JP2009129666A - 基板の表面処理方法及びプラズマ処理装置 - Google Patents

基板の表面処理方法及びプラズマ処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】効率よく基板表面から有機物除去、及び基板表面の改質化する基板の表面処理方法、並びにプラズマ処理装置を提供すること。
【解決手段】大気に占める窒素の容量比率より大きい容量比率の窒素ガスで生成される窒素ラジカルによって、基板70近傍で必要量の酸素ラジカルを生成することができる。基板70近傍で必要量の酸素ラジカルを生成できることから、効率よく基板表面70aから有機物除去することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板表面から有機物除去、及び基板表面を改質化する表面処理工程を有した基板の表面処理方法、並びにプラズマ処理装置に関する。
従来、表示装置などに用いられる液晶ガラス基板の洗浄方法としての基板の表面処理方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この基板の表面処理方法では、大気圧近傍の圧力下で、酸素ガスを好ましくは20〜30容量%含有したガスのプラズマをプラズマ銃のプラズマ吐出口から基板表面に供給する。このことにより、プラズマ中の酸素ラジカルが基板表面に吸着または形成された有機物を、低分子化、及び酸化することで気化し、基板表面から除去している。
特開2002−143795号公報(4頁、図4)
しかしながら、従来の基板の表面処理方法では、プラズマを発生するガスに酸素ガスを好ましくは20〜30容量%含有していることから、酸素ガス以外の窒素ガスを多くても70〜80容量%しか含有していない。プラズマでは励起状態の窒素ラジカルと酸素ラジカルとが生成されており、何種類か生成される窒素ラジカルの内いくつかは、ラジカルの寿命が数十秒と長いものが存在するが、酸素ラジカルの寿命は1秒以下と短い。基板表面から有機物除去するためには、必要な量の酸素ラジカルが、基板近傍に存在しなければならない。そして、必要な量の酸素ラジカルを継続して生成するには、酸素ラジカルを生成するために必要な量の窒素ラジカルが基板近傍に存在する必要がある。しかしながら、70〜80容量%の窒素ガスで生成される窒素ラジカルでは、基板近傍で必要量の酸素ラジカルを生成することができない恐れがあり、効率よく基板表面から有機物除去することが出来ないという課題がある。
本発明は、上記の問題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる基板の表面処理方法は、大気雰囲気下で、基板表面に向けて窒素ガスと酸素ガスとを用い発生させた第1プラズマを供給することにより、前記基板表面を表面処理する表面処理工程を有し、前記表面処理工程は、前記窒素ガスと前記酸素ガスとの合計供給量に占める前記酸素ガスの容量比率が大気に占める酸素の容量比率より小さいことを特徴とする。
このような方法によれば、大気雰囲気下で、基板表面に向けて窒素ガスと酸素ガスとを用い発生させた第1プラズマを供給することにより、基板表面を表面処理する表面処理工程を有し、表面処理工程は、窒素ガスと酸素ガスとの合計供給量に占める酸素ガスの容量比率が大気に占める酸素の容量比率より小さい。第1プラズマには励起状態の窒素ラジカルと酸素ラジカルとが生成されており、窒素ラジカルの寿命は酸素ラジカルに比べて数十秒と長いが、酸素ラジカルの寿命は1秒以下と短い。このことから、寿命の長い窒素ラジカルは、窒素ラジカル生成部であるプラズマ銃内やプラズマ銃近傍だけでなく、プラズマ銃から離れた基板近傍の定常状態の窒素ガス、または酸素ガスの原子や分子にもラジカルの状態で衝突し、あらたな窒素ラジカルと酸素ラジカルとを生成して定常状態の窒素に戻る。また、寿命の短い酸素ラジカルは、酸素ラジカル生成部であるプラズマ銃内やプラズマ銃近傍の定常状態の窒素ガス、または酸素ガスの原子や分子等に衝突し、あらたな窒素ラジカルと酸素ラジカルとを生成して定常状態の酸素に戻る。上述の衝突が繰り返されることで、窒素ラジカル及び酸素ラジカルの継続的な存在が維持される。ここで、酸素ラジカルは、基板表面に吸着または形成された有機物を低分子化、及び酸化することで気化し、基板表面から除去する。また、酸素ラジカルは、基板が有機材料で形成されている場合、基板表面を酸化することで水酸基を生成し、改質化する。
