JP2009118244A - 再生単位が可変のデータを送信する技術 - Google Patents

再生単位が可変のデータを送信する技術 Download PDF

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Abstract

【課題】動画像などのリアルタイムに送信するデータについて、誤り訂正符号を効率的に算出する。
【解決手段】再生単位が可変のデータを連続して順次送信する送信装置であって、送信すべきデータを一部ずつ順次取得する取得部と、送信によりデータに生じる誤りを訂正する誤り訂正符号を格納するためのバッファと、取得したその部分のデータが予め定められたサイズに達する毎に、既に前記バッファに格納された前記誤り訂正符号と、新たに取得したその部分のデータとの排他的論理和を算出して、当該排他的論理和で前記バッファを更新する算出部と、取得したその部分のデータを順次送信すると共に、前記再生単位に対応するサイズのデータについて前記算出部が排他的論理和を算出する毎に、前記バッファから前記誤り訂正符号を読み出して送信する送信部とを備える送信装置を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、再生単位が可変のデータを送信する技術に関する。特に、本発明は、動画像などのフレームあたりのデータサイズが可変のデータを送信する技術に関する。
動画像などのデータを送受信するシステムにおいては、リアルタイム性を確保するためにUDP(User Datagram Protocol)などのプロトコルが用いられる。このようなプロトコルでは、TCP(Transmission Control Protocol)などのプロトコルとは異なり、通信パケットの到達性が保証されない。このため、時には通信パケットの欠落が生じる。
データの誤り訂正については下記の特許文献を参照されたい。
特開2005−136546号公報
通信パケットが欠落しても正しく動画像を再生するためには、誤り訂正符号を利用することが有効である。例えば、動画像をリアルタイムに送信する場合において、送信装置は、映像を順次キャプチャしてデータ圧縮すると共に、圧縮されたそのデータに基づいて誤り訂正符号を算出する。そして、送信装置は、圧縮されたそのデータにその誤り訂正符号を付加して送信する。
データをリアルタイムに送信するためには、1フレームのデータ送信に費やすことのできる時間は予め定められている。このため、あるフレームについて画像が複雑でデータ圧縮の圧縮率が低い場合には、誤り訂正符号を算出するために充分な時間が確保できず、誤り訂正符号を送信できない場合がある。通常このような場合は、送信バッファを大きくとり、誤り訂正符号を算出に伴う遅延時間を吸収する手段がとられるが、そうした場合、レイテンシーが大きくなり、リアルタイム性が損なわれることになる。一方、利用する誤り訂正符号の種類を変更して計算時間を短縮しようとすると、充分な誤り訂正能力を得られない場合がある。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる送信装置、受信装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、再生単位が可変のデータを連続して順次送信する送信装置であって、送信すべきデータを部分データずつ順次取得する取得部と、送信によりデータに生じる誤りを訂正する誤り訂正符号を格納するためのバッファと、前記送信すべきデータのうち新たに取得した部分データが予め定められたサイズに達する毎に、既に前記バッファに格納された前記誤り訂正符号と、当該新たに取得した部分データとの排他的論理和を算出して、当該排他的論理和で前記誤り訂正符号を更新する算出部と、前記順次取得した部分データを順次送信すると共に、前記再生単位分に対応するデータの内で最後に取得された部分データについて前記算出部が排他的論理和を算出して排他的論理和を更新する毎に、前記バッファから当該更新された前記誤り訂正符号を読み出して送信する送信部とを備える送信装置を提供する。また、当該送信装置としてコンピュータを機能させるプログラムおよび当該送信装置によりデータを送信させる方法を提供する。
また、本発明の第2の形態においては、再生単位が可変のデータを連続して順次受信する受信装置であって、再生すべきデータを受信すると共に、当該再生すべきデータを予め定められたサイズ毎に分割したそれぞれのデータの排他的論理和を、当該再生すべきデータの誤りを訂正するための誤り訂正符号として受信する受信部と、受信した当該再生すべきデータのサイズが、前記再生単位に満たないことを条件に、受信した当該再生すべきデータを、受信した当該誤り訂正符号によって誤り訂正する誤り訂正部と、受信した当該再生すべきデータのサイズが前記再生単位に達することを条件に、または、受信した当該再生すべきデータを当該誤り訂正符号によって誤り訂正することで当該再生すべきデータのサイズが前記再生単位に達したことを条件に、当該再生すべきデータを出力する出力部とを備える受信装置を提供する。