JP6648641B2 - 歪み推定装置、診断装置、及び歪み推定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、歪み推定装置、診断装置、及び歪み推定方法に関する。
従来、部品等の寿命を予測する診断システムが知られている。例えば、特許文献1には、歪みセンサ(歪みゲージ)によって検出された歪みに基づいて、フロントサイドメンバの疲労損傷度を算出し、フロントサイドメンバの寿命が近づいていることを警告する車両の疲労損傷度診断システムが記載されている。
特開2013−79920号公報
例えば、流体中において応力を受ける部品の残存寿命をリアルタイムで評価するためには、部品の歪みをリアルタイムで取得することが求められる。しかしながら、例えば、宇宙機用のターボポンプにおけるインデューサ翼では、宇宙機のフライト時において、インデューサ翼に歪みゲージを直接貼付することが困難である。このように、使用中において、評価対象の部品に歪みゲージを貼付することが困難な場合がある。また、評価対象の部品に歪みゲージを貼付できたとしても、何らかの加工が必要となることもある。このため、歪みゲージを用いない手法が望まれている。
本発明は、歪みゲージを用いることなく、歪みを取得可能な歪み推定装置、診断装置、及び歪み推定方法を提供する。
本発明の一側面に係る歪み推定装置は、流体中に設けられた部品の歪みを推定する装置である。この歪み推定装置は、部品の周辺の所定の位置における時系列の圧力値を含む圧力信号を取得する圧力取得部と、圧力信号に基づいて、部品に生じる時系列の歪み値を含む歪み信号を推定する推定部と、歪み信号を出力する出力部と、を備える。推定部は、圧力のパワースペクトル密度と当該圧力を上記位置に加えた時に部品に生じる歪みのパワースペクトル密度とに基づいて決定される推定フィルタを用いて、圧力信号を歪み信号に変換する。
本発明の別の側面に係る歪み推定方法は、流体中に設けられた部品の歪みを推定する歪み推定装置が行う方法である。この歪み推定方法は、部品の周辺の所定の位置における時系列の圧力値を含む圧力信号を取得する圧力取得ステップと、圧力信号に基づいて、部品に生じる時系列の歪み値を含む歪み信号を推定する推定ステップと、歪み信号を出力する出力ステップと、を備える。推定ステップでは、圧力のパワースペクトル密度と当該圧力を上記位置に加えた時に部品に生じる歪みのパワースペクトル密度とに基づいて決定される推定フィルタを用いて、圧力信号を歪み信号に変換する。
この歪み推定装置及び歪み推定方法では、部品の周辺の所定の位置における時系列の圧力値を含む圧力信号が、推定フィルタによって、部品に生じる時系列の歪み値を含む歪み信号に変換され、変換された歪み信号が出力される。部品の周辺の所定の位置における圧力のパワースペクトル密度と部品に生じる歪みのパワースペクトル密度との間には、相関関係があることが見出された。このため、圧力のパワースペクトル密度と歪みのパワースペクトル密度との関係に基づいて決定された推定フィルタを用いることにより、圧力信号を歪み信号に変換することが可能となる。このように、圧力信号を用いて歪み信号を推定することができるので、歪みゲージを用いることなく、部品に生じる歪みを取得することが可能となる。
上記歪み推定装置は、圧力信号からオフセットを除去するオフセット除去部と、歪み信号のオフセットを回復するオフセット回復部と、を更に備えてもよい。推定部は、オフセットが除去された圧力信号を歪み信号に変換してもよい。出力部は、オフセットが回復された歪み信号を出力してもよい。この場合、圧力信号からオフセットを除去することによって、圧力信号の変動成分を取り出すことができる。この圧力信号の変動成分を用いることによって、圧力信号から歪み信号に変換する精度を向上することが可能となる。そして、歪み信号のオフセットを回復することによって、部品に生じる歪みの推定精度を向上することが可能となる。
本発明の更に別の側面に係る診断装置は、部品の累積損傷度を診断する装置である。この診断装置は、上記歪み推定装置と、歪み推定装置から出力された歪み信号に基づいて、部品に加わる時系列の応力値を含む応力信号を計算する応力計算部と、応力信号に基づいて、部品の累積損傷度を計算する累積損傷度計算部と、を備える。
