JP2009128603A - 表示駆動回路 - Google Patents

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喜代志 日高
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Abstract

【課題】表示駆動回路のレイアウトスペースを削減する。
【解決手段】データ線駆動回路5には、制御部11、グラフィックメモリアレイ(RAM)12、アドレスデコーダ13、プリチャージ回路14、ライトマスク回路15、ライト回路16、リード回路17、アドレスデコーダ18、RGBシフトレジスタ19、セレクタ回路20、ラインメモリ21、データセレクタ22、出力部23、及びマルチバス31が設けられる。マルチバス31は、動画データ(RGBデータ)、アドレスデータ、ライトデータ、ライトマスクデータ、及びリードデータに対応する共用データバスとして使用される。RGBシフトレジスタ19は、グラフィックメモリを介さずに直接パネルに動画データ(RGBデータ)を転送し、グラフィックメモリへのデータ書き込み動作及びグラフィックメモリからのデータ読み出し動作にも対応する。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置に使用される表示駆動回路に関する。
近年、液晶表示装置に表示される静止画及び動画からなる画像データ量が増加している。静止画データは、処理負荷が軽く、液晶表示装置の全体を統括制御するCPU(Central Processing Unit)により生成される。生成された静止画データは、グラフィックメモリ(RAM)に転送され、フレーム同期されて、例えば1走査ライン分のデータ単位で読み出される。一方、動画データは、処理量が多く、且つリアルタイム性が要求される。このため、動画データは、静止画データなどの送受信処理などを実行するCPUとは別個に設けられたDSP(Digital Signal Processor)などの専用のコントローラにより生成される(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1などに記載される表示データを表示駆動するデータ線駆動回路では、静止画データなどの読み出し及び書き込みに対応する回路とグラフィックメモリを介さず直接動画データを表示装置に転送する回路とが別個に設けられ、信号本数やデータバス本数が増大する。このため配線が増加しレイアウトスペースが増大するという問題点がある。レイアウトスペースが増大するとデータ線駆動回路のチップサイズが増大するという問題点がある。
特開2002−323881号公報(頁11、図3)
本発明は、配線を少なくしてレイアウトスペースを削減した表示駆動回路を提供する。
本発明の一態様の表示駆動回路は、表示パネルに動画を表示するときに動画データを取り込み、グラフィックメモリに静止画データを書き込むときにアドレスデコーダから出力されるデコード結果、及びライトマスクデータをラッチし、前記グラフィックメモリに書き込まれた静止画データを読み出すときにアドレスデコーダから出力されるデコード結果をラッチするRGBシフトレジスタと、前記グラフィックメモリに書き込まれた静止画データ、前記RGBシフトレジスタに取り込まれた動画データ、及び選択信号が入力され、前記選択信号に基づいて前記静止画データ或いは前記動画データのいずれかを選択し、表示データとして出力するセレクタ回路とを具備することを特徴とする。
更に、本発明の他態様の表示駆動回路は、静止画データと1フレーム分の動画データを格納するグラフィックメモリと、表示パネルに動画を表示するときに動画データを取り込み、前記グラフィックメモリに静止画データを書き込むときにアドレスデコーダから出力されるデコード結果、及びライトマスクデータをラッチし、前記グラフィックメモリに書き込まれた静止画データを読み出すときにアドレスデコーダから出力されるデコード結果をラッチするRGBシフトレジスタと、前記グラフィックメモリに書き込まれた静止画データ、前記RGBシフトレジスタに取り込まれた動画データ、及び選択信号が入力され、前記選択信号に基づいて前記静止画データ或いは前記動画データのいずれかを選択し、表示データとして出力するセレクタ回路と、前記セレクタから出力される前記表示データとラッチ信号とが入力され、前記ラッチ信号に基づいて前記表示データを1ラインラッチするラインメモリとを具備することを特徴とする。
