JP2003091365A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JP2003091365A
JP2003091365A JP2001285370A JP2001285370A JP2003091365A JP 2003091365 A JP2003091365 A JP 2003091365A JP 2001285370 A JP2001285370 A JP 2001285370A JP 2001285370 A JP2001285370 A JP 2001285370A JP 2003091365 A JP2003091365 A JP 2003091365A
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JP2001285370A
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Yoshimitsu Inamori
良充 稲森
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Sharp Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
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    • G06F3/045Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means using resistive elements, e.g. a single continuous surface or two parallel surfaces put in contact
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F3/0416Control or interface arrangements specially adapted for digitisers
    • G06F3/0418Control or interface arrangements specially adapted for digitisers for error correction or compensation, e.g. based on parallax, calibration or alignment

Abstract

(57)【要約】 【課題】インバータ等の電子機器の停止期間を最小限に
制約しつつ、電子機器のノイズの影響を確実に排除し、
また制御を複雑化しない。 【解決手段】座標を示す電圧信号を感圧型タブレット1
1からADコンバータ部12へと取り込むときに、イン
バータライト制御部16によるフロントライト15の駆
動を停止させ、感圧型タブレット11の電圧信号に対す
るインバータライト制御部16のノイズの影響を排除す
る。また、主制御部17の制御により、電圧信号の検出
処理及び他の処理に要する座標取り込み周期T1と、電
圧信号の検出及び他の処理を行なうことがない同じ長さ
の非取り込み周期T2とを交互に繰り返し、フロントラ
イト15の点灯時間を長くしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タブレットやタッ
チパネル等の座標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の座標入力装置は、平面上で指や
ペン等により指示された座標を検出するものである。と
ころが、この座標入力装置は、単独で用いられるより
も、他の電子機器と組み合わせて用いられることが多
く、他の電子機器のノイズの影響を受けて、座標の検出
誤差を生じることがある。例えば、座標入力装置の検出
面を液晶表示装置等の画面に重ね合わせて用いる場合
は、液晶表示装置のバックライトやフロントライトを駆
動するときの周期的なノイズの影響を受けて、座標の検
出誤差を生じる。
【0003】このため、例えば特開平10−28428
2号公報には、液晶表示装置のバックライトを発光させ
るインバータの動作を周期的に停止させ、各停止期間に
タッチペンの指示により形成された位置検出信号を出力
し、これによりインバータのノイズの影響を位置検出信
号に受けることを防止し、またインバータの動作を停止
させたことにより低下したバックライトの平均輝度をバ
ックライトの輝度の調節により補償するという技術が開
示されている。
【0004】また、特開2000−207125号公報
には、タブレットの検出信号のAD変換に同期して、液
晶表示装置のライトを消灯し、これによりライトのノイ
ズの影響を検出信号のAD変換に受けることを防止し、
またライトを消灯させるための制御信号に対して、ライ
トの消灯が遅れるので、制御信号のタイミングを速め
て、ライトの消灯遅れを相殺するという技術が開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平10−284282号公報では、インバータの動作
の停止期間に合わせて、位置検出信号を出力するもの
の、インバータの応答動作のずれ等を考慮していないの
で、インバータのノイズの影響を確実に排除していると
は言えない。また、インバータのノイズの影響を確実に
排除するために、インバータの動作の停止期間を長くす
ると、バックライトの平均輝度が大きく低下し、この平
均輝度の低下を補償しきれなくなった。更に、インバー
タの制御が複雑であった。
【0006】また、上記特開2000−207125号
公報では、タブレットの検出信号のAD変換に同期し
て、液晶表示装置のライトを消灯するという同期制御を
行なっており、この同期制御が複雑であった。また、ラ
イトの消灯遅れを考慮して、制御信号のタイミングを設
定しているものの、ライトの点灯遅れについては、何ら
対策を施していない。実際には、ライトの消灯遅れより
も、ライトの点灯遅れの方が大きく、この点灯遅れを無
視することはできない。
【0007】更に、いずれの公報においても、ライトの
平均輝度の低下を補償しているが、この平均輝度の低下
率が大きいと、これを補償しきれるものではないにもか
かわらず、ライトの消灯期間を可能な限り短くして、ラ
イトの平均輝度の低下を未然に防ぐという根本的な対策
が全くなされていなかった。
【0008】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、インバータ等の電子機器の停
止期間を最小限に制約しつつ、電子機器のノイズの影響
を確実に排除することができ、また制御が複雑化するこ
とのない座標入力装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、電子機器により発生された周期的なノイ
ズの影響を受けており、平面上で指示された座標を繰り
返し検出する座標入力装置において、座標を繰り返し検
出する各検出期間の間に、非検出期間を挿入し、座標を
検出する検出期間のうちの電子機器のノイズの影響を少
なくとも受ける時間帯に電子機器の動作を停止させる制
御手段を備えている。
