JP2009130771A - 撮像装置及び映像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光時に点灯及び消灯を周期的に繰り返す被写体を正確に撮像するのに好適な撮像素子、撮像装置及び映像記録装置を提供する。
【解決手段】 映像記録装置100を、被写体を撮像する撮像装置10と、撮像により得られた撮像画像データの記録処理、飛び越し走査情報の決定処理などを行うシステムコントローラ20と、撮像画像データを記録する記録媒体21とを含んだ構成とし、撮像装置10は、撮像部11のセンサセルアレイ56の受光領域を画素のライン単位でN個の均等な領域に論理的に分割してなる第1〜第N領域に対して、各領域の先頭ラインから順にMラインずつ、且つMラインを走査する毎に走査する領域を他の領域に1つずつ切り替えながら走査する飛び越し走査を行い、該走査された各ラインに対してリセット処理、露光、露光後の蓄積電荷の読み出しを順次行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、光電変換素子のライン単位の露光が可能な撮像素子に係り、特に、発光時に点灯及び消灯を周期的に繰り返す被写体を正確に撮像するのに好適な撮像装置及び映像記録装置に関する。
昨今、ドライブレコーダという装置が車両に搭載されるようになった。この装置は、事故発生時の状況を撮像・記録し、事故原因を明らかにすることを目的とする。
このドライブレコーダの重要な機能の一つに、事故の起きる確率の高い交差点などの場所で、信号機がどのような状態であったかを記録することがある。
一方、昨今では信号機に発光ダイオード(LED)などの固体光源が利用されるようになってきた(太陽光が当たっても認識しやすい、効率が高い、寿命が長いなどの理由)。固体光源照明は、従来の蛍光管やランプ照明と異なり、直流駆動、または任意の変調駆動が可能である。変調駆動においては、点滅周波数の設定自由度が高く、その応用する対象に応じて任意の周波数に決定することができる。信号機の場合、従来のランプ灯への電力供給の仕組みを巧みに利用して、LEDの発光時において、人の目には分からない速さで変調駆動している(点滅させている)場合が多い。
このようなAC電源によるLED調光に関する技術としては、例えば、特許文献1に記載のLED調光コントローラが、また、LED光源による照明に関する技術としては、例えば、特許文献2に記載の照明システムがある。両者とも、LEDの発光時において、人の目では視認できない速度でLEDを変調駆動している。
さて、このような固体光源照明をCCD型の撮像素子を利用したカメラで撮影した場合、実際はLEDを発光させている状態であっても、点滅動作(目に見えない速度)をするため、撮像結果から発光しているのか消灯しているのかを判別できないことがある。これはCCDが一括電子シャッタ方式(グローバルシャッタ方式)で露光を行うためであり、固体光源の点灯及び消灯のタイミングと露光のタイミングとの関係によって、この現象が起こる。より具体的には、明るい環境下で撮影すると、自動露出制御機構が働き、露光時間(シャッタ速度)が短くなり、例えば、図11に示すように、信号機の高速点滅動作における消灯時の期間に露光動作が行われると、信号機は発光状態であるにもかかわらず消灯しているように見えてしまう。
図12において、露光無効期間(不感期間)とは、露光が行われない期間であり、この期間に信号機が点灯しても、それを信号として検出することができない。
次に、CMOS型の撮像素子を利用したカメラにて固体光源を撮影した場合を考える。CMOS型の撮像素子は、一般的に露光・シャッタ方式がローリングシャッタ方式であり、CCD型と異なりライン単位に露光を行うことができる。しかし、1ラインずつ順に露光が行われるため、点滅発光する被写体の撮像位置によっては、点滅動作の消灯時の期間に露光が行われてしまうため、このような場合は、CCD型と同様な現象が起こる。
例えば、図13に示すように、ローリングシャッタ方式によって、先頭ラインから順に露光及び画素信号の読み出しを行ったときに、Line1〜Line10の領域においては、CCD型と同様に、信号機が発光状態であっても消灯しているように見えてしまう。一方、Line11〜Line20の領域においては、点灯している期間に露光が行われるため、この領域に信号機が撮像されていれば、発光状態の信号機を正確に撮像することができる。なお、図13において、露光無効期間は図12と同様であり、「↑」は、画素信号を読み出すタイミングを示す。
また、ローリングシャッタ方式の露光・シャッタ動作に起因する現象として、屋内の蛍光灯照明下で撮像したときに発生するフリッカ(横じまとして検出)がある。この課題解決法として、例えば、特許文献3に記載の撮像装置がある。この発明においては、CMOSイメージセンサの回路設計の自由度の高さに着目し、飛び越し走査による解決手段を提案している。
特表2005−524960号公報 特表2005−502167号公報 特開2002−94883号公報
しかしながら、上記特許文献3の従来技術にあっては、飛び越し走査によってライン間の時間的連続性を排除して、フリッカの発生を低減することについては詳しく述べられているが、天候の良い屋外などの露光時間の極めて短くなる状態において、例えばLED信号機などの点滅発光する被写体を正確に撮像するための具体的な露光タイミング(飛び越しステップ)については一切言及されていない。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、発光時に点灯及び消灯を周期的に繰り返す被写体を正確に撮像するのに好適な撮像装置及び映像記録装置を提供することを目的としている。
〔形態1〕 上記目的を達成するために、形態1の撮像装置は、受光した光を電荷に変換して蓄積する複数の光電変換素子が2次元マトリクス状に配設された構成の光電変換部と、該光電変換部の各光電変換素子の露光時間をライン単位に制御する機能とを有する撮像素子を備えた撮像装置であって、前記光電変換部を、前記各光電変換素子のライン単位にN個(Nは2以上の自然数)の均等な領域に論理的に分割する領域分割手段と、各フレーム期間において、前記N個に分割された第1〜第N領域の各光電変換素子を、各領域の所定ラインから順にMライン(Mは1以上の自然数)ずつ、且つ走査する領域を前記Mライン毎に所定の順番で他の領域へと切り替えながら走査する飛び越し走査手段と、前記飛び越し走査手段で走査された各光電変換素子から、該各光電変換素子に蓄積された電荷量に応じた電気信号からなる画素信号を読み出す画素信号読出手段と、前記各フレームの時間と前記各ラインに対して設定された露光時間とに基づき、前記飛び越し走査手段の走査タイミングを制御する走査タイミング制御手段と、を備える。
このような構成であれば、領域分割手段によって、光電変換部がN個の均等な領域(第1〜第N領域)に論理的に分割されると、飛び越し走査手段によって、第1〜第N領域のうち所定の領域の所定ラインから順に各領域のラインがMラインずつ順番に走査される。このとき、いずれかの領域でMラインが走査される毎に走査される領域が所定の順番で他の領域へと切り替わる。例えば、各領域の先頭ラインから順にMラインずつ、且つ走査する領域をMライン毎に、第1〜第N領域の並び順に1つずつ他の領域へと切り替えながら走査することが可能である。
