JP2009127797A - 弁付管継手 - Google Patents

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邦明 中林
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Abstract

【課題】圧力損失が低減された弁付管継手とする。
【解決手段】筒体21の内周面21aで形成される流路L2に、頭部31を有する弁30、この弁30を軸方向に移動可能に支持する弁支持具A、弁30を先端側に付勢する付勢部材8及び先端側に向かうに応じて径が広がる整流部材6が配置されている。そして、内周面21aは、軸方向に関して、基端縁21cから弁支持具A配置位置までが径が実質的に変化しない第1の同一径部X1とされ、整流部材6及び頭部31配置位置において第1の同一径部X1よりも大径の大径部X2とされ、この大径部X2が基端側端部を整流部材6の軸方向中央部相当位置から基端側に向かうに応じて径が狭まるテーパー部X3とされ、このテーパー部X3が整流部材6の基端縁相当位置Y3において第1の同一径部X1と連なる形状とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばカップラーなどといわれる弁付の管継手に関するものである。
従来から、油圧機器などに用いられ、水や油などの流体が流れる管の継手として、カップラーなどといわれる弁付の管継手が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この弁付の管継手は、同文献に示されるように(以下、同文献において用いられている符号を括弧書きで示す。)、ノーズなどといわれる雄継手(22)と、ボディーなどといわれる雌継手(21)との組合せで構成されている。
より詳細には、雄継手(22)がノーズ本体などといわれる筒状の雄筒体を有し、この雄筒体の内周面が流路を形成している。同様に、雌継手(21)がボディー本体などといわれる筒状の雌筒体を有し、この雌筒体の内周面も流路を形成している。このようにしてなる雄筒体及び雌筒体は、雄筒体の先端部を雌筒体の先端部内周面で形成された開口部に嵌入しつつ、例えば、螺合し、あるいは同文献のような連結機構を利用するなどの適宜の方法で固定して、連結することができる。
また、雄継手(22)及び雌継手(21)は、流路に、それぞれポペットバルブなどといわれる弁が備えられている。この弁は、ポペットなどといわれるテーパー状(円錐状)の頭部(241,242)と、この頭部(241,242)の基端面(2411,2421)から延出する(つまり基端側に延出する)頭部(241,242)よりも小径の軸部とを有する。
さらに、雄継手(22)及び雌継手(21)は、流路に、ポペットガイド、羽根部などといわれる弁の支持具(26)が備えられている。この弁支持具(26)は、筒体の内周面に固定されて、前記弁の軸部を軸方向に移動可能に支持する。また、この弁支持具(26)は、筒体の内周面にこの内周面から内周部が突出するように嵌め込まれた環状の掛止リング(25)に掛止されている。なお、この掛止は、例えば、C型止め輪、スピロロックス等を利用して行われ、あるいは内周面の一部が縮径してなる突状部を利用して行われることなどもある。この掛止によって弁支持具(26)は、筒体に対して、基端側へは移動不能に固定されている。
さらに、雄継手(22)及び雌継手(21)は、流路に、コイル状のスプリング、バネなどからなる付勢部材(27)が備えられている。この付勢部材(27)は、弁支持具(26)と頭部(241,242)の基端面(2411,2421)間に介在されており、したがって、頭部(241,242)は、付勢部材(27)によって先端側に付勢される。そして、この付勢により、雄筒体の先端部が雌筒体の前述開口部に嵌入されていない状態(嵌入が外れた状態)においては、流路が塞がれた状態となる。より詳細には、この流路を形成する筒体の内周面には、軸心側(内方)に突出する縮径部(28)が設けられている。そして、頭部(241,242)が付勢されて先端側に移動すると、当該縮径部(28)の内周面と頭部(241,242)のテーパー面とが当接し、この当接によって流路が塞がれる。
