JP2009121169A - 折戸用ヒンジ - Google Patents

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Akiichi Iwasaka
昭市 岩坂
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Abstract

【課題】一対のヒンジ部材を支点軸で開閉自在に連結した折戸用ヒンジについて、ヒンジ部材を展開した際の、支点軸の外周にはめ込まれたカム軸の係合面と、片方のヒンジ部材上にスライド可能に支持されてカム軸に向けて付勢されたラッチ部材との係合により発生する衝突音を軽減する。
【解決手段】ヒンジ部材H上にダンパ31を固定し、カム軸19にスライド溝30を設けてプッシャ37を差し込む。プッシャ37は、一対のヒンジ部材H、Hを展開する回動によりヒンジ部材Hの底板12に押されてスライドする。ラッチ部材22がカム軸19の偏心カム面26を乗り越えて係合面27に至る手前から、プッシャ37がピストンロッド33をシリンダ32側に押し込んでダンパ31が効きはじめる。これによりヒンジ部材H、Hの展開の速度が減速されて、ラッチ部材22はゆっくりと係合面27に係合するので、係合時の耳障りな衝突音が軽減される。
【選択図】図7

Description

この発明は、隣接する扉パネルを開閉自在に連結する折戸用のヒンジに関する。
浴室と脱衣室や居間と台所のように、隣接する室間を仕切る折戸においては、隣接する扉パネルをヒンジによって開閉自在に連結している。
このような折戸に用いられるヒンジとして、特許文献1のように、扉パネルの小口面に外周の一部が開口する凹部にはめ込まれる一対のヒンジ部材と、この一対のヒンジ部材を開閉自在に連結する支点軸と、この支点軸にはめ込まれた一方ヒンジに対して回り止めされた筒状カム軸と、他方ヒンジ部材上にスライド可能に支持されかつ弾性部材により前記カム軸へ向けて付勢されてその先端部がカム軸外周に当接するラッチ部材とからなるものが知られている。
ここで、従来の折戸用ヒンジでは、扉パネルの閉鎖状態(ヒンジ部材の展開状態)を保持するための工夫がなされている。
たとえばカム軸の外周に、一対のヒンジ部材を展開する回動により前記ラッチ部材の先端部が当接する偏心カム面と、一対のヒンジ部材が展開状態で前記ラッチ部材の先端部が係合して展開状態を保持する前記偏心カム面から連続する係合面を形成したものがある。
このような折戸用ヒンジは、ラッチ部材の先端部が偏心カム面を乗り越えて係合面と係合することにより、扉パネルの閉鎖状態を保持できるようになっているが、この係合時には、ラッチ部材が係合面側に急激に移動して衝突するため、大きな衝突音が生じて耳障りであった。
特開平10−88893号公報
そこでこの発明は、折戸用ヒンジについて、そのカム軸の係合面とラッチ部材の係合時に発生する衝突音を軽減することを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明の折戸用ヒンジを、折り戸用扉パネルの小口面に外周の一部が開口する凹部にはめ込まれる一対のヒンジ部材と、この一対のヒンジ部材を開閉自在に連結する支点軸と、この支点軸の外周にはめ込まれて一方ヒンジ部材に対して回り止めされる筒状カム軸と、他方ヒンジ部材上にスライド可能に支持され弾性部材により前記カム軸へ向けて付勢されて先端部がカム軸外周に当接するラッチ部材と、前記一方ヒンジ部材上に固定されピストンロッドのシリンダ側への押し込みにより緩衝作用を発揮しこのピストンロッドが前記カム軸と対向するダンパと、前記カム軸に形成されたスライド溝に差し込まれて一対のヒンジ部材を展開する回動により他方ヒンジ部材に押されてスライドし前記ダンパのピストンロッドをシリンダ側に押し込むプッシャとを備え、前記カム軸の表面外周に、一対のヒンジ部材を展開する回動によりラッチ部材を後退動させる偏心カム面と、この偏心カム面に連続し、一対のヒンジ部材が展開した状態で前記ラッチ部材の先端部が係合して展開状態を保持する係合面とを形成し、前記一対のヒンジ部材を展開する回動によりラッチ部材の先端部が偏心カム面を乗り越えて係合面に至る手前から、前記プッシャによる前記ピストンロッドのシリンダ側への押し込みが開始するようにしたのである。
