JP2009119084A - 内視鏡用バイポーラ高周波処置具 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定電極と可動電極との間の電気絶縁を、緩みや欠損等が発生するおそれなく確実に行うことができる内視鏡用バイポーラ高周波処置具を提供すること。
【解決手段】固定電極3が先端側に形成され固定電極用導電線6の接続部31が後端側に形成されて電極支持本体2に取り付けられた導電性の固定電極形成体30の中間連結部32に、可動電極4を回動自在に支持する金属支軸5が隙間をあけて緩く通過する支軸通過孔33が貫通形成されている。
【選択図】 図10

Description

この発明は内視鏡用バイポーラ高周波処置具に関する。
バイポーラ高周波処置具は一般に、シースの先端に設けられた電極支持本体に、固定電極が固定的に配置されると共に、固定電極に対して電気絶縁された可動電極が金属支軸により回動自在に支持されて、シース内に挿通配置された導電線兼操作ワイヤを進退操作することにより、可動電極を回動させて固定電極に対し嘴状に前方に向かって開閉させることができるように構成されている(例えば、特許文献1)。
特開平6−30947
バイポーラ高周波処置具においては、固定電極と可動電極との間の電気絶縁の処理が問題になる。特に、可動電極を支持する支軸は強度的に金属製にすることが望ましいので、金属支軸の部分において一対の電極の間の電気絶縁が確実に行われるようにする必要があり、且つ金属支軸に緩み等が発生しないようにする必要がある。
その点おいて、特許文献1に記載された発明においては、金属支軸がねじであってそこに電気絶縁性のスリーブが取り付けられているので、可動電極の回動動作の繰り返しによりねじに緩みが発生して作動不良になったり、回転動作によりスリーブが欠けて電気絶縁性が不十分になる可能性があった。
本発明は、固定電極と可動電極との間の電気絶縁を、緩みや欠損等が発生するおそれなく確実に行うことができる内視鏡用バイポーラ高周波処置具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡用バイポーラ高周波処置具は、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱される可撓性シースの先端に取り付けられた電気絶縁材からなる電極支持本体に固定電極が固定的に支持されると共に、固定電極に対して電気絶縁された可動電極が、電極支持本体に取り付けられた金属支軸により回動自在に支持されて、可撓性シース内に互いの間が電気絶縁された状態に挿通配置された固定電極用導電線と可動電極用導電線が固定電極と可動電極に個別に電気的に接続され、可動電極用導電線を進退操作することにより、可動電極を回動させて固定電極に対し嘴状に開閉させることができるように構成された内視鏡用バイポーラ高周波処置具において、固定電極が先端側に形成され固定電極用導電線の接続部が後端側に形成されて電極支持本体に取り付けられた導電性の固定電極形成体の中間連結部に、金属支軸が隙間をあけて緩く通過する支軸通過孔が貫通形成されているものである。
なお、支軸通過孔の軸線位置に金属支軸が配置されていてもよく、支軸通過孔の空間部分に電気絶縁体が配置されていてもよい。
本発明によれば、固定電極が先端側に形成されて固定電極用導電線の接続部が後端側に形成された導電性の固定電極形成体の中間連結部に、金属支軸が隙間をあけて緩く通過する支軸通過孔が貫通形成されていることにより、可動電極を回動自在に支持する金属支軸と固定電極との間を確実に電気絶縁して、固定電極と可動電極との間の電気絶縁を緩みや欠損等が発生するおそれなく確実に行うことができる。
内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱される可撓性シースの先端に取り付けられた電気絶縁材からなる電極支持本体に固定電極が固定的に支持されると共に、固定電極に対して電気絶縁された可動電極が、電極支持本体に取り付けられた金属支軸により回動自在に支持されて、可撓性シース内に互いの間が電気絶縁された状態に挿通配置された固定電極用導電線と可動電極用導電線が固定電極と可動電極に個別に電気的に接続され、可動電極用導電線を進退操作することにより、可動電極を回動させて固定電極に対し嘴状に開閉させることができるように構成された内視鏡用バイポーラ高周波処置具において、固定電極が先端側に形成され固定電極用導電線の接続部が後端側に形成されて電極支持本体に取り付けられた導電性の固定電極形成体の中間連結部に、金属支軸が隙間をあけて緩く通過する支軸通過孔が貫通形成されている。