また、当該受信装置としてコンピュータを機能させるプログラムおよび当該受信装置によりデータを送信させる方法を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る通信システム10の全体構成を示す。通信システム10は、送信装置20と、受信装置30とを備える。送信装置20は、入力した映像信号をエンコードしてデジタルデータとしてリアルタイムに送信する。受信装置30は、受信したデジタルデータをデコードして映像を復元し、利用者に表示する。送信装置20は、パーソナル・コンピュータなどの汎用のコンピュータの他、映像送信用の専用の装置であってもよい。また、受信装置30は、パーソナル・コンピュータなどの汎用のコンピュータの他、デジタルテレビ受像機またはセットトップボックスなどの専用の装置であってよい。
送信装置20および受信装置30間の通信の信頼性が低い場合には、通信パケットの到達性が保証されていない場合がある。このため、送信装置20は、キャプチャ部200およびエンコーダ210に加えて、誤り訂正符号を生成するための符号生成部220を有する。キャプチャ部200は、入力した映像信号に基づく映像をキャプチャする。キャプチャされた映像は、フレームごとの画像データに変換される。このデータのことをキャプチャデータと呼ぶ。
エンコーダ210は、このキャプチャデータをエンコードする。エンコードは、例えばデータサイズの圧縮を目的とする。即ち例えば、エンコーダ210は、JPEG、JPEG2000またはモーションJPEGなどの規格に従って、キャプチャデータをデータ圧縮してよい。これに加えて、エンコーダ210は、MPEGなどのフレーム間圧縮の規格に従って、キャプチャデータをGOP(Group of Picture)単位でデータ圧縮してよい。GOPとは、MPEGにおいて定められている動画を構成している最小の単位構造のことで、編集やランダムアクセスが可能なMPEGの映像単位のことである。これらのデータ圧縮により生成されるデータをエンコードデータと呼ぶ。
符号生成部220は、このエンコードデータに誤り訂正符号を付加して受信装置30に送信する。受信装置30は、データ復元部300と、デコーダ310と、表示部320とを有する。データ復元部300は、受信した誤り訂正符号に基づいて、受信したエンコードデータの送信により生じた誤りを訂正する。デコーダ310は、誤りを訂正したそのエンコードデータをデコードする。この結果、上記キャプチャデータが生成される。表示部320は、そのキャプチャデータを順次表示することで、利用者に映像を提供する。
図2は、送信装置20において各種データが出力されるタイミング及びそのデータサイズを示す。キャプチャ部200は、予め定められた時間間隔(T)ごとに映像をキャプチャして、キャプチャデータを生成する。この時間間隔(T)は、例えば、フレーム間隔と同様の約33ms(ミリ秒)である。従って、例えば33msごとに、キャプチャ部200からキャプチャデータが出力される。
エンコーダ210は、そのキャプチャデータをエンコードする。エンコードによる圧縮率は、そのキャプチャデータの内容によって異なる。例えばキャプチャデータが画像データの場合において、黒色などの単色部分が多い単純な映像では、圧縮率は高い。一方、画像データのある部分と他の部分とで輝度や色差が大きく異なる複雑な映像では、圧縮率は低くなる傾向がある。従って、エンコーダ210により出力されるエンコードデータのサイズは、フレームごとに異なっている。
符号生成部220は、そのエンコードデータに誤り訂正符号を付加する。また、エンコードデータは、通信パケットにより送信可能なサイズごとに分割されて、その分割されたデータにはパケットヘッダなどのデータが付加される。従って、符号生成部220から出力されるデータは、エンコーダ210により出力されるキャプチャデータより多い。また、符号生成部220から出力されるデータは、キャプチャデータのサイズに応じて、フレーム毎に異なっている。
以上のように、送信装置20が送信すべきデータは、その再生単位であるフレームごとに可変のサイズを有する。従って、データをリアルタイムに送信する場合において、あるフレームについてはそのデータを送信するべき時間内にそのデータを送信終えても時間が充分に余るが、他のフレームについてはそのデータを送信し終えると時間が殆んど余らない。このため、符号生成部220が誤り訂正符号として例えばリードソロモン符号などを用いると、その計算に時間がかかって誤り訂正符号を送りきれない場合がある。一方、計算時間の少ない他の符号化方式を使用すると、充分な量の誤りを訂正できない場合がある。
これに対し、本実施形態に係る符号生成部220は、1フレーム分のデータを取得し終える前に、取得したデータを通信パケットのサイズごとに順次分割して、それらの排他的論理和を順次算出する。そして、符号生成部220は、1フレーム分のデータを取得し終えると直ちにその排他的論理和を誤り訂正符号として送信する。この誤り訂正符号は、1フレームあたり1パケットの誤りを訂正できる。このように、本実施形態によれば、1フレーム分のデータを取得し終えてからそのデータを送信するまでの待ち時間を短くすることで、充分な訂正能力を有する誤り訂正符号を算出してもデータをリアルタイムに送信できる。以下、詳細な説明を続ける。
