JP5182293B2 - 呼処理時間測定装置、呼処理時間測定方法および呼処理時間測定用プログラム - Google Patents

呼処理時間測定装置、呼処理時間測定方法および呼処理時間測定用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、呼処理の処理時間を測定する処理時間測定装置、処理時間測定方法および処理時間測定用プログラムに関し、特に、遠隔の呼処理システムの処理時間を測定できる呼処理時間測定装置、呼処理時間測定方法および呼処理時間測定用プログラムに関する。
図10は、非特許文献1に記載されているような処理時間測定装置の構成を示すブロック図である。図10に示す処理時間測定装置は、ネットワークインタフェース(ネットワークI/F)1001と、Pingメッセージ送信部1002と、Pingメッセージ送信時刻記録部1003と、Pongメッセージ受信時刻記録部1005と、処理時間計算部1004とで構成されている。
図10に示す処理時間測定装置において、Pingメッセージ送信部1002は、任意の時間にネットワークI/F1001を介してPingメッセージを送信する。Pingメッセージ送信時刻記録部1003は、Pingメッセージ送信部1002によってPingメッセージが送信された送信時刻を記録する。Pongメッセージ受信時刻記録部1005は、ネットワークI/F1001を介して受信されたPongメッセージの受信時刻を記録する。処理時間計算部1004は、Pingメッセージの送信時刻とPongメッセージの受信時刻とを比較し、その差分を、測定対象のSIPサーバ等の呼処理時間とする。
なお、測定主体から測定対象に向けて送られるメッセージをPingメッセージと呼ぶ。Pingメッセージが測定対象に到達したときに、測定対象から送り返されるメッセージをPongメッセージと呼ぶ。すなわち、Pingメッセージは測定対象で送り返されるような特殊なメッセージである。典型的には、Pingメッセージに明示的にメッセージに対して応答を送り返すような指示が入っていたり、また、エラーを起こさせてエラーメッセージが返されるようにPingメッセージが構成されている。
測定主体は、Pongメッセージを受信することによって、測定対象の死活状態を検知することができる。さらに、Pingメッセージの送信時刻とPongメッセージの受信時刻との差である測定時間を、ネットワークの伝播時間および測定対象における処理時間と判断する。ネットワークの伝播時間が無視することができるほど小さいと仮定すると、測定時間は、測定対象における処理時間と等しいといえる。すなわち、PingメッセージとPongメッセージとを用いて、測定対象の処理時間を測定することができる。
図11に示すように、Pingメッセージは、隣接したノード(例えば、ネットワークにおいて測定主体と通信するSIPサーバ等の中継サーバ)に送信される。図11に示す例では、ノードAが測定主体であり、ノードAに隣接するノードBが測定対象である。隣接ノードであるノードBは、メッセージの受信処理を行う。ノードBは、受信処理において、メッセージのヘッダ部から処理情報を読み取り、メッセージを折り返すべきであるかどうか識別する。メッセージを折り返すべきである場合には、Pongメッセージとしてメッセージを折り返す。なお、Pingメッセージは、折り返しノードを指定することもできる。すなわち、Pingメッセージに応じてPongメッセージを送信すべきノードを指定できる。
非特許文献1には、PingメッセージをICMP(Internet Control Message Protocol ) ECHO REQUEST で実現し、PongメッセージをICMP ECHO REPLY で実現する例が示されている。SIP(Session Initiation Protocol )では、MaxForwards と呼ばれる転送可能回数パラメータを適切に設定して、Pingメッセージを構成することが知られている。MaxForwards が0に達すると、それ以上の転送はできないので、結果的にエラーメッセージが返るようになる。このエラーメッセージをPongメッセージとして利用する。
W. RichardStevens著「TCP/IP Illustrated,Volume1 」Addison- Wesley Publishing Company 、1994年、pp.85−96
第1の課題は、測定主体に隣接するノードを測定対象とした処理時間しか測定できないということである。その理由は、測定主体から発せられるPingメッセージを折り返すノードが、測定主体の隣接ノードであるためである。
第2の課題は、測定する時間は測定用のPingメッセージの処理時間であり、本来測定すべき測定対象メッセージの処理時間とは異なるということである。なお、測定対象メッセージの処理時間を測定するために、測定対象メッセージを測定対象のノードで折り返させた場合には、測定対象メッセージが折りかえらずに伝播していくという本体の目的が損なわれる。
第3の課題は、呼処理が一連のノードを経由して行われる場合、一連のノードのうちボトルネックとなっているノードを識別することができないということである。その理由は、ボトルネックとなっているノードの処理時間とボトルネックとなっていないノードの処理時間を分離できないためである。
そこで、本発明は、測定主体に隣接しない測定対象ノードの処理時間を測定できる呼処理時間測定装置、呼処理時間測定方法および呼処理時間測定用プログラムを提供することを目的とする。また、本発明は、測定すべき測定対象メッセージの処理時間を測定できる呼処理時間測定装置、呼処理時間測定方法および呼処理時間測定用プログラムを提供することを目的とする。
本発明のさらに他の目的は、呼処理が一連のノードを経由して行われる場合、一連のノードのうちボトルネックとなっているノードを識別できる呼処理時間測定装置、呼処理時間測定方法および呼処理時間測定用プログラムを提供することである。
前記目的を達成するため、本発明に係る呼処理時間測定装置は、測定対象のノード宛てにメッセージを送信し、そのメッセージに対する応答を受信することで、前記測定対象のノードの状態を検知する呼処理時間測定装置であって、
測定対象のノードのメッセージの処理に要する時間を測定するために用いる測定対象メッセージを検出する測定対象メッセージ検出手段と、
前記測定対象メッセージ検出手段が測定対象メッセージを検出したとき、測定対象として指定されたノードに宛てて前記測定対象メッセージの直後に、前記測定対象のノードで折り返されるような設定がなされた応答要求メッセージを送信する送信手段と、
前記送信手段が前記応答要求メッセージを前記測定対象として指定されたノードに送信した時刻を記録する送信時刻記録手段と、
