JP2009120100A - 自動車後部の車体下部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車室フロアのフロアトンネル部の左右両側で前後逆相に変位するせん断変形を抑制して車体部の捩れに対して剛性の高い車体下部構造を実現すること。
【解決手段】フロアパネル1の下面には前後方向に延び、後端21をフロアパネル1後部の燃料タンク設置位置の前方位置とした左右のフロアメンバ2を備え、フロアパネル1の車幅方向中央には前後方向にフロアトンネル部10が形成された自動車の後方の車体下部構造において、両フロアメンバ2の後端21間をつなぐ第1の横ブレース5Aと、これよりも前方位置で、フロアトンネル部11の左右の側縁12間をつなぐ第2の横ブレース5Bと、第1の横ブレース5Aの車幅方向の中央50と、第2の横ブレース5Bの左右両端とをそれぞれつなぐ左右一対の斜めブレース6Aを設け、第2の横ブレース5Bと、一対の斜めブレース6Aとで三角形を形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は自動車後部の車体下部構造、特に捩れに対する剛性の高い自動車後部の車体下部構造に関する。
自動車の固定ルーフ部の無いオープンカーはルーフ部のある普通乗用車に比べて車体の捩れ剛性が低くなる。このため、オープンカーは車両走行時にサスペンションからの入力等で車体が捩れ変形しやすいといった不具合がある。そこで従来のオープンカーでは、左右のフロントサイドメンバ間に架設されたフロントサスペンションクロスメンバの車幅方向中央部と、車室フロアの左右両側位置とを左右一対のブレースで平面視ほぼV字形に連結して車体前側下部の捩れ変形を防ぐことが行なわれている(例えば、特許文献1参照。)。
またV字形のブレースは車体前部に限らず、車体後部にも設けることが行なわれている。図9はその一例を示すもので、フロアパネル1の左右両側縁に設けられた左右のロッカー3,3の後端と、これらロッカー3,3の後端に連結されて後方へ延びる左右一対のリヤサイドメンバ4,4間に車幅方向に架設されたクロスメンバ41の車幅方向の中央部42とをブレース90,90でほぼ平面視V字形に連結することが行なわれている。
ところで、車室のフロアパネル1には車幅方向中央に前後方向に延びる断面逆U字形のフロアトンネル部10部が形成されている。そして、車体後部の床下に燃料タンクNを設けた車両においては、フロアトンネル部10の後端の後方でフロアパネル1を上方へ膨出する形状として燃料タンク設置空間11が形成されている。このためフロアパネル1の左右両側位置に設けられた前後方向に延びる左右一対のフロアメンバ2,2はそれらの後端が燃料タンク設置空間11の前方位置で止められており、フロアパネル1後部の捩れに対する剛性が低く、上記V字形のブレース90,90による補強効果が充分とは言えない。
そこで、左右のフロアメンバ2,2の後端間を車幅方向に延びる横ブレース91でつなぐことや、下記特許文献2に記載されたように、左右のフロアメンバ2,2の後端と、左右のリヤサイドメンバ4,4とリヤサスペンションクロスメンバSとの結合部とを前後方向に縦ブレース(ガセット)92,92で連結することが提案されている。また図9に示すように横ブレース91と、V字形のブレース90,90および縦ブレース92,92とを併設することも考えられる。
特開平5−116648号公報 特開2005−104253号公報
