JP2004171226A - 性能負荷計測装置 - Google Patents

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JP2004171226A JP2002335574A JP2002335574A JP2004171226A JP 2004171226 A JP2004171226 A JP 2004171226A JP 2002335574 A JP2002335574 A JP 2002335574A JP 2002335574 A JP2002335574 A JP 2002335574A JP 2004171226 A JP2004171226 A JP 2004171226A
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Shinji Kikuchi
慎司 菊池
Motomitsu Adachi
基光 安達
Yoshiharu Sato
義治 佐藤
Shinichi Matsumoto
晋一 松本
Yoshiori Aoyanagi
好織 青柳
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Fujitsu Ltd
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Abstract

【課題】実運用中の通信装置の性能や負荷を効率良く計測すること。
【解決手段】性能負荷計測装置10の性能算出部16がサーバ20から連続返信される性能パケットの受信時間に基づきサーバ20の平均パケット処理時間を推定し、経路遅延算出部14が経路遅延計測用パケットの送受信時間の間隔から性能負荷計測装置10とサーバ20の間の経路遅延時間を推定し、通信時間算出部15が負荷計測用パケットの送受信時間からサーバ20の通信所要時間を推定し、負荷算出部17が平均パケット処理時間と通信所要時間と経路遅延時間とサーバ20のパケット処理モデルに基づきサーバ20の負荷を推定する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の端末装置からのアクセスを受け付ける通信機器にネットワークを介して接続され、該通信機器に係る性能または負荷を計測する性能負荷計測装置に関し、特に、装置の取り付けや管理に伴う人的労力を招くことなく、実運用中の通信装置の性能や負荷を効率良く計測することができる性能負荷計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、ネットワーク上に各種サーバを配設し、これらのサーバに対してクライアントからアクセスしてサーバによるサービスを受けるクライアント−サーバシステムが広く普及している。かかるサーバには、様々なクライアントからアクセスされるため、このサーバがネットワーク運用上のボトルネックになることが多い。
【0003】
このように、ネットワーク運用を考えるうえで各種サーバの状況が重要となるので、従来からサーバの性能や負荷を把握する従来技術が知られている。この代表的なものとして、計測対象となる通信機器の負荷が100%になるまで外部から負荷を与え、その性能を計測するいわゆるベンチマーク手法(従来技術1)が知られている。たとえば、特許文献1には、かかるベンチマーク手法の一例として、仮想的な複数のクライアント端末とネットワークインターフェースをサーバ試験装置内部に構成し、ネットワークを介して仮想的な複数のクライアント端末がサーバにサービスを要求し、サービス要求に対するサーバの応答時間から性能を推定する性能推定法が開示されている。
【0004】
また、この従来技術1以外にも、サーバとクライアントの間に計測装置を配置してサーバの負荷計測をおこなう技術(従来技術2)が知られている。たとえば、特許文献2には、クライアント端末からサーバへの要求が通過する場所に計測装置を配置し、サーバへの接続要求信号の単位時間当たり接続平均時間および接続回数により負荷状況を推定し、複数のサーバに対するサービス要求を動的に配分する技術が開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−7232号公報(図2)
【特許文献2】
