JP2009134736A - プロセス制御システムにおける機能強化デバイスアラーム - Google Patents

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Abstract

【課題】デバイスアラームメッセージの機能を強化し、表示デバイスアラームのプロセスアラームとの統合を可能にする。
【解決手段】フィールドデバイスからデバイスアラームメッセージを受信し、該デバイスアラームメッセージが第1の組のデバイス情報を含んだメッセージフィールドを有する。機能強化されたデバイスアラームメッセージを形成すべく、第1の組のデバイス情報に基づいてフィールドデバイスに関連する第2の組のデバイス情報を含んだメッセージフィールドをデバイスアラームメッセージに追加し、デバイスアラームメッセージ内の第2の組のデバイス情報に基づいてデバイスアラームテーブルを選択する。また、表示可能なアラーム情報を含んだ一組の情報フィールドを識別すべく、デバイスアラームメッセージ内の第1の組のデバイス情報を、選択されたデバイスアラームテーブルにマッピングし、表示可能なアラーム情報の一部を表示する。
【選択図】図6

Description

本出願は、平成12年11月7日に出願された表題が「プロセス制御ネットワークにおける一体化されたアラーム表示」である米国特許出願第90/707,580号の一部継続出願である。本発明は、一般的にプロセス制御システムに関するものであり、より詳細には、プロセス制御システムにおけるデバイスアラームの機能強化及びディスプレイに関する。
化学プロセス,石油プロセス,又はその他のプロセスで利用されるプロセス制御システムは、通常、アナログバス,デジタルバス,又はアナログとデジタルとを組み合わせたバスを介して、少なくとも一つのホスト又はオペレータワークステーション及び一若しくは複数のフィールドデバイスと通信接続される一若しくは複数の中央集中型プロセス制御装置を備えている。例えば、バルブ,バルブポジショナ,スイッチ,及びトランスミッタ(例えば、温度センサ,圧力センサ,及び流量センサ)等のフィールドデバイスは、プロセス内で、バルブの開閉や、プロセスパラメータの測定のようなプロセス機能を実行する。プロセス制御装置は、フィールドデバイスにより行なわれるプロセス測定を示す信号及び/又はその他のそのフィールドデバイスに付随する情報を受信し、この情報を用いて制御ルーチンを実行して制御信号を発生する。その信号は、プロセスを制御するためにバス又はその他の通信回線を介してフィールドデバイスに送信される。フィールドデバイス及び制御装置からの情報は、オペレータワークステーションによって実行される一又は複数のアプリケーションに提供されてもよく、それにより、オペレータは、プロセスの現状の監視やプロセスの運行の修正等のプロセスに対する所望の機能を実行することが可能になる。ある公知の制御装置/オペレータインタフェースソフトウェアは、制御装置又はその他のデバイス内でソフトウェアにより実行されるプロセス制御操作の結果から生じるプロセスアラームを発生及び表示するように設計されている。
フィッシャー・ローズマウント社から販売されているDeltaVプロセス制御システムは、制御装置又は異なるフィールドデバイス内に位置するか又は備えられている機能ブロックを、制御操作を実行するために利用している。その制御装置及び、ある場合にはフィールドデバイスは一又は複数の機能ブロックを格納及び実行することができ、それぞれは入力をその他の機能ブロックから受信し、及び/又は出力を(同一デバイス内か、又は異なるデバイス内の)その他の機能ブロックに提供し、デバイスの制御又は比例微分及び積分(PID)の制御ルーチンのような制御操作を実行する。プロセス制御システム内の異なる機能ブロックは、一又は複数のプロセス制御ループを形成するために、(例えば、単一デバイス内で、又はバス上で)互いに通信するように構成されており、従って、その個々の操作は、そのプロセス制御システム内全体に亘って分散することが可能である。
通常、機能ブロック又はこれらの機能ブロックが実行されるデバイスは、プロセス制御ループ又はそこで実行される機能内の誤り、障害、又は問題を検出し、オペレータワークステーション又はその他のユーザインタフェースのオペレータに、プロセス制御システム又はプロセス制御システムの制御ループ内に望ましくない状態が存在することを知らせるアラームメッセージのような信号を送信するように構成されている。そのようなアラームは、例えば、機能ブロックが通信不能であるとか、機能ブロックが範囲外の入力又は出力を受信又は生成しているとか、又は機能ブロックが障害又はその他の望ましくない状態を被っているとか等を指摘し得る。現在のアラーム処理及びディスプレイシステムにおいて、例えばオペレータインタフェース/ワークステーションで実行されるアプリケーションは、プロセス操作に係わるプロセスアラームを含むメッセージを受信し、首尾一貫すると共に処理しやすい方法で、これらのプロセスアラームを表示し、それによりオペレータがある体系だった論理的な方法で、アラームを処理することを可能にするように構成されている。そのようなオペレータインタフェースシステムは、表題が「アラーム優先順位調節を含むプロセス制御システム」である米国特許第5,768,119号に記載されており、ここで明白に引用により援用する。
米国特許第5,768,119号に記載されているような公知のオペレータインタフェースアプリケーションは、通常、オペレータが、即ちプロセス制御システムの実際の毎日の操作を監視している人が、優先順位のアラームのような最も重要なプロセスアラームを一番に見ることが可能であるように構成されている。これらのアプリケーションはプロセス制御オペレータに情報を提供する目的で設計されているので、これらのアプリケーションはそのプロセスの機能に関連するアラームのみを表示し、機能不全のフィールドデバイス又は制御装置若しくは入力/出力(I/O)デバイスのようなその他のハードウェアに関連するその他の種類の誤り又はアラームは表示するようには構成されてはいない。従って、例えば米国特許第5,768,119号に記載されているシステムでは、オペレータディスプレイアプリケーションは、プロセス制御システムの一部を表示し、その表示の下側に優先順位のプロセスアラームを示すアラームバナーを提供する。その表示されたアラームは、プロセスアラームである、というのは、それらは機能ブロック、又はプロセス制御スキーム又はプロセス制御ループを実行すると共に、プロセス制御ループの機能の誤りを示すために利用されるその他のソフトウェアにより生成されるからである。オペレータが、オペレータワークステーションにおいてプロセスアラームの一つを選択した場合、アプリケーションは、そのアラームを発生した機能ブロック又はモジュール、そのアラームの優先順位、そのアラームが認識されているかどうか等の、その選択されたアラームに関連するより多くの情報をそのオペレータに提供し、そのアラームが発生したそのループのフェイスプレート、及びそのアラームが発生した工場のその部分に関連する主要制御表示等の、そのアラームに関連するプロセスについての情報を表示し得る。
これらの公知の表示を利用して、オペレータは、アラームの存在を認識することができ、その他の利用できるソフトウェアアプリケーションを用いてその問題を解決し得る。ある場合、そのオペレータは、その存在するプロセスアラームに基づいて、一又は複数のフィールドデバイス又はその他のハードウェア部品を修理又は交換する必要があると判断し得る。もしその場合には、そのオペレータは、保守要員に連絡し、そのデバイスが必要とする試験、修理、又は交換のための計画を組み得る。同様に、そのオペレータは、技術者に連絡し、そのアラームに対応する。この方法で、オペレータは、受信したプロセスアラームに基づいて、デバイス又はハードウェアの問題を検出し、その問題を解決するためにその問題を保守要員又は技術者に手渡す。しかしながら、プロセスアラームからデバイス又はハードウェアの問題を検出又は推論するには、経験のある又は知識のあるオペレータが必要である。
過去においては、従来のフィールドデバイスは、プロセス制御システム内で、例えば、4〜20ミリアンペア(mA)の信号のようなアナログ信号を、アナログバス又はアナログ回線を介して、プロセス制御装置に送信すると共に、プロセス制御装置から受信するのに用いられている。しかしながら、これらの4〜20ミリアンペア(mA)の信号には本質的に限界がある。というのは、それらはデバイスによるプロセス測定又は稼動中においてそのデバイスの操作を制御するために必要な制御装置により発生されるプロセス制御信号を示すだけであるからである。結果として、4〜20ミリアンペア(mA)デバイスは、そのデバイス自体の操作能力又は現状に関連するアラームを発生することはできない。結果として、これらのデバイスに関連するアラームは、一般的にプロセス制御システム内で利用されていない。しかしながら、最近、マイクロプロセッサ及びメモリを有するスマートフィールドデバイスがプロセス制御産業において普及してきている。FOUNDATION(商標)Fieldbus(以下「Fieldbus」),HART(登録商標),PROFIBUS(登録商標),WORLDFIP(登録商標),Device-Net(登録商標),及びCANプロトコルのような多くの標準開放型のスマートデバイス通信プロトコルが、異なる製造会社により製作されたスマートフィールドデバイスを、同一プロセス制御ネットワーク内で一緒に用いることを可能にするように開発されてきている。プロセス内で主要な機能を実行するのに加えて、スマートフィールドデバイスは、そのデバイスに関連するデータを格納し、デジタル又はデジタルとアナログとを組み合わせた形式で、制御装置及び/又はその他のデバイスと通信し、そして、自己較正,識別,診断等の二次的なタスクを実行し得る。重要なことには、これらのプロトコルの少なくとも幾つかに適応するデバイスは、そのデバイス自体の内で問題を検出でき、そのプロセス制御システムの正常な操作に責任のある適切なオペレータ,保守要員,又は技術者に、検出された問題を示すアラームメッセージ又は警報メッセージを送信することができる。
しかしながら、フィールドデバイス又は制御装置が発生し、それらのデバイスに関連するハードウェアに問題が生じていることを示す信号のような非プロセスアラームを表示するディスプレイアプリケーションは、あるとしても僅かなものである。プロセスアラームを表示するオペレータディスプレイのような、保守要員又は技術者が首尾一貫し矛盾のない方法で障害のあるフィールドデバイス,制御装置,又はI/Oデバイス等を検出及び参加することを可能にする公知のディスプレイは無いと信じられている。事実、技術者及び技師は、一般的に、フィールドデバイス又はその他のハードウェアに関する又はそれらにより検出されたアラーム又はその他のイベントのために、多くの通信記録を印刷したもの又は格納したファイルを再調査しなければいけない。このプロセスは、時間が掛かり且つ容易なことではない。技術者又は技師が首尾一貫した方法でデバイスアラーム及びハードウェアアラームを監視することを可能にする性能とは、上で示したように、デバイスが通信を停止する又はデバイスの正常な運転を妨げるその他の問題のように、そのデバイス自体の多数の操作上の問題を検出する性能を提供する新規のスマートフィールドデバイス,制御装置,及びI/Oデバイスの出現に伴い、ましてやなおさら価値のあるものである。例えば、バルブは、過度の圧力又は不足の圧力状態、動けなくなったバルブプラグ等を検出するセンサを有してもよく、そのデバイス内のソフトウェアは、検出された問題の種類とその問題の深刻さを示すアラームメッセージを発生する結果となっても構わない。ある場合、問題は重大であり、動けなくなったバルブプラグのように即座の世話が必要になり得るが、一方、その他の状態の場合には将来いつか行なう保守のための計画を必要とされ得る。例えば、バルブは、前回の保守点検からの総合バルブ行程を測定し、その総合バルブ行程がある前もって決められた閾値に達すると、そのスマートバルブデバイスは、保守を要求するアラームを発生し得る。
また、ある小規模なプロセス制御アプリケーションにおいては、一人の工員が、オペレータ,保守要員,及び技術者の機能を実行したいと考えてもよい。或いは、そのオペレータが、フィールドデバイス,制御装置,及びI/Oデバイス内で生じている問題について知りたいと考えても構わない。というのは、そうすることが、そのオペレータが伝統的なオペレータインタフェース内で現れるプロセスアラームを理解する上で役に立つからである。過去において、体系付けられ、そして、一体化された方法で、一人の工員がアラームデータ又はイベントデータの全てを監視すると共に解釈することを可能にする容易な方法は無かった。更にまた、オペレータがアラームの全てのカテゴリを見たいと考えてもよいし、インタフェースにあまりにも多くの情報が表示されている場合は、オペレータがアラームのあるカテゴリを停止させても構わないし、あるアラームの責任を誰か他の人に委託しても構わない。現在において、一人の工員がこれら全ての機能を実行することを可能にするシステムはない。
プロセス制御システム内に用いられるアラーム表示及びインタフェースシステムは、デバイスアラームとプロセスアラームとを一体化させることを可能にするために、デバイスアラームメッセージの機能を強化し、それによって、オペレータ及びユーザ等が、単一のインタフェース内でアラームの複数のカテゴリを処理すると共に、対応することを容易にする。
本発明の一つの態様において、プロセス制御システム内でアラームを処理するシステム及び方法は、フィールドデバイスからデバイスアラームメッセージを受信し得、該デバイスアラームメッセージは、第1の組のデバイス情報を含む第1の組のメッセージフィールドを有し得る。そのシステム及び方法は、そのフィールドデバイスに関連する第2の組のデバイス情報を含む第2の組のメッセージフィールドをそのデバイスアラームメッセージに付け加え、機能強化されたデバイスアラームメッセージを形成し、該機能強化されたデバイスアラームメッセージ内の第2の組のデバイス情報に基づいてデバイスアラームテーブルを選択し得る。
付け加えて言えば、そのシステム及び方法は、機能強化されたデバイスアラームメッセージ内の第1の組のデバイス情報を、選択されたデバイスアラームテーブルに、表示可能なアラーム情報を含む第1の組の情報フィールドを識別するためにマッピングし、アラームパラメータ,アラームの記載,アラームの種類,アラームメッセージ,及び対処手段情報のうちの一つを含む表示可能なアラーム情報の一部を表示し得る。更にまた、そのシステム及び方法は、表示可能なアラーム情報を含む一組の情報フィールドの一つの中の前もって定められた文字列に応じて、第1の組のメッセージフィールドの一つからの浮動小数点形式の数値を表示し得る。