ラッチ部材の先端部が偏心カム面を乗り越えて係合面に係合するよりも前から、ダンパが効きはじめ、このダンパの緩衝作用でヒンジ部材の展開の速度が減速される。
そして、ラッチ部材が偏心カム面をゆっくりと乗り越えて係合面に係合するため、ラッチ部材と係合面との衝突音を軽減することができる。
ここで、折戸用ヒンジとは別に、隣接する扉パネルにそれぞれダンパとダンパ受けを設けることでも衝突音を軽減することできるが、折戸用ヒンジをはめ込む凹部とは別にダンパの取り付け溝を加工形成する必要があるため手間がかかる。
また、ダンパと折戸用ヒンジとが離れた位置に取り付けられていると、ダンパが効きはじめる位置をラッチ部材の先端部が係合面に係合する前とする調整作業が難しい。
さらに、折戸用ヒンジと別の位置にダンパが取り付けられていると、見た目が煩雑で折戸の体裁が悪い。
本願発明のように、折戸用ヒンジにダンパを組み込むことで、このようなダンパ用の溝加工の手間が省略され、ダンパの効きはじめの位置の調整も容易となり、体裁もよい。
さらに、ラッチ部材の上面に、一対のヒンジ部材を重ね合わせた状態で前記ダンパがはまり込むダンパ収容部を設けると、ダンパの寸法が比較的大きな場合でも、ダンパとラッチ部材とが干渉することなく、ヒンジ部材同士をきっちりと重ね合わせることができる。
折戸用ヒンジにダンパを組み込んで、その緩衝作用によりヒンジ部材の展開速度を減速させ、ラッチ部材の先端部が偏心カム面をゆっくりと乗り越えるようにしたので、ラッチ部材が係合面に係合する際に発生する衝突音を軽減することが可能となる。
以下、この発明の実施の形態を図1から図10に基づいて説明する。
図1は、この発明に係る折戸用ヒンジAと、この折戸用ヒンジAによって開閉自在に連結される2枚の扉パネルP、Pを示し、2枚の扉パネルP、Pの一側面1には、対向する小口面2において外周の一部が開口する円形の凹部3がそれぞれ形成されている。
折戸用ヒンジAは、厚さ2mm程度の金属板のプレス成形品からなる一対のヒンジ部材H、Hと、そのヒンジ部材H、Hを開閉自在に連結する支点軸10とを備える。
一対のヒンジ部材H、Hは、嵌合部11を有しており、この嵌合部11は図2および図3のように、略円形の底板12の外周に円筒状の周壁13を設けた構成とされ、図1に示す扉パネルP、Pの凹部3に対してはめ込み可能となっている。
図1のように、周壁13の凹部3の開口と対向する位置には、切欠部14が形成されている。
また、周壁13の上縁には両側方向に張り出す取り付け片15が形成され、各取り付け片15にはねじ挿入孔16が設けられて、各ヒンジ部材H、Hはねじ止め可能となっている。
図2のように、一方のヒンジ部材Hの切欠部14の外縁には、支点軸10を中心に回転可能な対向一対の突片状の軸受18が形成されている。
同様に、他方のヒンジ部材Hにおける切欠部14の外縁には上記一対の軸受18間を挟むように配置されて支点軸10の両端部を支持する対向一対の突片状の軸受17が設けられている。
これら一対のヒンジ部材H、Hは、支点軸10を中心として開閉自在となっており、扉パネルP、Pからなる折戸が開放された状態で重なり合い、折戸が閉塞された状態で展開するようになっている。
なお、軸受17、18として、ここでは突片からなるものを示したが、これに限定されるものではなく、たとえば円筒状の筒部からなるものであってもよい。
支点軸10の長さ方向の中央部外周には、筒状のカム軸19が回転自在にはめ込まれている。
図5のように、このカム軸19は、一方ヒンジ部材Hの底板12と対向する面に並列する係合片20を有し、この係合片20が一方ヒンジ部材Hの底板12に形成された係合孔に係合している。
したがって、カム軸19は一方ヒンジ部材Hに対して回り止めされ、この一方ヒンジ部材Hと一体に回転するようになっている。