特開平11−96128号公報(図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術1を用いた場合には、計測対象となるサーバに過大な負荷を与えねばならないので、サーバの性能や負荷を計測している間は、利用者がサーバを利用する実運用をおこなうことは難しいという問題がある。
【0007】
また、従来技術2を用いた場合には、クライアントとサーバの間に計測装置を配設しなければならないので、かかる計測装置の取り付けや管理に大きな人的労力を要するという問題がある。特に、計測対象となるサーバが多数存在する場合には、かかる人的労力が累増するため、労力の低減が大きな問題となる。
【0008】
これらのことから、計測装置の取り付けや管理に伴う人的労力を招くことなく、実運用中のサーバの性能や負荷を効率良く計測することができる性能負荷計測装置をいかにして実現するかが大きな課題となっている。なお、かかる課題はサーバについてのみ生ずる課題というわけではなく、広く通信装置に共通して生ずる課題でもある。
【0009】
この発明は、上述した従来技術による問題点(課題)を解消するためになされたものであり、装置の取り付けや管理に伴う人的労力を招くことなく、実運用中の通信装置の性能や負荷を効率良く計測することができる性能負荷計測装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る性能負荷計測装置は、複数の端末装置からのアクセスを受け付ける通信機器にネットワークを介して接続され、該通信機器に係る性能または負荷を計測する性能負荷計測装置であって、前記通信機器によって連続して処理された複数のパケットをそれぞれ受信した受信時刻を計測する計測手段と、前記計測手段によって計測された各パケットの受信時刻の時間間隔に基づいて前記通信機器のパケット処理性能を推定する性能推定手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
この請求項1の発明によれば、通信機器によって連続して処理された複数のパケットをそれぞれ受信した受信時刻を計測し、計測された各パケットの受信時刻の時間間隔に基づいて通信機器のパケット処理性能を推定することとしたので、装置の取り付けや管理に伴う人的労力を招くことなく、実運用中の通信装置の性能を効率良く計測することができる。
【0012】
また、請求項2の発明に係る性能負荷計測装置は、複数の端末装置からのアクセスを受け付ける通信機器にネットワークを介して接続され、該通信機器に係る性能または負荷を計測する性能負荷計測装置であって、前記通信機器に対して負荷計測用パケットを送信した送信時刻を計測する送信時刻計測手段と、前記負荷計測用パケットを受信した前記通信機器がその処理後に返信する返信パケットを受信した受信時刻を計測する受信時刻計測手段と、前記送信時刻計測手段によって計測された送信時刻および前記受信時刻計測手段によって計測された受信時刻の間の通信所要時間Tと、前記負荷計測用パケットおよび前記返信パケットの伝送に要する経路遅延時間dとに基づいて、前記通信機器の負荷を推定する負荷推定手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
この請求項2の発明によれば、通信機器に対して負荷計測用パケットを送信した送信時刻を計測し、負荷計測用パケットを受信した通信機器がその処理後に返信する返信パケットを受信した受信時刻を計測し、送信時刻および受信時刻の間の通信所要時間と、負荷計測用パケットおよび返信パケットの伝送に要する経路遅延時間とに基づいて、通信機器の負荷を推定することとしたので、装置の取り付けや管理に伴う人的労力を招くことなく、実運用中の通信装置の負荷を効率良く計測することができる。
【0014】
また、請求項3の発明に係る性能負荷計測装置は、請求項2に記載の発明において、前記負荷推定手段は、前記負荷計測用パケットが前記通信機器に到達するまでの第1の時間と、前記通信機器が返信した返信パケットが到達するまでの第2の時間から経路遅延時間dを計測する経路遅延時間計測手段と、前記通信所要時間Tから前記経路遅延時間dを差し引いた前記通信機器における実際のパケット処理に要する処理時間(T−d)と前記通信機器におけるパケット処理性能μとを用いて、(T−d)=1/(μ(1−ρ))の関係より前記通信機器の負荷ρを算定する負荷算定手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