本発明によれば、配線を少なくしてレイアウトスペースを削減した表示駆動回路を提供することができる。
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施例1に係る表示駆動回路について、図面を参照して説明する。図1は液晶表示装置を示す概略ブロック図、図2は表示駆動回路としてのデータ線駆動回路を示すブロック図である。本実施例では、動画データ(RGBデータ)を直接表示装置に転送処理するRGBシフトレジスタをグラフィックメモリへのデータ書き込み動作及びグラフィックメモリからのデータ読み出し動作にも対応できる構造にしている。また、複数のデータバスを共有化したマルチバスを用いている。
図1に示すように、液晶表示装置70には、LCDコントローラ1、CPU2、DC−DCコンバータ3、表示パネル4、データ線駆動回路5、及び走査線駆動回路6が設けられる。液晶表示装置70は、例えばQVGA携帯端末用表示装置に用いられる。
ここで、表示駆動回路としてのデータ線駆動回路5は、Xドライバ、ソースドライバ、データ線ドライバ、或いは表示ドライバとも呼称される。表示駆動回路としての走査線駆動回路6は、Yドライバあるいはゲートドライバとも呼称される。LCDコントローラ1にはDSP(Digital Signal Processor)などのプロセッサが用いられる。LCDコントローラ1とCPU2が一体化されたメディアプロセッサなどが用いられる場合がある。
LCDコントローラ1は、RGB表示データが入力され、RGB I/F(インターフェース)を介して動画データ及び制御信号をデータ線駆動回路5に出力する。
CPU(Central Processing Unit)2は、液晶表示装置70の全体を統括制御(例えばLCDコントローラ1、DC−DCコンバータ3などを制御)し、静止画データ及び制御信号をデータ線駆動回路5に出力する。また、データ線駆動回路5から返送されるデータ及び信号を入力する。
DC−DCコンバータ3は、外部電源が入力され、データ線駆動回路5及び走査線駆動回路6の動作に必要な、例えば昇圧した電源を生成して、データ線駆動回路5及び走査線駆動回路6に供給する。
データ線駆動回路5には、LCDコントローラ1から出力される動画データ(RGBデータ)及び制御信号と、CPU2から出力される静止画データ及び制御信号と、DC−DCコントローラ3から供給される電源とが入力される。データ線駆動回路5は、表示パネル4を表示駆動させるために必要な表示データ(例えば、Mが240CH本数の表示データ)を表示パネルに出力する。データ線駆動回路5は、表示データと同期された制御信号を走査線駆動回路6に出力する。
走査線駆動回路6には、データ線駆動回路5から出力される制御信号と、DC−DCコントローラ3から供給される電源とが入力される。走査線駆動回路6は、表示パネル4を表示駆動させるために必要な制御電圧情報(例えば、Nが320CH本数の制御電圧情報)を表示パネル4のTFT(Thin Film Transistor)のゲートに出力する。ここで、走査線駆動回路6は、制御信号をデータ線駆動回路5から入力しているが、LCDコントローラ1及びCPU2から制御信号を入力する場合もある。
表示パネル4には、図示しないTFT、保持容量、画素電極(液晶セル)、走査線負荷が設けられる。表示パネル4には、データ線駆動回路5から出力される静止画データ及び動画データ(RGBデータ)からなる表示データと、走査線駆動回路6から出力されるTFTの制御電圧とが入力される。表示パネル4は、静止画データに基づいて表示駆動された静止画と、動画データ(RGBデータ)に基づいて表示駆動された動画を同時に表示することができる。
図2に示すように、データ線駆動回路5には、制御部11、グラフィックメモリアレイ(RAM)12、アドレスデコーダ13、プリチャージ回路14、ライトマスク回路15、ライト回路16、リード回路17、アドレスデコーダ18、RGBシフトレジスタ19、セレクタ回路20、ラインメモリ21、データセレクタ22、出力部23、及びマルチバス31が設けられる。
