JP2007207153A - 通信端末装置、情報提供システム、サーバ装置、情報提供方法および情報提供プログラム - Google Patents

通信端末装置、情報提供システム、サーバ装置、情報提供方法および情報提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】使用者のその時の気分とその時の行動との一方または両方に応じたパラメータに基づいて、適切な情報の提供を受けることができるようにする。
【解決手段】生体情報センサ21等を通じて使用者の状態情報を検出し、この状態情報と、利用していたコンテンツのコンテンツIDとを対応付けて不揮発性メモリ14に蓄積する。生体情報センサ21等を通じてその時に検出した状態情報と、予め決められた抽出条件とを含む推薦要求を形成して送出する。この推薦要求に応じて返信されてくる提供情報を受信して、使用者に提供する。情報提供要求を受信した場合には、受信した情報提供要求に含まれる状態情報と抽出条件とに基づいて、不揮発性メモリ14に記憶されている情報から提供すべき情報を抽出し、これを要求元に送信する。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば、音楽、映像、書籍、プログラムなどの種々のコンテンツ情報やその他の情報について、提供したり、提供を受けたりするための装置、方法、プログラムに関する。
インターネットを通じた音楽データ(音楽コンテンツ)のダウンロードサービスやインターネットを通じて発注を出すことにより物品の購入ができるようにするインターネットショッピングサービスなど、インターネットを通じた様々なサービスが提供されるようになってきている。
そして、音楽データのダウンロードサービスやインターネットショッピングサービスにおいては、音楽データのダウンロード履歴や商品の購入履歴などに基づいて、ユーザーの好みに合うであろう音楽データや商品を紹介して推薦することが行われている。このような情報の提供は、サービスの提供業者にとっては、販売促進に利用でき、サービスの利用者にとっては、情報収集の手間を省くことができるなど、提供者、利用者共にメリットがある。
また、同じ音楽データをダウンロードしたユーザーのダウンロード履歴や同じ商品を購入したユーザーの購入履歴などをも考慮して、ユーザーの好みの傾向を把握し、推薦すべき音楽データや商品を特定して推薦することなども行われている。例えば、特許文献1には、インターネットを通じて情報の提供を受ける利用者間の興味の保持具合を考慮し、興味の近さを2次元距離平面上に視覚化して表示する技術が開示されている。
この特許文献1に技術を用いることによって、類似利用者の発見を容易にし、類似利用者の興味から自分が必要とする情報の検索を簡単化することができる。すなわち、従来、利用者は、提供者側からの推薦情報等については単に提供を受けることしかできなかったのに対して、能動的に必要な情報を検索し、取得することができるようにされる。
なお、上記特許文献1は、以下の通りである。
特開平11−3356号公報
ところで、上述した特許文献1に記載の技術は、情報の利用者への提供の仕方に特徴があるものの、基本的には、インターネットを通じて情報の提供を受ける利用者間の興味の保持具合など(例えば、所有している好きな曲)をマッチングすることで、同じ曲が好きな人同士推薦しあう仕組みである。
具体的には、例えば、音楽データのダウンロードサービスの場合を例に取ると、曲Xと曲Yを所有しているAさんがいる場合に、曲Xが好きなBさんに対して、曲Yも好きだろうと予測して推薦するというものである。これは、曲Xが共通するということで判断しているにすぎない。つまり、「この曲を買っている人は、こんな曲も買っていますよ。」といったお勧め方法である。
しかしながら、実際は、リアルタイムに好みは変るし、今、この時に聞きたい曲も変る。もちろん、今までの経験から、好きなアーティスト、好きな曲というものも存在するが、今、この時に聞きたい曲というものは、その時の気分やその時の行動がパラメータとして重要な意味を持っていると考えられる。
以上のことにかんがみ、この発明は、使用者のその時の気分とその時の行動との一方または両方に応じたパラメータに基づいて、適切な情報の提供を受けることができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の通信端末装置は、
使用者の状態情報を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された前記状態情報と所定の付加情報とを関連付けて記憶保持する第1の記憶手段と、
前記検出手段で検出された前記状態情報と予め決められた抽出条件とを含む情報提供要求を送信する要求送信手段と、
前記要求送信手段を通じて送信された前記情報提供要求に応じて送信されてくる提供情報を受信する情報受信手段と、
前記情報受信手段を通じて受信した前記提供情報を、あるいは、受信した前記提供情報によって特定される情報を使用者に対して提示する提示手段と、
他機からの使用者の前記状態情報と予め決められた前記抽出条件とを含む情報提供要求を受信する要求受信手段と、
前記要求受信手段を通じて前記情報提供要求を受信した場合に、当該情報提供要求に含まれる前記状態情報と前記抽出条件とに基づいて、前記第1の記憶手段に記憶されている情報の中から提供すべき情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された情報から形成した提供情報を要求元に送信する情報送信手段と
を備えることを特徴とする。
この請求項1に記載の通信端末装置によれば、検出手段によって使用者の状態情報が検出され、この検出された使用者の状態情報は所定の付加情報と対応付けられて、第1の記憶手段に記憶保持される。そして、検出手段によってその時に検出した状態情報と、予め決められた抽出条件とを含む情報提供要求が要求送信手段を通じて送信される。
そして、送信された情報提供要求の受信先から情報提供要求に応じて送信されてくる提供情報が情報受信手段を通じて受信され、この提供情報、または、この提供情報によって特定される情報が提示手段を通じて提示される。
また、要求受信手段を通じて情報提供要求を受信した場合には、受信した情報提供要求に含まれる状態情報と抽出条件とに基づいて、第1の記憶手段に記憶されている情報から提供すべき情報が抽出手段によって抽出され、これが情報送信手段を通じて要求元に送信するようにされる。
このような機能を有する通信端末装置間で情報の送受を行うことによって、提供要求の送信側の通信端末装置は、使用者の状態情報に応じて、その時に使用者が必要とする情報を適切なタイミングで提供を受けることができ、他方、提供要求の受信側の通信端末装置は、要求元の使用者の状態情報に応じて、その時に当該使用者が必要とする情報を適切なタイミングで提供することができるようにされる。
また、請求項5に記載の発明の情報提供システムは、
1つ以上の通信端末装置とサーバ装置とが所定のネットワークを通じて接続され、前記通信端末装置からの情報提供要求に合致した情報を前記サーバ装置が提供する情報提供システムであって、
1つ以上の前記通信端末装置のそれぞれは、
使用者の状態情報を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された前記状態情報と所定の付加情報とを対応付けた履歴情報を、前記サーバ装置に送信する送信手段と、
前記検出手段で検出された前記状態情報と、予め決められた抽出条件とを含む情報提供要求を、前記サーバ装置に送信する要求送信手段と、
前記要求送信手段を通じて送信された前記情報提供要求に応じて、前記サーバ装置から送信されてくる提供情報を受信する情報受信手段と、
前記情報受信手段を通じて受信した前記提供情報を、あるいは、受信した前記提供情報によって特定される情報を使用者に対して提示する提示手段と
を備え、
前記サーバ装置は、
1つ以上の前記通信端末装置のそれぞれから送信されてくる履歴情報を受信する履歴受信手段と、
前記履歴受信手段で受信した前記履歴情報を記憶保持する記憶手段と、
1つ以上の前記通信端末装置のそれぞれから送信されてくる前記情報提供要求を受信する要求受信手段と、
前記要求受信手段を通じて前記情報提供要求を受信した場合に、当該情報提供要求に含まれる前記状態情報と前記抽出条件とに基づいて、前記記憶手段に記憶されている履歴情報の中から提供すべき情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された情報から提供情報を形成し、これを要求元の通信端末装置に送信する情報送信手段と
を備えることを特徴とする。
この請求項5に記載の情報提供システムによれば、通信端末装置側においては、検出手段によって使用者の状態情報が検出され、この検出された使用者の状態情報は所定の付加情報と対応付けた履歴情報が、送信手段を通じてサーバ装置に送信され、サーバ装置において一元的に管理するようにされる。
また、例えば、使用者からの指示に応じたタイミングで、検出手段によってその時に検出した状態情報と予め決められた抽出条件とを含む情報提供要求が要求送信手段を通じてサーバ装置に送信され、この情報提供要求に応じた提供情報がサーバ装置において抽出され、要求元の通信端末装置に対して返信するようにされる。そして、要求元の通信端末装置においては、情報提供要求に応じてサーバ装置から送信されてくる提供情報が情報受信手段を通じて受信され、この提供情報、または、この提供情報によって特定される情報が提示手段を通じて提示される。
このように、提供要求の送信側の通信端末装置は、使用者の状態情報に応じて、その時に使用者が必要とする情報を適切なタイミングでサーバ装置から提供を受けることができ、他方、サーバ装置は、1つ以上の通信端末装置からの履歴情報を一元的に管理して、各通信端末装置からの情報提供要求の状態情報に応じて、その時に当該使用者が必要とする情報を適切なタイミングで提供することができるようにされる。
この発明によれば、使用者のその時の気分や行動の一方または両方に応じた情報の提供を、適切なタイミングで受けることができる。換言すれば、使用者の心理状態などを考慮した使用者の状態に応じて、そのときに必要とする情報を適切なタイミングで取得することが可能となる。
以下、図を参照しながら、この発明の装置、システム、方法、プログラムの一実施の形態について説明する。
[発明の基本的なコンセプトについて]
この発明が適用された実施の形態を具体的に説明する前に、この発明の基本的なコンセプト(概念)について説明する。この発明は、通信端末装置の使用者(ユーザー)の生体情報や運動情報のマッチングによって、音楽などのコンテンツを推薦したり、コンタクトを取るべき人を紹介したりするための装置、システム、方法、プログラムを提供しようとするものである。
ここで、生体情報は、後述もするように、脈拍、心拍、体温等の使用者の身体自体が持つ種々の情報であり、運動情報は歩行テンポ、行っている運動状態(運動の種類)等の使用者が行っている運動に関する情報である。そして、生体情報や運動情報のマッチングは、その一例をあげれば、同じ脈拍の人同士、同じ歩行テンポの人同士、あるいは、脈拍が類似する人同士、歩行テンポが類似する人同士などを、ネットワークや予め集計されたデータベースから探し出すことを意味する。
そして、生体情報や運動情報(これら生体情報や運動情報を包括する文言として、この明細書においては状態情報という文言を用いている。)が、一致、または、類似している人同士は、気分や行動が近い関係にあると想定して、(1)気分や行動が近い人同士の間で、各人が利用している音楽などのコンテンツを推薦しあったり、(2)気分や行動が近い人を紹介して、情報交換をできるようにしたりするなどのことを実現する。
このようにすることによって、使用者は、好み(嗜好)に応じたコンテンツデータの推薦や、人の紹介といったことではなく、そのときの気分や行動にマッチしたコンテンツを推薦することを可能したり、そのときの気分や行動にマッチした人を紹介してよりスムーズな情報交換を可能にしたりするなどの、新たなユーザーインターフェースを実現しようとするものである。
換言すれば、好みに合った音楽(音楽データ)を購入する場合などのように、使用者が予め持っている好みに合致した情報の紹介を受けるといった言わば静的な条件を用いて情報の提供を受ける場合とは異なり、ジョギングで、ハイペースでがんばっているときに聞きたい曲の推薦を受けるようにしたい場合、あるいは、ウォーキングやジョギング等の運動を行っている最中に、同程度の負荷がかかっている人同士でコンタクトを取って励ましあったりしたような場合、推薦すべき情報の抽出や紹介すべき人の特定には新たな条件が必要になる。