一方、光電変換素子のラインが走査されると、画素信号読出手段によって、走査されたラインの各光電変換素子から蓄積電荷量に応じた画素信号が読み出される。
従って、各領域において、フレーム期間の略全域に亘って等間隔で画素信号の読み出しを行うことができるので、1フレームの期間において、点滅発光する固体光源の消灯状態と点灯状態とが混在したときに、光電変換部のいずれかの光電変換素子のラインにおいて、点灯状態時の固体光源の撮像が行われる確率を高めることができるという効果が得られる。特に、領域分割手段で光電変換部を適切な領域数に分割することで、点灯状態時の固体光源の撮像を行う確率をより高めることができる。
ここで、上記「光電変換部」は、例えば、CMOS技術を用いて構成されており、CMOS技術を利用した撮像素子としては、例えば、閾値変調型撮像素子(VMIS(Threshold Voltage Modulation Image Sensor))などがある。
また、上記「露光時間を制御する機能」とは、例えば、CMOS型の撮像素子におけるフォーカルプレーンシャッタ(ローリングシャッタ)方式などの公知の電子シャッタ機能が該当する。
また、上記被写体の撮像に係る情報は、例えば、1フレームの期間、各ラインの露光時間、被写体が点滅動作により発光する固体光源の場合は、点滅の周期情報などが該当する。
また、上記Mラインは、例えば、被写体の色情報を得るためのカラーフィルタの構成を、図13(a)に示すように、サブピクセル方式にするときは1ラインとし、一方、図13(b)に示すように、ベイヤ配列にするときは赤と青の色成分を取得するために2ラインとする。なお、カラーフィルタの構成に限らず、解像度が高い(画素数が多い)場合はライン数を増やすなど他の条件に応じて設定してもよい。
〔形態2〕 更に、形態2の撮像装置は、形態1に記載の撮像装置において、前記光電変換部の各光電変換素子を前記Mラインずつ順番に走査する通常走査手段を更に備え、前記各ラインの露光時間が前記フレームの時間の1/2未満のときは、前記領域分割手段によって各光電変換素子をN個の領域に論理的に分割すると共に、前記飛び越し走査手段によって前記各光電変換素子の走査を行い、前記各ラインの露光時間が前記フレームの時間の1/2以上のときは、前記通常走査手段によって前記各光電変換素子の走査を行うと共に、前記画素信号読出手段によって前記通常走査手段で走査した光電変換素子から前記画素信号を読み出すようになっている。
このような構成であれば、露光時間が1フレームの期間の1/2以上のときは、通常走査手段によって走査が行われ、露光時間が1フレームの期間の1/2未満のときは、飛び越し走査手段によって走査が行われる。これによって、飛び越し走査が不要な場合にかかる負荷を軽減することができるという効果が得られる。
つまり、露光時間が1フレームの期間の1/2以上のときは、1フレームの期間において、点滅発光する固体光源の消灯状態と点灯状態とが混在した場合に、飛び越し走査を行わずに1ラインずつ順に走査を行っても、光電変換部の比較的広範囲のラインにおいて、点灯状態となる期間が露光期間に含まれるので、略確実に固体光源の発光状態を正確に撮像することができる。従って、このような場合は、通常走査を行う。
一方、露光時間が1フレームの期間の1/2未満のときは、通常走査をした場合に、点灯状態となる期間が露光期間に含まれないラインが、上記1/2以上のときと比較して多くなるため、点滅発光する被写体の撮像位置によって、その発光状態を正確に撮像できない確率が高くなる。従って、このような場合は、飛び越し走査を行う。
〔形態3〕 更に、形態3の撮像装置は、形態1又は2に記載の撮像装置において、前記領域分割手段は、前記フレームの時間を前記各ラインの露光時間で除算した結果に基づいて、前記各光電変換素子を前記N個の領域に論理的に分割するようになっている。
このような構成であれば、光電変換部を露光時間に応じた適切な分割数に分割することができるので、光電変換部を、飛び越し走査を確実に行え且つ点滅発光する被写体の点灯状態を正確に撮像できる領域数に均等に分割することができるという効果が得られる。
〔形態4〕 更に、形態4の撮像装置は、形態1乃至3のいずれか1に記載の撮像装置において、点灯と消灯とを周期的に繰り返して発光する被写体の前記点灯と消灯の周期情報を取得する周期情報取得手段を更に備え、前記領域分割手段は、撮像対象に前記被写体が含まれるときに、前記周期情報取得手段で取得した周期情報に基づき、前記各光電変換素子を前記N個の領域に論理的に分割するようになっている。
このような構成であれば、点滅発光する被写体の点滅周期が解るので、1フレームの期間において、例えば、点滅発光する固体光源の消灯状態と点灯状態とが混在するときに、点灯状態時に光電変換部のいずれかの光電変換素子のラインが固体光源を撮像できるように光電変換部を適切な領域数に分割することができるという効果が得られる。
〔形態5〕 更に、形態5の撮像装置は、形態4に記載の撮像装置において、前記領域分割手段は、点灯と消灯とを周期的に繰り返して発光する被写体の点灯と消灯の周期時間を、フレームの周期を与える時間で除算し、その除算結果に対して前記光電変換部の総ライン数を乗算し、その乗算結果を2で除算した除算結果に基づき、前記各光電変換素子を前記N個の領域に論理的に分割するようになっている。
このような構成であれば、露光時間によらずに領域を複数の均等な領域に論理的に分割することができるので、屋外、好天、逆光などによって露光時間が極めて短くなるケースにおいても、点滅発光する固体光源の点灯状態を略正確に撮像できる分割数に光電変換部を論理的に分割することができるという効果が得られる。
〔形態6〕 更に、形態6の撮像装置は、形態1乃至5のいずれか1に記載の撮像装置において、前記画素信号読出手段で読み出した画素信号に基づき撮像画像データを生成する撮像画像データ生成手段と、前記撮像画像データを記憶する撮像画像データ記憶手段と、を備える。
このような構成であれば、上記形態1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置と同様の作用及び効果が得られる。また、読み出した画素信号に基づき撮像画像データを生成し、該生成した撮像画像データを記憶することができるので、撮像画像データを様々な用途に利用することが可能である。
〔形態7〕 また、上記目的を達成するために、形態7の映像記録装置は、形態1乃至6のいずれか1に記載の撮像装置と、前記撮像装置で被写体を撮像して得られた連続する複数フレームの撮像画像データを記録する映像記録手段と、前記映像記録手段に記録された撮像画像データを出力する撮像画像データ出力手段と、を備える。
