JP2009131089A - 電源コネクタを備える携帯式電源 - Google Patents

電源コネクタを備える携帯式電源 Download PDF

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Abstract

【課題】大きな電源コネクタを装備し、かつ内蔵する電池を温度上昇や熱暴走から保護しながら全体をコンパクトにする。
【解決手段】電源コネクタを備える携帯式電源は、一対の円筒形電池1と、一対の円筒形電池1を互いに平行な姿勢で所定の間隔離して配設する絶縁材のホルダー3と、円筒形電池1に接続してなる回路基板4と、この回路基板4を介して円筒形電池1に接続してなる電源コネクタ5とを備える。携帯式電源は、電源コネクタ5を介して外部の電子機器に接続されて、電子機器の電池を充電する。回路基板4は、円筒形電池1の出力電圧を調整して電源コネクタ5に出力する電圧調整回路40を実装している。ホルダー3は、回路基板4と電源コネクタ5を円筒形電池1の間のスペース6に配置すると共に、一対の円筒形電池1の間隔が広くなる外側部に回路基板4を配設して、回路基板4よりも内側部に電源コネクタ5を配設している。
【選択図】図4

Description

本発明は、主として、PDA(携帯情報端末)、携帯電話、ICプレーヤなどの電子機器を緊急充電するのに使用される電源コネクタを備える携帯式電源に関する。
電源コネクタを備える携帯式電源は開発されている(特許文献1参照)。この公報に記載される携帯式電源は、図1に示すように、充電する電池を内蔵する電子機器をセットする第1の区画91に上に、電源アセンブリ93を配置する第2の区画92を設けている。電源アセンブリ93は、電池と昇圧回路と充電回路と電池保護回路と電池残量感知回路を備えている。さらに、第2区画92には、充電ソケット94と、コードを介して電子機器に接続して電子機器に電力を供給する電源ソケット95と、コンピュータと電子デバイス間でデータをやりとりするUSBコネクタ96とを設けている。
特開2005−323486号公報
図1の携帯式電源は、充電する電池を内蔵する電子機器を第1の区画に収納し、電子機器にコードを接続して電力を供給する。この携帯式電源は、電子機器に内蔵する電池を、電源アセンブリに内蔵する電池で充電できる。このため、緊急時に携帯電話などを充電することができる。ただ、この構造の携帯式電源は、全体が大きくなって、便利に携帯できない欠点がある。非常時に携帯電話等の電子機器を充電する携帯式電源は、持ち運びしながら電子機器の電池を充電することから、全体をコンパクトにすることが大切である。とくに、電源コネクタとして、規格化された大きなUSBコネクタを備える携帯式電源にあっては、全体をコンパクト化するのが難しい。とくに、複数のUSBコネクタを装備する携帯式電源にあっては、さらに全体のコンパクト化が難しくなる。さらに、充電できる電池を内蔵する携帯式電源にあっては、内蔵する電池を温度上昇や熱暴走から保護しながら、全体をコンパクトにすることが大切である。
本発明は、以上の目的を達成することを目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、大きな電源コネクタを装備し、かつ内蔵する電池を温度上昇や熱暴走から保護しながら全体をコンパクトにできる携帯式電源を提供することにある。
本発明の電源コネクタを備える携帯式電源は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
本発明の請求項1の電源コネクタを備える携帯式電源は、充電できる一対の円筒形電池1と、一対の円筒形電池1を互いに平行な姿勢で所定の間隔離して間にスペース6ができるように配設する絶縁材のホルダー3と、円筒形電池1に接続してなる回路基板4と、この回路基板4を介して円筒形電池1に接続してなる電源コネクタ5とを備える。携帯式電源は、電源コネクタ5を介して外部の電子機器に接続されて、電子機器の電池を充電する。回路基板4は、円筒形電池1の出力電圧を調整して電源コネクタ5に出力する電圧調整回路40を実装している。ホルダー3は、回路基板4と電源コネクタ5を円筒形電池1の間のスペース6に配置すると共に、一対の円筒形電池1の間隔が広くなる外側部に回路基板4を配設して、回路基板4よりも内側部に電源コネクタ5を配設している。
本発明の請求項2の電源コネクタを備える携帯式電源は、充電できる1本の円筒形電池1と、この円筒形電池1を内蔵するケース52と、円筒形電池1をケース52の側壁71Aから所定の間隔離して間にスペース56ができるように配設する絶縁材のホルダー53と、絶縁材のホルダー53と、円筒形電池1に接続してなる回路基板4と、この回路基板4を介して円筒形電池1に接続してなる電源コネクタ5とを備える。携帯式電源は、電源コネクタ5を介して外部の電子機器に接続されて、電子機器の電池を充電する。回路基板4は、円筒形電池1の出力電圧を調整して電源コネクタ5に出力する電圧調整回路40を実装している。ホルダー53は、回路基板4と電源コネクタ5を円筒形電池1とケース52の側壁71Aの間のスペース56に配置すると共に、円筒形電池1と側壁71Aの間隔が広くなる外側部に回路基板4を配設して、回路基板4よりも内側部に電源コネクタ5を配設している。