従来、リアルタイムな気分(心理状態)といった情報は、あいまいなものであり、情報の抽出条件としては不向きなもののように考えられえているが、この発明においては、使用者の生体情報や運動情報は、使用者の気分(心理状態)等に影響を受けて変化するものである点に着目し、使用者の気分を生体情報や運動情報の集合として判断して、同質の気分(心理状態)にある人同士で、情報の提供を行うことができるようにしようとするものである。
そして、この発明を具体的に実現する場合には、大きく分けると、複数の通信端末のそれぞれから、自己の生体情報、運動情報、これらを用いた抽出条件に応じた情報の提供を受けることができるようにする第1の実施の形態と、複数の通信端末の使用者の生体情報や運動情報を管理するデータベースを設け、このデータベースアクセスして、自己の生体情報、運動情報、これらを用いた抽出条件に応じた情報の提供を受けることができるようにする第2の実施の形態とが考えられる。以下、第1の実施の形態と第2の実施の形態とに分けて詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、この発明による装置、方法、プログラムの一実施の形態が適用された通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)が、所定のネットワーク200を通じて接続されることにより形成される第1の実施の形態の通信システムを説明するための図である。通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれは、例えば携帯型のものであり、使用者(ユーザー)の衣服のポケットやバッグなどに入れられて持ち運ばれ、外出先などにおいて利用可能なものである。
また、ネットワーク200は、電話網などの高域ネットワークや、通信可能エリアがある程度限られるLAN(Local Area Network)等である。近年、アクセスポイントを種々の位置に設けることにより、例えば、山手線の内側のエリア、あるいは、○○市全域などのように比較的に広いエリアに無線LANを構築し、外出先からでもLAN経由でインターネットに接続して、種々の情報をやり取りすることもできるようにされている。この第1の実施の形態においては、このような比較的に広い範囲に構築された無線LANをネットワーク200として用いるものとする。
そして、詳しくは後述するが、この第1の実施の形態の通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれは、ネットワーク200に接続して他の通信端末装置間で通信を行うことができるだけでなく、音楽データ、AV(Audio/Visual)データ、テキストデータ、プログラムなどの種々のコンテンツを再生したり実行したりして利用することができるものである。
さらに、この実施の形態の通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれは、使用者の生体情報や運動情報を検出し、これらの情報に基づいてコンテンツの推薦要求や使用者の紹介要求などの情報提供要求をネットワーク200に送信し、当該情報提供要求を受信した通信端末装置であって、当該情報提供要求に応じた情報を保持している通信端末装置から、生体情報や運動情報に応じたコンテンツの推薦情報や使用者の紹介情報の提供を受けることができるようにしている。
すなわち、この第1の実施の形態の通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれは、使用者の生体情報や運動情報を含むコンテンツ推薦要求や使用者の紹介要求などの情報の提供要求を受信した場合には、これに含まれる生体情報や運動情報に応じた情報が、自己が保持する履歴情報に存在する場合には、その履歴情報に基づいてコンテンツの推薦情報や使用者の紹介情報を形成して、これを要求元の通信端末装置に対して送信することもできるものである。
このように、生体情報や運動情報に応じて情報の提供を行うようにするのは、生体情報や運動情報の検出時点における使用者の気分(心理状態)に応じて適切なコンテンツを推薦したり、コンタクトを取るのに相応しい使用者を紹介したりするためであり、生体情報や運動情報に基づいて、使用者の心理状態を適切に把握し、これに応じたコンテンツを推薦したり、使用者を紹介したりすることができるようにしている。
[通信端末装置の構成例について]
この第1の実施の形態において、通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれは同様の構成を有するものであるため、以下においては、通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれを通信端末装置100として説明する。図2は、この第1の実施の形態の通信端末装置100の構成例を説明するためのブロック図である。
図2に示すように、この第1の実施の形態の通信端末装置100は、制御部10と、生体情報センサ21と、生体情報エンコーダ22と、運動情報センサ23と、運動情報エンコーダ24と、音声デコーダ31と、スピーカ/ヘッドホン32と、映像デコーダ41と、LCD(Liquid Crystal Display)42と、通信インターフェース(以下、通信I/Fと略称する。)50と、送受信回路61と、送受信アンテナ62と、キー操作部70と、コンテンツデータベース(以下、コンテンツDBと略称する。)81と、関連情報データベース(以下、関連情報DBと略称する。)82とを備えたものである。
制御部10は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)やフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ14と、時計回路15とがCPUバス16を通じて接続されて構成されたマイクロコンピュータであり、この実施の形態の通信端末装置100の各部を制御するものである。
ここで、CPU11は、制御の主体となるものであり、ROM12や不揮発性メモリ14に記憶保持されているプログラムを読み出して実行し、各部に供給する制御信号を形成して、これを関連する各部に供給することにより、各部を制御して、各部に目的とする処理を実行させたり、各部からのデータの供給を受けて、これを処理し、記録媒体に記録したりするなどの処理を行うものである。
ROM12は、CPU11において実行するプログラムや処理に必要になる種々のデータを記憶保持するものである。RAM13は、処理の途中結果を一時記憶するなど、主に作業領域(ワークエリア)として用いられるものである。不揮発性メモリ14は、この第1の実施の形態の通信端末装置100の電源が落とされた場合であっても保持しておくべきデータ、例えば、各種の設定パラメータ、処理プログラム、処理結果などを記憶保持するものである。
時計回路15は、水晶発振子を備え、現在年月日、現在曜日、現在時刻(時分秒)を正確に計測してこれを提供することができると共に、カウンタ機能を備え、所定時間(所定の時間幅)を計測することができるものである。
生体情報センサ21は、この第1の実施の形態においては、脈拍、心拍、体温、筋電、脳波、発汗状態、瞳孔径などの生体情報を計測するための種々のセンサを備え、使用者の各種の生体情報を計測して、その計測結果を電気信号として生体情報エンコーダ22に供給することができるものである。
生体情報エンコーダ22は、生体情報センサ21からの種々の生体情報の検出出力(電気信号)の供給を受けて、そのそれぞれを制御部10において処理が可能な形式のデジタルデータに変換して、これらを制御部10に供給する。これにより制御部10は、使用者の種々の生体情報を把握することができるようにされる。
運動センサ23は、例えば、3軸の加速度センサであり、使用者の動作に応じて変化する検出出力を得て、これを運動情報エンコーダ24に供給する。運動情報エンコーダ24は、これに供給された運動センサ23からの検出出力から使用者の運動テンポ(動作テンポ)と運動状態とを検出し、これらを制御部10に供給する。
具体的には、運動情報エンコーダ24は、運動センサ23からの検出出力について、自己相関を求めることにより、運動センサ23からの検出出力に含まれるノイズ成分を除去して、使用者の運動周期を特定し、この特定した運動周期から使用者の運動テンポを求め、これを制御部10に供給することにより制御部10がこれを把握する。
なお、運動テンポは、運動(動作)の速度であって、例えば、使用者の運動(動作)がウォーキングやランニングなどの場合には、1分間あたりの歩数であり、また、運動がジャンプの場合には、1分間当たりのジャンプの回数であるというように、1分間当たりの使用者の計数可能な最小の動作の単位(1つの動作(運動))の数を意味している。
また、運動情報エンコーダ24は、運動センサ23である3軸の加速度センサの鉛直方向の検出出力の振幅レベルに基づいて、使用者が行っている運動が、ウォーキングかジョギングかなどの運動状態(運動の種類)を特定する。すなわち、ウォーキング時とジョギング時とでは、鉛直方向の加速度成分の大きさは、2倍から3倍ほどジョギング時の方が大きくなるため、これを利用し、鉛直方向の振幅値によって、使用者が行っている運動がウォーキングなのかジョギングなのかを判別する。この判別結果を示す情報を形成して、これを制御部10に供給することにより制御部10がこれを把握する。
なお、ここでは、使用者が行う運動の内、主にウォーキングとジョギングのどちらを行っているかを判別する場合を説明したが、縄跳びや自転車こぎなどの運動についても、運動センサ23からの検出出力から、それらの運動を行った場合に特徴のある変化を検出することにより、どのような運動を行っているのかを判別することが可能である。また、運動状態の検出ができないものである場合には、キー操作部70を通じて使用者が行う運動の種類を入力することも可能である。
このようにして、この実施の形態の通信端末装置100の制御部10は、使用者の生体情報と運動情報とを把握することができるようにしている。
一方、音声デコーダ31は、これに供給された音楽データ等の音声データをデコードしてアナログ音声信号に変換して、これをスピーカ/ヘッドホン32に供給する。スピーカ/ヘッドホン32は、音声信号の放音部としてスピーカまたはヘッドホンが用いられることを意味している。これにより、音声デコーダによってデコードされた音声データに応じた音声が、スピーカ/ヘッドホン32から放音される。
また、種々のアラーム音や音声ガイダンスなどの音声データについても、制御部10を通じて音声デコーダ31に供給することにより、アラーム音や音声ガイダンスについても、スピーカ/ヘッドホン32を通じて放音することができるようにしている。
また、映像デコーダ41は、これに供給された映像データをデコードしてLCD42に供給する形式のアナログ映像信号に変換し、これをLCD42に供給する。これにより、映像デコーダによってデコードされた映像データに応じた映像が、LCD42の表示画面に表示されることになる。
なお、エラーメッセージやガイダンスメッセージなどの種々の表示情報についても、制御部10を通じて映像デコーダ41に供給することにより、LCD42に表示して使用者に提供することができるようにしている。
通信I/F50は、制御部10と協働し、例えば、携帯電話網などを介してインターネット300に接続し、データを送信したり、データを受信したりする処理を行う部分である。この通信I/F50を通じて、インターネット300に接続し、電子メールの送受信号を行ったり、目的とする音楽データなど、種々のコンテンツデータをダウンロードしたりするなど、インターネット300を通じての種々の情報の送受を行うことができるようにしている。
また、送受信回路61、送受信アンテナ62は、この第1の実施の形態においては、近隣に設置されているアクセスポイントを通じて無線LANであるネットワーク200に接続することによって、当該ネットワーク200を通じて、種々の情報の送受信を行うことができるようにしている。例えば、情報提供要求を無線LANであるネットワーク200に送出して、当該情報提供要求に応じた情報を有する他の通信端末装置から目的とする情報の提供を受けたりするなどのことができるようにしている。
また、キー操作部70は、例えば、数字キー、アルファベットキー、種々のファンクションキーを備え、使用者からの操作入力を受け付けて、これを電気信号として制御部10に供給することができるものである。これにより、制御部10は、キー操作部70を通じて受け付けた使用者の操作入力に応じて、各部を制御し、使用者の要求に応じた処理を行うことができるようにしている。
コンテンツDB81は、比較的に大きな記憶容量を備え、音楽データ、AVデータ、テキストデータ、アプリケーションプログラムなどの種々のコンテンツデータを記憶保持するものである。関連情報DB82もまた、比較的に大きな記憶容量を備え、詳しくは後述するように、他の通信端末装置から送信されてくる関連情報を記憶保持するものである。
