様々な実施形態は、概して、コンテンツをパーソナライズ(個人別最適化)するための技術を対象とする。いくつかの実施形態は、より詳しくは、グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)要素で行われた選択に応じた精緻化された検索結果を提示するコンテンツをパーソナライズ(個人別最適化)するための技術を対象とする。ユーザは、検索条件を再入力することを必要とすることなく単にユーザ・インターフェース上で選択を行うことにより検索結果をパーソナライズ(個人別最適化)することがある。ある種の他の実施形態は、より詳しくは、コンテンツ属性、ユーザ属性、またはこれらの何らかの組み合わせに基づいてコンテンツを提示するコンテンツをパーソナライズ(個人別最適化)するための技術を対象とする。ユーザは、コンテンツ提供元がユーザ・プロファイル情報に対応するコンテンツを選択的に提示することを可能にするユーザ・プロファイル情報に関連付けられることにより、自分の必要性により良く適合したコンテンツにアクセスすることがある。このことは、関連するコンテンツにアクセスするために必要とされる時間および労力を著しく削減し、それによって、ユーザの生産性、利便性、および体験の質を高める。
本明細書中で使用された表記法および専門語全般に関連して、以下の詳細な説明は、コンピュータまたはコンピュータ・ネットワーク上で実行されたプログラム手続の観点から提示されることがある。これらの手続的な記述および表現は、当業者の研究開発成果の実質的内容を最も効率的に他の当業者に伝達するために当業者によって使用される。
一般的に言っても、本明細書中においても、手順は、所望の結果につながる首尾一貫した一連の演算操作の系列であると考えられる。これら一連の演算操作は、物理量に対する物理的操作を必要とする演算である。通常、必然的ではないが、これらの物理量は、記憶、転送、合成、比較、および別な方法で演算操作することが可能である電気、磁気または光信号という形態をとる。これらの信号をビット、値、要素、シンボル、文字、項、数などと呼ぶことは、主としてそのような用語法が一般的に周知であるとの理由で時には便利であることが分かる。しかし、これらの用語および類似した用語の全部は、適切な物理量に関連付けられるべきであり、これらの量に単に便宜的に適用されたラベルに過ぎない点に留意されたい。
さらに、実行される演算操作は、人間である演算操作者によって実行される思索的演算に共通して関連付けられた加算または比較演算のような用語で言い表されることがよくある。人間である演算操作者のこのような能力は、殆どの事例において、本出願において記載され、1つ以上の実施形態の一部を形成する演算のいずれにおいても、必要ではないか、または、望ましくない。むしろ、本発明における演算操作は、機械により実行される演算である。本発明に係る様々な実施形態の演算を実行する有用な機械は、汎用デジタル・コンピュータまたは類似した機器を含む。
本発明に係る様々な実施形態は、これらの演算操作を実行する装置またはシステムにも関係する。これらの装置は、必要とされる目的のため特別に構築されることがあり、または、コンピュータに記憶されたコンピュータ・プログラムによって選択的に起動または再構成されたとおりに汎用コンピュータを備えることがある。本出願において提示された処理手順は、特有のコンピュータまたは他の装置に内在的に関連しない。様々な汎用機械は、本出願における教示のとおりに書き込まれたプログラムと共に使用されることがある一方で、必要とされる方法ステップを実行するためにより特化された装置を構築する方が便利な場合もある点が理解できよう。種々のこれらの機械に対して必要とされる構造は、与えられた説明から明らかであろう。
本明細書中の以下の記述においては、明細書全体を通じて類似した符号によって類似した要素に言及するために使用される添付図面を参照する。以下の記載中、説明の便宜上、多くの具体的な詳細内容が説明の十分な理解をもたらすために示される。しかし、新規な実施形態は、これらの具体的な詳細内容なしに実装されることが可能である点が当業者であれば理解できよう。その他の事例では、周知の構造および機器がこれらの説明を理解し易くするためにブロック図の形式で示される。本発明は、特許請求の範囲に記載された主題に従う全ての変更物、均等物、および代替物を網羅することになる。
図1は、ユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100のためのブロック図を示す。一実施形態において、ユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100は、サーバ110−aを備えるコンピュータ・ベースのシステムを備えることがある。サーバ110−aは、たとえば、プロセッサ回路130と、メモリユニット150と、1台以上の送受信器160−bとを備えることがある。サーバ110−aは、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140をさらにインストールしていることがある。メモリ・ユニット150は、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140が実行される前の状態のバージョンを記憶することがある。図1に示されたユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100は、ある種のトポロジー構成において構成要素の個数が制限されるが、ユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100は、所定の実装のための要求仕様に従う代替的なトポロジー構成においては、より多数のまたはより少数の構成要素を含むことがある点が当業者であれば理解できよう。
本出願で用いられた「a」、「b」、「c」および同様の指定子は、正整数を表現する変数であることが意図されていることは注目するに値する。従って、たとえば、aの値がa=5と設定された実装例の場合、サーバ110−aの完全な集合は、サーバ110−1、110−2、110−3、110−4、および110−5を含むことがある。本発明に係る実施形態は、このような状況において限定されない。
本発明に係る様々な実施形態において、ユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100は、サーバ110−a、120−cおよびクライアント170−dのような複数台のコンピュータ機器を備えることがある。コンピューティング機器のいくつかの実施例は、ウルトラモバイル機器、モバイル機器、個人情報端末(PDA)、モバイル・コンピューティング機器、スマートフォン、電話機、デジタル電話機、セルラ電話機、電子ブック・リーダー、ハンドセット、一方向ページャ、双方向ページャ、メッセージング機器、コンピュータ、パーソナル・コンピュータ(PC)、デスクトップ型コンピュータ、ラップトップ型コンピュータ、ノートブック型コンピュータ、ハンドヘルド型コンピュータ、タブレット型コンピュータ、サーバ、サーバ・アレイもしくはサーバ・ファーム、ウェブ・サーバ、ネットワーク・サーバ、インターネット・サーバ、ワークステーション、ミニコンピュータ、メインフレーム・コンピュータ、スーパー・コンピュータ、ネットワーク・アプライアンス、ウェブ・アプライアンス、分散コンピューティング・システム、マルチプロセッサ・システム、プロセッサ・ベース・システム、家電製品、プログラマブル家電製品、ゲーム機器、テレビ、デジタルテレビ、セット・トップ・ボックス、無線アクセスポイント、マシン、またはこれらの組み合わせを含むことがあるが、これらだけに限定はされない。本発明に係る実施形態は、このような状況において限定されない。
一実施形態において、たとえば、サーバ110−aおよび120−cは、それぞれ、インターネットのようなネットワークを介してアクセス可能であるウェブ・サーバおよびネットワーク・サーバとして実装されることがある。クライアント170−dは、ラップトップ型コンピュータ、ハンドヘルド型コンピュータ、タブレット型コンピュータ、スマートフォン、ゲーム機器、家電製品、または他のモバイル機器のような携帯電源および無線通信機能を有するデスクトップ型コンピュータまたはモバイル機器として実装されることがある。本発明に係る実施形態は、これらの実施形態に限定されないが、サーバ110−a、120−cおよびクライアント170−dは、所定の実装のための要求仕様に従って使用されることがある。サーバ110−aは、トランシーバ160−bを介して通信信号114を使用して他のコンピューティング機器120−c、170−dと通信することがある。本発明に係る実施形態は、このような状況において限定されない。
本発明に係る様々な実施形態において、ユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100は、プロセッサ回路130を備えることがある。プロセッサ回路130は、AMD(登録商標)のAthlon(登録商標)、Duron(登録商標)およびOpteron(登録商標)プロセッサと、ARM(登録商標)のアプリケーション、組み込みおよびセキュアプロセッサと、IBM(登録商標)およびMotorola(登録商標)のDragonBall(登録商標)およびPowerPC(登録商標)プロセッサと、IBMおよびSony(登録商標)のセルプロセッサと、Intel(登録商標)のCeleron(登録商標)、Core(2)Duo(登録商標)、Core(2)Quad(登録商標)、Core i3(登録商標)、Core i5(登録商標)、Core i7(登録商標)、Atom(登録商標)、Itanium(登録商標)、Pentium(登録商標)、Xcon(登録商標)およびXScale(登録商標)プロセッサと、これらに類似したプロセッサとを含むが、これらに限定されない様々な市販のプロセッサのいずれでもよい。デュアル・マイクロプロセッサ、マルチコア・プロセッサ、およびその他のマルチプロセッサ・アーキテクチャが同様にプロセッシング回路130として利用されることがある。
様々な実施形態において、ユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100は、メモリ・ユニット150を備えることがある。メモリ・ユニット150は、数多くの型を有する情報の形で、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140を記憶することが可能である。メモリ・ユニット150は、リード・オンリー・メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、ダブル・データ・レートDRAM(DDRAM)、同期DRAM(SDRAM)、スタティックRAM(SRAM)、書き込み可能ROM(PROM)、消去書き込み可能ROM(EPROM)、電気的消去書き込み可能ROM(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、強誘電性ポリマー・メモリといったポリマー・メモリ、オボニック・メモリ、相変化メモリまたは強誘電性メモリ、シリコン−酸化膜−窒化膜−酸化膜−シリコン(SONOS)メモリ、磁気カードまたは光カード、独立ディスク冗長アレイ(RAID)ドライブといったデバイス・アレイ、ソリッド・ステート・メモリ・デバイス(たとえば、USBメモリ、ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、および情報記憶のため適したその他の型の記憶媒体のような1台以上のより高速なメモリ・ユニットの形で様々な型のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含むことがある。
コンテンツ122−eは、一意に識別できる、ユーザ・インターフェース112によって提示できる、またはユーザ・インターフェース112のユーザ・インターフェース要素によって提示できる電子情報、データ、またはコンテンツの定義済み集合を備えることがある。ユーザ・インターフェース112の一実施例は、グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を備えることがある。本発明に係る実施形態によれば、コンテンツ122−eは、さらに詳しく後述されるようにコンテンツ記述子116−fで構成されることがある。コンテンツ122−eの1つの例示的なクラスは、アプリケーションファイル(たとえば、文書ファイル、ワードプロセッシング・ファイル、スプレッドシート・ファイル、プレゼンテーションファイルなど)を含むソフトウェアコンピュータファイル、システム・ファイル(たとえば、オペレーティング・システム・ファイル、ライブラリ・ファイル、ユーティリティ・ファイルなど)、およびマルチメディア・コンテンツ・ファイル(たとえば、オーディオ・ファイル、ビデオ・ファイル、オーディオ/ビデオ・ファイル、ピクチャー・ファイル、イメージ・ファイルなど)を含むことがあるが、これらだけに限定はされない。コンテンツ122−eの他の実施例は、ユーザ・インターフェース112によって提示されたオブジェクト、ユーザ・インターフェース要素、GUI要素、マルチメディア・コンテンツ(たとえば、ピクチャー、イメージ、ビデオ、オーディオ、グラフィックスなど)、ソフトウェア・プログラム、ソフトウェア・プログラムのビュー、アプリケーション文書、アプリケーション・コンテンツ(たとえば、ワードプロセッシング文書からのパラグラムまたはスプレッド・シート文書からの作業シート)、ウェブページ、ウェブサイト、ウェブ・ブラウザからのユニフォーム・リソース・ロケータ(URL)、クリップボードのデータ、スクリーン・ショット、機器リソース・データ(たとえば、センサ・データ)などを含むことがあるが、これらだけに限定はされない。これらは、ごく僅かな実施例であり、電子情報、データ、またはコンテンツのどのような型の定義済み集合でもユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100において利用されるようなコンテンツ122−eを備えることがある。図1に示されるように、コンテンツ122−eは、サーバ110−a、または、トランシーバ160−bを通じてサーバ110−aからアクセス可能なコンピューティング機器、たとえば、サーバ120−cのうちの1台以上に置かれることがある。本発明に係る実施形態は、このような状況において限定されない。