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1と図2は、内視鏡用バイポーラ高周波処置具の先端付近の斜視図と平面図であり、1は、図示されていない内視鏡の処置具挿通チャンネル内に挿脱自在な可撓性シースであり、電気絶縁性のプラスチック又はセラミック等の材料で形成されて電極支持本体2が可撓性シース1の先端に連結されている。なお、斜視図である図1と後述する図5においては、電極支持本体2の全体形状を把握し易いように電極支持本体2の表面に細かい点を付して図示してある。
電極支持本体2は、可撓性シース1に対して軸線方向には移動できないが軸線周り方向には回転自在に連結されている。その連結部Dにおいては、外周が円形に形成されている可撓性シース1の先端が、円筒状に形成されている電極支持本体2内に緩く差し込まれた状態になっていて、図2と後述する図7等にも示されるように、電極支持本体2の内周面に内方に向かって突出形成された凸部が、可撓性シース1の外周面に形成された円周溝に係合した構成になっている。ただし、その他の構成により、電極支持本体2を可撓性シース1に対し軸線方向には移動できないが軸線周り方向には回転自在に連結してもよい。
電極支持本体2の先端寄りの部分には、固定電極3と可動電極4とが、互いの間が電気的に絶縁された状態で嘴状に前方に向かって開閉自在に支持されている。そのうち固定電極3は、図1と後述する図11等にも示されるように、略直径位置で半分が切除された断面形状の電極支持本体2のその切除面全面を覆う平板状に形成されて電極支持本体2に固定的に支持されている。
可動電極4は、電極支持本体2に固定的に取り付けられた金属支軸5に後端部付近が回転自在に支持されている。ただし、金属支軸5が、可動電極4に圧入固定されて、電極支持本体2に対して回転自在に取り付けられていてもよい。
可撓性シース1は、例えば四フッ化エチレン樹脂、シリコン樹脂又はその他の電気絶縁性の可撓性材料からなる一本のマルチルーメンチューブのみで形成されている。したがって、可撓性シース1を極めて細く形成することができ、処置具挿通チャンネルへの挿通性に優れている。
図2におけるIII−III断面を図示する図3に示されるように、可撓性シース1には、中心軸線位置に中心貫通孔1xが貫通形成されて、中心軸線に対して偏位した位置に偏位貫通孔1sが中心貫通孔1xと平行に形成され、それ以外に貫通孔は形成されていない。ただし、マルチルーメンチューブに第3、第4の貫通孔が形成されていても差し支えない。
可撓性シース1の中心貫通孔1xと偏位貫通孔1sとには、一対の導電線6,7が、互いの間が電気的に絶縁された状態で全長にわたって挿通配置されており、中心貫通孔1x内に配置された導電線6としては回転伝達性の高いトルクワイヤからなる導電線が用いられて、それが中心貫通孔1x内に軸線周り方向に回転自在に(かつ、軸線方向に進退自在に)緩く挿通されている。
一方、偏位貫通孔1s内に配置された導電線7としては回転伝達性の低い非トルクワイヤからなる導電線が用いられて、それが偏位貫通孔1s内に軸線方向に進退自在に(かつ、軸線周り方向に回転自在に)緩く挿通されている。
なお、各導電線6,7は、可撓性シース1内に挿通されている部分では導線61,71が電気絶縁性の絶縁被覆が被覆された構造になっているが、図3においては詳細な断面構造の図示が省略されている。
図2及びその図2におけるIV−IV断面図である図4等に示されるように、トルクワイヤからなる導電線6の先端においては、絶縁被覆が剥がされた導線61の先端部分が、固定電極3の後方に固定電極3と一体に導電性金属で形成されて配置された固定電極用導線接続部31の接続孔31aに差し込まれて電気的及び機械的に接続、固定されている(以下、「固定電極用導電線6」という)。
また、非トルクワイヤからなる導電線7の先端においては、絶縁被覆が剥がされた導線71の先端部分が、可動電極4の後端に形成された駆動アーム部41の透孔41aに通されて曲げ戻された状態に係合して、電気的及び機械的に接続、連結されている(以下、「可動電極用導電線7」という)。
