JP2009134669A - 情報処理装置、情報処理端末、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理端末、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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【課題】、生体情報に基づいて、コンテンツの推薦をより適切に行うことができるようにする。
【解決手段】クライアント1においては、コンテンツを視聴しているユーザの生体反応が検出される。生体反応には、血液中に含まれるヘモグロビンの量、血流量、汗の量、脈拍などが含まれる。クライアント1により検出された生体反応の時系列データである生体情報はサーバ2に送信される。サーバ2においては、コンテンツの視聴中に同じような生体反応を示すユーザが特定され、推薦を受けるクライアント1のユーザに対して、クライアント1のユーザにとって未経験のコンテンツであって、その同じような生体反応を示すユーザによって高い評価が得られているコンテンツが推薦される。本発明は、コンピュータに適用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理端末、情報処理方法、およびプログラムに関し、特に、生体情報に基づいて、コンテンツの推薦をより適切に行うことができるようにした情報処理装置、情報処理端末、情報処理方法、およびプログラムに関する。
複数のユーザの購買履歴や行動履歴をもとに、対象のユーザと似た反応を示す他のユーザを特定し、特定した他のユーザの履歴から、対象のユーザにとって未経験のコンテンツをその対象のユーザに推薦する技術がある。このような技術は、協調フィルタリング(Collaborative Filtering)と呼ばれる(非特許文献1)。
これにより、対象のユーザは、自分が視聴したことのないコンテンツであって、自分と似た反応を示す他のユーザが購入し、高い評価をしているコンテンツの推薦を受けたりすることができる。
P. Resnick, N. Iacovou, M. Suchak, P. Bergstrom, and J. Riedl. "GroupLens?: Open Architecture for Collaborative Filtering of Netnews." Conference on Computer Supported Cooperative Work, pp. 175-186, 1994
協調フィルタリングは、商品の購買などのようなユーザの意思決定については効果的であるものの、コンテンツといったような、それを利用しているときにユーザの反応が時系列的に変化するようなものを対象とした推薦には効果的であるとはいえない。
例えば、推薦するコンテンツを選択するときの基準となる他のユーザの反応は、「好き」、「どちらでもない」、「嫌い」といったような、コンテンツに対する最終的な反応だけであり、そのコンテンツのどの部分が好きか、どの部分が嫌いかといったような、コンテンツの最終的な反応に至る経緯については考慮されていない。
好き嫌いを意識的に評価することはできるが、具体的に、どのように感じているから好きである/嫌いであるということを言語化することは難しい。
一方、脳波の状態を観測したり、発汗の状態を観測したりして得られた生体情報によりユーザの感情を推定する技術がある。
この技術をコンテンツの推薦に適用した場合、例えば、コンテンツの視聴中に生体情報を実際に観測して感情を推定し、推定した感情と同じ感情を過去に示したコンテンツを検索して推薦するようなことも考えられるが、この場合、ユーザが興味を持つであろうと考えられる未知のコンテンツを特定し、推薦することはできない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、生体情報に基づいて、コンテンツの推薦をより適切に行うことができるようにするものである。
本発明の第1の側面の情報処理装置は、コンテンツの再生中にユーザが示す生体反応を表す生体情報と、再生が行われたそれぞれのコンテンツの評価を複数のユーザ分取得する取得手段と、前記取得手段により取得された生体情報に基づいて、同じコンテンツの再生中に、コンテンツの推薦を要求してきたユーザが示す生体反応と類似する生体反応を示すユーザである類似ユーザを特定するユーザ特定手段と、前記ユーザ特定手段により特定された前記類似ユーザにとって評価の高いコンテンツを推薦コンテンツとして特定する推薦コンテンツ特定手段と、前記推薦コンテンツ特定手段により特定された推薦コンテンツの情報を、コンテンツの推薦を要求してきた前記ユーザが利用する情報処理端末に送信する送信手段とを備える。
前記取得手段には、さらに、コンテンツの再生履歴を複数のユーザ分取得させ、前記推薦コンテンツ特定手段には、前記類似ユーザにとって評価の高いコンテンツであって、コンテンツの推薦を要求してきた前記ユーザが未経験のコンテンツを推薦コンテンツとして特定させることができる。
前記生体情報には、コンテンツの再生中にユーザが示した表出を表す情報も含まれるようにすることができる。
本発明の第1の側面の情報処理方法またはプログラムは、コンテンツの再生中にユーザが示す生体反応を表す生体情報と、再生が行われたそれぞれのコンテンツの評価を複数のユーザ分取得し、取得した生体情報に基づいて、同じコンテンツの再生中に、コンテンツの推薦を要求してきたユーザが示す生体反応と類似する生体反応を示すユーザである類似ユーザを特定し、特定した前記類似ユーザにとって評価の高いコンテンツを推薦コンテンツとして特定し、特定した推薦コンテンツの情報を、コンテンツの推薦を要求してきた前記ユーザが利用する情報処理端末に送信するステップを含む。
本発明の第2の側面の情報処理端末は、コンテンツの再生中にユーザが示した生体反応を表す生体情報と、再生が行われたそれぞれのコンテンツの評価を複数のユーザ分取得し、取得した生体情報に基づいて、同じコンテンツの再生中に、コンテンツの推薦を要求してきたユーザが示す生体反応と類似する生体反応を示すユーザである類似ユーザを特定し、特定した前記類似ユーザにとって評価の高いコンテンツを推薦コンテンツとして特定し、特定した推薦コンテンツの情報を、コンテンツの推薦を要求してきた前記ユーザが利用する情報処理端末に送信する情報処理装置とネットワークを介して接続される情報処理端末において、コンテンツの再生中にユーザが示す生体反応を表す前記生体情報を取得する生体情報取得手段と、再生が行われたそれぞれのコンテンツの評価を取得し、取得した評価を表す情報と、前記生体情報取得手段により取得された前記生体情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、前記情報処理装置から送信された推薦コンテンツの情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された情報に基づいて、推薦コンテンツをユーザに提示する推薦手段とを備える。
前記送信手段には、さらに、コンテンツの再生履歴を表す情報を前記情報処理装置に送信させ、前記受信手段には、前記情報処理装置から送信された、前記類似ユーザにとって評価の高いコンテンツであって、前記情報処理端末のユーザが未経験のコンテンツであるとして前記情報処理装置により特定された推薦コンテンツの情報を受信させることができる。
前記生体情報には、コンテンツの再生中にユーザが示した表出を表す情報も含まれるようにすることができる。
本発明の第2の側面の情報処理方法またはプログラムは、コンテンツの再生中にユーザが示す生体反応を表す生体情報を取得し、再生が行われたそれぞれのコンテンツの評価を取得し、取得した評価を表す情報と、取得した前記生体情報を情報処理装置に送信し、前記情報処理装置から送信された推薦コンテンツの情報を受信し、受信した情報に基づいて、推薦コンテンツをユーザに提示するステップを含む。
本発明の第1の側面においては、コンテンツの再生中にユーザが示す生体反応を表す生体情報と、再生が行われたそれぞれのコンテンツの評価が複数のユーザ分取得され、取得された生体情報に基づいて、同じコンテンツの再生中に、コンテンツの推薦を要求してきたユーザが示す生体反応と類似する生体反応を示すユーザである類似ユーザが特定される。また、特定された前記類似ユーザにとって評価の高いコンテンツが推薦コンテンツとして特定され、特定された推薦コンテンツの情報が、コンテンツの推薦を要求してきた前記ユーザが利用する情報処理端末に送信される。
本発明の第2の側面においては、コンテンツの再生中にユーザが示す生体反応を表す生体情報が取得され、再生が行われたそれぞれのコンテンツの評価が取得され、取得された評価を表す情報と、取得された前記生体情報が情報処理装置に送信される。また、前記情報処理装置から送信された推薦コンテンツの情報が受信され、受信された情報に基づいて、推薦コンテンツをユーザに提示される。