前記測定対象として指定されたノードからの応答メッセージの受信時刻を記録する受信時刻記録手段と、
前記送信時刻記録手段と前記受信時刻記録手段とが記録した時刻の差を算出することによって、前記測定対象として指定されたノードのメッセージ処理時間を測定する処理時間計算手段とを有することを特徴とするものである。
以上の説明では、本発明をハードウェアとしての呼処理時間測定装置として構築したが、これに限られるものではない。本発明は呼処理時間測定方法として構築してもよく、また、コンピュータに前記呼処理時間測定装置の構成要素の機能を実行させるソフトウェアとしての呼処理時間測定プログラムとして構築してもよいものである。
本発明に係る呼処理時間測定方法は、測定対象のノード宛てにメッセージを送信し、そのメッセージに対する応答を受信することで、前記測定対象のノードの状態を検知する呼処理時間測定方法であって、
測定対象のノードのメッセージの処理に要する時間を測定するために用いる測定対象メッセージを検出し、
前記測定対象メッセージを検出したとき、測定対象として指定されたノードに宛てて前記測定対象メッセージの直後に、前記測定対象のノードで折り返されるような設定がなされた応答要求メッセージを送信し、
前記応答要求メッセージを前記測定対象として指定されたノードに送信した時刻を記録し、
前記測定対象として指定されたノードからの応答メッセージの受信時刻を記録し、
前記記録した時刻の差を算出することによって、前記測定対象として指定されたノードのメッセージ処理時間を測定することを特徴とするものである。
本発明に係る呼処理時間測定プログラムは、測定対象のノード宛てにメッセージを送信し、そのメッセージに対する応答を受信することで、前記測定対象のノードの状態を検知する制御を行う呼処理時間測定プログラムであって、
コンピュータに、
測定対象のノードのメッセージの処理に要する時間を測定するために用いる測定対象メッセージを検出する機能と、
前記測定対象メッセージを検出したとき、測定対象として指定されたノードに宛てて前記測定対象メッセージの直後に、前記測定対象のノードで折り返されるような設定がなされた応答要求メッセージを送信する機能と、
前記応答要求メッセージを前記測定対象として指定されたノードに送信した時刻を記録し、
前記測定対象として指定されたノードからの応答メッセージの受信時刻を記録する機能と、
前記記録した時刻の差を算出することによって、前記測定対象として指定されたノードのメッセージ処理時間を測定する機能とを実行させることを特徴とするものである。
本発明によれば、測定主体に隣接しない測定対象ノードの処理時間を測定できる。また、本発明の他の態様によれば、本来測定すべき測定対象メッセージの処理時間を測定できる。また、本発明のさらに他の態様によれば、呼処理が一連のノードを経由して行われる場合に、一連のノードのうちボトルネックとなっているノードを識別できる。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る呼処理時間測定装置は、測定対象のノード宛てにメッセージを送信し、そのメッセージに対する応答を受信することで、前記測定対象のノードの状態を検知する呼処理時間測定装置であって、図1,図2,図3,図4,図6及び図8に示すように基本的構成として、前記測定対象のノードでのメッセージ処理時間を測定するために用いる測定対象メッセージを検出する測定対象メッセージ検出手段(4,402,602,802)と、前記測定対象物メッセージ検出手段(4,402,602,802)が前記測定対象メッセージを検出した際に、前記測定対象メッセージを送信するとともに、前記測定対象メッセージの送信に対応させて、応答を要求するメッセージである応答要求メッセージを送信する応答要求メッセージ送信手段(5,404,603,804)と、前記応答要求メッセージに対する応答を示す応答メッセージを受信し、その受信状況に基づいて前記測定対象のノードの状態を監視する監視手段(1,31,2、6,72,32、8,1,2,33、403,405,407,406、608,607,604,604,605,606、803,808,805,807,806)とを有することを特徴とする。
本発明の実施形態では、前記測定対象のノードでのメッセージ処理時間を測定するために用いる測定対象メッセージを検出し、前記測定対象メッセージを検出した際に、前記測定対象メッセージを送信するとともに、前記測定対象メッセージの送信に対応させて、応答を要求するメッセージである応答要求メッセージを送信し、前記応答要求メッセージに対する応答を示す応答メッセージを受信し、その受信状況に基づいて前記測定対象のノードの状態を監視する。
以下に具体例を用いて、本発明の実施形態に係る呼処理時間測定装置を更に詳細に説明する。
図1に示す実施形態では、前記監視手段は、前記応答要求メッセージ送信手段5が前記応答要求メッセージを送信した時刻を記録する応答要求メッセージ送信時刻記録手段1と、前記測定対象のノードからの応答メッセージを受信した時刻を記録する応答メッセージ受信時刻記録手段2と、前記応答メッセージ受信時刻記録手段2が記録した応答メッセージの受信時刻と、前記応答要求メッセージ送信時刻記録手段1が記録した応答要求メッセージの送信時刻との差を算出することによって、前記測定対象として指定されたノードのメッセージ処理時間を測定する処理時間計算手段31とを有する構成として構築したものである。
図1に示す呼処理時間測定装置において、測定対象メッセージ検出手段4が、測定対象として指定されたノードのメッセージ処理時間を測定するために用いる測定対象メッセージを検出すると、応答要求メッセージ送信手段5は、測定対象として指定されたノードに宛てて測定対象メッセージの直後に応答要求メッセージを送信する。また、応答要求メッセージ送信時刻記録手段1は、応答要求メッセージ送信手段5が送信した応答要求メッセージの送信時刻を記録する。応答メッセージ受信時刻記録手段2は、測定対象として指定されたノードからの応答メッセージの受信時刻を記録する。そして、処理時間計算手段31は、応答メッセージ受信時刻記録手段2が記録した応答メッセージの受信時刻と、応答要求メッセージ送信時刻記録手段1が記録した応答要求メッセージの送信時刻との差を算出することによって、測定対象として指定されたノードのメッセージ処理時間を測定する。
