JP2009131929A - スローアウェイチップ - Google Patents

スローアウェイチップ Download PDF

Info

Publication number
JP2009131929A
JP2009131929A JP2007309718A JP2007309718A JP2009131929A JP 2009131929 A JP2009131929 A JP 2009131929A JP 2007309718 A JP2007309718 A JP 2007309718A JP 2007309718 A JP2007309718 A JP 2007309718A JP 2009131929 A JP2009131929 A JP 2009131929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
breaker
protrusion
thickness direction
tip
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007309718A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5239316B2 (ja
Inventor
Chiharu Sekiya
千春 関谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tungaloy Corp
Original Assignee
Tungaloy Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tungaloy Corp filed Critical Tungaloy Corp
Priority to JP2007309718A priority Critical patent/JP5239316B2/ja
Publication of JP2009131929A publication Critical patent/JP2009131929A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5239316B2 publication Critical patent/JP5239316B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

【課題】切屑処理性の向上と切削抵抗の低減を図り、高い加工精度及び優れた工具寿命を得る。
【解決手段】辺稜部4にコーナ部5を挟んで一対の切れ刃6a,6bが形成されたチップ本体1のすくい面2に、辺稜部4から離間するに従いチップ厚さ方向に漸次後退するように形成された傾斜面8と、傾斜面8からチップ厚さ方向と垂直な方向に延びるブレーカ底面9と、ブレーカ底面9からチップ厚さ方向に切れ刃6の高さを越えて漸次隆起するとともに、平面視においてコーナ部5に向かって突出するブレーカ突起10と、ブレーカ底面9からチップ厚さ方向にブレーカ突起10の高さを越えて漸次隆起するとともに、平面視においてブレーカ突起10の少なくとも終端側部から外方に向かって延在して切れ刃6近傍まで連なるブレーカ壁11と、ブレーカ壁11からチップ厚さ方向と垂直な方向に延びる平坦面12とを備えることを特徴とするスローアウェイチップ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スローアウェイチップに関し、特に軟鋼、低炭素鋼等の材質の軟らかい工作物の切削加工に好適に用いられるスローアウェイチップに関するものである。
従来、切削によって工作物から分離して流出する切りくずを適当な形状に変形させる目的で、すくい面に障害物となるチップブレーカを設けたスローアウェイチップが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−110666号公報(第5図)
しかしながら、上記特許文献1の発明では、第1のブレーカ壁がコーナ刃に近接した位置に設けられているので、軟鋼、低炭素鋼等の材質の軟らかい工作物を切削すると、切りくずが切削熱により軟化した状態で第1のブレーカ壁に衝突する結果、切りくずが圧縮されてしまうこととなる。このような圧縮された切りくずはカールしづらく、直線状の詰まった切りくずが排出されることとなるので、工具ホルダや加工物に絡みついて加工面を傷つけたり、刃部を損傷したりする問題があった。また、切りくずが圧縮されると、切削抵抗が大きくなってしまうので、刃部の損傷やびびり振動の発生を誘発し、加工物の仕上がりが悪くなるという問題があった。
