JP2009134810A - 連想メモリおよびそれを用いた検索システム - Google Patents

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Abstract

【課題】検索データに近い複数の参照データを出力可能な連想メモリを提供する。
【解決手段】メモリアレイ部10は、複数の参照データの各々と検索データとの比較を並列に実行し、その比較結果を示す複数の比較電流信号C〜Cを生成する。WLA回路20は、複数の比較電流信号C〜Cを複数の電圧VC1〜VCRに変換する。そして、WLA回路20は、第1周期において、複数の電圧VC1〜VCRのうち、最も低い電圧をWinnerとし、残りの電圧をLoserとして検出する。第2周期以降、WLA回路20は、フィードバック信号FB〜FBに基づいて、前回、Winnerとして検出した電圧を除く残りの電圧を検出し、その検出した残りの電圧のうち、最も低い電圧をWinnerとし、残りの電圧をLoserとして検出する。WLA回路20は、この動作をk回繰り返す。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の検索結果を出力可能な連想メモリおよびそれを用いた検索システムに関するものである。
近年、情報処理技術、特に画像圧縮・画像認識の分野においては、最小距離検索機能を持つ連想メモリが注目されている。連想メモリは、知的情報処理で必要となる物体認識のためのパターンマッチングやコードブックと呼ばれるデータ群を利用したデータ圧縮に非常に有効である。
連想メモリは、入力されたデータ列(検索データ)に対して連想メモリ内にある複数の参照データ中から最も類似した(距離の近い)データを検索する機能を持つ機能メモリの代表的なものの一つであり、その優れた検索機能により、先に述べた画像圧縮・画像認識などのパターンマッチング機能を有するアプリケーションにおいて、その性能を飛躍的に向上できるものとして期待されている。
Wビット幅R個の参照データから入力データと最も似ているデータを見つけることはパターンマッチングにおいて基本的な処理である[非特許文献1]。ゆえに画像圧縮,画像認識などの情報処理において、最小距離検索連想メモリ[特許文献1]は中核を担う部分であるといえる。既存の全並列最小距離検索連想メモリとしては、単純な距離であるハミング,マンハッタンおよびユークリッド距離の検索機能を持つものがそれぞれ提案されている。
これまでに、全並列最小ハミング距離検索アーキテクチャ[非特許文献2]や全並列最小マンハッタン距離検索アーキテクチャ[非特許文献3および特許文献2]が提案されている。
特開2002-288985号公報 特開2005-209317号公報 D. R. Tveter, "The Pattern RecognitionBasis of Artificial Intelligence," Los Alamitos, CA: IEEE computersociety, 1998. H. J. Mattausch, T. Gyohten, Y. Soda, and T. Koide, "Compact Associative-Memory Architecture with Fully-Parallel Search Capability for the Minimum Hamming Distance," IEEE Journal of Solid-State Circuits, Vol. 37, pp. 218-227, 2002. H. J. Mattausch, N. Omori, S. Fukae, T.Koide and T. Gyohten, "Fully-Parrallel Pattern-Matching Engine with Dynamic Adaptibility to Hamming or ManhattanDistance," 2002 Symposium on VLSI Circuits Digest of Technical Papers, pp. 252-255, 2002.
しかし、従来の連想メモリは、検索データと参照データとを比較し、検索データに最も近い1つの参照データのみを出力するため、検索データに近い複数の参照データを出力することができないという問題がある。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、検索データに近い複数の参照データを出力可能な連想メモリを提供することである。
また、この発明の別の目的は、検索データに近い複数の参照データを出力可能な連想メモリを備えた検索システムを提供することである。
この発明によれば、連想メモリは、メモリアレイ部と、出力回路とを備える。メモリアレイ部は、予め記憶された複数の参照データの各々と入力された検索データとの比較を並列に実行し、その比較結果を示す複数の比較電流信号を生成する。出力回路は、検索データに近い参照データのj(jは、1<j≦kを満たす整数、kは、2以上の整数)回目の検索において、j−1回目までに検索されたj−1個の参照データを複数の参照データから除き、その除いた残りの参照データから検索データに最も近い参照データを検出するための複数の比較電流信号を電圧に変換するとともに、その変換した電圧を増幅してj番目の出力信号を生成する信号生成動作をk回実行する。
好ましくは、出力回路は、第1および第2の増幅回路と、フィードバック回路とを含む。第1の増幅回路は、j回目の信号生成動作において、メモリアレイ部によって生成された複数の比較電流信号を複数の電圧に変換し、j−1番目のフィードバック信号に基づいて、複数の電圧から検索データにj−1番目に近い参照データを示す電圧を除いて残りの電圧を検出し、その検出した残りの電圧を検索データにj番目に近い参照データを示す第1の電圧と検索データに遠い参照データを示す第2の電圧とに増幅する。第2の増幅回路は、j回目の信号生成動作において、第1の増幅回路から出力された第1および第2の電圧をさらに増幅してj番目の出力信号を生成する。フィードバック回路は、j回目の信号生成動作において、第2の増幅回路から出力されたj−1番目の出力信号に基づいてj−1番目のフィードバック信号を生成し、その生成したj−1番目のフィードバック信号を第1の増幅回路へ出力する。
好ましくは、第1の増幅回路は、j−1番目のフィードバック信号に基づいて、検索データにj−1番目に近い参照データを示す比較電流信号を無効にすることによって複数の電圧から検索データにj−1番目に近い参照データを示す電圧を除いて残りの電圧を検出する。
好ましくは、第1の増幅回路は、複数の電圧から検索データにj−1番目に近い参照データを示す電圧を除いて残りの電圧を検出すると、残りの電圧を第1の電圧と第2の電圧とに分離するためのしきい値を設定し、残りの電圧の各々をしきい値と比較して残りの電圧を第1の電圧と第2の電圧とに増幅する。
また、この発明によれば、検索システムは、第1および第2の連想メモリを備える。第1の連想メモリは、予め記憶された複数の参照データの各々と入力された検索データとの比較を並列に行ない、検索データに近い順にk(kは2以上の整数)個の参照データを出力する。第2の連想メモリは、第1の連想メモリによって出力されたk個の参照データの各々と検索データとの比較を並列に行ない、検索データに一致する参照データを出力する。
好ましくは、検索システムは、バッファをさらに備える。バッファは、第1の連想メモリからの出力信号を保持する。第1の連想メモリは、メモリアレイ部と、出力回路とを含む。メモリアレイ部は、予め記憶された複数の参照データの各々と入力された検索データとの比較を並列に実行し、その比較結果を示す複数の比較電流信号を生成する。出力回路は、検索データに近い参照データのj(jは、1≦j≦kを満たす整数、kは、2以上の整数)回目の検索において、j−1回目までに検索されたj−1個の参照データを複数の参照データから除き、その除いた残りの参照データから検索データに最も近い参照データを検出するための複数の比較電流信号を電圧に変換するとともに、その変換した電圧を増幅してj番目の出力信号を生成する信号生成動作をk回実行する。そして、バッファは、出力回路から出力されたj番目の出力信号を保持するとともに、出力回路からk番目の出力信号を受けると、k個の参照データからなるk個の出力信号を第2の連想メモリへ出力する。
