JP2002269093A - 画像処理システム、画像処理装置、画像処理方法ならびに画像処理プログラムおよびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像処理システム、画像処理装置、画像処理方法ならびに画像処理プログラムおよびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002269093A
JP2002269093A JP2001071144A JP2001071144A JP2002269093A JP 2002269093 A JP2002269093 A JP 2002269093A JP 2001071144 A JP2001071144 A JP 2001071144A JP 2001071144 A JP2001071144 A JP 2001071144A JP 2002269093 A JP2002269093 A JP 2002269093A
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JP
Japan
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JP2001071144A
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English (en)
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Toshiyuki Mitsubori
俊幸 三堀
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿を読み取って得られた画像データを画像
ファイルに変換して格納しこれを公開するための画像処
理システムにおいて、原稿に秘密事項等を含むか否かを
判別して画像ファイルに自動的に適切なアクセス権を設
定することのできる画像処理システムを提供する。 【解決手段】 スキャナ11は、原稿を読み取って画像
データを取得し所定の画像形式の画像ファイルに変換す
る。ついで、画像データを文字認識して特定文字列を検
出し、特定文字列が検出された画像データにかかる画像
ファイルに限定したアクセス権を、特定文字列が検出さ
れなかった画像データにかかる画像ファイルに標準のア
クセス権を設定し、画像ファイルをファイルサーバ21
に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿を読み取って
得られた画像データを画像ファイルに変換して格納しこ
れを公開するための画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、官公庁や企業における文書情報は
紙から電子データに移行しつつあるが、未だ紙媒体によ
る情報伝播が相当量行われており、紙情報から電子デー
タへの変換を行って文書管理を行っている場合も多い。
かかる場合、スキャナを用いて紙情報の原稿を読み取っ
て画像データを取得し、これを所定のファイル形式の画
像ファイルに変換してファイルサーバ等の所定のディレ
クトリに格納する作業が行われる。現在、各社でファイ
ル変換機能付きスキャナや各種ファイリングシステムが
開発されており、これらを組み合わせることにより上記
の一連作業を自動化することも可能である。しかし、格
納された画像ファイルをファイルサーバ上で公開しよう
とする場合、たとえば部外秘、社外秘等にかかる秘密事
項を含んでいるか否か等その内容によって画像ファイル
ごとに異なるアクセス権を設定する必要があり、かかる
作業はオペレータやネットワーク管理者等により画像フ
ァイルごとに個別に行われているのが現状であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の有する問題点に鑑みなされたものであり、その目的
とするところは、原稿を読み取って得られた画像データ
を画像ファイルに変換して格納しこれを公開するための
画像処理システムにおいて、原稿に秘密事項等を含むか
否かを判別して画像ファイルに自動的に適切なアクセス
権を設定することのできる画像処理システムを提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、以
下の各手段により達成される。
【0005】(a) 原稿を読み取って画像データを取
得する原稿読取装置と、前記原稿読取装置により取得し
た画像データを特定のファイル形式の画像ファイルに変
換する画像ファイル変換装置と、前記原稿読取装置によ
り取得した画像データを文字認識して特定文字列を検出
する特定文字列検出装置と、前記特定文字列検出装置に
より特定文字列が検出された画像データにかかる画像フ
ァイルに限定したアクセス権を設定し、前記特定文字列
検出装置により特定文字列が検出されなかった画像デー
タにかかる画像ファイルに標準のアクセス権を設定する
画像ファイルアクセス権設定装置と、前記画像ファイル
アクセス権設定装置によりアクセス権が設定された画像
ファイルを格納する画像ファイル格納装置と、が相互に
通信可能に接続されてなる画像処理システム。
【0006】(b) 原稿を読み取って画像データを取
得する原稿読取装置と、前記原稿読取装置により取得し
た画像データを特定のファイル形式の画像ファイルに変
換する画像ファイル変換装置と、前記原稿読取装置によ
り取得した画像データを文字認識して特定文字列を検出
する特定文字列検出装置と、前記特定文字列検出装置に
より特定文字列が検出された画像データにかかる画像フ
ァイルに拡張したアクセス権を設定し、前記特定文字列
検出装置により特定文字列が検出されなかった画像デー
タにかかる画像ファイルに標準のアクセス権を設定する
画像ファイルアクセス権設定装置と、前記画像ファイル
アクセス権設定装置によりアクセス権が設定された画像
ファイルを格納する画像ファイル格納装置と、が相互に
通信可能に接続されてなる画像処理システム。
【0007】(c) 原稿を読み取って第1の画像デー
タを取得する原稿読取装置と、前記原稿読取装置により
取得した第1の画像データを第1の画像ファイルに変換
する第1の画像ファイル変換装置と、前記原稿読取装置
により取得した第1の画像データから特定領域を検出す
る特定領域検出装置と、前記特定領域検出装置により検
出した特定領域を第1の画像データから削除して第2の
画像データを作成する第2の画像データ作成装置と、前
記第2の画像データ作成装置により作成された第2の画
像データを第2の画像ファイルに変換する第2の画像フ
ァイル変換装置と、前記特定領域検出装置により特定領
域が検出された第1の画像データにかかる第1の画像フ
ァイルおよび第2の画像ファイルにそれぞれ限定された
アクセス権および標準のアクセス権を設定し、前記特定
領域検出装置により前記特定領域が検出されなかった第
1の画像データにかかる第1の画像ファイルに標準のア
クセス権を設定する画像ファイルアクセス権設定装置
と、前記画像ファイルアクセス権設定装置によりアクセ
ス権が設定された前記第1の画像ファイルおよび前記第
2の画像ファイルを格納する画像ファイル格納装置と、
が相互に通信可能に接続されてなる画像処理システム。
【0008】(d) 原稿を読み取って第1の画像デー
タを取得する原稿読取装置と、前記原稿読取装置により
取得した第1の画像データを第1の画像ファイルに変換