このような構成であれば、上記形態1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置と同様の作用及び効果が得られる。更に、被写体を撮像することにより得られた連続する複数フレームの撮像画像データを記録することができるので、例えば、ドライブレコーダとして車両に搭載することで、事故発生時の信号機の状態が正確に撮像された撮像画像データなどを記録することが可能となる。
〔第1の実施の形態〕
以下、本発明に係る撮像装置及び映像記録装置の第1の実施の形態を、図面に基づき説明する。図1〜図10は、本発明に係る撮像装置及び映像記録装置の第1の実施の形態を示す図である。
まず、図1に基づき、本発明に係る撮像システム1の概略構成を説明する。ここで、図1は、本発明に係る撮像システム1の概略構成を示すブロック図である。
撮像システム1は、図1に示すように、映像記録装置100と、ホストシステム200とを含んで構成される。なお、映像記録装置100と、ホストシステム200とは互いにデータ通信可能に接続されている。
映像記録装置100は、被写体を撮像する撮像装置10と、撮像により得られた撮像画像データの記録処理、飛び越し走査情報の決定処理などを行うシステムコントローラ20と、撮像画像データを記録する記録媒体21と、システムコントローラ20からの指示に応じて警告音などを出力する音声出力部22とを含んで構成される。
撮像装置10は、CMOS型のセンサセルアレイ(撮像素子)から構成される撮像部11と、センサセルアレイから読み出された画素信号に基づき各フレームの撮像画像データを生成する映像生成部12と、撮像画像データを記憶するフレームメモリ13とを含んで構成される。
システムコントローラ20は、撮像部11及び映像生成部12の動作を制御するためのコマンドを、映像生成部12に出力すると共に該映像生成部12を介して撮像部11に出力し、これらの動作を制御する。
具体的に、映像生成部12からの撮像画像データと撮像条件(例えば、被写体の種類(例えば、点滅光源か否か)、露出条件、フレーム期間、カラーフィルタの構成など)とに基づき、露光時間、飛び越し走査の有無、飛び越し走査時のステップ幅W(走査対象の領域の分割幅W(Wは2以上の自然数))、分割領域の走査ライン数M(Mは1以上の自然数)などを決定し、これらの情報を含むコマンドを出力する。
ここで、飛び越し走査とは、撮像部11を構成するセンサセルアレイの総ライン数FL(FLは4以上の自然数)の画素領域(受光領域)を、ライン単位にN個(Nは2以上の自然数)の均等な領域(第1〜第N領域)に論理的に分割し、第1〜第N領域のうち所定領域の先頭ラインから順にMラインずつ、該Mラインを走査する毎に走査する領域を他の領域へと1つずつ切り替えながら受光領域を走査する方式である。
更に、システムコントローラ20は、映像生成部12からフレーム毎に順次入力される撮像画像データ(映像データ)又は、記録媒体21に記録された撮像画像データを、ホストシステム200に送信する。
また、システムコントローラ20は、ホストシステム200からの指示に応じて、音声出力部22を制御し、警告音や音声メッセージ等を出力させる。
記録媒体21は、HDD(ハードディスク)等の比較的大容量の記録媒体から構成されており、映像生成部12において生成された映像データを、システムコントローラ20からの記録要求に応じて記録する。
音声出力部22は、AMP22aと、スピーカ22bとを含んで構成され、システムコントローラ20からの指示に応じて、警告音や音声メッセージ等を、AMP22aで増幅し、増幅した音をスピーカ22bから出力する。
ホストシステム200は、システムコントローラ20からの連続する複数フレームの撮像画像データ(映像データ)に基づき、撮像部11で撮像された映像を解析して、例えば、撮像画像中に、高速で点滅発光する固体光源があるか否かを判断し、固体光源がある場合は、その発光の有無を判断したり、何色で発光しているのかを判断したりする。
更に、例えば、映像記録装置100が車両に搭載されている場合は、映像データの解析結果に基づき、車両が危険な状態にあると判断したときは、音声出力部22から警告音等を出力させるように、システムコントローラ20に指示を与える。
また、例えば、固体光源が点滅発光するLED信号機であれば、上記発光の有無等の判断結果の音声メッセージを音声出力部22から出力させるように、システムコントローラ20に指示を与える。
次に、図2に基づき、撮像装置10を構成する撮像部11の内部構成を説明する。
図2は、撮像部11の内部構成を示すブロック図である。
本実施の形態における撮像部11は、説明の便宜上、カラーフィルタの配列方式がサブピクセル方式であり、走査ライン数Mを「1」として動作することとする。なお、例えば、カラーフィルタがベイヤ配列のときは、走査ライン数Mを「2」とし、各領域を2ラインずつ走査することで対応することが可能である。
撮像部11は、図2に示すように、基準タイミング発生器50と、走査ラインスキャナ54と、センサセルアレイ56と、水平転送部58とを含んで構成される。
基準タイミング発生器50は、映像生成部12からの垂直同期信号及び水平同期信号に基づき、基準タイミング信号を発生し、これを走査ラインスキャナ54に出力する。
走査ラインスキャナ54は、基準タイミング発生器50及び映像生成部12からの各種信号に基づき、リセット処理を行うラインを有効にするリセットライン選択信号を生成する。そして、該生成したリセットライン選択信号をセンサセルアレイ56に出力する。
更に、走査ラインスキャナ54は、リセット後で且つ設定された露光時間の電荷の蓄積が行われたラインを画素信号の読出ラインとして有効にする読出しライン選択信号を生成する。そして、該生成した読出ライン選択信号をセンサセルアレイ56に出力する。
センサセルアレイ56は、CMOS技術を用いて構成された、受光素子(フォトダイオードなど)を含む複数のセンサセル(画素)が2次元マトリクス状に配設された構成の受光領域を備え、各画素のラインに対して、アドレス線、リセット線及び読出し線が共通に接続された構成を有している。
そして、前記3つの制御線を介して各種駆動信号(選択信号)が各ラインを構成するセンサセルに送信され、アドレス線及び読出し線が有効になると、信号線を介して蓄積電荷(画素信号)を水平転送部58に転送(出力)する。
ここで、撮像部11は、撮像レンズ(不図示)を備えており、被写体からの光を撮像レンズでセンサセルアレイ56に集光し、その集光量に応じた電荷をセンサセルアレイ56の各画素に蓄積させる構成となっている。
このような構成によって、センサセルアレイ56は、走査ラインスキャナ54から供給される選択信号に基づき、アドレス線により、リセット動作又は読出し動作を行わせる画素のラインを有効に(選択)する。そして、当該選択信号で選択したラインの各画素に対して、リセット動作を行わせる場合はリセット線を介してリセット動作を指示する信号を入力し、画素信号の読出しを行わせる場合は、読出し線を介して蓄積電荷の転送を指示する信号を入力する。更に、選択信号によって選択された各画素おいては、リセット動作を指示する信号が入力されたときはリセット動作が行われ、蓄積電荷の転送を指示する信号が入力されたときは、信号線を介して水平転送部58への蓄積電荷の転送が行われる。