また、チップブレーカのうち、平面視においてコーナ刃に向けて突き出した部分に第1のブレーカ壁及び第2のブレーカ壁が設けられているので、切削条件によっては、例えば切刃側に流出して、第1のブレーカ壁にも第2のブレーカ壁にも当たらずに、切りくずが延び出てしまうという問題があった。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、切屑処理性に優れ、工具寿命の向上及び切削抵抗の低減を図ることができ、高い加工精度を得ることができるスローアウェイチップを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、多角形平板状をなすチップ本体の多角形面にすくい面が形成され、前記多角形面の辺稜部に前記多角形面のコーナ部を挟んで一対の切れ刃が形成されたスローアウェイチップであって、前記すくい面に前記辺稜部から離間するに従い前記チップ本体の厚さ方向に漸次後退するように形成された傾斜面と、該傾斜面から前記厚さ方向と垂直な方向に延びるブレーカ底面と、該ブレーカ底面から前記厚さ方向に前記切れ刃の高さを越えて漸次隆起するとともに、前記多角形面に対向する平面視において、前記コーナ部に向かって突出するブレーカ突起と、前記ブレーカ底面から前記厚さ方向に前記ブレーカ突起の高さを越えて漸次隆起するとともに、前記多角形面に対向する平面視において、ブレーカ突起の少なくとも終端側部から外方に向かって延在して前記切れ刃近傍まで連なるブレーカ壁と、該ブレーカ壁から前記厚さ方向と垂直な方向に延びる平坦面とを備えることを特徴とするスローアウェイチップを提供する。
本発明によれば、切削に伴って工作物から分離して流出する切りくずが、まずブレーカ突起に接触して排出方向が変化させられ、次にブレーカ壁に突き当たって拘束されることで切りくずがカールさせられて細かく分断されることになる。つまり、ブレーカ突起は、切りくずがブレーカ壁に突き当たるように切りくずの排出方向を制御するためのコントロール手段として機能するとともに、ブレーカ壁は、切りくずを速やかにカールさせて適当な小片に破断するための拘束手段として機能することとなる。
これにより、切りくずが繋がり易い工作物を切削加工する場合であっても、切りくずを確実にカールさせて分断させることが可能となり、切屑処理性に優れる。その結果、高精度の仕上げ面粗さ、寸法精度等を得ることができ、工具寿命が向上する。また、絡みついた切りくずを除去するために工作機械の稼働を停止し、切削作業を中断する必要がなくなるため、加工効率が向上する。さらに、切りくず障害に原因する作業者のケガ等の事故を防止することで作業の安全性が確保される。
さらに、本発明に係るスローウェイチップは、ブレーカ突起の少なくとも終端側部から外方に向かって延在し、ブレーカ突起よりも高く隆起して切れ刃近傍まで連なるブレーカ壁を有するので、仮に、切りくずがブレーカ突起に接触しないとしても、ブレーカ壁において確実に切りくずが拘束されるようになっている。これにより、切削速度、切込み量、送り量等の切削条件が変動した場合であっても、切削に伴って延び出た切りくずをブレーカ壁によって確実にカールさせて分断させることができ、切屑処理性に優れる。
また、コーナ部とブレーカ突起との間に傾斜面及びブレーカ底面が形成されているので、コーナ部に近接してブレーカが設けられた従来技術とは異なり、コーナ部からブレーカ突起までの距離がある程度長く確保されている。これにより、軟鋼、低炭素鋼等の材質の軟らかい易い工作物を切削加工する場合であっても、切削熱を受けて軟化した切りくずが、ブレーカ突起に接触するまでの間に冷却されて、硬さが少し戻ったところでブレーカ突起に接触し、その後にブレーカ壁によって拘束されてカールさせられることとなるため、切りくずの圧縮を最小限に抑えることが可能となり、切削抵抗の増大を抑制できる。その結果、刃部の損傷やびびり振動の発生を防止することができ、仕上げ面粗さ、寸法精度等の加工精度に優れる。
上記発明においては、前記ブレーカ壁における前記厚さ方向と垂直な方向に対する隆起角が、前記ブレーカ突起における前記厚さ方向と垂直な方向に対する隆起角よりも大きいこととしてもよい。
また、上記発明においては、前記ブレーカ突起の隆起角が20°以上26°以下であり、前記ブレーカ壁の隆起角が35°以上50°未満であることしてもよい。
このようにすることで、切りくずが最初に接触するブレーカ突起から受ける抵抗を最小限に抑えつつ、ブレーカ突起によって切りくずの排出方向を変化させることができるとともに、ブレーカ壁によって切りくずを確実に拘束し、カールさせて分断させることができるため、切屑処理性が向上する。
また、上記本発明においては、前記コーナ部の二等分線上における前記切れ刃から前記ブレーカ突起の先端までの距離が0.7mm以上1.0mm以下であることとしてもよい。
また、前記すくい面に対向する平面視において、前記ブレーカ突起の先端角が30°以上70°未満であることとしてもよい。
ここで、ブレーカ突起の先端角とは、ブレーカ突起をブレーカ底面と平行に切断した際に現れる稜線がなす角度をいう。
本発明のスローアウェイチップによれば、切屑処理性に優れ、工具寿命の向上及び切削抵抗の低減を図ることができ、高い加工精度を得ることができるという効果を奏する。
以下、本発明に係るスローアウェイチップの一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
本実施形態に係るスローアウェイチップは、図1及び図2に示されるように、超硬合金、サーメット、セラミックス等から構成された略三角形平板状をなすチップ本体1と、該チップ本体1における上下一対の三角形面に形成されたすくい面2と、このすくい面2と交差する各側面に形成された逃げ面3と、これらすくい面2と逃げ面3とがなす辺稜部4に、三角形面の3つの角部に設けられた各コーナ部5を挟んで対称に延びる一対の切れ刃6a,6bとを備えるネガティブチップからなる。
