JP2009135312A - 半導体レーザ装置および半導体レーザレーダ装置。 - Google Patents

半導体レーザ装置および半導体レーザレーダ装置。 Download PDF

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克則 安部
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Abstract

【課題】レーザ光を照射できる角度をより広くできるようにする。
【解決手段】前端面および後端面よりレーザ光を照射する端面発光型半導体レーザ11a〜11eを有し、半導体レーザ11a〜11eの前端面より出射されるレーザ光を偏向させるマイクロプリズム14を半導体レーザ11a〜11eの前端面側に配置し、半導体レーザ11a〜11eの後端面より出射されるレーザ光を偏向させるマイクロプリズム15を半導体レーザ11a〜11eの後端面側に配置し、マイクロプリズム14、15を介して半導体レーザ11a〜11eの前後両方向からレーザ光を照射させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の半導体レーザを一列状に配置してなるレーザアレイを備えた半導体レーザ装置および半導体レーザレーダ装置に関する。
従来、複数の半導体レーザを一列状に配置して構成された半導体レーザレーザアレイとその前方に配置された凸レンズとから構成され、超高速走査が可能なレーザビームスキャナがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平1−152683号公報
特許文献1に記載の装置は、半導体レーザレーザアレイの前方に凸レンズが配置される構成となっており、半導体レーザレーザアレイの前方側からしかレーザ光が照射されないので、レーザ光を照射できる角度が狭いといった問題がある。したがって、例えば、半導体レーザレーザアレイの後方側にもレーザ光を照射する必要がある場合には、別に装置を設ける等の対策が必要となる。
本発明は上記問題に鑑みたもので、レーザ光を照射できる角度をより広くできるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、半導体レーザと、半導体レーザより出射されるレーザ光を偏向させる第1の光学素子と、を備えた半導体レーザ装置であって、半導体レーザは、前端面および後端面よりレーザ光を照射する端面発光型半導体レーザダイオードにより構成されており、第1の光学素子は、半導体レーザの前端面より出射されるレーザ光を偏向させるように半導体レーザの前端面側に配置されており、半導体レーザの後端面側に配置され、半導体レーザの後端面より出射されるレーザ光を偏向させる第2の光学素子を備えたことを備えたことを特徴としている。
このような構成では、半導体レーザの前端面側に半導体レーザの前端面より出射されるレーザ光を偏向させる第1の光学素子が配置され、半導体レーザの後端面側に半導体レーザの後端面より出射されるレーザ光を偏向させる第2の光学素子が配置されているので、第1、第2の光学素子を介して半導体レーザの前後両方向にレーザ光が照射され、レーザ光を照射できる角度をより広くすることができる。
また、請求項2に記載の発明は、複数の半導体レーザが一列状に配置されており、第1の光学素子は、複数の半導体レーザの前端面より出射される各レーザ光を偏向させるように配置されており、第2の光学素子は、複数の半導体レーザの後端面より出射される各レーザ光を偏向させるように配置されていることを特徴としている。
このような構成では、複数の半導体レーザの前端面から出射される各レーザ光が第1の光学素子を介して出射され、複数の半導体レーザの後端面から出射される各レーザ光が第2の光学素子を介して出射されるので、第1、第2の光学素子を介して各半導体レーザの前後両方向の広範囲にわたりレーザ光を照射することが可能である。
また、請求項3に記載の発明は、半導体レーザの前端面および後端面には、半導体レーザから出射される各レーザ光の反射率が同じになるような屈折率を有する反射膜が形成されていることを特徴としている。
