JP2009128190A - 素子試験装置及び素子試験方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体装置の生産性を向上させ、低コスト化を実現する素子試験装置を提供する。
【解決手段】半導体素子20を支持する支持台11と、半導体素子20に配置されたエミッタ電極20eに面接触させる織布または不織布状の導電性シート30sと、当該主電極に接触させた導電性シート30sに荷重を与える加圧機構30pと、導電性シート30sと加圧機構30pとの間に介在する弾性体層30eと、半導体素子20の制御用電極に接触させる、少なくとも一つのコンタクトピン30gと、を有する素子試験装置1を提供する。これにより、半導体装置の生産性が向上し、低コスト化が実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は素子試験装置及び素子試験方法に関し、特に、半導体素子に係る素子試験装置及び素子試験方法に関する。
車両機器等で用いられる電力用スイッチング素子として、低損失且つ高速スイッチングが可能なパワー半導体素子が用いられている。
車両機器では、作動させる電流容量が大きいことから、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)素子を並列接続して、所謂パワーモジュールとして用いるのが一般的である。
このパワーモジュールの出荷試験では、モジュール化前に、パワー半導体素子単体でのゲート遮断時の漏れ電流測定、瞬時最大電流値でのスイッチング試験等を行い、不良素子を事前に排除している。
このようなパワー半導体素子を検査する試験装置について以下に説明する。
例えば、図11にはIGBT素子の要部図を示し、図12には素子試験装置の要部斜視図を示している。ここで、図11には、試験用に用いるIGBT素子の上面と、その側面が示され、図12には、瞬時最大電流値でのスイッチング試験が可能な素子試験装置の要部構成が示されている。
図11に示すように、IGBT素子100は、例えば、板状の外形をなし、その主面(上面側)の一部にゲート電極101が配置されている。そして、ゲート電極101以外の部分にエミッタ電極102を配置している。また、ゲート電極101とエミッタ電極102との間には絶縁層103が設けられ、ゲート電極101とエミッタ電極102間の絶縁を確保している。更に、ゲート電極101とエミッタ電極102が配置されている主面の反対側(裏面側)には、コレクタ電極104を配置している。
そして、上記のIGBT素子100を、図12に示す如く、素子試験装置200の基体201上に載置する。
ここで、素子試験装置200にあっては、上述した基体201と、金属製の支持台202と、多数配置されたコンタクトピン203とを含む構成としている。そして、当該支持台202に電圧を印加することにより、コレクタ電極104に所定の電圧が印加される。
また、素子試験装置200にあっては、コンタクトピン203を矢印の方向に降下させ、コンタクトピン203の先端をIGBT素子100のゲート電極101及びエミッタ電極102に接触させる。
そして、ゲート電極101には、コンタクトピン203の中の1本(コンタクトピン203g)を接触させ、コンタクトピン203gを介し、ゲート電極101にゲート信号を入力する。
また、エミッタ電極102に接触したコンタクトピン203に於いては、これを接地し、エミッタ電極102を接地電位とする。
素子試験装置200に、このような多数のコンタクトピン203を配置する理由は、エミッタ電極102上での局部的な電流集中を回避するためである。
例えば、数本のコンタクトピンのみをエミッタ電極102に接触させた場合、エミッタ電極102側に於いては、当該コンタクトピンの先端が点接触するため、当該接触部に電流が集中する。そして、かかる電流集中により、IGBT素子100内で、局部的な発熱が生じ、IGBT素子100が破損する場合がある。
このような電流集中を回避するために、多数のコンタクトピン203をエミッタ電極102に接触させ、各々のコンタクトピン203に電流を分散させる。これにより、IGBT素子100は、局部的な発熱を有することなく、許容発熱温度以下を維持する。
このような素子試験装置200を用いて、IGBT素子100のエミッタ電極102とコレクタ電極104との間に電圧を印加し、ゲート電極101にゲート信号を入力する。そして、IGBT素子100のエミッタ電極102とコレクタ電極104間の導通または遮断状態を繰り返させ、例えば、スイッチング特性を評価する(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−337247号公報(第10図)
しかし、エミッタ電極102表面には、自然酸化膜が形成されている。従って、エミッタ電極102に接触させるコンタクトピン203を複数本にしても、当該自然酸化膜を介してコンタクトピン203とエミッタ電極102とが接触することになる。
また、上記の素子試験装置200は、微視的な見地では、コンタクトピン203を単にエミッタ電極102に押し付けているだけである。即ち、コンタクトピン203の先端形状に倣って、素子の主電極表面が凹むわけではない。
このような状態では、接触抵抗が高くなり、通電時に接触部に於いてジュール熱が発生する。これにより、素子試験装置200を用いてパワー半導体素子の試験を実施すると、エミッタ電極102表面が溶融・軟化する場合があった。そして、溶融し、更に再結晶化した電極部は、溶融しない部分と比べ結晶粒が小さくなっている。その結果、エミッタ電極102は、均質膜でなくなってしまう。
このような不均一材質の主電極(エミッタ電極)に大電流が通電すると、パワー半導体素子の特定セルのみに大電流が通電し、本来良品である筈のパワー半導体素子に損傷を与えることがあった。
従って、上述した構成の素子試験装置200を用いて素子試験を行うと、半導体装置の生産性が向上しないという問題があった。
また、当該破壊によって、パワー半導体素子から微小な破壊片等による汚染が発生し、当該微小な破壊片がコンタクトピン203、支持台202等に拡散・付着し、新規に検査するIGBT素子に悪影響を与える場合もあった。
従前に於いては、このような破損が発生する毎に、コンタクトピン203、支持台202等から汚染の除去作業を行っていたが、このような作業工程は半導体装置の生産性を低下させ、コスト高を更に招来してしまう。
本発明は、上記の問題を解決するものであり、信頼性が高く、半導体装置の高生産性且つ低コスト化を図ることのできる素子試験装置及び素子試験方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様では、上記課題を解決するために、半導体素子の電気的特性を評価する素子試験装置であって、前記半導体素子を支持する支持台と、前記半導体素子に配置された主電極に接触させる織布または不織布状の導電性シートと、前記主電極に接触させた前記導電性シートに荷重を与える加圧機構と、前記導電性シートと前記加圧機構との間に介在する弾性体層と、前記半導体素子の制御用電極に接触させる、少なくとも一つの接触子と、を有することを特徴とする素子試験装置が提供される。
