JP2009124019A - 基板ユニットの製造方法及びマウンタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カセットへのリールの装着・取外しの作業工数を減らしたり設備の停止を避けた基板ユニットの製造方法及びマウンタ装置を提供する。
【解決手段】基板ユニット用マウントデータ中に記録された、任意の基板ユニット製造に要する電子部品のマウンタ装置上での装着位置を示すデータを、マウントデータに記録された基準電子部品のマウンタ装置上での装着位置を示すデータを参照して変更し、任意の基板ユニット用マウントデータ中に記録された、任意の基板ユニット製造に要する電子部品の任意の基板ユニット上での搭載位置を示すデータを、装着位置を示すデータの変更前の装着位置に対応する搭載位置を示すデータに変更し、任意の基板ユニット上の変更後のマウントデータで指定された搭載位置に電子部品を搭載する。
【選択図】図6

Description

本発明は基板ユニットの製造方法及び電子部品搭載用のマウンタ装置に関し、特に複数の基板ユニットの製造に際して、部品供給部へのカセットの装着、部品供給部からのカセットの取り外し、複数部品セット可能カセットへのリールのセット、及び複数部品セット可能カセットからのリール取り外しに際し、カセットの移動を最小限にして作業時間の短縮を図った基板ユニットの製造方法及び電子部品搭載用のマウンタ装置に関する。
基板ユニットは、プリント基板に電子部品を搭載するマウンタ装置によって製造される。以下に従来のマウンタ装置の概略を説明する。
(1)マウンタ装置の仕様
マウンタ装置とは、電子部品をセットしたカセットまたはトレーなどを多数装着できる部品供給部と、カセットやトレーから電子部品を吸着して基板に搭載する移載ヘッドを持つ自動装置である。部品供給部にはカセットまたはトレーの装着場所(カセットを装着するレーン等)が設けられており、これらの装着場所は、ユニークなアドレス番号によって区分されている。正しい部品を基板の正しい場所に搭載するためには、指定した電子部品をセットしたカセットまたはトレーなどを、部品供給部の指定された場所に間違い無く装着する必要がある。カセットまたはトレーの装着場所の指定は、マウントデータによって行う。
(2)マウントデータ
マウントデータとは、マウンタ装置を動作させる為のマシンデータである。マシンデータは、1)配列データ及び2)NCデータに大別できる。
1)配列データは、基板に搭載する電子部品と、その電子部品が巻回されているリールを装着する部品供給部のアドレス(例えばリールが装着されるレーンのアドレス)とを関係付けている。
2)NCデータは、基板に搭載する電子部品が巻回されているリールを装着する部品供給部のアドレス(例えばリールが装着されるレーンのアドレス)と、電子部品の基板上への搭載位置を示す搭載座標とを関係付けているデータである。
(3)カセット仕様
図1はマウンタ装置に装着されるカセットの概略を示す側面図である。図1において、1はカセット、2はカセット1にセットされるリールである。図1に示すように、カセット1には1個のリール2をセット可能であって、リール2に1種類の電子部品がテープ状に巻回されている。
しかし近年、狭隣接実装から部品サイズは微細化しており、リールサイズも小型化している。このため、マウンタ装置のスペースを有効利用するために、1個のカセットに複数のリールをセット可能で、それぞれのリールに異なる種類の電子部品を巻回できる複数部品セット可能カセットが運用され始めている。
図2は、複数部品セット可能カセットの一例として2種類の電子部品をセット可能なダブルカセットの概略を示す側面図である。図2において、21はダブルカセット、22は第1のリール、23は第2のリールである。第1のリールには第1の種類の電子部品がテープ状に巻回されており、第2のリールには第2の種類の電子部品がテープ状に巻回されている。
さらに、図示はしないが、3個以上のリールをセット可能な複数部品セット可能カセットも運用されつつある。
マウントデータに基づいて、カセットにセットされる複数のリールのカセット上でのセット位置は、部品供給部の互いに異なるレーンに対応する位置にあるとしてマウンタ装置は認識する。
例えば、図2において、第1のリール22は部品供給部の奇数番のレーンにセットされ、第2のリール23は部品供給部の偶数番のレーンにセットされる。
(4)段取り作業
マウントデータに基づいて、電子部品が巻回されたリールをカセットに人手によりまたは自動でセットし、リールに巻回しないバラ部品は人手によりまたは自動でトレーに詰める。複数部品セット可能カセットの場合は、複数のリールを一つのカセットにセットする順序を意識してリールをカセットにセットする。リールをカセットにセットした後、電子部品が巻回されたリールがセットされたカセットをマウントデータの指定通りに部品供給部のレーンに人手によりまたは自動で装着する。
図3の(A)はマウンタ装置の一例を上から見た上平面図、図3の(B)はマウンタ装置の斜視図である。図示例では、カセットは2つのグループに分けてマウンタ装置に装着される。図3の(A)及び(B)において、31はフレーム、32は基板ユニットを運搬するコンベア、33はコンベア32をX軸方向に移動させるレール、34はコンベア32をY軸方向に移動させるレール、35及び36はカセットにセットされている部品を吸着してコンベア上の基板ユニットの指定場所に搭載するヘッド、37は第1のグループのカセットを装着するためのカート又は台車、38は第2のグループのカセットを装着するためのカート又は台車である。基板(図示せず)はコンベア32上に配置され、その基板上にマウントデータにしたがって電子部品が搭載されて基板ユニットが製造される。カート37にはレーン371、372、373、…が設けられており、それぞれのレーンにマウントデータに従ってカセットが装着される。第1のグループのカセットにセットされている部品をヘッド35及び36によりコンベア32上の基板に搭載している間は、第2のグループではカセットをカート又は台車に装着したりカセットに部品をセットしたりといった段取り作業を行う事ができる。
特許第3229765号 特開平1−283604号公報 特開2005−328090号公報
最近、多品種少量生産により、多段取り化の傾向が強まっている中、段取り作業によるマウンタ装置の停止がライン停止を招き、生産性を低下させている。
以下に発明が解決しようとする課題を箇条書きとする。
1)複数部品セット可能カセットのレーン移動作業
複数の異なる基板の製造に共通に使用される同一種類の部品(以下、共通部品という)をカセットにセットする準備作業において、基板毎に電子部品のセット位置が変わる場合がある。電子部品のセット位置が変更になると、カセットをマウンタ装置に装着する装着順序やリールをカセットに装着する装着順序を変更する必要がある場合がある。
図4は、マウントデータの例を示す図である。図4の(A)に示した例では、現在生産中の基板ユニットを製造するために、電子部品aは第1レーン(1)に装着し、電子部品bは第2レーン(2)に装着し、電子部品cは第3レーン(3)に装着し、第4レーン(4)には電子部品を装着しない、というマウントデータを読み出す。
一方、次回生産する予定の基板ユニットのためのマウントデータは、例えば図4の(B)に示すように、電子部品bは第1レーン(1)に装着し、電子部品cは第2レーン(2)に装着し、電子部品dは第3レーン(3)に装着し、電子部品aは第4レーン(4)に装着する、というものであるとする。
現在生産中の基板ユニットと次回生産する予定の基板ユニットとで、電子部品a、b、及びcは共通である。しかし、電子部品aが巻回されているリールは、現在生産中の基板ユニットのためには、第1レーンに装着されるようにカセット41にセットされている。これに対し、次回生産する予定の基板ユニットのためには、電子部品aをセットしているリールは第4レーンに装着されるようにカセット42にセットされる。また、電子部品bが巻回されているリールは、現在生産中の基板ユニットのためには、第2レーンに装着されるようにカセット41にセットされているが、次回生産する予定の基板ユニットのためには、第1レーンに装着されるようにカセットにセット41される。さらに、電子部品cが巻回されているリールは、現在生産中の基板ユニットのためには、第3レーンに装着されるようにカセットにセット42されているが、次回生産する予定の基板ユニットのためには、第2レーンに装着されるようにカセット41にセットされる。