このように、半導体レーザの前端面および後端面に、半導体レーザから出射される各レーザ光の反射率が同じになるような屈折率を有する反射膜を形成することにより、半導体レーザの前端面および後端面から同等のレーザ光を出射させることができる。
また、請求項4に記載の発明は、反射膜は、半導体レーザの前端面および後端面における各反射率を低下させるような屈折率を有するものであることを特徴としている。
このように、反射膜は、半導体レーザの前端面および後端面における各反射率を低下させるような屈折率を有しているので、半導体レーザの前端面および後端面から出射されるレーザ光の出力を増加させることができる。
また、請求項5に記載の発明は、半導体レーザの材料は、GaAs、AlGaAs、InGaAs、InGaAsP、AlInGaAsのいずれかよりなるもので、反射膜は、半導体レーザの前端面および後端面における各反射率がそれぞれ30%以下となるような屈折率を有しているものであることを特徴としている。
このように、半導体レーザの材料は、GaAs、AlGaAs、InGaAs、InGaAsP、AlInGaAsのいずれかとし、反射膜は、半導体レーザの前端面および後端面における各反射率がそれぞれ30%以下となるような屈折率を有するものとするのが好ましい。
また、第1、第2の光学素子としては、請求項6に記載の発明のように、プリズムにより構成することもでき、請求項7に記載の発明のように、凸レンズにより構成することもでき、請求項8に記載の発明のように、凹レンズにより構成することもできる。
また、請求項9に記載の発明は、半導体レーザと、半導体レーザより出射される各レーザ光を偏向させる第1の光学素子と、を備えた半導体レーザレーダ装置であって、半導体レーザは、前端面および後端面よりレーザ光を照射する端面発光型半導体レーザダイオードにより構成されており、第1の光学素子は、半導体レーザの前端面より出射される各レーザ光を偏向させるように半導体レーザの前端面側に配置されており、半導体レーザの後端面側に配置され、半導体レーザの後端面より出射される各レーザ光を偏向させる第2の光学素子と、半導体レーザの前端面から出射されたレーザ光が物体に反射して戻る反射光を受光する第1の受光素子と、半導体レーザの後端面から出射されたレーザ光が物体に反射して戻る反射光を受光する第2の受光素子と、レーザ光を出射させてから第1、第2受光素子により反射光が受光されるまでの時間から物体までの距離を計測する演算回路と、を備えたことを特徴としている。
このような構成では、半導体レーザの前端面側に半導体レーザの前端面より出射されるレーザ光を偏向させる第1の光学素子が配置され、半導体レーザの後端面側に半導体レーザの後端面より出射されるレーザ光を偏向させる第2の光学素子が配置されているので、第1、第2の光学素子を介して半導体レーザの前後両方向にレーザ光が照射され、レーザ光を照射できる角度をより広くすることができる。
更に、半導体レーザの前端面から出射されたレーザ光が物体に反射して戻る反射光を受光する第1の受光素子と、半導体レーザの後端面から出射されたレーザ光が物体に反射して戻る反射光を受光する第2の受光素子と、レーザ光を出射させてから第1、第2受光素子により反射光が受光されるまでの時間から物体までの距離を計測する演算回路と、を備えているので、半導体レーザの前後両方向に照射したレーザ光により半導体レーザの前後両方向に存在する物体までの距離を計測することができる。
また、請求項10に記載の発明は、複数の半導体レーザが一列状に配置されており、第1の光学素子は、複数の半導体レーザの前端面より出射される各レーザ光を偏向させるように配置されており、第2の光学素子は、複数の半導体レーザの後端面より出射される各レーザ光を偏向させるように配置されており、演算回路は、複数の半導体レーザに順次電流を流し、半導体レーザの前後両端面から第1、第2の光学素子を介して照射される各レーザ光をスキャンさせて物体までの距離を計測することを特徴としている。
このような構成では、複数の半導体レーザの前端面から出射される各レーザ光が第1の光学素子を介して出射され、複数の半導体レーザの後端面から出射される各レーザ光が第2の光学素子を介して出射されるので、第1、第2の光学素子を介して各半導体レーザの前後両方向の広範囲にわたりレーザ光を照射することが可能である。
また、演算回路は、複数の半導体レーザに順次電流を流し、半導体レーザの前後両端面から第1、第2の光学素子を介して照射される各レーザ光をスキャンさせて物体までの距離を計測することができる。