図2に示す実施形態では、前記監視手段は、前記測定対象メッセージ検出手段4が前記測定対象メッセージを検出したときに、前記測定対象として指定されたノードの手前のノードに宛てて前記測定対象メッセージの直後に応答要求メッセージを送信することを前記応答要求メッセージ送信手段に要求する手前送信命令手段7と、前記測定対象メッセージ検出手段4が前記測定対象メッセージを検出したときに、前記測定対象として指定されたノードに宛てて前記測定対象メッセージの直後に応答要求メッセージを送信することを前記応答要求メッセージ送信手段に要求する直後送信命令手段6と、前記測定対象として指定されたノードおよび前記手前のノードからのそれぞれの応答メッセージの受信時刻を記録する応答メッセージ受信時刻記録手段2と、前記応答メッセージ受信時刻記録手段が記録したそれぞれの応答メッセージの受信時刻の差を算出することによって、前記測定対象として指定されたノードのメッセージ処理時間を測定する処理時間計算手段32とを有する構成として構築したものである。
図2に示す呼処理時間測定装置において、測定対象メッセージ検出手段4が、測定対象として指定されたノードのメッセージ処理時間を測定するために用いる測定対象メッセージを検出すると、応答要求メッセージ送信手段5は、応答を要求するメッセージである応答要求メッセージを送信する。その際に、手前送信命令手段7は、測定対象として指定されたノードの手前のノードに宛てて測定対象メッセージの直後に応答要求メッセージを送信することを応答要求メッセージ送信手段5に要求する。直後送信命令手段6は、測定対象として指定されたノードに宛てて測定対象メッセージの直後に応答要求メッセージを送信することを応答要求メッセージ送信手段5に要求する。応答メッセージ受信時刻記録手段2は、測定対象として指定されたノードおよび手前のノードからのそれぞれの応答メッセージの受信時刻を記録する。そして、処理時間計算手段32は、応答メッセージ受信時刻記録手段2が記録したそれぞれの応答メッセージの受信時刻の差を算出することによって、測定対象として指定されたノードのメッセージ処理時間を測定する。
図3に示す実施形態では、前記監視手段は、前記測定対象メッセージ検出手段4が前記測定対象メッセージを検出したときに、応答要求メッセージを折り返すノードを指定するための折り返し制御情報を変化させながら、前記応答要求メッセージ送信手段に複数の応答要求メッセージの送信を要求する折り返し制御情報変更手段8と、前記応答要求メッセージ送信手段5が送信した応答要求メッセージのそれぞれの送信時刻を記録する応答要求メッセージ送信時刻記録手段1と、前記測定対象として指定された複数のノードのそれぞれからの応答メッセージの受信時刻を記録する応答メッセージ受信時刻記録手段2と、前記応答メッセージ受信時刻記録手段が記録した応答メッセージの受信時刻と、その受信時刻に対応する前記応答要求メッセージ送信時刻記録手段が記録した応答要求メッセージの送信時刻との差を算出することによって、前記測定対象として指定された複数のノードのメッセージ処理時間を測定する処理時間計算手段33とを有する構成として構築したものである。
図3に示す呼処理時間測定装置において、測定対象メッセージ検出手段4が、測定対象として指定された複数のノードのメッセージ処理時間を測定するために用いる測定対象メッセージを検出すると、応答要求メッセージ送信手段5は、応答を要求するメッセージである応答要求メッセージを送信する。その際に、折り返し制御情報変更手段8は、応答要求メッセージを折り返すノードを指定するための折り返し制御情報を変化させながら、応答要求メッセージ送信手段5に複数の応答要求メッセージの送信を要求する。応答要求メッセージ送信時刻記録手段1は、応答要求メッセージ送信手段5が送信した応答要求メッセージのそれぞれの送信時刻を記録する。応答メッセージ受信時刻記録手段2は、測定対象として指定された複数のノードのそれぞれからの応答メッセージの受信時刻を記録する。そして、処理時間計算手段33は、応答メッセージ受信時刻記録手段2が記録した応答メッセージの受信時刻と、その受信時刻に対応する応答要求メッセージ送信時刻記録手段1が記録した応答要求メッセージの送信時刻との差を算出することによって、測定対象として指定された複数のノードのメッセージ処理時間を測定する。
なお、図1〜図3に示された呼処理時間測定装置は、例えば、SIPサーバに内蔵される。また、SIPサーバに外部に設置される測定装置に内蔵されてもよい。
また、図1〜図3に示された呼処理時間測定装置の構成は、例えば、SIPサーバや測定装置におけるCPUが実行するプログラムとして実現される。
実施形態1.
次に、図1に示す実施形態を更に具体的にした例を本発明の実施形態1として図4に基づいて説明する。
図4に示す呼処理時間測定装置は、図1に示す前記監視手段に送信命令部403を付加しており、さらに応答要求メッセージとしてPingメッセージを用いている。そのため、図1の測定対象メッセージ検出手段4として測定対象メッセージ検出部402を、図1の応答要求メッセージ送信手段5としてPingメッセージ送信部404を、図1の応答要求メッセージ送信時刻記録手段1としてPingメッセージ送信時刻記録手段405、図1の応答メッセージ受信時刻記録手段2としてPongメッセージ受信時刻記録手段407を、図1の処理時間計算手段31として処理時間計算部406をそれぞれ用いている。
図4に示す呼処理時間測定装置は、ネットワークI/F401と、測定対象メッセージ検出部402と、送信命令部403と、Pingメッセージ送信部404と、Pingメッセージ送信時刻記録部405と、Pongメッセージ受信時刻記録部406と、処理時間計算部406と、Pongメッセージ受信時刻記録部407とを含む。ネットワークI/F401、Pingメッセージ送信部404、Pingメッセージ送信時刻記録部405、Pongメッセージ受信時刻記録部407、および処理時間計算部406は、図10に示されたネットワークI/F1001、Pingメッセージ送信部1002、Pingメッセージ送信時刻記録部1003、Pongメッセージ受信時刻記録部1005、および処理時間計算部1004の機能と同等の機能を果たす。
ネットワークI/F401は、例えばNIC(Network Interface Card)であり、ネットワークへのメッセージの送受信の下位層の制御を司る。測定対象メッセージ検出部402は、測定対象であるメッセージ(測定対象メッセージ)を検出すると、その旨を送信命令部403に通知する。送信命令部403は、測定対象メッセージが検出されたことが通知されると、Pingメッセージ送信部404にPingメッセージの送信を要求する。換言すれば、送信することを命令する。Pingメッセージ送信部404は、Pingメッセージを生成し、ネットワークI/F401を介してPingメッセージを送信する。
