JPH11353117A - 座標入力装置 - Google Patents
座標入力装置Info
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- JPH11353117A JPH11353117A JP15975898A JP15975898A JPH11353117A JP H11353117 A JPH11353117 A JP H11353117A JP 15975898 A JP15975898 A JP 15975898A JP 15975898 A JP15975898 A JP 15975898A JP H11353117 A JPH11353117 A JP H11353117A
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Abstract
く、座標検出可能期間を最適に自動設定することができ
ると共に、ノイズの影響を受けることなく指示座標を正
確かつ高速に検出することができる座標入力装置を提供
する。 【解決手段】 座標入力装置を、表示領域が複数本の表
示ラインで構成され、各表示ラインが複数の画素で構成
されている表示装置2と、この表示装置2上で指示され
た座標をアナログで検出する座標検出手段3と、表示装
置2における1ライン表示期間中の所定期間、表示制御
信号DCをマスクすると共に、マスク状態に対応した座
標検出可能状態を示す制御信号SCを発生する表示制御
回路1と、この表示制御回路1に設けられ、制御信号S
Cを発生するタイミングを設定するタイミング設定部8
と、制御信号SCに基づいてA/D変換器14を起動
し、座標検出手段3により検出されたアナログ座標信号
TAをデジタルに変換してデジタル座標信号CDを出力
するA/D変換部3とを有する構成とする。
Description
用いられる入力装置に関し、より詳しくは表示装置にお
ける指示座標を検出するための座標入力装置に関する。
では、表示中に水平同期信号を定期間隔(以下、この期
間を水平期間という。)で出力しており、この水平期間
のうち、表示回路によって規定されている水平走査期間
内で、表示データの供給を行っている。
データやクロック信号等の表示制御信号が絶えず変化し
ているため、表示回路内で誘導電位等のノイズが発生す
る。このため、表示装置の座標入力装置がノイズの影響
を受けて指示座標を誤って検出するといった問題が生じ
ていた。
特開平9−190283号公報に開示されている(以
下、従来例1という。)。図3に示すように、この従来
例1の座標入力装置31では、座標入力のタイミングを
制御するタイミング回路20が、インバータ21、分周
回路22、水平同期回路23、期間検出回路24、表示
データ供給回路25及びAND回路26で構成されてい
る。分周回路22は、インバータ21により反転された
信号XCXの周波数を分周して分周信号である複数の基
準信号を作成し、水平同期回路23及び期間検出回路2
4に供給する。また、分周回路22から出力された信号
は、VRAMにおける表示データを格納するアドレスを
指示する信号として用いられる。水平同期回路23は上
記基準信号を計数し、予め定める数毎に水平同期信号H
synを出力する。期間検出回路24は上記基準信号を
計数し、計数結果に基づいて1水平走査期間が終了し、
次の水平走査期間が始まるまでの間(以下、この期間を
座標検出可能期間という。)、ローレベルとなる検出信
号を出力する。この検出信号をCPU36が読み出すこ
とにより、座標検出可能期間を知ることができる。従っ
て、座標入力装置31がこの期間中に座標検出を行うこ
とにより、ノイズの影響を受けることなく指示座標を検
出することができる。
合には、A/Dコンバータが座標信号であるアナログデ
ータを取り込み終わるまで、座標検出可能期間を確保し
て置かなければならない。しかしながら、水平期間は表
示回路の制約により一定時間に規定されており、1水平
期間の間隔内に水平走査期間と座標検出可能期間とがあ
るため、1水平期間中の座標検出可能期間を増やすと、
その分水平走査期間が短くなる。その場合には、表示ク
ロックの周波数を高くする必要があり、ベースとなる周
波数を高くした結果、消費電力が増えてしまうという問
題が生じる。
