JP2009127681A - 二重管継手、その接続構造、およびそれを用いる基礎貫通配管構造 - Google Patents

二重管継手、その接続構造、およびそれを用いる基礎貫通配管構造 Download PDF

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Abstract

【構成】 二重管継手10は、建築物の基礎120を貫通する鞘管12、鞘管12の内部に挿通される内管16および鞘管12の屋外側の端部22に固定される管継手14を含み、屋内排水管122と屋外排水管124とを接続する。管継手14が鞘管12の屋外側の端部22に固定されるため、管継手14に接続する内管16も、鞘管の屋外側の端部22に固定される。このように、鞘管12内での内管16の位置が固定されるため、管継手14に屋外排水管122を接続する際に、内管16が鞘管12内の方向に移動しない。
【効果】屋内排水管側で内管を固定しなくても、内管と屋外排水管との接続を適切に行うことができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、二重管継手、その接続構造、およびそれを用いる基礎貫通配管構造に関し、特にたとえば、建築物の基礎を貫通し、屋内排水管と屋外排水管とを接続する、二重管継手、その接続構造、およびそれを用いる基礎貫通配管構造に関する。
住設機器からの排水を屋外に排出する方法の一例として、建築物の基礎を貫通する鞘管内に内管を挿通して、屋内の排水管と屋外の排水管とを接続する方法が知られている。たとえば、特許文献1の技術では、詳細は記載されていないが、建築物のべた基礎を貫通する鞘管内に、内管として機能する曲がり可能な小径管を挿脱可能に挿通して、小径管と屋内の排水管とを、ならびに小径管と屋外の排水管とを接着接合等によって接続している。
特許第3592658号公報[E03C 1/112]
特許文献1の従来技術では、内管と屋内外の排水管とは、接着接合等によって接続される。しかしながら、内管は挿脱可能な状態で鞘管に挿通されるため、たとえば内管と屋外の排水管とを接続する際に、屋内側の排水管を固定しておかないと内管が鞘管内の方向に移動してしまう。また、内管は可撓性を有するため、屋内側の排水管を固定しても、内管が鞘管内で撓んでしまい、排水性能が低下する可能性がある。したがって、特許文献1の技術では、内管と屋外の排水管とを適切に接続することができない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、二重管継手、その接続構造、およびそれを用いる基礎貫通配管構造を提供することである。
この発明の他の目的は、内管と屋外排水管との接続を適切に行うことができる、二重管継手、その接続構造、およびそれを用いる基礎貫通配管構造を提供することである。
この発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号および補足説明等は、この発明の理解を助けるために後述する実施形態との対応関係を示したものであって、この発明を何ら限定するものではない。
第1の発明は、建築物の基礎を貫通し、屋内排水管と屋外排水管とを接続する二重管継手であって、鞘管、鞘管内に挿通される内管、および鞘管の端部に固定され、内管に接続される管継手を備える、二重管継手である。
第1の発明では、二重管継手(10)は、建築物の基礎(120)を貫通する鞘管(12)、鞘管の内部に挿通される内管(16)および鞘管の屋外側の端部(22)に固定される管継手(14)を含み、屋内排水管(122)と屋外排水管(124)とを接続する。鞘管は、ポリエチレンなどの合成樹脂からなり、たとえば、別体に成形された第1鞘管部(18)および第2鞘管部(20)を組み合わせることによって形成される。たとえば、第1鞘管部は、その一端が屋内に開口する。たとえば、第2鞘管部は、第1鞘管部の他端から連通して、屋外に開口する。第2鞘管部は、鞘管の屋外側の端部を含み、端部には、管継手が固定される。管継手は、塩化ビニルなどの合成樹脂によって円筒状に形成され、内管と屋外排水管とを接続する。管継手の一方端には、第1受口(60)が形成される。第1受口は、第2鞘管部に挿入されて、鞘管に固定される。また、たとえば、第1受口の内部には、内管が挿入されて、内管が接続される。このように、管継手が鞘管12の屋外側の端部に固定されるため、管継手に接続する内管も、鞘管の屋外側の端部に固定される。
