JP2009124641A - 画像編集装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データに対するフィルタ処理をユーザが容易に行うことができる画像編集装置を提供することを課題とする。
【解決手段】宛先情報管理部112は、インデックスデータ6に記録されたインデックスごとにフィルタ設定の可否を示すフィルタ許可情報71を、宛先情報7と対応付けて管理する。フィルタ設定部113は、フィルタ許可情報71とインデックスデータ6とに基づいて、フィルタ設定データ8を作成する。フィルタ設定データ8は、フィルタ設定が許可されたインデックスと、フィルタパターンとを対応付けた情報である。ユーザは、モニタ21に表示される設定用インタフェースを用いて、文書画像データ5に対するフィルタ設定を送信先ごとに行う。文書画像データ5は、送信先ごとに設定されたフィルタ設定に基づいて編集された後で、各送信先にFAX送信される。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像データに対するフィルタ処理を行う画像編集装置に関する。
近年、企業などにおいて、社内文書あるいは外部文書を管理する文書管理システムの利用が増加している。電子メール、ウェブページなどの電子データだけでなく、紙文書をスキャナで読み取って作成した画像データなども、文書管理システムの管理の対象となる。また、文書管理システムで管理されるデータには、個人情報、技術情報あるいは金額情報などの秘密情報が多く含まれている。
秘密情報を含む画像データがそのまま印刷あるいはFAX送信などによって出力された場合、秘密情報が外部に流出するおそれがある。秘密情報の外部への流出の防止を目的として、画像データを出力する前に、画像データ中の秘密情報が表示される領域を黒色などで塗りつぶす塗りつぶし処理が行われる。
また、画像データに表示される重要情報を強調させた状態で、画像データを出力することがある。このような場合、重要情報が表示される領域に囲み線、あるいは網掛けなどを付す強調処理が行われる。
たとえば、特許文献1に、画像データに対して塗りつぶし処理および強調処理(以下、「フィルタ処理」という)を行う画像編集装置が開示されている。
まず、特許文献1が開示する画像編集装置は、ユーザの操作に応じて、原稿画像データ上に、フィルタ処理を行う領域を指定するマスキングオブジェクトを配置する。その後、マスキングオブジェクトの位置情報などの各種データを取り込んだマスキングオブジェクトテンプレートデータが作成され、テンプレート管理データに登録される。特許文献1が開示する画像編集装置は、原稿画像データの拡張ヘッダ部にマスキングオブジェクトテンプレートデータを挿入して、編集原稿画像データを作成する。
特開2004−287582号公報
上述したように、従来の画像編集装置は、フィルタ処理を行う領域を指定したマスキングオブジェクトテンプレートデータをテンプレート管理データに登録する。ここで、原稿画像データと同一フォーマットの他の画像データに対してフィルタ処理を行う場合を考える。この場合、ユーザは、テンプレート管理データに登録されたマスキングオブジェクトテンプレートデータを用いて、フィルタ処理を行う領域を指定する。これにより、ユーザは、フィルタ処理を行う領域を指定する手間を省くことができる。
しかしながら、ユーザは、フィルタ処理を行う領域が指定された後で、フィルタ処理を行う領域ごとに表示状態を指定する必要がある。たとえば、複数のフィルタ処理を行う領域が指定された画像データをFAX送信する場合、ユーザは、FAXの送信先に応じて、指定された領域ごとに塗りつぶし表示、あるいは強調表示などの表示状態を設定する必要がある。また、FAXの送信先が複数である場合、塗りつぶし表示などが必要な領域は、各送信先で異なることが多い。
