JP2009135039A - 静電容量式接触検知装置 - Google Patents
静電容量式接触検知装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009135039A JP2009135039A JP2007311337A JP2007311337A JP2009135039A JP 2009135039 A JP2009135039 A JP 2009135039A JP 2007311337 A JP2007311337 A JP 2007311337A JP 2007311337 A JP2007311337 A JP 2007311337A JP 2009135039 A JP2009135039 A JP 2009135039A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detection
- door handle
- detection unit
- user
- sensor electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
Abstract
【解決手段】車両外側のドアハンドルの表面にユーザが接触するとその接触を検知する静電容量式接触検知装置であって、ドアハンドルの上側部分に設けられた上側センサ電極と、ドアハンドルの下側部分に設けられた下側センサ電極と、上側センサ電極からの出力に基づきユーザがドアハンドルの上側表面に接触したことを検知する上側検知部と、下側センサ電極からの出力に基づきユーザがドアハンドルの下側表面に接触したことを検知する下側検知部とを備え、上側検知部及び下側検知部のいずれか一方の検知感度は、他方の検知感度よりも低いことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
以下、キーレスエントリーシステムを搭載した車両における、従来のドアハンドルについて図面を参照しつつ説明する。
図23は、従来のドアハンドルを示す斜視図である。
車両外側のドアハンドルの表面にユーザが接触するとその接触を検知する静電容量式接触検知装置であって、
上記ドアハンドルの上側部分に設けられた上側センサ電極と、
上記ドアハンドルの下側部分に設けられた下側センサ電極と、
上記上側センサ電極からの出力に基づきユーザが上記ドアハンドルの上側表面に接触したことを検知する上側検知部と、
上記下側センサ電極からの出力に基づきユーザが上記ドアハンドルの下側表面に接触したことを検知する下側検知部とを備え、
上記上側検知部及び上記下側検知部のいずれか一方の検知感度は、他方の検知感度よりも低いことを特徴とする。
また、上側検知部と下側検知部が設けられているので、上側部分と下側部分とで同一の機能及び同一の形状を有する上下対称形状のドアハンドルを製造することができる。これにより、車両の左ドアと右ドアとでドアハンドルの共通化を図り、ドアハンドルの製造コストを低減することができる。
車両外側のドアハンドルの表面にユーザが接触するとその接触を検知する静電容量式接触検知装置であって、
上記ドアハンドルの上側部分に設けられた上側センサ電極と、
上記ドアハンドルの下側部分に設けられた下側センサ電極と、
上記上側センサ電極からの出力に基づきユーザが上記ドアハンドルの上側表面に接触したことを検知する上側検知部と、
上記下側センサ電極からの出力に基づきユーザが上記ドアハンドルの下側表面に接触したことを検知する下側検知部とを備え、
上記上側検知部の検知感度は、上記下側検知部の検知感度よりも低いことを特徴とする。
また、上側検知部と下側検知部が設けられているので、上側部分と下側部分とで同一の機能及び同一の形状を有する上下対称形状のドアハンドルを製造することができる。これにより、車両の左ドアと右ドアとでドアハンドルの共通化を図り、ドアハンドルの製造コストを低減することができる。
車両外側のドアハンドルの表面にユーザが接触するとその接触を検知する静電容量式接触検知装置であって、
上記ドアハンドルの上側部分に設けられた上側センサ電極と、
上記ドアハンドルの下側部分に設けられた下側センサ電極と、
降雨を検知する降雨検知手段と、
上記上側センサ電極からの出力に基づきユーザが上記ドアハンドルの上側表面に接触したことを検知する上側検知部と、
上記下側センサ電極からの出力に基づきユーザが上記ドアハンドルの下側表面に接触したことを検知する下側検知部と、
上記降雨検知手段が降雨を検知すると、上記上側検知部及び上記下側検知部のいずれか一方の検知感度を他方の検知感度よりも下げる制御部とを備えている。
また、上側検知部と下側検知部が設けられているので、上側部分と下側部分とで同一の機能及び同一の形状を有する上下対称形状のドアハンドルを製造することができる。これにより、車両の左ドアと右ドアとでドアハンドルの共通化を図り、ドアハンドルの製造コストを低減することができる。
車両外側のドアハンドルの表面にユーザが接触するとその接触を検知する静電容量式接触検知装置であって、