本発明の請求項3の電源コネクタを備える携帯式電源は、ホルダー3、53が、円筒形電池1を定位置に配置する電池ホルダー部3A、53Aと、回路基板4を定位置に配置する基板ホルダー部3B、53Bとを備える。基板ホルダー部3B、53Bは、回路基板4の両側に、回路基板4の表面よりも突出する一対の保持リブ34を有し、この保持リブ34の内側に回路基板4を固定している。
さらに、本発明の請求項4の電源コネクタを備える携帯式電源は、回路基板4に押しボタンスイッチ8を連結しており、この押しボタンスイッチ8を基板ホルダー部3B、53Bに設けている一対の保持リブ34に橋渡し状態に連結している。
本発明の請求項5の電源コネクタを備える携帯式電源は、回路基板4の表面に電池の残容量を表示するパイロットランプ47を連結しており、回路基板4が、押しボタンスイッチ8との対向面に、可撓性があって遮光性の絶縁シート15を配設している。
本発明の請求項6の電源コネクタを備える携帯式電源は、電源コネクタ5を、USBコネクタ5Aとしている。
本発明の請求項7の電源コネクタを備える携帯式電源は、電源コネクタ5をUSBコネクタ5Aとしており、基板ホルダー部3Bが、スペース6に2段に電源コネクタ5を配設している。
本発明の請求項8の電源コネクタを備える携帯式電源は、電源コネクタ5をUSBコネクタ5Aとしており、基板ホルダー部53Bが、USBコネクタ5Aの長辺側がケース52の側壁71Aと平行な姿勢となるように、USBコネクタ5Aをスペース56に配設している。
本発明の請求項9の電源コネクタを備える携帯式電源は、基板ホルダー部3B、53Bが、円筒形電池1の両端部に位置するスペース6、56の両端部に電源コネクタ5を設けている。
本発明の請求項10の電源コネクタを備える携帯式電源は、回路基板4に実装される電圧調整回路40を、円筒形電池1の出力電圧を安定化して出力するDC/DCコンバータ41としている。
本発明の請求項11の電源コネクタを備える携帯式電源は、回路基板4が、円筒形電池1の充電回路43を実装している。
本発明の携帯式電源は、電源コネクタを装備し、かつ内蔵する電池を温度上昇や熱暴走から保護しながら全体をコンパクトにできる特徴がある。それは、本発明の請求項1の携帯式電源が、一対の円筒形電池を、互いに平行な姿勢で所定の間隔離して、間にスペースができるようにホルダーで配設すると共に、このホルダーでもって、電池に接続している回路基板と電源コネクタを円筒形電池の間のスペースに配置すると共に、一対の円筒形電池の間隔が広くなる外側部に回路基板を配設して、回路基板よりも内側部に電源コネクタを配設しているからである。ホルダーでもって間にスペースができるように配置される円筒形電池は、各々を独立して冷却できることから温度上昇を少なくでき、また一方の電池が熱暴走して高温に加熱されても、互いに離れていることから、隣の電池が熱暴走した電池に加温されて熱暴走が誘発されることがない。また、このスペースを利用して、回路基板と電源コネクタを配設し、さらに、回路基板をスペースの外側に配設することから、電圧調整回路などを実装する幅の広い回路基板を配置でき、さらに、その内側に規格寸法の電源コネクタを配置して、全体をコンパクトにできる。
また、本発明の請求項2の携帯式電源は、1本の円筒形電池を、ケースの側壁との間にスペースができるようにホルダーでケース内に配設すると共に、このホルダーでもって、電池に接続している回路基板と電源コネクタを円筒形電池と側壁の間のスペースに配置しており、円筒形電池と側壁の間隔が広くなる外側部に回路基板を配設して、回路基板よりも内側部に電源コネクタを配設しているので、回路基板と電源コネクタを省スペースに装備して、全体をコンパクトにできる特徴がある。とくに、回路基板をスペースの外側に配設することから、電圧調整回路などを実装する幅の広い回路基板を配置でき、さらに、その内側に規格寸法の電源コネクタを配置して、全体をコンパクトにできる。
さらに、本発明の請求項3の携帯式電源は、円筒形電池を定位置に配置する電池ホルダー部と、回路基板を定位置に配置する基板ホルダー部とで構成し、基板ホルダー部には、回路基板の両側にあって、回路基板の表面よりも突出する一対の保持リブを設け、この保持リブの内側に回路基板を固定している。この構造は、回路基板が保持リブから突出せず、保持リブでもって回路基板の表面を保護できる。
さらに、本発明の請求項4の携帯式電源は、回路基板に押しボタンスイッチを連結して、この押しボタンスイッチを基板ホルダー部に設けている一対の保持リブに橋渡し状態に連結している。この構造は、押しボタンスイッチの押圧力を保持リブで支持する。したがって、押しボタンスイッチの押圧力が回路基板に直接に作用することがなく、保持リブでしっかりと押しボタンスイッチを支持できる。このため、回路基板に無理な力が作用するのを防止しながら、押しボタンスイッチをしっかりと保持して、確実なクリック感などで安定して操作できる。
また、本発明の請求項5の携帯式電源は、回路基板の表面に電池の残容量を表示するパイロットランプを連結すると共に、回路基板の押しボタンスイッチとの対向面に、可撓性があって遮光性の絶縁シートを配設している。この携帯式電源は、絶縁シートでもって静電気による放電を防止しながら、ケースの押しボタンスイッチを設けた部分からの光漏れを防止できる。それは、図12に示すように、絶縁シートでもって静電気の放電経路を長くできると共に、パイロットランプの光が回路基板と押しボタンスイッチとの間を通過して外部に漏れるのを少なくできるからである。