好ましくは、第1の連想メモリは、第1の距離指標で検索を行なってk個の参照データを出力する。第2の連想メモリは、第1の距離指標と異なる第2の距離指標で検索を行なって検索データに一致する参照データを出力する。
好ましくは、第2の連想メモリは、さらに、追加情報を付加して検索データに一致する参照データを出力する。
好ましくは、検索システムは、テーブル保持部をさらに備える。テーブル保持部は、k個の参照データのジャンルと、特徴量とを対応付けた特徴量テーブルを保持する。そして、テーブル保持部は、第1の連想メモリからk個のデータを受けると、特徴量テーブルを参照して、k個のデータのジャンルに対応する特徴量を検出し、その検出した特長量を追加の情報として第2の連想メモリへ出力する。
この発明による連想メモリにおいては、複数の参照データの各々と検索データとの比較を並列して行ない、その比較結果を示す複数の比較電流信号を生成する。そして、
検索データに近い参照データのj(jは、1≦j≦kを満たす整数、kは、2以上の整数)回目の検索において、j−1回目までに検索されたj−1個の参照データを複数の参照データから除き、その除いた残りの参照データから検索データに最も近い参照データを検出するための複数の比較電流信号を電圧に変換するとともに、その変換した電圧を増幅してj番目の出力信号を生成する信号生成動作をk回実行する。
したがって、この発明によれば、複数の参照データを出力できる。
また、この発明による検索システムにおいては、第1の連想メモリが全ての参照データの中から検索データに近い順にk個の参照データを出力し、第2の連想メモリが第1の連想メモリによって検索されたk個の参照データの範囲内で検索データに最も近い参照データを検索する。すなわち、この発明による検索システムにおいては、複数の連想メモリを用いて検索範囲を徐々に狭めながら検索データに最も近い参照データを検索する。
したがって、この発明によれば、検索データに最も近い参照データをより正確に検索できる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態による連想メモリの構成を示す概略ブロック図である。図1を参照して、この発明の実施の形態による連想メモリ100は、メモリアレイ部10と、WLA(Winner Line−up Amplifier)回路20と、WTA(Winner Take All)回路30と、決定回路40と、フィードバック回路50とを備える。
メモリアレイ部10は、メモリ部1と、行デコーダ2と、列デコーダ3と、Read/Write回路4と、検索データ保存回路5とを含む。
メモリ部1は、ユニットデータ保存回路(Unit Storage:US)US11〜US1W,US21〜US2W,・・・,USR1〜USRWと、ユニットデータ比較回路(Unit Comparator:UC)UC11〜UC1W,UC21〜UC2W,・・・,UCR1〜UCRWと、ワード比較回路(Word Comparator:WC)WC〜WCとを含む。なお、Rは、2以上の整数である。
ユニットデータ比較回路UC11〜UC1Wは、それぞれ、ユニットデータ保存回路US11〜US1Wに対応して設けられる。また、ユニットデータ比較回路UC21〜UC2Wは、それぞれ、ユニットデータ保存回路US21〜US2Wに対応して設けられる。以下、同様にして、ユニットデータ比較回路UCR1〜UCRWは、それぞれ、ユニットデータ保存回路USR1〜USRWに対応して設けられる。
ワード比較回路WCは、ユニットデータ保存回路US11〜US1Wおよびユニットデータ比較回路UC11〜UC1Wに対応して配置される。また、ワード比較回路WCは、ユニットデータ保存回路US21〜US2Wおよびユニットデータ比較回路UC21〜UC2Wに対応して配置される。以下、同様にして、ワード比較回路WCは、ユニットデータ保存回路USR1〜USRWおよびユニットデータ比較回路UCR1〜UCRWに対応して配置される。
ユニットデータ保存回路US11〜US1W,US21〜US2W,・・・,USR1〜USRWは、行デコーダ2、列デコーダ3およびRead/Write回路4によって書き込まれた参照データを保存する。
ユニットデータ比較回路UC11〜UC1Wは、ユニットデータ保存回路US11〜US1Wに保存された参照データと、検索データ保存回路5に保存された検索データとを比較する。また、ユニットデータ比較回路UC21〜UC2Wは、ユニットデータ保存回路US21〜US2Wに保存された参照データと、検索データ保存回路5に保存された検索データとを比較する。以下、同様にして、ユニットデータ比較回路UCR1〜UCRWは、ユニットデータ保存回路USR1〜USRWに保存された参照データと、検索データ保存回路5に保存された検索データとを比較する。そして、ユニットデータ比較回路UC11〜UC1W、ユニットデータ比較回路UC21〜UC2W、・・・、およびユニットデータ比較回路UCR1〜UCRWにおける参照データと検索データとの比較は、並列に行なわれる。
なお、ユニットデータ比較回路UC11〜UC1W、ユニットデータ比較回路UC21〜UC2W、・・・、およびユニットデータ比較回路UCR1〜UCRWにおける参照データと検索データとの比較は、ハミング距離、マンハッタン距離、ユークリッド距離およびそれらを組み合わせた距離指標のいずれかを用いて行なわれる。
すなわち、ユニットデータ比較回路UC11〜UC1W、ユニットデータ比較回路UC21〜UC2W、・・・、およびユニットデータ比較回路UCR1〜UCRWは、ハミング距離またはマンハッタン距離を距離指標として用いる場合、次式を用いて検索データと参照データとの比較を行なう。
Figure 2009134810
式(1)において、Dは、参照データであり、Sは、検索データである。そして、各データD,Sが1ビットからなる場合、式(1)は、ハミング距離を表し、各データD,Sが複数ビットからなる場合、式(1)は、マンハッタン距離を表す。
また、ユニットデータ比較回路UC11〜UC1W、ユニットデータ比較回路UC21〜UC2W、・・・、およびユニットデータ比較回路UCR1〜UCRWは、ユークリッド距離を距離指標として用いる場合、次式を用いて検索データと参照データとの比較を行なう。
Figure 2009134810
ワード比較回路WCは、ユニットデータ比較回路UC11〜UC1Wによる参照データと検索データとの比較結果を示す比較電流信号Cを生成し、その生成した比較電流信号CをWLA回路20へ出力する。また、ワード比較回路WCは、ユニットデータ比較回路UC21〜UC2Wによる参照データと検索データとの比較結果を示す比較電流信号Cを生成し、その生成した比較電流信号CをWLA回路20へ出力する。以下、同様にして、ワード比較回路WCは、ユニットデータ比較回路UCR1〜UCRWによる参照データと検索データとの比較結果を示す比較電流信号Cを生成し、その生成した比較電流信号CをWLA回路20へ出力する。
したがって、メモリ部1は、複数の参照データの各々と検索データとの比較を並列して行ない、その比較結果を示す複数の比較電流信号C〜Cを生成してWLA回路20へ出力する。
行デコーダ2は、メモリ部1の行方向のアドレスを指定する。列デコーダ3は、メモリ部1の列方向のアドレスを指定する。Read/Write回路4は、参照データを行デコーダ2および列デコーダ3によって指定されたユニットデータ保存回路US11〜US1W,US21〜US2W,・・・,USR1〜USRWに書き込むとともに、検索データを検索データ保存回路5に書き込む。
検索データ保存回路5は、Read/Write回路4によって書き込まれた検索データを保存する。
WLA回路20は、複数の比較電流信号C〜Cをメモリアレイ部10から受け、複数のフィードバック信号FB〜FBをフィードバック回路50から受ける。フィードバック信号FB〜FBの各々は、電圧VDDまたは電圧Vrefからなる。
そして、WLA回路20は、複数の比較電流信号C〜Cを複数の電圧VC1〜VCRに変換する。WLA回路20は、第1周期において、各々が電圧VDDからなるフィードバック信号FB〜FBをフィードバック回路50から受け、複数の電圧VC1〜VCRのうち、電圧レベルが最も低い電圧VCi(iは、1≦i≦Rを満たす整数)をWinnerとしての電圧Vに増幅し、電圧VCi以外の電圧VC1〜VCR(≠VCi)をLoserとしての電圧V(<V)に増幅する。