ところで、車両走行時にリヤサスペンションから左右のリヤサイドメンバ4,4に上下逆相の荷重が作用して車体後部が捩れ変形すると、フロアトンネル部10により左右に仕切られた車室フロアではその後部の左右両側が前後方向逆相(白矢印E,F方向)に変位するせん断変形が生じる。従ってフロアのせん断変形を抑制すれば車体後部の捩れも抑制されるが、車幅方向や前後方向に設けた上記横ブレース91や縦ブレース92,92は車室フロアのせん断変形を効率よく抑制することができず車体後部の捩れ防止に貢献できない。
そこで本発明は、車室フロアのせん断変形を抑制し、もってフロアを含む車体後部の捩れに対する剛性を強化することを課題としてなされたものである。
本発明は、自動車後部のリヤサスペンションまわりの車体下部構造であって、車体のフロアパネルの下面には左右両側位置に、前後方向に延び、後端をフロアパネル後部の燃料タンク設置位置の前方位置とした左右一対のフロアメンバを備え、フロアパネルの車幅方向中央にはフロアパネルを断面逆U字状に形成して前後方向に延びるフロアトンネル部が形成された自動車後部の車体下部構造において、上記両フロアメンバの後端間をつなぐ第1の横ブレースと上記第1の横ブレースよりも前方位置で、上記フロアトンネル部の左右の側縁間をつなぐ第2の横ブレースと、上記第1の横ブレースの車幅方向の中央と、上記第2の横ブレースの左右両端とをそれぞれつなぐ左右一対の斜めブレースを設け、上記第2の横ブレースと、上記一対の斜めブレースとで三角形を形成する(請求項1)。
フロアパネルの後部の左右両側が前後方向逆相に変位するせん断変形が生じても、左右のフロアメンバの後端間をつなぐ第1の横ブレースの中央はほとんど変位しない。よって、フロアトンネル部の左右両側縁間を第2の横ブレースでつなぎ、両側縁と第1の横ブレースの中央とを左右一対の斜めブレースでつないで三角形を形成したので、上記せん断変形に対して上記三角形が崩れず、三角形で支えられたフロアトンネル部の左右両側縁は前後方向逆相の変位が抑制され、もって車体の捩れを抑制することができる。
上記左右一対の斜めブレースを第1の斜めブレースとし、更に上記第1の横ブレースの左右両端と上記第2の横ブレースの左右両端とをそれぞれつなぐ左右一対の第2の斜めブレースを設け、上記第1および第2の斜めブレースと第1の横ブレースの左右の各半部とで、上記三角形の左右両側に左右一対の他の三角形を形成する(請求項2)。
左右一対の第2の斜めブレースを設けたことで、中央の上記三角形とその左右両側とで三角トラス構造が形成され、フロアパネル後部のせん断変形に対する剛性が一層強固になる。
自動車後部のリヤサスペンションまわりの車体下部構造であって、車体のフロアパネルの下面には左右両側位置に、前後方向に延び、後端をフロアパネル後部の燃料タンク設置位置の前方位置とした左右一対のフロアメンバを備え、フロアパネルの車幅方向中央にはフロアパネルを断面逆U字状に形成して前後方向に延びるフロアトンネル部が形成され、かつフロアパネルの左右両側縁にはこれらに沿って前後方向に延びる一対のロッカーと、両ロッカーの後端から互いに近づきつつ後方へ延設した左右一対のリヤサイドメンバを備え、両リヤサイドメンバ間にリヤサスペンションメンバが架設された自動車後部の車体下部構造において、上記両フロアメンバの後端間をつなぐ横ブレースと、両フロアメンバの後端と上記リヤサイドメンバの上記リヤサスペンションクロスメンバとの結合部間をそれぞれつなぐ左右一対の縦ブレースと、上記横ブレースの車幅方向中央と上記両リヤサイドメンバの上記リヤサスペンションメンバとの結合部間をつなぐ左右一対の後部斜めブレースとを設け、上記横ブレースの左右各半部と、これらに連結する上記縦ブレースおよび後部斜めブレースとで、対称形をなす左右一対の三角形を形成する(請求項3)。