本発明によれば、生体情報に基づいて、コンテンツの推薦をより適切に行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ推薦システムの構成例を示すブロック図である。
図1に示されるように、このコンテンツ推薦システムは、クライアント1とサーバ2が、インターネットなどのネットワークを介して接続されることによって構成される。
クライアント1は、生体情報取得部11、コンテンツDB12、生体情報処理部13、送信部14、受信部15、およびコンテンツ推薦部16から構成される。一方、サーバ2は、受信部21、生体情報DB22、類似ユーザ特定部23、推薦コンテンツ特定部24、コンテンツDB25、および送信部26から構成される。
後に詳述するように、サーバ2においては、コンテンツの視聴中に同じような生体反応を示すユーザが特定され、推薦を受けるクライアント1のユーザに対して、クライアント1のユーザにとって未経験のコンテンツであって、その同じような生体反応を示すユーザによって高い評価が得られているコンテンツが推薦されるようになされている。
すなわち、サーバ2は、協調フィルタリングによってコンテンツの推薦を行う装置である。サーバ2には、クライアント1以外に、クライアント1と同様の構成を有する端末がネットワークを介して複数接続される。
ここで、生体反応には、血液中に含まれるヘモグロビンの量、血流量、汗の量、脈拍などが含まれる。コンテンツを視聴しているユーザが示す反応であればどのようなものが生体反応として用いられるようにしてもよい。
クライアント1の生体情報取得部11は、コンテンツの再生中、コンテンツを視聴しているユーザの生体反応を検出し、検出した生体反応の時系列データである生体情報を取得する。生体情報には、どのコンテンツの再生中に取得されたものであるのかを表す情報も含まれる。
図2は、コンテンツの再生中の様子を示す図である。
図2の例においては、テレビジョン受像機31とヘッドギア32がクライアント1に接続されている。ヘッドギア32は、テレビジョン受像機31の前方にある椅子に座ってコンテンツを視聴しているクライアント1のユーザの頭に装着されている。
クライアント1により再生されたコンテンツの映像はテレビジョン受像機31に表示され、コンテンツの音声はテレビジョン受像機31のスピーカから出力される。
コンテンツの再生中、ヘッドギア32においては、ユーザの頭の各部に対して近赤外光を照射し、脳が活動するときに現れる酸素消費に反応するヘモグロビンの量を生体反応として測定することが行われる。測定された生体反応を表す信号はヘッドギア32からクライアント1に供給され、生体情報が生体情報取得部11により取得される。
図2は、血液中に含まれるヘモグロビンの量を生体反応として用いる場合の例を示している。他の反応を生体反応として用いる場合も同様に、その測定器が、コンテンツを視聴しているユーザに装着される。
図3は、生体反応の時系列データの例を示す図である。
図3に示されるように、生体反応は時系列データとして取得される。図3の横軸は時刻を表し、縦軸は度合い(上述した例の場合、血液中に含まれるヘモグロビンの量)を表す。
生体情報取得部11は、このようにして取得した生体情報を生体情報処理部13に出力する。クライアント1においては複数のコンテンツが再生され、再生されたコンテンツ毎に、図3に示されるような時系列データである生体情報が取得される。
生体情報処理部13は、コンテンツDB12に記憶されているコンテンツを読み出して再生し、コンテンツの映像や音声をテレビジョン受像機31に出力させる。生体情報処理部13は、コンテンツの再生中に生体情報取得部11から順次供給される生体情報を取得する。
また、生体情報処理部13は、コンテンツに対するユーザの評価を取得する。例えば、1つのコンテンツの再生が終了したとき、ユーザに対して評価の入力が求められる。ユーザは、リモートコントローラやマウスを操作するなどして評価を入力する。
生体情報処理部13は、生体情報取得部11から供給された生体情報と、それぞれのコンテンツに対する評価、ユーザの視聴履歴を表す情報を送信部14に出力する。
送信部14は、生体情報処理部13から供給された情報をサーバ2に送信する。クライアント1のユーザが経験済みの全てのコンテンツについて、コンテンツ毎に、生体情報と評価がサーバ2に提供されることになる。
受信部15は、サーバ2から送信された推薦コンテンツの情報を受信し、受信した情報をコンテンツ推薦部16に出力する。
コンテンツ推薦部16は、受信部15から供給された情報に基づいて、サーバ2により特定された推薦コンテンツの情報をテレビジョン受像機31などに表示し、ユーザに提示する。推薦コンテンツの情報として、例えば、推薦コンテンツのタイトル、販売元、概要などが表示される。
サーバ2の受信部21は、クライアント1の送信部14から送信された生体情報と、それぞれのコンテンツに対するユーザの評価、ユーザの視聴履歴を表す情報を受信し、受信した情報を生体情報DB22に記憶させる。
上述したように、サーバ2には、クライアント1と同様の構成を有する端末が複数接続されている。それぞれの端末から同様の情報が送信されてくることにより、生体情報DB22には、それぞれのユーザの生体情報と、コンテンツに対する評価、視聴履歴を表す情報が記憶される。
類似ユーザ特定部23は、生体情報DB22から生体情報を読み出し、それぞれのユーザの生体反応の時系列データのパターンに基づいて、同じコンテンツの視聴中に、類似する生体反応を示すユーザを特定する。
生体反応の時系列データのパターンが類似するか否かは、例えば、ユーザ毎の生体反応の時系列データのパターンの相互相関を求めたり、特定のパターンとの一致率を求めたり、特定部分(範囲)の閾値に対する一致率を求めたりして判断される。
図4は、コンテンツAに対する生体情報の例を示す図である。
図4の例においては、ユーザ1乃至3がそれぞれコンテンツAを視聴しているときに取得された生体反応の時系列データのパターンが上から順に示されている。
ユーザ1乃至3のコンテンツAに対する生体反応の時系列データのパターンが図4に示されるようなものである場合、ユーザ1の生体反応の時系列データのパターンと、ユーザ2の生体反応の時系列データのパターンは類似するから、ユーザ1とユーザ2は、コンテンツAを視聴しているときに類似する生体反応を示すユーザである類似ユーザとなる。
コンテンツAの視聴中、ユーザAとユーザBは、同じような部分で、同じような度合いの生体反応を示すことになる。
一方、ユーザ1とユーザ3は類似ユーザではないから、コンテンツAの視聴中、ユーザ1とユーザ3は違う部分で、または、違う度合いで、生体反応を示すことになる。
上述した血液中のヘモグロビン量の生体反応は脳の活動状況を表し、コンテンツを視聴しているときの感じ方によって活動状況が異なると考えられるから、類似ユーザは、コンテンツのある特徴に対して、似たような感じ方(反応)をするユーザであること、すなわち、似たような視聴の仕方をするユーザであることを表す。映像の一定の明るさに対して無意識のうちに反応を示すような視聴の仕方であったり、一定の周波数の音声に対して無意識のうちに反応を示すような視聴の仕方であったりするように、同じコンテンツでも、その視聴の仕方には人によって違いがある。
なお、1つのコンテンツに対する生体反応の時系列データのパターンに基づいて判断されるのではなく、複数のコンテンツに対する生体反応の時系列データのパターンに基づいて類似ユーザであるか否かが判断されるようにしてもよい。
類似ユーザ特定部23は、以上のようにして特定した類似ユーザの情報を推薦コンテンツ特定部24に出力する。
推薦コンテンツ特定部24は、生体情報DB22に記憶されている情報により表されるそれぞれのユーザの評価、視聴履歴を参照し、クライアント1のユーザが未経験のコンテンツであって、クライアント1のユーザの類似ユーザが高い評価をしているコンテンツを推薦コンテンツとして特定する。この推薦コンテンツの特定は、例えば、所定のタイミングでクライアント1からコンテンツの推薦が要求されたときに行われる。
図5は、ユーザの評価と視聴履歴の例を示す図である。
図5の例においては、コンテンツA乃至Gに対するユーザ1乃至3の評価と視聴履歴が示されている。ユーザ1はクライアント1のユーザであるとする。
図5において、白抜きの丸印は、視聴済みであり、高い評価をしていることを表し、バツ印は、視聴済みであるが、低い評価をしていることを表す。空欄は、視聴が行われていない未経験のコンテンツであることを表す。
例えば、ユーザ1はコンテンツA,Eを視聴済みであり、視聴済みのいずれのコンテンツに対しても高い評価をしていることになる。ユーザ2はコンテンツA,C,D,Eを視聴済みであり、そのうちのコンテンツA,D,Eに対して高い評価をし、コンテンツCに対して低い評価をしていることになる。ユーザ3はコンテンツA,E,F,Gを視聴済みであり、視聴済みのいずれのコンテンツに対しても高い評価をしていることになる。