データ線駆動回路5には、RGB I/F(インターフェース)を介して、LCDコントローラ1から出力される図示しない動画データ(RGBデータ)、クロック信号、水平同期信号、垂直同期信号などが入力される。データ線駆動回路5には、CPU I/F(インターフェース)を介して、CPU2から出力される図示しない静止画データ(CPUデータ)、ライト信号、ライトマスク信号、リード信号、及びその他の制御信号が入力される。
制御部11は、マルチバス31に接続され、信号処理に必要となる制御信号をデータ線駆動回路5内の回路に出力する。マルチバス31は、動画データ(RGBデータ)、アドレスデータ、ライトデータ、ライトマスクデータ、及びリードデータに対応するデータバスとして使用され、複数本のデータバスを共有化したマルチバスである。
グラフィックメモリアレイ(RAM)12は、例えばデータの高速書き込み及び高速読み出しが可能なSRAMで構成され、マルチバス31及びライト回路16を介して入力される静止画データを格納する。なお、ここでは、図示していないが1フレーム分の動画データ(RGBデータ)もグラフィックメモリアレイ(RAM)12に格納される。グラフィックメモリアレイ(RAM)12に格納された動画データ(RGBデータ)は、随時読み出され表示パネル4に表示される。
動画データ(RGBデータ)は、マルチバス31を介してRGBシフトレジスタ19に転送される。カラムアドレスデータは、マルチバス31を介してカラムアドレスデコーダとしてのアドレスデコーダ18に入力される。また、制御部11から出力されるローアドレス信号S19が、ローアドレスデコーダとしてのアドレスデコーダ13に入力される。ライトデータは、マルチバス31を介してライト回路16に転送される。ライトマスクデータは、マルチバス31とRGBシフトレジスタ19を介してライトマスク回路15に転送される。リードデータは、リード回路17を介して出力されるグラフィックメモリアレイ(RAM)12に書き込まれた表示データをマルチバス31を介して制御部11に出力される。
プリチャージ回路14には、制御部11から出力されるプリチャージ信号S18が入力される。ライト回路16には、制御部11から出力されるライト信号S17が入力される。リード回路17には、制御部11から出力されるリード信号S16が入力される。アドレスデコーダ18は、グラフィックメモリアレイ(RAM)12に書き込む静止画データのカラムアドレスを指定する。
RGBシフトレジスタ19には、マルチバス31を介して入力される動画データ(RGBデータ)と、アドレスデコーダ18から出力されるアドレス情報と、制御部11から出力される制御信号S15とが入力され、制御信号S15に基づいて動画データ(RGBデータ)をラッチする。また、RGBシフトレジスタ19は、グラフィックメモリへのデータ書き込み動作及びグラフィックメモリからのデータ読み出し動作にも対応できる構造となっている(詳細は後述する。)。
セレクタ回路20には、RGBシフトレジスタ19で取り込まれた動画データ(RGBデータ)と、グラフィックメモリ(RAM)14に書き込まれた静止画データと、RGBシフトレジスタ19から出力されるRAM/RGB選択信号S14とが入力され、RAM/RGB選択信号S14に基づいていずれかのデータを選択し、表示データとして出力する。
ラインメモリ21には、セレクタ回路20から出力される表示データと、制御部11から出力されるラッチ信号S13とが入力され、ラッチ信号S13に基づいて1ラインラッチし、そのデータをデータセレクタ22に出力する。
データセレクタ22は、3to1セレクタである。データセレクタ22には、例えば1ラインラッチされた表示データ(1走査ライン分の表示データ)と、制御部11から出力されるRGB選択信号S12とが入力され、RGB選択信号S12に基づいて1ラインラッチされた表示データをR(赤)、G(緑)、B(青)毎に時分割し、その分割した表示データを出力部23に出力する。