本発明のもう一つの態様においては、フィールドデバイスを有するプロセス制御ネットワーク内のデバイスアラームを処理するシステムは、メモリに通信可能に結合されているプロセスシステムを有する。そのプロセッサシステムは、フィールドデバイスからデバイスアラームメッセージを受信するようにプログラムされてもよく、該デバイスアラームメッセージは、フィールドデバイス内に格納された第1の組のデバイス情報を有してもよい。そのプロセッサシステムは、更に、フィールドデバイスに関連する第2の組のデバイス情報をデバイスアラームメッセージに付け加えて機能を拡張したデバイスアラームメッセージを形成すると共に、該機能を拡張したデバイスアラームメッセージ内の第1の組のデバイス情報を利用して一組の表示可能なアラーム情報を識別してもよい。
一体化されたアラーム表示及びインタフェースシステムが用いられ得るプロセス制御システムのブロック図である。 ワークステーションのブロック図であり、該ワークステーションは、そこで実行される一体化されたアラーム表示及びインタフェースシステムを有する。 図1のプロセス制御システム内で用いられる一体化されたアラーム表示及びインタフェースシステムによって生成される第1の例示のユーザインタフェーススクリーンである。 図1のプロセス制御システム内で用いられる一体化されたアラーム表示及びインタフェースシステムによって生成される第2の例示のユーザインタフェーススクリーンである。 プロセスアラームのためのアラームバナー表示の例示である。 デバイスアラームのためのアラームバナー表示の例示である。 ハードウェアアラームのためのアラームバナー表示の例示である。 Fieldbusフィールドデバイスに関連するデバイスアラームのためのフェイスプレート表示の例示である。 ジェネリックフィールドデバイスに関連するデバイスアラームのためのフェイスプレート表示の例示である。 ノード又はハードウェアエレメントに関連するハードウェアアラームのためのフェイスプレート表示の例示である。 ユーザインタフェーススクリーン上に表示されるカテゴリ及び優先順位を設定するのに用いられるインタフェース表示の例示である。 アラームサマリ制御モジュールによって作成されるアラームサマリ表示の第1の例示である。 アラームサマリ制御モジュールによって作成されるアラームサマリ表示の第2の例示である。 アラームサマリ制御モジュールによって作成されるアラームサマリ表示の第3の例示である。 プロセス及びデバイスアラームのためのイベント記録の例示である。
図1を参照すると、プロセス制御ネットワーク又はシステム10は、一又は複数のホストワークステーション又はコンピュータ14(それは任意のどのようなパーソナルコンピュータ又はワークステーションであってもよい)に接続されている一又は複数のプロセス制御装置12と、それぞれが一又は複数のフィールドデバイス25〜39に接続されている何列もの入力/出力(I/O)デバイス20,22とを有する。プロセス制御装置12は、例えば、フィッシャー・ローズマウント社から販売されているDeltaV(商標)プロセス制御装置であってもよく、例えばイーサネット(登録商標)接続40又はその他のどのような適切な通信リンクを介してホストコンピュータ14に通信可能に接続される。同様に、プロセス制御装置12は、例えば標準型の4〜20mAデバイス及び/又はFieldbus若しくはHARTプロトコルのような任意のスマート通信プロトコルに関連する任意の所望のハードウェア及びソフトウェアを用いてフィールドデバイス25〜39に通信可能に接続されている。一般的に知られているように、プロセス制御装置12は、その中に格納されている、又はそうでなければそれと関連付けられているプロセス制御ルーチンを実行又は管理すると共に、フィールドデバイス25〜39と通信し、プロセスを任意の所望の方法で制御する。
フィールドデバイス25〜39は、センサ,バルブ,トランスミッタ,ポジショナ等の任意の種類のデバイスであってもよいし、一方、列20及び22内のI/Oカードは、HART,Fieldbus,及びProfibus等の任意の所望の通信又は制御装置プロトコルに対応する任意の種類のI/Oデバイスであってもよい。図1に例示されている実施の形態において、フィールドデバイス25〜27は、アナログ回線上でI/Oカード22Aと通信する標準型4〜20mAデバイスであり、フィールドデバイス28〜31は、HART互換性のあるI/Oデバイス20Aに接続されているHARTデバイスとして例示されており、そして、フィールドデバイス32〜39は、デジタルバス42又は44上で、例えばFieldbusプロトコルを用いて、I/Oカード20B又は22Bと通信するFieldbusフィールドデバイスのようなスマートデバイスである。勿論、フィールドデバイス25〜39並びに何列もの入力/出力(I/O)カード20及び22は、将来開発される任意の業務標準又はプロトコルを含む、標準型4〜20mAに代わる任意のその他の所望の業務標準又はプロトコル,HART,又はFieldbusプロトコルに対応し得る。
各制御装置12は、所謂一般に呼ばれる機能ブロックを用いて制御戦略を実行するように構成されている。周知のように、各機能ブロックは、全体の制御ルーチンの一部(例えば、サブルーチン)であり、プロセス制御システム10内のプロセス制御ループを実行するために、その他の機能ブロックと(リンクと呼ばれる通信を介して)連携して作動する。機能ブロックは、通常プロセス制御システム内で、センサ若しくはその他のパラメータ測定デバイスに関連するような入力機能、PID制御及びファジイ論理制御等を実行する制御ルーチンに関連するような制御機能、又はある物理的機能を実行するためにバルブのようなデバイスの操作を制御する出力機能を実行する。勿論、ハイブリッド及びその他の種類の機能ブロックは存在する。機能ブロックのグループは、モジュールと呼ばれる。機能ブロック及びモジュールは、制御装置12内に格納され制御装置12によって実行されてもよく、それは、通常機能ブロックが標準型4〜20mAデバイス及びある種類のスマートフィールドデバイスのために用いられるか、それらのデバイスに関連するかの場合であり、又はフィールドデバイス自体内に格納され、そのデバイス自体によって実行されてもよく、それはFieldbusデバイスの場合であり得る。一方、プロセス制御システム10の説明は、本文では、機能ブロック制御戦略を用いて提供されているが、その制御戦略は、また、ラダー論理やシーケンシャルフローチャート等のその他の技術を用いると共に、独自の又は非独自のプログラム言語を用いて実行することができる。
図1のシステムにおいて、一又は複数のホストデバイス14は、オペレータワークステーションとして機能し、その中に格納されたアラーム処理ソフトウェア50を有している。一般的に言えば、アラーム処理ソフトウェア50は、システム内に存在するアラームに関してのプロセスの現在の操作状態を、オペレータが理解又は監視可能なようにプロセス制御システム10についての情報を表示する。例えば、アラーム処理ソフトウェア50は、アラーム指標をその中に有するアラームバナーと共に、プロセス制御システム10の一部を例示する主要な制御ディスプレイを表示してもよく、それらは、アラームの一つに関連するプロセス制御システム10のその部分に関連するデバイス及びその他の装置を含んでいる。主要な制御ディスプレイは、プロセス制御システム10の現在の状態についての情報を提供してもよく、例えば、タンク内の流体のレベル,バルブ,及びその他の流体管路の流体特性,装置の設定,並びにセンサの読み取り値等のような情報である。そのような表示の例は、図3に例示されている。オペレータは、アラーム処理ソフトウェア50をプロセス制御システム10の異なる部分又はプロセス制御システム10内の装置を見るために利用し得る。勿論、アラーム処理ソフトウェア50は、ワークステーション14のオペレータディスプレイ上にインタフェーススクリーンを作成するために、制御装置12、及びプロセス制御システム10に関連する又はその中で作られる適切な数値,設定,及び測定値を得るためにもし必要ならば、フィールドデバイス25〜39,何列ものI/Oデバイス20,22,又はその他のデバイスと通信する。
アラーム処理ソフトウェア50は、制御装置12,I/Oデバイス20及び22,並びに/又はフィールドデバイス25〜39の幾つか又は全て内のアラーム発生ソフトウェアによって作成されたアラームメッセージを受信するように構成されている。このソフトウェアは、図1にソフトウェアエレメント51,52,53として例示されている。一般的に言えば、アラーム処理ソフトウェア50は、例えばプロセスアラーム(それは、通常、通信可能に相互接続される機能ブロックからなるプロセス制御ソフトウェアモジュールによって発生され、そのプロセスの稼動中に用いられるプロセス制御ルーチンを形成する)と、制御装置12,I/Oデバイス20及び22,又はその他のワークステーションによって発生され、これらのデバイスの状態又は機能状況に関連するアラームであるハードウェアアラームと、そして、フィールドデバイス25〜39の幾つか又は全てによって発生され、それらのデバイスに関連する問題を示すデバイスアラームとを有する、異なるカテゴリのアラームを受信する。これらの又はその他のカテゴリのアラームは、任意の所望の方法で発生し得る。例えば、プロセス制御機能を実行するために利用される機能ブロック又はソフトウェアモジュールにプロセスアラームを発生させることは周知のことであり、これらのプロセスアラームは、通常アラームメッセージの形式でオペレータインタフェースに表示のために送信される。また、より新しいスマートデバイス,制御装置,データベース,サーバ,ワークステーション等は、問題,誤り,保守警告等を検出するために、任意の所望の独自の又は非独自のソフトウェアを利用すると共に、これらの状態を示すアラームをオペレータインタフェース14に送信し得る。特に、制御装置,I/Oデバイス,及びスマートフィールドデバイスのような今日利用できるデバイスの多くは、動かなくなったバルブプラグ,壊れた部品,保守問題等のハードウェアの問題を検出するソフトウェア及び/又はセンサと共に提供されると共に、これらの状態を示す信号又はメッセージを発生し得る。
もし所望ならば、アラーム処理ソフトウェア50は、多数の因子に基づいてアラームを受信及びフィルタし得る。特に、アラーム処理ソフトウェア50は、該ソフトウェア50が実行されるワークステーション、そのワークステーションの登録した作業員の身分、及びそのアラームのカテゴリ,種類,優先順位,状況,発生の時間等のようなオペレータが設定可能な設定に基づいてアラームをフィルタし得る。例えば、アラーム処理ソフトウェア50は、該アラーム処理ソフトウェア50を実行しているワークステーションが受信するように構成されている、工場の領域又は区分からのアラームを、選択的に表示するためにアラームをフィルタし得る。換言すれば、その工場のある領域又は区分のためのアラームは特定のワークステーションで表示されないかもしれなく、そのかわりに、各ワークステーションはその工場の一又は複数の特定の領域のためのアラームを表示するように制限され得る。同様に、アラームはオペレータ識別によってフィルタされ得る。特に、個々のオペレータは、アラームのあるカテゴリ,種類,優先順位レベル等を監視するように制限されるか、又はその工場の一区分又は幅区分(例えば、領域)からのアラームを監視するように制限され得る。アラーム処理ソフトウェア50は、また、オペレータの機密取扱者の人物調査に基づいて、表示のためにアラームをフィルタし得る。これらのワークステーション及びオペレータフィルタ設定は本文においては、ワークステーション及びオペレータ適用範囲制御として参照する。
アラーム処理ソフトウェア50は、例えば、アラームカテゴリ(例えば、プロセスアラーム,デバイスアラーム,又はハードウェアアラーム),アラーム種類(通信,故障,助言,保守等),アラーム優先順位,モジュール,デバイス,ハードウェア,そのアラームが属するノード又は領域,そのアラームが承認されているのか又は動作不可能にされているのか、そのアラームがアクティブなのかどうか等を含む、オペレータが設定可能な設定に基づいて、監視可能なアラーム(即ち、ワークステーション及びオペレータ適用範囲制御内のアラーム)をフィルタし得る。
図2を参照すると、アラーム表示及びインタフェースシステムを実施するワークステーション14の一つの構成がより詳細に示されている。図2に示されているように、ワークステーション14は、イーサネット(登録商標)接続40を介して制御装置12と通信する、通信層又はスタック62のような通信ソフトウェアを格納すると共に実行し、制御装置12,バンク20及びバンク22内のI/Oデバイス,フィールドデバイス25〜39,及び/又はその他のワークステーション14によって送信される信号を受信する。通信層62は、また、制御装置,I/Oデバイス,フィールドデバイス25〜39,及びその他のワークステーション14に送信される、アラーム承認メッセージ又は信号等のようなメッセージを適切にフォーマットする。通信層を実行するために利用される通信ソフトウェアは、例えば、今日イーサネット(登録商標)通信に利用されている任意の公知の又は所望の通信ソフトウェアであり得る。勿論、通信スタック62は、ワークステーション14内で実行される、設定アプリケーション,診断又はその他のプロセスアプリケーション、データベース処理アプリケーション等のようなその他の機能を実行するその他のソフトウェアに接続される。
アラーム表示及びインタフェースシステムは、メッセージの形式で、通信層62からアラーム及びその他のイベント情報を受信するアラーム処理ユニット64を有し、アラーム又はその他のイベント情報を含むそれらのメッセージを解読し、アラーム又はその他のイベント情報をデータベース66に格納し得る。通信層62及びデータベース66とインタフェースで接続するアラーム処理ユニット64の前端部は、アラームレシーバであり得る。アラーム処理ソフトウェア50は、またアラーム処理ユニット64がワークステーション14に関連する(CRT,LCD,LED,プラズマディスプレイ,プリンタ等のような)ユーザインタフェース69上にどのアラームを表示するか判断するために用いるアラームフィルタ68を有する。アラームフィルタ68は、その設定をデータベース66に格納してもよいし、これらのフィルタ設定は、ユーザの好みに基づいてユーザによって前もって設定されても及び/又は変更されても構わない。