また、請求項11に記載の発明は、半導体レーザの前後両端面から第1、第2の光学素子を介して照射される各レーザ光が車両の左右方向に照射され、車両の水平方向にスキャンするように車両の前方に取り付けられる構造を有していることを特徴としている。
このような構成では、半導体レーザの前後両端面から第1、第2の光学素子を介して照射される各レーザ光が車両の左右方向に照射され、車両の水平方向にスキャンするように車両の前方に取り付けられるので、車両の左右方向にレーザ光を照射して車両の水平方向にレーザ光をスキャンさせて車両の左右の広範囲に存在する物体との距離を計測することができる。
また、請求項12に記載の発明は、半導体レーザの前後両端面から第1、第2の光学素子を介して照射される各レーザ光が車両の左右方向に照射され、車両の上下方向にスキャンするように車両の前方に取り付けられる構造を有していることを特徴としている。
このような構成では、半導体レーザの前後両端面から第1、第2の光学素子を介して照射される各レーザ光が車両の左右方向に照射され、車両の上下方向にスキャンするように車両の前方に取り付けられるので、車両の左右方向にレーザ光を照射して車両の上下方向にレーザ光をスキャンさせて車両の左右の広範囲に存在する物体との距離を計測することができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る半導体レーザレーダ装置の概略構成を図1に示す。本半導体レーザレーダ装置1は、半導体レーザ装置10、受光素子20、制御回路30およびこれらを収納するケース40を備えている。
半導体レーザ装置10は、5つのレーザ発光領域11a〜11eを一列状に配置してなる半導体レーザアレイ12、半導体レーザアレイ12の前方に配置されたマイクロプリズム14、半導体レーザアレイ12の後方に配置されたマイクロプリズム15によって構成されている。
各レーザ発光領域11a〜11eは、GaAs、AlGaAs、InGaAs、InGaAsP、AlInGaAsのいずれかを材料とした端面発光型レーザダイオードによって構成されており、前端面(図中右側端面)および後端面(図中左側端面)の両側からレーザ光を出射する。各レーザ発光領域11a〜11eの前端面および後端面の幅は、100ミクロン(μm)程度、各レーザ発光領域11a〜11eの間隔は220ミクロン(μm)程度となっている。なお、半導体レーザアレイ12の大きさは、1.6ミリメートル(図中上下方向の長さ)×0.5ミリメートル(図中左右方向の長さ)×0.1ミリメートル(高さ)程度となっている。
レーザ発光領域11a〜11eの前端面および後端面には、それぞれ反射膜13が形成されている。この反射膜13は、レーザ発光領域11a〜11eから出射されるレーザ光の反射率を低下させ、光出力を大きくするために設けられたものである。本実施形態における反射膜13は、レーザ発光領域11a〜11eの前端面および後端面にプラズマCVD法を用いて形成されたAl膜により構成されている。
本実施形態では、レーザ発光領域11a〜11eの前後両端面から出射される各レーザ光の反射率が等しくなるように、レーザ発光領域11a〜11eの前後両端面に同じ屈折率を有する反射膜13が形成されている。具体的には、レーザ発光領域11a〜11eの前後両端面に、同一材料(同一屈折率)で、かつ、同一の膜厚の反射膜13がそれぞれ形成されている。本実施形態では、レーザ発光領域11a〜11eの前後両端面から出射される各レーザ光の反射率が10%程度となるように、各反射膜13の膜厚は85ナノメートル(nm)程度となっている。
なお、レーザ発光領域11a〜11eの前端面および後端面に反射膜13を形成しない場合、レーザ発光領域11a〜11eから出射されるレーザ光の反射率は30%程度となる。また、例えば、SiOとAlのように屈折率の異なる材料を交互に積層することで、90%以上の反射率を有する反射膜13を形成することも可能である。
マイクロプリズム14は、レーザ発光領域11a〜11eの前端面から出射されるレーザ光を偏向させるもので、半導体レーザアレイ12の前方に配置されている。また、マイクロプリズム15は、レーザ発光領域11a〜11eの後端面から出射されるレーザ光を偏向させるもので、半導体レーザアレイ12の後方に配置されている。