出力部23には、図示しないレベルシフト回路、DAC(Digital to Analog Converter)、出力回路などが設けられる。出力部23には、1ラインラッチされ、R(赤)、G(緑)、B(青)にセレクトされた表示データと、制御部11から出力される出力部制御信号S11とが入力され、出力部制御信号S11に基づいて、データセレクタ22から出力されるデジタル表示データをレベルシフト及びデジタルアナログ変換した表示データを表示パネル4に出力する。
次に、データ線駆動回路5を構成するRGBシフトレジスタ19、セレクタ回路20、リード回路/ライト回路/ライトマスク回路/プリチャージ回路部24などの回路構成について図3及び図4を参照して説明する。図3はデータ線駆動回路のRGBシフトレジスタ及びセレクタ回路を示す回路図、図4はデータ線駆動回路のリード回路/ライト回路/ライトマスク回路/プリチャージ回路部を示す回路図である。
図3に示すように、セレクタ回路20には、セレクタ41及び2入力NAND回路48がグラフィックメモリアレイ12のメモリセルアレイ毎に配置される。RGBシフトレジスタ19には、ラッチ回路42、ラッチ回路43、2入力OR回路44、2入力OR回路45、セレクタ46、及びフリップフロップ47がグラフィックメモリアレイ12のメモリセルアレイ毎に配置される。メモリセルアレイは、グラフィックメモリアレイ12に図中横方向に複数並列配置され、各々のメモリセルアレイには、複数のアドレスラインが接続される。
セレクタ回路20の2入力NAND回路48には、選択信号EN1を反転した信号と、ラッチ回路43のQポートから出力される信号とが入力され、論理演算した信号を2入力NAND回路49の入力側に出力する。選択信号EN1が“Low”レベルである“0(ゼロ)”、ラッチ回路43のQポートから出力される信号が“High”レベルレベルである“1”のとき出力が“0(ゼロ)”レベルとなる。セレクタ回路20のセレクタ41には、Sポートにラッチ回路43のQポートから出力される信号と、0ポートにグラフィックメモリアレイ12から出力される書き込まれた静止画データと、1ポートにラッチ回路42でラッチされた表示データとが入力され、選択された表示データがラインメモリ21に出力される。
2入力NAND回路49には、2入力NAND回路48から出力される信号と、選択信号EN2とが入力され、論理演算した信号をイネーブル信号として、リード回路/ライト回路/ライトマスク回路/プリチャージ回路部24に出力する。2入力NAND回路49は、入力信号のどちらか一方が“0(ゼロ)”のときに出力が“1”のイネーブルとなり、選択信号EN2が“0(ゼロ)”のときに全ページ一括リードとなる。
RGBシフトレジスタ19のフリップフロップ47は、イネーブル信号STHをDポートに入力し、クロック信号CLKAの立ち上がりエッジで取り込み、取り込まれたデータをQポートから出力する。フリップフロップ47は、リセット信号RSTをRポートに入力し、リセット信号RSTに基づいて取り込まれたデータをリセットする。イネーブル信号STHは1ラインデータのスタート位置を示す信号で、フリップフロップ47のQポートから出力される信号がRGBシフトレジスタ19のシフト信号(イネーブル信号)となる。
2入力OR回路44には、ラッチ信号LE1と、フリップフロップ47のQポートから出力される信号とが入力され、論理演算した信号をラッチ回路43のEポートに出力する。2入力OR回路45には、ラッチ信号LE2と、フリップフロップ47のQポートから出力される信号とが入力され、論理演算した信号をラッチ回路42のEポートに出力する。
セレクタ46には、1ポートにアドレスデコーダ18でアドレスデコードされた信号と、0ポートにセレクト信号SELAと、ラッチ信号LE1とが入力され、ラッチ信号LE1に基づいて1ポート或いは0ポートの信号を選択してラッチ回路43のDポートに出力する。
ラッチ回路43には、Eポートに2入力OR回路44から出力される信号と、Dポートにセレクタ46から出力される信号とが入力され、Dポートのデータをラッチし、Qポートからラッチした信号を2入力NAND回路48とセレクタ41のSポートに出力する。ラッチ回路42には、Eポートに2入力OR回路45から出力される信号と、マルチバス31或いはグラフィックメモリアレイ12から出力される信号とが入力され、ラッチした信号をセレクタ41の1ポートに出力する。
