JP2009133920A - 電気泳動表示装置の製造方法及び電気泳動表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電気的導通の度合いが装置ごとにバラつくのを防ぐことができると共に、製造効率の高い電気泳動表示装置の製造方法及び電気泳動表示装置を提供すること。
【解決手段】第2基板のうち所定部分は当該第2基板のうち所定部分以外の部分に対して取り外し可能に設けられると共に第2基板の所定部分のうち第1基板に対向させる面には電気泳動物質層を接着させる接着層が設けられるようにし、第1基板と第2基板との貼り合わせの際には接着層を電気泳動物質層に接着させる。その後第1電極と第2基板との間を電気的に接続する際には、まず第2基板の所定部分を当該所定部分以外の部分から取り外すことで電気泳動物質層のうち接着層に接着された部分を剥離し第1電極を露出させ、この第1電極の露出部分と第2基板とを導電部材によって接続するようにする。
【選択図】図4
【解決手段】第2基板のうち所定部分は当該第2基板のうち所定部分以外の部分に対して取り外し可能に設けられると共に第2基板の所定部分のうち第1基板に対向させる面には電気泳動物質層を接着させる接着層が設けられるようにし、第1基板と第2基板との貼り合わせの際には接着層を電気泳動物質層に接着させる。その後第1電極と第2基板との間を電気的に接続する際には、まず第2基板の所定部分を当該所定部分以外の部分から取り外すことで電気泳動物質層のうち接着層に接着された部分を剥離し第1電極を露出させ、この第1電極の露出部分と第2基板とを導電部材によって接続するようにする。
【選択図】図4
Description
本発明は、電気泳動表示装置の製造方法及び電気泳動表示装置に関する。
液相分散媒と電気泳動粒子とを含む電気泳動分散液に電界を印加すると、液相分散媒中で電気泳動粒子の分布状態が変化し、電気泳動分散液の光学特性が変化する。腕時計や電子ペーパーなどの電子機器の表示部にはこのような電気泳動分散液の光学特性の変化を利用して表示を行う電気泳動表示装置が搭載されている(例えば、特許文献1参照)。電気泳動表示装置の構成として、例えば共通電極を有する透明基板と駆動電極を有する駆動基板とで電気泳動分散液の封入された複数のマイクロカプセルを挟持する構成が知られている。
一般的に、駆動電極が形成された駆動基板に対して、あらかじめ共通電極が形成された電気泳動シートを貼り付け、共通電極と駆動基板との間を電気的に接続することによって上記構成の電気泳動表示装置が製造される。
図30(a)に示すように、電気泳動シート306は、透明基板300側に、共通電極301と、複数のマイクロカプセル302と、接着層305とが、あらかじめシート状態に構成されており、駆動基板303に貼り付ける前は、接着層305側に剥離紙(図示せず)が貼り付けされている。
製造工程においては、まず、図3(a)に示すように、剥離紙を剥がした電気泳動シート306を、真空ラミネータなどにより、駆動基板303に貼り付ける。続いて、図30(b)に示すように、駆動基板303の端部303aをカットし()、透明基板300の端部300aにラミネートされているマイクロカプセル302aを拭き取って共通電極301を露出させる。この状態を示したのが図30(c)であり、共通電極301を露出させた後、この共通電極の露出部分に導電部材の一端を貼り付けると共に導電部材の他端を駆動基板に接続することで共通電極と駆動基板との間を電気的に接続させていた。
また、マイクロカプセルを拭き取る際には、表示に用いられるマイクロカプセルが除去されたり破損したりするのを回避するため装置1つ1つについて手作業で拭き取るようにしていた。
特開2006−189835号公報
しかしながら、上記手法ではマイクロカプセルの拭き取りが手作業で行われるため、共通電極の一部が誤って拭き取られたり各電気泳動表示装置の間でマイクロカプセルの拭き取りムラが生じたりすることがあった。この場合、共通電極の露出状態にバラつきが生じることになるため、共通電極と導電部材との間の電気的接続の度合いにバラつきが生じ装置ごとに電気的特性がバラついてしまうという問題があった。また、装置1つ1つについて手作業で拭き取りを行うため製造効率が向上しにくいという問題もあった。
上記事情に鑑み、本発明は、製造効率の良い電気泳動表示装置の製造方法及び電気泳動表示装置を提供することを目的の一つとする。
また、均一な電気的特性が得られる電気泳動表示装置の製造方法及び電気泳動表示装置を提供することを目的の一つとする。
また、均一な電気的特性が得られる電気泳動表示装置の製造方法及び電気泳動表示装置を提供することを目的の一つとする。
上記目的を達成するため、本発明に係る電気泳動表示装置の製造方法は、第1基板側に第1電極、電気泳動物質層及び接着層が設けられた電気泳動シートを、第2電極が設けられた第2基板に貼り付ける第1工程と、前記第1電極と前記第2基板との間を電気的に接続する第2工程とを有する電気泳動表示装置の製造方法であって、前記第2基板のうち所定部分は、前記第2基板のうち前記所定部分以外の部分に対して取り外し可能に設けられており、前記第2基板の前記所定部分のうち前記第1基板に対向させる面には前記電気泳動物質層を接着させる接着層が設けられており、前記第1工程では、前記電気泳動シートを前記第2基板に貼り付ける際に前記接着層を前記電気泳動物質層に接着させ、前記第2工程では、前記第2基板の前記所定部分を当該所定部分以外の部分から取り外すことで前記電気泳動物質層のうち前記接着層に接着された部分を剥離し前記第1電極を露出させ、前記第1電極の露出部分と前記第2基板とを導電部材によって接続することを特徴とする。
本発明によれば、第2基板のうち所定部分は当該第2基板のうち所定部分以外の部分に対して取り外し可能に設けられると共に第2基板の所定部分のうち第1基板に対向させる面には電気泳動物質層を接着させる接着層が設けられるようにし、電気泳動シートを第2基板に貼り付ける際には接着層を電気泳動物質層に接着させる。その後第1電極と第2基板との間を電気的に接続する際には、まず第2基板の所定部分を当該所定部分以外の部分から取り外すことで電気泳動物質層のうち接着層に接着された部分を剥離し第1電極を露出させ、この第1電極の露出部分と第2基板とを導電部材によって接続するようにする。このため、電気泳動物質層を剥離する際に拭き取りなどの手作業によることなく第2基板の所定部分を取り外すという機械的な作業によって電気泳動物質層を剥離することができる。これにより、第1電極の露出状態は装置毎にほぼ均一になり、第1電極と導電部材との間の電気的接続の度合いにバラつきが生じにくくなるため、電気的特性が装置毎にばらつくのを防ぐことができる。第2基板の所定部分の取り外し作業については、手作業で行うことも勿論可能ではあるが、別途取り外し装置などを用いて自動的に行うこともできるため、製造効率を向上させることができる。