他方、雄筒体の先端部が雌筒体の前述開口部に嵌入された状態においては、両流路が連通した状態になる。より詳細には、まず、嵌入が外れた状態においては、一方の頭部(241)の先端部(2410)が、雄筒体の内周面に形成された縮径部(28)の先端面から突出し、他方の頭部(242)の先端部(2420)が、雌筒体の内周面に形成された縮径部(28)の先端面から突出している。また、嵌入状態においては、雄筒体の内周面に形成された縮径部(28)の先端面と雌筒体の内周面に形成された縮径部(28)の先端面とが突き当たり、位置決めされる。したがって、嵌入状態においては、両頭部(241,242)が相互に押し合い、この押し合いにより両頭部(241,242)が縮径部(28)から離れ、もって両流路が連通する。
さらに、以上のようにして構成される弁付管継手は、両流路それぞれに、整流リングなどといわれる整流部材(1)が配置されている。この整流部材(1)は、付勢部材(27)及び弁の軸部が挿通され、かつ基端側から先端側に向かうに応じて径が広がり、先端縁の径が頭部(241,242)の径に近づけられている。この整流部材(1)の配置により、流路内を流れる流体が、頭部(241,242)の基端面(2411,2421)に衝突するのを防止し、もって圧力損失の低減を図ろうとするものである。この整流部材(1)に関しては、例えば、特許文献2なども参考になる。
以上のようにして構成される弁付管継手は、雄継手(22)と雌継手(21)との連結が容易であり、また、整流部材(1)の配置によって圧力損失の低減が図られているが、更なる圧力損失の低減が求められ、その提案が期待されている。
特開平8−320092号公報 特開昭53−116523号公報
本発明が解決しようとする主たる課題は、圧力損失が低減された弁付管継手を提供することにある。
この課題を解決した本発明は、次のとおりである。
〔請求項1記載の発明〕
内周面が流路を形成する雄筒体と、内周面が流路を形成し、かつ前記雄筒体の先端部が嵌入される雌筒体と、を有し、
前記両流路それぞれに、
頭部及びこの頭部の基端面から延出する前記頭部より小径の軸部を有する弁と、前記内周面に固定されて前記軸部を軸方向に移動可能に支持する弁支持具と、この弁支持具及び前記頭部の基端面間に介在されて前記頭部を先端側に付勢する付勢部材と、この付勢部材及び前記軸部が挿通され、かつ基端側から先端側に向かうに応じて径が広がる整流部材と、が配置され、
前記嵌入が外れた状態においては、前記頭部が先端側に付勢されて前記内周面に設けられた縮径部と当接し、この当接によって前記流路が塞がれ、前記嵌入の状態においては、前記両頭部が相互に押し合い、この押し合いにより前記両頭部が前記縮径部から離れて前記両流路が連通する、構成とされた弁付管継手であって、
前記内周面は、軸方向に関して、
基端縁から前記弁支持具配置位置までが、径が実質的に変化しない第1の同一径部とされ、前記整流部材及び前記頭部配置位置において、当該第1の同一径部よりも大径の大径部とされ、この大径部が、先端側において前記縮径部と連なり、基端側端部を前記整流部材の軸方向中央部相当位置から基端側に向かうに応じて径が狭まるテーパー部とされ、このテーパー部が、前記整流部材の基端縁相当位置又はこの基端縁相当位置よりも基端側において前記第1の同一径部と連なる形状とされている、
ことを特徴とする弁付管継手。
〔請求項2記載の発明〕
前記テーパー部と前記第1の同一径部とが連なる位置が、前記整流部材の基端縁相当位置よりも0〜20mm基端側とされている、
請求項1記載の弁付管継手。
〔請求項3記載の発明〕
前記内周面の大径部は、
