JP2009129709A - 光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のガラス封止LEDから生じる熱を的確に放散することのできる光源装置を提供する。
【解決手段】複数のガラス封止LED2が搭載される複数の線状光源部3と、線状光源部3ごとに設けられ線状光源部3の端面にそれぞれ接続される複数の放熱板41、及び、各放熱板41の主面と面接触する放熱体42を有する放熱部4と、を備え、各ガラス封止LED2から生じた熱が放熱板41及び放熱体42の表面から放散されるようにした。
【選択図】図8

Description

本発明は、複数のガラス封止LEDが搭載される線状光源部を複数備えた光源装置に関する。
従来から、複数の発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)素子を細長い配線基板に搭載し、各LEDを配線基板上にて樹脂封止材で封止した線状光源が知られている(例えば、特許文献1の段落[0005]参照)。しかしながら、この線状光源では、各LED素子にて生じる熱に起因して、樹脂封止材が劣化により黄変して光量が経時的に低下したり、配線基板と樹脂封止材とが剥離して電気的不具合を生ずるといった問題点がある。
この問題点を解決すべく、配線基板と、配線基板上に配列した複数のLED素子と、配線基板上に形成しLED素子を被覆するガラス材と、を備えた線状光源が提案されている(例えば、特許文献1の段落[0021]参照)。特許文献1には、従来の樹脂よりガラスは熱伝導率が5倍程度大きいので発光素子(LED素子)の熱を外へ放熱する量が増えて発光素子(LED素子)の温度上昇を抑えることができる、と記載されている。
特開2006−344450号公報
しかしながら、ガラス及び樹脂は金属等に比べて熱伝導率が極めて小さく、特許文献1の線状光源においては、ガラスの熱伝導率が樹脂よりも大きいとはいえ、封止材による放熱性能が低いことに変わりはない。すなわち、特許文献1の線状光源は、従来の樹脂封止の線状光源に対し放熱性に関して改善が図られておらず、装置全体として許容される各LED素子の発熱量は従来の樹脂封止の線状光源と同等である。従って、特許文献1の線状光源では、封止材をガラスとすることにより、封止材についてはLED素子の発熱量の増大が許容されるにもかかわらず、装置全体としてはLED素子の放熱性に問題があるため、結局はLED素子に熱的負荷が加わってしまう。このため、各LED素子の光量を増大させたり各LED素子を密集させるなど発熱量が増大する構成をとることができず、各LED素子の性能を十分に引き出すことができない。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数のガラス封止LEDから生じる熱を的確に放散することのできる光源装置を提供することにある。
本発明によれば、複数のガラス封止LEDが搭載される複数の線状光源部と、前記線状光源部ごとに設けられ該線状光源部の端面にそれぞれ接続される複数の放熱板、及び、少なくとも2つの前記放熱板の主面と面接触する放熱体を有する放熱部と、を備える光源装置が提供される。
また、上記光源装置において、前記放熱体は、該放熱体を所定方向に貫通する貫通孔を有することが好ましい。
また、上記光源装置において、前記放熱体は、直方体状に形成され、前記放熱体と面接触する前記放熱板は、互いに平行に配置される構成としてもよい。
また、上記光源装置において、前記線状光源部及び前記放熱部と間隔をおいて形成される外壁と、前記外壁と前記放熱部とを接続する支持部と、前記外壁に形成された通気口と、を有するケースを備える構成としてもよい。
また、上記光源装置において、前記光源部及び前記放熱部と間隔をおいて形成される外壁を有するケースと、前記ケースの外壁と前記放熱部との間に介在するばね材と、を備える構成としてもよい。
また、上記光源装置において、前記ケースは、前記放熱部よりも熱伝導率が小さいことが好ましい。
本発明の光源装置によれば、複数のガラス封止LEDから生じる熱を的確に放散することができる。
図1から図8は本発明の第1の実施形態を示し、図1は光源装置の外観斜視図である。
図1に示すように、光源装置1は、下端を閉塞した六角筒状に形成されるケース5と、ケース5の上端を閉塞するレンズ保持板8と、レンズ保持板8に保持される複数のレンズ7と、を有している。各レンズ7は、ケース5内にて出射された光を外部へ放射する。また、ケース5の所定の側面5aには、ケース5の内外を連通する通気口5cが形成されている。
図2は光源装置の断面図である。
図2に示すように、光源装置1は、複数のガラス封止LED2が上面に搭載される線状光源部3と、線状光源部3の下面に接続され線状光源部3から下方向へ延びる放熱板41及び放熱板41に接合される放熱ブロック42を有する放熱部4と、を備えている。また、ケース5は、線状光源部3と間隔をおいて形成される6つの側壁5aと、所定の側壁5aと放熱部4とを接続する支持部5bと、当該所定の側壁5aに形成される通気口5cと、を有する。