なお、コンテンツDB81、関連情報DB82の記録媒体としては、例えば、ハードディスク、記録可能なDVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク、MD(Mini Disc(登録商標))等の光磁気ディスク、半導体メモリ、ICカードメモリなどの種々の記録媒体を用いることが可能である。この第1の実施の形態においては、コンテンツDB81、関連情報DB82の記録媒体としては、例えば、ハードディスクが用いられたものとする。従って、コンテンツDB81、関連情報DB82のそれぞれは、記録媒体としてハードディスクを備えたハードディスクドライブである。
そして、この第1の実施の形態の通信端末装置100においては、キー操作部70を通じて受け付けた使用者からの操作入力に応じて、コンテンツDB81に記憶保持されている音楽データの再生が指示された場合には、制御部10は、コンテンツDB81から指示された音楽データを読み出して、これを音声デコーダ31に供給し、読み出した音楽データに応じた音楽をスピーカ/ヘッドホン32から放音することができるようにしている。
また、キー操作部70を通じて受け付けた使用者からの操作入力に応じて、コンテンツDB81に記憶保持されているAVデータの再生が指示された場合には、制御部10は、コンテンツDB81から指示されたAVデータを読み出して、このAVデータの音声データは、音声デコーダ31に供給し、映像データは映像デコーダ41に供給して、読み出したAVデータの音声データに応じた音声をスピーカ/ヘッドホン32から放音すると共に、読み出したAVデータの映像データに応じた映像をLCD42の表示画面に表示することができるようにしている。
また、キー操作部70を通じて受け付けた使用者からの操作入力に応じて、コンテンツDB81に記憶保持されているテキストデータの再生が指示された場合には、制御部10は、指示されたテキストデータを読み出して、これを映像デコーダ41に供給し、当該テキストデータをLCD42の表示画面に表示することができるようにしている。
また、キー操作部70を通じて受け付けた使用者からの操作入力に応じて、コンテンツDB81に記憶保持されているプログラムの実行が指示された場合には、制御部10は、指示されたプログラムを読み出して、これをCPU11において実行し、これに応じて形成される音声データを音声デコーダ31に、また、映像データを映像デコーダ41にそれぞれ供給して、当該プログラムを実行することによって得られる音声、映像をスピーカ/ヘッドホン32、LCD42を通じて使用者に提供することもできるようにしている。
そして、この第1の実施の形態の通信端末装置100においては、電源が投入され、何等かのコンテンツを利用している間においては、例えば、所定のタイミング毎に生体情報センサ21及び生体情報エンコーダ22を通じて生体情報を取り込み、また、運動情報センサ23及び運動情報エンコーダ24を通じて運動情報を取り込み、これらと利用しているコンテンツデータの識別情報(コンテンツID)とを関連付けた使用者の状態情報の履歴情報を形成し、これを例えば、不揮発性メモリ14に蓄積するようにしている。
図3は、この第1の実施の形態の通信端末装置100の不揮発性メモリ14に蓄積される使用者の状態情報の履歴について説明するための図である。図3に示すように、使用者の状態情報の履歴は、制御部10が、生体情報や運動情報を取得した時点において、時計回路15から取得した取得時刻と、生体情報として、生体情報センサ21を通じて取得する脈拍、心拍、体温、筋電、脳波、発汗状態、瞳孔径などの情報と、運動情報として、運動テンポと、運動状態を示す情報と、その時に利用していたコンテンツデータのコンテンツIDとからなるものである。
なお、生体情報としての脈拍、心拍、体温、筋電、脳波、発汗状態、瞳孔径などの情報は、上述もしたように、生体情報センサ21を通じて取得される情報である。具体的には、生体情報センサ21は、種々のセンサを備えており、脈拍や体温は、例えば使用者の耳たぶに装着される圧力センサや体温センサによって検出可能であり、心拍は、使用者の胸に装着される電極を通じて検出される心電に基づいて検出可能である。通常は、脈拍と心拍とのうちの一方を用いるようにすればよい。また、筋電は、腕や足などに電極を装着し、この電極を通じて筋電を計測することで検出可能である。脳波もまた、頭部に装着されるいくつかの電極を通じて検出可能である。
発汗は、使用者の身体の所定の位置の皮膚表面に装着された電極を通じて、流れる電流の大きさを見ることにより、汗が少ない、普通、多いなど、どの程度汗をかいているかを検出可能である。また、瞳孔径は、例えば、眼鏡やサングラスなどに装着された小型カメラにより使用者の目の瞳孔を捕らえ、その大きさ(直径)を計測することで検出可能である。
なお、ここでは、ごく一般的な生体情報センサを用いる場合を説明したが、これに限るものではない。種々のセンサの小型化により、例えば、指輪に種々のセンサを搭載し、使用者がその指輪を装着するだけで、脈拍、心拍、体温、筋電、脳波、発汗などの各生体情報を検出できるようにするなど、極めて小型化された多機能センサを用いることによって、ごく手軽に種々の生体情報を計測できるようにすることも可能である。
また、運動情報としての、歩行テンポや運動状態は、上述もしたように、運動情報センサである3軸の加速度センサからの検出出力を解析することによって、取得することが可能である。また、再生中のコンテンツのコンテンツIDは、制御部10によいって把握されているので、これを用いることになる。このように、この第1の実施の形態の通信端末装置が利用されている場合には、図3に示したような使用者の状態情報の履歴が、適宜のタイミングで取得されて、不揮発性メモリ14に蓄積される。
そして、この第1の実施の形態の通信端末装置100の使用者が、自分の現在の心理状態に合致した音楽データを他の通信端末装置から推薦してもらいたい場合には、キー操作部70に対して所定の操作を行うと、これに応じて制御部10は、生体情報センサ21及びエンコーダ22と運動情報センサ23及びエンコーダとを通じて最新に取得した生体情報と運動情報とを用いて、あるいは、不揮発性メモリ14に最新に記録した状態情報の履歴の生体情報と運動情報とを用いて、コンテンツデータの推薦要求を形成し、これを送受信回路61、送受信アンテナ62を通じてネットワーク200に送出し、当該ネットワーク200に接続可能な通信端末装置のそれぞれに対して送出する。
ここで、コンテンツデータの推薦要求は、コンテンツデータの推薦要求であることを示す情報、要求元の通信端末装置100の識別情報(要求元の端末の端末ID)、生体情報、運動情報、抽出条件などからなるものである。ここで、抽出条件は、例えば、生体情報である、脈拍、心拍、体温、筋電、瞳孔径の範囲を示す情報、脳波や発汗状態の類似度を示す情報、運動情報である、歩行テンポの範囲を示す情報、運動状態の類似度を示す情報などである。
なお、抽出条件は、生体情報と運動情報の全てについて定める必要はない。例えば、生体情報の脈拍だけを抽出の条件として用いたり、運動情報の歩行テンポだけを抽出の条件として用いたりするなど、目的とする情報のみを用いて抽出条件を設定するようにすることももちろん可能である。
また、抽出条件は、過去の情報を含めるようにすることも可能である。例えば、運動テンポに着目し、(1)同じ運動テンポである。(2)一定の範囲内で一致する運動テンポである。(3)以前の運動テンポが一致し、且つ現在の運動テンポも一致する。(4)以前の運動テンポが一定の範囲内で一致し、且つ、現在の運動テンポも一定の範囲内で一致する。などのように、現在の状態のみならず、過去の状態をも条件に含めるようにすることもできる。また、上述もしたように、(5)複数の生体情報が一致する。(6)複数の生体情報のうちの一部が一致する。というな条件を設定することも可能である。
そして、コンテンツデータの推薦要求は、ネットワーク200を通じて、当該ネットワーク200に接続するようにしている全ての通信端末装置に対して送信されることになる。すなわち、いわゆるブロードキャストの態様でコンテンツデータの推薦要求を、ネットワーク200を通じて各通信端末装置に送信する。
コンテンツデータの推薦要求を受信した通信端末装置100においては、受信したコンテンツデータの推薦要求に含まれる生体情報と運動情報と抽出条件とを抽出し、この抽出した生体情報及び運動情報と、自機の不揮発性メモリ14に蓄積されている状態情報の履歴の生体情報及び運動情報とを比較し、抽出条件に合致した状態情報の履歴を抽出し、これをコンテンツデータの推薦要求の送信元の通信端末装置100に対して返信する。
図4は、コンテンツデータの推薦要求を受信し、当該推薦要求の抽出条件に合致する履歴情報を有する通信端末装置100から、コンテンツデータの推薦要求の送信元の通信端末装置100に送信され、当該通信端末装置100の関連情報DB82に蓄積される関連情報(提供情報)の一例を説明するための図である。
図4に示すように、関連情報(提供情報)は、状態情報の履歴と同様に、生体情報と運動情報とを有すると共に、それら生体情報と運動情報とが検出されたときに利用していたコンテンツデータのコンテンツIDと、送信元の通信端末装置の装置IDとからなるものである。
そして、図4に示す関連情報(提供情報)は、コンテンツデータの推薦要求に含まれる生体情報の内、例えば、脈拍、心拍が「80回/分」、体温が「36.2度」、筋電が「XmA」、脳波が「β」、発汗が「多」、瞳孔径が「Xmm」、歩行テンポが「150bpm」、運動状態が「走」の場合であって、抽出条件が、例えば、脈拍、心拍については、「±5回/分」、体温が「±0.5度」、筋電が「±0.5mA」、瞳孔径が「±2mm」、脳波、発汗状態が「同じ」であり、運動情報の内、例えば、歩行テンポが「±10bpm」、運動状態が「同じ」であるものを抽出することを指示ものである場合に、該当する履歴を有する通信端末装置から返信されてきたものである。
すなわち、図4に示した関連情報は、上述のようなコンテンツデータの推薦要求に含まれる生体情報と運動情報との間で、上述のような抽出条件に合致した生体情報と運動情報とを有する状態情報の履歴を有する装置であって、装置IDが「aaa」の通信端末装置からの関連情報と、装置IDが「bbb」の通信端末装置からの関連情報である。
このように、推薦要求に含まれる生体情報、運動情報、抽出条件に基づいて、これらに応じた生体情報、運動情報を含む状態情報の履歴を有する通信端末装置のそれぞれから、生体情報、運動情報、コンテンツID、端末ID(情報提供元の端末の端末ID)からなる関連情報が返信されてくるので、推薦情報の送信元の通信端末装置100においては、これを順次受信して関連情報DB82に蓄積することにより、各通信端末装置からの関連情報を蓄積し、自機において利用することができる。
そして、推薦要求に応じた関連情報の返信を受けた通信端末装置100においては、自機の関連情報DB82に蓄積された関連情報を解析し、例えば、同程度の歩行テンポで運動している他の通信端末装置の使用者が複数おり、それらの使用者の内の複数の使用者が同じ音楽データを再生して利用していた場合には、これを当該通信端末装置100の使用者に通知(推薦)することができる。
また、推薦要求に応じた関連情報の返信を受けた通信端末装置100においては、自機の関連情報DB82に蓄積された関連情報を解析し、例えば、同程度の歩行テンポで運動している他の通信端末装置の使用者が複数存在する場合には、それらの使用者の存在を通知し、それらの使用者との間で通信を行うようにするなどのことが可能となる。
図5は、通信端末装置100の関連情報DB82に蓄積された関連情報から得られる情報を、当該通信端末装置100の使用者に通知するための情報の表示例を説明するための図である。
上述もしたように、同程度の歩行テンポで運動している他の通信端末装置の使用者が複数おり、それらの使用者の内の複数の使用者が同じ音楽データを再生して利用していたことが関連情報DB82の情報から把握できた場合には、図5Aに示すように、同じ歩行テンポで走っている他の通信端末装置の使用者の人数(5人)と、その場合に一番聞かれている音楽データのアーティスト名(×××)と曲名(A)とを通知し、歩行テンポから判断して、当該通信端末装置100の使用者の心理状態に適した音楽データは曲Aであると推薦することができる。
また、上述もしたように、同程度の歩行テンポで運動している他の通信端末装置の使用者が複数存在する場合には、図5Bに示すように、それらの使用者の存在を、例えば、端末IDを表示するなどして通知し、それらの使用者との間で通信を行うか否かの選択入力を受け付けて、例えば、指定された相手先との間で通話を行うようにしたり、テキストデータの送受を行うようにしたりするなどのことができるようにされる。