一般的に、フィルタ設定は、アラームのカテゴリ及び優先順位を制御してもよく、もし所望ならば複数の異なる判断基準を利用して、表示するアラームの順番を設定し得る。ワークステーション及びオペレータ適用対象制御は、オペレータの識別及びオペレータが登録するワークステーションに基づいて、特定のオペレータが何を見られる(例えば、特定のワークステーションでどのアラームを表示するか)かに影響を与える。この場合、操作ライセンスが各ワークステーションに割り当てられてもよく、操作ライセンス無しでは、アラーム情報及び全てのアラームリスト/サマリディスプレイは空の状態であり得る。換言すれば、アラーム処理ユニット64によって示されるアクティブな又は抑制されたアラームのカテゴリ(即ち、プロセス,ハードウェア,又はデバイス)は何もない。更にまた、現在のオペレータ適用対象の工場領域(オペレータは、通常少なくともその工場領域内の一つのセキュリティキーを与えられる)からのアラームのみがそのワークステーションアラーム表示に表示される資格がある。また、工場領域又はユニットフィルタディスプレイ(下で説明される)を用いて切断されていない工場領域及びユニットからのアラームだけがアラーム表示に表示される資格がある。この方法で、フィルタ68は、ワークステーション及びオペレータ適用対象以外からのアラーム並びにオペレータによって切断された工場領域又はユニットからのアラームの表示を防いでいる。
アラームのそのワークステーション及びオペレータ適用対象制御への適合を試験した後、フィルタ68はフィルタにかけると共にそのアラームの表示順位を判断する。例えば、それらは、そのアラームのカテゴリ、そのアラームの優先順位、そのアラームの種類、そのアラームの承認状態、そのアラームの抑制状態、そのアラームの時間、そのアラームのアクティブ状態等を含んでいる。受信されたアラームはアラームメッセージを利用してアラーム処理ソフトウェア50に送信されるが、これらの数値のそれぞれに対してパラメータを有してもよく、フィルタ68はそのアラームの適切なパラメータをフィルタ設定と比較して表示するためにアラームにフィルタをかけ得る。例えば、オペレータはアラームのどのカテゴリ及びアラームのどの優先順位レベルがスクリーンに表示されるべきか示唆し得る。もし所望ならば、オペレータは製造業者によって設定されたアラームの既設定優先順位レベルから優先順位をオフセットすることによりアラームの前もって設定されているその優先順位を調整できる。DeltaVシステムにおいては、各アラームに対して約3から15の間の優先順位レベルが設定され、フィルタ68によって監視しているとき、オペレータは、この優先順位レベルを何レベルでもオフセットでき、高優先順位を低優先順位に又は低優先順位を高優先順位にできる。一方、オペレータは、フィルタ68によって通過されたアラームの表示の順番を設定し得るが、その順番は、また異なる種類のアラームに矛盾のない表示を提供するために、前もって設定されている設定によっても決定され得る。
何れにしろ、オペレータは、ユーザが最も興味のあるアラームのカテゴリ又は種類に基づいて、アラームが表示される方法をカスタマイズすることができ、それは全て、プロセスアラーム、デバイスアラーム、若しくはハードウェアアラーム、又はアラームの複数のカテゴリの任意の組み合わせであるような、一つのカテゴリ又は一つの種類のアラームであり得る。ユーザは、また、そのアラームがどのように提供されるか及びそのアラームと共に提供される情報を制御し得る。この方法で、アラーム処理ソフトウェア50は、一人の作業員が、オペレータ、技師又は保守要員、そして、技術者の操作を、同一スクリーン上で、通常工場内の異なる場所で異なる作業員によってアドレスされるアラームを監視すると共にアドレスすることにより、実行することを可能にしている。或いは、同一システム内で異なる時間に、保守要員は、同一システムを用いて保守アラームだけを監視し、その間に、技術者は、そのデバイスに影響を与えているその他の種類のアラームを監視することができる。この方法で、アラーム処理ソフトウェア50は、同一時間に、異なるワークステーションで、プロセス制御システム10に関連するアラームの異なる形態を監視するために異なる職責の人によって用いられることが可能である。更に、アラーム処理ソフトウェア50が用いられているとき、ある個人が監視すると共に承認しているアラーム機能を同一ソフトウェアを有し得るもう一人の個人に引き渡すのが相対的に容易である。或いは又はそれに付け加えて言えば、ある個人は、通常もう一人の個人よって監視されているアラームを受け入れるためにフィルタを設定してもよい。この方法によって、一人の作業者は、幾つかのフィルタの設定を再設定することにより、異なるワークステーションに居る他の作業者に、そのアラームを監視する機能を引き渡し、昼食に行くことができる。昼食から戻ると、その作業者は、それらの機能の制御を取り戻すことができる。また、一人の作業員で取り扱うにはアラームの情報量が余りにも大きくなると、その作業員は、プロセスアラーム,デバイスアラーム,又はハードウェアアラームのようなアラームのあるカテゴリの負荷を手放すか又は放すことができ、その結果、これらのアラームが他のターミナルの他の作業員達によって取り扱われることが可能になる。
アラーム処理ユニット64が、どのアラームがディスプレイ69を介してユーザに表示されるべきかと、そのアラームが表示される順番とを決定するために、フィルタ68を用いた後、アラーム処理ユニット64は、この情報をユーザディスプレイインタフェース70に提供し、任意の所望の方法でアラーム表示69上にアラーム情報を表示するために、任意の標準又は所望のオペレーティングシステムを利用する。勿論、ユーザディスプレイインタフェース70は、それが必要とするその他の情報を取得し、それらの情報とは、データベース66から、又は通信層62を介してプロセス制御システム10から受信されるその他の通信信号からの、プロセス制御システム10についての配置又は構成の情報や、そのシステム内のパラメータ又は信号の数値等である。また、ユーザディスプレイインタフェース70は、例えば、特定のアラームに関連する更なる情報、アラーム又はフィルタ設定への変更、新しいアラーム表示等を要求するユーザからのコマンドを受信し、この情報を処理ユニット64に提供し、そして、処理ユニット64は、要求された行動をとったり、ディスプレイ69を介してユーザに新しいアラーム表示を提供するために、アラーム情報のためデータベース66を調査したりする。
一般的に言えば、例えばプロセスアラーム、デバイスアラーム、そして、ハードウェアアラームを含む、発生でき、ディスプレイ69上に表示できるアラームの異なるカテゴリがある。公知であり、制御装置又はフィールドデバイス上で実行されるプロセス制御ルーチン内に、通常機能ブロック又はモジュールによって発生させられるプロセスアラームは、過去において、オペレータインタフェースに送信され表示されていた。プロセスアラームは、一般的に、プロセス制御ソフトウェアの機能操作の問題を示唆し、それは即ち、制限外測定値、プロセスパラメータと設定ポイントとの間の異常分散値等のようなプロセス制御ルーチン自体の問題である。プロセスアラームは、通常、ユーザによりプロセス制御モジュールの構成要素として設定され、モジュールの名前と関連し、オペレータインタフェース上に提供される設定情報内に現れ得る。プロセスアラームの何種類かは、不正の入力/出力、制限外測定値、閾値超過等を含む。プロセスアラームは、当業者において周知のことなので、本文においてはより詳細には説明しない。
Fieldbusプロトコルを用いて通信するフィールドデバイスは周知のメッセージ形式を利用してアラーム情報を通信する。Fieldbusデバイスアラームメッセージは、ブロック識別フィールド、相対認識フィールド、サブコードフィールド、そして、浮動小数点フィールドを有する。一般的に言えば、Fieldbusデバイスアラームメッセージ内にあるそれらのフィールドは、その特殊性のレベルが上昇するように、そのアラームメッセージの原因及びそれによって伝えられるそのアラームの特徴を特定する。
特に、デバイスアラームメッセージ内のブロック識別フィールドは、アラームメッセージが由来するFieldbusデバイス内のブロックを識別する。周知のように、Fieldbusデバイスは、それぞれそのFieldbusデバイスの多種の能力を表す、一又は複数の関連する機能ブロック、資源ブロック、及び/又は転換ブロックを有し得る。例えば、二つの温度を感知する部品を有するFieldbus温度トランスミッタは、二つの転換ブロック(即ち、各感知部品に対して一つ)と、平均の温度数値を生じるための二つの感知部品(転換ブロックを介して)の出力を読む一つの機能ブロックを有し得る。何れにしても、制御装置やワークステーション等は、どのブロックがアラームメッセージを発生したかや、そのアラームメッセージは、機能ブロック、資源ブロック、又は転換ブロックによって発生したかどうか等を判断するために、Fieldbusデバイスアラームメッセージ内のブロック識別フィールドを利用し得る。
Fieldbusデバイスアラームメッセージの相対認識フィールドは、特定のブロック内(例えば、機能ブロック、資源ブロック、又は転換ブロック)のどのパラメータがアラームメッセージの発生を引き起こしたかを識別する。所与のブロックは、相対認識フィールド内の相違する数値を用いて、互いに区別でき、それに関連する複数のパラメータを有し得る。例えば、一つの機能ブロックは、幾つかの入力及び出力を有してもよく、そのそれぞれは、異なる相対認識フィールド数値と一意的に関連している。
サブコードフィールドは、一般的に、伝送されているアラームメッセージの特徴を示し、そのデバイスの製造業者によって前もって決められている数値を提供する。例えば、サブコードフィールドは、センサの読み取り値が正常な作動範囲の外側にあるとか、センサが完全にか、又はFieldbusデバイス内で起き得るその他の故障状態であるとかを示すのに用いられ得る。
Fieldbusデバイスにおいて、サブコードフィールドとはデバイスあると共に製造業者特有のものであり、その結果、所与のFieldbusデバイスの特定のブロック内の異なる種類の故障は、異なるサブコードフィールド値という結果となり、そして、異なるデバイス及び/又は異なる製造業者によって作られたよく似たデバイス内の、同様の種類の故障は、アラームメッセージ内で送信される異なるサブコードフィールド値という結果となる。サブコードフィールドは、ユーザが設定可能なものではなく、そして、特定の種類の故障のサブコードフィールド値は、デバイス及び/又は製造業者特有のものであるので、製造業者は通常サブコードのリスト及び対応する故障の種類を提供し、その結果、そのサブコード値は、ユーザ,オペレータ,設計者等により故障種類に翻訳され得る。
浮動少数点フィールドは、通常、アラームメッセージ内で報告されるサブコードに関連する浮動少数点数を含む。従って、サブコードフィールドが、特定の転換ブロック内のセンサの読み取り値が正常の作動範囲の外側であると示す場合、その浮動少数点フィールドは、実際に範囲外であるセンサの読み取り値を示す浮動少数点値を含み得る。
デバイスアラームとは、プロセス内のフィールドデバイスの操作に関連するアラームであり、フィールドデバイス又はプロセス制御システム内で接続されているその他のデバイス内で、ソフトウェア(例えば、図1のソフトウェア53)によって、フィールドデバイスの操作の問題又は誤りを示すために検出される。デバイスアラームは、特定のデバイスに関連して、本文で記載されるシステムのオペレータインタフェース内に現れ得る。デバイスアラームは、例えば、バルブ内の圧力がそのバルブの操作には大き過ぎる又は小さ過ぎるとか、そのバルブ内のモータ電流が大き過ぎる又は小さ過ぎるとか、デバイスの電圧レベルが同期されていないとか、バルブ内のバルブプラグが動かなくなっているとか、そのデバイスが正しく通信していないとか、そして、そのデバイスが例えばある一定の時間が過ぎたので、又はそのデバイスのバルブ部品が前回の保守点検以来ある一定の量の工程を経ているので、保守の計画を立てる必要があるとか等を示す。デバイスアラームは、デバイス自体に又はアラームが発生されるそのデバイスに接続されるその他のデバイスに位置する独自の又は非独自のソフトウェアによって発生されることが可能であり、それにより、そのデバイスの特定の問題を認識及び検出すると共に、それに対するアラームを発生する。上に示したように、複数のスマートデバイスは、今日、デバイスアラームを作成すると共に通信するように生産されている。
勿論、複数の種類のデバイスアラームが存在し、それらは、例えば、デバイス内に故障した又は故障する状態が存在することを示す故障アラームや、ある種の保守点検が必要であると示す保守アラームや、デバイスが正しく通信していないことを示す通信アラームや、助言アラーム等である。故障アラーム(例えば、「故障した」)は、デバイスが重要な機能を実行できないことを示す一又は複数の状態を検出しており、従って今すぐの保守点検を必要としていることを示唆する。故障アラーム状態が正しいときはいつでも、そのデバイスの保全性が悪いと考えられ、それは制御装置をも含み、そのデバイスが接続されている制御装置のノードの保全性を悪くする。一方、保守アラームは、デバイスが重要な機能を実行することができるが、もし目を向けないで放っておけば、故障につながり得る一又は複数の状態を有し、従って、そのデバイスは、今すぐ保守点検の注目を受けるべきであることを示す。通信アラーム(例えば、「通信していない」)は、デバイスが通信するのを停止すると活動する。通信していないというアラームが正しいときはいつでも、そのデバイスの保全性が悪いと考えられ、そのデバイスが接続されている制御装置のノードの保全性を悪くする。助言アラームは、デバイスが、その他のアラームカテゴリに分類されない状態を検出していることを示す。普通、助言アラームは、デバイスの種類に特定される個々のデバイスによって提供されるアラームであり、例えば、それは、流量信号の変動性を追跡している流量メータである。この場合、そのデバイスは、そのデバイスに関連するある信号の変動性が高過ぎるか又は低過ぎると認識し、それは普通でないことが何か起きており、調査をする必要があるということを意味し得る。デバイスに依存して、助言アラームは、保守アラームよりもより多くの又はより少ない緊急の注目を要求し、従って、ユーザは、助言アラームの優先順位を保守アラームの優先順位よりも低く設定し得る。勿論、故障アラーム、保守アラーム、そして、助言アラームは、全てのデバイスによりサポートされていないかもしれないので、一般的なデバイスの異常アラームのような単一の全てを含むアラームが、故障アラーム、保守アラーム、そして、助言アラームに代わって用いられてもよく、それにより、通信していないアラームと、及び異常アラームとの全部で二つのアラームという結果になる。勿論、その他のデバイスアラームを、上で説明したアラームに代わって、又はそれらに付け加えて、作成又は用いることが可能である。
上述されたように、Fieldbusデバイスによって発生されるアラームメッセージは、通常、プロセスメッセージ内に収納される情報フィールドの種類を含んではいない。事実、ブロック識別フィールド、相対識別フィールド、そして、サブコードフィールドは、相対的に不可解であり、従って、これらのフィールドの数値は、システムユーザ及びオペレータ等に役に立つな情報を提供しない。これらの不可解なFieldbusデバイスが発生するアラームメッセージは、アラーム処理ソフトウェア50により、プロセスアラームの表示と矛盾しない方法でディスプレイ69上に表示するのは可能ではない。