する第1の画像ファイル変換装置と、前記原稿読取装置
により取得した第1の画像データから特定領域を検出す
る特定領域検出装置と、前記特定領域検出装置により検
出した特定領域以外の領域を第1の画像データから削除
して第2の画像データを作成する第2の画像データ作成
装置と、前記第2の画像データ作成装置により作成され
た第2の画像データを第2の画像ファイルに変換する第
2の画像ファイル変換装置と、前記特定領域検出装置に
より特定領域が検出された第1の画像データにかかる第
1の画像ファイルおよび第2の画像ファイルにそれぞれ
標準のアクセス権および拡張したアクセス権を設定し、
前記特定領域検出装置により前記特定領域が検出されな
かった第1の画像データにかかる第1の画像ファイルに
標準のアクセス権を設定する画像ファイルアクセス権設
定装置と、前記画像ファイルアクセス権設定装置により
アクセス権が設定された前記第1の画像ファイルおよび
前記第2の画像ファイルを格納する画像ファイル格納装
置と、が相互に通信可能に接続されてなる画像処理シス
テム。
【0009】(e) 画像データを特定のファイル形式
の画像ファイルに変換する画像ファイル変換手段と、前
記画像データを文字認識して特定文字列を検出する特定
文字列検出手段と、前記特定文字列検出手段により特定
文字列が検出された画像データにかかる画像ファイルに
限定したアクセス権を設定し、前記特定文字列検出手段
により特定文字列が検出されなかった画像データにかか
る画像ファイルに標準のアクセス権を設定する画像ファ
イルアクセス権設定手段と、を備えてなる画像処理装
置。
【0010】(f) 画像データを特定のファイル形式
の画像ファイルに変換する画像ファイル変換手段と、前
記画像データを文字認識して特定文字列を検出する特定
文字列検出手段と、前記特定文字列検出手段により特定
文字列が検出された画像データにかかる画像ファイルに
拡張したアクセス権を設定し、前記特定文字列検出手段
により特定文字列が検出されなかった画像データにかか
る画像ファイルに標準のアクセス権を設定する画像ファ
イルアクセス権設定手段と、を備えてなる画像処理装
置。
【0011】(g) 第1の画像データを第1の画像フ
ァイルに変換する第1の画像ファイル変換手段と、前記
第1の画像データから特定領域を検出する特定領域検出
手段と、前記特定領域検出手段により検出した特定領域
を第1の画像データから削除して第2の画像データを作
成する第2の画像データ作成手段と、前記第2の画像デ
ータ作成手段により作成された第2の画像データを第2
の画像ファイルに変換する第2の画像ファイル変換手段
と、前記特定領域検出手段により特定領域が検出された
第1の画像データにかかる第1の画像ファイルおよび第
2の画像ファイルにそれぞれ限定されたアクセス権およ
び標準のアクセス権を設定し、前記特定領域検出手段に
より前記特定領域が検出されなかった第1の画像データ
にかかる第1の画像ファイルに標準のアクセス権を設定
する画像ファイルアクセス権設定手段と、を備えてなる
画像処理装置。
【0012】(h) 第1の画像データを第1の画像フ
ァイルに変換する第1の画像ファイル変換手段と、前記
第1の画像データから特定領域を検出する特定領域検出
手段と、前記特定領域検出手段により検出した特定領域
以外の領域を第1の画像データから削除して第2の画像
データを作成する第2の画像データ作成手段と、前記第
2の画像データ作成手段により作成された第2の画像デ
ータを第2の画像ファイルに変換する第2の画像ファイ
ル変換手段と、前記特定領域検出手段により特定領域が
検出された第1の画像データにかかる第1の画像ファイ
ルおよび第2の画像ファイルにそれぞれ標準のアクセス
権および拡張したアクセス権を設定し、前記特定領域検
出手段により前記特定領域が検出されなかった第1の画
像データにかかる第1の画像ファイルに標準のアクセス
権を設定する画像ファイルアクセス権設定手段と、を備
えてなる画像処理装置。
【0013】(i) 原稿を読み取って画像データを取
得する段階(1)と、段階(1)で取得した画像データ
を特定のファイル形式の画像ファイルに変換する段階
(2)と、段階(1)で取得した画像データを文字認識
して特定文字列を検出する段階(3)と、段階(3)で
特定文字列が検出された画像データにかかる画像ファイ
ルに限定したアクセス権を設定し、段階(3)で特定文
字列が検出されなかった画像データにかかる画像ファイ
ルに標準のアクセス権を設定する段階(4)と、段階
(4)でアクセス権が設定された画像ファイルを格納す
る段階(5)と、を有する画像処理方法。
【0014】(j) 原稿を読み取って第1の画像デー
タを取得する段階(1)と、段階(1)で取得した第1
の画像データを第1の画像ファイルに変換する段階
(2)と、段階(1)で取得した第1の画像データから
特定領域を検出する段階(3)と、段階(3)で検出し
た特定領域を第1の画像データから削除して第2の画像
データを作成する段階(4)と、段階(4)で作成され
た第2の画像データを第2の画像ファイルに変換する段
階(5)と、段階(3)で特定領域が検出された第1の
画像データにかかる第1の画像ファイルおよび第2の画
像ファイルにそれぞれ限定されたアクセス権および標準
のアクセス権を設定し、段階(3)で前記特定領域が検
出されなかった第1の画像データにかかる第1の画像フ
ァイルに標準のアクセス権を設定する段階(6)と、段
階(6)でアクセス権が設定された前記第1の画像ファ
イルおよび前記第2の画像ファイルを格納する段階
(7)と、を有する画像処理方法。
【0015】(k) 画像データを特定のファイル形式
の画像ファイルに変換する手順(1)と、前記画像デー
タを文字認識して特定文字列を検出する手順(2)と、
手順(2)で特定文字列が検出された画像データにかか
る画像ファイルに限定したアクセス権を設定し、手順
(2)で特定文字列が検出されなかった画像データにか
かる画像ファイルに標準のアクセス権を設定する手順
(3)と、をコンピュータに実行させるためのプログラ
ム。
【0016】(l) 第1の画像データを第1の画像フ
ァイルに変換する手順(1)と、前記第1の画像データ
から特定領域を検出する手順(2)と、手順(2)で検
出した特定領域を第1の画像データから削除して第2の
画像データを作成する手順(3)と、手順(3)で作成
された第2の画像データを第2の画像ファイルに変換す
る手順(4)と、手順(2)で特定領域が検出された第
1の画像データにかかる第1の画像ファイルおよび第2
の画像ファイルにそれぞれ限定されたアクセス権および
標準のアクセス権を設定し、手順(2)で前記特定領域
が検出されなかった第1の画像データにかかる第1の画
像ファイルに標準のアクセス権を設定する手順(5)
と、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【0017】(m) 画像データを特定のファイル形式
の画像ファイルに変換する手順(1)と、前記画像デー
タを文字認識して特定文字列を検出する手順(2)と、
手順(2)で特定文字列が検出された画像データにかか
る画像ファイルに限定したアクセス権を設定し、手順
(2)で特定文字列が検出されなかった画像データにか
かる画像ファイルに標準のアクセス権を設定する手順
(3)と、をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0018】(n) 第1の画像データを第1の画像フ