この診断装置では、歪み推定装置から出力された歪み信号に基づいて、部品に加わる時系列の応力値を含む応力信号が計算され、応力信号に基づいて部品の累積損傷度が計算される。歪み推定装置において、部品に生じる歪みを取得することができるので、歪みゲージを用いることなく、部品の累積損傷度を取得することが可能となる。
本発明によれば、歪みゲージを用いることなく、歪みを取得することができる。
本実施形態に係る歪み推定装置を含む診断装置の診断対象の一例を模式的に示す図である。 本実施形態に係る歪み推定装置を含む診断装置の機能ブロック図である。 図2の診断装置のハードウェア構成図である。 図2の診断装置が行う診断方法の一例を示すフローチャートである。 図4の歪み推定処理の一例を詳細に示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る歪み推定装置を含む診断装置の診断対象の一例を模式的に示す図である。図1に示されるように、診断対象として、ロケット1のターボポンプに設けられるインデューサ2(部品)が挙げられる。ロケット1は、噴射による反作用によって推進力を得る装置であり、繰り返し使用可能な再使用型である。ロケット1は、例えば、液体ロケットである。ロケット1のロケットエンジンでは、燃料として液体水素及び液体酸素等の液体燃料F(流体)が用いられる。ロケット1は、高圧の液体燃料Fを供給するためのターボポンプを備えている。インデューサ2は、ターボポンプの吸込性能を向上するために、ターボポンプの入力側に設けられる回転体である。インデューサ2は、方向Bに延びる配管3に設けられ、配管3の延在方向に延びる回転軸AX周りに回転する。インデューサ2は、配管3を流れる液体燃料Fを吸い込んで、液体燃料Fを昇圧する。
インデューサ2は、低圧の液体燃料Fを吸い込むので、この液体燃料Fの圧力が液体燃料Fの飽和蒸気圧よりも低くなると、液体燃料Fが沸騰して多数の小さい気泡が発生する。そして、気泡の周囲の圧力が液体燃料Fの飽和蒸気圧よりも高くなると、気泡が消滅する。この瞬間、気泡の周囲の液体燃料Fは気泡の中心付近で衝突するので、圧力波が発生し、振動を発生させる。このようにして、液体燃料Fでは、キャビテーションが発生し、キャビテーションによって、インデューサ2に応力が加わることが知られている。インデューサ2には、キャビテーション以外にも様々な要因により応力が加わる。この応力がインデューサ2に蓄積されていくと、インデューサ2の破損につながるおそれがある。インデューサ2では、特にインデューサ翼を診断対象とすることがあるが、以下ではインデューサ2として説明する。
配管3の内面には、圧力センサ4が設けられている。圧力センサ4は、インデューサ2の周辺に設けられる。圧力センサ4が設けられる位置は、当該位置において生じた振動のエネルギーがインデューサ2に届く範囲に設定される。図1に示される例では、圧力センサ4は、インデューサ2の回転軸AXに沿った方向Bにおいて、インデューサ2の入力側先端と略同じ位置、及びインデューサ2の入力側先端から所定の距離だけ液体燃料Fの上流に配置される。圧力センサ4は、インデューサ2の出力側先端から所定の距離だけ液体燃料Fの下流に配置されてもよい。この圧力センサ4によって、インデューサ2の周辺の圧力が計測され、計測された圧力が診断装置10に送信される。
配管3には、インターフェイス部における環境情報を計測するためのセンサ5が設けられる。センサ5は、例えば、温度センサ及び圧力センサである。センサ5は、インデューサ2の入力側先端から距離Lだけ液体燃料Fの上流において、配管3の内面から深さdの位置に配置される。このセンサ5によって、インターフェイス部の圧力及び温度が計測され、計測された圧力及び温度が診断装置10に送信される。インデューサ2の周辺には、更に液体燃料Fの流量を計測する流量計(不図示)及びインデューサ2の回転数を計測する回転センサ(不図示)が配置される。流量計によって、液体燃料Fの流量が計測され、計測された流量が診断装置10に送信される。回転センサによって、インデューサ2の回転数が計測され、計測された回転数が診断装置10に送信される。
図2は、本実施形態に係る歪み推定装置を含む診断装置の機能ブロック図である。図2に示される診断装置10は、インデューサ2の累積損傷度を診断する装置である。