プロセスアラームの表示に矛盾しない形式でデバイスアラームを表示するために、本文で記載されるアラーム表示及びインタフェースシステムは、アラーム処理及びディスプレイソフトウェア50を介して、これらのメッセージを表示する前に、デバイスアラームメッセージを機能強化又は機能拡張し得る。例えば、Fieldbusデバイス32〜35の一つの中のブロックは上で記載された周知のFieldbusデバイスアラームメッセージ形式であるデバイスアラームを発生し、I/Oデバイス22Bを介して、バス42上で、この従来のアラームメッセージを制御装置12に送信し得る。その制御装置12は、それから、その制御装置12がメッセージを受け取った特定のデバイスに基づいて、製造業者識別フィールド、デバイス種類フィールド、そして、更新レベルフィールドのような情報を、デバイスアラームメッセージに付け加え得る。システム設定活動の一つの結果として、制御装置12は、Fieldbusデバイス32〜35のそれぞれに対して、製造業者識別情報、デバイス種類情報、そして、更新レベル情報を含むデバイステーブルを有する。アラームメッセージを発生した各デバイスに、製造業者識別情報、デバイス種類情報、そして、更新レベル情報を付け足すことにより、制御装置12は、追加の設定情報を提供し、それは下でより詳細に記載されるように、アラーム処理ソフトウェア50により、従来のデバイスアラームメッセージフィールドを、伝統的なプロセスアラームの表示と矛盾のない、表示されたアラームメッセージに翻訳するのに利用され得る。制御装置12は、アラーム処理ソフトウェア50により処理するために、機能拡張又は機能強化されたデバイスアラームメッセージを、バス40を介してワークステーション14に送信する。そのアラーム処理ソフトウェア50は、複数のデバイスアラームテーブルから一つを選択するために、その機能拡張されたデバイスアラームメッセージの付け加えられた製造業者識別フィールド、デバイス種類フィールド、そして、更新レベルフィールドを利用する。そのデバイスアラームテーブルは、アラーム処理ソフトウェア50が、機能強化したアラームメッセージフィールド情報(即ち、製造業者識別、デバイス種類識別、更新レベル、ブロック識別等)を、プロセスアラームに関連して表示される同様の種類の情報を含む一組の表示可能なテキストフィールドに、マッピングするか、翻訳するか、又は適合することを可能にする。例えば、これらのテーブルは、それぞれテキストメッセージ,アラームの種類(例えば、HI,FAILED,そして、MAINT等),そのアラームメッセージを送信しているデバイス,アラームパラメータ,及びディスプレイ69を介してプロセスアラームを表示する際には、通常、アラーム処理ソフトウェア50により提供されるその他のどのようなアラーム情報をも有し得る。それに付け加えて、そのアラームメッセージテーブルは、デバイスの種類及びそのデバイスにより発生されているアラームの本質に対して適切な訂正処置情報を有し得る。例えば、訂正処置情報は、そのデバイスの再設定が必要であるとか、そのデバイスに保守点検又は修理を実行するべきであるとか、そのデバイスが作業から取り外すべきであるとかを示唆し得る。
アラーム処理ソフトウェア50及びデバイスアラームテーブルは、また、複数の話す又は書く言語を利用してメッセージの表示を可能にし得る。例えば、日本人のユーザが、アラームメッセージを日本語で表示するようにアラーム処理ソフトウェア50(例えば、コンピュータ14を介して)に示唆し得る。応答として、アラーム処理ソフトウェア50は、日本人のユーザに対して、アラーム処理ソフトウェア50が、日本語のメッセージを表示することを可能にする、適切な一組のデバイスアラームテーブルを用い得る。勿論、任意の数の異なる言語でのメッセージを有するデバイスアラームテーブルが提供され得るし、各ユーザは、好きなメッセージ表示言語を選択する選択権を与えられ得る。
それに付け加えて、アラーム処理ソフトウェア50は、機能強化アラームメッセージ能動小数点フィールド内に収納される数字情報を、表示されるデバイスアラーム情報に挿入し得る。例えば、アラーム処理ソフトウェア50は、デバイスアラームに関連してメッセージフィールドが表示されると、数値を挿入するか否か、及びどこに挿入するかを表示するデバイスアラームテーブルのメッセージフィールド内に、特別な文字列を認識し得る。特に、一又は複数のメッセージフィールドは、デバイスアラームメッセージの浮動小数点フィールド内の数値は、そのメッセージフィールド内に収納されているテキスト情報に沿って表示されることを指す文字列「%V」を有し得る。更に、文字列「%V」の相対的な位置は、テキスト情報又は文字列内の正確にどの場所にその数値が挿入されるのかを指し、その結果、ユーザやオペレータ等がディスプレイ69を見るとき、その数値が適切な意味を持って読まれることが可能になる。そこに挿入される数値を含むメッセージフィールドを有する幾つかのアラームが図12〜図14に示されており、それは下でより詳細に説明される。勿論、ある場合、幾つかのデバイスアラームテーブル内のメッセージフィールドは、文字列「%V」を収納してなくてもよく、その場合には、アラーム処理ソフトウェア50は、デバイスアラームメッセージと共に送信され得る浮動小数点フィールドを無視する。従って、アラーム処理ソフトウェア50は、機能強化されたアラームメッセージを、ユーザディスプレイインタフェース70及びディスプレイ69を利用してプロセスアラームに沿った矛盾のない一体化された方法で表示され得るテキスト情報に翻訳するのを完了する。換言すれば、制御装置12内のデバイスアラームメッセージを機能拡大又は機能拡張し、それから、これらの機能拡張されたデバイスアラームメッセージを、好ましいが必ずしも必要という訳ではないが表示されているプロセスアラームと似た又は同様の形式(即ち、同様の情報フィールドを含む)である、アラーム情報を含むテキストフィールドにマッピングすることによって、デバイスアラーム及びプロセスアラームは矛盾しない方法でディスプレイ69上に表示され得る。即ち、ディスプレイ69上のプロセスアラーム及びデバイスアラームを監視しているユーザや、オペレータ等の観点から、全てのアラームは同様の種類の詳細な情報を有し、それにより単一のディスプレイ内でプロセスアラーム及びデバイスアラームを一体化することを容易にし、ユーザや、オペレータ等がより簡単に複数の種類のアラームを処理することを可能にしている。
勿論、通信アラーム及び故障アラームのような幾つかのデバイスアラームを引き起こす問題は、また、一又は複数のプロセスアラームをプロセス制御ソフトウェアにより発生させる原因になり得る。特に、通信アラームは、デバイスとの通信接続が切断され、従って、そのデバイスに接続されているプロセス制御装置が、そのデバイスに何が起きているのか分からない旨を指摘する。結果として、そのデバイスからの情報を待っている、機能ブロックのようなプロセス制御ソフトウェアは、プロセスループが故障であることを指摘するプロセスアラームを発生し得る。
一般的に言えば、ハードウェアアラームとは、ワークステーション,データベース,制御装置,I/Oデバイス,又はプロセス制御システム内で用いられるフィールドデバイスを除くその他のデバイスの問題を指摘するアラームである。ハードウェアアラームは、例えば、I/O故障又は通信統合性に問題があると報告するデバイスを指摘し得る。特に、ハードウェアアラームは、システムのハードウェア部品の故障をユーザに警告するのに利用され、故障が検出されたノードに関連し、オペレータインタフェースに現れ得る。ハードウェアアラームは、ノードのハードウェア故障を、オペレータ及び保守要員に知らせるのに利用され得るので、ハードウェアアラームは、公知のノード統合レポートシステムを補強する。例えば、もし8チャネルI/Oカードが故障すると、そのI/Oデバイスに接続されている制御装置内のソフトウェア(例えば、図1のソフトウェア51又はソフトウェア52)は、I/Oカード故障をハードウェアアラームとして報告し得る。これは、オペレータが、故障したI/Oカードを用いて実行されているプロセス制御ルーチン内の混乱に起因する複数のプロセスアラームの発生だけに基づいてI/Oカードの故障を推論しなければならなかった過去とは相違するものである。
一つの実施の形態において、各ハードウェア部品は、「非通信」アラーム及び「故障」アラームを含む、二種類のハードウェアアラームを発生し得る。「非通信」アラームは、デバイスが通信するのに失敗するときに発生される。「非通信」アラームは、通信問題を有するデバイスにより発生され得るか、又はアラームが発生するデバイスからの通信を待っているがある中断期間の後も通信を受信しないもう一つのデバイスによって発生され得るか、又は故障したデバイスに通信を問い合わせるが回答を受信しないデバイスによって発生し得る。一方、故障アラームは、構成部品が通信しているが、その構成部品内(例えば、I/Oカード内の故障したチャネル)に一又は複数の故障が検出された場合にアクティブになる。故障アラームは、そのアラームが属するハードウェアデバイスの種類に基づいて異なり得る。例えば、制御装置にとって、故障アラーム状態とは、正常な同期された時間よりも長い期間切り換えを受け入れられない待機制御装置に起因し得るか、制御装置が設定されていないことに起因し得る。局地アプリケーションステーションにとって、故障アラーム状態は、アプリケーションステーションが設定されていないことに起因し得る。従来のI/Oカードにとって、故障アラーム状態とは、故障したチャネルや、正常な同期された時間よりも長い期間切り換えを受け入れられない交換要員等に起因し得る。Fieldbus H1,Profibus I/O,シリアルI/Oカード等にとって、故障アラームは、特定のポートが故障しているとか、ポート−デバイス通信不良が存在するとか、ポート−デバイス異常状況が存在するとか、待機カードが適切に作動していないとか等を指摘し得る。
ハードウェア故障は、また、デバイスアラーム及びプロセスアラームの結果となり得るので、故障ハードウェア構成部品を通る全てのデバイス通信の全てのデバイスアラームの実行優先順位は、アラーム処理ユニット64によって、優先順位レベル3のような低優先順位レベルに余儀なくさせられる。これは、このハードウェア故障(ポート不良のような)によって影響を受けるデバイスのユーザディスプレイから、そのハードウェアユニットが通信状態の戻るまで、全てのデバイスアラーム及びプロセスアラームを効果的に取除く。
理解されるように、デバイスアラーム及びハードウェアアラームは、Fieldbus,HART,Profibus等のような多種の技術を介して制御装置に接続されているスマートデバイスのような、そして、I/Oデバイス,制御装置,アプリケーションワークステーション等のその他のハードウェアのような、システムに接続されているデバイス内で検出される故障及びその他の状態をユーザに警告する目的で利用される。一方、前述の説明は、Fieldbusデバイス警告/アラームを利用したデバイスアラーム及びハードウェアアラームに関連する好ましいユーザインタフェースエレメントを記載しているが、期待されることは、その他のスマートI/O及び制御システムからのデバイスアラーム及びハードウェアアラームも同様に利用できるということである。
前で言及したように、プロセスアラーム,デバイスアラーム,及びハードウェアアラームを含むアラームの異なるカテゴリは、前述された形式のようなある都合のよいメッセージ形式で、ディスプレイデバイス69上に表示され得るために、アラーム処理ソフトウェア50に送信され、そして、それによって受信される。ディスプレイデバイス69上に提示される実際のアラームは、ワークステーション及びオペレータのアクセスの範囲によって、並びにフィルタ68のフィルタ設定によって決定され、それはアラームカテゴリ(例えば、プロセス,デバイス,又はハードウェア)及びアラーム優先順位等の任意の所望の判断基準を用いてアラームを表示するように設定することが可能である。このソフトウェアを利用して、異なるカテゴリのアラームは、一体化されるか又は同一インタフェース内で表示され、オペレータにプロセス制御システム10の誤った稼動に関する更なる情報を提供するが、過去においてはこれとは対照的に、オペレータは、プロセスアラームを監視することしかできず、これらのプロセスアラームを利用してデバイス不良又はハードウェア不良がそのプロセスアラームの基礎をなしているか(原因となっているか)判断しなければならなかった。本文で記載された一体化されたアラーム表示で、オペレータは、プロセスアラームと同一スクリーン又はディスプレイデバイス上で、実際のデバイスアラーム及びハードウェアアラームを監視することが可能であり、各アラームを同様の方法で処理することが可能であり、それは、オペレータが、一又は複数のプロセスアラームが一つの不良デバイス又はハードウェアの結果なのかをより迅速にそして、より簡単に判断することを可能にする。同様に、ユーザは、プロセスアラームをユーザが処理するのと同様の方法で、デバイスアラーム及びハードウェアアラームと相互関連すると共に処理することができ、その結果、これらのアラームのカテゴリのそれぞれへの対応はユーザの同種類の機能を要求する。
勿論、異なるアラームのカテゴリをユーザインタフェース上に一体化された方法で表示し得る方法は複数ある。一つの実施の形態においては、プロセスアラーム,デバイスアラーム,及びハードウェアアラームは、プロセスアラームが伝統的にディスプレイ上で取り扱われてきた方法と同様に取り扱われている。一つの結果として、オペレータは、プロセスアラームが承認又は抑制されるのと同一の方法でデバイスアラーム及びハードウェアアラームを承認又は抑制できる。同様に、デバイスアラーム及びハードウェアアラームは、アラームの種類,優先順位,名前,プロセス区分,及び状態等を指摘する方法で表示され得る。また、アラームに関連する主要制御表示がユーザに提供され、その主要制御表示は、ユーザがそのアラームの原因又はそのアラームに関連するハードウェアエレメント又はソフトウェアエレメントの機能性を理解し認識するのを助けるディスプレイであり、それらエレメントは、そのアラームが発生されたか又はそのアラームに関連するところの、モジュール,プロセスループ,デバイス,ノード,及び領域等である。主要制御表示は、例えば、デバイスの物理的な写真、デバイスが位置する部屋又は領域のデジタル写真若しくは図面、及び工場の一部の図面や実施中の工場内でのデバイス間の接続を図面で示した概略又は概念上の図面のようなそのデバイスに関連するその他の情報等であり得る。アラームに対する主要制御表示はユーザにより作成されることが可能であり、例えば、モジュール(プロセスアラームのため)に、デバイス(デバイスアラームのため)に、ノード(ハードウェアアラームのため)に、又はそのアラームに関連する工場の領域又は区域に適応させてもよい。主要制御表示はまた異なる機能に適合させてもよい。例えば、プロセスアラーム主要制御表示は、フィールドデバイス保守機能に適合させても構わないし、ハードウェアアラーム主要制御表示は、ノード保守機能に適合させても構わない。ハードウェアアラームのための主要制御表示は、例えば、制御装置が位置するところの写真、全ハードウェアアラーム状況が指摘されている制御装置のI/Oハードウエアの概略図、ユニット概要又は制御装置がサポートする主要制御表示に導くボタン、及び保守手順チェックリスト等である。同様に、デバイスアラームのための主要制御表示は、ユーザによって作成されることができ、例えばデバイス保守機能に適合させ得る。その主要制御表示は、データベース66(図2)に格納してもよく、その主要制御表示を有するアラームが選択されると、アクセスされると共にディスプレイ69上に提示され得る。勿論、同一の又は異なる主要制御表示を異なるアラーム及び主要制御表示に用いてもよい。
