JP2009122959A - タッチパネル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、ハードウェアの追加やソフトウェアによる処理を複雑にすることなく、容易にタッチパネルの電力状態を最適にして、不要な電力消費をなくすタッチパネル装置を提供することにある。
【解決手段】タッチパネル装置10は、表示部12と、表示部12に所定の内容を表示させる表示制御部14と、表示部12の前面に配置されたタッチパネル16と、タッチパネル16でのタッチ検出や座標検出をおこなうタッチパネル制御部18と、表示部12がおこなう表示内容に合わせてタッチパネル制御部18がおこなうタッチ検出や座標検出のモードの切り替えを指示する主制御部20とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示部の前面に設けられたタッチパネルを介して電子機器へのデータの入力をおこなうタッチパネル装置に関するものである。
近年、PDAなどの種々のモバイル型の電子機器が販売されている。液晶パネルなどからなる表示部の前面にタッチパネルを設けて、機器の操作やデータの入力にタッチパネルを利用する機器がある。タッチパネルを使用すると、直感的に操作が可能であり、機器の操作が簡単になるメリットがある。
従来の抵抗膜方式のタッチパネルの動作について図6と図7を用いて説明する。タッチパネル16は、表面に抵抗膜R1,R2が形成された透明基板を2枚有し、抵抗膜R1,R2が一定間隔で対向している。説明の便宜上、透明基板は図示していない。抵抗膜R1,R2としてはITOやZnOなどが挙げられる。4線式のタッチパネル16は、上部抵抗膜R1のx方向の両辺に電極X1,X2を有し、下部抵抗膜R2のy方向の両辺に電極Y1,Y2を有する。なお、上部抵抗膜R1の電極X1,X2と下部抵抗膜R2の電極Y1,Y2は逆であっても良い。
図7に示すように、タッチを検出する前にタッチパネル制御部の初期化をおこない、出力Flagを0にする(S1)。タッチ検出をおこなうときは、上部抵抗膜R1の両電極X1,X2を同電位Vdにする(図6(a))。例えば図6(a)の丸印の部分にタッチされることによって、両抵抗膜R1,R2が接触し、下部抵抗膜R2の電極Y1の電位E1はVdとなる(S2)。この電位を複数回繰り返して検出して、ノイズなどで誤ったタッチ検出をおこなわないように、ある一定時間タッチが継続されているかを確認する(S3)。
タッチが検出されれば、タッチパネル16におけるタッチされたX座標の検出をおこなう(S4)。このとき、上部抵抗膜R1の右側の電極X2の電位をVd、左側の電極X1の電位をグランドレベルにする(図6(b))。抵抗膜R1の右側から左側に向かって電位の傾斜が発生する。下部抵抗膜R2の電極Y1の電位E2は、両抵抗膜R1,R2の接触した位置に対応する電位Vxとなる。この電位Vxをローパスフィルター(LPF)を通してアナログ/ディジタル(A/D)変換することによって、X座標が求められる。
Y座標の検出は(S5)、下部抵抗膜R2の上側の電極Y2の電位をVd、下側の電極Y1の電位をグランドレベルにする(図6(c))。上部抵抗膜R1の電極X1の電位E3は、両抵抗膜R1,R2の接触した位置に対応する電位Vyとなる。この電位VyをLPFを通してA/D変換することによって、Y座標が求められる。
その後、表示部に滑らかな表示をおこなうために、必要に応じて得られた座標の平均化をおこない(S6)、その座標を電子機器のCPUなどに出力する(S7)。出力Flagに1を代入し(S8)、再びタッチされているか否かを検出する(S2)。
タッチ状態からリリース状態になればS9の工程に進み、出力Flagが1であるので、リリースデータを機器のCPUなどに出力し(S10)、CPUが次の処理に進めるようにする。再び出力Flagに0を代入し(S11)、タッチされているか否かを検出する。なお、タッチがされるまではS2とS9の工程を繰り返すこととなる。
タッチパネル16への入力は、手書き入力モードとタッチキー入力モードがある。手書き入力モードは、紙などに字を書くのと同じように、タッチパネル16に対して指や所定のペンで手書きで入力をおこなって文字などの認識をおこなうモードである。タッチキー入力モードは、表示部に表示されたキー(またはボタン、アイコン)の上のタッチパネル16の部分を指や所定のペンでタッチして入力をおこなうモードである。タッチキー入力モードは、機械的なボタン押しの代わりとなるものである。図7に示した工程でタッチ検出と座標検出をおこなうのであれば、図8のように手書き入力モードもタッチキー入力モードも同じタイミングでおこなうこととなる。なお、図8では座標の平均化処理などを省略している。