ァイルに変換する手順(1)と、前記第1の画像データ
から特定領域を検出する手順(2)と、手順(2)で検
出した特定領域を第1の画像データから削除して第2の
画像データを作成する手順(3)と、手順(3)で作成
された第2の画像データを第2の画像ファイルに変換す
る手順(4)と、手順(2)で特定領域が検出された第
1の画像データにかかる第1の画像ファイルおよび第2
の画像ファイルにそれぞれ限定されたアクセス権および
標準のアクセス権を設定し、手順(2)で前記特定領域
が検出されなかった第1の画像データにかかる第1の画
像ファイルに標準のアクセス権を設定する手順(5)
と、をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の第1の実施形態にかかる
画像処理システムの全体構成を示すブロック図である。
本実施形態における画像処理システムは、画像処理装置
としてのスキャナ11とファイルサーバ21とがネット
ワーク31を介して相互に接続されてなる。本画像処理
システムには、さらにクライアント41が接続されてい
る。
【0021】以下に、上記各機器の構成について説明す
るが、各機器で同様の機能を有する部分については、説
明の重複を避けるため初回のみその説明を行い、2回目
以降はその説明を省略する。
【0022】図2は、本実施形態にかかるスキャナ11
の構成の一例を示すブロック図である。図2において、
スキャナ11は、CPU111、ROM112、RAM
113、操作パネル部114、原稿読取部115、およ
びネットワークインタフェース116を備えており、こ
れらは信号をやり取りするためのバス117を介して相
互に接続されている。
【0023】CPU111は、プログラムにしたがって
上記各部の制御や各種の演算処理等を行う。
【0024】ROM112は、各種プログラムやパラメ
ータを格納する。本実施形態において、スキャナ11は
後述する所定の動作を行うが、このためのスキャナ11
の動作を制御するプログラムは、ROM112に格納さ
れている。
【0025】RAM113は、作業領域として一時的に
プログラムやパラメータを記憶し、または当該画像処理
により得られた画像データ等を一時的に保存するために
使用される。
【0026】操作パネル部114は、各種情報が表示さ
れるタッチパネル、各種固定キー、表示ランプ等を備え
ている。
【0027】原稿読取部115は、所定の読み取り位置
にセットされた原稿に蛍光ランプ等の光源で光を当て、
その反射光をCCDやCIS等の受光素子で光電変換し
て、その電気信号から画像データ(ビットマップデー
タ)を生成する。また、原稿読み取り部115は、自動
原稿搬送装置(ADF)を備えていてもよく、これによ
り複数枚の原稿をADFにより一枚ずつ所定の読み取り
位置まで搬送して順次読み取ることができる。
【0028】ネットワークインタフェース116は、ネ
ットワークに接続しネットワーク上の他の機器と通信す
るためのインタフェースであり、イーサネット(登録商
標)、トークンリング、FDDI等の規格が用いられ
る。
【0029】図3は、本実施形態にかかるファイルサー
バ21の構成の一例を示すブロック図である。ファイル
サーバ21は、ファイルの格納および転送機能を有する
コンピュータであり、図3に示すように、CPU21
1、ROM212、RAM213、ハードディスク21
4、ディスプレイ215、入力装置216、ネットワー
クインタフェース217、およびバス218を有する。
【0030】ハードディスク214は、各種プログラム
やデータを格納し、または当該画像処理により得られた
画像ファイルを格納するために使用される。ディスプレ
イ215は、各種の表示を行う。入力装置216は、キ
ーボードやマウス等であり、各種の入力を行うために使
用される。また、本実施形態において、パソコン21は
後述する所定の動作を行うが、このためのパソコン21
の動作を制御するプログラムは、ROM212またはハ
ードディスク214に格納されている。
【0031】ネットワーク31は、LAN、WAN、イ
ンターネット等のコンピュータネットワーク、および電
話網、移動通信網、ISDN、パケット交換網等の公衆
網を含むものである。
【0032】また、クライアント41はパソコンであ
り、図3におけるファイルサーバと同様の構成を有す
る。
【0033】図4は、本実施形態におけるスキャナ11
の画像処理の手順を示すフローチャートである。まず、
スキャナ11は、ユーザから原稿読み取り命令があるま
で待機する(S101)。ユーザAは、原稿を原稿台の
所定の位置にセットし、操作パネル114のスタートボ
タンを押すことによりスキャナ11に原稿読み取り命令
を入力する。
【0034】スキャナ11は、ユーザAから原稿読み取
り命令を受け付けると(S101のYES)、セットさ
れた原稿を読み取って画像データを取得し(S10
2)、得られた画像データを所定のファイル形式の画像
ファイルに変換する(S103)。当該画像ファイルの
ファイル形式は、特に限定されるものではなく、たとえ
ばBMP、PICT、JPEG、GIF、PDF等が用
いられ、予めネットワーク管理者等が設定しておくよう
に構成されてもよいし、画像読み取り開始時にユーザA
が指定するように構成されてもよい。S102で取得し
た画像データおよびS103で変換された画像ファイル
は、一時的にRAM113に格納される。
【0035】ついで、S102で取得した画像データか
らテキスト領域を検出して文字認識を行い(S10
4)、文字認識処理により得られた文字列から特定文字
列を検出する(S105)。文字認識の方法としては、
たとえば各文字画像の特微量と予め記憶されている辞書
パターンとの一致の度合いに基づいて判別する方法等を
用いることができる。また、検出する特定文字列は、予
めネットワーク管理者等が設定しておくように構成され
てもよいし、画像読み取り開始時にユーザAが指定する
ことが可能なように構成されてもよい。
【0036】前記文字認識により得られた文字列から前
記特定文字列が検出された場合は(S106のYE
S)、RAM113に格納した前記画像ファイルに対し
限定したアクセス権を設定し(S107)、前記特定文
字列が検出されなかった場合は(S106のNO)、前
記画像ファイルに対し標準のアクセス権を設定する(S
108)。
【0037】ここで、アクセス権とは、複数のユーザが
利用するシステムやネットワークにおいて、ユーザが共
有資源であるファイルやディレクトリを利用するための
権限をいい、ファイルやディレクトリの属性の一部とし
てファイルやディレクトリごとに設定されるものであ
る。図5は、本実施形態において、画像ファイルに設定
されるアクセス権の一例を示したものである。本実施形
態においては、ファイルを所有するユーザである「ファ
イル所有者」、ファイル所有者と同じグループに属する
ユーザ全体を意味する「ファイル所有者グループ」、お
よびそれ以外の全てのユーザである「その他」に対し
て、それぞれ「読み出し」、「書き込み」および「実
行」の権限を与えるかどうかを設定することができる。
【0038】図5(a)において、各対象者の左欄は読
み出し権限のあり/なし(r/−)を、中央欄は書き込
み権限のあり/なし(w/−)を、右欄は実行権限のあ
り/なし(x/−)をそれぞれ表す。また、識別の欄
は、当該属性の設定対象について、ディレクトリ/ファ
イル(d/−)の別を表す。図5(b)は本実施形態に