Pingメッセージ送信時刻記録部405は、Pingメッセージ送信部404が送信したPingメッセージの送信時刻を記録する。Pingメッセージ送信時刻記録部405は、送信されたPingメッセージのうち、それに対応するPongメッセージが受信されていないものが複数ある可能性がある場合には、Pingメッセージの送信時刻とともにPingメッセージの識別情報を記録する。Pongメッセージ受信時刻記録部407は、Pongメッセージの受信時刻を記録する。処理時間計算部406は、Pingメッセージ送信時刻記録部405に記録されているPingメッセージ送信時刻とPongメッセージ受信時刻記録部407に記録されているPongメッセージ受信時刻との時間差を計算する。
次に、図4のブロック図と図5のメッセージフロー図とを参照して本実施形態の全体の動作を説明する。なお、図5に示す例では、ノードCを測定対象のノードとする。
測定主体であるノードAには、図4に示された構成が配備されている。測定対象メッセージがノードAに到着すると、測定対象メッセージ検出部402は、測定対象メッセージを検出する(図5におけるt11)。測定対象メッセージは、隣接ノードであるノードBに送信される(図5におけるS11参照)。測定対象メッセージ検出部402が測定対象メッセージを検出すると、測定対象メッセージを検出したことを送信命令部403に伝える。送信命令部403は、Pingメッセージ送信部404に、測定対象のノード(ノードC)で折り返されるような設定がなされたPingメッセージを測定対象メッセージの直後に送信するように要求する。Pingメッセージ送信部404は、Pingメッセージを生成して、測定対象メッセージの直後に、ネットワークI/F401を介してノードBに対して送信する(図5におけるS11’参照)。
Pingメッセージ送信時刻記録部405は、Pingメッセージ送信部404が送信したPingメッセージの送信時刻(図5における時刻t12)を記録する。
測定対象ノードではないノードBは、受信した測定対象メッセージとPingメッセージとを次のノードであるノードCに転送する(図5におけるS12,S12’参照)。測定対象ノードであるノードCは、測定対象メッセージを受信し、そのメッセージの処理を行い(図5におけるS14参照)、測定対象メッセージを次のノードDに転送する(図5における時刻t13)。
また、測定対象ノードであるノードCは、測定対象メッセージに続いてPingメッセージを受信する。ノードCは、そのメッセージの処理を行う。その結果、PingメッセージをノードBに折り返す。すなわち、PongメッセージとしてノードBに送信する(図5におけるS16参照)。測定対象ノードではないノードBは、ノードCからPongメッセージを受信し、測定主体であるノードAに転送する(図5におけるS17参照)。
ノードBからPongメッセージを受信したノードAにおいて、Pongメッセージ受信時刻記録部407は、Pongメッセージの受信時刻(図5における時刻t14)を記録する。さらに、処理時間計算部406は、Pingメッセージ送信時刻記録部405に記録されているPingメッセージ送信時刻(時刻t12)とPongメッセージ受信時刻記録部407に記録されているPongメッセージ受信時刻(時刻t14)の差を計算する。以下に説明するように、処理時間計算部406は、(t14−t12)を計算することによって、測定対象ノードであるノードCにおける測定対象メッセージの処理時間を測定したことになる。
次に、本実施形態の作用を説明する。測定主体(ノードA)が測定対象メッセージを検出した時刻t11と測定主体がPingメッセージを送信した時刻t12との差は無視することができるほど小さいと仮定できる。また、測定対象(ノードC)が測定対象メッセージを送信した時刻t13と測定主体がPongメッセージを受信した時刻t14の差は無視することができるほど小さいと仮定できる。よって、時刻t12と時刻t14との差を、測定対象ノードの測定対象メッセージの処理時間とすることができる。
本実施形態では、測定主体(ノードA)は、測定対象メッセージの直後にPingメッセージを送信することによって、時刻t11と時刻t12との差を無視できるという仮定をより確からしくしする。また、測定対象ノードで折り返されるような設定がなされたPingメッセージを送信し、さらに、Pingメッセージの送信時刻とPongメッセージの受信時刻との差を計算するように構成されているので、測定対象ノードにおける測定対象メッセージの処理時間を測定することができる。
例えば、システムの管理者等が、ノードCの処理が遅いと判断したような場合に、ノードCを測定対象に指定する。一例として、ノードCのINVITEメッセージに対する処理が遅いと判断される場合には、測定対象メッセージをINVITEメッセージとし、測定主体における測定対象メッセージ検出部402は、INVITEメッセージを検出した場合に、測定対象メッセージを検出したこと送信命令部403に通知すればよい。また、測定対象がノードCであることは、例えば、管理者等によってPingメッセージ送信部404に設定される。そして、そのような状態において、Pingメッセージ送信部404は、送信命令部403からPingメッセージの送信要求を受けたときに、Pongメッセージを送信すべきノードをノードCにするようなPingメッセージを送信する。すなわち、Pingメッセージ中の折り返し制御情報を、設定された測定対象のノードCに対応した値に設定する。
なお、折り返し制御情報は、Pingメッセージを折り返すノードを指定するための情報である。
以上のように、本実施形態では、測定主体に隣接しない測定対象ノードの処理時間を測定できる。その理由は、Pingメッセージ中の折り返し制御情報を任意の値に設定するためである。SIPの場合には、MaxForwardsの値を正の整数にすることにより、その数
だけ先のノードで折り返させることができる。
なお、測定主体が測定対象メッセージを生成する場合にも、測定主体が測定対象メッセージを生成せず、他の装置が送信した測定対象メッセージを検出する場合にも、上記の作用によって、所望の効果が得られる。また、一例として、測定対象ノードで折り返されるような設定がなされたPingメッセージとして、SIPのMaxForwardsパラメータを利用するPingメッセージを用いることができる。他の例として、IP(Internet Protocol )のTTL(Time To Live)を利用することができる。
測定主体が測定対象メッセージを生成する例として、Pingメッセージ送信部603が、測定対象メッセージを複製し、Pongメッセージを返送するノードを指定する情報を複製した測定対象メッセージに含ませることによってPingメッセージを作成することが考えられる。その場合、Pingメッセージ送信部603は、Pingメッセージ送信部603は、複製した測定対象メッセージを、受信したメッセージにもとづく処理負荷(メッセージを受信したノードにおけるメッセージにもとづく処理量など)が測定対象メッセージの受信にもとづく処理負荷に比べて小さいメッセージに変更してもよい。
実施形態2.