ここで、ラッチ回路43はリセット機能を有さないラッチ回路である。マルチバス31を介して転送されるアドレス情報には、表示パネルに表示される画像データに使用される以外、余分な使用されないアドレスが存在する。この本来使用されないアドレスをアドレスデコーダ18の図示しないデコーダ回路のデコードされないコードとして用いることにより、ラッチ回路43をリセットさせることができる。このため、ラッチ回路43の回路規模の増加を抑制でき、かつ信号本数を削減できる。
図4に示すように、リード回路/ライト回路/ライトマスク回路/プリチャージ回路部24には、インバータ51、クロックドインバータ52、2入力クロックドNAND回路53、2入力クロックドNAND回路54、Nch MOSトランジスタNT1、Nch MOSトランジスタNT2、及びPch MOSトランジスタPT1乃至4が設けられる。
ここで、Nch MOSトランジスタNT1、Nch MOSトランジスタNT2、及びPch MOSトランジスタPT1乃至4がプリチャージ回路14に対応する。リード回路、ライト回路、及びライトマスク回路がインバータ51、クロックドインバータ52、クロックドNAND回路53、及びクロックドNAND回路54に対応する。
Pch MOSトランジスタPT1は、ソースが電源に接続され、ドレインがノードN4に接続され、ゲートにプリチャージ信号が入力され、プリチャージ信号が“Low”レベルのときに“ON”してノードN4に電荷を供給する。Pch MOSトランジスタPT2は、ソースが電源に接続され、ドレインがノードN5に接続され、ゲートにプリチャージ信号が入力され、プリチャージ信号が“Low”レベルのときに“ON”してノードN5に電荷を供給する。Pch MOSトランジスタPT3は、ソースが電源に接続され、ドレインがノードN6に接続され、ゲートにプリチャージ信号が入力され、プリチャージ信号が“Low”レベルのときに“ON”してノードN6に電荷を供給する。Pch MOSトランジスタPT4は、ソースが電源に接続され、ドレインがノードN7に接続され、ゲートにプリチャージ信号が入力され、プリチャージ信号が“Low”レベルのときに“ON”してノードN7に電荷を供給する。
Nch MOSトランジスタNT1は、ドレインがノードN4に接続され、ソースがノードN6に接続され、ゲートにイネーブル信号が入力され、イネーブル信号が“High”レベルのときに“ON”してノードN4とノードN6の間を接続する。Nch MOSトランジスタNT2は、ドレインがノードN5に接続され、ソースがノードN7に接続され、ゲートにイネーブル信号が入力され、イネーブル信号が“High”レベルのときに“ON”してノードN5とノードN7の間を接続する。
インバータ51とクロックドインバータ52はノードN2とノードN1の間に設けられる。インバータ51は、ノードN2の信号を反転し、その信号をクロックドインバータ52に出力する。クロックドインバータ52は、インバータ51から出力される信号を図示しないクロック信号に基づいて反転し、その信号をノードN1に出力する。
2入力クロックドNAND回路53には、ノードN1の信号と、ノードN3の信号とが入力され、図示しないクロック信号に基づいて論理演算し、その信号をノードN5に出力する。2入力クロックドNAND回路54には、ノードN5の信号と、ノードN3の信号とが入力され、図示しないクロック信号に基づいて論理演算し、その信号をノードN4に出力する。
ノードN2、ノードN4、及びノードN6は、メモリセルアレイのデータ線(正転側)とセレクタ41の0ポートの間に配置される。ノードN1、ノードN5、及びノードN7は、メモリセルアレイのデータ線(反転側)とラッチ回路42の間に配置される。ノードN3のデータはMASKとなり、ノードN3はセレクタ41の1ポートに接続される。
ここで、静止画データの書き込み及び読み出しを実行する回路と、グラフィックメモリを介さずに動画データ(RGBデータ)を直接表示パネル4に転送する回路とを別個に設けた場合、グラフィックメモリの静止画データの書き込み及び読み出しを実行する回路側と、動画データ(RGBデータ)を直接表示装置に転送する回路側とにそれぞれ、例えば2つのNch MOSトランジスタと4つのPch MOSトランジスタを有するプリチャージ回路を設ける必要がある(プリチャージ回路が2つ必要)。それに対して、本実施例では兼用しているのでプリチャージ回路が1個ですみ、例えば2つのNch MOSトランジスタと4つのPch MOSトランジスタ分のレイアウトスペース及び信号本数を削減でき、データ線駆動回路5のレイアウトスペースを縮小することができる。
