JP2009120509A - アリルイソチオシアネート揮発性製剤 - Google Patents

アリルイソチオシアネート揮発性製剤 Download PDF

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Abstract

【課題】アリルイソチオシアネートを封入した可割性の容器を、アリルイソチオシアネート透過性である可撓性の樹脂製容器で密封した二重管構造のアリルイソチオシアネート揮発性製剤において、対衝撃耐久性を向上させ、意図せずに内部容器が破損して揮発が開始するのを防ぐ。
【解決手段】外部容器の内長Xと内部容器の外長Yとの比Y/Xを94%以上99.9%以下とし、外部容器の内径Pと内部容器の外径Qとの比Q/Pを75%以上99.9%以下とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、アリルイソチオシアネートを保持し、必要となる時に揮発させることが可能な製剤に関する。
アリルイソチオシアネートは、抗菌・殺菌作用を有し、必要に応じて大気中に揮散させることで、カビの発生を防いだりする効果が得られる。しかし、液体のアリルイソチオシアネートをそのまま滴下すると、一挙に揮散してしまい効果が持続せず、また、強い刺激臭を覚えるために、近くにいる人が不快に感じる場合がある。このため、例えば特許文献1に記載のように、ポリプロピレンのような徐々にアリルイソチオシアネートを透過させる包装体に包んで使用することが多い。
ただし、このような包装体からなる揮発性製剤は、そのままではアリルイソチオシアネートが揮発し続けてしまうので、保存の際にはアリルイソチオシアネートを透過しないバリア性包装材で全体を包んで密封しておく必要がある。しかし外側から密封しておくと、バリア性包装材の内部はアリルイソチオシアネートが飽和して、場合によっては結露してしまい、開封時に多量のアリルイソチオシアネートが放出されて使用中も刺激臭を感じてしまったり、結露したアリルイソチオシアネートが手に付着してしまうといった問題が生じる場合があった。
これに対して、結露防止剤をバリア性包装材の中に封入するという手段があるが、アリルイソチオシアネートの残存量がわかりにくくなるという問題点があり、また、特許文献2に記載の方法のように、アリルイソチオシアネートを多孔質担体に担持させて、残存量が少なくなったときに色調を変化させようとする場合には、結露防止剤を用いることで、アリルイソチオシアネートが少なくなったときに蒸気圧が抑制されてしまい、完全に揮発しないために色調が変化しないという問題点があった。
一方、揮発性製剤を必要に応じて揮散させる製剤としては、特許文献3に記載のような、芳香性薬剤を封入したガラスアンプルの外側を、ポリプロピレンなどの多孔性プラスチックの中空容器で覆った二重管構造の製剤がある。薬剤を揮散させる際には、外力を加えて内部のガラスアンプルを割ることで、薬剤が中空容器を徐々に透過して揮散されることになる。この薬剤をアリルイソチオシアネートとすると、揮散開始時の急激な揮散はなく、結露した液体の薬剤が手に触れるおそれもない。
特開2004−224382号公報 特開平11−70157号公報 特開昭58−134931号公報
しかしながら、特許文献3に記載の製剤は、中空構造の外側容器の中にあるガラスアンプルが振動し、意図しない衝撃によってガラスアンプルが外側容器に叩きつけられて割れてしまうことがあった。これに対して、外側容器とガラスアンプルとの間を水や有機溶剤、又は油脂などで満たしておくと、これらの液体が衝撃を緩和してガラスアンプルを割れにくくすることができる。しかし水を用いるとアリルイソチオシアネートと反応して揮散性薬剤の徐放材として全く役に立たなくなってしまい、有機溶剤や油脂を用いるとアリルイソチオシアネートが取り込まれて全量を揮散させることができず、効率が低下することとなってしまった。
そこでこの発明は、アリルイソチオシアネートを封入した可割性の円筒形容器を、アリルイソチオシアネート透過性である可撓性の円筒形樹脂製容器で密封した、二重管構造のアリルイソチオシアネート揮発性製剤において、対衝撃耐久性を向上させ、意図せずに内部容器が破損することを抑制することを目的とする。
この発明は、外部容器の内長Xと内部容器の外長Yとの比Y/Xを94%以上99.9%以下とし、外部容器の内径Pと内部容器の外径Qとの比Q/Pを75%以上99.9%以下とすることで、上記の課題を解決したのである。