なお、マイクロプリズム14の前方側の側面およびマイクロプリズム14の後方側のケース40の側面には、それぞれ開口部が設けられており、レーザ発光領域11a〜11eの前後両端面から出射される各レーザ光は、これらの開口部から外部へ照射される。
受光部20は、基板21、PINフォトダイオード(PIN−PD)22、23、集光レンズ24、25を備えている。
フォトダイオード22は、基板21の前方側の面(図中右側の面)に配置されており、更に、フォトダイオード22の前方側に集光レンズ24が配置されている。また、フォトダイオード23は、基板21の後方側の面(図中左側の面)に配置されており、更に、フォトダイオード23の後方側に集光レンズ25が配置されている。
集光レンズ24は、レーザ発光領域11a〜11eの前端面から出射されるレーザ光が物体に反射して戻る光を集光する。フォトダイオード22は、集光レンズ24により集光された光を電気信号に変換して制御回路30へ出力する。また、集光レンズ25は、レーザ発光領域11a〜11eの後端面から出射されるレーザ光が物体に反射して戻る光を集光する。フォトダイオード23は、集光レンズ24により集光された光を電気信号に変換して制御回路30へ出力する。
ケース40における集光レンズ24の前方側の側面および集光レンズ25の後方側の側面には、それぞれ開口部が設けられており、レーザ発光領域11a〜11eの前後両端面から出射されたレーザ光が物体に反射すると、これらの開口部からケース40内に入射するようになっている。
制御回路30は、レーザ発光領域11a〜11eを駆動する駆動回路31と周辺の物体までの距離を演算する演算回路32を備えている。
駆動回路31は、図2に示すトランジスタ31a〜31eを有している。トランジスタ31a〜31eがオンするとレーザ発光領域11a〜11eに電流が流れ、レーザ発光領域11a〜11eの前後両端面からレーザ光が照射される。
演算回路32は、レーザ発光領域11a〜11eからレーザ光を照射させるように駆動回路31にパルス信号を送出してからフォトダイオード22、23によりその反射光が受光されるまでの時間に基づいて物体までの距離を演算する。
本実施形態における制御回路30は、図2に示すようなパルス信号によりトランジスタ31a〜31eをオンさせて、半導体レーザ11a〜11eに順次電流を流し、半導体レーザアレイ12の前後両端面からマイクロプリズム14、15を介して照射されるレーザ光をスキャンさせ、半導体レーザアレイ12の前方側の広範囲に存在する物体との距離とともに、半導体レーザアレイ12の後方側の広範囲に存在する物体との距離を演算するようになっている。
次に、本半導体レーザレーダ装置1の製造方法について簡単に説明する。
まず、Si基板を用意して、このSi基板上にマイクロプリズム14、15を形成する。マイクロプリズム14、15は、Si基板上に酸化膜マスクを用いてレンズ形状のパターニングを行った後、酸化膜マスクの開口部からエッチングを行って複数のトレンチを加工した後、熱酸化させる手法(例えば、特開2004−271756号公報参照)を用いて、Si基板上に一括して形成される。本実施形態では、マイクロプリズム14、15と同時に、Si基板上に集光レンズ24、25も形成される。
このようにしてSi基板上に光学素子が形成されると、次に、Si基板上にはんだを用いて半導体レーザアレイ12、フォトダイオード22、23が搭載された基板21、制御回路30に含まれる駆動回路31、演算回路等の電気回路部品を接合する。
そして、ボンディングワイヤ等を用いて各電気回路部品間の電気配線を行った後、各部品が搭載されたSi基板をケース40内に収納して半導体レーザレーダ装置1が完成する。
図3に、本半導体レーザレーダ装置1が搭載された車両2を上方から見た様子を示す。本実施形態における半導体レーザレーダ装置1は、半導体レーザアレイ12の前後両端面から照射される各レーザ光が車両の左右方向に照射され、車両2の水平方向にスキャンするように車両の前方に取り付けられる構造を有している。具体的には、図中矢印で示される方向にレーザ光が照射されるように、車両2の前方のボディ形状に合わせて取り付けられる構造を有している。