本発明に係る電気泳動表示装置の製造方法は、第1基板側に第1電極、電気泳動物質層及び接着層が設けられた電気泳動シートを、第2電極が設けられた第2基板に貼り付ける第1工程と、前記第1電極と前記第2基板との間を電気的に接続する第2工程とを有する電気泳動表示装置の製造方法であって、前記第2基板のうち所定部分は、前記第2基板のうち前記所定部分以外の部分に対して独立して変形可能に設けられており、前記第2基板の前記所定部分のうち前記第1基板に対向させる面には前記電気泳動物質層を接着させる接着層が設けられており、前記第1工程では、前記電気泳動シートを前記第2基板に貼り付ける際に前記接着層を前記電気泳動物質層に接着させ、前記第2工程では、前記第2基板の前記所定部分を前記第1基板とは反対側へ引き離すことで前記電気泳動物質層のうち前記接着層に接着された部分を剥離し前記第1電極を露出させ、前記所定部分から前記電気泳動物質層及び前記接着層を除去した後に前記所定部分の前記第1基板側の表面に導電部材を配置し、前記導電部材が前記第1電極に接触するように前記所定部分を前記第1基板側へ押し当てることを特徴とする。
本発明によれば、第2基板のうち所定部分が当該第2基板のうち所定部分以外の部分に対して独立して変形可能に設けられると共に第2基板の所定部分のうち第1基板に対向させる面には電気泳動物質層を接着させる接着層が設けられるようにし、電気泳動シートを第2基板に貼り付ける際には接着層を電気泳動物質層に接着させるようにする。第1電極と第2基板との間を電気的に接続する際には、まず第2基板のうち独立して変形可能な所定部分を第1基板とは反対側へ引き離すことで電気泳動物質層のうち接着層に接着された部分を剥離して第1電極を露出させる。その後、所定部分に付着した電気泳動物質層及び接着層を除去した後に所定部分の第1基板側の表面に導電部材を配置し、導電部材が第1電極に接触するように所定部分を前記第1基板側へ押し当てるようにする。このため、電気泳動物質層を剥離する際に拭き取りなどの手作業によることなく、第2基板のうち独立して変形可能な所定部分を第1基板側とは反対側へ引き離すという機械的な作業によって電気泳動物質層を剥離することができる。これにより、第1電極の露出状態は装置毎にほぼ均一になり、第1電極と導電部材との間の電気的接続の度合いにバラつきが生じにくくなるため、電気的特性が装置毎にばらつくのを防ぐことができる。また、第2基板の所定部分の引き離し作業については、手作業で行うことも勿論可能ではあるが、別途引き離し装置などを用いて自動的に行うことができるため、製造効率を向上させることができる。なお、「独立して変形可能」については、少なくとも所定部分を第1基板とは反対側へ引き離すことができると共に当該所定部分を第1基板側へ押し当てることができる程度に変形可能であることを要する。
本発明に係る電気泳動表示装置の製造方法は、第1基板側に第1電極、電気泳動物質層及び接着層が設けられた電気泳動シートを、第2電極が設けられた第2基板に貼り付ける第1工程と、前記第1電極と前記第2基板との間を電気的に接続する第2工程とを有する電気泳動表示装置の製造方法であって、前記第1基板のうち第1部分は、前記第1基板のうち前記第1部分以外の部分に対して独立して変形可能に設けられており、前記第2基板のうち前記第1基板の前記第1部分に対向する第2部分には前記電気泳動物質層を接着させる接着層が設けられており、前記第1工程では、前記電気泳動シートと前記第2基板に貼り付ける際に前記接着層を前記電気泳動物質層に接着させ、前記第2工程では、前記第1基板の前記第1部分を前記第2基板とは反対側へ引き離すことで前記電気泳動物質層のうち前記接着層に接着された部分を剥離し前記第1電極を露出させ、前記第2基板の前記第2部分から前記電気泳動物質層及び前記接着層を除去した後に前記第2部分に導電部材を配置し、前記導電部材が前記第1電極に接触するように前記第1部分を前記第2基板側へ押し当てることを特徴とする。
本発明によれば、第1基板のうち第1部分が当該第1基板のうち第1部分以外の部分に対して独立して変形可能に設けられると共に第2基板のうち第1基板の第1部分に対向する第2部分には電気泳動物質層を接着させる接着層が設けられるようにし、電気泳動シートを第2基板に貼り付ける際に接着層を電気泳動物質層に接着させるようにする。その後、第1電極と第2基板との間を電気的に接続する際には、まず第1基板の第1部分を第2基板とは反対側へ引き離すことで電気泳動物質層のうち接着層に接着された部分を剥離し第1電極を露出させる。次に第2基板の第2部分から電気泳動物質層及び接着層を除去した後に第2部分に導電部材を配置し、導電部材が第1電極に接触するように第1部分を第2基板側へ押し当てるようにする。このため、電気泳動物質層を剥離する際に拭き取りなどの手作業によることなく、第1基板のうち独立して変形可能な第1部分を第2基板側とは反対側へ引き離すという機械的な作業によって電気泳動物質層を剥離することができる。これにより、第1電極の露出状態は装置毎にほぼ均一になり、第1電極と導電部材との間の電気的接続の度合いにバラつきが生じにくくなるため、電気的特性が装置毎にばらつくのを防ぐことができる。また、第1基板の第1部分の引き離し作業については、手作業で行うことも勿論可能ではあるが、別途引き離し装置などを用いて自動的に行うことができるため、製造効率を向上させることができる。なお、「独立して変形可能」については、少なくとも第1部分を第2基板とは反対側へ引き離すことができると共に当該第1部分を第2基板側へ押し当てることができる程度に変形可能であることを要する。
本発明に係る電気泳動表示装置は、第1基板側に第1電極、電気泳動物質層及び接着層が設けられた電気泳動シートが、第2電極を有し長手方向及び短手方向を有する矩形の第2基板に貼り合わされていると共に、前記第1電極と前記第2基板との間が電気的に接続された電気泳動表示装置であって、前記第2基板のうち所定部分に第1開口部が設けられており、前記電気泳動物質層のうち前記第1開口部に重なる領域内に第2開口部が設けられており、前記第1電極のうち前記第1開口部及び前記第2開口部に露出した部分と前記第2基板とを接続する導電部材が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、長手方向及び短手方向を有する矩形の第2基板のうち所定部分に第1開口部が設けられており、電気泳動物質層のうち第1開口部に重なる領域内に第2開口部が設けられており、第1電極のうち第1開口部及び第2開口部に露出した部分と第2基板とを接続する導電部材が設けられていることとしたので、第1電極と導電部材との間が導電部材によって確実に接続されることになる。これにより、装置毎に電気的特性にバラつきが生じるのを回避することができる。