図3は、本実施形態に係る符号生成部220の機能構成を示す。符号生成部220は、取得部230と、算出部240と、バッファ250と、送信部260とを有する。取得部230は、送信すべきデータとして、フレーム毎にデータサイズの異なる動画像データを部分データずつ順次取得する。この動画像データは、例えば1フレームを再生単位としてよい。
なお、送信すべきデータは、動画像データに限らず、例えば音声データなどの、リアルタイムに連続して順次送信すべき他の種類のデータであってよい。また、送信すべきデータの種類によっては、再生単位は1フレームに限らず、予め定められた数のフレームであってもよいし、例えば予め定められた期間(例えば数十ミリ秒など)内に再生すべきデータ単位であってもよい。
バッファ250は、送信によりデータに生じる誤りを訂正する誤り訂正符号を格納するために設けられている。バッファ250は、例えば後述のRAM1020などの記憶装置によって実現されてよい。バッファ250は、送信部260が1フレーム分のデータを送信する毎に、バッファ250の内容を初期化する。例えば、バッファ250は、記憶している誤り訂正符号をクリアしてもよい。誤り訂正符号をゼロでクリアするのに代えて、バッファ250は、誤り訂正符号を予め定められたパターンのデータによって上書きしてもよい。
算出部240は、取得部230が前回に1フレーム分のデータを取得してから、新たに取得した部分データが予め定められたサイズに達する毎に、既にバッファ250に格納された誤り訂正符号と、当該新たに取得した部分データとの排他的論理和を算出する。例えば、算出部240は、当該新たに取得した部分データ、および、誤り訂正符号の、ビット毎の排他的論理和を、バイト単位で算出してよい。
また、この予め定められたサイズは、例えば、送信部260が送信する1つの通信パケットにより送信されるデータのサイズである。一例として、送信部260がUDP(User Datagram Protocol)に準拠した通信を行う場合において、この通信パケットはUDPの通信パケットである。従って、算出部240は、1つのUDPパケットにより送信されるサイズのデータを取得する毎に、排他的論理和を算出する。
なお、この予め定められたサイズは、1つの通信パケットにより送信されるサイズに限らず、予め定められた複数の通信パケットにより送信されるサイズであってもよい。但し、UDPなどの通信プロトコルは通信パケット毎の欠落を許容しているので、それに対応して適切に誤り訂正をするためには、上記予め定められたサイズは1つの通信パケットにより送信されるサイズであることが好ましい。
そして、算出部240は、算出した当該排他的論理和により、バッファ250に格納された誤り訂正符号を更新する。送信部260は、取得部230が順次取得した部分データを順次送信する。これと共に、送信部260は、算出部240が1フレームに対応するデータの内で最後に取得された部分データについて排他的論理和を算出して誤り生成符号を更新する毎に、バッファ250からその更新された誤り訂正符号を読み出して受信装置30に送信する。
また、送信部260は、順次取得した部分データを順次送信し、かつ、当該誤り訂正符号を送信しても、送信したデータの合計サイズが、1フレームについて送信可能な予め定められた上限サイズに満たないかどうかを判断する。当該合計のサイズが当該上限サイズに満たない場合には、送信部260は、当該順次取得した部分データの少なくとも一部の部分データを、送信したデータの合計サイズが当該上限サイズ以下となる限度内で再送する。これにより、リアルタイム性を確保できる限度内で通信帯域を有効活用して、欠落した通信パケットを復元し易くできる。
図4は、本実施形態に係る符号生成部220による処理の概念図である。エンコーダ210により出力される1フレーム分のエンコードデータは、算出部240によって、1つの通信パケットにより送信されるデータのサイズごとに分割される。分割された複数のデータをデータ1−6とする。
そして、分割されたそれぞれのデータの排他的論理和が算出部240により算出されて、誤り訂正符号としてバッファ250に格納される。その誤り訂正符号をデータ7とする。送信部260は、分割されたデータ1−6に、誤り訂正符号であるデータ7を付加して受信装置30に送信する。
図5は、本実施形態に係るデータ復元部300の機能構成を示す。データ復元部300は、受信部330と、誤り訂正部340と、バッファ350と、出力部360とを有する。受信部330は、再生すべきデータを送信装置20から受信する。この再生すべきデータは動画像を示し、その再生単位は例えば動画像の1フレームである。
これと共に、受信部330は、当該再生すべきデータを予め定められたサイズごとに分割したそれぞれのデータの排他的論理和を、当該再生すべきデータの誤りを訂正するための誤り訂正符号として受信する。この予め定められたサイズは、例えば、受信部330が受信する1つの通信パケットにより転送されるデータのサイズである。