左右のフロアメンバの後端間を横ブレースでつなぎ、フロアパネルのせん断変形でも変位しない横ブレースの中央と、左右のリヤサイドメンバのリヤサスペンションメンバとの結合部とを後部斜めブレースでつなぐとともに、上記両結合部と左右のフロアメンバの後端とを縦ブレースでつなぎ互いに頂点が横ブレースの中央で結合された左右対称の三角形を形成したので、フロアパネル後部のせん断変形を抑え、もって車体の捩れを抑制することができる。
上記横ブレースを左右の2部材で構成し、両部材を車幅方向中央位置で後方へ突出する緩やかなV字形に連結して、左右両端をそれぞれ上記左右のフロアメンバの後端に連結し、上記横ブレースのV字形連結部に、上記左右の後部斜めブレースの一端をそれぞれ連結せしめる(請求項4)。
請求項3の構造と同様な作用効果が発揮され、かつ左右のフロアメンバの後端間を横ブレースでV字形につないだので、左右のフロアメンバの後端の前後方向逆相の変位に対して強固にできる。
自動車後部のリヤサスペンションまわりの車体下部構造であって、車体のフロアパネルの下面には左右両側位置に、前後方向に延び、後端をフロアパネル後部の燃料タンク設置位置の前方位置とした左右一対のフロアメンバを備え、フロアパネルの車幅方向中央にはフロアパネルを断面逆U字状に形成して前後方向に延びるフロアトンネル部が形成され、かつフロアパネルの左右両側縁にはこれらに沿って前後方向に延びる一対のロッカーと、両ロッカーの後端から互いに近づきつつ後方へ延設した左右一対のリヤサイドメンバを備え、両リヤサイドメンバ間にリヤサスペンションメンバが架設された自動車後部の車体下部構造において、請求項1に記載の第1と第2の横ブレース、および左右一対の斜めブレースを設けるとともに、 請求項3に記載の左右一対の縦ブレース、および左右一対の後部斜めブレースを設ける(請求項5)。
請求項1のブレース構造と、請求項3のブレース構造とを組み合わせたもので、組み合わせることにより捩れ(せん断)に対する剛性とともに、縦曲げに対する剛性も向上することができる。
請求項5に記載の自動車後部の車体下部構造において、請求項2に記載の左右一対の第2の斜めブレースを設ける(請求項6)。
これにより請求項2のブレース構造と、請求項3のブレース構造とを組み合わせ構造が構成され、組み合わせることにより捩れ(せん断)に対する剛性とともに、縦曲げに対する剛性も上げることができる。
図1、図2に基いて本発明の第1の実施形態を説明する。フロアパネル1にはその車幅方向中央に、フロアパネル1の前端からその後部にかけて前後方向に延びる断面ほぼ逆U字形をなすフロアトンネル部10が形成してある。フロアトンネル部10の左右の両側縁12には、これらに沿って前後方向に側縁フレーム13,13が設置してあり、各側縁フレーム13,13は上方向きの断面ほぼコ字形で、フロアトンネル部10の両側縁12とで閉断面をなす。
フロアパネル1の後部には、フロアトンネル部10を横切るようにパネル面を上方へ膨出せしめて、フロアパネル1の後部下面に車幅方向に燃料タンクNを設置する燃料タンク設置空間11が形成してある。
フロアパネル1の下面にはフロアトンネル部10の左右両側位置にそれぞれ前後方向に延びる左右一対のフロアメンバ2,2が設置してある。両フロアメンバ2,2は断面逆ハット形で、フロアパネル1の下面とで閉断面をなす。両フロアメンバ2,2の後端21,21はフロアパネル1の燃料タンク設置空間の前方位置で止めてあり、左右対称位置としてある。
フロアパネル1の左右両側縁にはこれらに沿って前後方向に延びる左右一対のロッカー3,3が設けてある。両ロッカー3,3はインナパネルとアウタパネルとで閉断面構造をなす。
そしてフロアパネル1の上面には、左右のロッカー3,3とフロアトンネル部10とを車幅方向に架設する複数のフロアクロスメンバ14が設置してある。