おいて画像ファイルに設定された「標準のアクセス権」
を、図5(c)は「限定されたアクセス権」をそれぞれ
示している。図5(b)に示す「標準のアクセス権」に
おいては、「ファイル所有者」は書き込み権限と読み出
し権限を有し、「ファイル所有者グループ」および「そ
の他」は読み出し権限のみを有するものである。また、
図5(c)に示す「限定されたアクセス権」において
は、「ファイル所有者」は書き込み権限と読み出し権限
を有し、「ファイル所有者グループ」は読み出し権限の
みを有し、「その他」はいずれの権限も有さない設定と
なっている。したがって、「ファイル所有者」であるス
キャナ11を利用して画像ファイルを作成したユーザ
A、および「ファイル所有者グループ」であるユーザA
と同じ部門のユーザは、図5(b)に示す「標準のアク
セス権」を設定された画像ファイルおよび図5(c)に
示す「限定されたアクセス権」を設定された画像ファイ
ルのいずれをも閲覧することができる。一方、「その
他」である、ユーザAの所属する部門と異なる部門のユ
ーザは、図5(b)に示す「標準のアクセス権」を設定
された画像ファイルを閲覧することはできるが、図5
(c)に示す「限定されたアクセス権」を設定された画
像ファイルを閲覧することはできない。このように、本
実施形態における「限定されたアクセス権」とは、通常
のファイルやディレクトリに設定される標準のアクセス
権である「標準のアクセス権」と比較していずれかのユ
ーザの権限において限定されたアクセス権をいう。
【0039】ところで、ファイルのアクセス権は、
「r」、「w」、「x」および「−」にそれぞれ
「4」、「2」、「1」および「0」の数字を割り当て
て、「ファイル所有者」、「ファイル所有者グループ」
および「その他」ごとにこれらの数字を加算して順次列
記して表すこともできる。当該表記法によれば、図5b
に示す標準のアクセス権は「644」、図5bに示す限
定されたアクセス権は「640」と表すことができる。
したがって、本実施形態における「限定されたアクセス
権」とは、上記数字による表記法でのアクセス権が「標
準のアクセス権」よりも小さいものということができ
る。
【0040】なお、「ファイル所有者」、「ファイル所
有者グループ」または「その他」にいかなるユーザを所
属させるか、ならびに、「標準のアクセス権」および
「限定されたアクセス権」にいかなる範囲の権限を与え
るかは、たとえばネットワーク管理者等により環境に合
わせて適宜設定されるものである。
【0041】スキャナ11は、前記画像ファイルにアク
セス権を設定した後、前記画像ファイルをネットワーク
インタフェース116およびネットワーク31を介して
所定のプロトコルによりファイルサーバ21に送信する
(S108)。
【0042】図6は、本実施形態におけるファイルサー
バ21の画像処理の手順を示すフローチャートである。
ファイルサーバ21は、スキャナ11から前記画像ファ
イルを受信するまで待機し(S201のNO)、スキャ
ナ11からネットワーク31およびネットワークインタ
フェース217を介して前記画像ファイルを受信すると
(S201のYES)、受信した前記画像ファイルをハ
ードディスク214の所定のディレクトリに格納する
(S202)。
【0043】つぎに、ファイルサーバ21は、クライア
ント41から前記画像ファイルの転送要求があるまで待
機する(S203のNO)。クライアント41は、ユー
ザBの命令により、ネットワーク31を介してファイル
サーバ21に接続し、前記ディレクトリに格納された前
記画像ファイルの転送要求をファイルサーバ21に送信
する。クライアント41から前記画像ファイルの転送要
求を受信すると(S203のYES)、転送要求にかか
る前記画像ファイルに設定されたアクセス権に基づいて
ユーザBのアクセス権限の検証を行う(S204)。当
該アクセス権限の検証は、ユーザID、アカウント、パ
スワード、クライアント41のIPアドレス、コンピュ
ータ名、ドメイン名等を用いて行われる。前記画像ファ
イルに設定されたアクセス権に基づいてユーザBのアク
セス権限が検証された場合には(S205のYES)、
クライアント41に前記画像ファイルを転送し(S20
6)、ユーザBのアクセス権限が検証されなかった場合
には(S205のNO)、クライアント41に転送拒否
通知を送信する(S206)。
【0044】すなわち、上述したように、特定文字列検
出およびアクセス権設定の手順(S105〜S108)
において、スキャナ11が取得した画像データから特定
文字列を検出した場合、ファイルサーバ21には限定し
たアクセス権「640」が設定された画像ファイル51
が格納されるので、ユーザBがユーザAと同じ部門に所
属するものである場合は画像ファイル51を閲覧するこ
とができ、ユーザBがユーザAと異なる部門に所属する
ものである場合は画像ファイル51を閲覧することがで
きない。また、スキャナ11が取得した画像データから
特定文字列を検出しなかった場合、ファイルサーバ21
には標準のアクセス権「644」が設定された画像ファ
イル52が格納されるので、ユーザBがユーザAと同じ
部門に所属するものである場合はもちろん、ユーザAと
異なる部門に所属するものである場合も、画像ファイル
52を閲覧することができる。
【0045】このように、本実施形態の画像処理システ
ムによれば、たとえば、「部外秘」、「社外秘」、「丸
秘」、「秘密情報」、「課内のみ」、「部内用」、「社
内資料」等の文字列を特定文字列として設定することに
より、ネットワーク管理者等による個別の設定によらず
に、当該文字列を含む原稿から得られた画像ファイルに
は限定されたアクセス権を設定して、特定のユーザ、た
とえば特定の部課や社内のユーザのみが閲覧できるよう
にし、当該文字列を含まない原稿から得られた画像ファ
イルには標準のアクセス権を設定して、標準の設定にお
いてアクセス権限を有するその他のユーザも閲覧できる
ようにすることができるものである。
【0046】上記実施形態では、ユーザを「ファイル所
有者」、「ファイル所有者グループ」および「その他」
の3通りに分けてアクセス権を設定するものであった
が、さらにユーザに詳細な区分を設けて、複数の特定文
字列を設定することにより多段階のアクセス権を設定す
る構成としてもよい。すなわち、たとえばユーザに「課
内ユーザ」、「部内ユーザ」、「社内ユーザ」、「社外
ユーザ」等の段階を設け、「課外秘」、「部外秘」、
「社外秘」等の文字列を特定文字列として複数設定した
り、ユーザを「人事部ユーザ」、「経理部ユーザ」、
「営業部ユーザ」、「製造部ユーザ」等に分けて、「人
事部用」、「経理部用」、「営業部用」、「製造部用」
等の文字列を特定文字列として複数設定したりすること
により、これらの文字列を含む画像ファイルを上記の対
応するユーザのみが閲覧できるようにして、細かにアク
セス権を設定することができる。
【0047】また、上記実施形態では、文字列検出およ
びアクセス権設定の手順(S105〜S108)におい
て、スキャナ11は、特定文字列を検出した場合には限
定したアクセス権を設定し、特定文字列を検出しなかっ
た場合には標準のアクセス権を設定するものであった
が、特定文字列を検出した場合には拡張したアクセス権
を設定し、特定文字列を検出しなかった場合には標準の
アクセス権を設定するように構成してもよい。ここで、
「拡張したアクセス権」とは、「標準のアクセス権」と
比較していずれかのユーザの権限において拡張されたア