レンズ7は、例えばアクリル樹脂からなり、上面視にて光源部3のガラス封止LED2を中心とした円形に形成される。すなわち、レンズ7は、光の出射側から見て円形を呈している、レンズ7は、光源部3からの白色光が入射する入射部71と、入射部71からレンズ7内に入射した光を反射する反射面72と、レンズ7内の光を外部へ出射する出射面73と、レンズ保持板8に保持される鍔部74と、を有する。
入射部71は、レンズ7の下部にて上方へ凹む凹状を呈し、ガラス封止LED2の上方を覆うよう形成される。入射部71は、下方へ向かって凸の球面をなし光源部3の真上に形成される湾曲面71aと、湾曲面71aの周縁から下方へ延びる円筒面71bと、を有する。反射面72は、ガラス封止LED2のLED素子22を焦点とする放物面形状を呈する。鍔部74は、反射面72の上端に径方向外側へ突出するよう形成され、レンズ保持板8に保持される。レンズ保持板8は、ケース5の側壁5aの上端側に形成された凹部5eと係合する。レンズ7の出射面73は、レンズ7の上部にて平坦に形成される。
図3は光源装置の分解斜視図である。図3では、説明のため、ケース、レンズ及びレンズ保持板については省略して図示している。
図3に示すように、複数の線状光源部3及び放熱板41が互いに平行に並べられ、放熱部4は各放熱板41の間に配置され隣接する2つの放熱板41を連結する放熱体としての放熱ブロック42を有している。本実施形態においては、3つの線状光源部3が並べて設けられ、内側の線状光源部3が外側の2つの線状光源部3よりも長尺に形成される。線状光源部3は、放熱板41と左右方向寸法が同じであり、放熱板41の上側の端面にはんだ材(図示せず)を介して固定される。放熱板41及び放熱ブロック42はともに銅(熱伝導率:380W・m−1・K−1)により形成され、放熱ブロック42は放熱板41の主面と面接触している。
図4は線状光源部の外観斜視図である。
図4に示すように、線状光源部3は、前後方向へ延びる実装基板31と、実装基板31の上面に一列に実装される複数のガラス封止LED2と、を有している。本実施形態においては、内側の線状光源部3については3つのガラス封止LED2が電気的に直列に実装され、外側の線状光源部3については2つのガラス封止LED2が電気的に直列に実装されている。図4には、3つのガラス封止LED2が実装された線状光源部3を図示している。各ガラス封止LED2は、それぞれ、後述するセラミック基板21上に3つのLED素子22が前後方向に並んで搭載され、各LED素子22が電気的に直列に接続されている。各LED素子22は、順方向が4.0V、順電流が100mAの場合に、ピーク波長が460nmの光を発する。
図5は線状光源部の縦断面図である。
図5に示すように、ガラス封止LED2は、フリップチップ型のGaN系半導体材料からなるLED素子22と、LED素子22を搭載するセラミック基板21と、セラミック基板21に形成されLED素子22へ電力へ供給するための回路パターン24と、LED素子22をセラミック基板21上にて封止するガラス封止部23と、を備えている。
LED素子22は、サファイア(Al)からなる成長基板の表面に、III族窒化物系半導体をエピタキシャル成長させることにより、バッファ層と、n型層と、MQW層と、p型層とがこの順で形成されている。このLED素子22は、700℃以上でエピタキシャル成長され、その耐熱温度は600℃以上であり、低融点の熱融着ガラスを用いた封止加工における加工温度に対して安定である。また、LED素子22は、p型層の表面に設けられるp側電極と、p側電極上に形成されるp側パッド電極と、を有するとともに、p型層からn型層にわたって一部をエッチングすることにより露出したn型層に形成されるn側電極を有する。p側パッド電極とn側電極には、それぞれバンプ25が形成される。本実施形態においては、LED素子22は、厚さ100μmで346μm角に形成される。
セラミック基板21は、アルミナ(Al)の多結晶焼結材料からなり、厚さ方向(上下方向)寸法が0.25mm、長手方向(前後方向)寸法が3.25mm、幅方向(左右方向)寸法が0.9mmに形成される。図5に示すように、回路パターン24は、セラミック基板21の上面に形成されてLED素子22と電気的に接続される上面パターン24aと、セラミック基板21の下面に形成されて実装基板31と電気的に接続される電極パターン24bと、上面パターン24aと電極パターン24bを電気的に接続するビアパターン24cと、を有している。電極パターン24bはセラミック基板21の長手方向両端に形成され、一方が正電極、他方が負電極をなす。また、セラミック基板21の裏面における各電極パターン24bの間には、放熱パターン26が形成される。