【0010】この様な構成の本発明の装置によれば、座
標を検出する検出期間のうちの電子機器のノイズの影響
を少なくとも受ける時間帯に電子機器の動作を停止させ
ている。このため、座標の検出に対して、電子機器のノ
イズの影響を受けることはない。また、座標を検出する
各検出期間の間に、非検出期間を挿入している。この非
検出期間には、電子機器が動作するため、電子機器の動
作期間が長くなり、例えば電子機器がライトを発光させ
るインバータであれば、ライトの平均輝度の低下率が小
さくて済む。
【0011】次に、本発明は、電子機器により発生され
た周期的なノイズの影響を受けており、平面上で指示さ
れた座標を繰り返し検出する座標入力装置において、座
標を検出する検出期間のうちの電子機器のノイズの影響
を少なくとも受ける時間帯に電子機器の動作を停止さ
せ、電子機器の立上がりの遅れ時間が該時間帯に含まれ
る様に、電子機器の動作の再開制御を該時間帯の終了以
前に行なう制御手段を備えている。
【0012】この様な構成の本発明の装置によれば、座
標を検出する検出期間のうちの電子機器のノイズの影響
を少なくとも受ける時間帯に電子機器の動作を停止させ
ている。このため、座標の検出に対して、電子機器のノ
イズの影響を受けることがない。また、電子機器の動作
の再開制御を該時間帯の終了以前に行い、電子機器の立
上がりの遅れ時間を該時間帯に含ませている。このた
め、電子機器の立上がりの遅れ時間が無駄に費やされる
ことはなく、電子機器の実際の動作停止期間が無駄に長
くならずに済む。これにより、例えば電子機器がライト
を発光させるインバータであれば、ライトの平均輝度の
低下率が小さくて済む。
【0013】また、本発明においては、電子機器の立上
がりの遅れ時間の長さを電子機器のノイズの影響を受け
る時間帯の長さに一致させている。
【0014】この場合は、電子機器の動作停止直後に、
電子機器の動作を再開させたとしても、電子機器のノイ
ズの影響を受ける時間帯が終了するまで、電子機器の実
際の動作が停止する。従って、電子機器のノイズの影響
を受けずに、電子機器の動作停止期間を最も短くするこ
とができる。
【0015】次に、本発明は、電子機器により発生され
た周期的なノイズの影響を受けており、平面上で指示さ
れた座標を繰り返し検出する座標入力装置において、電
子機器を動作させるための同期信号を入力し、この同期
信号に基づいて、座標を検出する検出期間を示す検出期
間信号、及び該検出期間のうちの電子機器のノイズの影
響を少なくとも受ける時間帯に電子機器の動作を停止さ
せる動作停止信号を形成する制御手段を備えている。
【0016】この様な構成の本発明の装置によれば、電
子機器の同期信号に基づいて、座標を検出する検出期間
を示す検出期間信号、及び電子機器の動作を停止させる
動作停止信号を形成している。このため、検出期間信号
及び動作停止信号を容易かつ同時に形成することができ
る。また、検出期間信号及び動作停止信号の相互のタイ
ミングを高精度で設定することができ、座標を検出する
検出期間及び電子機器の動作を停止させる動作停止期間
を必要最小限に設定することが可能になる。
【0017】次に、本発明は、電子機器により発生され
た周期的なノイズの影響を受けており、平面上で指示さ
れた座標を繰り返し検出する座標入力装置において、座
標の検出を高速で繰り返す高速検出モード、及び座標の
検出を低速で繰り返す低速動作モードのうちのいずれか
を選択的に設定し、座標を検出する検出期間のうちの電
子機器のノイズの影響を少なくとも受ける時間帯に電子
機器の動作を停止させ、高速検出モードのときには、電
子機器の出力を低速動作モードのときを基準にして補正
する制御手段を備えている。
【0018】この様な構成の本発明の装置によれば、座
標の検出を高速で繰り返す高速検出モード、及び座標の
検出を低速で繰り返す低速動作モードのうちのいずれか
を選択的に設定している。そして、高速検出モードのと
きには、電子機器の動作を停止させる時間帯の発生頻度
が高くなり、電子機器の動作停止期間が長くなるので、
電子機器の出力を低速動作モードのときを基準にして補
正し、電子機器の出力変化を防止している。また、低速
動作モードのときには、電子機器の動作停止期間が短
く、電子機器の出力を補正する必要がないので、電子機
器の消費電力を節減することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の座標入力装置の第1実施
形態を示す概略構成図である。本実施形態の座標入力装
置は、透明な感圧型タブレット11を液晶表示パネル1
3の画面に重ね合わせており、液晶表示パネル13の画
面に表示された画像を見つつ、ペンや指先等により感圧
型タブレット11を押圧して、画面上の座標を入力する
ことができる。また、液晶表示パネル13の画面をフロ
ントライト15により照明している。
【0021】感圧型タブレット11は、ペンや指先等に
より指示された座標を検出し、この座標を示す電圧信号
を出力する。ADコンバータ部12は、感圧型タブレッ
ト11を制御しつつ、感圧型タブレット11からの座標
を示す電圧信号を入力し、この電圧信号をデジタル信号
に変換する。
【0022】液晶表示パネル13は、液晶制御部14に
より駆動制御され、各種の画像を表示する。フロントラ
イト15は、インバータライト制御部16により駆動制
御され、液晶表示パネル13の画面を照明する。
【0023】主制御部17は、この座標入力装置を統轄
的に制御している。例えば、主制御部17は、ADコン
バータ部12を制御して、座標を示す電圧信号を感圧型
タブレット11からADコンバータ部12へと取り込ま
せ、座標を示す電圧信号をADコンバータ部12により
デジタル信号に変換させ、座標を示すデジタル信号を入
力する。また、主制御部17は、各種の画像を液晶制御
部14を通じて液晶表示パネル13の画面に表示させ
る。更に、主制御部17は、インバータライト制御部1
6を通じて、フロントライト15を点灯及び消灯した
り、フロントライト15の平均輝度を調節する。
【0024】さて、感圧型タブレット11は、透明な抵
抗薄膜上に一対のx検出電極21を対向配置した上タブ
レット22と、透明な抵抗薄膜上に一対のy検出電極2
3を対向配置した下タブレット24とを僅かの間隙を開
けて重ねたものである。平面上でペンや指先等により指
示された座標の検出は、x座標及びy座標別に行われ
る。x座標の検出に際しては、上タブレット22の各x
検出電極21の一方に一定電圧Vcを印加すると共に、
他方を接地する。この状態で、各x検出電極21間のス
ペースをa:bで分割した位置をペンや指先等により押
下すると、この押下部位にx座標を示す電圧信号が発生
し、この電圧信号が点線で示す様に下タブレット24の
抵抗薄膜及び一方のy検出電極23を経てADコンバー
タ部12に取り込まれる。このx座標を示す電圧信号の
電圧値を次式(1)に示す。
【0025】 電圧値=Vc×b/(a+b) ……(1) また、y座標の検出に際しては、下タブレット24の各
y検出電極23の一方に一定電圧Vcを印加すると共
に、他方を接地する。各y検出電極23間のスペースを
a:bで分割した位置をペンや指先等により押下する