図6のように、他方ヒンジ部材Hには、両側の取り付け片15から内方に延長されるガイド片21が形成され、このガイド片21の先端部が挿入されるガイド溝23を両側に有するラッチ部材22が、カム軸19に向けてスライド自在に支持されている。
このラッチ部材22の幅方向の両側には、その後端面から内部にかけて通じるばね装填孔22aが設けられており、並列するばね装填孔22a間のラッチ部材の上面は、半円柱形に窪んでダンパ収容部22bとなっている。
また、図4および図5のように、他方ヒンジ部材Hにおける底板12には、上記ラッチ部材22の後端面のばね装填孔22aの開口に対向して、切り起こしの支持片24が並列して形成されている。
各支持片24とばね装填孔22aとの間にはばね25が組み込まれることにより、ラッチ部材22はカム軸19に向けて付勢され、その丸みを有する先端部がカム軸19の外周面に押し付けられている。
図4および図5のように、カム軸19の外周には、一対のヒンジ部材H、Hを互いに重なり合う状態から展開する状態への回動によってラッチ部材22を後退動させる偏心カム面26(すなわち、偏心カム面26の外径は、ヒンジ部材H、Hが展開する側に向けて次第に大きくなっている)と、展開状態でラッチ部材22の先端部に係合して一対のヒンジ部材H、Hを展開状態に保持する窪み状の係合面27とが連続して形成されている。
さらに、カム軸19の外周には、偏心カム面26の小径端(係合面27と連続する側と逆側)に、ラッチ部材22の先端部に対する当接によって一対のヒンジ部材H、Hが急激に重なり合うのを防止する制動面28が連続し、さらに制動面28の外径端(偏心カム面26と連続する側と逆側)に、この外径端を頂とする傾斜カム面29が連続して形成されている。
また、図2および図4のように、一方ヒンジ部材Hの底板12上には、ダンパ31が配置されており、ダンパホルダ31aが被せられて底板12にねじ止め固定されている。
なお、ダンパ31の底板への固定の方法は、この例に限定されず、ダンパ31の外周に取り付け片を一体的に設けて、この取り付け片を底板12にねじ止めや溶接等することによってもよい。
図10のように、このダンパ31は、円筒形のシリンダ32と、このシリンダ32に挿し込まれたピストンロッド33とを有する。
シリンダ32は、それぞれ有底のアウタチューブ34とインナチューブ35の二重管構造となっており、ピストンロッド33はインナチューブ35の開口から内部に挿し込まれてインナチューブ35に沿ってストローク可能に保持されている。
また、インナチューブ35内はオイル室となってオイルが充填されており、インナチューブ35外周には、オイルの流通を許容する多数のオリフィス35aが形成されている。
アウタチューブ34の開口は、ピストンロッド33の挿通部分を除いて閉塞されている。
ピストンロッド33のシリンダ32内の端部にはピストン33aが設けられており、このピストン33aとインナチューブ35の底の間にはばね36が装填され、このばね36によってピストンロッド33はシリンダ32から押し出される向きに付勢されている。
また、ピストンロッド33のシリンダ32外の端部にはキャップ33bが設けられており、ダンパ31が一方ヒンジ部材Hへ固定された状態で、このキャップ33bはカム軸19と対向している。
いま、キャップ33bに矢印で示す圧力がかかり、ピストンロッド33がシリンダ32内に押し込まれると、インナチューブ35のオイル室に充填されたオイルの一部は、ピストン33aに押されることで、矢印で示すようにオリフィス35aを通じてインナチューブ35とアウタチューブ34との隙間へと流れ出る。
この際に、オイルの抵抗によりピストンロッド33のストロークの向きと逆向きに抗力が作用するため、衝撃が吸収緩和されてピストンロッド33はゆっくりと押し込まれる。
一方、キャップ33bへの圧力がなくなると、ばね36の付勢によってピストンロッド33はシリンダ外に向けて押し出されて元の位置に復帰する。
ここで、ダンパ31の種類は特にこの例に限定されず、市販されている通常の小型のダンパを用いることができる。