前記テーパー部よりも先端側において、径が実質的に変化しない第2の同一径部とされ、かつ、前記縮径部と連なるための縮径開始位置が、前記嵌入状態において前記頭部の最大径相当位置よりも先端側とされている、
請求項1又は請求項2記載の弁付管継手。
本発明によると、圧力損失が低減された弁付管継手となる。
次に、本発明の実施の形態を説明する。
図1及び図2に示すように、本実施の形態の弁付管継手1は、前述特許文献1に記載の弁付管継手と基本的には同じ部材で構成されている。
すなわち、本形態の弁付管継手1は、ノーズなどといわれる雄継手2と、ボディーなどといわれる雌継手3との組合せで構成されている。そして、雄継手2は、ノーズ本体などといわれる筒状の雄筒体11を有し、この雄筒体11の内周面11aが流路L1を形成している。同様に、雌継手3は、ボディー本体などといわれる筒状の雌筒体21を有し、この雌筒体21の内周面21aが流路L2を形成している。
このようにしてなる雄筒体11及び雌筒体21は、雄筒体11の先端部11Aを雌筒体21の先端部内周面21Aで形成された開口部に嵌入しつつ、例えば、螺合し、あるいは連結機構70を利用するなどの適宜の方法で固定して、連結することができる。
また、雄継手2及び雌継手3は、流路L1,L2に、それぞれポペットバルブなどといわれる弁30が備えられている。この弁30は、ポペットなどといわれるテーパー状(円錐状)の頭部31と、この頭部31の基端面31a(図2参照)から延出する(つまり基端側に延出する)頭部31よりも小径の軸部32とを有する。
さらに、雄継手2及び雌継手3は、流路L1,L2に、ポペットガイド、羽根部などといわれる弁30の支持具Aが備えられている。この弁支持具Aは、筒体11,21の内周面11a,21aに固定されて、弁30の軸部32を軸方向に移動可能に支持する。また、この弁支持具Aは、筒体11,21の内周面11a,21aにこの内周面11a,21aから内周部が突出するように嵌め込まれた環状の掛止リング9に掛止されている。この掛止は、例えば、C型止め輪、スピロロックス等を利用して行い、あるいは内周面11a,21aの一部が縮径してなる突状部を利用して行うこともできる。この掛止によって弁支持具Aは、筒体11,21に対して、基端側へは移動不能に固定されている。
さらに、雄継手2及び雌継手3は、流路L1,L2に、コイル状のスプリング、バネなどからなる付勢部材8が備えられている。この付勢部材8は、弁支持具Aと頭部31の基端面31aとの間に介在されており、したがって、頭部31は、付勢部材8によって先端側に付勢される。そして、この付勢により、雄筒体11の先端部11Aが雌筒体21の前述開口部に嵌入されていない状態(嵌入が外れた状態)においては、流路L1,L2が塞がれた状態となる。より詳細には、この流路L1,L2を形成する筒体11,21の内周面11a,21aには、軸心側(内方)に突出する縮径部12,22が設けられている。そして、頭部31が付勢されて先端側に移動すると、当該縮径部12,22の内周面(11a,21a)と頭部31のテーパー面31b(図2参照)とが当接し、この当接によって流路L1,L2が塞がれる。
他方、雄筒体11の先端部11Aが雌筒体21の前述開口部に嵌入された状態においては、両流路L1,L2が連通した状態となる。より詳細には、まず、嵌入が外れた状態においては、流路L1に配置された頭部31の先端部が、雄筒体11の内周面11aに形成された縮径部12の先端面から突出し、流路L2に配置された頭部31の先端部が、雌筒体21の内周面21aに形成された縮径部22の先端面から突出している。また、嵌入状態においては、雄筒体11の内周面11aに形成された縮径部12の先端面と雌筒体21の内周面21aに形成された縮径部22の先端面とが突き当たり、位置決めされる。したがって、嵌入状態においては、両頭部31が相互に押し合い、この押し合いにより両頭部31が縮径部12,22から離れ、もって両流路L1,L2が連通する。