図3は、図2の診断装置のハードウェア構成図である。図3に示されるように、診断装置10は、物理的には、1又は複数のプロセッサ101と、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等の記憶装置102と、ハードディスク装置等の補助記憶装置103と、キーボード等の入力装置104と、ディスプレイ等の出力装置105と、データ送受信デバイスである通信装置106と、を備えるコンピュータとして構成され得る。診断装置10の図2に示される各機能は、プロセッサ101及び記憶装置102等のハードウェアに1又は複数の所定のコンピュータプログラムを読み込ませることにより、1又は複数のプロセッサ101の制御のもとで各ハードウェアを動作させるとともに、記憶装置102及び補助記憶装置103におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。なお、上記の説明は診断装置10のハードウェア構成として説明したが、後述の歪み推定装置20がプロセッサ101、記憶装置102、補助記憶装置103、入力装置104、出力装置105、及び通信装置106を備えるコンピュータとして構成されてもよい。
図2に戻って、診断装置10の詳細について説明する。診断装置10は、歪み推定装置20と、応力計算部27と、累積損傷度計算部28と、を備えている。
歪み推定装置20は、インデューサ2の歪みを推定する装置である。歪み推定装置20は、作動点情報取得部21と、圧力取得部22と、オフセット除去部23と、推定部24と、オフセット回復部25と、出力部26と、を備えている。
作動点情報取得部21は、インデューサ2の作動点情報を取得する作動点情報取得手段として機能する。作動点情報取得部21は、センサ5によって計測された圧力及び温度、流量計によって計測された流量、並びに回転センサによって計測された回転数を作動点情報として取得する。作動点情報取得部21は、作動点情報をオフセット回復部25に出力する。
圧力取得部22は、インデューサ2の周辺の所定の位置における時系列の圧力値pを含む圧力信号(圧力応答){p}を取得する圧力取得手段として機能する。圧力取得部22は、圧力センサ4によって計測された圧力を例えば0.1m秒程度のサンプリング周期Tでサンプリングし、時系列の圧力値pを含む圧力信号{p}として取得する。圧力取得部22は、圧力信号{p}をオフセット除去部23及びオフセット回復部25に出力する。
オフセット除去部23は、圧力信号{p}からオフセットを除去するオフセット除去手段として機能する。オフセットは、圧力センサ4によって計測された圧力のうちの常に印加されている固定成分(直流成分)である。圧力信号{p}の各圧力値pからオフセットを除去することにより、当該圧力値pの変動成分(つまり、圧力値p )が抽出される。オフセット除去部23は、例えば、時系列の圧力値pのうち、所定の期間における圧力値pの平均値をオフセットとする。オフセット除去部23は、圧力信号{p}の各圧力値pからオフセットを減算し、その減算結果を各圧力値p とする。これにより、オフセット除去部23は、オフセットが除去された圧力信号{p }を得る。このようにして、オフセット除去部23は、圧力信号{p}からオフセットを除去する。オフセット除去部23は、オフセットが除去された圧力信号{p }を推定部24に出力する。
推定部24は、圧力信号{p }に基づいて、インデューサ2に生じる時系列の歪み値ε を含む歪み信号(歪み応答){ε }を推定する推定手段として機能する。推定部24は、推定フィルタを用いて、オフセットが除去された圧力信号{p }を歪み信号{ε }に変換する。推定フィルタは、高サイクル疲労寿命評価のためのフィルタであって、圧力のパワースペクトル密度と当該圧力を圧力センサ4が設けられている位置に加えた時にインデューサ2に生じる歪みのパワースペクトル密度とに基づいて決定される。パワースペクトル密度は、信号の周波数方向のエネルギー分布を表す。推定フィルタの導出方法については後述する。推定部24は、歪み信号{ε }をオフセット回復部25に出力する。