クセス権をいい、上述の数字による表記法でのアクセス
権が「標準のアクセス権」よりも大きいものをいう。こ
うすることにより、標準のアクセス権として部内のユー
ザのみが閲覧できるアクセス権を設定している場合等
に、たとえば、「全社用」、「社外公開用」等の文字列
を特定文字列として設定することにより、当該文字列を
含む原稿から得られた画像ファイルには拡大されたアク
セス権を設定して、他の部課のユーザ等も閲覧できるよ
うにすることができる。
【0048】なお、上記実施形態では、スキャナ11
が、画像データの画像ファイルへの変換の手順(S10
3)、文字認識の手順(S104)、特定文字列検出の
手順(S105およびS106)、およびアクセス権設
定の手順(S107およびS108)を実行するもので
あったが、これらの手順の一部またはすべてをファイル
サーバ21またはネットワーク31に接続された他のコ
ンピュータ等が実行する構成としてもよい。
【0049】図7は、本発明の第2の実施形態にかかる
画像処理システムの全体構成を示すブロック図である。
本実施形態における画像処理システムは、画像処理装置
としてのスキャナ12とWebサーバ22とがネットワ
ーク32を介して相互に接続されてなる。本画像処理シ
ステムには、さらにクライアント42が接続されてい
る。
【0050】スキャナ12、ネットワーク32およびク
ライアント42は、第1の実施形態におけるスキャナ1
1、ネットワーク31およびクライアント41と同様の
構成を有する。
【0051】Webサーバ22は、WWWサーバ機能を
有するコンピュータである。Webサーバ22は、WW
Wデータベースとしてネットワーク上でHTML形式に
よる文書ファイルを公開し、クライアントからの要求に
応じてHTMLファイルを転送する機能を有する。We
bサーバ22は、第1の実施形態におけるファイルサー
バ21と同様の構成を有する。
【0052】図8は、本実施形態におけるスキャナ12
の画像処理の手順を示すフローチャートである。まず、
スキャナ12は、ユーザから原稿読み取り命令があるま
で待機する(S301のNO)。図9は、本実施形態で
取り扱う原稿の一例を示している。図9において、原稿
61はアクセス権を限定して公開したい秘密事項を含ん
でいる。ユーザCは、原稿61の当該秘密事項にかかる
部分を予め枠で囲んでおき(原稿62)、これを原稿台
の所定の位置にセットして、操作パネル114のスター
トボタンを押すことによりスキャナ12に原稿読み取り
命令を入力する。
【0053】スキャナ12は、ユーザCから原稿読み取
り命令を受け付けると(S301のYES)、セットさ
れた原稿を読み取って画像データを取得し(S30
2)、得られた画像データを所定のファイル形式の第1
の画像ファイルに変換する(S303)。S302で取
得した画像データおよびS303で変換した第1の画像
ファイルは、一時的にRAM113に格納される。
【0054】ついで、S302で取得した画像データか
ら閉領域を検出する(S304)。平領域の検出方法と
しては、画像データから縦方向、横方向の各ラインごと
に黒画素の最大ラン長を求め、このラン長が一定値より
も大きいものを線分候補として枠を認識する方法、画像
データから周辺分布をとりそのヒストグラムからある閾
値以上の高さ、ある閾値以下の幅をもつ山を求めて線分
位置を決定し枠を認識する方法(特開平2−61775
号公報等)、枠を構成する線分をベクトルデータに変換
して認識する方法等を用いることができる。
【0055】前記画像データから閉領域が検出された場
合は(S305のYES)、前記画像データから検出さ
れた閉領域を削除して(S306)、JPEGやGIF
等の所定のファイル形式の第2の画像ファイルに変換す
る(S307)。変換した第2の画像ファイルは、RA
M113に一時的に格納する。そして、RAM113に
格納された第1の画像ファイルに限定したアクセス権
を、第2の画像ファイルに標準のアクセス権をそれぞれ
設定する(S308)。図10は、限定したアクセス権
が設定された第1の画像ファイル53および標準のアク
セス権が設定された第2の画像ファイル54を示してい
る。ついで、アクセス権を設定した第1の画像ファイル
および第2の画像ファイルをネットワークインタフェー
ス116およびネットワーク32を介して所定のプロト
コルによりWebサーバ22に送信する(S309)。
【0056】一方、前記画像データから閉領域が検出さ
れなかった場合は(S305のNO)、RAM113に
格納された第1の画像ファイルに対し標準のアクセス権
を設定し(S310)、当該第1の画像ファイルをネッ
トワークインタフェース116およびネットワーク32
を介して所定のプロトコルによりWebサーバ22に送
信する(S310)。
【0057】図11は、本実施形態におけるWebサー
バ22の画像処理の手順を示すフローチャートである。
Webサーバ22は、スキャナ12から画像ファイルを
受信するまで待機し(S401のNO)、スキャナ12
からネットワーク32およびネットワークインタフェー
ス217を介して画像ファイル(第1の画像ファイル、
または第1の画像ファイルおよび第2の画像ファイル)
を受信すると(S401のYES)、受信した画像ファ
イルをハードディスク214の所定のディレクトリに格
納する(S402)。
【0058】ついで、前記ディレクトリに格納された画
像ファイルをリンクファイルとするHTMLファイルを
作成し、ハードディスク214の所定のディレクトリに
格納する(S403)。これにより、クライアント42
は、当該HTMLファイルを受信することにより、We
bブラウザ等のビューワソフトを利用して前記画像ファ
イルをディスプレイ215に表示することが可能とな
る。
【0059】つぎに、Webサーバ22は、クライアン
ト42からHTMLファイルの転送要求があるまで待機
する(S404のNO)。クライアント42は、ユーザ
DによりWebブラウザ等を用いて前記画像ファイルの
格納場所を示すURLの入力を受け、ネットワーク32
を介してWebサーバ22に接続し、HTMLファイル
の転送要求をWebサーバ22に送信する。Webサー
バ22は、クライアント42からHTMLファイルの転
送要求を受信すると(S404のYES)、ハードディ
スク214に格納された前記HTMLファイルをクライ
アント42に転送する(S405)。クライアント42
はHTMLファイルを受信すると、受信したHTMLフ
ァイルを解析してリンクファイルである前記画像ファイ
ルの転送要求をWebサーバ22に送信する。
【0060】Webサーバ22は、クライアント42か
ら画像ファイルの転送要求があるまで待機し(S406
のNO)、クライアント42から画像ファイルの転送要
求を受信すると(S406のYES)、ハードディスク
214に格納された第1の画像ファイルに設定されたア
クセス権に基づいてユーザDのアクセス権限の検証を行
う(S407)。第1の画像ファイルに設定されたアク
セス権に基づいてユーザDのアクセス権限が検証された
場合には(S408のYES)、クライアント42に第
1の画像ファイルを転送する(S409)。
【0061】一方、第1の画像ファイルに設定されたア
クセス権に基づいてユーザDのアクセス権限が検証され
なかった場合(S408のNO)、ハードディスク21
4に第2の画像ファイルが存在する場合は(S410の
YES)、ハードディスク214に格納された第2の画
像ファイルに設定されたアクセス権に基づいて、再度ユ