ユーザは、クライアント170−dのディスプレイ172によってアクセス可能なユーザ・インターフェース112を通じてコンテンツ122−eにアクセスすることがある。ディスプレイ172は、1台以上のクライアント170−dにとって適した何らかのデジタル表示機器を備えることがある。たとえば、ディスプレイ172は、接触感知式カラー薄膜トランジスタ(TFT)LCDのような液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ、陰極線管(CRT)ディスプレイ、または、1台以上のクライアント170−dのユーザに対してユーザ・インターフェース112上にコンテンツ122−eを表示するその他の型の適当な視覚的インターフェースによって実装されることがある。ディスプレイ172は、所定の実装のための要求仕様に従って何らかの形式のバックライトまたは輝度エミッタをさらに含むことがある。
本発明に係る様々な実施形態において、サーバ110−aは、1台以上の送受信器160−bを備えることがある。送受信器160−bの各々は、有線トランシーバ、無線トランシーバ、またはこれら両方の組み合わせとして実装されることがある。いくつかの実施形態において、ト送受信器160−bは、「ハードウェア無線機」と呼ばれることもある物理的な無線アダプタ、または「ソフトウェア無線機」と呼ばれることもある仮想的な無線アダプタとして実装されることがある。後者の場合、単独の物理的な無線アダプタがソフトウェアを用いて複数の仮想的な無線アダプタに仮想化されることがある。物理的な無線アダプタは、典型的にハードウェア・ベースの無線アクセスポイントに結合される。仮想的な無線アダプタは、典型的に、「SoftAP」と呼ばれることもあるソフトウェアベースの無線アクセスポイントに結合される。たとえば、仮想的な無線アダプタは、スマートフォンとデスクトップ型コンピュータまたはノートブック型コンピュータとの間の通信などのようなピア機器間のアドホック通信を可能にすることがある。本発明に係る様々な実施形態は、複数の仮想的な無線アダプタ、複数の物理的な無線アダプタ、各々が複数の仮想的な無線アダプタとして実装された複数の物理的な無線アダプタ、またはこれらの何らかの組み合わせとして実装された単独の物理的な無線アダプタを使用することが可能である。本発明に係る実施形態は、この事例に限定されない。
無線トランシーバ160−bは、サーバ110−aがサーバ120−cおよびクライアント170−dのような他の電子機器と通信することを可能にするために様々な通信技術を備えるまたは実装することがある。たとえば、無線トランシーバ160−bは、ネットワークと相互使用できるように設計された、1つ以上の通信インターフェース、ネットワーク・インターフェース、ネットワーク・インターフェース・カード(NIC)、無線機、無線トランスミッタ/レシーバ(トランシーバ)、有線および/または無線通信媒体、物理的なコネクタなどのような様々な型の標準的な通信要素を実装することがある。一実施例として、そして、限定ではなく、通信媒体は、有線通信媒体および無線通信媒体を含む。有線通信媒体の実施例は、ワイヤ、ケーブル、金属リード線、印刷回路板(PCB)、バックプレーン、スイッチ・ファブリック、半導体材料、ツイストペア・ワイヤ、同軸ケーブル、光ファイバ、伝播信号などを含むことがある。無線通信媒体の実施例は、音響、無線周波数(RF)スペクトル、赤外線、およびその他の無線媒体を含むことがある。
本発明に係る様々な実施形態において、サーバ110−aは、異なった型の送受信器160−bを実装することがある。送受信器160−bの各々は、様々な電子機器間で情報を通信するために同じまたは異なった通信パラメータの集合を実装または利用することがある。一実施形態において、たとえば、送受信器160−bの各々は、リモート・サーバ120−cおよびリモート・クライアント170−dとの間の通信などのようなサーバ110aと1台以上のリモート機器との間で情報を通信を行うために異なった通信パラメータの集合を実装または利用することがある。通信パラメータのいくつかの実施例は、通信プロトコル、通信規格、無線周波数(RF)帯域、無線機、トランスミッタ/レシーバ(トランシーバ)、無線プロセッサ、ベースバンドプロセッサ、ネットワークスキャニング閾値パラメータ、無線周波数チャネルパラメータ、アクセスポイントの動作パラメータ、レート選択パラメータ、フレームサイズのパラメータ、アグリゲーション・サイズのパラメータ、パケット再送回数制限パラメータ、プロトコルのパラメータ、無線パラメータ、変調および符号化のスキーム(MCS)、肯定応答パラメータ、媒体アクセス制御(MAC)層のパラメータ、物理(PHY)層のパラメータ、および送受信器160−bの動作に影響を与える何らかの他の通信パラメータを含むことがあるが、これらに限定されない。本発明に係る実施形態は、このような状況において限定されない。
本発明に係る一実施形態において、たとえば、送受信器160−bは、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)、無線メトロポリタン・エリア・ネットワーク(WMAN)、無線ワイド・エリア・ネットワーク(WWAN)、またはセルラ無線電話システムを介して情報を通信するように設計された無線機を備えることがある。送受信器160−bは、異なった型の長距離無線ネットワークシステムまたはプロトコルに従ってデータ通信機能を提供するように配置されることがある。長距離データ通信サービスを提供する適当な無線ネットワーク・システムの実施例は、IEEE 802.11a/b/g/nシリーズの標準プロトコルおよびその変形、IEEE 802.16シリーズの標準プロトコルおよびその変形、IEEE 802.20シリーズの標準プロトコルおよびその変形(「モバイル・ブロードバンド無線アクセス」と呼ばれることもある)などのようなIEEE 802.xxシリーズのプロトコルを含むことがある。代替的に、送受信器160−bは、1つ以上のセルラ無線電話システムによって提供されたネットワーキングリンクを越えて情報を通信するように設計された無線機を備えることがある。データ通信サービスを提供するセルラ無線電話システムの実施例は、汎用パケット無線サービス(GPRS)付きGSM(登録商標)システム(GSM(登録商標)/GPRS)、CMDA/1xRTTシステム、グローバル・エボリューション用エンハンスド・データ・レート(EDGE)システム、エボリューション・データ・オンリーまたはエボリューション・データ・オプティマイズド(EV−DO)システム、データおよび音声用エボリューション(EV−DV)システム、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)システム、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、および類似したシステムを含むことがある。その他の無線技術が実装される点が当業者であれば理解でき、本発明に係る実施形態は、このような状況において限定されない。
図示されないが、サーバ110−a、120−cおよびクライアント170−dは、ハードウェアおよびソフトウェアのコンポーネントのような1つ以上の機器リソースをさらに備えることが可能であり、そのようなコンポーネントは、電子機器のため広く実装され、典型的には個人電子機器によって実装される様々なコンピューティング・プラットフォームや通信プラットフォームを構成するコンポーネント等である。機器リソースのいくつかの実施例は、コプロセッサ、グラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)、チップセット/プラットフォーム制御ハブ(PCH)、入力/出力(I/O)機器、コンピュータ読み取り可能な媒体、ディスプレイエレクトロニクス、ディスプレイバックライト、ネットワーク・インターフェース、測位機器(たとえば、GPSレシーバ)、センサ(生体測定、熱、環境、近接、加速度計、気圧、圧力など)、携帯電源(たとえば、バッテリー)、アプリケーションプログラム、システムプログラムなどを含むことがあるが、これらだけに限定はされない。機器リソースのその他の実施例は、図12によって示された例示的なコンピューティング・アーキテクチャに関連して説明される。しかし、本発明に係る実施形態は、これらの実施例に限定されない。
図1に示された例示された実施形態において、プロセッサ回路130は、送受信器160−bおよびメモリユニット150に通信的に結合されることがある。メモリユニット150は、送受信器160−bを介してユーザ・インターフェース112を通じてコンテンツ122−eを1台以上のクライアント170−dに提示するためにプロセッサ回路130による実行のため配置されたコンテンツ個人別最適化アプリケーション140を記憶することがある。サーバ120−cおよびクライアント170−dは、プロセッサ回路130、メモリユニット150、および送受信器160−bを含むサーバ110−aと類似した要素を実装することがある。たとえば、サーバ120−cは、コンテンツ記述子116−fを備えるコンテンツ122−eと、ユーザ・プロファイル記述子192−hを備えるユーザ・プロファイル182−gと、を記憶するメモリ・ユニット150で構成されることがある。クライアント170−dは、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140の非実行バージョンを記憶するプロセッサ回路と、ユーザ・プロファイル182−gを記憶するメモリ・ユニットとで構成されることがある。
コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、概して、コンテンツおよびコンテンツにアクセスするユーザのある種の属性に基づいて、個人別最適化されたコンテンツをユーザ・インターフェース112上に提示するために特徴を提供することがある。一実施形態において、クライアント170−dは、Microsoft(登録商標)のInternet Explorer(登録商標)、Mozilla(登録商標)のFirefox(登録商標)、Apple(登録商標)のSafari(登録商標)、およびGoogle ChromeTMブラウザ・アプリケーションを含むが、これらに限定されない、クライアント170−d上で動いているウェブ・ブラウザ・アプリケーションを利用してサーバ110−a上で動作するコンテンツ個人別最適化アプリケーション140にアクセスすることがある。別の実施形態において、クライアント170−dは、ウルトラ・シン・クライアント、ウェブ・シン・クライアント、モバイル・シン・クライアント実装を含むが、これらに限定されないシン・クライアント・アプリケーションおよびクライアント170−dによってアクセス可能である何らかの関連したシン・クライアント・ハードウェアを利用してサーバ110−a上で動作するコンテンツ個人別最適化アプリケーション140にアクセスすることがある。
より詳しくは、本発明に係る一実施形態において、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、ユーザがGUI要素について記述子の選択を行うことにより1つ以上のコンテンツ記述子116−fに関連付けられたコンテンツ122−eを備える検索結果を精緻化することを可能にする。従って、ユーザは、当初の検索結果を見つけるために使用された検索条件の再入力を必要とすることなく、精緻化され、個人別に最適化された(パーソナライズされた)検索結果を取得することが可能となる。本発明に係る別の実施形態において、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、コンテンツ122−eおよびユーザ・プロファイル182−gをそれぞれコンテンツ記述子116−fおよびユーザ・プロファイル記述子192−hに関連付ける。コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、コンテンツ122−eに対するユーザによる対話操作に基づいて値を記述子116−f、192−hに動的に割り当てることが可能である。さらなる実施形態において、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、コンテンツ記述子116−fに関連付けられた値とコンテンツ記述子116−fに対応するユーザ・プロファイル記述子192−hに関連付けられた値との比較に基づいて、個人別最適化されたコンテンツ122−eをユーザ・インターフェース112にアクセスするユーザに提示する。ユーザ・プロファイル記述子192−hは、コンテンツ122−eにアクセスするユーザに関連付けられたユーザ・プロファイル182−gに記憶されることが可能である。たとえば、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、ユーザ・インターフェース112に対して対話操作を行うユーザのユーザ・プロファイル記述子192−hのうちの1つに関連付けられた対応する記述子値と一致する、または、この対応する記述子の指定された範囲内にある記述子値を有するコンテンツ122−eだけを備えるユーザ・インターフェース112を提示することが可能である。
たとえば、当業者に周知であるように、ユーザは、クライアント170−d上において、1つ以上の検索条件を検索エンジンに入力することによりコンテンツ122−eを検索することが可能であり、糖愛検索エンジンは、サーバ110−a、120−c上において動作する検索エンジンであるか、もしくは、サーバ110a、120−cによりアクセス可能な検索エンジンであってもよい。コンテンツ記述子116−fに関連付けられたコンテンツ122−eを備える検索結果は、ユーザ・インターフェース112を通じてユーザに提示されることが可能である。一実施形態において、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、コンテンツ122−eに関連付けられたコンテンツ記述子116−fに関係がある記述子選択を受け入れるように構成されたユーザ・インターフェース140上にGUI要素を提供することが可能である。たとえば、コンテンツ122−eは、1から10まで変動する数値を有し、コンテンツ122−eの技術的難易度を指示するレーティング記述子に関連付けられることが可能である。GUI要素は、その結果、単に選択を行うことにより(たとえば、スライダGUI要素上で選択対象物を動かすことにより)、かつ、検索条件を再入力する必要なしに、検索結果の技術的難易度の範囲を選択する機能をユーザに提供するように構成されることが可能である。