このような評価、視聴履歴が得られている場合、推薦コンテンツ特定部24においては、クライアント1のユーザであるユーザ1の類似ユーザは、類似ユーザ特定部23から供給された情報に基づいてユーザ2として特定される(図4)。
また、ユーザ1が未経験のコンテンツであって、類似ユーザであるユーザ2が高い評価をしているコンテンツであるコンテンツDが、推薦コンテンツとして特定される。
ユーザ1が未経験のコンテンツであっても、ユーザ2が低い評価をしているコンテンツであるコンテンツCや、ユーザ1の類似ユーザではないユーザ3が高い評価をしているコンテンツF,Gは、推薦コンテンツとしては選択されない。
推薦コンテンツ特定部24は、推薦コンテンツのタイトル、販売元、概要などの情報をコンテンツDB25から読み出し、読み出したそれらの情報を送信部26に出力する。コンテンツDB25には、コンテンツに関する各種の情報が記憶されている。
送信部26は、推薦コンテンツ特定部24から供給された情報をクライアント1に送信する。
ここで、以上のような構成を有するクライアント1とサーバ2の処理について説明する。
はじめに、図6のフローチャートを参照して、コンテンツを再生するクライアント1の処理について説明する。この処理は、例えば、所定のコンテンツの再生がユーザにより指示されたときに開始される。
ステップS1において、クライアント1の生体情報処理部13は、コンテンツDB12から読み出したコンテンツを再生する。
ステップS2において、生体情報取得部11は、ユーザに装着されている測定器からの出力に基づいて、コンテンツを視聴しているユーザの生体反応の時系列データである生体情報を取得し、生体情報処理部13に出力する。
ステップS3において、生体情報処理部13は、コンテンツの再生が終了したか否かを判定し、終了していないと判定した場合、ステップS1に戻り、以上の処理を繰り返す。
一方、コンテンツの再生が終了したとステップS3において判定した場合、ステップS4において、生体情報処理部13は、再生を行ったコンテンツに対するユーザの評価を取得する。生体情報処理部13は、生体情報と、コンテンツに対する評価、ユーザの視聴履歴を表す情報を送信部14に出力する。
ステップS5において、送信部14は、生体情報処理部13から供給された情報をサーバ2に送信する。その後、処理は終了される。
以上においては、コンテンツに対する評価はユーザによって手動で入力されるものとしたが、高評価をしたと考えられる操作が行われたコンテンツに対して、高い評価が設定されるようにしてもよい。例えば、再生が複数回行われたコンテンツ、削除プロテクトが設定されたコンテンツ、ダビングが行われたコンテンツに対して、高い評価が設定される。
また、コンテンツを検索するときにユーザによりキーワードとして入力された俳優の名前などの単語と同じ単語をメタデータに含むコンテンツに対して高い評価が設定されるようにしてもよい。それぞれのコンテンツには、タイトル、販売元、出演者、概要などの各種のメタデータが付加されている。
さらに、クライアント1のユーザが過去にサーバ2によるコンテンツの推薦を受けている場合、クライアント1のユーザが推薦を受け入れ、購入操作や再生操作などを行ったコンテンツのメタデータと同じメタデータを有するコンテンツに対して高い評価が設定されるようにしてもよい。
単に、クライアント1のユーザが購入するなどして所持しているコンテンツに対して高い評価が設定されるようにしてもよい。
次に、図7のフローチャートを参照して、コンテンツの推薦を行うサーバ2の処理について説明する。
ステップS11において、サーバ2の受信部21は、クライアント1から送信された生体情報と、コンテンツに対する評価、ユーザの視聴履歴を表す情報を受信し、受信した情報を生体情報DB22に記憶させる。
この処理が、クライアント1と同様の構成を有する端末から情報が送信されてくる毎に行われることにより、生体情報DB22には、複数のユーザの生体情報と、コンテンツに対する評価、視聴履歴を表す情報が記憶される。
ステップS12において、類似ユーザ特定部23は、生体情報DB22に記憶されている生体情報に基づいて類似ユーザを特定する。類似ユーザ特定部23は、特定した類似ユーザの情報を推薦コンテンツ特定部24に出力する。
ステップS13において、推薦コンテンツ特定部24は、それぞれのユーザの評価、視聴履歴を参照し、クライアント1のユーザが未経験のコンテンツであって、類似ユーザが高い評価をしているコンテンツを推薦コンテンツとして特定する。推薦コンテンツ特定部24は、推薦コンテンツの情報を送信部26に出力する。
ステップS14において、送信部26は、推薦コンテンツ特定部24から供給された情報をクライアント1に送信し、処理を終了させる。
次に、図8のフローチャートを参照して、推薦結果を表示するクライアント1の処理について説明する。この処理は、例えば、クライアント1からの要求に応じて推薦コンテンツの情報がサーバ2から送信されたときに開始される。
ステップS21において、クライアント1の受信部15は、サーバ2から送信された推薦コンテンツの情報を受信し、受信した情報をコンテンツ推薦部16に出力する。
ステップS22において、コンテンツ推薦部16は、サーバ2により特定された推薦コンテンツの情報をテレビジョン受像機31に表示し、推薦コンテンツをユーザに提示する。ユーザは、リモートコントローラなどを操作して、推薦コンテンツをダウンロードして購入したり、ストリーミングの形で視聴したりすることができる。その後、処理は終了される。
以上の処理により、サーバ2は、ユーザが意識的に行うコンテンツに対する評価ではなく、ユーザのコンテンツに対する感じ方そのものを用いて協調フィルタリングを行い、コンテンツの推薦を行うことができる。
また、サーバ2は、ユーザが説明できないコンテンツの類似性などを推薦に利用することができ、評価ベースの推薦とは異なる視点でのコンテンツの推薦を提供することができる。
以上においては、生体反応の時系列データのパターンに基づいて類似ユーザが特定され、類似ユーザによって高い評価がなされているコンテンツが推薦コンテンツとして特定されるものとしたが、コンテンツの視聴中にユーザが示す表出の時系列データのパターンに基づいて同様の処理が行われるようにしてもよい。
ここで、表出とは、笑顔や顔をしかめるなどの表情、独り言や対話などの発話、拍手や貧乏ゆすりやタッピングなどの動作、ひじを付くことや上体が傾くことなどの姿勢、などの、画像や音によって外部から認識可能なユーザの反応である。表出も、コンテンツの視聴中に、生体であるユーザが示す反応といえるので、上述した生体情報には表出の情報も含まれる。
クライアント1の生体情報取得部11は、コンテンツの再生中、コンテンツを視聴しているユーザを撮影して得られた画像や、集音して得られたユーザの音声に基づいて、ユーザが示す複数種類の表出を所定の間隔で検出する。
図9は、コンテンツの再生中の様子を示す図である。
図9の例においては、テレビジョン受像機31の他に、マイクロフォン41とカメラ42がクライアント1に接続されている。マイクロフォン41の指向性とカメラ42の撮影範囲はテレビジョン受像機31の前方にある椅子に座ってコンテンツを視聴しているクライアント1のユーザに向けられている。
コンテンツの再生中にマイクロフォン41により集音されたユーザの音声と、カメラ42により撮影されたユーザの画像はクライアント1に供給される。
例えば、上述した笑顔は、カメラ42により撮影された画像からユーザの顔の範囲が検出され、検出された顔から抽出された特徴と、あらかじめ用意されている笑顔の特徴とのマッチングが行われることによって検出される。生体情報取得部11においては、ユーザが笑顔になったタイミングと、笑顔の度合い(爆笑している、ほほえんでいるなど)を表す時系列データが取得される。
同様に、顔をしかめるは、カメラ42により撮影された画像からユーザの顔の範囲が検出され、検出された顔から抽出された特徴と、あらかじめ用意されている、しかめっ面の特徴とのマッチングが行われることによって検出される。生体情報取得部11においては、ユーザが顔をしかめたタイミングと、しかめた度合いを表す時系列データが取得される。
独り言や対話などの発話は、マイクロフォン41により集音された音声を対象として話者認識が行われることによって話者が特定され、集音された音声が、クライアント1のユーザの独り言であるのか、一緒にコンテンツを視聴している他のユーザとの対話であるのかが認識されることによって検出される。生体情報取得部11においては、ユーザの発話のタイミングと、発話の度合いである音量を表す時系列データが取得される。
拍手は、マイクロフォン41により集音された音に基づいて検出される。生体情報取得部11においては、ユーザの拍手のタイミングと、拍手の強弱などの度合いを表す時系列データが取得される。