内部容器と外部容器との大きさの比を上記の範囲とすると、外部容器と内部容器との間の隙間が小さくなるために、製剤が何らかの運動をして慣性によって内部容器が外部容器に衝突する際に、生じうる相対速度を抑えて、内部容器が破損する可能性を抑えることができる。
また、内部容器の容器壁の厚みβを0.05mm以上0.6mm以下とすることが好ましい。厚みが0.05mm未満であると、製剤が落下などによって衝撃振動を受けた場合、意図しない内部容器の破損が起こりやすくなる。一方で、0.6mmを超えると、一般的な消費者が折り曲げようとしても折り曲げることが困難になってしまう恐れがある。さらに、外部容器の容器壁の厚みαと、内部容器の容器壁の厚みβとの比α/βは3以上10以下であることが好ましい。この比α/βが3未満の場合、内部容器が破割した際に外部容器にピンホールが開いて、アリルイソチオシアネートが外部容器から漏れ出して手に付着したり、破割した内部容器が外部容器を突き破り、手を負傷するなどの危険性がある。一方で、比α/βが10を超える場合には、製剤が落下などによって衝撃振動を受けたりすることによって内部容器の破損が生じやすくなったり、逆に揮散させようとする際に外部容器を折り曲げることが困難になったりするおそれがあるため、現実的ではない。
上記外部容器に用いる樹脂を、ポリプロピレンなどの透明又は半透明の樹脂にすると、アリルイソチオシアネートが製剤内にどの程度残存しているのかを目視で確認することができる。ただし、ポリスチレンやアクリロニトリルブタジエンスチレンゴム(ABS)などは、アリルイソチオシアネートに溶けるため、使用することが出来ない。また、内部容器に充填させるアリルイソチオシアネートを予め着色剤で着色したり、外部容器と内部容器との間の空間に着色剤を封入したりすると、アリルイソチオシアネートの残存量を外部から視認しやすくすることができる。この着色剤に染料を用いると外部容器を染めてしまうおそれがあるが、顔料を用いるとそのようなおそれがなく、適確な残存量表示が可能となる。
この発明により、保存時には内部容器の破損が起こりにくく、必要時には容易に内部容器を破割してアリルイソチオシアネートの揮発を開始させることができる二重管構造のアリルイソチオシアネート揮発性製剤を得ることができる。
以下、この発明について詳細に説明する。この発明は、図1に示すように、内部にアリルイソチオシアネート13を含み密閉された円筒形で可割性のある内部容器12の外側に、可撓性がありアリルイソチオシアネート13を透過し得る樹脂製である円筒形の密閉された外部容器11を設けてあり、内部容器12が破割する前はアリルイソチオシアネート13の放出を内部容器12によって防ぎ、外部容器11の外から応力を加えることで、図2のように内部容器12を破割した後は外部容器11を透過してアリルイソチオシアネート13を放出することができる、アリルイソチオシアネート揮発性製剤である。その寸法について、図1を用いて説明する。
このアリルイソチオシアネート揮発性製剤は、外部容器11の内長Xと内部容器12の外長Yとの比Y/Xが94%以上99.9%以下である。外部容器11と内部容器12との間の隙間が大きすぎると、この発明にかかるアリルイソチオシアネート揮発性製剤が運動したときに、内部容器12が外部容器11の内壁に衝突する際に、強い勢いがつくことになる。比Y/Xが94%未満では、この勢いが強くなりすぎて、内部容器12が意図せずに破損する可能性が高くなってしまう。一方、内部容器12の外側を可撓性のある樹脂で完全に密閉する際に外部容器11を内部容器12と密着させていると、内部容器12が破損するおそれがあるため、比Y/Xを100%とすることはできず、99.9%以下であるのが現実的である。
上記のアリルイソチオシアネート揮発性製剤は、外部容器11の内径Pと内部容器12の外径Qとの比Q/Pが75%以上99.9%以下である。上記と同様に、外部容器11と内部容器12との間の隙間は小さいことが好ましい。内部容器12の径が小さすぎると、内部容器12は外部容器11の中で自由に動くことができるようになってしまい、勢いを付けて外部容器11の内壁に衝突して破損する可能性が高くなってしまう。ここで、比Q/Pが75%未満であると、この可能性が無視できないものとなる。一方で、外部容器11の内部に密閉した内部容器12を挿入させる製造工程上、100%とすることはできず、99.9%以下であるのが現実的である。