この請求項3の発明によれば、負荷計測用パケットが通信機器に到達するまでの第1の時間と、通信機器が返信した返信パケットが到達するまでの第2の時間から経路遅延時間dを計測し、通信所要時間Tから経路遅延時間dを差し引いた通信機器における実際のパケット処理に要する処理時間(T−d)と通信機器におけるパケット処理性能μとを用いて、(T−d)=1/(μ(1−ρ))の関係より通信機器の負荷ρを算定することとしたので、装置の取り付けや管理に伴う人的労力を招くことなく、実運用中の通信装置の負荷を効率良く計測することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係る性能負荷計測装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、インターネット上の分散システムであるWWW(World Wide Web)サーバの性能または負荷を計測する性能負荷計測装置に本発明を適用した場合について説明する。
【0017】
まず、本実施の形態に係るサーバのパケット処理モデルの概念について説明する。図1は、本実施の形態に係るサーバのパケット処理モデルの概念を説明する図である。
【0018】
同図に示すように、この性能負荷計測装置では、リクエストとして送信した複数の性能計測用パケットに対する応答出力としてサーバから返信される返信パケットの時間間隔1/μを使ってサーバの性能を推定している。具体的には、パケット処理性能μは上記返信パケットの時間間隔の逆数として求められる。また、この性能負荷計測装置では、サーバの負荷を次のように推定している。サーバの処理モデルでは、上記性能計測用パケットの送信時間と上記返信パケットの受信時間の時間間隔から求められる通信所要時間Tと上記性能計測用パケットの経路遅延時間dとの差(T−d)がパケット処理に要する実際の処理時間となる。サーバのパケット処理モデルは待ち行列モデルであるので、上記の処理時間(T−d)、パケット処理性能μ、サーバの負荷ρの間には以下のような関係が成り立つ。
(T−d)=1/(1−ρ)/μ
従って、サーバの負荷ρは、サーバのパケット処理性能μ、通信所要時間Tおよび経路遅延時間dが計測されれば、上記の式より次のように求められる。
ρ=1−1/μ/(T−d)
パケット処理性能μ、通信所要時間Tおよび経路遅延時間dの計測については以下に詳細に説明する。
【0019】
次に、本実施の形態に係るネットワークシステムおよびサーバ負荷計測装置の構成を示す機能ブロック図について説明する。図2は、本実施の形態に係るネットワークシステムおよび性能負荷計測装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このネットワークシステムは、サーバの性能および負荷を計測する性能負荷計測装置10、計測対象であるサーバ20、サーバがサービスを提供するクライアント端末21、サーバ20およびクライアント端末21等を接続するLAN22、ルータ23およびネットワーク24から構成されている。
【0020】
サーバ20は、本発明の性能負荷計測装置10の計測対象となるサーバである。インターネット/イントラネット上の各種クライアント端末21からアクセスを受け付けてホームページなどのウェブサービスを提供するHTTPサーバである。
【0021】
クライアント端末21は、サーバ20にアクセス可能なウェブブラウザを搭載したインターネット/イントラネット端末であり、TCP/IPプロトコルに従ってパケット交換によりサーバとデータ通信を行う。
【0022】
LAN22は、地域内もしくは企業内など限定された範囲で使用されるデータ伝送ネットワークで、LAN間はルータ23を経由して公衆回線や専用回線で接続されている。
【0023】
ルータ23は、LAN22に接続されている各種クライアント端末21とサーバの間のデータをIPアドレスにしたがって転送する機器である。LANを基盤とするネットワークシステムではネットワークプロトコルとしてはIPプロトコルが使用される。
【0024】
ネットワーク24は、公衆回線あるいは専用回線などから構成される、インターネットウェブで、パケット交換によってデータ通信を行う。
【0025】
性能負荷計測装置10は、パケット送信部11、パケット受信部12、時間計測部13、経路遅延算出部14、通信時間算出部15、性能算出部16、負荷算出部17、出力表示部18および制御部19から構成されている。