その結果、図2に矢印Aで示されるように、可動電極用導電線7が図示されていない基端側から軸線方向に進退操作されると、可動電極4が金属支軸5を中心に回動して固定電極3に対し嘴状に前方に向かって開閉し、図5及び図6に示されるように、可動電極用導電線7が基端側から牽引操作された時は、可動電極4が固定電極3に対し前方に向かって嘴状に開いた状態になる。
図3を除く図1〜図6の各図に示されるように、電極支持本体2には、固定電極3に対する固定電極用導電線6の接続部である固定電極用導線接続部31部分と、可動電極4に対する可動電極用導電線7の接続部である駆動アーム部41部分との間を電気的に絶縁しかつ機械的に仕切る絶縁壁8が、電気絶縁材からなる電極支持本体2に一体に形成されている。
絶縁壁8は、固定電極用導線接続部31及び駆動アーム部41の双方に対して相対的に、外方に突出する位置まで形成されている。言い換えると、固定電極用導線接続部31と駆動アーム部41は、共に絶縁壁8の外縁位置より電極支持本体2の内側に潜った位置に配置されている。
可動電極4に対する可動電極用導電線7の接続部(駆動アーム部41)が配置された空間は、図2及び図4等に示されるように、可動電極4を幅方向に緩く挟んだ一定幅の溝状に形成されていて、その溝状の空間と固定電極用導線接続部31との間に位置する側の側壁が絶縁壁8により形成されている。
絶縁壁8は、可動電極用導電線7がその進退範囲のどこにあっても可動電極用導電線7の導線71が絶縁壁8に面する領域から外れない大きさに形成されている。したがって、本発明のように一対の電極3,4のうち一方の電極3が固定されたいわゆる片開きタイプの内視鏡用バイポーラ高周波処置具であっても、一対の電極3,4に接続された導電線6,7の間の電気絶縁が確実に行われる。
図7と図8は、可動電極4が開閉した状態の側面断面図(図2におけるVII−VII断面図と、図6におけるVIII−VIII断面図)である。図7及び図8に示されるように、可動電極4は側方から見て電極部(即ち、固定電極3に対して嘴状に開閉する部分である後述する電極ブレード部42)の基端に駆動アーム部41が鉤形(即ち、略L字状)に一体につながった形状に形成されている。
そして、駆動アーム部41の突端(即ち、鉤形の鉤の先端)付近が金属支軸5により電極支持本体2に回動自在に支持されて、可動電極4の電極部と駆動アーム部41との境界部付近(この実施例では、鉤形に曲がった角部の外縁近傍)に可動電極用導電線7の導線71の先端折り曲げ部が連結されている。このような構成をとることにより、駆動アーム部41が電極支持本体2の外に飛び出さない状態で可動電極4の開き角を大きくとることができる。
また、可動電極用導電線7が基端側から押し込み操作されて可動電極4が固定電極3に対して閉じた状態になる時と、可動電極用導電線7が基端側から牽引操作されて可動電極4が固定電極3に対して開いた状態になる時の各々において、可動電極4の動作範囲を規制するための閉じ用ストッパ11と開き用ストッパ12とが電極支持本体2に一体に形成されている。
図7及び図8に示されるように、閉じ用ストッパ11は、鉤形に曲がった可動電極4の内縁部が当接する位置に形成され、開き用ストッパ12は、鉤形に曲がった可動電極4の角部の外縁部が当接する位置に形成されている。
なお、閉じ用ストッパ11は、可動電極4の閉じ動作が閉じ用ストッパ11により規制された状態の時に、固定電極3と可動電極4との間に隙間ができて両電極3,4が直接接触することのないように形成され、電気安全性が確保されている。また、閉じ状態において、駆動アーム部41が電極支持本体2の外縁より突出しない状態になっている。
また、この実施例では、可動電極4が金属支軸5を中心に開き方向に最大限に回動した時に、駆動アーム部41が電極支持本体2の外縁から外方に突出しないよう、図8に示されるように、可動電極4が開き方向に最大限に回動した状態において駆動アーム部41の外縁が電極支持本体2の外縁に沿う形状に形成されている。したがって、駆動アーム部41の突出により周囲の生体粘膜等を誤って傷つけるおそれがない。
図9は、固定電極3が形成されている固定電極形成体30を示している。固定電極形成体30は全体が導電性金属により一体に形成されていて、先端側の部分に形成された薄板状の固定電極3と後端側の部分に形成された固定電極用導線接続部31とが、四角柱状の中間連結部32により一体に連結された形状になっている。