本発明に係る電気泳動表示装置は、第1基板側に第1電極、電気泳動物質層及び接着層が設けられた電気泳動シートが、第2電極を有し長手方向及び短手方向を有する矩形の第2基板に貼り合わされていると共に、前記第1電極と前記第2基板との間が電気的に接続された電気泳動表示装置であって、前記第2基板のうち所定部分は、前記第2基板のうち前記所定部分以外の部分に対して独立して変形可能に設けられており、前記電気泳動物質層のうち前記所定部分に重なる領域内に開口部が設けられており、前記第1電極のうち前記開口部に露出した部分と前記所定部分のうち前記第1基板側の面とを接続する導電部材が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、長手方向及び短手方向を有する矩形の第2基板のうち所定部分が第2基板のうち所定部分以外の部分に対して独立して変形可能に設けられており、電気泳動物質層のうち所定部分に重なる領域内に開口部が設けられており、第1電極のうち開口部に露出した部分と所定部分のうち第1基板側の面とを接続する導電部材が設けられていることとしたので、第1電極と導電部材との間が導電部材によって確実に接続されることになる。これにより、装置毎に電気的特性にバラつきが生じるのを回避することができる。
本発明に係る電気泳動表示装置は、第1基板側に第1電極、電気泳動物質層及び接着層が設けられた電気泳動シートが、第2電極を有し長手方向及び短手方向を有する矩形の第2基板に貼り合わされていると共に、前記第1電極と前記第2基板との間が電気的に接続された電気泳動表示装置であって、前記第1基板のうち所定部分は、前記第1基板のうち前記第1部分以外の部分に対して独立して変形可能に設けられており、前記電気泳動物質層のうち前記所定部分に重なる領域内に開口部が設けられており、前記第1電極のうち前記開口部に露出した部分と前記所定部分のうち前記第2基板側の面とを接続する導電部材が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、第1基板のうち所定部分が第1基板のうち第1部分以外の部分に対して独立して変形可能に設けられており、電気泳動物質層のうち所定部分に重なる領域内に開口部が設けられており、第1電極のうち開口部に露出した部分と所定部分のうち第2基板側の面とを接続する導電部材が設けられていることとしたので、第1電極と導電部材との間が導電部材によって確実に接続されることになる。これにより、装置毎に電気的特性にバラつきが生じるのを回避することができる。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1は本実施形態に係る腕時計の外観を示す図である。
同図に示すように、腕時計1は表示装置2及びフレーム3を有しており、腕に装着して腕時計として使用するのに加えてブレスレットとしても使用できるように構成されたブレスレット型の腕時計である。
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1は本実施形態に係る腕時計の外観を示す図である。
同図に示すように、腕時計1は表示装置2及びフレーム3を有しており、腕に装着して腕時計として使用するのに加えてブレスレットとしても使用できるように構成されたブレスレット型の腕時計である。
表示装置2は長手及び短手を有する矩形板状の表示装置であり、当該表示装置2として本発明に係る電気泳動表示装置が用いられている。この表示装置2は長手方向に沿って円環状に湾曲された構成になっており、腕時計1を装着した時に腕にフィットしやすくなっている。表示装置2の表示面2aが円環の外側に向けられており、表示装置2の裏面2bが円環の内側に向けられている。表示面2aは表示装置2の縁部分を除くほぼ全面が表示領域4になっている。この表示領域4には例えば時刻などの情報が表示されるようになっている。
フレーム3は表示装置2の縁部分を覆うように設けられている。フレーム3のうち表示装置2の長手方向の一端を覆う部分には係止部3aが設けられており、フレーム3のうち表示装置2の他端を覆う部分には係止受部3bが設けられている。係止部3aと係止受部3bとは係脱可能になっており、係止部3aと係止受部3bとを係脱させることで腕時計1を腕に着脱できるようになっている。
図2は、表示面2a側から見たときの表示装置2の構成を示す平面図である。図3は、裏面2b側から見たときの表示装置2の構成を示す平面図である。図2及び図3においては、表示装置2の平面構成をわかりやすくするため当該表示装置2の湾曲を伸ばした状態で示している。
図2及び図3に示すように、表示装置2は駆動基板5及び電気泳動シート6を有しており、この駆動基板5に電気泳動シート6が貼り付けられた構成になっている。駆動基板5及び電気泳動シート6は表示装置2の長手方向及び短手方向と一致する方向に長手及び短手を有している。駆動基板5は電気泳動シート6よりも長手方向の寸法が大きくなっており、駆動基板5の長手方向の一部が電気泳動シート6に対して張り出した状態になっている。この張り出した部分(張出部分)5aには表示装置2に駆動信号を供給する回路基板Pが接続されている。駆動基板5と電気泳動シート6との間は導電シール8によって接続されている。
図4は図2におけるA−A断面に沿った構成の一部分を示す図である。
同図に示すように、駆動基板5は基材50、駆動電極51及び接続電極52を有している。
同図に示すように、駆動基板5は基材50、駆動電極51及び接続電極52を有している。
基材50は長手及び短手を有する矩形の板状部材であり、外力に対して可撓性を有している。基材50には開口部50cが設けられている。開口部50cは平面視で電気泳動シート6に重なる領域のうち表示領域4の外側の領域に配置されており(図2、図3参照)、基材50の内面50aと外面50bとの間を貫通して形成されている。基材50の外面50b側は表示装置2の裏面2b側である。
駆動電極51はセグメント電極51a及び背景電極51bを有しており、それぞれ基材50の内面50a上に設けられている。セグメント電極51aは例えば図1に示すようなセブンセグメント表示の「0」〜「9」が表示されるように配置されている。背景電極51bは当該セグメント電極51aを囲むように配置されている。
接続電極52は基材50の外面50b上のうち開口部50cの近傍に配置された電極であり、駆動基板5の張出部分5aの領域内に配置されている。この接続電極52は不図示の配線によって図1に示す回路基板Pに電気的に接続されており、回路基板Pからの駆動信号が供給されるようになっている。
電気泳動シート6は透明基板60側に共通電極61及び電気泳動物質層7が設けられた構成になっており、表示装置2の表示面2a側に配置されている。電気泳動シート6は光透過性が高くなっており表示面2aの外側から電気泳動物質層7が視認できるようになっている。