上記のアリルイソチオシアネート揮発性製剤は、外部容器11の内容積Sと、内部容器12の外体積Tとの比T/Sが70%以上90%以下であると好ましい。上記のY/X、Q/Pの条件を満たしていても、長さと径とが両方とも極端な値であると、上記の比を満たしていても、破損しやすくなってしまったり、密封しにくくなってしまったりする場合があるためである。
上記のアリルイソチオシアネート揮発性製剤の内部容器12の厚みβは、0.05mm以上であることが好ましい。0.05mm未満であると、薄すぎて耐衝撃性が不十分であり、外部容器11と内部容器12との大きさの比が上記の範囲であったとしても、流通時などの取り扱いによっては容易に破損する可能性が高くなりすぎてしまう。一方で厚みβは0.6mm以下であることが好ましい。この発明にかかるアリルイソチオシアネート揮発性製剤は、アリルイソチオシアネート13を揮発させようとする際には外部から応力を加えることで、可撓性のある外部容器11を変形させ、図2のように内部容器12を破割させる必要があるが、厚みが0.6mmを超えると、容易に破割させることができなくなってしまうためである。さらに、上記のアリルイソチオシアネート揮発性製剤は、外部容器11の容器壁の厚みαと、内部容器12の容器壁の厚みβとの比α/βは3以上であることが好ましい。この厚みの比α/βが3未満の場合、内部容器12が破割した際に外部容器11にピンホールが開いて、アリルイソチオシアネート13が外部容器11から漏れ出して手に付着したり、破割した内部容器12が外部容器11を突き破り、手を負傷するなどの危険性が生じるからである。一方で、比が10を超えることは現実的ではない。
上記のアリルイソチオシアネート揮発性製剤の外部容器11の厚みαは、0.3mm以上であることが好ましい。0.3mm未満であると、外部から圧力を加えた際に変形によってピンホールが生じたり、破割した内部容器12によって破れてしまうおそれがあるためである。一方で、3mm以下であると好ましい。3mmを超えると、ポリプロピレンなどのアリルイソチオシアネート透過性樹脂を用いても、アリルイソチオシアネートの透過量が不十分となり、アリルイソチオシアネート揮発性製剤としての効果が十分に発揮されなくなってしまう場合がある。また、3mmを超えると外部から応力を加えても内部容器12を破割することが困難となる場合がある。
上記アリルイソチオシアネート揮発性製剤の内部容器を構成する可割性のある素材としては、例えばガラスが挙げられる。
上記アリルイソチオシアネート揮発性製剤の外部容器11を構成する樹脂は、透明又は半透明の樹脂であると好ましい。ここで透明又は半透明であるとは、少なくとも外部容器11の内部にある液量が目視で確認できる程度には光が透過しうることをいう。このように、半透明又は透明で、かつアリルイソチオシアネート13を透過しうる樹脂としては、例えば、ポリプロピレンやポリエチレンなどが挙げられる。ただし、ポリスチレンやABSなどは、アリルイソチオシアネート13が直接接触した場合に溶けてしまうため、外部容器11に用いることはできない。
上記のアリルイソチオシアネート揮発性製剤には、着色剤を封入しておくと、アリルイソチオシアネート13の残存量が、透明又は半透明な外部容器11を通して目視で確認しやすくなり、より好ましい。この着色剤の添加する方法としては、内部容器12内に封入するアリルイソチオシアネート13を予め着色剤で着色しておく方法や、外部容器11と内部容器12との間の空間に着色剤を封入しておき、図2のように内部容器12が破割して内部容器12内のアリルイソチオシアネート13が外部容器11の内部に流出したときに、予め封入しておいた着色剤によってアリルイソチオシアネート13が着色されるようにする方法が挙げられる。
上記の着色剤としては顔料又は染料、酸化防止剤などが挙げられる。具体的には、顔料としては、シアニンブルー、ファーストレッド、ファーストイエロー、シアニングリーン、パーマネントレッドなどの有機顔料、酸化チタン、カーボン、紺青などの無機顔料などが挙げられる。染料としては、C.I.Solvent.Red23、C.I.Solvent.Red24、C.I.Solvent.Red26、C.I.Solvent.Yellow2、C.I.Solvent.Yellow7、C.I.Solvent.Yellow14、C.I.Solvent.Blue35、C.I.Solvent.Blue37、C.I.Solvent.Blue38などの油溶染料、C.I.Disp.Red54、C.I.Disp.Red60、C.I.Disp.Red73、C.I.Disp.Red92、C.I.Disp.Yellow51、C.I.Disp.Yello54、C.I.Disp.Yellow64、C.I.Disp.Yellow79、C.I.Disp.Blue56、C.I.Disp.Blue79、C.I.Disp.Blue81、C.I.Disp.Blue139などの分散染料、その他建築染料などが挙げられる。また、酸化防止剤としては、ビタミンEやローズマリーなど、アリルイソチオシアネートに溶解可能であり、着色性を有するものが挙げられる。