モバイル型の電子機器は、機器の機能以外にバッテリによる駆動時間も重要視されている。バッテリによる駆動時間を長くするためには、バッテリの容量を増やすか機器の消費電力を低減させることが考えられる。機器の消費電力低減に対しては、タッチパネルを始めとしたデバイスごとの電力を低減させる方法が検討されている。タッチパネルであれば、上述した抵抗膜に流れる電流の低減が挙げられる。単純に印加電圧を下げて消費電流を下げると、タッチパネルの分解能が低下するのであまり好ましくない。
タッチパネルの消費電力を低減させる方法が、特許文献1や2に開示されている。タッチパネルにタッチされていない待機状態における消費電力低減のための技術である。しかし、タッチパネルにタッチされている状態では消費電力の低減はない。さらなる消費電力の低減をおこなうのであれば、タッチパネルにタッチされている状態での消費電力の低減が必要になる。
アプリケーションソフトによってタッチパネルを駆動する電圧とタッチパネルから入力されるアナログ電圧をデジタル値に変換するA/Dコンバータの分解能を変更する方法が、特許文献3に開示されている。表示される内容が手書き入力モードの場合は高電圧電源でタッチパネルを駆動するとともに高分解能A/Dコンバータを利用してタッチ位置を提供する。タッチキー入力モードでは過剰な精度を省略するため、低電圧でタッチパネルを駆動するとともに、手書き入力モードよりも低い分解能のA/Dコンバータを利用して適度なタッチ位置を提供する。タッチキー入力モード時の消費電力を低減することができる。
しかし、タッチキー入力モード時の消費電力を低減できるものの、タッチパネル駆動電圧を少なくとも2系統持つことが必要となる。また、それらを選択するためのセレクターが必要である。ハードウェアの追加による実装スペースの拡大とコストアップが求められる。モバイル型の機器ではそれらは不都合である。
アプリケーションソフトによって座標変換レートとタッチ位置精度をタッチパネルのタッチ速度を元にアプリケーションソフトに必要なA/D変換速度を判定し、これを可変にする方法が、特許文献4に開示されている。タッチキー入力モードではA/D変換時間が長くなることで結果的に変換レートも遅くなるため、ペン入力モードに対してタッチキー入力モードの方がタッチパネル動作時の電力消費が低減される。
しかし、ユーザーがタッチパネルをタッチする速度を常に監視しておく必要がある。さらにタッチ速度を分析し、予め記憶しておいた記憶媒体からA/D変換速度のテーブルを参照し、設定するという処理が必要になり、複雑である。
なお、バッテリの大容量化については、近年のバッテリの高発熱や発火事故などを考えると、色々と課題が多い。バッテリの容量を増やすよりも消費電力を低減させた方が環境への負荷も減らすことができる。
特開平10−39987号公報 特開2006−73023号公報 特開平07−302168号公報 特開2002−259042号公報
本発明の目的は、ハードウェアの追加やソフトウェアによる処理を複雑にすることなく、容易にタッチパネルの電力状態を最適にして、従来よりも電力消費を低減するタッチパネル装置を提供することにある。
タッチパネル装置は、表示部と、前記表示部に所定の内容を表示させる表示制御部と、前記表示部の前面に配置されるタッチパネルと、前記タッチパネルに手書きで入力をおこなう手書き入力モードと表示部に表示されたキーに対応するタッチパネルの部分をタッチして入力をおこなうタッチキー入力モードとを有し、タッチパネルに対してタッチがあったときのタッチ検出および座標の検出をおこない、モードによって座標の検出をおこなう回数またはタッチ検出から座標の検出を終了するまでの時間が異なるタッチパネル制御部と、前記表示制御部がおこなう表示部への表示内容に合わせて、手書き入力モードとタッチキー入力モードとの切り替えをタッチパネル制御部に指示する主制御部とを含む。
表示制御部によって表示部で表示をおこなう。表示部の前面のタッチパネルにタッチすることによって、入力がおこなえる。タッチパネル制御部によってタッチ検出や座標検出をおこなう。タッチパネル制御部は、手書き入力モードとタッチキー入力モードを使い分けてタッチ検出や座標検出をおこなう。主制御部は、表示内容に合わせてタッチパネル制御部に使用するモードを指示する。