そして、図3及び図4に示されるように、前記すくい面2には、切れ刃6に沿って幅が狭い帯状の面からなるランド7が形成されている。該ランド7からは、離間するに従いチップ本体1の厚さ方向に漸次後退するような傾斜面8が形成されている。該傾斜面8からは、チップ本体1の中央部に向かって、チップ厚さ方向と垂直な方向に延びる平坦面からなるブレーカ底面9が形成されている。該ブレーカ底面9からは、チップ厚さ方向に切れ刃6の高さを越えて漸次隆起するとともに、平面視においてコーナ部5に向かって突出するブレーカ突起10が形成されている。該ブレーカ突起10の終端側部からは、チップ厚さ方向にブレーカ突起10の高さを越えて漸次隆起するとともに、平面視においてコーナ部5を挟む切れ刃6aから切れ刃6bへと円弧状に延在する傾斜面からなるブレーカ壁11が形成されている。該ブレーカ壁11からは、チップ厚さ方向と垂直な方向に延びる平坦面12が形成されている。
すなわち、図4に示されるように、コーナ部5の二等分線Pの位置における断面において、前記すくい面2は、正のすくい角γが付され、ランド7から離間するに従いチップ本体1の厚さ方向に漸次後退するような傾斜面8が形成されている。例えば、すくい角γは21°に設定される。
前記ブレーカ突起10は、切れ刃6から所定距離L1だけ離間した位置に、チップ厚さ方向において切れ刃6の高さよりも高く、辺稜部4から離間するに従いチップ本体1の中央部に向かって厚さ方向と垂直な方向に漸次前進し、直線状に傾斜して起立するように形成されている。例えば、コーナ部5の二等分線P上における切れ刃6からブレーカ突起10の先端までの距離L1は、0.8mmに設定され、ブレーカ突起10におけるチップ厚さ方向と垂直な方向に対する隆起角α1は、すくい面2のすくい角γよりも大きい24°に設定される。このブレーカ突起10は、チップ本体1のすくい面2に対向する平面視において、図5(a)に示されるように、コーナ部5の二等分線P上におけるブレーカ突起10の先端を始点として、チップ本体1の中央部に向かって二等分線Pを挟んで左右対称に広がりながら延びるような略二等辺三角形をなす。例えば、ブレーカ突起10の切れ刃6a側の側面と切れ刃6b側の側面とがなす角度、つまり、ブレーカ突起10をブレーカ底面9と平行に切断した際に現れる稜線がなすブレーカ突起10の先端角βは35°に設定される。また、ブレーカ突起10の終端側は、図5(b)に示されるように、側面の余肉を削ぎ落としたり、肉付けしたりしてブレーカ壁11へとなめらかに繋がるような凹曲面状をなしている。
前記ブレーカ壁11は、切れ刃6から所定距離L2だけ離間した位置に、チップ厚さ方向においてブレーカ突起10の高さよりも高く、辺稜部4から離間するに従いチップ本体1の中央部に向かって厚さ方向と垂直な方向に漸次前進し、凸曲線状に傾斜して起立するように形成されている。例えば、コーナ部5の二等分線P上における切れ刃6からブレーカ壁11までの距離L2は、1.5mmに設定され、ブレーカ壁11におけるチップ厚さ方向と垂直な方向に対する隆起角α2は、ブレーカ突起10の隆起角α1よりも大きい43°に設定される。
例えば、コーナ部5の二等分線Pの位置における断面において、チップ厚さ方向における切れ刃6からブレーカ底面9までの深さが0.1mmであるのに対し、切れ刃6からブレーカ突起10の頂上までの高さはブレーカ9底面の深さと同じ0.1mm、切れ刃6からブレーカ壁10の頂上までの高さは切れ刃6を基準としたブレーカ底面9の深さ及びブレーカ突起10の高さの3倍の0.3mmに設定される。
換言すると、チップ厚さ方向におけるブレーカ底面9からブレーカ突起10の頂上までの高さが0.2mmであるのに対し、ブレーカ底面9からブレーカ突起11の頂上までの高さはブレーカ底面9を基準としたブレーカ突起10の高さの2倍の0.4mmに設定される。すなわち、ブレーカ底面9を基準とした場合において、
ブレーカ突起10の高さ:ブレーカ壁11の高さ=1:2
を満足するように設定される。
このように構成された本実施形態に係るスローアウェイチップは、例えば、切削工具として旋盤等に固定されて用いられるスローアウェイバイトの先端部に、刃部として着脱可能に取り付けられて、軟鋼、低炭素鋼等の工作物の旋削加工に使用される。
このように構成された本実施形態に係るスローアウェイチップの作用について以下に説明する。
本実施形態に係るスローアウェイチップによれば、ブレーカ底面9とブレーカ突起10とブレーカ壁11とを備えるため、これらが障害物となって切削に伴い工作物から分離して流出する切りくずを適当な形状に変形させることとなる。つまり、これらブレーカ底面9、ブレーカ突起10及びブレーカ壁11がチップブレーカとして機能することにより、切削に伴って排出された切りくずが速やかにカールさせられて適当な小片に破断させられることとなる。さらに、傾斜面8とブレーカ底面9とブレーカ突起10とブレーカ壁11とでくぼみが形成されており、該くぼみが切削中の切りくずの生成、収容、排出を容易にするためのチップポケットのような役割を果たすこととなる。