【0026】
パケット送信部11は、計測対象であるサーバ20に各種パケットを送信し、パケット受信部12は、パケット送信部11が送信した送信パケットに対するサーバからの返信パケットを受信する。時間計測部13は、パケット送信部11がパケットを送信した時刻およびパケット受信部12が返信パケットを受信した時刻を全て計測し、保持する。
【0027】
経路遅延算出部14は、経路遅延計測用パケット、ここではICMP(Internet Control Message Protocol)のエコ−リクエストおよびエコ−リプライの送信時刻と受信時刻の差から、性能負荷計測装置10とサーバ20間の経路遅延時間を算出する。
【0028】
通信時間算出部15は、性能計測用パケット、ここではHTTPGetリクエストをサーバに送信する送信時間とHTTP Getリクエストに応答してサーバから返信される返信パケットの受信時間から通信所要時間Tを算出する。
【0029】
性能算出部16は、複数の性能計測用パケットをサーバ20に連続送信し、連続送信に応答してサーバ20から返信される複数の返信パケットの受信時間の時間間隔を求め、それらの平均値または中央値からサーバ20のパケット処理時間(以後、「平均パケット処理時間」という。)1/μを算出する。
【0030】
負荷算出部17は、通信所要時間T、経路遅延時間d、パケット処理性能μとパケット処理モデルからサーバ20の負荷ρを算出する。ここで求められた負荷ρはその時点のサーバ20の稼働率を0から1の範囲の値で表すものである。
【0031】
出力表示部18は、CRTディスプレイおよびプリンタなどを備え、サーバ20の性能および負荷などを算出した結果を表示し、稼動中のサーバ20のパケット処理性能μおよび負荷ρをモニタできるので、システムの負荷分散などの対策に利用できる。
【0032】
制御部19は、性能負荷計測のフローを管理し、生成した各種パケットをパケット送信部11に渡し、送信するパケットの数、送信時間などを制御する。また、時間計測部13が計測したパケットの送受信時間のデータを経路遅延算出部14、通信時間算出部15、性能算出部16、負荷算出部17に適宜渡し、サーバのパケット処理性能μおよび負荷ρなどを算出し、出力表示部18に表示させる。
【0033】
以上のように、この発明によれば、装置の取り付けや管理に伴う人的労力を招くことなく、実運用中の通信装置の性能や負荷を効率良く計測する性能負荷計測装置を提供することができる。
【0034】
次に、本実施の形態に係るサーバ性能および負荷の計測手順について説明する。図3は、図2のサーバ性能および負荷の計測手順について説明する図である。
【0035】
同図に示すように、ステップS101からS104までが平均パケット処理時間1/μを算出する手順、ステップS105からS107までが経路遅延時間dを算出する手順、またステップS108からS113までがサーバの負荷ρを算出する手順である。
【0036】
最初に、平均パケット処理時間1/μを算出する手順を説明する。性能負荷計測装置10はサーバ20に対して複数の性能計測用パケットを連続送信し、連続送信に応答してサーバ20が返信する返信パケットを受信する(ステップS101)。時間計測部13はこれら複数の返信パケットの受信時間を計測する(ステップS102)。制御部19はこれらの複数の送信パケットの一つ一つに応答する複数の返信パケットのうち先頭のパケットの受信時間を性能算出部16に渡し、性能算出部16は先頭のパケットの受信時間間隔を算出し(ステップS103)、その時間間隔を平均し、あるいは中央値をとって、平均パケット処理時間1/μを算出する(ステップS104)。
【0037】
サーバの性能計測時のパケットの流れについて詳細に説明する。図4は、図2のサーバの性能計測時のパケットの流れについて詳細に説明する図である。
【0038】
同図に示すように、TCPコネクションの設定は性能負荷計測装置10とサーバ20との間で3ウエイハンドシェ−クによって行う。TCPコネクションを要求する性能負荷計測装置10からサーバ20に対してSYNパケットを送信し、サーバ20はこれに対して(SYN+ACK)パケットを返信する。さらに(SYN+ACK)パケットを受信した性能負荷計測装置10は、ACKパケットをサーバ20に送信してTCPコネクションが設定される。それぞれのパケットは、TCPコネクションが設定された後に、送信するHTTP Getリクエストの数だけ送信される。