コンテンツ記述子116−fは、コンテンツ122−eに関係する広範囲の情報を提供するように構成されることが可能である。本発明に係る一実施形態において、コンテンツ記述子116−fは、コンテンツ122−eの技術難易度レベルを示すレーティング、ユーザ人気度、または品質レーティング(たとえば、レストランの品質格付けシステム)を含むが、これらに限定されないコンテンツの品質格付けレーティングを備えることが可能である。さらに別の実施形態において、コンテンツ記述子116−fは、コンテンツ122−eおよびユーザ・プロファイル182−gをジャンル別カテゴリ、技術的専門性カテゴリ、または嗜好される品質レベルのカテゴリのような1つ以上のカテゴリに分類することがある。具体的な値がコンテンツ個人別最適化アプリケーション140によって自動的に、または、1人以上のコンテンツ開発者によって、記述子116−f、192−hに割り当てられることが可能である。たとえば、記述子116−f、192−hは、指定された範囲(たとえば、1〜10)の数値、または、カテゴリ・タイトル(たとえば、「サイエンス・フィクション」、「ドラマ」、「コメディ」、「アクション」および「アドベンチャー」のような映画ジャンル)が割り当てられることがある。本発明に係る実施形態によれば、当該値は、コンテンツ122−eのユーザによるレーティング付与、コンテンツ122−eに対して対話操作を行うユーザに関連付けられた記述子値、知的レーティング・システム、コンテンツ開発者もしくは所有者による割り当て、またはこれらの何らかの組み合わせに基づいて記述子116−f、192−hに割り当てられることがある。
ユーザは、サーバ120−c、クライアント170−d、またはこれらの何らかの組み合わせに記憶されたユーザ・プロファイル182−gに関連付けられることがある。コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、送受信器160−bを介して受信された通信信号114を通じ、ユーザ・インターフェース112を介してコンテンツ122−eにアクセスするユーザのユーザ・プロファイル182−gにアクセスすることが可能である。ユーザ・プロファイル182−gは、個人別最適化されたコンテンツ122−eを提供するためにコンテンツ個人別最適化アプリケーション140によって利用されている記述子116−fに対応する1つ以上の記述子192−hで構成されることが可能である。たとえば、コンテンツ記述子116−fが10段階評価のようなコンテンツ122−eの技術的難易度レーティングに関係する場合、対応するユーザ・プロファイル記述子192−hは、同じ段階評価を使用し、かつ、ユーザ・プロファイル182−gのうちの1つに関連付けられたユーザによって嗜好された技術的難易度、または、予め閲覧されたコンテンツ122−eの技術的難易度を指示する技術的熟練度レーティングに従って構成されることがある。従って、本実施例の説明を続けると、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、ユーザ・プロファイル182−gのうちの1つに記憶されたユーザ・プロファイル記述子192−hの技術的熟練度値によって指示されるところに従って、ユーザの技術的熟練度に一致する、または、ユーザの技術的熟練度の指定された範囲内にある技術的難易度レーティングを有するコンテンツ122−eをユーザに提示するために動作することが可能である。
本発明に係る実施形態によれば、ユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100は、閉じた系としてコンテンツ個人別最適化アプリケーション140を実装することが可能である。たとえば、クライアント170−dからアクセス可能なユーザ・インターフェース112を通じてコンテンツ122−eを提示する1つ以上のウェブサイトで構成されている独自開発システムとして実装することが可能である。本発明に係る一実施形態において、ユーザ・インターフェース112へのアクセスは、ある種の識別情報(たとえば、ログオン証明書)を有するユーザ・プロファイル182−gだけがサーバ110−a上で動作するコンテンツ個人別最適化アプリケーション140によって提示されたコンテンツ122−eにアクセスするように、ユーザ・プロファイル182−gの構成設定内容に基づくことが可能である。たとえば、ユーザは、サーバ110−a上で動作するコンテンツ個人別最適化アプリケーション140に登録または加入することが可能であり、さらに続いて、ログオン情報およびユーザ・プロファイル記述子192−hを含む情報を備えるユーザ・プロファイル182−gのうちの1つと関連付けられることが可能である。本発明に係るさらに別の実施形態において、クライアント170−dは、クライアント170−dのうちの1つにあるプロセッサ回路130を通じてコンテンツ個人別最適化アプリケーションの特定のバージョン(たとえば、クライアント・バージョンまたはモバイル・アプリケーション・バージョン)を実行することが可能である。従って、サーバ110−a上で動作するコンテンツ個人別最適化アプリケーション140のバージョンは、特に、アクセス権、ユーザ・プロファイル182−g、およびユーザ・プロファイル記述子192−hを取得するためにクライアント上で動作するコンテンツ個人別最適化アプリケーション140のこのバージョンと通信することが可能である。
ユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100は、ユーザ・インターフェース112、たとえば、複数のウェブサイトに亘ってコンテンツ個人別最適化を可能にさせるシステムを提供するために動作することがある。一実施形態において、ユーザ・プロファイル182−gは、具体的なユーザ・インターフェース112に関連する複数のユーザ・プロファイル記述子192−hに関連付けられることがある。非限定的な実施例は、ユーザ・プロファイル記述子192−hが技術的熟練度レーティング、レストラン品質格付け、ゲームレベル、および嗜好されている映画の1つ以上のカテゴリ(たとえば、「アクション」、「コメディ」、「アドベンチャー」など)に関連付けられることがあることを規定する。従って、ユーザは、1つ以上のユーザ・プロファイル182−gを複数の異なったウェブサイト(たとえば、技術サポート・ウェブ・サイト、レストラン検索サイトおよびレーティング(格付け)ウェブサイト、旅行ウェブサイト、およびゲーミング・ウェブサイト)に移植し、サイトが異なったコンテンツ記述子116−fに関連付けられたコンテンツ122−eを有するとしても、個人別最適化されたコンテンツ体験を各サイトで受信することが可能となる。
ユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100およびコンテンツ個人別最適化アプリケーション140の特有の態様、実施形態および代替物は、図2に関連してさらに説明されることが可能である。
図2は、ユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100のための動作環境200の実施形態を例示する。より詳しくは、動作環境200は、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140のための詳細なブロック図を例示することが可能である。
図2に示されるように、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、様々なコンポーネント222−iをさらに備えることがある。本出願において使用されるように、用語「コンポーネント」は、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれかであるコンピュータ関連エンティティを指して言うことが意図されている。たとえば、コンポーネントは、プロセッサ上で動くプロセス、プロセッサ、ハード・ディスク・ドライブ、(光および/または磁気記憶媒体の)複数のストレージ機器、オブジェクト、実行可能ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータである可能性があるが、これらだけに限定はされない。例示として、サーバ上で動いているアプリケーションおよびサーバは両方共にコンポーネントである可能性がある。1つ以上のコンポーネントは、実行のプロセスおよび/またはスレッドの内部にある可能性があり、コンポーネントは、1台のコンピュータに局在化させられる、および/または、2台以上のコンピュータ間に分散させられる可能性がある。さらに、複数のコンポーネント同士は、演算を協調的に実行するために様々な型の通信媒体によって互いに通信可能な態様で結合されることが可能である。この協調的な演算の実行は、情報の一方向または双方向交換を伴うことがある。たとえば、コンポーネントは、通信媒体を介して通信される信号の形式で情報を通信することがある。情報は、様々な信号線に割り付けられた信号として実装される可能性がある。このような割り付けにおいて、各メッセージは信号である。しかし、さらなる実施形態は、代替的にデータ・メッセージを利用することがある。このようなデータ・メッセージは、様々な接続部を跨って送信されることがある。例示的な接続部は、並列型インターフェース、直列型インターフェース、およびバス型インターフェースを含む。
図2に示された例示された実施形態において、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、コンテンツ記述子コンポーネント222−1と、コンテンツ検索コンポーネント222−2と、記述子選択コンポーネント222−3と、検索結果個人別最適化コンポーネント222−4とを備えることが可能である。図2に示されたコンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、ある種のトポロジー構成では、4個しかコンポーネントを有しないが、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、所定の実装のための要求仕様に従って代替的なトポロジー構成においてより多数のまたはより少数のコンポーネントを含むことが可能である点が当業者であれば理解できよう。本発明に係る実施形態は、このような状況において限定されない。
コンテンツ記述子コンポーネント222−1は、概して、コンテンツ122−eを様々なコンテンツ提供物を分類するために作用する値を有するコンテンツ記述子116−fに関連付ける。たとえば、コンテンツ122−eは、ハイパーテキスト・マークアップ言語の5回目の大改訂版(HTML5)またはワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム(W3C)によって定義されたとおりの拡張マークアップ言語XMLのような1つ以上のマークアップ言語を使用して構成されたウェブページで構成されることがある。サーバ110−a、120−cに記憶されたコンテンツ122−eは、Microsoft(登録商標)のInternet Explorer(登録商標)、Mozilla(登録商標)のFirefox(登録商標)、Apple(登録商標)のSafari(登録商標)、およびGoogle ChromeTMブラウザ・アプリケーションを含むが、これらに限定されないウェブ・ブラウザ・アプリケーションを利用してコンテンツ個人別最適化アプリケーション140によってアクセスされることがある。本発明に係る一実施形態において、コンテンツ記述子コンポーネント222−1は、1つ以上のコンテンツ記述子116−fおよび関連した値を含めるためにコンテンツ122−eに注釈を付ける、または、そうでなければコンテンツ122−eを修正することがある。たとえば、コンテンツ記述子コンポーネント222−1は、1つ以上のコンテンツ記述子116−fを指定するためにメタデータ・タグを利用することがある。メタデータ・タグは、マシン解析可能であり、かつ、ブラウザ、検索エンジン、およびその他のウェブサービスによってアクセスすることが可能である。
コンテンツ検索コンポーネント222−2は、概して検索結果230をユーザ・インターフェース112上に提示することがある。検索結果240−jは、少なくとも部分的に、コンテンツ記述子116−fに関連付けられ、かつ、1つ以上の検索条件に該当したコンテンツ122−eで構成されることがある。サーバ110−aは、プロセッサ回路130を通じて、当業者に周知のプロセスに従って検索条件を受け入れ、検索条件に該当したコンテンツ122−eを見つけるように構成された検索エンジンを実行し、または、検索エンジンにアクセスすることが可能である。ユーザは、検索を実行し、クライアント170−dに結合されたディスプレイ172を通じてアクセス可能であるユーザ・インターフェース112を通じて検索結果240−jを閲覧することが可能である。
記述子選択コンポーネント222−3は、概して、クライアント170−dのうちの1つでユーザ・インターフェース112から選択されたGUI要素から記述子選択260を受信することが可能である。記述子選択は、送受信器160−bで受信された通信信号114を通じてサーバ110−aに送信されることが可能である。GUI要素は、コンテンツ記述子116−fに割り当てられた値に対応する選択を提供するように構成されることがある。たとえば、コンテンツ記述子116−fに1〜5まで変動する値が割り当てられた場合、GUI要素は、1、2、3、4、5、および既定値(すなわち、「選択なし」)に対する選択を提供することがある。記述子選択コンポーネント222−3は、現在の記述子選択260を表現する使用中記述子値を維持することがある。
一実施形態において、記述子選択260は、GUI要素を構成するために利用されたコンテンツ記述子116−fの値に対応するユーザ・プロファイル記述子192−hの値に基づいて初期の時点で決定されることが可能である。コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、コンテンツ検索コンポーネント222−2によって提示された検索結果240−jにアクセスするユーザのユーザ・プロファイル182−gにアクセスし、GUI要素選択を設定するために利用されたコンテンツ記述子116−fに対応するユーザ・プロファイル記述子192−hの値を取得することがある。初期記述子選択260は、対応するユーザ・プロファイル記述子192−hの値に基づいて行われることがある。たとえば、GUI要素は、検索結果240−jの範囲に収容されたコンテンツ122−eに関連付けられた品質レーティングに対応する選択1、2、3、4および5を用いて構成されることがある。ユーザ・プロファイル182−gが対応する品質レーティング・ユーザ・プロファイル記述子192−hに対する値2を収容する場合、初期記述子選択260に値2が設定されることがあり、検索結果240−jは、本出願において提供された実施形態に従って個人別に最適化(パーソナライズ)されることが可能である。しかし、ユーザ・プロファイル182−gが対応するユーザ・プロファイル記述子192−hを収容しないか、または、対応するユーザ・プロファイル記述子192−hのため設定された値を有しない場合、初期記述子選択260に既定値(「選択なし」)記述子選択260、または、何らかのその他の既定値(たとえば、最高、最低、または中間値)が設定されることがある。その結果、実施形態は、記述子選択260がユーザ・インターフェース112でユーザによって行われることがある、または、GUI要素選択を構成するために利用されたコンテンツ記述子116−jの値に対応するユーザ・プロファイル記述子192−hの値に基づいてコンテンツ個人別最適化アプリケーション140によって自動的に行われることがあることを規定する。