この場合において、本実施形態に係るスローアウェイチップには、平面視においてコーナ部5に向かって鋭角に突出し、チップ本体1の中央部に向かって緩やかに傾斜しながら切れ刃6の高さよりも高く隆起するようなブレーカ突起10が形成されている(例えば、その先端角βは35°、隆起角α1は24°と小さく設定されている)ことから、このブレーカ突起10が、切りくずを分断させるための拘束手段としてではなく、切りくずがブレーカ壁11に突き当たるように切りくずの排出方向を制御するためのコントロール手段としての役割を果たすこととなる。
また、ブレーカ突起10よりもチップ本体1の中央部側に、平面視においてコーナ部5を挟む切れ刃6aから切れ刃6bへと連なる円弧状をなし、ブレーカ突起10の高さよりも高く急な勾配で起立するようなブレーカ壁11が形成されている(例えば、その隆起角α2は43°と大きく設定されている)ことから、このブレーカ壁11が、ブレーカ突起10によって促されてきた切りくずを確実に捉えて拘束し、速やかにカールさせて適当な小片に破断するための拘束手段としての役割を果たすこととなる。
すなわち、切削に伴って工作物から分離して流出する流出した切りくずは、まずブレーカ突起10に接触し、その排出方向がコントロールされてブレーカ壁に突き当たるように促され、次にブレーカ壁11に突き当たって、その動向が拘束されることでカールさせられて細かく分断されるような構成になっている。そして、仮に、切りくずがブレーカ突起10に接触しなかったり乗り越えてしまったりしても、延び出た切りくずがブレーカ壁11において確実に拘束されるようになっている。
このような構成により、切りくずが繋がり易い工作物を切削加工する場合であっても確実に切りくずを分断させることができ、また、切削速度、切込み量、送り量等の切削条件が異なる場合であっても、安定して切りくずを分断させることが可能となる。そのため、切込み量が大きい場合や、切削速度が速い場合における切削加工においても、切屑処理性に優れ、高い加工精度を得ることができる点で有用である。
したがって、切屑処理性に極めて優れる。その結果、切削中に切りくずが絡みつく等して起る切りくず障害による仕上げ面粗さの悪化、刃部の損傷等を防止することができ、優れた仕上げ面品位、寸法精度及び工具寿命を得ることが可能となる。また、絡みついた切りくずを除去するために工作機械の稼働を止めて切削作業を中断する必要がないため、加工効率が向上する。また、切りくず障害に原因する作業者のケガ等の事故を防止して作業の安全性を確保できる。
さらに、切れ刃6とブレーカ突起10との間には傾斜面8及びブレーカ底面9が形成されており、切れ刃6から切削に伴って流出した切りくずが最初に接触することになるブレーカ突起10までの距離L1は、ある程度長く確保されている(例えば、距離L1は0.8mmに設定されている)。また、ブレーカ突起10によって排出方向がコントロールされた切りくずが衝突することになるブレーカ壁11は、ブレーカ突起10よりもさらに切れ刃6から離間した位置に形成されている(例えば、距離L2は1.5mmに設定されている)。
すなわち、切削熱を受けて軟化した切りくずが、ブレーカ突起10に接触するまでの間に冷却されて、硬さが少し戻ったところでブレーカ突起10に接触し、その後にまたブレーカ壁11に突き当たるまでの間に冷却されて、さらに硬さが戻ったところでブレーカ壁11に拘束され、カールさせられて細かく分断されるような構成になっている。また、仮に、切りくずがブレーカ突起10に接触しなかったとしても、軟化した切りくずはブレーカ壁11に突き当たるまでの間に冷却されて、硬さが少し戻ったところでブレーカ壁11に拘束されるようになっている。
このような構成により、材質の軟らかい工作物を切削加工する場合であっても、切削熱を受けて軟化した切りくずの圧縮を最小限に抑えることが可能となり、切りくずの圧縮による切削抵抗の増大を抑制できる。そして、圧縮により切りくずがカールしづらくなることもなく、確実に切りくずをカールさせて細かく分断させることができ、切屑処理性に優れる。
また、ブレーカ突起10は、切りくずを拘束してカールさせるためのものと異なり、急勾配で隆起させる必要がないことから、比較的緩やかな傾斜で隆起するような構成となっている(例えば、その隆起角α1は24°と小さく設定されている)。
このような構成により、切削に伴って流出した切りくずが最初にチップ本体1に接触する際に受ける抵抗、つまり、ブレーカ突起10から受ける抵抗を最小限に抑えることができる。
したがって、切削抵抗の低減を図ることが可能となる。その結果、刃部の損傷やびびり振動の発生を防止することができ、仕上げ面粗さ、寸法精度等の加工精度に優れる。
例えば、自動車の部品などで多く使用される熱間圧延軟鋼板及び鋼帯(JIS G3131において規定されるSPHC)、冷間圧延鋼板及び鋼帯JIS G3141において規定されるSPCC)や機械構造用炭素鋼鋼材(JIS 4051において規定されるS10C)などを旋削加工する場合においても、切屑処理性に優れ、切削抵抗の低減及び工具寿命の向上を図ることができ、高い加工精度を得ることができる点で有用である。