このうち、染料を用いると樹脂からなる外部容器11を染めてしまい、アリルイソチオシアネート13の残存量を表示しきれない場合があるが、顔料を用いるとそのようなことはなく、確実に残存量を示すことができるのでより好ましい。
また、上記の着色剤と併用して、アリルイソチオシアネート13と反応せず、かつアリルイソチオシアネート13の揮発への影響が無視できる範囲で、その他の成分を含有してもよい。その他の成分としては、例えば、ジブチルヒドロキシトルエン、ジブチルヒドロキシアニソールなどの酸化防止剤や、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェノン)ベンゾトリアゾールなどの光安定化剤などが挙げられる。
また、ロジン、ロジンエステル、シェラックなどの天然系樹脂や、水添テルペン系樹脂、ヤシ油などの脂肪酸グリセリドなどは、本来、結露防止剤として有効な役割を果たすが、上記アリルイソチオシアネート揮発性製剤においては、内部容器12を破割するまではアリルイソチオシアネート13が外部容器11を透過して外部に放出されないため、在庫保管中などの未使用時の包装形態のときにアリルイソチオシアネート13が結露する心配がないため添加する必要がない。むしろ、それらの結露防止剤をアリルイソチオシアネート13と混合してしまうと、アリルイソチオシアネート13の放出を抑制するため、アリルイソチオシアネート13が全量放出されないなどの問題も生じる。したがって、上記アリルイソチオシアネート揮発性製剤は、樹脂及び脂肪酸グリセリドを含まないものであることが好ましい。
この発明にかかるアリルイソチオシアネート揮発性製剤の製造方法は、例えば、一端が開いた円筒状の可割性の容器である内部容器12にアリルイソチオシアネート13を注入して、開口部を溶封することで密封し、この内部容器12を収容可能で一端が開いた外部容器11に挿入した上で、開口部を封入して密封するという方法が挙げられる。
この発明にかかるアリルイソチオシアネート揮発性製剤は、内部容器12が破割する前の保存時には、アリルイソチオシアネート13がガラスを透過できないためにアリルイソチオシアネート13の無駄な揮発が起こらず、刺激臭が生じるおそれもない。そして、アリルイソチオシアネート13を揮発させる必要が生じた際には、外部応力を加えて図2のように外部容器11を折り曲げ、内部容器12を破割することによって、アリルイソチオシアネート13を外部容器の内部に流出させ、アリルイソチオシアネート透過性である外部容器11から徐々にアリルイソチオシアネート13を放出させる徐放材として作用させることができる。
以下、実施例を挙げてこの発明をより詳細に説明する。
<放出量試験>
(実施例1)
全長64mm、外径5.1mm、厚み0.179mmのガラス製容器に、アリルイソチオシアネート(日本テルペン(株)製)0.7gを注入し、開口部を溶封して内部容器を作製した。その内部容器を全長75mm、内長65mm、外径7.5mm、内径5.9mm、厚み0.8mmのポリプロピレン製外部容器に挿入し、開口部を溶封することで、アリルイソチオシアネート揮発性製剤を得た。この得られたアリルイソチオシアネート揮発性製剤の内部容器を破割させることなく、30℃の環境で放置し、経時的に重量測定を行い、一日あたりの重量減少量をアリルイソチオシアネートの放出量とした。その結果を表1に示す。
Figure 2009120509
(実施例2)
実施例1で得られたアリルイソチオシアネート揮発性製剤の中央部を手で折り曲げ、内部容器を破割させ、アリルイソチオシアネートを外部容器の内部に流出させた後、30℃の環境で経時的に重量測定を行い、その減少量をアリルイソチオシアネートの放出量とした。その結果を表1に示す。また、アリルイソチオシアネートの残存量を目視にて観察し、インジケータとしての機能を評価したところ、容器中の液量の減少を目視で確認できた。さらに、経時的な重量変化の結果、102日目に全量のアリルイソチオシアネートが放出されきったことを確認した。
(実施例3)