く設定することが要求されるが、A/Dコンバータがア
ナログデータを取り込むのに要する時間はA/Dコンバ
ータの性能により規定されるため、ある一定時間よりも
短くすることはできない。
バータがアナログデータを取り込む時間とをできる限り
同じ時間にすると共に、A/D変換動作の開始タイミン
グを座標検出可能期間の開始時点に一致させる必要が生
じてくる。
ェアにて水平同期信号に同期した検出信号のポーリング
を行って、座標検出可能期間を検知するようにしてい
る。この場合には、検出信号からA/Dコンバータがア
ナログデータの取り込みを開始するまでの期間を、微妙
なソフトチューニングを行って調整する必要がある。
負担となり、設計期間が長期化して、コストアップ招く
ことになっていた。
するものであり、ソフトウェアによるポーリングを行う
ことなく、座標検出可能期間を最適に自動設定すること
ができると共に、ノイズの影響を受けることなく指示座
標を正確かつ高速に検出することができる座標入力装置
を提供することを目的とする。
は、表示領域が複数本の表示ラインで構成され、各表示
ラインが複数の画素で構成されている表示装置と、該表
示装置上で指示された座標をアナログで検出する座標検
出手段と、該表示装置における1ライン表示期間中の所
定期間、表示制御信号をマスクすると共に、マスク状態
に対応した座標検出可能状態を示す制御信号を発生する
表示制御回路と、該表示制御回路に設けられ、該制御信
号を発生するタイミングを設定するタイミング設定部
と、該制御信号に基づいてA/D変換器を起動し、該座
標検出手段により検出されたアナログ座標信号をデジタ
ルに変換してデジタル座標信号を出力するA/D変換部
とを有しており、そのことにより上記目的が達成され
る。
により、1ライン表示期間中に複数の制御信号を発生す
る構成とする。
領域が複数本の表示ラインで構成された表示装置におけ
る1ライン表示期間中の所定期間、表示制御信号をマス
クして、表示制御信号が変化することによって発生する
ノイズを押さえる。それと共に、表示制御回路が、ノイ
ズ特性に合わせたタイミング設定部の設定に基づいて、
マスク状態に対応した座標検出可能状態を示す制御信号
を発生して、ノイズを押さえている期間に対応した座標
検出可能期間をA/D変換部に知らせる。A/D変換部
は、この制御信号に従って座標検出手段により検出され
たアナログ座標信号をデジタルに変換してデジタル座標
信号を出力する。従って、ソフトウェアによるポーリン
グを行うことなく、座標検出可能期間が最適に自動設定
され、ノイズの影響を受けることなく指示座標を正確か
つ高速に検出することが可能となる。
ライン表示期間中に複数の制御信号を発生する構成とす
ると、1ライン表示期間中に複数回、指示座標を検出す
ることが可能となる。
面に基づいて具体的に説明する。
置の構成例を示す。この座標入力装置は、表示装置2に
おいて、表示領域が複数本の表示ラインで構成され、各
表示ラインが複数の画素で構成されている表示パネル6
と、この表示パネル6に重ねて配置され、表示パネル6
上における押圧等の指示に対応した座標をアナログで検
出する座標検出手段としてのタブレット5と、この表示
パネル6における1水平期間中の所定期間、表示制御信
号DCをマスクすると共に、マスク状態に対応した座標
検出可能状態を示す制御信号SCを発生する表示制御回
路1と、この表示制御回路1に設けられ、制御信号SC
を発生するタイミングを設定するタイミング設定部8
と、制御信号SCに基づいてA/D変換制御部14がA
/Dコンバータ13を起動し、タブレット5により検出
されたアナログ座標信号TAをデジタルに変換してデジ
タル座標信号CDを出力するA/D変換部3とによって
構成され、表示制御回路1及びA/D変換部3がシステ
ムバス7を介してCPU4に接続されている。
について更に詳しく説明する。
が、例えばデューティ駆動方式の液晶表示パネル6であ
るとすると、この表示パネル6には複数の電極が設けら
れており、図示しない電源回路から供給される所定の電
位が各電極に印加される。この電極は、表示パネル6の
画素数によって1行又は1列の画素数分と同じ本数を持
ち、それぞれ液晶ドライバ15,16の出力が割り当て
られている。これらの液晶ドライバ15,16は、表示
制御回路1から表示制御信号DCを受けとり、電極を介