その後、WLA回路20は、第2周期において、FB〜FBi−1,FBi+1〜FB=VDD,FB=Vref(たとえば、Vref=Gnd)からなるフィードバック信号FB〜FBをフィードバック回路50から受け、電圧VCiを除くR−1個の電圧VC1〜VCi−1,VCi+1〜VCRのうち、電圧レベルが最も低い電圧(たとえば、電圧VC2)をWinnerとしての電圧Vに増幅し、電圧VC2以外の電圧VC1,VC3〜VCi−1,VCi+1〜VCRをLoserとしての電圧Vに増幅する。
引き続いて、WLA回路20は、第3周期において、FB,FB〜FBi−1,FBi+1〜FB=VDD,FB,FB=Vrefからなるフィードバック信号FB〜FBをフィードバック回路50から受け、電圧VC2,VCiを除くR−2個の電圧VC1,VC3〜VCi−1,VCi+1〜VCRのうち、電圧レベルが最も低い電圧(たとえば、電圧VC5)をWinnerとしての電圧Vに増幅し、電圧VC5以外の電圧VC1,VC3,VC4,VC6〜VCi−1,VCi+1〜VCRをLoserとしての電圧Vに増幅する。
以下、WLA回路20は、上述した動作を所定周期目まで繰り返し行なう。この場合、電圧VCiは、R個の電圧VC1〜VCRの中で電圧レベルが最も低い電圧であり、電圧VC2は、R個の電圧VC1〜VCRの中で2番目に電圧レベルが低い電圧であり、電圧VC5は、R個の電圧VC1〜VCRの中で3番目に電圧レベルが低い電圧である。
したがって、WLA回路20は、R個の電圧VC1〜VCRの中から電圧レベルの低い順に1つの電圧を選択し、その選択した1つの電圧をWinnerとしての電圧Vに増幅し、その他の電圧をLoserとしての電圧Vに増幅する。
すなわち、WLA回路20は、j(jは、1≦j≦kを満たす整数、kは、2以上の整数)周期目において、電圧レベルが最も低い電圧VCMINから電圧レベルがj−1番目に低い電圧VCj−1までのj−1個の電圧をR個の電圧VC1〜VCRから取り除き、残りのR−(j−1)個の電圧VC1〜VCR−(j−1)から電圧レベルが最も低い電圧をWinnerとしての電圧Vに増幅し、その電圧以外の電圧をLoserとしての電圧Vに増幅する。そして、WLA回路20は、R個の電圧VC1〜VCRの中から電圧レベルがk番目に低い電圧VCkがWinnerとしての電圧Vに増幅されるまで、上述した動作を繰り返す。
そして、WLA回路20は、各周期において、増幅した電圧をWTA回路30へ出力する。
WTA回路30は、各周期において、WLA回路20から受けた電圧をさらに増幅し、その増幅後の電圧を決定回路40へ出力する。
決定回路40は、WTA回路30から受けた電圧をしきい値によって2値化して信号M〜Mからなる出力信号を出力する。この場合、信号M〜Mのうちの1つの信号M(たとえば、信号M)は、検索データに最も近い参照データが検索されたことを示す(すなわち、Winnerであることを示す)“1”からなり、それ以外の信号M〜M(≠M)は、参照データが検索データから離れていることを示す(すなわち、Loserであることを示す)“0”からなる。そして、Winnerであることを示す“1”は、電圧VDDからなり、Loserであることを示す“0”は、電圧Vref(Gnd)(<VDD)からなる。
フィードバック回路50は、信号M〜Mからなる出力信号を受け、信号M〜Mを構成する電圧レベルを反転した電圧レベルからなるフィードバック信号FB〜FBを生成し、その生成したフィードバック信号FB〜FBをWLA回路20へ出力する。
より具体的には、フィードバック回路50は、複数のフィードバック回路51〜5Rからなる。フィードバック回路51〜5Rは、それぞれ、信号M〜Mを受け、その受けた信号M〜Mを構成する電圧レベルを反転した電圧レベルからなるフィードバック信号FB〜FBを生成し、その生成したフィードバック信号FB〜FBをWLA回路20へ出力する。
この場合、フィードバック回路51〜5Rの各々は、一度、Vrefからなるフィードバック信号FBを生成してWLA回路20へ出力すると、それ以降、Vrefからなるフィードバック信号FBを維持する。
図2は、図1に示すワード比較回路WC〜WCの構成を示す回路図である。図2を参照して、ワード比較回路WCは、p型MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ11〜1W,1Eからなる。
p型MOSトランジスタ11〜1Wは、ノードN1とノードN2との間に並列に接続される。この場合、p型MOSトランジスタ11〜1Wの各々において、ソースがノードN1に接続され、ドレインがノードN2に接続される。
そして、p型MOSトランジスタ11〜1Wは、ユニットデータ比較回路UC11〜UC1Wにおける比較結果を示す電圧MEM11〜MEM1Wをそれぞれゲートに受ける。
p型MOSトランジスタ1Eは、電圧VDDが供給される電源ノードVdと、ノードN1との間に接続される。そして、p型MOSトランジスタ1Eは、活性化信号EnEQをゲートに受ける。活性化信号EnEQは、ワード比較回路WCを活性化するための信号であり、電圧Vref(Gnd)または電圧VDDからなる。
p型MOSトランジスタ1Eは、電圧Vrefからなる活性化信号EnEQをゲートに受けると、オンされ、電源ノードVdから電圧VDDをノードN1に供給し、ワード比較回路WCを活性化する。また、p型MOSトランジスタ1Eは、電圧VDDからなる活性化信号EnEQをゲートに受けると、オフされ、ワード比較回路WCを停止する。
電流MEM11〜MEM1Wの各々は、参照データと検索データとの対応するビットが一致する場合、電圧VDDからなり、参照データと検索データとの対応するビットが不一致である場合、電圧Vrefからなる。
したがって、p型MOSトランジスタ11〜1Wは、VDDからなる電圧MEM11〜MEM1Wをそれぞれゲートに受けると、オフされ、ノードN1からノードN2へ電流を殆ど流さない。一方、p型MOSトランジスタ11〜1Wは、Vrefからなる電圧MEM11〜MEM1Wをそれぞれゲートに受けると、ノードN1からノードN2へトランジスタサイズに対応した一定の電流を流す。
その結果、ワード比較回路WCは、検索データとユニットデータ保存回路US11〜US1Wに保存された参照データとの距離が最も短い場合(検索データと参照データが合致する場合)、各々がVDDからなる電圧MEM11〜MEM1Wをそれぞれp型MOSトランジスタ11〜1Wのゲートに受けるので、ノードN1からノードN2へ全く電流を流さず、出力信号OUT1を構成する電圧は、最も低くなる。
そして、ワード比較回路WCは、検索データとユニットデータ保存回路US11〜US1Wに保存された参照データとの距離が相対的に長くなると、Vrefからなる電圧MEM11〜MEM1Wの数が相対的に増加し、ノードN1からノードN2へ相対的に多くの電流を流し、出力信号OUT1を構成する電圧は、相対的に高くなる。
また、ワード比較回路WCは、検索データとユニットデータ保存回路US11〜US1Wに保存された参照データとの距離が最も遠い場合、各々がVrefからなる電圧MEM11〜MEM1Wをそれぞれp型MOSトランジスタ11〜1Wのゲートに受けるので、ノードN1からノードN2へ最も多くの電流を流し、出力信号OUT1を構成する電圧は、最も高くなる。
このように、ワード比較回路WCは、検索データとユニットデータ保存回路US11〜US1Wに保存された参照データとの距離が相対的に短い場合、相対的に低い電圧からなる出力信号OUT1を出力し、検索データとユニットデータ保存回路US11〜US1Wに保存された参照データとの距離が相対的に長い場合、相対的に高い電圧からなる出力信号OUT1を出力する。
ワード比較回路WC〜WCの各々も、ワード比較回路WCと同じ構成からなり、ワード比較回路WCと同じ機構によってそれぞれ出力信号OUT2〜OUTRを出力する。
図3は、図1に示すWLA回路20、WTA回路30および決定回路40の回路図である。図3を参照して、WLA回路20は、WLA回路21〜2Rと、制御回路21Cとを含む。WLA回路21は、p型MOSトランジスタ211,213,215と、n型MOSトランジスタ212,216〜218と、キャパシタ214とを含む。
