JP2016057699A - 情報提示装置、方法及びプログラム - Google Patents

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要 船越
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Abstract

【課題】その時々のユーザの心理状態を反映した情報提示を可能にする。
【解決手段】Web閲覧が行われるごとに、このときのユーザの心理状態を推定して、当該心理状態と閲覧情報の種類との対応関係を表す情報を対応付け学習情報記憶部23に記憶する。この状態で、ユーザがブラウザを起動した場合に、このとき推定されたユーザの心理状態に対応する閲覧情報の種類を上記対応付け学習情報記憶部23から選択的に読み出し、当該選択された閲覧情報の種類を含む情報取得要求を情報源サーバへ送信して、情報源サーバから送られる閲覧情報の種類に該当する記事の一覧情報を表示部40に表示する。
【選択図】図1

Description

この発明は、ユーザが希望する情報を選択して提示するレコメンド機能を備えた情報提示装置、方法及びプログラムに関する。
近年、パーソナルコンピュータやタブレット型端末、スマートフォンの普及に伴い、ユーザは希望する情報をいつでもどこでも気軽に取得できるようになってきた。しかし、膨大な情報の中からユーザが希望する情報を取得するには手間と時間を要する。そこで、情報のレコメンド機能を備えた端末又はシステムが種々提案されている。例えば、情報閲覧に関するユーザの操作履歴を記憶し、当該操作履歴に基づいて情報に対するユーザの興味を推定し、その推定結果に基づいて該当する情報を選択しユーザに提示する技術が提案されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2014−99018号公報
ところが、特許文献1に記載された技術は閲覧操作履歴をもとにユーザの興味を推定している。このため、ユーザの興味の傾向性を反映したレコメンドを行うことは可能であるが、その時々のユーザの心理状態を反映したレコメンドまでは行うことができなかった。また、ユーザにとっては、自身の心理状態により取得を希望する情報の傾向性が変化するにもかかわらず当該心理状態が考慮されないため、希望する情報を取得するまでに多数の操作と時間を必要とすることがあった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、その時々のユーザの心理状態を反映した情報提示を可能にした情報提示装置、方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の1つの観点は、ユーザが閲覧した閲覧情報の種類を表す情報と、当該閲覧時の上記ユーザの心理状態を表す情報と、これらの情報間の関連度合いを表す情報とを相互に対応付ける対応付け情報を記憶した記憶手段を備え、上記ユーザが閲覧要求を入力したとき、当該ユーザの生体情報を取得して当該生体情報をもとに上記ユーザの心理状態を推定し、当該推定されたユーザの心理状態と上記記憶手段に記憶された対応付け情報とに基づいて、当該ユーザに提示すべき閲覧情報を適応的に変化させるようにしたものである。
また、この発明の1つの観点は以下のような態様を備えることを特徴とする。
第1の態様は、上記推定されたユーザの心理状態に対応しかつ当該心理状態との関連度合いが所定の条件を満たす閲覧情報の種類を上記記憶された対応付け情報から選択し、当該選択された閲覧情報の種類と同種類の閲覧情報を、優先的にユーザに提示させるようにしたものである。
第2の態様は、上記閲覧情報の閲覧が行われるごとに、その閲覧操作履歴を表す情報と、上記推定手段により推定される心理状態を表す情報をそれぞれ記憶し、当該記憶された閲覧操作履歴を表す情報及び心理状態を表す情報をもとに、各心理状態と当該心理状態の時に閲覧された閲覧情報の種類との関連度合いを算出し、当該算出された関連度合いに基づいて上記対応付け情報を作成又は更新するようにしたものである。
第3の態様は、上記推定された上記ユーザの心理状態と上記記憶手段に記憶された対応付け情報とに基づいて当該ユーザに提示すべき閲覧情報の種類を選択し、当該選択された閲覧情報の種類に対するユーザの閲覧時間をもとに、上記ユーザに提示する閲覧情報の提示の詳細度を変化させるようにしたものである。
第4の態様は、ユーザの生体情報として心拍情報を用いるようにしたものである。
