JP2009124548A - 遅延時間測定方法、パケット中継装置、遅延時間測定装置、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】測定側端末TE1から被測定側端末TE2宛に送信された送信パケットP1の送信中継時刻T301と、送信パケットP1に応答して被測定側端末から測定側端末宛に送信された応答パケットP2の応答中継時刻T302と、応答パケットP2に含まれている経過時間D201と、測定側端末と被測定側端末との間での伝送の往復遅延時間である第1往復遅延時間RTD1を通知するために測定側端末から被測定側端末宛に送信された通知パケットP3に含まれている第1往復遅延時間RTD1とに基づいて、パケット中継装置と被測定側端末との間での伝送の往復遅延時間である第2往復遅延時間RTD2及びパケット中継装置と測定側端末との間での伝送の往復遅延時間である第3往復遅延時間RTD3を測定する。
【選択図】図2
Description
=(T102−T101)−D201 …(3)
RFC3550 RFC3611
<この発明の遅延時間測定方法を実行する装置の構成>
以下、図1を参照して、パケット中継装置N1がこの発明の遅延時間測定方法を実行する装置となっている場合の構成につき説明する。なお、図1は、この発明に係るパケット中継装置の構成の一例を示すブロック図である。
以下、図2を参照して、この発明の遅延時間測定方法につき説明する。なお、図2は、この発明の遅延時間測定方法を説明するためのシーケンス図である。この実施の形態例では、図8に示す例と同様に、測定側端末を端末TE1とし、被測定側端末を端末TE2として説明する。
=(T302−T301)−D201 …(1)
=RTD1−RTD2
=RTD1−((T302−T301)−D201) …(2)
=(T102−T101)−D201 …(3)
実施の形態例1では、この発明の遅延時間測定方法をパケット中継装置N1に適用した例を説明した。しかしながら、この発明の遅延時間測定方法は、パケット中継装置N1とは別の独立した装置に適用することが可能である。
実施の形態例1では、パケット中継装置N1の測定部N104が、第2往復遅延時間RTD2及び第3往復遅延時間RTD3の測定時に、上述の式(1)及び(2)を演算することによって、第2往復遅延時間RTD2及び第3往復遅延時間RTD3を測定している。同様に、実施の形態例2では、遅延時間測定装置110の測定部N104’が、第2往復遅延時間RTD2及び第3往復遅延時間RTD3の測定時に、上述の式(1)及び(2)を演算することによって、第2往復遅延時間RTD2及び第3往復遅延時間RTD3を測定している。しかしながら、パケット中継装置N1の測定部N104及び遅延時間測定装置110の測定部N104’は、予め用意されたテーブル情報を参照することによって、第2往復遅延時間RTD2及び第3往復遅延時間RTD3を測定することができる。
TE2 …被測定側端末
N1 …パケット中継装置
P1 …RTCPパケット(送信パケット)
P2 …RTCPパケット(応答パケット)
P3 …RTCPパケット(通知パケット)
T101,T202,T103 …送信時刻
T201,T102,T203 …受信時刻
T301,T302,T303 …中継時刻
D201 …経過時間
RTD1 …測定側端末と被測定側端末との間での伝送の往復遅延時間
RTD2 …パケット中継装置と被測定側端末との間での伝送の往復遅延時間
RTD3 …パケット中継装置と測定側端末との間での伝送の往復遅延時間
RTD1−1,RTD1−2,RTD2−1,RTD2−2,RTD3−1,RTD3 −2 …遅延時間
Claims (16)
- パケット中継装置を介して測定側端末と被測定側端末との間で伝送されるパケットに対して、当該測定側端末と当該被測定側端末との間での伝送の往復遅延時間を第1往復遅延時間とし、当該パケット中継装置と当該被測定側端末との間での伝送の往復遅延時間を第2往復遅延時間とし、当該パケット中継装置と当該測定側端末との間での伝送の往復遅延時間を第3往復遅延時間として、当該第2往復遅延時間及び当該第3往復遅延時間を測定する測定部と、時刻データ及び時間データを含むパケットに関する情報が保存される情報蓄積部とを設け、
前記測定部によって、