また、ブレーカ壁11からチップ本体1の中央部側には平坦面12が形成されているので、上下面の両面を使用するネガティブチップにおいて、この平坦面12がチップ本体1をスローアウェイバイトのチップ取付座に載置した際の着座面となるように構成されている。このような構成により、チップ本体1をスローアウェイバイトに取り付けた場合、着座面となる平坦面12とチップ取付座との接触部分は面当たり状態となって固定されることとなるため、密着性がよく、クランプ性に優れ、切削時にチップががたついたり浮き上がったりする等の問題がない。
なお、本実施形態においては、刃先強度向上の観点からすくい面2上に切れ刃6に沿ってランド7を設けることとしたが、これに限定されるものではなく、これに代えてランド7を設けないこととしてもよい。
また、本実施形態においては、ブレーカ突起10の形状を略二等辺三角形としたが、ブレーカ突起10の形状としては、特に限定されるものではなく、これに代えて略五角形、略七角形、U字形状等の他の任意の形状とすることができる。
また、本実施形態においては、平面視におけるコーナ部5に向かって突出するブレーカ突起10の先端は、剛性向上の観点から面取り等を施して丸みを帯びた形状とすることが好ましい。例えば、平面視において凸状をなすブレーカ突起10先端の曲率半径は0.05mm以上0.08mm以下の範囲内で設定されることが好ましい。
また、本実施形態においては、コーナ部5を挟む切れ刃6aから切れ刃6bへと連なって、平面視において円弧状に延在する傾斜面からなるブレーカ壁11を形成することとしたが、少なくともブレーカ突起10の終端側部から外方に向かって延在し、切れ刃6近傍まで連なる壁であればよく、ブレーカ壁11の構成としてはこれに限定されるものではない。
例えば、ブレーカ壁11を、図5(c)に示されるように、コーナ部5を挟む切れ刃6a側のランド7上から切れ刃6bのランド7上まで連なる壁から構成することにしてもよい。また、ブレーカ壁11を、ブレーカ突起10における切れ刃6a側の側面の終端から切れ刃6aに向かって円弧状に延在する壁と、ブレーカ突起10における切れ刃6b側の側面の終端から切れ刃6bに向かって円弧状に延在する壁とから構成することにしてもよい。また、ブレーカ壁11を、複数の長方形の壁をつなぎ合せたような、複数の平面から構成することにしてもよい。また、例えば複数の突起を並べて、それらがまとまって一つの壁をなすような構成としてもよい。
また、本実施形態においては、すくい面2のすくい角γを21°としたが、すくい角γとしては、これに限定されるものではなく、任意の角度とすることができる。
例えば、すくい角γは、17°以上25°以下の範囲内で設定されることが好ましく、有利には19°以上23°以下の範囲内で設定されることが好ましい。すくい角γを大きく設定することで、傾斜面8、ブレーカ底面9、ブレーカ突起10、及びブレーカ壁11とで形成されるくぼみが大きくなり、該くぼみがチップポケットのような役割を果たす結果、切屑排出性が向上するからである。また、このくぼみに沿って切りくずが流出されることで、材質の軟らかい易い工作物を切削加工する場合にあっては、ブレーカ突起10又はブレーカ壁11に接触するまでの間に、切削熱を受けて軟化した切りくずを冷却して、切りくずの圧縮を抑制することができるからである。また、すくい角γが大きすぎると、刃部の強度やチップ剛性に劣るからである。
また、本実施形態においては、切れ刃6からブレーカ突起10の先端までの距離L1を0.8mmとしたが、距離L1としてはこれに限定されるものではなく、任意の距離とすることができる。
例えば、切れ刃6からブレーカ突起10の先端までの距離L1は、0.7mm以上1.0mm以下の範囲内で設定されることが好ましく、有利には0.8mm以上0.9mm以下の範囲内で設定されることが好ましい。距離L1が0.7mm未満であると、切削熱を受けて軟化した切りくずが高温のままブレーカ突起10に接触することとなり、期待するような効果が得られないからである。また、距離L1が1.0mmを超えると、切りくずがブレーカ突起10に接触しない可能性が大きくなるからである。
また、本実施形態においては、ブレーカ突起10の隆起角α1を24°としたが、ブレーカ突起10の隆起角α1としてはこれに限定されるものではなく、任意の角度とすることができる。この場合に、ブレーカ突起10の隆起角α1はすくい面2のすくい角γよりも大きく設定されることが好ましい。このように構成することで、切りくずをスムーズに傾斜面8からブレーカ突起10へと誘導させることができる。
例えば、ブレーカ突起10の隆起角α1は、20°以上26°以下の範囲内で設定されることが好ましく、有利にはその上限は24°とされることが好ましい。ブレーカ突起の隆起角が20°未満であると、切りくずがブレーカ突起を乗り越えてしまったり、ブレーカ突起に接触したとしても滑ってしまったりして、切屑の排出方向をコントロールすることができないからである。また、ブレーカ突起の隆起角が26°を超えると、ブレーカ突起から受ける抵抗が大きくなりすぎ、軟鋼、低炭素鋼等の材質の軟らかい易い工作物を切削加工する場合にあっては、切りくずが圧縮されて、直線状の詰まった切りくずが排出され、切削抵抗が増大し、加工物の仕上がりが悪くなるからである。また、切りくずがブレーカ壁11に突き当たる前にブレーカ突起10においてカールさせられてしまう可能性があり、ブレーカ突起10が切りくずの排出方向を制御するコントロール手段として機能せず、ブレーカ突起10とブレーカ壁11の双方を設けた意味がないからである。
また、本実施形態においては、ブレーカ突起10の先端角βを35°としたが、ブレーカ突起10の先端角βとしてはこれに限定されるものではなく、任意の角度とすることができる。
例えば、ブレーカ突起10の先端角βは、30°以上70°未満の範囲内で設定されることが好ましく、有利には35°以上55°未満の範囲内で設定されることが好ましい。ブレーカ突起10の先端角βが30°未満であると、突起部分が細すぎるため切りくずのコントロール力が弱く、また、切りくずとの衝突や擦過によりブレーカ突起10が磨耗して切削加工中に欠損、破損等してしまう問題があるからである。また、ブレーカ突起10の先端角βが70°以上であると、ブレーカ突起10によってその排出方向が変化させられた切りくずが、ブレーカ壁11に当たらずにそのまま長く延び出てしまったり、ブレーカ壁11に当たらないで逃げ面3に当ってしまったりする恐れがあるからである。
また、本実施形態においては、製造時のクラック防止の観点から、ブレーカ突起10の終端側は、側面の余肉を削ぎ落としてブレーカ壁11へとなめらかに繋がるような凹曲面状に形成することとしたが、これに代えて、図5(a)に示されるように、側面の余肉を削ぎ落とさないことにしてもよい。また、肉付けをしてブレーカ突起10の終端側をブレーカ壁11へとなめらかに繋がるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、切れ刃6からブレーカ壁11までの距離L2を1.5mmとしたが、距離L2としてはこれに限定されるものではなく、任意の距離とすることができる。
例えば、切れ刃6からブレーカ壁11までの距離L2は、1.4mm以上1.9mm以下の範囲内で設定されることが好ましく、有利には1.5mm以上1.7mm以下の範囲内で設定されることが好ましい。距離L2が1.4mm未満であると、ブレーカ突起10に近接しすぎて排出方向の変化させられた切りくずがブレーカ壁11に接触しないで延び出てしまったり、平坦面12に乗り上げてしまったりする可能性があるからである。また、距離L2が1.9mmを超えると、切りくずがブレーカ壁11に当たらないで逃げ面3に当たってしまったりそのまま長く延び出てしまったりする恐れがあるからである。
また、本実施形態においては、ブレーカ壁11の隆起角α2を43°としたが、ブレーカ壁11の隆起角α2としてはこれに限定されるものではなく、任意の角度とすることができる。この場合に、ブレーカ壁11の隆起角α2は、ブレーカ突起10の隆起角α1よりも大きく設定されることが好ましい。ブレーカ壁11の隆起角α2をブレーカ突起10の隆起角α1よりも大きくすることで、緩やかな傾斜で隆起するブレーカ突起10によってブレーカ壁11に衝突するように促された切りくずが、その前進をブレーカ突起10よりも急な勾配で起立するブレーカ壁11に阻まれることとなり、該ブレーカ壁において切りくずが確実に拘束されてカールさせられることになるからである。
例えば、ブレーカ壁11の隆起角α2は、35°以上50°未満の範囲内で設定されることが好ましく、有利には40°以上45°未満の範囲内で設定されることが好ましい。ブレーカ壁11の隆起角α2が35°未満であると、切りくずを十分に拘束することができず、切りくずをカールさせて分断させることができない可能性があるからである。また、ブレーカ壁11の隆起角α2が50°以上であると、切りくずがブレーカ壁11に衝突した際のブレーカ壁11から受ける抵抗が大きくなりすぎ、切削抵抗の増大やびびり振動の誘発等を招く恐れがあるからである。
また、本実施形態においては、ブレーカ底面9を基準としたチップ厚さ方向におけるブレーカ壁11の高さを、ブレーカ底面9を基準としたブレーカ突起10の高さの2倍の高さで形成することとしたが、ブレーカ壁11の高さとしてはこれに限定されるものではない。
例えば、ブレーカ底面9を基準としたブレーカ壁11の高さは、ブレーカ突起10の高さの1.4倍以上3.0倍以下の範囲内設定されることが好ましく、有利には1.8倍以上2.6倍以下の範囲内で設定されることが好ましい。ブレーカ壁11の高さがブレーカ突起10の高さの1.4倍未満であると、ブレーカ突起10によりその排出方向が変化させられた切りくずが、ブレーカ壁11を乗り越えてしまったり、ブレーカ突起10に接触したとしても平坦面12に乗り上げてしまったりする可能性があるからである。3.0倍を超えると、ブレーカ壁11が高すぎるため、切りくずが排出するためのスペースが小さくなり切りくずが詰まってしまうからである。
また、本実施形態においては、図4に示されるように、コーナ部5の二等分線Pの位置における断面において、ブレーカ突起10を切りくずがチップに当たった時にその排出方向が定まるように直線状に隆起するように形成し、ブレーカ壁11を耐衝撃性、強度向上の観点から凸曲線状に隆起するように形成することとしたが、これに代えて、ブレーカ突起10及びブレーカ壁11の双方を直線状あるいは凸曲線状に隆起させたり、逆にブレーカ突起10を凸曲線状に、ブレーカ壁11を直線状に隆起させたりしてもよい。
また、本実施形態においては、チップ本体1を略三角形の平板状としたが、これに代えて円形、四角形、菱形等の他の任意の形状とすることができる。また、ネガティブチップに代えて、ポジティブチップにしてもよい。
また、本実施形態においては、チップ本体1が取り付けられる切削工具としてスローアウェイバイトを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、エンドミル、フライス等の多種の切削工具に取り付けて使用することができる。
本発明の一実施形態に係るスローアウェイチップを示す斜視図である。 図1に示すスローアウェイチップの平面図である。 図1のスローアウェイチップのコーナ部周辺を拡大した斜視図である。 図2のA−A線に沿う平面で切断した縦断面拡大図である。 (a)は図1のスローアウェイチップに設けられたブレーカ突起の形状を説明するための平面図、(b)は図1のスローアウェイチップのコーナ部周辺を拡大した平面図、(c)はその変形例を示す平面図である。
符号の説明
1 チップ本体
2 すくい面
3 逃げ面
4 辺稜部
5 コーナ部
6 切れ刃
7 ランド
8 傾斜面
9 ブレーカ底面
10 ブレーカ突起
11 ブレーカ壁
12 平坦面
L1 切れ刃からブレーカ突起の先端までの距離
P 二等分線
α1 ブレーカ突起の隆起角
α2 ブレーカ壁の隆起角
β ブレーカ突起の先端角
γ すくい角

Claims (5)

  1. 多角形平板状をなすチップ本体の多角形面にすくい面が形成され、前記多角形面の辺稜部に前記多角形面のコーナ部を挟んで一対の切れ刃が形成されたスローアウェイチップであって、
    前記すくい面に前記辺稜部から離間するに従い前記チップ本体の厚さ方向に漸次後退するように形成された傾斜面と、
    該傾斜面から前記厚さ方向と垂直な方向に延びるブレーカ底面と、
    該ブレーカ底面から前記厚さ方向に前記切れ刃の高さを越えて漸次隆起するとともに、前記多角形面に対向する平面視において、前記コーナ部に向かって突出するブレーカ突起と、
    前記ブレーカ底面から前記厚さ方向に前記ブレーカ突起の高さを越えて漸次隆起するとともに、前記多角形面に対向する平面視において、ブレーカ突起の少なくとも終端側部から外方に向かって延在して前記切れ刃近傍まで連なるブレーカ壁と、
    該ブレーカ壁から前記厚さ方向と垂直な方向に延びる平坦面とを備える
    ことを特徴とするスローアウェイチップ。
  2. 前記ブレーカ壁における前記厚さ方向と垂直な方向に対する隆起角が、前記ブレーカ突起における前記厚さ方向と垂直な方向に対する隆起角よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載のスローアウェイチップ。
  3. 前記ブレーカ突起の隆起角が20°以上26°以下であり、
    前記ブレーカ壁の隆起角が35°以上50°未満である
    ことを特徴とする請求項2に記載のスローアウェイチップ。
  4. 前記コーナ部の二等分線上における前記切れ刃から前記ブレーカ突起の先端までの距離が0.7mm以上1.0mm以下である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のスローアウェイチップ。
  5. 前記すくい面に対向する平面視において、前記ブレーカ突起の先端角が30°以上70°未満である
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のスローアウェイチップ。
JP2007309718A 2007-11-30 2007-11-30 スローアウェイチップ Active JP5239316B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007309718A JP5239316B2 (ja) 2007-11-30 2007-11-30 スローアウェイチップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007309718A JP5239316B2 (ja) 2007-11-30 2007-11-30 スローアウェイチップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009131929A true JP2009131929A (ja) 2009-06-18
JP5239316B2 JP5239316B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=40864359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007309718A Active JP5239316B2 (ja) 2007-11-30 2007-11-30 スローアウェイチップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5239316B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7003388B1 (ja) 2021-04-28 2022-01-20 株式会社タンガロイ 切削工具
