JP2009134489A - 文書データの表示を制御する装置及び方法 - Google Patents

文書データの表示を制御する装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ある言語で記述された文書データをあるクライアントで表示する際に、その文書データに対応する別の言語で記述された文書データを別のクライアントで表示する。
【解決手段】エージェント20において、ブラウザ管理部21は、例えば日本語のページのURLを受信し、これを例えば英語のページのURLに変換する指示を生成する。また、URL生成部23は、この指示に応じ、パターンルール記憶部24に記憶されたパターンルールに基づいて、英語のページのURLを含むURL候補リストを生成する。更に、要求/応答管理部25は、日本語のページを取得すると共に、URL候補リストに含まれるURLの妥当性を検証し、妥当と判断されたURLに基づいて英語のページを取得する。そして最後に、ブラウザ管理部21が、日本語のページを第1のクライアントに送信すると共に英語のページを第2のクライアントに送信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、文書データを表示するために用いられる装置及び方法に関する。特に、本発明は、文書データの表示を制御する装置及び方法に関する。
従来より、Webブラウザにより表示されるコンテンツを同期させる技術が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1では、複数のコンピュータ端末間でコンテンツの同期を行い表示する同期プログラムが、コンピュータ端末でコンテンツ表示要求を受けたとき、要求されたコンテンツが記憶されていなければ、そのコンピュータ端末以外のコンピュータ端末からコンテンツを受信して表示している。
また、特許文献2では、基準サイトの中から基準ページを特定し、基準ページの単語集合情報と、比較サイト中のWebページである各比較ページの単語集合情報との比較に基づいて、各比較ページの中から基準ページに類似する類似ページを特定し、類似ページを基準ページと同一画面に表示している。
国際公開第2004/070616号パンフレット 特開2005−202766号公報
ところで、昨今のグローバリゼーション化に伴い、このようなコンテンツの同期を異なる言語間で行いたいという要求がある。例えば、Webブラウザを用いて日本語のWebページを閲覧する際に、同じWebページを英語でも確認したい、といった要求である。
しかしながら、従来、ある言語で記述されたコンテンツと、そのコンテンツに対応する別の言語で記述されたコンテンツとを同期させる手法は存在しなかった。従って、日本語で閲覧していたWebページと同じWebページの英語版を閲覧する場合、次のような操作を行うしかなかった。即ち、まず、日本語のWebページを閲覧する作業の終了後、言語を英語に切り替えて同様の作業を行い、同じWebページの英語版コンテンツを見つける。そして、再び日本語を閲覧する場合は、言語を日本語に戻してアクセスし直す、といった操作である。また、日本語のWebページを遷移させる操作を行ったら、英語のWebページも同じ操作を行って遷移させなければならない。この際、実装の異なる複数のブラウザを用いれば、それぞれのブラウザに対して別々の言語設定を行うことができるので、言語設定を切り替える必要はなくなるが、それでも、遷移する操作をそれぞれのブラウザに対して行う必要がある。一度のことであればそれほど大きな作業ではないが、この作業を反復する必要がある場合には、大きな手間となっていた。
尚、同様の問題点は、Webページやコンテンツを表示する場合に限らず、一般の文書データを表示する場合においても指摘できる。
一方、特許文献1の技術は、全く同じコンテンツを異なるコンピュータ端末のWebブラウザで同期させるものであり、ある言語で記述されたコンテンツと、そのコンテンツに対応する別の言語で記述されたコンテンツとを同期させるものではない。
また、特許文献2の技術は、言語の異なる複数ページの比較閲覧を行うものであるが、これらの複数ページは、あくまで類似ページであって、ある言語である内容について記述されたページと別の言語で同じ内容について記述されたページといった関係にあるものではない。
本発明の目的は、ある言語で記述された文書データをあるクライアントで表示するのに同期して、その文書データに対応する別の言語で記述された文書データを別のクライアントで表示することにある。
かかる目的のもと、本発明は、文書データの表示を制御する装置であって、第1の言語で記述された文書データを表示するための第1のクライアントから、表示対象の第1の文書データの第1の識別情報を受け付ける受付部と、受付部により受け付けた第1の識別情報に基づいて、第1の文書データに対応し、かつ、第2の言語で記述された第2の文書データの第2の識別情報を取得する取得部と、取得部により取得された第2の識別情報に基づいて、第2の言語で記述された文書データを表示するための第2のクライアントが第2の文書データを表示するように制御する制御部とを備えた、装置を提供する。
ここで、取得部は、受付部により受け付けた第1の識別情報に含まれる第1の言語に関係する文字列を第2の言語に関係する文字列に置換する処理を行うことにより、第2の識別情報を取得する、ものであってよい。
また、取得部は、受付部により受け付けた第1の識別情報に対して置換する処理を行うことにより第2の識別情報の複数の候補を生成し、その複数の候補のうち、第2の文書データを取得するために使用可能な候補を第2の識別情報として取得する、ものであってよい。
更に、取得部は、複数の候補の各々に基づくアクセスを順次試みることにより、第2の文書データを取得するために使用可能な候補を特定する、ものであってよい。
更にまた、取得部は、受付部により受け付けた第1の識別情報を構成する各要素に対して置換する処理を行い、置換する処理が行われた後の各要素を組み合わせることにより、第2の識別情報を取得する、ものであってよい。
また、この装置は、第1のクライアントの識別子と第2のクライアントの識別子との対応情報を記憶する記憶部を更に備え、受付部は、第1のクライアントからその識別子を受け付け、制御部は、受付部により受け付けた第1のクライアントの識別子を用いて記憶部に記憶された対応情報を検索することにより得られた第2のクライアントの識別子に基づいて、第2のクライアントを特定する、ものであってよい。
更に、取得部は、第2の識別情報に基づいて第2の文書データを取得し、第2の文書データが取得されたことを示す特定情報を記憶部に記憶し、制御部は、第2のクライアントから第2の文書データの表示要求があった際に、記憶部に特定情報が記憶されていれば、第2のクライアントが第2の文書データを表示するように制御する、ものであってよい。
また、第1の識別情報は、第1の文書データの所在を示すURL(Uniform Resource Locator)を含む、ものであってよい。
更に、第1の識別情報は、第1のクライアントが表示する文書データの言語を指定するために第1のクライアントに設定された言語指定情報を含み、取得部は、言語指定情報を第2の言語を指定するように書き換えることにより、第2の識別情報を取得する、ものであってよい。
更にまた、受付部は、第1のクライアントから第1の識別情報を受け付けたことに応じて第2のクライアントに所定の文書データが表示された後に、第2のクライアントから第2の識別情報を受け付け、取得部は、第1の識別情報に基づいて第2の識別情報を取得する際に用いる情報を、受付部が受け付けた第2の識別情報に基づいて更新する、ものであってよい。
また、本発明は、文書データの表示を制御する方法であって、第1の言語で記述された文書データを表示するための第1のクライアントから、表示対象の第1の文書データの第1の識別情報を受け付けるステップと、受け付けた第1の識別情報に基づいて、第1の文書データに対応し、かつ、第2の言語で記述された第2の文書データの第2の識別情報を取得するステップと、取得された第2の識別情報に基づいて、第2の言語で記述された文書データを表示するための第2のクライアントが第2の文書データを表示するように制御するステップとを含む、方法も提供する。