水平転送部58は、センサセルアレイ56の各画素から読み出された画素信号(アナログ信号)のデータ(以下、画素信号データと称す)をA/D変換して、ライン単位に映像生成部12へとシリアルで順次出力する。なお、詳細な構成は後述する。
更に、図3に基づき、走査ラインスキャナ54の内部構成を説明する。
図3は、走査ラインスキャナ54の内部構成を示すブロック図である。
走査ラインスキャナ54は、図3に示すように、リセット走査カウンタ54aと、リセット走査アドレスデコーダ54bと、読み出し走査カウンタ54cと、読み出し走査アドレスデコーダ54dとを含んで構成される。
リセット走査カウンタ54aは、映像生成部12からの垂直同期信号、水平同期信号及び撮像部制御用通信信号に含まれる情報に基づき、カウントアップ動作を繰り返す。ここで、リセット走査カウンタ54aのカウント値は、センサセルアレイ56の各画素のライン番号に対応している。また、撮像部制御用通信信号に含まれる情報は、撮像部11の内部レジスタに書き込まれる。
具体的に、リセット走査カウンタ54aは、映像生成部12から送られてきた撮像部制御用通信信号に含まれる飛び越し走査の有無を示す情報(レジスタに格納されている)に基づき、飛び越し走査有りの場合は飛び越し走査用のカウント動作を実行し、飛び越し走査無しの場合は通常走査用のカウント動作を実行する。
飛び越し走査用のカウント動作が実行されると、リセット走査カウンタ54aは、撮像部制御用通信信号に含まれるステップ幅(領域幅)W、及び走査ライン数M(=1)の情報に基づき、カウンタの初期値から、ステップ幅Wのカウントアップ幅でカウントアップ(Wずつインクリメント)し、各カウント値(初期値を含む)を、リセット走査アドレスデコーダ54bに出力する。
一方、通常走査用カウント動作が実行されると、リセット走査カウンタ54aは、カウンタの初期値から、1ずつカウントアップし、各カウント値を、リセット走査アドレスデコーダ54bに出力する。
なお、撮像部制御用通信信号によって、任意の開始ライン番号を設定し、該開始ライン番号からカウントアップを開始させる構成としてもよい。
また、カウント値は最小ライン番号及び最大ライン番号(例えば、受光領域の一番下及び一番上のラインの番号)の範囲をループするようになっている。例えば、最小ライン番号から1ずつカウントアップしていき、最大ライン番号に到達後に1つカウントアップすると、カウント値がリセットされて、最小ライン番号(例えば「1」)へと戻るようになっている。以下、読み出し走査カウンタ54cについても同様である。
リセット走査アドレスデコーダ54bは、リセット走査カウンタ54aから出力されるライン番号のラインを、「リセットラインR」として選択且つ有効にするためのリセットライン選択信号を生成し、これをセンサセルアレイ56に出力する。これにより、選択ラインのみが有効となり、それ以外のラインが無効となる。
読み出し走査カウンタ54cは、映像生成部12からの垂直同期信号、水平同期信号及び撮像部制御用通信信号に含まれる情報(レジスタに記憶)に基づき、該撮像部制御用通信信号に含まれる露光時間の情報に応じたタイミングで、リセット走査カウンタ54aと同様のカウントアップ動作を繰り返す。
具体的に、読み出し走査カウンタ54cは、飛び越し走査有りの場合、映像生成部12から送られてきた撮像部制御用通信信号に含まれる露光時間、ステップ幅W、及び走査ライン数M(=1)の情報に基づき、リセット走査カウンタ54aに対して、露光時間分のカウント幅(例えば、Wカウント分の幅)を空けてカウントアップを開始する。そして、カウンタの初期値から、Wずつカウントアップし、各カウント値(初期値を含む)を、読み出し走査アドレスデコーダ54dに出力する。
一方、飛び越し走査無しの場合、読み出し走査カウンタ54cは、露光時間分のカウント幅を空けてカウントアップを開始し、カウンタの初期値から順に、1ずつカウントアップし、各カウント値を、読み出し走査アドレスデコーダ54dに出力する。
読み出し走査アドレスデコーダ54dは、読み出し走査カウンタ54cから出力されるライン番号のラインを、「読み出しラインL」として選択且つ有効にするための読み出しライン選択信号を生成し、これをセンサセルアレイ56に出力する。これにより、選択ラインのみが有効となり、それ以外のラインが無効となる。
更に、図4に基づき、撮像部11の露光時間の制御方法、及びセンサセルアレイ56からの画素信号の読み出し方法についてより具体的に説明する。ここで、図4は、撮像部11のセンサセルアレイ56の受光領域における、各画素のライン毎の露光、及び各画素からの画素信号の読み出し動作の一例を示す図である。
本発明の露光時間の制御及び画素信号の読み出しは、図4に示すように、1フレームの期間(以下、1フレーム期間)において、まず、走査ラインスキャナ54から順に入力されるリセットライン選択信号に基づき、各選択信号に対応するラインをリセットラインRとして順に有効にし、該有効にしたラインに対してリセット処理を実行する。一方、リセット後において、各ラインに設定された露光時間分の時間間隔(カウント幅)を空けて、走査ラインスキャナ54から、読み出しライン選択信号が順に入力され、この選択信号に対応するラインが読み出しラインLとして順に有効にされる。そして、有効にされたラインから画素信号が読み出される。
更に、水平転送部58によって、各読み出しラインLから読み出された画素信号データが映像生成部12へと転送される。
ここで、水平転送部58は、図4に示すように、画素信号処理部58aと、画素信号格納ラインメモリ58bと、AD変換器58cとを含んで構成される。
そして、画素信号処理部58aによって、読み出しラインLから読み出された画素信号データが信号レベル調整等の処理を施された後に、ライン毎に画素信号格納ラインメモリ58bに格納される。更に、格納された画素信号データは、A/D変換器58cにおいてデジタルのデータ(以下、画素データと称す)に変換され、この変換により得られた画素データは、ライン単位で映像生成部12へとシリアルで出力される。
次に、図5に基づき、映像生成部12の内部構成を説明する。
ここで、図5は、映像生成部12の内部構成を示すブロック図である。
映像生成部12は、図5に示すように、通信器12aと、タイミング制御器12bと、画像データ書き込み制御部12cと、メモリアクセス調停器12dと、出力読出器12eと、画像処理部12fとを含んで構成される。
通信器12aは、システムコントローラ20からのコマンドに応じて、露光時間の情報と、飛び越し走査の有無、飛び越し走査のステップ幅W、走査ライン数Mなどを含んでなる飛び越し走査情報とを含む撮像部制御用通信信号を、撮像部11へと伝送する。更に、システムコントローラ20からの前記コマンドに応じて、タイミング制御器12bの動作を制御する駆動制御信号をタイミング制御器12bに出力する。
タイミング制御器12bは、不図示の基準クロック発生器からの基準クロックに基づき、ピクセルクロック、水平同期信号(HSYNC)、垂直同期信号(VSYNC)などの信号を生成し、これら生成した信号を、撮像部11と画像データ書き込み制御部12cとにそれぞれ出力する。
