速度が大きいほど、トー角は大きくなるように制御される。
なお、操舵角速度ωは目標トー角演算部71内で操舵角θを微分して求める。この操舵角速度ωは、運転者が操向ハンドル3をいずれの方向に切っているいるかを示す値であるといえる。
例えば、次式(1)、(2)のように設定される。

αTL=K・ω ・・・・式(1)
αTR=K・ω ・・・・式(2)

ここで、K、Kは、比例定数であるが、車速V、操舵角θおよび操舵角速度ωによって定まるパラメータとしても良い。なお、目標トー角αTL、αTRは、必要に応じて操舵角θおよび車速Vにも基づいて参照することによって行なわれるようにしても良い。
説明の便宜上、車両が右旋回状態、つまり、操向ハンドル3を右に切って前輪1L、1Rが右側に向いている状態では、操舵角θは、θ>θ(θは正の微小値)となる値を示すものとし、左旋回状態、つまり、操向ハンドル3を左に切って前輪1L、1Rが左側に向いている状態では、操舵角θは、θ<−θとなる値を示すものとする。
また、目標トー角αTL、αTRおよび左右の後輪2L、2Rのそれぞれの現在のトー角α、α(後記)は、トーインの状態では、αTL、α、αTR、α>α(αは正の微小値)となる値を示すものとする。従って、α>αとなる左後輪2Lは、車両の進行方向に対して右側を向いており、α>αとなる右後輪2Rは、車両の進行方向に対して左側を向いている。
また、操向ハンドル3を所定の速さで右に切っているとき、操舵角速度ωは、ω>ω(ωは正の微小値)となる値を示すものとし、操向ハンドル3を所定の速さで左に切っているとき、操舵角速度ωは、ω<−ωとなる値を示すものとする。
(トー角変更制御ECU)
次に、図6を参照しながらトー角変更制御ECUの詳細な構成を説明する。図6はトー角変更装置のトー角変更制御ECUの制御機能のブロック構成図である。
図6に示すように、トー角変更制御ECU37はアクチュエータ30、つまり電動機31を駆動制御する機能を有し、制御部81と電動機駆動回路83とで構成されている。また、各トー角変更制御ECU37は、操舵制御ECU130と通信線を介して接続され、他方のトー角変更制御ECU37とも通信線を介して接続されている。
制御部81は、CPU、RAM、ROMなどを備えるマイクロコンピュータおよび周辺回路などから構成されており、目標電流算出部81aおよび電動機制御信号生成部81cを有している。
一方(右後輪2R側)のトー角変更制御ECU37の目標電流算出部81aは、操舵制御ECU130から通信線を介して入力される、右後輪2Rの目標トー角αTR(操舵角速度に応じた目標値)と、ストロークセンサ38から得られる現在の右後輪2Rのトー角αとの偏差に基づいて、目標電流信号を算出して、電動機制御信号生成部81cに出力する。
他方(左後輪2L側)のトー角変更制御ECU37の目標電流算出部81aは、操舵制御ECU130から通信線を介して入力される、左後輪2Lの目標トー角αTL(操舵角速度に応じた目標値)と、ストロークセンサ38から得られる現在の左後輪2Lのトー角αとの偏差に基づいて、目標電流信号を算出して、電動機制御信号生成部81cに出力する。ちなみに、偏差が大きければ目標電流値は大きくなる。
ここで、目標電流信号とは、アクチュエータ30を所望の速度で所望の作動量(後輪2L、2Rを所望のトー角αTL、αTRにする伸縮量)に設定するのに必要な電流信号である。
このように目標電流算出部81aにおいて目標トー角に対して現在のトー角をフィードバックして、目標電流信号を補正することにより、後輪2L(または2R)の転舵に要する電流値が車速V、路面環境、車両の運動状態、タイヤの磨耗状態などによって変化するのをフィードバックして、目標のトー角に所望のトー角の変化速度で設定制御することができる。
電動機制御信号生成部81cは、目標電流算出部81aから目標電流信号が入力され、電動機駆動回路83に電動機制御信号を出力する。この電動機制御信号は、電動機31に供給する電流値と電流を流す方向を含む信号である。電動機駆動回路83は、FET(Field Effect Transistor)のブリッジ回路などで構成され、電動機制御信号にもとづいて電動機31に電動機電流を供給する。
≪処理動作≫
次に、図7を参照しながら、操舵システム100におけるトー角変更の制御の処理動作を説明する。図7は操舵システムにおけるトー角変更の制御の処理動作を示すフローチャートである。以下の制御の流れは所定の周期、例えば、1msecの周期で繰り返し行なわれる。
まず、ステップS101において、目標トー角演算部71が操舵角θを読み込む。次に、ステップS102において、目標トー角演算部71が操舵角θを微分して操舵角速度ωを算出する。