さらに、図4のように、上記したカム軸19の並列する係合片20の間にはスライド溝30が形成され、このスライド溝30にはプッシャ37がスライド可能に差し込まれている。
プッシャ37のダンパ側の一端は厚肉の押圧部38となっており、これによってプッシャはカム軸19のスライド溝30に差し込まれた状態で抜け止めされている。
さらにプッシャ37の他端は厚肉の受け部39となっており、一対のヒンジ部材H、Hを展開させる向きに回動させると、他方ヒンジ部材Hの底板12がこの受け部39を押すことで、プッシャ37はスライドして、その押圧部38がキャップ33bを押圧してピストンロッド33をシリンダ32側に押し込むようになっている。
なお、一対のヒンジ部材H、Hの展開時に他方ヒンジ部材Hがプッシャ37を押す構造は、この例に限られず、たとえば他方ヒンジ部材Hにプッシャ37を押圧する部材を別途設けてもよい。
また、プッシャ37とキャップ33bとを一体に形成してもよい。
実施の形態で示す折戸用ヒンジAは上記の構造からなり、折戸の形成に際しては、2枚の扉パネルP、Pに形成された凹部3のそれぞれにヒンジ部材H、Hの嵌合部11を嵌合し、各扉パネルP、Pの側面1に重なる各ヒンジ部材H、Hの取り付け片15をその側面1にねじ止めする。
2枚の扉パネルP、Pを閉鎖する方向(一対のヒンジ部材が展開する方向)に向けて相対的に回動すると、図7のように、ラッチ部材22がカム軸19の偏心カム面26に沿って大径側に向けて移動する。
2枚の扉パネルP、Pが閉鎖するにつれて一対のヒンジ部材H、Hの相対的な回転による回転抵抗が増大するため、2枚の扉パネルP、Pが急激に閉鎖状態へと向かうことが防止されている。
2枚の扉パネルP、Pが閉鎖状態になると、図7(a)および図7(b)のように、ラッチ部材22は偏心カム面26を乗り越えて係合面27に係合し、その係合によって2枚の扉パネルP、Pは閉鎖状態に保持される。
ここで、図7(b)のように、ラッチ部材22が偏心カム面26を乗り越える少し手前において、他方ヒンジ部材Hの底板12に押されてプッシャ37のスライドが開始し、ピストンロッド33をシリンダ32側へと押し込みが開始するように調整されている。
このようにプッシャ37がピストンロッド33を押してダンパ31の緩衝作用が発揮されると、ヒンジ部材H、Hの展開速度は一定以下に減速されることとなる。
そのため、ラッチ部材22の先端部が偏心カム面26を乗り越える際のヒンジ部材H、Hの展開動作は非常にゆっくりと行われ、これにともなって先端部の係合面27への係合も緩やかにおこなわれるため、係合時の耳障りな衝突音が軽減される。
ここでダンパ31の効きはじめの位置が、ラッチ部材22の先端部が偏心カム面26を乗り越えるよりもはるかに手前であると、ヒンジ部材H、Hの展開速度が遅くなる時間が長すぎ、折戸を速やかに閉鎖できなくなる。
そのため、偏心カム面26を乗り越える直前からダンパ31が効きはじめるようにし、ダンパ31が効いている時間はなるべく短くするのが望ましい。
2枚の扉パネルP、Pを相対的に回転して、2枚の扉パネルP、Pが対向する開放状態にすると、図8のように一対のヒンジ部材H、Hが互いに重なり合う。
一方、2枚の扉パネルP、Pの相対的な回動によって折戸を開放状態するとき、まず図8(a)のように、ラッチ部材22はカム軸19の偏心カム面26に沿って小径側に向けて回動し、つぎに図8(b)のように、その2枚の扉パネルP、Pが開放状態になる少し手前の状態で、ラッチ部材22の先端部が制動面28に当接する。
このため、2枚の扉パネルP、Pは、ゆっくりと開放状態へと向かう。
また、制動面28にラッチ部材22の先端部が当接する状態から、さらに2枚の扉パネルP、Pを開放位置まで相対的に回動させると、図8(c)のように、ラッチ部材22が制動面28で押されて後退し、そのラッチ部材22の先端部が制動面28の外径端を越えて傾斜カム面29に対向すると、ばね25の押圧によりラッチ部材22は傾斜カム面29に沿って低所側へと移動する。