本発明の請求項6の電源コネクタを備える携帯式電源は、電源コネクタをUSBコネクタとしているので、規格寸法の大きなUSBコネクタを省スペースに配置しながら、全体をコンパクトにできる。
さらに、本発明の請求項7の携帯式電源は、電源コネクタをUSBコネクタとして、基板ホルダー部でもって、一対の円筒形電池の間のスペースに、2段にUSBコネクタを配設している。この構造の携帯式電源は、スペースを有効に利用してふたつのUSBコネクタを装備することで、同時に複数の電子機器に接続して便利に使用できる。
また、本発明の請求項8の携帯式電源は、電源コネクタをUSBコネクタとして、このUSBコネクタの長辺側がケースの側壁と平行な姿勢となるように、基板ホルダー部がUSBコネクタをスペースに配設しているので、円筒形電池と側壁の間にできるスペースを狭くして、外形をよりコンパクトにしながら、規格寸法の大きなUSBコネクタを理想的に配置できる。
さらに、本発明の請求項9の携帯式電源は、基板ホルダー部でもって、円筒形電池の両端部に位置するスペースの両端部に電源コネクタを設けている。この携帯式電源は、複数の電子機器に、両端の電源コネクタを介して接続できることから、複数の電源コネクタに接続される複数のコードが互いに干渉することなく、スッキリと複数の電子機器を接続できる。
また、本発明の請求項10の携帯式電源は、回路基板に実装される電圧調整回路を、円筒形電池の出力電圧を安定化して出力するDC/DCコンバータとするので、電圧調整回路をコンパクトにして回路基板に実装できる。
さらに、本発明の請求項11の携帯式電源は、円筒形電池の充電回路を回路基板に実装することから、外部から電力を供給して円筒形電池を充電できる。この構造の携帯式電源は、円筒形電池を脱着できる構造として、円筒形電池の充電器にも使用できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための電源コネクタを備える携帯式電源を例示するものであって、本発明は携帯式電源を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
本発明の携帯式電源は、電源コネクタを介して接続される外部の電子機器に電力を供給して、接続される電子機器に内蔵している電池を充電する。携帯式電源が装備する電源コネクタには、たとえば、USBコネクタが使用される。ただ、本発明は、電源コネクタをUSBコネクタに特定しない。本発明の携帯式電源は、電源コネクタとして、外部の電子機器に電力を供給できる、USBコネクタ以外のコネクタ、例えば、携帯電話に接続される電源端子を接続するコネクタ等を装備することもできる。以下、電源コネクタをUSBコネクタとする携帯式電源の実施例を詳述する。
図2ないし図11に示す携帯式電源は、一対の円筒形電池1と回路基板4と電源コネクタ5をケース2に内蔵している。さらに、この携帯式電源は、一対の円筒形電池1を互いに平行な姿勢で所定の間隔離して、その間にスペース6ができるように絶縁材のホルダー3で配設している。回路基板4は、円筒形電池1に接続されて、電源コネクタ5を固定している。電源コネクタ5は、回路基板4を介して円筒形電池1に接続されて、円筒形電池1の電力を、電源コネクタ5を介して外部に接続される電子機器に供給する。回路基板4は、円筒形電池1の出力電圧を調整して電源コネクタ5に出力する電圧調整回路40を実装している。この電圧調整回路40は、円筒形電池1の出力電圧を5Vに安定化して出力するDC/DCコンバータ41である。
ケース2は、第1ケース2Aと第2ケース2Bからなり、平面形状を四角形として、その両側部分に一対の円筒形電池1を収納している。したがって、ケース2の両側部分は、円筒形電池1の表面に沿う湾曲面としている。第1ケース2Aと第2ケース2Bは、四角形の平面プレート20の周囲に、湾曲する側壁21Aと端面壁21Bからなる周壁21を一体的に成形して設けた形状で、プラスチックを成形して制作される。第1ケース2Aと第2ケース2Bは、互いに周壁21の開口端を連結して、内部を閉鎖する構造に連結される。図のケース2は、第1ケース2Aと第2ケース2Bを止ネジ25で連結して固定している。止ネジ25をねじ込んで連結するために、第2ケース2Bは、平面プレート20の内面に突出して、止ネジ25を挿通する挿入ボス26を一体的に成形して設けて、第1ケース2Aは、平面プレート20の内面に突出するように、止ネジ25をねじこむ連結ボス27を一体的に成形して設けている。止ネジ25は、第2ケース2Bの外側面に設けた挿入凹部28から挿入ボス26に挿入されて、第2ケース2Bを貫通し、連結ボス27にねじ込まれて、第1ケース2Aと第2ケース2Bを連結する。互いに連結される第1ケース2Aと第2ケース2Bの周壁21は、開口端を超音波溶着し、あるいは接着し、あるいは係止構造として確実に連結できる。さらに、第2ケース2Bの表面には、ラベル14を付着して止ネジ25を挿入する挿入凹部28を外側から見えなくしている。
ケース2は、一方の端面壁21Bに、2組のUSBコネクタ5Aを外部に表出させる2個のコネクタ窓22を開口して、他方の端面壁21Bには、ひとつのミニUSBコネクタ5bのコネクタ窓22と充電コネクタ7のコネクタ窓23とを開口している。さらに、第1ケース2Aは、押しボタンスイッチ8を外部に表出するためのスイッチ窓24を平面プレート20に開口している。