一つの実施の形態においては、一体化されたアラーム情報は、ディスプレイ上の例えば表示スクリーンの一端縁に、アラームバナーの形式で、ユーザに提供され得る。図3を参照すると、アラームバナー73がスクリーン71の底辺に位置している。アラームバナー73は、プロセス制御システム10によって発生し、フィルタ68を通ってディスプレイ行った多種のアラームを指す表示をする第1のラインを有している。少なくとも、アラームバナー73内に指摘されるアラームの一つは、スクリーン71の主部分に示されるプロセス制御システム10のその部分と関連し得る。アラームバナー73内に表示される特定のアラーム及びこれらのアラームの順位は、フィルタ68のフィルタ設定に準じて決定される。一般的に言えば、承認又は抑制されていない最も高い優先順位のアラームが最初に表示され、次に高い優先順位のアラームがその次に表示され、そして、残りは前例と同様である。図3の例示のスクリーンにおいて、最も高い優先順位のアラーム74は、PID101制御ルーチンと関連するように図で示されているプロセスアラームである。アラーム74は、その優先順位が重要であると示すために赤で表示されている。アラームバナー73の第2のライン上には、アラーム情報フィールド76が、最近選択されたアラームバナー73内のアラームと関連するアラーム情報を表示する。図3のアラーム74が選択されている例において、アラーム情報フィールド76は、アラーム74が金曜日の12時52分19秒に発生し、「タンク16のレベル制御(Tank 16 level control)」に関連しており、PID101/HI HI ALMの記号表示又は名前を有し、最優先権を有しており、そして、重要なアラームである旨を表示している。もし、アラーム74が点滅していれば、そのアラームが承認されていないという意味であり、一方、アラームバナー73内の不変(点滅していない)のアラームの表示は、そのアラームがあるオペレータ又はユーザによって承認されているという意味である。勿論、他の種類のアラーム情報もアラーム情報フィールド76内で表示され得る。
また、アラーム表示78のようなアラーム情報フィールド76内その他のアラーム表示は、そのアラームに関連する深刻さ又は優先順位のその他のレベルを指摘するために、黄色,紫色,又はその他の色であり得る。アラーム78,80,81,又は82等のもう一つのアラームが選択されると、そのアラームに属しているアラーム情報がアラーム情報フィールド76内で表示され得る。アラームバナー73内のアラームを監視しているときに、ユーザは、アラームを承認し、保守要員又は技術者にそのアラームに至った状態を訂正する適切な行動を取るように警告するか、或いはそのアラーム状態を避けるためにある設定ポイントを再設定するようなその他のステップを取ることができるであろう。勿論、プロセスアラームだけを表示するために利用する場合は、図3の表示が、DeltaV制御システム内で提供される周知のオペレータ表示である。
前述したように、アラーム74のようなアラームバナー73内のアラームの一つを選択することにより、そのアラームの主要制御表示がスクリーン71に提供される。特に、図3に示されるように、スクリーン71の主体は、主要制御表示、又はプロセス制御システム10内の特定のアラーム(選択されたアラーム)に関係付けられる関連ハードウェアの図面を有する。図3の例においては、ハードウェアは、多種のセンサがついた三つのタンクを有し、それらの全ては、多種のバルブ及び液流路によって相互に接続されている。このハードウェア図面は、プロセス制御システム10の一部内の装置の説明であり、そのタンク及びセンサ等に関連するある数値又はパラメータのような、幾つかの装置の作動についてのある情報を提供する。勿論、この情報の幾らかは、データベース66内の設定情報、並びに制御装置12及びイーサネット(登録商標)接続40を介して、プロセス制御システム内のセンサからの信号によって提供され得る。この場合、そのような情報は、通信層62を介して送信され、任意の公知又は所望のソフトウェアを介して、ユーザディスプレイインタフェース70に提供される。
また、図3に示されるように、PID制御ユニット(モジュール)のための「仮想装置」を描写しているフェイスプレート72は、アラームバナー内のそのアラームの一つ(この場合、プロセスアラーム74)のための追加の情報として示されている。フェイスプレート72は、選択されたプロセスアラームに属する更なる情報を提供し、制御ユニット(モジュールPID101)の名前及びそのモジュールに関連するある設定又はパラメータを識別する。プロセスをそのような描画により説明することは、今日プロセス制御アラームに利用されており、当業者にとっては公知のことであり、従って詳細については説明をしない。事実、プロセス制御システム10の一部又は全体の任意のその他の所望される描画又は非描画による説明は、スクリーン71上に表示され得り、オペレータのようなユーザがプロセス制御システム10の任意の部分の動作機能又はハードウェア機能を監視することを可能にする。そのディスプレイは、勿論、個々のハードウェアユニット、関連するハードウエアグループ、ブロック図面、又は工場の部分又は領域のその他の線図を、描写、そうでなければ説明し得る。
過去において、図3の表示のような表示は、プロセスアラームを表示する機能を提供して来ており、プロセスアラーム、即ちプロセス操作を制御するソフトウェア(機能ブロックのような)に関連するアラームを監視するためにオペレータによって利用されていた。対照的に、本文で記載されるアラーム表示及びインタフェースソフトウェア50は、もしオペレータがそのようなアラームを監視するようにフィルタ68を設定していれば、プロセスアラームと併せて、デバイスアラーム及びハードウェアアラームを含んだアラームのその他のカテゴリについての情報を提供する。
図4を参照すると、アラームバナー73上に提供されているアラームの多種のカテゴリを有する更なる一体化されたアラーム表示が示されている。特に、図4においては、第1番目の、そして、最優先順位のアラーム90は、バルブ101に関連するデバイスアラームであり、第2番目の最優先順位のアラーム92は、制御装置101に関連するハードウェアアラームであり、第3番目のアラーム94は、プロセス制御モジュールPID 101に関連するプロセスアラームである。図4で選択されているデバイスアラーム90のためのアラーム情報は、アラーム情報フィールド76内に示されている。デバイスアラーム92のための情報は、そのアラームの重要性及び優先順位に付け加えて、そのアラームが発生した時間、優先順位、及びデバイスの名前に属するイベント情報を有する。同様に、バルブ101のための主要制御表示は、スクリーン71(それは偶然にも図3のプロセスアラーム74と同一の主要制御表示である)上に示されている。また、バルブ101のためのフェイスプレート98が示されている。フェイスプレート98は、デバイスアラームのために設計されたものであり、図8及び図9に関連して、下記で更に詳細に説明される。
プロセスアラームのための例示のアラームバナー情報表示が図5に示されている。図5に示されているアラームバナー情報は、過去におけるプロセスアラームのために提供されていたものと同様のものである。そのアラーム情報フィールドを有するデバイスアラーム(FV-101)のためのアラームバナー情報表示が図6に示されている。この表示において、「FV-101」は、ユーザがそのデバイスに設定した名前であり、「Reactor 1 inlet valve」は、ユーザがそのデバイスに関連して設定した記述であり、そして、「FAIL ALM」は、そのデバイスアラームパラメータの設定不可能な名前である。アラームパラメータ名は、例えば、「非通信」デバイスアラームのためのCOMM ALM、「故障」デバイスアラームのためのFAILALM、「保守」デバイスアラームのためのMAINT ALM、そして、「助言」デバイスアラームのためのADVISE ALM等である。また、図6においては、「FAILED」は、設定可能なアラーム文字列であり、それは,「COMM, FAILED」と「MAINT」と「ADVISE」との可能なアラーム文字列の組から選択されている。「CRITICAL」は、アラーム優先順位文字列であり、「I/P Feedback limit: 103.47」は、上記でより詳細に説明されたように、その装置、更新、及びそのデバイスから手に入れられる情報に基づいて決定される設定不可能な文字列である。Foundation Fieldbus警告通知から検出されたアラームにとって、その文字列は、警告メッセージからのデータに依存し、上記されたように、随意にその文字列に一つの数字を挿入しても構わない。
Foundation Fieldbusデバイスは、アラームの第1の状態がアクティブの間は、そのアラームの原因となるその他のどの状態をも報告しないので、そのアラームバナー内に現れるメッセージは、検出された第1の状態を記述する。そのアラームのために示されている時刻表示(そして、それはアラームバナー及びアラームサマリ表示内のアラームの順位付けの際に利用される)とは、そのアラームが最初にアクティブ状態になった時間である。デバイスアラームメッセージの典型的な種類の例は、「NVM write count limit」,「Output block time-out」,「Pressure derivative limit」,「Pressure high limit」,「Pressure low limit」,「I/P Feedback limit」,「Temperature high limit」,「Temperaturelowlimit」,「Travel deviation」,「25.67 servo units」,「Travel low-low limit」,「Travel accumulation limit」,「cycle count limit」,「Derive failure」等である。
同様に、ハードウェアアラームのための例示のアラームバナーが図7に示されている。この表示においては、「CTLR1」は、そのノードのユーザが設定した名前であり、「Room 4, cab, 3, pos 2」は、そのノードに関連するユーザが設定した記述であり、そして、「CARD04 FAIL」は、アラームパラメータの設定不可能な名前である。アラームパラメータ名は、例えば、「非通信」(待機)ノードハードウェアアラームのためのNODE COMM,「故障」(待機)ノードハードウェアアラームのためのNODE FAIL,I/Oカード「非通信」ハードウェアアラームのためのCARDxx COMM,I/Oカード「故障」ハードウェアアラームのためのCARDxx FAIL等である。更に、図7において、「FAILED」は、例えば、「非通信」ノードアラーム又はI/OカードハードウェアアラームのためのCOMM、及び「故障」ノードアラーム又はI/OカードハードウェアアラームのためのFAILEDのような可能なアラーム文字列から選択される設定不可能なアラーム文字列である。「CRITICAL」は、アラーム優先順位文字列であり、「Channel 7 failed」は、そのアラームの原因となるノード又はI/Oカード内の状態に基づいて決定される記述である。そのバナー内に現れるメッセージは、そのアラームがアクティブ状態である間に検出された最後の状態変化(即ち、アクティブになるか又は非アクティブに成るかのどちらかの状態)を記述している。そのアラームのために示されている時刻表示は、アラームバナー及びアラームサマリ表示内のアラームの順位付けの際に利用され、そのアラームが最初にアクティブ状態になった時間である。
図5〜図7から、アラームバナー情報部内に提供される情報は、ユーザインタフェース上に表示又は指されているアラームの異なるカテゴリのそれぞれと同様である。同様に、アラーム指標は、そのアラームのカテゴリに拘わらず、そのアラームの優先順位状況、アクティブ状況、承認状況に基づいて、点滅及び色彩等のように同一の表示特徴を共有する。この方法で、異なるカテゴリのアラームは、表示スクリーン内で一体化され、それは、例えば、共に表示され、それらのアラームの関連するパラメータに基づいて同様に取り扱われるということである。
図8〜図10を参照にすると、デバイスアラーム及びハードウェアアラームのためのフェイスプレート表示が示されている。特に、図8は、デバイスFV101のためのフェイスプレート表示を示しており、このデバイスのために利用できる異なるアラームカテゴリを示しており、それらは、この場合、NO COMM、FAILED、MAINT、そして、ADVISEアラームである。アラームのこれらのカテゴリのそれぞれにackボタン(承認ボタン),可能ボタン(EN),及び抑制ボタン(SUR)が提供されている。これらの制御を利用して、オペレータは、このデバイスのための異なる種類のアラームを、承認し、動作可能にし、動作不可能にし、及び抑制する。同様に、優先順位調整制御は、ユーザがこのデバイスのためのアラームの優先順位を調整することを可能にする。詳細ボタンは、その他のアプリケーションを呼び出すのに利用してもよく、このデバイスにアクセスを可能にし、又はこのデバイスのその他の情報を見つけるのに利用できる。如何なる公知の従来技術のアプリケーションであっても、この目的のために利用することが可能であり、これらのアプリケーションは、本文では記述しない。更にまた、アクティブアラームは、アラームバナー内のアラーム指標に似た、色彩及び点滅機能を利用して指摘し得る。図9は、一般的なデバイスのための主要制御表示を示しており、それは、即ちNO COMMアラーム及びABNORMALアラームの二つのアラームのカテゴリを有している。