このため、2枚の扉パネルP、Pに互いに重なる方向(開放方向)への回転力が負荷されることになり、その回転力の負荷によって2枚の扉パネルP、Pは速やかに開放状態になる。
このとき、図9のように、一方ヒンジ部材Hの底板12に固定されたダンパ31の上半部は、一方ヒンジ部材H上のラッチ部材22に設けられたダンパ収容部22bにはまり込む。
そのため、ダンパ31とラッチ部材22とがつかえることがなく、ヒンジ部材H、H同士はほぼ完全に重なり合い、折戸をほぼ完全に閉鎖することができる。
なお、ダンパ収容部22bの形状はこの例に限られず、ヒンジ部材H、Hを重ね合わせた際にダンパ31が収まればよい。
またこのとき、ダンパ31はプッシャ37の押圧から開放され、ピストンロッド33はばねに押されてシリンダ32から押出される向きにストロークする。
したがってプッシャ37はキャップ33bに押されてスライドし、扉パネルP、Pの開く以前の位置に復帰する。
そのため、次回の扉パネルP、Pの閉鎖時にも、同じ位置からダンパ31が効きはじめることになる。
ヒンジと扉パネルの分解斜視図 ヒンジの正面図 ヒンジの側面図 図2のI−I線に沿った断面図 図2のII−II線に沿った断面図 図2のIII−III線に沿った断面図 ヒンジの展開状態への回動を示す断面図 ヒンジの重ね合わせ状態への回動を示す断面図 図8のIV−IV線に沿った断面図 ダンパの縦断面図
符号の説明
A 折戸用ヒンジ
扉パネル
扉パネル
1 扉パネルの側面
2 小口面
3 凹部
ヒンジ部材
ヒンジ部材
10 支点軸
11 嵌合部
12 底板
13 周壁
14 切欠部
15 取り付け片
16 ねじ挿入孔
17 軸受
18 軸受
19 カム軸
20 係合片
21 ガイド片
22 ラッチ部材
22a ばね装填孔
22b ダンパ収容部
23 ガイド溝
24 支持片
25 ばね
26 偏心カム面
27 係合面
28 制動面
29 傾斜カム面
30 スライド溝
31 ダンパ
31a ダンパホルダ
32 シリンダ
33 ピストンロッド
33a ピストン
33b キャップ
34 アウタチューブ
35 インナチューブ
35a オリフィス
36 ばね
37 プッシャ
38 押圧部
39 受け部

Claims (2)

  1. 折り戸用扉パネルP、Pの小口面2に外周の一部が開口する凹部3にはめ込まれる一対のヒンジ部材H、Hと、
    この一対のヒンジ部材H、Hを開閉自在に連結する支点軸10と、
    この支点軸10の外周にはめ込まれて、一方ヒンジ部材Hに対して回り止めされる筒状カム軸19と、
    他方ヒンジ部材H上にスライド可能に支持され、かつ弾性部材25により前記カム軸19へ向けて付勢され、その先端部がカム軸19外周に当接するラッチ部材22と、
    前記一方ヒンジ部材H上に固定され、ピストンロッド33のシリンダ32側への押し込みにより緩衝作用を発揮し、このピストンロッド33が前記カム軸19と対向するダンパ31と、
    前記カム軸19に形成されたスライド溝30に差し込まれて、一対のヒンジ部材H、Hを展開する回動により他方ヒンジ部材Hに押されてスライドし、前記ダンパ31のピストンロッド33をシリンダ32側に押し込むプッシャ37とを備え、
    前記カム軸19の外周に、一対のヒンジ部材H、Hを展開する回動によりラッチ部材22を後退動させる偏心カム面26と、この偏心カム面26に連続し、一対のヒンジ部材H、Hが展開した状態で前記ラッチ部材22の先端部が係合して展開状態を保持する係合面27とを形成し、
    前記一対のヒンジ部材H、Hを展開する回動により、ラッチ部材22の先端部が偏心カム面26を乗り越えて係合面27に至る手前から、前記プッシャ37による前記ピストンロッド33のシリンダ32側への押し込みが開始するようにした折戸用ヒンジ。
  2. 前記ラッチ部材22の上面に、一対のヒンジ部材H、Hを重ね合わせた状態で前記ダンパ31がはまり込むダンパ収容部22bを設けた請求項1に記載の折戸用ヒンジ。
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