(a)前記測定側端末から前記被測定側端末宛にRTCPパケットとして送信されかつ前記測定側端末での送信時刻を含む送信パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、当該送信パケットの中継時刻データである送信中継時刻を前記情報蓄積部に保存し、
(b)前記送信パケットに応答して前記被測定側端末から前記測定側端末宛に応答RTCPパケットとして送信されかつ前記送信パケットの受信から送信されるまでの時間データである経過時間を含む応答パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、当該応答パケットの中継時刻データである応答中継時刻と、当該応答パケットに含まれている経過時間とを前記情報蓄積部に保存し、
(c)前記第1往復遅延時間を通知するために前記測定側端末から前記被測定側端末宛に通知RTCPパケットとして送信されかつ前記第1往復遅延時間を含む通知パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、前記情報蓄積部に保存された前記送信中継時刻と前記応答中継時刻と前記経過時間と、当該通知パケットに含まれている前記第1往復遅延時間とに基づいて、前記第2往復遅延時間及び前記第3往復遅延時間を測定する
ことを特徴とする遅延時間測定方法。 - 請求項1に記載の遅延時間測定方法において、
前記第1往復遅延時間をRTD1とし、前記第2往復遅延時間をRTD2とし、前記第3往復遅延時間をRTD3とし、前記送信パケットの前記測定側端末での前記送信時刻をT101とし、前記被測定側端末での前記送信パケットの受信から前記応答パケットが送信されるまでの前記経過時間をD201とし、前記送信パケットの前記パケット中継装置での前記送信中継時刻をT301とし、前記応答パケットの前記パケット中継装置での前記応答中継時刻をT302とする場合に、
前記測定部によって、以下の式(1)及び(2)を演算することによって、前記第2往復遅延時間RTD2及び前記第3往復遅延時間RTD3を測定する
ことを特徴とする遅延時間測定方法。
RTD2
=(T302−T301)−D201 …(1)
RTD3
=RTD1−RTD2
=RTD1−((T302−T301)−D201) …(2) - 請求項2に記載の遅延時間測定方法において、
前記測定部に、タイマ手段と書込手段と読出手段と演算手段とを設け、
前記タイマ手段によって、時刻を計測し、
前記書込手段によって、前記送信時刻T101を含む前記送信パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、当該送信パケットの中継時刻データとして前記タイマ手段によって計測された送信中継時刻T301を前記情報蓄積部に書き込んで保存し、及び、
前記経過時間D201を含む前記応答パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、当該応答パケットの中継時刻データとして前記タイマ手段によって計測された応答中継時刻T302と、当該応答パケットに含まれている当該経過時間D201とを前記情報蓄積部に書き込んで保存し、
前記読出手段によって、前記第1往復遅延時間RTD1を含む前記通知パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、前記情報蓄積部から、当該通知パケットに対応する前記送信パケットの前記送信中継時刻T301と、当該通知パケットに対応する前記応答パケットの前記応答中継時刻T302と、前記経過時間D201とを読み出し、及び、
前記演算手段によって、それぞれ読み出された前記送信中継時刻T301と前記応答中継時刻T302と前記経過時間D201と、前記通知パケットに含まれている前記第1往復遅延時間RTD1とに基づいて、前記式(1)及び(2)を演算することによって、前記第2往復遅延時間RTD2及び前記第3往復遅延時間RTD3を測定する
ことを特徴とする遅延時間測定方法。 - 請求項1に記載の遅延時間測定方法において、
前記第1往復遅延時間をRTD1とし、前記第2往復遅延時間をRTD2とし、前記第3往復遅延時間をRTD3とし、前記送信パケットの前記測定側端末での前記送信時刻をT101とし、前記被測定側端末での前記送信パケットの受信から前記応答パケットが送信されるまでの前記経過時間をD201とし、前記送信パケットの前記パケット中継装置での前記送信中継時刻をT301とし、前記応答パケットの前記パケット中継装置での前記応答中継時刻をT302とする場合に、