と、この押下部位にy座標を示す電圧信号が発生し、こ
の電圧信号が上タブレット21の抵抗薄膜及び一方のx
検出電極21を経てADコンバータ部12に取り込まれ
る。
【0026】ADコンバータ部12は、x座標を示す電
圧信号及びy座標を示す電圧信号を取り込むと、これら
の電圧信号をそれぞれのデジタル信号にAD変換し、こ
れらのデジタル信号を主制御部17に出力する。主制御
部17は、これらのデジタル信号によって示されるそれ
ぞれの電圧値に基づいて、各x検出電極21間のスペー
スをa:bで分割した位置、つまりx座標を求めると共
に、各y検出電極23間のスペースをa:bで分割した
位置、つまりy座標を求める。
【0027】ところが、仮に、この座標入力装置の感圧
型タブレット11の電圧信号にインバータライト制御部
16のノイズ電圧b’が重畳したならば、電圧信号の電
圧値が上式(1)の正しい電圧値から外れて次式(2)
に示す様なものとなり、座標の検出誤差が生じる。
【0028】 電圧値=Vc×(b+b’)/(a+b) ……(2) そこで、主制御部17は、座標を示す電圧信号を感圧型
タブレット11からADコンバータ部12へと取り込む
ときに、インバータライト制御部16によるフロントラ
イト15の駆動を停止させて、インバータライト制御部
16のノイズが感圧型タブレット11の電圧信号に影響
することを防止する。このためには、座標を示す電圧信
号を感圧型タブレット11からADコンバータ部12へ
と取り込むタイミング、及びインバータライト制御部1
6によるフロントライト15の駆動を停止させるタイミ
ングを制御する必要がある。このタイミング制御を図2
のタイミングチャートを参照しつつ次に述べる。
【0029】図2(a)は、液晶表示パネル13の表示
制御に用いられる水平同期信号HSを示している。ま
た、図2(b)は、表示制御に伴うノイズを示してい
る。更に、図2(c)は、感圧型タブレット11からA
Dコンバータ部12へと電圧信号を取り込むための検出
時間stと、これに引き続く該電圧信号のAD変換等の
他の処理時間mtを示している。
【0030】主制御部17は、図2(a)の水平同期信
号HSを発生し、この水平同期信号HSの周期に同期し
て、図2(c)の電圧信号の検出時間st及び該電圧信
号のAD変換等の他の処理時間mtを設定する。
【0031】図2(b)の表示制御に伴うノイズは、水
平同期信号HSの立ち上がり時点で最も大きく、徐々に
減衰して、水平同期信号HSの立ち上がり時点直前で最
も小さくなる。また、この表示制御に伴うノイズは、座
標を示す電圧信号に大きな影響を与えるものの、該電圧
信号のAD変換等の他の処理に影響を与えない。このた
め、主制御部17は、電圧信号の検出時間stを水平同
期信号HSの立上り直前に設定し、この電圧信号の検出
に対する表示制御に伴うノイズの影響を回避している。
【0032】更に、1つのx座標及び1つのy座標の検
出を別々に行っており、水平同期信号HSの周期を5
7.4μsecとすると、これらの座標の検出のため
に、7×57.4μsec≒401μsecを費やして
いる。そして、これらの座標の検出前後の割り込み処理
を含めて、図2(d)に示す様に該座標を示す電圧信号
の検出処理期間STを1msecに設定している。更
に、図2(d)に示す様に表示制御等の他の処理期間M
Tを9msecに設定している。従って、該電圧信号の
検出処理及び他の処理に10msecを要し、1秒間に
最大で100個の座標を取り込むことが可能である。
【0033】先に述べた様に座標を示す電圧信号を感圧
型タブレット11からADコンバータ部12へと取り込
むときに、インバータライト制御部16によるフロント
ライト15の駆動を停止させれば、インバータライト制
御部16のノイズが感圧型タブレット11の電圧信号に
影響することを防止することができる。
【0034】従来は、例えば図2(e)に示す様に電圧
信号の検出処理期間ST及び表示制御等の他の処理期間
MTを交互に繰り返し、これに同期して図2(f)に示
す様に電圧信号の検出処理期間STにフロントライトの
駆動を停止させ、他の処理期間MTにフロントライトの
駆動を行なっていた。しかしながら、電圧信号の検出処
理期間ST=1msecとし、他の処理期間MT=9m
secとすると、平均輝度L1=(点灯時のフロントラ
イトの輝度L0)×9/10となり、点灯時のフロント
ライトの輝度L0に対する平均輝度L1の低下率が10
%と大きかった。
【0035】本実施形態では、主制御部17の制御によ
り、図2(g)に示す様に電圧信号の検出処理及び他の
処理に要する10msecの座標取り込み周期T1と、
電圧信号の検出処理及び他の処理を行なうことがない同
じ長さの10msecの非取り込み周期T2とを交互に
繰り返し、図2(h)に示す様にフロントライト15の
点灯時間を長くしている。これにより、平均輝度L2=
(点灯時のフロントライト15の輝度L0)×19/2
0となり、点灯時のフロントライト15の輝度L0に対
する平均輝度L2の低下率が5%と小さくなる(従来の
平均輝度L1と比べると平均輝度L2が5.6%上昇す
る)。
【0036】あるいは、図2(i)に示す様に10ms
ecの座標取り込み周期T1と、20msecの非取り
込み周期T3とを交互に繰り返し、図2(j)に示す様
にフロントライト15の点灯時間を更に長くする。これ
により、平均輝度L3=(点灯時のフロントライト15
の輝度L0)×29/30となり、点灯時のフロントラ
イト15の輝度L0に対する平均輝度L3の低下率が
3.3%と小さくなる(従来の平均輝度L1と比べると
平均輝度L3が7.4%上昇する)。
【0037】尚、先に述べた様に電圧信号の検出処理及
び他の処理に10msecを要するので、1秒間に最大
で100個の座標を取り込むことが可能である。これに
対して図2(g)の場合は、10msecの座標取り込
み周期T1と10msecの非取り込み周期T2とを交
互に繰り返すので、1秒間に50個の座標を取り込むこ
とになる。同様に、図2(g)の場合は、10msec
の座標取り込み周期T1と20msecの非取り込み周
期T2とを交互に繰り返すので、1秒間に33個の座標
を取り込むことになる。従って、1秒間に取り込む座標
の個数が少なくなる。しかしながら、例えば液晶表示パ
ネル13の画面に表示されているボタンの座標を感圧型
タブレット11により検出するときには、1秒間に数個
の座標を取り込めば良いので、この様な座標の検出に支
障はない。すなわち、座標が高速で移動しない限り、1
秒間に33個あるいは50個の座標を取り込めば、座標
を正確に検出することができる。
【0038】図3は、座標を示す電圧信号を感圧型タブ
レット11からADコンバータ部12へと取り込むタイ
ミング、及びインバータライト制御部16によるフロン
トライト15の駆動を停止させるタイミングの他の例を
示すタイミングチャートである。
【0039】ここでは、図3(a)及び(b)に示す様
に該座標を示す電圧信号を検出するための検出処理期間
STとして6msecを設定し、これに引き続く該電圧
信号のAD変換や表示制御等の他の処理期間MTとして
4msecを設定している。この検出処理期間STの内
訳は、安定待ち時間に3msec、x座標の検出に1.