透明基板60は長手及び短手を有する矩形の板状部材であり、外力に対して可撓性を有している。この透明基板60を構成する材料としては、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリカーボネイト(PC)など、可撓性を有すると共に光透過性の高い材料が挙げられる。透明基板60の外面60b側は表示装置2の表示面2a側である。
共通電極61は透明基板60の内面60a上のほぼ全面に設けられた薄膜状の電極であり、例えばITO(インジウム・スズ酸化物)、MgAg(マグネシウム銀)、IZO(インジウム・亜鉛酸化物)等の透明導電材料などの光透過性の高い導電材料で構成されている。共通電極61のうち上記の開口部50cに平面視で重なる領域は、当該開口部50cから基材50の裏面50b側に露出した状態になっている。この露出部分61aには導電シール8の一端が貼り付けられている。導電シール8は露出部分61aから駆動基板5の開口部50c内を貫通するように設けられ、当該導電シール8の他端は接続電極52に貼り付けられている。共通電極61はこの導電シール8によって回路基板Pに電気的に接続された状態になっており、導電シール8を介して回路基板Pからの信号が供給されるようになっている。
電気泳動物質層7は複数のマイクロカプセル70及び接着層71を有している。例えば図2中に斜線で示すように、この電気泳動物質層7は平面視で電気泳動シート6にほぼ重なる領域に配置されており、駆動基板5の開口部50cに平面視で重なる領域には配置されていない状態になっている。
マイクロカプセル70は電気泳動分散液が封入された略球状のカプセルであり、各カプセルの直径はほぼ同一になっている。マイクロカプセル70のカプセル壁膜を形成する材料としては、アラビアゴム・ゼラチンの複合膜、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、尿素樹脂などの化合物が挙げられる。マイクロカプセル70に封入された電気泳動分散液は電気的刺激に対応して光学特性が変化する電気光学物質であり、電気泳動粒子及び当該電気泳動粒子を分散させる液層分散媒からなる。
液相分散媒としては、水やアルコール系溶媒、各種エステル類、ケトン類、脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、芳香族炭化水素、ハロゲン化炭化水素、カルボン酸塩又はその他の種々の油類等の単独、またはこれらの混合物に界面活性剤等を配合したものを用いることができる。
電気泳動粒子としては、液相分散媒中で電位差による電気泳動により移動する性質を有する有機あるいは無機の粒子(高分子あるいはコロイド)を用いることができる。具体的には、カーボンブラック、アニリンブラック等の黒色顔料、二酸化チタン等の白色顔料、モノアゾのアゾ系顔料、イソインドリノン等の黄色顔料、モノアゾのアゾ系顔料、キナクリドンレッド等の赤色顔料、フタロシアニンブルー等の青色顔料、フタロシアニングリーン等の緑色顔料等の1種又は2種以上を用いることができる。これらの顔料には、必要に応じ、電解質、界面活性剤、金属石鹸、樹脂、ゴム、油、ワニス、コンパウンド等の粒子からなる荷電制御剤、チタン系カップリング剤、アルミニウム系カップリング剤、シラン系カップリング剤等の分散剤、潤滑剤、安定化剤等を添加することができる。
マイクロカプセル70には、例えば白色顔料である二酸化チタンと黒色顔料であるカーボンブラックとの二種類の電気泳動粒子が封入されており、一方が負に、他方が正に帯電されている。勿論他の電気泳動粒子を用いても構わないし、電気泳動粒子を一種類のみ用い、これを共通電極61側、あるいは駆動電極51側に泳動させることで表示可能となるように構成しても構わない。
接着層71は、バインダを兼ねた熱硬化タイプの接着剤である。接着層71としては、マイクロカプセル70のカプセル壁膜に対する親和性が良好で、共通電極61および駆動電極51に対する接着性に優れ、かつ絶縁性の良い接着剤であることが好ましい。また、熱硬化タイプではあるが、硬化後も弾性がある接着剤が好ましい。
次に、上記のように構成された表示装置2の動作を簡単に説明する。
駆動電極51と共通電極61との間に共通電極61の電圧が相対的に高くなるように電圧を印加すると、正に帯電された黒色の電気泳動粒子はクーロン力によってマイクロカプセル70内の駆動電極側に引き寄せられる。一方、負に帯電された白色の電気泳動粒子はクーロン力によってマイクロカプセル70内の共通電極61に引き寄せられる。この結果、マイクロカプセル70内の電気泳動シート6側には白色の電気泳動粒子が集まることになり、表示装置2の表示面2aにはこの白色の電気泳動粒子の色(白色)が表示されることとなる。
駆動電極51と共通電極61との間に共通電極61の電圧が相対的に高くなるように電圧を印加すると、正に帯電された黒色の電気泳動粒子はクーロン力によってマイクロカプセル70内の駆動電極側に引き寄せられる。一方、負に帯電された白色の電気泳動粒子はクーロン力によってマイクロカプセル70内の共通電極61に引き寄せられる。この結果、マイクロカプセル70内の電気泳動シート6側には白色の電気泳動粒子が集まることになり、表示装置2の表示面2aにはこの白色の電気泳動粒子の色(白色)が表示されることとなる。
逆に、駆動電極51と共通電極61との間に駆動電極51の電位が相対的に高くなるように電圧を印加すると、負に帯電された白色の電気泳動粒子はクーロン力によって駆動電極51側に引き寄せられる。一方、正に帯電された黒色の電気泳動粒子はクーロン力によって共通電極61側に引き寄せられる。この結果、マイクロカプセル70内の電気泳動シート6側には黒色の電気泳動粒子が集まることになり、表示装置2の表示面2aには黒色の電気泳動粒子の色(黒色)が表示されることとなる。
次に、表示装置2の製造方法を説明する。
図5〜図10は表示装置2の製造過程を示す工程図である。
まず、駆動基板5及び電気泳動シート6を形成し、駆動基板5に電気泳動シート6を貼り付ける。
図5〜図10は表示装置2の製造過程を示す工程図である。
まず、駆動基板5及び電気泳動シート6を形成し、駆動基板5に電気泳動シート6を貼り付ける。
図5及び図6に示すように、駆動基板5を形成するにあたって基材50の開口部50cに対応する領域に取り外し部(所定部分)50dを形成しておく。取り外し部50dは基材50の他の部分に対して取り外し可能に設けられた部分である。例えば基材50に切り込みを入れておくことで、取り外し部50dを形成することができる。
具体的には、例えば、トムソン型を用いて取り外し部50dを形成することができる。また、切り込みは、完全に取り外し部50dが分離するように入れることには限定されず、例えば、薄皮一枚残した半抜き状態であっても良い。または、図6に示すように、駆動基板5と取り外し部50dとを一体化しておくための、複数の細い架橋部を残しておくことであっても良い。