さらに、以上のようにして構成される弁付管継手1は、両流路L1,L2それぞれに、整流リングなどといわれる整流部材6が配置されている。この整流部材6は、軸心部に軸方向に貫通する貫通孔を有し、この貫通孔に付勢部材8及び弁30の軸部32が挿通されている。また、この整流部材6は、基端側から先端側に向かうに応じて径が広がり、先端縁の径が頭部31の径に近づけられている。したがって、この整流部材6の配置により、流路L1,L2内を流れる流体が、頭部31の基端面31aに衝突するのが防止され、もって圧力損失の低減が図られる。
一方、本形態において、雄継手2と雌継手3との連結方法は、特に限定されず、例えば、雄筒体11と雌筒体21とを螺合するなどして固定し、連結することもできる。ただし、本実施の形態では、連結容易性という観点から、連結機構70を利用して固定し、連結する方法を採用している。この連結機構70は、雌筒体21の先端部に、同軸的に、かつ外接するように備えられたカラーなどといわれる連結筒体71を有する。この連結筒体71は、先端側が肉厚、基端側が肉薄とされ、この肉薄部の内周面と雌筒体21の外周面との間にコイル状のスプリング、バネなどからなる付勢部材72が介在されている。この付勢部材72は、連結筒体71の肉厚部と肉薄部との段差部分に掛合しており、連結筒体71を先端側に付勢している。ただし、雌筒体21の先端部外周面には、この外周面から突出するように環状のリングや、複数のボール部材等で構成された突部材73が嵌め込まれている。したがって、連結筒体71の肉厚部が当該突部材73と掛合することによって、当該付勢による連結筒体71の先端側への移動が限界付けられ、通常、この状態にある。一方、連結機構70は、ボール部材75を有し、このボール部材75は、雌筒体21の先端部に形成された孔76内に配置されている。ボール部材75は、通常、連結筒体71の肉厚部内周面によって覆われ、外方への移動が阻止されている。また、孔76の内方側の径はボール部材75の径よりも小さくなっており、ボール部材75は、雌筒体21の先端部内周面21Aから突出した状態で移動不能となっている。本形態において、ボール部材75及び孔76は、雌筒体21の周方向に適宜の間隔をおいて複数設けられている。
以上のようにしてなる連結機構70を用いて雄継手2と雌継手3とを連結するにあたっては、まず、連結筒体71を基端側に移動(スライド)し、ボール部材75を外方へ移動可能とする。次に、この状態において、雄筒体11の先端部11Aを雌筒体21の先端部内周面21Aで形成された開口部に嵌入する。この嵌入時において、ボール部材75は外方へ移動可能とされているため、ボール部材75が嵌入の妨げとなることはない。この嵌入によって、図2に示すように、雄筒体11の内周面11aに形成された縮径部12の先端面と雌筒体21の内周面21aに形成された縮径部22の先端面とが突き当たった状態になると、ボール部材75は、雄筒体11の先端部11Aの外周面に形成された凹部77内に嵌入する。そして、この状態において、連結筒体71を基端側へ移動するのを中止すれば、連結筒体71は付勢部材72によって先端側に移動され、ボール部材75を覆い、ボール部材75の外方への移動を不能とする。このようにして、ボール部材75と凹部77とが掛合状態となり、雄継手2と雌継手3とが固定され、連結が完了する。
一方、本形態においては、雌筒体21の先端部内周面21Aに周方向に沿う環状溝が形成されており、この環状溝内に、O‐リング等からなるシール材4が埋め込まれている。これにより、嵌入状態においては、シール材4の内周面と雄筒体11先端部11Aの外周面とが当接し、当該雄筒体11の先端部11A外周面と雌筒体21の先端部内周面21Aとの間から流体が漏れるのが防止される。他方、嵌入が外された状態においては、図1に示すように、縮径部12,22の内周面と頭部31のテーパー面31bとが当接し、この当接によって流路L1,L2が塞がれる。本形態においては、この流路L1,L2の閉塞をより完全なものとするために、頭部31のテーパー面31bの、特に最大径部分に、周方向に沿う環状溝が形成されており、この環状溝内にシール材5が埋め込まれている。このシール材5は、例えば、O‐リングによって形成することや、特開2006‐105285号公報に開示されるようなゴム材の焼付けによって形成することなどができる。