更に、本発明は、文書データの表示を制御する装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、コンピュータを、第1の言語で記述された文書データを表示するための第1のクライアントから、表示対象の第1の文書データの第1の識別情報を受け付ける受付部と、受付部により受け付けた第1の識別情報に基づいて、第1の文書データに対応し、かつ、第2の言語で記述された第2の文書データの第2の識別情報を取得する取得部と、取得部により取得された第2の識別情報に基づいて、第2の言語で記述された文書データを表示するための第2のクライアントが第2の文書データを表示するように制御する制御部として機能させる、プログラムも提供する。
本発明によれば、ある言語で記述された文書データをあるクライアントで表示するのに同期して、その文書データに対応する別の言語で記述された文書データを別のクライアントで表示することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」という)について詳細に説明する。尚、本実施の形態では、HTTPプロトコルを用いてWebページを表示する場合を前提に説明するが、これはあくまで例示であって、本発明を特定のプロトコルや特定の表示対象に限定するものではない。即ち、本実施の形態は、如何なる文書データを如何なるプロトコルを用いて表示する場合にも適用可能である。
まず、本実施の形態におけるコンピュータシステムについて説明する。
図1は、本実施の形態におけるコンピュータシステムの構成及び動作を示している。
図示するように、このコンピュータシステムは、主ブラウザ11と、従ブラウザ12と、エージェント20と、Webサーバ30とを含んでいる。
このうち、主ブラウザ11は、Webブラウザを起動することで生成されるプロセスにより生成されるインスタンスであり、ユーザがある言語のWebページ(以下、単に「ページ」という)の表示や遷移のために操作するウィンドウ(以下、「主ブラウザウィンドウ」という)を表示する。
また、従ブラウザ12は、Webブラウザを起動することで生成されるプロセスにより生成される主ブラウザ11とは異なるインスタンスであり、主ブラウザウィンドウに表示されたページと同期させる別の言語のページを閲覧するためのウィンドウ(以下、「従ブラウザウィンドウ」という)を表示する。ここで、従ブラウザ12は、1つしか図示していないが、複数存在していてもよい。
尚、主ブラウザ11及び従ブラウザ12は、同じコンピュータ端末で動作するものでも、異なるコンピュータ端末で動作するものでもよい。また、ここでは、同期させる2つのページを、別々のブラウザウィンドウに表示するようにしたが、これに限られるものではない。即ち、1つのブラウザウィンドウ内の複数の領域(例えば、タブ)に表示するようにしてもよい。このように、本実施の形態において、同期させるページは、異なるコンピュータ端末や、異なるブラウザウィンドウや、同じブラウザウィンドウ内の異なる領域に表示され得る。この場合、コンピュータ端末、ブラウザウィンドウ、ブラウザウィンドウ内の領域は、クライアントの一例であるということができる。
エージェント20は、複数のブラウザ(ここでは、主ブラウザ11及び従ブラウザ12)を管理し、Webサーバ30に対して必要なページを要求する。尚、エージェント20は、主ブラウザ11及び従ブラウザ12の少なくとも何れか一方が動作するコンピュータ端末で動作するものでもよいし、このようなコンピュータ端末とは別のコンピュータで動作するものでもよい。
Webサーバ30は、同じ内容について複数の言語で記述されたページを格納する1台のサーバであってもよいし、言語ごとにそれぞれ専用のサーバにページが格納される構成でもよい。本実施の形態では、物理的な構成の台数に関わらず、Webサーバ30は論理的に1台で表現する。
このような構成を有するコンピュータシステムにおいて、本実施の形態は、次のような動作を行う。尚、ここでは、主ブラウザ11が日本語のページを表示し、従ブラウザ12が英語のページを表示するものとする。
まず、ユーザが、主ブラウザウィンドウを操作して、あるページの表示を要求すると、主ブラウザ11は、エージェント20に対してそのページを要求する(1)。これにより、エージェント20は、Webサーバ30に対して、日本語のページを要求する(2a)と共に、英語のページを要求する(2b)。その結果、Webサーバ30は、この要求に対する応答として、日本語のページを返す(3a)と共に、英語のページを返す(3b)。すると、エージェント20は、日本語のページは主ブラウザ11に返信し(4a)、英語のページは従ブラウザ12に返信する(4b)。これにより、主ブラウザウィンドウには日本語のページが、従ブラウザウィンドウには英語のページが表示され、ページ間で同期がとられることになる。
ここで、図1の主ブラウザ11又は従ブラウザ12が表示するブラウザウィンドウについて説明する。
図2は、ブラウザウィンドウの表示イメージの例を示した図である。
まず、ブラウザウィンドウの上辺部には、通常のウィンドウでも見られるメニューバー101が表示される。
また、その下には、通常のブラウザウィンドウでも見られるように、URL(Uniform Resource Locator)を入力するためのアドレスバー102が表示される。本実施の形態では、このアドレスバー102のURL入力欄に対し、エージェント20のURLが入力されることになる。
更に、その下には、エージェント20に対して情報を受け渡すためのカスタムツールバー103が表示される。そして、このカスタムツールバー103は、URL入力ボックス104と、送信ボタン105と、制御取得チェックボックス106と、言語選択リストボックス107とを含む。
このうち、URL入力ボックス104は、主ブラウザウィンドウにおいては、同期させたいページのURLの入力欄として機能する。また、従ブラウザウィンドウにおいては、正しくないページが表示された場合に、正しいページのURLの入力欄として機能する。
送信ボタン105は、URL入力ボックス104に入力されたURLをエージェント20に伝えるために押下されるボタンである。
制御取得チェックボックス106は、ページの遷移を制御する権限を取得するためチェックされるボックスである。即ち、この制御取得チェックボックス106にチェックがなされたブラウザウィンドウを表示するブラウザは、図1の主ブラウザ11となり、この制御取得チェックボックス106にチェックがなされていないブラウザウィンドウを表示するブラウザは、図1の従ブラウザ12となる。
言語選択リストボックス107は、このブラウザウィンドウに表示するページの言語を指定するために用いるリストボックスである。例えば、図示するように、言語選択リストから英語を選択した場合、このブラウザウィンドウには、英語のページが表示される。
更にまた、その下には、エージェント20から取得したコンテンツを表示するためのコンテンツ表示領域108が設けられている。
次に、図1のエージェント20の機能構成について説明する。
図3は、エージェント20の機能構成例を示したブロック図である。
図示するように、エージェント20は、ブラウザ管理部21と、ブラウザ情報記憶部22と、URL生成部23と、パターンルール記憶部24と、要求/応答管理部25とを備えている。