p型MOSトランジスタ211は、電圧VDDが供給される電源ノードVdと、比較電流信号Cが供給されるノードN21との間に接続される。この場合、p型MOSトランジスタ211のソースは、電源ノードVdに接続され、ドレインは、ノードN21に接続される。
そして、p型MOSトランジスタ211は、Vref(Gnd)からなる活性化信号Enをゲートに受けると、ノードN21の電位がVDDになるまで、電流を電源ノードVdからノードN21へ供給し、WLA回路21を不活性化する。また、p型MOSトランジスタ211は、VDDからなる活性化信号Enをゲートに受けると、電源ノードVdからノードN21へ電流を供給せず、WLA回路21を活性化する。
n型MOSトランジスタ212は、ノードN21と接地ノードとの間に接続される。この場合、n型MOSトランジスタ212のドレインは、ノードN21に接続され、ソースが接地ノードに接続される。また、n型MOSトランジスタ212は、制御回路21CのVF(Voltage Follower)回路219から制御電圧VCをゲートに受ける。そして、n型MOSトランジスタ212は、ノードN21に供給された比較電流信号を制御電圧VCのレベルに応じた電圧に変換し、その変換した電圧をp型MOSトランジスタ215のゲートに供給する。
p型MOSトランジスタ213は、電源ノードVdとノードN21との間に接続される。この場合、p型MOSトランジスタ213のソースは、電源ノードVdに接続され、ドレインは、ノードN21に接続される。また、p型MOSトランジスタ213のゲートは、フィードバック回路51の出力側に接続される。
そして、p型MOSトランジスタ213は、Vref(Gnd)からなるフィードバック信号FBをフィードバック回路51からゲートに受けると、ノードN21の電位がVDDになるまで電源ノードVdからノードN21へ電流を供給する。また、p型MOSトランジスタ213は、VDDからなるフィードバック信号FBをフィードバック回路51からゲートに受けると、電源ノードVdからノードN21へ電流を全く供給しない。
キャパシタ214は、ノードN21と接地ノードとの間に接続される。そして、キャパシタ214は、n型MOSトランジスタ212によって変換されたノードN21上の電圧を平滑化し、その平滑化した電圧をp型MOSトランジスタ215のゲートへ出力する。
p型MOSトランジスタ215およびn型MOSトランジスタ216は、電源ノードVdと接地ノードとの間に直列に接続される。この場合、p型MOSトランジスタ215のソースは、電源ノードVdに接続され、p型MOSトランジスタ215のドレインは、n型MOSトランジスタ216のドレインに接続され、n型MOSトランジスタ216のソースは、接地ノードに接続される。
n型MOSトランジスタ217は、ドレインが電源ノードVdに接続され、ソースがnMOSトランジスタ216のゲートに接続され、ゲートがp型MOSトランジスタ215のドレイン、n型MOSトランジスタ216のドレインおよびノードN22に接続される。
n型MOSトランジスタ218は、ドレインがノードN22に接続され、ソースが接地ノードに接続され、活性化信号Enの反転信号をゲートに受ける。
WLA回路22〜2Rの各々は、WLA回路21と同じ構成からなる。
制御回路21Cは、VF回路219と、p型MOSトランジスタ220と、n型MOSトランジスタ221,222とを含む。VF回路219は、WLA回路21〜2RのR個のn型MOSトランジスタ212のゲートと、p型MOSトランジスタ220のドレインおよびゲートとの間に接続される。
p型MOSトランジスタ220およびn型MOSトランジスタ221は、電源ノードVdと接地ノードとの間に直列に接続される。そして、p型MOSトランジスタ220は、電源ノードVdとn型MOSトランジスタのドレインとの間にダイオード接続される。また、n型MOSトランジスタ221のゲートは、n型MOSトランジスタ222のドレインおよびゲートに接続される。
n型MOSトランジスタ222は、R個のWLA回路21〜2Rのn型MOSトランジスタ217のソースと接地ノードとの間にダイオード接続される。
n型MOSトランジスタ222は、WLA回路21〜2Rに含まれるR個のn型MOSトランジスタ217に流れる電流i〜iの和をノードN23へ流す。そして、n型MOSトランジスタ221は、ノードN23に供給された電流に比例した電圧をゲートに受け、その受けた電圧の電圧レベルが相対的に高いとき、ノードN24上の電圧を相対的に低くし、また、ゲートに受けた電圧の電圧レベルが相対的に低いとき、ノードN24上の電圧を相対的に高くする。VF回路219は、ノードN24上の電圧に比例した制御電圧VCを生成し、その生成した制御電圧VCをWLA回路21〜2RのR個のn型MOSトランジスタ212のゲートへ出力する。
図4、図5および図6は、WLA回路20の動作を説明するための図である。図4を参照して、WLA回路21〜2Rに含まれるR個のp型MOSトランジスタ213の各々は、クロックの第1周期においては、電圧VDDからなるフィードバック信号FB〜FBをそれぞれフィードバック回路51〜5Rから受けるので、WLA回路21〜2Rに含まれるR個のp型MOSトランジスタ215は、それぞれ比較電流信号C〜Cに比例した電圧VC1〜VCRをゲートに受ける。
比較電流信号C〜Cの各々は、参照データと検索データとの距離が相対的に短ければ、相対的に小さい電流からなり、参照データと検索データとの距離が相対的に長ければ、相対的に大きい電流からなるので、R個の電圧VC1〜VCRは、相互に異なる値からなる。
したがって、WLA回路21〜2Rに含まれるR個のp型MOSトランジスタ215は、それぞれ電圧VC1〜VCRの電圧レベルに応じた電流を電源ノードVdからノードN22へ供給する。すなわち、WLA回路21〜2Rに含まれるR個のp型MOSトランジスタ215は、それぞれ電圧VC1〜VCRの電圧レベルが相対的に低い場合、相対的に多くの電流をノードN22へ供給し、それぞれ電圧VC1〜VCRの電圧レベルが相対的に高い場合、相対的に少ない電流をノードN22へ供給する。
その結果、ノードN22上の電圧は、電圧VC1〜VCRの電圧レベルが相対的に低い場合、相対的に高くなり、電圧VC1〜VCRの電圧レベルが相対的に高い場合、相対的に低くなる。そして、WLA回路21〜2Rに含まれるR個のn型MOSトランジスタ217は、ノードN22上の電圧が相対的に高くなれば、相対的に多くの電流をn型MOSトランジスタ222へ供給し、ノードN22上の電圧が相対的に低くなれば、相対的に少ない電流をn型MOSトランジスタ222へ供給する。
n型MOSトランジスタ222がWLA回路21〜2Rに含まれるR個のn型MOSトランジスタ222の全てから受けた電流の和をi+i+・・・+iとし、n型MOSトランジスタ222が電流i+i+・・・+iを受けたときのノードN23上の電圧をV1とすると、ノードN24上の電圧は、最も低くなり、VF回路219は、最も低い電圧からなる制御電圧VC−1をWLA回路20のR個のn型MOSトランジスタ212のゲートへ印加する。
そうすると、比較電流信号C〜Cは、それぞれ、WLA回路21〜2Rに含まれるn型MOSトランジスタ212のゲートに印加された制御電圧VC−1に応じた電圧レベルからなる電圧VC1〜VCRに変換され、その変換された電圧VC1〜VCRがそれぞれWLA回路21〜2Rのp型MOSトランジスタ215のゲートに印加される。
この場合、n型MOSトランジスタ212によって比較電流信号C〜Cから変換された電圧VC1〜VCRは、VC1,VC3,VC8,VC4,・・・,VCR−1,VCRの順で電圧レベルが高くなるものとする(図6参照)。
そうすると、WLA回路21のp型MOSトランジスタ215は、WLA回路22〜2Rのp型MOSトランジスタ215よりも多くの電流をノードN22へ供給し、WLA回路21のノードN22上の電圧が最も高くなる。
WLA回路21以外のWLA回路22〜2Rにおいては、p型MOSトランジスタ215が電源ノードVdからノードN22へ供給する電流は、WLA回路21のp型MOSトランジスタ215が電源ノードVdからノードN22へ供給する電流よりも少なくなり、WLA回路22〜2RのノードN22上の電圧は、WLA回路21のノードN22上の電圧よりも低くなる。
