JP2009120107A - ウォッシャタンク - Google Patents

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Abstract

【課題】形状を変えることなく、液体の貯蔵容量を簡単かつ低コストで変えることができるウォッシャタンクを提供する。
【解決手段】底壁部12aと周壁部12bから成る下側タンク本体12の上端開口縁部12cと、天井壁部13aと周壁部13bから成る上側タンク本体13の下端開口縁部13cとを接合してタンク本体11を形成し、上側タンク本体13に形成された給水口15から液体17を注入してタンク本体11内に液体17を貯蔵するようにしたウォッシャタンク10において、タンク本体11内に3つの充填材20,21,22を組み込むと共に、各充填材20,21,22にタンク本体11の空気溜まり16に対向するように通気孔20b,21b,22bを形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、車両のウィンドシールドガラスを洗浄する洗浄液を貯蔵するウォッシャタンクに関する。
例えば、車両のウィンドシールドガラスを洗浄する洗浄液を貯蔵するウォッシャタンクが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1に記載のウォッシャタンクは、合成樹脂製の上側タンク本体の上壁の内面に仕切壁を一体形成し、この仕切壁の内側に洗浄液の液面の上昇を規制する空気溜まりを形成してある。そして、この空気溜まりの容積を変えることで、ウォッシャタンクの外観形状や大きさ(容積)を変えずに、該ウォッシャタンクに貯蔵できる洗浄液の量(貯蔵容量)を変更できるようになっている。
特開2005−239087号公報
前記従来のウォッシャタンクでは、上側タンク本体の上壁に一体形成される仕切壁の寸法(高さ)を変えて容量違いの仕様に対応させるようにしているが、その仕様違いにより寸法の異なる仕切壁をモールド成形するための複数の金型が必要不可欠となり、その分、コスト高であった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、形状を変えることなく、液体の貯蔵容量を簡単かつ低コストで変えることができるウォッシャタンクを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、底壁部と周壁部から成る下側タンク本体の上端開口縁部と、天井壁部と周壁部から成る上側タンク本体の下端開口縁部とを接合してタンク本体を形成し、前記上側タンク本体に形成された給水口から液体を注入して前記タンク本体内に前記液体を貯蔵するようにしたウォッシャタンクにおいて、前記タンク本体内に充填材を組み込むと共に、該充填材に該タンク本体に形成した空気溜まりに対向するように通気孔を形成したことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のウォッシャタンクであって、前記上側タンク本体の天井壁部の内面に複数の仕切壁部を形成し、この上側タンク本体の複数の仕切壁部と周壁部とで複数の空気溜まりを形成し、この複数の空気溜まりに対向する前記複数の充填材の位置に通気孔をそれぞれ形成したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のウォッシャタンクであって、前記下側タンク本体に充填材を組み込み、該充填材に前記上側タンク本体に組み込まれた充填材の貫通孔と連通するように通気孔を形成したことを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、タンク本体内に充填材を組み込むと共に、充填材にタンク本体の空気溜まりに対向するように通気孔を形成したことにより、タンク本体の形状を変えることなく、液体の貯蔵容量を簡単かつ低コストで変えることができると共に、液体が凍結して体積が膨張しても充填材の通気孔を介して空気溜まりの空間でその膨張分を吸収することができ、タンク本体の損傷等を確実に防止することができる。
請求項2の発明によれば、上側タンク本体の天井壁部の内面に複数の仕切壁部を形成し、この上側タンク本体の複数の仕切壁部と周壁部とで複数の空気溜まりを形成し、この複数の空気溜まりに対向する充填材の位置に通気孔を形成したことにより、タンク本体の形状を変えることなく、液体の貯蔵容量を簡単かつ低コストで変えることができると共に、液体が凍結して体積が膨張しても各充填材の通気孔を介して空気溜まりの空間でその膨張分を吸収することができ、タンク本体の損傷等を確実に防止することができる。