ここで、窒素ガスと酸素ガスとの合計供給量に占める酸素ガスの容量比率が多すぎると窒素ガスが少なくなり、酸素ラジカルを生成するために必要な窒素ラジカルが不足することになる。よって、一定の容量比率以上の窒素ガスが必要となる。他方、窒素ガスと酸素ガスとの合計供給量に占める酸素ガスの容量比率が小さすぎると、生成される酸素ラジカルが不足することになる。よって、一定の容量比率以上の酸素ガスが必要となる。したがって、窒素ガスと酸素ガスとの合計供給量に占めるそれぞれのガスの容量比率には適正範囲があることになる。この合計供給量に占めるそれぞれのガスの適正容量比率を確認したところ、合計供給量に占める酸素ガスの適正容量比率は大気に占める酸素の容量比率より小さい容量比率であり、合計供給量に占める窒素ガスの適正容量比率は大気に占める窒素の容量比率より大きい容量比率である。大気に占める窒素の容量比率より大きい容量比率の窒素ガスで生成される窒素ラジカルによって、基板近傍で必要量の酸素ラジカルを生成することが可能になる。基板近傍で必要量の酸素ラジカルを生成できることから、効率よく基板表面から有機物除去、及び基板表面を改質化することが可能である。
[適用例2]本適用例にかかる基板の表面処理方法は、大気雰囲気下で、基板表面に向けて窒素ガスを用い発生させた第2プラズマと酸素ガスとを供給することにより、前記基板表面を表面処理する表面処理工程を有し、前記表面処理工程は、前記窒素ガスと前記酸素ガスとの合計供給量に占める前記酸素ガスの容量比率が大気に占める酸素の容量比率より小さいことを特徴とする。
このような方法によれば、大気雰囲気下で、基板表面に向けて窒素ガスを用い発生させた第2プラズマと酸素ガスとを供給することにより、基板表面を表面処理する表面処理工程を有し、表面処理工程は、窒素ガスと酸素ガスとの合計供給量に占める酸素ガスの容量比率が大気に占める酸素の容量比率より小さい。第2プラズマには励起状態の窒素ラジカルが生成されており、窒素ラジカルの寿命は数十秒と長い。また、窒素ラジカルなどが酸素ガスの原子や分子に衝突して生成された励起状態の酸素ラジカルの寿命は1秒以下と短い。このことから、寿命の長い窒素ラジカルは、窒素ラジカル生成部であるプラズマ銃内やプラズマ銃近傍だけでなく、プラズマ銃から離れた基板近傍の定常状態の窒素ガス、または酸素ガスの原子や分子にもラジカルの状態で衝突し、あらたな窒素ラジカルと酸素ラジカルとを生成して定常状態の窒素に戻る。また、寿命の短い酸素ラジカルは、酸素ラジカル近傍の定常状態の窒素ガス、または酸素ガスの原子や分子等に衝突し、あらたな窒素ラジカルと酸素ラジカルとを生成して定常状態の酸素に戻る。上述の衝突が繰り返されることで、窒素ラジカル及び酸素ラジカルの継続的な存在が維持される。ここで、酸素ラジカルは、基板表面に吸着または形成された有機物を低分子化、及び酸化することで気化し、基板表面から有機物除去する。また、酸素ラジカルは、基板が有機材料で形成されている場合、基板表面を酸化することで水酸基を生成し、改質化する。
ここで、窒素ガスと酸素ガスとの合計供給量に占める酸素ガスの容量比率が多すぎると窒素ガスが少なくなり、酸素ラジカルを生成するために必要な窒素ラジカルが不足することになる。よって、一定の容量比率以上の窒素ガスが必要となる。他方、窒素ガスと酸素ガスとの合計供給量に占める酸素ガスの容量比率が小さすぎると、生成される酸素ラジカルが不足することになる。よって、一定の容量比率以上の酸素ガスが必要となる。したがって、窒素ガスと酸素ガスとの合計供給量に占めるそれぞれのガスの容量比率には適正範囲があることになる。この合計供給量に占めるそれぞれのガスの適正容量比率を確認したところ、合計供給量に占める酸素ガスの適正容量比率は大気に占める酸素の容量比率より小さい容量比率であり、合計供給量に占める窒素ガスの適正容量比率は大気に占める窒素の容量比率より大きい容量比率である。大気に占める窒素の容量比率より大きい容量比率の窒素ガスで生成される窒素ラジカルによって、基板近傍で必要量の酸素ラジカルを生成することが可能になる。基板近傍で必要量の酸素ラジカルを生成できることから、効率よく基板表面から有機物除去、及び基板表面を改質化することが可能である。