両ロッカー3,3の後端には、これらから左右のリヤホイールハウスH,Hを避けてこれらの車内側に沿って後方へ延びる左右一対のリヤサイドメンバ4,4が連結してある。
左右のリヤサイドメンバ4,4は左右対称の構造で、ロッカー3,3の後端に結合したメンバ前端から後方かつやや車両中央へ向けて斜めに延びる前半部4a,4aと、前半部4a,4aの後端から屈曲して後方へ延びる後半部4b,4bを備え、左右のロッカー3,3よりも車内側の位置に配設してある。
左右のリヤサイドメンバ4,4の前半部4a,4a間および後半部4b,4b間にはそれぞれ車幅方向に複数のリヤクロスメンバ41,41が架設してある。更に左右のリヤサイドメンバ4,4にはリヤサスペンションを支持するリヤサスペンションクロスメンバ(以下、単にサスペンションメンバと言う)Sが設けられる。
サスペンションメンバSは、湾曲パイプ材からなる左右の縦枠S1,S1と、両縦枠S1,S1間を車幅方向に架設した前後の細い横枠S2,S2とからなる枠状で、両縦枠S1の前端を両リヤサイドメンバ4,4の前半部4a,4aの下面にボルト締めするとともに、両縦枠S1の後端を両リヤサイドメンバ4,4の後半部4b,4bの下面にボルト締めして固定される。
そして本実施形態では車体後部のフロアパネル1の下面側において、左右の両フロアメンバ2,2の後端21,21は車幅方向に延びる第1の横ブレース5Aでつないである。また第1の横ブレースよりも前方位置で、フロアトンネル部10の左右の両側縁12,12の側縁フレーム13,13を車幅方向に延びる第1の横ブレース5Aより短尺の第2の横ブレース5Bでつないである。
更に第1の横ブレース5Aの車幅方向の中央50と、第2の横ブレース5Bの左右両端とをそれぞれ斜めに、左右一対の斜めブレース6A,6Aでつないで、第2の横ブレース5Bおよび左右の斜めブレース6A,6Aにより、第1の横ブレース5Aの中央50とフロアトンネル部10の左右の両側縁12,12とをつなぐ三角形を形成してある。
なお、第1と第2の横ブレース5A,5Bおよび左右の斜めブレース6A,6Aは金属板から一体成形してあり、これらは第1および第2の横ブレース5A,5Bの左右両端末をそれぞれ、フロアトンネル部10の左右の両側縁12,12の側縁フレーム13,13の下面と、左右のフロアサイドメンバ2,2の後端21,21の下面に重ね合わせてボルト締め固定してある。
車両走行時、リヤサスペンションからの入力で左右のリヤサイドメンバ4,4に上下逆相の荷重が作用して車体後部が捩れ変形すると、フロアトンネル部10により仕切られたフロアパネル1ではその後部の左右両側が前後方向逆相(白矢印E,F方向)に変位するせん断変形が生じる。
本実施形態では、左右のフロアメンバ2,2の後端21,21間をつないだ第1の横ブレース5Aの中央50は、上記せん断変形により変位しない。よって、第1の横ブレース5Aの中央50と、第2の横ブレース5Bおよび左右の斜めブレース6A,6Aで三角形を形成しつつつないだフロアトンネル部10の左右両側縁12,12は、上記せん断変形に対して上記三角形が崩れず、該三角形で支えられるから前後方向逆相の変位が抑制される。従って、フロアトンネル部10の左右両側縁12,12の前後の変位が抑えられる分、フロアパネル1後部のせん断変形を抑制でき、もって車体後部の捩れを抑制することができる。
なお本実施形態では、第1と第2の横ブレース5A,5Bおよび左右の斜めブレース6A,6Aを一体成形したが、これに限らず、各ブレースを別体で構成してもよい。
次に、図3に基づいて本発明の第2の実施形態を説明する。本実施形態の基本構造は第1の実施形態のそれとほぼ同じで、相違点を中心に説明し、図において同一部材は同一符号で表し、それらの説明を省略する。
