JP2010198491A - 仮想メシンサーバおよびこれを用いた仮想マシンネットワーク監視システム - Google Patents

仮想メシンサーバおよびこれを用いた仮想マシンネットワーク監視システム Download PDF

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Abstract

【課題】監視装置からの仮想マシン毎に対する監視パケットを削減し、仮想マシンから監視装置に対する発報メッセージの発生数を削減して、ネットワークトラフィックを削減すること。
【解決手段】 ネットワークを介し受信する状態確認のための監視用リクエストに応じ、現在の状態を応答する複数の仮想マシンを実行管理する仮想マシンサーバにおいて、前記監視用リクエストに基づき前記仮想マシンごとにリクエストを生成して送信し、前記各仮想マシンから受信した前記各リクエストに応ずる応答に基づき、前記各仮想マシンの状態を示した応答メッセージを前記監視用リクエストの送信元に送信する仮想マシン監視手段とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介し受信する状態確認のための監視用リクエストに応じ、現在の状態を応答する複数の仮想マシンを実行管理する仮想マシンサーバおよびこれを用いた仮想マシンネットワーク監視システムに関し、特にネットワークトラフィックの削減に関する。
従来より、CPU(Central Processing Unit)がプログラムを直接実行せずに仮想的な計算機をソフトウェア的に用意し、プログラムがそれによって実行されるようにする仮想マシンを実行管理する仮想マシンサーバが実現されており、このような複数の仮想マシンにより構成される仮想マシンネットワークがある。
この仮想マシンネットワークでは、過大な要求や攻撃、故障の発生などにより仮想マシンの性能が劣化してしまうことがある。そこで、従来から、このような仮想マシンネットワークを理想的に稼動させるために、ネットワークの性能を測定・監視・モニタリングする仮想マシンネットワーク監視システムが提案されている。
図7は従来の仮想マシンネットワーク監視システムの構成図であり、図7において、各仮想マシンサーバなどの各通信機器が接続されるネットワークおよび各機器の性能を把握する監視装置1と、複数の仮想マシンを実行する仮想マシンサーバ21〜23からなる仮想マシンネットワークと、から構成される。
監視装置1および仮想マシンサーバ21〜23は、コンピュータネットワーク100(インターネット・イントラネットなど)を介して接続される。
仮想マシンサーバ21〜23は、物理的なコンピュータであり、複数の仮想化された論理的なコンピュータである仮想マシンが構築され、仮想マシン毎に独立してオペレーティングシステム(OS)が動作するものである。なお各仮想マシンの外部インタフェースは、仮想マシンサーバ21の外部インタフェースなどの通信部を経由して接続を確立することで、外部との入出力が実現されている。
図8は、仮想マシンサーバの仮想マシンの動作環境を説明する階層構成例を示すブロック図であり、(A)はファームウェア管理の仮想化アプリケーション(以下、仮想化アプリという)による仮想マシンの管理、(B)はホストOS上の仮想化アプリによる仮想マシンの管理、(C)は、仮想アプリが直接稼動することによる仮想マシンの管理、の各ケースについて説明している。
(A)において、仮想マシンサーバ21は、仮想マシンサーバ自身でのOS動作は行わず、ハードウェアに対応したファームウェアの管理内の仮想化アプリにより仮想マシンの管理が行われる。また、仮想マシンサーバ21は、ファームウェアの一部として仮想化が実現されているため、効率の良い仮想マシンの運用が可能であり、仮想マシンの外部インタフェースがダイレクトなハードウェアのコントロールが可能となる。
(B)において、仮想マシンサーバ22は、通常の物理的なコンピュータと同様にホストOSが動作する。ホストOS上で仮想化アプリが動作することで仮想マシンの管理が行われる。この構成では、ホストOSの動作による処理のオーバーヘッドが存在し、仮想マシンの外部インタフェースがホストOSを経由することも効率面で不利となる。