[適用例3]上記適用例にかかる基板の表面処理方法において、前記第1プラズマ、または前記第2プラズマを供給するプラズマ銃と前記基板表面との距離が長くなるほど、前記合計供給量に占める前記酸素ガスの容量比率を小さくしていくことが好ましい。
このような方法によれば、第1プラズマ、または第2プラズマを供給するプラズマ銃と基板表面との距離が長くなるほど、合計供給量に占める酸素ガスの容量比率を小さくしていく。プラズマ銃と基板表面との距離が長くなるほど供給された第1プラズマの周囲の大気中酸素の第1プラズマに巻き込まれる容量が大きくなり、基板近傍の第1プラズマに含まれる窒素ガスの容量比率が順次小さくなる。このことから、供給された第1プラズマに含まれる酸素ガスの容量比率を上述の距離が長くなるほど小さくしていくことで、基板近傍の第1プラズマに含まれる窒素ガス及び酸素ガスの容量比率を適正範囲に収めることが可能である。また、プラズマ銃と基板表面との距離が長くなるほど供給された第2プラズマと酸素ガスとの周囲の大気中酸素の第2プラズマと酸素ガスとに巻き込まれる容量が大きくなり、基板近傍の第2プラズマと酸素ガスとに含まれる窒素ガスの容量比率が順次小さくなる。このことから、供給された第2プラズマと酸素ガスとに含まれる酸素ガスの容量比率を上述の距離が長くなるほど小さくしていくことで、基板近傍の第2プラズマと酸素ガスとに含まれる窒素ガス及び酸素ガスの容量比率を適正範囲に収めることが可能である。よって、第1プラズマ、または第2プラズマを供給するプラズマ銃と基板表面との距離が長くなっても、効率よく基板表面から有機物除去、及び基板表面を改質化することが可能である。
[適用例4]上記適用例にかかる基板の表面処理方法において、前記合計供給量に占める前記酸素ガス供給量の容量比率が0.01容量%から1容量%の範囲であることが好ましい。
このような方法によれば、合計供給量に占める酸素ガス供給量の容量比率が0.01容量%から1容量%の範囲である。このことにより、基板表面から有機物除去、及び基板表面を改質化するために必要最小容量の酸素ラジカルが確保可能であり、且つ、酸素ラジカルを効率よく生成するための窒素ラジカルが十分に確保可能になる。よって、より効率よく基板表面から有機物除去、及び基板表面を改質化することが可能である。
[適用例5]本適用例にかかるプラズマ処理装置は、中空の容器部と、前記容器部の外周面に対向配置された一対の電極と、前記容器部の一端に設けられたプラズマ吐出口とを有したプラズマ銃と、前記一対の電極間に電圧を印加する電源と、前記容器部にプラズマ発生のためのガスを供給するガス供給手段とを備え、前記プラズマ吐出口に周状に接合された鍔状板部を設けていることを特徴とする。
このような構成によれば、プラズマ吐出口に周状に接合された鍔状板部を設けられている。このことにより、表面処理対象の基板表面に対向するようにプラズマ吐出口を設置したとき、プラズマ吐出口に周状に接合された鍔状板部は、基板表面と一定の距離を保つ。このことから、プラズマ吐出口から供給されたプラズマが基板表面の広い範囲にまで到達し易くなる。そして、プラズマ吐出口から供給されたプラズマは、プラズマの周囲の大気中酸素を巻き込み難くなる。よって、広い範囲に亘り、且つ、効率よく基板表面から有機物除去、及び基板表面を改質化することが可能である。
[適用例6]上記適用例にかかるプラズマ処理装置において、前記鍔状板部が前記鍔状板部の前記プラズマ吐出口側から前記鍔状板部の外周側に向かって前記プラズマ供給方向側に傾斜していることが好ましい。
このような構成によれば、鍔状板部が鍔状板部のプラズマ吐出口側から鍔状板部の外周側に向かってプラズマ供給方向側に傾斜している。このことにより、表面処理対象の基板表面に対向するようにプラズマ吐出口を設置したとき、鍔状板部のプラズマ吐出口側と鍔状板部のプラズマ吐出口側に対向する基板との距離と鍔状板部の外周側と鍔状板部の外周側に対向する基板との距離とは、前者の距離>後者の距離の大小関係となる。このことから、プラズマ吐出口から供給されたプラズマは、鍔状板部と基板表面との間に留まり易くなる。よって、さらに効率よく基板表面から有機物除去、及び基板表面を改質化することが可能である。