画像データ書き込み制御部12cは、撮像部11からの画素データを受信すると共に、タイミング制御器12bからのピクセルクロック、水平同期信号及び垂直同期信号に基づき、各画素データのアドレスを生成し、アドレスと画素データとをセットにして、書き込み命令と共にメモリアクセス調停器12dに出力する。
メモリアクセス調停器12dは、画像データ書き込み制御部12c及び出力読出器12eの2系統からのフレームメモリ13に対する読み込み・書き込み命令に応じて、これら2系統のフレームメモリ13の撮像画像データへのアクセス要求を調停しアクセスを行う。
具体的に、画像データ書き込み制御部12cから画素データの書き込み命令が入力されたときには、指定アドレスへの画素データの書き込み要求をフレームメモリ13に出力し、出力読出器12eから画素データの読み込み命令が入力されたときは、指定アドレスからの画素データの読み出し要求をフレームメモリ13に出力する。
出力読出器12eは、出力用同期信号(出力用ピクセルクロック、出力用水平同期信号、出力用垂直同期信号)に同期して、メモリアクセス調停器12dを介してフレームメモリ13から取得した撮像画像データを、画像処理部12fに出力する。
具体的には、出力読出器12eは、まず、メモリアクセス調停器12dに対して、撮像画像データの読み込み命令を出力する。そして、メモリアクセス調停器12dを介して撮像画像データを取り込み、これを、同期を取りつつ画像処理部12fに出力する。なお、出力読出器12eは、各種出力用同期信号に基づき、読み出すべき画素番号(アドレス)を計数し、それをメモリアクセス調停器12dに出力する。
画像処理部12fは、出力読出器12eからの撮像画像データに対して、カラーバランス調整、黒レベル調整、γ補正等の画像処理を施し、画像処理後の撮像画像データを、同期を取りつつシステムコントローラ20に出力する。
なお、フレームメモリ13は、メモリアクセス調停器12dから読み出し要求があると、その要求が示すアドレスの領域に格納された撮像画像データを読み出し、メモリアクセス調停器12dから書き込み要求があると、その書き込み要求が示すアドレスの領域に入力された画像データを書き込む。
次に、図6〜図8に基づき、飛び越し走査によるリセット動作及び画素信号の読み出し動作について具体的な例を挙げて説明する。
ここで、図6は、受光領域を論理的に分割した一例を示す図である。また、図7は、飛び越し走査時のリセットタイミング及び画素信号の読み出しタイミングの一例を示す図である。また、図8は、飛び越し走査時の1フレーム期間における露光期間と画素信号の読み出しタイミングとの関係を示す図である。
以下の説明において、説明の便宜上、受光領域の総ライン数FLを「20」とする。また、受光領域の各画素のラインを上から順にLine1〜20とし(末尾の番号はライン番号に対応)、Line1→Line20→Line1→・・・の走査方向でループしながら走査を行うこととする。
システムコントローラ20は、まず、現在の撮像環境下において撮像された撮像画像データ、被写体の撮像条件などに基づき、飛び越し走査を行うか否かを決定する。
例えば、現在の環境下で得られた撮像画像データに基づき、明るさの範囲が特定の範囲に入るように調整するなどして、被写体を撮像するのに適切な露光時間TSを決定する。そして、決定した露光時間TSが1フレーム期間Tfに対して、例えば、1/2未満であれば飛び越し走査を行い、そうでなければ飛び越し走査を行わない(通常走査を行う)と決定する。
飛び越し走査を行うと決定された場合は、露光時間TSに基づき、受光領域の分割数を決定する。露光時間TSに基づいて決定する場合、1フレーム期間Tfを露光時間TSで除算した結果に基づき分割数を決定する。ここでは、露光時間TSが、1フレーム期間Tfの1/4(TS=Tf/4)になり、除算結果を4とする。除算結果を各領域の幅とし、その幅の値から、論理的分割数「5」を決定する。
これにより、受光領域は、5つの領域に論理的に分割され、また、各領域の幅(ステップ幅W)が、「4」と算出される。これにより、受光領域は、図6に示すように、各論理領域幅が4ラインの第1〜第5領域の5つの均等な論理領域へと分割される。
システムコントローラ20は、上記決定した、露光時間TSの情報と、飛び越し走査フラグ(ここでは、飛び越し走査有りなので「1」(無しの場合は「0」))、ステップ幅「4」及び走査ライン数「1」を含んでなる飛び越し走査情報とを含むコマンドを通信器12aに出力する。
通信器12aは、システムコントローラ20からのコマンドに基づき、露光時間TSの情報と、飛び越し走査情報とを含む撮像部制御用通信信号を生成し、これを撮像部11に出力する。
撮像部11は、撮像部制御用通信信号を受信すると、該信号に含まれる露光時間TSの情報と飛び越し走査情報とを内部のレジスタに書き込む。
走査ラインスキャナ54は、レジスタに書き込まれた飛び越し走査情報に基づき、リセット走査カウンタ54aにおいて、初期値「1」から、4ずつカウントアップするカウントアップ動作を行う。更に、リセット走査アドレスデコーダ54bにおいて、各カウント値に対して、リセットライン選択信号を順次生成して、これをセンサセルアレイ56に出力し、リセット処理を行うラインを有効にする。
また、走査ラインスキャナ54は、レジスタに書き込まれた露光時間TSの情報に基づき、読み出し走査カウンタ54cにおいて、リセット走査カウンタ54aに対して、露光時間TSのカウント間隔を空けて、初期値「1」から、4ずつカウントアップするカウントアップ動作を行う。更に、読み出し走査アドレスデコーダ54dにおいて、各カウント値に対して、読み出しライン選択信号を順次生成して、これをセンサセルアレイ56に出力し、読み出し処理を行うラインを有効にする。
センサセルアレイ56は、有効となった選択ラインに対して、蓄積電荷のリセット処理及び画素信号の読み出し処理を順次実行する。
上記飛び越し走査に応じて、センサセルアレイ56は、図7に示すように、まず、時刻T1〜T5の期間にライン番号1(第1領域)、5(第2領域)、9(第3領域)、13(第4領域)、17(第5領域)のラインを時刻毎に順番にリセットし、時刻T6において、ライン番号1のライン(Line1)から画素信号を読み出す(転送する)。
具体的に、時刻T1で第1領域のライン番号1、T2で第2領域のライン番号5、T3で第3領域のライン番号9・・・といったように時刻毎にそれぞれ異なる領域のラインをリセットする。読み出しについても同様である。
これにより、Line1は、T1でリセットしてからT5までのBLANK期間(露光時間に対応)を空けて画素信号が読み出される。また、時刻T6においては、Line1からの読み出しと並行してライン番号2のラインがリセットされる。
以降は、同様に、時刻T7〜T20まで、ライン番号6、10、14、18、・・・、8、12、16、20のラインが時刻毎に順番にリセットされ、これと並行に、ライン番号5、9、13、17、・・・、7、11、15、19のラインから時刻毎に順番に画素信号が読み出される。なお、リセット動作と読出し動作との間にはBLANK期間分の位相差があるので、引き続き、T21〜T24の期間において、ライン番号4、8、12、16のラインから時刻毎に順番に画素信号が読み出される。
