JP2009118113A - 通信異常検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一内容のデータを繰り返して送信するといった通信異常を検知すると共に、送信データに確認用あるいは監視用のデータを別途設けることなく、通信リソースを有効に利用するようにした通信異常検知装置を提供する。
【解決手段】複数の種類(n種類)のデータを周期的に送受信する複数の電子制御装置の間の通信異常を検知する通信異常検知装置において、前記複数の電子制御装置の一方(エンジン制御ユニット10)は、通信毎に異なる種類のデータ(コマンドCMD)を他方(スロットルバルブ制御ユニット12)に送信し、前記他方に、受信した前記データの種類に応じて返信用データ(識別コードID)を作成させて返信させると共に、受信した前記返信用データが前記送信したデータの種類に応じて作成されていないとき、前記通信異常があると検知する(S16など,S44)ように構成する。
【選択図】図2

Description

この発明は、通信異常検知装置に関し、より具体的には複数の電子制御装置の間の通信異常を検知する装置に関する。
一般的に内燃機関には、それを制御する上で燃料噴射装置(インジェクタ)、点火装置(イグナイタ)およびスロットルバルブなどの駆動をそれぞれ電子的に制御すべく複数の電子制御装置(ECU(Electronic Control Unit))が設けられる。各電子制御装置はCAN(Controller Area Network)通信などにより、それらを駆動制御するために必要となる複数種のデータを互いに送受信する。従来、複数種のデータを送受信する電子制御装置の間の通信異常を検知するものとして様々なものが提案されている。
例えば、下記の特許文献1にあっては、送信側の電子制御装置において複数の数値データを送信するに際し、複数の数値データの合計値を送信データに付加すると共に、受信側の電子制御装置において受信した複数の数値データの合計値を算出し、算出された合計値と受信した合計値を比較して確認することにより、電子制御装置の間の通信異常を検知している。また、下記の特許文献2にあっては、送信側の電子制御装置において送信データに通信毎に変化する監視情報、具体的には通信毎に1と0のいずれか交互に変化させられるフラグを付加して送信すると共に、受信側の電子制御装置において当該フラグの通信毎の変化を監視することにより、電子制御装置の間の通信異常を検知している。
特許第3156493号 特開2001−197154号公報
しかしながら、上記した特許文献に記載の通信異常検知は、送信側の電子制御装置において確認用あるいは監視用のデータを送信データに付加して送信し、受信側の電子制御装置においてそれを確認あるいは監視する構成であることから、送信側の電子制御装置が通信毎に送信データを更新することができずに同一内容のデータを繰り返して送信するといった通信異常を検知することができなかった。また、送信データに確認用あるいは監視用のデータを別途設ける必要があることから、通信リソースを有効に利用する点では改善の余地があった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、複数の種類のデータを周期的に送受信する複数の電子制御装置の間の通信異常を検知する通信異常検知装置において、同一内容のデータを繰り返して送信するといった通信異常を検知すると共に、送信データに確認用あるいは監視用のデータを別途設けることなく、通信リソースを有効に利用するようにした通信異常検知装置を提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、複数の種類のデータを周期的に送受信する複数の電子制御装置の間の通信異常を検知する通信異常検知装置において、前記複数の電子制御装置の一方は、通信毎に異なる種類のデータを他方に送信し、前記他方に、受信した前記データの種類に応じて返信用データを作成させて返信させると共に、受信した前記返信用データが前記送信したデータの種類に応じて作成されていないとき、前記通信異常があると検知する如く構成した。
また、請求項2にあっては、前記一方は、前記データを前記他方に送信した後、前記返信用データを受信しないとき、前記データを前記他方に再度送信する如く構成した。
また、請求項3にあっては、前記一方は、前記受信した返信用データが前記送信したデータの種類に応じて作成されていないとき、前記データを前記他方に再度送信すると共に、前記受信した返信用データが前記送信したデータの種類に応じて作成されていないことを所定時間継続して検知するとき、前記通信異常があると検知する如く構成した。