次に、データ線駆動回路での画像データ処理について図5乃至7を参照して説明する。図5は、グラフィックメモリへのデータ書き込みを示すタイミングチャート、図6はグラフィックメモリからデータ読み出しを示すタイミングチャート、図7はRGBデータ書き込みを示すタイミングチャートである。
図5に示すように、グラフィックメモリアレイ(RAM)12への、例えば静止画データの書き込みでは、まず、リセット信号RSTが“Low”レベルから“High”レベルとなる。 “Low”レベルのリセット信号がフリップフロップ47のRポートに入力された場合、フリップフロップ47のQポートから出力されるデータは全てリセットされ“Low”レベルとなり、ラッチ信号LE1及びLE2が有効となる。
次に、マルチバス31にアドレスデータが転送され、ラッチ信号LE1が“Low”レベルから“High”レベルに変化すると、アドレスデコーダ18、2入力OR回路44、セレクタ46、及びラッチ回路43により、マルチバス31上に出力されたアドレスデータのデコード結果がラッチされる。
続いて、マルチバス31にライトマスクデータが転送され、ラッチ信号LE2が“Low”レベルから“High”レベルに変化すると、2入力OR回路45及びラッチ回路42により、マルチバス31上に出力されたライトマスクデータがラッチされる。
そして、マルチバス31にライトデータが転送され、選択信号EN1が“High”レベルから“Low”レベルに変化すると、2入力NAND回路49から出力される信号がイネーブルになり(イネーブル信号)、ライト信号S17が“Low”レベルから“High”レベルに変化してマルチバス31上に出力されたライトデータが書き込みOK状態となる。メモリセルアレイの選択されたアドレスラインが“Low”レベルから“High”レベルになると選択されたメモリセルアレイにデータが書き込まれる。このとき、ラッチ回路42側にはライトマスクデータがラッチされているのでライトデータが“Low”レベルのメモリセルアレイにはデータが書き込まれない。
図6に示すように、グラフィックメモリアレイ(RAM)12から、例えば静止画データの読み出しでは、まず、リセット信号RSTが“Low”レベルから“High”レベルとなる。“Low”レベルのリセット信号がフリップフロップ47のRポートに入力された場合、フリップフロップ47のQポートから出力されるデータは全てリセットされ“Low”レベルとなり、ラッチ信号LE1が有効となる。
次に、マルチバス31にアドレスデータが転送され、ラッチ信号LE1が“Low”レベルから“High”レベルに変化すると、アドレスデコーダ18、2入力OR回路44、セレクタ46、及びラッチ回路43により、マルチバス31上に出力されたアドレスデータのデコード結果がラッチされる。
続いて、選択されたアドレスラインが“Low”レベルから“High”レベルとなり、選択信号EN1が“High”レベルから“Low”レベルに変化すると、2入力NAND回路49から出力される信号がイネーブルになり(イネーブル信号)、リード信号S16が“Low”レベルから“High”レベルに変化してマルチバス31へのグラフィックメモリアレイ12に格納されているリードデータの読み出しが実行される。
図7に示すように、グラフィックメモリを介さずに実行される動画データ(RGBデータ)の表示パネル4への出力では、まず、1ライン分のスタート位置を示すイネーブル信号STHが、例えば“Low”レベルから“High”変化し、“High”レベルから“Low”レベルに変化すると、これ以降RGBシフトレジスタ19のラッチ回路42にマルチバス31上の動画データ(RGBデータ)がラッチされる。
このとき、セレクト信号SELAが“High”レベルであれば、セレクタ回路20のセレクタ41がラッチ回路42でラッチされている動画データ(RGBデータ)を1ポートから取り込み(RGBデータ選択)、取り込まれた動画データ(RGBデータ)をラインメモリ21に出力する。また、セレクト信号SELAが“Low”レベルであれば、グラフィックメモリアレイ12からのデータが選択される(セレクタ回路20のセレクタ41の0ポートの選択)。