WLA回路21〜2Rの各々は、電源ノードVdと接地ノードとの間に直列に接続されたp型MOSトランジスタ215およびn型MOSトランジスタ216を含むので、反転増幅器の機能によって入力側のノードN21上の電圧を反転増幅して出力側のノードN22上へ電圧を出力する。
そして、WLA回路21〜2RのR個のn型MOSトランジスタ212のゲートに印加される制御電圧VC−1は、最も高い電圧を出力するWLA回路21のノードN22上の電圧をWinner用の電圧VとしてノードN22上へ出力し、WLA回路22〜2RのノードN22上の電圧をLoser用の電圧V(<V)としてノードN22上へ出力するための電圧である。つまり、制御電圧VC−1は、最も低い電圧VC1をWinner用の電圧VとしてノードN22上へ出力し、電圧VC1以外の電圧VC1〜VCR(≠VC1)をLoser用の電圧V(<V)としてノードN22上へ出力するためのしきい値電圧Vth1を各WLA回路21〜2R(=p型MOSトランジスタ215およびn型MOSトランジスタ216からなる反転増幅器)に設定するための制御電圧である。
図5を参照して、第2周期目において、WLA回路21のp型MOSトランジスタ213は、Vref(Gnd)からなるフィードバック信号FBをゲートに受け、WLA回路22〜2RのR−1個のp型MOSトランジスタ213は、VDDからなるフィードバック信号FB〜FBをゲートに受ける。
そうすると、WLA回路21のp型MOSトランジスタ213は、ノードN21上の電位がVDDになるまで電源ノードVdからノードN21へ電流を供給し、WLA回路22〜2Rのp型MOSトランジスタ213は、電源ノードVdからノードN21へ電流を供給しない。
その結果、WLA回路21のp型MOSトランジスタ215は、比較電流信号Cをn型MOSトランジスタ212によって変換した電圧ではなく、p型MOSトランジスタ215がノードN21へ供給した電流をn型MOSトランジスタ212によって変換した電圧VDDをゲートに受け、電源ノードVdからノードN22へ電流を供給しない。そして、WLA回路21のノードN22上の電圧は、低下する。また、WLA回路21のn型MOSトランジスタ217は、n型MOSトランジスタ222に電流iを供給しない。
このように、Vref(Gnd)からなるフィードバック信号FBを受けたWLA回路21は、メモリアレイ部10から受けた比較電流信号Cを無効にする。
一方、WLA回路22〜2Rのp型MOSトランジスタ215は、電源ノードVdからノードN22へ電流を供給し、WLA回路22〜2Rのn型MOSトランジスタ217は、それぞれ、電流i〜iをn型MOSトランジスタ222へ供給する。
その結果、n型MOSトランジスタ222は、電流i+・・・+iを受け、この電流i+・・・+iは、電流i+i+・・・+iよりも小さいので、ノードN23上の電圧は、V1よりも低いV2になる。
そうすると、ノードN24上の電圧は、上昇し、VF回路219は、制御電圧VC−1よりも高い制御電圧VC−2をWLA回路21〜2RのR個のn型MOSトランジスタ212のゲートへ出力する。
その結果、WLA回路21〜2Rのn型MOSトランジスタ212は、ノードN21から接地ノードへより多くの電流を流し、WLA回路22〜2Rにおいて、比較電流信号C〜Cは、n型MOSトランジスタ212によって第1周期目よりも電圧レベルの低い電圧VC2〜VCRに変換される。
そして、WLA回路20は、電圧VC2〜VCRの中で最も低い電圧VC3をWinner用の電圧Vに変換し、電圧VC3以外の電圧VC2〜VCR(≠VC3)をLoser用の電圧Vに変換する。
したがって、制御電圧VC−2は、電圧VC2〜VCRの中で最も低い電圧VC3をWinner用の電圧VとしてノードN22上へ出力し、電圧VC3以外の電圧VC2〜VCR(≠VC3)をLoser用の電圧V(<V)としてノードN22上へ出力するためのしきい値電圧Vth2を各WLA回路21〜2R(=p型MOSトランジスタ215およびn型MOSトランジスタ216からなる反転増幅器)に設定するための制御電圧である。
WLA回路20は、第3周期目から第k周期目まで、上述した動作を繰り返し、最初に供給されたR個の電圧VC1〜VCRの中から電圧レベルの低い順にk個の電圧を選択し、その選択した電圧をVとして出力する。
上述したように、この発明においては、WLA回路20の第2周期目以降において、R個のWLA回路21〜2RにおいてWinner用の電圧VとLoser用の電圧Vとを検出するためのしきい値電圧Vthを徐々に高くして前回の周期でWinnerとして検出された電圧(=VC1〜VCRのいずれか)を除く残りの電圧をWinner用の電圧VとLoser用の電圧Vとに分離する。
再び、図3を参照して、WTA回路30は、WTA回路31〜3Rを含む。WTA回路31〜3Rは、それぞれ、WLA回路21〜2Rに対応して設けられる。そして、WTA回路31〜3Rの各々は、5個の反転増幅器IV1〜IV5を含む。5個の反転増幅器IV1〜IV5は、WLA回路20と決定回路40との間で直列に接続される。
また、上記において、ワード比較回路、Winner Line−up増幅回路およびWinner Take All回路は、n型MOSトランジスタとp型MOSトランジスタとが双対関係な構成をとってもよい。
WTA回路31〜3Rの反転増幅器IV1〜IV5は、WLA回路21〜2Rの出力信号を5回反転増幅して決定回路40へ出力する。
決定回路40は、決定回路41〜4Rを含む。決定回路41〜4Rは、それぞれ、WTA回路31〜3Rに対応して設けられる。決定回路41〜4Rの各々は、直列に接続された3個のインバータ411〜413からなる。したがって、決定回路41〜4Rは、それぞれ、WTA回路31〜3Rの出力信号を反転した信号を信号M〜Mとして出力する。
図7は、図3に示すフィードバック回路51の回路図である。図7を参照して、フィードバック回路51は、NORゲート511,512からなる。NORゲート511の一方の入力端子は、入力信号Sを受け、NORゲート511の他方の入力端子は、NORゲート路512の出力端子Qに接続される。
また、NORゲート512の一方の入力端子は、入力信号Rを受け、NORゲート512の他方の入力端子は、NORゲート511の出力端子Q’に接続される。
すなわち、フィードバック回路51は、SRフリップフロップ(およびそれに類似するもの)からなる。
なお、フィードバック回路52〜5Rの各々も、図7に示すフィードバック回路51と同じ回路図からなる。
図8は、図7に示すフィードバック回路51の入力信号S,Rおよび出力信号Q’のタイミングチャートである。図8において、縦軸は、電圧を表し、横軸は、時間を表す。
入力信号Rが0Vからなる場合、入力信号Sの電圧レベルが0Vまたは3.3Vへ変化しても、出力電圧Q’は、0Vからなる。
一方、入力信号Rが3.3Vからなる場合、出力電圧Q’は、入力信号Sが0Vになると、3.3Vになり、入力信号Sが3.3Vになると、0Vになる。
したがって、フィードバック回路51は、0Vからなる出力信号Q’を出力するまでは、3.3Vからなる入力信号Rを受け、0Vからなる出力信号Q’を一度出力すると、0Vからなる入力信号Rを受ける。
これによって、フィードバック回路51は、信号Mが“1”になるまでは、VDDからなるフィードバック信号FBをWLA回路21のp型MOSトランジスタ213のゲートへ供給し、信号Mが一度“1”になると、それ以降、Vref(Gnd)からなるフィードバック信号FBをWLA回路21のp型MOSトランジスタ213のゲートへ供給し続ける。
フィードバック回路52〜5Rについても同じである。
図9および図10は、それぞれ、図1に示す連想メモリ100における検索動作を説明するための第1および第2の概念図である。図9を参照して、検索データに近い参照データの検索が開始されると、メモリアレイ部10は、検索データと複数の参照データの各々との比較を並列に実行し、その比較結果を示す複数の比較電流信号C〜Cを生成する。
そして、WLA回路20は、メモリアレイ部10から複数の比較電流信号C〜Cを受け、第1周期において、各々が電圧VDDからなるフィードバック信号FB〜FBをフィードバック回路50から受ける。そして、WLA回路20は、上述した動作によって、複数の比較電流信号C〜Cを複数の電圧VC1〜VCRに変換し、その変換した電圧VC1〜VCRのうち、最も低い電圧VC2をWinner用の電圧Vに変換し、電圧VC2以外の電圧VC1〜VCR(≠VC2)をLoser用の電圧Vに変換し、比較電圧信号LA〜LAをWTA回路30へ出力する。