検索結果個人別最適化コンポーネント222−4は、概して、個人別に最適化(パーソナライズ)された検索結果280としてユーザ・インターフェース112上に提示するため、記述子選択コンポーネント222−3によって維持された使用中の記述子値に基づいて検索結果240−jを精緻化することがある。実施形態によれば、検索結果個人別最適化コンポーネント222−4は、使用中の記述子値と検索結果240−jに関連付けられたコンテンツ記述子116−jの値との間におけるかなりの個数の関係に基づいて検索結果240−jを精緻化するように構成されることがある。一実施形態において、使用中の記述子値は、等しい、小なり、大なり、またはこれらの何らかの組み合わせである対応するコンテンツ記述子116−fの値を有するコンテンツだけが個人別最適化された検索結果280として提示されることが可能となるように、指定された範囲内の数値であることがある。たとえば、検索結果内容は、1〜5まで変動する値を有するコンテンツ記述子116−fのうちの1つに関連付けられることがあり、記述子選択コンポーネント222−3は、GUI要素から4という記述子選択260を受信することがある。検索結果個人別最適化コンポーネント222−4は、コンテンツ記述子116−fのうちの1つに対して4に等しい、または、以上である(以下である)値を有するコンテンツ122−eを備える個人別に最適化(パーソナライズ)された検索結果280を提示することがある。
コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、コンテンツ記述子コンポーネント222−1、コンテンツ検索コンポーネント222−2、記述子選択コンポーネント222−3、および検索結果個人別最適化コンポーネント222−4を通じて、当初の検索結果を取得するために利用された検索条件を再入力すること無しに、当初の検索結果の集まりから個人別に最適化(パーソナライズ)された検索結果を提供するために動作することが可能である。たとえば、ユーザは、同じ検索条件「データセンター消費電力」に該当するコンテンツ122−eについて検索を実行することがある。当初の検索結果240−jは、一般的、基本的概念に関する導入情報から複雑な研究論文および製品文書を含む先進的な概念に及ぶコンテンツ122−eで構成されることがある。従って、データセンター管理者は、先進的な概念で構成された検索結果を望むことがあり、その一方で、初心者は、一般的、基本的概念で構成された検索結果240−jだけを必要とする。コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、コンテンツの技術レベルを指示するコンテンツ記述子116−fに関連付けられた検索結果内容と共にユーザが検索結果の技術レベルを選択することを可能にするように構成されたGUI要素を提供することがある。GUI要素を介する技術レベルの選択は、検索結果を選択された技術レベルに個人別最適化するために作用することがある。従って、異なった技術的熟練度を有するユーザは、検索条件を再入力する必要なしに、当初の検索結果を所望の技術レベルに個人別最適化することがある。
図3は、ユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100のための動作環境300の実施形態を例示する。より詳しくは、動作環境300は、検索結果240−jと、記述子値308−kの選択機能を実装するように構成されたGUI要素312と、を備えるユーザ・インターフェース112を例示することがある。図3に描かれたユーザ・インターフェース112は、クライアント170−dに結合されたディスプレイ172からアクセスできることが可能である。
図3に示された例示された実施形態において、ユーザ・インターフェース112は、検索条件302と、検索条件302に該当するコンテンツ122−eを備える検索結果240−jとを備えることがある。検索結果240−jは、コンテンツ記述子116−1、116−2、116−3、116−fに関連付けられることがある。ユーザ/インターフェース112からアクセス可能であるGUI要素312は、セレクタ対象314と、記述子値308−1、308−2、308−3、308−kおよび既定値選択310を含む1つ以上の選択肢とで構成されることがある。記述子値308−kは、検索結果240−jを構成するコンテンツ122−eに関連付けられた1つ以上のコンテンツ記述子116−fまたはユーザ・プロファイル記述子192−hと対応することがある。実施形態によれば、ユーザ・インターフェースに表示された記述子値308−kは、特有のコンテンツ記述子116−fに対して取り得る値の部分集合を表現することがある。たとえば、コンテンツ記述子116−fは、1〜100までの範囲にある値を有することがあり、100個全部の値は、サイズおよび実施可能性の制約に起因して記述子値308−kとして含まれないことがある。従って、記述子値308−kの部分集合(たとえば、0、20、40、60、80、および100)がGUI要素312からアクセスできることがある。
ユーザは、セレクタ対象314に利用可能な記述子値308−kの範囲内に収容された特有の選択オプションを設定することにより、GUI要素312からアクセス可能である記述子値308−kのうちの1つを選択することがある。図1および2に関連して前述されたとおり、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、記述子値308−kのうちの1つの選択に対応する検索結果240−jを提示することがある。しかし、図3は、検索条件302に該当する検索結果240−j全部がユーザ・インターフェース112上に提示されるように、GUI要素312に既定値選択310が設定された第1の事例を例示する。従って、図3に例示された第1の事例において、検索結果240−jは、コンテンツ記述子116−fに基づいて個人別最適化されていない。
図4は、ユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100のための動作環境400の実施形態を例示する。より詳しくは、動作環境400は、検索結果240−jを構成するコンテンツ122−eに関連付けられたコンテンツ記述子116−fに対応する記述子値308−kに対して構成されたGUI要素312において選択されたとおりに個人別最適化された検索結果280を備えるユーザ・インターフェース112を例示することが可能である。図4に描かれたユーザ・インターフェース112は、クライアント170−dのうちの1つに結合されたディスプレイ172からアクセスすることが可能である。
図4は、検索結果個人別最適化コンポーネント222−4がGUI要素312で行われた記述子値308−3の記述子選択260に基づいて個人別最適化された検索結果280を生成する第2の事例を例示する。記述子選択は、GUI要素312を介して記述子値308−kを手動選択するユーザによって行われることがあり、または、記述子値308−kに対応するユーザ・プロファイル記述子192−hの値に基づいて自動的に行われることがある。図4に示されるように、セレクタ要素314は、記述子値308−3を選択するGUI要素312に位置付けられている。選択は、送受信器160−bで受信された通信信号114を介してコンテンツ個人別最適化アプリケーション140に通知される。検索結果個人別最適化コンポーネント222−4は、選択された記述子値380−3と対応する記述子値116−1、116−2を有する検索結果240−jの部分集合を備える個人別に最適化(パーソナライズ)された検索結果280を生成する。選択された記述子値308−3と対応しない非該当検索結果402は、記述子値116−3、116−fに関連付けられ、従って、波線によって指示されるように、ユーザ・インターフェース112にもはや提示されない。
図3〜4は、GUI要素312を介した記述子値308−kの選択について説明するが、データ入力、トグル、無線ボタン、チェックボックスGUI要素を含むが、これらに限定されない適当なGUI要素が本出願において考慮されているので、実施形態は、本出願において与えられた特有のコンフィギュレーションに限定されないことは注目するに値する。
図5は、本発明に係る実施形態に従い、コンテンツ記述子116−fを備えるコンテンツ122−eの例証的な詳細図を例示する。図5に示されるように、コンテンツ122−eは、メタデータ510で構成されることがある。コンテンツ記述子116−fは、1つ以上の記述子メタデータタブ520−lを利用して指定されることがある。たとえば、記述子メタデータ・タグ520−lは:<メタ名=“レーティング” コンテンツ=“技術的難易度” 値=“7”で構成されることがある。この記述子メタデータ・タグ520−1は、レーティング値7を持つコンテンツの技術的難易度を示すレーティング記述子を備えるコンテンツ記述子値116−fを提供することがある。ユーザ・プロファイル記述子192−hは、ユーザ・プロファイル182−g内でメタデータとして同様に構成されることがある。図5に例示された実例コンテンツ記述子116−fは、XMLメタデータ・タグのようなハイパーテキスト・マークアップ言語におけるメタデータ・タグを表すが、本発明に係る実施形態は、実施形態に応じて機能する能力があるコンテンツ記述子116−fまたはユーザ・プロファイル記述子182−gのいずれの形式も本出願において考慮されているので、このような状況において限定されない。
図6は、ユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100のための動作環境600の実施形態を例示する。より詳しくは、動作環境600は、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140の一実施形態についての詳細ブロック図を例示することがある。
図6に示されるように、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、記述子コンポーネント622−1、コンテンツ相互作用コンポーネント622−2、および記述子値生成処理コンポーネント622−3を含む様々なコンポーネント622−mを備えることがある。図6に示されたコンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、ある種のトポロジーにおいて3つのコンポーネントしか有しないが、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、所定の実装のための要求どおりに代替的なトポロジーにおいてより多数またはより少数のコンポーネントを含むことがある、と認められることがある。本発明に係る実施形態は、このような状況において限定されない。
記述子コンポーネント622−1は、概して、コンテンツ122−eおよびユーザ・プロファイル182−gをそれぞれコンテンツ記述子116−fおよびユーザ・プロファイル記述子192−hに関連付けることがある。一般に、コンテンツ記述子116−fは、様々なコンテンツ提供物を分類するために作用することがあり、ユーザ・プロファイル記述子192−hは、ユーザをコンテンツ122−eと関係付けるために作用することがあり、その結果、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140がユーザに個人別に最適化(パーソナライズ)されたコンテンツ122−eを提示することがある。たとえば、図2に関連して前述したとおり、コンテンツ記述子116−fは、レーティング値の具体的な数値範囲に従ってコンテンツ122−eを分類するために提供されたレーティングで構成されることがある。一実施形態において、レーティングは、コンテンツ122−eの技術的難易度を示す。別の実施形態は、レーティングがコンテンツ122−eに関連付けられた品質レベルを示すことがあること(たとえば、4つ星ホテル格付けシステム)を規定する。
ユーザ・プロファイル182−gは、たとえば、クライアント170−dに結合されたディスプレイ172を介して、ユーザ・プロファイル182−gに関連付けられたユーザによってアクセス可能であるユーザ・インターフェース112上に提示されたコンテンツ122−eのコンテンツ記述子116−fに対応するユーザ・プロファイル記述子192−hに関連付けられることがある。たとえば、コンテンツ122−eは、1から10の段階評価でコンテンツ122−eの技術的難易度を指示するコンテンツ記述子116−fのうちの1つに関連付けられることがある。従って、コンテンツ122−eにアクセスするユーザに関連付けられたユーザ・プロファイル182−gは、1〜10の段階評価で技術的難易度(すなわち、コンテンツ技術的難易度の嗜好レベル)を指示するユーザ・プロファイル記述子192−hに関連付けられることがある。このようにして、コンテンツ記述子116−fおよびユーザ・プロファイル記述子192−hに関連付けられた値は、本出願において開示された実施形態によるコンテンツを個人別に最適化する(パーソナライズする)目的のために比較されることが可能である。
コンテンツ相互作用コンポーネント622−2は、概して、コンテンツ記述子116−f、ユーザ・プロファイル記述子192−h、およびコンテンツ122−eに対してユーザが行った対話操作に基づいてコンテンツ相互作用情報を生成するために機能する。ユーザ・プロファイル記述子192−hを備えるユーザ・プロファイル182−gに関連付けられたユーザは、クライアント170−dによってアクセス可能であるディスプレイ172上に提示されたユーザ・インターフェース112を介してコンテンツ122−eに対して対話操作を行うことが可能である。本発明に係る一実施形態において、ユーザ相互作用は、ユーザ・インターフェース112を通じてコンテンツ122−eにアクセスするユーザによって提供されたコンテンツレーティングを平均化する大衆平均化技術を備えることがある。別の実施形態において、ユーザ相互作用は、ユーザコンテンツ相互作用パターン(たとえば、ウェブ・サイト上でのブラウザによる閲覧パターン)に基づくシステム学習を伴うことがある。たとえば、コンテンツ相互作用コンポーネント622−2は、特有のユーザ・プロファイル記述子192−hに対し類似した値を有するユーザがある種のコンテンツ122−eを嗜好するか否かを決定するために、コンテンツ122と相互作用するユーザに関連付けられたユーザ・プロファイル記述子192−hの値を追跡することがある。さらなる実施形態において、コンテンツ記述子116−fの値は、ユーザ・プロファイル182−gをコンテンツ記述子116−fの特有の値に関連付けるためにコンテンツ122−eと相互作用するユーザに関して追跡されることがある。