このように、従来の画像編集装置では、画像データの送信先に応じて、フィルタ処理を行う領域ごとに表示状態の設定が必要となり、ユーザの作業が煩雑になるという問題があった。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、画像データに対するフィルタ処理をユーザが容易に行うことができる画像編集装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、送信先に送信する画像データを編集する画像編集装置であって、画像データのインデックスとして、前記画像データから抽出された文字列と、前記文字列を含む領域を示す領域情報とを記録したインデックスデータを、前記画像データとともに記憶する記憶部と、前記インデックスに対するフィルタの適用の可否を判別するための判別情報を、送信先情報と対応付けて管理する管理部と、フィルタの適用が許可された前記インデックスに対して、フィルタ設定情報を設定するフィルタ設定部と、前記領域情報と前記フィルタ設定情報とに基づいて、前記画像データを編集する画像編集部と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の画像編集装置において、前記インデックスは、前記文字列と前記領域情報とを、前記インデックスの識別子と対応付けて記録しており、前記判別情報は、前記識別子と、フィルタの適用の可否を示す情報とを対応付けた情報であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の画像編集装置において、前記フィルタ設定情報は、前記インデックスに対して適用させるフィルタ種別に関する情報を含むことを特徴とする。
本発明に係る画像編集装置は、画像データの送信先に応じて、画像データ中の領域情報を含むインデックスに対するフィルタの適用の可否を決定する。このため、ユーザは、送信先に関連付けられた領域に対して表示状態を設定することで、画像データのフィルタ処理を行うことができる。したがって、本発明に係る画像編集装置は、画像データのフィルタ処理におけるユーザの作業を簡略化することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施の形態について説明する。ここでは、本発明の画像編集装置の一例として、ネットワーク複合機を例にして説明する。図1は、本実施の形態に係るネットワーク複合機の構成を含む文書管理システムの構成図である。
図1に示す文書管理システムは、ネットワーク複合機1と、パーソナルコンピュータ(PC)2と、ファイル管理サーバ3とが、ローカルエリアネットワーク(LAN)4に接続された構成となっている。LAN4には、インターネットあるいは他のLANに接続するためのルータ(図示省略)などが設置されている。
ネットワーク複合機1は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、FAX機能、およびメール機能などを備える多機能装置である。ユーザは、ネットワーク複合機1を直接操作して、ファイル管理サーバ3が管理する文書画像データ5を、印刷、FAX送信、あるいはメール送信など様々な形態で出力することができる。また、ユーザは、LAN4に接続されたPC2を操作することで、文書画像データ5を出力することができる。
まず、図1に示すネットワーク複合機1が出力する文書画像データ5と、インデックスデータ6とについて説明する。
文書画像データ5は、紙文書をスキャナなどで読み取って作成される電子データである。インデックスデータ6は、文書画像データ5ごとに作成されるデータであり、各文書画像データ5の検索用のインデックスが記録される。インデックスデータ6は、XML(eXtensible Markup Language)などを用いて記述される。文書画像データ5とインデックスデータ6とは、たとえば、ファイル名の拡張子以外の文字列を一致させることによって対応付けられ、ファイル管理サーバ3で管理される。
インデックスデータ6は、たとえば、以下のようにして作成される。まず、光学文字認識処理などによって、文書画像データ5からテキストデータが作成される。予め設定された属性データのキーワードと、各キーワードに対応する文字列の抽出条件とに基づいて、テキストデータから抽出された文字列が属性データとして設定される。キーワードには、属性データに含まれる文字列などが設定される。属性データとして抽出された文字列を含む領域は、インデックス領域として指定される。そして、属性データと、インデックス領域を示す領域情報とが対応付けられることで、インデックスデータ6が作成される。
なお、ユーザが、文書画像データ5における文字列を抽出する領域を指定してもよい。この場合、ユーザが指定した領域がインデックス領域となり、インデックス領域から抽出された文字列が属性データとなる。