上記ドアハンドルの上側部分に設けられた上側センサ電極と、
上記ドアハンドルの下側部分に設けられた下側センサ電極と、
降雨を検知する降雨検知手段と、
上記上側センサ電極からの出力に基づきユーザが上記ドアハンドルの上側表面に接触したことを検知する上側検知部と、
上記下側センサ電極からの出力に基づきユーザが上記ドアハンドルの下側表面に接触したことを検知する下側検知部と、
上記降雨検知手段が降雨を検知すると、上記上側検知部の検知感度を上記下側検知部の検知感度よりも低くする制御部とを備えている。
また、上側検知部と下側検知部が設けられているので、上側部分と下側部分とで同一の機能及び同一の形状を有する上下対称形状のドアハンドルを製造することができる。これにより、車両の左ドアと右ドアとでドアハンドルの共通化を図り、ドアハンドルの製造コストを低減することができる。
車両外側のドアハンドルの表面にユーザが接触するとその接触を検知する静電容量式接触検知装置であって、
上記ドアハンドルの上側部分に設けられた上側センサ電極と、
上記ドアハンドルの下側部分に設けられた下側センサ電極と、
降雨を検知する降雨検知手段と、
上記上側センサ電極からの出力に基づきユーザが上記ドアハンドルの上側表面に接触したことを検知する上側検知部と、
上記下側センサ電極からの出力に基づきユーザが上記ドアハンドルの下側表面に接触したことを検知する下側検知部と、
上記降雨検知手段が降雨を検知すると、上記上側検知部及び上記下側検知部のいずれか一方が降雨の検知を行わないようにする制御部とを備えている。
また、上側検知部と下側検知部が設けられているので、上側部分と下側部分とで同一の機能及び同一の形状を有する上下対称形状のドアハンドルを製造することができる。これにより、車両の左ドアと右ドアとでドアハンドルの共通化を図り、ドアハンドルの製造コストを低減することができる。
上記ドアハンドルの上側部分に設けられた上側センサ電極と、
上記ドアハンドルの下側部分に設けられた下側センサ電極と、
降雨を検知する降雨検知手段と、
上記上側センサ電極からの出力に基づきユーザが上記ドアハンドルの上側表面に接触したことを検知する上側検知部と、
上記下側センサ電極からの出力に基づきユーザが上記ドアハンドルの下側表面に接触したことを検知する下側検知部と、
上記降雨検知手段が降雨を検知すると、上記上側検知部が降雨の検知を行わないようにする制御部とを備えている。
また、上側検知部と下側検知部が設けられているので、上側部分と下側部分とで同一の機能及び同一の形状を有する上下対称形状のドアハンドルを製造することができる。これにより、車両の左ドアと右ドアとでドアハンドルの共通化を図り、ドアハンドルの製造コストを低減することができる。
また、上側検知部と下側検知部が設けられているので、上側部分と下側部分とで同一の機能及び同一の形状を有する上下対称形状のドアハンドルを製造することができる。これにより、車両の左ドアと右ドアとでドアハンドルの共通化を図り、ドアハンドルの製造コストを低減することができる。
本発明の第1実施形態に係る静電容量式接触検知装置について、図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態に係る静電容量式接触検知装置は、主として施錠用である。よって、以下の説明では、第1実施形態に係る静電容量式接触検知装置を施錠用の静電容量式接触検知装置とし、開錠用の静電容量式接触検知装置の説明は省略する。
上側検知部6は、上側駆動部9から出力された信号に基づき、ドアハンドル2の上面にユーザが接触したことを検知する。具体的には、例えば、上側検知部6は、図3に示されるように、上側駆動部9から出力された交流電圧を整流して整流電圧Vr1(実線で示す)とし、その整流電圧Vr1の包絡線検波を行う。上側検知部6は、包絡線検波後の電圧Ve1(破線で示す)の値が閾値電圧Vt1以下になると、ユーザがドアハンドル2の上面に接触したと判断する。上側検知部6は、キーレスエントリーシステム用ECU11内に設けられている。
下側検知部7は、下側駆動部10から出力された信号に基づき、ドアハンドル2の下面にユーザが接触したことを検知する。具体的には、例えば、下側検知部7は、図5に示されるように、下側駆動部10から出力された交流電圧を整流して整流電圧Vr2(実線で示す)とし、その整流電圧Vr2の包絡線検波を行う。下側検知部7は、包絡線検波後の電圧Ve2(破線で示す)の値が閾値電圧Vt2以下になると、ユーザがドアハンドル2の下面に接触したと判断する。下側検知部7は、キーレスエントリーシステム用ECU11内に設けられている。
ユーザがドアハンドル2の前部の上面に接触すると、静電容量式接触検知装置1において、上側センサ電極3付近の静電容量が変化する。上側センサ電極3は、静電容量の変化に対応する信号を上側駆動部9に出力する(ステップS1)。上側駆動部9は、上側センサ電極3から入力した信号に基づき、共振回路の出力電圧の振幅を変化させる(ステップS2)。その振幅変化は、ドアハンドル2の前部の上面にユーザが接触したことを表す。