ステップS103において、目標トー角演算部71は、算出した操舵角速度ωを評価して、操向ハンドル3の切られた方向を判定する。操舵角速度ωが−ωを下回るとき(ステップS103でYes)、操向ハンドル3は左に切られたと判定し、ステップS104に進む。操舵角速度ωが−ωを下回るわけではないとき(ステップS103でNo)、ステップS107に進む。
ステップS104において、目標トー角演算部71は、トー角テーブル71aを用いて、右後輪2Rの目標トー角としてαを超えるαTRを設定する。設定したαTRは、トー角変更制御ECU37に出力され、ステップS105に進む。
ステップS105において、トー角変更制御ECU37の目標電流算出部81aは、出力されたαTRに対応する目標電流値を算出する。この目標電流値は、予め用意されROMに記憶させたテーブルを参照して算出される。その後、ステップS106において、算出した目標電流値に基づいて電動機31を駆動し、右後輪2Rがトーインとなるように制御する。右後輪2Rをトーインになるように制御するのは、右旋回状態において操向ハンドル3が左に切られたときは、右後輪2Rが旋回性能の大きな外輪として機能するためである。内輪側にあるときは輪重が小さく、旋回性能に与える影響は外輪側よりも小さいので、先に動かしても影響は小さく旋回走行の安定性を損なわない。
ステップS107において、目標トー角演算部71は、操舵角速度ωがωを上回るか否かを判定する。操舵角速度ωがωを上回るとき(ステップS107でYes)、操向ハンドル3は右に切られたと判定し、ステップS108に進む。操舵角速度ωがωを上回るわけではないとき(ステップS107でNo)、特に操向ハンドル3が切られたわけではないと判定し、ステップS111に進む。
ステップS108において、目標トー角演算部71は、トー角テーブル71aを用いて、左後輪2Lの目標トー角としてαを超えるαTLを設定する。現在の左後輪2Lのトー角であるαを超えるように設定するのは、右旋回状態において操向ハンドル3を右に切って更に右に旋回したいという運転者の意思を反映させるためである。しかし、旋回性能が十分発揮されているときはこの限りではない。設定したαTLは、トー角変更制御ECU37に出力され、ステップS109に進む。
ステップS109において、トー角変更制御ECU37の目標電流算出部81aは、出力されたαTLに対応する目標電流値を算出する。この目標電流値は、予め用意されROMに記憶させたテーブルを参照して算出される。その後、ステップS110において、算出した目標電流値に基づいて電動機31を駆動し、左後輪2Lがトーインとなるように制御する。左後輪2Lをトーインになるように制御するのは、左旋回状態において操向ハンドル3が左に切られたときは、左後輪2Lが依然として旋回性能の大きな外輪として機能するためである。
ステップS111において、上記したトーインにするような制御を行うことはなく、単に左右後輪2L、2Rに対するトー角変更制御を維持する。目標トー角演算部71は、トー角テーブル71aを用いて、左右後輪2L、2Rの目標トー角として、前記したようなトーインとなるような値に設定することのない所定値αTR、αTLを設定する。トー角変更制御ECU37は、目標電流算出部81aにより、その所定値に対応する目標電流値を算出し、電動機31をその目標電流値に基づいて駆動させる。
以上で、操舵システムにおけるトー角変更の制御の処理動作の説明を終える。
≪まとめ≫
本実施形態により、以下の効果を奏する。すなわち、従来のように、操向ハンドルの操舵角ではなく、その操舵角速度に基づいて、左右の後輪のトー角の制御を行うので、車両の旋回走行時における応答性を高めることができる。
特に旋回状態が切り替わるときは、その切り替わる時点において、操舵角は変わっていなくても操舵角速度は変わっているので、旋回状態の切り替えに対する応答性は優れているといえる。このとき、旋回状態が切り替わる前においては、旋回性能が小さい内輪である後輪は、旋回状態が切り替わった後においては、旋回性能が大きな外輪である後輪になり、その後輪を素早くトーインにすることで旋回走行時における応答性を高めることができる。
図8は、操舵角、操舵角速度、並びに車両の前輪および後輪の向きの関係を図示したものである。スラローム走行をする車両は、旋回状態が左右交互に切り替わるので、操舵角θは時刻が進むにつれて図8の実線で描かれたように変化する。このとき、操舵角速度ωは時刻が進むにつれて図8の点線で描かれたように、操舵角θの変化を先取りするように変化するので応答性が高まる。図8を見ても判るように、本発明の操舵システムは、操舵角速度ωが左側である場合は右側後輪のトー角を左側に向けるように制御し、操舵角速度ωが右側である場合は左側後輪のトー角を右側に向けるように制御している。そして、このように制御したトー角は、操舵角速度ωの大きさに応じたものになっている。
≪その他≫