本実施形態における半導体レーザレーダ装置1は、図3に示したように車両2に取り付けられ、車両2の左右の広範囲に存在する物体との距離を計測できるようになっている。
次に、半導体レーザの端面に形成される反射膜の反射率と半導体レーザから出力されるレーザ光の出力レベルの関係について説明する。
図4に、反射膜の反射率と半導体レーザの前後両端面から出射される各レーザ光を合計したスロープ効率の関係を示す。なお、スロープ効率は、半導体レーザに流れる電流を増加させた場合における半導体レーザの光出力増加分(ΔP)に対する電流増加分(ΔI)の比(ΔP/ΔI)を表したものである。スロープ効率の高い半導体レーザほど、小さな電流増加で大きな光出力増加を得ることができ効率が良いことになる。
図4に示されるように、反射膜の反射率が低くなるほどスロープ効率は高くなっている。前述したように半導体レーザの端面に反射膜を形成しない場合、端面の反射率は30%程度となることから、半導体レーザの端面に反射膜を形成してスロープ効率を改善するためには、端面の反射率を30%以下とする必要があることがこの図から分かる。
図5に、反射膜の反射率と半導体レーザのしきい値電流密度の関係を示す。図5から、反射膜の反射率が高くなるほどしきい値電流密度は小さくなることが分かる。
半導体レーザの特性としては、スロープ効率は高く、しきい値電流密度は低いのが好ましい。しかし、図4、5に示されるように、反射膜の反射率に対するスロープ効率としきい値電流密度は互いにトレードオフの関係となっている。
本実施形態における半導体レーザレーダ装置は、半導体レーザに断続的に大電流を流して高レベルのパルス光を出力するようになっている。このように半導体レーザに大電流を流す場合には、しきい値電流密度よりもスロープ効率を優先した方がよいため、反射膜の反射率を低くするのが好ましい。なお、半導体レーザに低電流を流して使用する場合には、スロープ効率よりもしきい値電流密度を優先した方がよいいため、反射膜の反射率を高くするのが好ましい。
図6に、反射膜の反射率を異ならせた場合における半導体レーザに流す電流と半導体レーザの前後両端面から出射される各レーザ光を合計した光出力の関係を示す。また、図7に、図6における小電流(0〜1.5アンペア)領域を拡大したものを示す。図6より、反射膜の反射率を低くするほど傾きが大きくなり効率が良くなることが分かる。また、図7より、反射膜の反射率を低くするほどしきい値電流が大きくなることが分かる。
したがって、半導体レーザに数十アンペア程度の大電流を流して半導体レーザの前後両端面から出射される各レーザ光を合計した光出力を大きくするためには、反射膜の反射率を小さくするのが好ましい。
反対に、半導体レーザに1アンペア程度以下といったような低電流を流して使用する場合には、反射膜の反射率を小さくすると傾きが大きくなり効率は良くなるがしきい値電流が大きくなってしまうため、効率としきい値電流の両方を考慮して、反射膜の反射率を30%程度にするのが好ましい。
本実施形態における半導体レーザレーダ装置は、高レベルのレーザ光を出力するため半導体レーザに大電流を流して使用するため、半導体レーザのレーザ光の出射端面に反射膜を形成しない場合の反射率(30%程度)以下となるように、好ましくは3%程度となるように反射膜を形成するのが好ましい。
図8に、半導体レーザに30アンペアの電流を流した場合における反射膜の反射率と半導体レーザの前後両端面から出射される各レーザ光を合計した光出力の関係を示す。また、図9に、半導体レーザに0.5アンペアの電流を流した場合における反射膜の反射率と半導体レーザの前後両端面から出射される各レーザ光を合計した光出力の関係を示す。
図8に示されるように、半導体レーザに大電流を流す場合、反射膜の反射率が低いほどレーザ光の出力レベルを上げることができることが分かる。また、図9に示されるように、半導体レーザに低電流を流す場合には、反射膜の反射率が30%よりも高い領域にレーザ光の出力レベルのピークがあることが分かる。
したがって、半導体レーザに大電流を流す場合には、反射膜の反射率を小さくするほど、レーザ光の出力レベルを上げることができる。
また、半導体レーザに低電流を流す場合には、レーザ光の出力レベルのピークに合わせて反射膜の反射率を設定することにより、レーザ光の出力レベルを上げることができる。