ユーザがドアハンドル2の前部の下面に接触すると、静電容量式接触検知装置1において、下側センサ電極4付近の静電容量が変化する。下側センサ電極4は、静電容量の変化に対応する信号を下側駆動部10に出力する(ステップS1)。下側駆動部10は、下側センサ電極4から入力した信号に基づき、共振回路の出力電圧の振幅を変化させる(ステップS2)。その振幅変化は、ドアハンドル2の前部の下面にユーザが接触したことを表す。
また、雨が降っている状態における、ドアハンドル2の下面への接触検知動作は、雨が降っていない状態における、ドアハンドル2の下面への接触検知動作と同じなので、その説明を省略する。
また、上側検知部6と下側検知部7が設けられているので、上側部分と下側部分とで同一の機能及び同一の形状を有する上下対称形状のドアハンドル2を製造することができる。これにより、車両の左ドアと右ドアとでドアハンドル2の共通化を図り、ドアハンドル2の製造コストを低減することができる。
上記第1実施形態では、上側検知部6の検知感度が、常に下側検知部7の検知感度よりも低かった。第2実施形態では、逆に、下側検知部(図示せず)の検知感度が、常に上側検知部(図示せず)の検知感度よりも低く設定される。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
本発明の第3実施形態に係る静電容量式接触検知装置について図面を参照しつつ説明する。
上側検知部26は、上側駆動部9から出力された信号に基づき、ドアハンドル2の上面にユーザが接触したことを検知する。具体的には、例えば、上側検知部26は、図11に示されるように、上側駆動部9から出力された交流電圧を整流して整流電圧Vr1(実線で示す)とし、その整流電圧Vr1の包絡線検波を行う。上側検知部26は、包絡線検波後の電圧Ve1(破線で示す)の値が閾値電圧Vt1以下になると、ユーザがドアハンドル2の上面に接触したと判断する。上側検知部26は、キーレスエントリーシステム用ECU22内に設けられている。
下側検知部27は、下側駆動部10から出力された信号に基づき、ドアハンドル2の下面にユーザが接触したことを検知する。具体的には、例えば、下側検知部27は、図13に示されるように、下側駆動部10から出力された交流電圧を整流して整流電圧Vr2(実線で示す)とし、その整流電圧Vr2の包絡線検波を行う。下側検知部27は、包絡線検波後の電圧Ve2(破線で示す)の値が閾値電圧Vt2以下になると、ユーザがドアハンドル2の下面に接触したと判断する。下側検知部27は、キーレスエントリーシステム用ECU22内に設けられている。
ユーザがドアハンドル2の前部の上面に接触すると、静電容量式接触検知装置20において、上側センサ電極3付近の静電容量が変化する。上側センサ電極3は、静電容量の変化に対応する信号を上側駆動部9に出力する(ステップS1)。上側駆動部9は、上側センサ電極3から入力した信号に基づき、共振回路の出力電圧の振幅を変化させる(ステップS2)。その振幅変化は、ドアハンドル2の前部の上面にユーザが接触したことを表す。
ユーザがドアハンドル2の前部の下面に接触すると、静電容量式接触検知装置20において、下側センサ電極4付近の静電容量が変化する。下側センサ電極4は、静電容量の変化に対応する信号を下側駆動部10に出力する(ステップS1)。下側駆動部10は、下側センサ電極4から入力した信号に基づき、共振回路の出力電圧の振幅を変化させる(ステップS2)。その振幅変化は、ドアハンドル2の前部の下面にユーザが接触したことを表す。
雨が降ると、水滴検知センサ5は、車体(例えばフロントガラス)に付着している水滴の量を検知する(ステップS1)。水滴検知センサ5は、車体に付着した水滴の量が所定量に達したかどうかを判断する(ステップS2)。水滴検知センサ5が車体に付着した水滴の量が所定量に達したと判断すると、制御部21は、上側検知部26の検知感度を下側検知部27の検知感度よりも下げる。具体的には、例えば、閾値電圧Vt1を閾値電圧Vt2よりも下げる(ステップS3)。
なお、ステップS3において、上側検知部26の検知感度を下側検知部27の検知感度よりも下げている。よって、雨水がドアハンドル2の上面に溜まっていても、上側検知部26は、雨水が溜まっている状態をユーザがドアハンドル2に接触している状態であると誤検知しない。以上が、ドアハンドル2の上面への接触検知動作である。
また、上側検知部26と下側検知部27が設けられているので、上側部分と下側部分とで同一の機能及び同一の形状を有する上下対称形状のドアハンドル2を製造することができる。これにより、車両の左ドアと右ドアとでドアハンドル2の共通化を図り、ドアハンドル2の製造コストを低減することができる。
上記第3実施形態では、降雨時において、上側検知部26の検知感度を、下側検知部27の検知感度よりも下げる制御を行った。第4実施形態では、逆に、降雨時において、下側検知部(図示せず)の検知感度を、上側検知部(図示せず)の検知感度よりも下げる制御を行う。その他の構成は、第3実施形態と同様である。