バッファ350は、受信部330が受信した当該再生すべきデータを、フレーム毎、かつ、当該データを転送した通信パケット毎に格納するために設けられている。そして、受信部330は、受信した当該再生すべきデータを、受信した通信パケット毎、かつ、フレーム毎に、バッファ350に順次格納する。
受信部330による処理の具体例は以下の通りである。まず、受信部330は、受信した通信パケットのヘッダからパケット番号を読み出す。このパケット番号は、同一フレーム内でその通信パケットが何番目のデータを転送しているかを示す。また、受信部330は、受信した通信パケットの内容を解析することで、その通信パケットが転送するデータが含まれるフレームの番号を特定する。
そして、受信部330は、バッファ350中の特定したそのパケット番号およびフレーム番号に対応する記憶領域にその通信パケットを格納する。また、受信部330は、受信した通信パケットを解析することで、その通信パケットが誤り訂正符号を含むことが判明した場合には、その受信した誤り訂正符号を、フレーム毎に、バッファ350中のFEC(Forward Error Correction)フィールドに格納する。
あまり多くのフレームについて通信パケットを格納しようとするとバッファ350の必要容量が大きくなり過ぎる。このため、バッファ350は、例えば、予め定められた数のフレームについての当該再生すべきデータを記憶する容量のみを有してよい。そして、バッファ350は、新たなフレームについて受信部330が当該送信すべきデータを受信した場合には、バッファ350にデータが記憶されたフレームのうち格納してから最も長い時間が経過したフレームについてのデータを、当該新たなフレームについてのデータで上書きしてよい。
誤り訂正部340は、受信した当該再生すべきデータのサイズが、再生単位である1フレームに達したかどうかを判断する。この判断は、例えばバッファ350を走査することで実現される。具体的には、誤り訂正部340は、バッファ350を走査して、あるフレームに対応する全ての通信パケットがバッファ350に格納されたかどうかを判断する。
そのフレームの通信パケットの数は、例えば、通信パケットのヘッダ部分などに記録されている。即ち、誤り訂正部340は、そのフレームに対応する通信パケットの総数をその通信パケットのヘッダ部分などから読み出して、その読み出した数の通信パケットがバッファ350に格納されたかを判断する。
格納されていない場合には、誤り訂正部340は、そのフレームについて、ある1つの通信パケットを除き他の全ての通信パケットがバッファ350に格納されたかどうかを判断する。そして、誤り訂正部340は、格納されたことを条件に、格納されている当該再生すべきデータを、受信した当該誤り訂正符号によって誤り訂正する。
出力部360は、それぞれのフレームについて、当該再生すべきデータのサイズが当該フレームのサイズに達したことを条件に、受信した当該再生すべきデータを出力する。また、出力部360は、受信した当該再生すべきデータを誤り訂正部340により誤り訂正できたことを条件に、誤り訂正した当該再生すべきデータを出力する。
図6は、本実施形態に係る符号生成部220による処理の流れの一例を示す。取得部230は、エンコーダ210により順次出力されるデータを、送信すべきデータとして部分データずつ順次取得する(S600)。そして、算出部240は、送信すべきデータのうち新たに取得した部分データが1つの通信パケットにより転送されるサイズに達したかどうかを判断する(S610)。
当該送信すべきデータのうち新たに取得した部分データが、1つの通信パケットにより送信されるサイズに満たない場合には(S610:NO)、取得部230は、S600に処理を戻して送信すべきデータを更に取得する。但し、この場合であっても、順次取得した当該部分データの合計サイズが1フレーム分のデータのサイズに達した場合には、取得部230は、S620に処理を移して排他的論理和を算出する。
取得した当該送信すべきデータのサイズが、1つの通信パケットにより送信されるサイズに達した場合(S610:YES)、または、1フレーム分のデータを取得した場合には、算出部240は、排他的論理和を算出する(S620)。具体的には、算出部240は、既にバッファ250に格納された誤り訂正符号、および、新たに取得した当該送信すべきデータの排他的論理和を算出して、その排他的論理和により、バッファ250に格納されていた誤り訂正符号を更新する(S630)。
送信部260は、取得部230が順次取得した当該送信すべきデータを順次送信する(S640)。なお、送信部260が当該送信すべきデータを送信するタイミングはこのS640のタイミングに限定されない。即ち例えば、取得部230が1パケット分のデータを取得した後であれば、算出部240が排他的論理和を算出する前に、送信部260は当該データを送信してよい。また、算出部240が排他的論理和を算出している間に、送信部260は当該データを送信してよい。
また、送信部260は、算出部240が1フレーム分の当該送信すべきデータについて排他的論理和を算出したかどうかを判断する(S650)。算出部240が1フレーム分の当該送信すべきデータについて排他的論理和を算出していなければ(S650:NO)、取得部230は、S600に処理を戻して次のデータを取得する。