また、本発明の別の一態様では、半導体素子の電気的特性を評価する素子試験装置であって、前記半導体素子を支持する支持台と、前記半導体素子に配置された主電極に接触させる、複数の凸部を有する導電性シートと、前記主電極に接触させた前記導電性シートに荷重を与える加圧機構と、前記導電性シートと前記加圧機構との間に介在する弾性体層と、前記半導体素子の制御用電極に接触させる、少なくとも一つの接触子と、を有することを特徴とする素子試験装置が提供される。
また、本発明の更に別の一態様では、半導体素子の電気的特性を評価する素子試験装置であって、前記半導体素子を支持する支持台と、前記半導体素子に配置された主電極に接触させる、複数の凸部を有する導電性シートと、前記凸部の裏側に埋入するように、前記導電性シートの主面上に配置された第1の弾性体層と、前記主電極に接触させた前記導電性シートに荷重を与える加圧機構と、前記第1の弾性体層と前記加圧機構との間に介在する第2の弾性体層と、前記半導体素子の制御用電極に接触させる、少なくとも一つの接触子と、を有することを特徴とする素子試験装置が提供される。
また、本発明の更に別の一態様では、半導体素子の電気的特性を評価する素子試験装置であって、前記半導体素子を支持する支持台と、前記半導体素子に配置された主電極に接触させる、複数の凸部を有する導電性シートと、前記凸部の裏側に埋入するように、前記導電性シートの主面上に配置された樹脂層と、前記主電極に接触させた前記導電性シートに荷重を与える加圧機構と、前記樹脂層と前記加圧機構との間に介在する弾性体層と、前記半導体素子の制御用電極に接触させる、少なくとも一つの接触子と、を有することを特徴とする素子試験装置が提供される。
更に、本発明の更に別の一態様では、支持台の主面と半導体素子の主電極の主面とが接触するように、前記半導体素子を前記支持台上に載置するステップと、導電性シート、加圧機構、前記導電性シートと前記加圧機構との間に介在する弾性体層、少なくとも一つの接触子を備えたコンタクトブロックを、前記半導体素子に配置された別の主電極と前記導電性シートとが面接触し、前記半導体素子の制御用電極と前記接触子とが接触するように、前記主面とは反対側の主面に前記コンタクトブロックを載置するステップと、前記導電性シートに前記加圧機構により荷重を与えるステップと、前記支持台と前記導電性シート間に第1の電圧を印加し、前記接触子と前記導電性シート間に第2の電圧を印加するステップと、を有することを特徴とする素子試験方法が提供される。
本発明によれば、半導体装置の高生産かつ低コスト化を図ることのできる素子試験装置及び素子試験方法が実現する。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は第1の実施の形態の素子試験装置を説明するための要部斜視図である。
素子試験装置1は、セラミックまたは樹脂で構成された基体10と、基体10上に固定された支持台11と、複数の部材により構成されたコンタクトブロック30を含む構成としている。
支持台11上は、銅(Cu)を主たる成分とする材質で構成され、その主面が平坦性よく研磨・加工されている。また、支持台11上には、半導体素子20が載置・固定されている。
半導体素子20は、例えば、図10に例示するIGBT素子100であり、その主面(上面側)に制御用電極であるゲート電極20gと、主電極であるエミッタ電極20eを配置している。また、ゲート電極20gと、エミッタ電極20eとの間には、有機絶縁層(例えば、ポリイミド層)が形成され、ゲート電極20gと、エミッタ電極20eとの電気的な絶縁が確保されている。
また、半導体素子20の前記主面とは反対側の主面(裏面側)に於いては、もうひとつの主電極であるコレクタ電極が配置されている。即ち、半導体素子20がIGBT素子である場合、その裏面側に配置されたコレクタ電極と支持台11の主面とが面接触する。そして、当該支持台11に、電圧を印加することにより、半導体素子20のコレクタ電極に所定の電圧が印加される。
尚、半導体素子20は、IGBT素子に限ることはない。縦型のパワーデバイスであれば適用が可能であり、例えば、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)またはダイオードであってもよい。ただし、ダイオードの場合は、ゲート電極20とこれに対応する部分がないものとなる。
また、半導体素子20の上方には、半導体素子20のゲート電極20g、エミッタ電極20eに接触させるコンタクトブロック30が配置されている。
ここで、コンタクトブロック30は、その下部に導電性シート30sを配置し、導電性シート30sに密着する金属箔(図示しない)と、当該金属箔上に配置された弾性体層30eとを備えている。また、コンタクトブロック30は、弾性体層30e上に加圧機構30pを備え、導電性シート30s及び金属箔に導通する金属板30plと、当該金属板30plを挟持する金属板30cとを、含む構成としている。更に、コンタクトブロック30は、加圧機構30pに貫通する少なくとも一つのコンタクトピン(接触子)30gを備えている。
このようなコンタクトブロック30を、矢印の方向に降下させ、導電性シート30sと半導体素子20のエミッタ電極20e、並びに、コンタクトピン30gとゲート電極20gとを接触させる。そして、半導体素子20のエミッタ電極20eを接地し、コレクタ電極とエミッタ電極20eとの間に所定の電圧を印加し、ゲート電極20gにゲート信号を入力させ、素子試験を行う(後述)。
次に、上述したコンタクトブロック30の構成をより深く理解するために、コンタクトブロック30の断面図を用いて、その構造を詳細に説明する。
尚、以下に例示する全ての図面においては、同一の部材に同一の符号を付し、一度説明した部材についての再度の説明は省略する。
図2はコンタクトブロックの要部断面図模式図である。この図は、コンタクトブロック30を、半導体素子20の上面に押し当てた状態が示されている。尚、この図では、上述したコンタクトピン30gは図示されていない。
コンタクトブロック30にあっては、極細の金属線を交差するように織った、繊維状の導電性シート30sを最下層に備えている。従って、導電性シート30sと半導体素子20の上面とを接触させた場合、導電性シート30sを構成するの金属線の交差部分(後述)と半導体素子20の上面(エミッタ電極20e)とが接触することになる。