ブラウザ管理部21は、複数のブラウザを例えばクッキーで識別する。そして、ブラウザごとにどの言語のページを表示するかを管理する。ここでは、主ブラウザ11(図1参照)が日本語のページを表示し、従ブラウザ12(図1参照)が英語のページを表示するものとする。この場合、ブラウザ管理部21は、まず、主ブラウザ11(図1参照)から、日本語のページを示すURLをページの表示要求として受け付ける。即ち、本実施の形態では、第1のクライアントで表示する文書データの識別情報の一例として、URLを用いており、その識別情報を受け付ける受付部の一例として、ブラウザ管理部21を設けている。そして、日本語のページを示すURLを英語のページを示すURLに変換するURL変換指示をURL生成部23に伝える。或いは、図示しないが、従ブラウザ12(図1参照)から正しいURLが通知された場合に、それをURL生成部23に伝えることもある。一方、要求/応答管理部25から日本語のページと英語のページとを受け取ると、日本語のページは主ブラウザ11へ、英語のページは従ブラウザ12へ送信する。即ち、本実施の形態では、第2のクライアントが文書データを表示するように制御する制御部の一例として、ブラウザ管理部21を設けている。
ブラウザ情報記憶部22は、複数のブラウザについて、ブラウザIDと、accept−languageと、URLと、完了フラグとを対応付けて記憶する。
ここで、ブラウザIDは、ブラウザを一意に識別する識別情報であり、クライアントの識別子の一例である。図では、主ブラウザ11のブラウザIDを「001」、従ブラウザ12のブラウザIDを「002」としている。また、ブラウザID「001」に続く「*」により、何れのブラウザが主ブラウザであるかも記憶している。このように、本実施の形態では、エージェント20がブラウザの主従関係を管理しており、これにより、ブラウザ間の同期をURLリクエストを介して実現することを可能にしている。
尚、本実施の形態では、ブラウザの主従関係のグループは1つとしているが、ブラウザの主従関係のグループは複数あってもよい。その場合は、主ブラウザを「*」で識別するのではなく、ブラウザ情報記憶部22に主ブラウザID欄を追加するとよい。そして、主ブラウザIDをキーとしてグループを検索するとよい。例えば、主ブラウザID「001」に対する従ブラウザIDが「002」、「003」であり、主ブラウザID「004」に対する従ブラウザIDが「005」、「006」、「007」であるとする。この場合、ブラウザID「001」、「002」、「003」、「004」、「005」、「006」、「007」に対し、それぞれ、主ブラウザID「001」、「001」、「001」、「004」、「004」、「004」、「004」が記憶される。そして、主ブラウザID「001」をキーとして、ブラウザID「001」、「002」、「003」からなるグループが特定され、主ブラウザID「004」をキーとして、ブラウザID「004」、「005」、「006」、「007」からなるグループが特定されることになる。
また、accept−languageは、ブラウザにおける言語設定とは関係なく、ブラウザウィンドウでどの言語のページが必要なのかを示す情報である。即ち、ブラウザにおける言語設定は、ブラウザからエージェント20へのHTTPリクエストのヘッダに含まれる言語指定情報の一例としてのaccept−languageに書き込まれているが、これは、ブラウザ情報記憶部22に記憶されたaccept−languageの値により上書きされる。
尚、ブラウザID及びaccept−languageは、ブラウザの登録時に設定される。
一方、URLは、後述するURL生成部23及び要求/応答管理部25の処理結果に応じて設定されるものであり、各ブラウザが表示すべきことが判明したページのURLである。実際には、URLの文字列が格納されることになるが、ここでは便宜上、日本語のページのURLを「res−ja」で表し、英語のページのURLを「res−en」で表している。
また、完了フラグは、上記URL欄に格納されたURLに基づくページの取得が完了したかどうかを示すフラグである。この完了フラグには、ページの取得が完了していれば「Y」が設定され、ページの取得が完了していなければ「N」が設定されるものとする。図では、「完了フラグ」を単に「完了」と示している。
尚、本実施の形態では、ブラウザIDの対応情報又は後述する特定情報を記憶する記憶部の一例として、ブラウザ情報記憶部22を設けている。
URL生成部23は、ブラウザ管理部21から渡されたURL変換指示に従い、従ブラウザ12が表示するページのURLの候補をリスト化したURL候補リストを生成する。その際、URL生成部23は、後述するパターンルールを用いるが、ブラウザ管理部21から正しいURLが通知された場合は、パターンルールを更新することもある。そして、URL生成部23は、URL候補リストを生成した場合、そのリストを要求/応答管理部25に受け渡す。本実施の形態では、第2のクライアントで表示する文書データの識別情報を取得する取得部の一例として、URL生成部23を設けている。
パターンルール記憶部24は、URL生成部23にてURL候補リストを生成する際に用いるパターンルールを記憶する。
要求/応答管理部25は、URL生成部23からURL候補リストを受け取り、そのリストに含まれる各URLの妥当性を検証する。そして、妥当であると判断されたURLに基づいて、Webサーバ30(図1参照)からページを取得する。本実施の形態では、第2のクライアントで表示する文書データを取得する取得部の一例として、要求/応答管理部25を設けている。
次に、エージェント20の動作について説明する。尚、本実施の形態では、次のことを前提とする。まず、対象とする言語(英語、日本語等)のページが、アクセスしたいサイトに存在することを、ユーザが予め知っているということである。また、ユーザは、アクセスしたいサイトのページの構造を知らないものとする。更に、他の言語のページの取得に失敗した場合、ユーザは、正しいURLを何らかの方法で特定して知らせることができるものとする。
まず、エージェント20に各ブラウザを登録する際の動作を説明する。
図4は、このときの動作の流れを示したものである。
図示するように、主ブラウザ11は、エージェント20に登録要求を送信する(0−1)。その際、図2に示した制御取得チェックボックス106にチェックし、制御取得をオンに設定する。即ち、制御取得をオンに設定して登録要求を行ったブラウザが、ページを同期させる際にユーザの操作を受け付ける主ブラウザ11となる。また、図において、主ブラウザ11は、日本語のページを表示すべきこともエージェント20に送信している。一方、従ブラウザ12も、エージェント20に登録要求を送信する(0−2)。その際、図2に示した制御取得チェックボックス106にチェックせず、制御取得はオフに設定する。即ち、制御取得をオフに設定して登録要求を行ったブラウザは、ページを同期して表示する従ブラウザ12となる。また、図において、従ブラウザ12は、英語のページを表示すべきこともエージェント20に送信している。
これにより、エージェント20では、ブラウザ管理部21が、各ブラウザに一意のブラウザIDを付与する。そして、ブラウザ情報記憶部22に対し、各ブラウザのブラウザIDと、各ブラウザで表示するページの言語との対応を登録する。ここでは、主ブラウザ11にブラウザID「001」を付与し、従ブラウザ12にブラウザID「002」を付与している。従って、ブラウザID「001」と日本語を表す「ja」との対応、及び、ブラウザID「002」と英語を表す「en」との対応を登録している。尚、「*」は、上述したように、そのブラウザが主ブラウザであることを示している。
その後、エージェント20では、ブラウザ管理部21が、ブラウザID「001」を主ブラウザ11に送信する(0−3)と共に、ブラウザID「002」を従ブラウザ12に送信する(0−4)。
尚、本実施の形態では、エージェント20へのブラウザ登録要求を送信する際に、制御取得のオン・オフの情報を含めることにより主・従ブラウザを決定した。しかし、これに限らず、後述の表示するページを要求する際に、制御取得の情報を含めることにより主・従ブラウザを再度決定し、既存の主従関係を更新することもできる。このように、ページ要求を行うごとに、主ブラウザの役割を入れ替えるといった実施の形態も考えられる。
次に、主ブラウザ11がエージェント20にページを要求してから、主ブラウザ11及び従ブラウザ12がページを表示するまでの動作を説明する。
図5〜9は、このときの動作の流れを示したものである。
まず、図5を参照して、主ブラウザ11がエージェント20にページを要求するときの動作を説明する。