(C)において、仮想マシンサーバ23は、仮想アプリが直接稼動することにより仮想マシンの管理が行われる。ホストOSのオーバーヘッドが存在しない点で効率面において有利となる。
このような構成のもと、従来の仮想マシンネットワーク監視システムは、次のような動作を行う。図9は従来の仮想マシンネットワーク監視システムのシーケンス図である。
図9のシーケンスSQ101において、監視装置1は、物理的なコンピュータである仮想マシンサーバ21、22、23上で動作する論理的なコンピュータである仮想マシン21X〜21Z、22X〜22Z、23Xに対して、(一定周期で)監視用リクエストを送信する。
具体的には、監視装置1は、仮想マシンサーバ21〜23中の仮想マシンに対して、ICMP(Internet Control Message Protocol)、または、SNMP(Simple Network Management Protocol)等を利用して、仮想マシンの動作状態を把握する。
具体的には、監視装置1は各仮想マシンに応答時間を計測するためのデータ(以下、計測用要求データという)をICMPを用いたパケット、つまりPing(Packet INternet Groper)プログラムを用いたパケット(Type 8: Echo Request)を仮想マシンサーバ21〜23中の仮想マシンに送信するとともにその送信時刻を図示しない記憶部に記憶する。
シーケンスSQ102において、仮想マシン211は、監視に対する応答として、監視装置1に対して応答メッセージを送信する。
具体的には、仮想マシンサーバ21〜23中の仮想マシンは、監視装置1からの計測用要求データを受信した後、その要求に応じるために計測用応答データを監視装置1に送信する。具体的には、監視装置1からのICMPパケット(Type 8: Echo Request)を受信した後、ICMPパケット(Type 0: Echo Reply)を監視装置1に送信する。
監視装置1は、仮想マシンサーバ21〜23中の仮想マシンからのICMPパケット(Type 0: Echo Reply)を受信した場合にはその受信時刻と送信時刻とに基づき、仮想マシンサーバ21〜23中の仮想マシンの応答時間を算出する。
なお、仮想マシンサーバ21〜23は、監視装置1に対して、SNMP、または、SMTP等を利用することによっても、自身が保持する情報を自立的に伝達が可能である。
シーケンスSQ103において、たとえば、一定周期の監視の他に、仮想マシンの自律的自己監視に何らかの異常を検知した場合においては、異常情報の通知のため、監視装置に対して発報メッセージが送信される。
このように従来の仮想マシンネットワーク監視システムは、シーケンスSQ101〜103のような通信を定期的に行って情報の取得・送付を行うことで、仮想マシン21X〜21Z、22X〜22Z、23Xの稼動状態を把握することが可能である。
この結果、従来の仮想マシンネットワーク監視システムでは、複数の仮想マシンの稼働状況および仮想マシンネットワークの状況を把握することができる。
このような仮想マシンネットワーク監視システムに関連する先行技術文献として、下記の特許文献1がある。
特開2005−373134号公報
しかしながら、従来の仮想マシンネットワーク監視システムでは、複数の仮想マシンにおいて共通する要因において同時に何らかの障害が発生した場合は、仮想マシンから監視装置に対して短時間に大量の発報メッセージが送信されてしまうので、一時的に急激なネットワークトラフィックが増大するという問題があった。
また、従来の仮想マシンネットワーク監視システムでは、監視装置1と各仮想マシン21X〜21Z、22X〜22Z、23Xとはそれぞれ監視パケットの発信・受信を行う必要があることにより、仮想マシンの増大化に伴いネットワークトラフィックが増大するという問題があった。
本発明は上述の問題点を解決するものであり、その目的は、監視装置からの仮想マシン毎に対する監視パケットを削減し、仮想マシンから監視装置に対する発報メッセージの発生数を削減して、ネットワークトラフィックを削減することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