もし所望ならば、アラームバナーボタンを利用して、デバイスのための主要制御表示を呼び出すと、そのデバイスにとって最も重要なアクティブなデバイスアラームを指摘する、図8又は図9のような、フェイスプレート表示も呼び出される。例えば、そのデバイスの最重要デバイスアラームをある数(例えば、5)まで、アラームバナー内の表現として一貫性のある色彩及び点滅を利用して指摘し得る。図8及び図9の表示を利用して、そのデバイスの全てのデバイスアラームの実行優先順位を承認、動作不可能、又は調整することもまた可能である。以下より詳細に説明するように、そのデバイスの全てのアクティブデバイスアラームのサマリを示す表示を開くこともまた可能である。
同様に、図10は、ハードウェアデバイスのための例示のフェイスプレートを示しており、それは、この場合、CTLR1という名の制御装置である。図10に示されるフェイスプレートは、ノードの一部及びアラームカテゴリ(故障又は通信アラーム)を指摘する、CTRL FAIL CARD1 FAIL等のような、利用できる異なるアラームを示している。また、もし所望ならば、ハードウェアフェイスプレートは、そのノードのための最も重要なアクティブハードウェアアラームを示し得る。例えば、そのノード内の最重要ハードウェアアラームをある数(例えば、5)まで、アラームバナー内に表現として一貫性のある色彩及び点滅を利用して指示し得る。そのフェイスプレート表示を利用しながら、承認し、動作不可能にし、又はノードの全てのハードウェアアラームの実行優先順位を調整することは可能である。また、図10のフェイスプレート表示上でサマリボタンを押しながら、ノードの全てのアクティブハードウェアアラームのサマリを示す表示を開くことも可能である。
一般的に言えば、図3及び図4で例示されている一つの実施の形態において、アラームの表示がアラームバナー73に現れる順序は、ユーザによって再設定され得るか若しくはされ得ない、又は動的に変更され得るか若しくはされ得ない一組の順序規則に従う。このような規則の模範的な一組は次の通りである。(1)承認されていないアラームは、承認されたアラームの前に現れる。(2)同一の承認の状態のアラームについては、現在アクティブなアラームがクリアされたアラーム(即ち、承認される前)の前に現れる。(3)同一の承認状態及び同一のアクティブ状態のアラームについては、優先順位の高いアラームが優先順位の低いアラームの前に現れる。(4)同一の承認状態で、同一のアクティブ状態で、同一優先順位のあるアラームについては、より最近発生したアラームがより以前に発生したアラームより前に現れる。
一つの実施の形態においては、異なる種類の情報が、アラーム情報バナー73内の各アクティブアラームの表示のために利用し得る。それらは、アラーム識別子(「<コンテナ名>/アラームパラメータ名」),ユニット名,発生時間,<コンテナ名>に関連する記述,アラーム文字列,及び優先順位文字列を含む。コンテナ名は、例えば、プロセスアラームのモジュール名,デバイスアラームのデバイス名,及びハードウェアアラームのノード名であり得る。
好ましくは、<コンテナ名>がアラームバナーに最大で一回現れるように、ユニット名(もしあれば)が<コンテナ名>の代わりにアラームバナーボタンに現れるように、そして、ユニット名がアラームバナーに最大で一回現れるようにアラーム優先順位をユーザが設定できるのが望ましい。カテゴリにより、種類により、又は優先順位閾値(即ち、その閾値以下のアラームが示されない)によりアラームをフィルタするようにアラームバナー73を設定することもまた可能であり得る。概念的に、設定は、ウィンドウ、例えば図11で例示されているようなウィンドウを用いて達成されてもよく、そこでは、ユーザは、表示されるアラームのカテゴリ(例えば、プロセスアラーム,ハードウェアアラーム,又はデバイスアラーム)及び各カテゴリ内でのアラームの優先順位レベルを選択し得る。これらの設定は、フィルタ設定内に格納され、アラーム73を介してどのアラーム指標をユーザに表示するかを制御するためにフィルタ68によって利用される。勿論、オペレータ又はユーザは、アラームバナーを要望通りにカスタマイズするために、異なった時に、アラームの種類,カテゴリ,優先順位のどれでもフィルタするようにフィルタの設定をすることができ得る。
図3及び図4に例示されているような、一体化されたアラーム表示バナー73を利用して、スクリーン71は、本質的に一定のフォーマットで異なるアラームのカテゴリに関連する情報を単一ユーザに提供し、それにより、プロセス制御エラーやアラームの原因となり得るプロセス制御システム10内の問題を、もっと容易にユーザが理解できるようにしている。これは、代わりに、所望の動作状態にプロセス10を回復するために、どの様なデバイス又は設定が、変更され、修理され、取り替えられ、保守される必要があるのかを、ユーザが決定するのを助け得る。一体化された表示71は、また、オペレータのような単一人物が一つのプロセス制御システム内において保守要員又は技術者の機能を実行する場合に大変役に立ち、一般的には多くの小さなプロセス制御システムにおける場合がそうである。この方法によって、ユーザは、システム内の異なる種類のエラーを判断し、問題を分析するために、異なる表示を見る必要又は異なるデータベースを調べる必要がない。
ユーザがプロセスアラームだけを監視することを選択する場合は、要するに、ユーザは、そのインタフェースをプロセス制御アラームだけがユーザに提供されるシステムに変更して、オペレータ人員に関連する典型的な機能を実行できる。それにも拘わらず、ユーザが、ある時点において、アラームの更なるカテゴリを見るために切り換え復帰すると決めた場合は、アラームは、それでもまだ受信され、データベース66に格納される。更に、フィルタ68は、ユーザがアラームの異なるカテゴリを見るのに許可を与え、未決のアラームの数がそんなに大きくない場合、ユーザが全てのアラームを見ることを可能にする。この時、ハードウェアアラーム及びデバイスアラームの受信により証明されるように、幾つかのプロセスアラームの原因が、一又は複数のデバイス故障又はハードウェア故障の結果であるかどうかをユーザが判定するのを試み得る。しかしながら、多くのアラームが現れる原因なるような大きな問題が発生するとき、ユーザがデバイスアラーム若しくはハードウェアアラーム、又はアラーム優先順位のようなあるカテゴリのアラームを見ないように選択することができ、従って、ユーザが主要な責任を有するプロセスアラームに、ユーザはもっぱら集中できる。この方法で、ユーザは、これらのアラームだけを表示するように異なるワークステーションでソフトウェア50のバージョン又はコピーを利用し得る他のユーザに、プロセスアラーム,デバイスアラーム,又はハードウェアアラームを手渡すことができる。結果として、ユーザは、主機能に役に立ち得るアラームを見ることができるが、多過ぎるアラームが表示されているとき、ユーザは、フィルタの設定を変え、それによって、アラームの数を減らすことができ、ユーザが多過ぎるアラームに圧倒されるのを防ぐことができる。
アラームバナーを実現する他に、又はそれに付け加えて、アラーム表示及びインタフェースソフトウェア50は、例えば、アクティブアラームサマリ及び抑制アラームサマリを含んでいるアラームサマリオブジェクト(また、本文において、ウィンドウ,表示,又は制御として参照される)をユーザのために発生するソフトウェアを有し得る。アクティブアラームサマリの表示は、アラームサマリ制御を利用して設計され、それは、システムに存在するアラームを要約するために、追加のフィルタリング,ソーティング,スクローリング,及びコンテクストアクションを提供する。このようなサマリ制御ソフトウェアモジュール110は、図2において例示されている。アラームサマリ制御110によって発生した表示は、表示領域の異なる位置及び部分を占めるように設定され得る。例えば、設定可能な幅は、表示領域の最大幅(サポートされる解像度において)から、その最大幅の略半分の範囲であり得る。従って、最大スクリーンアラームサマリ,二つの半分のサイズのスクリーンサマリ(縦横両方),及び四つの四分の一のサイズのアラームサマリが、一つの表示においてサポートされ得る。勿論、他のサイズ及び幾何学形状もまた利用され得る。
アラームサマリ制御110は、アクティブアラームの性質のどれでも示す表示を作成するように設定され得る。それらは、例えば、コンテナ名(モジュール/ノード/デバイス),アラーム識別子(パス)(<コンテナ名>/<アラームパラメータ名>),<コンテナ名>の記述,ユニット名(もしあれば),優先順位文字列,ラッチアラーム状態文字列(アラーム文字列又は「OK」),現在のアラーム状態文字列(アラーム文字列又は「OK」),カテゴリ名,発生時間,最後状態時間/優先順位変化時間,アラームメッセージ文字列,ソースノード名等を含む。
プレゼンテーションを制御するアクティブアラーム又は表示ナビゲーションのために利用される他の性質は、アラームカテゴリ値(1=プロセス,2=ハードウェア,3=デバイス),領域数(0…99),優先順位数値(4…15),承認状態値(1=非承認,2=承認),ラッチアラーム状態値(もしアクティブであれば>0),現在のアラーム状態値(もしアクティブであれば、>0),<コンテナ名>のフェイスプレート表示名,<コンテナ名>の主制御表示名,及び<コンテナ名>の詳細表示名等を含む。
アクティブアラームサマリ表示の例は、図12に例示されている。図12に例示されているように、アラームサマリ表示は、アラームの時間,アラームが発生したユニット(もし適応すれば),アラームパラメータ,アラーム説明,アラーム種類,アラームに関連するメッセージ、及びアラーム優先順位についてのイベント情報を含む。勿論、このサマリ情報及び/又は他のサマリ情報は、もし所望されれば、どの様な他のフォーマットにおいても提供され得る。図13は、優先順位に基づいて、アラームを強調するのに利用されるカラーを有する同一アラームサマリ情報を例示している。従って、優先順位の高い(重大な)アラームは、例えば、赤で強調され、アドバイスアラームのような中間のアラームは、黄で強調され、他のアラームは、強調されない。図14は、アラームカテゴリによってアラームを強調するように、異なるカラーの強調の利用を例示している。図14においては、デバイスアラームが強調されている。勿論、強調の利用又は他の印は、どの様な所望の判断基準に従ってでも、アラームサマリ表示内でアラームをマークするのに利用され得る。そして、アラームサマリ表示の異なる区分のマーキング又は強調は、異なる判断基準によってなされ得る。従って、優先順位フィールドは優先順位に従って強調され得るし、アラーム説明とアラームパラメータとは、アラームカテゴリ等に従って強調され得る。
とにかく、アラームサマリ制御110によって生じたアラームサマリ表示において表示される各フィールドは、次の設定されたプレゼンテーション属性のどの様な組み合わせも有し得る。それらは、承認状態に基づいて、点滅する背景,優先順位値(アラームバナーと同一色規則を利用しながら)又はアラームカテゴリに基づく背景色,及び最新のアラーム状態に基づくハッシュオーバーレイである。アラームサマリ制御は、承認状態/現在のアラーム状態/優先順位/発生の時間(アラームバナー順序),発生の時間(最も新しいものから最も古いものへ),最後状態/優先順位変化(最も新しいものから最も古いものへ),及びアラーム識別子(<コンテナ名>/<アラームパラメータ名>)(アルファベット順)等のどのような所望の順序にでも、アラームを示すように設定され得る。
アラームサマリ制御110は、零又は複数の次のフィルタ判断基準を有するアラームを示すように設定され得る。それらは、(1)現在のアラームバナーフィルタ設定,(2)アラームカテゴリ閾値及び優先順位閾値(プロセスアラーム,ハードウェアアラーム,及びデバイスアラームの任意の組み合わせ並びにそれぞれに対する優先順位閾値),(3)領域名,(4)ユニット名,(5)<コンテナ名>,(6)承認状態(0又は1),(7)現在のアラーム状態>0,(8)発生の時間<現在と比べてx日,y時間,z分,又は(9)発生の時間>現在と比べてx日,y時間,z分である。
アラームサマリ表示がディスプレイ69上で示されるとき、適切なセキュリティキーを所有しているユーザは、アラームカテゴリ及び優先順位閾値(例えば、プロセスアラーム,ハードウェアアラーム,及びデバイスアラーム並びにそれぞれに対する優先順位閾値),承認状態(0又は1),現在のアラーム状態>0,発生の時間<現在と比べてx日,y時間,z分,又は発生の時間>現在と比べてx日,y時間,z分等のようなフィルタ判断基準を変更し得る。
アラームサマリ表示は、開かれたままか、又は、時間の任意の長さの間作成されたままになっており、好ましくは、オープンアラームサマリ表示のプレゼンテーション属性,アラーム順序,又はフィルタ判断基準が、ユーザによって動的に変更される場合は、制御110の設定は変えられず、そのアラームサマリ表示が消された場合は、変更は廃棄される。勿論、アラームサマリ制御に現れ得るアラーム数に制限(CPUリソース以外)はない。
また、アラームサマリ制御110は、アラーム(ノーマルパラメータ/フィールドセキュリティルールが適応)を承認し、アラーム(ノーマルパラメータ/フィールドセキュリティルールが適応)を抑制し、アラームを保持する<コンテナ名>の表示を呼び出し、アラームを保持する<コンテナ名>の主要制御表示を呼び出し、アラームを保持する<コンテナ名>の詳細表示を呼び出し、そして、選択された適切なモジュール,デバイス,又はノード、即ちプロセスアラームのモジュール,デバイスアラームのデバイス,又はハードウェアアラームのノード(又はカード)の診断アプリケーションを始めるか又は提示するような、アラームに関しての操作を実行するのに利用され得る。
もし所望されれば、制御110によって作成されたアラームサマリ表示は、オープンアラームサマリが動作可能な場合、このアラームサマリに含まれる全ての非承認のアラーム(即ち、ワークステーションワイドな及びオペレータワイドなアラーム範囲制御をパスし、このアラームサマリの現在のフィルタ判断基準をパスした非承認のアラーム)を承認するために利用され得る「全て承認」ボタンを有し得る。それらは、このサマリにはあるが今は表示されていない非承認のアラームをも含む。効果は、そのアラームサマリにおいて各非承認のアラームを個々に選択し、そのアラームを承認するのと同一である。
更にまた、アラーム表示とインタフェースソフトウェア50とは、抑制されたアラームサマリ表示を提供する抑制されたアラームサマリ制御112を有し得る。この表示は、抑制されたアラームのために、追加のフィルタリング,ソーティング,スクローリング,コンテクストアクションを提供するアラーム制御の周りを設計し得る。抑制されたアラームサマリ制御112の特色は、上記記載のサマリ制御110のそれと類似しているが、但し、抑制されたアラームサマリ制御110が、<コンテナ名>(モジュール/ノード/デバイス),アラーム識別子(パス)(<コンテナ名>/<アラームパラメータ名>),<コンテナ名>の記述,ユニット名(もしあれば),及び抑制の時間を含む任意のアクティブアラームの性質示すように設定され得ることは除く。