請求項3の発明によれば、下側タンク本体に充填材を組み込み、該充填材に上側タンク本体に組み込まれた充填材の貫通孔と連通するように通気孔を形成したことにより、タンク本体の形状を変えることなく、多くの液体の貯蔵容量を簡単かつ低コストで変えることができると共に、液体が凍結して体積が膨張しても各充填材の通気孔を介して空気溜まりの空間でその膨張分を吸収することができ、タンク本体の損傷等を確実に防止することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態のウォッシャタンクを一部断面で示す側面図、図2は同ウォッシャタンクの正面図、図3(a)は同ウォッシャタンクの下側タンク本体内の上段に組み込まれる充填材の平面図、図3(b)は同充填材の正面図、図4(a)は同下側タンク本体内の中段に組み込まれる充填材の平面図、図4(b)は同充填材の正面図、図5(a)は同ウォッシャタンクの上側タンク本体内の下段に組み込まれる充填材の平面図、図5(b)は同充填材の正面図、図6は同ウォッシャタンク内に充填材を2つ組み込んで貯蔵容量を変えた別の仕様状態を一部断面で示す側面図である。
図1,図2,図6に示すように、ウォッシャタンク10は、内部に洗浄液(液体)17が貯蔵されると共に、発泡ポリエチレン、発泡ウレタン、発泡スチロール等の3つの発泡材(充填材)20,21,22が組み込まれる合成樹脂製で略箱形のタンク本体11を備えている。このタンク本体11は、底壁部12aと周壁部12bから成る合成樹脂製の下側タンク本体12と、天井壁部13aと周壁部13bから成る合成樹脂製の上側タンク本体13とから構成されている。即ち、下側タンク本体12の環鍔状の上端開口縁部12cと上側タンク本体13の環鍔状の下端開口縁部13cとを熱溶着にて接合することで略箱形のタンク本体11が形成されるようになっている。
図1,図2に示すように、下側タンク本体12の底壁部12aには、筒状の取水口14を一体突出形成してある。この取水口14は、モータポンプ18を介してノズル19に接続されて、該ノズル19に洗浄液17が供給されるようになっている。さらに、下側タンク本体12の底壁部12aには、図示しない車体パネルにねじ止めされる複数の取付片部12eを一体突出形成してある。
また、下側タンク本体12の周壁部12bは底壁部12aより上端開口縁部12c側に向かって広がるようにテーパ状に傾斜しており、その内部の上段と中段に2つの発泡材20,21がそれぞれ組み込まれるようになっている。
図1,図2に示すように、上側タンク本体13の天井壁部13aは段差状に形成されている。そして、この段差状の天井壁部13aの突出部には、円筒状の給水口15を一体突出形成してある。この円筒状の給水口15からタンク本体11内に洗浄液17が注入されて該タンク本体11内に洗浄液17が貯蔵されるようになっている。また、上側タンク本体13の天井壁部13aには、図示しない車体パネルにねじ止めされる複数の取付片部13eを一体突出形成してある。
さらに、上側タンク本体13の天井壁部13aの内面には、複数の仕切壁部13dを格子枠状に一体突出形成してある。この仕切壁部13dと周壁部13bとで複数の空気溜まり16を形成してある。また、上側タンク本体13の周壁部13bは天井壁部13aより下端開口縁部13c側に向かって広がるようにテーパ状に傾斜しており、その内部の下段に1つの発泡材22が組み込まれるようになっている。
図1,図2,図3(a),(b)に示すように、下側タンク本体12内の上段に組み込まれる発泡材20は該下側タンク本体12の周壁部12bに沿った略矩形板状に形成してある。この上段の発泡材20の上側タンク本体13の給水口15に対向する位置には円形の給水孔20aを形成してあると共に、複数の空気溜まり16に対向する位置には複数の円形の通気孔20bをそれぞれ形成してある。
図1,図2,図4(a),(b)に示すように、下側タンク本体12内の中段に組み込まれる発泡材21は、約半分の部分が該下側タンク本体12の周壁部12bに沿った略矩形板状に形成してある。この中段の発泡材21の上側タンク本体13の給水口15に対向する位置には円形の給水孔21aを形成してあると共に、複数の空気溜まり16に対向する位置には複数の円形の通気孔21bをそれぞれ形成してある。この中段の発泡材21の給水孔21aと各通気孔21bは、上段の発泡材20の給水孔20aと各通気孔20bにそれぞれ連通するようになっている。
図1,図2,図5(a),(b)に示すように、上側タンク本体13内の下段に組み込まれる発泡材22は該上側タンク本体13の周壁部13bに沿った略矩形板状に形成してある。この下段の発泡材22の上側タンク本体13の給水口15に対向する位置には円形の給水孔22aを形成してあると共に、複数の空気溜まり16に対向する位置には複数の円形の通気孔22bをそれぞれ形成してある。この下段の発泡材22の給水孔22aと各通気孔22bは、上段の発泡材20の給水孔20aと各通気孔20b及び中段の発泡材21の給水孔21aと各通気孔21bにそれぞれ連通するようになっている。