【0039】
次に、性能負荷計測装置10はTCPコネクション設定時に要求した数のHTTP Getリクエストを連続して送信する。サーバ20はそれぞれのHTTP Getリクエストに応じてデータを準備し、パケットにデータを埋め込んで返信パケットを性能負荷計測装置10に返信する。それぞれのHTTP Getリクエストに応答する返信パケットは複数のパケットになるので、時間計測部13が計測した受信時間からそれぞれのHTTP Getリクエストに応答する先頭の返信パケットの受信時間を取り出す。それらが図4のD〜Dである。性能算出部16は先頭のパケットの受信時間の時間間隔の平均し、あるいは中央値をとって平均パケット処理時間1/μを算出する。
【0040】
図3に戻り、経路遅延時間dを算出する手順について説明する。性能負荷計測装置10は、経路遅延計測用パケット、すなわちICMP(Internet Control Message Protocol)エコーリクエストパケットをサーバ20に送信すると、ICMPエコーリクエストを受信したサーバ20は即座にICMPエコーリプライパケットを返信してくる(ステップS105)。時間計測部13がICMPエコーリクエストパケットの送信時間とエコーリプライパケットの受信時間を計測し(ステップS106)、経路遅延算出部14はこれらの時間から性能負荷計測装置10とサーバ20の間のネットワークの経路遅延時間dを算出することができる(ステップS107)。
【0041】
次に、サーバの負荷ρを算出する手順について説明する。性能負荷計測装置10は負荷計測用パケットをサーバ20に送信し、負荷計測用パケットに応答してサーバ20が返信する返信パケットを受信する(ステップS108)。時間計測部13は負荷計測用パケットの送信時間および返信パケットの受信時間を計測する(ステップS109)。通信時間算出部15は負荷計測用パケットの送信時間と受信時間から通信所要時間Tを算出する(ステップS110)。
【0042】
通信所要時間Tの平均値Aを求めるため、この負荷計測用パケットの送信は必要な回数繰り返される。しかし、負荷計測用パケットの送信は稼動中のサーバ20の負荷に影響を与えない程度の時間間隔で行う必要がある。計測回数が十分でなければ(ステップS111否定)、負荷計測用パケットをサーバに送信し、通信所要時間の算出を繰り返す。一方、計測回数が十分であれば(ステップS111肯定)、通信所要時間Tを平均し、平均値Aを求める(ステップS112)。最後に、平均パケット処理時間1/μ、通信所要時間の平均値A、経路遅延時間dおよび前述のパケット処理モデルからサーバの負荷ρを求める(ステップS113)。
【0043】
サーバの負荷計測時のパケットの流れについて詳細に説明する。図5は、図2のサーバの負荷計測時のパケットの流れについて詳細に説明する図である。同図に示すように、性能負荷計測装置10は、サーバ20に経路遅延計測用パケット、すなわちICMPエコーリクエストを送信し、それに応答してサーバから送信されるからエコーリプライを受信する。経路遅延算出部14は時間計測部13により計測されたそれらのパケットの送受信時間の時間間隔から経路遅延時間dを求める。
【0044】
また、性能負荷計測装置10は、サーバ20とのTCPコネクションの設定後、負荷計測用パケット、すなわちHTTP Getリクエストを送信し、それに応答してサーバから返信される返信パケットを受信する。通信時間算出部15は、時間計測部13によって計測されたそれらの送受信時間から通信所要時間Tを求め、さらに、負荷算出部17は、この通信所要時間Tの平均値A、経路遅延時間dと平均パケット処理時間1/μから(T−d)=1/(1−ρ)/μの関係式に基づき負荷ρを算出する。
【0045】
次に、サーバ性能および負荷の算出結果をディスプレイ画面に表示した一例について説明する。図6は、図2のサーバ性能および負荷の算出結果をディスプレイ画面に表示した一例を示す図である。同図中のSeleneとは性能負荷計測装置の名称である。経路遅延時間、パケット処理性能と共にサーバ負荷を定期的に計測した結果が表示されている。
【0046】
以上のように、この発明によれば、装置の取り付けや管理に伴う人的労力を招くことなく、実運用中の通信装置の性能や負荷を効率良く計測する性能負荷計測装置を提供することができる。