ーザDのアクセス権限の検証を行う(S411)。第2
の画像ファイルに設定されたアクセス権に基づいてユー
ザDのアクセス権限が検証された場合には(S412の
YES)、クライアント42に第2の画像ファイルを転
送する(S413)。第2の画像ファイルに設定された
アクセス権に基づいてユーザDのアクセス権限が検証さ
れなかった場合には(S412のNO)、クライアント
42に転送拒否通知を送信する(S414)。また、S
410においてハードディスク214に第2の画像ファ
イルが存在しない場合は(S410のNO)、クライア
ント42に転送拒否通知を送信する(S414)。
【0062】すなわち、上述したように、閉領域検出の
手順(S304およびS305)において、スキャナ1
2が取得した画像データから閉領域を検出した場合、す
なわち原稿に秘密事項にかかる部分が含まれていた場
合、枠で囲まれた当該秘密事項にかかる部分を削除した
第2の画像ファイルが作成され(S306およびS30
7)、当該部分を含む第1の画像ファイル53には限定
したアクセス権「640」が、当該部分を含まない第2
の画像ファイル54には標準のアクセス権「644」が
それぞれ設定され(S308)、Webサーバ22に格
納されるものである。したがって、ユーザDがユーザC
と同じ部門に所属するものである場合は、前記秘密事項
にかかる部分をそのまま含む第1の画像ファイル53を
閲覧することができ、ユーザDがユーザCと異なる部門
に所属するものである場合は、前記秘密事項にかかる部
分が取り除かれた画像ファイル54を閲覧することがで
きる。また、スキャナ12が取得した画像データから閉
領域を検出しなかった場合、すなわち原稿に秘密事項に
かかる部分が含まれていなかった場合は、第1の画像フ
ァイルに標準のアクセス権「644」が設定されファイ
ルサーバ21に格納されるので、ユーザDがユーザCと
同じ部門に所属するものである場合はもちろん、ユーザ
Cと異なる部門に所属するものである場合も、元画像に
かかる第1の画像ファイルを閲覧することができる。
【0063】このように、本実施形態の画像処理システ
ムによれば、秘密事項を含む原稿の当該秘密事項にかか
る部分を枠で囲んでおくことにより、当該秘密事項を含
む画像ファイルには限定されたアクセス権を設定して、
特定の部門ユーザのみが閲覧できるようにするととも
に、当該秘密事項を削除した画像ファイルを作成して標
準のアクセス権を設定することにより、標準の設定にお
いてアクセス権限を有するその他のユーザには、当該秘
密事項を含まない画像ファイルを閲覧できるようにする
ものである。
【0064】上記実施形態では、原稿の秘密事項にかか
る部分を枠で囲んでおいて、画像データの閉領域を検出
することにより当該秘密事項にかかる部分を検出するも
のであったが、原稿の秘密事項にかかる部分の検出方法
はこれに限定されるものではなく、たとえば、原稿の秘
密事項にかかる部分に下線、網かけ等の修飾を施してお
いて、取得した画像データからこれらを検出するもので
あってもよいし、原稿の秘密事項にかかる部分に特定の
文字の種類、サイズ、色、太字、斜体等を用い、取得し
た画像データを文字認識してこれらを検出する構成とす
ることもできる。
【0065】また、上記実施形態では、閉領域検出、第
2の画像ファイル作成、およびアクセス権設定の手順
(S304〜S308およびS310)において、スキ
ャナ12は、閉領域を検出した場合には当該閉領域を削
除した第2の画像ファイル作成し、第1の画像ファイル
には限定したアクセス権を、第2の画像ファイルには標
準のアクセス権をそれぞれ設定するものであったが、閉
領域を検出した場合には当該閉領域以外の領域を削除し
た第2の画像ファイル作成し、第1の画像ファイルには
標準のアクセス権を、第2の画像ファイルには拡大した
アクセス権をそれぞれ設定するように構成してもよい。
こうすることにより、標準のアクセス権として部門内の
ユーザのみが閲覧できるアクセス権を設定している場合
等に、外部に公開してもよい事項にかかる部分を枠で囲
んでおくことにより、当該部分のみを含む画像ファイル
に拡大されたアクセス権を設定して、他の部門のユーザ
等も閲覧できるようにすることができる。
【0066】なお、上記実施形態では、スキャナ12
が、画像データの第1の画像ファイルへの変換の手順
(S303)、閉領域検出の手順(S304およびS3
05)、第2の画像ファイル作成の手順(S306およ
びS307)、およびアクセス権設定の手順(S308
およびS310)を実行するものであったが、これらの
手順の一部またはすべてをWebサーバ22またはネッ
トワーク32に接続された他のコンピュータ等が実行す
る構成としてもよい。
【0067】本発明の画像処理装置は、上記実施形態に
示したスキャナの他、デジタル複写機やファクシミリ装
置等の画像読取機能を有する多機能周辺機器(MFP)
やパソコン、ワークステーション等のコンピュータ等に
も応用することができる。
【0068】本発明による画像処理システムまたは画像
処理装置を構成する各手段、および画像処理方法は、専
用のハードウエア回路によっても、プログラムされた画
像処理装置によっても実現することができる。プログラ
ムされた画像処理装置によって本発明を実現する場合、
画像処理装置を動作させるプログラムは、フロッピー
(登録商標)ディスクやCD−ROM等のコンピュータ
読取可能な記録媒体によって提供されることができる。
この場合、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録され
たプログラムは、通常、ROMやハードディスク等に転
送され記憶される。また、このプログラムは、たとえ
ば、単独のアプリケーションソフトとして提供されても
よいし、また、画像処理装置の一機能としてその装置の
ソフトウエアに組み込んでもよい。
【0069】
【発明の効果】上述のとおり、本発明の画像処理システ
ムによれば、たとえば、「部外秘」、「社外秘」等の文
字列を特定文字列として設定することにより、ネットワ
ーク管理者等による個別の設定によらずに、当該文字列
を含む原稿から得られた画像ファイルには限定されたア
クセス権を設定して、部門内のユーザのみが閲覧できる
ようにし、当該文字列を含まない原稿から得られた画像
ファイルには標準のアクセス権を設定して、標準の設定
においてアクセス権限を有する外部のユーザにも閲覧で
きるようにすることができる。
【0070】また、本発明の画像処理システムによれ
ば、秘密事項を含む原稿の当該秘密事項にかかる部分を
枠で囲んでおくことにより、当該秘密事項を含む画像フ
ァイルには限定されたアクセス権を設定して、部門内の
ユーザのみが閲覧できるようにするとともに、当該秘密
事項を削除した画像ファイルを作成して標準のアクセス
権を設定することにより、標準の設定においてアクセス
権限を有する外部のユーザには、当該秘密事項を含まな
い画像ファイルを閲覧できるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態にかかる画像処理シ
ステムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態にかかるスキャナ1
1の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態にかかるファイルサ
