JP2009127567A - ピストン式内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクティングロッド小端部の潤滑性能を向上させる。
【解決手段】オイルジェットから噴出された潤滑油が流れる冷却空洞12を有したピストン10に、その内部において軸方向に延びるシリンダ20をピストン往復運動により慣性移動する慣性体30によって第1室22と第2室24とに区画し、該慣性移動に伴って容積が増減変化する第1室22又は第2室24のポンプ作用を利用して、冷却空洞12から吸引した潤滑油をピストンピン穴18へと供給するポンプ機構を内蔵させると共に、ピストンピン穴18に内挿されるピストンピン60に、ポンプ機構により供給された潤滑油を、ピストンピン60とコネクティングロッド70との連接部へと導く油路を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ピストン式内燃機関において、コネクティングロッド小端部の潤滑性能を向上させる技術に関する。
ピストン式内燃機関では、シリンダ内を往復運動するピストンがコネクティングロッドを介してクランクシャフトに連接される。コネクティングロッドは、クランクシャフトに取り付けられる大端部と、ピストンピンを介してピストンに取り付けられる小端部と、を備えている。この小端部の給油構造としては、例えば、ピストンの冷却空洞から飛沫状に排出された潤滑油を利用する飛沫給油構造(特許文献1)や、オイルポンプを用いて大端部からロッド部を経て小端部に強制的に潤滑油を給油する強制給油構造(特許文献2)などがある。
登録実用新案第2553073号公報 実開平4−78323号公報
しかしながら、飛沫給油構造では、冷却空洞の排出口から潤滑油を飛沫させるため、十分な量を小端部の頂部穴に安定して給油することが困難であり、潤滑油不足になる恐れがある。一方、強制給油構造では、潤滑油を小端部まで圧送しなければならないため、オイルポンプ容量を増加しなければならず、例えば、重量が増加する恐れがある。
そこで、本発明は、以上のような従来の問題点に鑑み、ピストン往復運動により慣性移動する慣性体を利用したポンプ機構によりコネクティングロッド小端部の給油を確実且つ安定して行うピストン式内燃機関の提供を目的とする。
このため、請求項1記載のピストン式内燃機関は、オイルジェットから噴出された潤滑油が流れる冷却空洞を有したピストンと、前記ピストンの往復運動を回転運動に変換するクランクシャフトと、前記ピストンと前記クランクシャフトとを連接するコネクティングロッドと、を含んで構成され、前記ピストンに、その内部において軸方向に延びるシリンダをピストン往復運動により慣性移動する慣性体によって第1室と第2室とに区画し、該慣性体の慣性移動に伴って容積が増減変化する第1室又は第2室のポンプ作用を利用して、前記冷却空洞から吸引した潤滑油をピストンピン穴へと供給するポンプ機構を内蔵させると共に、前記ピストンピン穴に内挿されるピストンピンに、前記ポンプ機構により供給された潤滑油を、該ピストンピンと前記コネクティングロッドとの連接部へと導く油路を形成したことを特徴とする。
請求項2記載のピストン式内燃機関は、前記冷却空洞及び前記ポンプ機構の間と、前記ポンプ機構及び前記ピストンピン穴の間に、夫々、前記冷却空洞から前記ピストンピン穴へと潤滑油が流れる方向にのみ開弁する逆止弁が配設されたことを特徴とする。
請求項3記載のピストン式内燃機関は、前記ピストンに、前記第1室又は前記第2室のうちポンプ作用に寄与しない一方と、ピストン外部と、を連通する空気孔を形成したことを特徴とする。
請求項4記載のピストン式内燃機関は、前記慣性体の横断面が、前記シリンダの横断面と同一形状をなしていることを特徴とする。
請求項5記載のピストン式内燃機関は、前記ピストンピンが、両端が塞がれた中空状をなし、前記油路が、該ピストンピンに、前記ポンプ機構により供給された潤滑油を中空内部に導入する導入孔と、該中空内部の潤滑油を前記ピストンピンと前記コネクティングロッドとの連接部に導出する導出孔と、を貫設して形成されることを特徴とする。
請求項6記載のピストン式内燃機関は、前記ピストンピンの導入孔を通る横断面上における前記ピストンピン及び前記ピストンピン穴の少なくとも一方に、その周方向に延びる導入周溝を形成したことを特徴とする。