即ち、セレクト信号SELAが“High”レベルの期間、動画データ(RGBデータ)が選択され、表示パネル4に動画データ(RGBデータ)が転送される。
そして、セレクト信号SELAが“Low”レベルの期間ではグラフィックメモリアレイ12からのデータが選択される(セレクタ回路20のセレクタ41の0ポートの選択)。
上述したように、本実施例の表示駆動回路では、データ線駆動回路5に、制御部11、グラフィックメモリアレイ(RAM)12、アドレスデコーダ13、プリチャージ回路14、ライトマスク回路15、ライト回路16、リード回路17、アドレスデコーダ18、RGBシフトレジスタ19、セレクタ回路20、ラインメモリ21、データセレクタ22、出力部23、及びマルチバス31が設けられる。マルチバス31は、動画データ(RGBデータ)、アドレスデータ、ライトデータ、ライトマスクデータ、及びリードデータに対応する共用データバスとして使用される。RGBシフトレジスタ19は、グラフィックメモリを介さずに直接パネルに動画データ(RGBデータ)を転送し、グラフィックメモリへのデータ書き込み動作及びグラフィックメモリからのデータ読み出し動作にも対応する。プリチャージ回路14は、グラフィックメモリを介さず、直接動画データ(RGBデータ)の表示パネル4への転送と、静止画データの書き込み及び読み出しとにおけるプリチャージ動作を実行する。RGBシフトレジスタ19のラッチ回路43は、リセット機能を有さず、アドレスデコーダ18のデコーダ回路のデコードされないコードを用いてリセットされる。
このため、回路規模を抑制でき、信号本数やデータバス本数を抑制することができる。したがって配線本数を抑制し、レイアウトスペースを抑制できるので、従来よりもデータ線駆動回路5のチップサイズが縮小することがする。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々、変更してもよい。
例えば、本実施例では、データ線駆動回路を液晶表示装置に使用しているが、OLED(Organic Light Emitting Diode)やPDP(Plasma Display Panel)などのFPD(Flat Panel Display)に設けられるデータ線駆動回路にも適用することができる。また、ラインメモリ21の出力側に3to1のデータセレクタ22を設けて、R(赤)、G(緑)、B(青)毎に時分割し、その分割した表示データを出力部23に出力しているが、データセレクタ22を設けずに、時分割しない表示データを直接出力部23に出力してもよい。また、ラインメモリを静止画データと動画データ(RGBデータ)に別個に対応するように2個設けてもよい。更に、動画データ(RGBデータ)、アドレスデータ、ライトデータ、ライトマスクデータ、及びリードデータに対応するマルチバス31を設けているが、これに限定されるものではなく、データバスの共有本数を適宜変更してもよい。
本発明の実施例1に係る液晶表示装置を示す概略ブロック図。 本発明の実施例1に係る表示駆動回路としてのデータ線駆動回路を示すブロック図。 本発明の実施例1に係るデータ線駆動回路のRGBシフトレジスタ及びセレクタ回路を示す回路図。 本発明の実施例1に係るデータ線駆動回路のリード回路/ライト回路/ライトマスク回路/プリチャージ回路部を示す回路図。 本発明の実施例1に係るグラフィックメモリへのデータ書き込みを示すタイミングチャート。 本発明の実施例1に係るグラフィックメモリからデータ読み出しを示すタイミングチャート。 本発明の実施例1に係るRGBデータ書き込みを示すタイミングチャート。
符号の説明
1 LCDコントローラ
2 CPU
3 DC−DCコンバータ
4 表示パネル
5 データ線駆動回路
6 走査線駆動回路
11 制御部
12 グラフィックメモリアレイ(RAM)
13、18 アドレスデコーダ
14 プリチャージ回路
15 ライトマスク回路
16 ライト回路
17 リード回路
18 アドレスデコーダ
19 RGBシフトレジスタ
20 セレクタ回路
21 ラインメモリ
22 データセレクタ
23 出力部