付け加えて言えば、ユニット又はプラント領域のアラーム表示は、プロセス制御システム10内でのハードウェアのユニット又は領域又は他の論理的グルーピングに関連するアラームの全て又はグループを示すように作成され得る。プラント領域表示は、全てのプラント領域の名前のリストを提供し、各プラント領域において、その領域がワークステーション及びユーザの範囲内であるかどうか(即ち、アラームをオン又はオフにできるかどうか)を示す制御を提供し得る。アラームの現在の状態はオン又はオフである。これらの制御は、また、その状態を変更するにも利用できる。即ち、領域又はユニットをオン又はオフに変更するのに利用できる。プラント領域表示は、アクティブ/非承認プロセス,デバイスアラーム及びハードウェアアラーム,アクティブプロセス,デバイスアラーム及びハードウェアアラーム,並びに抑制されたプロセスアラーム,デバイスアラーム及びハードウェアアラームのためのカウントような各領域のアラームカウントを示すこともできる(もし領域がオフならばカウントは0である)。本表示は、また、任意のプラント領域のためのアラームサマリ制御を開く手段を提供し得る。現れる既定アラームサマリ制御は、例えば、承認状態/現在のアラーム状態/優先順位/発生時間(アラームバナー)の順番で、その領域(プロセス,ハードウェア,及びデバイス)の全てのアラームを示し得る。また、異なるワークステーションの異なるアラームバナー表示又はアラームサマリ表示をユーザが利用するのを許可するために、ワークステーション毎に、アラームバナー表示又はアラームサマリ表示の名前を設定することは可能である。勿論、これらの表示の全ては、同様の方法でそこに表示されるアラームの異なるカテゴリを有し得る。
もし所望ならば、アラーム処理ユニット64は、ワークステーションワイドのアラーム範囲制御をパスするアラームのための一組のアラームカウントを保持し、これらのカウントを表示するのに利用できるようにする。アラームカウントは、例えば、アクティブ/非承認プロセスアラーム,デバイスアラーム,及びハードウェアアラームのため、アクティブ/承認プロセスアラーム,デバイスアラーム,及びハードウェアアラームのため、そして、抑制されたプロセスアラーム,デバイスアラーム,及びハードウェアアラームのために保持され得る。好ましくは、これらのカウントは、アラームバナーアラームカテゴリ及び優先順位閾値フィルタ設定によって影響されない。例えば、デバイスアラームがアラームバナー内でオフにされるが、与えられたワークステーションワイドアラーム範囲制御において、デバイスアラームのカウントは、それでもなお正確であり得る。
更にまた、ソフトウェア50は、デバイスアラーム又はハードウェアアラームを動作可能にする各デバイス又はノードにサポートされるデバイス(又はノード)内の五つの最も大切なアラームを示すのに利用されるアラームパラメータを表示し得る。この機能性は、単一のパラメータ/フィールドを介して、ノードのデバイスアラーム又はハードウェアアラームの全てのデバイスアラームの優先順位に承認をするか、動作不可能にするか、又は影響を与えことを可能にする。そのシステムのブラウザは、又はハードウェアアラーム及びデバイスアラームを閲覧し得る。アラームインタフェースソフトウェア50は、同一のノードで実行される制御モジュールから個々のデバイスアラームのアラームパラメータフィールドを読み書きする能力をサポートし得る。
理解されるように、アラーム表示及びインタフェースソフトウェア50は、プロセスアラーム,デバイスアラーム,及びハードウェアアラームをある方法で結合し、その結果、アラームのこれらの異なるカテゴリが類似作動を共有すると共に、例えば、アラーム優先順位文字列,カラーコーディング,承認作動等を共有し得る。もし所望ならば、個々のアラームの承認及び抑制は、これらのアラームの全てに対して同様に機能することが可能である。また、アラームパラメータ(プロセスアラームの各モジュール内に現在提供されているような)は、デバイス又はノード内の五つの最も重要なアラームを示すのに利用され得る。このパラメータは、また、書かれた単一のパラメータ/フィールドを介して、ノードの全てのハードウェアアラーム又はデバイスのためのデバイスアラームの実行優先順位を、承認し、動作不可能にし、調整するのに利用され得る。デバイスアラーム及びハードウェアアラームは、プラント領域に属するか又は関連するので、その領域のアラームをオン/オフすることは、その領域のデバイスアラーム及びハードウェアアラームに影響を与え得る。
現在プロセスアラームに提供されているように、ユーザは、表示71のような表示におけるデバイスアラーム及びハードウェアアラームパラメータのフィールドにリンクを設けてもよく、ブラウザがデバイスアラーム及びハードウェアアラームの閲覧をサポートする表示を組み立て際に利用され得る。更に、もし所望ならば、ユーザは、制御モジュールから、個々のデバイスアラーム及びハードウェアアラームのアラームパラメータフィールドを読み書きできる。モジュール設定を作成するのに利用されるパラメータブラウザは、デバイスアラーム及びハードウェアアラームの閲覧をサポートする。
勿論、プロセスアラーム,デバイスアラーム,及びハードウェアアラームは、それらを互いに区別するカテゴリパラメータを有し、このパラメータは、アラーム処理ユニット64によって読み取り可能である。結果として、アラームバナー及びアラームサマリ表示は、これらのプロセスアラーム,デバイスアラーム,ハードウェアアラームを含む/除外するように設定され、これらのアラームの異なるカテゴリを、見る人が簡単に区別できるように明確な外見を、プロセスアラーム,デバイスアラーム,及びハードウェアアラームに与えるように設定され得る。
もし所望ならば、イベント記録データベースは、ワークステーション内か、又はソフトウェア50を実行するノード若しくはプロセスアラーム,デバイスアラーム,及びハードウェアアラームの状態変化を捉えると共に、その変化の履歴が回復させる方法で、これらの変化を格納する任意のその他のノードの他のデバイス内かに格納され得る。そのイベントの記録は、例えば、「SUPPRESSED」,「DISABLED」,「INACT/ACK」,「INACT/UNACK」,「ACT/UNACT」,又は「ACT/ACK」の一つとして、現在のアラームの状態を格納し得る。デバイスアラーム及びハードウェアアラームの既定状態は、好ましくは、INACT/ACK状態である。デバイスアラーム及びハードウェアアラームを作成するダウンロードが発生する場合は、初期状態変更記録は、「初期」INACT/ACK状態を記録するために作成されない。しかしながら、続いて起こる検出された状態変更は、適切なアラーム状態変更イベント記録を作成するだろう。
プロセス履歴ビューは、単一ノード又は特別なプラント領域等からのアラームの特定のカテゴリである全てのプロセスアラーム,デバイスアラーム,及びハードウェアアラームの状態変化を早く発見するために、標準フィルタ/ソーティングの機能を利用し得る。プロセス及びデバイスアラームのための模範的イベント記録状態変更記録のシーケンスは、図15で描写されている。ここでは、全てのアラーム状態変更記録のために現れるカテゴリ文字列は、アラームのカテゴリに従って決定される。Desc2(記述2)フィールドにおいて示されるメッセージは、変更したアラーム内の状態を記述している。Desc1(記述1)フィールドにおいて現れる文字列は、Desc2フィールドにおいて記載される状態の様子、もし状態がアクティブであればノーマルなアラーム文字列、もしその状態が非アクティブであれば「OK」を示している。勿論、ハードウェアアラーム及び他のカテゴリのアラームに類似した種類の記入は、イベント記録において提供され、アラーム記録操作に対する他の種類の情報は、イベント記録データベース内にどの様な所望の方法においてもまた格納され得る。
デバイスアラーム及びハードウェアアラームは、これらが設定データベースにおいて作成されるとき、デバイス及びハードウェアのノードの部品である。このように、アラームは、デバイス及びノードの他の様相が作成される様式に類似する様式における構成部品として作成される。構成がシステムにおいて作成されるとき、デバイス及びハードウェアのノードに対する全てのデバイスアラーム及びハードウェアアラームの動作は、既定でオフに設定され得る。これらのアラームがオフの間、アラームパラメータは、デバイスユニット又はハードウェアユニットに対して利用不可能である。その結果、これらのアラームは、デバイスユニット又はハードウェアユニットの構成部品として現れず、これらのアラームが設定パラメータブラウザを介してアクセス不可能である。即ち、デバイスアラーム及びハードウェアアラームは、フィールドデバイス及びノードに関連するようなシステムブラウザにおいて現れない。更に、デバイスアラーム及びハードウェアアラームをサポートする情報が停止している状態を維持するために利用される任意のパラメータポーリングを含む、デバイスアラーム及びハードウェアアラーム並びに全てのデバイス及びハードウェア警告通信のための実行時間サポートはない。
しかしながら、ユーザは、デバイスアラーム及びハードウェアアラームを、例えば、デバイス又はハードウェアのオン/オフスタイルの性質又はチェックボックススタイルの性質を利用しながら動作可能にする。アラームが動作可能なとき、デバイス又はハードウェアの名前は、設定システムの名前付けのルールに従わなければならない。その結果、名前は、オペレータインタフェースアプリケーション及び他のアプリケーションから、アラーム情報又はメッセージにアドレスするのに利用され得る。とりわけ、名前は、例えば、最大文字数及び文字制限を含む名前のルールに従わなければならず、モジュール,ノード,領域,及びDST又は他の名前と、名前のスペースを共有しなければならない。一般的に、もしデバイス又はハードウェアの名前がシステムで利用される名前のルールに従っていなければ、デバイスアラーム及びハードウェアアラームは、動作可能にできず、ユーザに通知される。デバイス又はハードウェアに書き込まれた記載の文字列は、アクティブアラームを記載するのを助けるためにオペレータインタフェースに現れる。
デバイスユニット又はハードウェアユニットを構成する新規の設定可能な性質は、このデバイス又はノードのフェイスプレート表示の名前及びこのデバイス又はノードの主要制御表示の名前を含み得る。デバイスアラーム又はハードウェアアラームが、デバイス又はハードウェアの構成要素に動作可能にされるとき、アラームパラメータは、システムがデバイス又はハードウェア構成要素をサポートする各可能なアラームのために、設定システムに現れる。設定システムを介して提供される情報は、製造業者,種類,及び設定可能な性質の既定値と同様に、利用できるアラームの数、それらの名前を決定するデバイス若しくはハードウェアユニットの更新を含み得る。アラームがデバイス又はハードウェア構成要素に動作可能にされるとき、設定システムは、ユーザが、各デバイスアラームの名前,アラーム文字列,種類,優先順位の性質を見て変更できるようにする(もし設定可能ならば)。優先順位は、モジュール内のアラームにサポートされている同様の技術を利用して現在定義されている優先順位を利用して一般的に設定可能である。例えば、優先順位のためのデフォルト数値は、「COMM ALM-15(“CRITICAL”)」,「ABNORM ALM-11(“WARNING”)」,「FAILED ALM-15(“CRITICAL”)」,「MAINT ALM-7(“ADVISORY”)」,「ADVISE ALM-7(“ADVISORY”)」である。
デバイスアラーム及びハードウェアアラームをサポートするために、ノードとプラント領域との間に関連を設定することが可能であろう。これは、制御装置及び各種のワークステーション並びにローカル及び遠隔ノードを含んでいる全てのノードの種類に適用される。新規のノードは、プラント領域0に関連し得る。ノード結合のないインポートされたノードは、プラント領域0に関連する。デバイスアラームは、暗にそれらのノードが関連するプラント領域に関連している。
アラーム表示は及びインタフェースソフトウェア50がFieldbus及び標準4〜20mAデバイスを結び付けて利用されているとして記載されている一方、任意の他の外部のプロセス制御通信プロトコルを利用して実行され、制御装置ソフトウェアの任意の他の種類とともに利用され得る。本文で記載されているアラーム表示及びインタフェースソフトウェア50は、好ましくは、ソフトウェアとして実行されるけれども、ハードウェア,ファームウェア等で実行され、プロセス制御システム10に関連する任意の他のプロセッサによって実行され得る。このように、本文で記載されているルーチン50は、標準の多目的プロセッサにおいて又は所望の特別に設計されたハードウェア若しくはファームウェアを利用しながら実行される。ソフトウェアで実現されるとき、ソフトウェアルーチンは、コンピュータ又はプロセッサ等のRAM又はROMの、磁気ディスク,レーザディスク,又は他の格納媒体等のようなどの様なコンピュータでも読み取り可能なメモリに格納され得る。また、このソフトウェアは、どの様な周知の又は所望の移送方法を介して、ユーザ又はプロセス制御システムに移送され得る。この方法は、例えば、コンピュータ読み取り可能ディスク若しくは他の移送可能なコンピュータ格納機構上で、又は、電話回線,インターネット等のような通信チャネル上を含んでいる(移送可能な格納媒体を介して、このようなソフトウェアを提供するのと同一であるか又は交換可能であるとして見られる)。
このように、本発明は、特定の例を引用して記載されてきたが例示のみを意図したものであって、本発明を限定するものではなく、一方、変更、追加又は削除が、本発明の精神及び範疇から逸脱することなく、開示された実施の形態になされ得ることは、当業者にとって自明のことである。
10 プロセス制御システム(プロセス)
12 プロセス制御装置
14 ホストコンピュータ(ホストデバイス,ワークステーション,オペレータインタフェース)
20 I/Oデバイス(カード,バンク)
20A I/Oデバイス
20B I/Oカード
22 I/Oデバイス(カード,バンク)
22A I/Oカード
22B I/Oデバイス
25 フィールドデバイス(I/Oデバイス)
25〜39 フィールドデバイス(Fieldbusデバイス)
40 イーサネット(登録商標)接続(バス)
42 デジタルバス
50 アラーム処理ソフトウェア(ディスプレイソフトウェア,アラームインタフェースソフトウェア,ルーチン)
51,52,53 ソフトウェアエレメント(ソフトウェア)
62 通信スタック(通信層)
64 アラーム処理ユニット
66 データベース
68 アラームフィルタ
69 ユーザインタフェース(ディスプレイ,アラーム表示)