この発明の1つの観点によれば、ユーザが閲覧情報を閲覧しようとする際に、そのときのユーザの心理状態が推定され、当該推定された心理状態に応じてユーザに対し提示される閲覧情報の種類が適応的に変化する。このため、ユーザにとっては、その時々の心理状態に対応する閲覧情報の種類が初期提示されるので、自身が希望する閲覧情報を少数の閲覧操作により迅速に閲覧することが可能となる。また情報提供者にとっては、ユーザのその時々の心理状態に対応する適切な閲覧情報をレコメンドすることが可能となる。
第1の態様によれば、推定されたユーザの心理状態に対応しかつ当該心理状態との関連度合いが所定の条件を満たす閲覧情報の種類と同種類の閲覧情報が優先的にユーザに提示される。このため、関連度合いの条件を適宜設定することで、ユーザに提示する閲覧の種類の範囲を制御することが可能となる。
第2の態様によれば、ユーザによる閲覧情報の閲覧操作履歴とその時々のユーザの心理状態に応じて、記憶手段に記憶された対応付け情報が自動的に作成され、かつ更新される。このため、ユーザは手操作で対応付け情報を作成及び更新する作業が不要となる。また、対応付け情報が自動更新されるので、常に最新の対応付け情報に基づいて、つまり常にユーザの直近の心理状態が反映された状態で、閲覧情報の種類を選択し提示することが可能となる。
第3の態様によれば、選択された閲覧情報の種類に対するユーザの閲覧時間に応じて、当該ユーザに提示する閲覧情報の提示の詳細度が変化する。このため、例えば閲覧時間が長い閲覧情報の種類については閲覧情報の全文を提示し、一方閲覧時間の短い閲覧情報の種類については要約のみを提示させるといった、閲覧情報に対するユーザの関心の度合いまで考慮した情報提示が可能となる。
すなわちこの発明の1つの観点によれば、その時々のユーザの心理状態を反映した情報提示を可能にした情報提示装置、方法及びプログラムを提供することができる。
この発明の一実施形態に係る情報提示装置の機能構成を示すブロック図。 図1に示した情報提示装置による心理状態と操作履歴とを対応付けるための学習処理の処理手順と処理内容を示すフローチャート。 図1に示した情報提示装置による情報提示要求処理の処理手順と処理内容を示すフローチャート。 図1に示した情報提示装置に設けられた心理状態情報記憶部に記憶される情報の一例を示す図。 図1に示した情報提示装置に設けられた操作履歴情報記憶部に記憶される情報の一例を示す部。 図1に示した情報提示装置に設けられた対応付け学習情報記憶部に記憶される情報の一例を示す部。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
[一実施形態]
図1は、この発明の一実施形態に係る情報提示装置の機能構成を示すブロック図である。本実施形態に係る情報提示装置は例えばスマートフォンからなり、制御ユニット10と、記憶ユニット20と、操作部30と、表示部40と、通信インタフェース部50を備えている。このうち操作部30及び表示部40は、例えばタブレット型の入出力ユニットからなる。
通信インタフェース部50は、移動通信ネットワーク及びインターネットを介して図示しない情報源サーバとの間でデータ通信を行う。使用する移動通信ネットワークとしては、携帯電話網や無線Local Area Network (LAN)が用いられる。
記憶ユニット20は記憶媒体として例えばSolid State Drive (SSD)を使用したもので、この発明の一実施形態を実現する上で必要な記憶部として、心理状態情報記憶部21と、操作履歴情報記憶部22と、対応付け学習情報記憶部23を備えている。
心理状態情報記憶部21は、後述する制御ユニット10により推定されるユーザの心理状態を表す情報を記憶するために使用される。図4は記憶される心理状態情報の一例を示すもので、心理状態を表す情報に当該心理状態を推定したときの日時を表すタイムスタンプを付与したものからなる。
操作履歴情報記憶部22は、ユーザが例えばWeb情報を閲覧したときのその操作履歴を記憶するために使用される。図5は記憶される操作履歴情報の一例を示すもので、閲覧した情報の種類を表す情報のそれぞれに、閲覧日時を表すタイムスタンプと、閲覧時間を対応付けたものである。
対応付け学習情報記憶部23は、心理状態を表す情報に、当該心理状態の時にユーザが閲覧した情報の種類を表す情報と、当該閲覧情報の種類に対する閲覧時間の割合又は閲覧頻度を対応付けたものである。閲覧時間の割合は、心理状態と閲覧情報の種類との関連度合いを表す。図6は記憶される対応付け情報の一例を示すものである。
制御ユニット10はCentral Processing Unit (CPU)を備えたもので、この発明の一実施形態を実施する上で必要な制御機能として、生体情報取得部11と、特徴量算出部12と、心理状態推定部13と、操作情報取得部14と、操作時間算出部15と、情報閲覧制御部16と、対応付け学習部17と、情報提示要求部18を備えている。なお、これらの制御機能はいずれも図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムを上記CPUに実行させることにより実現される。