なお、この第1の実施の形態において、端末IDは、その端末IDを持つ通信端末装置を特定し、情報を送信したり、また、通信回線を接続して通話を行うようにしたりするなどのために用いることができるものである。もちろん、端末IDの他に、電子メールアドレスや電話番号などの他の識別IDを用いるようにしてももちろんよい。
なお、図4を用いて説明した関連情報は、生体情報と運動情報とコンテンツIDと装置IDとからなるものとして説明したが、これに限るものではない。すなわち、コンテンツデータの推薦要求の時には、生体情報と運動情報とコンテンツIDとからなる関連情報を形成して送信し、また、使用者の紹介要求の時には、生体情報と運動情報と装置IDとからなる関連情報を形成して送信するようにしてもよい。また、コンテンツデータの推薦要求の場合には、関連情報を提供するのではなく、紹介すべきコンテンツデータ、あるいは、当該コンテンツデータのダイジェスト版などを提供するようにしてもよい。
[通信端末装置100の動作のまとめ]
次に、この第1の実施の形態の通信端末装置100の動作について、図6〜図8のフローチャートを参照しながらまとめる。以下においては、まず、コンテンツデータの推薦要求を送信する通信端末装置の動作について説明し、次に、使用者の紹介要求を送信する通信端末装置の動作について説明し、最後に、推薦要求や紹介要求などの情報提供要求を受信する通信端末装置の動作について説明する。
[コンテンツデータの推薦要求を送信する通信端末装置の動作について]
図6は、コンテンツデータの推薦要求を送信する通信端末装置の動作を説明するためのフローチャートである。上述もしたように、この第1の実施の形態の通信端末装置100の制御部10は、キー操作部70を通じて、コンテンツデータの推薦要求を送信することの指示入力を受け付けると、図6に示すフローチャートの処理を実行する。
まず、制御部10は、生体情報センサ21、生体情報エンコーダ22、運動情報センサ23、運動情報エンコーダ24を通じて、最新の生体情報と運動情報からなる状態情報を検出し、この検出した状態情報を含むコンテンツデータの推薦要求を生成して、送受信回路61、送受信アンテナ62を通じてネットワーク200に送出する(ステップS101)。
なお、ここでは、最新の生体情報、運動情報を新たに取得するものとして説明したが、これに限るものではない。例えば、図3を用いて説明した使用者の状態情報の履歴を頻繁に検出し、蓄積するようにしている場合には、この履歴の最新の情報を用いて、推薦要求を生成してもよい。また、ステップS101の処理において生成される推薦要求は、詳しくは上述もしたように、コンテンツデータの推薦要求であることを示す情報、送信元の通信端末装置の端末ID、状態情報(生体情報、運動情報)、抽出条件などからなるものである。
そして、コンテンツデータの推薦要求を送出した通信端末装置100の制御部10は、自機が送出した推薦要求に応じて他の1つ以上の通信端末装置から返信されてくる推薦情報を受信し、これに基づいて関連情報DB82を更新する(ステップS102)。推薦情報は、推薦情報として返信すべき情報を有する複数の通信端末装置から送信されてくる可能性があるので、ステップS102においては、自機に推薦情報を送信してきた全ての通信端末装置からの推薦情報を受信して、関連情報DB82に対して情報を更新する処理を行う。
そして、コンテンツデータの推薦要求を送出した通信端末装置100の制御部10は、関連情報DB82に種々の情報が蓄積されていることを考慮し、推薦要求に含めた抽出条件に従って、所定の条件を満足する候補を関連情報DB82から抽出する(ステップS103)。
ステップS103の抽出処理の結果に基づいて、当該通信端末装置100の制御部10は、複数の候補が存在するか否かを判断する(ステップS104)。このステップS104の判断処理において、複数の候補は存在しないと判断したときには、候補となるべき抽出された関連情報は1つだけであるので、その関連情報が有するコンテンツIDのコンテンツを推薦し(ステップS105)、この図6に示す処理を終了する。
また、ステップS104の判断処理において、複数の候補が存在すると判断したときには、候補となるべき複数の関連情報が存在するので、その複数の関連情報が有するコンテンツIDの内、一番多いコンテンツIDのコンテンツを推薦し(ステップS106)、この図6に示す処理を終了する。
なお、ステップS106は、複数の候補が存在する場合の1つの処理方法であり、他の方法を用いるようにしてもよい。例えば、複数の候補が存在する場合には、コンテンツID毎に候補すなわち関連情報の数を集計し、数の多いコンテンツIDから順にコンテンツを推薦するようにしてもよい。また、複数の候補のそれぞれを推薦するようにしてもよいし、予め当該通信端末装置の使用者の好みのアーティストなどを把握しておき、その好みに応じたコンテンツを抽出して推薦するようにしてもよい。
また、図6に示した処理においては、関連情報DB82に過去に取得した情報も保持されていることを考慮し、ステップS103において抽出条件に応じた情報の抽出を行うようにしたが、これに限るものではない。新たに情報提供要求を送出するようにした場合に関連情報DB82の内容をクリアーするようにしておけば、新たに送出した情報提供要求に応じた返信データのみを関連情報DB82に格納することができるので、この場合には、図6に示したステップS103の処理を省略することが可能である。
この図6に示す処理により、自己の生体情報や運動情報が同じか近い状態にある時、または、あったときに、他の通信端末装置において利用していた、あるいは、利用されていたコンテンツデータを推薦してもらうようにすることができる。使用者の生体情報や運動情報は、使用者の心理状態の影響を受けて変化する場合もある情報であり、使用者の心理状態に応じたコンテンツデータを的確に推薦し、これを利用することができるようにされる。
[使用者の紹介要求を送信する通信端末装置の動作について]
図7は、使用者の紹介要求を送信する通信端末装置の動作を説明するためのフローチャートである。この第1の実施の形態の通信端末装置100の制御部10は、キー操作部70を通じて、使用者の紹介要求を送信することの指示入力を受けると、図7に示すフローチャートの処理を実行する。
まず、制御部10は、生体情報センサ21、生体情報エンコーダ22、運動情報センサ23、運動情報エンコーダ24を通じて、最新の生体情報と運動情報からなる状態情報を検出し、この検出した状態情報を含む使用者の紹介要求を生成して、これを送受信回路61、送受信アンテナ62を通じてネットワーク200に送出する(ステップS201)。
なお、この場合にも、図6に示したステップS101の処理の場合と同様に、例えば、図3を用いて説明した使用者の状態情報の履歴を頻繁に検出し、蓄積するようにしている場合には、この履歴の最新の情報を用いて、紹介要求を生成してもよい。
また、ステップS201の処理において生成される紹介要求は、使用者の紹介要求であることを示す情報、送信元の通信端末装置の端末ID、状態情報(生体情報、運動情報)、抽出条件などからなるものである。ここで、抽出条件は、上述したコンテンツデータの推薦要求に含められる抽出条件の場合と同様に、生体情報や運動情報に対して、範囲や類似度などを指示するものであり、例えば、脈拍や歩行テンポが同程度、例えば、「±5」などのように定められるものである。
そして、使用者の紹介要求を送出した通信端末装置100の制御部10は、自機が送出した紹介要求に応じて他の1つ以上の通信端末装置から返信されてくる紹介情報を受信し、これに基づいて関連情報DB82を更新する(ステップS202)。紹介情報は、紹介情報として返信すべき情報を有する複数の通信端末装置から送信されてくる可能性があるので、ステップS202においては、自機に紹介情報を送信してきた全ての通信端末装置からの紹介情報を受信して、関連情報DB82に対して情報を更新する処理を行う。
次に、使用者の紹介要求を送出した通信端末装置100の制御部10は、関連情報DB82に種々の情報が蓄積されていることを考慮し、紹介要求に含めた抽出条件に従って、所定の条件を満足する候補を関連情報DB82から抽出する(ステップS203)。
そして、当該通信端末装置100の制御部10は、候補となるべき抽出された関連情報に基づいて、使用者の紹介要求を送出した通信端末装置100の使用者の生体情報や運動情報との関係が抽出条件に合致する他の通信端末装置の使用者を、当該通信端末装置100の使用者に紹介(通知)する(ステップS204)。
この後、紹介要求を送出した当該通信端末装置100の使用者によって、選択された使用者との間で通信を行うようにするなどの他の通信端末装置の使用者との間のコンタクト処理を行って(ステップS205)、この図7に示す処理を終了する。
また、図7に示した処理においても、関連情報DB82に過去に取得した情報も保持されていることを考慮し、ステップS203において抽出条件に応じた情報の抽出を行うようにしたが、これに限るものではない。新たに情報提供要求を送出するようにした場合に関連情報DB82の内容をクリアーするようにしておけば、新たに送出した情報提供要求に応じた返信データのみを関連情報DB82に格納することができるので、この場合には、図7に示したステップS203の処理を省略することが可能である。
この図7に示す処理により、自己の生体情報や運動情報が同じか近い状態にある他の通信端末装置の使用者を紹介してもらうようにすることができる。従って、同じような歩行テンポでジョギングを行っており、脈拍、発汗状態なども同程度である使用者間で、励ましあったり、アドバイスし合ったりするなど、新たなコミュニケーションツールを提供することができる。
[情報提供要求を受信する通信端末装置の動作について]
次に、コンテンツデータの推薦要求や使用者の紹介要求などの情報提供要求を受信した通信端末装置の動作について説明する。図8は、情報提供要求を受信する通信端末装置において処理を説明するためのフローチャートである。
図1に示したこの第1の実施の形態のシステムにおいて、コンテンツデータの推薦要求や使用者の紹介要求を送出した通信端末装置以外の通信端末装置であって、ネットワーク200に接続可能なこの第1の実施の形態の通信端末装置100がいわゆる待ち受け状態にあるときには、当該通信端末装置100の制御部10は、図8に示す処理を実行する。
そして、制御部10は、送受信アンテナ62、送受信回路61を通じて自機宛ての受信データの受信待ち状態となる(ステップS301)。ステップS301の判断処理において、送受信アンテナ62、送受信回路61を通じて自機宛ての受信データを受信したと判断したときには、その受信データは、推薦要求や紹介要求等の情報提供要求か否かを判断する(ステップS302)。
ステップS302の判断処理において、受信データは情報提供要求ではないと判断したときには、その受信データに応じた他の処理を行う(ステップS303)。例えば、受信データが、通知情報や制御情報等である場合には、その受信データを取り込んで、メモリに格納したり、その受信データに応じた処理を行ったりすることになる。
ステップS302の判断処理において、受信データが情報提供要求であると判断したときには、制御部10は受信データからこれに含まれる生体情報、運動情報、抽出条件を取得する(ステップS304)。そして、制御部10は、自己の不揮発性メモリ14に蓄積している状態情報の履歴を参照し、ステップS304において取得した情報に応じた履歴情報を抽出する(ステップS305)。
すなわち、ステップS305においては、ステップS304において取得した要求元の通信端末装置の使用者の生体情報、運動情報に対して、取得した抽出条件に合致した生体情報、運動情報を有する状態情報の履歴情報を抽出する処理を行うことになる。
そして、情報提供要求を受信した通信端末装置100の制御部10は、ステップS305の抽出結果に基づいて、自己が保持する状態情報の履歴から受信した情報提供要求に含まれる生体情報、運動情報、抽出条件に応じた履歴情報が抽出できたか否かを判断する(ステップS306)。
ステップS306の判断処理において、履歴情報が抽出できたと判断したときには、その抽出した履歴情報に基づいて提供すべき関連情報(提供情報)を生成する(ステップS307)。具体的には、受信した情報提供要求がコンテンツデータの推薦要求であるときには、通信の相手先を示す情報(例えば、通信の相手先の端末ID)と、抽出した履歴情報に含まれる生体情報と運動情報とコンテンツIDとからなる関連情報(提供情報)を形成する。また、受信した情報提供要求が使用者の推薦要求であるときには、通信の相手先を示す情報(例えば、通信の相手先の端末ID)と、抽出した履歴情報に含まれる生体情報と運動情報と、自機の端末IDとからなる関連情報(提供情報)を形成する。