以下、実施形態を図面に沿って説明する。以下の説明で参照する図は、図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺が実際とは異なる模式図である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態のプラズマ処理装置と基板の表面処理方法とを示す概略図である。図1に示すように、プラズマ処理装置1はプラズマ吐出口15を表面処理すべき基板70に向けて配置されている。
基板70はホウケイ酸系ガラスで形成され、矢印Xで示す方向に移動可能である。プラズマ処理装置1は、中空の容器部12と一対の電極11とガス導入口14とプラズマ吐出口15と異物捕捉部16と鍔状板部17とを有したプラズマ銃10と、電源20と、ガス供給手段30とを備えている。一対の電極11は容器部12の外周面12aに対向配置されている。プラズマ吐出口15は容器部12の一端に設けられている。ガス導入口14は容器部12の一端の逆側の他端に設けられている。異物捕捉部16は多孔板で形成され、プラズマにより発生した異物を捕捉する機能を有している。鍔状板部17はプラズマ吐出口15に周状に接合されている。電源20は一対の電極11間に電圧を印加する機能を有している。ガス供給手段30は容器部12にプラズマ発生のためのガスを供給する機能を有している。ここで、鍔状板部17は、ステンレス鋼で形成され、基板表面70aと一定の距離dを保ち基板表面70aに対向している(プラズマ吐出口15も、基板表面70aと一定の距離dが保たれている。)。
次に、基板70の表面処理方法について説明する。図1で示すように、基板表面70aがプラズマ吐出口15及び鍔状板部17と対向するように基板70を配置する。電源20を作動させるとともに、ガス供給手段30から流量が調整された窒素ガスと酸素ガスとを送り出す。送り出された窒素ガスと酸素ガスとが、ガス導入口14から容器部12内に導かれ、一対の電極11間に到達する。
上述の電源20の作動により、一対の電極11間に高周波電圧を印加し、容器部12内の一対の電極11間で不図示の第1プラズマが発生する。この第1プラズマでは、励起状態の窒素ラジカルと酸素ラジカルとが生成されており、窒素ラジカルの寿命は数十秒と酸素ラジカルの寿命より長いが、酸素ラジカルの寿命は1秒以下と短い。そして、この第1プラズマは矢印で示すプラズマ供給方向Yに進み、プラズマ吐出口15からリモートプラズマとして基板70に供給される。このとき、基板70を、矢印Xで示す方向に向け一定の移動速度で移動する。上述の供給された第1プラズマは、プラズマ吐出口15及びプラズマ吐出口15が対向する基板表面70aからその周囲に向かって(矢印Zで示す方向に向かって。)、基板表面70aと鍔状板部17との間を拡散していく。
第1プラズマ中の寿命の長い窒素ラジカルは、窒素ラジカル生成部であるプラズマ銃10内やプラズマ銃10近傍だけでなく、プラズマ銃10から離れた基板70近傍の定常状態の窒素ガス、または酸素ガスの原子や分子にもラジカルの状態で衝突し、あらたな窒素ラジカルと酸素ラジカルとを生成して定常状態の窒素に戻る。また、寿命の短い酸素ラジカルは、酸素ラジカル生成部であるプラズマ銃10内やプラズマ銃10近傍の定常状態の窒素ガス、または酸素ガスの原子や分子等に衝突し、あらたな窒素ラジカルと酸素ラジカルとを生成して定常状態の酸素に戻る。上述の衝突が繰り返されることで、窒素ラジカル及び酸素ラジカルの継続的な存在が維持される。
次に、基板の表面処理条件と、表面処理効果の確認としての表面処理前後の接触角θの測定結果とについて説明する。図2は、表面処理条件と接触角との関係の説明図である。また、図3は、接触角測定の説明図である。図2に示すように、表面処理条件として、ガス供給手段30による窒素ガス流量を50l/minと固定し、酸素ガス流量を横軸に示す窒素ガスと酸素ガスとの合計供給量に対する酸素ガスの容量比率となるように設定する。具体的に一例として、酸素ガスの容量比率が0.01容量%の場合、酸素ガス流量を5cc/minとする。また、電源20の印加電力を1KW、電源周波数を100KHzとする。また、距離dを1mm、5mm、10mmの3段階とする。