本実施形態における半導体レーザレーダ装置では、高レベルのレーザ光を出力するため半導体レーザに大電流を流して使用するため、図8、9に示される関係からも、半導体レーザから出射される各レーザ光の反射率が30%以下となるように、好ましくは3%程度となるように半導体レーザの各出射端面に反射膜を形成するのが好ましいということができる。
前述したように、本実施形態におけるレーザ発光領域11a〜11eの前後両端面から出射される各レーザ光の反射率は反射膜13により10%程度となっており、反射膜13を形成しない場合よりも光出力が大きくなっている。
上記した構成によれば、半導体レーザの前端面側に半導体レーザの前端面より出射されるレーザ光を偏向させるマイクロプリズム14が配置され、半導体レーザの後端面側に半導体レーザの後端面より出射されるレーザ光を偏向させるマイクロプリズム15が配置されているので、マイクロプリズム14、15を介して半導体レーザの前後両方向にレーザ光が照射され、レーザ光を照射できる角度をより広くすることができる。
また、複数の半導体レーザの前端面から出射される各レーザ光がマイクロプリズム14を介して出射され、複数の半導体レーザの後端面から出射される各レーザ光がマイクロプリズム15を介して出射されるので、マイクロプリズム14、15を介して各半導体レーザの前後両方向の広範囲にわたりレーザ光を照射することが可能である。
また、半導体レーザの前端面および後端面に、半導体レーザから出射される各レーザ光の反射率が同じになるような屈折率を有する反射膜を形成することにより、半導体レーザの前端面および後端面から同等のレーザ光を出射させることができる。
また、反射膜は、半導体レーザの前端面および後端面における各反射率を低下させるような屈折率を有しているので、半導体レーザの前端面および後端面から出射されるレーザ光の出力を増加させることができる。
また、半導体レーザの材料は、GaAs、AlGaAs、InGaAs、InGaAsP、AlInGaAsのいずれかとし、反射膜は、半導体レーザの前端面および後端面における各反射率がそれぞれ30%以下となるような屈折率を有するものとするのが好ましい。
また、半導体レーザの前端面から出射されたレーザ光が物体に反射して戻る反射光を受光するフォトダイオード22と、半導体レーザの後端面から出射されたレーザ光が物体に反射して戻る反射光を受光するフォトダイオード23と、レーザ光を出射させてからフォトダイオード22、23により反射光が受光されるまでの時間から物体までの距離を計測する演算回路と、を備えているので、半導体レーザの前後両方向に照射したレーザ光により半導体レーザの前後両方向に存在する物体までの距離を計測することができる。
また、演算回路32は、複数の半導体レーザに順次電流を流し、半導体レーザの前後両端面から第1、第2の光学素子を介して照射される各レーザ光をスキャンさせて物体までの距離を計測することができる。
また、半導体レーザの前後両端面からマイクロプリズム14、15を介して照射される各レーザ光が車両の左右方向に照射され、車両の水平方向にスキャンするように車両の前方に取り付けられるので、車両の左右方向にレーザ光を照射して車両の水平方向にレーザ光をスキャンさせて車両の左右の広範囲に存在する物体との距離を計測することができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、半導体レーザアレイ12の前方にマイクロプリズム14を配置し、半導体レーザアレイ12の後方にマイクロプリズム15を配置した例を示したが、図10に示すように、半導体レーザアレイ12の前方に、出射面が凸面形状の凸レンズ24を配置し、半導体レーザアレイ12の後方にも、出射面が凸面形状の凸レンズ25を配置した構成としてもよい。また、凸レンズ24、25の入射面と出射面の両面を凸面形状とした構成としてもよい。
(第3実施形態)
また、図11に示すように、半導体レーザアレイ12の前方に、出射面が凹面形状の凹レンズ34を配置し、半導体レーザアレイ12の後方にも、出射面が凹面形状の凹レンズ35を配置した構成としてもよい。
(第4実施形態)