請求項7記載のピストン式内燃機関は、前記ピストンピンの導出孔を通る横断面上における前記ピストンピン及び前記コネクティングロッドの少なくとも一方に、その周方向に延びる導出周溝を形成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ピストンに、その内部において軸方向に延設したシリンダにピストン往復運動により慣性移動する慣性体を内装させたポンプ機構を設けた。即ち、慣性体によって第1室と第2室とに区画されるシリンダは、その慣性移動に伴って第1室及び第2室の容積が増減変化され、慣性体と共にポンプ作用を奏するようになる。このため、冷却空洞の潤滑油をポンプ作用に寄与する第1室又は第2室に吸引し、この吸引潤滑油をピストンピン穴に供給することができる。また、ピストンピンには、ポンプ機構から供給される潤滑油をピストンピンとコネクティングロッドとの連接部に導く油路が形成される。このため、ポンプ機構と油路により、冷却空洞の潤滑油を飛沫させずに且つオイルポンプ容量を増加させずに、コネクティングロッド小端部の給油を確実且つ安定して行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、ポンプ機構における潤滑油の吸引側と供給側とに、吸引側の冷却空洞から供給側のピストンピン穴へと潤滑油が流れる方向にのみ開弁する逆止弁を夫々設けた。このため、冷却空洞の潤滑油を吸引するときには、吸引側の逆止弁が開弁すると共に供給側の逆止弁が閉弁し、吸引潤滑油を供給するときには、吸引側の逆止弁が閉弁すると共に供給側の逆止弁が開弁する。従って、吸引又は供給の際に、供給側又は吸引側の逆流を防止することができる。
請求項3記載の発明によれば、ポンプ作用に寄与しない第2室又は第1室に、ピストン外部と連通する空気孔を形成した。このため、該第2室又は第1室は、その容積の増減変化に伴って空気孔を介して圧抜きされるので、ピストン往復運動による慣性体の慣性移動を円滑にすることができる。
請求項4記載の発明によれば、慣性体の横断面が、シリンダの横断面と同一形状をなす。このため、慣性体を、シリンダの横断面形状を有する円柱や球などにすればよく、その加工が容易になる。
請求項5記載の発明によれば、ピストンピンは、両端が塞がれた中空状をなすと共に、ポンプ機構により供給された潤滑油を中空内部に導入する導入孔と、該中空内部の潤滑油をピストンピンとコネクティングロッドとの連接部に導出する導出孔と、がその周壁に貫設される。このため、潤滑油は、導入孔から中空内部を経て導出孔から排出される油路を辿るので、十分な量の潤滑油をコネクティングロッド小端部に安定して給油することができる。また、中空状であるため、軽量化に貢献する。
請求項6又は請求項7記載の発明によれば、ピストンピンの導入孔又は導出孔を通る横断面上において、ピストンピン及びピストンピン穴の少なくとも一方、又は、ピストン及びコネクティングロッド小端部の少なくとも一方に、その周方向に延びる周溝を形成した。このため、ポンプ機構から供給された潤滑油は、ピストンピン穴の内周壁及びピストンピンの外周壁の少なくとも一方に形成された周溝を流れて導入孔へと導かれる。従って、ピストンピン穴の供給孔とピストンピンの導入孔とを正確に対向させることが不要になるので、組立が容易になる。また、これによりピストンピンを、固定式だけでなく、全浮動式でも取り付けることができる。一方、導出孔から排出される潤滑油は、小端部の内周壁及びピストンピンの外周壁の少なくとも一方に形成された周溝を通ってコネクティングロッド小端部の全周に給油されるので、さらに確実且つ安定した給油を提供できる。
以下、添付された図面を参照して本発明を詳述する。
図1は、本発明を具現化したピストン式内燃機関におけるピストン部分の一例を示す。 ピストン式内燃機関は、ピストン10と、ピストン10の往復運動を回転運動に変換するクランクシャフトと、ピストン10とクランクシャフトとを連接するコネクティングロッド70と、を含んで構成される。
ピストン10の内部には、オイルジェットから噴出される潤滑油が流れる環状の冷却空洞12と、軸方向に延びるシリンダ20と、が形成される。
シリンダ20には、ピストン往復運動により慣性移動する慣性体30が挿入される。慣性体30は、シリンダ20を第1室22と第2室24とに区画し、その慣性移動によって、ポンプ作用に寄与する第1室22の容積を増減変化させ、冷却空洞12から潤滑油を吸引し、これをピストンピン穴18へと供給するように、シリンダ20と共にポンプ機構の一部をなす。また、慣性体30は、シリンダ20を摺動自在な円柱形状をなし、シリンダ20の底に接地した際に空隙を形成する突起32を備えている。なお、慣性体30は、球形状でもよく、シリンダ20の横断面が楕円形状の場合には、楕円柱形状であるとよい。
第1室22は、連通路40によって、冷却空洞12とピストンピン穴18に連通される。連通路40は、冷却空洞12からシリンダ20の上部を通過してピストン10の横断面上を延びる第1連通路42と、ピストンピン穴18から第1連通路42まで貫通する第2連通路44と、を含んで構成される。第1連通路42における、冷却空洞12及びシリンダ20の間と、シリンダ20及び第2連通路44の間には、夫々、冷却空洞12からピストンピン穴18へと潤滑油が流れる方向にのみ開弁する第1逆止弁50、第2逆止弁52が配設される。第2連通路44のピストンピン穴18側における開口部は、ポンプ機構から供給される潤滑油の供給孔46をなす。また、ピストンピン穴18の内周壁には、後述するピストンピン60の導入孔62を通る横断面上において、供給孔46を通る内周方向に延びた第1導入周溝47が形成される。なお、連通路40は、冷却空洞12からシリンダ20を経てピストンピン穴18に向けて斜めに設ける構成や、クランク状の構成を採用することができる。