算出部240が1フレーム分の当該送信すべきデータについて排他的論理和を算出する毎に(S650:YES)、送信部260は、バッファ250から誤り訂正符号を読み出して受信装置30に送信する(S660)。誤り訂正符号を読み出した後には、バッファ250の内容はクリアされることが望ましい。
また、送信部260は、当該送信すべきデータ、および、当該誤り訂正符号を送信しても、送信したデータのサイズの合計が、1フレームについて送信可能な予め定められた上限サイズに満たないかどうかを判断する(S670)。当該合計のサイズが当該上限サイズに満たない場合には(S670:YES)、送信部260は、当該送信すべきデータの少なくとも一部を、送信したデータの合計が当該上限サイズ以下となる限度内で再送する(S680)。
好ましくは、送信部260は、順次取得した当該送信すべきデータを、そのデータが属するフレームの内で先に取得した部分データから順に再送する。例えば、エンコーダ210によりデータがフレームごとに圧縮されている場合においては、先頭側の方が画像の復元のために重要な情報を含むからである。その一例を図7に示す。
図7は、本実施形態に係る取得部230が取得するデータの一例を示す。図7(a)に示すように、取得する送信すべきデータは、インデックスデータと、エンコードデータとを含む場合がある。インデックスデータは、圧縮前のデータ列をそのデータ列を圧縮したデータ列に対応付けたデータである。
例えば、インデックスデータは、1が5回連続するデータ列「11111」を、そのデータ列を圧縮した圧縮後のデータ列「1*5」に対応付けて記録している。即ち例えば、インデックスデータを参照すれば、デコーダ310が、エンコードデータ中に出現する「1*5」を「11111」に変換すればよいことが分かる。
図7(b)に示すように、取得する送信すべきデータは、末尾側のデータが、先頭側のデータを参照する場合がある。例えば、「11111」というデータ列が2回出現し、出現箇所が7バイト離れている場合において、エンコーダ210は、2回目に出現するデータ列「11111」を、「*7」に変換することで、データサイズを圧縮する。この場合、デコーダ310は、エンコードデータ中に出現する「*7」を、そのデータから7バイト前のデータ「11111」に変換すれば、データをデコードできる。
以上の図7(a)(b)に示すように、先頭側のデータは、それより末尾側にある多数のデータにより参照されている場合がある。この場合において、先頭側のデータが欠落してしまうと、後尾側にある多数のデータをデコードできなくなってしまう。一方、後尾側のデータが一部欠落しても、先頭側のデータが適切に転送されれば、大部分のデータは適切にデコードされる。
このように、送信部260は、リアルタイム性を確保できる限度内でフレームの先頭側から通信パケットを順次再送することで、受信装置30においてデータを復元し易くすることができる。なお、符号化または圧縮アルゴリズムによっては、同一フレームの先頭側により重要なデータが含まれるとは限らない。このような場合には、送信部260は、先頭側に限らず、より重要なデータが含まれることが予め判明している通信パケットを選択して再送してもよい。
図8は、本実施形態に係る送信装置20により送信されるデータを他の形態と対比して示す。図8(a)に示すように、送信部260が、送信すべきデータおよび誤り訂正符号を送信しても、送信したデータのサイズの合計が、1フレームについて送信可能な予め定められた上限サイズに満たない場合がある。
これに対し、図8(b)に示すように、送信部260は、送信するデータのサイズの合計が、1フレームについて送信可能な予め定められた上限サイズ以下となる限度内で、同一フレームの先頭側から順に順次通信パケットを再送する。これにより、受信装置30において元のデータを一層復元し易くすることができる。
図9は、本実施形態に係るデータ復元部300による処理の流れの一例を示す。受信部330は、再生すべきデータとして、複数の通信パケットを送信装置20から順次受信する(S900)。これと共に、受信部330は、当該再生すべきデータを通信パケットのサイズごとに分割したそれぞれのデータの排他的論理和を、当該再生すべきデータの誤りを訂正するための誤り訂正符号として受信する。
受信部330は、受信した当該再生すべきデータを、受信した通信パケット毎、かつ、フレーム毎に、バッファ350に順次格納する(S910)。また、受信部330は、受信した通信パケットを解析することで、その通信パケットが誤り訂正符号を含むことが判明した場合には、その受信した誤り訂正符号を、フレーム毎に、バッファ350中のFEC(Forward Error Correction)フィールドに格納する。
誤り訂正部340は、何れかのフレームについて、ある1つの通信パケットを除き他の全ての通信パケットを受信できたかどうかを判断する(S920)。そして、誤り訂正部340は、あるフレームについて、ある1つの通信パケットを除き他の全ての通信パケットを受信できた場合には(S920:YES)、格納されている当該再生すべきデータを、受信した当該誤り訂正符号によって誤り訂正する(S930)。