本発明は、表示内容に合わせてタッチパネル制御部が座標を検出するモードを切り替えることができる。したがって、モードに合わせた座標の取得をおこなうことによって、電力消費を最適にすることができる。特に、タッチキー入力モードは座標を取得する回数を減らしたり周期を延ばすことにより、座標を取得するときに抵抗膜で消費する電力を削除したり、低減させることができる。モバイル型の電子機器などのバッテリ駆動時間を延ばすことができる。
本発明のタッチパネル装置について図面を用いて説明する。本発明のタッチパネル装置は、主にバッテリで動作するモバイル型の電子機器に使用される。
図1に示すタッチパネル装置10は、表示部12と、表示部12に所定の内容を表示させる表示制御部14と、表示部12の前面に配置されたタッチパネル16と、タッチパネル16でのタッチ検出や座標検出をおこなうタッチパネル制御部18と、表示部12がおこなう表示内容に合わせてタッチパネル制御部18がおこなうタッチ検出や座標検出のモードの切り替えを指示する主制御部20とを含む。
表示部12は、液晶パネルや有機ELパネルなどである。これらのパネルは、縦横に画素が配列されており、画素の電極に所定のパルス電圧が印加されることによって表示をおこなう。表示制御部14は、主制御部20からの信号に基づいて表示部12に所定のパルス電圧を印加し、表示部12で表示をおこなわせる手段である。
タッチパネル16は抵抗膜方式のタッチパネルである。抵抗膜方式の中でも、従来技術で説明した4線式のタッチパネルを例に説明する。タッチパネル16への入力は、手書き入力モードとタッチキー入力モードがある。これらのモードについては従来技術で説明しているので、ここでは説明を省略する。
タッチパネル制御部18は、タッチパネル16に対するタッチを検出したり、X座標、Y座標を検出する。これらの検出における電位の検出方法は、従来技術で説明した方法で行う。本発明は、上述したモードによって座標の検出をおこなう回数またはタッチ検出から座標の検出を終了するまでの時間が従来とは異なるようにしている。詳細については後で説明するが、モードによって最適な電力消費とすることができる。また、タッチパネル制御部18は、検出したX座標およびY座標のデータを主制御部20に送る。
主制御部20は、CPUやMPUと呼ばれるICチップを使用する。主制御部20は、表示制御部14がおこなう表示部12への表示内容に合わせて、手書き入力モードとタッチキー入力モードとの切り替える信号をタッチパネル制御部18に送る。例えば、表示部12にボタンを表示させて入力を求める場合、タッチキー入力モードを指示する信号をタッチパネル制御部18に送る。また、タッチパネル制御部18から送られてきた座標のデータを使用して表示部12の表示内容に合わせた種々の処理をおこなう。例えば、表示部12に表示された複数のボタンの中でタッチされたボタンを特定する。
なお、上述した各制御部14,18,20は、説明した動作をおこなうソフトウェア、ハードウェア、またはその両方で構成されるものである。必要に応じて種々のデータをメモリに記憶する。本発明のタッチパネル装置10の基本的な構成は上述したとおりであり、以下、タッチパネル制御部18がおこなう処理の違いごとに実施例を分けて説明をおこなう。
図2、図3を参照して、タッチキー入力モード時に、タッチパネル制御部18が座標の検出を1回だけおこなう構成を説明する。
最初にタッチパネル制御部18の初期化をおこない、出力Flagに0を入れてメモリに記憶する(S1)。出力Flagはタッチの有無を記憶しておくものである。タッチされたか否かを検出し(S2)、それを所定の回数繰り返す(S3)。タッチしたか否かの検出は、従来技術で説明したように、図6(a)でVdを検出することである。タッチ検出を所定の回数繰り返すのは、ノイズなどの影響による誤動作を避けるためである。繰り返し回数は、求められる検出精度や機器の構成などで種々変更される。
手書き入力モードまたは出力Flag=0であれば(S4)、X座標とY座標を取得する(S5、S6)。タッチキー入力モードであっても最初は出力Flag=0であるので、X,Y座標の取得をおこなう。X,Y座標の取得は、従来技術で説明したように電極Y1,X1の電位E2,E3を検出し(図6(b)、(c))、その電位E2,E3をLPFを介してA/D変換し、所定の変換式やテーブル変換を使用してX座標とY座標を求める。