前記測定部によって、前記情報蓄積部に保存された前記送信中継時刻T301と前記応答中継時刻T302と前記経過時間D201と、前記パケット中継装置によって中継された前記通知パケットに含まれている前記第1往復遅延時間RTD1とに基づいて、予め用意されたテーブル情報を参照することによって、前記第2往復遅延時間RTD2及び前記第3往復遅延時間RTD3を測定する
ことを特徴とする遅延時間測定方法。 - 測定側端末と被測定側端末との間で伝送されるパケットを中継するパケット中継装置において、
前記測定側端末と前記被測定側端末との間での伝送の往復遅延時間を第1往復遅延時間とし、当該パケット中継装置と前記被測定側端末との間での伝送の往復遅延時間を第2往復遅延時間とし、当該パケット中継装置と前記測定側端末との間での伝送の往復遅延時間を第3往復遅延時間として、当該第2往復遅延時間及び当該第3往復遅延時間を測定する測定部と、
時刻データ及び時間データを含むパケットに関する情報が保存される情報蓄積部とを有し、
前記測定部は、
(a)前記測定側端末から前記被測定側端末宛にRTCPパケットとして送信されかつ前記測定側端末での送信時刻を含む送信パケットを当該パケット中継装置が中継したときに、当該送信パケットの中継時刻データである送信中継時刻を前記情報蓄積部に保存し、
(b)前記送信パケットに応答して前記被測定側端末から前記測定側端末宛に応答RTCPパケットとして送信されかつ前記送信パケットの受信から送信されるまでの時間データである経過時間を含む応答パケットを当該パケット中継装置が中継したときに、当該応答パケットの中継時刻データである応答中継時刻と、当該応答パケットに含まれている経過時間とを前記情報蓄積部に保存し、
(c)前記第1往復遅延時間を通知するために前記測定側端末から前記被測定側端末宛に通知RTCPパケットとして送信されかつ前記第1往復遅延時間を含む通知パケットを当該パケット中継装置が中継したときに、前記情報蓄積部に保存された前記送信中継時刻と前記応答中継時刻と前記経過時間と、当該通知パケットに含まれている前記第1往復遅延時間とに基づいて、前記第2往復遅延時間及び前記第3往復遅延時間を測定する
ことを特徴とするパケット中継装置。 - 請求項5に記載のパケット中継装置において、
前記第1往復遅延時間をRTD1とし、前記第2往復遅延時間をRTD2とし、前記第3往復遅延時間をRTD3とし、前記送信パケットの前記測定側端末での前記送信時刻をT101とし、前記被測定側端末での前記送信パケットの受信から前記応答パケットが送信されるまでの前記経過時間をD201とし、前記送信パケットの当該パケット中継装置での前記送信中継時刻をT301とし、前記応答パケットの当該パケット中継装置での前記応答中継時刻をT302とする場合に、
前記測定部は、以下の式(1)及び(2)を演算することによって、前記第2往復遅延時間RTD2及び前記第3往復遅延時間RTD3を測定する
ことを特徴とするパケット中継装置。
RTD2
=(T302−T301)−D201 …(1)
RTD3
=RTD1−RTD2
=RTD1−((T302−T301)−D201) …(2) - 請求項6に記載のパケット中継装置において、
前記測定部は、タイマ手段と書込手段と読出手段と演算手段とを含み、
前記タイマ手段は、時刻を計測し、
前記書込手段は、前記送信時刻T101を含む前記送信パケットを当該パケット中継装置が中継したときに、当該送信パケットの中継時刻データとして前記タイマ手段によって計測された送信中継時刻T301を前記情報蓄積部に書き込んで保存し、及び、
前記経過時間D201を含む前記応答パケットを当該パケット中継装置が中継したときに、当該応答パケットの中継時刻データとして前記タイマ手段によって計測された応答中継時刻T302と、当該応答パケットに含まれている当該経過時間D201とを前記情報蓄積部に書き込んで保存し、
前記読出手段は、前記第1往復遅延時間RTD1を含む前記通知パケットを当該パケット中継装置が中継したときに、前記情報蓄積部から、当該通知パケットに対応する前記送信パケットの前記送信中継時刻T301と、当該通知パケットに対応する前記応答パケットの前記応答中継時刻T302と、前記経過時間D201とを読み出し、及び、