第1の発明によれば、鞘管内での内管の位置が固定されるため、管継手に屋外排水管を接続する際に、内管が鞘管内の方向に移動しない。したがって、屋内排水管側で内管を固定しなくても、内管と屋外排水管との接続を適切に行うことができる。
第2の発明は、第1の発明に従属し、前記鞘管と前記管継手とを着脱自在に係合する係合手段をさらに備える。
第2の発明では、鞘管(12)と管継手(14)とを着脱自在に係合する係合手段をさらに備え、たとえば、鞘管に形成される係止部(44)、および管継手に形成される係合部(68)が係合手段として機能する。係止部は、第1係止部(48)および第2係止部(50)を含み、たとえば鞘管の屋外側の端部(22)の管壁を内側に窪ませて形成される。また、たとえば、係合部は、管継手の第1受口(60)の外周面に沿って、外側に向かって突き出す略直方体状に形成される。管継手を鞘管の内部に挿入して、管継手の係合部と鞘管の係止部とを係合することで、管継手は鞘管に固定される。また、係合部と第1係止部および第2係止部との係合状態を解くことで、管継手を鞘管から取り外すことができる。
第2の発明によれば、管継手を取り外して、屋外側から内管の交換を行うことができる。したがって、内管の補修を容易に行うことができる。
第3の発明は、第1または2の発明に従属し、鞘管と管継手とに当接するシール材をさらに備える。
第3の発明では、管継手(14)の第1受口(60)には、凹部(64)が形成される。凹部は、たとえば、管継手の外周面に沿って形成された環状の溝であって、内側に向って窪んでいる。凹部には、シール材(66)が設けられる。たとえば、シール材は、ゴム輪などによって形成され、管継手と鞘管(12)との固定時に、第2鞘管部の内面と当接する。このように、管継手の外面に、第2鞘管部の内面に当接するシール材を設けたため、管継手と鞘管との隙間を水密状態でシールすることができる。
第3の発明によれば、鞘管と管継手との隙間からの、建築物内への水や虫などの浸入を防止することができる。
第4の発明は、第3の発明に従属し、シール材は、さらに内管に当接する。
第4の発明では、第2内管部(88)の外周面には、シール材(104)が設けられる。シール材は、たとえば、ゴム輪などによって形成され、管継手(14)と鞘管(12)との固定時に、管継手の第1受口(60)側の先端および第2鞘管部(20)の内面に当接する位置に設けられる。これにより、鞘管と管継手、および鞘管と内管(16)との隙間を水密状態でシールすることができる。
第4の発明によれば、鞘管と管継手との隙間と共に、鞘管と内管との隙間からの、建築物内への水や虫などの浸入を防止することができる。
第5の発明は、鞘管の端部に形成される係止部、および係止部に固定される管継手を備え、管継手は、鞘管内に挿通される内管に接続される、二重管継手の接続構造である。
第5の発明では、二重管継手は、鞘管(12)、内管(16)および管継手(14)を備える。鞘管の屋外側の端部(22)には、係止部(44)が形成され、係止部には、管継手が固定される。また、係止部によって鞘管の端部に固定された管継手は、鞘管の内部に挿通される内管と接続される。
第5の発明においても、第1の発明と同様の作用効果を奏する。
第6の発明は、第1ないし4の発明のいずれかに記載の二重管継手を用いて建築物の基礎を貫通し、屋内排水管と屋外排水管とを接続する、基礎貫通配管構造であり、第1ないし第4のいずれかの発明と同様の効果を奏する。
この発明によれば、鞘管内での内管の位置が固定されるため、内管と屋外排水管との接続を適切に行うことができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1および図2を参照して、この発明の一実施例である二重管継手10は、鞘管12、管継手14および内管16を備え、建築物の基礎120を貫通して、屋内排水管122と屋外排水管124とを接続する。
図3に示すように、鞘管12は、ポリエチレンなどの合成樹脂からなり、たとえば、ブロー成形によって別体に成形された第1鞘管部18および第2鞘管部20を組み合わせることによって、略L字状に形成される。ただし、第1鞘管部18と第2鞘管部20とを一体に成形して、鞘管12を形成してもよい。第1鞘管部18は、垂直方向に延びて、その一端が屋内に開口する。第2鞘管部20は、第1鞘管部18の他端から水平方向に延びて、屋外に開口する。第2鞘管部20は、鞘管12の屋外側の端部22を含み、端部22には、詳細は後述する管継手14が固定される(図2参照)。