必要に応じて取得された座標の平均化処理をおこなう(S7)。この平均化処理は、表示部12に表示される手書き文字などを滑らかにしたりするものである。
X座標とY座標のデータを主制御部20に出力し(S8)、出力Flagに1を代入する(S9)。主制御部20は得られた座標のデータを使用して、表示部12に表示された内容に合わせた処理をおこなう。
S9までの処理が終了した時点で、タッチされた状態が継続されていれば、再びS2からS4までの処理をおこなう。タッチキー入力モードであれば、S4からS2に戻ることとなり、リリースされるまでS2からS4のタッチ検出を繰り返すこととなる。手書き入力モードであれば、リリースされるまでS2からS9の全ての検出を繰り返し、次々と座標を出力して主制御部20が文字などを認識できるようにする。
図6(a)に示すように、タッチ検出のときは、左右の電極X1,X2の電位が同じであるので抵抗膜R1に電流が流れず、タッチパネル16の抵抗膜R1での電力消費がない。座標の検出のときは、一方の電極X1、Y1の電位をグランドレベルにするので電流が流れて電力を消費する。タッチキー入力モードでは、最初の1回目にタッチ検出と座標の検出をおこない、その後は座標検出をおこなっていない(図3参照)。タッチキー入力モードが、1つの座標がわかれば表示部12に表示された複数のキーの中でどのキーがタッチされたかがわかるためである。タッチキー入力モード時に座標検出の回数が1回で済むため、従来に比べて消費電力の低減が可能である。特にタッチキー入力モードを多用する電子機器であれば、その効果が顕著になる。なお、図3は説明の便宜上、座標の平均化処理などを省略している。
タッチパネル16から指などが離れてリリース状態となれば、S2からS10の処理に進む。上述のS9でFlag=1とされているので、リリースデータを主制御部20に出力する(S11)。主制御部20はリリースされたことがわかり、表示制御部14に表示の変更を指示したりするなど、次の処理に進むことができる。タッチパル制御部18は、Flagに0を代入して初期状態に戻し(S12)、再びタッチ検出をおこなう。
なお、処理を開始してから最初のタッチが検出されるまでは、S2とS10を繰り返すこととなる。また、リリースされてから次のタッチが検出されるまでも、S2とS10を繰り返すこととなる。
図4、図5を参照して、タッチキー入力モード時に、タッチパネル制御部18がタッチ検出と座標の検出の間に待ち時間を設けた構成を説明する。
Flagに0を代入してタッチを検出するのは実施例1と同様である。S4で手書き入力モードであれば、X座標とY座標の取得をおこない、その座標を主制御部20に出力し、出力Flagに1を代入する(S9)。これらの工程は実施例1と同じである。タッチされた状態からリリース状態になるまで、S2からS9を繰り返す。
S4でタッチキー入力モードであれば、一定の待ち時間を設け(S10)、その後に座標の検出をおこなう(S5,S6)。待ち時間を計時するためのタイマーをタッチパネル制御部に設ける。使用する電子機器にタイマーがあれば、それを使用ても良い。タッチされた状態からリリース状態になるまでS2からS9を繰り返すこととなるが、毎回、タッチ検出と座標検出の間に待ち時間がある。したがって、従来あるいは手書き入力モードに比べてタッチを検出してから座標を出力するまでの時間が長くなり、単位時間当たりの座標検出の回数が減る(図5参照)。このことにより、タッチキー入力モード時の消費電力の低減が可能である。また、上記のように単位時間当たりの座標検出の回数が減るが、リリース状態になるまでに座標を主制御部20に出力することができるので、いわゆるアイコンのドラックなどの簡単な操作であれば、それほど追従性が必要とされないので可能となる。なお、図5は説明の便宜上、座標の平均化処理などを省略している。
なお、待ち時間の長さについては、使用する電子機器の求められる性能などから適宜設定する。例えば、待ち時間を約0.2秒にする。
タッチパネル16から指などが離れてリリース状態となれば、S2からS11に進む。また、タッチが検出されるまではS2とS11を繰り返す。これらの工程は、実施例1と同じである。