上面パターン24a、電極パターン24b及び放熱パターン26は、セラミック基板21の表面に形成されるW層と、W層の表面を覆う薄膜状のNiメッキ層と、Niメッキ層の表面を覆う薄膜状のAgメッキ層と、を含んでいる。ビアパターン24cは、Wからなり、セラミック基板21を厚さ方向に貫通するビアホールに設けられる。本実施形態においては、電極パターン24b及び放熱パターン26は、平面視にて矩形状に形成される。各電極パターン24bは、セラミック基板21の長手方向に0.4mm、セラミック基板21の幅方向に0.65mmの寸法となるよう形成される。また、放熱パターン26は、セラミック基板21の長手方向に1.8mm、セラミック基板21の幅方向に0.65mmの寸法となるよう形成される。各電極パターン24bと放熱パターン26は、セラミック基板21の長手方向に0.2mm離れて形成されている。本実施形態においては、放熱パターン26は、平面視にて各LED素子22と重なるように、各LED素子22の真下に形成されている。
ガラス封止部23は、ZnO−B−SiO−Nb−NaO−LiO系の熱融着ガラスからなる。尚、ガラスの組成はこれに限定されるものではなく、例えば、熱融着ガラスは、LiOを含有していなくてもよいし、任意成分としてZrO、TiO等を含んでいてもよい。さらに、熱融着ガラスは、金属アルコキシドを出発原料としたゾルゲルガラスであってもよい。図5に示すように、ガラス封止部23は、セラミック基板21上に直方体状に形成され、セラミック基板21の上面からの高さが0.5mmとなっている。ガラス封止部23の側面は、ホットプレス加工によってセラミック基板21と接着された板ガラスが、セラミック基板21とともにダイサー(dicer)でカットされることにより形成される。また、ガラス封止部23の上面は、ホットプレス加工によってセラミック基板21と接着された板ガラスの一面である。この熱融着ガラスは、ガラス転移温度(Tg)が490℃、屈伏点(At)が520℃、100℃〜300℃における熱膨張率(α)が6×10−6/℃、屈折率が1.7となっている。
また、ガラス封止部23には蛍光体23aが分散されている。蛍光体23aは、MQW層から発せられる青色光により励起されると、黄色領域にピーク波長を有する黄色光を発する黄色蛍光体である。本実施形態においては、蛍光体23aとしてYAG(Yttrium Aluminum Garnet)蛍光体が用いられる。尚、蛍光体23aは、珪酸塩蛍光体や、YAGと珪酸塩蛍光体を所定の割合で混合したもの等であってもよい。
図5に示すように、実装基板31は、金属からなる基板本体32と、基板本体32上に形成され樹脂からなる絶縁層33と、絶縁層33上に形成され金属からなる回路パターン34と、回路パターン34上に形成され樹脂からなるレジスト層35と、を有している。
基板本体32は、例えば銅(熱伝導率:380W・m−1・K−1)からなり、各ガラス封止LED2の放熱パターン26とはんだ材36を介して接続される。絶縁層33は、例えばポリイミド樹脂、エポキシ樹脂等からなり、導電性を有する基板本体32と回路パターン34との絶縁を図る。回路パターン34は、例えば表面(上面)に薄膜状の金を有する銅からなり、各ガラス封止LED2の電極パターン24bとはんだ材37を介して接続される。レジスト層35は、例えば酸化チタンのフィラーが混入されたエポキシ系の樹脂からなり、白色を呈する。これにより、線状光源部3の上面の反射率の向上が図られている。
図6は実装基板の上面図である。
実装基板31は、幅方向が1.0mm、厚さ方向が1.0mmに形成される。すなわち、実装基板31は、上面に搭載されるガラス封止LED2よりも幅方向寸法が僅かに大きい。尚、3つのガラス封止LED2が搭載される実装基板31は長手方向が50mm、2つのガラス封止LED2が搭載される実装基板31は長手方向が30mmとなっている。図6に示すように、実装基板31は、長手方向(前後方向)両端に回路パターン34が露出する第1パターン露出部31aを有する。本実施形態においては、実装基板31の長手方向両端に、幅方向(左右方向)に間隔をおいて一対の第1パターン露出部31aが形成される。各第1パターン露出部31aは、前後方向へ延びる矩形状に形成される。
また、実装基板31は、ガラス封止LED2が搭載される部位に、回路パターン34が露出する第2パターン露出部31bと、基板本体32が露出する放熱用露出部31cと、を有する。第2パターン露出部31bはガラス封止LED2の電極パターン24bに対応して形成され、放熱用露出部31cはガラス封止LED2の放熱パターン26に対応して形成される。放熱用露出部31cは実装基板31の幅方向中央にて長手方向へ延び、放熱用露出部31cの長手方向外側に一対の第2パターン露出部31bが形成されている。各放熱用露出部31c及び各第2パターン露出部31bは、各ガラス封止LED2の放熱パターン26及び各電極パターン24bと平面視にて同寸法に形成される。本実施形態においては、隣接する放熱用露出部31c同士の中央部間の距離は11.5mmであり、長手方向両端の放熱用露出部31cの中央部における実装基板31の長手方向端部からの距離は4.5mmである。
図7は光源装置の上面図である。