また、導電性シート30s上には、当該導電性シート30sに密着するように金属板30mが配置されている。更に、金属板30m上には、接着部材30adを介し、ゴム(例えば、シリコンゴム)等を主たる成分とする弾性体層30eが配置されている。即ち、導電性シート30sに密着する金属板30mは、接着部材30adによって、弾性体層30eに固着されている。
更に、コンタクトブロック30にあっては、弾性体層30e上に、加圧機構30pが備えられている。この加圧機構30pに於いては、その中央下部に溝部30dを形成し、弾性体層30eと加圧機構30pとが嵌合する形態をなしている。
そして、加圧機構30pの加重により、導電性シート30s及び金属板30mが荷重を与えられながら、半導体素子20の上面(エミッタ電極20e)に接触する。
ここで、加圧機構30pの下には、上述した如く、弾性体層30eが設けられている。このような弾性体層30eを加圧機構30pと金属板30mとの間に介在させることにより、加圧機構30pの半導体素子20の上面(エミッタ電極20e)に対する加重の隔たりが緩和される。
例えば、加圧機構30pと半導体素子20の上面との間に僅かな平行度のずれ(所謂、片当たり)が存在しても、その間に介在する弾性体層30eの変形により当該ずれが修正される。そして、加圧機構30pによる荷重を金属板30mの全面に行き渡らせることができる。
これにより、導電性シート30sの全ての交差部分に、加圧機構30pによる均等な荷重を行き渡らせることができる。その結果、導電性シート30sの全ての交差部分と半導体素子20の上面とが隙間なく接触することになる。
また、コンタクトブロック30にあっては、半導体素子20の主電極間に大電流(300A以上)を通電させる必要性から、半導体素子20のエミッタ電極20eに通じる通電経路が必要になる。
そこで、コンタクトブロック30の両側には、導電性シート30s及び金属板30mに導通する金属板30plが設けられている。更に、金属板30cで、金属板30plを外側から挟持することにより、金属板30plと金属板30mとの良好な電気的接続を確保している。尚、金属板30cは、弾性体層30eの側部にネジ30scrで固定されている。
そして、金属板30plは、外付けされた電気回路により接地され、導電性シート30s及び金属板30mに接触する半導体素子20のエミッタ電極20eが接地されながら、素子試験が遂行される。
次に、金属板30mに密着する導電性シート30sの構造を詳細に説明する。
図3は金属板に密着する導電性シートの要部図である。ここで、図(A)には、金属板30mに密着する導電性シート30sの要部斜視図が例示され、図(B)には、金属板30mに密着する導電性シート30sの任意の箇所A−Bの要部断面模式図が例示されている。尚、図(A)では、半導体素子20のエミッタ電極20eに接触する側の導電性シート30sの面が上側に向けて表示されている。また、図(B)には、導電性シート30sの他、半導体素子20が併せて例示されている。
図示するように、導電性シート30sは、金属板30mに密着している(図(A)参照)。そして、導電性シート30sは、互いに直行する極細の金属線30sa,30sbが夫々立体的に交差するように織られた繊維構造をなしている。尚、金属線30sa,30sbは、金(Au)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、リン青銅(Sn−P−Cu)の何れかの金属、またはこれらの金属の少なくとも2つを組み合わせた合金を主たる成分とする材質により構成されている。
これにより、上述した如く、導電性シート30sと半導体素子20の主面とを接触させた場合、金属線30sa,30sbの交差部分30scが半導体素子20の上面に抗するように押し付けられ、当該交差部分30scと半導体素子20の上面とが密着性よく接触する。
このような交差部分30scによる接触点は、例えば、半導体素子20のエミッタ電極20e上で、10〜100個/cm2形成されている。
また、導電性シート30sの金属板30mへの密着手段は、上述した加圧機構30pによる加重によっても達成されるが、導電性シート30sを金属板30mに直接的に溶接・固着するか、または、半田等の導電性接着材による貼り付け、ピン止等の何れかの方法により実施してもよい。
また、図示はしないが、上述した導電性シート30sの構造に代えて、交差する金属線30sa,30sbとを立体的に織らず、同一平面内で交差させた不織布構造としてもよい。
また、図示はしないが、上述した繊維構造を、樹脂線(例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等)を用いて織った繊維構造、または、成形加工により作製した繊維構造としてもよい。
この場合、作製した樹脂構造の表面に上述した金属材質の金属鍍金を施して、導電性シート30sと同一の外形の導電性シートを形成させる。
特に、当該導電性シートでは、その主たる成分が弾性を示す樹脂となるために、上述した平行度のずれがより改善され得る。また、当該導電性シートの全ての交差部分と半導体素子20の上面とが、より隙間なく接触することになる。
また、上述した夫々の導電性シートの最表面に金を主たる成分とする鍍金膜を形成してもよい。
また、複数の交差部分30scは、周期的に形成してもよく、非周期的に形成してもよい。
また、図示はしないが、上述した導電性シートに於いては、支持台11と半導体素子20の下面(コレクタ電極)との間に挟み、導電性シート側をコレクタ電極に接触させた状態で、素子試験を実施してもよい。
<第2の実施の形態>
次に、上述したコンタクトブロック30の形態を変形させた例について説明する。
図4は第2の実施の形態の素子試験装置を説明するための要部断面図模式図である。この図では、上述したコンタクトピン30gは図示されていない。
図示するように、このコンタクトブロック31では、極細の金属線を交差するように織った、繊維状の導電性シート30sdnを最下層に備えている。これにより、導電性シート30sdnを構成するの金属線の交差部分と半導体素子20の上面(エミッタ電極20e)とが接触することになる。
また、導電性シート30sdn上には、当該導電性シート30sdnに密着する金属板30mが配置されている。
更に、コンタクトブロック31にあっては、導電性シート30sdnに密着した金属板30mの反対側の主面に、導電性シート30supを密着させている。
そして、導電性シート30sup上には、接着部材30adを介し、ゴム(例えば、シリコンゴム)等を主たる成分とする弾性体層30eが配置されている。即ち、導電性シート30sdn、金属板30m及び導電性シート30supは、接着部材30adによって、弾性体層30eに固着されている。
このように、コンタクトブロック31は、金属板30mの上下の主面に導電性シート30sdn及び導電性シート30supを密着させている。