このように、現在生産中の基板ユニットに搭載される電子部品と次回生産する予定の基板ユニットに搭載される電子部品とが共通であり、共通電子部品が巻回されているリールが装着されるマウンタ装置のレーンのアドレスが、現在生産中の基板ユニットと、次回生産する予定の基板ユニットとで異なっている場合、現在生産中の基板ユニットのための電子部品がセットされているカセットあるいはリールを取り外し、次回生産する予定の基板ユニットのためのカセットあるいはリールを装着し直さなければならない。
このように、カセットをマウンタ装置から外したり、カセットから共通部品を巻回しているリールを外したり、そのカセットの別の位置に共通部品を巻回しているリールをセットしたりといった作業が必要であり、煩雑で時間を要していた。
2)共通部品のレーン移動作業
基板ユニットの機種を切り替える際に、機種切り替え前の基板ユニットと機種切り替え後の基板ユニットとで共通電子部品がマウンタ装置の異なる装着場所に配列されている場合や、マウンタ装置の同一装着場所を異なる電子部品が共有している場合、基板ユニットの切り替え時にカセット移動作業が必要となる。本作業は、切り替え前の基板ユニットの製造完了後、マウンタ装置を含む設備を停止して行わなければならず、稼働率低下を招いている。
3)小ロット生産への対応
複数部品セット可能カセットへ新規に電子部品をセットすること、または電子部品のセット順を変更することが必要で、且つその複数部品セット可能カセットが直前の基板ユニットの製造に使用中の場合、作業中の直前の基板ユニットの製造が完了しなければ、電子部品のカセットへの新規セット、またはセット順変更の段取りを完了できない。このため、カセットへの電子部品の新規のセットまたはセット順変更は、そのカセットを使用中の基板ユニットの製造完了後、マウンタ装置を含む設備を停止して行わなければならない。このような作業は特に、小ロットを生産する際に頻繁に発生し得るため、カセットへの電子部品の新規セットに時間を要し、マウンタ装置の稼働率低下を招いている。
本発明の目的は、複数の基板ユニットの製造に共通の電子部品を使用する場合に、カセットからリールを取り外したりカセットにリールを装着したりする作業工数を減らし、段取り作業を容易に行え、設備停止時間を短縮できる、基板ユニットの製造方法及び電子部品搭載用のマウンタ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の態様により提供されるものは、マウントデータから任意の基板ユニットに対応する基板ユニット用マウントデータを読み出すステップと、基板ユニット用マウントデータ中に記録された、任意の基板ユニット製造に要する電子部品のマウンタ装置上での装着位置を示すデータを、基準マウントデータを参照して変更する第1の変更ステップと、任意の基板ユニット用マウントデータ中に記録された、任意の基板ユニット製造に要する電子部品の任意の基板ユニット上での搭載位置を示すデータを、装着位置を示すデータの変更前の装着位置に対応する搭載位置を示すデータに変更する第2の変更ステップと、任意の基板ユニット上の変更後のマウントデータで指定された搭載位置に、電子部品を搭載するステップと、を備えることを特徴とする、基板ユニット製造方法である。
第2の態様によれば、上記第1の態様において、基準電子部品は、単一の基準基板ユニットに搭載されるものである。
第3の態様によれば、上記第2の態様において、第1の変更ステップは、任意の基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品のうち基準基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品と同一種類の電子部品のマウンタ装置上での装着位置を示すデータを、基準基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品のマウンタ装置上での装着位置を示すデータと同じになるように変更するステップを備える。
第4の態様によれば、上記第2の態様において、任意の基板ユニットに対応するマウントデータを読み出すステップ、第1の変更ステップ及び第2の変更ステップの各々は、任意の基板ユニットの面毎に実行され、基準基板ユニットの面は、製造予定の全基板ユニットの各面に搭載される予定の電子部品の仕様をマウントデータから読み出すステップと、読み出すステップにより読み出された電子部品の仕様に基づき、製造予定の全基板ユニットの面毎に搭載予定の部品で他の基板ユニットの面にも搭載予定の部品の数を計数するステップと、計数するステップにより計数された計数値で最大の計数値に対応する面を基準基板ユニットの面とするステップと、により決定される。
第5の態様によれば、上記第1の態様において、搭載するステップは、変更後のマウントデータに基づいて、少なくとも一種類の電子部品がセットされたカセットをマウンタ装置の装着位置に装着するステップと、該マウンタ装置に装着されたカセットから電子部品を取り出して任意の基板ユニット上の搭載位置に搭載するステップとを備える。
第6の態様によれば、上記第1の態様において、基準電子部品は複数の電子部品をセット可能な複数部品セット可能カセットの少なくとも一つにセットされるものであり、マウンタ装置は、複数種類の電子部品をセット可能な複数部品セット可能カセットを少なくとも一つ装着するものである。
第7の態様によれば、上記第6の態様において、基準電子部品に対応するマウントデータを読み出すステップは、マウントデータ中の、一つのカセットにセットされる複数の組合せ部品の組合せ部品名の中から選択されたマスタ組合せ部品名を読み出すステップを備え、第1の変更ステップは、任意の基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品のうちマスタ組合せ部品中の電子部品と同一種類の電子部品のマウンタ装置上での装着位置を示すデータを、マスタ組合せ部品のマウンタ装置上での装着位置を示すデータと同じになるように変更するステップを備える。
第8の態様によれば、上記第7の態様において、マスタ組合せ部品名は、マウントデータ中の複数の電子部品名に対応する電子部品を搭載予定の基板ユニットの面の数が最多の電子部品をマスタ電子部品とし、マスタ電子部品が搭載される面と同一面にセット予定の電子部品の中で最多の電子部品名とマスタ電子部品の部品名とを組み合わせてマスタ組合せ部品名とすることにより、決定される。
第9の態様によれば、上記第1の態様において、基準基板ユニットは複数のグループに分割され、グループの一つで第1の変更ステップ、第2の変更ステップ及び搭載するステップを実行中に、グループの他方では変更後のマウントデータに基づいてマウンタ装置に電子部品を装着する。
第10の態様によれば、電子部品を基板上に搭載して基板ユニットを製造するマウンタ装置であって、基板ユニット毎に、基板ユニットに搭載される電子部品のマウンタ装置上の装着位置と、電子部品の基板上の搭載位置とを対応つけたマウントデータを格納する第1の記憶装置と、基準電子部品に対応する基準マウントデータを格納する第2の記憶装置と、任意の基板ユニットのマウントデータ中に記録された、任意の基板ユニット製造に要する電子部品のマウンタ装置上の装着位置を示すデータを、基準マウントデータを参照して変更する装着位置データ変更手段と、任意の基板ユニットのマウントデータ中に記録された、任意の基板ユニット製造に要する電子部品の任意の基板ユニット上での搭載位置を示すデータを、装着位置を示すデータの変更前の搭載位置を示すデータに辺クレームする搭載位置データ変更手段と、任意の基板ユニット上の変更後のマウントデータで指定された搭載位置に、電子部品を搭載する搭載手段と、を備えたマウンタ装置が提供される。
上記方法又は装置により、任意の基板ユニット製造に要する電子部品のマウンタ装置上での装着位置を示すデータを、マウントデータに記録された基準電子部品のマウンタ装置上での装着位置を示すデータを参照して変更し、次いでその基板ユニット製造に要する電子部品の基板ユニット上での搭載位置を示すデータを、装着位置を示すデータの変更前の搭載位置を示すデータに変更するようにしたので、カセットからリールを取り外したりカセットにリールを装着したりする作業工数を減らし、段取り作業を容易に行うことができる。また、リールのカセットへの装着及びリールのカセットからの取り外し回数を低減することで、部品失損数を削減して失損金額を低減できる。