生体情報取得部11は、ユーザに装着された生体センサ2から送信される生体情報を定期的に受信する機能を有する。生体センサ2は、例えばシャツ型の心電取得センサからなり、この心電取得センサにより検出された心電図データをBluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)による近距離無線通信インタフェースを用いて上記生体情報取得部11へ送信する。
特徴量算出部12は、上記生体情報取得部11により生体情報が受信されるごとに、当該受信された生体情報から心理状態の推定に有効な特徴量を算出する機能を有する。心理状態推定部13は、上記特徴量算出部12により算出された特徴量をもとにユーザの心理状態を推定するもので、当該推定した心理状態を表す情報を推定時の日時を表すタイムスタンプを付与して上記心理状態情報記憶部21に記憶させる機能を有する。
操作情報取得部14は、ユーザの操作に応じて操作部30から出力されるWeb閲覧操作に関する操作情報を受け取る。操作時間算出部15は、上記受け取った操作情報をもとに連続する閲覧時間を算出し、当該算出された閲覧時間を上記操作履歴情報記憶部22に記憶させる機能を有する。
情報閲覧制御部16は例えばブラウザからなり、上記操作情報取得部14から受け取ったWeb閲覧の開始操作により起動し、以後入力されるUniform Resource Locator (URL)の選択又は入力操作に応じ通信インタフェース部50を介してWebアクセスを行い、ダウンロードされた閲覧情報、例えばWeb情報を表示部40に表示させる。またそれと共に、閲覧対象となったWeb情報の種類を表す情報を、その閲覧時刻を表すタイムスタンプを付与して上記操作履歴情報記憶部22に記憶させる機能を有する。
対応付け学習部17は、新たなWeb閲覧動作が行われるごとに、或いは予め設定された時間が経過するごとに、上記心理状態情報記憶部21及び操作履歴情報記憶部22からそれぞれ時間的に対応する心理状態情報及び操作履歴情報を読み出す。そして、この読み出された情報をもとに、心理状態ごとに当該心理状態の時にユーザがどの種類の閲覧情報をどの程度の時間的割合又は頻度で閲覧したかを表す対応付け学習情報を作成し、上記対応付け学習情報記憶部23に記憶された情報をこの新たに作成された情報に更新する機能を有する。
情報提示要求部18は、ブラウザの起動操作が行われた場合に、このとき心理状態推定部13により推定されたユーザの心理状態を表す情報を心理状態情報記憶部21から読み込む。そして、当該心理状態情報をもとに対応付け学習情報記憶部23を検索することで、上記読み込んだ心理状態情報に対応する閲覧情報の種類を、その閲覧時間の割合又は閲覧頻度の高いものから選択する。またそれと共に操作履歴情報記憶部22から、上記選択した閲覧情報の種類に対する閲覧時間を読み込み、この閲覧時間の平均値がしきい値以上か未満かを判定して閲覧情報の詳細度又は粒度を決定する。そして、上記選択された閲覧情報の種類と上記詳細度又は粒度を表す情報を含む情報取得要求を生成し、上記情報閲覧制御部16に与える機能を有する。
情報閲覧制御部16は、上記情報取得要求を受け取ると、図示しない情報源サーバ、つまりWebサイトに対しアクセスして該当する閲覧情報をダウンロードし、表示部40に表示させる。
(動作)
次に、以上のように構成された装置の動作を説明する。
(1)対応付け学習情報の作成処理
情報提示装置1は、定常状態において対応付け学習情報の作成とその更新処理を行う。図2はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
情報提示装置1は、ステップS11において操作情報取得部14によりWeb操作が行われるのを監視している。この状態で、ユーザが操作部30においてWeb閲覧操作を行うと、ステップS12において情報閲覧制御部16が上記Web操作に応じて該当するWebサイトに対しアクセスし、当該WebサイトのWeb情報を取得して当該Web情報を表示部40に表示させる。
上記Web情報が表示されると、ステップS13により生体情報取得部11がユーザに装着された生体センサ2から生体情報を取得し、当該取得した生体情報を特徴量算出部12に渡す。特徴量算出部12は、ステップS14において上記受信された生体情報から心理状態の推定に有効な特徴量を算出する。例えば、いま生体センサ2から送られた生体情報が心電データであれば、当該心電データのピーク間の時間間隔(RR間隔)を算出し、算出されたRR間隔から心拍変動(HRV)を算出する。