図4に示すように、第1鞘管部18は、垂直方向に延びる第1筒部24を含み、詳細は後述する屈曲内管部84および第1内管部86を収容する。第1筒部24は、たとえば、垂直方向の断面が馬蹄形状を有する筒状に形成される。また、第1筒部24の下端である底面には、詳細は後述する屈曲内管部84の当接部94が当接する。
第1筒部24の一端は、垂直上方向に開口しており、そこに屋内に開口する第1開口部26が形成される。第1開口部26は、第1筒部24よりも大きな径の短円筒状に形成され、第1筒部24の上端から段差状に拡径する。たとえば、第1開口部26の呼び径は170mmである。
また、第1筒部24の他端は、水平方向に開口しており、そこに水平方向に向けて短円筒状に突出する第2開口部28が形成される。たとえば、第2開口部28の呼び径は120mmである。また、たとえば、第2開口部28の内周面には、後述する第2鞘管部20に形成される雄ネジ42と螺合する、雌ネジ30が形成される。
さらに、第1筒部24には、配筋固定部32が形成される。配筋固定部32は、第1筒部24の外周面から外側に突出する板状に形成され、鞘管12を建築物の基礎型枠に設ける際に、配筋126或いは別途配筋126に設けられる鞘管12固定用の固定筋128を挟み込むことで、第1鞘管部18と配筋126とを固定する。
上述したように、第1鞘管部18には、水平方向に延びて、屋外に開口する第2鞘管部20が接続される(図1参照)。
図5および図6に示すように、第2鞘管部20は、第2筒部34を含む。第2筒部34は、水平方向に延びる円筒状に形成され、たとえばその呼び径は100mmであり、その長さは260mmである。第2筒部34には、リブ36が形成される。リブ36は、第2筒部34の管壁を外側に突き出して形成され、第2筒部34の外面から環状に突出する。リブ36は、第2筒部34の管軸方向に等間隔をあけて複数(この実施例では5つ)形成され、第2筒部34の剛性を高める。
また、第2筒部34の両端は、水平方向に向けて開口しており、そこに短円筒状の第3開口部38および第4開口部40がそれぞれ形成される。
第3開口部38は、第2筒部34の一端に形成され、第1鞘管部18の第2開口部28に挿入して接続される。たとえば、第3開口部38の外面には、上述の雌ネジ30と螺合する雄ネジ42が形成される。
また、第4開口部40は、第2筒部34の他端に形成され、第2筒部34の端から段差状に少し拡径する。たとえば、第4開口部40の呼び径は、135mmである。第4開口部40は、鞘管12の屋外側の端部22を含み、屋外に開口する。
鞘管12の屋外側の端部22には、詳細は後述する、管継手14を固定するための係止部44が形成される。係止部44は、環状係止部46、第1係止部48および第2係止部50を含む。環状係止部46は、第4開口部40の管壁を内側に窪ませて形成され、第4開口部40の内面から環状に突出する。
また、環状係止部46よりも少し端部22側には、第1係止部48および第2係止部50が形成される。環状係止部46と第1係止部48および第2係止部50との間には、詳細は後述する管継手14の係合部68を収容する係止溝52が形成される。第1係止部48および第2係止部50は、第4開口部40の管壁を内側に窪ませて形成され、第4開口部40の内面から周方向に長い直方体状に突出する。たとえば、それぞれ2つの第1係止部48と第2係止部50とが、第4開口部40の周方向に等間隔をあけて1つずつ交互に形成される。第1係止部48と第2係止部50との間には、詳細は後述する管継手14の係合部68を導入する導入溝54が形成される。
図7−図9に示すように、第1係止部48には、その周方向の一方端から環状係止部46側に延出する第1ストッパ56が形成される。第1ストッパ56は、第1係止部48と環状係止部46とを連通している。また、第2係止部50には、その周方向の一方端、具体的には第1係止部48とは周方向反対側の一方端から環状係止部46側に少しだけ延出する第2ストッパ58が形成される。なお、第2ストッパ58は、詳細は後述する、管継手14に不測の回転力が生じた場合に、その係合部68を掛止する機能を果たす。
また、上述したように、鞘管12には、管継手14が固定される(図1および図2参照)。
図10および図11に示すように、管継手14は、塩化ビニルなどの合成樹脂からなり、射出成形によって円筒状に形成される。たとえば、その呼び径は110mmであり、その長さは136mmである。また、管継手14の両端には、それぞれ第1受口60と第2受口62とが形成される。第1受口60は、第2鞘管部20の第4開口部40に挿入されて、鞘管12の屋外側の端部22に固定される部位であると共に、その内部に後述する第2内管部88が挿入されて、内管16を接続する部位である。また、第2受口62には、屋外排水管124が挿入されて、接着接合される。