固定電極用導線接続部31には、前述のように固定電極用導電線6の導線61が接続固着される可動電極用導線接続孔31aが後端面に開口する状態に形成されている。また、金属支軸5が隙間をあけて緩く通過する支軸通過孔33が中間連結部32の中間部分を横断する状態に貫通形成されている。34は、電極支持本体2の最先端部に形成されている凹溝内に係合する係合凸部である。
図10は内視鏡用バイポーラ高周波処置具の先端部分の中心軸線位置における側面断面図であり、図11、図12及び図13は、図10におけるXI−XI断面、XII−XII断面及びXIII−XIII断面を図示する断面図である。
可動電極4には、固定電極3の幅方向の中心線位置に対向して前後方向に細長くて固定電極3側に向かって凸状に突出する電極ブレード部42が形成されている。したがって、固定電極3と可動電極4との間に生体組織を挟み付け、導電線6,7を介して電極3,4間に高周波電流を通電すると、主に可動電極4の電極ブレード部42に接触する部分で高周波電流の電流密度が大きくなって、生体組織がその位置で焼灼、切断される。
電極支持本体2には、図10〜図12に示されるように、固定電極形成体30の係合凸部34と中間連結部32がピッタリ嵌め込まれる凹溝が形成されていて、固定電極形成体30が、電極支持本体2に機械的に強固に固定された状態になっている。
即ち、図14は、組み立ての際に固定電極形成体30が電極支持本体2に取り付けられる状態を順に示しており、図14(i)に示されるように、電極支持本体2の中間位置には、固定電極形成体30がその後端の固定電極用導線接続部31側から通過する断面形状の固定電極取付孔15が形成されている。
そして、固定電極形成体30が、電極支持本体2への固定状態に対し傾けられた状態で固定電極用導線接続部31側から固定電極取付孔15に斜めに通されて、それから図14(ii)〜図14(iii)に順に図示されるように回動されることにより、電極支持本体2に固定された状態の姿勢にされる。
図14(iii)に示されるように、固定電極形成体30と電極支持本体2には、固定電極形成体30側が電極支持本体2側に前後方向にきつく挟み付けられた状態に圧入固定される第1の圧入部16と、逆に電極支持本体2側が固定電極形成体30側に前後方向にきつく挟み付けられた状態に圧入固定される第2の圧入部17とが、固定電極形成体30と電極支持本体2とに各々段状に形成された壁部により前後方向に並んで形成されている。
その結果、固定電極3が一体に形成されている固定電極形成体30と電極支持本体2とが部分別に互いに圧入され合う状態に固定され、固定電極形成体30を、電極支持本体2に対し固定するための独立した固定部材等を用いることなく、電極支持本体2に確実かつ容易に固定することができる。なお、圧入部16,17に補助的に接着剤等を塗布してもよい。
このような構成において、図13等に示されるように、固定電極3と固定電極用導線接続部31とを連結する固定電極形成体30の中間連結部32の中間部分を横断する状態に、金属支軸5が隙間をあけて緩く通過する支軸通過孔33が貫通形成され、その支軸通過孔33の軸線位置に金属支軸5が配置されている。
その結果、固定電極3と可動電極4とが金属支軸5を介して電気的に導通するおそれがなく、固定電極3と可動電極4との間の電気絶縁を、緩みや欠損等が発生するおそれなく確実に行うことができる。なお、さらに支軸通過孔33内の空間部分に電気絶縁体を配置しても差し支えない。
図2と図10に戻って、前述のように、電極支持本体2は可撓性シース1に対し連結部Dにおいて軸線周り方向に回転自在に連結され、固定電極3と一体に固定電極形成体30に形成された固定電極用導線接続部31に固定電極用導電線6の先端が接続固着されている。固定電極形成体30は前述のように電極支持本体2に機械的に固定されている。
したがって、矢印Rで示されるように、固定電極用導電線6を基端側から軸線周り方向に回転操作すると、その回転がトルクワイヤからなる固定電極用導電線6の先端側に良好に伝達され、固定電極形成体30を介して電極支持本体2が可撓性シース1に対し固定電極用導電線6の回転に追従して回転する。
そして、電極支持本体2が軸線周りに回転した時に非トルクワイヤからなる可動電極用導電線7が可撓性シース1の先端部分と可動電極4との間で無理なく捩じられるよう、図7等に示されるように、可撓性シース1の先端部分と可動電極4との間には可動電極用導電線7が捩じられる自由空間9が形成されている。