以下に本発明の実施の形態を図面によって説明する。
図5は、本発明の実施の形態による、マウンタ装置の概略構成を示すブロック図である。図5において、電子部品を基板上に搭載して基板ユニットを製造するマウンタ装置は、基板ユニット毎に、基板ユニットに搭載される電子部品のマウンタ装置上の装着位置と、電子部品の基板上の搭載位置とを対応つけたマウントデータを格納する第1の記憶装置51と、マウントデータを変更する際に利用される、基準電子部品に対応する基準マウントデータを格納する第2の記憶装置52と、任意の基板ユニットのマウントデータ中に記録された、任意の基板ユニット製造に要する電子部品のマウンタ装置上の装着位置を示すデータを、基準電子部品のマウンタ装置上の装着位置を示すデータを参照して変更する装着位置データ変更手段53と、任意の基板ユニットのマウントデータ中に記録された、任意の基板ユニット製造に要する電子部品の任意の基板ユニット上での搭載位置を示すデータを、装着位置を示すデータの変更前の搭載位置を示すデータに変更する搭載位置データ変更手段54と、任意の基板ユニット上の変更後のマウントデータで指定された搭載位置に、電子部品を搭載する搭載手段55とを有する。
装着位置データ変更手段53及び搭載位置データ変更手段54はコンピュータのCPU56により実現される。第1の記憶装置51、第2の記憶装置52、装着位置データ変更手段53、搭載位置データ変更手段54及び搭載手段55はバス57に接続されている。
搭載手段55は、図3に示したヘッド35又は36を備え、カセットに装着されているリールに巻回された電子部品を、変更後のマウントデータに基づいて、ヘッド35又は36により吸着して基板の指定位置に搭載する。
第1の記憶装置51には、所定期間中(例えば24時間の間)に製造される予定の基板ユニットの全てに対応するマウントデータを格納することができる。
図6は、図5に示したマウンタ装置の動作を説明するフローチャートである。
図6において、ステップS61にて、第2の記憶装置52から、マウントデータを変更する際に利用される、基準電子部品に対応する基準マウントデータを読み出す。次いでステップ62にて、第1の記憶装置51から任意の基板ユニットに対応する基板ユニット用マウントデータを読み出す。次いでステップ63にて、基板ユニット用マウントデータ中に記録された、任意の基板ユニット製造に要する電子部品のマウンタ装置上での装着位置を示すデータを、マウントデータに記録された基準電子部品のマウンタ装置上での装着位置を示すデータを参照して変更する。次いでステップ64にて、任意の基板ユニット用マウントデータ中に記録された、任意の基板ユニット製造に要する電子部品の任意の基板ユニット上での搭載位置を示すデータを、装着位置を示すデータの変更前の装着位置に対応する搭載位置を示すデータに変更する。そして、最後にステップ65にて、任意の基板ユニット上の変更後のマウントデータで指定された搭載位置に、電子部品を搭載する。
これらの処理については、詳細を後述する。
なお、マウントデータにより指示された電子部品がカセットにセットされていない場合は、その電子部品を他の保管場所から取り出して、カセット上の変更後のマウントデータで指定されたセット位置にセットする。
図7の(A)〜(C)は一例として、一つのカセットに2個のリールがセットされるダブルカセットを使用する場合について、図6のフローチャートで説明した処理を詳細に説明する図である。図7の(A)に示した例では、第1の記憶装置51(図5参照)から読み出されたマウントデータは、現在生産中の基板ユニットのために、電子部品aはマウンタ装置の第1レーン(1)に装着され、電子部品bは第2レーン(2)に装着され、電子部品cはを第3レーン(3)に装着され、第4レーン(4)には電子部品が装着されない、というマウントデータである。この場合、マウンタ装置に装着される一つ目のカセット71には、電子部品aが巻回された第1のリールと、電子部品bが巻回された第2のリールという2つのリールがセットされる。第1のリールは奇数番のレーン(第1レーン)に対応しており、第2のリールは偶数番のレーン(第2レーン)に対応している。また、2つ目のカセット72には電子部品cが巻回された第3のリールがセットされる。なお、2つ目のカセット72の第4のリールのセット位置には第4のリールはセットされないか、第4のリールがセットされてもそのリールには電子部品は巻回されていない。
図7の(B)は、変更前の、次回生産予定の基板ユニット用のマウントデータを示す。図7の(C)は、変更後の、次回生産予定の基板ユニット用のマウントデータを示す。図7の(B)に示されたマウントデータでは、レーン(1)に電子部品bを、レーン(2)に電子部品cを、レーン(3)に電子部品dを、レーン(4)に電子部品aをそれぞれ装着することを指示する。図7の(A)に示されたマウントデータと、図7の(B)に示されたマウントデータとでは、電子部品a、b、cの3種類の電子部品が共通となっている。しかし、各マウントデータでは、電子部品が装着されるマウンタ装置のレーンが互いに異なるため、図7の(B)の状態ではマウンタ装置からのリールの取り外しと、マウンタ装置へのリールの装着の作業が必要となる。
そこで本実施の形態では、図7の(A)に示したマウントデータに対応する基板ユニットを基準基板ユニットとする。そして、次回基板ユニットの製造時に、次回基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品のうち基準基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品と同一種類の電子部品(共通電子部品)のマウンタ装置上での装着位置を示すデータを基準基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品のマウンタ装置上での装着位置を示すデータと同じになるように変更する。図7の(A)と(B)では共通電子部品はa,b,cである。この結果、次回基板ユニット用マウントデータは変更されて、図7の(C)に示すように、レーン(1)〜(3)には、図7の(A)に示されたマウントデータと同様に電子部品a〜cがそれぞれ装着され、レーン(4)には電子部品dが新たに装着されるようになる。このような処理を加えることで、基準基板ユニットのマウントデータと、次回生産予定の基板ユニットのマウントデータとでは、互いに電子部品a及びbはカセット71にセットされており、電子部品cはカセット72にセットされている状態となる。そのため、次回基板ユニットのためのカセットからリールを取り外したり、あるいはリールをカセットに装着したりする作業が不要になる。図7の(A)に示されたマウントデータでは、電子部品dはリールにセットされていないので、対応するリールを他の保管場所から取り出してレーン(4)に装着する。
図8の(A)はマウントデータの変更前と変更後の配列データを示す図である。また、図8の(B)はマウントデータの変更前と変更後のNCデータを示す図である。図8の(A)及び(B)において、「Z」は電子部品が巻回されたリールが装着される、マウンタ装置のレーン番号を示す。図8の(A)に示すように、変更前のマウントデータ中の配列データ1−a,2−c,3−d,4−bを、基準基板ユニットの配列データ1−b,2−a,3−c,4−dに一致させるように変更する処理を行う。変更前の配列データ1−a,2−c,3−d,4−bを、基準基板ユニットの配列データ1−b,2−a,3−c,4−dに一致させることにより、基準基板ユニットの製造用に準備したカセット及びリールを使用して、他基板ユニットの製造が可能になる。なお、他基板ユニットの配列データと基準基板ユニットの配列データとの間に共通部品が存在しない場合がある。例えば図7の(A)を基準基板ユニットの配列データとし、図7の(B)を他基板ユニットの配列データとすると、図7の(B)に示す他基板ユニット用の配列データにおける電子部品dは図7の(A)に示す基準基板ユニット用の配列データには存在しない。この場合には、図7の(C)に示すように変更後の配列データのレーン4には基準基板ユニットには搭載されない電子部品dを対応付ける。