本実施形態では第1と第2の横ブレース5A,5Bおよび左右の斜めブレース(第1の斜めブレース)6A,6Aに加えて、第1の横ブレース5Aの左右の両端と、第2の横ブレース5Bの左右の両端とをそれぞれ斜めに左右一対の第2の斜めブレース6B,6Bでつないである。これにより、第1の横ブレース5Aの中央50と、第2の横ブレース5Bの左右両端をつなぐ中央の三角形と、その左右両側に、第1と第2の斜めブレース6A,6A,6B,6Bおよび第1の横ブレース5Aの各片側半部により他の三角形が形成してある。
なお、第1および第2の横ブレース5A,5Bと第1および第2の斜めブレース6A,6A,6B,6Bは金属板の一体成形体で、第1および第2の横ブレース5A,5Bの左右両端末をそれぞれ、フロアトンネル部10の左右の両側縁12,12の側縁フレーム13,13の下面と、左右のフロアサイドメンバ2,2の後端21,21の下面にボルト締め固定してあり、三角トラス構造としてある。
本実施形態によれは、第1の実施形態と同様に、上記中央の三角形によりフロアトンネル部10の左右両側縁12,12の前後の変位を抑えるとともに、これらと第1の横ブレース5Aの左右両端とを第2の斜めブレース6B,6Bによりつないで他の三角形を形成したので、上記せん断変形に対して他の三角形が崩れず、これらに支えられた左右のフロアメンバ2,2の後端21,21は前後方向逆相の変位が抑制される。従って、フロアパネル1の後部は、フロアトンネル部10で仕切られた左右両側において、それぞれ2個所ずつの位置で前後方向逆相の変位が抑制されるので、第1の実施形態よりも確実にフロアパネル1後部のせん断変形を抑制し、これにより車体後部の捩れを抑制する効果を奏する。
第1および第2の横ブレース5A,5B、第1および第2の斜めブレース6A,6A,6B,6Bは別体で構成してもよい。
図4に基いて本発明の第3の実施形態を説明する。本実施形態は第1の実施形態と同様の車体下部構造を有する車両に適用したもので、図において車体下部の同一部材は同一符号で表す。
本実施形態は、左右の両フロアメンバ2,2の後端21,21を車幅方向に延びる横ブレース5Aでつないである。また左右の両フロアメンバ2,2の後端21,21と、左右のリヤサイドメンバ4,4の前半部4a,4aとサスペンションメンバSとの結合部40,40とをそれぞれ、車両前後方向に延びる左右一対の縦ブレース7,7でつなぐとともに、上記両結合部40,40と横ブレース5Aの中央50とをそれぞれ斜めに左右一対の後部斜めブレース8,8でつないで、横ブレース5Aの片側半部と縦ブレース7,7および後部斜めブレース8,8で左右対称の三角形が形成してある。
なお、図例では片側ずつ縦ブレース7および後部斜めブレース8をV字形の金属板で一体形成してあり、横ブレース5Aは別体としてある。横ブレース5Aは左右両端をそれぞれ左右のフロアメンバ2,2の後端21,21にボルト締め固定してある。そして、縦ブレース7,7の前端を横ブレース5Aとフロアメンバ2の後端21との結合部に一体にボルト締めし、一体の縦ブレース7,7および後部斜めブレース8,8の後端をリヤサイドメンバ4,4の上記結合部40,40に一体にボルト締め固定するとともに、後部斜めブレース8,8の前端を横ブレース5Aの中央50に左右並設してボルト締め固定してある。
本実施形態によれば、フロアパネル1の後部に上記せん断変形が生じても変位しない横ブレース5Aの中央50と、左右のリヤサイドメンバ4,4とサスペンションメンバSとの結合部40,40および左右のフロアメンバ2,2の後端21,21とをそれぞれ縦ブレース7,7および後部斜めブレース8,8でつないで左右対称の三角形を一連に形成したので、上記せん断変形に対して左右の各三角形が潰れず、これら三角形で支えられた上記結合部40,40および左右のフロアメンバ2,2の後端21,21は前後方向逆相の変位が抑制される。これによりフロアパネル1後部のせん断変形を抑制し、車体後部の捩れを抑制する効果を奏する。