して各画素にON,OFFの電圧を与え、これによって
画像が表示パネル6上で表示される。
期間中に変化するデータ転送クロック信号CLT、表示
データDD等からなる水平方向系表示信号と、1水平期
間が終了するたびに変化するラッチパルスLP、水平同
期信号Hsyn、及び液晶電圧交流化信号CV等によっ
て構成される垂直方向系表示信号とを総称する信号であ
る。
例えば押圧式のタブレットとしてペン又は指等により押
圧された箇所の座標をアナログ座標信号TAとして出力
する。このアナログ座標信号TAは、A/D変換部3の
A/Dコンバータ13に入力されデジタルに変換されデ
ジタル座標信号CDが検出される。尚、タブレット5に
おける座標の検出方法は、公知の技法として知られてい
るため、ここではその説明を省略する。
するため、通常、表示パネル6と一体型になっているこ
とが多い。従って、表示制御信号DCが変化すると、表
示パネル6の表示回路内の静的であった電圧、つまり液
晶ドライバ15,16の出力である各画素の電極電圧が
変化して、誘導電位等に起因するノイズが発生する。即
ち、表示パネル6とタブレット5が一体型となっている
場合には、表示パネル6の表示回路とタブレット5とが
距離的に近い配置となっているため、特にノイズの影響
を受けやすくなる。
成する表示系信号生成回路10と、A/D変換制御信号
SCを発生するタイミングを変更するためのタイミング
設定信号SRの設定値を記憶するレジスタ等からなるタ
イミング設定部8と、このタイミング設定部8により規
定されるタイミング設定信号SRと表示系信号生成回路
10内の水平カウンタ11の出力HCとが入力されA/
D変換制御信号SCを発生させる比較回路9とから構成
される。
間中、表示装置2により規定されるタイミングで表示制
御信号DCを出力する回路であり、1水平期間中に一定
の間隔でカウントされる水平カウンタ11と、1水平期
間が終了すると逐次カウントされる垂直カウンタ12と
を有し、システムバス7を介してCPU4に接続されて
おり、表示制御信号PDが入力される。また、タイミン
グ設定部8は、システムバス7を介してCPU4に接続
されており、CPU4からの指令信号STにより、設定
値SRが入力され記憶される。
する各部の動作について以下に説明する。
査期間と座標検出可能期間とがある。このため水平カウ
ンタ11は、表示パネル6の水平方向の画素数に相当す
る水平走査期間分と座標検出可能期間分とをカウントす
る。垂直カウンタ12は、表示パネル6の垂直方向の画
素数分をカウントする。
常のデューティ駆動による液晶表示パネルの場合には1
フレーム周波数は70Hz程度に設定される。この1フ
レーム周波数とは、表示パネル6のすべての画素を走査
する周波数をいい、1画面描画時間の逆数で表される。
従って、この場合は、垂直カウンタ12がカウントアッ
プされ元の値に戻るまでの時間は1/70(秒)にな
る。
作は、具体的には、まず水平カウンタ11の出力HCが
所定のカウント値(例えば0)になったら、表示制御回
路1が水平同期信号Hsynを出力し、その後水平走査
期間中に水平方向系表示信号であるデータ転送クロック
CLT及び表示クロックCLDを出力する。次に、水平
カウンタ11の出力HCが水平走査期間の終了を示すカ
ウント値になったら、座標検出可能期間に入り、この期
間中は表示制御信号DCを例えばローレベルに固定しマ
スク状態とする。次に、座標検出可能期間が終了した
ら、即ち1水平期間が終了したら垂直カウンタ12をカ
ウントアップさせ、水平カウンタ11のカウント値を元
に戻し、垂直方向系表示信号である水平同期信号Hsy
n、ラッチパルスLP、液晶交流化信号CVを出力す
る。上記の水平表示動作を垂直カウンタ12のカウント
数分繰り返すことにより、1画面の表示を行う。
号生成回路10の水平カウンタ11の出力HCを参照す
ることにより、水平走査期間及び座標検出可能期間の開
始タイミングを検知することができる。これにより、座
標検出可能期間の開始タイミングを知らせるA/D変換
制御信号SCの制御をすることが可能になる。
換制御信号SCを発生するタイミングを変更するための
タイミング設定信号SRの設定値を、CPU4からの指
令信号STによりシステムバス7を介して変更できるよ