インデックスデータ6の具体例を、図2および図3を用いて説明する。図2は、文書画像データ5の一例を示す図である。図3は、図2に示す文書画像データ5に基づいて作成されたインデックスデータ6をテーブルの形式で示した図である。
図2に示す文書画像データ5において、破線で囲まれた領域がインデックス領域51〜56である。インデックス領域51〜56は、文書画像データ5から抽出される文字列のうち、属性データとして抽出される文字列が表示される領域である。
図3に示すインデックスデータ6は、IDと、属性名と、属性データと、位置情報と、サイズ情報とによって構成される。IDは、文書画像データ5から属性データとして抽出された各文字列に対して、固有に割り当てられる番号である。属性名は、「名前」あるいは「住所」などの項目である。属性データは、属性名に対応するデータであり、各インデックス領域に含まれる文字列である。具体的には、ID1〜6の属性データは、インデックス領域51〜56にそれぞれ含まれる文字列に対応する。
位置情報およびサイズ情報は、インデックス領域51〜56をそれぞれ指定する領域情報である。位置情報は、各インデックス領域の左上頂点の位置を示す情報である。図2に示すように、文書画像データ5の左上の頂点を原点とし、右方向をX軸方向、下方向をY軸方向とした場合、位置情報をXY座標系で表すことができる。サイズ情報は、各インデックス領域のX軸方向の長さおよびY軸方向の長さを示す情報である。なお、XY座標系の単位としては、ピクセルなどが用いられる。また、図2では、インデックス領域51〜56を矩形で示しているが、円形あるいは楕円形であってもよい。
図2に示すように、文書画像データ5から属性データとして抽出される文字列は、個人名、会社名、金額情報など秘密情報であることが多い。つまり、インデックスデータ6には、秘密情報と、秘密情報が表示される領域を示す情報とが含まれている。また、上述の情報は、重要情報にもなり得る。たとえば、個人名、会社名は文書画像データ5の作成元を特定できる重要情報である。ネットワーク複合機1は、FAXなどを用いて文書画像データ5を送信する際、上述のような性質を有するインデックスデータ6と、フィルタ許可情報71とに基づいて、フィルタ処理を行う領域を指定する。なお、フィルタ許可情報71の詳細は、後述する。
次に、図1に示すネットワーク複合機1の構成について説明する。ネットワーク複合機1は、制御部11と、操作部12と、タッチパネル式ディスプレイ13と、スキャナ部14と、プリンタ部15と、FAX部16と、通信部17とを備える。
制御部11は、メインメモリ111と、宛先情報管理部112と、フィルタ設定部113と、画像編集部114と、画面データ作成部115と、マイクロプロセッサ(図示省略)とを備える。マイクロプロセッサおよびメインメモリ111は、ネットワーク複合機1の全体制御を行う。なお、制御部11が有する各機能部の詳細は後述する。
操作部12は、ネットワーク複合機1に対する各種の指示を入力するためのハードウェアキーなどで構成される。タッチパネル式ディスプレイ13は、ネットワーク複合機1に関する情報、および各種の操作メニューを表示する。ユーザは、操作部12およびタッチパネル式ディスプレイ13を利用して、ネットワーク複合機1の各種操作をすることが可能である。
スキャナ部14は、オートドキュメントフィーダ(図示省略)等に載置された紙文書を読み取り、文書画像データ5として出力する。スキャナ部14から出力される文書画像データ5は、対応するインデックスデータ6が作成された後で、ファイル管理サーバ3で管理される。
プリンタ部15は、PC2から送信されるデータなどを、各種の設定条件に応じて記録用紙に印刷する。なお、ネットワーク複合機1のコピー機能は、制御部11、スキャナ部14、およびプリンタ部15が協働することにより実現される。
FAX部16は、公衆回線網(図示省略)を介してファクシミリ通信を行う。通信部17は、LAN4あるいはインターネットなどに接続された各コンピュータとの間で、TCP/IPなどのプロトコルを利用してデータの送受信を行う。
次に、制御部11が有する各機能部について説明する。メインメモリ111は、ランダムアクセスメモリなどを含み、ファイル管理サーバ3あるいはPC2から送信された文書画像データ5およびインデックスデータ6を記憶する。