上記の配列データの変更に伴って、NCデータが製造用のマウントデータの正しい搭載座標位置を示すように、NCデータを変更する。図8の(B)は、行番号毎に、対応する電子部品が搭載されている基板上のX座標とY座標とを、当該電子部品が装着されるマウンタ装置のレーン番号と対応付けて記録するデータの例を示している。例えば、図8の(A)に示すようにレーン1に装着される電子部品aは、変更後の配列データではレーン2に装着されるので、図8の(B)においては、行番号001に記録された変更前のレーン番号が1であったのを、レーン番号2に変更する。このようなNCデータの変更処理により、同一電子部品aが装着されるマウンタ装置のレーン番号は異なるものの、マウントデータの変更前と変更後とで、電子部品aが搭載される基板ユニット上の(X,Y)座標を同じままに維持することができる。このため、変更後のマウントデータを用いて、電子部品aを、変更前のマウントデータが指定する基板ユニット上の位置に搭載可能になる。他の電子部品についても、図8の(B)に示されるように同様にしてNCデータを変更する。
上述の実施の形態では、一つの基板ユニット用の配列データを基準基板ユニットの配列データに一致させるようにマウントデータを変更する例を説明したが、実際のマウンタ装置では多数の基板ユニットに電子部品を搭載する。以下の実施例1では、多数の基板ユニットに電子部品を搭載する場合のマウントデータの変更例を説明する。
図9は本発明の実施例1によるマウンタ装置の構成を示すブロック図である。この実施例1は上述の実施の形態の具体例である。図9において、マウンタ装置は、マウントデータを格納する第1記憶部91と、製造予定の全基板ユニットの面毎に搭載予定の部品で他の基板ユニットの面にも搭載予定の部品(共通部品)の計数値を格納する第2記憶部92と、製造対象とした面に搭載予定の製造対象部品名を格納する第3記憶部93と、配列データの変更及びその配列データの変更に伴うNCデータの変更処理を実行する処理部94とを備え、これらはバス95に接続されている。
図10(A)及び図10(B)は図9に示した処理部94の動作を説明するフローチャートである。ここでは、カセットとしては、単一のリールがセットされるシングルカセット又は2個のリールがセットされるダブルカセットを使用する場合について説明する。図11は図10(A)及び図10(B)のフローチャートの理解を容易にするための図である。
図10(A)において、ステップS101にて、製造予定の全基板ユニットの各面に搭載される予定の電子部品の仕様を第1記憶部91に格納されたマウントデータから読み出す。例えば、図11の場合では、製造予定の全基板ユニットが11a、11b及び11cであるとすると、基板ユニット11aの図示表面に搭載予定の電子部品は、ダブルカセット11a1にセットされている電子部品a及びbと、ダブルカセット11a2にセットされている電子部品c及びdと、シングルカセット11a3にセットされている電子部品eと、シングルカセット11a4にセットされている電子部品fである。また、基板ユニット11bの図示表面に搭載予定の電子部品は、ダブルカセット11b1にセットされている電子部品b及びcと、ダブルカセット11b2にセットされている電子部品z及びyと、シングルカセット11b3にセットされている電子部品fである。同様に、基板ユニット11cの図示表面に搭載予定の電子部品は、ダブルカセット11c1にセットされている電子部品b及びcと、シングルカセット11c2にセットされている電子部品eである。
次いでステップS102にて、読み出した電子部品の仕様に基づき全基板ユニットの面毎に搭載予定の部品で他の基板ユニットの面にも搭載予定の部品の数を計数し、計数値を第2記憶部92に格納する。図11の場合は、基板ユニット11aの図示表面に搭載予定の電子部品はa,b,c,d,e,fである。電子部品aは他の基板ユニット11b及び11cには搭載予定ではない。電子部品bは他の基板ユニット11b及び11cにも搭載予定である。電子部品cは他の基板ユニット11b及び11cにも搭載予定である。電子部品dは他の基板ユニット11b及び11cに搭載予定ではない。電子部品eは他の基板ユニット11cにも搭載予定である。電子部品fは他の基板ユニット11b及び11cにも搭載予定である。この結果、基板ユニット11aの図示表面に搭載予定の電子部品a,b,c,d,e,fのうち、他の基板ユニットにも搭載予定の電子部品はb、c、d、e及びfの5個なので、基板ユニット12aの図示表面の計数値は5である。同様にして、基板ユニット11bの図示表面の計数値は3であり、基板ユニット11cの図示表面の計数値も3である。
次いでステップS113にて、第2記憶部92内に格納された計数値で最大の計数値に対応する面を基準基板ユニットの面とする。図11の場合は、基板ユニット11aの計数値が5で最大なので、基板ユニット11aを基準基板ユニットとする。
次いでステップS104にて、製造対象とする一つの基板ユニットの一つの面を選択する。以下の説明では、図11における基板ユニット11bの図示表面を製造対象の面として選択した場合について説明する。
次いでステップS105にて、製造対象とした面に搭載予定の製造対象部品に対応する製造対象部品名をマウントデータから読み出して第3記憶部93に格納する。図11の基板ユニット11bの図示表面には製造対象部品b、c、z、y、fがあるのでそれらの部品名を第3記憶部93に格納する。
次いでステップS106にて、第3記憶部93から一つの製造対象部品名、例えば、製造対象部品bの部品名を読み出す。
次いで図10(B)のステップS107にて、第3記憶部93から読み出した製造対象部品名はダブルカセットにセットする部品の部品名かを判定する。製造対象部品bはダブルカセットにセットする部品名である。
ステップS107の判定結果がYESであればステップS108にて、製造対象部品名は基準基板ユニットの面のダブルカセットにセットされる部品の部品名かを判定する。製造対象部品bは基準基板ユニット11aの図示表面のダブルカセット11a1にセットする部品名である。
ステップS108の判定結果がYESであればステップS109にて、第3記憶部93から読み出した製造対象部品名を含む組合せ部品の部品名を、基準基板ユニットの面のダブルカセットにセットする部品の部品名で置き換えることにより配列データを変更する。この場合、変更後の配列データはステップS106で第3記憶部93から読み出した製造対象部品名を含んでいる。このステップを図11により説明すると、基板ユニット11bに搭載予定の電子部品bの部品名を含む組合せ部品の部品名(b、c)を、基準基板ユニット11aの図示表面のダブルカセット11a1にセットする部品のうち部品bを含む組合せ部品名(a,b)に変換して配列データの一部とし、図11の最下段に示されるように、部品bの搭載のために基準基板ユニット11aに対応するカセット11a1を使用することになる。このようにして、基準基板ユニット11aに搭載される部品a,bを装着しているカセット11a1から部品を取り外したりセットし直したりすることなく、基板ユニット11b上に部品bを搭載可能になる。
同様にして、基板ユニット11bに搭載予定の電子部品cの部品名を含む組合せ部品の部品名(b、c)を、基準基板ユニット11aの図示表面のダブルカセット11a1にセットする部品のうち部品cを含む組合せ部品名(c,d)に変換して配列データの一部とし、図11の最下段に示されるように、部品cを基板ユニット11bに搭載するためには、部品c,dがセットされたカセット11a2を使用する。この場合、部品dはカセット11a2にはセットされるが基板ユニット11bには搭載されない。このようにして、基準基板ユニット11aに搭載される部品c,dを装着しているカセット11a2から部品を取り外したりセットし直したりすることなく、基板ユニット11b上に部品bを搭載可能になる。
ステップS107での判定又はステップ108での判定がNOの場合は、ステップS110にて、ステップS106で読み出した部品名と部品供給部のレーンとを対応付けて配列データの一部とする。例えば、読み出した部品名がz又はyの場合はステップS108での判定がNOなり、ステップS110にて基板ユニット11bに搭載予定の電子部品z又はyの部品名を例えばカセット11b3に対応するレーンに対応付ける。また、読み出した部品名がfの場合はステップS107での判定がNOとなり、ステップS110にて基板ユニット11bに搭載予定の電子部品fの部品名をカセット11b4に対応するレーンに対応付ける。