図7に示すように、光源装置1は、上面視にて正六角形状に形成され、7つのレンズ7を有している。各レンズ7のうち、1つが上面視中央に配置され、他の6つが中央に配置されたものと外接して配置される。各レンズ7は、レンズ保持板8を介してケース5に固定される。レンズ保持板8は、上面視にて正六角形状に形成され、ケース5の側壁5aの凹部5eに嵌め込まれている。レンズ保持板8は、レンズ7を保持する保持孔8aが形成されている。
図8はレンズ及びレンズ保持板を省略した光源装置の上面図である。
図8に示すように、ケース5は、例えばステンレス鋼(熱伝導率:25W・m−1・K−1)からなり、線状光源部3及び放熱部4を覆う6つの側壁5aと、各側壁5aの下端を連結し線状光源部3及び放熱部4の下側を覆う底壁5dと、を有する。ケース5は、放熱部4よりも熱伝導率の小さな部材により構成される。
図8に示すように、所定の側壁5aの一部をケース5の内側へ曲げることにより、側壁5aと放熱部4とを接続する支持部5bが形成される。本実施形態においては、各線状光源部3と平行に延び互いに対向する一対の側壁5aに支持部5bがそれぞれ形成されている。各支持部5bは、側壁5aからケース5の内側へ延びる延在部と、延在部の先端から放熱板41の表面に沿って線状光源部3の長手方向へ延びる当接部と、を有する。
図8に示すように、各支持部5bは、平行に並ぶ3つの放熱板41のうち、外側の放熱板41とそれぞれ接続される。各支持部5bは、放熱板41よりも上下に短く形成され(図2参照)、放熱板41の上下中央側にて放熱部4を支持する。また、側壁5aには支持部5bの形成に伴って通気口5cが形成される。各通気口5cは、上下に延びる矩形状に形成される。
図8に示すように、各放熱ブロック42は、直方体状に形成され、平行に並ぶ3つ放熱板41の間に配置される。各放熱ブロック42は、中央側の線状光源部3及び放熱板41と長手方向寸法が等しく、放熱板41よりも上下に短く形成され(図2参照)、放熱板41の上下中央側にて放熱板41と接続される。各放熱ブロック42には、上下に貫通して形成される複数の放熱孔42aが形成される。本実施形態においては、各放熱孔42aは、線状光源部3の長手方向に並んで形成される。
また、底壁5dには、放熱板41を支持する凸部5eが形成される。凸部5eは、底壁5dにおける各側壁5aとの接続部分よりも各放熱板41の支持部分が上方となるように、各放熱板41ごとに形成されている。各凸部5eは、線状光源部3の長手方向に延びる突条をなし、上面が放熱板41を受容するよう僅かに湾曲している(図2参照)。底壁5dの凸部5eは、放熱部4と直接接しているので熱が伝わり易いが、底壁5dの他の部分よりも上方に位置しているので、ケース5の外部から直接触れ難い構成となっている。
以上のように構成された光源装置1では、各線状光源部3の第1パターン露出部31aに電圧を印加すると、各ガラス封止LED2の各LED素子22から青色光が発せられる。そして、青色光の一部が蛍光体23aにより黄色に変換され、各ガラス封止LED2からは青色光と黄色光の組合せにより白色光が発せられる。各ガラス封止LED2は実装基板31に長手方向に並べられているので線状光源部3は線状に発光する。本実施形態においては、各ガラス封止LED2の内部においても複数のLED素子22が長手方向に並べられている。
ガラス封止LED2から発して入射部71からレンズ7内部へ進入した白色光のうち、レンズ7の反射面72へ入射するものは当該反射面72にて反射して上方へ向かうよう制御される。これにより、各レンズ7ごとに平面視円形に制御された白色光が、光源装置1から外部へ照射される。尚、ガラス封止LED2から発せられた白色光のうち、僅かながら実装基板31へ入射するものも存在するが、白色のレジスト層34の表面で反射するので光学的な損失は殆どない。
本実施形態においては、レンズ7がガラス封止LED2ごとに設けられているので、各ガラス封止LED2から発せられた光をガラス封止LED2ごとに独立して光学的に制御することができ、照射領域内における光の強度のばらつきを抑制して光の強度を均一とすることができる。また、各ガラス封止LED2ごとに制御されることから、各ガラス封止LED2から発せられた光を効率よく取り出すことができる。また、ガラス封止LED2は、複数のLED素子22の搭載方向に長尺な光源となるので、レンズ7が軸対称形状であっても、所定方向の配光角を広くすることができる。
ここで、LEDが従来のように樹脂封止であれば、光のみならず熱によっても黄変等の劣化が生じるため、経時的に光量低下や色度変化が生じる。また、封止材の熱膨張率が大きい(例えば、シリコーンでは150〜200×10−6/℃)ことにより、温度変化による膨張収縮が生じるため、LED素子等の電気接続箇所にて断線が生じてしまう。
これに対し、本実施形態のようなガラス封止であれば、光や熱に対して劣化がなく、また熱膨張率がLED素子22と比較的近い値であるため、電気的断線が生じない。