記述子値生成処理コンポーネント622−3は、概して、コンテンツ相互作用コンポーネント622−2によって取得されたコンテンツ相互作用情報に基づいて値をコンテンツ記述子116−fおよびユーザ・プロファイル記述子192−hに動的に割り当てることがある。一実施形態において、記述子値生成処理コンポーネント622−3は、ユーザ・インターフェース112を通じてコンテンツ122−eに対して対話操作を行うユーザによって提供されたコンテンツ・レーティングの大衆平均に基づいて、値をコンテンツ記述子116−fに割り当てることがある。たとえば、特有のコンテンツ提供物のユーザによって与えられた大衆平均が1〜10の段階評価において5である場合、記述子値生成処理コンポーネント622−3は、値5を対応するコンテンツ記述子116−fに割り当てることがある。本発明に係る別の実施形態において、値は、コンテンツ122−eに対して対話操作を行うユーザのユーザ・プロファイル記述子192−hに関連付けられた値に基づいてコンテンツ記述子116−fに割り当てられることがある。たとえば、コンテンツ相互作用コンポーネント622−2は、ユーザによるブラウザを使用した閲覧パターンについてのコンテンツ相互作用情報を提供することがある。非限定的な実施例は、ユーザによるブラウザを使用した閲覧パターンが「専門家レベル」のユーザ・プロファイル記述子192−hに関連付けられた「初心者」の値を有するユーザがある種のコンテンツ要素を嗜好することがあることを指示することがあることを規定する。従って、記述子値生成処理コンポーネント622−3は、「初心者」の値を対応する「専門家レベル」のコンテンツ記述子116−fに割り当てるためにコンテンツ相互作用情報を使用することがある。さらなる実施形態において、コンテンツ記述子116−fに対する値は、たとえば、コンテンツ開発者によって、または、知的コンテンツレーティングツールを通じて割り当て済みの初期値であることがあり、これらの初期値は、公開されたとき、本出願において開示されたようにコンテンツ122−eに対してユーザが行う対話操作に基づいてレーティングをコンテンツ記述子に割り当てるように構成された実施形態に従って調節されることがある。
本発明に係るさらに別の実施形態において、記述子値生成処理コンポーネント622−3は、ユーザによってアクセスされたコンテンツ122−eのコンテンツ記述子116−fの値を総計することにより値をユーザ・プロファイル記述子192−hに割り当てることがある。たとえば、ユーザ・プロファイル182−gは、記述子範囲の中間値(たとえば、1〜10の段階評価における5)のような既定値が割り当てられることがある。コンテンツ相互作用コンポーネント622−2によって生成されたユーザ相互作用情報は、ユーザ・インターフェース112と相互作用するユーザによってアクセスされたコンテンツ122−eのコンテンツ記述子116−fの値を決定するために使用されることがある。本発明に係る実施形態は、ユーザによってアクセスされたコンテンツ記述子116−fの値がユーザの嗜好に応じたコンテンツ記述子値の総平均を提供するために使用されることがあることを規定する。たとえば、嗜好に応じた技術的難易度レベル、品質レーティング、またはカテゴリなどである。たとえば、段階評価1〜10のレーティング値を使用すると、ユーザ・プロファイル182−gは、ユーザ・プロファイル記述子192−hのうちの1つに対する既定値5が初期的に割り当てられることがある。ユーザ・プロファイル182−gに関連付けられたユーザが対応する値7を有するコンテンツ122−eにアクセスする場合、ユーザ・プロファイル記述子192−hに関連付けられた平均値は、(5+7)/2=6として計算されることがある。記述子値生成処理コンポーネント622−3は、コンテンツ・アクセス毎に対応するユーザ・プロファイル記述子192−hの総平均を計算し続けることがある。一実施形態において、記述子値生成処理コンポーネント622−3は、コンテンツ・アクセスの閾値(たとえば、10)が検出された後、ユーザ・プロファイル記述子192−hのうちの1つに値を割り当てることがある。本発明に係るさらに別の実施形態において、既定値は、コンテンツ・アクセスの閾値回数が検出されるまで、既存のユーザ・プロファイル182−gのうちの1つに関連付けられていないユーザのためのユーザ・プロファイル記述子192−hのうちの1つに対する値として使用され、コンテンツ記述子116−fの値は、既存のユーザ・プロファイル182−gのうちの1つに予め関連付けられたユーザのユーザ・プロファイル記述子192−hのうちの1つに対する総平均値を更新するために使用される。
図7は、ユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100のための動作環境700のための実施形態を例示する。より詳しくは、動作環境700は、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140の一実施形態についての詳細ブロック図を例示することが可能である。
図7に示されるように、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、ユーザ・インターフェース・コンポーネント722−1、ユーザ・プロファイル・コンポーネント722−2、およびコンテンツ個人別最適化コンポーネント722−3を含む様々なコンポーネント722−nを備えることがある。図7に示されたコンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、ある種のトポロジー構成において3つのコンポーネントしか有しないが、コンテンツ個人別最適化アプリケーション140は、所定の実装のための要求仕様に従って代替的なトポロジー構成においてより多数のまたはより少数のコンポーネントを含むことがある点が当業者であれば理解できよう。本発明に係る実施形態は、このような状況において限定されない。
ユーザ・インターフェース・コンポーネント722−1は、概して、コンテンツ記述子116−fに関連付けられたコンテンツ122−eを、たとえば、クライアント170−dに結合されたディスプレイ172を通じてアクセス可能であるユーザ・インターフェース112上に提示することがある。たとえば、ユーザ・インターフェース・コンポーネント722−1は、技術サポートェブサイトのような特有のウェブサイトに関連付けられたソフトウェアに関する熟練度を指示するように構成されたコンテンツ記述子116−fに関連付けられた1つ以上のウェブページを提示することがある。コンテンツ122−eは、前述の開示された実施形態に従ってコンテンツ記述子116−fに関連付けられることがある。たとえば、コンテンツ記述子116−fは、ユーザ・インターフェース112を通じてコンテンツ122−eと相互作用するユーザのレビューに基づいて割り当てられた、コンテンツ122−eに関連付けられた品質レベル(たとえば、レストラン格付けシステム)を示す記述子で構成されることがある。
ユーザ・プロファイル・コンポーネント722−2は、概して、送受信器160−bによって受信された通信信号114を通じて、サーバ120−cまたはクライアント170−dで記憶されたユーザ・プロファイル182−gを受信する。たとえば、ユーザ・プロファイル・コンポーネント722−2は、クッキーを通じてサーバ120−cまたはクライアント170−dで維持されたユーザ・プロファイル182−g、アプルケーションファイル、またはユーザ・プロファイル182−gに関連付けられたユーザ識別情報を通じて識別されたコンテンツ122−eにアクセスするために使用されるユーザ・ログイン・プロファイルのうちの1つを受信することがある。一実施形態において、ユーザ・プロファイル・コンポーネント722−2は、内部に記憶されたユーザ・プロファイル記述子192−hを取得するためにユーザ・プロファイル182−gに問い合わせることがある。別の実施形態において、ユーザ・プロファイル182−gは、1つ以上のユーザ・インターフェース112上に提示されたコンテンツ122−eに関連することがある複数のユーザ・プロファイル記述子192−hで構成されていることがある。たとえば、ユーザ・プロファイル182−gは、特有のソフトウェアアプリケーションのための独自開発の技術サポート用ウェブサイトの主題であるこのソフトウェア・アプリケーションに関する技術的難易度を指示するように構成されたユーザ・プロファイル記述子192−hのうちの1つを有することがある。ユーザ・プロファイル182−gは、関連するユーザによって嗜好されたホテルの品質レベルを指示するように構成されたユーザ・プロファイル182−gのうちの1つを付加的に有することがある。このようにして、ユーザは、ユーザ・プロファイル182−gに格納されたユーザ・プロファイル記述子192−hの部分集合を利用する異なったユーザ・インターフェース112に移植されることがある1つ以上のユーザ・プロファイル182−gに関連付けられることがある。従って、ユーザは、特有のユーザ・インターフェース112毎にユーザ・プロファイル182−gのうちの1つを維持することを必要とすることなく、実施形態に従って構成された複数の異なったユーザ・インターフェース112(たとえば、ウェブサイト、ソフトウェアアプリケーション)と相互作用し、各ユーザ・インターフェース112で個人別最適化されたコンテンツを受信することがある。
コンテンツ個人別最適化コンポーネント722−3は、概して、コンテンツ記述子116−fに関連付けられた値と、対応するユーザ・プロファイル記述子192−hとの間の比較に基づいて、提示された個人別最適化されたコンテンツ740をユーザ・インターフェース112上に提示することがある。たとえば、コンテンツ個人別最適化コンポーネント722−3は、対応するユーザ・プロファイル記述子192−hに対する値を一致させるコンテンツ記述子116−fに対する値を有するコンテンツ122−eを一致させるために動作することがある。一実施形態において、一致は、コンテンツ記述子116−fに関連付けられた値が対応するユーザ・プロファイル記述子192−hに関連付けられた値に等しい、または、これらの値の指定された範囲内にあることを意味することがある。たとえば、コンテンツ記述子116−fおよびユーザ・プロファイル記述子192−hは、レストランの品質格付けを示す値に関連付けられることがある。ユーザ・プロファイル182−gのうちの1つに関連付けられたユーザは、ユーザ・プロファイル記述子192−hのうちの1つに関連付けられた1〜4の段階評価における品質格付け値3を有することがある。ユーザが実施形態により構成された地元レストランコンテンツを有するウェブサイトで構成されたユーザ・インターフェース112と相互作用するとき、コンテンツ個人別最適化コンポーネント722−3は、品質格付け値3を有するコンテンツ122−eがユーザへ自動的に、または、より効率的に提示されるように、地元レストランコンテンツを配置、提示、強調表示、またはそうではない場合に個人別に最適化することが可能である。
本出願に含まれているのは、開示されたアーキテクチャの新規な態様を実行する例証的な方法を表すフローチャートの組である。説明の簡単化の目的のため、たとえば、フローチャートまたはフロー図の形式で本出願において示された1つ以上の方法は、一連の行為として図示され、説明されているが、いくつかの行為は、これらの行為に従って、異なった順序で、および/または、本出願において図示され、説明されたその他の行為と同時に起こることがあるので、これらの方法は、行為の順序によって限定されないことが理解され、かつ、認められるべきである。たとえば、当業者は、方法が代替的に状態図のような一連の相互関係のある状態またはイベントとして表現され得ることを理解し、認めるであろう。さらに、方法に例示された行為全てが新規な実装のため必要とされるとは限らないことがある。
図8は、論理フロー800の一実施形態を例示する。論理フロー800は、本出願において説明された1つ以上の実施形態によって実行される演算の一部または全部を表すことがある。たとえば、論理フロー800は、ユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100によって実行される演算を例示することがある。
図8に示された例示された実施形態において、論理フロー800は、ブロック802でコンテンツを1つ以上のコンテンツ記述子に関連付けることがある。たとえば、コンテンツ記述子コンポーネント222−1は、コンテンツ122−eを1つ以上のコンテンツ記述子116−fに関連付けることがある。
論理フロー800は、ブロック804で、1つ以上の検索条件に基づいてコンテンツから選択された検索結果をユーザ・インターフェース上に提示することがある。たとえば、コンテンツ検索コンポーネント222−2は、検索条件302に該当するコンテンツ122−eを備える検索結果240−jをユーザ・インターフェース112上に提示することがある。ユーザ・インターフェース112は、クライアント170−dからアクセス可能であるディスプレイ172を通じてユーザがアクセスできることがある。
論理フロー800は、ブロック806で、ユーザ・インターフェースからアクセス可能であるGUI要素を介して実装された記述子選択を受信することがある。たとえば、記述子選択コンポーネント222−3は、ユーザ・インターフェース112からアクセス可能であるGUI要素312で選択された記述子値308−kのうちの1つを備える記述子選択260を受信することがある。記述子選択260は、送受信器160−bで受信され、記述子選択260が実行されたクライアント170−dから送信された通信信号114を介して、記述子選択コンポーネント222−3によってアクセスされることがある。
論理フロー800は、ブロック808で、ユーザ・インターフェース上の表示のため、記述子選択に基づいて、個人別に最適化された検索結果を生成することがある。たとえば、検索結果個人別最適化コンポーネント222−4は、選択された記述子値308−kに基づいて、個人別に最適化された検索結果280を生成することがあり、検索結果は、クライアント170−dに結合されたディスプレイ172によってアクセス可能なユーザ・インターフェース112を介して表示されることがある。