次に、図2に示す実施形態を更に具体的にした例を本発明の実施形態2として図6に基づいて説明する。
図6に示す呼処理時間測定装置は、図2に示す前記監視手段にPingメッセージ送信時刻記録部604を付加しており、さらに応答要求メッセージとしてPingメッセージを用いている。そのため、図2の測定対象物メッセージ検出手段4として測定対象物メッセージ検出部602を、図2の直後送信命令手段6として直後送信命令部607を、図2の手前送信命令手段7として手前送信命令部608を、図2の応答要求メッセージ送信手段5としてPingメッセージ送信部603を、図2の応答メッセージ受信時刻記録手段2としてPongメッセージ受信時刻記録部605を、図2の処理時間計算手段32として処理時間計算部606をそれぞれ用いている。
図6に示す呼処理時間測定装置は、ネットワークI/F601と、測定対象メッセージ検出部602と、Pingメッセージ送信部603と、Pingメッセージ送信時刻記録部604と、処理時間計算部605と、Pongメッセージ受信時刻記録部606と、直後送信命令部607と、手前送信命令部608とを含む。ネットワークI/F601、測定対象メッセージ検出部602、Pingメッセージ送信部603、Pingメッセージ送信時刻記録部604、Pongメッセージ受信時刻記録部605、および処理時間計算部606は、第1の実施形態におけるネットワークI/F401、測定対象メッセージ検出部402、Pingメッセージ送信部404、Pingメッセージ送信時刻記録部405、Pongメッセージ受信時刻記録部407、および処理時間計算部406の機能と同等の機能を果たす。ただし、本実施形態では、処理時間計算部606の計算処理対象は、二つのPongメッセージ受信時刻である。
測定対象メッセージ検出部602は、測定対象であるメッセージを検出すると、その旨を手前送信命令部608と直後送信命令部607とに通知する。手前送信命令部608と直後送信命令部607とは、測定対象メッセージが検出されたことが通知されると、Pingメッセージ送信部603にPingメッセージの送信を要求する。Pingメッセージ送信部603は、手前送信命令部608および直後送信命令部607の要求に応じてPingメッセージを生成し、ネットワークI/F601を介して送信する。
Pingメッセージ送信時刻記録部604は、Pingメッセージ送信部603が送信したPingメッセージの送信時刻を記録する。Pingメッセージ送信時刻記録部604は、送信されたPingメッセージのうち、それに対応するPongメッセージが受信されていないものが複数ある可能性がある場合には、Pingメッセージの送信時刻とともにPingメッセージの識別情報を記録する。Pongメッセージ受信時刻記録部605は、Pongメッセージの受信時刻を記録する。処理時間計算部606は、Pongメッセージ受信時刻記録部605に記録されている二つのPongメッセージの到着時刻の差を計算する。
手前送信命令部608は、測定対象の手前のノードで折り返されるような設定がなされたPingメッセージを測定対象メッセージの直後に送信するようにメッセージ送信部603に要求する。測定対象の手前のノードとは、ネットワークにおいて、測定対象のノードと測定主体のノードとの間に位置するサーバ等のノードであって、測定対象のノードと直に通信を行うノードである。直後送信命令部607は、測定対象のノードで折り返されるような設定がなされたPingメッセージを測定対象メッセージの直後(より具体的には、手前送信命令部608の要求に応じて送信されるPingメッセージPingメッセージ)に送信するようにPingメッセージ送信部603に要求する。
次に、図6のブロック図と図7のメッセージフロー図とを参照して本実施形態の全体の動作を説明する。なお、図7に示す例では、ノードDを測定対象のノードとする。
図7に示す測定主体であるノードAには、図6に示された構成が配備されている。測定対象メッセージ検出部602が測定対象メッセージを検出すると、測定対象メッセージを検出したことを手前命令送信部608と直後送信命令部607とに通知する。手前命令送信部608は、測定対象メッセージの直後にPingメッセージを送信することを要求する。また、直後送信命令部607も、Pingメッセージ送信部603に、測定対象メッセージの直後にPingメッセージを送信することを要求する。測定対象メッセージの直後にPingメッセージを送信するとは、測定対象メッセージを送信したら、続いてPingメッセージを送信するということである。
Pingメッセージ送信部603は、ノードBに対して、測定対象メッセージに続けて、手前命令送信部608の要求に応じた第一のPingメッセージと、直後送信命令部607の要求に応じた第二のPingメッセージとを送信する(図7におけるS21参照)。第一のPingメッセージは、測定対象の手前のノード(図7に示す例ではノードC)で折り返されるような設定がなされたPingメッセージであり、第二のPingメッセージは、測定対象のノード(図7に示す例ではノードD)で折り返されるような設定がなされたPingメッセージである。
測定対象ではないノードBは、第一のPingメッセージ、第二のPingメッセージおよび測定対象メッセージを次のノード(ノードC)に転送する(図7におけるステップS21’参照)。測定対象ノードの一つ手前のノードであるノードCは、第二のPingメッセージと測定対象メッセージとをノードDに転送する(図7におけるS22参照)。
また、ノードCは、第一のPingメッセージを折り返す。すなわち、第一のPongメッセージをノードBに送信する(図7におけるS23’参照)。第一のPongメッセージは、ノードBを経由して測定主体(ノードA)に到達する(図7におけるS23参照)。ノードAに第一のPongメッセージが受信されると、ノードAにおいて、Pongメッセージ受信時刻記録部605は、受信した第一のPongメッセージの受信時刻を記録する。
測定対象ノードであるノードDは、ノードCから、測定対象メッセージと第二のPingメッセージとを受信する(図7におけるS22参照)。ノードDは、測定対象メッセージの処理を行う(図7におけるS24参照)。ノードDは、測定対象メッセージの処理を終えると、測定対象メッセージを次のノード(ノードE)に転送する。また、測定対象メッセージに続く第二のPingメッセージを処理する。その結果、ノードDは、第二のPongメッセージを返す(図7におけるS26参照)。
第二のPongメッセージは、ノードCおよびノードBを経由して測定主体に到達する(図7におけるS27’,S27参照)。ノードAにおいて、Pongメッセージ受信時刻記録部605は、受信した第二のPongメッセージの受信時刻を記録する。
処理時間計算部606は、二つのPongメッセージの到着時刻の差を計算する。以下に説明するように、処理時間計算部606は、二つのPongメッセージの到着時刻の差を計算することによって、測定対象ノードの測定対象メッセージの処理時間を測定したことになる。
次に、本実施形態の作用を説明する。図7において、測定対象メッセージが測定対象ノードであるノードDに到達した時刻(図7におけるt21)とノードCが第一のPongメッセージを発生した時刻とは、ほぼ同時であると推定できる。また、ノードDが測定対象メッセージの処理を完了した時刻(図7におけるt22)とノードDが第二のPongメッセージを発生した時刻とは、ほぼ同時であると推定できる。さらに、第一のPongメッセージが発生してから測定主体に到達するまでの時間と第二のPongメッセージが発生してから測定主体に到達するまでの時間は、経路が同一であることからほぼ同じ時間と考えられる。
よって、ノードAにおいて、第二のPongメッセージの到着時刻(時刻t24)と第一のPongメッセージ到着時刻(時刻t23)との差は、測定対象ノードであるノードDが測定対象メッセージを処理した時間(時刻t22−時刻t21)とほぼ等しいと考えられる。よって、処理時間計算部606は、測定対象ノードによる測定対象メッセージを処理した時間を測定できることになる。本実施形態では、ネットワークに大きな遅延が存在しても、測定主体に隣接しない測定対象ノードのメッセージ処理時間を測定できる。また、本来測定すべき測定対象メッセージの処理時間を測定できる。
図7において、(t22−t21)を、理想的な測定対象時間である測定対象Qとして示す。また、(t24−t23)を、本実施形態における実際の測定対象時間である測定対象Pとして示す。
以上のように、本実施形態では、本来測定すべき測定対象メッセージの処理時間を測定できる。その理由は、測定対象メッセージの直後にPingメッセージを送信することによって、Pingメッセージの折り返しが測定対象メッセージの処理完了を待たなければならないような状況を作り出すためである。
なお、測定主体が測定対象メッセージを生成する場合にも、測定主体が測定対象メッセージを生成せず、他の装置が送信した測定対象メッセージを検出する場合にも、上記の作用によって、所望の効果が得られる。また、一例として、測定対象ノードで折り返されるような設定がなされたPingメッセージとして、SIPのMaxForwardsパラメータを利用するPingメッセージを用いることができる。他の例として、IPのTTLを利用することができる。
また、本実施形態では、処理時間計算部606は、二つのPongメッセージの到着時刻の差を計算するので、すなわち、Pingメッセージ送信時刻を使用しないので、Pingメッセージ送信時刻記録部604は設けられていなくてもよい。
実施形態3.