また、基板70の移動速度を20mm/secとする。接触角測定は、協和界面科学社製の接触角計(ドロップマスター700)での接触試薬を純水とした2分のθ法で行う。2分のθ法では、図3に示すように、基板表面70aに一定量の純水の液滴80を滴下し、滴下後の一定の時間内に滴下された液滴80の頂点81と液滴80の端点82とを結ぶ直線L1の基板表面70aに対する角度θ1を測定する。ここで、2分のθ法は液滴80の輪郭が球の一部であることを前提としている。このことから、液滴80の端点82を通る接線L2の基板表面70aに対する角度θ(接触角θ)と上述の角度θ1とは、θ=2θ1が成り立っている。なお、表面処理前の基板70は洗浄後室内に略3ヶ月間放置され、有機物などが吸着した状態であり、接触角θの測定結果は略65°であった。
図2に示すように、距離dが1mm、5mm、10mmの全ての場合において、酸素ガスの容量比率が0.01容量%〜0.5容量%の範囲内であれば、表面処理後の基板70の接触角は10°以下を示し、基板表面70aからの優れた有機物除去の効果が確認できる。また、距離dが1mmの場合において、酸素ガス供給量の容量比率が0.01容量%〜1容量%の範囲内であれば、表面処理後の基板70の接触角は5°前後を示し、基板表面70aからの極めて優れた有機物除去の効果が確認できる。なお、距離dが1mmに対し、5mm、10mmと長くなるほど、酸素ガスの容量比率である最大側の容量比率を小さくした方が、有機物を効率よく基板表面70aから除去できる。
なお、基板70の表面処理の実作業において、距離dを1mm、酸素ガス供給量の容量比率を0.01容量%〜0.05容量%の範囲内で行う。生成された酸素ラジカルは、基板表面70aに吸着または形成された有機物を低分子化、及び酸化することで気化し、基板表面70aから除去する。この有機物除去は、基板70を上述のように矢印Xで示す方向に一定の移動速度で移動することから、図1に示す、基板表面70aの一端70b側から一端70bの逆側の他端70c側まで順次行うことができた。
上述の第1の実施形態では、以下の効果が得られる。
(1)大気に占める窒素の容量比率より大きい容量比率の窒素ガスで生成される窒素ラジカルによって、基板70近傍で必要量の酸素ラジカルを生成することができる。基板70近傍で必要量の酸素ラジカルを生成できることから、効率よく基板表面70aから有機物除去することができる。
(2)プラズマ吐出口15と基板表面70aとの距離dが長くなるほど供給された第1プラズマの周囲の大気中酸素の第1プラズマに巻き込まれる容量が大きくなり、基板70近傍の第1プラズマに含まれる窒素ガスの容量比率が順次小さくなる。このことから、供給された第1プラズマに含まれる酸素ガスの容量比率を距離dが長くなるほど小さくしていくことで、基板70近傍の第1プラズマに含まれる窒素ガス及び酸素ガスの容量比率を適正範囲に収めることができる。よって、第1プラズマを供給するプラズマ吐出口15と基板表面70aとの距離が長くなっても、効率よく基板表面70aから有機物除去することができる。
(3)合計供給量に占める酸素ガス供給量の容量比率が0.01容量%から0.5容量%の範囲である。このことにより、基板表面70aから有機物除去、及び基板表面70aを改質化するために必要最小容量の酸素ラジカルが確保でき、且つ、酸素ラジカルを効率よく生成するための窒素ラジカルが十分に確保できる。よって、より効率よく基板表面70aから有機物除去することができる。
(4)プラズマ処理装置1は、プラズマ吐出口15に周状に接合された鍔状板部17を設けている。このことにより、表面処理対象の基板表面70aに対向するようにプラズマ吐出口15を設置したとき、プラズマ吐出口15に周状に接合された鍔状板部17は、基板表面70aと一定の距離を保つ。このことから、プラズマ吐出口15から供給されたプラズマが基板表面70aの広い範囲にまで到達し易くなる。そして、プラズマ吐出口15から供給されたプラズマは、プラズマの周囲の大気中酸素を巻き込み難くなる。よって、広い範囲に亘り、且つ、効率よく基板表面70aから有機物除去することができる。
(第2の実施形態)