本発明の第5実施形態に係る静電容量式接触検知装置について図面を参照しつつ説明する。
降雨検知部31は、キーレスエントリーシステム用ECU25内に設けられている。降雨検知部31は、例えば、ワイパの作動を制御するワイパ制御部(図示せず)からワイパの作動を制御するワイパ作動信号を入力し、このワイパ作動信号に基づいて降雨を検知する。ワイパ作動信号は、ワイパを動かす電動モータを制御する信号である。ワイパ作動信号には、例えば、電動モータを間欠作動させる間欠作動信号、電動モータを低い速度で連続作動させるLOW作動信号、電動モータを高い速度で連続作動させるHIGH作動信号、電動モータを停止させるワイパ停止信号等がある。降雨検知部31は、例えば、間欠作動信号、LOW作動信号、およびHIGH作動信号を入力したときには雨が降っていることを示す信号(降雨検知信号)を制御部24に出力する。また、降雨検知部31は、ワイパ停止信号を入力したときには雨が降っていないことを示す信号を制御部24に出力する。
なお、ワイパ制御部は、水滴検知センサからの水滴検知信号に基づいて自動的にワイパの作動を制御するものであってもよいし、あるいは、ワイパを作動させるためにユーザが自ら行ったスイッチング操作に基づいてワイパの作動を制御するものであってもよい。
ユーザがドアハンドル2の前部の上面に接触すると、静電容量式接触検知装置30において、上側センサ電極3付近の静電容量が変化する。上側センサ電極3は、静電容量の変化に対応する信号を上側駆動部9に出力する(ステップS1)。上側駆動部9は、上側センサ電極3から入力した信号に基づき、共振回路の出力電圧の振幅を変化させる(ステップS2)。その振幅変化は、ドアハンドル2の前部の上面にユーザが接触したことを表す。
ユーザがドアハンドル2の前部の下面に接触すると、静電容量式接触検知装置30において、下側センサ電極4付近の静電容量が変化する。下側センサ電極4は、静電容量の変化に対応する信号を下側駆動部10に出力する(ステップS1)。下側駆動部10は、下側センサ電極4から入力した信号に基づき、共振回路の出力電圧の振幅を変化させる(ステップS2)。その振幅変化は、ドアハンドル2の前部の下面にユーザが接触したことを表す。
雨が降ると、降雨検知部31は、ワイパの作動に基づいて降雨量を検知する(ステップS1)。具体的には、例えば、降雨検知部31がワイパ制御部(図示せず)から間欠作動信号、LOW作動信号、HIGH作動信号のいずれかを入力した場合には、雨が降っていると判断し、降雨検知信号を制御部24に出力する。制御部24は、降雨検知部31から降雨検知信号を入力すると、上側検知部26の検知感度を下側検知部27の検知感度よりも下げる。具体的には、例えば、閾値電圧Vt1を閾値電圧Vt2よりも下げる(ステップS2)。
なお、ステップS2において、上側検知部26の検知感度を下側検知部27の検知感度よりも下げている。よって、雨水がドアハンドル2の上面に溜まっていても、上側検知部26は、雨水が溜まっている状態をユーザがドアハンドル2に接触している状態であると誤検知しない。以上が、ドアハンドル2の上面への接触検知動作である。
また、降雨検知部31は、ワイパ制御部からワイパ停止信号を入力したときには、上側検知部26の下げた検知感度を元の高いレベルに戻すことができる。
また、上側検知部26と下側検知部27が設けられているので、上側部分と下側部分とで同一の機能及び同一の形状を有する上下対称形状のドアハンドル2を製造することができる。これにより、車両の左ドアと右ドアとでドアハンドル2の共通化を図り、ドアハンドル2の製造コストを低減することができる。
上記第5実施形態では、降雨時において、上側検知部26の検知感度を、下側検知部27の検知感度よりも下げる制御を行った。第6実施形態では、逆に、降雨時において、下側検知部(図示せず)の検知感度を、上側検知部(図示せず)の検知感度よりも下げる制御を行う。その他の構成は、第5実施形態と同様である。
本発明の第7実施形態に係る静電容量式接触検知装置について、図面を参照しつつ説明する。図21は、第7実施形態に係る静電容量式接触検知装置を備えたドアハンドルを示す斜視図である。第3実施形態と同様の構成については、同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
第7実施形態では、水滴検知センサ5が車体に付着した水滴の量が所定量に達したことを検知すると、制御部32は、上側検知部26が接触検知を行わないようにする。
上記第7実施形態では、降雨時において、上側検知部26の検知感度を、下側検知部27の検知感度よりも下げる制御を行った。第8実施形態では、逆に、降雨時において、下側検知部(図示せず)の検知感度を、上側検知部(図示せず)の検知感度よりも下げる制御を行う。その他の構成は、第7実施形態と同様である。