円筒形電池1はリチウムイオン電池である。ただし、円筒形電池には、リチウムイオン電池に代わって、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池などの充電できる全ての電池とすることもできる。図の携帯式電源は、円筒形電池1をケース2の内部に固定している。ただ、携帯式電源は、図示しないが、ケースを開閉できる構造とし、かつ円筒形電池を交換できる構造とすることができる。この携帯式電源は、円筒形電池を単三タイプの電池とする。この携帯式電源は、市販されている単三タイプの一次電池や二次電池をセットして便利に使用できる。
ホルダー3は、絶縁材のプラスチックを成形して制作される。ホルダー3は、ケース2の中央に配設されて、両端の端面壁21Bの内側に配設される。図6ないし図10のホルダー3は、全長を、対向する端面壁21Bの間隔として、端面壁21Bの間に配設している。さらに、図のホルダー3は、底面プレート30に、第1ケース2Aの平面プレート20の内面に突出してケース2に一体的に成形している挿入ボス26を挿入する貫通孔31を設けている。ホルダー3は、底面プレート30の貫通孔31に挿入ボス26を挿通して、ケース2内の定位置に配置される。
また、ホルダー3は、一対の円筒形電池1を定位置に配置する電池ホルダー部3Aと、回路基板4を定位置に配置する基板ホルダー部3Bとを備える。電池ホルダー部3Aは、一対の円筒形電池1を互いに平行な姿勢で所定の間隔離して、間にスペース6ができるように配設する。電池ホルダー部3Aは、一対の円筒形電池1の間にあって、円筒形電池1の表面に沿う湾曲面32を両側に設けている。電池ホルダー部3Aは、両側の湾曲面32に沿うように円筒形電池1を配置して、円筒形電池1の間にスペース6を設けている。図4と図5の断面図と、図8ないし図10の斜視図は、電池ホルダー部3Aが円筒形電池1を定位置に配置する状態を示している。これらの図に示すように、一対の円筒形電池1は、電池ホルダー部3Aの両側に、互いに平行な姿勢で配設される。各々の円筒形電池1は、電池ホルダー部3Aの湾曲面32と、ケース2の側壁21Aの内面とで外装缶の外周面が保持されて、ケース2内の定位置に保持される。
さらに、一対の円筒形電池1は、正負の端面電極をリード板10を介して回路基板4に連結している。図に示す一対の円筒形電池1は、一方の端面電極同士を第1のリード板10Aで接続すると共に、他方の端面電極同士を第2のリード板10Bで接続している。すなわち、一対の円筒形電池1は、リード板10で互いに並列に接続して回路基板4に接続している。ただ、一対の円筒形電池は、互いに直列に接続することもできる。
図のリード板10は、端面電極に接続される接続部11を、連結部12で連結してなる形状としている。第1のリード板10Aは、上下2段のUSBコネクタ5Aが配設される端面側に位置する端面電極を連結している。この第1のリード板10Aは、上下2段のUSBコネクタ5Aに接触しないように、連結部12を底面側に折曲すると共に、USBコネクタ5Aの底面の周囲に沿うコ字状に折曲して、ホルダー3の底面プレート30の下面に配置している。さらに、第1のリード板10Aは、連結部12に設けた接続片13を、ホルダー3に設けたスリット孔33に通過させて回路基板4に接続している。第2のリード板10Bは、上下2段のUSBコネクタ5Aが配設される端面と反対側の端面に位置する端面電極を連結している。この第2のリード板10Bは、USBコネクタ5Aと充電コネクタ7に接触しないように、連結部12をホルダー3の端面の下部に配置している。さらに、第2のリード板10Bは、連結部12に設けた接続片13をホルダー3の底面プレート30の下面に配置し、さらに、この接続片13を折曲してホルダー3に設けたスリット孔33に通過させて回路基板4に接続している。
基板ホルダー部3Bは、回路基板4と電源コネクタ5を円筒形電池1の間のスペース6に配置し、さらに、一対の円筒形電池1の間隔が広くなる外側部には回路基板4を配設して、回路基板4よりも内側部に電源コネクタ5を配設している。ホルダー3で定位置に配置している回路基板4と電源コネクタ5は、一対の円筒形電池1の間のスペース6にあって、一対の円筒形電池1の両面(図において円筒形電池の上下)の接線面よりも内側に配設される。
図4ないし図6、図9及び図10の基板ホルダー部3Bは、回路基板4の両側に、回路基板4の表面よりも突出する一対の保持リブ34を有し、この保持リブ34の内側に回路基板4を固定している。基板ホルダー部3Bは、保持リブ34の先端面を円筒形電池1の接線面からから突出しない位置に配置している。保持リブ34は、回路基板4を定位置に配置する段差部35と、この段差部35に配置される回路基板4を抜けないように保持する係止フック36を対向する内側に設けている。係止フック36は、段差部35に配置する回路基板4の表面に突出して、回路基板4を抜けないように定位置に配置する。図の基板ホルダー部3Bは、両側の保持リブ34に各々2組の係止フック36を設けて、4個の係止フック36で回路基板4を定位置に配置している。基板ホルダー部3Bは、回路基板4を段差部35にセットするときに弾性変形して、係止フック36の内側に回路基板4をセットする。回路基板4が定位置にセットされると、係止フック36が回路基板5を係止して抜けないように保持する。