以上実施形態のウォッシャタンク10によれば、図1及び図2に示すように、タンク本体11内に3つの発泡材20,21,22をそれぞれ組み込んだり、また、図6に示すように、タンク本体11内に2つの発泡材20,21をそれぞれ組み込んで、タンク本体11の外観形状や大きさを変えずに、該タンク本体11に貯蔵できる洗浄液17の容量を変更する場合には、下側タンク本体12の環鍔状の上端開口縁部12cと上側タンク本体13の環鍔状の下端開口縁部13cとを熱溶着にて接合する前に、下側タンク本体12内の上段と中段、或いは上段のみに発泡材20,21、或いは発泡材20を予め組み込んで固定しておくと共に、上側タンク本体13内の下段に発泡材22を予め組み込んで固定しておく。そして、タンク本体11のモールド成形時の抜きテーパにより傾斜した下側タンク本体12の周壁部12bと上側タンク本体13の周壁部13bに、圧縮弾性変形可能な上段の発泡材20の側面20cと下段の発泡材22の側面22cをある程度(約2mm程度)圧縮させて挿入することで、タンク本体11に発泡材20,21,22を容易に組み込み固定することができる。
このように、下側タンク本体12内の上段及び中間に2つの発泡材20,21を組み込み自在とすると共に、上側タンク本体13内の下段に1つの発泡材22を組み込み自在にしたことにより、タンク本体11の外観形状や大きさ(容積)を変えることなく、洗浄液17の貯蔵容量を簡単かつ低コストで変えることができる。
これらの発泡ポリエチレン、発泡ウレタン、発泡スチロール等の発泡材20,21,22からなる充填材を用いることにより、タンク本体11に洗浄液17を満たした場合に比べて、大きくタンク本体11の重量を低減することができる。
また、下側タンク本体12に組み込まれる発泡材20は、下側タンク本体12の上側開口縁部12cより少し後退した位置に配置される。一方、上側タンク本体13に組み込まれる発泡材22も、上側タンク本体13の下端開口縁部13cより少し後退した位置に配置される。それぞれの発泡材20,22が下側タンク本体12の上端開口縁部12cおよび上側タンク本体13の下端開口縁部13cより少し後退した位置に配置されているため、下側タンク本体12と上側タンク本体13とのそれぞれの開口縁部12c,13cを接合する際に、発泡材20,22が邪魔になることがなく、確実に下側タンク本体12と上側タンク本体13とを接合することができ、洗浄液17の洩れを確実に防止することができる。
また、3つの発泡材20,21,22の上側タンク本体13の給水口15に対向する位置に複数の通気孔20b,21b,22bをそれぞれ形成して連通するようにしたことにより、洗浄液17が凍結して体積が膨張しても各発泡材20,21,22の各通気孔20b,21b,22bを介して空気溜まり16の空間でその膨張分を吸収することができ、タンク本体11の損傷等を確実に防止することができる。
本発明の一実施形態のウォッシャタンクを一部断面で示す側面図である。 上記ウォッシャタンクの正面図である。 (a)は上記ウォッシャタンクの下側タンク本体内の上段に組み込まれる充填材の平面図、(b)は同充填材の正面図である。 (a)は上記下側タンク本体内の中段に組み込まれる充填材の平面図、(b)は同充填材の正面図である。 (a)は上記ウォッシャタンクの上側タンク本体内の下段に組み込まれる充填材の平面図、(b)は同充填材の正面図である。 上記ウォッシャタンク内に充填材を2つ組み込んで貯蔵容量を変えた別の仕様状態を一部断面で示す側面図である。
符号の説明
10 ウォッシャタンク
11 タンク本体
12 下側タンク本体
12a 底壁部
12b 周壁部
12c 上端開口縁部
13 上側タンク本体
13a 天井壁部
13b 周壁部
13c 下端開口縁部
15 給水口
16 空気溜まり
17 洗浄液(液体)
20 発泡材(充填材)
20b 通気孔
21 発泡材(充填材)
21b 通気孔
22 発泡材(充填材)
22b 通気孔

Claims (3)

  1. 底壁部と周壁部から成る下側タンク本体の上端開口縁部と、天井壁部と周壁部から成る上側タンク本体の下端開口縁部とを接合してタンク本体を形成し、前記上側タンク本体に形成された給水口から液体を注入して前記タンク本体内に前記液体を貯蔵するようにしたウォッシャタンクにおいて、
    前記タンク本体内に充填材を組み込むと共に、該充填材に該タンク本体に形成した空気溜まりに対向するように通気孔を形成したことを特徴とするウォッシャタンク。
  2. 請求項1に記載のウォッシャタンクであって、
    前記上側タンク本体の天井壁部の内面に複数の仕切壁部を形成し、この上側タンク本体の複数の仕切壁部と周壁部とで複数の空気溜まりを形成し、この複数の空気溜まりに対向する前記充填材の位置に通気孔を形成したことを特徴とするウォッシャタンク。
  3. 請求項2に記載のウォッシャタンクであって、
    前記下側タンク本体に充填材を組み込み、該充填材に前記上側タンク本体に組み込まれた充填材の貫通孔と連通するように通気孔を形成したことを特徴とするウォッシャタンク。
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