これらの構成によれば、後述する電気泳動シートと、駆動基板5との張り合わせの際に、取り外し部50dが駆動基板5と一体化しているため駆動基板5の取り扱いが容易になる。また、取り外し部50dの除去に際しても、容易に取り外しができるため、作業効率は低下しない。
例えば図6に示すように、取り外し部50dとなる領域を囲うと共に当該取り外し部50dとなる領域の一部のみが基材50に接続されるように切り込み部を形成しておく。このように形成した基材50の内面50aに駆動電極51を形成し、基材50の外面50bに接続電極52を形成する。配線などの他の構成要素についても併せて形成する。
また、電気泳動シート6については、透明基板60の内面60a上のほぼ全面に例えばスパッタリング法などによって共通電極61を形成する。この電気泳動シート6の共通電極61上に電気泳動物質層7を貼り付ける。
駆動基板5及び電気泳動シート6を形成した後、図5に示すように電気泳動シート6を駆動基板5に貼り付ける。当該シートの駆動基板への貼り付けは、減圧、かつ加熱環境下において、ロールラミネータまたは真空ラミネータを用いて行われる。具体的には、例えば、0.5Mpa〜0.9Mpa程度の減圧下で、かつ、50℃〜150℃程度の温度下で行われる。図6はこのときの様子を駆動基板5の外面側から見たときの図である。
電気泳動シート6に駆動基板5を貼り付けた後、図7に示すように駆動基板5の取り外し部50dを基材50から取り外す。取り外し部50dは電気泳動シート6を駆動基板5に対して貼り付ける際に一緒に貼り付けられ電気泳動物質層7の一部に接着されているため、取り外し部50dを取り外すことにより電気泳動物質層7の一部が剥離されることになる。
ここで、マイクロカプセル70と共通電極61との間の接着力よりも、駆動基板5と接着層71(マイクロカプセル70を含む)との間の接着力が大きくなっている必要がある。本実施形態では、マイクロカプセル70と共通電極61との間には特に接着層は設けられていないため、取り外し部50dを剥がそうとしたときにマイクロカプセル70も一緒に剥離されることになる。駆動基板5と接着層71との間の接着力をより強力にするには、例えば取り外し部50dのうち接着層71側の表面に粗面化処理を施しておくことが望ましく、これにより、接着層71との間の接着強度が向上する。このため、より効率的にマイクロカプセル70が除去されることとなる。なお、取り外し部50dのうち接着層71側の表面にダミーの駆動電極を設けて、当該駆動電極の表面をエッチングにより粗面化させても良い。この場合であっても、接着層71との間の接着強度が向上することになる。
取り外し部50dが取り外された部分は開口部50cとなり、電気泳動物質層7の一部が剥離されることでこの部分の共通電極61が開口部50cに露出する。取り外し部50dを取り外す工程については手作業で行っても構わないし、取り外し用の装置などを用いて行っても構わない。図8はこのときの様子を駆動基板5の外面側から見たときの図である。
取り外し部50dを取り外した後、図9に示すように導電シール8を貼り付ける。導電シール8の一方の端部を開口部50cに露出した共通電極61aに貼り付け、他方の端部を駆動基板5の接続電極52に貼り付けるようにする。導電シール8を介して共通電極61と駆動基板5(接続電極52)とが電気的に接続される。図10はこのときの様子を駆動基板5の外面側から見たときの図である。なお、導電シール8としては、導電性テープや、金属薄膜、または、金属ワイヤーなどの導電体を用いることができる。
導電シール8を貼り付けた後、駆動基板5の基材50に回路基板Pを貼り付けることで上記の表示装置2が製造される。製造された表示装置2を長手方向に沿って湾曲させ、フレーム3、係止部3a及び係止受部3bなどを取り付けることで腕時計1が製造される。
このように、本実施形態によれば、電気泳動物質層7の一部を剥離する際に拭き取りなどの手作業によることなく駆動基板5の取り外し部50dを取り外すという機械的な作業によって剥離することができる。これにより、共通電極61の露出状態が表示装置2毎にほぼ均一になり、共通電極61と導電シール8との間の電気的接続の度合いにバラつきが生じにくくなるため、電気的特性が表示装置2ごとにばらつくのを防ぐことができる。駆動基板5の取り外し部50dの取り外し作業については、手作業で行うことも勿論可能ではあるが、別途取り外し装置などを用いて自動的に行うこともできるため、製造効率を向上させることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
図11は本実施形態に係る表示装置を表示面側から見たときの構成を示す平面図であり、第1実施形態の図2に対応している。図12は本実施形態に係る表示装置を裏面側から見たときの構成を示す平面図であり、第1実施形態の図3に対応している。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
図11は本実施形態に係る表示装置を表示面側から見たときの構成を示す平面図であり、第1実施形態の図2に対応している。図12は本実施形態に係る表示装置を裏面側から見たときの構成を示す平面図であり、第1実施形態の図3に対応している。
図11及び図12に示すように、表示装置102は駆動基板105及び電気泳動シート106を有しており、第1実施形態と同様、駆動基板105に電気泳動シート106が貼り付けられた構成になっている。本実施形態の表示装置102は、駆動基板105の張出部分105aの構成が第1実施形態とは異なっているため、この点を中心に説明する。
図13は図11におけるB−B断面に沿った構成の一部分を示す図である。
図11〜図13に示すように、駆動基板105の張出部分105aには基材150に対して切り込み部150cが設けられている。切り込み部150cは基材150のうち所定部分150dを囲むように形成されている。切り込み部150cは所定部分150dから見て表示領域104の方向及び基材150の長手方向の2辺の方向の3方向上に連続してコの字状に形成されている。所定部分150dから見て回路基板P2の方向には切り込み部150cは形成されていない状態になっており、この方向において所定部分150dと基材150とが一体的に設けられている。この所定部分150dは基材150に一体化されている当該部分を支点として外面150bに垂直な方向に他の部分とは独立して移動可能になっている。基材150のうち所定部分150dの内面150a側には接続電極152が設けられている。接続電極152は不図示の配線等によって回路基板P2に接続されていると共に導電部材108を介して共通電極161に接続されている。