図9は、論理フロー900の一実施形態を例示する。論理フロー900は、本出願において説明された1つ以上の実施形態によって実行される演算の一部または全部を表すことがある。たとえば、論理フロー900は、ユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100によって実行される演算を例示することがある。
論理フロー900は、ブロック902で、1つ以上の検索条件に基づいてコンテンツから選択された検索結果をユーザ・インターフェース上に提示することがある。たとえば、コンテンツ検索コンポーネント222−2は、検索条件302に該当するコンテンツ122−eを備える検索結果240−jをユーザ・インターフェース112上に提示することがある。
論理フロー900は、ブロック904で、ユーザ・インターフェースからアクセス可能であるGUI要素を介して実装されたユーザ・プロファイルに格納された値に基づく初期記述子選択を受信することがある。たとえば、記述子選択コンポーネント222−2は、記述子値308−kを構成するために利用されたコンテンツ記述子116−fの値に対応するユーザ・プロファイル記述子192−hの値に基づく初期記述子選択260を受信することがある。記述子選択260は、ユーザ・インターフェース112からアクセス可能であるGUI要素312に実装されることがある。
論理フロー900は、ブロック906で、ユーザ・インターフェース上の表示のため、記述子選択に基づいて、個人別に最適化された検索結果を生成することがある。たとえば、検索結果個人別最適化コンポーネント222−4は、ユーザ・プロファイル182−gに記憶された値に基づいてGUI要素312で自動的に実行された初期記述子選択260に基づいて、個人別に最適化された検索結果280を生成することがある。個人別に最適化された検索結果280は、クライアント170−dのうちの1つと結合されたディスプレイ172によってアクセス可能であるユーザ・インターフェース112を介して表示されることがある。
図10は、論理フロー1000の一実施形態を例示する。論理フロー1000は、本出願において説明された1つ以上の実施形態によって実行される演算の一部または全部を表すことがある。たとえば、論理フロー1000は、ユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100によって実行される演算を例示することがある。
図10に示された例示された実施形態において、論理フロー1000は、ブロック1002で、コンテンツをコンテンツ記述子に関連づけ、ユーザ・プロファイルをユーザ・プロファイル記述子に関連付けることがある。たとえば、記述子コンポーネント622−1は、コンテンツ122−eをコンテンツ記述子116−fに関連付け、ユーザ・プロファイル182−gをサーバ120−cまたはクライアント170−dに記憶され、送受信器160−bによって受信された通信信号114を通じてサーバ110−aによって取得されるユーザ・プロファイル記述子192−hに関連付けることがある。
論理フロー1000は、ブロック1004で、コンテンツ記述子、ユーザ・プロファイル記述子、およびユーザ・インターフェースでのコンテンツとのユーザ相互作用に基づいてコンテンツ相互作用情報を生成することがある。たとえば、コンテンツ相互作用コンポーネント622−2は、送受信器160−bによって受信された、コンテンツ記述子116−f、ユーザ・プロファイル記述子192−h、およびユーザ・インターフェース112上でのコンテンツ122−eとのユーザ相互作用に関するデータを取得することがある。コンテンツ相互作用コンポーネント622−2は、コンテンツ相互作用情報を生成するために、ユーザ相互作用データと、コンテンツ・プロファイル記述子116−fおよびユーザ・プロファイル記述子192−hから取得された値とを使用することがある。
論理フロー1000は、概して、ブロック1006で、コンテンツ相互作用情報に基づいて、コンテンツ記述子値をコンテンツ記述子に、そして、ユーザ・プロファイル記述子値をユーザ・プロファイル記述子に動的に割り当てるために動作することがある。たとえば、記述子値生成処理コンポーネント622−3は、コンテンツ相互作用コンポーネント622−2によって生成されたコンテンツ相互作用情報に基づいて、値をコンテンツ記述子116−fおよびユーザ・プロファイル記述子192−hに動的に割り当てることがある。
図11は、論理フロー1100の一実施形態を例示する。論理フロー1100は、本出願において記載された1つ以上の実施形態によって実行される演算の一部または全部を表すことがある。たとえば、論理フロー1100は、ユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100によって実行される演算を例示することがある。
図11に示された例示された実施形態において、論理フロー1100は、ブロック1102で、ユーザ・インターフェースにおけるコンテンツ記述子に関連付けられたコンテンツを提示することがある。たとえば、ユーザ・インターフェース・コンポーネント722−1は、ユーザ・インターフェース112でコンテンツ記述子116−fに関連付けられたコンテンツ122−eを提示することがある。コンテンツ122−eは、クライアント170−dと結合されたディスプレイ172を通じてアクセスされることがある。
論理フロー1100は、ブロック1104で、コンテンツ記述子に対応するユーザ・プロファイル記述子に関連付けられたユーザ・プロファイルを受信することがある。たとえば、ユーザ・プロファイル・コンポーネント722−2は、レシーバ160−bを通じてサーバ110−aに送信されたユーザ・プロファイル182−gを受信することがある。ユーザ・プロファイル182−gは、ユーザ・インターフェース・コンポーネント722−1によってユーザ・インターフェース112上に提示されたコンテンツ122−eのコンテンツ記述子116−fと対応するユーザ・プロファイル記述子192−hに関連付けられることがある。
論理フロー1100は、ブロック1106で、コンテンツ記述子に関連付けられたコンテンツ値とユーザ・プロファイル記述子に関連付けられたユーザ・プロファイル値との間の比較に基づいて、個人別に最適化されたコンテンツをユーザ・インターフェース上に提示することがある。たとえば、コンテンツ個人別最適化コンポーネント722−3は、個人別に最適化されたコンテンツ740を、コンテンツ122−eに関連付けられたコンテンツ記述子116−fの値とクライアント170−dのうちの1つを通じてアクセス可能であるディスプレイ172を通じてコンテンツ122−eと相互作用するユーザに関連付けられたユーザ・プロファイル記述子192−hの値との間の比較に基づいて個人別に最適化されたユーザ・インターフェース112上に提示することがある。
図12は、前述のとおりの様々な実施形態を実装するため適した例証的なコンピューティングアーキテクチャ1200の実施形態を例示する。一実施形態において、コンピューティングアーキテクチャ1200は、サーバ110−a、サーバ120−c、またはクライアント170−dを備えることがあり、または、サーバ110−a、サーバ120−c、またはクライアント170−dの一部として実装されることがある。
本出願において使用されるように、用語「システム」および「コンポーネント」は、ハードウェア、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれかであり、これらの実施例が例示的なコンピューティングアーキテクチャ1200によって与えられた、コンピュータ関連エンティティに言及することが意図されている。たとえば、コンポーネントは、プロセッサ上で動くプロセス、プロセッサ、ハード・ディスク・ドライブ、(光および/または磁気記憶媒体の)複数のストレージ機器、オブジェクト、実行可能ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータである可能性があるが、これらに限定されない。例示として、サーバ上で動くアプリケーションおよびサーバは、両方共にコンポーネントである可能性がある。1つ以上のコンポーネントは、プロセスおよび/または実行のスレッドの内部にあることがあり、コンポーネントは、1台のコンピュータに局在化させられる、および/または、2台以上のコンピュータ間に分散させられる可能性がある。さらに、コンポーネントは、演算を協調するために様々な型の通信媒体によって互いに通信的に結合されることがある。この協調は、情報の一方向または双方向交換を伴うことがある。たとえば、コンポーネントは、通信媒体を介して通信される信号の形式で情報を通信することがある。情報は、様々な信号線に割り付けられた信号として実装される可能性がある。このような割り付けにおいて、各メッセージは信号である。しかし、さらなる実施形態は、代替的にデータメッセージを利用することがある。このようなデータメッセージは、様々な接続部を越えて送信されることがある。例示的な接続部は、並列インターフェース、直列インターフェース、およびバスインターフェースを含む。
コンピューティングアーキテクチャ1200は、1台以上のプロセッサ、マルチコアプロセッサ、コプロセッサ、メモリユニット、チップセット、コントローラ、周辺機器、インターフェース、発振器、計時機器、ビデオカード、オーディオカード、マルチメディア入力/出力(I/O)コンポーネント、電源などのような様々な共通のコンピューティング要素を含む。しかし、実施形態は、コンピューティングアーキテクチャ1200による実装に限定されない。
図12に示されるように、コンピューティング・アーキテクチャ1200は、プロセッシング・ユニット1204と、システム・メモリ1206と、システム・バス1208とを備える。プロセッシング・ユニット1204は、図1に示されたプロセッサ回路130に関連して説明されたプロセッサのような様々な市販のプロセッサのいずれかでもよい。
システムバス1208は、システム・メモリ12−6を含むが、これらに限定されないシステム・コンポーネントのためのプロセッシング・ユニット1204へのインターフェースを提供する。システム・バス1208は、種々の市販のバス・アーキテクチャのうちのいずれかを使用してメモリバス(メモリコントローラ有無を問わない)、周辺機器バス、およびローカル・バスにさらに相互接続することがあるいくつかの型のバス構造のいずれでもよい。インターフェース・アダプタは、スロット・アーキテクチャを介してシステムバス1208に接続することがある。実例スロットアーキテクチャは、限定されることなく、アクセラレーテッド・グラフィックス・ポート(AGP)、カードバス、(拡張)業界標準アーキテクチャ((E)ISA)、マイクロ・チャネル・アーキテクチャ(MCA)、NuBus、ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト(拡張)(PCI(X))、PCIエクスプレス、パーソナル・コンピュータ・メモリ・カード国際協会(PCMCIA)などを含むことがある。
コンピューティングアーキテクチャ1200は、様々な製造物品を備えるまたは実装することがある。製造物品は、論理を記憶するためにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を備えることがある。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の実施例は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリ、着脱式または非着脱式メモリ、消去可能または非消去可能メモリ、書き込み可能または書き換え可能メモリなどといった、電子データを記憶する能力がある何らかの有形の媒体を含むことがある。論理の実施例は、ソースコード、コンパイルされたコード、インタープリットされたコード、実行可能コード、静的コード、動的コード、オブジェクト指向コード、視覚コードなどのような何らかの適当な型のコードを使用して実装された実行可能なコンピュータプログラム命令を含むことがある。実施形態は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体内または媒体上に格納された命令として少なくとも部分的に実装されることもあり、これらの命令は、本出願において説明された演算の性能を可能にするために1台以上のプロセッサによって読み取られ、実行される。
システムメモリ1206は、リード・オンリー・メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、ダブル・データ・レートDRAM(DDRAM)、同期DRAM(SDRAM)、スタティックRAM(SRAM)、書き込み可能ROM(PROM)、消去書き込み可能ROM(EPROM)、電気的消去書き込み可能ROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、強誘電性ポリマーメモリといったポリマーメモリ、オボニックメモリ、相変化または強誘電性メモリ、シリコン−酸化膜−窒化膜−酸化膜−シリコン(SONOS)メモリ、磁気または光カード、独立ディスク冗長アレイ(RAID)ドライブといったデバイスのアレイ、ソリッドステートメモリデバイス(たとえば、USBメモリ、ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、および情報を記憶するため適したその他の型の記憶媒体のような1台以上のより高速なメモリユニットの形で様々な型のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含むことがある。図12に示された例示された実施形態において、システムメモリ1206は、不揮発性メモリ1210および/または揮発性メモリ1212を含む可能性がある。基本入力/出力システム(BIOS)は、不揮発性メモリ1210に記憶される可能性がある。
コンピュータ1202は、内蔵(または外付け)ハード・ディスク・ドライブ(HDD)1214と、着脱可能型磁気ディスク1218への読み書きを行う磁気フレキシブル・ディスク・ドライブ(FDD)1216と、着脱可能型光ディスク1222(たとえば、CD−ROMもしくはDVD)への読み書きを行う光ディスクドライブ1220とを含む1台以上のより低速なメモリユニットの形で様々な型のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含むことがある。HDD 1214、FDD 1216および光ディスクドライブ1220は、それぞれ、HDDインターフェース1224、FDDインターフェース1226および光ドライブインターフェース1228によってシステムバス1208に接続される可能性がある。外付けドライブ実装のためのHDDインターフェース1224は、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)技術およびIEEE 1394インターフェース技術のうちの少なくとも一方または両方を含む可能性がある。