さらに、回路基板4の両側に配設される保持リブ34は、図5に示すように、押しボタンスイッチ8を橋渡し状態に連結している。押しボタンスイッチ8は、回路基板4に固定しているスイッチ42を押してオンオフに切り変える。スイッチ42は、回路基板4に実装している電池の残容量検出回路46に表示信号を出力して、残容量を表示させる。残容量検出回路46は、発光ダイオード47A等のパイロットランプ47の点灯色や点灯数で電池の残容量を表示する。残容量検出回路46は、スイッチ42から表示信号が入力されると、一定の時間、発光ダイオード47A等のパイロットランプ47を点灯して残容量を表示する。また、スイッチ42は、電圧調整回路40を動作状態に切り換えることもできる。スイッチ42のオンオフ信号で残容量を表示し、また電圧調整回路40の動作状態を切り換える携帯式電源は、スイッチ42を短く押すと残容量を表示し、スイッチ42を長く押すと電圧調整回路40を動作状態に切り換えることができる。電圧調整回路40は、スイッチ42から入力されるオン信号が設定時間よりも長いことを判定して、動作状態に切り換えられる。この携帯式電源は、スイッチ42を長く押さない状態で電圧調整回路40を動作しない状態に保持できるので、電源コネクタ5に電子機器を接続しない状態で、電池の無駄な消費を防止できる。それは、電圧調整回路40が動作状態にあると負荷に電子機器を接続しない状態で電力を消費するからである。
さらに、図5、図6、図9及び図10に示す回路基板4は、押しボタン8との対向面に、可撓性がある遮光性の絶縁シート15を配設している。この絶縁シート15は、貫通孔15Aを有し、この貫通孔15Aからスイッチ42を表出させる状態で配設している。この絶縁シート15には、たとえば、ポリエステル等のプラスチックシートが使用できる。この絶縁シート15は、図12の矢印で示すように、静電気の放電経路を長くして、静電気による放電を防止しながら、ケース2内で点灯するパイロットランプ47の光がスイッチ窓24から外部に漏れるのを防止する。
電源コネクタ5は、回路基板4に固定されて、円筒形電池1の間に設けているスペース6に配置される。図6と図7は、電源コネクタ5であるUSBコネクタ5Aを定位置に配置する状態を示している。これ等の図に示す回路基板4は、一端部には標準USBコネクタ5aを、他端部にはミニUSBコネクタ5bと充電コネクタ7を固定している。USBコネクタ5Aと充電コネクタ7は、回路基板4にハンダ付けして固定される。USBコネクタ5Aと充電コネクタ7は、複数の接続ピンを回路基板4に挿入して物理的に連結し、この状態で接続ピンを回路基板4の導電部にハンダ付けして回路基板4に固定し、また電気接続される。以上の回路基板4は、標準USBコネクタ5aを2段に連結して回路基板4の一端部に固定して、他端部にはミニUSBコネクタ5bと充電コネクタ7をハンダ付けして固定している。USBコネクタ5Aは、回路基板4の両端部にあって、ケース2のコネクタ窓22を貫通するUSBプラグが挿入される。回路基板4に固定される標準USBコネクタ5aは、2段に連結されて、ホルダー3に設けている嵌着凹部37に案内され、ホルダー3で定位置に保持される。ホルダー3は、標準USBコネクタ5aを案内する嵌着凹部37を設けて、ここに標準USBコネクタ5aを配置している。
図11は、回路基板4に実装される電子部品の回路図を示す。この回路基板4は、充電コネクタ7から入力される電力で円筒形電池1を充電する充電回路43と、この充電回路43で充電される円筒形電池1の電圧を所定の電圧に安定化して出力する電圧調整回路40であるDC/DCコンバータ41とを備える。充電回路43は、充電コネクタ7に接続される電源アダプタから供給される電力で円筒形電池1を充電する。円筒形電池をリチウムイオン電池とする携帯式電源にあっては、この充電回路が定電流定電圧充電して円筒形電池を満充電する。また、円筒形電池をニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池とする携帯式電源にあっては、充電回路が定電流充電して円筒形電池を満充電する。さらに、充電回路43は、円筒形電池1の満充電を検出して充電を停止する。
回路図に示す携帯式電源は、円筒形電池1と電圧調整回路40との間に、電源スイッチ44を接続している。この電源スイッチ44は、スイッチング回路45でオンオフに制御される。スイッチング回路45は、スイッチ42から入力される信号で電源スイッチ44をオンオフに切り変える。スイッチング回路45は、スイッチ42から一定の時間オン信号が入力されると電源スイッチ44をオンに切り換えて、円筒形電池1の出力を電圧調整回路40に出力する。この状態で電圧調整回路40は動作状態となって、出力側に接続している電源コネクタ5に安定化された電力を供給する。スイッチング回路45は、電源コネクタ5に接続している電子機器が外されると、電源コネクタ5から電子機器が外されたことを、出力電流で検出できる。電子機器が外されると出力電流が0Aとなるからである。
さらに、図の回路基板4は、電池の残容量を検出する残容量検出回路46も実装している。この残容量検出回路46は、電池の電圧や電池の電流から残容量を演算して、発光ダイオード47Aの発光色や点灯個数で残容量を表示する。この残容量検出回路46は、押しボタンスイッチ8からオン信号が入力されると、発光ダイオード47Aを点灯して所定の時間にわたって残容量を表示する。
以上の実施例の携帯式電源は、一対の円筒形電池1をケース52に内蔵している。ただ、本発明の携帯式電源は、1本の円筒形電池をケースに内蔵することもできる。以下、1本の円筒形電池を内蔵する携帯式電源の実施例を詳述する。なお、以下に示す実施例において、前述の実施例と同じ構成要素については、同符号を付してその詳細な説明は省略する。