次に、本実施の形態の弁支持具Aについて、説明する。なお、弁支持具Aは、流路L1にも流路L2にも同じ形態のものを備えることができ、以下では、流路L1に備える場合を例に説明する。
本実施の形態の弁支持具Aは、図3及び図4に示すように、軸通部A1と、架渡し部A2と、基部A3とで主に構成される。軸通部A1は、流路L1の断面方向に関して、弁30を構成する軸部32の周面に沿う形状、例えば、軸部32が断面略真円形状とされている本形態においては、円弧状とされている。本形態において、軸通部A1は、相互に対向するように2つ備えられており、この2つで軸部32を囲い込む状態になっている。これにより、軸部32は、軸方向へは移動可能に支持される。一方、架渡し部A2は、軸通部A1の両端部A1aからそれぞれ筒体11の内周面11aまで延出しており、本形態では特に直線状とされている。また、基部A3は、相互に隣接する軸通部A1から延出する相互に隣接する架渡し部A2の先端部A2aと繋がり、内周面11aに沿う形状、つまり内周面11aが断面略真円形状とされている本形態においては、円弧状とされている。このように架渡し部A2が軸通部A1と基部A3とに繋がることによって、軸通部A1が軸部32から受けた力は、基部A3、更には内周面11aに伝わる。したがって、この軸部32からの力がよりダイレクトに内周面11aに伝わるよう(力がダイレクトに伝わらないと、軸部32の移動方向が軸方向に対して傾いても内周面11aには伝わらず、傾いた状態での移動が解消されない可能性がある。)、架渡し部A2は、流路L1の径方向に延出し、特に直線状に延出するのが好ましい。架渡し部A2が直線状であると、材料費が削減されるとの効果や、圧力損失がより低減されるとの効果もある。また、弁支持具Aの安定性という観点からは、基部A3の長さが長い方が好ましい。この基部A3の長さは、一の基部A3と繋がる架渡し部A2の中心角Zと比例する。したがって、この中心角Zが大きくなると弁支持具Aは安定するが、他方、材料費や圧力損失も増加してしまう。そこで、これらのバランスという観点から、例えば、中心角Zを15〜180°とするのが好ましく、図示例のように60°とするのがより好ましい。
他方、本実施の形態の弁支持具Aは、軸通部A1、架渡し部A2及び基部A3が、いずれも流路L1の断面方向が肉薄となる板状とされている。これにより、図3から明らかなように、流路L1を通る流体の圧力損失が著しく低減する。しかも、平らな板材やパイプなどの折り曲げ加工や、切り抜き加工などによって、弁支持具Aを製造することができ、製造コストが削減される。さらに、弁支持具Aの長さV(軸部32の軸方向を基準とする長さを意味する。)を長くするのみで、弁支持具Aの強度(この強度には、例えば、軸通部A1、架渡し部A2及び基部A3の一体化強度なども含まれる。)や安定性(例えば、内周面11aに対する安定性や、軸部32を安定的に支持できる点など。)を適宜向上させることができる。もちろん、この弁支持具Aの長さVは、掛止リング9の位置によっても影響を受ける。例えば、掛止リング9が、従来の弁付管継手におけるよりも基端側に位置している場合は、弁支持具Aの長さVを長くすれば適応可能である。
本形態の弁支持具Aと従来の弁支持具との比較試験を行ったところ、本形態の弁支持具Aによると、圧力損失を44%程度削減できることが知見された。
以上において板状とは、平らに広がっている状態、つまり平板状であることに限定されるものではなく、例えば、途中で折れたり曲がったりしている状態をも含む。また、弁支持具Aの素材は、特に限定されず、例えば、SUS303、304などを用いることができる。