次いで、第3記憶部93から読み出した製造対象部品名をステップS111にて第3記憶部93から削除する。
次いでステップS112にて、その面の配列データの組合せが完了したかを判定する。第3記憶部93の内容が空になるとその面の配列データの組合せが完了したと判定される。配列データの組合せが未完了であればステップS106〜S111を繰り返す。
完了であればステップS113に進み、変更した配列データに対応してNCデータを変更する。このNCデータの変更処理は前述の実施の形態で記載したのでここでは説明を省略する。
次いでステップS114にて第2記憶部92から処理済みの面に対応する計数を削除する。次いでステップS125にて未処理の基板ユニットがあるかを判定する。第2記憶部92の内容が空であれば未処理の基板ユニットは無しと判定されてマウントデータの変更処理は終了する。第2記憶部92の内容が空でなければステップS103〜S114を繰り返す。
以上説明したように、実施例1では、基準基板ユニットに搭載予定の電子部品のダブルカセット上での組合せと同じになるように、製造対象基板ユニット用の配列データを変更する。換言すれば、単一の基準基板ユニットに搭載されるダブルカセット用電子部品を基準電子部品としている。
この実施例2では、ダブルカセットにセットされる基準電子部品は必ずしも単一の基板ユニットに搭載されるものとは限らない。
図12は本発明の実施例2によるマウンタ装置の構成を示すブロック図である。図12において、マウンタ装置は、マウントデータを格納する第1記憶部121と、ダブルカセットにセット予定の電子部品の部品名を格納する第2記憶部122と、マスタ組合せ部品名を格納する第3記憶部123と、製造対象部品名を格納する第4記憶部124と、配列データ及びNCデータの変更処理を行う処理部125とを備えている。第1〜第4記憶部121〜124及び処理部125はバス126により接続されている。
図13(A)及び図13(B)は図12に示した処理部125の動作を説明するフローチャートである。ここでも、カセットとしては、単一のリールがセットされるシングルカセット又は2個のリールがセットされるダブルカセットである場合について説明する。図14は図13(A)及び図13(B)のフローチャートの理解を容易にするための図である。
図13(A)において、ステップS131にて、製造予定の全基板ユニットの各面に搭載される予定の電子部品の仕様を第1記憶部121に格納されたマウントデータから読み出す。この処理は図10のステップS101と同じである。
次いでステップS132にて、読み出した電子部品の仕様に基づき、ダブルカセットにセット予定の電子部品の部品名を選択し、第2記憶部122に格納する。図14に示した例では、電子部品a,b,c,d,z,yがダブルカセットにセット予定の電子部品である。
次いでステップS133にて、第2記憶部122内に格納された電子部品毎に、製造予定の全基板ユニット中でその電子部品が搭載される予定の基板ユニットの面が幾つあるかを判定する。例えば、全基板ユニット14a、14b、14cの図示表面で電子部品aが搭載される予定の基板ユニットの面は基板ユニット14aの面で1つだけであり、電子部品bが搭載される予定の基板ユニットの面は基板ユニット14a、14b、14cの図示面なので3つあり、電子部品cが搭載される予定の基板ユニットの面も基板ユニット14a、14b、14cの図示面なので3つあり、電子部品dが搭載される予定の基板ユニットの面は基板ユニット14aの図示面だけなので1つである。
次いでステップS134にて、第2記憶部122に格納された電子部品名の電子部品を搭載予定の基板ユニットの面の数が最多の電子部品をマスタ電子部品とする。例えば、図14の例では、最多の電子部品は電子部品b又はcである。ここではアルファベット順に優先順位を設けると電子部品bがマスタ電子部品となる。
次いでステップS135にて、マスタ電子部品が搭載される面と同一面にセット予定の電子部品の中で最多の電子部品の部品名を第2記憶部122から読み出し、読み出された電子部品の部品名とマスタ電子部品の部品名とをダブルカセットにセットする組合せ電子部品のマスタ組合せ部品名として第3記憶部123に格納する。例えば、図14の例ではマスタ電子部品bが搭載される面と同一面にセット予定の電子部品は、基板ユニット14aでは、電子部品a、c、dであり、基板ユニット14bでは電子部品c、z、yであり、基板ユニット14cでは電子部品cである。これらの電子部品の中で最多の電子部品は電子部品cである。したがって、電子部品cの電子部品名を第2記憶部122から読み出し、読み出された電子部品cの部品名とマスタ電子部品bの部品名とをダブルカセットにセットするマスタ組合せ部品名として第3記憶部123に格納する。
次いで、ステップS136にて第3記憶部123に格納された組合せ部品名(b、c)を第2記憶部から削除する。
次いでステップS137にて、ダブルカセットにセット予定の電子部品の全ての組合せが完了かを判定する。第2記憶部122の内容が空であれば組み合わせが完了したと判定される。組合せ完了でなければ、ステップS134〜S136を繰り返す。図14の例では、組合せ部品b、cが決定されて第3記憶部に格納された直後は、ステップS137では第2記憶部122にはダブルカセットにセット予定の電子部品a及びdの部品名が残っている。電子部品a及びdのいずれも、搭載予定の基板ユニットの面の数は1である。この場合、アルファベット順に優先順位を付けるとaがマスタ電子部品となる。そして、ステップS135にて、電子部品dの部品名を第2記憶部122から読み出し、電子部品aの部品名と電子部品dの部品名とをダブルカセットにセットするマスタ組み合わせ部品名として第3記憶部123に格納する。そして、ステップS136にてマスタ組み合わせ部品名(a,d)を第2記憶部122から削除する。
マスタ組み合わせ部品名(b、c)及び(a,d)が第2記憶部122から削除されたので、第2記憶部122は空になる。したがって、ステップS137の判定でダブルカセットにセット予定の電子部品の全ての組み合わせが完了したと判定される。
こうして、ダブルカセットのセット予定の電子部品の全ての組合せを予め定めておく。図14の(4)に、図14の場合の電子部品の全ての組合せ(b,c)、(a,d)が示されている。
次いで、図13BのステップS138にて、製造対象とする一つの基板ユニットの一つの面を選択する。例えば、図14に示す基板ユニット14aの図示表面を製造対象とする。
次いでステップS139にて、製造対象とした面に搭載予定の製造対象部品に対応する製造対象部品名をマウントデータから読み出して第4記憶部124に格納する。基板ユニット14aの図示表面を製造対象とすると、ステップS139で読み出される電子部品名は電子部品a,b,c,d,e,fである。
次いでステップS140にて、第4記憶部124から一つの製造対象部品名を読み出し、その製造対象部品名を第4記憶部124から削除する。例えば、製造対象部品aの部品名を第4記憶部124から読み出し、第4記憶部124から電子部品aの部品名を削除する。
次いでステップS141にて、第4記憶部124から読み出した製造対象部品名はダブルカセットにセットする部品の部品名かを判定する。電子部品aはダブルカセットにセットする部品である。
ステップS141での判定結果がYESであればステップS142にて、第4記憶部124から読み出した製造対象部品名を含む組み合わせ部品の部品名を第3記憶部123から読み出して組み合わせ部品名として配列データの一部とする。例えば第4記憶部124から電子部品aの部品名を読み出した場合、その電子部品aを含む組み合わせ部品は(a,d)であり、その組み合わせ部品名を第3記憶部123から読み出して、(a,d)を組み合わせ部品名として配列データの一部とする。この場合、組合せ部品中の電子部品で第4記憶部124に格納されているものは第4記憶部124から削除する。例えば、組合せ部品(a,d)中の電子部品dの部品名は第4記憶部124に格納されており、配列データの一部となったので、第4記憶部124から削除する。