オフセット回復部25は、歪み信号{ε }のオフセットを回復するオフセット回復手段として機能する。オフセット回復部25は、作動点情報取得部21によって取得された作動点情報に基づいて、歪みのオフセットを計算する。オフセット回復部25は、例えば、インデューサ2の回転数、インターフェイス部の圧力、インターフェイス部の温度、及び液体燃料Fの流量に対する回帰式を用いて、歪みのオフセットを計算する。オフセット回復部25は、圧力信号{p}に更に基づいて、歪みのオフセットを計算してもよい。オフセット回復部25は、歪み信号{ε }の各歪み値ε にオフセットを加算し、その加算結果を各歪み値εとする、これにより、オフセット回復部25は、オフセットが回復された歪み信号{ε}を得る。このようにして、オフセット回復部25は、歪み信号{ε }のオフセットを回復する。オフセット回復部25は、オフセットが回復された歪み信号{ε}を出力部26に出力する。
出力部26は、歪み信号{ε}を出力する出力手段として機能する。出力部26は、オフセット回復部25から歪み信号{ε}を受け取ると、歪み信号{ε}を応力計算部27に出力する。
応力計算部27は、歪み推定装置20から出力された歪み信号{ε}に基づいて、インデューサ2に加わる時系列の応力値sを含む応力信号(応力応答){s}を計算する応力計算手段として機能する。応力計算部27は、式(1)に示されるように、縦弾性係数Eと、ポアソン比νと、歪み値εと、に基づいて、応力値sを計算する。縦弾性係数Eは、例えば203.0MPaである。ポアソン比νは、例えば、0.290である。
Figure 0006648641
累積損傷度計算部28は、応力信号{s}に基づいて、インデューサ2の累積損傷度を計算する累積損傷度計算手段として機能する。累積損傷度計算部28は、例えばレインフロー法アルゴリズムを用いて、応力信号{s}を応力振幅と平均応力との組の列{j,s (j),s (j)|j∈{1,…N}}に分解する。組番号jは、各組を識別するための番号であり、1以上N以下の整数値である。Nは、対象時間区間において出現する極値の数、すなわち振動の回数である。対象時間区間は、応力信号{s}のうちの評価対象を抽出する時間区間であり、例えば、数秒程度である。
累積損傷度計算部28は、式(2)を用いて、各組の応力振幅s (j)を修正マイナー則に適応させるために換算応力s (j)に変換する。換算応力s (j)は、応力振幅s (j)をS−N曲線に換算した応力である。なお、引張強さsは、インデューサ2の翼素材の引張強さであり、翼の材料によって予め定められる固定値である。引張強さsは、例えば1657.0MPaである。切欠き係数βは、例えば1.1である。
Figure 0006648641
累積損傷度計算部28は、インデューサ2の翼素材のS−N曲線をもとに、換算応力s (j)のみがインデューサ2に加わった際に、インデューサ2が損傷に至る破断振動回数N (j)を式(3)を用いて計算する。定数M及び定数Mは、S−N曲線の定数である。
Figure 0006648641
修正マイナー則を用いた場合、累積損傷度Dは式(4)で示される。累積損傷度計算部28は、式(4)を用いてインデューサ2の累積損傷度Dを計算する。
Figure 0006648641
累積損傷度計算部28は、累積損傷度Dを対象時間区間で除算することによって、単位時間当たりの累積損傷度Dを計算してもよい。累積損傷度計算部28は、計算した累積損傷度Dを出力する。
ここで、推定フィルタの導出方法について説明する。インデューサ2に歪みゲージを貼り付け、所望の作動点(液体燃料Fの流量、インデューサ2の回転数、並びにインターフェイス部の圧力及び温度)において、インデューサ2の周辺に圧力を印加する実験を行う。この実験において、圧力センサ4によって計測された圧力を、例えば0.1m秒程度のサンプリング周期Tでサンプリングすることによって、時系列の圧力値pを含む圧力信号{p}が取得される。また、歪みゲージによって計測された歪みを、圧力と同じサンプリング周期Tでサンプリングすることによって、時系列の歪み値εを含む歪み信号{ε}が取得される。
所定の時間Tfftごとに、圧力信号{p}及び歪み信号{ε}を分割し、分割した各組の圧力値p及び歪み値εからそれぞれオフセットを除去することによって、オフセットが除去された圧力値及び歪み値の組{p ,ε |tini+Tfft×(x−1)<t<tini+Tfft×x}が得られる。なお、x∈{1,2,…,m}である。圧力値のオフセットとしては、例えば、圧力値pの移動平均が用いられる。同様に、歪み値のオフセットとしては、例えば、歪み値εの移動平均が用いられる。アンサンブル数mは、例えば40以上である。