うにする。これは、表示制御信号系以外に起因するノイ
ズが有った場合に、そのタイミングをずらしてアナログ
座標信号TAのA/D変換を行うことができるようにす
るためである。
た座標検出可能期間の開始タイミングとなる水平カウン
タ11のカウント設定値SRと、水平カウンタ11の実
際のカウント値HCとを比較回路9を用いて比較する構
成とし、表示動作中に水平カウンタ11がカウントアッ
プされ、そのカウント値HCが設定値SRと同じになっ
た場合に、比較回路9からA/D変換制御信号SCにパ
ルスを出力するようにする。このA/D変換制御信号S
Cは、A/D変換開始のトリガを選択するレジスタ等か
らなるA/D変換制御部14に入力される。尚、CPU
4とA/D変換制御部14とをシステムバス7を介して
接続し、CPU4からのA/D変換制御信号SC2によ
っても、ソフトポーリングにより最適なタイミングを検
出して、A/D変換の制御をできるようにすることも可
能である。
ンバータ13を制御信号SC3により起動するのに、表
示制御回路1からのA/D変換制御信号SC、又はCP
U4からのA/D変換制御信号SC2によるかを選択で
きる。例えば、表示制御回路1から接続されているA/
D変換制御信号SCのトリガによってA/D変換を開始
するように設定を行うと、A/D変換制御信号SCが変
化するタイミングにて、自動的にA/D変換が行われ
る。他方、CPU4からのA/D変換制御信号SC2に
より、A/D変換を開始するように設定を行うと、ソフ
トポーリングにより最適なタイミングを検出して、A/
D変換を開始することになる。
制御部14を有するA/D変換部3は、A/Dコンバー
タ13がA/D変換を終了したことを知らせるためのA
/D変換終了信号CTをシステムバス7を介してCPU
4に出力すると共に、デジタル座標信号CDをシステム
バス7を介してCPU4に出力する構成になっている。
従って、タブレット5から出力されたアナログ座標信号
TAは、A/Dコンバータ13に入力され、アナログ信
号からデジタル信号に変換される。A/D変換が終了す
ると、A/D変換部3がA/D変換終了信号CTにより
CPU4にA/D変換が終了したことを知らせる。CP
U4は、A/D変換終了信号CTを受け取った後、A/
D変換したデジタル座標信号CDをシステムバス7を介
して読み出す。
装置における座標検出可能期間を規定する制御信号と、
表示制御信号及びノイズとの関係について説明する。
は、表示パネル6に印加する電圧の極性を所定時間ごと
に変化させるための信号であり、この実施形態1では、
1水平期間ごとに時間t1のタイミングで信号レベルが
切り替わる。その際、図2(4)に示すように、タブレ
ットのアナログ座標信号TAに大きな電源ノイズNS1
が発生する。
ynについても、その立ち上がりエッジが発生する時間
t2において、図2(4)に示すようにタブレットのア
ナログ座標信号TAに大きなノイズNS2が発生する。
これらのノイズNS1及びNS2は垂直方向系表示信号
に起因するものである。
Tは、水平走査期間の始まりである時間t3から座標検
出可能期間の始まりである時間t4まで出力される。こ
のときに発生するノイズNS3は水平方向系表示信号に
より起因するノイズであり、上記垂直方向系表示信号に
よるノイズNS1及びNS2に比べノイズレベルが小さ
い。
するA/D変換制御信号SCは、タイミング設定部8の
設定値SRと、水平カウンタ11のカウント値HCとが
一致した時間t5のタイミングで、A/D変換制御信号
SCにパルス信号が出力される。図2(5)に示すよう
に、例えば、このパルス信号の位置が設定値SRを−1
から+3に変更することにより順次シフトする。従っ
て、ノイズ特性に合わせてA/D変換制御信号SCにお
けるパルス信号の位置を適宜変えることができるので、
座標入力装置における最適な座標検出可能期間を設定す
ることができる。
御回路1が、水平期間中の一定の期間、表示制御信号D
Cをマスクして表示制御信号DCが変化することによっ
て発生するノイズを押さえる。それと共に、表示制御回
路1が、ノイズ特性に合わせたタイミング設定部8の設
定に基づいて、マスク状態に対応した座標検出可能状態
を示すA/D変換制御信号SCを発生して、ノイズを押
さえている期間に対応した座標検出可能期間をA/D変