ネットワークを介し受信する状態確認のための監視用リクエストに応じ、現在の状態を応答する複数の仮想マシンを実行管理する仮想マシンサーバにおいて、
前記監視用リクエストに基づき前記仮想マシンごとにリクエストを生成して送信し、前記各仮想マシンから受信した前記各リクエストに応ずる応答に基づき、前記各仮想マシンの状態を示した応答メッセージを前記監視用リクエストの送信元に送信する仮想マシン監視手段と
を備えたことを特徴とする仮想マシンサーバである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の仮想マシンサーバにおいて、
前記仮想マシン監視手段は、
前記各仮想マシンからの応答を規定時間まで受信し、かつ、その応答内容が正常であると前記各仮想マシンの状態が正常である旨を応答することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の仮想マシンサーバにおいて、
前記仮想マシン監視手段は、
前記各仮想マシンからの応答が規定時間を超過する場合、または、応答内容が異常であると前記各仮想マシンの状態が異常である旨を応答することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3いずれかに記載の仮想マシンサーバにおいて、
前記仮想マシン監視手段は、
前記各仮想マシンごとに監視項目が設定されている監視設定項目情報を前記ネットワークを介して受信すると、この監視設定項目情報に基づき、前記各仮想マシンごとに前記監視項目に対応する監視リクエストを送信することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、
複数の仮想マシンにより構成される仮想マシンネットワークの状態を、状態確認のための監視用リクエストおよび前記各仮想マシンごとに監視項目が設定されている監視設定項目情報に基づき監視する監視装置と、
ネットワークを介して前記監視装置と接続される、請求項1〜4いずれかに記載の仮想マシンサーバと、
を備えることを特徴とする仮想マシンネットワーク監視システムである。
このように、本発明によれば、仮想マシンサーバが、監視装置からの監視用リクエストに基づき仮想マシンごとにリクエストを生成して送信し、各仮想マシンから受信した各リクエストに応ずる応答に基づき、各仮想マシンの状態を示した応答メッセージを監視装置に送信する仮想マシン監視手段を備えることにより、監視装置からの仮想マシン毎に対する監視パケットを削減し、仮想マシンから監視装置に対する発報メッセージの発生数を削減できる。
また、本発明によれば、仮想マシン監視手段は、各仮想マシンごとに監視項目が設定されている監視設定項目情報を受信すると、この監視設定項目情報に基づき、各仮想マシンごとに監視項目に対応する監視リクエストを送信することにより、各監視周期毎に監視装置と仮想マシンサーバ内の仮想マシン監視手段の通信を実施する必要が無くなる。
本発明に係る仮想マシンネットワーク監視システムの構成例を示す構成図である。 仮想マシンサーバの構成例を示すブロック図である。 仮想マシンサーバの仮想マシンの動作環境を説明する階層構成例を示すブロック図である。 本発明に係る仮想マシンネットワーク監視システムの動作フロー図である。 本発明の仮想マシンネットワーク監視システムの仮想マシンサーバ51内の動作を示すシーケンスである。 仮想マシンサーバ単位に自律した監視を行う際の通信シーケンス図を示す図である。 従来の仮想マシンネットワーク監視システムの構成図である。 仮想マシンサーバの仮想マシンの動作環境を説明する階層構成例を示すブロック図である。 従来の仮想マシンネットワーク監視システムのシーケンス図である。
図1は、本発明に係る仮想マシンネットワーク監視システムの構成例を示す構成図であり、図5等と共通する部分には同一の符号を付けて適宜説明を省略する。図7との相違点は、仮想マシンサーバが監視装置からのリクエストに応じて各仮想マシンに対して監視を行う仮想マシン監視手段を有する点、で相違する。