なお、横ブレース5A、縦ブレース7,7および後部斜めブレース8,8を全て金属板から一体成形してもよいし、全て別体で構成してもよい。
図5に基いて上記第3の実施形態の変形例を説明する。本変形例では横ブレース5Aとして左右に分割された2部材51,51で構成してある。両部材51,51はそれぞれの一端を車幅方向中央位置で連結し、後方へ突出する緩やかなV字形に形成し、両部材51,51の左右両端をそれぞれ左右のフロアメンバ2,2の後端21,21に連結してある。
そして左右のフロアメンバ2,2の後端21,21と、左右のリヤサイドメンバ4,4の前半部4a,4aとサスペンションメンバSとの結合部40,40とをそれぞれ左右の縦ブレース7,7でつなぐとともに、上記2部材51,51を連結した横ブレース5Aの中央50aと上記左右の結合部40,40とを左右の後部斜めブレース8,8でつないで、左右対称の三角形を形成してある。
図例では、各三角形を形成する片側の部材51、縦ブレース7および後部斜めブレース8を金属板で一体形成し、両三角形を頂点を車幅方向中央位置で連結するようになした。
本変形例によれば、フロアパネル1の後部に上記せん断変形が生じても変位しない横ブレース5Aの中央50aと左右のフロアメンバ2,2の後端21,21とを、分割構造とした2部材51,51により緩やかなV字形につないだので、第3の実施形態よりも高い左右のフロアメンバ2,2の後端21,21の変位抑制効果が発揮できる。
図6は本発明の第4の実施形態を示すもので、本実施形態は上記第1の実施形態と第3の実施形態とを組み合わせた構成である。すなわち、左右のフロアメンバ2,2の後端21,21を車幅方向に第1の横ブレース5Aでつなぎ、フロアトンネル部10の左右の両側縁12,12の側縁フレーム13,13を車幅方向に第2の横ブレース5Bでつなぐとともに、第1の横ブレース5Aの車幅方向の中央50と、第2の横ブレース5Bの左右両端とをそれぞれ斜めに、左右一対の斜めブレース6A,6Aでつないで、第2の横ブレース5Bおよび左右の斜めブレース6A,6Aにより三角形を形成する。
一方、第1の横ブレース5Aでつないだ左右のフロアメンバ2,2の後端21,21と、左右のリヤサイドメンバ4,4の前半部4a,4aとサスペンションメンバSとの結合部40,40とをそれぞれ、車両前後方向に左右一対の縦ブレース7,7でつなぐとともに、上記両結合部40,40と第1の横ブレース5Aの中央50とを左右一対の後部斜めブレース8,8でつないで、第1の横ブレース5Aの片側半部と縦ブレース7,7および後部斜めブレース8,8で左右対称な後部の三角形が形成してある。
本実施形態によれば、第1および第2の実施形態と同様な作用効果だけでなく、相乗効果により捩れ(せん断)に対する剛性とともに、縦曲げに対する剛性も上げることができる。更に、各部材の剛性を調整することにより捩れに対する剛性、縦曲げに対する剛性のバランスをコントロールすることができる。
図7は本発明の第5の実施形態を示すもので、本実施形態は上記第2の実施形態と第3の実施形態とを組み合わせた構成である。すなわち、左右のフロアメンバ2,2の後端21,21、およびフロアトンネル部10の左右の両側縁12,12の側縁フレーム13,13をそれぞれ、車幅方向に第1の横ブレース5Aおよび第2の横ブレース5Bでつなぐとともに、第1の横ブレース5Aの車幅方向の中央50と、第2の横ブレース5Bの左右両端とをそれぞれ斜めに左右一対の斜めブレース6A,6Aでつないで、第2の横ブレース5Bおよび左右の斜めブレース6A,6Aにより中央に三角形を形成し、さらに、第1の横ブレース5Aの左右の両端と、第2の横ブレース5Bの左右の両端とをそれぞれ斜めに左右一対の第2の斜めブレース6B,6Bでつないで、上記中央の三角形の左右両側に、第1と第2の斜めブレース6A,6A,6B,6Bおよび第1の横ブレース5Aの各片側半部により他の三角形が形成してある。