ーバ21の構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の第1の実施形態におけるスキャナ1
1の画像処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の第1の実施形態において画像ファイ
ルに設定されるアクセス権の一例を示す図である。
【図6】 本発明の第1の実施形態におけるファイルサ
ーバ21の画像処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】 本発明の第2の実施形態にかかる画像処理シ
ステムの全体構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明の第2の実施形態におけるスキャナ1
2の画像処理の手順を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の第2の実施形態において取り扱われ
る原稿の一例を示す図である。
【図10】 本発明の第2の実施形態において取り扱わ
れる第1の画像ファイルおよび第2の画像ファイルの一
例を示す図である。
【図11】 本発明の第2の実施形態におけるWebサ
ーバ12の画像処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
11,12…スキャナ、 21…ファイルサーバ、 22…Webサーバ、 31,32…ネットワーク、 41,42…クライアント、 111,211…CPU、 112,212…ROM、 113,213…RAM、 114…操作パネル部、 115…原稿読取部、 116,217…ネットワークインタフェース、 117,218…バス、 214…ハードディスク、 215…ディスプレイ、 216…入力装置。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取って画像データを取得する
    原稿読取装置と、 前記原稿読取装置により取得した画像データを特定のフ
    ァイル形式の画像ファイルに変換する画像ファイル変換
    装置と、 前記原稿読取装置により取得した画像データを文字認識
    して特定文字列を検出する特定文字列検出装置と、 前記特定文字列検出装置により特定文字列が検出された
    画像データにかかる画像ファイルに限定したアクセス権
    を設定し、前記特定文字列検出装置により特定文字列が
    検出されなかった画像データにかかる画像ファイルに標
    準のアクセス権を設定する画像ファイルアクセス権設定
    装置と、 前記画像ファイルアクセス権設定装置によりアクセス権
    が設定された画像ファイルを格納する画像ファイル格納
    装置と、が相互に通信可能に接続されてなる画像処理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 原稿を読み取って画像データを取得する
    原稿読取装置と、 前記原稿読取装置により取得した画像データを特定のフ
    ァイル形式の画像ファイルに変換する画像ファイル変換
    装置と、 前記原稿読取装置により取得した画像データを文字認識
    して特定文字列を検出する特定文字列検出装置と、 前記特定文字列検出装置により特定文字列が検出された
    画像データにかかる画像ファイルに拡張したアクセス権
    を設定し、前記特定文字列検出装置により特定文字列が
    検出されなかった画像データにかかる画像ファイルに標
    準のアクセス権を設定する画像ファイルアクセス権設定
    装置と、 前記画像ファイルアクセス権設定装置によりアクセス権
    が設定された画像ファイルを格納する画像ファイル格納
    装置と、が相互に通信可能に接続されてなる画像処理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 原稿を読み取って第1の画像データを取
    得する原稿読取装置と、 前記原稿読取装置により取得した第1の画像データを第
    1の画像ファイルに変換する第1の画像ファイル変換装
    置と、 前記原稿読取装置により取得した第1の画像データから
    特定領域を検出する特定領域検出装置と、 前記特定領域検出装置により検出した特定領域を第1の
    画像データから削除して第2の画像データを作成する第
    2の画像データ作成装置と、 前記第2の画像データ作成装置により作成された第2の
    画像データを第2の画像ファイルに変換する第2の画像
    ファイル変換装置と、 前記特定領域検出装置により特定領域が検出された第1
    の画像データにかかる第1の画像ファイルおよび第2の
    画像ファイルにそれぞれ限定されたアクセス権および標
    準のアクセス権を設定し、前記特定領域検出装置により
    前記特定領域が検出されなかった第1の画像データにか
    かる第1の画像ファイルに標準のアクセス権を設定する
    画像ファイルアクセス権設定装置と、 前記画像ファイルアクセス権設定装置によりアクセス権
    が設定された前記第1の画像ファイルおよび前記第2の
    画像ファイルを格納する画像ファイル格納装置と、 が相互に通信可能に接続されてなる画像処理システム。
  4. 【請求項4】 原稿を読み取って第1の画像データを取
    得する原稿読取装置と、 前記原稿読取装置により取得した第1の画像データを第
    1の画像ファイルに変換する第1の画像ファイル変換装
    置と、 前記原稿読取装置により取得した第1の画像データから
    特定領域を検出する特定領域検出装置と、 前記特定領域検出装置により検出した特定領域以外の領
    域を第1の画像データから削除して第2の画像データを
    作成する第2の画像データ作成装置と、 前記第2の画像データ作成装置により作成された第2の
    画像データを第2の画像ファイルに変換する第2の画像
    ファイル変換装置と、 前記特定領域検出装置により特定領域が検出された第1
    の画像データにかかる第1の画像ファイルおよび第2の
    画像ファイルにそれぞれ標準のアクセス権および拡張し
    たアクセス権を設定し、前記特定領域検出装置により前
    記特定領域が検出されなかった第1の画像データにかか
    る第1の画像ファイルに標準のアクセス権を設定する画
    像ファイルアクセス権設定装置と、 前記画像ファイルアクセス権設定装置によりアクセス権
    が設定された前記第1の画像ファイルおよび前記第2の
    画像ファイルを格納する画像ファイル格納装置と、が相
    互に通信可能に接続されてなる画像処理システム。
  5. 【請求項5】 画像データを特定のファイル形式の画像
    ファイルに変換する画像ファイル変換手段と、 前記画像データを文字認識して特定文字列を検出する特
    定文字列検出手段と、 前記特定文字列検出手段により特定文字列が検出された
    画像データにかかる画像ファイルに限定したアクセス権
    を設定し、前記特定文字列検出手段により特定文字列が
    検出されなかった画像データにかかる画像ファイルに標
    準のアクセス権を設定する画像ファイルアクセス権設定
    手段と、を備えてなる画像処理装置。
  6. 【請求項6】 画像データを特定のファイル形式の画像
    ファイルに変換する画像ファイル変換手段と、 前記画像データを文字認識して特定文字列を検出する特