本発明の第9実施形態に係る静電容量式接触検知装置について、図面を参照しつつ説明する。図22は、第9実施形態に係る静電容量式接触検知装置を備えたドアハンドルを示す斜視図である。第5実施形態と同様の構成については、同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
第9実施形態では、降雨検知部31が降雨を検知すると、制御部34は、上側検知部26が接触検知を行わないようにする。
上記第9実施形態では、降雨時において、上側検知部26の検知感度を、下側検知部27の検知感度よりも下げる制御を行った。第10実施形態では、逆に、降雨時において、下側検知部(図示せず)の検知感度を、上側検知部(図示せず)の検知感度よりも下げる制御を行う。その他の構成は、第9実施形態と同様である。
2 ドアハンドル
3 上側センサ電極
4 下側センサ電極
5 水滴検知センサ
6、26 上側検知部
7、27 下側検知部
8、21、24、32、34 制御部
9 上側駆動部
10 下側駆動部
11、22、25、33、35 キーレスエントリーシステム用ECU
31 降雨検知部
Claims (12)
- 車両外側のドアハンドルの表面にユーザが接触するとその接触を検知する静電容量式接触検知装置であって、
前記ドアハンドルの上側部分に設けられた上側センサ電極と、
前記ドアハンドルの下側部分に設けられた下側センサ電極と、
前記上側センサ電極からの出力に基づきユーザが前記ドアハンドルの上側表面に接触したことを検知する上側検知部と、
前記下側センサ電極からの出力に基づきユーザが前記ドアハンドルの下側表面に接触したことを検知する下側検知部とを備え、
前記上側検知部及び前記下側検知部のいずれか一方の検知感度は、他方の検知感度よりも低いことを特徴とする静電容量式接触検知装置。 - 車両外側のドアハンドルの表面にユーザが接触するとその接触を検知する静電容量式接触検知装置であって、
前記ドアハンドルの上側部分に設けられた上側センサ電極と、
前記ドアハンドルの下側部分に設けられた下側センサ電極と、
前記上側センサ電極からの出力に基づきユーザが前記ドアハンドルの上側表面に接触したことを検知する上側検知部と、
前記下側センサ電極からの出力に基づきユーザが前記ドアハンドルの下側表面に接触したことを検知する下側検知部とを備え、
前記上側検知部の検知感度は、前記下側検知部の検知感度よりも低いことを特徴とする静電容量式接触検知装置。 - 車両外側のドアハンドルの表面にユーザが接触するとその接触を検知する静電容量式接触検知装置であって、
前記ドアハンドルの上側部分に設けられた上側センサ電極と、
前記ドアハンドルの下側部分に設けられた下側センサ電極と、
降雨を検知する降雨検知手段と、
前記上側センサ電極からの出力に基づきユーザが前記ドアハンドルの上側表面に接触したことを検知する上側検知部と、
前記下側センサ電極からの出力に基づきユーザが前記ドアハンドルの下側表面に接触したことを検知する下側検知部と、
前記降雨検知手段が降雨を検知すると、前記上側検知部及び前記下側検知部のいずれか一方の検知感度を他方の検知感度よりも下げる制御部とを備えた静電容量式接触検知装置。 - 車両外側のドアハンドルの表面にユーザが接触するとその接触を検知する静電容量式接触検知装置であって、
前記ドアハンドルの上側部分に設けられた上側センサ電極と、
前記ドアハンドルの下側部分に設けられた下側センサ電極と、
降雨を検知する降雨検知手段と、
前記上側センサ電極からの出力に基づきユーザが前記ドアハンドルの上側表面に接触したことを検知する上側検知部と、
前記下側センサ電極からの出力に基づきユーザが前記ドアハンドルの下側表面に接触したことを検知する下側検知部と、
前記降雨検知手段が降雨を検知すると、前記上側検知部の検知感度を前記下側検知部の検知感度よりも下げる制御部とを備えた静電容量式接触検知装置。 - 前記降雨検知手段は、車体に付着している水滴の量を検知する水滴検知センサであることを特徴とする請求項3または4に記載の静電容量式接触検知装置。
- 前記制御部は、前記車体に付着している水滴の量に応じて、前記検知感度の下げ量を変更することを特徴とする請求項5に記載の静電容量式接触検知装置。
- 前記制御部は、前記車体に付着した水滴の量が増加するにつれて、前記検知感度の下げ量を次第に増加させることを特徴とする請求項5に記載の静電容量式接触検知装置。
- 前記降雨検知手段は、ワイパの作動に基づいて降雨を検知することを特徴とする請求項3または4に記載の静電容量式接触検知装置。
- 前記制御部は、前記ワイパの作動状態に応じて、前記検知感度の下げ量を変更することを特徴とする請求項8に記載の静電容量式接触検知装置。
- 前記制御部は、前記ワイパの動作が速くなるにつれて、前記検知感度の下げ量を次第に増加させることを特徴とする請求項8に記載の静電容量式接触検知装置。
- 車両外側のドアハンドルの表面にユーザが接触するとその接触を検知する静電容量式接触検知装置であって、
前記ドアハンドルの上側部分に設けられた上側センサ電極と、
前記ドアハンドルの下側部分に設けられた下側センサ電極と、
降雨を検知する降雨検知手段と、