一方、左右のフロアメンバ2,2の後端21,21と、左右のリヤサイドメンバ4,4の前半部4a,4aとサスペンションメンバSとの結合部40,40とをそれぞれ、車両前後方向に左右一対の縦ブレース7,7でつなぐとともに、上記両結合部40,40と第1の横ブレース5Aの中央50とを左右一対の後部斜めブレース8,8でつないで、第1の横ブレース5Aの片側半部と縦ブレース7,7および後部斜めブレース8,8により左右対称の後部の三角形が形成してある。
本実施形態によれば、第4の実施形態よりも左右のフロアメンバ2,2,後端21,21の変位抑制効果が強化されるので、より効果的に捩れ(せん断)に対する剛性とともに、縦曲げに対する剛性を上げることができる。更に、各部材の剛性を調整することにより捩れに対する剛性・縦曲げに対する剛性のバランスをコントロールすることができる。
図8は上記第5の実施形態の変形例をしめすもので、上記第3の実施形態の変形例と同様に、第1の横ブレース5Aを2部材51,51からなる分割構造とし、両部材51,51により左右のフロアメンバ2,2の後端21,21を後方へ突出する緩やかなV字形に連結してもよい。
上記全ての実施形態および変形例において、図9に示した従来構造と同様に、左右のロッカー3,3の後端と、リヤサイドメンバ4,4間のクロスメンバ41の車幅方向の中央部とをV字形につなぐブレース(図9の90,90)を併設してもよい。
本発明を適用した第1の実施形態を示す自動車後部の車体下部の概略下面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す自動車後部の車体下部の概略下面図である。 本発明の第3の実施形態を示す自動車後部の車体下部の概略下面図である。 上記第3の実施形態の変形例を示す自動車後部の車体下部の概略下面図である。 本発明の第4の実施形態を示す自動車後部の車体下部の概略下面図である。 本発明の第5の実施形態を示す自動車後部の車体下部の概略下面図である。 上記第5の実施形態の変形例を示す自動車後部の車体下部の概略下面図である。 従来の自動車後部の車体下部構造を示す概略下面図である。
符号の説明
1 フロアパネル
10 フロアトンネル部
11 燃料タンク設置空間
12 フロアトンネル部の側縁
13 側縁フレーム
2 フロアメンバ
21 後端
3 ロッカー
4 リヤサイドメンバ
40 結合部
5A 第1の横ブレース(横ブレース)
50 中央
5B 第2の横ブレース
6A 斜めブレース(第1の斜めブレース)
6B 第2の斜めブレース
7 縦ブレース
8 後部斜めブレース
N 燃料タンク
S サスペンションクロスメンバ

Claims (6)

  1. 自動車後部のリヤサスペンションまわりの車体下部構造であって、
    車体のフロアパネルの下面には左右両側位置に、前後方向に延び、後端をフロアパネル後部の燃料タンク設置位置の前方位置とした左右一対のフロアメンバを備え、フロアパネルの車幅方向中央にはフロアパネルを断面逆U字状に形成して前後方向に延びるフロアトンネル部が形成された自動車後部の車体下部構造において、
    上記両フロアメンバの後端間をつなぐ第1の横ブレースと、
    上記第1の横ブレースよりも前方位置で、上記フロアトンネル部の左右の側縁間をつなぐ第2の横ブレースと、