他の表出についても同様に、マイクロフォン41とカメラ42により得られたデータに基づいて検出される。表出の検出は、マイクロフォン41とカメラ42により得られたデータがハードディスクなどの記録媒体に一度記録され、記録されたデータを対象として行われるようにしてもよいし、マイクロフォン41とカメラ42からデータが供給される毎にリアルタイムで行われるようにしてもよい。
図10は、表出の時系列データの例を示す図である。
図10には、上から順に、笑顔、顔をしかめる、拍手、独り言の時系列データが示されている。横軸は時刻を表し、縦軸は度合いを表す。
生体情報取得部11は、このようにして検出した表出の時系列データを生体情報処理部13に出力する。クライアント1においては複数のコンテンツが再生され、再生されたコンテンツ毎に、図10に示されるような時系列データが取得される。
表出の時系列データは、コンテンツに対するユーザの評価や視聴履歴の情報とともにクライアント1からサーバ2に送信される。クライアント1と同様の構成を有する他の端末からも同様にして表出の情報などが送信されることにより、サーバ2には、複数のユーザの表出の情報が収集される。
サーバ2においては、同じコンテンツに対する、同じ種類の表出の時系列データのパターン同士を比較し、特定の表出が検出された位置、度合いが類似する(時系列データのパターンが類似する)ユーザである類似ユーザが特定される。
類似ユーザが特定された後、クライアント1のユーザが未経験のコンテンツであって、類似ユーザが高い評価をしているコンテンツが推薦コンテンツとして特定され、推薦コンテンツの情報がクライアント1に送信される。
あるユーザはおもしろいと感じるコンテンツを視聴しているときに多く笑い、違うユーザはおもしろいと感じるコンテンツを視聴しているときに多く拍手するといったように、ユーザ毎に、コンテンツを視聴しているときの表出が異なると考えられるため、表出の時系列データのパターンを用いることによっても、視聴の仕方の類似するユーザを特定することが可能になる。
図11は、本発明の他の実施形態に係るコンテンツ推薦システムの構成例を示すブロック図である。
図11に示されるように、このコンテンツ推薦システムは、クライアント101により実現される。
クライアント101は、生体情報取得部111、コンテンツDB112、生体情報処理部113、生体情報DB114、コンテンツグループ特定部115、推薦コンテンツ特定部116、およびコンテンツ推薦部117から構成される。
後に詳述するように、クライアント101においては、視聴しているユーザが同じような生体反応を示すコンテンツのグループが特定される。また、あるコンテンツと類似するコンテンツの推薦が要求されたとき、基準となるコンテンツと同じグループに属する他のコンテンツが推薦されるようになされている。
生体反応には、血液中に含まれるヘモグロビンの量、血流量、汗の量、脈拍などが含まれる。コンテンツを視聴しているユーザが示す反応であればどのようなものが生体反応として用いられるようにしてもよい。
クライアント101の生体情報取得部111は、コンテンツの再生中、図2に示されるような状況でコンテンツを視聴しているユーザの生体反応の時系列データである生体情報を取得し、取得した生体情報を生体情報処理部113に出力する。生体情報には、どのコンテンツの再生中に取得されたものであるのかを表す情報も含まれる。
クライアント101においては複数のコンテンツが再生され、再生されたコンテンツ毎に、図3に示されるような時系列データである生体情報が取得される。
生体情報処理部113は、コンテンツDB112に記憶されているコンテンツを読み出して再生する。生体情報処理部113は、コンテンツの再生中に生体情報取得部111から順次供給される生体情報を取得し、生体情報DB114に記憶させる。複数のコンテンツの再生が行われることにより、生体情報DB114には、再生が行われたそれぞれのコンテンツに対する、クライアント101のユーザの生体情報が記憶される。
コンテンツグループ特定部115は、生体情報DB114に記憶されている生体情報により表される生体反応の時系列データのパターンに基づいて、視聴中に、ユーザが同じような生体反応を示すコンテンツのグループを特定する。
生体反応の時系列データのパターンが類似するか否かは、例えば、時系列データのパターンの相互相関を求めたり、特定のパターンとの一致率を求めたり、特定部分の閾値に対する一致率を求めたりして判断される。
図12は、クライアント101のユーザの生体情報の例を示す図である。
図12の例においては、コンテンツA乃至Cに対する生体反応の時系列データのパターンが上から順に示されている。
コンテンツA乃至Cをそれぞれ視聴しているときのユーザの生体反応の時系列データのパターンが図12に示されるようなものである場合、コンテンツAを視聴しているときの生体反応の時系列データのパターンと、コンテンツBを視聴しているときの生体反応の時系列データのパターンは類似するから、コンテンツAとコンテンツBは、視聴しているときにクライアント101のユーザが類似する生体反応を示すコンテンツである類似コンテンツのグループとなる。
コンテンツAの視聴中もコンテンツBの視聴中も、視聴を始めてから同じような時間だけ経過したシーンで、同じような度合いの生体反応をユーザは示すことになる。
上述した血液中のヘモグロビン量の生体反応は脳の活動状況を表し、コンテンツを視聴しているときの感じ方によって活動状況が異なると考えられるから、類似コンテンツは、いずれのコンテンツにも同じようなタイミングで同じような特徴があること、すなわち、似たような視聴の仕方をユーザがしてしまうコンテンツであることを表す。
コンテンツグループ特定部115は、以上のようにして特定した類似コンテンツのグループの情報を推薦コンテンツ特定部116に出力する。
推薦コンテンツ特定部116は、コンテンツの推薦がユーザにより要求されたとき、コンテンツグループ特定部115から供給された情報に基づいて、基準となるコンテンツと同じ類似コンテンツのグループに属するコンテンツを推薦コンテンツとして特定する。
ユーザは、例えば、あるコンテンツを視聴しているときに、いま視聴しているコンテンツと似ているものを探すことをリモートコントローラやマウスなどを操作して入力し、コンテンツの推薦をクライアント101に対して要求する。クライアント101においては、ユーザが視聴しているコンテンツを基準のコンテンツとして、推薦コンテンツの特定が行われる。
図12に示されるような生体情報に基づいて類似コンテンツのグループが特定されている場合、例えば、コンテンツBの視聴中に、類似するコンテンツの推薦が要求されたときには、基準となるコンテンツBと同じ類似コンテンツのグループに属するコンテンツAが推薦コンテンツとして特定される。
推薦コンテンツ特定部116は、推薦コンテンツのタイトル、販売元、概要などの情報をコンテンツDB112から読み出し、読み出したそれらの情報をコンテンツ推薦部117に出力する。
コンテンツ推薦部117は、推薦コンテンツ特定部116から供給された情報に基づいて推薦コンテンツの情報をテレビジョン受像機などに表示し、ユーザに提示する。
ここで、以上のような構成を有するクライアント101の処理について説明する。
はじめに、図13のフローチャートを参照して、コンテンツを再生するクライアント101の処理について説明する。この処理は、例えば、所定のコンテンツの再生がユーザにより指示されたときに開始される。
ステップS101において、クライアント101の生体情報処理部113は、コンテンツDB112から読み出したコンテンツを再生する。
ステップS102において、生体情報取得部111は、ユーザに装着されている測定器からの出力に基づいて、コンテンツを視聴しているユーザの生体反応の時系列データである生体情報を取得し、生体情報処理部113に出力する。
ステップS103において、生体情報処理部113は、コンテンツの再生が終了したか否かを判定し、終了していないと判定した場合、ステップS101に戻り、以上の処理を繰り返す。
一方、コンテンツの再生が終了したとステップS103において判定した場合、ステップS104において、生体情報処理部113は、生体情報を生体情報DB114に記憶させる。その後、処理は終了される。
次に、図14のフローチャートを参照して、コンテンツの推薦を行うクライアント101の処理について説明する。
ステップS111において、コンテンツグループ特定部115は、生体情報DB114に記憶されている生体情報に基づいて、視聴中に、ユーザが同じような生体反応を示す類似コンテンツのグループを特定する。
コンテンツの推薦がユーザにより要求されたとき、ステップS112において、推薦コンテンツ特定部116は、基準となるコンテンツと同じ類似コンテンツのグループに属するコンテンツを推薦コンテンツとして特定する。