そして、情報提供要求を受信した通信端末装置100の制御部10は、送受信回路61を制御し、情報提供要求の送信元の通信端末装置に対して、ステップS307において生成した関連情報(提供情報)を送信する処理(情報提供要求に対して関連情報を返信する処理)を実行し(ステップS308)、この図8に示す処理を終了する。
また、ステップS306の判断処理において、履歴情報が抽出できなかった(抽出すべき履歴情報がなかった)と判断したときには、何もすることなく、返信すべき情報は無いので、何もすることなく、この図8に示す処理を終了する。
このように、コンテンツデータの推薦要求や使用者の紹介要求などの情報提供要求を送信した通信端末装置以外の通信端末装置においては、情報提供要求を受信し、その情報提供要求に含まれる生体情報、運動情報、抽出条件に基づいて、返信すべき情報が存在する場合には、その返信すべき情報を要求元の通信端末装置に対して返信することができる。
このように、図1に示したこの第1の実施の形態のシステムにおいては、各通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれが、情報提供要求を送信して情報提供を受けることができる通信端末装置としての機能を備えると共に、他機からの情報提供要求を受信した場合であって、その情報提供要求に応じて返信すべき情報がある場合にはこれを提供することができる通信端末装置としての機能を備えている。
これにより、各通信端末装置の使用者は、自己の生体情報や運動情報に基づいて、自己の心理状態に応じたコンテンツデータの推薦を受けたり、自己の心理状態、身体状態に応じた他の通信端末装置の使用者の紹介を受けたりすることができるようにされる。
なお、この第1の実施の形態のシステムを構成する通信端末装置の使用者であっても、自己が再生していたコンテンツデータについての情報を提供したくない場合や、要求元の使用者の心理状態や身体状態と類似する心理状態、身体状態の使用者として紹介されたくない場合もあると考えられる。
このような場合を考慮し、コンテンツデータの推薦要求には応じないことを通信端末装置に設定しておいたり、また、使用者の紹介要求には応じないことを通信端末装置に設定しておいたりすることによって、コンテンツデータの推薦要求や使用者の紹介要求を受診した場合であっても、これに応答しないようにすることも可能である。
また、上述した第1の実施の形態においては、コンテンツデータの推薦要求を送出した通信端末装置においては、他の通信端末装置から提供を受けて、自機の関連情報DB82に格納した関連情報の中から、自機の使用者の生体情報、運動情報、抽出条件に合致する関連情報を抽出して、これに含まれるコンテンツIDに基づいてコンテンツを推薦するようにした。しかしこれに限るものではない。
例えば、図3を用いて説明したように、不揮発性メモリ14に蓄積されている、生体情報、運動情報、コンテンツIDからなる状態情報の履歴をも考慮するようにしてもよい。すなわち、関連情報DB82に格納されている情報と不揮発性メモリ14に蓄積されている状態情報の履歴とを検索対象とし、自機の使用者の生体情報、運動情報、抽出条件に合致する関連情報または状態情報の履歴情報を抽出して、これに含まれるコンテンツIDに基づいてコンテンツを推薦するようにしてもよい。
また、最初に、関連情報DBと不揮発性メモリ14に蓄積されている状態情報の履歴との一方または両方を検索対象として、自機の使用者の生体情報、運動情報、抽出条件に合致する情報を抽出するようにし、抽出できなかった場合に、コンテンツデータの推薦要求を形成して、これをネットワーク200に送出するようにしてもよい。
なお、この第1の実施の形態において通信端末装置100は、コンテンツデータの推薦要求や使用者の紹介要求を受信した場合に、その情報提供要求に含まれる生体情報や運動情報、及び、抽出条件に基づいて、不揮発性メモリ14に蓄積されている状態情報の履歴の中から合致する情報を抽出するものとして説明したが、これに限るものではない。
既に、関連情報DB82に他の通信端末装置から提供を受けた関連情報が蓄積されている場合には、この関連情報DB82に蓄積されている情報をも、生体情報や運動情報、及び、抽出条件に基づいて抽出すべき情報の検索対象とすることもできる。すなわち、関連情報DB82は、基本的には、他の通信端末装置から提供を受けた他の通信端末装置における情報であるので、不揮発性メモリ14に蓄積されている自己の情報と、関連情報DB82に蓄積されている他機の情報を提供情報の検索対象とすることができる。
また、コンテンツデータの推薦の態様は、上述したように、推薦するコンテンツのアーティスト名やコンテンツ名(例えば曲名)を通知するのではなく、自機のコンテンツDBに推薦されたコンテンツデータが存在する場合には、それを再生するようにしてもよいし、また、コンテンツIDではなく、コンテンツデータそのものやコンテンツデータの第じぇェスト版の提供を受けた場合には、これを再生するようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
上述した第1の実施の形態においては、通信端末装置同士で情報の提供を行うようにした。すなわち、第1の実施の形態のシステムの場合、情報提供要求を送出した通信端末装置においては、各通信端末装置から直接に情報の提供を受けるが、複数の通信端末装置からの関連情報の返信を個別に受けなければならないので、関連情報の収集に時間がかかったり、通信処理の負荷が大きくなったりする場合もあると考えられる。
そこで、この第2の実施の形態においては、インターネット上に各通信端末からの状態情報の履歴の提供を受けて、これ関連情報として管理するサーバ装置を設け、各通信端末装置は、このサーバ装置に対してのみコンテンツデータの推薦要求や使用者の紹介要求を送信することにより、当該サーバ装置から必要な情報の提供を受けることができるようにするものである。
図9は、この発明による情報提供システムの一実施の形態が適用されて構築された第2の実施の形態の通信システムを説明するための図である。図9に示すように、この第2の実施の形態の通信システムは、複数の通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれと、データベース管理サーバ装置(以下、DB管理サーバという。)400とが、高域ネットワーク300を通じて接続されて構成されたものである。
この第2の実施の形態において、高域ネットワーク300は、インターネットである。各通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれは、例えば、携帯電話網や無線LANなどを経由してインターネット300に接続することができるようにされる。
そして、この第2の実施の形態において、通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれは、この発明による装置、方法、プログラムの一実施の形態が適用されたものであり、図2を用いて説明した第1の実施の形態の通信端末装置100と同様に構成されたものである。このため、この第2の実施の形態においても必要に応じて、図2をも参照しながら説明することとする。
そして、通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれは、上述した第1の実施の形態の通信端末装置の場合と同様に、電源が投入され、何等かのコンテンツを利用している間においては、例えば、所定のタイミング毎に生体情報センサ21及び生体情報エンコーダ22を通じて生体情報を取り込み、また、運動情報センサ23及び運動情報エンコーダ24を通じて運動情報を取り込み、これらと利用しているコンテンツの識別情報(コンテンツID)とを関連付けた使用者の状態情報の履歴情報を形成し、これを例えば、不揮発性メモリ14に蓄積するようにしている。
そして、この第2の実施の形態の通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれは、不揮発性メモリ14に蓄積した状態情報の履歴を所定のタイミング毎に通信I/F50を通じてインターネット300に接続し、このインターネット300上に設けられているDB管理サーバ400に送信することができるようにしている。DB管理サーバ400は、後述もするように、通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれから送信されてくる状態情報の履歴を通信端末装置毎に記憶保持して管理することができるようにしている。
DB管理サーバ400は、基本的な機能として、通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれからの状態情報の履歴の提供を受けて、これを通信端末毎に管理すると共に、コンテンツデータの推薦要求や使用者の紹介要求を受信した場合には、自己が管理している各通信端末装置の状態情報の履歴の中から提供すべき情報を抽出して、要求元の通信端末装置に返信することができるものである。
図10は、この第2の実施の形態において用いられるDB管理サーバ400を説明するためのブロック図である。図10に示すように、DB管理サーバ400は、通信インターフェース(以下、通信I/Fと略称する。)401と、使用者データベース(以下、使用者DBと略称する。)402と、使用者別関連情報データベース(以下、使用者別関連情報DBと略称する。)403と、キー操作部404とが制御部410に接続されて構成されたものである。
制御部410は、図10に示すように、CPU411、ROM412、RAM413、不揮発性メモリ414とがCPUバス415を通じて接続されることにより構成されたマイクロコンピュータであり、この第2に実施の形態のDB管理サーバ400の各部を制御するものである。
ここで、CPU411は、制御の主体となるものであり、ROM412や不揮発性メモリ414に記憶保持されているプログラムを読み出して実行し、各部に供給する制御信号を形成して、これを関連する各部に供給することにより、各部を制御して、各部に目的とする処理を実行させたり、各部からのデータの供給を受けて、これを処理し、記録媒体に記録したりするなどの処理を行うものである。
ROM412は、各種のプログラムや処理に必要になる種々のデータを記憶保持するものであり、RAM413は、処理の途中結果を一時記憶するなど、主に作業領域として用いられるものである。また、不揮発性メモリ414は、電源が落とされても保持しておくべきデータ、例えば、種々のパラメータや追加されたプログラムや固定データ等を記憶保持するものである。
通信I/F401は、制御部10と協働し、インターネット300に接続し、データを送信したり、データを受信したりする処理を行う部分である。また、使用者DB402は、このDB管理サーバ400を利用することが可能な使用者についての情報を記憶保持するものである。
例えば、このDB管理サーバ400を運用している管理会社との間で所定の契約を結んだ通信端末装置の使用者についての情報、例えば、当該使用者が用いる通信端末装置の端末ID、使用者の氏名、住所などの情報が、この使用者DB402に登録される。そして、インターネット300を通じてアクセスしてきた使用者が、この第2の実施の形態のDB管理サーバ400を利用することが可能な使用者か否かを判断する場合などにおいて、使用者DB402の情報が用いられることになる。なお、この第2の実施の形態においては、説明を簡単にするために、DB管理サーバ400における使用者の認証処理についての詳細な説明は省略する。
使用者別関連情報DB403は、通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれから送信されてくる図3を用いて説明した状態情報の履歴を、通信端末装置毎、すなわち、使用者毎に記憶保持するものである。したがって、使用者別関連情報DB403には、図3に示した使用者の状態情報の履歴が、各使用者毎に記憶保持され、管理される。
なお、キー操作部404は、例えば、使用者DBへのデータの登録、変更、削除など、DB管理サーバ400の管理者によって、主に、DB管理サーバ400の管理、運用のために用いられる。
そして、後述もするように、通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれから送信されてくる生体情報や運動情報を含んだ、コンテンツデータの推薦要求や使用者の紹介要求に基づいて、DB管理サーバ400の制御部410が、提供すべき情報を使用者別関連情報DB403から抽出し、これを要求元の通信端末装置に対して、通信I/F401及びインターネット300を通じて返信するようにしている。