図示するように、主ブラウザ11は、表示したいページのURLをエージェント20に送信する(1−1)。その際、主ブラウザ11のブラウザIDも、例えばクッキー等を用いて、主ブラウザ11からエージェント20へと渡される。図では、URL「http://www.foo.com/ja」と、ブラウザID「001」とが受け渡されている。
すると、エージェント20では、ブラウザ管理部21が、ブラウザ情報記憶部22において、主ブラウザ11から受け取ったブラウザIDに対し、受け取ったURLを記憶する。また、ブラウザ情報記憶部22を参照し、主ブラウザ11が表示する言語が日本語であり、従ブラウザ12が表示する言語が英語であることを認識する。そして、主ブラウザ11から渡されたURLを日本語のページを示すものから英語のページを示すものに変換するURL変換指示をURL生成部23に伝える(1−2)。尚、ここでは、主ブラウザ11は既定であるとしているが、前述のページ要求ごとに主ブラウザの役割を入れ替える実施の形態では、従ブラウザ12が制御取得をオンにしてページ要求を行い、ブラウザ管理部21がページ要求を受け付けた段階で、主ブラウザ11と従ブラウザ12の役割を変更することになる。
一方で、従ブラウザ12は、短い時間間隔、例えば、1秒ごとに更新チェック要求をエージェント20に送信する(1−3)。その際、従ブラウザ12のブラウザIDも、例えばクッキー等を用いて、従ブラウザ12からエージェント20へと渡される。
すると、エージェント20では、ブラウザ管理部21が、ブラウザ情報記憶部22を参照し、従ブラウザ12から受け取ったブラウザIDに対する完了フラグが「Y」に設定されているかどうかを判定する。ところが、この時点でエージェント20はまだ英語のページを取得しておらず、ブラウザID「002」に対する完了フラグは「N」に設定されている。従って、ブラウザ管理部21は、従ブラウザ12に対して、ページを送信しない。
次に、図6を参照して、エージェント20がURL候補リストを生成するときの動作を説明する。
エージェント20では、前述したように、ブラウザ管理部21からURL生成部23へ、URLを日本語対応のものから英語対応のものに変換するURL変換指示が送られている。
これにより、URL生成部23は、パターンルール記憶部24に記憶されたパターンルールを参照し、URL候補リストを生成する(2−1)。例えば、図の例のように、日本語を英語に変換する場合であれば、どこに出現する「ja」を「en」に変換するか、どのパターンルールを優先的に適用するか等を考慮して、URLを生成する。そして、URL生成部23は、生成したURL候補リストを要求/応答管理部25に受け渡す(2−2)。
また、図7を参照して、URL候補リストに含まれる各URLの妥当性を検証するときの動作を説明する。
エージェント20では、図示するように、要求/応答管理部25が、URL候補リストに含まれる各URLに基づいて、Webサーバ30に対し、HEADリクエストを送信する(2−3)。ここで、HEADリクエストとは、HTTPリクエストのうちHEADメソッドによるリクエストである。尚、この場合、URL候補リストに含まれるURLは、上に記載された方が優先度が高いものとし、上に記載されたものからHEADリクエストを送信するものとする。また、URL候補リストに含まれるURLのうち、「en.foo.com」及び「www.foo.co.jp/en」は存在しておらず、「www.foo.com/en」は存在しているものとする。まず、「en.foo.com」に対してHEADリクエストを送信するが、これに対しては「Unknown Host」とのステータスが返されるので、妥当なURLではないことが分かる。次に、「www.foo.co.jp/en」に対してHEADリクエストを送信するが、これに対しては「404 Not Found」とのステータスが返されるので、これも妥当なURLではないことが分かる。最後に、「www.foo.com/en」に対してHEADリクエストを送信すると、これに対して「200 OK」とのステータスが返されるので、妥当なURLであることが分かる。
そして、要求/応答管理部25は、ブラウザ情報記憶部22において、従ブラウザ12のブラウザID「002」に対し、ここで妥当と判断されたURL「www.foo.com/en」を記憶する(2−4)。
更に、図8を参照して、オリジナルのURLと妥当なURLからレスポンスを取得するときの動作を説明する。
エージェント20では、図示するように、要求/応答管理部25が、ブラウザ情報記憶部22において各ブラウザのブラウザIDに対して登録されたURLを取り出す。ここでは、ブラウザID「001」に対するURL(オリジナルのURL)として、「www.foo.com/ja」を取り出し、ブラウザID「002」に対するURL(妥当なURL)として、「www.foo.com/en」を取り出している。そして、要求/応答管理部25は、これらのURLに基づいて、Webサーバ30からページを取得する(3−1)。この場合、両方とも正しいURLであるので、「200 OK」とのステータスが返され、ページが取得される。その後、要求/応答管理部25は、取得したページをブラウザ管理部21に受け渡す(3−2)。また、取得したページがブラウザ管理部21に受け渡されると、要求/応答管理部25は、ブラウザ情報記憶部22において、ブラウザID「001」に対する完了フラグ、及び、ブラウザID「002」に対する完了フラグを「Y」に設定する。
更にまた、図9を参照して、主ブラウザ11及び従ブラウザ12にレスポンスを返すときの動作を説明する。
エージェント20では、図示するように、ブラウザ管理部21が、日本語のページを主ブラウザ11に送信する(4−1)。尚、主ブラウザ11からブラウザ管理部21への破線は、図5に示したページの取得要求を示している。一方、ブラウザ管理部21は、英語のページを従ブラウザ12に送信する(4−2)。尚、従ブラウザ12からブラウザ管理部21への破線は、図5に示した更新チェック要求を示している。図5では、ブラウザ情報記憶部22においてブラウザID「002」に対する完了フラグが「N」に設定されていたので、ページは送信されなかったが、ここでは、図6から図8までの処理を経ることによりブラウザID「002」に対する完了フラグが「Y」に設定されているので、更新チェック要求に応じてページが送信される。
通常、ブラウザは、ユーザ操作がない限り、リクエストを発行しない。そして、リクエストを発行しないと、送信先が特定できないので、情報も表示されない。そこで、本実施の形態では、従ブラウザ12が、更新チェック要求をエージェント20に対して定期的に行うことで、ページが表示されるようにした。また、その際、従ブラウザ12は、本来必要となるリクエストを更新チェックリクエストでエミュレートしてエージェント20に発行するようにした。これにより、複数の従ブラウザ12が存在した場合に、複数のレスポンスを各ブラウザに返せるようになっている。
尚、ここでは、従ブラウザ12が表示すべきページが取得されているかどうかを示す方法として、ページの取得が完了したかどうかを完了フラグで示す方法を採用したが、この方法には限らない。即ち、従ブラウザ12が表示すべきページが取得されたことを示す特定情報を記憶しておくことができるものであれば、如何なる方法を採用してもよい。
また、ここでは、主ブラウザ11及び従ブラウザ12に対してページを送信したが、必ずしもページを送信しなくてもよい。例えば、エージェント20から各ブラウザへはページのURLのみを送信し、ページの取得は、エージェント20を介さずに行うような構成も考えられる。
ところで、以上のような動作により、従ブラウザ12は、所望の言語のページを表示することになるが、図6で生成し、図7で妥当と判断したURLが誤っている場合もないわけではない。このような場合、エージェント20は、ユーザからの正しいURLの入力により、パターンルールを更新する。以下、このときの動作について説明する。
図10〜13は、このときの動作の流れを示したものである。