5msec、及びy座標の検出に1.5msecであ
る。
【0040】電圧信号の検出処理期間STが図2のもの
と比較して長いのは、例えば感圧型タブレット11から
出力された電圧信号をホールドする大容量のコンデンサ
を設けたことが原因であって、このコンデンサの充放電
に時間を要するためである。あるいは、感圧型タブレッ
ト11から出力された電圧信号が安定するのを単に待機
するためであっても構わない。
【0041】従来は、例えば図3(c)に示す様に電圧
信号の検出処理期間ST及び該電圧信号のAD変換や表
示制御等の他の処理期間MTを交互に繰り返し、これに
同期して図3(d)に示す様に電圧信号の検出処理期間
STにフロントライトの駆動を停止させ、他の処理期間
MTにフロントライトの駆動を行なっていた。従って、
電圧信号の検出処理期間ST=6msecとし、他の処
理期間MT=4msecとすると、平均輝度L1=(点
灯時のフロントライト15の輝度L0)×4/10とな
り、点灯時のフロントライトの輝度L0に対する平均輝
度L1の低下率が60%と大きかった。
【0042】本実施形態では、主制御部17の制御によ
り、図3(e)に示す様に電圧信号の検出処理及び他の
処理に要する10msecの座標取り込み周期T1と、
電圧信号の検出処理及び他の処理を行なうことがない同
じ長さの10msecの非取り込み周期T2とを交互に
繰り返し、図3(f)に示す様にフロントライト15の
点灯時間を長くしている。これにより、平均輝度L2=
(点灯時のフロントライト15の輝度L0)×14/2
0となり、点灯時のフロントライト15の輝度L0に対
する平均輝度L2の低下率が30%と小さくなる(従来
の平均輝度L1と比べると平均輝度L2が75%上昇す
る)。
【0043】あるいは、図3(g)に示す様に10ms
ecの座標取り込み周期T1と、20msecの非取り
込み周期T3とを交互に繰り返し、図3(h)に示す様
にフロントライト15の点灯時間を更に長くする。これ
により、平均輝度L3=(点灯時のフロントライト15
の輝度L0)×24/30となり、点灯時のフロントラ
イト15の輝度L0に対する平均輝度L3の低下率が2
0%と小さくなる(従来の平均輝度L1と比べると平均
輝度L3が100%上昇する)。
【0044】この様に電圧信号の検出処理期間STが長
い場合は、図2のものと比較すると、フロントライト1
5の平均輝度の上昇率が高くなり、本発明の効果が顕著
に現われる。
【0045】図4は、座標を示す電圧信号を感圧型タブ
レット11からADコンバータ部12へと取り込むタイ
ミング、及びインバータライト制御部16によるフロン
トライト15の駆動を停止させるタイミングの別の例を
示すタイミングチャートである。
【0046】ここでは、図4(a)及び(b)に示す様
に該座標を示す電圧信号を検出するための検出処理期間
STとして6msecを設定し、これに引き続く該電圧
信号のAD変換や表示制御等の他の処理期間MTとして
4msecを設定している。この検出処理期間STの内
訳は、安定待ち時間に3msec、x座標の検出に1.
5msec、及びy座標の検出に1.5msecであ
る。
【0047】また、図4(d)に示す様に安定待ち時間
の3msec、x座標の検出の1.5msec、及びy
座標の検出の1.5msecにおいて、感圧型タブレッ
ト11からADコンバータ部12へと電圧信号を実際に
取り込むためのそれぞれの時間は0.8msecであ
る。このため、電圧信号を実際に取り込むためのそれぞ
れの時間0.8msecだけ、インバータライト制御部
16によるフロントライト15の駆動を停止させる。
【0048】更に、図4(e)に示す様に時点t1でイ
ンバータライト制御部16の制御信号をオフにして、図
4(f)に示す様にインバータライト制御部16による
フロントライト15の駆動を一旦停止させると、図4
(e)に示す様に時点t2で制御信号をオンにしても、
時間1.3msecを経過しなければ、インバータライ
ト制御部16によるフロントライト15の駆動が再開さ
れない。
【0049】従って、図4(e)及び(f)に示す様
に、インバータライト制御部16の制御信号をオフから
オンへと連続的に切換えて、インバータライト制御部1
6による駆動が再開されるまでの時間1.3msecを
設定し、この時間1.3msecに、感圧型タブレット
11からADコンバータ部12へと電圧信号を実際に取
り込むための時間0.8msecを重ねれば、インバー
タライト制御部16による駆動の停止期間の無駄を抑え
て、この停止期間を短く設定することができる。
【0050】この場合は、座標を示す電圧信号の検出処
理期間STの6msecにおいて、1.3msec×3
=3.9msecだけがフロントライト15の消灯時間
となり、残りの2.1msecがフロントライト15の
点灯時間となる。また、他の処理期間MTの4msec
は、フロントライト15の点灯時間となる。従って、平
均輝度L2=(点灯時のフロントライト15の輝度L
0)×6.1/10となり、点灯時のフロントライト1
5の輝度L0に対する平均輝度L2の低下率が39%で
済む(従来の平均輝度L1と比べると平均輝度L2が5
3%上昇する)。
【0051】これに対して従来は、電圧信号の検出処理
期間ST=6msecとし、他の処理期間MT=4ms
ecとすると、平均輝度L1=(点灯時のフロントライ
ト15の輝度L0)×4/10となり、点灯時のフロン
トライトの輝度L0に対する平均輝度L1の低下率が6
0%と大きかった。
【0052】尚、インバータライト制御部16の動作制
御を再開するときには、インバータライト制御部16へ
のクロック信号の供給を開始しており、このクロック信
号が座標を示す電圧信号のノイズとなる。しかしなが
ら、このクロック信号からのノイズレベルは、インバー
タライト制御部16の動作の再開時、つまりフロントラ
イト15の点灯時の誘起ノイズのレベルと比較すると格
段に低く、電圧信号の検出誤差の原因にはならない。特
に、感圧型タブレット11から出力された電圧信号をホ
ールドする大容量のコンデンサを設ける場合は、このク
ロック信号からのノイズがコンデンサによりカットされ
るので、全く問題にはならない。
【0053】図5は、座標を示す電圧信号を感圧型タブ