本実施形態では、上述の実施形態と同じ内容については説明を省き、異なる内容を説明する。図4は、第2の実施形態のプラズマ処理装置と基板の表面処理方法とを示す概略図である。図4に示すように、プラズマ処理装置2のガス供給手段30は2つの系統を有し、1つの系統から流量が調整された窒素ガスを送り出し、他の系統から流量が調整された酸素ガスを送り出す。送り出された窒素ガスはガス導入口14から容器部12内に導かれ、一対の電極11間に到達する。電源20の作動により、一対の電極11間に高周波電圧を印加し、容器部12内の一対の電極11間で不図示の第2プラズマを生成する。この第2プラズマでは、励起状態の窒素ラジカルが生成されている。そして、この第2プラズマは矢印で示したプラズマ供給方向Yに進み、プラズマ吐出口15からリモートプラズマとして基板70に供給される。他方、送り出された酸素ガスは基板表面70a近傍に設けられた酸素ガス吐出口18から基板表面70aに供給される。供給された酸素ガスは第2プラズマと混合状態となる。ここで、窒素ラジカルは酸素ガスとの衝突によって酸素ラジカルを生成する。
上述の第2の実施形態では、以下の効果が得られる。
(5)プラズマ吐出口15と、プラズマ吐出口15に対向する基板表面70aとの距離dが長くなるほど、供給された第2プラズマと酸素ガスとの周囲の大気中酸素の第2プラズマと酸素ガスとに巻き込まれる容量が大きくなり、基板70近傍の第2プラズマと酸素ガスとに含まれる窒素ガスの容量比率が順次小さくなる。このことから、供給された第2プラズマと酸素ガスとに含まれる酸素ガスの容量比率を距離dが長くなるほど小さくしていくことで、基板70近傍の第2プラズマと酸素ガスとに含まれる窒素ガス及び酸素ガスの容量比率を適正範囲に収めることができる。よって、プラズマ吐出口15とプラズマ吐出口15に対向する基板表面70aとの距離dが長くなっても、効率よく基板表面70aから有機物除去することができる。
(第3の実施形態)
本実施形態では、上述の実施形態と同じ内容については説明を省き、異なる内容を説明する。図5は、第3の実施形態のプラズマ処理装置と基板の表面処理方法とを示す概略図である。図5に示すように、プラズマ処理装置3は、鍔状板部17が鍔状板部17のプラズマ吐出口側17aから鍔状板部17の外周側17bに向かって、矢印で示すプラズマ供給方向Y側に傾斜している。鍔状板部17のプラズマ吐出口側17aと鍔状板部17のプラズマ吐出口側17aに対向する基板70との内周側距離d1と鍔状板部17の外周側17bと鍔状板部17の外周側17bに対向する基板70との外周側距離d2とは、d1>d2の大小関係となる。
上述の第3の実施形態では、以下の効果が得られる。
(6)鍔状板部17が鍔状板部17のプラズマ吐出口側17aから鍔状板部17の外周側17bに向かって矢印で示したプラズマ供給方向Y側に傾斜している。このことにより、表面処理対象の基板表面70aに対向するようにプラズマ吐出口15を設置したとき、鍔状板部17のプラズマ吐出口側17aと鍔状板部17のプラズマ吐出口側17aに対向する基板70との内周側距離d1と鍔状板部17の外周側17bと鍔状板部17の外周側17bに対向する基板70との外周側距離d2とは、d1>d2の大小関係となる。このことから、プラズマ吐出口15から供給された第1プラズマは、鍔状板部17と基板表面70aとの間に留まり易くなる。よって、さらに効率よく基板表面70aから有機物除去することができる。
なお、上記実施形態は上述の内容に限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において上述の内容以外に種々の変更を行うことが可能である。上記の実施形態の変形例について説明する。
図6は、一例として、変形例のプラズマ処理装置と基板の表面処理方法とを示す概略図である。図6に示すように、プラズマ処理装置4のガス供給手段30は2つの系統で容器部12に接続されていてもよい。ここで、1つの系統から流量が調整された窒素ガスを送り出し、他の系統から流量が調整された酸素ガスを送り出す。送り出された酸素ガスは酸素ガス専用導入口19から容器部12内に導かれ、容器部12内で第2プラズマと混合される。そして、第2プラズマ中の窒素ラジカルは酸素ガスとの衝突によって酸素ラジカルを生成する。
また、プラズマ処理装置2に図5で示した鍔状板部17を設けてもよい。