本形態に係る弁支持具としては、以上で説明した弁支持具Aに限定されず、公知の弁支持具なども適宜利用することができる。ただし、本形態の課題である圧力損失の低減という観点からは、弁支持具Aの使用を推奨する。
次に、本形態の流路L1,L2を形成する筒体11,21の内周面11a,21aについて、詳細に説明する。なお、以下の形態は、雄継手2(内周面11a)及び雌継手3(内周面21a)のいずれにも適用可能であるが、以下では、雌継手3に適用する場合を例に説明する。
まず、図5の(1)に示すように、従来の形態においては、雌筒体21の内周面21aが、軸方向に関して、基端縁21cから弁支持具Aの配置位置手前まで拡径しており、段差21bが形成されていた(例えば、前述特許文献1、特許文献2参照)。この段差21bは、流体が流れるホースH(図6参照)の先端部に取り付けられる継手金具121先端部の厚さとほぼ同一とされる。したがって、この従来の形態によると、雌筒体21と継手金具121とを螺合等して連結した際に、雌筒体21の内周面21aと継手金具121の内周面121aとが面一となり、流体が円滑に流れるとされる。しかしながら、本形態においては、図5の(2)に示すように、当該段差21bが形成されておらず、雌筒体21の内周面21aが、軸方向に関して、基端縁21cから弁支持具Aの配置位置まで(この範囲を符号X1で示す。)、径が実質的に変化しない第1の同一径部とされている。この点、本形態によると、詳細に示す図6からも明らかなように、雌筒体21の内周面21aと継手金具121の内周面121aとが面一とならず、流路L2の径が継手金具121の先端縁121cにおいて、変化することになる。しかしながら、弁支持具Aが配置されている位置においては、流路L2の面積(断面積)が狭くなる(流路の縮小化)。この流路の縮小化は、たとえ本形態のように圧力損失が低減された弁支持具Aを用いたとしても生じる。したがって、従来の形態によると、弁支持具Aが配置された位置において急激に流路L2の面積が狭くなり(流体が先端側に流れる場合)、又は流路L2の面積が広くなり(流体が基端側に流れる場合)、乱流が生じるおそれがある。この乱流の発生は、圧力損失の原因となる。加えて、急激に流路L2が狭くなると、そこで流体がつまった状態になり、もって圧力上昇・圧力損失が生じ、他方、急激に流路L2が広くなると、そこで流速が低下し、もって圧力上昇・圧力損失が生じる。これに対し、本形態においては、弁支持具Aの配置位置よりも基端側において、継手金具121の内周面121aによって流路L2の径が狭められ、もって流路L2の面積が狭くなるように構成されている。したがって、流路L2の面積変化が少なく、流路L2の面積変化を原因とする乱流、圧力損失が生じるおそれも少ない。
以上のように、流路L2の面積変化をより少なくするには、例えば、弁支持具の形態を設計変更することが考えられる。しかしながら、既存(従来)の弁支持具によると、設計変更に大きなコストがかかり、また、弁支持具の配置によって流路L2の面積が著しく減少するため、継手金具121先端部の厚さ等によっては、流路L2の面積変化を十分に少なくすることができない場合もある。しかしながら、本形態の弁支持具Aによると、板材等の厚さを変化させるのみで、弁支持具Aの配置による流路L2の面積変化を少なくすることができるため、設計変更に大きなコストがかかるおそれがなく、また、弁支持具Aを原因として流路L2の面積が狭くなるのを著しく少なくすることができるため、流路L2の面積変化を十分に少なくすることができる。