例えば、誤り訂正部340は、そのフレームについて受信した当該他の全ての通信パケット、および、当該誤り訂正符号の、ビット毎の排他的論理和を算出する。そして、誤り訂正部340は、算出したその排他的論理和を、受信できていない当該1つの通信パケットとして、バッファ350に格納する。
そして、出力部360は、受信した当該再生すべきデータを誤り訂正部340により誤り訂正できたことを条件に、誤り訂正した当該再生すべきデータを出力する(S940)。
なお、出力部360は、あるフレームについて、受信した当該再生すべきデータが、再生単位である1フレームに達した場合には、誤り訂正を待つことなく当該再生すべきデータをバッファ350から読み出してよい。この場合、出力部360は、読み出した当該再生すべきデータを出力する(S940)。
図10は、本実施形態に係る送信装置20または受信装置30として機能するコンピュータ700のハードウェア構成の一例を示す。コンピュータ700は、ホストコントローラ1082により相互に接続されるCPU1000、RAM1020、及びグラフィックコントローラ1075を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1084によりホストコントローラ1082に接続される通信インターフェイス1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を有する入出力部と、入出力コントローラ1084に接続されるROM1010、フレキシブルディスクドライブ1050、及び入出力チップ1070を有するレガシー入出力部とを備える。
ホストコントローラ1082は、RAM1020と、高い転送レートでRAM1020をアクセスするCPU1000及びグラフィックコントローラ1075とを接続する。CPU1000は、ROM1010及びRAM1020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等がRAM1020内に設けたフレームバッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置1080上に表示させる。これに代えて、グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等が生成する画像データを格納するフレームバッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1084は、ホストコントローラ1082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を接続する。通信インターフェイス1030は、ネットワークを介して外部の装置と通信する。ハードディスクドライブ1040は、コンピュータ700が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ1060は、CD−ROM1095からプログラム又はデータを読み取り、RAM1020又はハードディスクドライブ1040に提供する。
また、入出力コントローラ1084には、ROM1010と、フレキシブルディスクドライブ1050や入出力チップ1070等の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1010は、コンピュータ700の起動時にCPU1000が実行するブートプログラムや、コンピュータ700のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスクドライブ1050は、フレキシブルディスク1090からプログラム又はデータを読み取り、入出力チップ1070を介してRAM1020またはハードディスクドライブ1040に提供する。入出力チップ1070は、フレキシブルディスク1090や、例えばパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
コンピュータ700に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、入出力チップ1070及び/又は入出力コントローラ1084を介して、記録媒体から読み出されコンピュータ700にインストールされて実行される。プログラムがコンピュータ700等に働きかけて行わせる動作は、図1から図9において説明した送信装置20または受信装置30における動作と同一であるから、説明を省略する。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをコンピュータ700に提供してもよい。