まず、図10を参照して、従ブラウザ12が正しいURLをエージェント20に通知するときの動作を説明する。
図示するように、従ブラウザ12は、正しいURLを、エージェント20に通知する(5−1)。その際、従ブラウザ12のブラウザIDも、例えばクッキー等を用いて、従ブラウザ12からエージェント20へと渡される。図では、正しいURL「www.en.foo.com」が、ブラウザID「002」と共に受け渡されている。すると、エージェント20では、ブラウザ管理部21が、渡されたURLを受け付ける。
次に、図11を参照して、エージェント20がパターンルールを更新するときの動作を説明する。
エージェント20では、図示するように、ブラウザ管理部21が、図9で従ブラウザ12に送信したURLを従ブラウザ12から受信した正しいURLに訂正するURL訂正指示をURL生成部23に伝える(5−2)。具体的には、従ブラウザ12から取得した正しいURLである「www.en.foo.com」を伝えている。これにより、URL生成部23は、パターンルールを更新する(5−3)。尚、ここでのパターンルールの更新は、ここでブラウザ管理部21から伝えられたURLを図5で主ブラウザ11から受信したURLに直接対応付けることにより行ってもよいし、ここでブラウザ管理部21から伝えられたURLに基づいてパターンルールの適用順位を調整することにより行ってもよい。このようにしてパターンルールの更新が終了すると、URL生成部23は、正しいURLを要求/応答管理部25に通知する(5−4)。尚、このとき、要求/応答管理部25は、ブラウザ情報記憶部22において、従ブラウザ12のブラウザID「002」に対し、通知されたURLを記憶する。
また、図12を参照して、訂正後のURLからレスポンスを取得するときの動作を説明する。
エージェント20では、図示するように、要求/応答管理部25が、ブラウザ情報記憶部22において従ブラウザ12に対して登録されたURLを取り出す。ここでは、ブラウザID「002」に対するURLとして、「www.en.foo.com」を取り出している。そして、要求/応答管理部25は、このURLに基づいて、Webサーバ30からページを取得する(5−5)。この場合、これは妥当なURLであるので、「200 OK」とのステータスが返され、ページが取得される。その後、要求/応答管理部25は、取得したページをブラウザ管理部21に受け渡す(5−6)。
更に、図13を参照して、従ブラウザ12にレスポンスを返すときの動作を説明する。
エージェント20では、図示するように、ブラウザ管理部21が、指示されたURLに基づく正しいページを従ブラウザ12に送信する(5−7)。尚、従ブラウザ12からブラウザ管理部21への破線は、図5に示した更新チェック要求を示している。これにより、ブラウザ管理部21から従ブラウザ12へ、正しいURLである「www.en.foo.com」のページが送信され、従ブラウザ12がこのページを表示する。
尚、ここでも、エージェント20から従ブラウザ12へはページのURLのみを送信し、ページの取得は、エージェント20を介さずに行うような構成も考えられる。
ここで、以上述べた動作をフローチャートに基づいて説明する。
図14は、エージェント20の動作例を示したフローチャートである。尚、このフローチャートは、主ブラウザ11からの1回の要求に応じた処理について示したものであり、通常は、この処理が主ブラウザ11からの要求に応じて繰り返されることになる。
動作が開始すると、まず、ブラウザ管理部21が、主ブラウザ11からページの表示要求を受け付ける(ステップ201)。このとき、ページの表示要求には、上述したように、ページのURLが含まれている。また、このとき、ブラウザ管理部21は、ブラウザ情報記憶部22を参照して、従ブラウザ12が表示するページの言語を特定し、URLをこの特定された言語を表すものに変換するURL変換指示を生成してURL生成部23に送る。
すると、URL生成部23は、パターンルール記憶部24に記憶されたパターンルールを用いて、従ブラウザ12が表示するページのURLの候補からなるURL候補リストを生成し、要求/応答管理部25に受け渡す(ステップ202)。
これにより、要求/応答管理部25は、受け渡されたURL候補リストに含まれるURL候補の妥当性を検証する。即ち、まず、URL候補リストに含まれるURL候補で未処理のものを格納したバッファが空になったかどうかを判定する(ステップ203)。
ここで、バッファが空になっていないと判定されれば、次のURL候補をバッファから取り出す(ステップ204)。次に、この取り出したURL候補に基づいて、Webサーバ30にHEADリクエストを送信する(ステップ205)。これに対して、Webサーバ30から「200 OK」とのレスポンス、つまり、正常なレスポンスが返って来たかどうかを判定する(ステップ206)。そして、正常なレスポンスが返って来ていなければ、ステップ203に戻り、再びバッファが空かどうかを判定する。また、正常なレスポンスが返って来れば、ステップ204で取り出したURLに基づいて、Webサーバ30にGETリクエスト又はPOSTリクエストを送信する(ステップ207)。これにより、Webサーバ30から返されたレスポンスは、ブラウザ管理部21に渡される。
一方、ステップ203でバッファが空になったと判定されれば、ステップ208に進む。この場合は、全てのURL候補について正常な応答が返されなかったことになるので、その旨の情報がブラウザ管理部21に渡される。
そして、ブラウザ管理部21は、この渡された情報を主ブラウザ11及び従ブラウザ12に返す(ステップ208)。尚、このとき、全てのURL候補について正常な応答が返されなかった旨の情報も従ブラウザ12に送信される。また、Webサーバ30から返された正常なレスポンスを従ブラウザ12に送信したとしても、そのレスポンスに誤りがある可能性はある。本実施の形態では、このような場合に、先にも述べた通り、正しいURLをフィードバックすることを可能としている。
そこで、ブラウザ管理部21は、フィードバック要求があるかどうかを判定し(ステップ209)、フィードバック要求がない場合は、そのまま処理を終了する。一方、フィードバック要求がある場合、従ブラウザ12から正しいURLを受け付ける(ステップ210)。そして、ブラウザ管理部21は、URL訂正指示をURL生成部23に伝え、URL生成部23が、パターンルールを更新する(ステップ211)。尚、この更新されたパターンルールは、ステップ202で再び使用されることになる。
ところで、ステップ209におけるフィードバック要求の有無の判定は、リクエストを送ってきたブラウザが従ブラウザ12であるかどうかによって行う。即ち、従ブラウザ12からリクエストが送信された場合のみフィードバック要求があったと判定する。ここで、前述のページ要求ごとに主ブラウザの役割を入れ替える実施の形態では、制御取得がオフであるブラウザからのリクエストをフィードバック要求と判定する。
次に、図14のフローチャートのステップ202でURL候補リストを生成する際の詳細な動作について説明する。本実施の形態において、このURL候補リストの生成は、前半及び後半の2段階の処理からなる。前半の処理は、URLの要素ごとに言語情報を変換する処理である。一方、後半の処理は、URLの要素ごとに変換した結果を組み合わせて最終的なURL候補リストを生成する処理である。そこで、本実施の形態では、2種類のパターンルールを用いる。即ち、前半の処理で用いられる変換ルールと、後半の処理で用いられる組み合わせルールである。尚、このようにURL候補リストの生成を前半及び後半に分けたのは、各URL要素に含まれる言語情報が相互依存しない場合があることを考慮したものである。
以下、これらの処理を順に説明する。
図15は、URL候補リストの生成における前半部分の動作例を示したフローチャートである。