宛先情報管理部112は、登録された宛先名ごとに、電話番号、FAX番号、メールアドレスなどが記録された宛先情報7を管理する。図4は、宛先情報管理部112が管理する宛先情報7の一例を示す図である。
図4に示す宛先情報7において、登録番号は、各宛先名に割り当てられる固有の番号である。宛先名は、ユーザが宛先を識別するための文字列である。また、宛先情報7には、電話番号、FAX番号およびメールアドレスなどと、フィルタ許可情報71とが記録される。宛先情報7は、ユーザによって登録される。
フィルタ許可情報71は、文書画像データ5に対してフィルタ処理を行う領域を指定する際に、インデックスデータ6とともに用いられる情報である。フィルタ許可情報71は、宛先名ごとに設定され、インデックスデータ6に登録される各属性名に対するフィルタの設定の可否を記録している。また、各属性名の左側にある数値は、各属性名の識別番号である。
インデックス許可情報71において、たとえば、属性名「名前」は「ON」に設定されている。これは、属性名「名前」に対応するインデックス領域52において、フィルタ設定ができることを示す。一方、属性名「日付」は「OFF」に設定されている。これは、属性名「日付」に対応するインデックス領域53において、フィルタ設定ができないことを示す。つまり、フィルタ許可情報71は、インデックスデータ6に記録されたインデックスに対するフィルタの適用の可否を、インデックスごとに定めた情報である。
フィルタ設定部113は、インデックスデータ6と、フィルタ許可情報71とを用いて、フィルタ設定データ8を作成する。フィルタ設定データ8には、フィルタ処理を行う領域を示す情報と、各領域の表示状態を示すフィルタパターンとが記録される。
画像編集部114は、フィルタ設定データ8に基づいて文書画像データ5を編集して、出力データを作成する。
画面データ作成部115は、文書画像データ5のフィルタ設定などに用いられるユーザインタフェース(以下、「設定用インタフェース」という)を、PC2のモニタ21に表示させるための画面データを作成する。画面データは、文書画像データ5、インデックスデータ6およびフィルタ設定データ8に基づいて作成される。
次に、ファイル管理サーバ3について説明する。ファイル管理サーバ3は、ファイル管理部31と、ファイル記憶部32とを備える。ファイル管理部31は、LAN4に接続した各コンピュータからの要求に応じて、文書画像データ5およびインデックスデータ6の送信、あるいは文書画像データ5の検索などを行う。ファイル記憶部32は、ハードディスク装置などで構成され、文書画像データ5およびインデックスデータ6を記憶する。
次に、フィルタ設定データ8について詳しく説明する。図5は、インデックスデータ6と、フィルタ許可情報71とに基づいて作成されたフィルタ設定データ8を示す。
図5に示すフィルタ設定データ8において、IDは、インデックスデータ6に記録されたIDのうち、フィルタ許可情報71でフィルタ設定が許可された属性名に対応するIDが抽出されたものである。フィルタ許可情報71において、フィルタ設定が許可された属性名は、「会社1」、「名前」、「会社2」および「金額」である。このため、インデックスデータ6に記録されたIDのうち、ID1、ID2、ID4およびID6が、フィルタ設定データ8のIDとして記録される。
位置情報およびサイズ情報は、インデックスデータ6から抽出されたIDに対応する位置情報およびサイズ情報であり、文書画像データ5に対してフィルタ処理を行う領域を示す。
フィルタパターン情報は、フィルタ処理を行う領域のフィルタパターンを示す数値情報である。図5に示すように、フィルタパターン情報には、「0」、「1」および「2」のいずれかの数値が設定される。フィルタパターン情報「0」は、フィルタ処理が行われないことを示す。フィルタパターン情報「1」は、フィルタ処理を行う領域を囲む囲み線が描かれる強調処理が行われることを示す。フィルタパターン情報「2」は、フィルタ処理を行う領域において塗りつぶし処理が行われることを示す。
図5において、ID1のフィルタパターン情報は「1」である。この場合、インデックス領域51において、強調表示が行われる。また、ID2およびID6のフィルタパターン情報は「2」である。この場合、インデックス領域52およびインデックス領域56において、塗りつぶし表示が行われる。また、ID4のフィルタパターン情報は「0」である。この場合、インデックス領域54では、フィルタ処理が行われない。