このm組のそれぞれに対して、公知のWelch法に基づいて、圧力{p }の周波数fにおけるパワースペクトル密度S (x)(f)及び歪み値{ε }の周波数fにおけるパワースペクトル密度S (x)(f)が計算される。そして、式(5)に示されるように、パワースペクトル密度S (x)(f)に対するパワースペクトル密度S (x)(f)の比の平方根を計算することによって、m個のゲイン{A~(f)|x=1,2,…,m}が得られる。ゲインA~(f)は、時間区間[tini+Tfft×(x−1),tini+Tfft×x]に対するゲインである。
Figure 0006648641
そして、式(6)及び式(7)に示されるように、m個のゲインA~(f)のアンサンブル平均μ(f)及び標準偏差σ(f)が計算される。
Figure 0006648641

Figure 0006648641
そして、式(8)に示されるように、アンサンブル平均μ(f)及び標準偏差σ(f)を用いて、設計ゲインAm,k(f)が計算される。
Figure 0006648641
続いて、設計ゲインAm,k(f)が有理関数でフィッティングされる。このゲインフィッティングには、式(9)に示される伝達関数G(s)が用いられる。なお、パラメータC及びパラメータDは、式(9)の第2式を部分分数分解することによって生じるものであり、固有角周波数ωp,i、固有角周波数ωz,k、減衰係数ζp,i、及び減衰係数ζz,kによって決定される。
Figure 0006648641
数mが数m以上である場合に、伝達関数G(s)をZ変換することによって、式(10)に示される離散伝達関数G(z)が得られる。係数a及び係数bは、固定ゲインK、数m、数m、減衰係数ζp,i、固有角周波数ωp,i、減衰係数ζz,k、及び固有角周波数ωz,kのパラメータの組により決定される。
Figure 0006648641
この離散伝達関数G(z)のゲインA(f)は、式(11)に示される形式である。このゲインA(f)を用いて、設計ゲインAm,k(f)のフィッティングが行われる。なお、フィッティングとは、設計ゲインAm,k(f)とゲインA(f)との差がなるべく小さくなるようなパラメータ{K,m,m,ζp,i,ωp,i,ζz,k,ωz,k}の組を設定することをいう。
Figure 0006648641
上述のフィッティングの結果、係数a及び係数b(i∈{1,2,…,2m−1,2m},k∈{0,1,…,2m−1,2m})が得られる。ここで、式(12)に示されるように、時刻nにおける圧力値p’及び歪み値ε’を用いて、離散伝達関数G(z)が表される。
Figure 0006648641
これにより、式(13)に示されるように、歪み値ε’と圧力値p’との関係を規定した推定フィルタが導出される。
Figure 0006648641
次に、図4及び図5を参照して、診断装置10が行う診断方法の一例を説明する。図4は、図2の診断装置が行う診断方法の一例を示すフローチャートである。図5は、図4の歪み推定処理の一例を詳細に示すフローチャートである。図4に示される一連の処理は、例えばロケット1の動作が開始されるタイミングで開始される。
まず、歪み推定装置20が歪み推定処理(歪み推定方法)を行う(ステップS11)。ステップS11の歪み推定処理では、図5に示されるように、まず、作動点情報取得部21が、インデューサ2の作動点情報を取得する(ステップS21:作動点情報取得ステップ)。具体的には、作動点情報取得部21は、センサ5によって計測されたインターフェイス部の圧力及び温度、流量計によって計測された液体燃料Fの流量、並びに回転センサによって計測されたインデューサ2の回転数を作動点情報として取得する。そして、作動点情報取得部21は、作動点情報をオフセット回復部25に出力する。
続いて、圧力取得部22は、インデューサ2の周辺の所定の位置における時系列の圧力値pを含む圧力信号{p}を取得する(ステップS22:圧力取得ステップ)。具体的には、圧力取得部22は、圧力センサ4によって計測された圧力をサンプリング周期Tでサンプリングして得られた圧力値を時系列の圧力値pとすることによって、圧力信号{p}を取得する。そして、圧力取得部22は、圧力信号{p}をオフセット除去部23に出力する。
続いて、オフセット除去部23は、圧力信号{p}からオフセットを除去する(ステップS23:オフセット除去ステップ)。例えば、オフセット除去部23は、時系列の圧力値pのうち、所定の期間における圧力値pの平均値をオフセットとし、圧力信号{p}の各圧力値pからオフセットを減算することによって、圧力信号{p}からオフセットを除去する。そして、オフセット除去部23は、オフセットが除去された圧力信号{p }を推定部24に出力する。