図1において、各仮想マシンサーバなどの各通信機器が接続されるネットワークおよび各機器の性能を把握する監視装置1と、複数の仮想マシンを実行する仮想マシンサーバ51〜53と、その仮想マシンからなる仮想マシンネットワークと、から構成される。
監視装置1および仮想マシンサーバ51〜53は、コンピュータネットワーク100(インターネット・イントラネットなど)を介して接続される。
仮想マシンサーバ51〜53は、物理的なコンピュータであり、複数の仮想化された論理的なコンピュータである仮想マシンが構築され、仮想マシン毎に独立してオペレーティングシステム(OS)が動作するものである。なお各仮想マシンの外部インタフェースは、仮想マシンサーバ51〜53の外部インタフェースなどの通信部を経由して接続を確立することで、外部との入出力が実現されている。
図2は、仮想マシンサーバの構成例を示すブロック図であり、図2において、仮想マシンサーバ51は、主に、仮想マシン51X、51Y、51Zを実行管理するとともに、仮想マシン51X〜Zの動作を監視し通信手段513を制御して監視装置1との通信を行う演算制御部511と、仮想マシン51X〜Zの監視項目および監視項目に対応する閾値が記憶されている仮想マシン管理テーブル512aを主に記憶する記憶手段512と、他の仮想マシンサーバ52、53、コンピュータネットワーク100等を介して監視装置1などと接続され、図示しないルータ・スイッチなどとも通信を行う通信手段513とから構成される。
記憶手段512は、RAMやROMなどで構成され、OSや仮想マシンサーバとして動作するためのプログラムやアプリケーション、仮想マシン用のアプリケーション(以下、仮想アプリという)、各仮想マシンを監視するための監視用のアプリケーション(以下、監視アプリという)、これらプログラムなどの実行時に使用されるデータ、監視装置1のネットワークアドレス等を記憶する。
演算制御部51は、たとえばCPU等が用いられ、各部・各手段の動作を制御する。この演算制御部51は、
通信手段513を介してパケットデータの送受信を制御し、受信した外部(監視装置1)からのパケットを取得し解析する通信制御手段51aと、
監視アプリによる、仮想マシン51X〜Zの動作を監視する仮想マシン監視手段51bと、
仮想アプリによる、仮想マシン51X〜Zを実行管理する仮想マシン実行管理手段51cと、
仮想マシン51X〜Zの実行した結果(実行結果、実行開始時刻、実行終了時刻、エラー発生時刻、アラーム発生時刻)などを記録する処理結果記録手段51dと、
から構成される。
なお、仮想マシンサーバは図3に示す階層構成により仮想マシンおよび監視アプリを実行するものでもよい。図3は、仮想マシンサーバの仮想マシンの動作環境を説明する階層構成例を示すブロック図であり、(A)はファームウェア管理の仮想化アプリケーション(以下、仮想化アプリという)による仮想マシンの管理、(B)はホストOS上の仮想化アプリによる仮想マシンの管理、(C)は、仮想アプリが直接稼動することによる仮想マシンの管理、の各ケースについて説明している。
(A)において、仮想マシンサーバ51は、仮想マシンサーバ自身でのOS動作は行わず、ハードウェアに対応したファームウェアの管理内において、仮想アプリによる仮想マシン51X、51Y、51Zの管理と監視アプリによる仮想マシンの監視が並行して行われる。また、仮想マシンサーバ51は、ファームウェアの一部として仮想化が実現されているため、効率の良い仮想マシンの運用が可能であり、仮想マシンの外部インタフェースがダイレクトなハードウェアのコントロールが可能となる。
(B)において、仮想マシンサーバ52は、通常の物理的なコンピュータと同様にホストOSが動作する。ホストOS上で仮想アプリと監視アプリが動作することで仮想マシン52X、52Y、52Zの管理が行われる。この構成では、ホストOSの動作による処理のオーバーヘッドが存在し、仮想マシンの外部インタフェースがホストOSを経由することも効率面で不利となる。
(C)において、仮想マシンサーバ23は、仮想アプリが直接稼動することにより仮想マシン53X、53Y、53Zと監視アプリの管理が行われる。ホストOSのオーバーヘッドが存在しない点で効率面において有利となる。