これにより、第1の実施の形態で説明した素子試験装置1と同様の作用効果を得ると共に、金属板30mに接触させる導電性シートの接触抵抗がより低下し、上述した大電流(300A以上)を安定して、金属板30m、導電性シート30sdn及び導電性シート30supに通電させることができる。
尚、金属板30mの上下の主面に配した導電性シート30sdnと導電性シート30supとの電気的接続は、外付け用のリード線を介して導通してもよく、金属板30m内に貫通させたビアを介して導通してもよい。
更に、導電性シート30sdnと導電性シート30supとを一体とする導電性シートを準備し、導電性シート30sdnと導電性シート30supとが対向するように折り曲げ、それらの間隙に金属板30mを挟入させてもよい。
また、一体の導電性シートにより、金属板30mの上下の主面及び両側面を包囲し、導電性シートを金属板30mの上下の主面に密着させてもよい。
以上説明した第1、2の実施の形態の素子試験装置1は、半導体素子20を支持する支持台11と、半導体素子20に配置された主電極(エミッタ電極20e)に面接触させる織布または不織布状の導電性シート30s,30sup,30sdnと、当該主電極に接触させた導電性シート30s,30sup,30sdnに荷重を与える加圧機構30pと、導電性シート30s,30sup,30sdnと加圧機構30pとの間に介在する弾性体層30eと、半導体素子20の制御用電極に接触させる、少なくとも一つの接触子(コンタクトピン30g)と、を有することを特徴としている。
<第3の実施の形態>
次に、上述したコンタクトブロック30の形態を変形させた別の例について説明する。
図5は第3の実施の形態の素子試験装置を説明するための要部断面図模式図である。この図では、上述したコンタクトピン30gは図示されていない。
図示するように、コンタクトブロック32では、半球状の凸部32bmpを複数配設した導電性シート32saを最下層に備えている。これにより、導電性シート32saに形成した複数の凸部32bmpと半導体素子20の上面(エミッタ電極20e)とが接触することになる。
また、導電性シート32sa上には、接着部材30adを介し、ゴム(例えば、シリコンゴム)等を主たる成分とする弾性体層30eが配置されている。即ち、導電性シート32saは、接着部材30adによって、弾性体層30eに固着されている。
このように、コンタクトブロック32は、弾性体層30eに導電性シート32saを固着させた構造をなしている。
そして、加圧機構30pの加重により、導電性シート32saが荷重を与えられながら、半導体素子20の上面(エミッタ電極20e)に接触する。
ここで、加圧機構30pの下には、上述した如く、弾性体層30eが設けられている。このような弾性体層30eを加圧機構30pと導電性シート32saとの間に介在させることにより、加圧機構30pの半導体素子20の上面(エミッタ電極20e)に対する加重の隔たりが緩和される。
例えば、加圧機構30pと半導体素子20の上面との間に僅かな平行度のずれ(所謂、片当たり)が存在しても、その間に介在する弾性体層30eの変形により当該ずれが修正される。
これにより、全ての凸部32bmpに、加圧機構30pによる均等な荷重を行き渡らせることができる。その結果、導電性シート32saの全ての凸部32bmpと半導体素子20の上面とが隙間なく接触することになる。
次に、弾性体層30eに固着する導電性シート32saの構造を詳細に説明する。
図6は導電性シートの要部図である。ここで、図(A)には、導電性シート32saの要部斜視図が例示され、図(B)には、導電性シート32saの任意の箇所A−Bの要部断面模式図が例示されている。また、図(B)には、導電性シート32saの他、半導体素子20、接着部材30ad、弾性体層30eが併せて例示されている。
図示するように、導電性シート32saは、一体となった金属板であり、当該金属板に多数の半球状の凸部32bmpが形成されている。このような凸部32bmpは、ロール式またはプレス式によるエンボス加工により、導電性シート32sa内に周期的または非周期的に形成される。
また、導電性シート32saの板厚は、20〜50μmであり、凸部32bmpの径は、50〜150μmである。また、凸部32bmpの高さは、5〜20μmであり、凸部32bmpのピッチは、200〜400μmである。そして、導電性シート32saは、弾性体層30eに接着部材30adによって固着されている。
また、当該導電性シート32saは、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、リン青銅(Sn−P−Cu)の何れかの金属、またはこれらの金属の少なくとも2つを組み合わせた合金を主たる成分とする材質により構成されている。
また、導電性シート32saに於いては、上記金属表面に金(Au)を主たる成分とする鍍金膜を形成させた構成であってもよい。この場合、導電性シート32saが半導体素子20上面と接触する側の面のみに金鍍金を施してもよい。これにより、導電性シート32saと半導体素子20上面(エミッタ電極20e)との接触抵抗がより低下する。
このような構成により、導電性シート32saと半導体素子20の主面とを接触させた場合、導電性シート32saの凸部32bmpが半導体素子20の上面に抗するように押し付けられ、当該凸部32bmpと半導体素子20の上面とが密着性よく接触する。
また、導電性シート32saと半導体素子20の主面とを離反させたときは、凸部32bmpの弾性により、凸部32bmpは、もとの半球状の形状を復元する。
尚、導電性シート32saに於いては、半球状の凸部32bmpに代えて、円錐状の凸部を複数個形成させてよい。
次に、導電性シート32saの変形例について説明する。
図7は導電性シートの変形例を説明するための要部図である。ここで、図(A)には、導電性シート32sbの一部分の要部上面図が例示され、図(B)には、導電性シート32sbの任意の箇所A−Bの要部断面模式図が例示されている。また、図(B)には、導電性シート32sbの他、半導体素子20、接着部材30ad、弾性体層30eが併せて例示されている。尚、導電性シート32sbの外形は、導電性シート32saと同形である。
図示するように、導電性シート32sbに於いては、一体となった金属板であり、半円筒状の溝部32dを縦横に配設している。このような形態によっても、導電性シート32sbが凸部32bmpを有する構造になる。
このような凸部32bmpは、ロール式またはプレス式によるエンボス加工により形成される。また、凸部32bmpは、導電性シート32sb内に周期的に形成させてもよく、非周期的に形成させてもよい。
また、導電性シート32sbの板厚は、20〜50μmであり、凸部32bmpの径は、50〜150μmである。また、凸部32bmpの高さは、5〜20μmであり、溝部32dのピッチは、200〜400μmである。そして、導電性シート32sbは、弾性体層30eに接着部材30adによって固着されている。