【0047】
ところで、本実施の形態では、パケット送信部は性能負荷計測装置の構成要素であった。しかしながら、パケット送信部は必ずしも性能負荷計測装置の構成要素である必要はない。ここでは本実施の形態の別な例として、性能負荷計測装置とは異なるサーバが複数のサーバに経路遅延計測用パケット、性能計測用パケットおよび負荷計測用パケットを送信し、サーバ性能および負荷の計測を同時に行う場合について説明する。
【0048】
図7は、本実施の形態に係るネットワークシステムおよび性能負荷計測装置の別の構成を示す機能ブロック図である。図2の本実施の形態と同じ構成要素については同じ符号が付けられているので、以下においては図2の本実施の形態と同じ構成要素の説明は省略する。
【0049】
図7に示すように、性能負荷計測装置30にはパケット送信部がない。この場合においては、サーバA40が経路遅延計測用パケット、性能計測用パケットおよび負荷計測用パケットを生成し、計測対象であるサーバB50およびサーバC60へ送信する。サーバB50およびサーバC60は経路遅延計測用パケット、性能計測用パケットまたは負荷計測用パケットを受信すると、それらのパケットの要求に応答し性能負荷計測装置30に返信パケットを返信する。同時に、サーバA40は性能負荷計測装置30にサーバB50およびサーバC60へ経路遅延計測用パケット、性能計測用パケットまたは負荷計測用パケットを送信した時刻を報せる。勿論、性能負荷計測装置30とサーバA40のクロックは正確に同期している。
【0050】
以上のように、この発明によれば、装置の取り付けや管理に伴う人的労力を招くことなく、実運用中の通信装置の性能や負荷を効率良く計測する性能負荷計測装置を提供することができる。
【0051】
さらに、上記の本実施の形態の別な例では、経路遅延計測用パケット、性能計測用パケットまたは負荷計測用パケットの送信は、性能負荷計測装置30とは異なるサーバが行ったが、このサーバ自身が計測対象であってよい。図8は、本実施の形態に係るネットワークシステムおよび性能負荷計測装置のさらに別の構成を示す機能ブロック図である。例えば、図8のサーバD70は複数の性能計測用パケットをメモリに保持し、定期的に、あるいはランダムに、複数の性能計測用パケットをメモリから取り出し、その要求に従って返信パケットを準備し、性能負荷計測装置30へ返信する。返信パケットを受信した性能負荷計測装置30は返信パケットの受信間隔からサーバの性能を評価することができる。
【0052】
以上のように、この発明によれば、装置の取り付けや管理に伴う人的労力を招くことなく、実運用中の通信装置の性能や負荷を効率良く計測する性能負荷計測装置を提供することができる。
【0053】
(付記1)複数の端末装置からのアクセスを受け付ける通信機器にネットワークを介して接続され、該通信機器に係る性能または負荷を計測する性能負荷計測装置であって、
前記通信機器によって連続して処理された複数のパケットをそれぞれ受信した受信時刻を計測する計測手段と、
前記計測手段によって計測された各パケットの受信時刻の時間間隔に基づいて前記通信機器のパケット処理性能を推定する性能推定手段と、
を備えたことを特徴とする性能負荷計測装置。
【0054】
(付記2)前記通信機器に対して複数の性能計測用パケットを連続送信するよう制御する送信制御手段をさらに備え、前記計測手段は、前記送信制御手段によって連続送信された各性能計測用パケットを受信した前記通信機器がその処理後に返信する各返信パケットをそれぞれ受信した受信時刻を計測することを特徴とする付記1に記載の性能負荷計測装置。
【0055】
(付記3)前記性能推定手段は、前記計測手段によって計測された各パケットの受信時刻の時間間隔の平均値または中央値を用いて前記通信機器のパケット処理性能を推定することを特徴とする付記1または2に記載の性能負荷計測装置。
【0056】
(付記4)複数の端末装置からのアクセスを受け付ける通信機器にネットワークを介して接続され、該通信機器に係る性能または負荷を計測する性能負荷計測装置であって、
前記通信機器に対して負荷計測用パケットを送信した送信時刻を計測する送信時刻計測手段と、
前記負荷計測用パケットを受信した前記通信機器がその処理後に返信する返信パケットを受信した受信時刻を計測する受信時刻計測手段と、