次に、図3に示す実施形態を更に具体的にした例を本発明の実施形態3として図8に基づいて説明する。
図8に示す呼処理時間測定装置は、図3に示す前記監視手段に送信命令手段803を付加しており、さらに応答要求メッセージとしてPingメッセージを用いている。そのため、図3の測定対象物メッセージ検出手段4として測定対象物メッセージ検出部802を、図3の応答要求メッセージ送信手段5としてPingメッセージ送信部803を、図3の応答メッセージ送信時刻記録手段1としてPongメッセージ送信時刻記録部805を、図3の折り返し制御情報変更手段8として折り返し制御情報変更部808を、図3の応答メッセージ受信時刻記録手段2としてPongメッセージ受信時刻記録手段807を、図3の処理時間計算手段33として処理時間計算部806をそれぞれ用いている。
図8に示す呼処理時間測定装置は、
ネットワークI/F801と、測定対象メッセージ検出部802と、送信命令部803と、Pingメッセージ送信部804と、Pingメッセージ送信時刻記録部805と、処理時間計算部806と、Pongメッセージ受信時刻記録部807と、折り返し制御情報変更部808とを含む。ネットワークI/F801、測定対象メッセージ検出部802、送信命令部803、Pingメッセージ送信部804、Pingメッセージ送信時刻記録部805、および処理時間計算部806は、第1の実施形態におけるネットワークI/F401、測定対象メッセージ検出部402、送信命令部403、Pingメッセージ送信部404、Pingメッセージ送信時刻記録部405、Pongメッセージ受信時刻記録部407、および処理時間計算部406の機能と同等の機能を果たす。ただし、本実施形態では、送信命令部803は、折り返し制御情報変更部808に対して命令を出し、折り返し制御情報変更部808が、送信命令部803に対してPingメッセージの送信を要求する。
測定対象メッセージ検出部802は、測定対象であるメッセージ(測定対象メッセージ)を検出すると、その旨を送信命令部803に通知する。送信命令部803は、測定対象メッセージが検出されたことが通知されると、折り返し制御情報変更部808に対して、Pingメッセージにおける折り返し制御情報を変化させながら、Pingメッセージ送信部804にPingメッセージの送信を要求する。Pingメッセージ送信部804は、折り返し制御情報変更部808の要求に応じて、Pingメッセージを生成し、ネットワークI/F801を介してPingメッセージを送信する。
Pingメッセージ送信時刻記録部805は、Pingメッセージ送信部804が送信したPingメッセージの送信時刻を記録する。Pingメッセージ送信時刻記録部805は、Pingメッセージの送信時刻とともにPingメッセージの識別情報を記録する。Pongメッセージ受信時刻記録部807は、Pongメッセージの受信時刻を記録する。処理時間計算部806は、Pingメッセージ送信時刻記録部805に記録されているPingメッセージ送信時刻とPongメッセージ受信時刻記録部807に記録されているPongメッセージ受信時刻との時間差を計算する。
次に、図8のブロック図と図9のメッセージフロー図とを参照して本実施形態の全体の動作を説明する。
図9に示す測定主体であるノードAには、図8に示された構成が配備されている。測定対象メッセージがノードAに到着すると、測定対象メッセージ検出部802は、測定対象メッセージを検出する(図9における時刻t31)。測定対象メッセージ検出部802が測定対象メッセージを検出すると、測定対象メッセージを検出したことを送信命令部803に伝える。
送信命令部803は、折り返し制御情報を変化させることを折り返し制御情報変更部808に要求する。折り返し制御情報変更部808は、折り返し制御情報を変化させながら、Pingメッセージ送信部804にPingメッセージの送信を要求する。Pingメッセージ送信部804は、Pingメッセージ送信部804の要求に応じて、測定対象メッセージに続けて、折り返し制御情報変更部808が変化させた折り返し制御情報のそれぞれを含む複数のPingメッセージをネットワークI/F801を介して送信する(図9における時刻t32およびS31参照)。Pingメッセージ送信時刻記録805は、Pingメッセージ送信部804が送信したそれぞれのPingメッセージの送信時刻を記録する。
測定対象メッセージとPingメッセージとは各ノード(図9に示す例では、ノードB,C,D)によって処理される。各ノードB,C,Dは、測定対象メッセージと、折り返し制御情報によって自ノードで折り返すとされていないPingメッセージとを、次ノードに転送する(図9におけるS32,S33参照)。各ノードは、折り返し制御情報によって自ノードが折り返すべきであるとされているPingメッセージを折り返す。すなわち、Pongメッセージを返送する。図9には、測定主体であるノードAに隣接するノードBが、第一のPingメッセージを折り返し、次のノードCが、第二のPingメッセージを折り返し、次のノードDが、第三のPingメッセージを折り返す例が示されている(図9におけるS23,S26,S28参照)。よって、ノードAは、複数のPongメッセージを受信する(図9におけるS23,S27,S29’,S29参照)。
測定主体であるノードAにおいて、Pongメッセージ受信時刻記録部807は、受信したそれぞれのPongメッセージの受信時刻を記録する。以下に説明するように、処理時間計算部806は、Pingメッセージ送信時刻記録805に記録されている最初のPingメッセージの送信時刻と、Pongメッセージ受信時刻記録部807に記録されている複数のPongメッセージの受信時刻との差を計算することによって、それぞれのノードにおける測定対象メッセージの処理時間を測定することができる。具体的には、処理時間計算部806は、Pongメッセージの受信時刻と、Pingメッセージ受信時刻に対応するPingメッセージの送信時刻との差を、それぞれのノードにおける測定対象メッセージの処理時間とする。Pingメッセージ受信時刻に対応するPingメッセージは、Pongメッセージの送信元に宛てたPingメッセージである。
次に、本実施形態の作用を説明する。図9において、測定対象ノードであるノードAにおいて測定対象メッセージが検出された時刻t31と、ノードAがPingメッセージを送信した時刻t31’との差は十分に小さいと仮定できる。同様に、測定対象ノードが測定対象メッセージの処理を完了し、測定対象メッセージを次ノードに送信した時刻t32、t33、t34のそれぞれと、ノードAがPongメッセージを受信した時刻t32’,t33’,t34’のそれぞれとの差((t32−t32’)、(t33−t33’)、(t34−t34’))は十分に小さいと仮定できる。測定対象ノードであるノードB,C,Dの測定対象メッセージの処理時間は、それぞれ、b=(t32−t31)、c=(t33−t32)、d=(t34−t33)であり、処理時間計算部806の処理結果は、それぞれ、b’=(t32’−t31’),c’=(t33’−t32’),d’=(t34’−t33’)であるが、それぞれ(bとb’、cとc’、dとd’)はほぼ等しいといえる。すなわち、処理時間計算部806の処理結果は、それぞれのノードにおける測定対象メッセージの処理時間とみなすことができる。