続いてステップS15において、心理状態推定部13が上記算出された特徴量をもとに心理状態を推定する。例えば、特徴量が上記した心拍変動(HRV)であれば、当該HRVのパワースペクトルを解析し、この解析された周波数領域0.04−0.15Hzを低周波領域(LF)とし、0.15−0.4Hzを高周波領域(HF)として、LF/HFのパワー比を算出する。この算出されたLF/HFの値は心理状態の指標として用いられる。そして、一定のLF/HFの値の範囲を複数のカテゴリに分けて、これらのカテゴリを複数種の心理状態に対応させておき、上記算出されたLF/HFのパワー比が上記複数のカテゴリのいずれに属するかを判定することで心理状態を推定する。そして、この判定された心理状態を表す情報を、推定日時を表すタイムスタンプを付与した上で、図4に例示したように心理状態情報記憶部21に格納する。
上記心理状態の推定処理が終了すると、情報提示装置1はステップS16により閲覧の終了操作を監視する。この状態で、ユーザが操作部30において閲覧終了操作を行うか、或いは他のWebページへの切り替え操作を行ったとする。そうすると操作時間算出部15が、先ずステップS17により上記Web情報に対する閲覧時間を計算し、続いてステップS18において上記閲覧されたWeb情報の種類を表す情報と、上記計算された閲覧時間を表す情報と、閲覧日時を表すタイムスタンプとを相互に対応付けて、例えば図5に示したように操作履歴情報記憶部22に記憶させる。
次に情報提供装置1は、ステップS19において対応付け学習部17が、上記心理状態情報記憶部21及び操作履歴情報記憶部22からそれぞれタイムスタンプをもとに時間的に対応する心理状態情報及び操作履歴情報を読み出す。そして、この読み出された情報をもとに、心理状態ごとにユーザがどの種類の閲覧情報をどの程度の時間的割合で閲覧したかを表す対応付け学習情報を作成する。そしてステップS20により、当該作成された対応付け学習情報を対応付け学習情報記憶部23に格納するか、或いは既に記憶されている情報を上記新たに作成された情報に更新する。
図6はこのように作成されて記憶された対応付け学習情報の一例を示すものである。この例では、ユーザが「緊張している」心理状態において、「ビジネスニュース」を50%、「芸能ニュース」を20%の割合でそれぞれ閲覧していることを表す情報が記憶された場合を示している。
以上述べたステップS11〜S20による対応付け学習処理は、ユーザがWeb情報の閲覧操作を行うごとに繰り返し実行される。したがって、対応付け学習情報は、ユーザによりWeb情報の閲覧操作が行われるごとに、その時点でのユーザの心理状態と閲覧情報の種類を反映した情報内容に更新される。
(2)情報提示処理
ユーザがブラウザを起動すると、情報提示装置1は次のように情報提示処理動作を実行する。図3はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
すなわち情報提示装置1は、ステップS21において操作情報取得部14によりブラウザの起動操作を監視している。この状態で、ユーザが操作部30においてブラウザの起動操作を行うと、先ずステップS22において生体情報取得部11が生体センサ2から生体情報を取得し、ステップS23により特徴量算出部12が上記取得された生体情報から心理状態の推定に有効な特徴量を算出する。そして、ステップS24において心理状態推定部13が、上記算出された生体情報の特徴量をもとに心理状態を推定する。なお、このときの具体的な処理内容は、先に図2に示した学習処理において例示した処理内容と同様である。
次に情報提示装置1は、情報取得要求部18により以下のように情報取得要求の生成及び送信処理を実行する。すなわち、先ずステップS25において、上記推定された心理状態を表す情報をもとに対応付け学習情報記憶部23を検索し、これによりユーザの現時点での心理状態に対応する複数種類の閲覧情報の中から閲覧時間の割合又は閲覧頻度が最も高い閲覧情報の種類を選択する。
例えば、いまユーザの心理状態が「緊張している」と推定され、かつ対応付け学習情報記憶部23に図6に示す対応付け学習情報が記憶されていたとする。この場合、「緊張している」に対応付けて「ビジネスニュース」及び「芸能ニュース」が記憶されており、これらの閲覧情報の種類に対する閲覧時間の割合がそれぞれ50%、20%であるため、「ビジネスニュース」が選択される。