また、当該導電性シート32sbは、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、リン青銅(Sn−P−Cu)の何れかの金属、またはこれらの金属の少なくとも2つを組み合わせた合金を主たる成分とする材質により構成されている。
また、導電性シート32sbに於いては、上記金属表面に金(Au)を主たる成分とする鍍金膜を形成させた構成であってもよい。この場合、導電性シート32sbが半導体素子20上面と接触する側の面のみに金鍍金を施してもよい。これにより、導電性シート32sbと半導体素子20上面(エミッタ電極20e)との接触抵抗がより低下する。
このような構成により、導電性シート32sbと半導体素子20の主面とを接触させた場合、導電性シート32sbの凸部32bmpが半導体素子20の上面に抗するように押し付けられ、当該凸部32bmpと半導体素子20の上面とが密着性よく接触する。
また、導電性シート32sbと半導体素子20の主面とを離反させたときは、凸部32bmpの弾性により、凸部32bmpはもとの半円筒状の形状を復元する。
尚、この図では、縦横に配設させた溝部32d同士を略垂直に交差させているが、必ずしも垂直とは限ることはない。縦横の溝部32dに所定の角度をもたせて交差させてもよい。
また、図示はしないが、上述した導電性シート32sa,32sbと同一の外形を有した樹脂シートを、樹脂(例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等)を用いた成形加工により作製し、当該樹脂シートの表面に金属鍍金を施して、導電性シートを形成してもよい。この場合、当該導電性シートは、導電性シート32sa,32sbと同一の外形を有する。
特に、当該導電性シートでは、その主たる成分が弾性を示す樹脂となるために、上述した平行度のずれがより改善され得る。また、当該導電性シートの全ての凸部と半導体素子20の上面とが、より隙間なく接触することになる。
また、金属鍍金を施した導電性シート32sa,32sbの最表面に、金(Au)を主たる成分とする鍍金膜を形成させてもよい。
また、図示はしないが、上述した導電性シートに於いては、支持台11と半導体素子20の下面(コレクタ電極)との間に挟み、導電性シート側をコレクタ電極に接触させた状態で、素子試験を実施してもよい。
尚、導電性シート32sbに於いては、半円筒状の溝部32dに代えて、断面形状が三角形状となる溝部を形成させてよい。
以上説明した第3の実施の形態の素子試験装置1は、半導体素子20を支持する支持台11と、半導体素子20に配置された主電極(エミッタ電極20e)に接触させる、複数の凸部32bmpを有する導電性シート32sa,32sbと、主電極に接触させた導電性シート32sa,32sbに荷重を与える加圧機構30pと、導電性シート32sa,32sbと加圧機構30pとの間に介在する弾性体層30eと、半導体素子20のゲート電極20gに接触させる、少なくとも一つの接触子(コンタクトピン30g)と、を有することを特徴としている。
<第4の実施の形態>
次に、上述したコンタクトブロック30の形態を変形させた更に別の例について説明する。
図8は第4の実施の形態の素子試験装置を説明するための要部断面図模式図である。この図では、上述したコンタクトピン30gは図示されていない。
図示するように、コンタクトブロック33では、図6に例示した導電性シート32saを最下層に備えている。これにより、導電性シート32saに形成した複数の凸部32bmpと半導体素子20の上面(エミッタ電極20e)とが接触することになる。
また、半導体素子20と接触しない側の導電性シート32sa上には、弾性体層33eaを、所謂裏打させた状態で配置している。
即ち、コンタクトブロック33では、導電性シート32saの凸部32bmpの裏側の内部にまで、弾性体層33eaが埋入した構造をなしている。
このような弾性体層33eaは、後述する2層目の弾性体層33ebより高硬度の弾性体であり、例えば、微小粒径のガラスビーズ、シリカビーズ、金属製ビーズの何れかの少なくとも一種のビーズをシリコンゴムに混在させた弾性体を用いている。この場合、金属製ビーズは、金(Au)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、リン青銅(Sn−P−Cu)の何れかの金属、または、これらの金属の少なくとも2つを組み合わせた合金により構成されている。
コンタクトブロック33に於いては、弾性体層33ea上に、弾性体層33ebを配置している。弾性体層33ebは、例えば、ゴム(例えば、シリコンゴム)等を主たる成分としている。そして、弾性体層33ebは、接着部材33adによって、加圧機構30pに固着されている。
このように、コンタクトブロック33は、弾性体層33ea及び弾性体層33ebを備え、導電性シート32saを弾性体層33eaに固着させた構造をなしている。更に、弾性体層33eaが凸部32bmpの裏側の内部に埋設した構造をなしている。尚、弾性体層33eaと弾性体層33ebの間には、薄い接着部材(図示しない)が介在している。
そして、当該加圧機構30pが、その下方への加重することにより、導電性シート32saが荷重を与えられながら、半導体素子20の上面(エミッタ電極20e)に接触する。
ここで、加圧機構30pの下には、上述した如く、弾性体層33ea及び弾性体層33ebが設けられている。
このような弾性体層33ebを加圧機構30pと導電性シート32saとの間に介在させることにより、加圧機構30pの半導体素子20の上面(エミッタ電極20e)に対する加重の隔たりが緩和される。
例えば、加圧機構30pと半導体素子20の上面との間に僅かな平行度のずれ(所謂、片当たり)が存在しても、その間に介在する弾性体層33ebの変形により当該ずれが修正される。
これにより、全ての凸部32bmpに、加圧機構30pによる均等な荷重を行き渡らせることができる。その結果、導電性シート32saの全ての凸部32bmpと半導体素子20の上面とが隙間なく接触することになる。
特に、コンタクトブロック33に於いては、導電性シート32saの凸部32bmpの裏側にまで、弾性体層33eaを形成させていることから、当該凸部32bmpのばね性がより向上している。
従って、上述した接触の際には、導電性シート32saの凸部32bmpが半導体素子20の上面に抗するように押し付けられ、当該凸部32bmpと半導体素子20の上面とがより確実に密着性よく接触する。
また、導電性シート32saと半導体素子20の主面とを離反させたときは、凸部32bmpの弾性により、凸部32bmpは、もとの半球状の形状をより確実に復元する。
尚、コンタクトブロック33に於いては、上述した導電性シート32saに代えて、図7に例示した導電性シート32sbを用いてもよい。