また、請求項4にあっては、前記一方が送信する前記データは前記種類を示す識別子と数値からなり、前記一方は、前記他方に、受信したデータの種類に応じて前記識別子を作成させて返信させると共に、受信した前記識別子が前記送信したデータの種類に応じて作成されていないとき、前記通信異常があると検知する如く構成した。
また、請求項5にあっては、前記他方が返信する前記返信データは前記種類を示す識別子と数値からなり、前記一方は、前記他方に、受信したデータの種類に応じて前記返信データを作成させて返信させると共に、受信した前記返信データの識別子が前記送信したデータの種類に応じて作成されていないとき、前記通信異常があると検知する如く構成した。
また、請求項6にあっては、前記一方は、前記通信異常があると検知したとき、前記データの送信を停止する如く構成した。
上記において「通信異常」とは、電子制御装置の一方あるいは他方が同一内容のデータを繰り返して送信するといった通信内容の異常をいうが、電子制御装置の一方および他方における受信異常や演算異常を含むものと解しても良い。
請求項1にあっては、複数の種類のデータを周期的に送受信する複数の電子制御装置の一方は、通信毎に異なる種類のデータを他方に送信し、他方に、受信されたデータの種類に応じて返信用データを作成させて返信させると共に、受信した返信用データが送信したデータの種類に応じて作成されていないとき、通信異常があると検知するように構成したので、同一内容のデータを繰り返して送信するといった通信異常を検知することができる。
即ち、電子制御装置の一方が通信毎に異なる種類のデータを送信する(または返信させる)ことを前提とするにも関わらず、受信した返信用データが送信したデータの種類に応じて作成されていない場合にあっては、電子制御装置の一方あるいは他方が送信内容あるいは返信内容を更新することができず、前回通信時と同一内容の送信データあるいは返信データを送信あるいは返信する状況が想定されるため、上記のような通信異常を検知することができる。
また、通信毎に異なる種類のデータを送信する(または返信させる)ことを利用して通信異常を検知するため、送信データ(または返信データ)に確認用あるいは監視用のデータを別途設ける必要がなく、よって通信リソースを有効に利用することができる。
請求項2に係る通信異常検知装置にあっては、一方は、データを他方に送信した後、返信用データを受信しないとき、データを他方に再度送信するように構成したので、上記の効果に加え、上記の通信異常を確実に検知することができる。
請求項3に係る通信異常検知装置にあっては、一方は、受信した返信用データが送信したデータの種類に応じて作成されていないとき、データを他方に再度送信すると共に、受信した返信用データが送信したデータの種類に応じて作成されていないことを所定時間継続して検知するとき、通信異常があると検知するように構成したので、上記の効果に加え、上記の通信異常を正確に検知することができる。
請求項4に係る通信異常検知装置にあっては、一方が送信するデータは種類を示す識別子と数値からなり、一方は、他方に受信したデータの種類に応じて識別子を作成させて返信させると共に、受信した識別子が送信したデータの種類に応じて作成されていないとき、通信異常があると検知するように構成したので、上記の効果に加え、他方が返信する返信データの容量を低減でき、よって通信リソースを一層有効に利用することができる。
請求項5に係る通信異常検知装置にあっては、他方が返信する返信データは種類を示す識別子と数値からなり、一方は、他方に受信したデータの種類に応じて返信データを作成させて返信させると共に、受信した返信データの識別子が送信したデータの種類に応じて作成されていないとき、前記通信異常があると検知するように構成したので、上記の効果に加え、一方は識別子のみからなるデータを送信すれば足りるため、一方が送信するデータの容量を低減でき、よって通信リソースを一層有効に利用することができる。
請求項6に係る通信異常検知装置にあっては、一方は、通信異常があると検知したとき、データの送信を停止するように構成したので、上記の効果に加え、他方の制御対象の上記の通信異常に起因する動作不良を未然に防止することができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る通信異常検知装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の第1実施例に係る通信異常検知装置を含む複数の電子制御装置を示すブロック図である。
図1において、符号10は、内燃機関(以下、「エンジン」という)の燃料噴射装置(インジェクタ)および点火装置(イグナイタ)を電子的に制御する電子制御装置(ECU(Electronic Control Unit)。以下、「エンジン制御ユニット」という)(電子制御装置の一方)を示す(図中に「UNIT1」と示す)。符号12は、スロットルバルブを電子的に制御する電子制御装置(ECU(Electronic Control Unit)。以下「スロットルバルブ制御ユニット」という)(電子制御装置の他方)を示す(図中に「UNIT2」と示す)。