またそれと共にステップS26において、操作履歴情報記憶部22から上記選択した閲覧情報の種類に対する閲覧時間を読み込む。そして、この閲覧時間の平均値がしきい値以上か未満かを判定し、閲覧時間の平均値がしきい値以上であればWebベジ全文を提示対象とする「詳細モード」を選択する。一方、上記閲覧時間の平均値がしきい値未満であれば、要約のみを提示対象とする「要約モード」を選択する。
例えば、しきい値を60秒に設定した場合には、図6に示した「ビジネスニュース」は閲覧時間が300秒であるため、「詳細モード」が選択される。なお、仮にユーザの心理状態が「リラックスしている」と推定され、この心理状態に対応付けて「芸能ニュース」が記憶されている場合で、その閲覧時間が20秒だったとすると、当該閲覧時間はしきい値未満であるため「要約モード」が選択される。
情報取得要求部18は、ステップS26により、上記選択された閲覧情報の種類を示す「ビジネスニュース」と、その提示モードを示す「詳細モード」を要求内容として含む情報提示要求を生成し、当該生成された情報提示要求を情報閲覧制御部16に渡す。情報閲覧制御部16は、上記情報提示要求を図示しない情報源サーバへ送信する。
情報源サーバは、図3に示すようにステップS27で情報提示要求の受信を監視しており、この状態で情報提示要求を受信するとステップS28によりデータベースを検索して、「ビジネスニュース」の記事一覧を上位に並べたメニュー画面データを要求元の情報提示装置1へ返送する。
情報提示装置1は、上記情報源サーバから返送されたメニュー画面データをステップS29により受信すると、ステップS30において当該受信されたメニュー画面を表示部40に表示させる。したがって、ユーザは、自身の現在の心理状態である「緊張している」状態に対応したビジネスニュースの記事一覧を最初に確認することができる。
この状態で、ユーザが記事一覧の中の任意の記事を選択指定すると、当該選択指定された記事の全文の閲覧要求が送信され、この要求に対し該当するWebサイトからダウンロードされた記事の全文閲覧情報が表示部40に表示される。
なお、情報提示装置1が「芸能ニュース」及び「要約モード」を要求内容として含む情報提示要求を情報源サーバへ送信した場合には、情報源サーバからは「芸能ニュース」の記事一覧を上位に並べたメニュー画面データが要求元の情報提示装置1へ返送され、当該メニュー画面が表示部40に表示される。そして、この状態でユーザが記事一覧の中の任意の記事を選択指定すると、当該選択指定された芸能ニュースの記事の要約版に対する閲覧要求が送信され、この要求に対し該当するWebサイトからダウンロードされた記事の要約版が表示部40に表示される。
(効果)
以上詳述したように本実施形態では、Web閲覧が行われるごとに、このときのユーザの心理状態が推定されて、当該心理状態と閲覧情報の種類との対応関係を表す情報が更新されて対応付け学習情報記憶部23に記憶される。そして、この状態でユーザがブラウザを起動した場合に、このとき推定されたユーザの心理状態に対応する閲覧情報の種類が上記対応付け学習情報記憶部23から選択され、当該選択された閲覧情報の種類を含む情報取得要求が情報源サーバへ送信されて、情報源サーバから送られた閲覧情報の種類に該当する記事の一覧情報が表示部40に表示される。
したがって、ユーザは、ブラウザを起動したときに、自身のその時の心理状態に対応した閲覧情報の種類に対応する記事の一覧を初期情報として閲覧することが可能となり、この状態でユーザが記事一覧の中の任意の記事を選択指定すると、当該選択指定された記事を取得して閲覧することができる。すなわち、ユーザは所望のWeb情報を閲覧しようとする際に、最初に閲覧情報の種類を指定する必要がなくなり、少ない操作数で所望のWeb情報サイトまで絞り込むことが可能となる。
また、ユーザがWeb閲覧操作を行うごとに、そのときのユーザの心理状態の推定結果と操作履歴情報をもとに対応付け学習情報が更新される。このため、ユーザは自身の対応付け学習情報を自身で手操作により作成及び更新する必要がなくなり、これによりユーザの操作負担を大幅に軽減することができる。
さらに、Web閲覧が行われるごとにその閲覧時間を計時して記憶しておき、上記閲覧時間の平均値がしきい値以上の場合に「詳細モード」を指定し、一方しきい値未満の時には「要約モード」を指定するようにしている。このため、ユーザは所望のWeb情報を閲覧する際に、全文を取得するか要約のみを取得するかをその都度手操作で指定する必要がなくなり、これによっても操作負担が軽減される。
[その他の実施形態]
前記実施形態では、対応付け学習処理及び情報取得要求処理を実現する機能のすべてをユーザ端末としてのスマートフォンに持たせる場合を例にとって説明した。しかし、それに限定されるものではなく、例えば対応付け学習処理及び情報取得要求処理を実現する機能のうちの主要部分をクラウド等に設けられたサーバに持たせ、ユーザ端末には操作履歴情報及び生体情報を取得して上記サーバに送信する機能と、サーバから送られた記事の一覧情報を表示する機能のみを持たせるようにしてもよい。