ステップS113において、コンテンツ推薦部117は、推薦コンテンツの情報を表示し、ユーザに提示する。その後、処理は終了される。
以上の処理により、クライアント101は、ユーザの視聴の仕方を基準として推薦コンテンツを特定し、コンテンツの推薦を行うことができる。
視聴中にユーザが同じような生体反応を示すコンテンツのグループを特定し、以上のようにしてコンテンツの推薦を行うためには、クライアント101は、多くのコンテンツをユーザに実際に視聴させ、生体情報を取得している必要がある。例えば、ユーザが3つのコンテンツしか視聴していない場合、クライアント101は、その3つの範囲でしか、推薦コンテンツを選択することができない。
生体情報が不足し、適切な推薦を行うことができない場合、他のユーザの分の生体情報が他の装置から取得され、取得された生体情報も用いてコンテンツの推薦が行われるようにしてもよい。
図15は、コンテンツ推薦システムの他の構成例を示すブロック図である。図15において、図11に示される構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図15に示されるコンテンツ推薦システムは、クライアント101とサーバ131が、インターネットなどのネットワークを介して接続されることによって構成される。
サーバ131は、クライアント101と同様の構成を有する複数の端末から送信された生体情報を受信し、生体情報DB141に記憶させて管理する。生体情報には、どのコンテンツの再生中に取得されたものであるのかを表す情報も含まれる。
図15のクライアント101は、通信部121と類似ユーザ特定部122をさらに有している点で、図11のクライアント101と異なる。
通信部121は、サーバ131と通信を行い、クライアント101のユーザ以外の複数のユーザの分の生体情報を生体情報DB141から取得する。通信部121は、取得した生体情報を生体情報DB114に記憶させる。
類似ユーザ特定部122は、生体情報DB114に記憶されている生体情報に基づいて、同じコンテンツの視聴中に、クライアント101のユーザと類似する生体反応を示すユーザである類似ユーザを特定する。
すなわち、類似ユーザ特定部122は、図1の類似ユーザ特定部23と同様に、同じコンテンツについての、クライアント101のユーザの生体反応の時系列データのパターンと、クライアント101のユーザ以外のユーザの生体反応の時系列データのパターンを比較して類似ユーザを特定する。
類似ユーザ特定部122は、クライアント101のユーザの類似ユーザがどのユーザであるのかを表す情報をコンテンツグループ特定部115に出力する。
コンテンツグループ特定部115は、クライアント101のユーザの生体情報と、クライアント101のユーザの類似ユーザの生体情報を生体情報DB114から読み出し、読み出した生体情報により表される生体反応の時系列データのパターンに基づいて、視聴中に、ユーザが同じような生体反応を示すコンテンツのグループを特定する。
クライアント101のユーザとその類似ユーザは、同じコンテンツの視聴中に同じような生体反応を示すユーザであるから、クライアント101のユーザが視聴していないコンテンツであっても、それを視聴したときには、類似ユーザが示す生体反応と同じような生体反応を示すと考えられる。従って、ここでは、類似ユーザの生体情報が、クライアント101のユーザの生体情報として用いられ、上述したようなコンテンツのグループが特定されることになる。
図16は、クライアント101のユーザであるユーザ1の生体情報と、類似ユーザであるユーザ2の生体情報の例を示す図である。
図16の例においては、コンテンツA乃至Fに対する生体反応の時系列データのパターンが上から順に示されている。
コンテンツA乃至Cに対する生体反応の時系列データのパターンは、ユーザ1がコンテンツA乃至Cを実際に視聴したときに取得された生体情報により表されるものである。一方、コンテンツD乃至Fに対する生体反応の時系列データのパターンは、サーバ131から取得された、ユーザ2の生体情報により表されるものである。
この場合、コンテンツA,Bを視聴しているときのユーザ1の生体反応の時系列データのパターンとコンテンツFを視聴しているときの、ユーザ1の類似ユーザであるユーザ2の生体反応の時系列データのパターンは類似するから、コンテンツA,B,Fは、類似コンテンツのグループとなる。
コンテンツグループ特定部115は、以上のようにして特定した類似コンテンツのグループの情報を推薦コンテンツ特定部116に出力する。推薦コンテンツ特定部116においては、基準となるコンテンツと同じ類似コンテンツのグループに属するコンテンツが推薦コンテンツとして選択される。
ここで、図17のフローチャートを参照して、図15に示されるような構成を有するクライアント101の処理について説明する。
ステップS121において、通信部121は、サーバ131と通信を行い、クライアント101のユーザ以外の複数のユーザの分の生体情報を取得する。
ステップS122において、類似ユーザ特定部122は、クライアント101のユーザの生体情報と、通信部121により取得された、クライアント101のユーザ以外のユーザの生体情報に基づいて類似ユーザを特定する。
ステップS123以降の処理は、図14のステップS111以降の処理と同様の処理である。ステップS123において、コンテンツグループ特定部115は、クライアント101のユーザの生体反応の時系列データのパターンと、類似ユーザの生体反応の時系列データのパターンに基づいて類似コンテンツのグループを特定する。
コンテンツの推薦がユーザにより要求されたとき、ステップS124において、推薦コンテンツ特定部116は、基準となるコンテンツと同じ類似コンテンツのグループに属するコンテンツを推薦コンテンツとして特定する。
ステップS125において、コンテンツ推薦部117は、推薦コンテンツの情報を表示し、ユーザに提示する。その後、処理は終了される。
以上の処理により、クライアント101は、クライアント101のユーザの生体情報が不足している場合であっても、コンテンツの推薦を適切に行うことができる。
図18は、本発明のさらに他の実施形態に係るコンテンツ推薦システムの構成例を示すブロック図である。
図18に示されるように、このコンテンツ推薦システムは、クライアント201により実現される。
クライアント201は、生体情報取得部211、生体情報処理部212、コンテンツDB213、生体情報DB214、メタデータ取得部215、メタデータ別集計比較部216、プロファイル構成部217、推薦コンテンツ特定部218、およびコンテンツ推薦部219から構成される。
後に詳述するように、クライアント201においては、コンテンツにメタデータとして付加されている各種の属性値(Attribute Value)のうち、クライアント201のユーザにとって区別する必要のない属性値が生体情報に基づいて特定される。また、特定された属性値がマージされることによってプロファイルが再構成され、再構成されたプロファイルと、コンテンツに付加されているメタデータに基づいて、コンテンツの推薦が行われる。
すなわち、クライアント201は、コンテンツの内容に基づくフィルタリングであるCBF(Content Based Filtering)を行う装置である。
ここで、対象のコンテンツが音楽コンテンツであるとすると、属性は、ジャンル、テンポ、速さ、リズム、歌詞のあり/なし、歌手の名前、作曲家の名前などの、コンテンツの特徴を表すのに用いられる項目である。
属性値は、それぞれの項目として設定される値であり、例えばジャンルの属性に対しては、カントリー、ジャズ、ポップス、クラシックなどが値として設定される。
プロファイルは、ユーザが実際に視聴したコンテンツのメタデータを解析することによって得られる情報である。例えば、ジャンルが「カントリー」であるコンテンツを10回聴いたことを表す情報や、「ポップス」であるコンテンツを10回聴いたことを表す情報などがプロファイルに含まれる。
クライアント201が有するコンテンツDB213に記憶されているそれぞれのコンテンツには、各種の属性値がメタデータとして設定されている。
また、プロファイル構成部217により、クライアント201のユーザのプロファイルが管理されている。プロファイル構成部217が管理するプロファイルは、ユーザがコンテンツを視聴したりダビングしたりするなどの、コンテンツを用いた操作を行う毎に更新される。
クライアント201の生体情報取得部211は、音楽などのコンテンツの再生中、コンテンツを視聴しているユーザの生体反応の時系列データである生体情報を取得する。
生体反応には、血液中に含まれるヘモグロビンの量、血流量、汗の量、脈拍などが含まれる。コンテンツを視聴しているユーザが示す反応であればどのようなものが生体反応として用いられるようにしてもよい。