図12に示すように、第1受口60には、凹部64が形成される。凹部64は、たとえば、管継手14の外周面に沿って形成された環状の溝であって、内側に向って窪んでいる。凹部64は、たとえば管継手14と鞘管12との固定時における、環状係止部46の位置に合わせて形成される。凹部64には、シール材66が設けられる。シール材66は、ゴム輪などによって形成され、環状係止部46の第2鞘管部18の内面側と当接する。
また、凹部66より少し第2受口62側には、係合部68が形成される。係合部68は、たとえば、管継手14の外周面に沿って形成された略直方体状の突起であって、外側に向かって突き出している。図13に示すように、たとえば、複数(この実施例では4つ)の係合部68が、第1受口60の周方向に等間隔をあけて形成され、前述の導入溝54の位置に対応している。係合部60には、その側面を面取りした案内部70が形成される。案内部70は、たとえば管継手14中央側かつ前述の第2ストッパ58が突出する回転方向側の角に形成される。
また、図14に示すように、係合部68より少し第2受口62側には、第1受口60の外周面から径方向の外側に突出する複数(この実施例では8つ)の補強板72が形成され、管継手14の剛性を保持している。
さらに、補強板72より少し第2受口62側には、フランジ74が形成される。フランジ74は、たとえば、管継手14の外周面に沿って形成された環状の突起であって、外側に向かって突き出している。たとえば、フランジ74には、2つの窪み76が形成される。図15に示すように、窪み76は、係合部68が後述する第2受口62側から目視可能となるように、係合部68の位置に合わせて形成される。ただし、窪み76は4つ形成してもよい。この場合には、全ての係合部68を目視可能であるため、たとえば可視領域が小さい場合でも、管継手14を鞘管12から取り外すことができる。
また、第1受口60の内面には、ゴム溝78が形成される。ゴム溝78は、たとえば、管継手14の内周面に沿って形成された環状の溝であって、内側に向って窪んでいる(図12参照)。ゴム溝78には、ゴム輪80が設けられる。そして、たとえば、第1受口60の内部には後述する第2内管部88が挿入されて、水密状態でゴム輪接合される。
さらに、ゴム溝78より少し第2受口62側には、制止部82が形成される(図12参照)。制止部82は、たとえば、管継手14の内周面に沿って形成された環状の突起であって、内側に向かって突き出している。
また、上述したように、鞘管12の内部には、内管16が挿通される(図1および図2参照)。
内管16は、たとえば、それぞれ別体として成形した屈曲内管部84、第1内管部86および第2内管部88を組み合わせることによって形成される。ただし、内管16は、可撓管などによって一体に形成してもよい。たとえば、屈曲内管部84および第1内管部86は、第1鞘管部18内に設けられ、第2内管部88は第2鞘管部20内に設けられる(図3参照)。
図16に示すように、屈曲内管部84は、たとえば、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂からなり、射出成形によって形成される。屈曲内管部84には、垂直上方向に開口する流入口90、および水平方向に開口する流出口92が形成される。屈曲内管部84は、その流入口90と流出口92とが第1鞘管部16内に収まるよう形成され、平面視で馬蹄形状を有している。また、屈曲内管部84の外周面には、下方向に突き出す当接部94が形成される。当接部94は、たとえば、その外縁が第1鞘管部18の底面の形状に相当する円弧状に形成される板状体である。
屈曲内管部84の流入口90には、垂直上方向に延びる第1内管部86が接続される。第1内管部86は、流入口90の内径に等しい外径を有する塩化ビニル管などが用いられる。第1内管部86は、その一端が屈曲内管部84の流入口90に挿入されて、屈曲内管部84と接着接合される。また、第1内管部86は、その他端に屋内排水管122が挿入されて、屋内排水管と接着接合される。
また、屈曲内管部20の流出口92には、水平方向に延びる第2内管部88が接続される。第2内管部88は、塩化ビニルなどの合成樹脂からなり、ブロー成形によって円筒状に形成される。たとえば、第2内管部88の呼び径は110mmであり、その長さは300mmである。第2内管部88は、その一端が屈曲内管部84の流出口92に挿入されて、屈曲内管部84とゴム輪接合される。また、第2内管部88は、その他端が管継手14の第2受口62に挿入されて、管継手14と水密状態でゴム輪接合される。