24 リード回路/ライト回路/ライトマスク回路/プリチャージ回路部
31 マルチバス
41、46 セレクタ
42、43 ラッチ回路
44、45 OR回路
47 フリップフロップ
48、49 NAND回路
51 インバータ
52 クロックドインバータ
53、54 クロックドNAND回路
CLKA クロック信号
EN1、EN2 選択信号
LE1、LE2、S13 ラッチ信号
N1〜7 ノード
NT1、NT2 Nch MOSトランジスタ
PT1〜4 Pch MOSトランジスタ
RST リセット信号
SELA セレクト信号
STH イネーブル信号
S11 出力部制御信号
S12 RGB選択信号
S14 RAM/RGB選択信号
S15 制御信号
S16 リード信号
S17 ライト信号
S18 プリチャージ信号
S19 ローアドレス信号

Claims (5)

  1. 表示パネルに動画を表示するときに動画データを取り込み、グラフィックメモリに静止画データを書き込むときにアドレスデコーダから出力されるデコード結果、及びライトマスクデータをラッチし、前記グラフィックメモリに書き込まれた静止画データを読み出すときにアドレスデコーダから出力されるデコード結果をラッチするRGBシフトレジスタと、
    前記グラフィックメモリに書き込まれた静止画データ、前記RGBシフトレジスタに取り込まれた動画データ、及び選択信号が入力され、前記選択信号に基づいて前記静止画データ或いは前記動画データのいずれかを選択し、表示データとして出力するセレクタ回路と、
    を具備することを特徴とする表示駆動回路。
  2. 前記グラフィックメモリに静止画データを書き込み或いは前記グラフィックメモリに書き込まれた静止画データを読み出すときに用いられるプリチャージ回路を有することを特徴とする請求項1に記載の表示駆動回路。
  3. 動画データ、アドレスデータ、ライトデータ、ライトマスクデータ、及びリードデータを転送するマルチバスを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示駆動回路。
  4. 前記RGBシフトレジスタに設けられるラッチ回路は、前記アドレスデコーダのデコーダ回路のデコードされないコードによりリセットされることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示駆動回路。
  5. 静止画データと1フレーム分の動画データを格納するグラフィックメモリと、
    表示パネルに動画を表示するときに動画データを取り込み、前記グラフィックメモリに静止画データを書き込むときにアドレスデコーダから出力されるデコード結果、及びライトマスクデータをラッチし、前記グラフィックメモリに書き込まれた静止画データを読み出すときにアドレスデコーダから出力されるデコード結果をラッチするRGBシフトレジスタと、
    前記グラフィックメモリに書き込まれた静止画データ、前記RGBシフトレジスタに取り込まれた動画データ、及び選択信号が入力され、前記選択信号に基づいて前記静止画データ或いは前記動画データのいずれかを選択し、表示データとして出力するセレクタ回路と、
    前記セレクタから出力される前記表示データとラッチ信号とが入力され、前記ラッチ信号に基づいて前記表示データを1ラインラッチするラインメモリと、
    を具備することを特徴とする表示駆動回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015075770A (ja) * 2013-10-11 2015-04-20 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 映像処理装置、映像処理装置を含む電子装置、及び、映像処理方法
JP2016099935A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 株式会社ジャパンディスプレイ データ通信装置、データ通信システム
CN112216247A (zh) * 2019-07-09 2021-01-12 拉碧斯半导体株式会社 显示驱动器和半导体装置

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