前記演算手段は、それぞれ読み出された前記送信中継時刻T301と前記応答中継時刻T302と前記経過時間D201と、前記通知パケットに含まれている前記第1往復遅延時間RTD1とに基づいて、前記式(1)及び(2)を演算することによって、前記第2往復遅延時間RTD2及び前記第3往復遅延時間RTD3を測定する
ことを特徴とするパケット中継装置。 - 請求項5に記載のパケット中継装置において、
前記第1往復遅延時間をRTD1とし、前記第2往復遅延時間をRTD2とし、前記第3往復遅延時間をRTD3とし、前記送信パケットの前記測定側端末での前記送信時刻をT101とし、前記被測定側端末での前記送信パケットの受信から前記応答パケットが送信されるまでの前記経過時間をD201とし、前記送信パケットの当該パケット中継装置での前記送信中継時刻をT301とし、前記応答パケットの当該パケット中継装置での前記応答中継時刻をT302とする場合に、
前記測定部は、前記情報蓄積部に保存された前記送信中継時刻T301と前記応答中継時刻T302と前記経過時間D201と、当該パケット中継装置によって中継された前記通知パケットに含まれている前記第1往復遅延時間RTD1とに基づいて、予め用意されたテーブル情報を参照することによって、前記第2往復遅延時間RTD2及び前記第3往復遅延時間RTD3を測定する
ことを特徴とするパケット中継装置。 - パケット中継装置に接続され、かつ、当該パケット中継装置を介して測定側端末と被測定側端末との間で伝送されるパケットに対して、当該測定側端末と当該被測定側端末との間での伝送の往復遅延時間を第1往復遅延時間とし、当該パケット中継装置と当該被測定側端末との間での伝送の往復遅延時間を第2往復遅延時間とし、当該パケット中継装置と当該測定側端末との間での伝送の往復遅延時間を第3往復遅延時間として、当該第2往復遅延時間及び当該第3往復遅延時間を測定する遅延時間測定装置であって、
前記第2往復遅延時間及び前記第3往復遅延時間を測定する測定部と、
時刻データ及び時間データを含むパケットに関する情報が保存される情報蓄積部とを有し、
前記測定部は、
(a)前記測定側端末から前記被測定側端末宛にRTCPパケットとして送信されかつ前記測定側端末での送信時刻を含む送信パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、当該送信パケットの中継時刻データである送信中継時刻を前記情報蓄積部に保存し、
(b)前記送信パケットに応答して前記被測定側端末から前記測定側端末宛に応答RTCPパケットとして送信されかつ前記送信パケットの受信から送信されるまでの時間データである経過時間を含む応答パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、当該応答パケットの中継時刻データである応答中継時刻と、当該応答パケットに含まれている経過時間とを前記情報蓄積部に保存し、
(c)前記第1往復遅延時間を通知するために前記測定側端末から前記被測定側端末宛に通知RTCPパケットとして送信されかつ前記第1往復遅延時間を含む通知パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、前記情報蓄積部に保存された前記送信中継時刻と前記応答中継時刻と前記経過時間と、当該通知パケットに含まれている前記第1往復遅延時間とに基づいて、前記第2往復遅延時間及び前記第3往復遅延時間を測定する
ことを特徴とする遅延時間測定装置。 - 請求項9に記載の遅延時間測定装置において、
前記第1往復遅延時間をRTD1とし、前記第2往復遅延時間をRTD2とし、前記第3往復遅延時間をRTD3とし、前記送信パケットの前記測定側端末での前記送信時刻をT101とし、前記被測定側端末での前記送信パケットの受信から前記応答パケットが送信されるまでの前記経過時間をD201とし、前記送信パケットの前記パケット中継装置での前記送信中継時刻をT301とし、前記応答パケットの前記パケット中継装置での前記応答中継時刻をT302とする場合に、
前記測定部は、以下の式(1)及び(2)を演算することによって、前記第2往復遅延時間RTD2及び前記第3往復遅延時間RTD3を測定する
ことを特徴とする遅延時間測定装置。
RTD2
=(T302−T301)−D201 …(1)
RTD3
=RTD1−RTD2