生体情報取得部211は、生体情報を生体情報処理部212に出力する。クライアント201においてはメタデータの属性値別に複数のコンテンツが再生され、再生されたコンテンツ毎に、図3に示されるような時系列データである生体情報が取得される。
生体情報処理部212は、コンテンツDB213に記憶されているコンテンツを読み出して再生する。生体情報処理部212は、コンテンツの再生中に生体情報取得部211から順次供給される生体情報を取得し、生体情報DB214に記憶させる。複数のコンテンツの再生が行われることにより、生体情報DB214には、再生が行われたそれぞれのコンテンツに対する、クライアント201のユーザの生体情報が記憶される。
メタデータ取得部215は、再生が行われ、生体情報が取得されたコンテンツのメタデータをコンテンツDB213から読み出し、読み出したメタデータをメタデータ別集計比較部216に出力する。コンテンツDB213には、コンテンツに関する各種の情報が記憶されている。コンテンツのメタデータを管理するサーバから、メタデータ取得部215によりメタデータが取得されるようにしてもよい。
メタデータ別集計比較部216は、生体反応の時系列データのパターンを属性値の異なるコンテンツのもの毎に比較し、特定の属性値で特徴的なパターンを抽出する。メタデータ別集計比較部216は、抽出したパターンが異なる属性値間で類似しているようであれば、その異なる属性値を同一の属性値とするように、クライアント201のユーザにとって区別する必要のない属性値を学習する。
具体的には、まず、メタデータ別集計比較部216は、生体情報DB214に記憶されている生体情報と、メタデータ取得部215から供給されたメタデータに基づいて、生体情報と連動する属性を特定する。次に、メタデータ別集計比較部216は、特定した属性の値として設定される属性値のうち、クライアント201のユーザにとって区別する必要のない属性値を特定する。
ここで、図19と図20を参照して、クライアント201のユーザにとって区別する必要のない属性値の特定の仕方について説明する。
図19は、クライアント201のユーザの生体情報の例を示す図である。
図19の例においては、コンテンツA乃至Fに対する生体反応の時系列データのパターンが上から順に示されている。コンテンツA,B,D,Eに対する生体反応の時系列データのパターンは相互に類似しているものとする。
どのコンテンツに対する生体反応の時系列データのパターンが類似するか否かは、例えば、時系列データのパターンの相互相関を求めたり、特定のパターンとの一致率を求めたり、特定部分の閾値に対する一致率を求めたりしてメタデータ別集計比較部216により判断される。
図20は、コンテンツA乃至Fのメタデータの例を示す図である。
図20の例においては、ジャンル、歌詞のあり/なし、速さの各属性の値が示されている。コンテンツAのジャンルは「カントリー」とされ、歌詞のあり/なしは「あり」とされ、速さは「速」とされている。歌詞のあり/なしの属性値として白抜きの丸印が設定されていることは「あり」を表し、空欄は「なし」を表す。
同様に、コンテンツBのジャンルは「カントリー」、歌詞のあり/なしは「なし」、速さは「中」とされ、コンテンツCのジャンルは「ジャズ」、歌詞のあり/なしは「あり」、速さは「遅」とされている。コンテンツDのジャンルは「ポップス」、歌詞のあり/なしは「あり」、速さは「遅」とされ、コンテンツEのジャンルは「ポップス」、歌詞のあり/なしは「なし」、速さは「中」とされている。コンテンツFのジャンルは「クラシック」、歌詞のあり/なしは「あり」、速さは「速」とされている。
このような生体情報とメタデータが取得された場合、メタデータ別集計比較部216においては、生体反応の時系列データのパターンが比較され、生体情報に連動する属性として、ジャンルが特定される。
すなわち、仮に、歌詞のあり/なしの属性が生体情報と連動しているとすると、例えば、歌詞のあり/なしの属性値が「あり」であるコンテンツAに対する生体反応の時系列データのパターンと、「なし」であるコンテンツBに対する生体反応の時系列データのパターンは類似しないはずであるが、実際には、図19に示されるように、これらのコンテンツに対する生体反応の時系列データのパターンは類似している。
また、歌詞のあり/なしの属性値が「あり」であるコンテンツAに対する生体反応の時系列データのパターンと、同じく「あり」であるコンテンツCに対する生体反応の時系列データのパターンは類似するはずであるが、実際には、図19に示されるように、これらのコンテンツに対する生体反応の時系列データのパターンは類似しない。
そうすると、歌詞のあり/なしの属性は、生体情報には連動していないことになる。
同様に、仮に、速さの属性が生体情報と連動しているとすると、例えば、速さの属性値が「速」であるコンテンツAに対する生体反応の時系列データのパターンと、「遅」であるコンテンツDに対する生体反応の時系列データのパターンは類似しないはずであるが、実際には、図19に示されるように、これらのコンテンツに対する生体反応の時系列データのパターンは類似している。
また、速さの属性値が「速」であるコンテンツAに対する生体反応の時系列データのパターンと、同じく「速」であるコンテンツFに対する生体反応の時系列データのパターンは類似するはずであるが、実際には、図19に示されるように、これらのコンテンツに対する生体反応の時系列データのパターンは類似しない。
そうすると、速さの属性も、生体情報には連動していないことになる。
一方、ジャンルの属性に注目すると、例えば、ジャンルの属性値が「カントリー」であるコンテンツAに対する生体反応の時系列データのパターンと、同じく「カントリー」であるコンテンツBに対する生体反応の時系列データのパターンは、図19に示されるように類似している。
また、ジャンルの属性値が「ポップス」であるコンテンツDに対する生体反応の時系列データのパターンと、同じく「ポップス」であるコンテンツEに対する生体反応の時系列データのパターンは、図19に示されるように類似している。
ジャンルの属性値が「カントリー」であるコンテンツAに対する生体反応の時系列データのパターンと、「ジャズ」であるコンテンツCに対する生体反応の時系列データのパターンは、図19に示されるように類似しない。
このことから、ジャンルの属性は、設定される値が生体情報に影響を与えることになり、生体情報と連動していることがわかる。
生体情報はコンテンツの視聴の仕方を表すから、クライアント201のユーザは、ジャンルが異なれば異なる視聴の仕方をするし、ジャンルが同じであれば同じ視聴の仕方をすることになる。
このように、生体情報と連動する属性が特定された後、メタデータ別集計比較部216においては、生体情報と連動する属性の値として設定される属性値のうち、クライアント201のユーザにとって区別する必要のない属性値が特定される。
図19に示されるような生体情報と図20に示されるようなメタデータが取得された場合、生体情報に連動する属性であるジャンルの値として設定される属性値のうちの「カントリー」と「ポップス」が、クライアント201のユーザにとって区別する必要のない属性値として特定される。
すなわち、上述したように、生体情報はコンテンツの視聴の仕方を表し、クライアント201のユーザは、ジャンルが異なれば異なる視聴の仕方をするし、ジャンルが同じであれば同じ視聴の仕方をするユーザのはずである。
従って、本来、コンテンツA,Bと、コンテンツD,Eは、ジャンルが「カントリー」と「ポップス」とで異なるから、クライアント201のユーザは、異なる視聴の仕方をし、それにより、生体反応の時系列データのパターンも異なるものとして検出されるはずであるが、コンテンツA,Bに対する生体反応の時系列データのパターンと、コンテンツD,Eに対する生体反応の時系列データのパターンは、図19に示されるように相互に類似する。
このことは、クライアント201のユーザが、「カントリー」のコンテンツと「ポップス」のコンテンツを区別して視聴していないことを表し、クライアント201のユーザにとって、ジャンルの属性値として「カントリー」と「ポップス」を分けて設定することは、いわば意味のないことといえることになる。
メタデータ別集計比較部216は、「カントリー」と「ポップス」をクライアント201のユーザにとって区別する必要のない属性値として特定し、特定した属性値を表す情報をプロファイル構成部217に出力する。
当然、生体反応の時系列データのパターンによっては、「カントリー」と「ポップス」の2つの属性値だけでなく、それより多い数の属性値が、区別する必要のない属性値として特定されることもある。
複数のユーザがクライアント201を利用している場合、生体情報の取得と、以上のようにして区別する必要のない属性値を特定することはユーザ毎に行われる。
プロファイル構成部217は、クライアント201のユーザにとって区別する必要のない、同一の属性値としてメタデータ別集計比較部216により特定された属性値をマージしてプロファイルを再構成する。