このT1〜T24の期間が1フレーム期間となる。
上記各画素のラインの飛び越し走査によるリセット処理及び読み出し処理によって、1フレーム期間(T1〜T24)のLine1〜Line20の露光タイミング及び読み出しタイミングは、図8に示すようになる。
具体的に、飛び越し走査によって、第1領域〜第5領域の各領域において、各領域のラインの露光期間がフレーム期間の略全域に亘って行われる。これにより、被写体となる点滅発光する固体光源の点灯及び消灯が、図8に示すようなタイミングで行われたとしても、第1〜第5領域における、NO.11,16,12,17,13,18,14,19,15,20の各露光期間においては、固体光源の点灯時に露光が行われるため、これら露光期間に対応するラインにおいては、固体光源の点灯状態が正確に撮像される。
なお、図8の例では、ライン数が20ラインと極端に少ない場合を説明したが、昨今のデジタルカメラなどは、数百万〜1千万画素オーバーなどの画素数を有し、ライン数もはるかに多いので、余程小さな光源でない限り点滅発光する被写体(例えば、LED信号機など)に対して、受光領域の略全域をカバーすることができる。
次に、図9〜図10に基づき、本発明に係る撮像システム1を自動車に搭載した場合の実際の動作を説明する。
ここで、図9は、撮像画像の一例を示す図である。また、図10は、図9の撮像画像に対する、飛び越し走査による露光タイミング及び読み出しタイミングの一例を示す図である。
なお、映像記録装置100の撮像部11は、車両前方(信号機の高さ範囲を含む)の被写体を撮像できるように自動車に取り付けられているとする。また、撮像システム1は、自動車に搭載されたカーナビゲーションシステムと協働するように搭載されており、撮像システム1と、カーナビゲーションシステムとはデータ通信可能に接続されている。
以下、上記同様に、センサセルアレイ56の受光領域の総ライン数FLを「20」として説明する。
撮像システム1を搭載した自動車のエンジンが始動し、カーナビゲーションシステム、映像記録装置100及びホストシステム200に電源が供給されると、映像記録装置100は、起動動作の後に、撮像装置10において、車両前方の被写体の撮像を開始する。本実施の形態において、撮像装置10は、撮像開始直後は、初期設定の状態で且つ走査ラインスキャナ54において通常走査用カウント動作を実行して撮像を行う。
この撮像により得られた画素データは、映像生成部12の画像データ書き込み制御部12cによって、メモリアクセス調停器12dを介して、撮像画像データとしてフレームメモリ13に記憶される。更に、フレームメモリ13に記憶された撮像画像データは、出力読出器12eによって、メモリアクセス調停器12dを介して読み出され、画像処理部12fに出力される。そして、読み出された撮像画像データは、画像処理部12fにおいて、各種画像処理を施されてから、出力用の同期信号と同期してシステムコントローラ20へと出力される。
その後、システムコントローラ20において、上記撮像により得られた撮像画像データに基づき、被写体の撮像に適切な露光時間TSを決定する。
露光時間TSが決定されると、上記同様に、露光時間TSが1フレーム期間Tfの1/2の未満であれば飛び越し走査を実行することを決定し、そうでなければ実行しないことを決定する。
ここでは、現在の撮像環境が太陽の照りつける屋外であるとし、露光時間が短い(1/2未満)ものとする。従って、飛び越し走査を実行することが決定される。
更に、1フレーム期間Tfを露光時間TSで除算した結果に基づき、分割数N及びステップ幅Wを決定する。ここでは、露光時間TSが、1フレーム期間Tfの1/4(TS=Tf/4)になり、その結果、除算値4からステップ幅を「4」、分割数を「5」にする。
ここで、本実施の形態の撮像部11のカラーフィルタの構成は、先述したようにサブピクセル方式であるので、走査ライン数は「1」となる。
システムコントローラ20は、引き続き、露光時間TSの情報と、飛び越し走査フラグ「1」、ステップ幅「4」及び走査ライン数「1」の情報を含んでなる飛び越し走査情報とを含むコマンドを生成し、これを映像生成部12の通信器12aに出力する。
一方、映像生成部12は、通信器12aにおいて、システムコントローラ20からのコマンドに応じて、露光時間TSの情報と、飛び越し走査情報とを含む撮像部制御用通信信号を生成し、これを撮像部11に出力し、各種情報を撮像部11のレジスタに書き込む。
更に、通信器12aは、システムコントローラ20からのコマンドに基づき、駆動制御信号を生成し、これをタイミング制御器12bに出力する。
タイミング制御器12bは、常時、基準クロックに基づき、ピクセルクロック、垂直同期信号及び水平同期信号を生成して、これらを撮像部11に出力する。
更に、通信器12aからの駆動制御信号に基づき、撮像の開始、ストップなどを指示する制御信号を撮像部11に出力する。
以上より、撮像の開始が指示されると、撮像部11では、上記図7及び図8と同様の飛び越し走査を実行し、車両前方の被写体を撮像する。
ここで、車両前方に、図9に示すように、点滅発光するLED信号機を含む被写体が出現したとする。
この被写体は、撮像部11によって、飛び越し走査により撮像され、図10に示すように、信号機の発光部分が、論理的に分割された5つの領域のうち、一番上の第1領域で撮像される。
図10に示すように、信号機は、1フレーム期間の前半から6割くらいまで消灯状態となり、その後点灯状態となっているため、露光期間NO.6において、Line2で発光部分の上部が撮像され、露光期間NO.11、16のタイミングにおいて、Line3、4で発光部分の残りの部分が撮像されることになる。
この撮像により得られた画素データは、映像生成部12で撮像画像データとしてフレームメモリ13に記憶され、記憶された撮像画像データは、出力読出器12eによって、画像処理部12fへと出力される。そして、画像処理部12fにおいて、入力された撮像画像データに対して、各種画像処理が施され、該画像処理後の撮像画像データがシステムコントローラ20へと出力される。
システムコントローラ20は、映像生成部12から順次送られてくる撮像画像データ(映像データ)を、記録媒体21に記録すると共に、カーナビゲーションシステムのディスプレイ装置(タッチパネル式)に出力して映像を表示する。
更に、システムコントローラ20は、記録媒体21に記録された複数フレーム分の撮像画像データ(映像データ)を、ホストシステム200に出力する。
ホストシステム200は、システムコントローラ20からの映像データを解析して、第1領域において信号機が撮像されていると判断すると共に、ここでは、撮像された信号機の状態を判断する。
図10に示すように、点滅発光する信号機は、露光期間NO.11の後半及び16において点灯状態となっているので、第1領域における、Line2においては消灯している画像となり、Line3、4において発光(点灯)している画像となる。