このような構成のもと、従来の仮想マシンネットワーク監視システムは、次のような動作を行う。図4は本発明に係る仮想マシンネットワーク監視システムの動作フロー図である。
ステップSP201において、監視装置1は、物理的なコンピュータである仮想マシンサーバ51、52、53上で動作する論理的なコンピュータである仮想マシン51X〜51Z、52X〜52Z、53Xに対して、ICMP、SNMPを用いて(一定周期で)監視用リクエストを送信する。
たとえば、監視装置1は各仮想マシンに応答時間を計測するためのデータ(以下、計測用要求データという)をICMPを用いたパケット、つまりPing(Packet INternet Groper)プログラムを用いたパケット(Type 8: Echo Request)を仮想マシンサーバ51〜53中の仮想マシンに送信するとともにその送信時刻を図示しない記憶部に記憶する。
ステップSP202において、各仮想マシンの通信制御手段は監視装置1から監視用リクエストを分析し、仮想マシン監視手段は、この分析結果に基づいて各仮想マシン51X〜51Zごとの監視用リクエストを作成する。
ステップSP203において、仮想マシン監視手段51bは、生成された監視用リクエストを各仮想マシン51X〜51Zごとに送信する。仮想マシン51X〜Zは、監視リクエストに対する応答として仮想マシン監視手段に対して応答メッセージを送信する。具体的には、監視装置1からの応答メッセージとして仮想マシン監視手段51bを介してICMPパケット(Type 8: Echo Request)を受信した後、ICMPパケット(Type 0: Echo Reply)を監視装置1に送信する。
ステップSP204において、仮想マシンサーバ51は、仮想マシン51X〜51Zからの監視用リクエストに対する応答メッセージを受信する。
ステップSP205において、仮想マシン監視手段51bは、仮想マシン51X〜51Zからの応答メッセージに基づき、記憶手段512の仮想マシン管理テーブル512aに仮想マシン51X〜51Zの動作状態を記憶する。
ステップSP206において、仮想マシン監視手段51bは、予め記憶手段に記憶されている規定時間までに仮想マシン51X〜51Zの応答メッセージが揃ったか否かおよび仮想マシン51〜51Zからの応答メッセージの内容が正常であるか否かを判定する。
仮想マシン監視手段51bは、仮想マシン51X〜51Zの応答メッセージが規定時間までに揃い、かつ、各応答メッセージの内容が正常であると判定されるとステップSP207に移行する。
たとえば、仮想マシン監視手段51bは、応答メッセージから予め設定されている監視項目に係わる情報を抽出し、仮想マシン管理テーブル52aに格納されている当該監視項目の閾値と比較し、閾値よりも大きい(小さい)場合は応答メッセージの内容が正常であると判定する。
ステップSP207において、仮想マシン監視手段51bは仮想マシン51X〜51Zからの監視用リクエストに対する応答メッセージを監視装置1に送信する。
具体的には、仮想マシン監視手段51bは、仮想マシン51X〜51Zからの監視用リクエストに対する各応答メッセージ(ICMPパケット(Type 0: Echo Reply))をそのまま監視装置1に転送するものでもよいし、仮想マシン51X〜51Zからの各応答メッセージのサマリを監視装置1に転送するものでもよい。
ステップSP208において、仮想マシン監視手段51bは、監視用リクエストに対する仮想マシンからの応答が異常であった旨を示す応答メッセージを監視装置1に送信する。
このように本発明の仮想マシンネットワーク監視システムは、ステップSP201〜108のような通信を定期的に行って情報の取得・送付を行うことで、仮想マシン51X〜51Z、52X〜52Z、53X〜53Zの稼動状態を把握することが可能である。
図5は、本発明の仮想マシンネットワーク監視システムの仮想マシンサーバ51内の動作を示すシーケンス図である。シーケンスSQ301において、監視装置1は、各仮想マシンサーバ51上で動作する論理的なコンピュータである仮想マシン51X〜51Zの動作を把握するため、ICMP、SNMPを用いて(一定周期で)監視用リクエストを仮想マシン51に送信する。
