JP2009118129A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フラットベットに置いた厚みのある原稿を読み取る際に、発光部の光をユーザが眩しく感じることがないようにする。
【解決手段】プラテンカバーと、プラテンカバーの開閉状態を検出するプラテンカバー状態検知部と、フラットベットに沿って所望の速度で移動し、かつ所望の光量で発光する光源部と、光源部から照射された光によって原稿を撮影する撮影部と、プラテンカバー状態検知部がプラテンカバーの開状態を検出している間に、読取指令を受け付けた場合は、光源部の光量を、プラテンカバーが閉状態で実行される読取の場合よりも低く設定して、該読取指令に対応した読取を実行する読取制御部とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、フラットベット型の画像読取装置の改良に関する。
近年、フラットベット型の画像読取装置の読取速度が向上している。その理由の1つに、光源部の光量の増加がある。光量が増加すれば、その分、原稿を撮影する撮影部の露光時間が短くなる。
フラットベット型の画像読取装置では、プラテンカバーが閉じられる直前に光源部を点灯させて原稿サイズを検出する機能を有している。しかしながら、ユーザがその光を眩しくて不快に感じる場合がある。このような事態の発生を防止するための技術として、以下の特許文献1は、原稿サイズの検出時に光源部を点灯させる光量を、読取実行時よりも低下させる技術を開示している。
特開2002−290675公報
ところで、ユーザが光源部の光を眩しく感じる事態は、上記のような原稿サイズの検出時だけでなく、ブック原稿等、厚みのある原稿の読取実行時にも発生する。すなわち、フラットベットに厚みのある原稿を置いた場合は、プラテンカバーを閉じることができないため、読取の実行中に、フラットベットとプラテンカバーとの間から強い光が漏れ出すことになり、ユーザに眩しく感じさせる。
そこで、本発明は、フラットベットに置いたブック原稿等、厚みのある原稿を読み取る際に、光源部の光をユーザが眩しく感じることがないようにした画像読取装置の提供を目的とする。
本発明による画像読取装置は、原稿が置かれたフラットベットを開閉自在に覆うプラテンカバーと、前記プラテンカバーの開閉状態を検出するプラテンカバー状態検知部と、前記フラットベットに沿って所望の速度で移動し、かつ所望の光量で発光する光源部と、前記光源部から照射された光によって前記原稿を撮影する撮影部と、前記プラテンカバー状態検知部が前記プラテンカバーの開状態を検出している間に、読取指令を受け付けた場合は、前記光源部の光量を前記プラテンカバーが閉状態で実行される読取の場合よりも低く設定して、該読取指令に対応した読取を実行する読取制御部とを備えた。
そして、前記読取制御部は、前記プラテンカバー状態検出部が前記プラテンカバーの開状態を検出している間に、前記読取指令を受け付けた場合は、更に、前記光源部の移動速度を前記プラテンカバーが閉状態で実行される読取の場合よりも低く設定するようにしてもよい。
本発明によれば、プラテンカバー状態検知部がプラテンカバーの開状態を検出している間に、読取指令を受け付けた場合は、光源部の光量を、プラテンカバーが閉状態で実行される通常の読取の場合よりも低く設定するので、ユーザがその光を受けて眩しく感じる度合いが減少する。
また、プラテンカバーが開状態であれば、光源部の移動速度を、プラテンカバーが閉状態で実行される読取の場合よりも遅く設定する構成では、光源部の光量の低下によって撮影部の時間当たりの露光量が減少しても、光源部の移動速度を遅く、すなわち露光時間を長くすることで補償できる。従って、ブック原稿等、厚みのある原稿を読み取った画像データの劣化を防止できる。
以下、本発明の実施例を図に従って説明する。
図1は、本発明の実施例である画像読取装置1の簡略化した外観斜視図である。ここに、例としてスキャナ装置、プリンタ装置、コピー装置とを兼用するオフィス用複合機を想定しているが、本発明はこれに限定されず、例えば、ファクシミリ複合機、スキャナ専用装置、コピー専用装置等にも適用可能である。
画像読取装置1の本体の上面には、フラットベット11がプラテンガラスによって構成されており、更に、原稿の読み取り時にフラットベット11を遮光するためのプラテンカバー12がヒンジを介して開閉自在に取り付けられている。ヒンジには、プラテンカバー12の開閉状態を検知するプラテンカバー状態検知部14が付設されている。プラテンカバー状態検知部14は、例えば、プラテンカバー14が閉じる直前に導通する電気スイッチ等で構成できる。また、本体の前面には、各種操作キーと、液晶パネル等からなる表示窓とを有した操作パネル13が配置されている。本体の向かって右側の側面には、記録紙挿入部16が設けられている。なお、本体には、フラットベット11に沿って所望の速度で移動し、かつ所望の光量で発光する光源部110、光源部110から照射された光によって原稿を撮影する撮影部111、読み取った原稿等を印刷して出力する印刷部107等が内蔵されている。また、特に本発明に関連しないが、プラテンカバー12には、ADF(オートドキュメントフィーダ)を備えてもよい。