レット11からADコンバータ部12へと取り込むタイ
ミング、及びインバータライト制御部16によるフロン
トライト15の駆動を停止させるタイミングの更に他の
例を示すタイミングチャートである。
【0054】ここでは、図5(b)及び(c)に示す様
にインバータライト制御部16の制御信号をオンに切換
えた直後からインバータライト制御部16による駆動が
再開されるまでの時間を0.8msecに設定してい
る。つまり、この駆動が再開されるまでの時間0.8m
secを感圧型タブレット11からADコンバータ部1
2へと電圧信号を実際に取り込むための時間0.8ms
ecに一致させている。そして、図5(a)及び(c)
に示す様に駆動が再開されるまでの時間0.8msec
を電圧信号を実際に取り込むための時間0.8msec
に重ね、インバータライト制御部16による駆動の停止
期間を最短に設定している。
【0055】この場合は、座標を示す電圧信号の検出処
理期間STの6msecにおいて、0.8msec×3
=2.4msecだけがフロントライト15の消灯時間
となり、残りの3.6msecがフロントライト15の
点灯時間となる。また、他の処理期間MTの4msec
は、フロントライト15の点灯時間となる。従って、平
均輝度L2=(点灯時のフロントライト15の輝度L
0)×7.6/10となり、点灯時のフロントライト1
5の輝度L0に対する平均輝度L2の低下率が24%で
済む(従来の平均輝度L1と比べると平均輝度L2が9
0%上昇する)。
【0056】次に、本発明の座標入力装置の第2実施形
態を説明する。本実施形態の座標入力装置は、図1に示
すものと同様の構成を有しており、感圧型タブレット1
1による一定時間内の座標の検出回数を多くした高速検
出モードと、一定時間内の座標の検出回数を少なくした
低速検出モードを選択的に設定することができる。高速
検出モードは、感圧型タブレット11により検出される
座標が液晶表示パネル13の画面上で高速で移動すると
き、例えばペンや指先等により文字を書き込むときに適
用される。また、低速検出モードは、検出される座標が
画面上で低速で移動もしくは静止しているとき、例えば
画面上のボタンを指示するときに適用される。
【0057】この様な高速検出モード及び低速検出モー
ドの処理を図6のフローチャートに従って次に述べる。
【0058】まず、主制御部17は、感圧型タブレット
11の使用時に(ステップS101)、高速検出モード
及び低速検出モードのいずれかを選択する(ステップS
102)。例えば、液晶表示パネル13の画面に手書き
入力エリアが表示されていれば、高速検出モードを選択
し、また画面にボタンが表示されていれば、低速検出モ
ードを選択する。
【0059】高速検出モードを選択した場合は(ステッ
プS102で「Yes」、S103)、主制御部17
は、インバータライト制御部16を通じて、点灯時のフ
ロントライト15の輝度αを最大輝度の80%に設定す
る(ステップS104)。そして、主制御部17は、A
Dコンバータ部12からの割り込みがあると(ステップ
S105で「Yes」)、電圧信号の検出処理及び他の
処理に要する座標取り込み周期T1を連続的に繰り返し
つつ、座標を示す電圧信号を感圧型タブレット11から
ADコンバータ部12へと電圧信号を取り込む度に、イ
ンバータライト制御部16によるフロントライト15の
駆動を停止させて、ノイズの発生を防止する。また、同
時に、主制御部17は、フロントライト15の周期的な
駆動停止によりフロントライト15の平均輝度が低下し
ない様に、点灯時のフロントライト15の輝度を上昇さ
せる。例えば、フロントライト15の周期的な駆動停止
によりフロントライト15の平均輝度が15%低下する
場合は、フロントライト15の輝度を最大輝度の80%
の輝度αから94.12%の輝度γまで上昇させ、1
4.2%の輝度補償を行なって(ステップS106)、
フロントライト15の平均輝度を一定に保つ(ステップ
S107)。元の輝度αと輝度γの関係を次式(3)に
示す。
【0060】α=γ×(100−15) ……(3) この後、主制御部17は、高速検出モードから低速検出
モードへの切換えがあったか否を判定し(ステップS1
08)、検出モードの切換えが無ければ(ステップS1
08で「No」)、ADコンバータ部12からの割り込
みを待機する(ステップS105)。また、検出モード
の切換えが有れば(ステップS108で「Yes」)、
ステップS102に戻る。
【0061】尚、仮に、点灯時のフロントライト15の
輝度αを最大輝度の90%に設定した場合は、フロント
ライト15の周期的な駆動停止に際し、フロントライト
15の平均輝度を一定に保つために、フロントライト1
5の輝度を105.19%の輝度γに設定せねばなら
ず、最大輝度を超えた輝度γとなるので、平均輝度を一
定に保つことができなくなる。
【0062】また、低速検出モードを選択した場合は
(ステップS102で「No」、S109)、主制御部
17は、インバータライト制御部16を通じて、点灯時
のフロントライト15の輝度αを最大輝度の90%に設
定する(ステップS110)。そして、主制御部17
は、ADコンバータ部12からの割り込みがあると(ス
テップS111で「Yes」)、電圧信号の検出処理及
び他の処理に要する座標取り込み周期T1と、電圧信号
の検出処理及び他の処理を行なうことがない同じ長さの
非取り込み周期T2とを交互に繰り返しつつ、座標を示
す電圧信号を感圧型タブレット11からADコンバータ
部12へと繰り返し取り込む度に、インバータライト制
御部16によるフロントライト15の駆動を停止させ
て、ノイズの発生を防止する。このとき、座標取り込み
周期T1と非取り込み周期T2を交互に繰り返すことか
ら、座標取り込み周期T1のみを連続的に繰り返す高速
検出モードのときと比べると、フロントライト15の点
灯時間が長くなる。また、同時に、主制御部17は、フ
ロントライト15の周期的な駆動停止によりフロントラ
イト15の平均輝度が低下しない様に、点灯時のフロン
トライト15の輝度を上昇させる。例えば、フロントラ
イト15の周期的な駆動停止によりフロントライト15
の平均輝度が5%低下する場合は、フロントライト15