実施例1において、内部容器の全長を109mmとし、外部容器の全長を120mmで内長を110mmとした以外は実施例1と同様の手順によりアリルイソチオシアネート揮発性製剤を作製した。このアリルイソチオシアネート揮発性製剤について、実施例2と同様の放出量測定と目視での観察を行った。放出量の測定結果を表1に示す。また、目視での観察では、実施例2と同様に残存量の減少を確認できた。
(実施例4)
実施例3において、内部容器の外径を10mm、厚みを0.4mmとし、外部容器を外径15mm、内径11.24mm、厚み1.88mmとした以外は実施例3と同様の手順によりアリルイソチオシアネート揮発性製剤を作製した。このアリルイソチオシアネート揮発性製剤について、実施例3と同様の放出量測定と目視での観察を行った。放出量の測定結果を表1に示す。また、目視での観察では、実施例2と同様に残存量の減少を確認できた。
(比較例1)
実施例1において、アリルイソチオシアネートをユーカリ油(小川香料(株)製)に変更した以外は、実施例1と同様の手順によりアリルイソチオシアネート揮発性製剤を得て、実施例2と同様の手順により、放出量の測定とインジケータ機能の評価を行ったところ、まったく重量の減少が見られず、目視でも残存量の減少が見られなかった。
<衝撃耐久試験>
(実施例5)
実施例3において、内部容器の全長を103.5mmとし(Y/X=94.1%)、注入するアリルイソチオシアネートを1.3gとした以外は同様の手順によりアリルイソチオシアネート揮発性製剤を得た。得られたアリルイソチオシアネート揮発性製剤を地面と平行、又は垂直にして、1.5mの高さからコンクリートの床面に落下させ、内部容器の破割の有無を目視にて確認する試験を、それぞれの落下方向ごとに10個ずつ行った。その結果を表1に示す。いずれの落下方向でも、内部容器が破割することはなかった。
(実施例6)
実施例5において、内部容器の全長を109.9mmとした(Y/X=99.9%)以外は、同様の手順によりアリルイソチオシアネート揮発性製剤を作製し、実施例5と同様の試験を行った。その結果を表1に示す。いずれの落下方法でも、内部容器が破割することはなかった。
(比較例2)
実施例5において、内部容器の全長を103mmに変更した(Y/X=93.6%)以外は、同様の手順によりアリルイソチオシアネート揮発性製剤を作製し、実施例5と同様の試験を行った。平行にした場合は1個、垂直に落とした場合は4個において、内部容器が破損してしまった。
<製造上の問題>
(比較例3)
実施例5において、内部容器の全長を110mmにした以外は実施例5と同様の手順によりアリルイソチオシアネート揮発性製剤を作製しようとしたが、外部容器の溶封時に内部容器が破割してしまい、目的のアリルイソチオシアネート揮発性製剤を得ることができなかった。
<折り曲げ試験>
(実施例7)
実施例3において、内部容器の厚みを0.26mmにした以外は実施例3と同様の手順によりアリルイソチオシアネート揮発性製剤を作製した。このアリルイソチオシアネート揮発性製剤の中央部の同一箇所を手で四回折り曲げ、内部容器を破割させた。折り曲げた箇所から、アリルイソチオシアネートの外部容器外への染み出しがあるか否かを確認した。試験体10個について同様の試験を行ったが、いずれの例においても染み出しは確認されなかった。
(実施例8)
実施例7において、内部容器の厚みを0.3mmにした以外は同様の手順によりアリルイソチオシアネート揮発性製剤を作製した。実施例7と同様の折り曲げ試験を行ったところ、6個の試験体において、外部容器外への染み出しが確認された。
<ピンホールの確認>
(実施例9)
内部容器の厚みを0.05mmとした以外は実施例1と同様の手順によりアリルイソチオシアネート揮発性製剤を作製した。得られたアリルイソチオシアネート揮発性製剤の内部容器の溶封部のピンホールの有無を確認するため、内部容器外にアリルイソチオシアネートがリークしているか否かを目視で観察したが、リークは見られなかった。
(実施例10)
実施例9において、内部容器の厚みを0.04mmとした以外は実施例9と同様の手順によりアリルイソチオシアネート揮発性製剤を作製した。実施例9と同様の観測を行ったところ、溶封部にピンホールが見られ、わずかながらアリルイソチオシアネートのリークが確認された。
<着色剤による着色>
(実施例11)