ドライブおよび関連付けられたコンピュータ読み取り可能な媒体は、データ、データ構造体、コンピュータ実行可能な命令などの揮発性および/または不揮発性記憶を提供する。たとえば、オペレーティングシステム1230、1つ以上のアプリケーションプログラム1232、その他のプログラムモジュール1234、およびプログラムデータ1236を含むある程度の個数のプログラムモジュールがドライブおよびメモリユニット1210、1212に記憶される可能性がある。一実施形態において、1つ以上のアプリケーションプログラム1232、その他のプログラムモジュール1234、およびプログラムデータ1236は、たとえば、様々なアプリケーションおよび/またはシステム100のコンポーネントを含む可能性がある。
ユーザは、1つ以上の有線/無線入力機器、たとえば、キーボード1238と、マウス1240のようなポインティング機器とを介して、コマンドおよび情報をコンピュータ1202に入力する可能性がある。その他の入力機器は、マイクロホン、赤外線(IR)リモコン、無線周波数(RF)リモコン、ゲームパッド、スタイラス・ペン、カードリーダ、ドングル、指紋リーダ、グローブ、グラフィックスタブレット、ジョイスティック、キーボード、網膜リーダ、タッチスクリーン(たとえば、容量性、抵抗性など)、トラックボール、トラックパッド、センサ、スタイラスなどを含むことがある。これらの入力機器およびその他の入力機器は、システムバス1208に結合された入力機器インターフェース1242を介してプロセッシング・ユニット1204に接続されることがよくあるが、パラレルポート、IEEE 1394シリアルポート、ゲームポート、USBポート、IRインターフェースなどのようなその他のインターフェースによって接続される可能性がある。
モニタ1244またはその他の型の表示機器がビデオアダプタ1246のようなインターフェースを介してシステムバス1208にさらに接続されている。モニタ1244は、コンピュータ1202に内蔵または外付けされることがある。モニタ1244の他に、コンピュータは、典型的に、スピーカー、プリンタなどのようなその他の周辺出力機器を含む。
コンピュータ1202は、遠隔コンピュータ1248のような1台以上の遠隔コンピュータへの有線および/または無線通信を介する論理接続を使用してネットワーク化された環境において動作することがある。遠隔コンピュータ1248は、ワークステーション、サーバ・コンピュータ、ルータ、パーソナル・コンピュータ、ポータブル・コンピュータ、マイクロプロセッサ・ベースの娯楽用情報機器、ペア機器もしくはその他の普及しているネットワーク・ノードでもよく、典型的に、コンピュータ1202に関して説明された要素のうちの多くまたは全部を含むが、簡潔さの目的のため、メモリ/ストレージ機器1250だけが例示されている。描かれた論理接続は、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)1252、および/または、大規模ネットワーク、たとえば、広域ネットワーク(WAN)1254への有線/無線接続性を含む。このようなLANおよびWANネットワーク化環境は、事務所および会社では当たり前であり、イントラネットのような企業全体のコンピュータネットワークを実現し易くし、これらのコンピュータネットワークの全部が、たとえば、インターネットのようなグローバル通信ネットワークに接続することがある。
LANネットワーク化環境で使用されたとき、コンピュータ1202は、有線および/または無線通信ネットワーク・インターフェースまたはアダプタ1256を介してLAN 1252に接続される。アダプタ1256は、アダプタ1256の無線機能と通信するため配備された無線アクセスポイントをさらに含むことがあるLAN 1252への有線および/または無線通信を実現し易くする。
WANネットワーク化環境で使用されたとき、コンピュータ1202は、モデム1258を含む可能性がある、または、WAN 1254上の通信サーバに接続される、または、インターネットを経由するようなWAN 1254を介する通信を確立するその他の手段を有する。内蔵または外付け、かつ、有線および/または無線機器でもよいモデム1258は、入力機器インターフェース1242を介してシステムバス1208に接続する。ネットワーク化された環境では、コンピュータ1202に関して描かれたプログラムモジュール、または、これらの一部は、遠隔メモリ/ストレージ機器1250に記憶される可能性がある。図示されたネットワーク接続は、例証的であり、コンピュータ間に通信リンクを確立するその他の手段が使用される可能性がある、と認められるであろう。
コンピュータ1202は、無線通信(たとえば、IEEE 802.11無線通信経由変調技術)において動作的に配備された無線機器のようなIEEE 802ファミリーまたは標準を使用して、有線および無線機器、または、エンティティと通信するために動作可能である。これは、数ある中でも、少なくともWiFi(すなわち、ワイヤレス・フィデリティ)、WiMax、およびBluetooth(登録商標)無線技術を含む。このようにして、通信は、従来型ネットワークの場合と同様に、所定の構造である、または、単に少なくとも2台の機器間のアドホック通信である可能性がある。WiFiネットワークは、セキュア、高信頼性、高速無線接続性を提供するためにIEEE 802.11x(a、b、g、nなど)と呼ばれる無線技術を使用する。WiFiネットワークは、コンピュータを相互に、および、(IEEE 802.3関連媒体および機能を使用する)無線ネットワークに接続するために使用される可能性がある。
図1〜12に関連して前述されたようにユーザ・インターフェース・コンテンツ個人別最適化システム100の様々な要素は、様々なハードウェア要素、ソフトウェア要素、または、両者の組み合わせを備えることがある。ハードウェア要素の実施例は、機器、論理機器、コンポーネント、プロセッサ、マイクロプロセッサ、回路、プロセッサ回路、回路素子(たとえば、トランジスタ、抵抗器、コンデンサ、インダクタなど)、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、メモリユニット、論理ゲート、レジスタ、半導体機器、チップ、マイクロチップ、チップセットなどを含むことがある。ソフトウェア要素の実施例は、ソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、ソフトウェア開発プログラム、マシンプログラム、オペレーティング・システム・ソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブルーチン、関数、方法、手続、ソフトウェア・インターフェース、アプリケーション・プログラム・インターフェース(API)、命令セット、コンピューティングコード、コンピュータコード、コードセグメント、コンピュータ・コード・セグメント、ワード、値、シンボル、またはこれらのいずれかの組み合わせを含むことがある。しかし、実施形態がハードウェア要素および/またはソフトウェア要素を使用して実装されるか否かを決定することは、所定の実装のための要求とおりに、所望の計算レート、電力レベル、耐熱性、プロセッシングサイクル割り当て、入力データレート、出力データレート、メモリリソース、データバス速度、および、その他の設計上もしくは性能上の制約のようないくつもの要因に従って変動することがある。
詳細な開示は、ここから、さらなる実施形態に関する実施例を提供することを始め、以下に記載された実施例1から46(1〜46)は、例証的であり、かつ、非限定的であることが意図されている。
第1の実施例では、装置は、送受信器と、送受信器に結合されたプロセッサ回路と、プロセッサ回路に結合され、記述子選択に基づいて、個人別に最適化された検索結果をユーザ・インターフェース上に提示するためにプロセッサ回路上で動作するコンテンツ個人別最適化アプリケーションを記憶するメモリユニットとを備え、コンテンツ個人別最適化アプリケーションは、コンテンツを1つ以上のコンテンツ記述子に関連付けるために動作するコンテンツ記述子コンポーネントと、1つ以上の検索条件に基づいてコンテンツから選択された検索結果をユーザ・インターフェース上に提示するために動作するコンテンツ検索コンポーネントと、ユーザ・インターフェースからアクセス可能であるグラフィカル・ユーザ・インターフェース要素によって有効にされた記述子選択を受信するために動作する記述子選択コンポーネントと、記述子選択に基づいて、個人別に最適化された検索結果を生成するために動作し、1つ以上の検索条件の再入力なしで、個人別に最適化された検索結果をユーザ・インターフェース上に提示する検索結果個人別最適化コンポーネントと、を備える。
第2の実施例は、1つ以上のコンテンツ記述子がコンテンツの技術的難易度レベルを示すレーティングに関連付けられている、第1の実施例に記載の装置を備える。
第3の実施例は、1つ以上のコンテンツ記述子がコンテンツのジャンルを示すカテゴリに関連付けられている、第1または第2の実施例に記載の装置を備える。
第4の実施例は、コンテンツ記述子コンポーネントが1つ以上のメタデータ・タグを介して1つ以上のウェブページを備えるコンテンツを1つ以上のコンテンツ記述子に関連付けるために動作する、第1から第3の実施例のいずれかに記載の装置を備える。
第5の実施例は、コンテンツ個人別最適化アプリケーションがユーザ・インターフェースにアクセスするユーザのユーザ・プロファイルから、1つ以上のコンテンツ記述子に対応する1つ以上のユーザ・プロファイル記述子を受信するために動作するユーザ・プロファイル・コンポーネントと、グラフィカル・ユーザ・インターフェース要素の初期選択に1つ以上のユーザ・プロアイル記述子から取得された対応する値を設定するために動作するグラフィカル・ユーザ・インターフェース初期選択コンポーネントとを備える、第1から第4の実施例のいずれかに記載の装置を備える。
第6の実施例は、グラフィカル・ユーザ・インターフェース要素が1つ以上のコンテンツ記述子の1つ以上の値に対応する1つ以上の選択肢を備えるスライダ・グラフィカル・ユーザ・インターフェース要素を備える、第1から第5の実施例のいずれかに記載の装置を備える。
第7の実施例では、方法は、プロセッサ回路によって、コンテンツを1つ以上のコンテンツ記述子に関連付けるステップと、1つ以上の検索条件に基づいてコンテンツから選択された検索結果をユーザ・インターフェース上に提示するステップと、プロセッサ回路に結合された送受信器によって、ユーザ・インターフェースからアクセス可能であるグラフィカル・ユーザ・インターフェース要素によって介して有効にされた記述子選択を受信するステップと、ユーザ・インターフェース上の表示のため記述子選択に基づいて、1つ以上の検索条件の再入力なしで、個人別に最適化された検索結果を生成するステップと、を備える。
第8の実施例は、1つ以上のコンテンツ記述子がコンテンツの技術的難易度レベルを示すレーティングに関連付けられる、第7の実施例の方法を備える。
第9の実施例は、1つ以上のコンテンツ記述子がコンテンツのジャンルを示すカテゴリに関連付けられる、第7または第8の実施例の方法を備える。
第10の実施例は、1つ以上のメタデータ・タグを介して1つ以上のウェブページを備えるコンテンツを1つ以上のコンテンツ記述子に関連付けるステップを備える、第7から第9の実施例のいずれかの方法を備える。
第11の実施例は、送受信器によって、ユーザ・インターフェースにアクセスするユーザのユーザ・プロファイルから1つ以上のコンテンツ記述子に対応する1つ以上のユーザ・プロファイル記述子を受信するステップと、グラフィカル・ユーザ・インターフェース要素の初期選択に1つ以上のユーザ・プロファイル記述子から取得された対応する値を設定するステップとを備える、第7から第10の実施例のいずれかの方法を備える。
第12の実施例は、グラフィカル・ユーザ・インターフェース要素が1つ以上のコンテンツ記述子の1つ以上の値に対応する1つ以上の選択肢を備えるスライダ・グラフィカル・ユーザ・インターフェース要素を備える、第7から第11の実施例のいずれかの方法を備える。
第13の実施例は、コンピューティング機器上で実行されるのに応答して、コンピューティング機器に第7から第12の実施例のいずれかの方法を実行させる複数の命令を備える少なくとも1つの機械読み取り可能な記憶媒体を備える。
第14の実施例では、装置は、送受信器と、送受信器に結合されたプロセッサ回路と、プロセッサ回路に結合され、ユーザ・インターフェース・コンテンツおよびユーザ・プロファイルに関連付けられた記述子のため記述子値を動的に割り当てるためにプロセッサ回路上で動作するコンテンツ個人別最適化アプリケーションを記憶するメモリユニットとを備え、コンテンツ個人別最適化アプリケーションは、コンテンツを1つ以上のコンテンツ記述子に、そして、ユーザ・プロファイルを1つ以上のユーザ・プロファイル記述子に関連付けるために動作する記述子コンポーネントと、1つ以上のコンテンツ記述子、1つ以上のユーザ・プロファイル記述子、および送受信器によって受信されたコンテンツとのユーザ相互作用に基づいて、コンテンツ相互作用情報を生成するために動作するコンテンツ相互作用コンポーネントと、コンテンツ相互作用情報に基づいて、コンテンツ記述子値を1つ以上のコンテンツ記述子に、そして、ユーザ・プロファイル記述子値を1つ以上のユーザ・プロファイル記述子に動的に割り当てるために動作する記述子値生成処理コンポーネントと、を備える。
第15の実施例は、記述子コンポーネントがコンテンツの技術的難易度レベルおよびユーザ・プロファイルに関連付けられた技術的熟練度を示すレーティングを1つ以上のコンテンツ記述子の各々および1つ以上のユーザ・プロファイル記述子の各々に割り当てるために動作する、第14の実施例の装置を備える。
第16の実施例は、記述子値生成処理コンポーネントがコンテンツの大衆平均レーティングに基づくコンテンツ相互作用情報を利用してコンテンツ記述子値を1つ以上のコンテンツ記述子に割り当てるために動作する、第14または第15の実施例の装置を備える。
第17の実施例は、記述子値生成処理コンポーネントがユーザ・インターフェースでの1つ以上のブラウザによる閲覧パターンに基づくコンテンツ相互作用情報を利用してコンテンツ記述子値を1つ以上のコンテンツ記述子に割り当てるために動作する、第14から第16の実施例のいずれかの装置を備える。