図2は、画像読取装置1の概略構成を示した機能ブロック図である。
画像読取装置1は、パーソナルコンピュータ等の通信装置2とネットワーク等を通じて通信する通信部101と、読取を制御する読取制御部104と、原稿を読み取った画像データに所定の画像処理を施す読取用画像処理回路105と、読取開始を指令するスタート釦13a等の各種操作釦と液晶パネルとで構成された操作パネル13と、印刷すべき画像データの色空間の変換等を行う印刷用画像処理回路106と、印刷部107と、画像データに対してファイル形式の変換を行うコーデック108と、読み取った画像データあるいは印刷すべき画像データを蓄積する画像メモリ109と、CPU(セントラルプロセッシングユニット)102、ROM(リードオンリーメモリ)103、RAM(ランダムアクセスメモリ)104等で構成された装置制御部とを備えている。
読取制御部104には、プラテンカバー状態検知部14と、LED(ライトエミッティングダイオード)アレイが設けられた光源部110と、光源部110の移動を制御するモータ112のドライバ回路113が接続されている。撮影部111は、原稿を撮影する撮影素子としてCCD(チャージカップルドデバイス)が設けられており、読取用画像処理回路105に接続されている。
なお、画像読取装置1の走査撮影は、原稿が置かれたフラットベット11に沿って光源部110を平行移動させつつ、光源部110から照射した光を原稿で反射させ、更に反射ミラー等で撮影部111に導いて、反射光が結像された原稿の部分像を逐次撮影することでなされ、その部分像は画像データとして撮影順序に従って連結される。
画像読取装置1の基本動作は、従来の装置のオフィス用複合機と基本的に同様である。すなわち、スキャナ装置としては、操作パネル13の操作に応じて、フラットベット11に置かれた原稿を読み取り、その画像データをネットワークを通じて通信装置2に伝送する。また、プリンタ装置としては、ネットワークを通じて通信装置2から印刷指令と共に画像データを受け付け、受け付けた画像データを記録紙に印刷して出力し、コピー装置としては、操作パネル13の操作に応じて、フラットベット11に置かれた原稿を読み取り、読み取った画像データを記録紙に印刷して出力する。
そして、本発明の特徴的として、読取制御部104は、プラテンカバー状態検知部14がプラテンカバー12の開状態を検出している間に、操作パネル13のスタート釦によって読取指令を受け付けた場合は、光源部110の光量をプラテンカバー12が閉状態で実行される通常の読取時より低く設定して、その読取指令に対応した読取を実行する。このようにすることで、厚みがあってプラテンカバー12を閉状態にできないような原稿、例えばブック原稿を読み取る際に、ユーザが光源部110の発光を眩しく感じるのを防止している。
また、光源部110の光量を、プラテンカバー12が閉状態で実行される通常の読取時より低く設定するだけでなく、更に、撮影部111の移動速度を通常の読取時より遅く設定してもよい。すなわち、光源部110の光量の低下によって撮影部111の時間当たりの露光量が減少するが、これを、光源部110の移動速度を遅く、すなわち露光時間を長くすることで補償する。このようにすれば、読み取った画像データの画質が劣化しない。
図3は、画像読取装置1が、操作パネル13のスタート釦によって読取指令を受け付けた後の読取の基本手順を説明するフローチャートである。
この手順によれば、まず、プラテンカバー12の開閉状態を判断し、プラテンカバー12が閉状態であれば、装置制御部が、読取制御部104に対して通常の読取パラメータを設定する。パラメータには、光源部110を発光させる光量、光源部110を移動させるモータの回転速度等の設定が含まれている。ここで、プラテンカバーが閉状態であれば、通常読取パラメータとして、規定の光量、規定の回転速度を設定する一方、プラテンカバーが開状態であれば、低速読取パラメータとして、規定よりも低い光量、規定よりも低い回転速度を設定する(ステップ101、102、109)。
読取制御部104は、パラメータに従って光源部110を点灯させ、モータ112の回転を開始させる。このモータの回転によって、光源部110は待機位置からフラットベット11に沿って平行移動する(ステップ103、104)。