前記送信時刻計測手段によって計測された送信時刻および前記受信時刻計測手段によって計測された受信時刻の間の通信所要時間と、前記負荷計測用パケットおよび前記返信パケットの伝送に要する経路遅延時間とに基づいて、前記通信機器の負荷を推定する負荷推定手段と、
を備えたことを特徴とする性能負荷計測装置。
【0057】
(付記5)前記負荷推定手段は、前記負荷計測用パケットが前記通信機器に到達するまでの第1の時間と、前記通信機器が返信した返信パケットが到達するまでの第2の時間から経路遅延時間dを計測する経路遅延時間計測手段と、前記通信所要時間Tから前記経路遅延時間dを差し引いた前記通信機器における実際のパケット処理に要する処理時間(T−d)と前記通信機器におけるパケット処理性能μとを用いて、(T−d)=1/(μ(1−ρ))の関係より前記通信機器の負荷ρを算定する負荷算定手段とを備えたことを特徴とする付記4に記載の性能負荷計測装置。
【0058】
(付記6)複数の端末装置からのアクセスを受け付ける通信機器にネットワークを介して接続され、該通信機器に係る性能または負荷を計測する性能負荷計測方法であって、
前記通信機器によって連続して処理された複数のパケットをそれぞれ受信した受信時刻を計測する計測工程と、
前記計測工程によって計測された各パケットの受信時刻の時間間隔に基づいて前記通信機器のパケット処理性能を推定する性能推定工程と、
を含んだことを特徴とする性能負荷計測方法。
【0059】
(付記7)複数の端末装置からのアクセスを受け付ける通信機器にネットワークを介して接続され、該通信機器に係る性能または負荷を計測する性能負荷計測方法であって、
前記通信機器に対して負荷計測用パケットを送信した送信時刻を計測する送信時刻計測工程と、
前記負荷計測用パケットを受信した前記通信機器がその処理後に返信する返信パケットを受信した受信時刻を計測する受信時刻計測工程と、
前記送信時刻計測工程によって計測された送信時刻および前記受信時刻計測工程によって計測された受信時刻の間の通信所要時間と、前記負荷計測用パケットおよび前記返信パケットの伝送に要する経路遅延時間とに基づいて、前記通信機器の負荷を推定する負荷推定工程と、
を含んだことを特徴とする性能負荷計測方法。
【0060】
(付記8)複数の端末装置からのアクセスを受け付ける通信機器にネットワークを介して接続され、該通信機器に係る性能または負荷を計測する性能負荷計測プログラムであって、
前記通信機器によって連続して処理された複数のパケットをそれぞれ受信した受信時刻を計測する計測手順と、
前記計測手順によって計測された各パケットの受信時刻の時間間隔に基づいて前記通信機器のパケット処理性能を推定する性能推定手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする性能負荷計測プログラム。
【0061】
(付記9)複数の端末装置からのアクセスを受け付ける通信機器にネットワークを介して接続され、該通信機器に係る性能または負荷を計測する性能負荷計測プログラムであって、
前記通信機器に対して負荷計測用パケットを送信した送信時刻を計測する送信時刻計測手順と、
前記負荷計測用パケットを受信した前記通信機器がその処理後に返信する返信パケットを受信した受信時刻を計測する受信時刻計測手順と、
前記送信時刻計測手順によって計測された送信時刻および前記受信時刻計測手順によって計測された受信時刻の間の通信所要時間と、前記負荷計測用パケットおよび前記返信パケットの伝送に要する経路遅延時間とに基づいて、前記通信機器の負荷を推定する負荷推定手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする性能負荷計測プログラム。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、通信機器によって連続して処理された複数のパケットをそれぞれ受信した受信時刻を計測し、計測された各パケットの受信時刻の時間間隔に基づいて通信機器のパケット処理性能を推定するよう構成したので、装置の取り付けや管理に伴う人的労力を招くことなく、実運用中の通信装置の性能を効率良く計測する性能負荷計測装置を提供できる。
【0063】
また、請求項2の発明によれば、通信機器に対して負荷計測用パケットを送信した送信時刻を計測し、負荷計測用パケットを受信した通信機器がその処理後に返信する返信パケットを受信した受信時刻を計測し、送信時刻および受信時刻の間の通信所要時間と、負荷計測用パケットおよび返信パケットの伝送に要する経路遅延時間とに基づいて、通信機器の負荷を推定するよう構成したので、装置の取り付けや管理に伴う人的労力を招くことなく、実運用中の通信装置の負荷を効率良く計測する性能負荷計測装置を提供できる。