このように、図9に示した第2の実施の形態の通信システムは、図2に示した構成を有する通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)と、図10に示した構成を有するDB管理サーバ400とが、インターネット300を通じて接続されて構成されたものである。
そして、通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれは、自己の状態情報の履歴をインターネット300を通じてDB管理サーバ400に送信する。また、DB管理サーバ400は、通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれからの状態情報の履歴を使用者毎に管理する。
このようにして、DB管理サーバ400が、通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれからの状態情報の履歴を一元的に管理し、かつ、通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれからのコンテンツデータの推薦要求や使用者の紹介要求に対して、個別に対応することができるようにしている。
したがって、通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれは、DB管理サーバ400に対して情報提供要求を出すことにより、DB管理サーバ400に登録するようにされている全ての通信端末装置の状態情報の履歴に応じた情報の提供を受けることができる。
[通信端末装置100の動作とDB管理サーバ400の動作について]
次に、この第2の実施の形態の通信システムの通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれとDB管理サーバ400との動作について、図11〜図14のフローチャートを参照しながら説明する。以下においては、説明を簡単にするため、通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれの動作については、通信端末装置100の動作として説明する。
そして、以下においては、まず、通信端末装置100の動作として、(1)状態情報の履歴をDB管理サーバ400に送信する処理、(2)コンテンツデータの推薦要求を送信する処理、(3)使用者の紹介要求を送信する処理のそれぞれについて説明し、この後に、DB管理サーバ400の動作について説明することとする。
[(1)状態情報の履歴をDB管理サーバに送信する通信端末装置の動作について]
図11は、状態情報の履歴をDB管理サーバ400に送信する通信端末装置100の動作について説明するためのフローチャートである。通信端末装置100に電源が投入され、何らかのコンテンツが利用するようにされている場合に、図11に示す処理が制御部10において実行される。
まず、制御部10は、生体情報センサ21、生体情報エンコーダ22、運動情報センサ23、運動情報エンコーダ24を制御し、使用者の状態情報として、生体情報と運動情報とを取得する(ステップS401)。この第2の実施の形態においても、生体情報は、図3に示したように、脈拍、心拍、体温、筋電、脳波、発汗状態、瞳孔径などの情報であり、また、運動情報は、歩行テンポ、運動状態などの情報である。
そして、制御部10は、ステップS401において取得した状態情報と、当該状態情報を取得したときに利用していたコンテンツデータのコンテンツIDとを関連付けて不揮発性メモリ14に状態情報の履歴として追加記録する(ステップS402)。このステップS402の処理により、図3に示したように、状態情報の履歴が不揮発性メモリ14に蓄積される。
次に、制御部10は、予め決められた判断基準に基づいて、状態情報の履歴のDB管理サーバ400への送信タイミングが到来したか否かを判断する(ステップS403)。判断基準の具体例としては、例えば、状態情報の履歴が所定量分増加した場合に送信タイミングが到来したと判断したり、あるいは、一定時間毎に送信タイミングが到来したと判断したり、あるいは、再生するコンテンツデータが変る毎に送信タイミングが到来したと判断したり、状態情報の履歴が所定量分増加した場合と再生するコンテンツデータが変った場合に送信タイミングが到来したと判断したりするなど、種々の判断基準を用いることが可能であるが、基本的には、通信端末装置100の製造者側において予め決められる。
そして、ステップS403の判断処理において、状態情報の履歴の送信タイミングは到来していないと判断したときには、ステップS401からの処理を繰り返し、状態情報の履歴の蓄積処理を繰り返すことになる。また、ステップS403の判断処理において、状態情報の履歴の送信タイミングが到来したと判断したときには、不揮発性メモリ14に蓄積されている状態情報の履歴の内、未送信分の状態情報の履歴を通信I/F50とインターネット300を通じて、DB管理サーバ400に送信し(ステップS404)、この後に、ステップS401からの処理を繰り返し、状態情報の履歴の蓄積処理を繰り返すことになる。
また、ステップS404の処理においては、不揮発性メモリ14に蓄積されている状態情報の履歴の内、送信した情報には送信済みフラグを付加するなどしておくことにより、送信済みの情報と未送信の情報とを区別することができる。また、送信済みの状態情報の履歴については、不揮発性メモリ14の他の記憶エリアに移したり、あるいは、他の記録媒体に移したりすることによって、未送信の状態情報の履歴のみを不揮発性メモリの所定の記憶エリアに残すようにしてもよい。
そして、図11に示す処理は、例えば、通信端末装置の電源が落とされるまで、常時動作し、状態情報の履歴が蓄積するようにされる。
[コンテンツデータの推薦要求を送信する通信端末装置の動作について]
図12は、コンテンツデータの推薦要求をDB管理サーバ40に送信する通信端末装置の動作を説明するためのフローチャートである。この第2の実施の形態においても、通信端末装置100の制御部10は、キー操作部70を通じて、コンテンツデータの推薦要求を送信することの指示入力を受け付けた場合に、図12に示すフローチャートの処理を実行する。
まず、制御部10は、生体情報センサ21、生体情報エンコーダ22、運動情報センサ23、運動情報エンコーダ24を通じて、最新の生体情報と運動情報からなる状態情報を検出し、この検出した状態情報を含むコンテンツデータの推薦要求を生成して、これを通信I/F50、インターネット300を通じてDB管理サーバ400に送信する(ステップS501)。
なお、ここでは、最新の生体情報、運動情報を新たに取得するものとして説明したが、これに限るものではない。例えば、図3を用いて説明した使用者の状態情報の履歴を頻繁に検出し、蓄積するようにしている場合には、この履歴の最新の情報を用いて、推薦要求を生成してもよい。また、ステップS101の処理において生成される推薦要求は、この第2の実施の形態においても、コンテンツデータの推薦要求であることを示す情報、送信元の通信端末装置の端末ID、状態情報(生体情報、運動情報)、抽出条件などからなるものである。
そして、コンテンツデータの推薦要求を送出した通信端末装置100の制御部10は、自機が送出した推薦要求に応じて、DB管理サーバ400から返信されてくる推薦情報を受信し、これに基づいて関連情報DB82を更新する(ステップS502)。DB管理サーバ400は、これに接続可能とされている全ての通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)からの状態情報の履歴を使用者別に管理しているので、その全てを考慮した推薦情報を形成することができ、要求元の通信端末装置100は、DB管理サーバと通信を行うだけで、全ての通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれからコンテンツデータの推薦情報を得た場合と同様の推薦情報を得ることができる。
そして、コンテンツデータの推薦要求を送出した通信端末装置100の制御部10は、関連情報DB82に種々の情報が蓄積されていることを考慮し、推薦要求に含めた抽出条件に従って、所定の条件を満足する候補を関連情報DB82から抽出する(ステップS503)。
ステップS503の抽出処理の結果に基づいて、当該通信端末装置100の制御部10は、複数の候補が存在するか否かを判断する(ステップS504)。このステップS504の判断処理において、複数の候補は存在しないと判断したときには、候補となるべき抽出された関連情報は1つだけであるので、その関連情報が有するコンテンツIDのコンテンツを推薦し(ステップS505)、この図12に示す処理を終了する。
また、ステップS504の判断処理において、複数の候補が存在すると判断したときには、候補となるべき複数の関連情報が存在するので、その複数の関連情報が有するコンテンツIDの内、一番多いコンテンツIDのコンテンツを推薦し(ステップS506)、この図12に示す処理を終了する。
なお、ステップS506、第1の実施の形態の図6に示したステップS106の処理と同様に、複数の候補が存在する場合の1つの処理方法であり、他の方法を用いるようにしてもよい。例えば、複数の候補が存在する場合には、コンテンツID毎に候補すなわち関連情報の数を集計し、数の多いコンテンツIDから順にコンテンツを推薦するようにしてもよい。また、複数の候補のそれぞれを推薦するようにしてもよいし、予め当該通信端末装置の使用者の好みのアーティストなどを把握しておき、その好みに応じたコンテンツを抽出して推薦するようにしてもよい。
また、図12に示した処理においても、関連情報DB82に過去に取得した情報も保持されていることを考慮し、ステップS503において抽出条件に応じた情報の抽出を行うようにしたが、これに限るものではない。新たに情報提供要求を送出するようにした場合に関連情報DB82の内容をクリアーするようにしておけば、新たに送出した情報提供要求に応じた返信データのみを関連情報DB82に格納することができるので、この場合には、図12に示したステップS503の処理を省略することが可能である。
この図12に示す処理により、自己の生体情報や運動情報が同じか近い状態にある時、または、あったときに、他の通信端末装置において利用していた、あるいは、利用されていたコンテンツデータを推薦してもらうようにすることができる。使用者の生体情報や運動情報は、使用者の心理状態の影響を受けて変化する場合もある情報であり、使用者の心理状態に応じたコンテンツデータを的確に推薦し、これを利用することができるようにされる。しかも、要求元の通信端末装置100は、DB管理サーバ400とだけ通信を行えばよいので、推薦情報の収集に時間や負荷がかかることもない。
[使用者の紹介要求を送信する通信端末装置の動作について]
図13は、使用者の紹介要求を送信する通信端末装置の動作を説明するためのフローチャートである。この第2の実施の形態においても、通信端末装置100の制御部10は、キー操作部70を通じて、使用者の紹介要求を送信することの指示入力を受けると、図13に示すフローチャートの処理を実行する。
まず、制御部10は、生体情報センサ21、生体情報エンコーダ22、運動情報センサ23、運動情報エンコーダ24を通じて、最新の生体情報と運動情報からなる状態情報を検出し、この検出した状態情報を含む使用者の紹介要求を生成して、これをDB管理サーバ400に対して送信する(ステップS601)。
なお、この場合にも、図12に示したステップS501の処理の場合と同様に、例えば、図3を用いて説明した使用者の状態情報の履歴を頻繁に検出し、蓄積するようにしている場合には、この履歴の最新の情報を用いて、紹介要求を生成してもよい。
また、ステップS601の処理において生成される紹介要求は、使用者の紹介要求であることを示す情報、送信元の通信端末装置の端末ID、状態情報(生体情報、運動情報)、抽出条件などからなるものである。ここで、抽出条件は、上述したコンテンツデータの推薦要求に含められる抽出条件の場合と同様に、生体情報や運動情報に対して、範囲や類似度などを指示するものであり、例えば、脈拍や歩行テンポが同程度、例えば、「±5」などのように定められるものである。
そして、使用者の紹介要求を送出した通信端末装置100の制御部10は、自機が送出した紹介要求に応じて、DB管理サーバ400から返信されてくる紹介情報を受信し、これに基づいて関連情報DB82を更新する(ステップS602)。DB管理サーバ400は、これに接続可能とされている全ての通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)からの状態情報の履歴を使用者別に管理しているので、その全てを考慮した紹介情報を形成することができ、要求元の通信端末装置100は、DB管理サーバと通信を行うだけで、全ての通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれから使用者の紹介報を得た場合と同様の紹介情報を得ることができる。