以上説明した第4の実施の形態の素子試験装置1は、半導体素子20を支持する支持台11と、半導体素子20に配置された主電極(エミッタ電極20e)に接触させる、複数の凸部32bmpを有する導電性シート32sa,32sbと、凸部32bmpの裏側に埋入するように、導電性シート32sa,32sbの主面上に配置された第1の弾性体層33eaと、主電極に接触させた導電性シート32sa,32sbに荷重を与える加圧機構30pと、第1の弾性体層33eaと加圧機構30pとの間に介在する第2の弾性体層33ebと、半導体素子20のゲート電極20gに接触させる、少なくとも一つの接触子(コンタクトピン30g)と、を有することを特徴としている。
<第5の実施の形態>
次に、上述したコンタクトブロック30の形態を変形させた更に別の例について説明する。
図9は第5の実施の形態の素子試験装置を説明するための要部断面図模式図である。この図では、上述したコンタクトピン30gは図示されていない。
図示するように、コンタクトブロック34では、図6に例示した導電性シート32saを最下層に備えている。これにより、導電性シート32saに形成した複数の凸部32bmpと半導体素子20の上面(エミッタ電極20e)とが接触することになる。
また、半導体素子20と接触しない側の導電性シート32sa上には、上述した弾性体層33eaより厚みの薄い樹脂層34eを、所謂裏打させた状態で配置している。
即ち、コンタクトブロック34では、導電性シート32saの凸部32bmpの裏側の内部にまで、樹脂層34eが埋入した構造をなしている。
このような樹脂層34eは、例えば、エポキシ樹脂を主たる成分としている。
コンタクトブロック34に於いては、樹脂層34e上に、弾性体層33ebを配置している。弾性体層33ebは、例えば、ゴム(例えば、シリコンゴム)等を主たる成分としている。そして、弾性体層33ebは、接着部材33adによって、加圧機構30pに固着されている。尚、樹脂層34eと弾性体層33ebの間には、薄い接着部材(図示しない)が介在している。
このように、コンタクトブロック34は、樹脂層34e及び弾性体層33ebを備え、導電性シート32saを樹脂層34eに固着させた構造をなしている。更に、樹脂層34eが凸部32bmpの裏側の内部に埋設した構造をなしている。
そして、当該加圧機構30pが、その下方への加重することにより、導電性シート32saが荷重を与えられながら、半導体素子20の上面(エミッタ電極20e)に接触する。
ここで、加圧機構30pの下には、上述した如く、樹脂層34e及び弾性体層33ebが設けられている。
このような弾性体層33ebを加圧機構30pと導電性シート32saとの間に介在させることにより、加圧機構30pの半導体素子20の上面(エミッタ電極20e)に対する加重の隔たりが緩和される。
例えば、加圧機構30pと半導体素子20の上面との間に僅かな平行度のずれ(所謂、片当たり)が存在しても、その間に介在する弾性体層33ebの変形により当該ずれが修正される。
これにより、全ての凸部32bmpに、加圧機構30pによる均等な荷重を行き渡らせることができる。その結果、導電性シート32saの全ての凸部32bmpと半導体素子20の上面とが隙間なく接触することになる。
特に、コンタクトブロック34に於いては、導電性シート32saの凸部32bmpの裏側にまで、樹脂層34eを形成させ、樹脂層34eにより導電性シート32saを支持する構成としている。これにより、導電性シート32sa自体のゆがみ、反り等が確実に抑制される。
従って、上述した接触の際には、導電性シート32saの凸部32bmpが半導体素子20の上面に抗するように押し付けられ、当該凸部32bmpと半導体素子20の上面とがより確実に密着性よく接触する。
また、コンタクトブロック34に於いては、樹脂層34eと導電性シート32saとが一体となっていることから、これら一体となった部材を、簡便に、弾性体層33ebの主面に脱着することができる。
尚、コンタクトブロック34に於いては、上述した導電性シート32saに代えて、図7に例示した導電性シート32sbを用いてもよい。
以上説明した第5の実施の形態の素子試験装置1は、半導体素子20を支持する支持台11と、半導体素子20に配置された主電極(エミッタ電極20e)に接触させる、複数の凸部32bmpを有する導電性シート32sa,32sbと、凸部32bmpの裏側に埋入するように、導電性シート32sa,32sbの主面上に配置された樹脂層34eと、主電極に接触させた導電性シート32sa,32sbに荷重を与える加圧機構30pと、樹脂層34eと加圧機構30pとの間に介在する弾性体層33ebと、半導体素子20のゲート電極20gに接触させる、少なくとも一つの接触子(コンタクトピン30g)と、を有することを特徴としている。
<第6の実施の形態>
最後に、上述した素子試験装置1を用いた素子試験方法について説明する。ここでは、その一例として、コンタクトブロック30を用いた素子試験方法を例示する。
図10は素子試験方法を説明するための斜視図である。
先ず、図示するように、支持台11の主面と半導体素子20の主電極(コレクタ電極)の主面とが接触するように、半導体素子20を支持台11上に載置する(ステップS1)。そして、コンタクトブロック30を半導体素子20の頭上に位置させる。
次に、コンタクトブロック30を、半導体素子20に配置された別の主電極(エミッタ電極20e)と導電性シート30sとが面接触し、半導体素子20のゲート電極20gとコンタクトピン30gとが接触するように、上記主面とは反対側の主面にコンタクトブロック30を載置する(ステップS2)。
このコンタクトブロック30には、上述した如く、導電性シート30s、加圧機構30p、導電性シート30sと加圧機構30pとの間に介在する弾性体層30e、少なくとも一つのコンタクトピン30gを含む構成としている。
次に、導電性シート30sに加圧機構30pにより荷重を与える(ステップS3)。
そして、図示しないテスタにより、支持台11と導電性シート30sとの間に数キロV以下の電圧を印加する。例えば、テスタから延出された評価用の接触子を、支持台11並びに金属板plに接触させ、金属板plを介して導電性シート30sと支持台11との間に数キロV以下の電圧を印加する。更に、図示しないテスタにより、コンタクトピン30gと導電性シート30s間に、数10V以下の電圧を印加する(ステップS4)。
このような方法にて、素子試験が遂行される。
尚、加圧機構30pによる加重は、プレス機構を備えた加圧機構30pをコンタクトブロック30に設置し、当該プレス機構によってもよく、加圧機構30p自体の重力によってもよい。