図11〜図13に示すように、駆動基板105の張出部分105aには基材150に対して切り込み部150cが設けられている。切り込み部150cは基材150のうち所定部分150dを囲むように形成されている。切り込み部150cは所定部分150dから見て表示領域104の方向及び基材150の長手方向の2辺の方向の3方向上に連続してコの字状に形成されている。所定部分150dから見て回路基板P2の方向には切り込み部150cは形成されていない状態になっており、この方向において所定部分150dと基材150とが一体的に設けられている。この所定部分150dは基材150に一体化されている当該部分を支点として外面150bに垂直な方向に他の部分とは独立して移動可能になっている。基材150のうち所定部分150dの内面150a側には接続電極152が設けられている。接続電極152は不図示の配線等によって回路基板P2に接続されていると共に導電部材108を介して共通電極161に接続されている。
次に、図14〜図20を参照して、本実施形態に係る表示装置102の製造方法を説明する。
駆動基板105を形成するにあたっては、図14に示すように、基材150の所定部分150dの内面150a上に接続電極152を形成し、当該所定部分150dを囲うように切り込み部150cを形成する。切り込み部150cを形成した後、所定部分150dの接続電極152上に被覆材150eを配置し、基材150の内面150aに駆動電極151を形成する。被覆材150eは表面に接着層が設けられている接着部材である。この被覆材150eを設けずに接続電極152を剥き出しの状態にしておいても構わない。また、当該接続電極152の表面を粗面化処理したものであっても構わない。接続電極152の表面を粗面化することにより接着力を強化することができるため、より好ましい。被覆材150eの具体的な構成材料としては、アセラートや、アセテートとなどの繊維テープ、不織布などの繊維を主体とした引っ張り強度に優れたテープ材などが好適である。また、これらの材質からなる被覆材150eを、図16に示すように切り込み部150cの可動部側において、両側にはみ出すように配置させておいても良い。これにより、マイクロカプセル170除去時に、当該はみだし部を持って引っ張ることができるので、作業効率が向上することとなる。また、導電部材108としては、導電性接着剤、銅箔などの金属箔、カーボンを含む導電体、導電性フィラーを含む導電体などが好適である。この基材150の内面150上には配線などの他の構成要素についても併せて形成する。
駆動基板105を形成するにあたっては、図14に示すように、基材150の所定部分150dの内面150a上に接続電極152を形成し、当該所定部分150dを囲うように切り込み部150cを形成する。切り込み部150cを形成した後、所定部分150dの接続電極152上に被覆材150eを配置し、基材150の内面150aに駆動電極151を形成する。被覆材150eは表面に接着層が設けられている接着部材である。この被覆材150eを設けずに接続電極152を剥き出しの状態にしておいても構わない。また、当該接続電極152の表面を粗面化処理したものであっても構わない。接続電極152の表面を粗面化することにより接着力を強化することができるため、より好ましい。被覆材150eの具体的な構成材料としては、アセラートや、アセテートとなどの繊維テープ、不織布などの繊維を主体とした引っ張り強度に優れたテープ材などが好適である。また、これらの材質からなる被覆材150eを、図16に示すように切り込み部150cの可動部側において、両側にはみ出すように配置させておいても良い。これにより、マイクロカプセル170除去時に、当該はみだし部を持って引っ張ることができるので、作業効率が向上することとなる。また、導電部材108としては、導電性接着剤、銅箔などの金属箔、カーボンを含む導電体、導電性フィラーを含む導電体などが好適である。この基材150の内面150上には配線などの他の構成要素についても併せて形成する。
電気泳動シート106については、図14に示すように、透明基板160の内面160a上のほぼ全面に例えばスパッタリング法などによって共通電極161を形成する。共通電極161を形成した後、当該共通電極161上に電気泳動物質層107を貼り付ける。
このように駆動基板105及び電気泳動シート106を形成した後、図15に示すように駆動基板105に電気泳動シート106を貼り付ける。当該シートの駆動基板への貼り付けは、減圧、かつ加熱環境下において、ロールラミネータまたは真空ラミネータを用いて行われる。具体的には、例えば、0.5Mpa〜0.9Mpa程度の減圧下で、かつ、50℃〜150℃程度の温度下で行われる。図16はこのときの様子を駆動基板105の外面側から見たときの図である。図16に示すように被覆材150eは所定部分150dと切り込み部150cとで挟持するように配置される。
駆動基板105に電気泳動シート106を貼り付けた後、図17に示すように駆動基板105の所定部分150dを電気泳動シート106とは反対の方向に引き離す。所定部分150dは被覆材150eを介して電気泳動物質層107の一部に接着されているため、所定部分150dを引き離すことにより被覆材150eに接着されている電気泳動物質層107の一部が剥離されることになる。電気泳動物質層107のうち所定部分150dによって剥離された部分には共通電極161が露出する。所定部分150dを引き離す工程については手作業で行っても構わないし、取り外し用の装置などを用いて行っても構わない。図18はこのときの様子を駆動基板105の外面側から見たときの図である。
所定部分150dを引き離して電気泳動物質層107の一部を剥離した後、図19に示すように所定部分150d上に付着した電気泳動物質層107及び被覆材150eを除去し、図20に示すように所定部分150dの接続電極152上に導電部材108を配置する。導電部材108を配置した後、所定部分150dを電気泳動シート106側へ押し当てることで導電部材108を共通電極161に接合し、共通電極161と接続電極152との間を電気的に接続する。導電部材108による接合を行った後、駆動基板105の基材150に回路基板P2を貼り付けることで上記の表示装置102が製造される。
本実施形態によれば、電気泳動物質層107の一部を剥離する際に拭き取りなどの手作業によることなく駆動基板105の所定部分150dを引き離すという機械的な作業によって剥離することができる。これにより、共通電極161の露出状態が表示装置102毎にほぼ均一になり、共通電極161と導電部材108との間の電気的接続の度合いにバラつきが生じにくくなるため、電気的特性が表示装置102ごとにばらつくのを防ぐことができる。駆動基板105の所定部分150dの取り外し作業については、手作業で行うことも勿論可能ではあるが、別途取り外し装置などを用いて自動的に行うこともできるため、製造効率を向上させることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態を説明する。
図21は本実施形態に係る表示装置を表示面側から見たときの構成を示す平面図であり、第1実施形態の図2に対応している。