第18の実施例は、記述子値生成処理コンポーネントが1つ以上のユーザ・プロファイルに関連付けられたユーザによってユーザ・インターフェースを通じてアクセスされたコンテンツの1つ以上のコンテンツ記述子に関連付けられたコンテンツ値の総平均に基づいてユーザ・プロファイル値を1つ以上のユーザ・プロファイル記述子に割り当てるために動作する、第14から第17の実施例のいずれかの装置を備える。
第19の実施例は、記述子コンポーネントが1つ以上のメタデータ・タグを介して1つ以上のウェブページを備えるコンテンツを1つ以上のコンテンツ記述子に関連付けるために動作する、第14から第18の実施例のいずれかの装置を備える。
第20の実施例では、方法は、コンピューティング機器によってアクセス可能であるプロセッサ回路によって、コンテンツを1つ以上のコンテンツ記述子に、そして、ユーザ・プロファイルを1つ以上のユーザ・プロファイル記述子に関連付けるステップと、1つ以上のコンテンツ記述子、1つ以上のユーザ・プロファイル記述子、およびプロセッサ回路に結合された送受信器によって受信されたコンテンツとのユーザ相互作用に基づいてコンテンツ相互作用情報を生成するステップと、コンテンツ相互作用情報に基づいて、コンテンツ記述子値を1つ以上のコンテンツ記述子に、そして、ユーザ・プロファイル記述子値を1つ以上のユーザ・プロファイル記述子に動的に割り当てるステップと、を備える。
第21の実施例は、コンテンツの技術的難易度レベルおよびユーザ・プロファイルに関連付けられた技術的熟練度を示すレーティングを1つ以上のコンテンツ記述子の各々および1つ以上のユーザ・プロファイル記述子の各々に割り当てるステップを備える、第20の実施例の方法を備える。
第22の実施例は、コンテンツの大衆平均レーティングに基づくコンテンツ相互作用情報を利用してコンテンツ値を1つ以上のコンテンツ記述子に割り当てるステップを備える、第20または第21の実施例の方法を備える。
第23の実施例は、ユーザ・インターフェースでの1つ以上のブラウザによる閲覧パターンに基づくコンテンツ相互作用情報を利用してコンテンツ記述子値を1つ以上のコンテンツ記述子に割り当てるステップを備える、第20から第22の実施例のいずれかの方法を備える。
第24の実施例は、1つ以上のユーザ・プロファイルに関連付けられたユーザによってユーザ・インターフェースを通じてアクセスされたコンテンツのコンテンツ記述子値の総平均に基づくコンテンツ相互作用情報を利用して記述子値を1つ以上のユーザ・プロファイル記述子に割り当てるステップを備える、第20から第23の実施例のいずれかの方法を備える。
第25の実施例は、1つ以上のメタデータ・タグを介して1つ以上のウェブページを備えるコンテンツを1つ以上のコンテンツ記述子に関連付けるステップを備える、第20から第24の実施例のいずれかの方法を備える。
第26の実施例では、少なくとも1つの機械読み取り可能な記憶媒体は、コンピューティング機器上で実行されるのに応答して、コンピューティング機器に第20から第25の実施例による方法を実行させる複数の命令を備える。
第27の実施例では、装置は、送受信器と、送受信器に結合されたプロセッサ回路と、プロセッサ回路に結合され、コンテンツ記述子に関連付けられた値およびユーザ・プロファイル記述子に関連付けられた値に基づいて個人別に最適化されたコンテンツを提示するためにプロセッサ回路上で動作するコンテンツ個人別に最適化アプリケーションを記憶するメモリユニットとを備え、コンテンツ個人別最適化アプリケーションは、1つ以上のコンテンツ記述子に関連付けられたコンテンツをユーザ・インターフェース上に提示するために動作するユーザ・インターフェース・コンポーネントと、送受信器によって、1つ以上のコンテンツ記述子に対応する1つ以上のユーザ・プロファイル記述子に関連付けられた1つ以上のユーザ・プロファイルを受信するために動作するユーザ・プロファイル・コンポーネントと、1つ以上のコンテンツ記述子に関連付けられたコンテンツ値と1つ以上のユーザ・プロファイル記述子に関連付けられたユーザ・プロファイル値との間の比較に基づいて、個人別に最適化されたコンテンツをユーザ・インターフェース上に提示するために動作するコンテンツ個人別最適化コンポーネントと、を備える。
第28の実施例は、ユーザ・インターフェース・コンポーネントが所定の範囲内にある数値として構成されたレーティングを備える1つ以上のコンテンツ記述子に関連付けられたコンテンツを提示するために動作する、第27の実施例の装置を備える。
第29の実施例は、コンテンツ個人別最適化コンポーネントは、コンテンツに関連付けられたレーティングをユーザ・インターフェースを通じてコンテンツにアクセスするユーザの1つ以上のユーザ・プロファイルに関連付けられたレーティングと一致させることにより個人別に最適化されたコンテンツを提示するために動作する、第27または第28の実施例の装置を備える。
第30の実施例は、ユーザ・インターフェース・コンポーネントがコンテンツへのアクセスを制限するように構成された独自開発のウェブサイトを備えるユーザ・インターフェースを1つ以上のユーザ・プロファイルに関連付けられたユーザに提示するために動作する、第27から第29の実施例の装置のうちのいずれかを備える。
第31の実施例は、ユーザ・インターフェース・コンポーネントがコンテンツの技術的難易度を指示する1つ以上のコンテンツ記述子に関連付けられたコンテンツで構成された技術サポートウェブサイトとして独自開発のウェブサイトを提示するために動作する、第27から第30の実施例の装置のいずれかを備える。
第32の実施例では、方法は、コンピューティング機器のプロセッサ回路によって、1つ以上のコンテンツ記述子に関連付けられたコンテンツをユーザ・インターフェース上に提示するステップと、プロセッサ回路と結合された送受信器によって、1つ以上のコンテンツ記述子に対応する1つ以上のユーザ・プロファイル記述子に関連付けられた1つ以上のユーザ・プロファイルを受信するステップと、1つ以上のコンテンツ記述子に関連付けられたコンテンツ値と1つ以上のユーザ・プロファイル記述子に関連付けられたユーザ・プロファイル値との間の比較に基づいて、個人別最適化されたコンテンツをユーザ・インターフェース上に提示するステップとを備える。
第33の実施例は、所定の範囲内にある数値として構成されたレーティングを備える1つ以上のコンテンツ記述子に関連付けられたコンテンツを提示するステップを備える、第32の実施例の方法を備える。
第34の実施例は、コンテンツに関連付けられたレーティングをユーザ・インターフェースを通じてコンテンツにアクセスするユーザの1つ以上のユーザ・プロファイルに関連付けられたレーティングと一致させることにより、個人別に最適化されたコンテンツを提示するステップを備える、第32または第33の実施例の方法を備える。
第35の実施例は、コンテンツへのアクセスを制限するように構成された独自開発のウェブサイトを備えるユーザ・インターフェースを1つ以上のユーザ・プロファイルに関連付けられたユーザに提示するステップを備える、第32から第35の実施例の方法のいずれかを備える。
第36の実施例は、コンテンツの技術的難易度を指示する1つ以上のコンテンツ記述子に関連付けられたコンテンツで構成された技術サポートウェブサイトとして独自開発のウェブサイトを提示するステップを備える、第32から第36の実施例の方法のいずれかを備える。
第37の実施例では、少なくとも1つの機械読み取り可能な記憶媒体は、コンピューティング機器上で実行されるのに応答して、コンピューティング機器に第32から第36の実施例の方法のうちのいずれかを実行させる複数の命令を備える。
第38の実施例では、装置は、送受信器と、送受信器に結合されたプロセッサ回路と、プロセッサ回路に結合され、記述子選択に基づいて、個人別最適化された検索結果をユーザ・インターフェース上に提示するためにプロセッサ回路上で動作するコンテンツ個人別最適化アプリケーションを記憶するメモリユニットとを備え、コンテンツ個人別最適化アプリケーションは、1つ以上のコンテンツ記述子に関連付けられたコンテンツにアクセスするために動作するコンテンツ記述子コンポーネントと、ユーザ・インターフェース上の表示のため、ユーザ・インターフェースで入力された1つ以上の検索条件に基づいてコンテンツから選択された検索結果を受信するために動作するコンテンツ検索コンポーネントと、ユーザ・インターフェースからアクセス可能であるグラフィカル・ユーザ・インターフェース要素を介して記述子選択を割り当てるために動作する記述子選択コンポーネントと、ユーザ・インターフェース上の表示のため、記述子選択に基づいて、個人別に最適化された検索結果を受信するために動作し、1つ以上の検索条件の再入力なしで、個人別に最適化された検索結果をユーザ・インターフェース上に提示する検索結果個人別最適化コンポーネントと、を備える。
第39の実施例は、コンテンツ記述子コンポーネントがウェブ・ブラウザ・アプリケーションおよびシン・クライアント・アプリケーションのうちの少なくとも一方を利用してコンテンツにアクセスするために動作する、第38の実施例の装置を備える。
第40の実施例は、コンテンツ個人別最適化アプリケーションが、ユーザ・インターフェースにアクセスするユーザに関連付けられたユーザ・プロファイルから1つ以上のコンテンツ記述子に対応する1つ以上のユーザ・プロファイル記述子を提供するために動作するユーザ・プロファイル・コンポーネントと、グラフィカル・ユーザ・インターフェース要素の初期選択に1つ以上のユーザ・プロファイル記述子から取得された対応する値を設定するために動作するグラフィカル・ユーザ・インターフェース初期選択コンポーネントとを備える、第38または第39の実施例の装置を備える。
第41の実施例は、グラフィカル・ユーザ・インターフェース要素が1つ以上のコンテンツ記述子の1つ以上の値に対応する1つ以上の選択肢を備えるスライダ・グラフィカル・ユーザ・インターフェース要素を備える、第38から第40の実施例の装置のいずれかを備える。
第42の実施例では、方法は、プロセッサ回路によって、1つ以上のコンテンツ記述子に関連付けられたコンテンツにアクセスするステップと、プロセッサ回路に結合された送受信器によって、ユーザ・インターフェース上の表示のため、ユーザ・インターフェースで入力された1つ以上の検索条件に基づいてコンテンツから選択された検索結果を受信するステップと、ユーザ・インターフェースからアクセス可能であるグラフィカル・ユーザ・インターフェース要素を通じて記述子選択を割り当てるステップと、ユーザ・インターフェース上の表示のため記述子選択に基づいて、1つ以上の検索条件の再入力なしで、受信された個人別に最適化された検索結果を受信するステップと、を備える。
第43の実施例は、ウェブ・ブラウザ・アプリケーションおよびシン・クライアント・アプリケーションのうちの少なくとも一方を利用してコンテンツにアクセスするステップを備える、第42の実施例の方法を備える。
第44の実施例は、ユーザ・インターフェースにアクセスするユーザのユーザ・プロファイルから1つ以上のコンテンツ記述子に対応する1つ以上のユーザ・プロファイル記述子を提供するステップと、グラフィカル・ユーザ・インターフェース要素の初期選択に1つ以上のユーザ・プロファイル記述子から取得された対応する値を設定するステップとを備える、第42または第43の実施例の方法を備える。
第45の実施例は、グラフィカル・ユーザ・インターフェース要素が1つ以上のコンテンツ記述子の1つ以上の値に対応する1つ以上の選択肢を備えるスライダ・グラフィカル・ユーザ・インターフェース要素を備える、第42から第44の実施例の方法のいずれかを備える。
第46の実施例では、少なくとも1つの機械読み取り可能な記憶媒体は、コンピューティング機器上で実行されるのに応答して、コンピューティング機器に第42から第45の実施例のいずれかによる方法を実行させる複数の命令を備える。
いくつかの実施形態は、表現「一実施形態」または「実施形態」をこれらの派生語と共に使用して説明されることがある。これらの用語は、実施形態に関連して説明された特有の特徴、構造、または特性が少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。明細書の様々な場所での「一実施形態において」という言い回しの出現は、必ずしも全てが同じ実施形態に言及しているとは限らない。さらに、いくつかの実施形態は、表現「結合され」および「接続され」をこれらの派生語と共に使用して説明されることがある。これらの用語は、必ずしも互いの同義語として意図されているとは限らない。たとえば、いくつかの実施形態は、2つ以上の要素が互いに直接物理的に、または、電気的に接触していることを指示するために用語「接続され」および/または「結合され」を使用して説明されることがある。しかし、用語「結合され」は、2つ以上の要素が互いに直接接触していないが、それでもなお、互いに協調または相互作用することを意味することもある。
読み手が技術的開示内容の本質を素早く確認することを可能にするために開示内容の要約が設けられていることを強調しておく。要約は、この要約が請求項の範囲もしくは意味を解釈または限定するために使用されない、という理解の下で提出されている。さらに、上記詳細な説明中、様々な特徴が開示を簡素化する目的のため1つの実施形態に集められていることが分かる。この開示の方法は、請求項に記載された実施形態が各請求項に明白に記載された特徴より多くの特徴を必要とするという意図を反映するものとして解釈されるべきではない。それどころか、特許請求の範囲が示すとおり、新規な主題は、1つの開示された実施形態の特徴の全部に満たない特徴にある。よって、特許請求の範囲は、これによって、各請求項が別個の実施形態として独立している状態で、詳細な説明に組み込まれる。特許請求の範囲において、用語「含む(including)」および「ここで(in which)」は、それぞれ対応する用語「備える(comprising)」および「ここで(wherein)」の分かりやすい英語同義語として使用される。その上、用語「第1の」、「第2の」、「第3の」などは、単にラベルとして使用され、これらの目的語に数値要件を課すことは意図されていない。
上記内容は、開示されたアーキテクチャの実施例を含む。当然ながら、あらゆる考えられるコンポーネントおよび/または方法の組み合わせについて記載することは可能ではないが、当業者は、多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識することがある。従って、新規なアーキテクチャは、特許請求の範囲に記載された事項の趣旨および範囲に含まれるあらゆる代替、変更および変形を包含することが意図されている。