ステップS151における判定結果がNOであれば、ステップS143にて、第4記憶部124から読み出した部品名を配列データの一部とする。例えば、電子部品e及びfはシングルカセットにセット予定の電子部品であり、この場合はステップS143にて読み出した部品名をそのまま配列データの一部とする。
次いでステップS144にてその面の配列データの組み合わせが完了したかを判定する。第4記憶部124の内容が空になった場合は、その面の配列データの組み合わせが完了したと判定される。上記の例の場合は、第4記憶部124に(b、c)の組み合わせが残っているのでステップS144での判定結果はNOとなりステップS140〜S144を繰り返す。この結果、製造対象部品がbの場合は、(b、c)の組み合わせが組み合わせ部品名となり、第4記憶部124から電子部品b及びcの部品名が削除される。
このようにして、図14において、基板ユニット14aの配列データは、カセット14a1に電子部品a,bがセットされる予定であり、カセット14a2に電子部品c,dがセットされる予定であり、カセット14a3には電子部品eがセットされる予定であり、カセット14a4には電子部品fがセットされる予定であったのを、ステップS135にて決定されたダブルカセットにセット予定の電子部品の組合せを使用することにより、カセット14a1には電子部品a,dがセットされ、カセット14a2に電子部品b,cがセットされるように配列データを新たに作成する。カセット14a3及びカセット14a4にセットされる電子部品e及びfはシングルカセットに搭載される電子部品なので対応する配列データは変更しない。
ステップS144の判定で第4記憶部124が空であると、ステップS145に進み組み合わせた配列データに対応してNCデータを変更する。
次いでステップS146にて、未処理の基板ユニットがあるかを判定し、あればステップS139〜S146を繰り返す。例えば、図14の基板ユニット14aの処理が終わると基板ユニット14bに対してステップS139〜S146の処理を行い、次いで基板ユニット14cに対してステップS139〜S146の処理を行う。
図15は、本発明の実施例3による基板ユニット製造方法を説明する図であって、(B)は実施例3による基板ユニット製造方法の一例を説明する図、(A)は比較例としての基板ユニット製造方法の一例を説明する図である。
図15の(A)の例では、ダブルカセット151に電子部品a及びbをこの順序でセットし、ダブルカセット152に部品c及びdをこの順序でセットして、これらの部品が計画(1)における基板ユニットの製造のために使用されるとする。各部品は、リールにテープ状に巻回されている。計画(2)では、カセット151に電子部品b及びaをこの順序でセットし、カセット152には部品c及びdをこの順序でセットして、計画(1)とは別の基板ユニットの製造のために使用される。さらに、計画(3)では、カセット151に部品a及びcをこの順序でセットし、カセット152には部品b及びdをこの順序でセットして別の基板ユニットの製造のために使用される。
図15の(A)の例では、計画(1)でカセット151にセットされる部品a及びbと、計画(2)でカセット151にセットされる部品b及びaは共通部品である。しかし、計画(1)での部品のセット順序と計画(2)での部品のセット順序とが異なっているので、計画(1)におけるカセット161にセットされた部品を計画(2)でそのまま使用することができない。例えば、カセット151にセットされる部品aは奇数レーンに対応しており、カセット151にセットされる部品bは偶数レーンに対応している。これに対し、カセット153にセットされる部品bは奇数レーンに対応しており、カセット153にセットされる部品aは偶数レーンに対応している。したがって、計画(1)の実行が終了すると、カセット151から部品a及びbを外して、計画(2)のために部品b及びaをこの順序でセットし直さなければならない。カセット152にセットされている部品c及びdのセット順序は計画(1)と計画(2)とで同じなので、図15の(A)に点線矢印で示すように計画(1)でのカセット152から部品を外す必要はなく計画(2)でもそのまま用いることができる。
一方、計画(3)では、カセット151には部品a及びcをセットするので、やはり計画(2)におけるカセット151から部品b及びaを外して、計画(3)のために部品a及びcをこの順序でセットする。計画(3)におけるカセット152には部品b及びdをこの順序でセットするが、計画(2)におけるカセット152には部品c及びdがこの順序でセットされているので、部品cのみをカセット152から外す必要があり、部品dは外す必要がない。そして、計画(3)のために部品bをカセット152にセットする。
このように、図15の(A)の例では、一つの計画終了の毎に、カセットから部品を外して次の計画のために別の部品をセットする作業が必要になる場合がある。この場合は、マウンタ装置の動作が中断される。このようなマウンタ装置の動作の中断を避けるために、本発明の実施例3による基板製造方法が提案される。
図15の(B)は実施例3を分かりやすく説明する図である。図15の(B)において、カセット151と152を用いる計画(1)及び計画(3)をグループAとし、カセット153と154を用いる計画(2)及び計画(4)をグループBとする。グループA及びBのそれぞれにおいて、前述の実施例1または実施例2を実行する。
グループAにおいて、計画(1)ではカセット151には部品a及びbをセットし、カセット152には部品c及びdをセットする。また、計画(3)ではカセット151には部品a及びcをセットし、カセット152には部品b及びdをセットする。この場合、計画(3)と計画(1)とでは、カセット152にセットされる部品aは互いに同じ位置にセットされる。そのため、計画(3)で基板ユニットを製造する際には、計画(1)で用いたカセット151にセットされる部品aを外さないで用いることができる。同様に、計画(3)で基板ユニットを製造する場合には、計画(1)で用いたカセット152にセットされる部品dを外さないで用いることができる。一方、計画(3)では、計画(1)で用いられたカセット151にセットされていた部品bを外して、代わりに部品cをセットする。また、計画(3)では、計画(1)で用いられたカセット152にセットされていた部品cを外して、代わりに部品bをセットする。
計画(1)及び(3)を実行中に、これと並行してグループBにおける計画(2)及び(4)のために、カセット153及び154に部品をセットするという段取り作業を行う。これにより、グループA内の計画の終了後、直ちにグループB内の計画の実行に移ることができるので、各計画の終了毎に段取りをする必要は無くなる。
(付記1)マウンタ装置により、基板に搭載される電子部品の前記マウンタ装置上の装着位置と、当該電子部品の前記基板上での搭載位置とを関係付けて示すマウントデータを用いて、電子部品を基板上に搭載して基板ユニットを製造する方法であって、
前記マウントデータから基準電子部品に対応する基準マウントデータを読み出すステップと、
前記マウントデータから任意の基板ユニットに対応する基板ユニット用マウントデータを読み出すステップと、
前記基板ユニット用マウントデータ中に記録された、前記任意の基板ユニット製造に要する電子部品の前記マウンタ装置上での装着位置を示すデータを、前記基準マウントデータを参照して変更する第1の変更ステップと、
前記任意の基板ユニット用マウントデータ中に記録された、前記任意の基板ユニット製造に要する電子部品の前記任意の基板ユニット上での搭載位置を示すデータを、前記装着位置を示すデータの変更前の搭載位置を示すデータに変更する第2の変更ステップと、
前記任意の基板ユニット上の前記変更後のマウントデータで指定された搭載位置に、前記電子部品を搭載するステップと、
を備えることを特徴とする、基板ユニット製造方法。
(付記2)前記基準電子部品は、単一の基準基板ユニットに搭載されるものである、付記1に記載の基板ユニット製造方法。