次に、本発明の第3実施形態を説明する。
図21は本実施形態に係る表示装置を表示面側から見たときの構成を示す平面図であり、第1実施形態の図2に対応している。
図21に示すように、表示装置202は駆動基板205、電気泳動シート206及び電気泳動物質層207を有しており、上記各実施形態と同様、駆動基板205に電気泳動シート206が貼り付けられた構成になっている。本実施形態の表示装置202は、駆動基板205の張出部分205aの構成及び電気泳動シート206の構成が第1実施形態とは異なっているため、この点を中心に説明する。
図22は図21におけるC−C断面に沿った構成の一部分を示す図である。
図21及び図22に示すように、表示装置202は電気泳動シート206の一部が駆動基板205の張出部分205a側へ突出した構成になっている。電気泳動シート206は透明基板260、共通電極261及び電気泳動物質層207を有しており、この電気泳動シート206の突出部分206aにおいても透明基板260上に共通電極261が形成されている。突出部分206aは、電気泳動シート206のうち他の部分に対して独立して駆動基板205とは反対の方向に変形可能になっている。電気泳動物質層207は電気泳動シート206のうち突出部分206aを除く領域に平面視で重なる位置に配置されており、突出部分206aには設けられていない状態になっている。
図21及び図22に示すように、表示装置202は電気泳動シート206の一部が駆動基板205の張出部分205a側へ突出した構成になっている。電気泳動シート206は透明基板260、共通電極261及び電気泳動物質層207を有しており、この電気泳動シート206の突出部分206aにおいても透明基板260上に共通電極261が形成されている。突出部分206aは、電気泳動シート206のうち他の部分に対して独立して駆動基板205とは反対の方向に変形可能になっている。電気泳動物質層207は電気泳動シート206のうち突出部分206aを除く領域に平面視で重なる位置に配置されており、突出部分206aには設けられていない状態になっている。
駆動基板205の張り出し部分205aにおいては、基材250の内面250aのうち電気泳動シート206の突出部分206aに平面視で重なる部分に接続電極252が設けられている。接続電極252は不図示の配線等によって回路基板P3に接続されていると共に導電部材208を介して共通電極261に接続されている。導電部材208は共通電極261と接続電極252に挟持されるように設けられており、電気泳動シート206の突出部分206aと駆動基板205とを接合している。
次に、図23〜図29を参照して、本実施形態に係る表示装置102の製造方法を説明する。
駆動基板205を形成するにあたっては、図23(b)に示すように、基材250のうち電気泳動シート206の突出部分206aに平面視で重なる部分を含むように接続電極252を形成する。このとき、接続電極152の表面を粗面化処理しておいても構わない。接続電極152の表面を粗面化することにより接着力を強化することができるため、より好ましい。接続電極252を形成した後、基材250の内面250aに駆動電極251を形成する。配線などの他の構成要素についても併せて形成する。
駆動基板205を形成するにあたっては、図23(b)に示すように、基材250のうち電気泳動シート206の突出部分206aに平面視で重なる部分を含むように接続電極252を形成する。このとき、接続電極152の表面を粗面化処理しておいても構わない。接続電極152の表面を粗面化することにより接着力を強化することができるため、より好ましい。接続電極252を形成した後、基材250の内面250aに駆動電極251を形成する。配線などの他の構成要素についても併せて形成する。
電気泳動シート206については、図23(a)に示すように、突出部分206aが設けられるように透明基板260を形成し当該透明基板260の内面260a上のほぼ全面に例えばスパッタリング法などによって共通電極261を形成する。この電気泳動シート206の共通電極261上の全面に電気泳動物質層207を貼り付ける。
駆動基板205及び電気泳動シート206を形成した後、図24に示すように駆動基板205に電気泳動シート206を貼り付ける。当該シートの駆動基板への貼り付けは、減圧、かつ加熱環境下において、ロールラミネータまたは真空ラミネータを用いて行われる。具体的には、例えば、0.5Mpa〜0.9Mpa程度の減圧下で、かつ、50℃〜150℃程度の温度下で行われる。図25はこのときの様子を電気泳動シート206の外面側から見たときの図である。
電気泳動シート206を貼り付けた後、図26に示すように電気泳動シート206の突出部分206aを駆動基板205とは反対の方向に引き離す。突出部分206aを引き離すことにより透明基板206aに接着されている電気泳動物質層207の一部が剥離され、駆動基板205上に付着した状態になる。透明基板206aのうち電気泳動物質層207の一部が剥離された部分には共通電極261が露出する。突出部分206aを引き離す工程については手作業で行っても構わないし、取り外し用の装置などを用いて行っても構わない。図27はこのときの様子を電気泳動シート206の外面側から見たときの図である。
突出部分206aを引き離して電気泳動物質層207の一部を剥離した後、図28に示すように接続電極252上の電気泳動物質層207を除去し、代わりに接続電極252上に導電部材208を配置する。導電部材208を配置した後、電気泳動シート206の突出部分206aを駆動基板205側へ押し当てることで共通電極261を導電部材208に接合し、共通電極261と接続電極252との間を電気的に接続する。図29は突出部分206aを駆動基板205側へ押し当てたときの様子を電気泳動シート206の外面側から見たときの図である。導電部材208による接合を行った後、駆動基板205の基材250に回路基板P3を貼り付けることで上記の表示装置202が製造される。
本実施形態によれば、電気泳動物質層207の一部を剥離する際に拭き取りなどの手作業によることなく電気泳動シート206の突出部分206aを引き離すという機械的な作業によって剥離することができる。これにより、共通電極261の露出状態が表示装置202毎にほぼ均一になり、共通電極261と導電部材208との間の電気的接続の度合いにバラつきが生じにくくなるため、電気的特性が表示装置202ごとにばらつくのを防ぐことができる。電気泳動シート206の突出部分206aの取り外し作業については、手作業で行うことも勿論可能ではあるが、上記実施形態と同様に別途取り外し装置などを用いて自動的に行うこともできるため、製造効率を向上させることができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