    上記第1の横ブレースの車幅方向の中央と、上記第2の横ブレースの左右両端とをそれぞれつなぐ左右一対の斜めブレースを設け、
    上記第2の横ブレースと、上記一対の斜めブレースとで三角形を形成したことを特徴とする自動車後部の車体下部構造。
  2. 請求項1に記載の自動車後部の車体下部構造において、
    上記左右一対の斜めブレースを第1の斜めブレースとし、更に上記第1の横ブレースの左右両端と上記第2の横ブレースの左右両端とをそれぞれつなぐ左右一対の第2の斜めブレースを設け、
    上記第1および第2の斜めブレースと第1の横ブレースの左右の各半部とで、上記三角形の左右両側に左右一対の他の三角形を形成した自動車後部の車体下部構造。
  3. 自動車後部のリヤサスペンションまわりの車体下部構造であって、
    車体のフロアパネルの下面には左右両側位置に、前後方向に延び、後端をフロアパネル後部の燃料タンク設置位置の前方位置とした左右一対のフロアメンバを備え、フロアパネルの車幅方向中央にはフロアパネルを断面逆U字状に形成して前後方向に延びるフロアトンネル部が形成され、かつフロアパネルの左右両側縁にはこれらに沿って前後方向に延びる一対のロッカーと、両ロッカーの後端から互いに近づきつつ後方へ延設した左右一対のリヤサイドメンバを備え、両リヤサイドメンバ間にリヤサスペンションメンバが架設された自動車後部の車体下部構造において、
    上記両フロアメンバの後端間をつなぐ横ブレースと、両フロアメンバの後端と上記リヤサイドメンバの上記リヤサスペンションクロスメンバとの結合部間をそれぞれつなぐ左右一対の縦ブレースと、
    上記横ブレースの車幅方向中央と上記両リヤサイドメンバの上記リヤサスペンションメンバとの結合部間をつなぐ左右一対の後部斜めブレースとを設け、
    上記横ブレースの左右各半部と、これらに連結する上記縦ブレースおよび後部斜めブレースとで、対称形をなす左右一対の三角形を形成したことを特徴とする自動車後部の車体下部構造。
  4. 請求項3に記載の自動車後部の車体下部構造において、
    上記横ブレースを左右の2部材で構成し、両部材を車幅方向中央位置で後方へ突出する緩やかなV字形に連結して、左右両端をそれぞれ上記左右のフロアメンバの後端に連結し、
    上記横ブレースのV字形連結部に、上記左右の後部斜めブレースの一端をそれぞれ連結せしめた自動車後部の車体下部構造。
  5. 自動車後部のリヤサスペンションまわりの車体下部構造であって、
    車体のフロアパネルの下面には左右両側位置に、前後方向に延び、後端をフロアパネル後部の燃料タンク設置位置の前方位置とした左右一対のフロアメンバを備え、フロアパネルの車幅方向中央にはフロアパネルを断面逆U字状に形成して前後方向に延びるフロアトンネル部が形成され、かつフロアパネルの左右両側縁にはこれらに沿って前後方向に延びる一対のロッカーと、両ロッカーの後端から互いに近づきつつ後方へ延設した左右一対のリヤサイドメンバを備え、両リヤサイドメンバ間にリヤサスペンションメンバが架設された自動車後部の車体下部構造において、
    請求項1に記載の第1と第2の横ブレース、および左右一対の斜めブレースを設けるとともに、
    請求項3に記載の左右一対の縦ブレース、および左右一対の後部斜めブレースを設けたことを特徴とする自動車後部の車体下部構造。
  6. 請求項5に記載の自動車後部の車体下部構造において、
    請求項2に記載の左右一対の第2の斜めブレースを設けた自動車後部の車体下部構造。
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