一方、シリンダ20のポンプ作用に寄与しない第2室24は、空気孔48によってピストン外部に連通される。この第2室24は、空気孔48によりピストン外部に開放されているので、慣性体30による容積増減の際に圧抜きされる。このため、慣性体30の慣性移動を円滑にすることができる。
なお、このようなピストン10において、シリンダ20は、ピストン頂面14から軸方向に掘進し、ピストンピンボス16のピストンピン穴18には達しない深さに加工された穴に、慣性体30を挿入後、第1プラグ54を埋め込んで形成される。また、第1連通路42は、ピストンピンボス16の内壁からシリンダ20の上部を通過して冷却空洞12まで貫通するように加工された穴に、第1逆止弁50、第2逆止弁52を夫々配設後、第2プラグ56を埋め込んで形成される。第2連通路44は、第2逆止弁52と第2プラグ56との間の第1連通路42に向けてピストンピン穴18から穴加工されて形成される。
ピストンピン60は、ピストンピン穴18、19に内挿され固定式又は全浮動式で取り付けられて、ピストン10とコネクティングロッド70とを連接する。このピストンピン60は、両端が第3プラグ61で塞がれた中空状をなし、ポンプ機構により供給された潤滑油を中空内部に導入する導入孔62と、中空内部の潤滑油をピストンピン60とコネクティングロッド70の小端部72に嵌合されたブッシュ80との連接部に導出する導出孔64と、が貫設される。このため、潤滑油は、導入孔62から中空内部を経て導出孔64から排出される油路を辿るようになる。
ピストンピン60の外周壁には、導入孔62、導出孔64を通る横断面上において、その周方向に延びる第2導入周溝66、第1導出周溝68が形成される。また、ブッシュ80の内周壁には、ピストンピン60の導出孔64を通る横断面上において、第2導出周溝82が形成される。従って、供給孔46と導入孔62とは、第1導入周溝47及び第2導入周溝66が形成する油路で繋がり、導出孔64は、第1導入周溝68及び第2導出周溝82が形成する油路と繋がるようになる。なお、第1導入周溝47と第2導入周溝66とが対面することにより、供給孔46と導入孔62とを正確に対向させることが不要になるので、組立が容易になり、ピストンピンを固定式だけでなく、全浮動式や半浮動式でも取り付けることができる。
図2は、図1のピストン式内燃機関において、ピストン往復運動を利用した小端部72の給油動作を示す。
図2(a)に示したように、上死点に向かうピストン10の上昇運動に応じて、慣性体30には、下降する慣性力が働く。慣性体30が下降を開始すると、第1室22は、容積増加により負圧となって吸引力を生じ、第1逆止弁50を開弁させると共に、第2逆止弁52を閉弁させて、冷却空洞12から潤滑油を第1室22に吸引する(矢印A)。一方、第2室24は、容積減少と共に空気孔48からピストン外部へ空気が排気されて圧抜きされる。
次に、図2(b)に示したように、下死点に向かうピストン10の下降運動に応じて、慣性体30には、上昇する慣性力が働く。慣性体30が上昇を開始すると、第1室22は、容積減少により正圧となって押圧力を生じ、第1逆止弁を閉弁させると共に、第2逆止弁52を開弁させて、吸引した潤滑油を第1室22から第1連通路42、第2連通路44に圧送し、供給孔46からピストンピン穴18へと供給する(矢印B)。一方、第2室24は、容積増加と共に空気孔48からピストン外部の空気が吸気されて圧抜きされる。
ピストンピン穴18へと供給された潤滑油は、導入孔62からピストンピン60内部に入る(矢印B)。ここで、第1導入周溝47及び第2導入周溝66により、供給孔46と導入孔62とが対向していない場合であっても、ポンプ機構から供給された潤滑油は、第1導入周溝47及び第2導入周溝66を通り確実に導入孔62に導かれ、ピストンピン60内部に入る。
ピストンピン60内部に潤滑油が入ることで(矢印B)、内部の潤滑油が導出孔64から排出され、小端部72の給油が行われる(矢印C)。ここで、導出孔64から排出された潤滑油は、第1導出周溝68及び第2導出周溝82を通り、ブッシュ80の内周壁とピストンピン60の外周壁との間の全周に供給される。このため、小端部72の給油を確実且つ安定して行うことができる。