換部3に知らせる。A/D変換部3は、このA/D変換
制御信号SCに従ってA/D変換制御部14がA/Dコ
ンバータ13を起動し、タブレット5により検出された
アナログ座標信号TAをデジタルに変換してデジタル座
標信号CDを出力する。
行うことなく、座標検出可能期間が最適に自動設定さ
れ、ノイズの影響を受けることなく指示座標を正確かつ
高速に検出することが可能となる。
て説明するが、実施形態2の基本構成は、図1に示した
上記実施形態1と同じ構成であるため、ここでは相違す
る部分についてのみ説明する。上記実施形態1の説明で
既に述べたように、表示制御信号DCは、データ転送ク
ロックCLD、表示データDD等の水平方向系表示信号
と、ラッチパルスLP、水平同期信号Hsyn、液晶交
流化信号CV等の垂直方向系表示信号に分けられる。こ
の垂直方向系表示信号は、液晶に供給する電圧を交流化
させ液晶の劣化を防ぐための信号であること等により、
これらの信号が変化する際には、特に大きなノイズが発
生する。
るノイズは、検出信号をグラウンドラインでシールドす
る等のハードウェア上でのノイズ対策を行うことによ
り、検出信号への影響がほとんど無視できるようにな
る。このため、上記した座標検出可能期間まで待たなく
ても、検出されたアナログ座標信号のA/Dコンバータ
によるA/D変換を開始させることができ、この場合に
は、ソフトウェアを変更するだけで1水平期間中に複数
回の座標検知を行うことが可能となる。
水平期間中に複数回のパルスを出力するA/D変換制御
信号SC’を出力するように、レジスタ等からなるタイ
ミング設定部8にタイミング設定信号SR’のカウント
設定値を設定する。この設定値SR’と水平カウンタ1
1のカウント値HCとを比較回路9を用いて比較を行
い、両者が一致したらA/D変換制御信号SC’にパル
スを出力する構成とする。これにより、時間t6、t7
のタイミングでA/D変換制御信号SC’に2つのパル
ス信号を出力することが可能となる。
と併せてタイミング設定部の設定変更を行うこの実施形
態2によれば、上記実施形態1では1水平期間中に1回
しか座標検知を行えなかったものが、複数回行えるよう
になる。
して液晶表示パネルと感圧型タブレットを用いる例を示
したが、本発明はこれに限るものではなく、表示装置と
してはEL(エレクトロルミネッセンス)表示装置や他
の方式の表示装置であってもよく、タブレットとしては
静電誘導型や電磁誘導型などの他の方式であってもよ
い。
ば、表示制御回路により、表示装置における1ライン表
示期間中の所定期間、表示制御信号をマスクして、表示
制御信号が変化することによって発生するノイズを押さ
えると共に、ノイズ特性に合わせたタイミング設定部の
設定に基づいて、マスク状態に対応した座標検出可能状
態を示す制御信号を発生して、ノイズを押さえている期
間に対応した座標検出可能期間をA/D変換部に知らせ
ることができる。従って、A/D変換部は、この制御信
号に従って座標検出可能期間が最適に自動設定されるの
で、ノイズの影響を受けることなく座標検出手段により
検出されたアナログ座標信号をデジタルに変換してデジ
タル座標信号を出力することができ、指示座標を正確か
つ高速に検出することができる。
るポーリングを行うことなく、自動的に最適なタイミン
グで座標検出可能期間を設定できるため、ポーリングに
かかる時間をなくすことができ、ソフトウェア処理によ
る待ち時間もなくすことができる。また、微妙なソフト
チューニングをする必要もなくなるため、ソフトウェア
開発にかかる期間を短縮できると共にコストも削減する
ことができる。
必要もないので、消費電力の増加を抑えることもでき
る。
併せて、タイミング設定部の設定により、1ライン表示
期間中に複数の制御信号を発生する構成とすると、1ラ
イン表示期間中に複数回、指示座標を検出することが可
能となるので、座標入力装置における座標検出にかかる
時間を短縮することができ、情報処理機器等を用いた作
業をより早くスムーズに処理することができるようにな
る。
図である。
間を規定する制御信号と、表示制御信号及びノイズとの
関係を示すタイミングチャートである。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 表示領域が複数本の表示ラインで構成さ