70 ユーザディスプレイインタフェース
71 スクリーン(表示)
72,98 フェイスプレート
73 アラーム情報バナー(アラーム)
74 プロセスアラーム
76 アラーム情報フィールド
78 アラーム表示(アラーム)
80,81,94 アラーム
90,92 デバイスアラーム
101 バルブ
110 サマリ制御ソフトウェアモジュール(アラームサマリ制御)

Claims (36)

  1. プロセス制御システム内でアラームを処理する方法であって、
    フィールドデバイスから、1以上のデバイス情報を含むデバイスアラームメッセージを受信するステップと、
    前記デバイスアラームメッセージを、前記フィールドデバイスから受信した前記デバイスアラームメッセージには含まれておらず、前記フィールドデバイスに関連する追加のデバイス情報の1以上のフィールドに組み合わせることによって、機能強化されたメッセージを形成するステップと、
    前記追加のデバイス情報に基づいて、夫々アラーム情報の1以上のフィールドを備える複数のデバイスアラームテーブルから1つのデバイスアラームテーブルを選択するステップと、
    選択された前記デバイスアラームテーブルから、前記機能強化されたメッセージ内のデバイス情報のフィールドに対応するアラーム情報の少なくとも1つのフィールドを獲得ステップと、
    前記プロセス制御システムの1以上のワークステーションにおいて、当該アラーム情報を表示させるステップと
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記フィールドデバイスから前記デバイスアラームメッセージを受信するステップは、Fieldbusアラームメッセージを受信するステップを有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記フィールドデバイスから前記デバイスアラームメッセージを受信するステップは、ブロック識別フィールド、相対識別フィールド、及びサブコードフィールドのうちの一つを有するデバイスアラームメッセージを受信するステップを有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記機能強化されたメッセージを形成するステップは、前記デバイスアラームメッセージに、製造業者情報、デバイス種類情報、及び更新レベル情報のうちの一つを含むメッセージフィールドを追加するステップを有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 前記デバイスアラームテーブルは、デバイス情報の特定の組に関連していることを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 前記アラーム情報の1以上のフィールドを獲得するステップは、前記デバイスアラームメッセージ内の前記デバイス情報が、選択された前記デバイスアラームテーブル内のデバイス情報と一致するか否かを判定するステップを有していることを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 前記アラーム情報の1以上のフィールドを獲得するステップは、選択された前記デバイスアラームテーブルから、対処手段情報、アラームメッセージ情報、アラーム種類情報、アラーム説明情報、及びアラームパラメータ情報のうちの一つを含む情報フィールドの組を獲得するステップを有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  8. 前記デバイスアラームテーブルを選択するステップは、所望の言語に基づいて、複数の前記デバイスアラームテーブルから1つの前記デバイスアラームテーブルを選択するステップを有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  9. 前記アラーム情報を表示させるステップは、アラームパラメータ情報、アラーム説明情報、アラーム種類情報、アラームメッセージ情報、及び対処手段情報のうちの一つを表示させるステップを有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  10. 前記アラーム情報を表示させるステップは、当該アラーム情報のフィールド内の所定の文字列に応じて、前記デバイスアラームメッセージから、浮動小数点形式の数値を表示させるステップを有することを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 様々なカテゴリのアラーム情報を生成して送信するよう構成された複数のフィールドデバイスを有する製造プロセス制御ネットワーク内でアラームを処理するシステムであって、該システムはメモリに通信可能に接続されたプロセッサシステムを更に備え、
    該プロセッサシステムは、
    前記フィールドデバイスの1つから、デバイス情報を含むデバイスアラームメッセージフィールドを有するデバイスアラームメッセージを受信するようにプログラムされ、
    前記デバイスアラームメッセージに、該デバイスアラームメッセージには含まれておらず、前記フィールドデバイスに関連する追加のデバイス情報を含むメッセージフィールドを組み合わせることによって機能強化されたデバイスアラームメッセージを形成するようにプログラムされ、
    前記機能強化されたデバイスアラームメッセージ内の追加のデバイス情報に基づいて、デバイスアラームテーブルを選択するようにプログラムされ、
    前記機能強化されたデバイスアラームメッセージ内のデバイス情報を用いて、選択された前記デバイスアラームメッセージからアラーム情報を有する情報フィールドの組を獲得するようにプログラムされ、
    前記プロセス制御システムのワークステーションにおいて、アラーム情報の一部を表示させるようにプログラムされていることを特徴とするシステム。
  12. 前記デバイスアラームメッセージは、Fieldbusアラームメッセージ形式であることを特徴とする請求項11記載のシステム。
  13. 前記デバイスアラームメッセージは、ブロック識別フィールド、相対識別フィールド、及びサブコードフィールドのうちの一つを有することを特徴とする請求項11記載のシステム。
  14. 前記追加のデバイス情報のメッセージフィールドは、製造業者情報、デバイス種類情報、及び更新レベル情報のうちの一つを有することを特徴とする請求項11記載のシステム。
  15. 前記プロセッサシステムは、更に、前記機能強化されたデバイスアラームメッセージ内のデバイス情報と、選択された前記デバイスアラームテーブル内のデバイス情報との比較に基づいて、前記機能強化されたデバイスアラームメッセージ内の前記デバイス情報を用いて、選択された前記デバイスアラームテーブルから、アラーム情報を含む情報フィールドの組を獲得するようにプログラムされていることを特徴とする請求項11記載のシステム。
  16. 前記プロセッサシステムは、更に、選択されたデバイスアラームメッセージから、対処手段情報、アラームメッセージ情報、アラーム種類情報、アラーム説明情報、及びアラームパラメータ情報のうちの一つを含む情報フィールドの組を獲得することにより、前記機能強化されたデバイスアラームメッセージ内の前記デバイス情報を用いて、選択された前記デバイスアラームテーブルから、アラーム情報を含む情報フィールドの組を獲得するようにプログラムされていることを特徴とする請求項11記載の方法。
  17. 前記プロセッサシステムは、更に、所望の言語に基づいて、前記複数のデバイスアラームテーブルから前記1つのデバイスアラームテーブルを選択するようにプログラムされていることを特徴とする請求項11記載のシステム。
  18. 前記アラーム情報が、アラームパラメータ情報、アラーム説明情報、アラーム種類情報、アラームメッセージ情報、及び対処手段情報のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする特徴とする請求項11記載のシステム。
  19. 前記アラーム情報は、更に、アラーム情報を有する情報フィールドの組内の所定の文字列に応じて、前記デバイスアラームメッセージフィールドの一つから浮動小数点形式の数値を含むことを特徴とする請求項18記載のシステム。
  20. 前記プロセッサシステムは、前記機能強化されたデバイスアラームメッセージを形成する第1のプロセッサと、前記機能強化されたデバイスアラームメッセージ内のデバイス情報を用いて、選択された前記デバイスアラームテーブルからアラーム情報を含む情報フィールドの組を獲得する第2のプロセッサとを備えることを特徴とする請求項11記載のシステム。
  21. 複数のフィールドデバイスを含むプロセス制御ネットワーク内でアラームを処理するシステムであって、
    複数のルーチンを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体と、該複数のルーチンを実行するよう構成されたプロセッサシステムとを備え、該複数のルーチンが、
    フィールドデバイスから、デバイス情報を含むメッセージフィールドを有するデバイスアラームメッセージを受信する第1のルーチンと、
    前記デバイスアラームメッセージに、該デバイスアラームメッセージには含まれておらず、前記フィールドデバイスに関連する追加のデバイス情報を含む追加のメッセージフィールドを組み合わせることによって、機能強化されたデバイスアラームメッセージを形成する第2のルーチンと、
    前記機能強化されたデバイスアラームメッセージ内の前記追加のデバイス情報に基づいて、複数のデバイスアラームテーブルから1つのデバイスアラームテーブルを選択する第3のルーチンと、
    前記デバイスアラームメッセージ内のデバイス情報を用いて、選択された前記デバイスアラームテーブルから、ああr−無常法を含む情報フィールドの組を獲得する第4のルーチンと、
    前記プロセス制御システムの少なくとも1つのワークステーションを介し、アラームパラメータ情報、アラーム説明情報、アラーム種類情報、アラームメッセージ情報、及び対処手段情報の1つの形態をなす前記アラーム情報を表示させる第5のルーチンと
    を含むことを特徴とするシステム。
  22. 前記デバイスアラームメッセージは、Fieldbusアラームメッセージ形式であることを特徴とする請求項21記載のシステム。
  23. 前記第2のルーチンは、更に、前記デバイスアラームメッセージに、製造業者情報、デバイス種類情報、及び更新レベル情報のうちの一つを含むメッセージフィールドを追加するように構成されていることを特徴とする請求項21記載のシステム。
  24. 前記第3のルーチンは、更に、所望の言語に基づいて、前記デバイスアラームテーブルを選択するように構成されていることを特徴とする請求項21記載のシステム。
  25. 前記第4のルーチンは、更に、前記デバイス情報が、選択された前記デバイスアラームテーブル内のデバイス情報と一致するか否か判定するように構成されていることを特徴とする請求項21記載のシステム。
  26. 前記第5のルーチンは、更に、アラーム情報含む情報フィールドの組内の所定の文字列に応じて、前記デバイスアラームメッセージフィールドの一つから浮動小数点形式の数値を表示させるように構成されていることを特徴とする請求項21記載のシステム。
  27. 前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、第1及び第2のメモリを有し、前記第2のルーチンは、前記コンピュータ読み取り可能な媒体の前記第1のメモリに格納され、前記第4のルーチンは、前記コンピュータ読み取り可能な媒体の前記第2のメモリに格納されることを特徴とする請求項21記載のシステム。
  28. 様々なカテゴリのアラームメッセージを生成して送信するよう構成された複数のフィールドデバイスを有するプロセス制御ネットワーク内でデバイスアラームを処理するシステムであって、該システムはメモリに通信可能に接続されたプロセッサシステムを更に備え、
    該プロセッサシステムは、
    前記複数のフィールドデバイスの1つから、該フィールドデバイス内に格納されるデバイス情報を有したデバイスアラームメッセージを受信するようにプログラムされ、
    前記フィールドデバイスから受信した前記デバイスアラームメッセージを、該フィールドデバイスに関連する追加のデバイス情報を組み合わせることによって機能拡張されたデバイスアラームメッセージを形成するようにプログラムされ、
    該機能拡張されたデバイスアラームメッセージ内のデバイス情報を利用して表示すべきアラーム情報を特定し、該特定されたアラーム情報の一部を表示させるようにプログラムされていることを特徴とするシステム。
  29. 前記デバイスアラームメッセージは、Fieldbusアラームメッセージ形式であることを特徴とする請求項28記載のシステム。
  30. 前記追加のデバイス情報は、製造業者情報、デバイス種類情報、及び更新レベル情報のうちの一つを含むことを特徴とする請求項28記載のシステム。
  31. 前記プロセッサシステムは、更に、前記機能拡張されたデバイスアラームメッセージ内のデバイス情報と、第3の組のデバイス情報との比較に基づいて、前記機能拡張されたデバイスアラームメッセージ内のデバイス情報を利用して表示すべきアラーム情報を特定するようにプログラム去れていることを特徴とする請求項28記載のシステム。
  32. 前記プロセッサシステムは、更に、前記機能拡張されたデバイスアラームメッセージ内のデバイス情報を利用して、対処手段情報、アラームメッセージ情報、アラーム種類情報、アラーム説明情報、及びアラームパラメータ情報のうちの一つを有する情報フィールドの組から、表示すべきアラーム情報を特定するようにプログラムされていることを特徴とする請求項28記載のシステム。
  33. 前記プロセッサシステムは、更に、アラームパラメータ情報、アラーム説明情報、アラーム種類情報、アラームメッセージ情報、及び対処手段情報のうちの一つを表示させるようにプログラムされていることを特徴とする請求項28記載のシステム。
  34. 前記プロセッサシステムは、更に、所定の文字列に応じて、前記デバイス情報から浮動小数点形式の数値を表示させるようにプログラムされていることを特徴とする請求項28記載のシステム。
  35. 前記所定の文字列は、「%V」であることを特徴とする請求項36記載のシステム。
  36. 前記プロセッサシステムは、前記機能拡張されたデバイスアラームメッセージを形成する第1のプロセッサと、前記デバイス情報を利用して表示すべきアラーム情報を特定する第2のプロセッサとを備えることを特徴とする請求項28記載のシステム。
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