(付記3)前記第1の変更ステップは、前記任意の基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品のうち前記基準基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品と同一種類の電子部品の前記マウンタ装置上での装着位置を示すデータを、前記基準基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品のマウンタ装置上での装着位置を示すデータと同じになるように変更するステップを備えることを特徴とする、付記2に記載の基板ユニット製造方法。
(付記4)前記任意の基板ユニットに対応するマウントデータを読み出すステップ、前記第1の変更ステップ及び前記第2の変更ステップの各々は、前記任意の基板ユニットの面毎に実行され、
前記基準基板ユニットの面は、
製造予定の全基板ユニットの各面に搭載される予定の電子部品の仕様を前記マウントデータから読み出すステップと、
前記読み出すステップにより読み出された電子部品の仕様に基づき、製造予定の全基板ユニットの面毎に搭載予定の部品で他の基板ユニットの面にも搭載予定の部品の数を計数するステップと、
前記計数するステップにより計数された計数値で最大の計数値に対応する面を前記基準基板ユニットの面とするステップと、
により決定されることを特徴とする、付記2に記載の基板ユニット製造方法。
(付記5)前記搭載するステップは、前記変更後のマウントデータに基づいて、少なくとも一種類の電子部品がセットされたカセットを前記マウンタ装置の装着位置に装着するステップと、該マウンタ装置に装着されたカセットから前記電子部品を取り出して前記任意の基板ユニット上の搭載位置に搭載するステップとを備えることを特徴とする付記1に記載の基板ユニット製造方法。
(付記6)前記基準電子部品は複数の電子部品をセット可能な複数部品セット可能カセットの少なくとも一つにセットされるものであり、前記マウンタ装置は、複数種類の電子部品をセット可能な複数部品セット可能カセットを少なくとも一つ装着するものである、付記1に記載の基板ユニット製造方法。
(付記7)前記基準マウントデータを読み出すステップは、前記マウントデータ中の、一つのカセットにセットされる複数の組合せ部品の組合せ部品名の中から選択されたマスタ組合せ部品名を読み出すステップを備え、
前記第1の変更ステップは、前記任意の基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品のうち前記マスタ組合せ部品中の電子部品と同一種類の電子部品の前記マウンタ装置上での装着位置を示すデータを、前記マスタ組合せ部品の前記マウンタ装置上での装着位置を示すデータと同じになるように変更するステップを備えることを特徴とする、付記6に記載の基板ユニット製造方法。
(付記8)前記マスタ組合せ部品名は、
前記マウントデータ中の複数の電子部品名に対応する電子部品を搭載予定の基板ユニットの面の数が最多の電子部品をマスタ電子部品とし、
前記マスタ電子部品が搭載される面と同一面にセット予定の電子部品の中で最多の電子部品名と前記マスタ電子部品の部品名とを組み合わせて前記マスタ組合せ部品名とすることにより、決定されることを特徴とする、付記7に記載の基板ユニット製造方法。
(付記9)前記基準基板ユニットは複数のグループに分割され、前記グループの一つで前記第1の変更ステップ、前記第2の変更ステップ及び前記搭載するステップを実行中に、前記グループの他方では変更後のマウントデータに基づいて前記マウンタ装置に電子部品を装着することを特徴とする、請求項1に記載の基板ユニット製造方法。
(付記10)電子部品を基板上に搭載して基板ユニットを製造するマウンタ装置であって、
基板ユニット毎に、前記基板ユニットに搭載される電子部品の前記マウンタ装置上の装着位置と、前記電子部品の基板上の搭載位置とを対応つけたマウントデータを格納する第1の記憶装置と、
基準電子部品に対応する基準マウントデータを格納する第2の記憶装置と、
任意の基板ユニットのマウントデータ中に記録された、前記任意の基板ユニット製造に要する電子部品の前記マウンタ装置上の装着位置を示すデータを、前記基準電子部品の前記マウンタ装置上の装着位置を示すデータを参照して変更する装着位置データ変更手段と、
前記任意の基板ユニットのマウントデータ中に記録された、前記任意の基板ユニット製造に要する電子部品の前記任意の基板ユニット上での搭載位置を示すデータを、前記装着位置を示すデータの変更前の搭載位置を示すデータに辺クレームする搭載位置データ変更手段と、
前記任意の基板ユニット上の前記変更後のマウントデータで指定された搭載位置に、前記電子部品を搭載する搭載手段と、
を備えたマウンタ装置。
(付記11)前記基準電子部品は、単一の基準基板ユニットに搭載されるものである、付記10に記載のマウンタ装置。
(付記12)前記装着位置データ変更手段は、前記任意の基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品のうち前記基準基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品と同一種類の電子部品の前記マウンタ装置上での装着位置を示すデータを、前記基準基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品のマウンタ装置上での装着位置を示すデータと同じになるように変更する手段を備えることを特徴とする、付記11に記載のマウンタ装置。
(付記13)前記装着位置データ変更手段及び前記搭載位置変更手段における処理を、前記任意の基板ユニットの面毎に実行する手段と、
前記基準基板ユニットの面の決定手段とを備え、
前記基準基板ユニットの面の決定手段は、
製造予定の全基板ユニットの各面に搭載される予定の電子部品の仕様を前記マウントデータから読み出す手段と、
前記読み出す手段により読み出された電子部品の仕様に基づき、製造予定の全基板ユニットの面毎に搭載予定の部品で他の基板ユニットの面にも搭載予定の部品の数を計数する手段と、
前記計数する手段により計数された計数値で最大の計数値に対応する面を前記基準基板ユニットの面とする手段と、
を備えることを特徴とする、付記11に記載のマウンタ装置。
(付記14)前記搭載手段は、前記変更後のマウントデータに基づいて、少なくとも一種類の電子部品がセットされたカセットを前記マウンタ装置の装着位置に装着する手段と、該マウンタ装置に装着されたカセットから前記電子部品を取り出して前記任意の基板ユニット上の搭載位置に搭載する手段とを備えることを特徴とする付記10に記載のマウンタ装置。
(付記15)前記基準電子部品は複数の電子部品をセット可能な複数部品セット可能カセットの少なくとも一つにセットされるものであり、前記マウンタ装置は、複数種類の電子部品をセット可能な複数部品セット可能カセットを少なくとも一つ装着するものである、付記10に記載のマウンタ装置。
(付記16)前記基準マウントデータを読み出す手段は、前記マウントデータ中の、一つのカセットにセットされる複数の組合せ部品の組合せ部品名の中から選択されたマスタ組合せ部品名を読み出す手段を備え、
前記装着位置データ変更手段は、前記任意の基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品のうち前記マスタ組合せ部品中の電子部品と同一種類の電子部品の前記マウンタ装置上での装着位置を示すデータを、前記マスタ組合せ部品の前記マウンタ装置上での装着位置を示すデータと同じになるように変更する手段を備えることを特徴とする、付記15に記載のマウンタ装置。
(付記17)前記マスタ組合せ部品名は、
前記マウントデータ中の複数の電子部品名に対応する電子部品を搭載予定の基板ユニットの面の数が最多の電子部品をマスタ電子部品とし、
前記マスタ電子部品が搭載される面と同一面にセット予定の電子部品の中で最多の電子部品名と前記マスタ電子部品の部品名とを組み合わせて前記マスタ組合せ部品名とすることにより、決定されることを特徴とする、付記16に記載のマウンタ装置。
(付記18)前記基準基板ユニットは複数のグループに分割され、前記グループの一つで前記装着位置変更手段及び前記搭載位置変更手段による処理の実行中に、前記グループの他方では変更後のマウントデータに基づいて前記任意の基板ユニットに電子部品を搭載することを特徴とする、付記10に記載のマウンタ装置。