また、距離dは1mm超、10mm以下であってもよい。
また、基板70は白板ガラス、青板ガラス、石英、水晶、アルミナなどの無機基板、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリイミド系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂などの有機基板、鉄系金属、銅系金属、チタン系金属、アルミニウム系金属などの金属基板などであってもよい。さらに、上記の無機基板、有機基板、金属基板の複合基板であってもよい。
また、基板70の有機物除去の対象は、プレス油、切削油などの加工処理剤、フォトレジスト剤、防錆剤などの表面処理剤などであってもよい。なお、有機物除去の対象がフォトレジスト剤の場合、表面処理は灰化処理となる。
また、基板の表面処理が、有機基板である基板表面70aに水酸基を生成することにより、基板表面を改質化するものであってもよい。
また、鍔状板部17は、銅系金属、チタン系金属、アルミニウム系金属などの金属材、ホウケイ酸系ガラス、アルミナなどの無機材、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂などの有機材などで形成さていてもよい。
第1の実施形態のプラズマ処理装置と基板の表面処理方法とを示す概略図。 表面処理条件と接触角との関係の説明図。 接触角測定の説明図。 第2の実施形態のプラズマ処理装置と基板の表面処理方法とを示す概略図。 第3の実施形態のプラズマ処理装置と基板の表面処理方法とを示す概略図。 変形例のプラズマ処理装置と基板の表面処理方法とを示す概略図。
符号の説明
1、2,3,4…プラズマ処理装置、10…プラズマ銃、11…一対の電極、12…容器部、12a…外周面、15…プラズマ吐出口、17…鍔状板部、17a…プラズマ吐出口側、17b…外周側、20…電源、30…ガス供給手段、70…基板、70a…基板表面、Y…プラズマ供給方向、d…距離。

Claims (6)

  1. 大気雰囲気下で、基板表面に向けて窒素ガスと酸素ガスとを用い発生させた第1プラズマを供給することにより、前記基板表面を表面処理する表面処理工程を有し、
    前記表面処理工程は、前記窒素ガスと前記酸素ガスとの合計供給量に占める前記酸素ガスの容量比率が大気に占める酸素の容量比率より小さいことを特徴とする基板の表面処理方法。
  2. 大気雰囲気下で、基板表面に向けて窒素ガスを用い発生させた第2プラズマと酸素ガスとを供給することにより、前記基板表面を表面処理する表面処理工程を有し、
    前記表面処理工程は、前記窒素ガスと前記酸素ガスとの合計供給量に占める前記酸素ガスの容量比率が大気に占める酸素の容量比率より小さいことを特徴とする基板の表面処理方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の基板の表面処理方法において、
    前記第1プラズマ、または前記第2プラズマを供給するプラズマ銃と前記基板表面との距離が長くなるほど、前記合計供給量に占める前記酸素ガスの容量比率を小さくしていくことを特徴とする基板の表面処理方法。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の基板の表面処理方法において、
    前記合計供給量に占める前記酸素ガス供給量の容量比率が0.01容量%から1容量%の範囲であることを特徴とする基板の表面処理方法。
  5. 中空の容器部と、前記容器部の外周面に対向配置された一対の電極と、前記容器部の一端に設けられたプラズマ吐出口とを有したプラズマ銃と、
    前記一対の電極間に電圧を印加する電源と、
    前記容器部にプラズマ発生のためのガスを供給するガス供給手段とを備え、
    前記プラズマ吐出口に周状に接合された鍔状板部を設けていることを特徴とするプラズマ処理装置。
  6. 請求項5に記載のプラズマ処理装置において、
    前記鍔状板部が前記鍔状板部の前記プラズマ吐出口側から前記鍔状板部の外周側に向かって前記プラズマ供給方向側に傾斜していることを特徴とするプラズマ処理装置。
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