そして、原稿の始端から終端まで光源部110を定速度で移動させながら、所定の時間間隔で撮影部110を作動させて、原稿を終端まで走査撮影する(ステップ105、106)。
原稿の終端まで撮影が完了すれば、光源部110を消灯させ、モータの回転を停止させる(ステップ107、108)。その後、更にモータを逆回転させて、光源部110を待機位置に復帰させてもよい。
図4は、プラテンカバー12が閉状態での読取と閉状態での読取とを対比して説明する制御信号の2通りの波形図で、(I)、(II)は、それぞれの状態における走査撮影同期信号HSNCと、点灯制御信号Vledと、モータ制御クロックM−Clkの波形を示している。
(I)に示しているように、プラテンカバー12が閉状態では、走査撮影中、点灯制御信号Vledをハイレベルに保って光源部110を連続点灯させることで規定の光量としている。また、撮影部111の蓄積時間を制御する撮影同期信号HSNCの1パルスに対して、モータ制御クロックM−Clkの2パルスが出力されている。
一方(II)に示しているように、プラテンカバー12が開状態では、走査撮影中、点灯制御信号Vledをパルスとして、光源部110を間欠点灯させることで、規定よりも低い光量としている。また、撮影同期信号HSNCの1パルスに対して、モータ制御クロックM−Clkの2パルスが出力される点は、上記と同様であるが、撮影同期信号HSNCのパルス間隔を広げることで、撮影部111の蓄積時間を長くすると共に、同期したモータ制御クロックM−Clkの周期を延ばし、モータ112の回転速度を規定の回転速度よりも遅くしている。
なお、この画像読取装置1では、光源部110のLEDアレイを、プラテンカバー12が閉状態では連続点灯させる一方、プラテンカバー12が開状態では、間欠点灯させることで光量を制御している。この方法は、光源部110の電源として定電圧電源回路を用いる構成に適している。しかしながら、光量の制御方法はこれに限定されない。例えば、光源部110の電源として、照度補正用に出力電圧を可変制御できる電源回路を設けた構成では、光源部110の電源電圧を変えることによって光量を制御してもよい。また、光源部110として冷陰極管を用いる構成でも、冷陰極管を点灯させるインバータ回路の供給電圧を制御することによって光量を制御することができる。
また、上記実施例では、プラテンカバー12の開閉状態を検知するプラテンカバー状態検知部14を設けていたが、別構成として、フラットベット11にかかる荷重を検知する荷重検知部を設け、所定値以上の荷重を検知したときには、読み取るべき原稿をブック原稿とみなし、光量を低下させるようにしてもよい。これは、ブック原稿を読み取る場合にのみプラテンカバー12が開状態とされることを想定している。なお、荷重検知部は、プラテンガラスと、プラテンガラス支持部との間に圧電素子等を配置して構成できる。
本発明の実施例である画像読取装置の外観斜視図である。 本発明の実施例である画像読取装置の回路ブロック図である。 読取の基本手順を説明するフローチャートである。 (I)、(II)は、プラテンカバー12が閉状態での読取と閉状態での読取とを対比して説明する制御信号の2通りの波形図である。
符号の説明
1 画像読取装置
11 フラットベット
12 プラテンカバー
14 プラテンカバー状態検知部
104 読取制御部
110 光源部
111 撮影部

Claims (2)

  1. 原稿が置かれたフラットベットを開閉自在に覆うプラテンカバーと、
    前記プラテンカバーの開閉状態を検出するプラテンカバー状態検知部と、
    前記フラットベットに沿って所望の速度で移動し、かつ所望の光量で発光する光源部と、
    前記光源部から照射された光によって前記原稿を撮影する撮影部と、
    前記プラテンカバー状態検知部が前記プラテンカバーの開状態を検出している間に、読取指令を受け付けた場合は、前記光源部の光量を前記プラテンカバーが閉状態で実行される読取の場合よりも低く設定して、該読取指令に対応した読取を実行する読取制御部とを備えたフラットベット型の画像読取装置。
  2. 請求項1において、
    前記読取制御部は、前記プラテンカバー状態検出部が前記プラテンカバーの開状態を検出している間に、前記読取指令を受け付けた場合は、更に、前記光源部の移動速度を前記プラテンカバーが閉状態で実行される読取の場合よりも遅く設定するフラットベット型の画像読取装置。
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JP2017022614A (ja) * 2015-07-13 2017-01-26 株式会社リコー 画像読取装置及び画像形成装置

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