の輝度を最大輝度の90%の輝度αから94.73%の
輝度γまで上昇させ、4.73%の輝度補償を行なって
(ステップS112)、フロントライト15の平均輝度
を一定に保つ(ステップS113)。元の輝度αと輝度
γの関係を次式(4)に示す。
【0063】α=γ×(100−5) ……(4) この後、主制御部17は、低速検出モードから高速検出
モードへの切換えがあったか否を判定し(ステップS1
14)、検出モードの切換えが無ければ(ステップS1
14で「No」)、ADコンバータ部12からの割り込
みを待機する(ステップS111)。また、検出モード
の切換えが有れば(ステップS114で「Yes」)、
ステップS102に戻る。
【0064】この様に高速検出モード及び低速検出モー
ドのいずれのときにも、フロントライト15の周期的な
駆動停止によりフロントライト15の平均輝度が低下し
ない様に、点灯時のフロントライト15の輝度を上昇さ
せるので、液晶表示パネル13の画面の明るさを一様に
保つことができる。
【0065】尚、フロントライト15の平均輝度を高速
検出モード及び低速検出モード間で一致させても良い。
この場合は、例えば点灯時のフロントライト15の輝度
αを最大輝度の85%に設定する。そして、高速検出モ
ードに際し、フロントライト15の平均輝度が15%低
下するのであれば、フロントライト15の輝度を85%
の輝度αから100%の輝度γ(α=γ×(100−1
5))まで上昇させ、また低速検出モードに際し、フロ
ントライト15の平均輝度が5%低下するのであれば、
フロントライト15の輝度を85%の輝度αから89.
47%の輝度γまで上昇させる(α=γ×(100−
5))。従って、高速検出モードのときに、15%の輝
度補償を行ない、また低速検出モードのときに、4.4
7%の輝度補償を行ない、これにより平均輝度を常に一
定に保つ。また、低速検出モードのときには、輝度補償
の程度が低いので、フロントライト15の消費電流を低
減することができる。
【0066】次に、本発明の座標入力装置の第3実施形
態を説明する。本実施形態の座標入力装置は、図1に示
すものと同様の構成を有しており、図7に示すタイミン
グ発生回路を主制御部17に内蔵し、かつ図9に示すラ
イトPWM調光回路をインバータライト制御部16に内
蔵する。
【0067】本実施形態でも、座標を示す電圧信号を感
圧型タブレット11からADコンバータ部12へと取り
込むときに、インバータライト制御部16によるフロン
トライト15の駆動を停止させて、インバータライト制
御部16のノイズが感圧型タブレット11の電圧信号に
影響することを防止している。
【0068】図7に示すタイミング発生回路31は、主
制御部17に内蔵されており、座標を示す電圧信号を感
圧型タブレット11からADコンバータ部12へと取り
込むタイミングを示すADSTART信号、及びインバ
ータライト制御部16によるフロントライト15の駆動
を停止させるタイミングを示すHSYS信号を形成して
出力するものである。
【0069】このタイミング発生回路31において、レ
ジスタ32は、主制御部17に内蔵のCPU(図示せ
ず)から指定された座標取り込み開始遅延時間値AS
D、座標取り込みパルス幅値ASC、インバータ停止開
始遅延時間値HSD、及びインバータ停止パルス幅値H
SCを格納している。
【0070】信号発生部33は、液晶表示パネル13の
表示制御に用いられる図8(a)及び(b)の水平同期
信号HS及びデータ転送クロック信号DCLKを入力
し、水平同期信号HSの立ち上がり時点からデータ転送
クロック信号DCLKの計数を開始し、この計数値がレ
ジスタ32内の座標取り込み開始遅延時間値ASDに達
すると、図8(c)のADSTART信号を立ち上げ、
この計数値がレジスタ32内の座標取り込みパルス幅値
ASCの分だけ更に積算されると、このADSTART
信号を立ち下げる。このADSTART信号の立ち上が
りのタイミングで、座標を示す電圧信号が感圧型タブレ
ット11からADコンバータ部12へと取り込まれる。
【0071】また、信号発生部33は、データ転送クロ
ック信号DCLKの計数値がレジスタ32内のインバー
タ停止開始遅延時間値HSDに達すると、図8(e)の
HSYS信号を立ち下げ、この計数値がレジスタ32内
のインバータ停止パルス幅値HSCの分だけ更に積算さ
れると、このHSYS信号を立ち上げる。このHSYS
信号の立ち下がっている期間に、インバータライト制御
部16によるフロントライト15の駆動が停止される。
【0072】ここで、図8(d)は、感圧型タブレット
11からADコンバータ部12へと座標を示す電圧信号
を取り込む検出時間stと、これに引き続く該電圧信号
のAD変換等の他の処理時間mtを示しており、これら
の検出時間st及び処理時間mtが図8(c)のADS
TART信号の立ち上がり時点から順次引き続く。座標
を示す電圧信号は、インバータライト制御部16のノイ
ズの影響を大きく受ける。このため、この電圧信号の検
出時間stをHSYS信号の立ち下がり期間(インバー
タライト制御部16によるフロントライト15の駆動の
停止期間)に重ねて、電圧信号がインバータライト制御
部16のノイズの影響を受けない様にしている。一方、
座標を示す電圧信号のAD変換等の他の処理は、インバ
ータライト制御部16のノイズの影響を受けることがな
い。このため、他の処理時間mtをHSYS信号の立ち
下がり期間(インバータライト制御部16によるフロン
トライト15の駆動の停止期間)から外している。この
他の処理時間mtをHSYS信号の立ち下がり期間から
外すことにより、インバータライト制御部16による駆
動の停止期間を短くして、フロントライト15の消灯期
間を短くし、フロントライト15の平均輝度の低下を抑
えている。
【0073】また、液晶表示パネル13の表示制御に際
しても、ノイズが発生し、このノイズが感圧型タブレッ
ト11からの電圧信号に影響する。この表示制御に伴う
ノイズは、インバータライト制御部16のノイズと比べ
ると、その影響が小さいものの、このノイズの影響を回
避することが望ましい。また、この表示制御に伴うノイ
ズは、水平同期信号HSの立ち上がり時点で最も大き
く、徐々に減衰して、水平同期信号HSの立ち上がり時