続いて、推定部24は、圧力信号{p }に基づいて、インデューサ2に生じる時系列の歪み値ε を含む歪み信号{ε }を推定する(ステップS24:推定ステップ)。具体的には、推定部24は、式(13)に示される推定フィルタを用いて、オフセットが除去された圧力信号{p }を歪み信号{ε }に変換する。そして、推定部24は、歪み信号{ε }をオフセット回復部25に出力する。
続いて、オフセット回復部25は、歪み信号{ε }のオフセットを回復する(ステップS25:オフセット回復ステップ)。例えば、オフセット回復部25は、作動点情報取得部21によって取得された作動点情報に基づいて、歪みのオフセットを計算し、歪み信号{ε }の各歪み値ε にオフセットを加算することによって、歪み信号{ε }のオフセットを回復する。そして、オフセット回復部25は、オフセットが回復された歪み信号{ε}を出力部26に出力する。そして、出力部26は、オフセットが回復された歪み信号{ε}を応力計算部27に出力する(ステップS26:出力ステップ)。
続いて、応力計算部27は、歪み推定装置20から出力された歪み信号{ε}に基づいて、インデューサ2に加わる時系列の応力値sを含む応力信号{s}を計算する(ステップS12:応力計算ステップ)。具体的には、応力計算部27は、式(1)を用いて、各歪み値εに基づいて各応力値sを計算することによって、応力信号{s}を取得する。そして、応力計算部27は、応力信号{s}を累積損傷度計算部28に出力する。
続いて、累積損傷度計算部28は、応力信号{s}に基づいて、インデューサ2の累積損傷度Dを計算する(ステップS13:累積損傷度計算ステップ)。まず、累積損傷度計算部28は、レインフロー法アルゴリズム等を用いて、応力信号{s}を応力振幅と平均応力との組の列{j,s (j),s (j)|j∈{1,…N}}に分解する。そして、累積損傷度計算部28は、式(2)を用いて、各組の応力振幅s (j)を換算応力s (j)に変換する。そして、累積損傷度計算部28は、式(3)を用いて、換算応力s (j)のみがインデューサ2に加わった際に、インデューサ2が損傷に至る破断振動回数N (j)を計算する。そして、累積損傷度計算部28は、式(4)を用いて累積損傷度Dを計算する。そして、累積損傷度計算部28は、累積損傷度Dを出力する。以上のようにして、診断装置10が行う診断方法の一連の処理が終了する。
以上説明したように、診断装置10、歪み推定装置20、及び歪み推定装置20が行う歪み推定方法では、インデューサ2の周辺の所定の位置における時系列の圧力値p を含む圧力信号{p }が、推定フィルタによって、インデューサ2に生じる時系列の歪み値ε を含む歪み信号{ε }に変換される。インデューサ2の周辺の所定の位置における圧力値と、インデューサ2に生じる歪み値との間には線形な相関関係が明確には認められないものの、インデューサ2の周辺の所定の位置における圧力のパワースペクトル密度とインデューサ2に生じる歪みのパワースペクトル密度との間には、相関関係があることが見出された。このため、圧力のパワースペクトル密度と歪みのパワースペクトル密度との関係に基づいて決定された推定フィルタを用いることにより、圧力信号{p }を歪み信号{ε }に変換することが可能となる。このように、圧力信号{p }を用いて歪み信号{ε }を推定することができるので、歪みゲージを用いることなく、インデューサ2に生じる歪みを取得することが可能となる。
また、診断装置10では、歪み推定装置20から出力された歪み信号{ε}に基づいて、インデューサ2に加わる時系列の応力値sを含む応力信号{s}が計算され、応力信号{s}に基づいてインデューサ2の累積損傷度Dが計算される。歪み推定装置20において、インデューサ2に生じる歪みを取得することができるので、診断装置10では、歪みゲージを用いることなく、インデューサ2の累積損傷度Dを取得することが可能となる。
また、推定フィルタを用いることにより、圧力信号{p}を歪み信号{ε}に変換するための計算負荷を軽減することができる。このため、歪み推定装置20では、圧力信号{p}から歪み信号{ε}をリアルタイムで推定することが可能となる。これにより、診断装置10では、累積損傷度Dをリアルタイムで計算することが可能となる。