エンジン制御ユニット10は中央演算装置たるCPU10aと、各種プログラムを格納するROM(図示なし)と、各種センサから出力されたデータやCPU10aで演算されたデータを一時的に記憶するRAM(図示なし)からなり、各種プログラムに従って制御対象たる燃料噴射装置および点火装置の駆動を制御する。スロットルバルブ制御ユニット12も同様なCPU12a、ROM(図示なし)、RAM(図示なし)からなり、各種プログラムに従ってスロットルバルブの駆動を制御する。
エンジン制御ユニット10とスロットルバルブ制御ユニット12は通信線14を介して接続され、データを他方へ送信すると共に、他方からデータを受信するための送受信機10b,12bをそれぞれ備える。各送受信機10b,12bはそれぞれのCPU内部に配置されるCANコントローラ10c,12cによって制御される。このように、エンジン制御ユニット10とスロットルバルブ制御ユニット12は、いわゆるCAN(Controller Area Network)通信によって接続され、データ送受信自在とされる。
エンジン制御ユニット10は、アクセル開度センサ、スロットル開度センサ、吸気圧センサなどに接続され、各種センサの出力データが入力される。具体的に、出力データはアクセル開度AP,スロットル開度θth,吸気圧PAなどである。スロットルバルブ制御ユニット12は、バッテリ電圧センサ、ホールセンサなどに接続され、各種センサの出力データが入力される。具体的に、出力データはバッテリ電圧VB,ホール電流IHなどである。エンジン制御ユニット10とスロットルバルブ制御ユニット12は、それら複数種のデータをCAN通信を介して周期的に相互に送受信する。
この発明に係る通信異常検知装置はCANコントローラからなると共に、複数種のデータを一方から他方に送信するに際し、エンジン制御ユニット10とスロットルバルブ制御ユニット12の間のCAN通信の異常を検知する。次図以降のフロー・チャートから通信異常検知について具体的に説明する。
図2は、送信側の電子制御装置が実行する通信異常検知に係るフロー・チャートである。送信側の電子制御装置としてはエンジン制御ユニット10とスロットルバルブ制御ユニット12のいずれも妥当するが、説明の便宜上、ここではエンジン制御ユニット10を送信側の電子制御装置とする。具体的に、図2のフロー・チャートはエンジン制御ユニット10のCANコントローラ10cによって実行されるプログラムである。
まずS10において、コマンドCMDが発行される。コマンドCMDは1からn(n≧2)までの自然数の内のいずれかの数値である。nはエンジン制御ユニット10が送信すべきデータ種の総数に相当する。ここで、データの種類毎に異なるコマンドCMDが割り当てられる。例えば、アクセル開度APには1、スロットル開度θthには2,吸気圧PAには3のコマンドCMDが割り当てられる。図中のS10では任意のコマンドCMDとしてiが発行されたことを示す。プログラムスタート直後の初回は、通例、1のコマンドCMDが発行される。
次いでS12に進み、コマンドCMDとそれに割り当てられたデータ種の数値を送信データとして送信する。初回であれば、1のコマンドCMDとそれに対応する例えばアクセル開度APが送信される。ここで送信について具体的には、CANコントローラ10cがそれらを送信するように送受信機10bに指示し、送受信機10bがそれらを今回の送信データとして更新して送信する。また、送信データの内、少なくともコマンドCMDは前記したRAMに一時的に記憶される。
次いで、送信データを受信する受信側の電子制御装置について説明する。
図3は、受信側の電子制御装置が実行する通信異常検知に係るフロー・チャートである。ここでは、スロットルバルブ制御ユニット12を受信側の電子制御装置として説明する。具体的には、図3のフロー・チャートはスロットルバルブ制御ユニット12のCANコントローラ12cによって実行されるプログラムである。
S100において、エンジン制御ユニット10から送信されたコマンドCMDとそれに割り当てられたデータ種の数値を受信したか否か判断される。否定されるときにはプログラムをスキップする一方、肯定されるときにはS102に進んで受信したコマンドCMDが1であるか否か判断される。
S102で肯定されるとき、S104に進んで1の認識コードIDが作成される。一方、S102で否定されるとき、S106に進んで受信したコマンドCMDが2であるか否か判断される。S106で肯定されるとき、S108に進んで2の認識コードIDが作成される。一方、S106で否定されるとき、以降は同様に、S110およびS112のステップに示す如く、受信したコマンドCMDが3,4,5,・・・nであるか否か判断され、肯定されるとき、3,4,5,・・・nの認識コードIDが作成される。このように、認識コードIDも1からn(n≧2)までの自然数であると共に、受信したコマンドCMDと同一の認識コードIDが作成される。