図17および図18を参照して、上述のような鞘管12、管継手14、および内管16によって、二重管継手10の接続構造を形成する方法を以下に示す。
先ず、鞘管12に形成される係止部44によって管継手14を固定する。具体的には、図17に示すように、第1受口60の外面に形成される係合部68の位置と、第4開口部40に形成される導入溝54の位置とを合わせて、管継手14を矢印A方向すなわち鞘管12内の方向に押し込む。そして、図18に示すように、その状態からさらに、係合部68が第1ストッパ56に当接するまで管継手14を矢印B方向に回転させて係止溝52に収容し、係合部68と第1係止部48および第2係止部50とを係合する。
また、管継手14と内管16とを接続する。具体的には、管継手14を矢印A方向に押し込む際に、第1受口60の内部に第2内管部88を挿入させながら、係合部68が環状係止部46に当接するまで押し込む。
なお、鞘管12と管継手14とを取り外す場合には、一旦、管継手14を矢印A方向(図17参照)すなわち鞘管12内の方向に押し込む。次に、その状態からさらに、管継手14を矢印B方向(図18参照)とは反対方向に回転させて、管継手14と鞘管12との係合状態(ロック状態)を解除する。具体的には、第2受口62側からフランジ74に形成される窪み76を目視した際に、係合部68が確認可能になる位置に、係合部68を移動させる。そして、係合部68を導入溝54から引き出して、管継手14を鞘管12から取り外す。
また、上述したような二重管継手10によって、建築物の基礎120を貫通する、基礎貫通配管構造を形成する方法を以下に示す。
先ず、建築物の基礎120を作るための基礎型枠(図示せず)を形成して、基礎型枠内に配筋126を配置する。また、配筋126には、別途鞘管12を固定するための固定筋128を配置する。
そして、鞘管12内に、内管16を挿通する。ただし、内管16は、後述するコンクリート打設後に鞘管12に挿通してもよい。
次に、鞘管12の一端が屋内に開口して、他端が屋外に開口するように、基礎型枠内に鞘管12を配置する。この際は、市販の支持具130を用いる、或いは配筋支持部32に固定筋128を嵌め込むなど、適宜の方法によって鞘管12を配筋126に固定する。
そして、基礎型枠内にコンクリートを打設して基礎120を形成する。コンクリートが乾いたら、基礎120より上部に露出した鞘管12、内管16或いはその両方を適宜切断する。
次に、上述のような接続構造を有する二重管継手10を用いて、内管14と屋内排水管106とを接続する。この実施例では、垂直内管22の上端に屋内排水管106を挿入して、接着接合する。
最後に、管継手14と屋外排水管124とを接着接合する。この実施例では、第2受口62の内面、および屋外排水管124の外面に接着剤を塗布する。そして、屋外排水管124を、制止部82に当接するまで、第2受口62の内部に挿入する。
このように、二重管継手10では、管継手14が鞘管12の係止部44に固定されることによって、管継手14の第1受口60に接続する第2内管部88も、鞘管の屋外側の端部22に固定される。これにより、鞘管12内での内管16の位置が固定されるため、管継手14の第2受口62に屋外排水管124を接続する際に、内管16が鞘管12内の方向に移動しない。したがって、屋内排水管122側で内管16を固定しなくても、内管16と屋外排水管124との接続を適切に行うことができる。
また、二重管継手10では、鞘管12の内部で管継手14と内管16とがゴム輪接合されると共に、鞘管12の外部で管継手14と屋外排水管124とが接続される。すなわち、接着接合による内管16と屋外配水管124との接続は、鞘管12の外部で行われる。よって、たとえば接続に用いた接着剤がはみ出て鞘管12の内部に固着するなどの危険性がない。したがって、支障なく鞘管12から内管16を取り出すことができる。
さらに、二重管継手10は、鞘管12と管継手14との係合手段を備え、鞘管12と管継手14とが着脱自在に固定される。これにより、鞘管12から管継手14を取り外して、屋外側から内管16の交換を行うことができる。したがって、内管16の補修を容易に行うことができる。