また、各ガラス封止LED2の各LED素子22にて生じた熱は、放熱パターン26を介して基板本体32に伝達される。このとき、ガラス封止LED2の各LED素子22は、放熱パターン26の形成部位の真上に位置しており、さらに熱抵抗が大きな絶縁層23を介さず基板本体32と接合されているので、各LED素子22にて生じた熱は的確に放熱パターン26から基板本体32へ伝達される。そして、基板本体32へ伝達された熱は、放熱部4の放熱板41へ伝達される。このとき、基板本体32及び放熱板41は、ともに熱伝導率の比較的高い銅により形成されていることから、これらの間でスムースに熱が伝達される。放熱板41へ伝達された熱の一部はさらに放熱ブロック42へと伝達されて、放熱ブロック42の表面から空気中に放散される。
ここで、放熱ブロック42が放熱板41の主面と面接触していることから、放熱板41と放熱ブロック42の間でもスムースに熱が伝達される。また、各放熱ブロック42は、複数の放熱孔42aが形成されていることから、放熱部4と空気との接触面積を大きくすることができ、高い放熱効果を得ることができる。また、放熱ブロック42の放熱孔42aは、上方及び下方が開放されているため上下方向に空気が流通しやすい。これにより、放熱孔42a内の空気が放熱ブロック42との熱交換により加熱されると、加熱された空気が上昇して放熱孔42aから上方へ流出し、比較的低い温度の空気が下方から放熱孔42aに流入する。また、ケース5の側壁5aに通気口5cが形成されていることから、ケース5の内側と外側とで空気が流出入しやすく、放熱部4における空気との熱交換を促進することができる。
このように、本実施形態の光源装置1によれば、放熱部4が剥き出しとならないようにしつつ、線状光源部3の放熱性能を格段に向上させて、線状に配置された複数のガラス封止LED2から生じる熱を的確に放散することができる。従って、各LED素子22の光量を増大させたり各LED素子22を密集させるなど発熱量が増大する構成をとることができ、各LED素子22の性能を十分に引き出すことができる。
ここで、仮に放熱板41が存在しない構成とすると、LED素子22の温度が信頼性に影響を及ぼす程度に上昇するおそれがある。信頼性に影響を及ぼす温度は、LED素子22によって異なるが、例えば150℃以上、200℃以上等である。また、LED素子22は、高温になるほど発光効率が低下するため、LED素子22の温度が過度に上昇すると安定した光量を得ることができない。また、実装基板31そのもので放熱性能を確保しようとしても、実装基板31の厚さは製造上の要件により制限される(例えば、幅寸法の2倍程度)ので、放熱面積が小さくなってしまう。これにより、LED素子22への供給電力が制限され、大光量を得ることができない。
これに対し、本実施形態のように放熱板41を備えることにより、LED素子22自体の信頼性に影響が生じず大光量を得るものとできる。尚、放熱板41は、LED素子22自体の信頼性に影響がない範囲で高温になっており、雰囲気温度との差によって放熱効果を得ている。
また、電極パターン24bの形成された線状光源部3を、放熱板41の端面と接続する構成としたため、例えば所望の光量を得る回路構成とする際には光源の回路パターン24bのみ変更すれば良い。そして、この効果は、単に放熱板41にLED素子22をマウントした場合は得られない。
また、ケース5の各側壁5aは線状光源部3と間隔をおいて配置されているので、線状光源部3から直接的に熱が伝わることはない。放熱板41と側壁5aは支持部5bにより接続されているものの、支持部5bは放熱板41よりも熱伝導率の小さいステンレス鋼により形成されているため、放熱板41から側壁5aへの熱の伝達が抑制される。従って、ケース5の温度上昇を抑制することができ、例えば、ケース5を手で直接把持しても安全である。
また、底壁5dにおける凸部5eから他の部分へも熱の伝達が抑制され、凸部5eは外側からみれば窪んで外部と接触することは殆どないことから、実質的にケース5の底部の温度上昇も抑制することができる。
さらに、支持部5bによりケース5の側壁5aと放熱部4とが接続されるので、放熱部4を側壁5aに対して左右方向について位置決めすることができる。また、支持部5bを側壁5aの一部を曲げることにより形成したので、部品点数を低減するとともに、ケース5を簡単容易に作製することができ、製造コストの低減を図ることができる。
尚、ガラス封止LED2は、LED素子22を複数搭載しているものの、放熱パターン26が各LED素子22の真上にある放熱性の高い構成であり、かつ、LED素子22が直列に配列されていることから、アノード及びカソードの電極面積を抑えた小型の光源とすることができる。この結果、ガラス封止LED2に電流を比較的多く流しても、各LED素子22の温度上昇を抑え、高光出力化を図るとともに、コンパクトな高輝度光源とすることができる。このように、コンパクトな高輝度光源とすることで、レンズ7による光学制御精度を高めることができ、実用に際して極めて有利である。
図9から図11は本発明の第2の実施形態を示し、図9は光源装置の上面図である。