そして、WTA回路30は、比較電圧信号LA〜LAをWLA回路20から受け、その受けた比較電圧信号LA〜LAをさらに増幅し、その増幅した比較電圧信号LA〜LAを決定回路40へ出力する。
決定回路40は、増幅された比較電圧信号LA〜LAをWTA回路30から受け、その受けた比較電圧信号LA〜LAのうち、最も高い電圧からなる比較電圧信号LAを“1”(Winner)に変換し、比較電圧信号LA以外の比較電圧信号LA〜LA(≠LA)を“0”(Loser)に変換して信号M,M〜M=0,M=1からなる出力信号を出力する。
その後、連想メモリ100の第2周期において、フィードバック回路51〜5Rは、それぞれ、信号M〜Mを受ける。そして、フィードバック回路51,53〜5Rは、それぞれ、信号M,M〜M=0に応じて、電圧VDDからなるフィードバック信号FB,FB〜FBを生成してWLA回路20へ出力し、フィードバック回路52は、信号M=1に応じて、電圧Vref(Gnd)からなるフィードバック信号FBを生成してWLA回路20へ出力する。
そうすると、WLA回路20は、フィードバック信号FB,FB〜FB=VDDと、フィードバック信号FB=Vref(Gnd)とを受け、その受けたフィードバック信号FB,FB〜FB=VDDおよびフィードバック信号FB=Vref(Gnd)に基づいて、上述した動作によって、電圧VC2を除く電圧VC1,VC3〜VCRの中から最も低い電圧VC1をWinner用の電圧Vとして検出し、電圧VC1を除く電圧VC3〜VCRをLoser用の電圧Vとして検出し、比較電圧信号LA,LA〜LAをWTA回路30へ出力する。そして、WTA回路30は、WLA回路20から受けた比較電圧信号LA,LA〜LAをさらに増幅して決定回路40へ出力し、決定回路40は、比較電圧信号LAを“1”からなる信号Mに変換し、比較電圧信号LA〜LAを“0”からなる信号M〜Mに変換して出力信号を出力する。
すなわち、第2周期においては、ユニットデータ保存回路US21〜US2W、ユニットデータ比較回路UC21〜UC2W、ワード比較回路WC、WLA回路22、WTA回路32および決定回路42にマスクを掛け、残りの部分で検索データに最も近い参照データを検索する(図10参照)。つまり、第2周期においては、比較電流信号Cは、無効にされる。
その後、連想メモリ100は、Winnerが出力されたワード比較回路の系列にマスクを掛け、残りの参照データの中から検索データに最も近い参照データを検索する動作を上述した方法によって繰り返し実行し、検索データにk番目に近い参照データが検索されると、検索動作を終了する。
図11は、図1に示す連想メモリ100の複数のクロックにおける検索動作を示すシミュレーション結果である。図11を参照して、活性化信号Enが第1周期T1において3.3Vになると、連想メモリ100は、活性化され、第1周期T1において検索データと最も近い距離(=distance=1)を有するWinner#1を出力する。
その後、連想メモリ100は、第2周期T2において活性化されると、検索データと2番目に近い距離(=distance=2)を有するWinner#2を出力する。
以後、同様にして、連想メモリ100は、第3周期T3および第4周期T4において、それぞれ、検索データと3番目および4番目に近い距離(=distance=3,4)を有するWinner#3,Winner#4を出力する。
そして、連想メモリ100においては、一度、出力されたWinner#1〜#4は、それ以降、不活性化されている。したがって、Winner#1が出力された後、Winner#2が出力される場合、Winner#1を除く参照データの中から検索データに最も近い参照データが検索され、その検索された参照データがWinner#2として出力される。Winner#3,Winner#4についても同様である。
その結果、図11に示すシミュレーションから、検索データに近い順にk個の参照データを検索可能な連想メモリ100の動作を確認できた。
図12は、この発明の実施の形態による検索システムの構成図である。図12を参照して、この発明の実施の形態による検出システム200は、連想メモリ100と、書込/検索回路110と、連想メモリ120とを備える。すなわち、検索システム200は、図1に示す連想メモリ100を備える検索システムである。
連想メモリ100については、上述したとおりである。なお、検索システム200においては、連想メモリ100は、エンコーダ60を備えており、エンコーダ60は、k個のクロックを用いて検索したk個の参照データを決定回路40から受け、その受けたk個の参照データのアドレスAdd1〜Addkを生成する。そして、エンコーダ60は、その生成したアドレスAdd1〜Addkを書込/検索回路110へ出力する。
書込/検索回路110は、連想メモリ100からアドレスAdd1〜Addkを受け、外部から追加情報を受ける。そして、書込/検索回路110は、アドレスAdd1〜Addkおよび追加情報を連想メモリ120へ出力する。
連想メモリ120は、連想メモリ100によって検索されたk個の参照データの範囲において、検索データとk個の参照データの各々との比較を並列に実行し、検索データに最も近い参照データを検索し、その検索した参照データを最終Winnerとして出力する。連想メモリ120は、連想メモリ100のメモリアレイ部10と同じメモリアレイ部を備えるので、連想メモリ100によって検索されたk個の参照データのアドレスAdd1〜Addkをエンコーダ60から受ければ、アドレスAdd1〜Addkを用いて自己のメモリアレイ部においてk個の参照データを指定でき、その指定したk個の参照データの範囲で検索データに一致する参照データを検索できる。
なお、検索システム200においては、連想メモリ100は、ハミング距離を用いて検索データに近いk個の参照データを検索し、連想メモリ120は、ユークリッド距離を用いてk個の参照データの中から検索データに一致する参照データを検索する。
図13は、図12に示す検索システム200における検索のイメージ図である。連想メモリ100,120は、R個の参照データをメモリアレイ部10に含む。連想メモリ100は、上述した動作によって、たとえば、R個の参照データの中から検索データに近いk個の参照データ2〜k+1を検索する(図13の(a)→(b)参照)。
そして、連想メモリ100は、その検索したk個の参照データ2〜k+1のアドレスAdd2〜Addk+1を書込/検索回路110を介して連想メモリ120の行デコーダへ出力する。
連想メモリ120の行デコーダは、アドレスAdd2〜Addk+1に基づいて、メモリアレイ部10のk個の参照データ2〜k+1を指定する。そうすると、連想メモリ120は、検索データ保存回路に保存された検索データとk個の参照データ2〜k+1の各々との比較を並列に実行し、検索データに一致する参照データkを検索する(図13の(b)→(c)参照)。
このように、この発明においては、2つの連想メモリ100,120を用いて、検索する参照データの範囲を徐々に狭めて検索を行ない、最終的に検索データに一致する参照データをWinnerとして出力する。
したがって、検索データに一致する参照データを正確に検索できる。
図12に示す検索システム200の応用例について説明する。図14は、字体の異なる文字列を示す図である。図14を参照して、A〜Zまでのアルファベットを異なる字体で表した4個の文字列LC1〜LC4が存在する。そして、文字列LC1を最終的なWinnerとして検索する。
この場合、連想メモリ100は、検索データとして[ABC・・・XYZ]を保持しており、書込/検索回路110は、文字列LC1を特徴付ける追加情報を外部から受ける。そして、連想メモリ100は、上述した方法によって、検索データ=[ABC・・・XYZ]に近い4個の参照データ(=文字列LC1〜LC4)を検索し、その検索した4個の参照データ(=文字列LC1〜LC4)のアドレスを書込/検索回路110へ出力する。
そして、書込/検索回路110は、4個の参照データ(=文字列LC1〜LC4)のアドレスと、文字列LC1を特徴付ける追加情報とを連想メモリ120へ入力する。