本発明によれば、カセットからリールを取り外したり装着したりする作業工数を減らし、段取り作業を容易に行え、設備停止時間を短縮でき、電子部品を共通配列する対象基板ユニットを選択する場合に選択ミスを減らし選択の効率を向上させた、基板ユニットの製造方法及び電子部品搭載用マウンタ装置を提供することができる。
カセットの概略を示す側面図である。 ダブルカセットの概略を示す側面図である。 (A)はマウンタ装置を上から見た平面図、(B)はマウンタ装置の斜視図である。 マウントデータの例を示す図である。 本発明の実施の形態による、マウンタ装置の概略構成を示すブロック図である。 図5に示したマウンタ装置の動作を説明するフローチャートである。 ダブルカセットを使用する場合ついて図6のフローチャートを詳細に説明する図である。 (A)はマウントデータ中の変更前と変更後の配列データを示す図であり、(B)はマウントデータ中の変更前と変更後のNCデータを示す図である。 本発明の実施例1によるマウンタ装置の構成を示すブロック図である。 図9に示した処理部94の動作を説明するフローチャートの一部である。 図9に示した処理部94の動作を説明するフローチャートの他の一部である。 図10(A)及び図10(B)のフローチャートの理解を容易にするための図である。 本発明の実施例2によるマウンタ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2による基板製造方法を説明するフローチャートの一部である。 本発明の実施例2による基板製造方法を説明するフローチャートの他の一部である。 図13(A)及び図13(B)のフローチャートの理解を容易にするための図である。 例3による基板ユニット製造方法を説明する図である。
符号の説明
1 カセット
2 リール
21 ダブルカセット
22 第1のリール
23 第2のリール
51 第1の記憶装置
52 第2の記憶装置
53 装着位置データ変更手段
54 搭載位置データ変更手段
55 搭載手段
91 第1記憶部
92 第2記憶部
93 第3記憶部
94 処理部
a,b,c,d,e,f 部品

Claims (10)

  1. マウンタ装置により、基板に搭載される電子部品の前記マウンタ装置上の装着位置と、当該電子部品の前記基板上での搭載位置とを関係付けて示すマウントデータを用いて、電子部品を基板上に搭載して基板ユニットを製造する方法であって、
    前記マウントデータから基準電子部品に対応する基準マウントデータを読み出すステップと、
    前記マウントデータから任意の基板ユニットに対応する基板ユニット用マウントデータを読み出すステップと、
    前記基板ユニット用マウントデータ中に記録された、前記任意の基板ユニット製造に要する電子部品の前記マウンタ装置上での装着位置を示すデータを、前記基準マウントデータを参照して変更する第1の変更ステップと、
    前記任意の基板ユニット用マウントデータ中に記録された、前記任意の基板ユニット製造に要する電子部品の前記任意の基板ユニット上での搭載位置を示すデータを、前記装着位置を示すデータの変更前の装着位置に対応する搭載位置を示すデータに変更する第2の変更ステップと、
    前記任意の基板ユニット上の前記変更後のマウントデータで指定された搭載位置に、前記電子部品を搭載するステップと、
    を備えることを特徴とする、基板ユニット製造方法。
  2. 前記基準電子部品は、単一の基準基板ユニットに搭載されるものである、請求項1に記載の基板ユニット製造方法。
  3. 前記第1の変更ステップは、前記任意の基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品のうち前記基準基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品と同一種類の電子部品の前記マウンタ装置上での装着位置を示すデータを、前記基準基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品のマウンタ装置上での装着位置を示すデータと同じになるように変更するステップを備えることを特徴とする、請求項2に記載の基板ユニット製造方法。
  4. 前記任意の基板ユニットに対応するマウントデータを読み出すステップ、前記第1の変更ステップ及び前記第2の変更ステップの各々は、前記任意の基板ユニットの面毎に実行され、
    前記基準基板ユニットの面は、
    製造予定の全基板ユニットの各面に搭載される予定の電子部品の仕様を前記マウントデータから読み出すステップと、
    前記読み出すステップにより読み出された電子部品の仕様に基づき、製造予定の全基板ユニットの面毎に搭載予定の部品で他の基板ユニットの面にも搭載予定の部品の数を計数するステップと、
    前記計数するステップにより計数された計数値で最大の計数値に対応する面を前記基準基板ユニットの面とするステップと、
    により決定されることを特徴とする、請求項2に記載の基板ユニット製造方法。
  5. 前記搭載するステップは、前記変更後のマウントデータに基づいて、少なくとも一種類の電子部品がセットされたカセットを前記マウンタ装置の装着位置に装着するステップと、該マウンタ装置に装着されたカセットから前記電子部品を取り出して前記任意の基板ユニット上の搭載位置に搭載するステップとを備えることを特徴とする請求項1に記載の基板ユニット製造方法。
  6. 前記基準電子部品は複数の電子部品をセット可能な複数部品セット可能カセットの少なくとも一つにセットされるものであり、前記マウンタ装置は、複数種類の電子部品をセット可能な複数部品セット可能カセットを少なくとも一つ装着するものである、請求項1に記載の基板ユニット製造方法。
  7. 前記基準マウントデータを読み出すステップは、前記マウントデータ中の、一つのカセットにセットされる複数の組合せ部品の組合せ部品名の中から選択されたマスタ組合せ部品名を読み出すステップを備え、
    前記第1の変更ステップは、前記任意の基板ユニットに対応するマウントデータに記録された電子部品のうち前記マスタ組合せ部品中の電子部品と同一種類の電子部品の前記マウンタ装置上での装着位置を示すデータを、前記マスタ組合せ部品の前記マウンタ装置上での装着位置を示すデータと同じになるように変更するステップを備えることを特徴とする、請求項6に記載の基板ユニット製造方法。
  8. 前記マスタ組合せ部品名は、
    前記マウントデータ中の複数の電子部品名に対応する電子部品を搭載予定の基板ユニットの面の数が最多の電子部品をマスタ電子部品とし、
    前記マスタ電子部品が搭載される面と同一面にセット予定の電子部品の中で最多の電子部品名と前記マスタ電子部品の部品名とを組み合わせて前記マスタ組合せ部品名とすることにより、決定されることを特徴とする、請求項7に記載の基板ユニット製造方法。
  9. 前記基準基板ユニットは複数のグループに分割され、前記グループの一つで前記第1の変更ステップ及び前記第2の変更ステップを実行中に、前記グループの他方では変更後のマウントデータに基づいて前記任意の基板ユニットに電子部品を装着することを特徴とする、請求項1に記載の基板ユニット製造方法。
  10. 電子部品を基板上に搭載して基板ユニットを製造するマウンタ装置であって、
    基板ユニット毎に、前記基板ユニットに搭載される電子部品の前記マウンタ装置上の装着位置と、前記電子部品の基板上の搭載位置とを対応つけたマウントデータを格納する第1の記憶装置と、
    基準電子部品に対応する基準マウントデータを格納する第2の記憶装置と、
    任意の基板ユニットのマウントデータ中に記録された、前記任意の基板ユニット製造に要する電子部品の前記マウンタ装置上の装着位置を示すデータを、前記基準マウントデータを参照して変更する装着位置データ変更手段と、
    前記任意の基板ユニットのマウントデータ中に記録された、前記任意の基板ユニット製造に要する電子部品の前記任意の基板ユニット上での搭載位置を示すデータを、前記装着位置を示すデータの変更前の搭載位置を示すデータに辺クレームする搭載位置データ変更手段と、
    前記任意の基板ユニット上の前記変更後のマウントデータで指定された搭載位置に、前記電子部品を搭載する搭載手段と、
    を備えたマウンタ装置。
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