まず、URL生成部23は、ブラウザ管理部21からURL変換指示を受け付ける(ステップ221)。ここで、URL変換指示には、主ブラウザ11から渡されたURL(以下、「元URL」という)と、どの言語からどの言語へ変換すべきかを示す言語変換情報とが含まれる。このうち、元URLは、ドメイン(ホスト名)、パス、パラメータ(クエリーストリング)からなる文字列(一般にURLとして認識されている文字列)を含む。但し、本実施の形態では、これに加え、HTTPヘッダ内のaccept−languageや、POSTメソッドでWebサーバ30に送信されるフォームデータ(以下、「POSTデータ」という)や、クッキーの情報もURLに含めて考える。
次に、URL生成部23は、ステップ221で受け付けた元URLに含まれるaccept−languageに設定された言語を、同じくステップ221で受け付けた言語変換情報に従って変更する(ステップ222)。通常、言語設定は個々のブラウザウィンドウに対して行うことができない。つまり、複数のブラウザウィンドウを開いた状態で1つのブラウザウィンドウ上で言語を切り替えた場合、他のブラウザウィンドウの言語設定も変更されてしまう。そこで、本実施の形態では、ブラウザが発行したリクエスト中のブラウザにおける言語設定に基づいて設定されたaccept−languageの値を、エージェント20が上書きして変更している。
また、URL生成部23は、ステップ221で取得したURLを、ドメイン、パス、パラメータ、POSTデータ、クッキー等の要素(以下、「URL要素」という)に分離する(ステップ223)。そして、分離した各URL要素に対して、以下の処理を実行する。
即ち、まず、全種類のURL要素について、処理を行ったかどうかを判定する(ステップ224)。
ここで、全種類のURL要素について処理を行っていると判定されれば、処理を終了する。
一方、全種類のURL要素について処理を行っていないと判定されれば、1種類のURL要素(例えば、ドメイン)に着目し、ステップ221で受け付けたURLのこのURL要素の部分をそのままURL要素候補リストに登録する(ステップ225)。尚、以下の説明では、このようにそのまま登録した候補を“as is”候補と呼ぶ。“as is”候補は、それ自体では、言語情報の変換を行ったことにはならないが、言語情報の変換を行った他のURL要素と組み合わせることにより、従ブラウザ12が表示するページのURL候補を構成することになる。
次に、URL生成部23は、ステップ221で受け付けたURLのこのURL要素の部分が言語情報を含むかどうかを判定する(ステップ226)。
その結果、このURL要素の部分が言語情報を含んでいなければ、ステップ224に戻り、次のURL要素について同様の処理を行う。
一方、このURL要素の部分が言語情報を含んでいれば、変換ルールの数だけ、以下の処理を繰り返す。
即ち、まず、全ての変換ルールを適用して変換を行ったかどうかを判定する(ステップ227)。そして、全ての変換ルールを適用して変換を行っていれば、ステップ224に戻り、次の種類のURL要素(例えば、パス)について同様の処理を行う。また、全ての変換ルールを適用して変換を行っていなければ、URL要素の部分に含まれる言語情報を、ここで着目している変換ルールに従って変換する(ステップ228)。そして、言語情報を変換した後のURL要素をURL要素候補としてURL要素候補リストに登録する(ステップ229)。そして、ステップ227に戻り、全ての変換ルールが適用されるまで処理を繰り返す。
ここで、この動作を具体例を用いて説明する。
まず、この例で用いる変換ルールについて説明する。
図16は、パターンルール記憶部24に記憶された変換ルールの例である。
この変換ルールは、URL要素内のどの文字列を変換するかを優先順位と共に記憶したものである。本実施の形態では、ある言語のページのURLを別の言語のページのURLに変換するために、URL中に現れる言語情報として、言語名、言語コード、国名、国コードに着目している。そして、この言語情報の何れを変換したものをURL候補とするかを定義している。図中、「YES」は、対応する言語情報を変換することを表しており、「NO」は、対応する言語情報を変換しないことを表している。
ところで、この例では、言語名、言語コード、国名、国コードの何れを置換したURL要素の優先順位を高くすべきかを、次のような考え方に基づいて決定している。即ち、文字列が短くなりがちな場合、間違った置換がなされる可能性が高いので、文字列が長くなる傾向にあるものほど優先的に置換するという考え方である。例えば、国名と言語名とを比較すると、国名よりも言語名の方が長いことが多い。従って、図16において、優先順位は、言語名、言語コード、国名、国コードの順としている。但し、これとは逆のケースもあるので、国ごとに言語名と国名のリストを作成し、言語名と国名のうちの長い方の優先順位を高くしてもよい。
また、言語名、言語コード、国名、国コードを組み合わせて置換したURL要素のうち、どの組合せの優先度を高くすべきかについては、幾つかの考え方がある。
1つは、X個の言語情報を置換したURL要素は、(X−1)個の言語情報を置換したURL要素よりも、優先順位を高くするという考え方である。
図16(a)は、この考え方に基づいて用意された変換ルールである。優先順位が「1」に対して、「YES」が4つ、優先順位が「2」〜「5」に対して、「YES」が3つ、優先順位が「6」〜「11」に対して、「YES」が2つ、優先順位が「12」〜「15」に対して、「YES」が1つとなっている。
またもう1つは、優先順位が高い言語情報を置換したURL要素の方が、優先順位が高くなるようにするという考え方である。
図16(b)は、この考え方に基づいて用意された変換ルールである。優先順位「1」〜「8」に対して、言語名が「YES」となっており、優先順位「9」〜「12」に対して、言語名は「NO」で言語コードが「YES」となっており、優先順位「13」、「14」に対して、言語名、言語コードは「NO」で国名が「YES」となっており、優先順位「15」に対して、国コードのみが「YES」となっている。
次に、図16(a)の変換ルールを用いた実際のURLの変換について説明する。
例えば、ステップ221で取得した元URLが「http://ja.foobar.com/ja_JP/document/release_note_japanese.html」であるとする。
この場合、ステップ223で、元URLから、ドメイン要素「ja.foobar.com」と、パス要素「ja_JP/document/release_note_japanese.html」とが抽出される。
そして、このURLを日本語対応のものからフランス語対応のものに変換することを考える。
まず、ドメイン要素の変換について考える。
この場合、ドメイン要素に含まれる言語情報は、言語コードのみであるので、(a)の表の優先順位13の変換ルールのみを適用すればよい。
図17(a)にこの変換規則を適用して生成されたドメイン要素の候補(ドメイン候補)を示す。この場合、言語コード「ja」を「fr」に変換し、ドメイン候補「fr.foobar.com」を生成している。尚、優先順位“as is”は、ステップ225でそのまま登録されたドメイン候補を示している。
次に、パス要素の変換について考える。
この場合、パス要素には、言語名「japanese」、言語コード「ja」、国コード「JP」が言語情報として含まれている。そこで、国名を変換するための変換ルール以外を順に適用する。具体的には、優先順位3、6、8、10、12、13、15の変換ルールを順に適用して、パス要素の候補(パス候補)を生成する。優先順位3の変換ルールを適用すると、言語名、言語コード、国コードの全てが変換される。つまり、言語名「japanese」が「french」に変換され、言語コード「ja」が「fr」に変換され、国コード「JP」が「FR」に変換され、図17(b)における優先順位1のパス候補が生成される。以下、同様に変換ルールを適用し、図17(b)における優先順位2〜7のパス候補が生成される。尚、ここでも、優先順位“as is”は、ステップ225でそのまま登録されたパス候補を示している。
また、図18は、URL候補リストの生成における後半部分の動作例を示したフローチャートである。