以上、2つの実施例で説明した本発明は、タッチパネル制御部18が表示内容に合わせて座標の検出方法を変更することができ、最適な電力消費とすることができる。特に、タッチキー入力モードでの座標検出の回数が減り、抵抗膜での消費電力の低減が可能である。モバイル型の電子機器で、タッチキー入力モードを多用するものであれば、バッテリ駆動時間を延ばすことができる。従来の機器と比べてハードウェアの増加はなく、簡単な処理の変更を行っているだけである。モバイル型の電子機器であれば筐体を大きくすることはなく、携行時の負担を増やすことはない。
2つの実施例を説明したが、それらの組み合わせであっても良い。主制御部20がタッチキー入力モードをタッチパネル制御部18に指示するときに、表示内容によって、図2のタッチキー入力モードの処理をするか、図4のタッチキー入力モードの処理をするかを選択するようにする。1つの座標を選択するだけであれば図2の処理を選択し、追従性があまり必要のない操作もおこなうのであれば図4の処理を選択する。種々の表示を切り替えておこなうときに、表示内容によって柔軟に対応できる。
本発明は、バッテリで駆動するモバイル型の電子機器に使用することを前提に説明をおこなったが、据え置き型の電子機器であっても消費電力の低減が可能である。環境への負荷を減らすことができる。
なお、電子機器に使用するソフトウェアによっては、表示部12に表示させた1つの画像で手書き入力とキー入力を求める場合もある。そのような場合は、いずれの実施例でも主制御部20がタッチパネル制御部18に手書き入力モードで処理をおこなうように信号を送る。すなわち、表示部12に表示されたキーを選択した場合でも、手書き入力モードと同じようにタッチ検出と座標検出がおこなわれて、検出された座標が主制御部20に出力される。
その他、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。
本発明のタッチパネル装置の構成を示すブロック図である。 タッチパネル制御部がおこなう処理のフローチャートである。 タッチパネルにタッチされてからリリースされるまでの間に、タッチパネル制御部がおこなう処理のモードによるタイミングの違いを示す図である。 タッチパネル制御部がおこなう処理のフローチャートである。 タッチパネルにタッチされてからリリースされるまで間に、タッチパネル制御部がおこなう処理のモードによるタイミングの違いを示す図である。 抵抗膜方式のタッチパネルのタッチ検出と座標検出をおこなう構成を示す図であり、(a)はタッチを検出するときの構成を示す図であり、(b)はX座標を検出するときの構成を示す図であり、(c)はY座標を検出するときの構成を示す図である。 従来のタッチ検出から座標検出をおこなうときの処理のフローチャートである。 タッチパネル制御部がおこなう処理のモードごとのタイミングを示す図である。
符号の説明
10:タッチパネル装置
12:表示部
14:表示制御部
16:タッチパネル
18:タッチパネル制御部
20:主制御部

Claims (4)

  1. 表示部と、
    前記表示部に所定の内容を表示させる表示制御部と、
    前記表示部の前面に配置されるタッチパネルと、
    前記タッチパネルに手書きで入力をおこなう手書き入力モードと表示部に表示されたキーに対応するタッチパネルの部分をタッチして入力をおこなうタッチキー入力モードとを有し、タッチパネルに対してタッチがあったときのタッチ検出および座標の検出をおこない、前記モードごとに座標の検出をおこなう回数またはタッチ検出から座標の検出を終了するまでの時間が異なるタッチパネル制御部と、
    前記表示制御部がおこなう表示部への表示内容に合わせて、手書き入力モードとタッチキー入力モードとの切り替えをタッチパネル制御部に指示する主制御部と、
    を含むタッチパネル装置。
  2. 前記タッチパネル制御部は、タッチパネルにタッチがあってからリリースされるまでの間、タッチキー入力モードの場合に、最初にタッチ検出と座標の検出をおこない、それ以降はタッチ検出を繰り返す請求項1のタッチパネル装置。
  3. 前記タッチパネル制御部は、タッチパネルにタッチがあってからリリースされるまでの間、タッチキー入力モードの場合に、タッチ検出と座標の検出を繰り返し、タッチ検出と座標の検出の間に待ち時間を設けた請求項1のタッチパネル装置。
  4. 前記タッチパネル制御部は、タッチパネルにタッチがあってからリリースされるまでの間、手書き入力モードの場合に、タッチ検出と座標の検出を繰り返す請求項1乃至3のいずれかのタッチパネル装置。
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