なお、図9において、(t32−t31)、(t33−t32)、(t34−t33)を、理想的な測定対象時間である測定対象b,c,dとして示す。また、(t32’−t31’),(t33’−t32’),(t34’−t33’)を、本実施形態における実際の測定対象時間である測定対象b’,c’、d’として示す。
本実施形態では、測定主体のノードが、測定対象メッセージの直後に、折り返し制御情報を変化させながら複数のPingメッセージを送信するので、また、Pingメッセージの送信時刻と複数Pongメッセージの受信時刻とを記録し、その間隔を計算するように構成されているので、呼処理が一連のノードを経由して行われる場合に、一連のノードのそれぞれのメッセージ処理時間を測定することができる。
その結果、呼処理を行う一連のノードの中からボトルネックになっているノードを特定することができる。具体的には、例えば処理時間計算部806に含まれる比較部が、処理時間計算部806の処理結果であるb’,c’,d’を比較し、それらのうちで最も大きい値に対応するノードがボトルネックになっていると判定する。また、測定主体に隣接しない測定対象ノードのメッセージ処理時間を測定できる。さらに、本来測定すべき測定対象メッセージの処理時間を測定できる。
例えば、システムの管理者等が、ノードB〜Cのいずれかの処理が遅いと判断したような場合に、ノードB〜Cを測定対象に指定する。一例として、ノードCのINVITEメッセージに対する処理が遅いと判断される場合には、測定対象メッセージをINVITEメッセージとし、測定主体における測定対象メッセージ検出部802は、INVITEメッセージを検出した場合に、測定対象メッセージを検出したこと送信命令部803に通知すればよい。また、測定対象がノードB〜Cであることは、例えば、管理者等によって折り返し制御情報変更部808に設定される。そして、そのような状態において、Pingメッセージ送信部804は、折り返し制御情報変更部808からPingメッセージの送信要求を受けたときに、Pongメッセージを送信すべきノードをノードB〜Cのそれぞれにするような複数のPingメッセージを送信する。なお、図9に示す例では、ノードCの測定対象メッセージの処理に時間がかかるので(図9におけるS34参照)、処理時間計算部806が計算した時間c’=(t33’−t32’)は長い。よって、ノードCが、ボトルネックになっているノードとして特定される。
以上のように、本実施形態では、呼処理が一連のノードを経由して行われる場合に、一連のノードのうちボトルネックとなっているノードを識別できる。その理由は、測定対象メッセージの直後に折り返し制御情報を変化させながら複数のPingメッセージを送信し、複数の受信メッセージを受信したら、その間隔を測定して、折り返し対象ノードと間隔との関係からボトルネックを割り出すためである。
なお、測定主体が測定対象メッセージを生成する場合にも、測定主体が測定対象メッセージを生成せず、他の装置が送信した測定対象メッセージを検出する場合にも、上記の作用によって、所望の効果が得られる。また、一例として、測定対象ノードで折り返されるような設定がなされたPingメッセージとして、SIPのMaxForwardsパラメータを利用するPingメッセージを用いることができる。他の例として、IPのTTLを利用することができる。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は2007年11月30日に出願された日本出願特願2007−310095を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、SIPサーバ等に内蔵され、健全な呼処理ができないサーバを特定して、そのサーバを回避するための情報を提供するといった用途に適用可能である。また、本発明を測定装置として実現し、障害発生時に輻輳を発生させているSIPサーバ等の同定を行うといった用途にも適用可能である。
本発明による呼処理時間測定装置の構成を示す構成図である。 本発明の他の態様の呼処理時間測定装置の構成を示す構成図である。 本発明のさらに他の態様の呼処理時間測定装置の構成を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態の呼処理時間測定システムにおける呼処理時間測定装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の動作を示すメッセージフロー図である。 本発明の第2の実施形態の呼処理時間測定システムにおける呼処理時間測定装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態の動作を示すメッセージフロー図である。 本発明の第3の実施形態の呼処理時間測定システムにおける呼処理時間測定装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態の動作を示すメッセージフロー図である。 呼処理時間測定装置の背景技術の構成を示すブロック図である。 図10に示す呼処理時間測定装置の動作を示すメッセージフロー図である。
符号の説明
401 ネットワークI/F
402 測定対象メッセージ検出部
403 送信命令部
404 Pingメッセージ送信部
405 Pingメッセージ送信時刻記録部
406 処理時間計算部
407 Pongメッセージ受信時刻記録部
601 ネットワークI/F
602 測定対象メッセージ検出部
603 Pingメッセージ送信部
604 Pingメッセージ送信時刻記録部
605 Pongメッセージ受信時刻記録部
606 処理時間計算部
607 直後送信命令部
608 手前送信命令部
801 ネットワークI/F
802 測定対象メッセージ検出部
803 送信命令部
804 Pingメッセージ送信部
805 Pingメッセージ送信時刻記録部
806 処理時間計算部
807 Pongメッセージ受信時刻記録部
808 折り返し制御情報変更部

Claims (9)

  1. 測定対象のノード宛てにメッセージを送信し、そのメッセージに対する応答を受信することで、前記測定対象のノードの状態を検知する呼処理時間測定装置であって、