シーケンスSQ302において、各仮想マシンの仮想マシン監視手段は、監視装置1から監視用リクエストを分析して生成された監視用リクエストを各仮想マシン51X〜51Zごとに送信する。
シーケンスSQ303において、仮想マシン51X〜Zは、監視リクエストに対する応答として仮想マシン監視手段に対して応答メッセージを送信する。具体的には、監視装置1からの応答メッセージとして仮想マシン監視手段51bを介してICMPパケット(Type 8: Echo Request)を受信した後、ICMPパケット(Type 0: Echo Reply)を監視装置1に送信する。
このシーケンスSQ302〜303の動作は、仮想マシンサーバの仮想マシン監視手段および各仮想マシンにより、一定周期ごとに実施される。
シーケンスSQ304において、仮想マシン監視手段51bは、受信した応答メッセージを監視装置1に転送する。このとき、仮想マシン監視手段51bは、予め記憶手段に記憶されている規定時間までに仮想マシン51X〜51Zの応答メッセージが揃ったか否かおよび仮想マシン51〜51Zからの応答メッセージの内容が正常であるか否かを判定する。
仮想マシン監視手段51bは、仮想マシン51X〜51Zの応答メッセージが規定時間までに揃い、かつ、各応答メッセージの内容が正常であると判定されると応答メッセージを監視装置1に送信する。
このシーケンスSQ301〜304の動作は、仮想マシンの仮想マシン監視手段および各仮想マシンにより、一定周期ごとに実施される。
一方、シーケンスSQ305において、一定周期の監視の他に、仮想マシンの自律的自己監視に何らかの異常を検知した場合においては、異常情報の通知のため、仮想マシン監視手段に発報メッセージが送信される。
シーケンスSQ306において、仮想マシン監視手段51bは、受信した発報メッセージを監視装置1に転送する。
この結果、本発明の仮想マシンサーバおよびこれを用いた仮想マシンネットワーク監視システムでは、仮想マシンサーバが、監視装置からの監視用リクエストに基づき仮想マシンごとにリクエストを生成して送信し、各仮想マシンから受信した各リクエストに応ずる応答に基づき、各仮想マシンの状態を示した応答メッセージを監視装置に送信する仮想マシン監視手段を備えることにより、監視装置からの仮想マシン毎に対する監視パケットを削減し、仮想マシンから監視装置に対する発報メッセージの発生数を削減できる。
また、本発明の仮想マシンネットワーク監視システムは、仮想マシンサーバ内の仮想マシン監視手段は、監視装置1から送信される監視項目設定情報に基づき、一定周期で監視して仮想マシンサーバ単位に自律した監視を行うもののであってもよい。
図6は、仮想マシンサーバ単位に自律した監視を行う際の通信シーケンス図を示す図である。図6のシーケンスSQ401において、監視装置1は、仮想マシン51〜53に対して一定周期で監視を行うため、仮想マシンサーバ51〜53の各仮想マシン監視手段に対して、各仮想マシンごとに監視用リクエストの送信周期や、監視対象としてレスポンスタイム(リクエストに応じて仮想マシンが対応する処理を実行し処理結果を受信するまでの時間)や、CPU使用率、トラフィック量などの監視項目設定情報を含むパケットデータを送信する。
シーケンスSQ402において、仮想マシン監視手段は、監視装置1から受信したパケットデータ含まれる監視項目設定情報に基づき、仮想マシンに対して一定周期で監視を行う。なお、仮想マシン監視手段は、予め定めれた周期により監視を行うものでもよいし、この周期は監視項目設定情報に含まれているものであってこの情報に基づき仮想マシン監視手段が一定周期で監視を行うものでもよい。
シーケンスSQ403において、仮想マシンは、監視に対する応答として仮想マシン監視手段に対して応答メッセージを送信する。
このシーケンスSQ402、403の動作は、仮想マシンの仮想マシン監視手段および各仮想マシンにより、一定周期ごとに実施される。