前記上側センサ電極からの出力に基づきユーザが前記ドアハンドルの上側表面に接触したことを検知する上側検知部と、
前記下側センサ電極からの出力に基づきユーザが前記ドアハンドルの下側表面に接触したことを検知する下側検知部と、
前記降雨検知手段が降雨を検知すると、前記上側検知部及び前記下側検知部のいずれか一方が降雨の検知を行わないようにする制御部とを備えた静電容量式接触検知装置。 - 車両外側のドアハンドルの表面にユーザが接触するとその接触を検知する静電容量式接触検知装置であって、
前記ドアハンドルの上側部分に設けられた上側センサ電極と、
前記ドアハンドルの下側部分に設けられた下側センサ電極と、
降雨を検知する降雨検知手段と、
前記上側センサ電極からの出力に基づきユーザが前記ドアハンドルの上側表面に接触したことを検知する上側検知部と、
前記下側センサ電極からの出力に基づきユーザが前記ドアハンドルの下側表面に接触したことを検知する下側検知部と、
前記降雨検知手段が降雨を検知すると、前記上側検知部が降雨の検知を行わないようにする制御部とを備えた静電容量式接触検知装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007311337A JP5092717B2 (ja) | 2007-11-30 | 2007-11-30 | 静電容量式接触検知装置 |
PCT/IB2008/003404 WO2009068991A1 (en) | 2007-11-30 | 2008-11-17 | Capacitance touch sensing device and door locking device |
CN200880118610.4A CN101883906B (zh) | 2007-11-30 | 2008-11-17 | 电容式接触感测设备和门锁定装置 |
KR1020107011895A KR101111938B1 (ko) | 2007-11-30 | 2008-11-17 | 정전 용량식 접촉 검지 장치 및 도어 잠금 장치 |
US12/743,996 US8305090B2 (en) | 2007-11-30 | 2008-11-17 | Capacitance touch sensing device and door locking device |
EP08854649A EP2222927A1 (en) | 2007-11-30 | 2008-11-17 | Capacitance touch sensing device and door locking device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007311337A JP5092717B2 (ja) | 2007-11-30 | 2007-11-30 | 静電容量式接触検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009135039A true JP2009135039A (ja) | 2009-06-18 |
JP5092717B2 JP5092717B2 (ja) | 2012-12-05 |
Family
ID=40866722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007311337A Expired - Fee Related JP5092717B2 (ja) | 2007-11-30 | 2007-11-30 | 静電容量式接触検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5092717B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010024797A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Aisin Seiki Co Ltd | ドアハンドル装置 |
JP2012129762A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Aisin Seiki Co Ltd | 静電容量検出装置および接触検知センサ |
US10286876B2 (en) | 2017-03-17 | 2019-05-14 | Honda Motor Co., Ltd. | Smart entry system and control method for the same |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006344554A (ja) * | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Stanley Electric Co Ltd | 静電容量式のドア用タッチセンサ |
-
2007