なお、フィルタ設定データ8には、ID3およびID5が記録されていない。このため、ID3およびID5に対応するインデックス領域53およびインデックス領域55では、フィルタパターンを設定することができない。
以下、上述の構成を有するネットワーク複合機1が文書画像データ5を出力する際の動作について、図6を用いて説明する。図6は、ネットワーク複合機1が文書画像データ5をFAX送信する際の動作を示すフローチャートである。
まず、ユーザが、PC2を操作して宛先情報7を作成する。ユーザが作成した宛先情報7は、宛先情報管理部112に登録される(ステップS1)。なお、ユーザは、操作部12およびタッチパネル式ディスプレイ13を操作して宛先情報7を作成してもよい。
次に、ユーザは、PC2を操作して、ネットワーク複合機1にFAX送信を指示する。送信先の宛先名、文書画像データ5のファイル名およびインデックスデータ6のファイル名が、FAX送信の指示としてPC2からネットワーク複合機1に送信される。なお、ユーザは、複数の宛先名をFAX送信の送信先として指定すると仮定する。
ネットワーク複合機1は、FAX送信の指示を受けた場合(ステップS2においてYes)、ファイル管理サーバ3にアクセスし、文書画像データ5とインデックスデータ6とを取得する。ネットワーク複合機1は、取得した文書画像データ5およびインデックスデータ6をメインメモリ111に記憶する(ステップS3)。また、ネットワーク複合機1は、インデックスデータ6のファイル名が指定されることによって、文書画像データ5に対するフィルタ処理が必要であると判断する。
次に、フィルタ設定部113は、インデックスデータ6とフィルタ許可情報71とを用いて、各送信先に対応するフィルタ設定データ8を作成する(ステップS4)。FAX送信の指示に基づいて作成されたフィルタ設定データ8において、各IDのフィルタパターン情報は「0」となっている。
次に、ネットワーク複合機1は、文書画像データ5に対するフィルタ設定処理を、送信先ごとに行う(ステップS5)。なお、フィルタ設定処理の詳細は後述する。
ユーザは、フィルタ設定処理の後で、ネットワーク複合機1にFAXの送信を指示する。画像編集部114は、FAX送信開始の指示を受けて(ステップS6においてYes)、各送信先に対応したフィルタ設定データ8に基づいて文書画像データ5を編集し、出力データを作成する(ステップS7)。このとき、文書画像データ5のコピーが編集されることによって、各送信先に対応した出力データが作成される。
FAX部16は、各送信先に対して、出力データをそれぞれFAX送信する(ステップS8)。これにより、文書画像データ5のFAX送信処理が終了する。
次に、フィルタ設定処理(ステップS5)時におけるネットワーク複合機1の動作について説明する。
まず、画面データ作成部115が、ユーザが指定した各送信先に対応する画面データを、送信先ごとのフィルタ設定データ8に基づいて作成する。作成された画面データのうちいずれか一つが、PC2に送信される。PC2は、画面データを受信し、設定用インタフェースをモニタ21に表示する。ユーザは、設定用インタフェースを用いて、送信先ごとに文書画像データ5のフィルタ設定を行う。
ここで、設定用インタフェースについて詳しく説明する。図7は、文書画像データ5のフィルタ設定に用いられる設定用インタフェースの初期状態を示す図である。なお、図7において、黒色表示の代わりに網掛け表示を用いている。
図7に示すように、設定用インタフェースは、原稿プレビュー部91と、フィルタ設定表示部92と、送信先設定部93とで構成される。
原稿プレビュー部91は、フィルタ設定データ8に基づいて編集された文書画像データ5のプレビューを表示する。また、原稿プレビュー部91には、フィルタ処理を行う領域を示すフィルタ領域911、912、914および916が破線で表示される。フィルタ領域911、912、914および916は、インデックス領域51、52、54および56にそれぞれ対応する。なお、インデックス領域53および55に対応する領域には、フィルタ領域は表示されない。これは、フィルタ許可情報71において、属性名「日付」および「電話番号」がそれぞれ「OFF」に設定されているためである。
フィルタ設定表示部92には、各フィルタ領域に対応する属性名および属性データが表示される。表示される属性データごとに、フィルタ有効ボタン921、フィルタ無効ボタン922およびフィルタ選択メニュー923が配置される。