点直前で最も小さくなる。このため、ADSTART信
号の立ち上がり期間を水平同期信号HSの立ち上がり時
点の直前に設定し、この期間に座標を示す電圧信号を感
圧型タブレット11からADコンバータ部12へと取り
込み、表示制御に伴うノイズの影響を回避している。
【0074】この様なタイミング発生回路31では、水
平同期信号HS及びデータ転送クロック信号DCLKに
基づいて、座標を示す電圧信号を取り込むタイミングを
示すADSTART信号及びインバータライト制御部1
6による駆動を停止させるタイミングを示すHSYS信
号を同時に形成しているので、ADSTART信号及び
HSYS信号のタイミングを高精度で設定することがで
き、座標を示す電圧信号を取り込む検出時間st及び他
の処理時間mtを必要最小限に設定することができる。
【0075】図9に示すライトPWM調光回路41は、
インバータライト制御部16に内蔵されており、フロン
トライト15の輝度を制御するためのFLPWM信号を
形成して出力するものである。このFLPWM信号は、
通常100Hz程度に設定されており、このFLPWM
信号から駆動信号が形成され、この駆動信号がフロント
ライト15に印加されて、フロントライト15が発光
し、その輝度が設定される。
【0076】このライトPWM調光回路41において、
レジスタ42は、主制御部17に内蔵のCPU(図示せ
ず)から指定された調光パルス幅値BPDF、調光パル
ス周期値BPWF、インバータ停止フラッグHSYE
N、及び出力許可フラッグENを格納している。
【0077】信号発生部43は、図10(b)のインバ
ータ原クロック信号FCLKを入力して計数し、この計
数開始時点からその計数値がレジスタ42内の調光パル
ス幅値BPDFに達するまでを図10(a)の調光パル
スBPの幅に相当する期間として設定し、この期間に図
10(c)に示す様にインバータ原クロック信号FCL
KをFLPWM信号として出力する。そして、その計数
値が調光パルス幅値BPDFに達してからレジスタ42
内の調光パルス周期値BPWFに達するまで、図10
(c)に示す様にインバータ原クロック信号FCLKの
出力を停止する。
【0078】レジスタ42内のインバータ停止フラッグ
HSYENが「0」の場合は、図10(c)のFLPW
M信号が論理回路44をそのまま通過する。更に、レジ
スタ42内の出力許可フラッグENが「1」の場合は、
図10(c)のFLPWM信号がAND回路45を通じ
て出力される。
【0079】また、レジスタ42内のインバータ停止フ
ラッグHSYENが「1」の場合は、図10(c)のF
LPWM信号が論理回路44により加工される。具体的
には、論理回路44は、図10(d)のHSYS信号を
タイミング発生回路31から入力し、このHSYS信号
の立ち下がっている期間に図10(c)のFLPWM信
号の出力を禁止し、このHSYS信号の立ち上がってい
る期間に図10(c)のFLPWM信号を出力する。こ
れにより、論理回路44から図10(f)のFLPWM
信号が出力される。更に、レジスタ42内の出力許可フ
ラッグENが「1」の場合は、図10(f)のFLPW
M信号がAND回路45を通じて出力される。
【0080】従って、レジスタ42内のインバータ停止
フラッグHSYENが「0」のときには、信号発生部4
3により形成されたFLPWM信号がそのまま出力され
る。これにより、インバータライト制御部16によるフ
ロントライト15の駆動が継続的に行われて、フロント
ライト15が発光する。
【0081】また、レジスタ42内のインバータ停止フ
ラッグHSYENが「1」のときには、HSYS信号の
立ち上がっている期間だけFLPWM信号が出力され、
HSYS信号の立ち下がっている期間にFLPWM信号
の出力が停止される。これにより、HSYS信号の立ち
上がっている期間だけ、インバータライト制御部16に
よるフロントライト15の駆動が行われる。つまり、イ
ンバータライト制御部16によるフロントライト15の
駆動が間欠的に行われる。一方、HSYS信号の立ち下
がっている期間にインバータライト制御部16によるフ
ロントライト15の駆動が停止される。そして、先に述
べた様にHSYS信号の立ち下がっている期間が感圧型
タブレット11からADコンバータ部12へと電圧信号
を取り込む検出時間stに重なっている。このため、該
電圧信号がインバータライト制御部16のノイズの影響
を受けることはない。
【0082】尚、本発明は、上記各実施形態に限定され
るものではなく、多様に変形することができる。例え
ば、ノイズ源として、ライト及びインバータを例示して
いるが、他の電子機器がノイズ源であっても、本発明を
適用すれば、電子機器のノイズの影響を受けずに、座標
を示す電圧信号を検出することができる。また、タブレ
ットとして、周知の様々な方式のものを適用することが
できる。
【0083】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、座標
を検出する検出期間のうちの電子機器のノイズの影響を
少なくとも受ける時間帯に電子機器の動作を停止させて
いる。このため、座標の検出に対して、電子機器のノイ
ズの影響を受けることはない。また、座標を検出する各
検出期間の間に、非検出期間を挿入している。この非検
出期間には、電子機器が動作するため、電子機器の動作
期間が長くなり、例えば電子機器がライトを発光させる
インバータであれば、ライトの平均輝度の低下率が小さ
くて済む。
【0084】また、本発明によれば、座標を検出する検
出期間のうちの電子機器のノイズの影響を少なくとも受
ける時間帯に電子機器の動作を停止させ、電子機器の動
作の再開制御を該時間帯の終了以前に行い、電子機器の
立上がりの遅れ時間を該時間帯に含ませている。このた
め、電子機器の立上がりの遅れ時間が無駄に費やされる
ことはなく、電子機器の実際の動作停止期間が無駄に長
くならずに済む。これにより、例えば電子機器がライト
を発光させるインバータであれば、ライトの平均輝度の
低下率が小さくて済む。
【0085】更に、本発明によれば、電子機器の立上が
りの遅れ時間の長さを電子機器のノイズの影響を受ける
時間帯の長さに一致させている。このため、電子機器の