そうすると、連想メモリ120は、4個の参照データ(=文字列LC1〜LC4)のアドレスに基づいて、メモリアレイ部10において4個の参照データ(=文字列LC1〜LC4)を指定し、文字列LC1を特徴付ける追加情報を用いて、4個の参照データ(=文字列LC1〜LC4)の中から文字列LC1を検索し、文字列LC1を最終的なWinnerとして出力する。
このように、検索システム200を用いることによって、字体の異なる複数の文字列の中から所望の字体の文字列を検索できる。
また、追加情報として、文字列が水平方向と成す角度を入力することによって、水平方向から所定角度だけ回転した文字列を検索することもできる。
表1は、2段の連想メモリを用いた検索データに一致する参照データの検索の実験結果を示す。
Figure 2009134810
26個のサンプルを用いた2回の実験が行なわれた。“A”,“B”,“C”,“D”の検索データに一致する参照データの検索に失敗する割合は、実験1においては、単一の連想メモリを用いた場合、12.5%であるのに対し、2段の連想メモリを用いた場合、4.8%である。また、“A”,“B”,“C”,“D”の検索データに一致する参照データの検索に失敗する割合は、実験2においては、単一の連想メモリを用いた場合、13.5%であるのに対し、2段の連想メモリを用いた場合、5.8%である。
したがって、2段の連想メモリを用いることによって、検索データに一致する参照データの検索に失敗する割合を大幅に減少できる。すなわち、2段の連想メモリを用いることによって、検索データに一致する参照データを正確に検出できる。
図15は、この発明の実施の形態による他の検索システムの構成図である。この発明の実施の形態による検索システムは、図15に示す検索システム200Aであってもよい。図15を参照して、検索システム200Aは、図12に示す検索システム200にテーブル保持部130を追加したものであり、その他は、検索システム200と同じである。
なお、検索システム200Aにおいては、連想メモリ100は、k個の参照データおよびアドレスAdd1〜Addkを書込/検索回路110へ出力する。
テーブル保持部130は、連想メモリ100によって検索されたk個の参照データのジャンルと特徴量との対応関係を示す特徴量テーブルCHTを保持している。そして、テーブル保持部130は、書込/検索回路110からk個の参照データを受けると、その受けたk個の参照データのジャンルを抽出し、特徴量テーブルCHTを参照して、k個の参照データのジャンルに対応する特徴量を抽出して書込/検索回路110へ出力する。
図16は、特徴量テーブルの概念図である。図16を参照して、特徴量テーブルCHTは、k個の参照データのジャンルと、特徴量とからなり、k個の参照データのジャンルおよび特徴量は、相互に対応付けられる。k個の参照データのジャンルは、たとえば、文字および画像等からなる。文字に対応する特徴量は、たとえば、ゴシック体からなり、画像に対応する特徴量は、たとえば、油絵からなる。
検索システム200Aにおける検索が開始されると、連想メモリ100は、上述した方法によって、検索データに近いk個の参照データを検索し、その検索したk個の参照データと、k個の参照データのアドレスAdd1〜Addkとを書込/検索回路110へ出力する。
書込/検索回路110は、連想メモリ100からk個の参照データおよびアドレスAdd1〜Addkを受けると、k個の参照データをテーブル保持部130へ出力する。テーブル保持部130は、書込/検索回路110から受けたk個の参照データのジャンルを抽出し、特徴量テーブルCHTを参照して、k個の参照データのジャンルに対応する特徴量を抽出する。そして、テーブル保持部130は、その抽出した特徴量を書込/検索回路110へ出力する。
書込/検索回路110は、テーブル保持部130から特徴量を受けると、アドレスAdd1〜Addkを連想メモリ120の行デコーダに書き込むとともに、特徴量を連想メモリ120に入力する。そして、連想メモリ120は、アドレスAdd1〜Addkに基づいて、メモリアレイ部10においてk個の参照データを指定し、特徴量を用いてk個の参照データの中から検索データに一致する参照データを検索する。
これによって、検索システム200Aは、検索データに一致する参照データを正確に検索できる。
図17は、この発明の実施の形態によるさらに他の検索システムの構成図である。図17を参照して、検索システム200Bは、連想メモリ101〜10n(nは、3以上の整数)を備える。n個の連想メモリ101〜10nは、直列に接続される。したがって、検索システム200Bは、n段の連想メモリからなる検索システムである。
連想メモリ101〜10n−1の各々は、上述した連想メモリ100からなり、連想メモリ10nは、上述した連想メモリ120からなる。そして、連想メモリ101は、検索データと複数の参照データの各々との比較を並列に行ない、検索データに近い順にk1(k1は、2以上の整数)個の参照データを次段の連想メモリ102へ出力し、連想メモリ102は、連想メモリ101から受けたk1個の参照データの範囲内で検索データに近い参照データの検索を行ない、k2(k2は、k2<k1を満たす整数)個の参照データを次段の連想メモリ103へ出力する。以下、同様にして、連想メモリ103〜10n−1は、それぞれ、連想メモリ102〜10n−2から受けたk2,・・・,kn−2(k2,・・・,kn−2は、k2>・・・>kn−2を満たす整数)個の参照データの範囲内で検索データに近い参照データの検索を行ない、それぞれ、k3,k4,・・・,kn−1(k3,k4,・・・,kn−1は、k3>・・・>kn−1を満たす整数)個の参照データを次段の連想メモリ104〜10nへ出力する。そして、連想メモリ10nは、連想メモリ10n−1から受けたkn−1個の参照データの範囲内で検索データに近い参照データの検索を行ない、検索データに最も近い参照データを出力する。この場合、連想メモリ102〜10nは、それぞれ、異なる距離指標および/または異なる特徴量を用いて検索データに近い参照データの検索を行なう。
図18は、この発明の実施の形態によるさらに他の検索システムの構成図である。図18を参照して、検索システム200Cは、連想メモリ100,121〜12m(mは、2以上の整数),140を備える。
m個の連想メモリ121〜12mは、連想メモリ100と連想メモリ140との間に並列に接続される。そして、連想メモリ121〜12m,140の各々は、上述した連想メモリ120からなる。
連想メモリ121〜12mの各々は、連想メモリ100からk個の参照データを受け、その受けたk個の参照データの範囲内で検索データに最も近い参照データを検索し、その検索結果を連想メモリ140へ出力する。そして、連想メモリ121〜12mは、相互に異なる距離指標および/または異なる特徴量を用いて検索データに最も近い参照データを検索する。
連想メモリ140は、m個の連想メモリ121〜12mからn(nは、n≧mを満たす整数)個の参照データを受け、その受けたn個の参照データの範囲内で検索データに最も近い参照データを検索する。
検索システム200Cにおいては、連想メモリ100は、第1段目の連想メモリであり、m個の連想メモリ121〜12mは、第2段目の連想メモリであり、連想メモリ140は、第3段目の連想メモリである。
そして、検索システム200Cは、連想メモリ121〜12mによって複数の距離指標(複数の特徴量)を用いて検索データに近い参照データの複数の候補を選択し、最終段の連想メモリ140によって検索データに最も近い参照データを決定する。
したがって、検索システム200Cを用いることによって、検索データに最も近い参照データをより正確に検索できる。
この発明による検索システムは、図17に示す連想メモリ102〜10n−1の少なくとも1つを図18に示すm個の連想メモリ121〜12mに代えたものであってもよい。そして、連想メモリ102〜10n−1のうちの2以上の連想メモリの各々をm個の連想メモリ121〜12mに変える場合、2以上の連想メモリにおけるm個の連想メモリ121〜12mの個数は、相互に同じであってもよく、異なっていてもよい。また、連想メモリ102〜10n−1のうちの2以上の連想メモリの各々をm個の連想メモリ121〜12mに変える場合、連続する2以上の連想メモリの各々をm個の連想メモリ121〜12mに変えてもよく、1つおき、または複数個おきに配置された2以上の連想メモリの各々をm個の連想メモリ121〜12mに変えてもよい。