即ち、可撓性シース1の先端面と可動電極4の駆動アーム部41との間では可動電極用導電線7は全く拘束されておらず、可動電極用導電線7の捩じれを許容する空間が可動電極用導電線7の周囲に形成されている。
このような構成により、固定電極用導電線6を手元側から軸線周り方向に回転操作することにより、電極支持本体2をスムーズに軸線周り方向に回転させて、固定電極3と可動電極4の開閉方向を容易に変更制御することができる。
本発明の実施例の内視鏡用バイポーラ高周波処置具の先端付近の斜視図である。 本発明の実施例の内視鏡用バイポーラ高周波処置具の先端付近の平面図である。 本発明の実施例の内視鏡用バイポーラ高周波処置具の図2におけるIII−III断面図である。 本発明の実施例の内視鏡用バイポーラ高周波処置具の図2におけるIV−IV断面図である。 本発明の実施例の電極が開いた状態の内視鏡用バイポーラ高周波処置具の先端付近の斜視図である。 本発明の実施例の電極が開いた状態の内視鏡用バイポーラ高周波処置具の先端付近の平面図である。 本発明の実施例の内視鏡用バイポーラ高周波処置具の図2におけるVII−VII断面図である。 本発明の実施例の内視鏡用バイポーラ高周波処置具の図6におけるVIII−VIII断面図である。 本発明の実施例の固定電極形成体の単体斜視図である。 本発明の実施例の内視鏡用バイポーラ高周波処置具の軸線位置における側面断面図である。 本発明の実施例の内視鏡用バイポーラ高周波処置具の図10におけるXI−XI断面図である。 本発明の実施例の内視鏡用バイポーラ高周波処置具の図10におけるXII−XII断面図である。 本発明の実施例の内視鏡用バイポーラ高周波処置具の図10におけるXIII−XIII断面図である。 本発明の実施例の内視鏡用バイポーラ高周波処置具の電極支持本体に対して固定電極形成体を固定する工程を順に示す側面断面図である。
符号の説明
1 可撓性シース(マルチルーメンチューブ)
1x 中心貫通孔
1s 偏位貫通孔
2 電極支持本体
3 固定電極
4 可動電極
5 金属支軸
6 固定電極用導電線(トルクワイヤ)
7 可動電極用導電線(非トルクワイヤ)
8 絶縁壁
9 自由空間
11 閉じ用ストッパ
12 開き用ストッパ
15 固定電極取付孔
16 第1の圧入部
17 第2の圧入部
30 固定電極形成体
31 固定電極用導線接続部
31a 可動電極用導線接続孔
32 中間連結部
33 支軸通過孔
41 駆動アーム部
41a 透孔
42 電極ブレード部
61,71 導線

Claims (3)

  1. 内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱される可撓性シースの先端に取り付けられた電気絶縁材からなる電極支持本体に固定電極が固定的に支持されると共に、上記固定電極に対して電気絶縁された可動電極が、上記電極支持本体に取り付けられた金属支軸により回動自在に支持されて、上記可撓性シース内に互いの間が電気絶縁された状態に挿通配置された固定電極用導電線と可動電極用導電線が上記固定電極と上記可動電極に個別に電気的に接続され、上記可動電極用導電線を進退操作することにより、上記可動電極を回動させて上記固定電極に対し嘴状に開閉させることができるように構成された内視鏡用バイポーラ高周波処置具において、
    上記固定電極が先端側に形成され上記固定電極用導電線の接続部が後端側に形成されて上記電極支持本体に取り付けられた導電性の固定電極形成体の中間連結部に、上記金属支軸が隙間をあけて緩く通過する支軸通過孔が貫通形成されていることを特徴とする内視鏡用バイポーラ高周波処置具。
  2. 上記支軸通過孔の軸線位置に上記金属支軸が配置されている請求項1記載の内視鏡用バイポーラ高周波処置具。
  3. 上記支軸通過孔の空間部分に電気絶縁体が配置されている請求項1又は2記載の内視鏡用バイポーラ高周波処置具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101076542B1 (ko) 2008-07-23 2011-10-24 올림푸스 메디칼 시스템즈 가부시키가이샤 고주파 처치구

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