まず、URL生成部23は、URL要素候補、例えば、ドメイン要素の候補、パス要素の候補、パラメータ要素の候補等を読み込む(ステップ241)。
一方、URL生成部23は、これらのURL要素の候補を組み合わせるための組み合わせルールをパターンルール記憶部24から読み込む(ステップ242)。
そして、ステップ241で読み込んだ各URL要素の候補に対し、ステップ242で読み込んだ組み合わせルールを適用することにより、最終的なURL候補リストを生成する(ステップ243)。
また、図15のステップ222でaccept−languageを変更されたリクエストを追加し、その結果を全てのURL候補とする(ステップ244)。
ここで、この動作を具体例を用いて説明する。
まず、この例で用いる組み合わせルールについて説明する。
図19−1(a)は、パターンルール記憶部24に記憶された組み合わせルールの例である。
この組み合わせルールは、どのURL要素を優先的に組み合わせてURLを生成するかを示す規則である。ここでは、URL要素として、ドメイン要素、パス要素、パラメータ要素を想定している。図中、「YES」は、対応するURL要素について変換結果を組み合わせることを表しており、「NO」は、対応するURL要素については変換結果を組み合わせないことを表している。
また、図19−2(b)は、この組み合わせルールを模式的に示したものである。
まず、k通りのドメイン要素の各候補、m通りのパス要素の各候補、n通りのパラメータ要素の各候補の全ての組合せを順に列挙する。即ち、URL候補111、URL候補112、・・・、URL候補kmnを作成する。図19−1(b)の例では、ドメイン、パス、パラメータの順で優先度が高い前提にして組合せを列挙している。その後、図19−1(a)の表の優先順位に従い、同じ順位のURL候補をグループ化する。即ち、URL候補111は優先順位1、URL候補11nは優先順位2のグループにそれぞれ入る。同一グループ内の順位は、列挙したときの順番を保持する。即ちURL候補の添え字とした数字が小さいほど優先順位が高いので、同じ優先順位グループ1のURL候補111とURL候補121は、URL候補111の方が優先度が高くなる。
次に、図19−1(a)の組み合わせルールを用いた実際のURLの生成について説明する。
ここでは、ステップ241において、図17(a)に示したドメイン要素の候補及び同図(b)に示したパス要素の候補が読み込まれたものとする。
この例では、パラメータは存在しないので、図19−1(a)の優先順位2、5、6の順に、組み合わせルールを適用する。
図20は、このようにして生成されたURL候補リストである。
図19−1(a)の組み合わせルールの優先順位2を適用することにより、図20のURL候補リストの優先順位1〜7が生成されている。
また、図19−1(a)の組み合わせルールの優先順位5を適用することにより、図20のURL候補リストの優先順位8が生成されている。
更に、図19−1(a)の組み合わせルールの優先順位6を適用することにより、図20のURL候補リストの優先順位9〜15が生成されている。
以上説明したように、本実施の形態では、ブラウザに主従関係を導入し、エージェント20が主ブラウザ11及び従ブラウザ12を管理するようにした。そして、ブラウザウィンドウに施された言語設定をエージェント20が加工して生成したURLリクエストをWebサーバ30に発行することにより、元の言語設定とは独立して言語設定が施された複数のブラウザウィンドウに対して、同じ内容の異なる言語のページを同期しながら表示するようにした。これにより、例えば、日本語のページを開くと、自動的に対応する英語のページが開かれる、また、日本語のページが遷移したら、自動的に対応する英語のページも遷移する、といったブラウザウィンドウ上の動作が可能となる。
そして、このようなブラウザウィンドウ上の動作は、実際の応用場面では次のような効果をもたらすことになる。
第一に、ヘルプ等の技術情報の日本語翻訳と英語原文とを簡単に対比させながら読むことができる。
第二に、複数の言語で作成したウェブ情報の翻訳を検証する翻訳検証テストをブラウザ上で行う際に、これまで翻訳検証者が行っていた作業のうち、言語の切替が正常に動作するかの検証は、切り替わった後の正しい表示が何かを知っていれば、開発技術者自身が英語情報の上で操作することによって行うことができる。
第三に、国際化検証テストのような言語依存のテストを、オリジナルの英語のアプリケーションの動作と英語以外のアプリケーションの動作とを対比させながら行うことができる。
第四に、母国語が異なる受講生が受講するEラーニングにおいて、講師の操作に応じ、各受講生の母国語でコンテンツを表示することができる。尚、これは、図1の主ブラウザ11が講師のコンピュータ端末で動作し、複数の従ブラウザ12が各受講生のコンピュータ端末で動作する場合の効果である。
最後に、本実施の形態を適用するのに好適なコンピュータのハードウェア構成について説明する。図21は、このようなコンピュータのハードウェア構成の一例を示した図である。図示するように、コンピュータは、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)90aと、M/B(マザーボード)チップセット90bを介してCPU90aに接続されたメインメモリ90cと、同じくM/Bチップセット90bを介してCPU90aに接続された表示機構90dとを備える。また、M/Bチップセット90bには、ブリッジ回路90eを介して、ネットワークインターフェイス90fと、磁気ディスク装置(HDD)90gと、音声機構90hと、キーボード/マウス90iと、フレキシブルディスクドライブ90jとが接続されている。
尚、図21において、各構成要素は、バスを介して接続される。例えば、CPU90aとM/Bチップセット90bの間や、M/Bチップセット90bとメインメモリ90cの間は、CPUバスを介して接続される。また、M/Bチップセット90bと表示機構90dとの間は、AGP(Accelerated Graphics Port)を介して接続されてもよいが、表示機構90dがPCI Express対応のビデオカードを含む場合、M/Bチップセット90bとこのビデオカードの間は、PCI Express(PCIe)バスを介して接続される。また、ブリッジ回路90eと接続する場合、ネットワークインターフェイス90fについては、例えば、PCI Expressを用いることができる。また、磁気ディスク装置90gについては、例えば、シリアルATA(AT Attachment)、パラレル転送のATA、PCI(Peripheral Components Interconnect)を用いることができる。更に、キーボード/マウス90i、及び、フレキシブルディスクドライブ90jについては、USB(Universal Serial Bus)を用いることができる。
ここで、本発明は、全てハードウェアで実現してもよいし、全てソフトウェアで実現してもよい。また、ハードウェア及びソフトウェアの両方により実現することも可能である。また、本発明は、コンピュータ、データ処理システム、コンピュータプログラムとして実現することができる。このコンピュータプログラムは、コンピュータにより読取り可能な媒体に記憶され、提供され得る。ここで、媒体としては、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線又は半導体システム(装置又は機器)、或いは、伝搬媒体が考えられる。また、コンピュータにより読取り可能な媒体としては、半導体、ソリッドステート記憶装置、磁気テープ、取り外し可能なコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、リジッド磁気ディスク、及び光ディスクが例示される。現時点における光ディスクの例には、コンパクトディスク−リードオンリーメモリ(CD−ROM)、コンパクトディスク−リード/ライト(CD−R/W)及びDVDが含まれる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態には限定されない。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく様々に変更したり代替態様を採用したりすることが可能なことは、当業者に明らかである。