れ、各表示ラインが複数の画素で構成されている表示装
置と、 該表示装置上で指示された座標をアナログで検出する座
標検出手段と、 該表示装置における1ライン表示期間中の所定期間、表
示制御信号をマスクすると共に、マスク状態に対応した
座標検出可能状態を示す制御信号を発生する表示制御回
路と、 該表示制御回路に設けられ、該制御信号を発生するタイ
ミングを設定するタイミング設定部と、 該制御信号に基づいてA/D変換器を起動し、該座標検
出手段により検出されたアナログ座標信号をデジタルに
変換してデジタル座標信号を出力するA/D変換部とを
有する座標入力装置。 - 【請求項2】 前記タイミング設定部の設定により、1
ライン表示期間中に複数の制御信号を発生する構成とし
た請求項1記載の座標入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15975898A JP3552085B2 (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 座標入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15975898A JP3552085B2 (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 座標入力装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11353117A true JPH11353117A (ja) | 1999-12-24 |
JP3552085B2 JP3552085B2 (ja) | 2004-08-11 |
Family
ID=15700629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15975898A Expired - Fee Related JP3552085B2 (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 座標入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3552085B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011508927A (ja) * | 2008-01-03 | 2011-03-17 | エポス ディベロップメント リミテッド | 超音波デジタイザおよびホスト |
JP2012221423A (ja) * | 2011-04-13 | 2012-11-12 | Japan Display West Co Ltd | タッチ検出機能付き表示パネルおよびその駆動方法、駆動回路、ならびに電子機器 |
JP2015122125A (ja) * | 2015-04-01 | 2015-07-02 | 株式会社ジャパンディスプレイ | タッチ検出機能付き表示パネルおよびその駆動方法、駆動回路、ならびに電子機器 |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
DE102009046177A1 (de) | 2008-10-30 | 2010-06-10 | Samsung Electronics Co., Ltd., Suwon | Berührungsdatengenerator |
-
1998
- 1998-06-08 JP JP15975898A patent/JP3552085B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2015122125A (ja) * | 2015-04-01 | 2015-07-02 | 株式会社ジャパンディスプレイ | タッチ検出機能付き表示パネルおよびその駆動方法、駆動回路、ならびに電子機器 |
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---|---|
JP3552085B2 (ja) | 2004-08-11 |
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