- 2007-11-30 JP JP2007311337A patent/JP5092717B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006344554A (ja) * | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Stanley Electric Co Ltd | 静電容量式のドア用タッチセンサ |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010024797A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Aisin Seiki Co Ltd | ドアハンドル装置 |
JP2012129762A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Aisin Seiki Co Ltd | 静電容量検出装置および接触検知センサ |
US10286876B2 (en) | 2017-03-17 | 2019-05-14 | Honda Motor Co., Ltd. | Smart entry system and control method for the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5092717B2 (ja) | 2012-12-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8305090B2 (en) | Capacitance touch sensing device and door locking device | |
JP6734526B2 (ja) | 静電容量式近接センサおよびこの静電容量式近接センサを備えるドアハンドル装置 | |
RU2618929C1 (ru) | Устройство обнаружения касания | |
EP1187075B1 (en) | Human body detector | |
KR101283676B1 (ko) | 자동차 잠금 기기용 센서 장치 및 관련된 방법 | |
JP5605205B2 (ja) | 静電容量検出装置および接触検知センサ | |
US10385594B2 (en) | Power locking door handle with capacitive sensing | |
JP4714817B2 (ja) | 人体検知装置 | |
KR20050016212A (ko) | 차량용 잠금 장치 | |
JP2005134178A (ja) | 車両用人体検出装置 | |
JP2016173299A (ja) | 静電スイッチコントローラおよびその制御方法、ドア開閉装置、および電子キーシステム | |
JP5092717B2 (ja) | 静電容量式接触検知装置 | |
US10670427B2 (en) | Capacitive sensor arrangement and vehicle outer handle | |
JP2008248582A (ja) | ドア開閉制御装置 | |
CN110325697A (zh) | 具有用于检测锁定和解锁机动车门的意图的装置的机动车门把手 | |
JP2010034828A (ja) | 静電容量式接触検知装置 | |
JP6721418B2 (ja) | ドアハンドル装置 | |
JP6651451B2 (ja) | 自動車両用のハンズフリーシステム | |
JP2009133777A (ja) | 静電容量式接触検知装置 | |
JP2005139634A (ja) | 人検出装置及び車載機器制御装置 | |
JP2009133158A (ja) | ドア施錠装置 | |
JP2010025815A (ja) | 静電容量式接触検知装置 | |
KR102281648B1 (ko) | 테일 게이트 스위치 및 그 구동 방법 | |
KR100767477B1 (ko) | 터치센서를 구비한 차량용 스마트키 시스템 | |
JP2011106204A (ja) | ドアスイッチ装置及びそれを用いたドア装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100511 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110901 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120326 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120821 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120903 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |