JP2009131359A - 磁気シールド装置、磁気シールドシステム - Google Patents

磁気シールド装置、磁気シールドシステム Download PDF

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Abstract

【課題】MRI装置からの磁場を、MRI装置の周囲で効果的に抑え込み、同じ閉空間内へ漏洩するのを防止する。
【解決手段】磁気共鳴イメージング装置の撮像空間に磁場を形成する環状のコイル3を外側から包囲し、少なくともコイル3における中心軸10を含むように貫通孔11が形成された筐体6と、筐体6内部に配設され、コイル3における少なくとも一方の軸方向端面から他方の軸方向端面へコイル3の外側を迂回して導かれ、断面が矩形状に構成されている電磁鋼板7とを備え、電磁鋼板7は、その断面の長辺が中心軸10へ向けて傾斜されてなるとともに、中心軸10を中心として複数枚に亘って互いに一定の角度間隔で対称に配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、磁気を使用する閉空間から外部への磁気の影響を遮蔽し、或いは磁気を使用する閉空間への外部からの磁気の影響を遮蔽する際に好適な磁気シールドルーム、磁気シールドパネルに関する。
磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)が近年において特に頻繁に利用されている。このMRI装置は、その磁場中心空間に強力な磁場を形成する装置であって、形成した磁場を人体に当てることにより、体内にある水素原子核がこの磁場に共鳴して微弱な電波を発生することから、この電波を受信して画像を作成することが可能となる。
このようなMRI装置では、測定磁場や電波が外部からの磁気的な影響を受けるのを防止することにより、正常な動作を保証する必要がある。また、このようなMRI装置を収容する閉空間の外部にある他の機器や人体に対して磁気的な影響が及ぶのを防止する必要がある。このため、MRI装置を収容する閉空間を磁気シールドパネルで覆う磁気シールドルームに対する要求が高まっている。
さらに近年では、このようなMRI装置を収容する閉空間の内部に、他の機器を配置するケースも増加している。かかる場合において、このMRI装置が、同じ閉空間内に配置された他の機器からの磁場や電波による影響を受けるのを防止する必要がある。また、このMRI装置が、同じ閉空間内に配置された他の機器や人体に対して磁気的な影響が及ぶのを防止する必要がある。
このような要求に応えるべく、従来において、例えば特許文献1に示すような磁石装置が提案されている。
この特許文献1の開示技術では、NMR(Nuclear Magnetic Resonance)装置に磁石装置に鉄板を組み込むことにより、かかるNMR装置からの磁場の漏洩を防止するための技術が開示されている。
磁石装置は、図11(a),(b)に示すように、装置101を軸104に並行な4枚の長方形状鉄板138で囲まれている。軸104に対して垂直な1対の抵抗性コイル139を孔103の両端から離れた位置に設ける。代表的にはコイル139は直径3mで50ターンを有し、独立した電源(図示せず)から100〜150Aの電流供給を受ける。この構成によると、孔内磁界に大きな影響を及ぼすことなく、さらに遮へい作用を改善できる。
特開平5−64634号公報
しかしながら、上記特許文献1における開示技術では、遮蔽作用の改善を図ろうとしているものの、結局のところ、長方形状の鉄板138を一枚被覆するのみでそれを実現しようとするものであるため、磁場の漏洩を完全に遮蔽することができないという問題点があった。
また、上記特許文献1における開示技術では、図11(a)に示すように、装置101は断面円形で構成されているのに対して、鉄板138はその装置101に対して断面4方向から近接配置されている。この断面円形の装置101に対しては、この鉄板138も断面円形とすることで初めて漏洩磁場を均一に遮蔽することができることになるが、このように鉄板138を4方向から近接配置させるのみでは、装置101からの磁場の漏れを均一に遮蔽することはできないという問題点があった。
また、上記特許文献1における開示技術では、抵抗性コイル139を軸104に対して垂直な方向に配設している。しかし、この抵抗性コイル139の磁場を強くし、或いはこれを装置101に近接させると、この装置101による測定に影響が生じることにもなる。また、抵抗性コイル139を装置101から離間させると、装置101からの磁場の漏洩を効果的に防止することができない。これは、装置101から放射される磁場と、抵抗性コイル139からの磁場が互いに平行でないことに起因するものである。特に軸104に対して垂直方向に向かう磁力線に関しては、この抵抗性コイル139からの磁場により打ち消すことができず、結局のところ磁場の漏洩を防止することができないという問題点があった。
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、MRI装置からの磁場を、MRI装置の周囲で効果的に抑え込み、同じ閉空間内へ漏洩するのを防止することが可能な磁気シールド装置、並びにその閉空間外への磁場の漏洩をより効果的に防止可能な磁気シールドシステムを提供することにある。
本発明を適用した磁気シールド装置は、上述した課題を解決するために、磁気共鳴イメージング装置からの漏洩磁場を遮蔽する磁気シールド装置において、上記磁気共鳴イメージング装置の撮像空間に磁場を形成する環状のコイルを外側から包囲し、少なくとも上記コイルにおける中心軸を含むように貫通孔が形成された筐体と、上記筐体内部に配設され、上記コイルにおける少なくとも一方の軸方向端面から他方の軸方向端面へ上記コイルの外側を迂回して導かれ、断面が矩形状に構成されている電磁鋼板とを備え、上記電磁鋼板は、その断面の長辺が上記中心軸へ向けて傾斜されてなるとともに、上記中心軸を中心として複数枚に亘って互いに所定角度間隔で配置されていることを特徴とする。
本発明を適用した磁気シールドシステムは、収容された磁気共鳴イメージング装置からの漏洩磁場を遮蔽するシールド面材により包囲された磁気シールドシステムにおいて、請求項1〜3のうち何れか1項記載の磁気シールド装置と、上記磁気共鳴イメージング装置並びに上記磁気シールド装置を収容し、上記磁気共鳴イメージング装置に設けられた環状のコイルにおける中心軸と直交する第1シールド面材及び第2シールド面材と、上記第1シールド面材及び第2シールド面材に対して互いに直交する第3シールド面材、第4シールド面材、第5シールド面材、第6シールド面材との6面により構成され、上記第1〜2シールド面材内には、矩形断面の長辺が当該シールド面材の面厚方向となるように短冊形電磁鋼板が配設され、当該短冊形電磁鋼板は、上記第1シールド面材並びに第2シールド面材における上記中心軸との略直交点からその面周に至るまで互いに任意の角度間隔で延長され、上記第3〜6シールド面材内には、第1シールド面材と第2シールド面材の面周に至るまで延長された短冊形電磁鋼板間を互いに連結するように短冊形電磁鋼板が所定間隔をおいて複数段に亘り配設されている磁気シールドルームとを備えることを特徴とする。
上述した構成からなる本発明では、コイルからの漏洩磁場の磁束方向に沿って電磁鋼板を配列させている。これにより、コイルからの漏洩磁場を引き込み、これを再びコイルへと誘導することができ、外部空間に対して磁場の漏れを抑えることが可能となる。特に本発明では、電磁鋼板をその断面の長辺が中心軸へ向けて傾斜させている。これにより、漏洩磁場の引き込み効果を増大させることが可能となる。さらに本発明では、電磁鋼板を、中心軸を中心として複数枚に亘って互いに一定の角度間隔で対称に配置させている。これにより、コイル中心における測定ゾーンへの影響を抑えることが可能となる。また本発明では、磁気共鳴イメージング装置を収容する閉空間としてのルームの内部に他の機器を配置する場合において、当該他の機器からの磁場を遮蔽することができ、磁気共鳴イメージング装置の測定に悪影響が及ぶのを防止することが可能となる。また、コイルから、同じ閉空間内に配置された他の機器や人体に対して磁気的な影響が及ぶのを防止することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態として、収容された磁気共鳴イメージング装置からの漏洩磁場を遮蔽する磁気シールド装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した磁気シールド装置2が配設されるルーム1の断面図である。このルーム1内には、撮像空間に磁場を形成する環状のコイル3からなる磁気共鳴イメージング(MRI)装置が収容されている。また、このコイル3の外側には、磁気シールド装置2が設けられている。ちなみにこのルーム1は、壁4により包囲された閉空間として構成されている。
磁気シールド装置2は、コイル3を外側から包囲し、少なくともコイル3における中心軸10を含むように貫通孔11が形成された筐体6と、この筐体6の内部に配設されている電磁鋼板7とを備えている。
図2は、この磁気シールド装置2の拡大斜視図を示している。筐体6は、電磁鋼板7を固定し、しかもこれを外側から被覆し得るものであればいかなる材質、形状で構成されていてもよい。また、この筐体6に設けられている貫通孔11は、何れも磁気共鳴イメージング装置におけるコイル3内に搬送される被検査人が入れる程度の大きさで構成されている。また、この筐体6は、コイル3を有する磁気共鳴イメージング装置に対して装着可能とされていてもよい。このとき、筐体6は、磁気共鳴イメージング装置に対して着脱自在とされていてもよいし、着脱不能とされて互いに一体化されて構成されていてもよい。
また、この筐体6内には、充填材が充填されていてもよい。この充填材は、断熱性の材料で構成されていることが望ましいが、いかなる材料で構成されていてもよい。またロックウールが充填されていてもよい。ロックウールは、玄武岩、鉄鋼スラグ等に石灰等を混合し、高温中で溶解することにより形成する人造鉱物繊維である。充填材の例としては、この他にグラスウール、炭化コルクといった繊維系の断熱材を用いるようにしてもよいし、けい酸カルシウムや撥水性パーライト、或いはポリエチレンフォーム等の発泡系断熱材を用いるようにしてもよい。さらにはグラスフォーム等のような発泡無機質系断熱材を適用するようにしてもよい。
電磁鋼板7は、コイル3における少なくとも一方の軸方向端面3aから他方の軸方向端面3bへコイル3の外側を迂回して導かれている。即ち、この電磁鋼板7は、コイル3における少なくとも一方の軸方向端面3aに対して近接されてなるとともに中心軸10と略垂直に外側へ延長される第1の経路7aと、コイル3における少なくとも他方の軸方向端面3bに対して近接されてなるとともに中心軸10と略垂直に外側へ延長される第2の経路7bと、第1の経路7aにおける外側端から中心軸10と平行に第2の経路7bの外側端まで延長されている第3の経路7cとからなる略コ字状で形成されている。そして、この略コ字状の電磁鋼板7のちょうど内側にコイル3が収容されるように配置されることになる。
ちなみに、この略コ字状の電磁鋼板7の作製方法としては、、第1の経路7a、第2の経路7b、第3の経路7cをそれぞれ構成する短冊状の電磁鋼板を互いに接合してコ字状に構成するようにしてもよい。このとき、電磁鋼板7は、第1の経路7a、第2の経路7b、第3の経路7cともに長手方向の透磁率が横断面方向の透磁率よりも大きい電磁鋼板で構成されている必要がある。このとき短冊形の電磁鋼板は、複数枚に亘る磁性材料薄板を板厚方向に積層することにより、一枚の電磁鋼板を構成するようにしてもよい。
図3は、図2におけるA−A´断面を示している。この図3では電磁鋼板7における第3の経路7cが描かれているが、これは断面が矩形状に構成されている。電磁鋼板7は、その断面の長辺が中心軸10へ向けて傾斜されている。即ち、この電磁鋼板7からの長辺から点線で示される延長線が中心軸10上又はその近傍を通るように傾斜されている。
図4は、図2におけるB−B´断面を示している。この図4では電磁鋼板7における第2の経路7bが描かれているが、図3に示す第3の経路7cと比較してより中心軸10付近まで電磁鋼板7が伸びているのが分かる。この第2の経路7bも同様に、その断面の長辺が中心軸10へ向けて傾斜されている。なお、第1の経路7aについては説明を省略するが、この第2の経路7bと同様の断面形状で構成される。
また、この電磁鋼板7は、中心軸を中心として複数枚に亘って互いに所定の角度間隔で配置されている。ちなみに、この角度間隔は、例えば45°ピッチで設けられているが、これに限定されるものではなく、いかなる角度間隔で構成されていてもよいが、あくまで配置される電磁鋼板7が中心軸10を中心として点対称となるように調整されていることが望ましい。
次に、本発明を適用した磁気シールド装置2の作用効果について図面を参照しながら詳細に説明する。
図5(a)は、本発明を適用した磁気シールド装置2により包囲したコイル3から漏洩してくる漏洩磁場の側断面における分布を示している。また、図5(b)は、図2におけるB−B´断面における漏洩磁場の分布を示している。環状のコイル3から漏洩してくる漏洩磁場の磁束が中心軸10を中心として放射状に広がっていくことになる。その結果、第2の経路7bに放射される漏洩磁場の各磁束の取りえる角度方向は、互いに異なり、その伝搬方向はあらゆる角度に分散するものとなる。
本発明を適用した磁気シールド装置2では、電磁鋼板7における第1の経路7a、第2の経路7bを中心軸10から周囲に向けて放射状に配置している。このため、コイル3から漏洩してくる漏洩磁場は、図5(b)に示すように、この放射状に配置された第2の経路7bにより引き込まれ、またその磁束はかかる放射状に配置された第2の経路7bに沿って流れていくことになる。あくまで第2の経路7bは、コイル3からの漏洩磁場の中心線10と、これらの延長線の交差点とを一致させていることから、これを中心として放射状に分布する漏洩磁場を効率よく引き込むことができ、またこれを外周へと導くことが可能となる。この第2の経路7bを介して外周側へと導かれた漏洩磁場は、図5(a)に示すように第3の経路7cを流れ、第1の経路7aへと到達する。この第1の経路7aへと到達した漏洩磁場は、第1の経路7a上を中心軸10へ向けて流れ、再び中心軸10に沿ってコイル3へと漏洩磁場が流れ込んでいくことになる。
即ち、本発明を適用した磁気シールド装置2は、コイル3からの漏洩磁場の磁束方向に沿って電磁鋼板7を配列させている。これにより、コイル3からの漏洩磁場を引き込み、これを再び第1の経路7a側からコイル3へと誘導することができ、外部空間に対して磁場の漏れを抑えることが可能となる。
また本発明では、電磁鋼板7をその断面の長辺が中心軸10へ向けて傾斜させている。これにより、漏洩磁場の引き込み効果を増大させることが可能となる。
さらに本発明では、電磁鋼板7を、中心軸10を中心として複数枚に亘って互いに所定の角度間隔で配置させている。これにより、コイル3中心における測定ゾーンへの影響を抑えることが可能となる。
また本発明では、磁気共鳴イメージング装置を収容する閉空間としてのルーム1の内部に他の機器を配置する場合において、当該他の機器からの磁場を磁気シールド装置2により遮蔽することができ、磁気共鳴イメージング装置の測定に悪影響が及ぶのを防止することが可能となる。また、この磁気共鳴イメージング装置におけるコイルから、同じ閉空間内に配置された他の機器や人体に対して磁気的な影響が及ぶのを防止することが可能となる。即ち、本発明によれば、コイル3からの漏洩磁場を低減できることから、同じ閉空間内に配置すべき他の機器をこのコイル3に近接させても、当該漏洩磁場の影響を受けるケースが少なくなる。このため、ルーム1内における磁気共鳴イメージング装置や他の機器の配置に関して自由度を増大させることが可能となる。
また、コイル3による磁界強度に応じた電磁鋼板7の材質、幅、厚みを選定することにより、磁気共鳴イメージング装置外への漏洩磁場を低く抑えることができるため、磁気共鳴イメージング装置の設置スペースの自由度を更に向上させることが可能となる。
また、本発明によれば、コイル3からルーム1内において漏洩する磁場の量を低減させることができる。図6(a)は、本発明を適用した磁気シールド装置2を設けた場合におけるルーム1内の磁場分布を示している。比較のため、図6(b)において、磁気シールド装置2を設けない場合におけるルーム1内の磁場分布を示す。図6(b)に示すようにルーム1内には磁場の漏洩量が増加しているのが示されている。これに対して、本発明を適用した磁気シールド装置2を設けた場合には、上述した効果を奏するため、ルーム1内への磁場の漏洩量を低減させることが可能となる。
このため、ルーム1を構成する壁4や天井、床に対して配設すべき磁気シールド構造の負荷を低減させることが可能となる。
なお本発明は、上述した構成からなる磁気シールド装置2と、壁4や天井、床等に対して磁気シールド構造を設けた磁気シールドルームとからなる磁気シールドシステムとして構成するようにしてもよい。
図7は、磁気シールドルーム8の構成例を示している。この磁気シールドルーム8内には、磁気シールド装置2が収容されている。そして、磁気シールド装置2により包囲される環状のコイル3における中心線10と直交する第1シールド面材81及び第2シールド面材82と、第1シールド面材81及び第2シールド面材82に対して互いに直交する第3シールド面材83、第4シールド面材84、第5シールド面材85、第6シールド面材86との6面により包囲されている。
各シールド面材81〜86における充填材は、断熱性の材料で構成されていることが望ましいが、いかなる材料で構成されていてもよい。以下の例では、このシールド面材81〜86における充填材につきロックウールで構成される場合を例にとり説明をする。
このシールド面材81は、MRI装置9における環状のコイルから漏洩してくる漏洩磁場の磁束が直接的に入射されるいわゆるガントリー面を構成するものであり、またシールド面材84は天井面を構成するものであり、更にシールド面材86は床面を構成するものである。またシールド面材81、82、83、85は、それぞれ磁気シールドルーム1における側壁面を構成するものである。
このようなシールド面材81〜86には、短冊形電磁鋼板93が配設されている。短冊形電磁鋼板93は、短冊形状の磁性体で構成され、例えば長手方向の透磁率が横断面方向の透磁率よりも大きい電磁鋼板からなる。
シールド面材81、82に設けられる短冊形電磁鋼板93は、第1シールド面材81並びに第2シールド面材82における中心線10との略直交点からその面周に至るまで延長されている。また、互いに面周に至るまで延長されている、隣接する短冊形電磁鋼板93間のなす角度は、任意のものであってもよい。
また、第3〜6シールド面材83〜86には、図7に示すように短冊形電磁鋼板93が複数段に亘り配置されている。この短冊形電磁鋼板93は、第1シールド面材81で終わるもの、第1シールド面材81から第3〜6シールド面材83〜86まで連結されるもの、更に第1シールド面材81、第3〜6シールド面材83〜86、及び第2シールド面材82まで連結されるもの、の何れかの形で具体化されることになる。
次に、上述の如き構成からなる磁気シールドシステムの作用効果について図面を参照しながら詳細に説明する。
図8(a)は、本発明を適用した磁気シールドルーム8内に収容した磁気シールド装置2から漏洩してくる漏洩磁場の内壁面における分布を示している。ちなみに、この磁気シールドシステムでは、磁気シールド装置2により、コイル3からの磁場を相当抑え込んでいるが、なおかつ漏洩してくる磁場をこの磁気シールドルーム8により抑えこみ、外部への漏洩を防止する効果を奏する。
具体的には、環状のコイル3から漏洩し、なおかつ磁気シールド装置2から漏洩してくる漏洩磁場の磁束が中心線10を中心として放射状に広がり、これらは第1シールド面81の面周へ向けて広がっていくことになる。その結果、この第1シールド面81に放射される漏洩磁場の各磁束の取りえる角度方向は、互いに異なり、その伝搬方向はあらゆる角度に分散するものとなる。
本発明を適用した磁気シールドルーム8では、この第1シールド面材81において、短冊形電磁鋼板93を中心線10との略直交点からその面周に至るまで放射状に配置している。このため、磁気シールド装置2から漏洩してくる漏洩磁場は、この放射状に配置された短冊形電磁鋼板93により引き込まれ、またその磁束はかかる放射状に配置された短冊形電磁鋼板93に沿って流れていくことになる。あくまで、この第1シールド面材81においては、コイル3からの漏洩磁場の中心線10と、この短冊形電磁鋼板93の交差点を一致させていることから、これを中心として放射状に分布する漏洩磁場を効率よく引き込むことができ、またこれを面周へと導くことが可能となる。
面周へと導かれた漏洩磁場は、第3〜6シールド面材83〜86へと導かれ、第3〜6シールド面材83〜86に数段に亘って短冊形電磁鋼板93を流れ、第2のシールド面材82へと到達する。この第2のシールド面材82に配設された短冊形電磁鋼板93に対しても同様に漏洩磁場が流れこみ、さらに第2のシールド面材82から再び中心線10を介してコイル3へと漏洩磁場が流れ込んでいくことになる。
即ち、本発明を適用した磁気シールドルーム8は、磁気シールド装置2からの漏洩磁場の磁束方向に沿って短冊形電磁鋼板93を配列させている。これにより、磁気シールド装置2からの漏洩磁場を引き込み、これを再び第2シールド面材82側からコイル3へと誘導することができ、外部空間に対して磁場の漏れを抑えることが可能となる。
図8(b)は、ガントリー面を格子状に形成した例を示している。この図8(b)において上述した図8(a)と同一の構成要素、部材に関しては同一の符号を付すことにより、以下での説明を省略する。
ガントリー面としての第1シールド面81、第2シールド面82において、水平方向、鉛直方向に短冊形電磁鋼板を設けたものである。このガントリー面としての第1シールド面81並びに第2シールド面82において、磁束の方向は、水平方向並びに垂直方向に向けて配設された短冊形電磁鋼板に沿って流れることになる。磁気シールド装置2からの漏洩磁場は、第1シールド面81に放射されて、この短冊形電磁鋼板を介して水平方向又は垂直方向に外周側へと導かれ、同様に第3〜6シールド面材83〜86に磁束を導くことができ、シールドにおいて図8(a)と同等の効果を上げることができる。
図9は、本発明を適用した磁気シールドルーム8において、第2のシールド面材82を省略した形態を示している。この図9の形態において上述した図7と同一の構成要素、部材に関しては同一の符号を付すことにより以下での説明を省略する。
シールド面材81、83〜86には、短冊形電磁鋼板93が配設されている。シールド面材81に設けられる短冊形電磁鋼板93は、第1シールド面材81における中心線10との略直交点からその面周に至るまで延長されている。また、第3〜6シールド面材83〜86には、短冊形電磁鋼板93が複数段に亘り配置されている。この第3〜6シールド面材83〜86に配設される短冊形電磁鋼板93は、それぞれ長手方向が第1シールド面材81側から第2のシールド面材82側に向けて設けられている。但し、この短冊形電磁鋼板93の一端は、必ずしも第2のシールド面材82に到達していることは必須とならず、第2のシールド面材82と第1のシールド面材81の間に位置するものであってもよい。
このような図9に示すように第3〜6シールド面材83〜86内に、第1シールド面材81を始端として第2シールド面材82の面周に至るまで、又はその途中まで延長された短冊形電磁鋼板93を配設させ、第2のシールド面材82内において短冊形電磁鋼板93を配設しない構成としても、図8(a)とほぼ同様の磁場の流れとすることができる。
このような磁気シールドルーム8では、上述した構成に加えて、更に図10に示すようなシールドパネル60を適用するようにしてもよい。
このシールドパネル60は、平板状の充填体61と、充填体61の一面側61aに取付けられた第1金属板63と、充填体61の他面側61bに取付けられた電磁鋼板65と、電磁鋼板65の外面側65aに被覆された第2金属板67とを備えている。また、この電磁鋼板65は、充填体61の上下端部61cから外側に向かって突出形成された突出部66を有している。更に、充填体61の側端部61cには、それぞれ断面略コ字状又はロ字状の補強材69が取り付けられている。このようなシールドパネル60を組み合わせて磁気シールドルーム8の壁体を構成する。これにより、電磁鋼板65並びに金属板63により、磁気シールド性能と電磁シールド性能を向上させることができ、外部への磁場の漏洩並びに外部からの磁場の入射をより強固に防止することが可能となる。
なお、このシールドパネル60は、少なくとも、平板状の充填体61と、金属板63と、電磁鋼板65とを備えていれば、所期の作用効果を奏する。
さらに、このような磁気シールドルーム8では、例えば特開2002−164686号公報、特開2006−351598号公報、PCT/JP2004/003457に記載されているように、磁性材料板の群を簾状又はルーバ状に並べて構成した、いわゆる開放型磁気シールド構造を適用するようにしてもよい。この開放型磁気シールド構造では、短冊状又は長尺状の磁性材料板を板厚方向へ所定間隔をおいて複数段に亘り積層させることにより列状簾体を形成させることにより、磁気シールド効果を発揮するものである。
即ち、磁気シールドルーム8では、図7に示すような放射型のシールド構造又は開放型磁気シールドと、図10に示すシールドパネル60を一例とする密閉型シールド構造とが組み合わされて構成されていてもよい。磁気シールドルーム8において何れの構成を採用する場合においても、本発明を適用した磁気シールドシステムは、磁気シールド装置2によりコイル3からの漏洩磁場を相当低減させていることから、磁気シールドルーム8に対して漏洩してくる磁場の量が減少し、ひいてはこの磁気シールドルーム8内に配設すべき電磁鋼板の量を減らすことが可能となる。その結果、磁気シールドシステム全体において使用する電磁鋼板の量を減らすことができ、施工コストを抑えることも可能となる。
本発明を適用した磁気シールド装置が配設されるルームの正面図である。 本発明を適用した磁気シールド装置の拡大斜視図である。 図2におけるA−A´断面図である。 図2におけるB−B´断面図である。 本発明を適用した磁気シールド装置により包囲したコイルから漏洩してくる漏洩磁場の側断面における分布図である。 (a)は、本発明を適用した磁気シールド装置を設けた場合におけるルーム内の磁場分布を示す図であり、(b)は、磁気シールド装置を設けない場合におけるルーム内の磁場分布を示す図である。 本発明を適用した磁気シールドルームの斜視図である。 本発明を適用した磁気シールドルーム内に収容したMRI装置から漏洩してくる漏洩磁場の内壁面における分布を示す図である。 放射型の磁気シールドルームにおける他の例の斜視図である。 本発明を適用したシールドパネルの断面図である。 従来技術について説明するための図である。
符号の説明
1 ルーム
2 磁気シールド装置
3 コイル
4 壁
6 筐体
7 電磁鋼板
10 中心軸
11 貫通孔

Claims (10)

  1. 電磁波及び磁気を遮蔽する壁体の平面部を構成するシールドパネルにおいて、
    平板状のパネル芯材と、
    上記パネル芯材のいずれか一面又は表裏両面に取り付けられた電磁シールド面材と、
    少なくとも上記一の電磁シールド面材表面の周端部を残して取り付けられた磁気シールド面材とを備えること
    を特徴とするシールドパネル。
  2. 互いに直交する2以上の平面が交差する交差部を構成し、電磁波及び磁気を遮蔽するためのシールドパネル構造体において、
    互いに直交する平板状の2以上のパネル芯材と、
    上記各パネル芯材の内周面側及び/又は外周面側に取り付けられた電磁シールド面材 と、
    少なくとも内周面側又は外周面側に取り付けられた電磁シールド面材表面における上記交差部を除く周端部を残して取り付けられた磁気シールド面材とを備えること
    を特徴とするシールドパネル構造体。
  3. 上記磁気シールド面材は、平板状の磁性材料薄板が1回のみ折り曲げられて構成されることを特徴とする請求項2記載のシールドパネル構造体。
  4. シールドパネルを互いに連結することにより構成されるシールドパネル壁体において、
    上記シールドパネルは、平板状のパネル芯材と、上記パネル芯材のいずれか一面又は表裏両面に取り付けられた電磁シールド面材と、少なくとも上記一の電磁シールド面材表面の周端部を残して取り付けられた磁気シールド面材とを有し、
    互いに連結すべき上記シールドパネルは、互いの周端部が略同一面上となるように隣接配置されてなり、
    連結すべき上記各シールドパネル間を跨いで上記電磁シールド面材における周端部上に架設用金具が架設され、
    更に連結すべき上記各シールドパネル間を跨いで上記磁気シールド面材上に短冊形磁気シールド面材が架設されること
    を特徴とするシールドパネル壁体。
  5. 上記連結すべき一方又は両方のシールドパネルは、互いに直交する平板状の2以上のパネル芯材と、上記各パネル芯材の内周面側及び/又は外周面側に取り付けられた電磁シールド面材と、少なくとも内周面側又は外周面側に取り付けられた電磁シールド面材表面における上記交差部を除く周端部を残して取り付けられた磁気シールド面材とを有すること
    を特徴とする請求項4記載のシールドパネル壁体。
  6. 上記磁気シールド面材は、平板状の磁性材料薄板が1回のみ折り曲げられて構成されることを特徴とする請求項5記載のシールドパネル壁体。
  7. 請求項4〜6に記載のシールドパネル壁体により包囲された閉空間が構成されること
    を特徴とするシールドルーム。
  8. シールドパネルを互いに連結することにより構成されるシールドパネル壁体の構築方法において、
    平板状のパネル芯材と、上記パネル芯材のいずれか一面又は表裏両面に取り付けられた電磁シールド面材と、少なくとも上記一の電磁シールド面材表面の周端部を残して取り付けられた磁気シールド面材とを有するシールドパネルを、互いの周端部が略同一面上となるように隣接配置し、
    連結すべき上記各シールドパネル間を跨いで上記電磁シールド面材における周端部上に架設用金具を架設し、
    更に連結すべき上記各シールドパネル間を跨いで上記磁気シールド面材上に短冊形磁気シールド面材を架設すること
    を特徴とするシールドパネル壁体の構築方法。
  9. 互いに直交する2以上の平面が交差する交差部を構成する上記連結すべきシールドパネルは、互いに直交する平板状の2以上のパネル芯材と、上記各パネル芯材の内周面側及び/又は外周面側に取り付けられた電磁シールド面材と、少なくとも内周面側又は外周面側に取り付けられた電磁シールド面材表面における上記交差部を除く周端部を残して取り付けられた磁気シールド面材を有するシールドパネル構造体であって、他の上記シールドパネル又は上記シールドパネル構造体との間で互いの周端部が略同一面上となるように隣接配置すること
    を特徴とする請求項8記載のシールドパネル壁体の構築方法。
  10. 請求項8又は9に記載のシールドパネル壁体の構築方法によりシールドパネル壁体を構築し、上記シールドパネル壁体により包囲された閉空間を構成すること
    を特徴とするシールドルームの構築方法。
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