上記第1実施形態における半導体レーザレーダ装置1は、図3に示したように、半導体レーザアレイ12の前後両端面から照射される各レーザ光が車両の左右方向に照射され、車両2の水平方向にスキャンするように車両の前方に取り付けられる構造を有するものとなっているが、図12に示すように、半導体レーザアレイ12の前後両端面から照射される各レーザ光が車両の左右方向に照射され、車両2の上下方向にスキャンするように車両2の前方のボディ形状に合わせて取り付けられる構造を有するようにしてもよい。
このような取り付け構造を有することにより、車両の左右方向にレーザ光を照射して車両の上下方向にレーザ光をスキャンさせて車両の左右の広範囲に存在する物体との距離を計測することができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、5つのレーザ発光領域11a〜11eを有する半導体レーザアレイ12を備えた例を示したが、このような例に限定されるものではなく、例えば、1つの半導体レーザを半導体レーザアレイ12として構成してもよく、また、5つ以上の半導体レーザを有する半導体レーザアレイ12として構成してもよい。
また、上記第1実施形態では、半導体レーザアレイ12の前後両端面から照射される各レーザ光を屈折させるマイクロプリズム14、15を備えた例を示したが、マイクロプリズムに限定されるものではなく、各レーザ光を屈折させるプリズムを備えた構成としてもよい。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、マイクロプリズム14、凸レンズ24、凹レンズ34が第1の光学素子に相当し、マイクロプリズム15、凸レンズ25、凹レンズ35が第2の光学素子に相当し、フォトダイオード22が第1の受光素子に相当し、フォトダイオード23が第2の受光素子に相当する。
本発明の第1実施形態に係る半導体レーザレーダ装置の概略構成を示す図である。 制御回路における駆動回路の構成を示す図である。 半導体レーザレーダ装置が搭載された車両を上方から見た様子を示す図である。 反射膜の反射率と半導体レーザの前後両端面から出射される各レーザ光を合計したスロープ効率の関係を示す図である。 反射膜の反射率と半導体レーザのしきい値電流密度の関係を示す図である。 反射膜の反射率を異ならせた場合の半導体レーザに流す電流と半導体レーザの前後両端面から出射される各レーザ光を合計した光出力の関係を示す図である。 図6における小電流(0〜1.5アンペア)領域を拡大した図である。 半導体レーザに30アンペアの電流を流した場合の反射膜の反射率と半導体レーザの前後両端面から出射される各レーザ光を合計した光出力の関係を示す図である。 半導体レーザに0.5アンペアの電流を流した場合の反射膜の反射率と半導体レーザの前後両端面から出射される各レーザ光を合計した光出力の関係を示す図である。 第2実施形態に係る半導体レーザレーダ装置における半導体レーザ装置の構成を示す図である。 第3実施形態に係る半導体レーザレーダ装置における半導体レーザ装置の構成を示す図である。 第4実施形態において半導体レーザレーダ装置が車両に取り付けられた様子を示す図である。
符号の説明
1…半導体レーザレーダ装置、10…半導体レーザ装置、
11a〜11e…レーザ発光領域、12…半導体レーザアレイ、13…反射膜、
14、15…マイクロプリズム、20…受光部、21…基板、
22、23…PINフォトダイオード、24、25…集光レンズ、30…制御回路、
31…駆動回路、31a〜31e…トランジスタ、40…ケース。

Claims (12)

  1. 半導体レーザと、前記半導体レーザより出射されるレーザ光を偏向させる第1の光学素子と、を備えた半導体レーザ装置であって、
    前記半導体レーザは、前端面および後端面より前記レーザ光を出射する端面発光型半導体レーザダイオードにより構成されており、
    前記第1の光学素子は、前記半導体レーザの前端面より出射されるレーザ光を偏向させるように前記半導体レーザの前端面側に配置されており、
    前記半導体レーザの後端面側に配置され、前記半導体レーザの後端面より出射されるレーザ光を偏向させる第2の光学素子を備えたことを備えたことを特徴とする半導体レーザ装置。
  2. 複数の前記半導体レーザが一列状に配置されており、
    前記第1の光学素子は、前記複数の半導体レーザの前端面より出射される各レーザ光を偏向させるように配置されており、