ここで、第1の同一径部(X1)の径が実質的に変化しないとは、最適には変化率0であるが、現実には製造誤差がある。また、継手金具121の螺合等による連結のし易さという観点から、図6に示すように、先端側よりも基端側をわずかに広げなければならない場合もある。したがって、厳密に変化率0であることまでをも要求するものではなく、実質的なもので足り、当該径が実質的に変化しないとは、第1の同一径部(X1)の径に段差がないことであり、「((第1の同一径部(X1)のうちの最大径部−第1の同一径部(X1)のうちの最小径部)/第1の同一径部(X1)のうちの最小径部)×100」が、例えば0〜6.3%、好ましくは0〜5%の範囲内にあることを意味するものとする。
次に、本形態においては、図5の(3)に示すように、整流部材6及び頭部31配置位置において、当該第1の同一径部(X1)よりも大径の大径部とされ(この大径部とされる範囲を符号X2で示す。この大径部は、整流部材6及び頭部31配置位置全長にわたる必要はない。)、この大径部(X2)が、先端側において縮径部22と連なる。整流部材6及び頭部31の配置によって、流路L2の面積が狭くなり、前述した弁支持具Aの場合と同様の問題が生じるが、大径部(X2)が設けられていると、流路L2の面積が狭くならず、当該問題の発生が回避される。
もっとも、この形態によると、整流部材6の径が基端側から先端側に向かうに応じて広がるため、流路L2の面積が徐々に狭くなり(流体が先端側に流れる場合)、又は流路L2の面積が徐々に広くなる(流体が基端側に流れる場合)。そして、整流部材6を配置する趣旨のとおり、流路L2の面積が徐々に変化する場合は、乱流のおそれが少なく、乱流を原因とする圧力損失も少ない。しかしながら、流路L2の面積が狭くなると、結局そこで流体がつまった状態になり、もって圧力上昇・圧力損失が生じる。同様に、流路L2の面積が広くなると、結局そこで流速が低下し、もって圧力上昇・圧力損失が生じる。そこで、図5の(4)に示すように、本形態においては、大径部(X2)の基端側端部を整流部材6の流れ方向中央部相当位置から基端側に向かうに応じて径が狭まるテーパー部としている(この範囲を符号X3で示す。)。そして、このテーパー部(X3)が、整流部材6の基端縁相当位置(図5の(5)において符号Y3で示す位置)又はこの基端縁相当位置(Y3)よりも基端側において第1の同一径部(X1)と連なる形状とされている。この形態によると、流路L2の面積変化が少なくなるため、圧力上昇を原因とする圧力損失が減少する。しかも、本形態によると、流体が実際に流れる方向が、継手金具121配置位置から弁支持具A配置位置へと移行する場合と(流体が流れる方向を図中に矢印で示す。)、当該テーパー部(X3)と(流体が流れる方向を図中に矢印で示す。)で、同一方向となるため、流体の流れがスムーズになり、圧力損失が著しく減少する。
この点、当該テーパー部(X3)は、整流部材6の流れ方向中央部相当位置からではなく、整流部材6の先端縁相当位置(符号Y2で示す位置)から基端側に向かうに応じて径が狭まる形態、つまり整流部材6の軸方向全長にわたって整流部材6の表面に沿う形態とした方が好ましいとも考えられる。しかしながら、頭部31配置位置においては、流体が実際に流れる方向が軸心側(内方)に向かうように変化させざるを得ない。したがって、流体が実際に流れる方向を円滑に変化させ、もって圧力損失を低減させるという観点からは、本形態のように、整流部材6の流れ方向中央部相当位置からとする方が好ましい。
ここで、テーパー部(X3)と第1の同一径部(X1)とが連なる位置は、整流部材6の基端縁相当位置(Y3)よりも0〜20mm基端側(符号X4で示す範囲内)とされているのが好ましい。なお、図示例は、0mmの場合である。