また、係合部68の面取りを行い、案内部70を形成した。これにより、管継手14をA方向に押し込んだ後、管継手14を矢印B方向に回転させる際に、係合部68を第2ストッパ58に接触させずに、導入溝54から係止溝52内に円滑に移動させることができる。したがって、鞘管12と管継手14とを容易に固定することができる。
さらにまた、管継手14の外面に形成される凹部64にシール材66を設けた。シール材66は、管継手14と鞘管12との固定時において、第2鞘管部20の内面と当接して、管継手14と鞘管12との隙間を水密状態でシールすることができる。したがって、鞘管12と管継手14との隙間からの、建築物内への水や虫などの浸入が防止される。
なお、この実施例では、管継手14は、第2内管部88に接続されたが、これに限定される必要はなく、管継手14と屈曲内管部84とを直接接続してもよい。この場合には、たとえば、図19に示すように、管継手14の第1受口60に、直管部100を形成するとよい。直管部100は、管継手14の管軸方向に延びる円筒状に形成され、たとえば、その呼び径は100mmであり、その長さは300mmである。図20に示すように、直管部100は、屈曲内管部84の終端として水平方向に開口する流出口92に挿入されて、ゴム輪接合される。
また、図21に示すように、第2鞘管部20に形成されるリブ36の鞘管12内面側に、シール材102をさらに設けることもできる。シール材102は、ゴム輪などによって形成され、第2内管部88の外面と当接する。これにより、鞘管12と内管16との隙間は、水密状態でシールされる。
図22に示すこの発明のさらに他の実施例である二重管継手10は、管継手14の外面にシール材66が設けられる代わりに、第2内管部88の外面にシール材104が設けられる。
図22に示すように、シール材104は、ゴム輪などによって形成され、第2内管部88の外面に設けられる。シール材104は、管継手14と鞘管12との固定時に、管継手14の第1受口60側の先端および第2鞘管部20の内面に当接する位置に設けられる。シール材104は、管継手14と鞘管12との固定時に、管継手14の第1受口60の先端、第4開口部40の内面および第2内管部88の外面に当接する。よって、シール材104は、鞘管12と管継手14、および鞘管12と内管16との隙間を水密状態でシールすることができる。したがって、鞘管12と管継手14、および鞘管12と内管14との隙間からの、建築物内への水や虫などの浸入が防止される。したがって、鞘管12と内管16との隙間からの、建築物内への水や虫などの浸入が防止される。
図23に示すこの発明の他の実施例である二重管継手10では、垂直方向に立ち上がる鞘管12の屋外側の端部22に係止部44が形成されるのではなく、湾曲して斜め方向に立ち上がる鞘管12の屋外側の端部22に係止部44が形成される。以下、図1に示す二重管継手10と同様である部分に関しては、詳細な説明は省略する。
図23に示すように、鞘管12は、ポリエチレンなどの合成樹脂からなり、たとえば、湾曲して斜め方向に立ち上がる曲管によって形成される。鞘管12は、一端が屋内側に開口して、他端が屋外側に開口する。鞘管12の屋外側の端部22には、係止部44が形成され、上述したような接続構造によって管継手14が固定される。また、鞘管12内に挿通される内管16は、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂からなり、たとえば、曲がり可能な可撓管によって形成される。内管16の鞘管12に挿通される部分は、たとえば、その外面が蛇腹状に形成され、その内面が平滑に形成される。内管16は、その一端が管継手14の第1受口60に接続され、その他端が屋内排水管122に接続される。
このように、湾曲して斜め方向に立ち上がる鞘管12によって二重管継手10を形成しても、垂直方向に立ち上がる鞘管12によって二重管継手10を形成した場合と同様の効果を得ることができる。
さらに、内管16は、鞘管12の屋外側の端部22に固定されるため、たとえば屋外排水管124と管継手14とを接続する際に、内管が鞘管12内の方向に圧縮されて鞘管12内で撓むことがない。したがって、内管16を可撓管によって形成しても、排水性能を低減させることなく、屋外排水管124と接続することができる。
なお、図24に示すように、屈曲して斜め上方向に立ち上がる鞘管12の屋外側の端部22に係止部44を形成してもよい。
また、図示は省略するが、垂直方向或いは水平方向に延びる直管によって形成される鞘管12の屋外側或いは屋内側の端部22に各係止部44を形成してもよい。