また、この発明による検索システムは、図18に示す検索システム200Cから連想メモリ100を削除したものであってもよい。
なお、上記においては、連想メモリ100は、ハミング距離によって検索データに近いk個の参照データを検索し、連想メモリ120は、ユークリッド距離によって検索データに一致する参照データを検索すると説明したが、この発明においては、これに限らず、連想メモリ100は、ユークリッド距離によって検索データに近いk個の参照データを検索し、連想メモリ120は、ハミング距離によって検索データに一致する参照データを検索するようにしてもよい。また、連想メモリ100,120は、ハミング距離およびユークリッド距離の組合せや他の距離指標を用いて検索データに一致する参照データを検索するようにしてもよい。
また、上記においては、フィードバック回路51〜5Rの各々は、SRフリップフロップからなると説明したが、この発明においては、これに限らず、フィードバック回路51〜5Rの各々は、リセット、セット機能付きのレジスタから構成されていてもよい。
この発明においては、WLA回路20、WTA回路30およびフィードバック回路50は、「出力回路」を構成する。
また、この発明においては、WLA回路20は、「第1の増幅回路」を構成し、WTA回路30は、「第2の増幅回路」を構成する。
さらに、この発明においては、連想メモリ100は、「第1の連想メモリ」を構成し、連想メモリ120は、「第2の連想メモリ」を構成する。
さらに、この発明においては、連想メモリ101は、「第1の連想メモリ」を構成し、連想メモリ102〜10nは、「第2の連想メモリ」を構成する。
さらに、この発明においては、検索システム200Cにおける連想メモリ100は、「第1の連想メモリ」を構成し、連想メモリ121〜12m,140は、「第2の連想メモリ」を構成する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、検索データに近い複数の参照データを出力可能な連想メモリに適用される。また、この発明は、検索データに近い複数の参照データを出力可能な連想メモリを備えた検索システムに適用される。
この発明の実施の形態による連想メモリの構成を示す概略ブロック図である。 図1に示すワード比較回路の構成を示す回路図である。 図1に示すWLA回路、WTA回路および決定回路の回路図である。 WLA回路の動作を説明するための図である。 WLA回路の動作を説明するための図である。 WLA回路の動作を説明するための図である。 図3に示すフィードバック回路の回路図である。 図7に示すフィードバック回路の入力信号S,Rおよび出力信号Q’のタイミングチャートである。 図1に示す連想メモリにおける検索動作を説明するための第1の概念図である。 図1に示す連想メモリにおける検索動作を説明するための第2の概念図である。 図1に示す連想メモリの複数のクロックにおける検索動作を示すシミュレーション結果である。 この発明の実施の形態による検索システムの構成図である。 図12に示す検索システムにおける検索のイメージ図である。 字体の異なる文字列を示す図である。 この発明の実施の形態による他の検索システムの構成図である。 特徴量テーブルの概念図である。 この発明の実施の形態によるさらに他の検索システムの構成図である。 この発明の実施の形態によるさらに他の検索システムの構成図である。
符号の説明
10 メモリアレイ部、20 WLA回路。

Claims (9)

  1. 予め記憶された複数の参照データの各々と入力された検索データとの比較を並列に実行し、その比較結果を示す複数の比較電流信号を生成するメモリアレイ部と、
    前記検索データに近い参照データのj(jは、1<j≦kを満たす整数、kは、2以上の整数)回目の検索において、j−1回目までに検索されたj−1個の参照データを前記複数の参照データから除き、その除いた残りの参照データから前記検索データに最も近い参照データを検出するための複数の比較電流信号を電圧に変換するとともに、その変換した電圧を増幅してj番目の出力信号を生成する信号生成動作を前記k回実行する出力回路とを備える連想メモリ。
  2. 前記出力回路は、
    前記j回目の信号生成動作において、前記メモリアレイ部によって生成された複数の比較電流信号を複数の電圧に変換し、j−1番目のフィードバック信号に基づいて、前記複数の電圧から前記検索データにj−1番目に近い参照データを示す電圧を除いて残りの電圧を検出し、その検出した残りの電圧を前記検索データにj番目に近い参照データを示す第1の電圧と前記検索データに遠い参照データを示す第2の電圧とに増幅する第1の増幅回路と、
    前記j回目の信号生成動作において、前記第1の増幅回路から出力された第1および第2の電圧をさらに増幅して前記j番目の出力信号を生成する第2の増幅回路と、
    前記j回目の信号生成動作において、前記第2の増幅回路から出力されたj−1番目の出力信号に基づいて前記j−1番目のフィードバック信号を生成し、その生成したj−1番目のフィードバック信号を前記第1の増幅回路へ出力するフィードバック回路とを含む、請求項1に記載の連想メモリ。
  3. 前記第1の増幅回路は、前記j−1番目のフィードバック信号に基づいて、前記検索データにj−1番目に近い参照データを示す比較電流信号を無効にすることによって前記複数の電圧から前記検索データにj−1番目に近い参照データを示す電圧を除いて残りの電圧を検出する、請求項2に記載の連想メモリ。
  4. 前記第1の増幅回路は、前記複数の電圧から前記検索データにj−1番目に近い参照データを示す電圧を除いて残りの電圧を検出すると、前記残りの電圧を前記第1の電圧と前記第2の電圧とに分離するためのしきい値を設定し、前記残りの電圧の各々を前記しきい値と比較して前記残りの電圧を前記第1の電圧と前記第2の電圧とに増幅する、請求項2に記載の連想メモリ。
  5. 予め記憶された複数の参照データの各々と入力された検索データとの比較を並列に行ない、前記検索データに近い順にk(kは2以上の整数)個の参照データを出力する第1の連想メモリと、
    前記第1の連想メモリによって出力された前記k個の参照データの各々と前記検索データとの比較を並列に行ない、前記検索データに一致する参照データを出力する第2の連想メモリとを備える検索システム。
  6. 前記第1の連想メモリからの出力信号を保持するバッファをさらに備え、
    前記第1の連想メモリは、
    予め記憶された複数の参照データの各々と入力された検索データとの比較を並列に実行し、その比較結果を示す複数の比較電流信号を生成するメモリアレイ部と、
    前記検索データに近い参照データのj(jは、1≦j≦kを満たす整数、kは、2以上の整数)回目の検索において、j−1回目までに検索されたj−1個の参照データを前記複数の参照データから除き、その除いた残りの参照データから前記検索データに最も近い参照データを検出するための複数の比較電流信号を電圧に変換するとともに、その変換した電圧を増幅してj番目の出力信号を生成する信号生成動作を前記k回実行する出力回路とを含み、
    前記バッファは、前記出力回路から出力されたj番目の出力信号を保持するとともに、前記出力回路からk番目の出力信号を受けると、前記k個の参照データからなるk個の出力信号を前記第2の連想メモリへ出力する、請求項5に記載の検索システム。
  7. 前記第1の連想メモリは、第1の距離指標で検索を行なって前記k個の参照データを出力し、
    前記第2の連想メモリは、前記第1の距離指標と異なる第2の距離指標で検索を行なって前記検索データに一致する参照データを出力する、請求項6に記載の検索システム。
  8. 前記第2の連想メモリは、さらに、追加情報を付加して前記検索データに一致する参照データを出力する、請求項7に記載の検索システム。
  9. 前記k個の参照データのジャンルと、特徴量とを対応付けた特徴量テーブルを保持するテーブル保持部をさらに備え、
    前記テーブル保持部は、前記第1の連想メモリから前記k個のデータを受けると、前記特徴量テーブルを参照して、前記k個のデータのジャンルに対応する特徴量を検出し、その検出した特長量を前記追加の情報として前記第2の連想メモリへ出力する、請求項7に記載の検索システム。
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