=RTD1−((T302−T301)−D201) …(2) - 請求項10に記載の遅延時間測定装置において、
前記測定部は、タイマ手段と書込手段と読出手段と演算手段とを含み、
前記タイマ手段は、時刻を計測し、
前記書込手段は、前記送信時刻T101を含む前記送信パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、当該送信パケットの中継時刻データとして前記タイマ手段によって計測された送信中継時刻T301を前記情報蓄積部に書き込んで保存し、及び、
前記経過時間D201を含む前記応答パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、当該応答パケットの中継時刻データとして前記タイマ手段によって計測された応答中継時刻T302と、当該応答パケットに含まれている当該経過時間D201とを前記情報蓄積部に書き込んで保存し、
前記読出手段は、前記第1往復遅延時間RTD1を含む前記通知パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、前記情報蓄積部から、当該通知パケットに対応する前記送信パケットの前記送信中継時刻T301と、当該通知パケットに対応する前記応答パケットの前記応答中継時刻T302と、前記経過時間D201とを読み出し、及び、
前記演算手段は、それぞれ読み出された前記送信中継時刻T301と前記応答中継時刻T302と前記経過時間D201と、前記通知パケットに含まれている前記第1往復遅延時間RTD1とに基づいて、前記式(1)及び(2)を演算することによって、前記第2往復遅延時間RTD2及び前記第3往復遅延時間RTD3を測定する
ことを特徴とする遅延時間測定装置。 - 請求項9に記載の遅延時間測定装置において、
前記第1往復遅延時間をRTD1とし、前記第2往復遅延時間をRTD2とし、前記第3往復遅延時間をRTD3とし、前記送信パケットの前記測定側端末での前記送信時刻をT101とし、前記被測定側端末での前記送信パケットの受信から前記応答パケットが送信されるまでの前記経過時間をD201とし、前記送信パケットの前記パケット中継装置での前記送信中継時刻をT301とし、前記応答パケットの前記パケット中継装置での前記応答中継時刻をT302とする場合に、
前記測定部は、前記情報蓄積部に保存された前記送信中継時刻T301と前記応答中継時刻T302と前記経過時間D201と、前記パケット中継装置によって中継された前記通知パケットに含まれている前記第1往復遅延時間RTD1とに基づいて、予め用意されたテーブル情報を参照することによって、前記第2往復遅延時間RTD2及び前記第3往復遅延時間RTD3を測定する
ことを特徴とする遅延時間測定装置。 - コンピュータを、パケット中継装置を介して測定側端末と被測定側端末との間で伝送されるパケットに対して、当該測定側端末と当該被測定側端末との間での伝送の往復遅延時間を第1往復遅延時間とし、当該パケット中継装置と当該被測定側端末との間での伝送の往復遅延時間を第2往復遅延時間とし、当該パケット中継装置と当該測定側端末との間での伝送の往復遅延時間を第3往復遅延時間として、当該第2往復遅延時間及び当該第3往復遅延時間を測定する測定部と、時刻データ及び時間データを含むパケットに関する情報が保存される情報蓄積部として機能させるためのプログラムであって、
前記測定部を、
(a)前記測定側端末から前記被測定側端末宛にRTCPパケットとして送信されかつ前記測定側端末での送信時刻を含む送信パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、当該送信パケットの中継時刻データである送信中継時刻を前記情報蓄積部に保存し、
(b)前記送信パケットに応答して前記被測定側端末から前記測定側端末宛に応答RTCPパケットとして送信されかつ前記送信パケットの受信から送信されるまでの時間データである経過時間を含む応答パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、当該応答パケットの中継時刻データである応答中継時刻と、当該応答パケットに含まれている経過時間とを前記情報蓄積部に保存し、