以上、図1から図10を参照して説明したように、本実施形態に係る送信装置20によれば、動画像などのデータをリアルタイムで送信する場合において、再生単位である1フレームのデータを取得してから、そのデータの誤り訂正符号を送信するまでのレイテンシを短縮できる。これにより、データ送信のリアルタイム性を維持すべく、通信パケットの到達性は保証されていないが転送速度が高速な通信プロトコルを利用しても、受信装置30においてデータを復元し易くすることができる。さらに、送信装置20は、リアルタイム性を損なわない限度内で通信パケットを再送するので、受信装置30においてデータを一層復元し易くすることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
図1は、本実施形態に係る通信システム10の全体構成を示す。 図2は、送信装置20において各種データが出力されるタイミング及びそのデータサイズを示す。 図3は、本実施形態に係る符号生成部220の機能構成を示す。 図4は、本実施形態に係る符号生成部220による処理の概念図である。 図5は、本実施形態に係るデータ復元部300の機能構成を示す。 図6は、本実施形態に係る符号生成部220による処理の流れの一例を示す。 図7は、本実施形態に係る取得部230が取得するデータの一例を示す。 図8は、本実施形態に係る送信装置20により送信されるデータを他の形態と対比して示す。 図9は、本実施形態に係るデータ復元部300による処理の流れの一例を示す。 図10は、本実施形態に係る送信装置20または受信装置30として機能するコンピュータ700のハードウェア構成の一例を示す。
符号の説明
10 通信システム
20 送信装置
30 受信装置
200 キャプチャ部
210 エンコーダ
220 符号生成部
230 取得部
240 算出部
250 バッファ
260 送信部
300 データ復元部
310 デコーダ
320 表示部
330 受信部
340 誤り訂正部
350 バッファ
360 出力部
700 コンピュータ

Claims (13)

  1. 再生単位が可変のデータを連続して順次送信する送信装置であって、
    送信すべきデータを部分データずつ順次取得する取得部と、
    送信によりデータに生じる誤りを訂正する誤り訂正符号を格納するためのバッファと、
    前記送信すべきデータのうち新たに取得した部分データが予め定められたサイズに達する毎に、既に前記バッファに格納された前記誤り訂正符号と、当該新たに取得した部分データとの排他的論理和を算出して、当該排他的論理和で前記誤り訂正符号を更新する算出部と、
    前記順次取得した部分データを順次送信すると共に、前記再生単位分に対応するデータの内で最後に取得された部分データについて前記算出部が排他的論理和を算出して前記誤り訂正符号を更新する毎に、前記バッファから当該更新された誤り訂正符号を読み出して送信する送信部と
    を備える送信装置。
  2. 前記送信すべきデータは動画像を示し、前記再生単位は動画像の1フレームであり、前記予め定められたサイズは、前記送信部が送信する1つの通信パケットにより送信されるデータのサイズである、請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記取得部は、前記送信すべきデータとして、フレーム毎にデータサイズの異なるデータを取得し、
    前記送信部は、前記算出部が前記送信すべきデータの1フレーム分に対応するデータの内で最後に取得された部分データについて排他的論理和を算出して前記誤り訂正符号を更新する毎に、前記バッファから当該更新された誤り訂正符号を読み出して送信する、請求項2に記載の送信装置。
  4. 前記送信部は、前記順次取得した部分データを順次送信し、かつ、前記バッファから読み出した前記誤り訂正符号を送信しても、送信したデータの合計サイズが、1フレームについて送信可能な予め定められた上限サイズに満たないことを条件に、前記順次取得した部分データの少なくとも一部の部分データを、送信したデータの合計サイズが当該上限サイズ以下となる限度内で再送する、請求項2に記載の送信装置。
  5. 前記送信部は、前記順次取得した部分データを順次送信し、および、前記バッファから読み出した前記誤り訂正符号を送信しても、送信したデータの合計サイズが、1フレームについて送信可能な予め定められた上限サイズに満たないことを条件に、前記順次取得した部分データの内で先に取得した部分データから順に再送する、請求項4に記載の送信装置。
  6. 前記算出部は、前回に排他的論理和を算出した後に新たに取得した部分データのサイズが、前記予め定められたサイズに満たずに、前記順次取得した部分データの合計が前記再生単位に達したことを条件に、当該新たに取得した部分データと、既に前記バッファに格納されていた前記誤り訂正符号との排他的論理和を算出して、当該排他的論理和で前記誤り訂正符号を更新する、請求項1に記載の送信装置。
  7. 再生単位が可変のデータを連続して順次受信する受信装置であって、
    再生すべきデータを受信すると共に、当該再生すべきデータを予め定められたサイズ毎に分割したそれぞれのデータの排他的論理和を、当該再生すべきデータの誤りを訂正するための誤り訂正符号として受信する受信部と、
    受信した当該再生すべきデータのサイズが、前記再生単位に満たないことを条件に、受信した当該再生すべきデータを、受信した当該誤り訂正符号によって誤り訂正する誤り訂正部と、