本実施の形態において、ホストシステム200は、1ラインでも発光している状態で撮像されたときは、信号機が発光状態にあると判断する。従って、2ラインが発光状態となっていることから信号機が発光していると判断し、更に何色で発光しているのかを判別する。色の判別は、サブピクセルから得られる色情報に基づいて判断しても良いし、信号機における発光位置から判断してもよい。また、色情報で判断する場合に、赤色の発光位置において、ライン毎に輝度値が異なるような場合は、赤色で点灯していると判断する。
ホストシステム200は、信号機の発光状態の判別結果と、車両の走行スピードなどとに基づき、例えば、赤色又は黄色で発光していると判断され、車両の走行スピードが比較値と比べて速いと判断されると、システムコントローラ20に対して、警告音又は警告メッセージを出力するように指示を与える。
システムコントローラ20は、ホストシステム200からの音声出力指示に応じて、予め不図示の記憶媒体に用意されている音声データに基づき、該音声を音声出力部22に出力させる。
なお、タッチパネルに表示された被写体のうち、特定被写体(例えば、LED信号機など)の表示位置をタッチすることで、該特定被写体に対するホストシステム200の解析結果(例えば、信号機の発光状態)を表示又は音声出力するようにしてもよい。
また、図10の例では、各領域において、ライン間の露光期間が重ならないようになっているが、走査タイミング(露光タイミング)を制御することで、各領域のライン間のリセット間隔をもっと短くして露光期間をオーバーラップさせることができる。同様に、各領域のライン間のリセット間隔をもっと広げて、露光期間をフレーム期間に対してもっと広域に分布させるようにすることも可能である。
以上、本発明に係る撮像システム1は、センサセルアレイ56の受光領域を、画素のライン単位で均等なN個の領域に論理的に分割し、該分割された受光領域に対して、各領域の先頭ラインから順にMラインずつ、且つMラインを走査する毎に走査する領域を他の領域に1つずつ切り替えながら走査する飛び越し走査を行うことが可能である。
これにより、分割された各領域において、各ラインの露光期間を、1フレーム期間の略全域に亘って分布させることができるので、1フレーム期間で消灯状態及び点灯状態の混在する発光状態の固体光源を正確に(点灯状態を認識できる状態で)撮像することができる。
上記第1の実施の形態において、撮像部11及びシステムコントローラ20は、形態1乃至4又は6のいずれか1に記載の撮像素子に対応し、撮像装置10及びシステムコントローラ20は、形態1乃至4又は6のいずれか1に記載の撮像装置に対応し、映像記録装置100は、形態7に記載の映像記録装置に対応する。
また、上記第1の実施の形態において、システムコントローラ20におけるセンサセルアレイ56の受光領域をN個の論理的な領域に均等に分割する機能は、形態1、2、3及び5のいずれか1に記載の領域分割手段に対応し、撮像部11における走査ラインスキャナ54は、形態1又は2に記載の飛び越し走査手段に対応し、センサセルアレイ56の読み出しライン選択信号に基づき各画素のラインからの画素信号を読み出す機能は、形態1、2及び6のいずれか1に記載の画素信号読出手段に対応する。
また、上記第1の実施の形態において、映像生成部12は、形態6に記載の撮像画像データ生成手段に対応し、フレームメモリ13は、形態6に記載の撮像画像データ記憶手段に対応する。
また、上記第1の実施の形態において、記録媒体21は、形態7に記載の映像記録手段に対応し、システムコントローラ20における記録媒体21に記憶された撮像画像データをホストシステム200に出力する機能は、形態7に記載の撮像画像データ出力手段に対応する。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明に係る撮像装置及び映像記録装置の第2の実施の形態を、図面に基づき説明する。図11は、本発明に係る撮像装置及び映像記録装置の第2の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、受光領域の分割方法が異なるのみで、その他の構成は上記第1の実施の形態の撮像システム1と同様となる。
また、本実施の形態の領域分割方法は、露光時間が極めて短い場合で(上記第1の実施の形態の分割方法では、分割領域数が2、3など少なくなる場合)で、更に、点滅光源の点滅周期の情報が既知で、且つ点灯時間が消灯時間と等しいかもしくは大きい場合に好適な方法である。
以下、図11に基づき、本実施の形態の領域分割方法について詳細に説明する。
ここで、図11は、本実施の形態の領域分割方法を用いた飛び越し走査時の1フレーム期間における露光期間と画素信号の読み出しタイミングとの関係を示す図である。
例えば、屋外、好天、逆光のシーンでは、露光時間が撮像装置10が許す最小露光時間となり(極めて短くなり)、上記第1の実施の形態の領域分割方法を用いた飛び越し走査処理では、点滅発光する固体光源の点灯状態を正確に撮像できない場合がある。
例えば、図11のごとく露光時間TSが、フレーム期間Tfの1/20(Tf/20)のときは、上記第1の実施の形態の領域分割方法では、除算値(=幅)が20となり、領域数が1となってしまう。つまり、領域を複数に分割できないことから、点滅光源への対応もできない。
一方、本実施の形態の領域分割方法は、被写体の情報(固体光源の点滅周期の情報)に基づき、受光領域の分割数を決定する。具体的に、サンプリング定理(信号源の帯域に対してサンプリングレートが前記帯域幅の2倍以上あれば、情報の欠落が無い)に基づき、領域分割数及び領域幅(ステップ幅W)を決定する。即ち、点滅周期TLに対して、各領域のサンプリング周期(画素信号の読み出し周期)を点滅周期TLの1/2以下にする。
いま、センサセルアレイ56の総ライン数をLnとする。領域単位でのサンプリングの周期は、領域分割が無い場合のサンプリング周期を「Tf/Ln」とすると、飛び越し走査のため領域分割数Nを乗算して、「N×Tf/Ln」となり、この値がサンプリング定理を満たせばよいことから下式(1)が成り立つ。

N×Tf/Ln≧TL/2 ・・・(1)

上式(1)から下式(2)が導出される。

N≧0.5×Ln×TL/Tf ・・・(2)

例えば、図11の例の場合、総ライン数Lnは20、「TL/Tf」は0.5であることから、システムコントローラ20は、上式(2)に従って、「0.5×20×0.5=5」を算出し、該算出結果から、分割数Nとして5を設定する。また、総ライン数20を5つに均等に分割することになるので、ステップ幅は「4」となる。
これにより、受光領域は、各論理領域幅が4ラインの第1〜第5領域の5つの均等な論理領域へと分割される。
システムコントローラ20は、露光時間TS(=Tf/20)の情報と、飛び越し走査フラグ「1」、ステップ幅「4」及び走査ライン数「1」(本実施の形態でもサブピクセル方式とする)を含んでなる飛び越し走査情報とを含むコマンドを通信器12aに出力する。
通信器12aは、システムコントローラ20からのコマンドに基づき、露光時間TSの情報と、飛び越し走査情報とを含む撮像部制御用通信信号を生成し、これを撮像部11に出力する。