また、前記実施形態では記事の一覧情報を情報源サーバに持たせるようにしたが、この情報源サーバが管理する情報を情報提示装置内に持たせるようにしてもよい。
さらに、前記実施形態では情報取得要求を情報源サーバへ送信し、情報源サーバが閲覧情報の種類に該当する記事の一覧情報を返送して、情報提示装置がこの一覧情報をユーザに提示するようにした。しかし、それに限らず、上記情報取得要求をWebサイトへ直接送信し、該当するWeb情報の全文又は要約を取得してユーザに提示するようにしてもよい。
その他、情報提示装置の種類やその構成、対応付け学習処理及び情報提示処理の手順と処理内容、生体情報の種類とその取得方法などについても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…情報提示装置、2…生体センサ、10…制御ユニット、11…生体情報取得部、12…特徴量算出部、13…心理状態推定部、14…操作情報取得部、15…操作時間算出部、16…情報閲覧制御部、17…対応付け学習部、18…情報提示要求部、20…記憶ユニット、21…心理状態情報記憶部、22…操作履歴情報記憶部、23…学習情報記憶部、30…操作部、40…表示部、50…通信インタフェース部。

Claims (7)

  1. ユーザが閲覧した閲覧情報の種類を表す情報と、当該閲覧時の前記ユーザの心理状態を表す情報と、これらの情報間の関連度合いを表す情報とを、相互に対応付ける対応付け情報を記憶した記憶手段と、
    前記ユーザが閲覧要求を入力したとき、当該ユーザの生体情報を取得して当該生体情報をもとに前記ユーザの心理状態を推定する推定手段と、
    前記推定されたユーザの心理状態と、前記記憶手段に記憶された対応付け情報とに基づいて、当該ユーザに提示すべき閲覧情報を適応的に変化させる提示制御手段と
    を具備することを特徴とする情報提示装置。
  2. 前記提示制御手段は、前記推定されたユーザの心理状態に対応しかつ当該心理状態との関連度合いが所定の条件を満たす閲覧情報の種類を前記記憶された対応付け情報から選択し、当該選択された閲覧情報の種類と同種類の閲覧情報を、優先的にユーザに提示させるように制御することを特徴とする請求項1記載の情報提示装置。
  3. 前記閲覧情報の閲覧が行われるごとに、その閲覧操作履歴を表す情報と、前記推定手段により推定される心理状態を表す情報をそれぞれ記憶し、当該記憶された閲覧操作履歴を表す情報及び心理状態を表す情報をもとに、各心理状態と当該心理状態の時に閲覧された閲覧情報の種類との関連度合いを算出し、当該算出された関連度合いに基づいて前記対応付け情報を作成又は更新する学習手段を、さらに具備することを特徴とする請求項1又は2記載の情報提示装置。
  4. 前記提示制御手段は、前記推定された前記ユーザの心理状態と前記記憶手段に記憶された対応付け情報とに基づいて、当該ユーザに提示すべき閲覧情報の種類を選択し、当該選択された閲覧情報の種類に対するユーザの閲覧時間をもとに、前記ユーザに提示する閲覧情報の詳細度を変化させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報提示装置。
  5. 前記ユーザの生体情報として、心拍情報を用いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情報提示装置。
  6. コンピュータを備える情報提示装置が実行する情報提示方法であって、
    前記コンピュータが、ユーザが閲覧した閲覧情報の種類を表す情報と、当該閲覧時の前記ユーザの心理状態を表す情報と、これらの情報間の関連度合いを表す情報とを相互に対応付けて記憶手段に記憶させる過程と、
    前記ユーザが閲覧要求を入力したとき、前記コンピュータが当該ユーザの生体情報を取得して当該生体情報をもとに前記ユーザの心理状態を推定する過程と、
    前記コンピュータが、前記推定された前記ユーザの心理状態と、前記記憶手段の記憶情報とに基づいて、当該ユーザに提示すべき閲覧情報を適応的に変化させる過程と
    を具備することを特徴とする情報提示方法。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載の情報提示装置が具備する手段が行う処理を、当該情報提示装置が備えるコンピュータに実行させるプログラム。
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