    定文字列検出手段と、 前記特定文字列検出手段により特定文字列が検出された
    画像データにかかる画像ファイルに拡張したアクセス権
    を設定し、前記特定文字列検出手段により特定文字列が
    検出されなかった画像データにかかる画像ファイルに標
    準のアクセス権を設定する画像ファイルアクセス権設定
    手段と、を備えてなる画像処理装置。
  7. 【請求項7】 第1の画像データを第1の画像ファイル
    に変換する第1の画像ファイル変換手段と、 前記第1の画像データから特定領域を検出する特定領域
    検出手段と、 前記特定領域検出手段により検出した特定領域を第1の
    画像データから削除して第2の画像データを作成する第
    2の画像データ作成手段と、 前記第2の画像データ作成手段により作成された第2の
    画像データを第2の画像ファイルに変換する第2の画像
    ファイル変換手段と、 前記特定領域検出手段により特定領域が検出された第1
    の画像データにかかる第1の画像ファイルおよび第2の
    画像ファイルにそれぞれ限定されたアクセス権および標
    準のアクセス権を設定し、前記特定領域検出手段により
    前記特定領域が検出されなかった第1の画像データにか
    かる第1の画像ファイルに標準のアクセス権を設定する
    画像ファイルアクセス権設定手段と、を備えてなる画像
    処理装置。
  8. 【請求項8】 第1の画像データを第1の画像ファイル
    に変換する第1の画像ファイル変換手段と、 前記第1の画像データから特定領域を検出する特定領域
    検出手段と、 前記特定領域検出手段により検出した特定領域以外の領
    域を第1の画像データから削除して第2の画像データを
    作成する第2の画像データ作成手段と、 前記第2の画像データ作成手段により作成された第2の
    画像データを第2の画像ファイルに変換する第2の画像
    ファイル変換手段と、 前記特定領域検出手段により特定領域が検出された第1
    の画像データにかかる第1の画像ファイルおよび第2の
    画像ファイルにそれぞれ標準のアクセス権および拡張し
    たアクセス権を設定し、前記特定領域検出手段により前
    記特定領域が検出されなかった第1の画像データにかか
    る第1の画像ファイルに標準のアクセス権を設定する画
    像ファイルアクセス権設定手段と、を備えてなる画像処
    理装置。
  9. 【請求項9】 原稿を読み取って画像データを取得する
    段階(1)と、 段階(1)で取得した画像データを特定のファイル形式
    の画像ファイルに変換する段階(2)と、 段階(1)で取得した画像データを文字認識して特定文
    字列を検出する段階(3)と、 段階(3)で特定文字列が検出された画像データにかか
    る画像ファイルに限定したアクセス権を設定し、段階
    (3)で特定文字列が検出されなかった画像データにか
    かる画像ファイルに標準のアクセス権を設定する段階
    (4)と、 段階(4)でアクセス権が設定された画像ファイルを格
    納する段階(5)と、を有する画像処理方法。
  10. 【請求項10】 原稿を読み取って第1の画像データを
    取得する段階(1)と、 段階(1)で取得した第1の画像データを第1の画像フ
    ァイルに変換する段階(2)と、 段階(1)で取得した第1の画像データから特定領域を
    検出する段階(3)と、 段階(3)で検出した特定領域を第1の画像データから
    削除して第2の画像データを作成する段階(4)と、 段階(4)で作成された第2の画像データを第2の画像
    ファイルに変換する段階(5)と、 段階(3)で特定領域が検出された第1の画像データに
    かかる第1の画像ファイルおよび第2の画像ファイルに
    それぞれ限定されたアクセス権および標準のアクセス権
    を設定し、段階(3)で前記特定領域が検出されなかっ
    た第1の画像データにかかる第1の画像ファイルに標準
    のアクセス権を設定する段階(6)と、 段階(6)でアクセス権が設定された前記第1の画像フ
    ァイルおよび前記第2の画像ファイルを格納する段階
    (7)と、を有する画像処理方法。
  11. 【請求項11】 画像データを特定のファイル形式の画
    像ファイルに変換する手順(1)と、 前記画像データを文字認識して特定文字列を検出する手
    順(2)と、 手順(2)で特定文字列が検出された画像データにかか
    る画像ファイルに限定したアクセス権を設定し、手順
    (2)で特定文字列が検出されなかった画像データにか
    かる画像ファイルに標準のアクセス権を設定する手順
    (3)と、をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ム。
  12. 【請求項12】 第1の画像データを第1の画像ファイ
    ルに変換する手順(1)と、 前記第1の画像データから特定領域を検出する手順
    (2)と、 手順(2)で検出した特定領域を第1の画像データから
    削除して第2の画像データを作成する手順(3)と、 手順(3)で作成された第2の画像データを第2の画像
    ファイルに変換する手順(4)と、 手順(2)で特定領域が検出された第1の画像データに
    かかる第1の画像ファイルおよび第2の画像ファイルに
    それぞれ限定されたアクセス権および標準のアクセス権
    を設定し、手順(2)で前記特定領域が検出されなかっ
    た第1の画像データにかかる第1の画像ファイルに標準
    のアクセス権を設定する手順(5)と、をコンピュータ
    に実行させるためのプログラム。
  13. 【請求項13】 画像データを特定のファイル形式の画
    像ファイルに変換する手順(1)と、 前記画像データを文字認識して特定文字列を検出する手
    順(2)と、 手順(2)で特定文字列が検出された画像データにかか
    る画像ファイルに限定したアクセス権を設定し、手順
    (2)で特定文字列が検出されなかった画像データにか
    かる画像ファイルに標準のアクセス権を設定する手順
    (3)と、をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 第1の画像データを第1の画像ファイ
    ルに変換する手順(1)と、 前記第1の画像データから特定領域を検出する手順
    (2)と、 手順(2)で検出した特定領域を第1の画像データから
    削除して第2の画像データを作成する手順(3)と、 手順(3)で作成された第2の画像データを第2の画像
    ファイルに変換する手順(4)と、 手順(2)で特定領域が検出された第1の画像データに
    かかる第1の画像ファイルおよび第2の画像ファイルに
    それぞれ限定されたアクセス権および標準のアクセス権
    を設定し、手順(2)で前記特定領域が検出されなかっ
    た第1の画像データにかかる第1の画像ファイルに標準
    のアクセス権を設定する手順(5)と、をコンピュータ
    に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
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