また、測定した半導体素子20が仮に不良品であり、素子破壊により、微小な破壊片が半導体素子20から発生した場合は、当該微小な破壊片は、導電性シート30sに付着してこれを汚染するに止まる。従って、導電性シート30sを新たな導電性シートに交換することにより、再び、上記素子試験を実施させることができる。
このように、第1乃至6の実施の形態は、次に示す有利な効果を得る。
先ず、素子試験装置1に於いては、半導体素子20の主電極に接触させるための導電性シート30s,30sup,30sdn,32sa,32sbを設け、これらのシートに周期的または非周期的な交差部分30sc若しくは凸部32bmpを形成させている。そして、これらの導電性シートの裏面側に少なくとも一つの弾性体層を設けている。
更に、当該弾性体層を介して、加圧機構30pにより、導電性シート30s,30sup,30sdn,32sa,32sbを半導体素子20の主電極へ押し付ける機構としている。
これにより、半導体素子20の主面と、加圧機構30pの平行度のずれを、上記弾性体層、交差部分30scまたは凸部32bmpの変形・撓みよって修正して、半導体素子20の主面と、加圧機構30pとの片当りを大きく減少させている。
その結果、半導体素子20の主電極の特定領域に電流集中が生じることがなくなる。即ち、半導体素子20の各セルに、均等に電流を通電させることが可能になる。従って、従来の素子試験装置で発生した特定領域の電流集中を回避でき、半導体素子20の破損を充分に防止することができる。
尚、上述した特許文献1に於いて、半導体素子の主電極(エミッタ電極またはコレクタ電極)に、金属製不繊布で構成される接触子を接触させる方法が開示されている。
しかし、当該金属製不繊布で構成される接触子は、ランダムに配向する糸状の繊維をブロック体とするものである。このため、金属製不繊布の特定の繊維においては、半導体素子の主電極に充分に接触したり、或いは、充分に接触しなかったりする可能性がある。従って、当該構成では、半導体素子の特定のセルへの電流集中を招来する可能性がある。
また、特許文献1には、加圧機構30pと半導体素子20の主面との平行度のずれを修正する具体的手段が開示されていない。
然るに、第1乃至6の実施の形態では、多数の交差部分30sc或いは凸部32bmpを有した導電性シート30s,30sup,30sdn,32sa,32sbを配置し、これらの導電性シートと加圧機構30pとの間に、少なくとも一つの弾性体層を介在させている。これにより、加圧機構30pと半導体素子20の主面との平行度のずれを修正し、且つ、加圧機構30pによって与えられる荷重を均等に、交差部分30sc或いは凸部32bmpに行き渡らすことができる。
また、素子試験装置1に於いては、コンタクトブロック30,31,32,33によって、半導体素子20の主面を覆いながら試験を遂行する。従って、半導体素子20が破損し、微小な破壊片を発生しても、当該微小な破壊片を、導電性シート30s,30sup,30sdn,32sa,32sbまたは金属板30mにより封じることができる。即ち、当該破損の影響を、導電性シート30s,30sup,30sdn,32sa,32sbまたは金属板30m以外の部材に及ぼさない。
また、コンタクトブロック30,31,32,33に備えた、導電性シート30s,30sup,30sdn,32sa,32sb、金属板30mは、低価格であり、簡便に交換可能な構造であるため、これらの部材を交換するだけで、素子試験装置1を長時間に渡り使用し続けることができる。
また、半導体素子に接触する部分の汚染を除去する無駄な作業工程がなくなる。
これにより、半導体装置の高生産かつ低コスト化を図ることのできる素子試験装置及び素子試験方法が実現する。
尚、上述した第1乃至5の実施の形態は、夫々が独立した実施の形態とは限らない。これらの実施の形態の中、2つ以上の実施の形態を複合させた実施の形態としてもよい。
第1の実施の形態の素子試験装置を説明するための要部斜視図である。 コンタクトブロックの要部断面図模式図である。 金属板に密着する導電性シートの要部図である。 第2の実施の形態の素子試験装置を説明するための要部断面図模式図である。 第3の実施の形態の素子試験装置を説明するための要部断面図模式図である。 導電性シートの要部図である。 導電性シートの変形例を説明するための要部図である。 第4の実施の形態の素子試験装置を説明するための要部断面図模式図である。 第5の実施の形態の素子試験装置を説明するための要部断面図模式図である。 素子試験方法を説明するための斜視図である。 IGBT素子の要部図である。 素子試験装置の要部斜視図である。
符号の説明
1 素子試験装置
10 基体
11 支持台
20 半導体素子
20e エミッタ電極
20g ゲート電極
30,31,32,33,34 コンタクトブロック
30ad,33ad 接着部材
30c,30m,30pl 金属板
30d,32d 溝部
30e,33ea,33eb 弾性体層
30g コンタクトピン
30p 加圧機構
30s,30sup,30sdn,32sa,32sb 導電性シート
30sa,30sb 金属線
30sc 交差部分
30scr ネジ
32bmp 凸部
34e 樹脂層

Claims (31)

  1. 半導体素子の電気的特性を評価する素子試験装置であって、
    前記半導体素子を支持する支持台と、
    前記半導体素子に配置された主電極に接触させる織布または不織布状の導電性シートと、
    前記主電極に接触させた前記導電性シートに荷重を与える加圧機構と、
    前記導電性シートと前記加圧機構との間に介在する弾性体層と、
    前記半導体素子の制御用電極に接触させる、少なくとも一つの接触子と、
    を有することを特徴とする素子試験装置。
  2. 前記導電性シートが複数の金属線を交差させた織布または不織布であることを特徴とする請求項1記載の素子試験装置。
  3. 前記導電性シートが複数の樹脂線を交差させた織布または不織布であり、前記織布表面または前記不織布表面に金属膜を形成させたことを特徴とする請求項1記載の素子試験装置。
  4. 前記織布または前記不織布に、金属板の少なくとも一つの主面を密着させたことを特徴とする請求項2または3記載の素子試験装置。
  5. 前記金属線、前記金属膜、前記金属板の材質が金(Au)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、リン青銅(Sn−P−Cu)の何れかの金属、または、これらの金属の少なくとも2つを組み合わせた合金を主たる成分とする材質により構成されていることを特徴とする請求項2乃至4の何れか一項に記載の素子試験装置。
  6. 前記導電性シートの最表面に金(Au)を主成分とする金属膜が形成されていることを特徴とする請求項2または3記載の素子試験装置。
  7. 前記弾性体層の主たる成分がシリコンゴムであることを特徴とする請求項1記載の素子試験装置。
  8. 半導体素子の電気的特性を評価する素子試験装置であって、