一方、雌筒体21の内周面21aの大径部(X2)は、テーパー部(X3)よりも先端側において、径が実質的(この実質的の意味は、第1の同一径部と同様である。)に変化しない第2の同一径部が設けられ、かつ、縮径部22と連なるための縮径開始位置(符号Y1で示す位置)が、嵌入状態において、図5の(4)に示すような、頭部31の最大径相当位置(符号Y2で示す位置)よりも基端側ではなく、図5の(5)に示すような、頭部31の最大径相当位置(符号Y2で示す位置)よりも先端側とされているのが好ましい。頭部31の最大径部分近傍は、O−リング等のシール材5が配置されていたり、頭部31と整流部材6との境界が存在していたりして、乱流が生じ易い。したがって、縮径開始位置(Y1)を頭部31の最大径相当位置(Y2)よりも基端側とすると、当該乱流が生じ易い部位に向かって流体が流れることになり、乱流がより大きなものとなるおそれがある。これに対し、本形態のように、縮径開始位置(Y1)を頭部31の最大径相当位置(Y2)よりも先端側とすると、当該乱流が生じ易い部位に向かって流体が流れることはなく、流体は当該乱流が生じ易い部位を過ぎてから軸心側(内方)に移動することになるため、乱流がより大きなものとなるのを避けることができる。
本発明は、例えば、カップラーなどといわれる弁付管継手として、適用可能である。
実施の形態に係る弁付管継手の連結前の状態を示す半断面図である。 実施の形態に係る弁付管継手の連結後の状態を示す半断面図である。 実施の形態に係る弁支持具を示す平面図である。 実施の形態に係る弁支持具を示す正面図である。 実施の形態に係る筒体内周面の形状を説明するための図である。 実施の形態に係る連結後の弁付管継手にホースが接続された状態を示す半断面図である。
符号の説明
1…弁付管継手、2…雄継手、3…雌継手、4,5…シール材、6…整流部材、8…付勢部材、9…掛止リング、11…雄筒体、12,22…縮径部、21…雌筒体、30…弁、31…頭部、32…軸部、70…連結機構、71…連結筒体、72…付勢部材、73…突部材、75…ボール部材、76…孔、77…凹部、A…弁支持具、A1…軸通部、A2…架渡し部、A3…基部、H…ホース、L1,L2…流路。

Claims (3)

  1. 内周面が流路を形成する雄筒体と、内周面が流路を形成し、かつ前記雄筒体の先端部が嵌入される雌筒体と、を有し、
    前記両流路それぞれに、
    頭部及びこの頭部の基端面から延出する前記頭部より小径の軸部を有する弁と、前記内周面に固定されて前記軸部を軸方向に移動可能に支持する弁支持具と、この弁支持具及び前記頭部の基端面間に介在されて前記頭部を先端側に付勢する付勢部材と、この付勢部材及び前記軸部が挿通され、かつ基端側から先端側に向かうに応じて径が広がる整流部材と、が配置され、
    前記嵌入が外れた状態においては、前記頭部が先端側に付勢されて前記内周面に設けられた縮径部と当接し、この当接によって前記流路が塞がれ、前記嵌入の状態においては、前記両頭部が相互に押し合い、この押し合いにより前記両頭部が前記縮径部から離れて前記両流路が連通する、構成とされた弁付管継手であって、
    前記内周面は、軸方向に関して、
    基端縁から前記弁支持具配置位置までが、径が実質的に変化しない第1の同一径部とされ、前記整流部材及び前記頭部配置位置において、当該第1の同一径部よりも大径の大径部とされ、この大径部が、先端側において前記縮径部と連なり、基端側端部を前記整流部材の軸方向中央部相当位置から基端側に向かうに応じて径が狭まるテーパー部とされ、このテーパー部が、前記整流部材の基端縁相当位置又はこの基端縁相当位置よりも基端側において前記第1の同一径部と連なる形状とされている、
    ことを特徴とする弁付管継手。
  2. 前記テーパー部と前記第1の同一径部とが連なる位置が、前記整流部材の基端縁相当位置よりも0〜20mm基端側とされている、
    請求項1記載の弁付管継手。
  3. 前記内周面の大径部は、
    前記テーパー部よりも先端側において、径が実質的に変化しない第2の同一径部とされ、かつ、前記縮径部と連なるための縮径開始位置が、前記嵌入状態において前記頭部の最大径相当位置よりも先端側とされている、
    請求項1又は請求項2記載の弁付管継手。
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