    測定対象のノードのメッセージの処理に要する時間を測定するために用いる測定対象メッセージを検出する測定対象メッセージ検出手段と、
    前記測定対象メッセージ検出手段が測定対象メッセージを検出したとき、測定対象として指定されたノードに宛てて前記測定対象メッセージの直後に、前記測定対象のノードで折り返されるような設定がなされた応答要求メッセージを送信する送信手段と、
    前記送信手段が前記応答要求メッセージを前記測定対象として指定されたノードに送信した時刻を記録する送信時刻記録手段と、
    前記測定対象として指定されたノードからの応答メッセージの受信時刻を記録する受信時刻記録手段と、
    前記送信時刻記録手段と前記受信時刻記録手段とが記録した時刻の差を算出することによって、前記測定対象として指定されたノードのメッセージ処理時間を測定する処理時間計算手段とを有することを特徴とする呼処理時間測定装置。
  2. さらに、
    前記測定対象メッセージ検出手段が測定対象メッセージを検出したとき、前記測定対象として指定されたノードの手前のノードに宛てて前記測定対象メッセージの直後に、前記測定対象のノードで折り返されるような設定がなされた応答要求メッセージを送信することを前記送信手段に要求する手前送信命令手段と、
    前記測定対象メッセージ検出手段が測定対象メッセージを検出したとき、前記測定対象として指定されたノードに宛てて前記測定対象メッセージの直後に、前記測定対象のノードで折り返されるような設定がなされた応答要求メッセージを送信することを前記送信手段に要求する直後送信命令手段とを有し、
    前記受信時刻記録手段は、前記測定対象として指定されたノード及び前記測定対象として指定されたノードの手前のノードからのそれぞれの応答メッセージの受信時刻を記録し、
    前記処理時間計算手段は、前記受信時刻記録手段が記録した時刻の差を算出することによって、前記測定対象として指定されたノードのメッセージ処理時間を測定するものであることを特徴とする請求項1に記載の呼処理時間測定装置。
  3. さらに、前記応答要求メッセージを折り返すノードを指定するための折り返し制御情報を変化させながら、前記送信手段に複数の応答要求メッセージの送信を要求する折り返し制御情報変更手段を有することを特徴とする請求項1に記載の呼処理時間測定装置。
  4. 測定対象のノード宛てにメッセージを送信し、そのメッセージに対する応答を受信することで、前記測定対象のノードの状態を検知する呼処理時間測定方法であって、
    測定対象のノードのメッセージの処理に要する時間を測定するために用いる測定対象メッセージを検出し、
    前記測定対象メッセージを検出したとき、測定対象として指定されたノードに宛てて前記測定対象メッセージの直後に、前記測定対象のノードで折り返されるような設定がなされた応答要求メッセージを送信し、
    前記応答要求メッセージを前記測定対象として指定されたノードに送信した時刻を記録し、
    前記測定対象として指定されたノードからの応答メッセージの受信時刻を記録し、
    前記記録した時刻の差を算出することによって、前記測定対象として指定されたノードのメッセージ処理時間を測定することを特徴とする呼処理時間測定方法。
  5. 前記応答要求メッセージを送信する際に、
    前記測定対象メッセージを検出したとき、前記測定対象として指定されたノードの手前のノードに宛てて前記測定対象メッセージの直後に、前記測定対象のノードで折り返されるような設定がなされた応答要求メッセージを送信し、
    前記測定対象メッセージを検出したとき、前記測定対象として指定されたノードに宛てて前記測定対象メッセージの直後に、前記測定対象のノードで折り返されるような設定がなされた応答要求メッセージを送信し、
    前記測定対象として指定されたノード及び前記測定対象として指定されたノードの手前のノードからのそれぞれの応答メッセージの受信時刻を記録し、
    前記記録した時刻の差を算出することによって、前記測定対象として指定されたノードのメッセージ処理時間を測定することを特徴とする請求項4に記載の呼処理時間測定方法。
  6. さらに、前記応答要求メッセージを折り返すノードを指定するための折り返し制御情報を変化させながら、複数の応答要求メッセージを送信することを特徴とする請求項4に記載の呼処理時間測定方法。
  7. 測定対象のノード宛てにメッセージを送信し、そのメッセージに対する応答を受信することで、前記測定対象のノードの状態を検知する制御を行う呼処理時間測定プログラムであって、
    コンピュータに、
    測定対象のノードのメッセージの処理に要する時間を測定するために用いる測定対象メッセージを検出する機能と、
    前記測定対象メッセージを検出したとき、測定対象として指定されたノードに宛てて前記測定対象メッセージの直後に、前記測定対象のノードで折り返されるような設定がなされた応答要求メッセージを送信する機能と、
    前記応答要求メッセージを前記測定対象として指定されたノードに送信した時刻を記録し、
    前記測定対象として指定されたノードからの応答メッセージの受信時刻を記録する機能と、
    前記記録した時刻の差を算出することによって、前記測定対象として指定されたノードのメッセージ処理時間を測定する機能とを実行させることを特徴とする呼処理時間測定プログラム。
  8. 前記コンピュータに、
    前記応答要求メッセージを送信する際に、
    前記測定対象メッセージを検出したとき、前記測定対象として指定されたノードの手前のノードに宛てて前記測定対象メッセージの直後に、前記測定対象のノードで折り返されるような設定がなされた応答要求メッセージを送信する機能と、
    前記測定対象メッセージを検出したとき、前記測定対象として指定されたノードに宛てて前記測定対象メッセージの直後に、前記測定対象のノードで折り返されるような設定がなされた応答要求メッセージを送信する機能と、
    前記測定対象として指定されたノード及び前記測定対象として指定されたノードの手前のノードからのそれぞれの応答メッセージの受信時刻を記録する機能と、
    前記記録した時刻の差を算出することによって、前記測定対象として指定されたノードのメッセージ処理時間を測定する機能とを実行させることを特徴とする請求項7に記載の呼処理時間測定プログラム。
  9. 前記コンピュータに、
    さらに、前記応答要求メッセージを折り返すノードを指定するための折り返し制御情報を変化させながら、複数の応答要求メッセージを送信する機能を実行させることを特徴とする請求項7に記載の呼処理時間測定プログラム。
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