【0064】
また、請求項3の発明によれば、負荷計測用パケットが通信機器に到達するまでの第1の時間と、通信機器が返信した返信パケットが到達するまでの第2の時間から経路遅延時間dを計測し、通信所要時間Tから経路遅延時間dを差し引いた通信機器における実際のパケット処理に要する処理時間(T−d)と通信機器におけるパケット処理性能μとを用いて、(T−d)=1/(μ(1−ρ))の関係より通信機器の負荷ρを算定するよう構成したので、装置の取り付けや管理に伴う人的労力を招くことなく、実運用中の通信装置の負荷を効率良く計測する性能負荷計測装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るサーバのパケット処理モデルの概念を説明する図である。
【図2】本実施の形態に係るネットワークシステムおよび性能負荷計測装置の構成を説明する機能ブロック図である。
【図3】図2のサーバの性能および負荷の計測手順について説明する図である。
【図4】図2のサーバの性能計測時のパケットの流れについて詳細に説明する図である。
【図5】図2のサーバの負荷計測時のパケットの流れについて詳細に説明する図である。
【図6】図2のサーバの性能および負荷の算出結果をディスプレイ画面に表示した一例を説明する図である。
【図7】本実施の形態に係るネットワークシステムおよび性能負荷計測装置の別の構成を説明する機能ブロック図である。
【図8】本実施の形態に係るネットワークシステムおよび性能負荷計測装置のさらに別の構成を説明する機能ブロック図である。
【符号の説明】
10、30 性能負荷計測装置
11 パケット送信部
12 パケット受信部
13 時間計測部
14 経路遅延算出部
15 通信時間算出部
16 性能算出部
17 負荷算出部
18 出力表示部
19、31 制御部
20 サーバ
21 クライアント端末
22 LAN
23 ルータ
24 ネットワーク
40 サーバA
50 サーバB
60 サーバC
70 サーバD

Claims (3)

  1. 複数の端末装置からのアクセスを受け付ける通信機器にネットワークを介して接続され、該通信機器に係る性能または負荷を計測する性能負荷計測装置であって、
    前記通信機器によって連続して処理された複数のパケットをそれぞれ受信した受信時刻を計測する計測手段と、
    前記計測手段によって計測された各パケットの受信時刻の時間間隔に基づいて前記通信機器のパケット処理性能を推定する性能推定手段と、
    を備えたことを特徴とする性能負荷計測装置。
  2. 複数の端末装置からのアクセスを受け付ける通信機器にネットワークを介して接続され、該通信機器に係る性能または負荷を計測する性能負荷計測装置であって、
    前記通信機器に対して負荷計測用パケットを送信した送信時刻を計測する送信時刻計測手段と、
    前記負荷計測用パケットを受信した前記通信機器がその処理後に返信する返信パケットを受信した受信時刻を計測する受信時刻計測手段と、
    前記送信時刻計測手段によって計測された送信時刻および前記受信時刻計測手段によって計測された受信時刻の間の通信所要時間と、前記負荷計測用パケットおよび前記返信パケットの伝送に要する経路遅延時間とに基づいて、前記通信機器の負荷を推定する負荷推定手段と、
    を備えたことを特徴とする性能負荷計測装置。
  3. 前記負荷推定手段は、前記負荷計測用パケットが前記通信機器に到達するまでの第1の時間と、前記通信機器が返信した返信パケットが到達するまでの第2の時間から経路遅延時間dを計測する経路遅延時間計測手段と、前記通信所要時間Tから前記経路遅延時間dを差し引いた前記通信機器における実際のパケット処理に要する処理時間(T−d)と前記通信機器におけるパケット処理性能μとを用いて、(T−d)=1/(μ(1−ρ))の関係より前記通信機器の負荷ρを算定する負荷算定手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の性能負荷計測装置。
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