なお、上述した形態は、本発明を実施するための最良のものであるが、その実施形式はこれに限定するものではない。したがって、本発明の要旨を変更しない範囲においてその実施形式を種々変形することは可能である。
例えば、上記形態では、目標トー角を操舵角速度ωに基づいて(トーインになるように)設定するようにしたが、車速Vや操舵角θ等に基づいて設定しても良い。
車速Vが所定の低速の範囲では、操向ハンドル3の操舵角速度ωに応じて後輪2L、2Rが逆位相に、小回りがしやすいように各後輪の目標トー角αTL、αTRを設定すると良い。前記所定の低速の範囲を超える高速の範囲では、操舵角θが左右の所定の範囲以内の場合は、操舵角速度ωに応じて同位相に各後輪の目標トー角αTL、αTRが設定されるようにすると良い。つまり、レーンチェンジにおける横すべり角βを小さくするように各後輪の目標トー角αTL、αTRが設定される。しかし、前記所定の低速の範囲を超える高速の範囲で、操舵角θが左右の所定の範囲を超える場合は、操舵角速度ωに応じて後輪の外輪がトーインになるように各後輪の目標トー角αTL、αTRが設定されるようにすると良い。
なお、目標トー角演算部71で生成される目標トー角αTL、αTRは、旋回安定性の観点から必ずしもアッカーマン・ジャントのジオメトリに従う必要はない。
また、上記形態では、旋回状態が助長するように操向ハンドル3が切られたとき(右旋回状態において、操向ハンドル3を更に右に切る等)であっても外輪となる後輪をトーインにするように制御した。しかし、そのような制御により旋回安定性を損なうことがあるときには、実行可能なトー角の最大値を設け、その最大値を超えるような目標トー角の設定は行わないように制御するようにすると良い。
また、操舵角θの代わりに、前輪の転舵角δで旋回状態を判定しても良い。この場合、前輪の転舵角を検出するセンサを、前輪の転舵を制御するアクチュエータなどに備えて用いるようにし、目標電流算出部81aにおいても前輪転舵角δを用いて目標電流値を算出するようにしても良い。旋回状態を判定には、横加速度センサSGSまたはヨーレートセンサSを設けて、所定の横加速度または所定のヨーレートを超える値が検出された場合にほぼ直進状態ではない、といった具合にしても良い。
また、上記実施形態は、目標電流を設定して電動機31に流す電流を制御したが、電動機31に印加される電圧を目標電圧に設定することもでき、電動機31に流す電流を制御することもできる。
また、上記実施形態において、左右のトー角変更装置120L、120Rは個別のトー角変更制御ECU37を有するものとした、若しくは、操舵制御ECU130とも別個に設けるものとしたがそれに限定されるものではない。例えば、この3つのECUの機能のCPUで構成する部分を1つのCPUで対応する構成としても良いし、2つのトー角変更制御ECU37の機能のCPUで構成する部分を1つのCPUで対応する構成としても良い。
また、上記実施形態では、車速センサSから車速を求めるようにしたが、前輪1L、1Rおよび後輪2L、2Rに備えた車輪速センサから車速を求めるようにしても良い。
本発明の実施形態に係るトー角変更装置を含む操舵システムを備えた四輪自動車の全体概念図である。 操舵システムの電動パワーステアリング装置の構成図である。 操舵システムの左後輪側のトー角変更装置の平面図である。 トー角変更装置のアクチュエータの構造を示す概略断面図である。 操舵システムの操舵制御ECUとトー角変更装置の概略制御機能構成図である。 トー角変更装置のトー角変更制御ECUの制御機能のブロック構成図である。 操舵システムにおけるトー角変更の制御の処理動作を示すフローチャートである。 操舵角、操舵角速度、並びに車両の前輪および後輪の向きの関係を図示したものである。
符号の説明
1L、1R 前輪
2L、2R 後輪
3 操向ハンドル
30 アクチュエータ
31 電動機(アクチュエータ)
33 減速機構(アクチュエータ)
35 送りねじ部(アクチュエータ)
37 トー角変更制御ECU
38 ストロークセンサ
71 目標トー角演算部
81 制御部
81a 目標電流算出部
81c 電動機制御信号生成部
83 電動機駆動回路
120L、120R トー角変更装置
130 操舵制御ECU
操舵角センサ
GS 横加速度センサ
車速センサ
ヨーレートセンサ

Claims (2)

  1. 後車軸上の左右輪のトー角を各々独立に制御可能な操舵システムにおいて、
    操舵角速度を求め、前記操舵角速度が左側である場合は右側後輪のトー角を左側に向けるとともに、
    前記操舵角速度が右側である場合は左側後輪のトー角を右側に向けること
    を特徴とする操舵システム。
  2. 前記トー角は、前記操舵角速度に比例すること
    を特徴とする請求項1に記載の操舵システム。
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