これにより、撮像部11においては、図11に示すような飛び越し走査が行われ、各走査ラインから画素信号が読み出される。
図11の例では、第1領域において撮像される点滅発光するLED信号機に対して、NO.6の露光期間において、LED信号機の点灯時に露光が行われるため、この露光期間に対応するラインにおいては、LED信号機の点灯状態が正確に撮像される。
以上、本実施の形態の撮像システム1によれば、点滅光源の周期が既知の場合、屋外などでかつ好天で露光時間が極めて短くなる場合でも、被写体の点滅周期の情報及びサンプリング定理に基づく領域分割方法によって受光領域の分割数を設定することができるので、略確実に固体光源の点灯状態を正確に撮像することができる。また、露光時間に依存せずに、分割数を設定することができる。
上記第2の実施の形態において、システムコントローラ20におけるセンサセルアレイ56の受光領域を、サンプリング定理に基づきN個の論理的な領域に均等に分割する機能は、形態5に記載の領域分割手段に対応する。
なお、上記第1の実施の形態においては、1フレームの期間を露光時間で除算した除算結果に基づき、領域分割数及びステップ幅を決定する例を説明し、上記第2の実施の形態においては、点滅発光する被写体の点滅周期が予め解っている場合に、サンプリング定理に基づき、領域分割数及びステップ幅を決定する構成としたが、これらの方法に限らず、他の方法を用いて領域分割数及びステップ幅を決定する構成としてもよい。
本発明に係る撮像システム1の概略構成を示すブロック図である。 撮像部11の内部構成を示すブロックである。 走査ラインスキャナ54の内部構成を示すブロック図である。 センサセルアレイ56の受光領域における、各画素のライン毎の露光、及び各画素からの画素信号の読み出し動作の一例を示す図である。 映像生成部12の内部構成を示すブロック図である。 受光領域を論理的に分割した一例を示す図である。 飛び越し走査時のリセットタイミング及び画素信号の読み出しタイミングの一例を示す図である。 飛び越し走査時の1フレーム期間における露光期間と画素信号の読み出しタイミングとの関係を示す図である。 撮像画像の一例を示す図である。 図9の撮像画像に対する、飛び越し走査による露光タイミング及び読み出しタイミングの一例を示す図である。 第2の実施の形態の領域分割方法を用いた飛び越し走査時の1フレーム期間における露光期間と画素信号の読み出しタイミングを示す図である。 従来のCCD型の撮像素子による1フレーム期間における露光期間と画素信号の読み出しタイミングとの関係を示す図である。 従来のCMOS型の撮像素子による1フレーム期間における露光期間と画素信号の読み出しタイミングとの関係を示す図である。 各画素に対するカラーフィルタの配列方式の例を示す図である。
符号の説明
1は撮像システム、100は映像記録装置、200はホストシステム、10は撮像装置、11は撮像部、12は映像生成部、13はフレームメモリ、20はシステムコントローラ、21は記録媒体、22は音声出力部、50は基準タイミング発生器、54は走査ラインスキャナ、56はセンサセルアレイ、58は水平転送部、54aはリセット走査カウンタ、54bはリセット走査アドレスデコーダ、54cは読み出し走査カウンタ、54dは読み出し走査アドレスでコーダ、12aは通信器、12bはタイミング制御部、12cは画像データ書き込み制御部、12dはメモリアクセス調停器、12eは出力読出器、12fは画像処理部

Claims (7)

  1. 受光した光を電荷に変換して蓄積する複数の光電変換素子が2次元マトリクス状に配設された構成の光電変換部と、該光電変換部の各光電変換素子の露光時間をライン単位に制御する機能とを有する撮像素子を備えた撮像装置であって、
    被写体の撮像に係る情報に基づき、前記光電変換部を、前記各光電変換素子のライン単位にN個(Nは2以上の自然数)の均等な領域に論理的に分割する領域分割手段と、
    各フレーム期間において、前記N個に分割された第1〜第N領域の各光電変換素子を、各領域の所定ラインから順にMライン(Mは1以上の自然数)ずつ、且つ走査する領域を前記Mライン毎に所定の順番で他の領域へと切り替えながら走査する飛び越し走査手段と、
    前記飛び越し走査手段で走査された各光電変換素子から、該各光電変換素子に蓄積された電荷量に応じた電気信号からなる画素信号を読み出す画素信号読出手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記光電変換部の各光電変換素子を前記Mラインずつ順番に走査する通常走査手段を更に備え、
    前記各ラインの露光時間が前記フレームの時間の1/2未満のときは、前記領域分割手段によって各光電変換素子をN個の領域に論理的に分割すると共に、前記飛び越し走査手段によって前記各光電変換素子の走査を行い、前記各ラインの露光時間が前記フレームの時間の1/2以上のときは、前記通常走査手段によって前記各光電変換素子の走査を行うと共に、前記画素信号読出手段によって前記通常走査手段で走査した光電変換素子から前記画素信号を読み出すようになっていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記領域分割手段は、前記フレームの時間を前記各ラインの露光時間で除算した結果に基づいて、前記各光電変換素子を前記N個の領域に論理的に分割するようになっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 点灯と消灯とを周期的に繰り返して発光する被写体の前記点灯と消灯の周期情報を取得する周期情報取得手段を更に備え、
    前記領域分割手段は、撮像対象に前記被写体が含まれるときに、前記周期情報取得手段で取得した周期情報に基づき、前記各光電変換素子を前記N個の領域に論理的に分割するようになっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記領域分割手段は、前記点灯と消灯とを周期的に繰り返して発光する被写体の点灯と消灯の周期時間を、フレームの周期を与える時間で除算し、その除算結果に対して前記光電変換部の総ライン数を乗算し、その乗算結果を2で除算した除算結果に基づき、前記各光電変換素子を前記N個の領域に論理的に分割するようになっていることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記画素信号読出手段で読み出した画素信号に基づき撮像画像データを生成する撮像画像データ生成手段と、
    前記撮像画像データを記憶する撮像画像データ記憶手段と、を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の撮像装置と、
    前記撮像装置で被写体を撮像して得られた連続する複数フレームの撮像画像データを記録する映像記録手段と、
    前記映像記録手段に記録された撮像画像データを出力する撮像画像データ出力手段と、を備えることを特徴とする映像記録装置。
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