この結果、監視装置1は、仮想マシン監視手段は、各仮想マシンごとに監視項目が設定されている監視設定項目情報を受信すると、この監視設定項目情報に基づき、各仮想マシンごとに監視項目に対応する監視リクエストを送信することにより、各監視周期毎に監視装置と仮想マシンサーバ内の仮想マシン監視手段の通信を実施する必要が無くなる。
一方、シーケンスSQ404において、仮想マシン監視手段は、仮想マシンからの応答が無い場合、もしくは、仮想マシンからの応答の内容が異常を示すものであった場合、もしくは、仮想マシンの自律的自己監視に何らかの異常を検知したことによる発報メッセージを受信した場合は、監視装置1に対して発報メッセージが送信される。
この結果、監視装置1は、仮想マシンに異常があった際には仮想マシンサーバ内の仮想マシン監視手段から、発報メッセージを受け取ることにより、各監視周期毎に監視装置と仮想マシンサーバ内の仮想マシン監視手段の通信を実施する必要が無くなる。
このため、監視装置は定期的な監視パケットを全く送信しない運用とするか、もしくは、仮想マシンサーバ内の仮想マシン監視手段が正常に稼動しているかの確認のため、仮想マシンの監視周期と比較して長周期での監視の運用が可能となる。
以上説明したように、本発明では、仮想マシンサーバおよびこれを用いた仮想マシンネットワーク監視システムでは、仮想マシンサーバが、監視装置からの監視用リクエストに基づき仮想マシンごとにリクエストを生成して送信し、各仮想マシンから受信した各リクエストに応ずる応答に基づき、各仮想マシンの状態を示した応答メッセージを監視装置に送信する仮想マシン監視手段を備えることにより、監視装置からの仮想マシン毎に対する監視パケットを削減し、仮想マシンから監視装置に対する発報メッセージの発生数を削減できるので、仮想マシン間での高速な通信に貢献することができる。
1 監視装置
21〜23 仮想マシンサーバ
21X〜21Z、22X〜22Z、23X 仮想マシン
51、52、53 仮想マシンサーバ
51X〜51Z、52X〜52Z、53X 仮想マシン
511演算制御部
51a 通信制御手段
51b 仮想マシン監視手段
51c 仮想マシン実行管理手段
51d 処理結果記憶手段
512 記憶手段
52a 仮想マシン管理テーブル
513 通信手段
100 ネットワーク

Claims (5)

  1. ネットワークを介し受信する状態確認のための監視用リクエストに応じ、現在の状態を応答する複数の仮想マシンを実行管理する仮想マシンサーバにおいて、
    前記監視用リクエストに基づき前記仮想マシンごとにリクエストを生成して送信し、前記各仮想マシンから受信した前記各リクエストに応ずる応答に基づき、前記各仮想マシンの状態を示した応答メッセージを前記監視用リクエストの送信元に送信する仮想マシン監視手段と
    を備えたことを特徴とする仮想マシンサーバ。
  2. 前記仮想マシン監視手段は、
    前記各仮想マシンからの応答を規定時間まで受信し、かつ、その応答内容が正常であると前記各仮想マシンの状態が正常である旨を応答することを特徴とする
    請求項1記載の仮想マシンサーバ。
  3. 前記仮想マシン監視手段は、
    前記各仮想マシンからの応答が規定時間を超過する場合、または、応答内容が異常であると前記各仮想マシンの状態が異常である旨を応答することを特徴とする
    請求項1または2記載の仮想マシンサーバ。
  4. 前記仮想マシン監視手段は、
    前記各仮想マシンごとに監視項目が設定されている監視設定項目情報を前記ネットワークを介して受信すると、この監視設定項目情報に基づき、前記各仮想マシンごとに前記監視項目に対応する監視リクエストを送信することを特徴とする
    請求項1〜3いずれかに記載の仮想マシンサーバ。
  5. 複数の仮想マシンにより構成される仮想マシンネットワークの状態を、状態確認のための監視用リクエストおよび前記各仮想マシンごとに監視項目が設定されている監視設定項目情報に基づき監視する監視装置と、
    ネットワークを介して前記監視装置と接続される、請求項1〜4いずれかに記載の仮想マシンサーバと、
    を備えることを特徴とする仮想マシンネットワーク監視システム。
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