図9に示すように、この光源装置101は、上面視にて四角形状を呈するケース105と、ケース105の上面を閉塞するレンズ保持板108と、レンズ保持板108の保持孔108aに保持されるレンズ107と、を備えている。レンズ107は、例えばアクリル樹脂からなり、線状光源部3の長手方向に沿って延びるシリンドリカルタイプである。本実施形態においては、複数のレンズ107が互いに平行に配置されている。
図10は、レンズ保持板及びレンズを省略した光源装置の上面図である。
図10に示すように、光源装置101の各線状光源部3は、5つのガラス封止LED2が等間隔で搭載され、第1の実施形態の線状光源部3よりも長手方向に長く形成される。本実施形態においては、互いに長手方向寸法が等しい3つの線状光源部3及び放熱板41が備えられ、隣接する放熱板41は上面視四角形状の放熱ブロック42により連結される。放熱ブロック42は、それぞれ、放熱板41の主面に面接触している。尚、光源装置101の各放熱板41は、左右方向外側の線状光源部3と接続されるものについては当該線状光源部3と長手方向寸法が等しく、中央の線状光源部3と接続されるものについては当該線状光源部3よりも長手方向に長く形成されている。
放熱ブロック42は、上下に貫通する複数の放熱孔42aを有する。本実施形態においては、各放熱孔42aは、線状光源部3の幅方向に延び、線状光源部3の長手方向に並んで形成されている。放熱ブロック42は、線状光源部3と長手方向寸法について等しく、長手方向端面が左右方向外側の放熱板41と面一となっている。
図10に示すように、光源装置101は、ケース105の各側壁105aと放熱部104との間に介在するばね材106,109を備えている。
ケース105の左右の側壁105aと当接する2つのばね材106は、鉄合金(熱伝導率:50W・m−1・K−1)からなり、左右方向外側の放熱板41の長手方向中央にビス110により固定される。このばね材106は、放熱板41の側面に固定される固定端162と、ケース105の側壁105aと当接する一対の当接端163と、固定端162及び当接端163を接続する一対の傾斜部164と、から構成される。ばね材106は、一枚の板材を曲成することにより形成され、放熱部104と側壁105aを互いに離隔する方向へ付勢する。
ケース105の前後の側壁105aと当接する4つのばね材109は、鉄合金からなり、左右中央の放熱板41の長手方向端部にビス110により固定される。本実施形態においては、放熱板41の長手方向端部に、左右対称の2つのばね材109がそれぞれ取り付けられる。このばね材109は、放熱板41の側面に固定される固定端192と、ケース105の側壁105aと当接する当接端193と、固定端192及び当接端193を接続する湾曲部194と、から構成される。ばね材109は、一枚の板材を曲成することにより形成され、放熱部104と側壁105aを互いに離隔する方向へ付勢する。
図11は、光源装置の縦断面図である。
図11に示すように、光源装置101は、複数のガラス封止LED2が上面に搭載される線状光源部3と、線状光源部3の下面に接続され線状光源部3から下方向へ延びる放熱板41を有する放熱部104と、線状光源部3及び放熱部104を収容するケース105と、を備えている。本実施形態においては、複数の線状光源部3及び放熱板41が互いに平行に並べられ、放熱部104は各放熱板41の間に配置され隣接する2つの放熱板41を連結する放熱ブロック42を有している。ケース105は、放熱部104よりも熱伝導率が小さく、線状光源部3及び放熱部104と間隔をおいて形成される4つの側壁105aと、各側壁105aの下端を連結する底壁105bと、を有している。さらに、光源装置101は、ケース105の各側壁105aにレンズ保持板108を介して固定され各線状光源部103から発せられる光を光学的に制御する複数のレンズ107を備えている。
各レンズ107は、線状光源部3からの白色光が入射する入射部171と、入射部171からレンズ107内に入射した光を反射する反射面172と、レンズ107内の光を外部へ出射する出射面173と、レンズ保持板108に保持される鍔部174と、を有する。
入射部171は、レンズ107の下部にて上方へ凹む凹状を呈し、線状光源部3の上方を覆うよう形成される。入射部171は、線状光源部3の真上に形成され下方へ向かって凸の湾曲面171aと、湾曲面171aの幅方向両端から下方へ延びる一対の平坦面171bと、を有する。反射面172は、レンズ107の左右側部に形成され、正面視にて、ガラス封止LED2のLED素子22を焦点とする放物線形状を呈する。鍔部174は、反射面172の上端に左右方向外側へ突出するよう形成され、ケース105の側壁105aの上端側に形成された凹部105eに嵌め込まれている。出射面173は、レンズ107の上部にて平坦に形成される。本実施形態においては、レンズ107及びレンズ保持板108によりケース105の上側が塞がれ、レンズ107、レンズ保持板108、各側壁105a及び底壁105dにより閉断面をなしている。