「カントリー」と「ポップス」の属性値を区別する必要がない場合、ジャンルが「カントリー」であるコンテンツを10回聴いたことを表す情報と、「ポップス」であるコンテンツを10回聴いたことを表す情報が再構成前のプロファイルに含まれるときには、プロファイル構成部217は、その情報を、例えば、「カントリー・ポップス」のコンテンツを20回聴いたことを表す情報としてまとめ、プロファイルを再構成する。
プロファイル構成部217は、再構成したプロファイルを推薦コンテンツ特定部218に出力する。
推薦コンテンツ特定部218は、プロファイル構成部217により再構成されたプロファイルに基づいて推薦コンテンツを特定する。
例えば、「カントリー・ポップス」を20回聴いたことを表す情報の他に、「ジャズ」のコンテンツを15回聴いたことを表す情報がプロファイルに含まれている場合、推薦コンテンツ特定部218は、「ジャズ」のコンテンツより、「カントリー」のコンテンツと「ポップス」のコンテンツをクライアント201のユーザが好んでいると認識し、「カントリー」のコンテンツや「ポップス」のコンテンツを推薦コンテンツとして特定する。
再構成が行われないとした場合、プロファイルには、「カントリー」であるコンテンツを10回聴いたことを表す情報と、「ポップス」であるコンテンツを10回聴いたことを表す情報が別々に含まれるから、「ジャズ」のコンテンツより、「カントリー」のコンテンツと「ポップス」のコンテンツをクライアント201のユーザが好んでいるとは認識されないことになる。
クライアント201のユーザの中では「カントリー」のコンテンツと「ポップス」のコンテンツが区別されていないのであるから、それぞれのコンテンツを10回ずつ聴いている場合、視聴回数からすれば、「ジャズ」のコンテンツより、「カントリー」のコンテンツと「ポップス」のコンテンツの方がユーザの好みにあったものとなる。
推薦コンテンツ特定部218は、推薦コンテンツのタイトル、販売元、概要などの情報をコンテンツDB213から読み出し、読み出したそれらの情報をコンテンツ推薦部219に出力する。コンテンツDB213には、コンテンツに関する各種の情報が記憶されている。
コンテンツ推薦部219は、推薦コンテンツ特定部218から供給された情報に基づいて推薦コンテンツの情報を表示し、ユーザに提示する。
ここで、以上のような構成を有するクライアント201の処理について説明する。
はじめに、図21のフローチャートを参照して、コンテンツを再生するクライアント201の処理について説明する。この処理は、例えば、所定のコンテンツの再生がユーザにより指示されたときに開始される。
ステップS201において、クライアント201の生体情報処理部212は、コンテンツDB213から読み出したコンテンツを再生する。
ステップS202において、生体情報取得部211は、ユーザに装着されている測定器からの出力に基づいて、コンテンツを視聴しているユーザの生体反応の時系列データである生体情報を取得し、生体情報処理部212に出力する。
ステップS203において、生体情報処理部212は、コンテンツの再生が終了したか否かを判定し、終了していないと判定した場合、ステップS201に戻り、以上の処理を繰り返す。
一方、コンテンツの再生が終了したとステップS203において判定した場合、ステップS204において、生体情報処理部212は、生体情報を生体情報DB214に記憶させる。その後、処理は終了される。
次に、図22のフローチャートを参照して、コンテンツの推薦を行うクライアント201の処理について説明する。
ステップS211において、メタデータ別集計比較部216は、生体情報DB214に記憶されている生体情報と、メタデータ取得部215から供給されたメタデータに基づいて、上述したようにして、生体情報と連動する属性を特定する。
ステップS212において、メタデータ別集計比較部216は、特定した属性の値として設定される属性値のうち、クライアント201のユーザにとって区別する必要のない属性値として、生体反応の時系列データのパターンが類似する属性値を特定する。
ステップS213において、プロファイル構成部217は、メタデータ別集計比較部216により特定された、クライアント201のユーザにとって区別する必要のない属性値をマージしてプロファイルを再構成する。
ステップS214において、推薦コンテンツ特定部218は、プロファイル構成部217により再構成されたプロファイルに基づいて推薦コンテンツを特定する。
ステップS215において、コンテンツ推薦部219は、推薦コンテンツの情報を表示し、ユーザに提示する。その後、処理は終了される。
以上の処理により、クライアント201は、ユーザの中で区別されているか否かに応じて属性値を同一のものと扱ってプロファイルを再構成し、コンテンツの推薦を行うことができる。
なお、コンテンツDB213、生体情報DB214は、クライアント201とネットワークを介して接続されるサーバに設けられるようにしてもよい。
また、上述したようなコンテンツ視聴時のユーザの表出が認識され、笑顔などの特定の表出と、その表出があった際に再生が行われているコンテンツのシーンに設定されているメタデータとの関係が学習されるようにしてもよい。これにより、CBFを用いて、特定の表出が検出されたときに、同じ表出の出そうな番組シーンの検索、推薦などを行うことが可能になる。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされ
図23は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
図1に示されるクライアント1とサーバ2、図11、図15に示されるクライアント101、図15に示されるサーバ131、図18に示されるクライアント201の構成の少なくとも一部は、図23に示されるような構成を有するコンピュータのCPU(Central Processing Unit)301により、所定のプログラムが実行されることによって実現される。
CPU301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303は、バス304により相互に接続されている。
バス304には、さらに、入出力インタフェース305が接続されている。入出力インタフェース305には、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる入力部306、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部307、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部308、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部309、光ディスクや半導体メモリなどのリムーバブルメディア311を駆動するドライブ310が接続されている。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU301が、例えば、記憶部308に記憶されているプログラムを入出力インタフェース305及びバス304を介してRAM303にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
CPU301が実行するプログラムは、例えばリムーバブルメディア311に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供され、記憶部308にインストールされる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ推薦システムの構成例を示すブロック図である。 コンテンツの再生中の様子を示す図である。 生体反応の時系列データの例を示す図である。 生体情報の例を示す図である。 コンテンツに対するユーザの評価と視聴履歴の例を示す図である。 クライアントのコンテンツ再生処理について説明するフローチャートである。 サーバのコンテンツ推薦処理について説明するフローチャートである。 クライアントの推薦結果表示処理について説明するフローチャートである。 コンテンツの再生中の様子を示す図である。 表出の時系列データの例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るコンテンツ推薦システムの構成例を示すブロック図である。 生体反応の時系列データの例を示す図である。 クライアントのコンテンツ再生処理について説明するフローチャートである。 クライアントのコンテンツ推薦処理について説明するフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係るコンテンツ推薦システムの他の構成例を示すブロック図である。 