実施例1において、内部容器に封入するアリルイソチオシアネートとともに、予めシアニンブルー(大日精化(株)製:4927)0.7mgを用いてアリルイソチオシアネートを着色した以外は、実施例1と同様の手順によりアリルイソチオシアネート揮発性製剤を作製した。実施例2と同様の手順により中央部を手で折り曲げて、内部容器を破割して、時間経過に伴うアリルイソチオシアネートの残存量を目視で確認したところ、実施例2よりも明瞭に残存量を目視で確認することができた。
(実施例12)
実施例1において、外部容器の内側にシアニンブルー0.7mgを封入させた以外は実施例1と同様の手順によりアリルイソチオシアネート揮発性製剤を作製した。実施例2と同様の手順により中央部を手で折り曲げて、内部容器を破割して、アリルイソチオシアネートを外部容器内に流出させると、アリルイソチオシアネートが着色された。その後、時間経過に伴うアリルイソチオシアネートの残存量を目視で確認したところ、実施例2よりも明瞭に残存量を目視で確認することができた。
(実施例13)
実施例11において、シアニンブルーの代わりに、油溶染料Plast Blue 8516(有本化学工業(株)製)を用いた以外は実施例11と同様の手順により、アリルイソチオシアネート揮発性製剤を作製した。実施例11と同様の観察を行ったところ、実施例2よりも明瞭に残存量を目視で確認することができた。
(実施例14)
実施例11において、シアニンブルーの代わりに、ビタミンE(理研ビタミン(株)製:Eオイルスーパー60)を用いた以外は実施例11と同様の手順によりアリルイソチオシアネート揮発性製剤を作製した。実施例11と同様の観察を行ったところ、実施例2よりも明瞭に残存量を目視で確認することができた。
(実施例15)
実施例2において、アリルイソチオシアネートを0.3gに変更し、オクタン酸デカン酸トリグリセリド(日清製油(株)製:ODO)を0.4g注入した以外は実施例2と同様の手順によりアリルイソチオシアネート揮発性製剤を作製した。アリルイソチオシアネートの放出量を日数経過とともに測定したところ、表2のような結果となり、アリルイソチオシアネートの全量のうち1/3ほどを放出したところで、それ以上放出されなくなった。
Figure 2009120509
この発明にかかるアリルイソチオシアネート揮発性製剤の断面図 折り曲げて内部容器を破割した際の断面図
符号の説明
11 外部容器
12 内部容器
13 アリルイソチオシアネート
α 外部容器の厚み
β 内部容器の厚み
P 外部容器の内径
Q 内部容器の外径
X 外部容器の内長
Y 内部容器の外長

Claims (7)

  1. 内部にアリルイソチオシアネートを含み密閉された円筒形で可割性のある内部容器の外側に、可撓性がありアリルイソチオシアネートを透過し得る樹脂製である円筒形の密閉された外部容器を設けてあり、
    前記外部容器の内長Xと前記内部容器の外長Yとの比Y/Xが94%以上99.9%以下であり、前記外部容器の内径Pと前記内部容器の外径Qとの比Q/Pが75%以上99.9%以下であり、
    前記内部容器が破割される前はアリルイソチオシアネートの放出を前記内部容器によって防ぎ、前記外部容器の外から応力を加えられることで前記内部容器を破割された後は前記外部容器を透過してアリルイソチオシアネートを放出することができる、アリルイソチオシアネート揮発性製剤。
  2. 上記内部容器の容器壁の厚みβが0.05mm以上0.6mm以下であり、上記外部容器の容器壁の厚みαと上記内部容器の容器壁の厚みβとの比α/βが3以上10以下である、請求項1に記載のアリルイソチオシアネート揮発性製剤。
  3. 上記外部容器に用いる樹脂が、透明又は半透明の樹脂であり、含有するアリルイソチオシアネートの残存量が目視で確認可能である、請求項1又は2に記載のアリルイソチオシアネート揮発性製剤。
  4. 上記外部容器に用いる樹脂が、ポリプロピレンである、請求項1乃至3のいずれかに記載のアリルイソチオシアネート揮発性製剤。
  5. アリルイソチオシアネートが予め着色剤にて着色してあり、アリルイソチオシアネートの残存量が目視で確認可能である、請求項3又は4に記載のアリルイソチオシアネート揮発性製剤。
  6. 上記外部容器と上記内部容器のとの間の空間に着色剤を封入してあり、上記内部容器の破割後にアリルイソチオシアネートを前記着色剤により着色することで、アリルイソチオシアネートの残存量が目視で確認可能である、請求項3又は4に記載のアリルイソチオシアネート揮発性製剤。
  7. 上記着色剤が有機顔料である、請求項5又は6に記載のアリルイソチオシアネート揮発性製剤。
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