フィルタ有効ボタン921は、対応するフィルタ領域のフィルタ設定を有効にするボタンである。フィルタ設定が有効の場合、フィルタ有効ボタン921が黒色で表示され、フィルタ選択メニュー923が使用できる状態となる。フィルタ無効ボタン922は、対応するフィルタ領域のフィルタ設定を無効にするボタンである。フィルタ設定が無効の場合、フィルタ無効ボタン922は黒色で表示され、対応するフィルタ領域でフィルタ処理は行われない。なお、初期状態では、全てのフィルタ無効ボタン922が黒色で表示される。これは、画面データが作成される際に、フィルタ設定データ8の全てのフィルタパターン情報が「0」となっているためである。
フィルタ選択メニュー923は、各フィルタ領域において設定できるフィルタパターンを、プルダウンメニューの形式で表示する。各フィルタ領域に設定されたフィルタパターンは、フィルタ選択メニュー923の各タイトルに表示される。
各フィルタ領域に設定できるフィルタパターンを、図8に示す属性データ「¥13,800」に対応するフィルタ選択メニュー923に示す。各フィルタ領域に設定できるフィルタパターンは、「囲み線」および「塗りつぶし」である。フィルタパターン「囲み線」および「塗りつぶし」は、フィルタ設定データ8に記録されるフィルタパターン情報「1」および「2」にそれぞれ対応する。なお、図8の詳細な説明は後述する。
フィルタ設定終了ボタン924は、設定用インタフェースに表示された送信先に関するフィルタ設定の終了を、ネットワーク複合機1に通知するためのボタンである。
FAX設定部93には、FAXの送信先に関する情報と、送信開始ボタン931と、画面切り替えボタン932とが表示される。なお、FAX設定部93には、カバーレターの有無の設定、あるいは受信確認の有無の設定に用いられるボタンが表示されてもよい。
画面切り替えボタン932は、各送信先に対応する設定用インタフェースを呼び出すためのボタンである。画面切り替えボタン932に表示されている数値は、宛先情報7の登録番号である。
以下、フィルタ設定処理時におけるネットワーク複合機1の動作の説明に戻る。ユーザは、フィルタ設定を変更するフィルタ領域に対応するフィルタ有効ボタン921を押す。ユーザは、フィルタ選択メニュー923を用いて、フィルタ設定が有効となったフィルタ領域のフィルタパターンを設定する。
PC2は、フィルタ設定が変更されたフィルタ領域に対応するIDと、フィルタパターン情報とを、ネットワーク複合機1に送信する。フィルタ設定部113は、受信したIDとフィルタパターン情報とに基づいて、フィルタ設定データ8を更新する。画面データ作成部115は、更新されたフィルタ設定データ8に基づいて画面データを作成し、PC2に送信する。これにより、フィルタ設定の変更が反映された設定用インタフェースが、PC2のモニタ21に表示される。ユーザは、設定用インタフェースに対して上述の操作を繰り返して、各送信先に対応する文書画像データ5のフィルタ設定を行う。
他の送信先に対応する文書画像データ5のフィルタ設定を行う場合、ユーザは、フィルタ設定終了ボタン924を押す。画面データ作成部115は、フィルタ設定の終了の指示に応じて、フィルタ設定が終了していない送信先の画面データを送信する。一方、全ての送信先に対する文書画像データ5のフィルタ設定が終了した場合、ネットワーク複合機1は、フィルタ設定処理を終了する。なお、ユーザは、画面切り替えボタン932を押すことによって、各配布先に対応した設定用インタフェースを呼び出してもよい。
なお、画面データ作成部115は、文書画像データ5を直接編集することなく原稿プレビュー部91を作成する。たとえば、画面データ作成部115は、文書画像データ5の上に、表示色が黒色で矩形の図形オブジェクトなどを重ねることによって、原稿プレビュー部91を作成することができる。
図8は、文書画像データ5のフィルタ設定が変更された後の設定用インタフェースを示す図である。なお、図8に示す符号は、図7に示す符号に対応する。また、図8において、黒色表示の代わりに網掛け表示を用いている。図8において、フィルタ選択メニュー923の各タイトルに表示されるフィルタパターンと、フィルタ領域911、912、914および916の表示状態とが対応している。