以上では、ポンプ機構を1つだけ設ける構成としたが、複数のポンプ機構を設ける構成でもよい。また、ポンプ機構において、第2室がポンプ作用に寄与し、第1室がポンプ作用に寄与しない構成でもよい。さらに、導入周溝47、66を、ピストンピン60の導入孔62を通る横断面上におけるピストンピン60及びピストンピン穴18の少なくとも一方に設ける構成でもよい。さらにまた、導出周溝68、82を、ピストンピン60の導出孔64を通る横断面上におけるピストンピン60及びブッシュ80の少なくとも一方に設ける構成でもよい。これによっても十分な量の潤滑油を確実且つ安定して給油することができ、小端部72の給油性能を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るピストン式内燃機関のピストン部分の断面図 (a)は、ピストン上昇運動により冷却空洞から潤滑油を吸引する動作を示し、(b)は、ピストン下降運動により吸引した潤滑油をピストンピン穴へと供給し、ピストンピンを介してコネクティングロッド小端部へと給油する動作を示す図
符号の説明
10 ピストン
12 冷却空洞
14 ピストンヘッド
16、17 ピストンピンボス
18、19 ピストンピン穴
20 シリンダ
22 第1室
24 第2室
30 慣性体
32 突起
40 連通路
42 第1連通路
44 第2連通路
46 供給孔
47、66 導入周溝
48 空気孔
50、52 逆止弁
54、56、61 プラグ
60 ピストンピン
62 導入孔
64 導出孔
68、82 導出周溝
70 コネクティングロッド
72 小端部
80 ブッシュ

Claims (7)

  1. オイルジェットから噴出された潤滑油が流れる冷却空洞を有したピストンと、
    前記ピストンの往復運動を回転運動に変換するクランクシャフトと、
    前記ピストンと前記クランクシャフトとを連接するコネクティングロッドと、
    を含んで構成され、
    前記ピストンに、その内部において軸方向に延びるシリンダをピストン往復運動により慣性移動する慣性体によって第1室と第2室とに区画し、該慣性体の慣性移動に伴って容積が増減変化する第1室又は第2室のポンプ作用を利用して、前記冷却空洞から吸引した潤滑油をピストンピン穴へと供給するポンプ機構を内蔵させると共に、
    前記ピストンピン穴に内挿されるピストンピンに、前記ポンプ機構により供給された潤滑油を、該ピストンピンと前記コネクティングロッドとの連接部へと導く油路を形成したこと
    を特徴とするピストン式内燃機関。
  2. 前記冷却空洞及び前記ポンプ機構の間と、前記ポンプ機構及び前記ピストンピン穴の間には、夫々、前記冷却空洞から前記ピストンピン穴へと潤滑油が流れる方向にのみ開弁する逆止弁が配設されたことを特徴とする請求項1記載のピストン式内燃機関。
  3. 前記ピストンに、前記第1室又は前記第2室のうちポンプ作用に寄与しない一方と、ピストン外部と、を連通する空気孔を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のピストン式内燃機関。
  4. 前記慣性体の横断面は、前記シリンダの横断面と同一形状をなしていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のピストン式内燃機関。
  5. 前記ピストンピンは、両端が塞がれた中空状をなし、前記油路は、該ピストンピンに、前記ポンプ機構により供給された潤滑油を中空内部に導入する導入孔と、該中空内部の潤滑油を前記ピストンピンと前記コネクティングロッドとの連接部に導出する導出孔と、を貫設して形成されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のピストン式内燃機関。
  6. 前記ピストンピンの導入孔を通る横断面上における前記ピストンピン及び前記ピストンピン穴の少なくとも一方に、その周方向に延びる導入周溝を形成したことを特徴とする請求項5記載のピストン式内燃機関。
  7. 前記ピストンピンの導出孔を通る横断面上における前記ピストンピン及び前記コネクティングロッドの少なくとも一方に、その周方向に延びる導出周溝を形成したことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のピストン式内燃機関。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102518645A (zh) * 2011-12-23 2012-06-27 隆鑫通用动力股份有限公司 发动机连杆及其发动机
CN113389710A (zh) * 2021-07-27 2021-09-14 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 一种活塞式压缩机上的活塞销及活塞式压缩机
CN113446112A (zh) * 2021-07-29 2021-09-28 一汽解放汽车有限公司 一种活塞连杆机构及发动机

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