例えば、上記実施形態においては、各表示装置がブレスレット型の腕時計に用いられる可撓性を有する基板によって構成されていることとしたが、これに限られることは無く、例えばガラス基板などの可撓性を有しない基板によって構成されていることとしても構わない。この場合、ブレスレット型の腕時計とは異なる他の電子機器等にも表示装置を搭載することができる。
例えば、上記実施形態においては、各表示装置がブレスレット型の腕時計に用いられる可撓性を有する基板によって構成されていることとしたが、これに限られることは無く、例えばガラス基板などの可撓性を有しない基板によって構成されていることとしても構わない。この場合、ブレスレット型の腕時計とは異なる他の電子機器等にも表示装置を搭載することができる。
1…腕時計 2…表示装置 3…フレーム 4…表示領域 5…駆動基板 6…透明基板 7…電気泳動物質層 8…導電シール 50…基材 50c…開口部 50e…接着層 52…接続電極 61…共通電極 61a…露出部分 70…マイクロカプセル
Claims (6)
- 第1基板側に第1電極、電気泳動物質層及び接着層が設けられた電気泳動シートを、第2電極が設けられた第2基板に貼り付ける第1工程と、前記第1電極と前記第2基板との間を電気的に接続する第2工程とを有する電気泳動表示装置の製造方法であって、
前記第2基板のうち所定部分は、前記第2基板のうち前記所定部分以外の部分に対して取り外し可能に設けられており、
前記第2基板の前記所定部分のうち前記第1基板に対向させる面には前記電気泳動物質層を接着させる接着層が設けられており、
前記第1工程では、前記電気泳動シートを前記第2基板に貼り付ける際に前記接着層を前記電気泳動物質層に接着させ、
前記第2工程では、前記第2基板の前記所定部分を当該所定部分以外の部分から取り外すことで前記電気泳動物質層のうち前記接着層に接着された部分を剥離し前記第1電極を露出させ、前記第1電極の露出部分と前記第2基板とを導電部材によって接続する
ことを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。 - 第1基板側に第1電極、電気泳動物質層及び接着層が設けられた電気泳動シートを、第2電極が設けられた第2基板に貼り付ける第1工程と、前記第1電極と前記第2基板との間を電気的に接続する第2工程とを有する電気泳動表示装置の製造方法であって、
前記第2基板のうち所定部分は、前記第2基板のうち前記所定部分以外の部分に対して独立して変形可能に設けられており、
前記第2基板の前記所定部分のうち前記第1基板に対向させる面には前記電気泳動物質層を接着させる接着層が設けられており、
前記第1工程では、前記電気泳動シートを前記第2基板に貼り付ける際に前記接着層を前記電気泳動物質層に接着させ、
前記第2工程では、前記第2基板の前記所定部分を前記第1基板とは反対側へ引き離すことで前記電気泳動物質層のうち前記接着層に接着された部分を剥離し前記第1電極を露出させ、前記所定部分から前記電気泳動物質層及び前記接着層を除去した後に前記所定部分の前記第1基板側の表面に導電部材を配置し、前記導電部材が前記第1電極に接触するように前記所定部分を前記第1基板側へ押し当てる
ことを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。 - 第1基板側に第1電極、電気泳動物質層及び接着層が設けられた電気泳動シートを、第2電極が設けられた第2基板に貼り付ける第1工程と、前記第1電極と前記第2基板との間を電気的に接続する第2工程とを有する電気泳動表示装置の製造方法であって、
前記第1基板のうち第1部分は、前記第1基板のうち前記第1部分以外の部分に対して独立して変形可能に設けられており、
前記第2基板のうち前記第1基板の前記第1部分に対向する第2部分には前記電気泳動物質層を接着させる接着層が設けられており、
前記第1工程では、前記電気泳動シートと前記第2基板に貼り付ける際に前記接着層を前記電気泳動物質層に接着させ、
前記第2工程では、前記第1基板の前記第1部分を前記第2基板とは反対側へ引き離すことで前記電気泳動物質層のうち前記接着層に接着された部分を剥離し前記第1電極を露出させ、前記第2基板の前記第2部分から前記電気泳動物質層及び前記接着層を除去した後に前記第2部分に導電部材を配置し、前記導電部材が前記第1電極に接触するように前記第1部分を前記第2基板側へ押し当てる
ことを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。 - 第1基板側に第1電極、電気泳動物質層及び接着層が設けられた電気泳動シートが、第2電極を有し長手方向及び短手方向を有する矩形の第2基板に貼り合わされていると共に、前記第1電極と前記第2基板との間が電気的に接続された電気泳動表示装置であって、
前記第2基板のうち所定部分に第1開口部が設けられており、
前記電気泳動物質層のうち前記第1開口部に重なる領域内に第2開口部が設けられており、
前記第1電極のうち前記第1開口部及び前記第2開口部に露出した部分と前記第2基板とを接続する導電部材が設けられている
ことを特徴とする電気泳動表示装置。 - 第1基板側に第1電極、電気泳動物質層及び接着層が設けられた電気泳動シートが、第2電極を有し長手方向及び短手方向を有する矩形の第2基板に貼り合わされていると共に、前記第1電極と前記第2基板との間が電気的に接続された電気泳動表示装置であって、
前記第2基板のうち所定部分は、前記第2基板のうち前記所定部分以外の部分に対して独立して変形可能に設けられており、
前記電気泳動物質層のうち前記所定部分に重なる領域内に開口部が設けられており、
前記第1電極のうち前記開口部に露出した部分と前記所定部分のうち前記第1基板側の面とを接続する導電部材が設けられている
ことを特徴とする電気泳動表示装置。 - 第1基板側に第1電極、電気泳動物質層及び接着層が設けられた電気泳動シートが、第2電極を有し長手方向及び短手方向を有する矩形の第2基板に貼り合わされていると共に、前記第1電極と前記第2基板との間が電気的に接続された電気泳動表示装置であって、
前記第1基板のうち所定部分は、前記第1基板のうち前記第1部分以外の部分に対して独立して変形可能に設けられており、
前記電気泳動物質層のうち前記所定部分に重なる領域内に開口部が設けられており、
前記第1電極のうち前記開口部に露出した部分と前記所定部分のうち前記第2基板側の面とを接続する導電部材が設けられている
ことを特徴とする電気泳動表示装置。
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JP2007307942A JP2009133920A (ja) | 2007-11-28 | 2007-11-28 | 電気泳動表示装置の製造方法及び電気泳動表示装置 |
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