また、圧力信号{p}からオフセットを除去することによって、圧力信号{p}の変動成分である圧力信号{p }を取り出すことができる。この圧力信号{p }を用いることによって、圧力信号{p }から歪み信号{ε }に変換する精度を向上することが可能となる。そして、歪み信号{ε }のオフセットを回復することによって、オフセットが回復された歪み信号{ε}が得られるので、インデューサ2に生じる歪みの推定精度を向上することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られない。例えば、診断対象は、ロケット1のターボポンプのインデューサ2に限られず、流体中において応力を受ける部品であればよい。診断対象の別の例として、例えば、宇宙機のターボポンプのタービンブレード、蒸気タービンのブレード、原子力発電に用いられる熱交換器(配管振動)、及び一般産業用ポンプのインデューサが挙げられる。
診断装置10は、累積損傷度計算部28によって計算された累積損傷度Dに基づいて、インデューサ2の異常を判定する判定部を更に備えていてもよい。判定部は、例えば、所定の閾値と累積損傷度Dとを比較することによって、インデューサ2の異常の有無を判定する。具体的には、判定部は、累積損傷度Dが閾値よりも大きい場合にインデューサ2は異常であると判定し、累積損傷度Dが閾値以下である場合にインデューサ2は正常であると判定してもよい。判定部は、インデューサ2が異常であるか正常であるかを示す判定結果を出力してもよい。
また、歪み推定装置20は、オフセット除去部23及びオフセット回復部25を備えていなくてもよい。この場合、推定部24は、圧力取得部22によって取得された圧力信号{p}に基づいて、歪み信号{ε}を推定し、歪み信号{ε}を出力部26に出力する。
2 インデューサ(部品)
4 圧力センサ
10 診断装置
20 歪み推定装置
21 作動点情報取得部
22 圧力取得部
23 オフセット除去部
24 推定部
25 オフセット回復部
26 出力部
27 応力計算部
28 累積損傷度計算部
F 液体燃料(流体)

Claims (4)

  1. 流体中に設けられた部品の歪みを推定する歪み推定装置であって、
    前記部品の周辺の所定の位置における時系列の圧力値を含む圧力信号を取得する圧力取得部と、
    前記圧力信号に基づいて、前記部品に生じる時系列の歪み値を含む歪み信号を推定する推定部と、
    前記歪み信号を出力する出力部と、
    を備え、
    前記推定部は、圧力のパワースペクトル密度と当該圧力を前記位置に加えた時に前記部品に生じる歪みのパワースペクトル密度とに基づいて決定される推定フィルタを用いて、前記圧力信号を前記歪み信号に変換する、歪み推定装置。
  2. 前記圧力信号からオフセットを除去するオフセット除去部と、
    前記歪み信号のオフセットを回復するオフセット回復部と、
    を更に備え、
    前記推定部は、オフセットが除去された前記圧力信号を前記歪み信号に変換し、
    前記出力部は、オフセットが回復された前記歪み信号を出力する、請求項1に記載の歪み推定装置。
  3. 前記部品の累積損傷度を診断する診断装置であって、
    請求項1又は請求項2に記載の歪み推定装置と、
    前記歪み推定装置から出力された前記歪み信号に基づいて、前記部品に加わる時系列の応力値を含む応力信号を計算する応力計算部と、
    前記応力信号に基づいて、前記部品の前記累積損傷度を計算する累積損傷度計算部と、
    を備える診断装置。
  4. 流体中に設けられた部品の歪みを推定する歪み推定装置が行う歪み推定方法であって、
    前記部品の周辺の所定の位置における時系列の圧力値を含む圧力信号を取得する圧力取得ステップと、
    前記圧力信号に基づいて、前記部品に生じる時系列の歪み値を含む歪み信号を推定する推定ステップと、
    前記歪み信号を出力する出力ステップと、
    を備え、
    前記推定ステップでは、圧力のパワースペクトル密度と当該圧力を前記位置に加えた時に前記部品に生じる歪みのパワースペクトル密度とに基づいて決定される推定フィルタを用いて、前記圧力信号を前記歪み信号に変換する、歪み推定方法。
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