    受信した当該再生すべきデータのサイズが、前記再生単位に達することを条件に、または、受信した当該再生すべきデータを当該誤り訂正符号によって誤り訂正することで当該再生すべきデータのサイズが前記再生単位に達したことを条件に、当該再生すべきデータを出力する出力部と
    を備える受信装置。
  8. 前記再生すべきデータは動画像を示し、前記再生単位は動画像の1フレームであり、前記予め定められたサイズは前記受信部が受信する通信パケットにより転送されるデータのサイズである、請求項7に記載の受信装置。
  9. 受信した当該再生すべきデータを、フレーム毎、かつ、当該データを転送した通信パケット毎に格納するためのバッファを備え、
    前記受信部は、受信した当該再生すべきデータを、受信した通信パケット毎に前記バッファに順次格納し、
    前記誤り訂正部は、前記バッファを走査して、ある1つの通信パケットを除きあるフレーム分の再生すべきデータが前記バッファに格納されたことを条件に、格納されている当該再生すべきデータを、受信した前記誤り訂正符号によって誤り訂正する、請求項8に記載の受信装置。
  10. 送信装置によって、再生単位が可変のデータを連続して順次送信する方法であって、
    前記送信装置は、送信によりデータに生じる誤りを訂正する誤り訂正符号を格納するためのバッファを有し、
    送信すべきデータを部分データずつ順次取得するステップと、
    前記送信すべきデータのうち新たに取得した部分データが予め定められたサイズに達する毎に、既に前記バッファに格納された前記誤り訂正符号と、当該新たに取得した部分データとの排他的論理和を算出して、当該排他的論理和で前記誤り訂正符号を更新するステップと、
    前記順次取得した部分データを順次送信すると共に、前記再生単位分に対応するデータの内で最後に取得された部分データについて前記算出するステップにおいて排他的論理和が算出されて前記誤り訂正符号が更新される毎に、前記バッファから当該更新された誤り訂正符号を読み出して送信するステップと
    を備える方法。
  11. 受信装置によって、再生単位が可変のデータを連続して順次受信する方法であって、
    再生すべきデータを受信すると共に、当該再生すべきデータを予め定められたサイズ毎に分割したそれぞれのデータの排他的論理和を、当該再生すべきデータの誤りを訂正するための誤り訂正符号として受信するステップと、
    受信した当該再生すべきデータのサイズが、前記再生単位に満たないことを条件に、受信した当該再生すべきデータを、受信した当該誤り訂正符号によって誤り訂正するステップと、
    受信した当該再生すべきデータのサイズが前記再生単位に達することを条件に、または、受信した当該再生すべきデータを当該誤り訂正符号によって誤り訂正することで当該再生すべきデータのサイズが前記再生単位に達したことを条件に、当該再生すべきデータを出力するステップと
    を備える方法。
  12. 再生単位が可変のデータを連続して順次送信する送信装置として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータは、送信によりデータに生じる誤りを訂正する誤り訂正符号を格納するためのバッファを有し、
    前記コンピュータを、
    送信すべきデータを部分データずつ順次取得する取得部と、
    前記送信すべきデータのうち新たに取得した部分データが予め定められたサイズに達する毎に、既に前記バッファに格納された前記誤り訂正符号と、当該新たに取得した部分データとの排他的論理和を算出して、当該排他的論理和で前記誤り訂正符号を更新する算出部と、
    前記順次取得した部分データを順次送信すると共に、前記再生単位分に対応するデータの内で最後に取得された部分データについて前記算出部が排他的論理和を算出して前記誤り訂正符号を更新する毎に、前記バッファから当該更新された誤り訂正符号を読み出して送信する送信部
    として機能させるプログラム。
  13. 再生単位が可変のデータを連続して順次受信する受信装置として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    再生すべきデータを受信すると共に、当該再生すべきデータを予め定められたサイズ毎に分割したそれぞれのデータの排他的論理和を、当該再生すべきデータの誤りを訂正するための誤り訂正符号として受信する受信部と、
    受信した当該再生すべきデータのサイズが、前記再生単位に満たないことを条件に、受信した当該再生すべきデータを、受信した当該誤り訂正符号によって誤り訂正する誤り訂正部と、
    受信した当該再生すべきデータのサイズが、前記再生単位に達することを条件に、または、受信した当該再生すべきデータを当該誤り訂正符号によって誤り訂正することで当該再生すべきデータのサイズが前記再生単位に達したことを条件に、当該再生すべきデータを出力する出力部と
    して機能させるプログラム。
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