本発明の実施の形態におけるコンピュータシステムの構成及び動作を示した図である。 本発明の実施の形態で表示するブラウザウィンドウのイメージを示した図である。 本発明の実施の形態におけるエージェントの機能構成例を示した図である。 本発明の実施の形態においてブラウザを登録する際の動作を示した図である。 本発明の実施の形態においてページを同期表示する際の動作を示した図である。 本発明の実施の形態においてページを同期表示する際の動作を示した図である。 本発明の実施の形態においてページを同期表示する際の動作を示した図である。 本発明の実施の形態においてページを同期表示する際の動作を示した図である。 本発明の実施の形態においてページを同期表示する際の動作を示した図である。 本発明の実施の形態において妥当と判断したURLが正しくなかった場合の動作を示した図である。 本発明の実施の形態において妥当と判断したURLが正しくなかった場合の動作を示した図である。 本発明の実施の形態において妥当と判断したURLが正しくなかった場合の動作を示した図である。 本発明の実施の形態において妥当と判断したURLが正しくなかった場合の動作を示した図である。 本発明の実施の形態におけるエージェントの動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるURL候補リストの生成の前半の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるURL候補リストの生成の前半の動作で用いる変換ルールの例を示した図である。 本発明の実施の形態において生成されるURL要素候補の具体例を示した図である。 本発明の実施の形態におけるURL候補リストの生成の後半の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるURL候補リストの生成の後半の動作で用いる組み合わせルールの例を示した図である。 本発明の実施の形態におけるURL候補リストの生成の後半の動作で用いる組み合わせルールの例を示した図である。 本発明の実施の形態において生成されるURL候補リストの具体例を示した図である。 本発明の実施の形態を適用可能なコンピュータのハードウェア構成を示した図である。
符号の説明
20…エージェント、21…ブラウザ管理部、22…ブラウザ情報記憶部、23…URL生成部、24…パターンルール記憶部、25…要求/応答管理部

Claims (12)

  1. 文書データの表示を制御する装置であって、
    第1の言語で記述された文書データを表示するための第1のクライアントから、表示対象の第1の文書データの第1の識別情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部により受け付けた前記第1の識別情報に基づいて、前記第1の文書データに対応し、かつ、第2の言語で記述された第2の文書データの第2の識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記第2の識別情報に基づいて、前記第2の言語で記述された文書データを表示するための第2のクライアントが前記第2の文書データを表示するように制御する制御部と
    を備えた、装置。
  2. 前記取得部は、前記受付部により受け付けた前記第1の識別情報に含まれる前記第1の言語に関係する文字列を前記第2の言語に関係する文字列に置換する処理を行うことにより、前記第2の識別情報を取得する、請求項1の装置。
  3. 前記取得部は、前記受付部により受け付けた前記第1の識別情報に対して前記置換する処理を行うことにより前記第2の識別情報の複数の候補を生成し、当該複数の候補のうち、前記第2の文書データを取得するために使用可能な候補を前記第2の識別情報として取得する、請求項2の装置。
  4. 前記取得部は、前記複数の候補の各々に基づくアクセスを順次試みることにより、前記第2の文書データを取得するために使用可能な候補を特定する、請求項3の装置。
  5. 前記取得部は、前記受付部により受け付けた前記第1の識別情報を構成する各要素に対して前記置換する処理を行い、当該置換する処理が行われた後の当該各要素を組み合わせることにより、前記第2の識別情報を取得する、請求項2の装置。
  6. 前記第1のクライアントの識別子と前記第2のクライアントの識別子との対応情報を記憶する記憶部を更に備え、
    前記受付部は、前記第1のクライアントから、当該第1のクライアントの識別子を受け付け、
    前記制御部は、前記受付部により受け付けた前記第1のクライアントの識別子を用いて前記記憶部に記憶された前記対応情報を検索することにより得られた前記第2のクライアントの識別子に基づいて、当該第2のクライアントを特定する、請求項1の装置。
  7. 前記取得部は、前記第2の識別情報に基づいて前記第2の文書データを取得し、当該第2の文書データが取得されたことを示す特定情報を記憶部に記憶し、
    前記制御部は、前記第2のクライアントから前記第2の文書データの表示要求があった際に、前記記憶部に前記特定情報が記憶されていれば、当該第2のクライアントが当該第2の文書データを表示するように制御する、請求項1の装置。
  8. 前記第1の識別情報は、前記第1の文書データの所在を示すURL(Uniform Resource Locator)を含む、請求項1の装置。
  9. 前記第1の識別情報は、前記第1のクライアントが表示する文書データの言語を指定するために当該第1のクライアントに設定された言語指定情報を含み、
    前記取得部は、前記言語指定情報を前記第2の言語を指定するように書き換えることにより、前記第2の識別情報を取得する、請求項1の装置。
  10. 前記受付部は、前記第1のクライアントから前記第1の識別情報を受け付けたことに応じて前記第2のクライアントに所定の文書データが表示された後に、当該第2のクライアントから前記第2の識別情報を受け付け、
    前記取得部は、前記第1の識別情報に基づいて前記第2の識別情報を取得する際に用いる情報を、前記受付部が受け付けた前記第2の識別情報に基づいて更新する、請求項1の装置。
  11. 文書データの表示を制御する方法であって、
    第1の言語で記述された文書データを表示するための第1のクライアントから、表示対象の第1の文書データの第1の識別情報を受け付けるステップと、
    受け付けた前記第1の識別情報に基づいて、前記第1の文書データに対応し、かつ、第2の言語で記述された第2の文書データの第2の識別情報を取得するステップと、
    取得された前記第2の識別情報に基づいて、前記第2の言語で記述された文書データを表示するための第2のクライアントが前記第2の文書データを表示するように制御するステップと
    を含む、方法。
  12. 文書データの表示を制御する装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    第1の言語で記述された文書データを表示するための第1のクライアントから、表示対象の第1の文書データの第1の識別情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部により受け付けた前記第1の識別情報に基づいて、前記第1の文書データに対応し、かつ、第2の言語で記述された第2の文書データの第2の識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記第2の識別情報に基づいて、前記第2の言語で記述された文書データを表示するための第2のクライアントが前記第2の文書データを表示するように制御する制御部と
    して機能させる、プログラム。
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