以上説明したように、本実施の形態に係るネットワーク複合機1は、文書画像データ5をFAX送信する際に、インデックスデータ6と、フィルタ許可情報71とに基づいて、フィルタ処理を行う領域を送信先ごとに設定する。このため、ユーザは、送信先に関連付けられたインデックス領域の表示状態を設定するだけで、文書画像データ5のフィルタ処理を行うことができる。
なお、本実施の形態において、ネットワーク複合機1が文書画像データ5をFAX送信する場合について説明したが、これに限られない。たとえば、文書画像データ5のメール送信時においても、上述の処理を適用することができる。この場合、図7および図8に示すFAX設定部93の表示を、メール送信用のインタフェースに置き換えればよい。
また、本実施の形態において、ユーザがPC2を操作して文書画像データ5をFAX送信する場合を例にして説明したが、これに限られない。ユーザがネットワーク複合機1を直接操作して、文書画像データ5のフィルタ設定を行ってもよい。この場合、図7および図8に示す設定用インタフェースがタッチパネル式ディスプレイ13に表示される。
また、本実施の形態において、ネットワーク複合機1が、FAX送信の対象となる文書画像データ5とインデックスデータ6とをファイル管理サーバ3から取得する場合を例にして説明したが、これに限られない。たとえば、PC2が、文書画像データ5とインデックスデータ6とを保存していてもよい。この場合、ユーザがPC2を操作してネットワーク複合機1にFAX送信を指示する際に、文書画像データ5およびインデックスデータ6がPC2からネットワーク複合機1に送信される。
また、本実施の形態において、囲み線を用いた強調処理と、黒色を用いた塗りつぶし処理を例として説明したが、これに限られない。たとえば、強調処理において、表示色を反転させてもよい。また、塗りつぶし処理において、黒色以外の色を用いてもよい。
本発明の一実施の形態に係るネットワーク複合機の構成を含む文書管理システムの構成図である。 文書画像データの一例を示す図である。 図2に示す文書画像データに基づいて作成されたインデックスデータを示す図である。 宛先情報の一例を示す図である。 フィルタ設定データの一例を示す図である。 文書画像データをFAX送信する際のネットワーク複合機の動作を示すフローチャートである。 設定用インタフェースの初期状態の一例を示す図である。 フィルタ設定が変更された設定用インタフェース一例を示す図である。
符号の説明
1 ネットワーク複合機
2 パーソナルコンピュータ(PC)
11 制御部
12 操作部
13 タッチパネル式ディスプレイ
14 スキャナ部
15 プリンタ部
16 FAX部
21 モニタ
111 メインメモリ
112 宛先情報管理部
113 フィルタ設定部
114 画像編集部
115 画面データ作成部

Claims (3)

  1. 送信先に送信する画像データを編集する画像編集装置であって、
    画像データのインデックスとして、前記画像データから抽出された文字列と、前記文字列を含む領域を示す領域情報とを記録したインデックスデータを、前記画像データとともに記憶する記憶部と、
    前記インデックスに対するフィルタの適用の可否を判別するための判別情報を、送信先情報と対応付けて管理する管理部と、
    フィルタの適用が許可された前記インデックスに対して、フィルタ設定情報を設定するフィルタ設定部と、
    前記領域情報と前記フィルタ設定情報とに基づいて、前記画像データを編集する画像編集部と、
    を備えることを特徴とする画像編集装置。
  2. 請求項1に記載の画像編集装置において、
    前記インデックスは、前記文字列と前記領域情報とを、前記インデックスの識別子と対応付けて記録しており、
    前記判別情報は、前記識別子と、フィルタの適用の可否を示す情報とを対応付けた情報であることを特徴とする画像編集装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像編集装置において、
    前記フィルタ設定情報は、前記インデックスに対して適用させるフィルタ種別に関する情報を含むことを特徴とする画像編集装置。
JP2007299127A 2007-11-19 2007-11-19 画像編集装置 Pending JP2009124641A (ja)

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