動作停止直後に、電子機器の動作を再開させたとして
も、電子機器のノイズの影響を受ける時間帯が終了する
まで、電子機器の実際の動作が停止する。従って、電子
機器のノイズの影響を受けずに、電子機器の動作停止期
間を最も短くすることができる。
【0086】また、本発明によれば、電子機器の同期信
号に基づいて、座標を検出する検出期間を示す検出期間
信号、及び電子機器の動作を停止させる動作停止信号を
形成している。このため、検出期間信号及び動作停止信
号を容易かつ同時に形成することができる。また、検出
期間信号及び動作停止信号の相互のタイミングを高精度
で設定することができ、座標を検出する検出期間及び電
子機器の動作を停止させる動作停止期間を必要最小限に
設定することが可能になる。
【0087】更に、本発明によれば、座標の検出を高速
で繰り返す高速検出モード、及び座標の検出を低速で繰
り返す低速動作モードのうちのいずれかを選択的に設定
している。そして、高速検出モードのときには、電子機
器の動作を停止させる時間帯の発生頻度が高くなり、電
子機器の動作停止期間が長くなるので、電子機器の出力
を低速動作モードのときを基準にして補正し、電子機器
の出力変化を防止している。また、低速動作モードのと
きには、電子機器の動作停止期間が短く、電子機器の出
力を補正する必要がないので、電子機器の消費電力を節
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の座標入力装置の第1実施形態を示す概
略構成図である。
【図2】図1の装置において、座標を示す電圧信号を取
り込むタイミング、及びインバータライト制御部による
駆動を停止させるタイミングを示すタイミングチャート
である。
【図3】図1の装置において、座標を示す電圧信号を取
り込むタイミング、及びインバータライト制御部による
駆動を停止させるタイミングの他の例を示すタイミング
チャートである。
【図4】図1の装置において、座標を示す電圧信号を取
り込むタイミング、及びインバータライト制御部による
駆動を停止させるタイミングの別の例を示すタイミング
チャートである。
【図5】図1の装置において、座標を示す電圧信号を取
り込むタイミング、及びインバータライト制御部による
駆動を停止させるタイミングの更に他の例を示すタイミ
ングチャートである。
【図6】本発明の座標入力装置の第2実施形態における
処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の座標入力装置の第3実施形態における
主制御部に内蔵のタイミング発生回路を示すブロック図
である。
【図8】図7のタイミング発生回路の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図9】第3実施形態におけるインバータライト制御部
に内蔵のライトPWM調光回路を示すブロック図であ
る。
【図10】図9のライトPWM調光回路の動作を示すタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
11 感圧型タブレット 12 ADコンバータ部12 13 液晶表示パネル 14 液晶制御部 15 フロントライト 16 インバータライト制御部 17 主制御部 21 x検出電極 22 上タブレット 23 y検出電極 24 下タブレット 31 タイミング発生回路 32 レジスタ 33 信号発生部 41 ライトPWM調光回路 42 レジスタ 43 信号発生部 44 論理回路 45 AND回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器により発生された周期的なノイ
    ズの影響を受けており、平面上で指示された座標を繰り
    返し検出する座標入力装置において、 座標を繰り返し検出する各検出期間の間に、非検出期間
    を挿入し、座標を検出する検出期間のうちの電子機器の
    ノイズの影響を少なくとも受ける時間帯に電子機器の動
    作を停止させる制御手段を備えることを特徴とする座標
    入力装置。
  2. 【請求項2】 電子機器により発生された周期的なノイ
    ズの影響を受けており、平面上で指示された座標を繰り
    返し検出する座標入力装置において、 座標を検出する検出期間のうちの電子機器のノイズの影
    響を少なくとも受ける時間帯に電子機器の動作を停止さ
    せ、電子機器の立上がりの遅れ時間が該時間帯に含まれ
    る様に、電子機器の動作の再開制御を該時間帯の終了以
    前に行なう制御手段を備えることを特徴とする座標入力
    装置。
  3. 【請求項3】 電子機器の立上がりの遅れ時間の長さを
    電子機器のノイズの影響を受ける時間帯の長さに一致さ
    せたことを特徴とする請求項2に記載の座標入力装置。
  4. 【請求項4】 電子機器により発生された周期的なノイ
    ズの影響を受けており、平面上で指示された座標を繰り
    返し検出する座標入力装置において、 電子機器を動作させるための同期信号を入力し、この同
    期信号に基づいて、座標を検出する検出期間を示す検出
    期間信号、及び該検出期間のうちの電子機器のノイズの
    影響を少なくとも受ける時間帯に電子機器の動作を停止
    させる動作停止信号を形成する制御手段を備えることを
    特徴とする座標入力装置。
  5. 【請求項5】 電子機器により発生された周期的なノイ
    ズの影響を受けており、平面上で指示された座標を繰り
    返し検出する座標入力装置において、 座標の検出を高速で繰り返す高速検出モード、及び座標
    の検出を低速で繰り返す低速動作モードのうちのいずれ
    かを選択的に設定し、座標を検出する検出期間のうちの
    電子機器のノイズの影響を少なくとも受ける時間帯に電
    子機器の動作を停止させ、高速検出モードのときには、
    電子機器の出力を低速動作モードのときを基準にして補
    正する制御手段を備えることを特徴とする座標入力装
    置。
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