次いでS114に進み、作成された認識コードIDを返信データとしてエンジン制御ユニット10に返信する。ここで返信について具体的には、CANコントローラ12cが今回作成した認識コードIDを返信するように送受信機12bに指示し、送受信機12bが認識コードIDを今回の返信データとして更新してエンジン制御ユニット10に返信する。尚、S110において否定されるとき、プログラムをスキップする。
図2に戻って送信側のフロー・チャートの説明を続けると、S14において、スロットルバルブ制御ユニット12からの返信データ、即ち認識コードIDを受信したか否か判断する。S12において送信データを送信した後、適度な時間が経過しても認識コードIDを受信しないときにはS14で否定され、S12に戻って再度同一の送信データをスロットルバルブ制御ユニット12に送信する。このように、エンジン制御ユニット10は、スロットルバルブ制御ユニット12からの返信データを受信しない限り、同一種のデータを繰り返し送信する。
一方、認識コードIDを受信するとS14で肯定されてS16に進み、S10において発行し、S12において送信したコマンドCMDと受信した認識コードIDが一致するか否か判断される。
S16で肯定されるとき、エンジン制御ユニット10とスロットルバルブ制御ユニット12の間の通信は正常であると判断され、S18に進んでインクリメントされた(i+1)のコマンドCMDが発行される。次いで、S20以降に進む。S20からS24まではS12からS16で説明したのと同様な処理が実行される。S24で肯定されるとき、以降は同様に、S26からS32のステップに示す如く、nまで1ずつインクリメントされるコマンドCMDを順次発行し、S12からS16で説明したのと同様な処理が実行される。このように、エンジン制御ユニット10は通信毎に異なる種類のデータをスロットルバルブ制御ユニット12に送信する。
S32で肯定されるとき、S10に戻って初回のコマンドCMDが発行され、通信が正常であると判断される限り、S10からS32までの処理が繰り返される。従って、n種類のデータは周期的にスロットルバルブ制御ユニット12に送信される。
一方、S16で否定されるとき、通信は正常ではないと判断してS34に進む。S34では、カウンタなどで時間の計測を開始する。
次いでS36に進み、S12で送信したのと同一の送信データをスロットルバルブ制御ユニット12に再度送信する。次いでS38に進み、スロットルバルブ制御ユニット12からの返信データ、即ち認識コードIDを受信したか否か判断する。S38において適度な時間が経過しても認識コードIDを受信しないときにはS38で否定され、S36に戻って再度同一の送信データをスロットルバルブ制御ユニット12に送信する。
認識コードIDを受信するとS38で肯定されてS40に進み、S10において発行し、S36において送信したコマンドCMDと受信した認識コードIDが一致するか否か判断する。S40で肯定されるとき、通信は正常であると判断してS18に進む。
一方、S40で否定されるとき、S42に進んで時間の計測が開始されてから所定の時間が経過したか否か判断する。S42で否定されるとき、S36に戻って再度同一の送信データをスロットルバルブ制御ユニット12に送信する。
S42で肯定されるとき、即ち、発行・送信したコマンドCMDと受信した認識コードIDが一致しないと初めて判断されてから所定時間経過したとき、換言すれば発行・送信したコマンドCMDと受信した認識コードIDが一致しないことを所定時間継続して検知するとき、S44に進んでエンジン制御ユニット10とスロットルバルブ制御ユニット12の間の通信は異常であると判断する。通信が異常であると判断されるときにはプログラムを終了し、それ以降のデータの送信を停止する。
尚、S24やS32で否定されたときに実行されるS46からS54やS56からS64の処理も、S34からS42の処理と同様である。
S16などにおいて発行・送信したコマンドCMDと受信した認識コードIDが一致しない場合としては、S12においてCANコントローラ10cが今回発行したコマンドCMDとそれに対応するデータ種の数値を送信するように送受信機10bに指示するにも関わらず、送受信機10bがそれらを今回の送信データとして更新することができずに前回送信したコマンドCMDとそれに対応するデータ種の数値を繰り返し送信する場合が考えられる。即ち、この場合、スロットルバルブ制御ユニット12は前回と同一のコマンドCMDを受信することから、前回と同一の識別コードIDを返信する結果、S16などにおいて両者が一致しないと判断される。