図13ないし図16に示す携帯式電源は、1本の円筒形電池1と回路基板4と電源コネクタ5をケース52に内蔵している。この携帯式電源は、ケース52に内蔵される円筒形電池1とケース52の側壁71Aとの間を所定の間隔離して、その間にスペース56ができるように絶縁材のホルダー53で配設している。これらの図に示す携帯式電源も、電源コネクタ5として、USBコネクタ5Aを装備している。
ケース52は、第1ケース52Aと第2ケース52Bからなり、平面形状を四角形としている。ケース52は、その片側部分に1本の円筒形電池1を収納し、反対側の片側部分に回路基板4と電源コネクタ5を収納している。ケース52は、円筒形電池1を収納する片側を、円筒形電池1の表面に沿う湾曲面とし、反対側の片側を垂直面としている。第1ケース52Aと第2ケース52Bは、四角形の平面プレート70の周囲に、周壁71を一体的に成形して設けた形状で、プラスチックを成形して制作される。ケース52の周壁71は、円筒形電池1の表面に沿って湾曲する湾曲壁71Cと、垂直面である側壁71Aと、円筒形電池1の両端に位置する端面壁71Bからなる。第1ケース52Aと第2ケース52Bは、互いに周壁71の開口端を連結して、内部を閉鎖する構造に連結される。
ケース52は、両端の端面壁71Bに、電源コネクタ5であるUSBコネクタ5Aを外部に表出させるコネクタ窓22を開口している。ケース52は、一方の端面壁71Bに、標準USBコネクタ5aを外部に表出させるコネクタ窓22を開口し、他方の端面壁71Bには、ミニUSBコネクタ5bを外部に表出させるコネクタ窓22を開口している。さらに、第1ケース52Aは、押しボタンスイッチ8を外部に表出するためのスイッチ窓24を平面プレート70に開口している。
ホルダー53は、絶縁材のプラスチックを成形して制作される。ホルダー53は、ケース52の片側であって、円筒形電池1と側壁71Aの間に配設されて、両端の端面壁71Bの内側に配設される。図13ないし図16のホルダー53は、全長を、対向する端面壁71Bの間隔として、端面壁71Bの間に配設している。
また、ホルダー53は、円筒形電池1を定位置に配置する電池ホルダー部53Aと、回路基板4を定位置に配置する基板ホルダー部53Bとを備える。電池ホルダー部53Aは、円筒形電池1をケース52の側壁71Aから所定の間隔離して、間にスペース56ができるように配設する。電池ホルダー部53Aは、円筒形電池1の表面に沿う湾曲面32を片側に設けている。ホルダー53は、片側の湾曲面32に沿うように円筒形電池1を配置して、円筒形電池1と側壁71Aとの間にスペース56を設けている。図15の断面図は、ホルダー53が円筒形電池1を定位置に配置する状態を示している。この図に示すように、円筒形電池1は、ホルダー53によって、ケース52内の片側である所定の位置に配設される。円筒形電池1は、電池ホルダー部53Aの湾曲面32と、ケース52の湾曲壁71Cの内面とで外装缶の外周面が保持されて、ケース52内の定位置に保持される。
さらに、円筒形電池1は、正負の端面電極を一対のリード板60を介して回路基板4に連結している。一対のリード板60は、端面電極に接続される接続部61と、この接続部61から引き出されて回路基板4に接続される接続片63とを備える。これらのリード板60は、電池ホルダー部53Aの両端に配置されて、接続部61が円筒形電池1の端面電極に接続されると共に、接続片13を、ホルダー53に設けたスリット孔33に通過させて回路基板4に接続している。
基板ホルダー部53Bは、回路基板4と電源コネクタ5を円筒形電池1と側壁71Aの間のスペース56に配置し、さらに、円筒形電池1と側壁71Aの間隔が広くなる外側部には回路基板4を配設して、回路基板4よりも内側部に電源コネクタ5を配設している。ホルダー53で定位置に配置している回路基板4と電源コネクタ5は、円筒形電池1と側壁71Aの間のスペース56にあって、円筒形電池1の両面(図15において円筒形電池の上下)の接線面よりも内側に配設される。基板ホルダー部3Bは、回路基板4の両側に、回路基板4の表面よりも突出する一対の保持リブ34を有し、この保持リブ34の内側に回路基板4を固定している。保持リブ34は、回路基板4を定位置に配置する段差部35と、この段差部35に配置される係止フック36を対向する内側に設けている。係止フック36は、段差部35に配置する回路基板4の表面に突出しており、回路基板4が定位置にセットされると、係止フック36が回路基板5を係止して抜けないように保持している。
電源コネクタ5は、回路基板4に固定されて、円筒形電池1と側壁71Aの間に設けているスペース56に配置される。図16と図17は、電源コネクタ5であるUSBコネクタ5Aを定位置に配置する状態を示している。これ等の図に示す回路基板4は、一端部には標準USBコネクタ5aを、他端部にはミニUSBコネクタ5bを固定している。USBコネクタ5Aは、回路基板4の両端部にあって、ケース52のコネクタ窓22を貫通するUSBプラグが挿入される。USBコネクタ5Aは、回路基板4にハンダ付けして固定される。USBコネクタ5Aは、複数の接続ピンを回路基板4に挿入して物理的に連結し、この状態で接続ピンを回路基板4の導電部にハンダ付けして回路基板4に固定し、また電気接続される。