次に、使用者の紹介要求を送出した通信端末装置100の制御部10は、関連情報DB82に種々の情報が蓄積されていることを考慮し、紹介要求に含めた抽出条件に従って、所定の条件を満足する候補を関連情報DB82から抽出する(ステップS603)。
そして、当該通信端末装置100の制御部10は、候補となるべき抽出された関連情報に基づいて、使用者の紹介要求を送出した通信端末装置100の使用者の生体情報や運動情報との関係が抽出条件に合致する他の通信端末装置の使用者を、当該通信端末装置100の使用者に紹介(通知)する(ステップS604)。
この後、紹介要求を送出した当該通信端末装置100の使用者によって、選択された使用者との間で通信を行うようにするなどの他の通信端末装置の使用者との間のコンタクト処理を行って(ステップS605)、この図13に示す処理を終了する。
また、図13に示した処理においても、関連情報DB82に過去に取得した情報も保持されていることを考慮し、ステップS603において抽出条件に応じた情報の抽出を行うようにしたが、これに限るものではない。新たに情報提供要求を送出するようにした場合に関連情報DB82の内容をクリアーするようにしておけば、新たに送出した情報提供要求に応じた返信データのみを関連情報DB82に格納することができるので、この場合には、図13に示したステップS603の処理を省略することが可能である。
この図13に示す処理により、自己の生体情報や運動情報が同じか近い状態にある他の通信端末装置の使用者を紹介してもらうようにすることができる。従って、同じような歩行テンポでジョギングを行っており、脈拍、発汗状態なども同程度である使用者間で、励ましあったり、アドバイスし合ったりするなど、新たなコミュニケーションツールを提供することができる。しかも、要求元の通信端末装置100は、DB管理サーバ400とだけ通信を行えばよいので、推薦情報の収集に時間や負荷がかかることもない。
[DB管理サーバ400の動作について]
図14は、この第2の実施の形態のDB管理サーバ400の動作を説明するためのフローチャートである。この第2の実施の形態のDB管理サーバ400においては、基本的に、常時、制御部410が、図14に示す処理を実行している。
すなわち、DB管理サーバ400の制御部410は、通信I/F401を通じての受信待ちとなっており(ステップS701)、ステップS701の判断処理において、自機宛ての受信があると判断したときには、受信した情報は、通信端末装置100からの状態情報の履歴か否かを判断する(ステップS702)。
ステップS702の判断処理において、受信した情報は通信端末装置100からの状態情報の履歴であると判断したときには、制御部410は、受信した状態情報の履歴を担当者別関連情報DBに蓄積し(ステップS703)、この後、ステップS701からの処理を繰り返すようにする。
ステップS702の判断処理において、受信した情報は通信端末装置100からの状態情報の履歴ではないと判断したときには、制御部410は、受信した情報は、コンテンツデータの推薦要求、または、使用者の紹介要求などの情報の提供要求か否かを判断する(ステップS704)。
ステップS704の判断処理において、受信した情報は情報提供供給ではないと判断したときには、受信した情報に応じた処理を実行し(ステップS705)、この後、ステップS701からの処理を繰り返すようにする。
また、ステップS704の判断処理において、受信した情報が情報提供要求であると判断したときには、抽出条件に合致する情報を抽出し(ステップS706)、これを情報提供要求元の通信端末装置に送信し(ステップS707)、この後、ステップS701からの処理を繰り返すようにする。
このように、この第2の実施の形態のDB管理サーバ400は、通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれからの状態情報の履歴の提供を受けて、これを使用者別関連情報DB403に蓄積して、使用者別に管理することができると共に、コンテンツデータの推薦要求や使用者の紹介要求を受け付けて、それら要求に含まれる生体情報、運動情報、抽出条件に従って、使用者別関連情報DBから合致する情報を抽出し、要求元の通信端末装置100に返信(送信)することができるようにしている。
このように、この第2の通信システムのDB管理サーバ400は、通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれからの状態情報の履歴を一元的に管理し、通信端末装置100(1)、100(2)、100(3)、…、100(n)のそれぞれからの情報提供要求に応じて、要求元の通信端末装置に対して、その通信端末装置の使用者の生体情報、運動情報、抽出条件に合致した情報を抽出し、これを提供することができる。
上述した第1、第2の実施の形態のいずれもが、生体情報や運動情報のマッチングをとり、そのときの同じ生体情報や運動情報を持つ人同士で、すなわち、同じ心理状態、あるいは、類似する心理状態にある人同士で、情報を提供したり、コミュニケーションを取ったりすることを容易に行うことができるようにされる。
実世界でも、複数の人が同じ場所で生活すると身体の生理状態や心理状態が同期する現象が知られているが、この発明は、ネットワークを介して、それに順ずる特性を活かした情報提供システムを構築することができるようにしている。
なお、生体情報は、上述した実施の形態において説明したものに限るものではない。例えば、呼吸数、血圧など、計測可能な種々の生体情報を用いるようにしてももちろんよい。また、運動情報も運動テンポや運動状態に限るものではなく、推定される運動距離、消費カロリーなどの運動することにより変化する種々の情報を用いるようにしてもよい。
また、上述した第1、第2の実施の形態においては、この発明による通信端末装置を携帯型の通信端末装置に適用した場合を例に説明したが、これに限るものではない。フィットネスクラブなどで使用される種々のフィットネスマシンにこの発明による通信端末装置を適用することも可能である。また、運動情報を考慮しない場合には、家庭などにおいて所定の位置に設置されて利用されるAV(Audio/Visual)機器、オーディオ機器、パーソナルコンピュータなどの電子機器に適用することも可能である。
また、図6、図7、図8、図11、図12、図13に示したフローチャートに対応するプログラム(ソフトウェア)を形成し、これを生体情報センサ、運動情報センサ、記憶装置部等を備えた携帯電話端末などの電子機器に搭載することによって、この発明の通信端末装置を実現することが可能である。
また、図14に示したフローチャートに対応するプログラム(ソフトウェア)を形成し、これを通信機能を有するパーソナルコンピュータなどに搭載することにより、この発明によるサーバ装置を実現することができる。
すなわち、図6、図7、図8、図11、図12、図13、図14のそれぞれのフローチャートに応じた処理を行うプログラムは、この発明にかかるプログラムである。
第1の実施の形態の通信システムを説明するための図である。 この発明の一実施の形態が適用された通信端末装置を説明するためのブロック図である。 通信端末装置100の不揮発性メモリ14に蓄積される使用者の状態情報の履歴について説明するための図である。 通信端末装置100の関連情報DB82に蓄積される関連情報(提供情報)の一例を説明するための図である。 通信端末装置100の使用者に通知するための情報の表示例を説明するための図である。 コンテンツデータの推薦要求を送信する通信端末装置の動作を説明するためのフローチャートである。 使用者の紹介要求を送信する通信端末装置の動作を説明するためのフローチャートである。 情報提供要求を受信する通信端末装置において処理を説明するためのフローチャートである。 この発明による情報提供システムの一実施の形態が適用された第2の実施の形態の通信システムを説明するための図である。 DB管理サーバ400を説明するためのブロック図である。 状態情報の履歴をDB管理サーバ400に送信する通信端末装置100の動作について説明するためのフローチャートである。 コンテンツデータの推薦要求をDB管理サーバ40に送信する通信端末装置の動作を説明するためのフローチャートである。 使用者の紹介要求を送信する通信端末装置の動作を説明するためのフローチャートである。 DB管理サーバ400の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100…通信端末装置、10…制御部、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…不揮発性メモリ、15…時計回路、16…CPUバス、21…生体情報センサ、22…生体情報エンコーダ、23…運動情報センサ、24…運動情報エンコーダ、31…音声デコーダ、32…スピーカ/ヘッドホン、41…映像デコーダ、42…LCD、50…通信インターフェース、61…送受信回路、62…送受信アンテナ、70…キー操作部、81…コンテンツデータベース、82…関連情報データベース、200…ネットワーク、300…インターネット、400…データベース管理サーバ装置、401…通信インターフェース、402…使用者データベース、403…使用者別関連情報データベース、404…キー操作部、410…制御部、411…CPU、412…ROM、413…RAM、414…不揮発性メモリ、415…CPUバス

Claims (18)

  1. 使用者の状態情報を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された前記状態情報と所定の付加情報とを関連付けて記憶保持する第1の記憶手段と、
    前記検出手段で検出された前記状態情報と予め決められた抽出条件とを含む情報提供要求を送信する要求送信手段と、
    前記要求送信手段を通じて送信された前記情報提供要求に応じて送信されてくる提供情報を受信する情報受信手段と、
    前記情報受信手段を通じて受信した前記提供情報を、あるいは、受信した前記提供情報によって特定される情報を使用者に対して提示する提示手段と、
    他機からの使用者の前記状態情報と予め決められた前記抽出条件とを含む情報提供要求を受信する要求受信手段と、
    前記要求受信手段を通じて前記情報提供要求を受信した場合に、当該情報提供要求に含まれる前記状態情報と前記抽出条件とに基づいて、前記第1の記憶手段に記憶されている情報の中から提供すべき情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された情報から形成した提供情報を要求元に送信する情報送信手段と
    を備えることを特徴とする通信端末装置。
  2. 請求項1に記載の通信端末装置であって、
    他機からの使用者の状態情報と所定の付加情報とが関連付けられた情報を受信する他機情報受信手段と、
    前記他機情報受信手段によって受信された前記他機情報を記憶保持する第2の記憶手段と
    を備え、
    前記抽出手段は、前記第1の記憶手段に記憶されている情報と、前記第2の記憶手段に記憶されている情報との中から提供すべき情報を抽出することを特徴とする通信端末装置。
  3. 請求項1に記載の通信端末装置であって、
    前記状態情報は、使用者の身体から計測可能な1つ以上の生体情報と、使用者が行っている運動に応じて検出される1つ以上の運動情報との一方または両方からなるものであることを特徴とする通信端末装置。
  4. 請求項1に記載の通信端末装置であって、
    前記所定の付加情報は、前記検出手段を通じて前記状態情報を検出したときに、再生して利用するようにしていたコンテンツ情報の識別情報と自機の識別情報との一方または両方であることを特徴とする通信端末装置。
  5. 1つ以上の通信端末装置とサーバ装置とが所定のネットワークを通じて接続され、前記通信端末装置からの情報提供要求に合致した情報を前記サーバ装置が提供する情報提供システムであって、
    1つ以上の前記通信端末装置のそれぞれは、
    使用者の状態情報を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された前記状態情報と所定の付加情報とを対応付けた履歴情報を、前記サーバ装置に送信する送信手段と、
    前記検出手段で検出された前記状態情報と、予め決められた抽出条件とを含む情報提供要求を、前記サーバ装置に送信する要求送信手段と、
    前記要求送信手段を通じて送信された前記情報提供要求に応じて、前記サーバ装置から送信されてくる提供情報を受信する情報受信手段と、