    前記半導体素子を支持する支持台と、
    前記半導体素子に配置された主電極に接触させる、複数の凸部を有する導電性シートと、
    前記主電極に接触させた前記導電性シートに荷重を与える加圧機構と、
    前記導電性シートと前記加圧機構との間に介在する弾性体層と、
    前記半導体素子の制御用電極に接触させる、少なくとも一つの接触子と、
    を有することを特徴とする素子試験装置。
  9. 前記導電性シートが金属板であり、前記半導体素子の前記主電極に接触させる側の前記金属板に、前記凸部が形成されていることを特徴とする請求項8記載の素子試験装置。
  10. 前記導電性シートが樹脂表面に金属膜を形成させたシートであり、前記半導体素子の前記主電極に接触させる側の前記シートに、前記凸部が形成されていることを特徴とする請求項8記載の素子試験装置。
  11. 前記凸部の形状が半球状または半円筒状であることを特徴とする請求項8乃至10の何れか一項に記載の素子試験装置。
  12. 前記金属板、前記金属膜の材質が金(Au)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、リン青銅(Sn−P−Cu)の何れかの金属、または、これらの金属の少なくとも2つを組み合わせた合金を主たる成分とする材質により構成されていることを特徴とする請求項9または10記載の素子試験装置。
  13. 前記導電性シートの最表面に金(Au)を主成分とする金属膜が形成されていることを特徴とする請求項8乃至10の何れか一項に記載の素子試験装置。
  14. 前記弾性体層の主たる成分がシリコンゴムであることを特徴とする請求項8記載の素子試験装置。
  15. 半導体素子の電気的特性を評価する素子試験装置であって、
    前記半導体素子を支持する支持台と、
    前記半導体素子に配置された主電極に接触させる、複数の凸部を有する導電性シートと、
    前記凸部の裏側に埋入するように、前記導電性シートの主面上に配置された第1の弾性体層と、
    前記主電極に接触させた前記導電性シートに荷重を与える加圧機構と、
    前記第1の弾性体層と前記加圧機構との間に介在する第2の弾性体層と、
    前記半導体素子の制御用電極に接触させる、少なくとも一つの接触子と、
    を有することを特徴とする素子試験装置。
  16. 前記導電性シートが金属板であり、前記半導体素子の前記主電極に接触させる側の前記金属板に、前記凸部が形成されていることを特徴とする請求項15記載の素子試験装置。
  17. 前記導電性シートが樹脂表面に金属膜を形成させたシートであり、前記半導体素子の前記主電極に接触させる側の前記シートに、前記凸部が形成されていることを特徴とする請求項15記載の素子試験装置。
  18. 前記凸部の形状が半球状または半円筒状であることを特徴とする請求項15乃至17の何れか一項に記載の素子試験装置。
  19. 前記第1の弾性体層の硬度が前記第2の弾性体層の硬度よりも高いことを特徴とする請求項15記載の素子試験装置。
  20. 前記第1の弾性体層の材質がガラスビーズ、シリカビーズ、金属製ビーズの何れかの少なくとも一種のビーズをシリコンゴムに混在させた材質であることを特徴とする請求項15記載の素子試験装置。
  21. 前記第2の弾性体層の主たる成分がシリコンゴムであることを特徴とする請求項15記載の素子試験装置。
  22. 前記金属板、前記金属膜の材質が金(Au)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、リン青銅(Sn−P−Cu)の何れかの金属、または、これらの金属の少なくとも2つを組み合わせた合金を主たる成分とする材質により構成されていることを特徴とする請求項16または17記載の素子試験装置。
  23. 前記導電性シートの最表面に金(Au)を主成分とする金属膜が形成されていることを特徴とする請求項15乃至17の何れか一項に記載の素子試験装置。
  24. 半導体素子の電気的特性を評価する素子試験装置であって、
    前記半導体素子を支持する支持台と、
    前記半導体素子に配置された主電極に接触させる、複数の凸部を有する導電性シートと、
    前記凸部の裏側に埋入するように、前記導電性シートの主面上に配置された樹脂層と、
    前記主電極に接触させた前記導電性シートに荷重を与える加圧機構と、
    前記樹脂層と前記加圧機構との間に介在する弾性体層と、
    前記半導体素子の制御用電極に接触させる、少なくとも一つの接触子と、
    を有することを特徴とする素子試験装置。
  25. 前記導電性シートが金属板であり、前記半導体素子の前記主電極に接触させる側の前記金属板に、前記凸部が形成されていることを特徴とする請求項24記載の素子試験装置。
  26. 前記導電性シートが樹脂表面に金属膜を形成させたシートであり、前記半導体素子の前記主電極に接触させる側の前記シートに、前記凸部が形成されていることを特徴とする請求項24記載の素子試験装置。
  27. 前記凸部の形状が半球状または半円筒状であることを特徴とする請求項24乃至26の何れか一項に記載の素子試験装置。
  28. 前記弾性体層の主たる成分がシリコンゴムであることを特徴とする請求項24記載の素子試験装置。
  29. 前記金属板、前記金属膜の材質が金(Au)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、リン青銅(Sn−P−Cu)の何れかの金属、または、これらの金属の少なくとも2つを組み合わせた合金を主たる成分とする材質により構成されていることを特徴とする請求項25または26記載の素子試験装置。
  30. 前記導電性シートの最表面に金(Au)を主成分とする金属膜が形成されていることを特徴とする請求項24乃至26の何れか一項に記載の素子試験装置。
  31. 支持台の主面と半導体素子の主電極の主面とが接触するように、前記半導体素子を前記支持台上に載置するステップと、
    導電性シート、加圧機構、前記導電性シートと前記加圧機構との間に介在する弾性体層、少なくとも一つの接触子を備えたコンタクトブロックを、前記半導体素子に配置された別の主電極と前記導電性シートとが面接触し、前記半導体素子の制御用電極と前記接触子とが接触するように、前記主面とは反対側の主面に前記コンタクトブロックを載置するステップと、
    前記導電性シートに前記加圧機構により荷重を与えるステップと、
    前記支持台と前記導電性シート間に第1の電圧を印加し、前記接触子と前記導電性シート間に第2の電圧を印加するステップと、
    を有することを特徴とする素子試験方法。
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