さらに、図に示す標準USBコネクタ5aは、USBプラグが挿入される長方形の挿入部の短辺側の一辺が、回路基板4の表面と対向する姿勢となるように回路基板4に固定している。すなわち、この回路基板4は、標準USBコネクタ5aの長辺側の一辺が側壁71Aと平行な姿勢となるように、標準USBコネクタ5aを固定している。この構造は、図15に示すように、円筒形電池1と側壁71Aとの間にできるスペース56を狭くして、いいかえると全体の外形をよりコンパクトにしながら、標準USBコネクタ5aを定位置に配置できる。回路基板4に固定される標準USBコネクタ5aは、ホルダー53に設けている嵌着凹部87に案内され、ホルダー53で定位置に保持される。ホルダー53は、標準USBコネクタ5aを案内する嵌着凹部87を設けて、ここに標準USBコネクタ5aを配置している。通常は、標準USBコネクタ5aより、電池1に電力が供給され、ミニUSBコネクタ5bから電池1の電力を供給する。
図18は、回路基板4に実装される電子部品の回路図を示す。この携帯式電源は、外部から入力される電力で円筒形電池1を充電する充電回路43と、この充電回路43で充電される円筒形電池1の電圧を所定の電圧に安定化して出力する電圧調整回路40であるDC/DCコンバータ41とを備える。図に示す携帯式電源は、電源コネクタ5を、外部の電子機器から充電回路43に電力を入力するコネクタと、電圧調整回路40から電子機器に電力を出力するコネクタに併用している。これらの電源コネクタ5は、切換スイッチ48を介して、充電回路43と、電圧調整回路40であるDC/DCコンバータ41に接続している。この切換スイッチ48は、制御回路49で制御されて、電源コネクタ5を充電回路43とDC/DCコンバータ41のいずれかに接続する。
制御回路49は、電源コネクタ5に電子機器が接続されると、このことを入力電流、または入力電圧から検出できる。電子機器が接続されると、電子機器から電力が供給されるからである。制御回路49は、電子機器から電力が入力される状態において、この電子機器が接続される電源コネクタ5を充電回路43に接続するように切換スイッチ48を切り換える。充電回路43は、電源コネクタ5に接続される電子機器から供給される電力で円筒形電池1を充電する。ただ、携帯式電源は、前述の実施例のように、充電コネクタを設けて、この充電コネクタに接続される電源アダプタから供給される電力で円筒形電池を充電することもできる。
さらに、制御回路49は、電子機器に電力を出力する状態において、この電子機器が接続される電源コネクタ5を電圧調整回路40であるDC/DCコンバータ41に接続するように切換スイッチ48を切り換える。この状態で、電圧調整回路40は、電子機器が接続されている電源コネクタ5に安定化された電力を供給する。図に示す携帯式電源は、円筒形電池1と電圧調整回路40との間に、電源スイッチ44を接続している。この電源スイッチ44は、制御回路49でオンオフに制御される。制御回路49は、スイッチ42から入力される信号で電源スイッチ44をオンオフに切り変える。制御回路49は、スイッチ42から一定の時間オン信号が入力されると電源スイッチ44をオンに切り換えて、円筒形電池1の出力を電圧調整回路40に出力する。この状態で電圧調整回路40は動作状態となって、出力側に接続している電源コネクタ5に安定化された電力を供給する。制御回路49は、電源コネクタ5に接続している電子機器が外されると、電源コネクタ5から電子機器が外されたことを、出力電流で検出できる。電子機器が外されると出力電流が0Aとなるからである。
従来の携帯式電源を示す斜視図である。 本発明の一実施例にかかる電源コネクタを備える携帯式電源の斜視図である。 図2に示す携帯式電源を下側から見た背面斜視図である。 図2に示す携帯式電源のA−A線断面図である。 図2に示す携帯式電源のB−B線断面図である。 図2に示す携帯式電源の分解斜視図である。 図6に示す携帯式電源の下側から見た分解斜視図である。 図7に示す携帯式電源の円筒形電池とホルダーの連結状態を示す分解斜視図である。 図8に示す携帯式電源の背面斜視図である。 図2に示す携帯式電源の第1ケースを外した分解斜視図である。 本発明の一実施例にかかる電源コネクタを備える携帯式電源の回路図である。 回路基板と押しボタンスイッチを示す拡大断面図であって、図2のC−C線断面に相当する図である。 本発明の他の実施例にかかる電源コネクタを備える携帯式電源の斜視図である。 図13に示す携帯式電源を下側から見た背面斜視図である。 図13に示す携帯式電源のA−A線断面図である。 図13に示す携帯式電源の分解斜視図である。 図13に示す携帯式電源の背面分解斜視図である。 本発明の他の実施例にかかる電源コネクタを備える携帯式電源の回路図である。
符号の説明
1…円筒形電池
2…ケース 2A…第1ケース
2B…第2ケース
3…ホルダー 3A…電池ホルダー部
3B…基板ホルダー部
4…回路基板
5…電源コネクタ 5A…USBコネクタ
5a…標準USBコネクタ
5b…ミニUSBコネクタ
6…スペース
7…電源コネクタ
8…押しボタンスイッチ
10…リード板 10A…第1のリード板
10B…第2のリード板
11…接続部
12…連結部
13…接続片
14…ラベル
15…絶縁シート 15A…貫通孔
20…平面プレート
21…周壁 21A…側壁
21B…端面壁
22…コネクタ窓
23…コネクタ窓
24…スイッチ窓
25…止ネジ
26…挿入ボス
27…連結ボス
28…挿入凹部
30…底面プレート
31…貫通孔
32…湾曲面
33…スリット孔
34…保持リブ
35…段差部
36…係止フック
37…嵌着凹部