WO2024029627A1 (ja) * 2022-08-05 2024-02-08 三菱マテリアル株式会社 切削工具

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04115808A (ja) * 1990-09-05 1992-04-16 Dijet Ind Co Ltd スローアウエイチップ
JPH05104310A (ja) * 1991-03-04 1993-04-27 Gte Valenite Corp 深切込み低切削力型使い捨て切れ刃インサート
JPH0938808A (ja) * 1995-07-31 1997-02-10 Mitsubishi Materials Corp スローアウェイチップ
JPH10328911A (ja) * 1997-05-29 1998-12-15 Kyocera Corp 切削インサート

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04115808A (ja) * 1990-09-05 1992-04-16 Dijet Ind Co Ltd スローアウエイチップ
JPH05104310A (ja) * 1991-03-04 1993-04-27 Gte Valenite Corp 深切込み低切削力型使い捨て切れ刃インサート
JPH0938808A (ja) * 1995-07-31 1997-02-10 Mitsubishi Materials Corp スローアウェイチップ
JPH10328911A (ja) * 1997-05-29 1998-12-15 Kyocera Corp 切削インサート

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7003388B1 (ja) 2021-04-28 2022-01-20 株式会社タンガロイ 切削工具
JP2022170020A (ja) * 2021-04-28 2022-11-10 株式会社タンガロイ 切削工具
WO2024029627A1 (ja) * 2022-08-05 2024-02-08 三菱マテリアル株式会社 切削工具

Also Published As

Publication number Publication date
JP5239316B2 (ja) 2013-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5092865B2 (ja) スローアウェイチップ
JP3535616B2 (ja) 切削用インサート
JP3371733B2 (ja) スローアウェイチップ
JP2008272924A (ja) 切削インサート
WO2007049617A1 (ja) 切削インサート、ミーリング工具および切削方法
JP4784378B2 (ja) 超高圧焼結体切削工具
EP2636472B1 (en) Cutting insert, cutting tool, and method for manufacturing cut product using same
JP4779864B2 (ja) スローアウェイチップおよびスローアウェイ式切削工具
JP4849815B2 (ja) 切削インサートおよび溝入れ加工用切削工具
JP5056215B2 (ja) 切削インサート
JP5239316B2 (ja) スローアウェイチップ
JP2000280104A (ja) プランジ切削用総形チップ
JP5380746B2 (ja) 切削工具
JP5104076B2 (ja) 切削インサート
US6146064A (en) Cutting insert with improved chip control
JP4969089B2 (ja) 溝入れ加工用切削インサート、溝入れ加工用切削工具および切削方法
JP5109485B2 (ja) 旋削用スローアウェイチップ
JP2006231458A (ja) 突切り工具用スローアウェイチップ
CN215657909U (zh) 一种镗孔刀
JP2009107051A (ja) スローアウェイチップおよびこれを用いたスローアウェイ式切削工具
JP2007290057A (ja) 超高圧焼結体切削工具
CN114951720A (zh) 切削刀片
JP2022135489A (ja) 切削インサート
JPH1086014A (ja) フライス用ブレーカ付きスローアウェイチップ
JP2003275907A (ja) スローアウェイインサート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130318

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5239316

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250