以上のように構成された光源装置101では、互いに平行な線状光源部3及びレンズ107が複数並んでいることから、左右方向に所定の幅をもった互いに平行な複数の白色光が光源装置101から外部へ照射される。
また、各ガラス封止LED2の各LED素子22にて生じた熱は、基板本体32を介して放熱部104の放熱板41及び放熱ブロック42へ伝達される。ここで、放熱ブロック42が放熱板41の主面と面接触していることから、放熱板41と放熱ブロック42の間でもスムースに熱が伝達される。放熱板41及び放熱ブロック42へ伝達された熱は、放熱板41及び放熱ブロック42の表面から空気中に放散される。このとき、放熱ブロック42の放熱孔42aは、上方及び下方が開放されているため上下方向に空気が流通しやすい。これにより、放熱孔42a内の空気が放熱ブロック42との熱交換により加熱されると、加熱された空気が上昇して放熱孔42aから上方へ流出し、比較的低い温度の空気が下方から放熱孔42aに流入する。
このように、本実施形態の光源装置101によれば、放熱部104が剥き出しとならないようにしつつ、線状光源部3の放熱性能を格段に向上させて、線状に配置された複数のガラス封止LED2から生じる熱を的確に放散することができる。従って、各LED素子22の光量を増大させたり各LED素子22を密集させるなど発熱量が増大する構成をとることができ、各LED素子22の性能を十分に引き出すことができる。
また、ばね材106,109によりケース105の側壁105aと放熱部104とが接続されるので、放熱部104を側壁105aに対して前後方向及び左右方向について位置決めすることができる。さらに、ばね材106,109が弾性変形することで、各部品の寸法誤差、各部品を組み付ける際の組み付け誤差等を吸収することができ、装置の歩留まりを向上させることができる。さらにまた、各ガラス封止LED2にて生じた熱により、放熱部104の各部品が熱膨張した際に、ばね材106,109が弾性変形することにより、各部品の内部に生じる応力を緩和することができる。特に、ばね材106,109はケース105に対して拘束されず、ばね材106,109に過度の負荷が生じた場合は、ばね材106,109の当接端163,193が側壁105aに対して摺動することができ、過大な応力がばね材106,109をはじめ、放熱部104、ケース105等に生じることはない。従って、各ガラス封止LED2の通電時に生じる各部品の応力を低減して、各部品の変形を抑制することができるし、通電時及び非通電時の繰り返し応力の差を低減して、各部品の信頼性を向上させることができる。
尚、第1及び第2の実施形態においては実装基板31の厚さ方向を上下方向、長手方向を前後方向、幅方向を左右方向として説明しているが、光源装置1,101は任意の姿勢で使用することができ、例えば下方向、水平方向等に光を出射する姿勢としてもよいことは勿論である。
また、第2の実施形態においては、ケース105と放熱部104とがばね材106,109により接続されるものを示したが、第1の実施形態と同様に、ケースと放熱部をケースから突出する支持部により接続するものであってもよい。また、第1の実施形態の光源装置1において、ケース5と放熱部4とを支持部5bでなくばね材により接続してもよい。また、ばね材及び支持部の形状、個数、配置等については、適宜変更することができる。
また、第1及び第2の実施形態においては、光源装置1,101がケース5,105を有するものを示したが、例えば図12に示すように、光源装置201が建物等の壁部205と一体に構成されたものであってもよい。この光源装置201は、レンズ保持板208を収容する隙間が形成された壁部205を有し、レンズ保持板208の保持孔208に複数のレンズ7を保持させている。図13に示すように、この光源装置201は、複数の線状光源部3が平行に並べられ、隣接する各線状光源部3の放熱板(図示せず)を放熱ブロック42により接続するとともに、壁部205側の線状光源部3の放熱板(図示せず)と壁部205も放熱ブロック42により接続されている。この光源装置201によれば、壁部205と接続される放熱ブロック42により放熱効率がさらに高くなることに加え、壁部205へ熱を逃がすことができるので放熱性能が飛躍的に向上する。
また、前記各実施形態においては、ケース5,105としてステンレス鋼を用いたものを示したが、例えば樹脂材を用いてもよく、ケース5,105の材質は任意である。また、ケース5,105の形状も任意である。
また、前記各実施形態においては、放熱板41として銅板を示したが、例えばアルミ板、真鍮板のような他の金属材からなる板材を用いてもよい。さらにまた、放熱板41が矩形状を呈するものを示したが、放熱板41の形状は任意である。さらに、放熱部4,104の構成も任意であり、例えば放熱板41に接続されるフィン等を有していてもよい。