40…電圧調整回路
41…DC/DCコンバータ
42…スイッチ
43…充電回路
44…電源スイッチ
45…スイッチング回路
46…残容量検出回路
47…パイロットランプ 47A…発光ダイオード
48…切換回路
49…制御回路
52…ケース 52A…第1ケース
52B…第2ケース
53…ホルダー 53A…電池ホルダー部
53B…基板ホルダー部
56…スペース
60…リード板
61…接続部
63…接続片
70…平面プレート
71…周壁 71A…側壁
71B…端面壁
71C…湾曲壁
87…嵌着凹部
91…第1の区画
92…第2の区画
93…電源アセンブリ
94…充電ソケット
95…電源ソケット
96…USBコネクタ

Claims (11)

  1. 充電できる一対の円筒形電池(1)と、一対の円筒形電池(1)を互いに平行な姿勢で所定の間隔離して間にスペース(6)ができるように配設する絶縁材のホルダー(3)と、円筒形電池(1)に接続してなる回路基板(4)と、この回路基板(4)を介して円筒形電池(1)に接続してなる電源コネクタ(5)とを備え、電源コネクタ(5)を介して外部の電子機器に接続されて、電子機器の電池を充電するようにしてなる電源コネクタを備える携帯式電源であって、
    前記回路基板(4)は、円筒形電池(1)の出力電圧を調整して電源コネクタ(5)に出力する電圧調整回路(40)を実装しており、
    前記ホルダー(3)が、前記回路基板(4)と前記電源コネクタ(5)を円筒形電池(1)の間のスペース(6)に配置すると共に、一対の円筒形電池(1)の間隔が広くなる外側部に回路基板(4)を配設して、回路基板(4)よりも内側部に電源コネクタ(5)を配設してなる電源コネクタを備える携帯式電源。
  2. 充電できる1本の円筒形電池(1)と、この円筒形電池(1)を内蔵するケース(52)と、この円筒形電池(1)をケース(52)の側壁(71A)から所定の間隔離して間にスペース(56)ができるように配設する絶縁材のホルダー(53)と、絶縁材のホルダー(53)と、円筒形電池(1)に接続してなる回路基板(4)と、この回路基板(4)を介して円筒形電池(1)に接続してなる電源コネクタ(5)とを備え、電源コネクタ(5)を介して外部の電子機器に接続されて、電子機器の電池を充電するようにしてなる電源コネクタを備える携帯式電源であって、
    前記回路基板(4)は、円筒形電池(1)の出力電圧を調整して電源コネクタ(5)に出力する電圧調整回路(40)を実装しており、
    前記ホルダー(53)が、前記回路基板(4)と前記電源コネクタ(5)を円筒形電池(1)とケース(52)の側壁(71A)の間のスペース(56)に配置すると共に、円筒形電池(1)と側壁(71A)の間隔が広くなる外側部に回路基板(4)を配設して、回路基板(4)よりも内側部に電源コネクタ(5)を配設してなる電源コネクタを備える携帯式電源。
  3. 前記ホルダー(3)、(53)が、円筒形電池(1)を定位置に配置する電池ホルダー部(3A)、(53A)と、前記回路基板(4)を定位置に配置する基板ホルダー部(3B)、(53B)とを備え、基板ホルダー部(3B)、(53B)が、回路基板(4)の両側に、回路基板(4)の表面よりも突出する一対の保持リブ(34)を有し、この保持リブ(34)の内側に回路基板(4)を固定している請求項1または2に記載される電源コネクタを備える携帯式電源。
  4. 前記回路基板(4)に押しボタンスイッチ(8)を連結しており、この押しボタンスイッチ(8)を基板ホルダー部(3B)、(53B)に設けている一対の保持リブ(34)に橋渡し状態に連結している請求項3に記載される電源コネクタを備える携帯式電源。
  5. 前記回路基板(4)の表面に電池の残容量を表示するパイロットランプ(47)を連結しており、前記回路基板(4)が、押しボタンスイッチ(8)との対向面に、可撓性があって遮光性の絶縁シート(15)を配設している請求項1または2に記載される電源コネクタを備える携帯式電源。
  6. 前記電源コネクタ(5)が、USBコネクタ(5A)である請求項1または2に記載される電源コネクタを備える携帯式電源。
  7. 前記電源コネクタ(5)がUSBコネクタ(5A)で、前記基板ホルダー部(3B)がスペース(6)に2段にUSBコネクタ(5A)を配設している請求項1に記載される電源コネクタを備える携帯式電源。
  8. 前記電源コネクタ(5)がUSBコネクタ(5A)で、前記基板ホルダー部(53B)が、USBコネクタ(5A)の長辺側がケース(52)の側壁(71A)と平行な姿勢となるように、USBコネクタ(5A)をスペース(56)に配設している請求項2に記載される電源コネクタを備える携帯式電源。
  9. 前記基板ホルダー部(3B)、(53B)が、円筒形電池(1)の両端部に位置するスペース(6)、(56)の両端部に電源コネクタ(5)を設けている請求項1または2に記載される電源コネクタを備える携帯式電源。
  10. 前記回路基板(4)に実装される電圧調整回路(40)が、円筒形電池(1)の出力電圧を安定化して出力するDC/DCコンバータ(41)である請求項1または2に記載される電源コネクタを備える携帯式電源。
  11. 前記回路基板(4)が、前記円筒形電池(1)の充電回路(43)を実装している請求項1または2に記載される電源コネクタを備える携帯式電源。
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