さらに、鞘管12と係止部44とを別体に形成することもできる。たとえば、図示は省略するが、射出成形などによって短円筒状の係止部44を形成し、湾曲或いは屈曲して斜め方向に立ち上がる曲管や、垂直方向或いは水平方向に延びる直管の端部に接着接合してもよい。
図25に示すこの発明のさらに他の実施例である二重管継手10は、管継手14に第2受口62が形成される代わりに、挿口106が形成される。
図25に示すように、管継手14の一端には、第1受口60が形成され、他端には、挿口106が形成される。挿口106は、第1受口60側から少し縮径して、その内面が制止部82の先端と連なるように形成される。すなわち、挿口106の内面は、第1受口60に挿入される内管16の内面と面一となるよう形成される。たとえば、挿口106は、屋外排水管124に挿入されて、接着接合される。
また、上述の各実施例ではいずれも、鞘管12と管継手14との係合手段として、管継手14に係合部68を形成して、第2鞘管部20に係止部44を形成したが、これに限定される必要はない。たとえば、図示は省略するが、係合手段として、管継手14の外面に雄ネジを形成し、第2鞘管部20の内面に雌ネジを形成して、螺合することもできる。また、バヨネット方式(或いはターンアップ方式)を係合手段として採用してもよい。
なお、上で上げた寸法の具体的な数字はいずれも単なる一例であり、必要に応じて適宜変更可能である。
この発明の一実施例の二重管継手によって屋内排水管と屋外排水管とを接続した様子を示す断面図である。 図1の二重管継手の接続構造を示す断面図である。 図1の二重管継手を示す図解図である。 図1の二重管継手の第1鞘管部を示す斜視図である。 図1の二重管継手の第2鞘管部を示す斜視図である。 図5の第2鞘管部を示す平面図である。 図6のVII―VII線における第2鞘管部の断面を示す断面図である。 図6のVIII―VIII線における第2鞘管部の断面を示す断面図である。 図6のIX―IX線における第2鞘管部の断面を示す断面図である。 図1の二重管継手の管継手を示す斜視図である。 図10の管継手を示す平面図である。 図10の管継手を示す断面図である。 図11のXIII―XIII線における管継手の断面を示す斜視図である。 図11のXIV―XIV線における管継手の断面を示す斜視図である。 図11のXV―XV線における管継手の断面を示す斜視図である。 図1の二重管継手の屈曲内管部を示す斜視図である。 管継手と鞘管とを係合する様子を示す図解図である。 管継手と鞘管とを係合する様子を示す図解図である。 この発明の他の一実施例の二重管継手の管継手を示す斜視図である 図19の二重管継手によって屋内排水管と屋外排水管とを接続した様子を示す断面図である。 この発明の他の一実施例の二重管継手のシール材を示す図解図である。 この発明の他の一実施例の二重管継手のシール材を示す図解図である。 この発明の他の一実施例の二重管継手によって屋内排水管と屋外排水管とを接続した様子を示す断面図である。 この発明の他の一実施例の二重管継手によって屋内排水管と屋外排水管とを接続した様子を示す断面図である。 この発明の他の一実施例の二重管継手の管継手を示す図解図である。
符号の説明
10…二重管継手
12…鞘管
14…管継手
16…内管
18…第1鞘管部
20…第2鞘管部
84…屈曲内管部
86…第1内管部
90…第2内管部
120…基礎
122…屋内排水管
124…屋外排水管
126…配筋

Claims (6)

  1. 建築物の基礎を貫通し、屋内排水管と屋外排水管とを接続する二重管継手であって、
    鞘管、
    前記鞘管内に挿通される内管、および
    前記鞘管の端部に固定され、前記内管に接続される管継手を備える、二重管継手。
  2. 前記鞘管と前記管継手とを着脱自在に係合する係合手段をさらに備える、請求項1記載の二重管継手。
  3. 前記鞘管と前記管継手とに当接するシール材をさらに備える、請求項1または2に記載の二重管継手。
  4. 前記シール材は、さらに前記内管に当接する、請求項3記載の二重管継手。
  5. 鞘管の端部に形成される係止部、および
    前記係止部に固定される管継手を備え、
    前記管継手は、前記鞘管内に挿通される内管に接続される、二重管継手の接続構造。
  6. 請求項1ないし4のいずれかに記載の二重管継手を用いて建築物の基礎を貫通し、屋内排水管と屋外排水管とを接続する、基礎貫通配管構造。
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