(c)前記第1往復遅延時間を通知するために前記測定側端末から前記被測定側端末宛に通知RTCPパケットとして送信されかつ前記第1往復遅延時間を含む通知パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、前記情報蓄積部に保存された前記送信中継時刻と前記応答中継時刻と前記経過時間と、当該通知パケットに含まれている前記第1往復遅延時間とに基づいて、前記第2往復遅延時間及び前記第3往復遅延時間を測定する手段として機能させる
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項13に記載のプログラムにおいて、
前記第1往復遅延時間をRTD1とし、前記第2往復遅延時間をRTD2とし、前記第3往復遅延時間をRTD3とし、前記送信パケットの前記測定側端末での前記送信時刻をT101とし、前記被測定側端末での前記送信パケットの受信から前記応答パケットが送信されるまでの前記経過時間をD201とし、前記送信パケットの前記パケット中継装置での前記送信中継時刻をT301とし、前記応答パケットの前記パケット中継装置での前記応答中継時刻をT302とする場合に、
前記測定部を、以下の式(1)及び(2)を演算することによって、前記第2往復遅延時間RTD2及び前記第3往復遅延時間RTD3を測定する手段として機能させる
ことを特徴とするプログラム。
RTD2
=(T302−T301)−D201 …(1)
RTD3
=RTD1−RTD2
=RTD1−((T302−T301)−D201) …(2) - 請求項14に記載のプログラムにおいて、
前記測定部を、タイマ手段と書込手段と読出手段と演算手段とを含む手段として機能させ、
前記タイマ手段を、時刻を計測する手段として機能させ、
前記書込手段を、前記送信時刻T101を含む前記送信パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、当該送信パケットの中継時刻データとして前記タイマ手段によって計測された送信中継時刻T301を前記情報蓄積部に書き込んで保存し、及び、
前記経過時間D201を含む前記応答パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、当該応答パケットの中継時刻データとして前記タイマ手段によって計測された応答中継時刻T302と、当該応答パケットに含まれている当該経過時間D201とを前記情報蓄積部に書き込んで保存する手段として機能させ、
前記読出手段を、前記第1往復遅延時間RTD1を含む前記通知パケットを前記パケット中継装置が中継したときに、前記情報蓄積部から、当該通知パケットに対応する前記送信パケットの前記送信中継時刻T301と、当該通知パケットに対応する前記応答パケットの前記応答中継時刻T302と、前記経過時間D201とを読み出す手段として機能させ、及び、
前記演算手段を、それぞれ読み出された前記送信中継時刻T301と前記応答中継時刻T302と前記経過時間D201と、前記通知パケットに含まれている前記第1往復遅延時間RTD1とに基づいて、前記式(1)及び(2)を演算することによって、前記第2往復遅延時間RTD2及び前記第3往復遅延時間RTD3を測定する手段として機能させる
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項13に記載のプログラムにおいて、
前記第1往復遅延時間をRTD1とし、前記第2往復遅延時間をRTD2とし、前記第3往復遅延時間をRTD3とし、前記送信パケットの前記測定側端末での前記送信時刻をT101とし、前記被測定側端末での前記送信パケットの受信から前記応答パケットが送信されるまでの前記経過時間をD201とし、前記送信パケットの前記パケット中継装置での前記送信中継時刻をT301とし、前記応答パケットの前記パケット中継装置での前記応答中継時刻をT302とする場合に、
前記測定部を、前記情報蓄積部に保存された前記送信中継時刻T301と前記応答中継時刻T302と前記経過時間D201と、前記パケット中継装置によって中継された前記通知パケットに含まれている前記第1往復遅延時間RTD1とに基づいて、予め用意されたテーブル情報を参照することによって、前記第2往復遅延時間RTD2及び前記第3往復遅延時間RTD3を測定する手段として機能させる
ことを特徴とするプログラム。
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