    前記第2の光学素子は、前記複数の半導体レーザの後端面より出射される各レーザ光を偏向させるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザ装置。
  3. 前記半導体レーザの前端面および後端面には、前記半導体レーザから出射される各レーザ光の反射率が同じになるような屈折率を有する反射膜が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体レーザ装置。
  4. 前記反射膜は、前記半導体レーザの前端面および後端面における各反射率を低下させるような屈折率を有するものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の半導体レーザ装置。
  5. 前記半導体レーザの材料は、GaAs、AlGaAs、InGaAs、InGaAsP、AlInGaAsのいずれかよりなるもので、
    前記反射膜は、前記半導体レーザの前端面および後端面における各反射率がそれぞれ30%以下となるような屈折率を有しているものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の半導体レーザ装置。
  6. 前記第1、第2の光学素子は、それぞれプリズムにより構成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の半導体レーザ装置。
  7. 前記第1、第2の光学素子は、それぞれ凸レンズにより構成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の半導体レーザ装置。
  8. 前記第1、第2の光学素子は、それぞれ凹レンズにより構成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の半導体レーザ装置。
  9. 半導体レーザと、前記半導体レーザより出射される各レーザ光を偏向させる第1の光学素子と、を備えた半導体レーザレーダ装置であって、
    前記半導体レーザは、前端面および後端面より前記レーザ光を照射する端面発光型半導体レーザダイオードにより構成されており、
    前記第1の光学素子は、前記半導体レーザの前端面より出射される各レーザ光を偏向させるように前記半導体レーザの前端面側に配置されており、
    前記半導体レーザの後端面側に配置され、前記半導体レーザの後端面より出射される各レーザ光を偏向させる第2の光学素子と、
    前記半導体レーザの前端面から出射された前記レーザ光が物体に反射して戻る反射光を受光する第1の受光素子と、
    前記半導体レーザの後端面から出射された前記レーザ光が物体に反射して戻る反射光を受光する第2の受光素子と、
    前記レーザ光を出射させてから前記第1、第2受光素子により前記反射光が受光されるまでの時間から前記物体までの距離を計測する演算回路と、を備えたことを特徴とする半導体レーザレーダ装置。
  10. 複数の前記半導体レーザが一列状に配置されており、
    前記第1の光学素子は、前記複数の半導体レーザの前端面より出射される各レーザ光を偏向させるように配置されており、
    前記第2の光学素子は、前記複数の半導体レーザの後端面より出射される各レーザ光を偏向させるように配置されており、
    前記演算回路は、前記複数の半導体レーザに順次電流を流し、前記半導体レーザの前後両端面から前記第1、第2の光学素子を介して照射される各レーザ光をスキャンさせて前記物体までの距離を計測することを特徴とする請求項9に記載の半導体レーザレーダ装置。
  11. 前記半導体レーザの前後両端面から前記第1、第2の光学素子を介して照射される各レーザ光が車両の左右方向に照射され、前記車両の水平方向にスキャンするように車両の前方に取り付けられる構造を有していることを特徴とする請求項10に記載の半導体レーザレーダ装置。
  12. 前記半導体レーザの前後両端面から前記第1、第2の光学素子を介して照射される各レーザ光が車両の左右方向に照射され、前記車両の上下方向にスキャンするように車両の前方に取り付けられる構造を有していることを特徴とする請求項10に記載の半導体レーザレーダ装置。
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