また、前記各実施形態においては、放熱ブロック42が直方体に形成されたものを示したが、放熱ブロック42の形状は任意である。また、各放熱板41が互いに平行に配置されるものを示したが、例えば直交する2つの放熱板41の主面に直方体の放熱ブロック42が面接触する構成であってもよい。要は、放熱ブロック42が少なくとも2つの放熱板41の主面と面接触していればよい。また、放熱ブロック42の貫通孔42aの形状、形成方向等も任意であるし、貫通孔42aを形成しない構成としてもよい。
また、前記各実施形態においては、、ケース5,105の内部にて空気が自然に対流するものを示したが、例えば、電動ファンを設けて強制的に空気を循環させるようにしてもよい。これにより、放熱部4,104と空気との熱交換効率が向上するので、各ガラス封止LED2により大きな電力を投入することができる。
また、前記各実施形態においては、実装基板31として基板本体32が銅である銅ベース基板を示したが、実装基板は例えばアルミベース基板のように他の金属をベースとした基板であってもよい。さらに、実装基板を、ポリイミドや液晶ポリマーをベースとしたフレキシブル基板とし、ガラス封止LED2と放熱板41との間に配置してもよい。実装基板として比較的薄いフィルム状の基板を用いる場合、ガラス封止LED2の放熱パターン26に対応した位置に孔を形成する等により、ガラス封止LED2の放熱パターン26と放熱板41とをはんだ等を介して直接接合することが、放熱性の観点から好ましい。ここで、銅やアルミニウムなどの金属ベース基板の絶縁層や、ポリイミドや液晶ポリマーなどの比較的薄いフィルム状の絶縁部は、ガラスエポキシ基板などの板厚が比較的大きい絶縁部に比べると、孔形成のための形状制約が小さい。このため、前記実施形態のように、サイズが比較的小さいガラス封止LEDの放熱パターンや、幅が比較的狭い実装基板に対応した孔形成をすることができる。
また、各ガラス封止LED2が電気的に直列に接続されるものを示したが、各ガラス封止LED2が並列に接続されるものであってもよい。また、ガラス封止LED2と放熱板41とが絶縁層23を介さずに接合されている例を示したが、通電電流等の制約は大きくなるものの、絶縁層やフレキシブル基板を介したものであってもよい。
また、前記各実施形態においては、ガラス封止LED2から白色光が発せられるものを示したが、例えば、ガラス封止部23に蛍光体23aが含まれない構成として、ガラス封止LEDから青色光が発せられるようにしてもよい。また、LED素子22をフリップチップ型としたものを示したが、フェイスアップ型としてもよい。さらに、1つのガラス封止LED2に搭載されるLED素子22の個数、LED素子22の配置状態は任意である。このように、ガラス封止LEDの細部構成、発光色等については適宜に変更が可能である。さらにまた、ガラス封止のLEDより信頼性等が劣るものの、樹脂封止のLEDを用いてもよいし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明の第1の実施形態を示す光源装置の外観斜視図である。 光源装置の断面図である。 光源装置の分解斜視図である。 線状光源部の外観斜視図である。 線状光源部の縦断面図である。 実装基板の上面図である。 光源装置の上面図である。 レンズ及びレンズ保持板を省略した光源装置の上面図である。 本発明の第2の実施形態を示す光源装置の上面図である。 レンズ保持板及びレンズを省略した光源装置の上面図である。 光源装置の縦断面図である。 変形例を示す光源装置の上面図である。 変形例を示すレンズ保持板及びレンズを省略した光源装置の上面図である。
符号の説明
1 光源装置
2 ガラス封止LED
3 線状光源部
4 放熱部
41 放熱板
42 放熱ブロック
101 光源装置
104 放熱部
201 光源装置

Claims (6)

  1. 複数のガラス封止LEDが搭載される複数の線状光源部と、
    前記線状光源部ごとに設けられ該線状光源部の端面にそれぞれ接続される複数の放熱板、及び、少なくとも2つの前記放熱板の主面と面接触する放熱体を有する放熱部と、を備える光源装置。
  2. 前記放熱体は、該放熱体を所定方向に貫通する貫通孔を有する請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記放熱体は、直方体状に形成され、
    前記放熱体と面接触する前記放熱板は、互いに平行に配置される請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記線状光源部及び前記放熱部と間隔をおいて形成される外壁と、前記外壁と前記放熱部とを接続する支持部と、前記外壁に形成された通気口と、を有するケースを備える請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記光源部及び前記放熱部と間隔をおいて形成される外壁を有するケースと、
    前記ケースの外壁と前記放熱部との間に介在するばね材と、を備える請求項3に記載の光源装置。
  6. 前記ケースは、前記放熱部よりも熱伝導率が小さい請求項4または5に記載の光源装置。
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