生体反応の時系列データの例を示す図である。 クライアントのコンテンツ推薦処理について説明するフローチャートである。 本発明のさらに他の実施形態に係るコンテンツ推薦システムの構成例を示すブロック図である。 生体反応の時系列データの例を示す図である。 メタデータの例を示す図である。 クライアントのコンテンツ再生処理について説明するフローチャートである。 クライアントのコンテンツ推薦処理について説明するフローチャートである。 コンピュータのハードウエア構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 クライアント, 2 サーバ, 11 生体情報取得部, 12 コンテンツDB, 13 生体情報処理部, 14 送信部, 15 受信部, 16 コンテンツ推薦部, 21 受信部, 22 生体情報DB, 23 類似ユーザ特定部, 24 推薦コンテンツ特定部, 25 コンテンツDB, 26 送信部, 101 クライアント, 111 生体情報取得部, 112 コンテンツDB, 113 生体情報処理部, 114 生体情報DB, 115 コンテンツグループ特定部, 116 推薦コンテンツ特定部, 117 コンテンツ推薦部, 121 通信部, 122 類似ユーザ特定部, 201 クライアント, 211 生体情報取得部, 212 生体情報処理部, 213 コンテンツDB, 214 生体情報DB, 215 メタデータ取得部, 216 メタデータ別集計比較部, 217 プロファイル構成部, 218 推薦コンテンツ特定部, 219 コンテンツ推薦部

Claims (10)

  1. コンテンツの再生中にユーザが示す生体反応を表す生体情報と、再生が行われたそれぞれのコンテンツの評価を複数のユーザ分取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された生体情報に基づいて、同じコンテンツの再生中に、コンテンツの推薦を要求してきたユーザが示す生体反応と類似する生体反応を示すユーザである類似ユーザを特定するユーザ特定手段と、
    前記ユーザ特定手段により特定された前記類似ユーザにとって評価の高いコンテンツを推薦コンテンツとして特定する推薦コンテンツ特定手段と、
    前記推薦コンテンツ特定手段により特定された推薦コンテンツの情報を、コンテンツの推薦を要求してきた前記ユーザが利用する情報処理端末に送信する送信手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記取得手段は、さらに、コンテンツの再生履歴を複数のユーザ分取得し、
    前記推薦コンテンツ特定手段は、前記類似ユーザにとって評価の高いコンテンツであって、コンテンツの推薦を要求してきた前記ユーザが未経験のコンテンツを推薦コンテンツとして特定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生体情報には、コンテンツの再生中にユーザが示した表出を表す情報も含まれる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. コンテンツの再生中にユーザが示す生体反応を表す生体情報と、再生が行われたそれぞれのコンテンツの評価を複数のユーザ分取得し、
    取得した生体情報に基づいて、同じコンテンツの再生中に、コンテンツの推薦を要求してきたユーザが示す生体反応と類似する生体反応を示すユーザである類似ユーザを特定し、
    特定した前記類似ユーザにとって評価の高いコンテンツを推薦コンテンツとして特定し、
    特定した推薦コンテンツの情報を、コンテンツの推薦を要求してきた前記ユーザが利用する情報処理端末に送信する
    ステップを含む情報処理方法。
  5. コンテンツの再生中にユーザが示す生体反応を表す生体情報と、再生が行われたそれぞれのコンテンツの評価を複数のユーザ分取得し、
    取得した生体情報に基づいて、同じコンテンツの再生中に、コンテンツの推薦を要求してきたユーザが示す生体反応と類似する生体反応を示すユーザである類似ユーザを特定し、
    特定した前記類似ユーザにとって評価の高いコンテンツを推薦コンテンツとして特定し、
    特定した推薦コンテンツの情報を、コンテンツの推薦を要求してきた前記ユーザが利用する情報処理端末に送信する
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  6. コンテンツの再生中にユーザが示した生体反応を表す生体情報と、再生が行われたそれぞれのコンテンツの評価を複数のユーザ分取得し、取得した生体情報に基づいて、同じコンテンツの再生中に、コンテンツの推薦を要求してきたユーザが示す生体反応と類似する生体反応を示すユーザである類似ユーザを特定し、特定した前記類似ユーザにとって評価の高いコンテンツを推薦コンテンツとして特定し、特定した推薦コンテンツの情報を、コンテンツの推薦を要求してきた前記ユーザが利用する情報処理端末に送信する情報処理装置とネットワークを介して接続される情報処理端末において、
    コンテンツの再生中にユーザが示す生体反応を表す前記生体情報を取得する生体情報取得手段と、
    再生が行われたそれぞれのコンテンツの評価を取得し、取得した評価を表す情報と、前記生体情報取得手段により取得された前記生体情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記情報処理装置から送信された推薦コンテンツの情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された情報に基づいて、推薦コンテンツをユーザに提示する推薦手段と
    を備える情報処理端末。
  7. 前記送信手段は、さらに、コンテンツの再生履歴を表す情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記受信手段は、前記情報処理装置から送信された、前記類似ユーザにとって評価の高いコンテンツであって、前記情報処理端末のユーザが未経験のコンテンツであるとして前記情報処理装置により特定された推薦コンテンツの情報を受信する
    請求項6に記載の情報処理端末。
  8. 前記生体情報には、コンテンツの再生中にユーザが示した表出を表す情報も含まれる
    請求項6に記載の情報処理端末。
  9. コンテンツの再生中にユーザが示した生体反応を表す生体情報と、再生が行われたそれぞれのコンテンツの評価を複数のユーザ分取得し、取得した生体情報に基づいて、同じコンテンツの再生中に、コンテンツの推薦を要求してきたユーザが示す生体反応と類似する生体反応を示すユーザである類似ユーザを特定し、特定した前記類似ユーザにとって評価の高いコンテンツを推薦コンテンツとして特定し、特定した推薦コンテンツの情報を、コンテンツの推薦を要求してきた前記ユーザが利用する情報処理端末に送信する情報処理装置とネットワークを介して接続される情報処理端末の情報処理方法において、
    コンテンツの再生中にユーザが示す生体反応を表す前記生体情報を取得し、
    再生が行われたそれぞれのコンテンツの評価を取得し、取得した評価を表す情報と、取得した前記生体情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置から送信された推薦コンテンツの情報を受信し、
    受信した情報に基づいて、推薦コンテンツをユーザに提示する
    ステップを含む情報処理方法。
  10. コンテンツの再生中にユーザが示した生体反応を表す生体情報と、再生が行われたそれぞれのコンテンツの評価を複数のユーザ分取得し、取得した生体情報に基づいて、同じコンテンツの再生中に、コンテンツの推薦を要求してきたユーザが示す生体反応と類似する生体反応を示すユーザである類似ユーザを特定し、特定した前記類似ユーザにとって評価の高いコンテンツを推薦コンテンツとして特定し、特定した推薦コンテンツの情報を、コンテンツの推薦を要求してきた前記ユーザが利用する情報処理端末に送信する情報処理装置とネットワークを介して接続される情報処理端末の処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    コンテンツの再生中にユーザが示す生体反応を表す前記生体情報を取得し、
    再生が行われたそれぞれのコンテンツの評価を取得し、取得した評価を表す情報と、取得した前記生体情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置から送信された推薦コンテンツの情報を受信し、
    受信した情報に基づいて、推薦コンテンツをユーザに提示する
    ステップを含むプログラム。
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