    前記情報受信手段を通じて受信した前記提供情報を、あるいは、受信した前記提供情報によって特定される情報を使用者に対して提示する提示手段と
    を備え、
    前記サーバ装置は、
    1つ以上の前記通信端末装置のそれぞれから送信されてくる履歴情報を受信する履歴受信手段と、
    前記履歴受信手段で受信した前記履歴情報を記憶保持する記憶手段と、
    1つ以上の前記通信端末装置のそれぞれから送信されてくる前記情報提供要求を受信する要求受信手段と、
    前記要求受信手段を通じて前記情報提供要求を受信した場合に、当該情報提供要求に含まれる前記状態情報と前記抽出条件とに基づいて、前記記憶手段に記憶されている履歴情報の中から提供すべき情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された情報から提供情報を形成し、これを要求元の通信端末装置に送信する情報送信手段と
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  6. 請求項5に記載の情報提供システムであって、
    前記状態情報は、使用者の身体から計測可能な1つ以上の生体情報と、使用者が行っている運動に応じて検出される1つ以上の運動情報との一方または両方からなるものであることを特徴とする情報提供システム。
  7. 請求項5に記載の情報提供システムであって、
    前記所定の付加情報は、1つ以上の前記通信端末装置のそれぞれにおいて、前記検出手段を通じて前記状態情報を検出したときに、再生して利用するようにしていたコンテンツ情報の識別情報と自機の識別情報との一方または両方であることを特徴とする情報提供システム。
  8. 1つ以上の通信端末装置とサーバ装置が所定のネットワークを通じて接続され、前記通信端末装置からの情報提供要求に合致した情報を前記サーバ装置が提供する情報提供システムの前記通信端末装置であって、
    使用者の状態情報を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された前記状態情報と所定の付加情報とを対応付けた履歴情報を、前記サーバ装置に送信する送信手段と、
    前記検出手段で検出された前記状態情報と、予め決められた抽出条件とを含む情報提供要求を、前記サーバ装置に送信する要求送信手段と、
    前記要求送信手段を通じて送信された前記情報提供要求に応じて、前記サーバ装置から送信されてくる提供情報を受信する情報受信手段と、
    前記情報受信手段を通じて受信した前記提供情報を、あるいは、受信した前記提供情報によって特定される情報を使用者に対して提示する提示手段と
    を備えることを特徴とする通信端末装置。
  9. 請求項8に記載の通信端末装置であって、
    前記状態情報は、使用者の身体から計測可能な1つ以上の生体情報と、使用者が行っている運動に応じて検出される1つ以上の運動情報との一方または両方からなるものであることを特徴とする通信端末装置。
  10. 請求項8に記載の通信端末装置であって、
    前記所定の付加情報は、前記検出手段を通じて前記状態情報を検出したときに、再生して利用するようにしていたコンテンツ情報の識別情報と自機の識別情報との一方または両方であることを特徴とする通信端末装置。
  11. 1つ以上の通信端末装置とサーバ装置が所定のネットワークを通じて接続され、前記通信端末装置からの情報提供要求に合致した情報を前記サーバ装置が提供する情報提供システムの前記サーバ装置であって、
    1つ以上の前記通信端末装置のそれぞれから送信されてくる情報であって、1つ以上の前記通信端末装置のそれぞれにおいて検出された使用者の状態情報と所定の付加情報とが対応付けられた履歴情報を受信する履歴受信手段と、
    前記履歴受信手段で受信した前記履歴情報を記憶保持する記憶手段と、
    1つ以上の前記通信端末装置のそれぞれから送信されてくる情報であって、目的とする情報の提供を受けるために使用者の状態情報と予め決められた抽出条件とを含む情報提供要求を受信する要求受信手段と、
    前記要求受信手段を通じて前記情報提供要求を受信した場合に、当該情報提供要求に含まれる前記状態情報と前記抽出条件とに基づいて、前記記憶手段に記憶されている履歴情報の中から提供すべき情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された情報から提供情報を形成し、これを要求元の通信端末装置に送信する情報送信手段と
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  12. 請求項11に記載のサーバ装置であって、
    前記状態情報は、1つ以上の通信端末装置のそれぞれの使用者の身体から計測可能な1つ以上の生体情報と、前記使用者が行っている運動に応じて検出される1つ以上の運動情報との一方または両方からなるものであることを特徴とするサーバ装置。
  13. 請求項11に記載のサーバ装置であって、
    前記履歴情報に含まれる前記所定の付加情報は、1つ以上の前記通信端末装置のそれぞれにおいて、前記状態情報の検出時において再生されていたコンテンツの識別情報と通信端末装置の識別情報との一方または両方であることを特徴とするサーバ装置。
  14. 使用者の状態情報を検出する検出工程と、
    前記検出工程において検出した前記状態情報と所定の付加情報とを関連付けて第1の記憶手段に記録する第1の記録工程と、
    前記検出工程において検出した前記状態情報と、予め決められた抽出条件とを含む情報提供要求を送信する要求送信工程と、
    前記要求送信工程において送信した前記情報提供要求に応じて送信されてくる提供情報を受信する情報受信工程と、
    前記情報受信工程において受信した前記提供情報を、あるいは、受信した前記提供情報によって特定される情報を使用者に対して提示する提示工程と、
    他機からの使用者の状態情報と、予め決められた抽出条件とを含む情報提供要求を受信する要求受信工程と、
    前記要求受信工程において前記情報提供要求を受信した場合に、当該情報提供要求に含まれる前記状態情報と前記抽出条件とに基づいて、前記第1の記憶手段に記憶されている情報の中から提供すべき情報を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程において抽出した情報から提供情報を形成し、これを要求元に送信する情報送信工程と
    を有することを特徴とする情報提供方法。
  15. 1つ以上の通信端末装置とサーバ装置が所定のネットワークを通じて接続され、前記通信端末装置からの情報提供要求に合致した情報を前記サーバ装置が提供する情報提供システムにおいての情報提供方法であって、
    1つ以上の前記通信端末装置のそれぞれにおいては、
    使用者の状態情報を検出する検出工程と、
    前記検出工程において検出した前記状態情報と所定の付加情報とを対応付けた履歴情報を、前記サーバ装置に送信する送信工程と、
    前記検出工程で検出した前記状態情報と、予め決められた抽出条件とを含む情報提供要求を、前記サーバ装置に送信する要求送信工程と、
    前記要求送信工程において送信した前記情報提供要求に応じて、前記サーバ装置から送信されてくる提供情報を受信する情報受信工程と、
    前記情報受信工程において受信した前記提供情報を、あるいは、受信した前記提供情報によって特定される情報を使用者に対して提示する提示工程と
    を有し、
    前記サーバ装置においては、
    1つ以上の前記通信端末装置のそれぞれから送信されてくる履歴情報を受信する履歴受信工程と、
    前記履歴受信工程において受信した前記履歴情報を記憶手段に記録する記録工程と、
    1つ以上の前記通信端末装置のそれぞれから送信されてくる前記報提供要求を受信する要求受信工程と、
    前記要求受信工程において前記情報提供要求を受信した場合に、当該情報提供要求に含まれる前記状態情報と前記抽出条件とに基づいて、前記記憶手段に記憶されている履歴情報の中から提供すべき情報を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程において抽出した情報から提供情報を形成し、これを要求元の通信端末装置に送信する情報送信工程と
    を有することを特徴とする情報提供方法。
  16. 通信端末装置に搭載されたコンピュータに、
    使用者の状態情報を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップおいて検出した前記状態情報と所定の付加情報とを関連付けて第1の記憶手段に記録する第1の記録ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出した前記状態情報と、予め決められた抽出条件とを含む情報提供要求を送信する要求送信ステップと、
    前記要求送信ステップにおいて送信した前記情報提供要求に応じて送信されてくる提供情報を受信する情報受信ステップと、
    前記情報受信ステップにおいて受信した前記提供情報を、あるいは、受信した前記提供情報によって特定される情報を使用者に対して提示する提示ステップと、
    他機からの使用者の状態情報と予め決められた抽出条件とを含む情報提供要求を受信する要求受信ステップと、
    前記要求受信ステップにおいて前記情報提供要求を受信した場合に、当該情報提供要求に含まれる前記状態情報と前記抽出条件とに基づいて、前記第1の記憶手段に記憶されている情報の中から提供すべき情報を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにおいて抽出した情報から提供情報を形成し、これを要求元に送信する情報送信ステップと
    を実行することを特徴とする情報提供プログラム。
  17. 1つ以上の通信端末装置とサーバ装置が所定のネットワークを通じて接続され、前記通信端末装置からの情報提供要求に合致した情報を前記サーバ装置が提供する情報提供システムの前記通信端末装置に搭載されたコンピュータに、
    検出手段を制御して使用者の状態情報を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出した前記状態情報と所定の付加情報とを対応付けた履歴情報を、前記サーバ装置に送信する送信ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出した前記状態情報と、予め決められた抽出条件とを含む情報提供要求を、前記サーバ装置に送信する要求送信ステップと、
    前記要求送信ステップにおいて送信した前記情報提供要求に応じて、前記サーバ装置から送信されてくる提供情報を受信する情報受信ステップと、
    前記情報受信ステップにおいて受信した前記提供情報を、あるいは、受信した前記提供情報によって特定される情報を使用者に対して提示する提示ステップと
    を実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
  18. 1つ以上の通信端末装置とサーバ装置が所定のネットワークを通じて接続され、前記通信端末装置からの情報提供要求に合致した情報を前記サーバ装置が提供する情報提供システムの前記サーバ装置に搭載されたコンピュータに、
    1つ以上の前記通信端末装置のそれぞれから送信されてくる情報であって、1つ以上の前記通信端末装置のそれぞれにおいて検出された使用者の状態情報と所定の付加情報とが対応付けられた履歴情報を受信する履歴受信ステップと、
    前記履歴受信ステップにおいて受信した前記履歴情報を記憶手段に記録する記録ステップと、
    1つ以上の前記通信端末装置のそれぞれから送信されてくる情報であって、目的とする情報の提供を受けるために使用者の状態情報と予め決められた抽出条件とを含む情報提供要求を受信する要求受信ステップと、
    前記要求受信ステップにおいて前記情報提供要求を受信した場合に、当該情報提供要求に含まれる前記状態情報と前記抽出条件とに基づいて、前記記憶手段に記憶されている履歴情報の中から提供すべき情報を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにおいて抽出された情報から提供情報を形成し、これを要求元の通信端末装置に送信する情報送信ステップと
    を実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
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