あるいは、図3フロー・チャートのS114においてCANコントローラ12cが今回作成した識別コードIDを返信データとして返信するように送受信機12bに指示するにも関わらず、送受信機12bが返信データを今回の返信データとして更新することができずに前回の識別コードID返信データを繰り返して返信する場合が考えられる。即ち、この場合、エンジン制御ユニット10は前回と同一の識別コードIDを受信することから、S16などにおいて両者が一致しないと判断される。
尚、送受信機10b,12bの受信異常やCANコントローラ10c,12cの演算異常が生じている場合にもS16などにおいて両者が一致しないと判断され得るが、それらの事象が生じる可能性は低く無視できる程度である。
このように、エンジン制御ユニット10は、通信毎に異なるコマンドCMDを発行・送信し、スロットルバルブ制御ユニット12に、受信したコマンドCMDと同一の識別コードIDを作成させて返信させると共に、発行・送信したコマンドCMDと受信した識別コードIDが一致するか否かを判断することから、両者が一致しないときにはエンジン制御ユニット10あるいはスロットルバルブ制御ユニット12において同一内容のデータを繰り返して送信あるいは返信するといった通信異常が生じていることを検知することができる。また、通信毎に異なる種類のデータを送信することを利用して通信異常を検知するため、送信データに確認用あるいは監視用のデータを別途設ける必要がなく、よって通信リソースを有効に利用することができる。
また、エンジン制御ユニット10は、コマンドCMDとそれに割り当てられたデータ種の数値を送信データとしてスロットルバルブ制御ユニット12に送信した後、識別コードIDを受信しないとき、送信データをスロットルバルブ制御ユニット12に再度送信することから、上記の通信異常が生じていることを確実に検知することができる。
また、エンジン制御ユニット10は、受信した識別コードIDと送信したコマンドCMDが一致しないとき、送信データをスロットルバルブ制御ユニット12に再度送信すると共に、受信した識別コードIDと送信したコマンドCMDが一致しないことが所定時間継続するか否か判断し、所定時間継続して両者が一致しない場合に限って上記の通信異常が生じていると検知するので、上記の通信異常を正確に検知することができる。
また、エンジン制御ユニット10が送信する送信データはデータの種類を示すコマンドCMDとそれに対応するデータ種の数値からなるが、スロットルバルブ制御ユニット12が返信する返信データは識別コードIDのみであるため、返信データの容量を低減できる。このため、通信リソースを有効に利用することができる。
また、エンジン制御ユニット10は、上記の通信異常があると検知したとき、データの送信を停止することから、スロットルバルブ制御ユニット12の制御対象、即ちスロットルバルブの上記の通信異常に起因する動作不良を未然に防止することができる。
次いで、この発明の第2実施例に係る通信異常検知装置について説明する。
図4は、第2実施例に係る通信異常検知装置についての送信側の電子制御装置が実行する、図2と同様なフロー・チャートである。また、図5は、第2実施例に係る通信異常検知装置についての受信側の電子制御装置が実行する、図3と同様なフロー・チャートである。尚、両図において第1実施例と共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
第1実施例と相違する点に焦点をおいて説明すると、第2実施例にあっては、送信側のエンジン制御ユニット10は送信データとしてコマンドCMDのみを送信すると共に、受信側のスロットルバルブ制御ユニット12は識別コードIDと受信したコマンドCMDに対応するデータ種の数値からなる返信データを返信するように構成した。
図4フロー・チャートのS12aに示すように、送信側のエンジン制御ユニット10はコマンドCMDのみからなる送信データを受信側のスロットルバルブ制御ユニット12に送信する。また、図5フロー・チャートのS100aに示すように、受信側のスロットルバルブ制御ユニット12はコマンドCMDを受信したか否か判断する。
S114aにおいては、識別コードIDと受信したコマンドCMDに対応するデータ種の数値からなる返信データを作成し、それをエンジン制御ユニット10に返信する。ここで、例えば受信したコマンドCMDが1であれば、1の識別コードIDとバッテリ電圧VBの数値からなる返信データを作成して送信する。また、例えば受信したコマンドCMDが2であれば、2の識別コードIDとホール電流IHの数値からなる返信データを作成して送信する。
図4フロー・チャートのS14aに示すように、送信側のエンジン制御ユニット10において識別コードIDと数値からなる返信データを受信したか否か判断される。
尚、S20a,S28a,S36a,S48a,S58aの処理もS12aで実行される処理と同様である。また、S22a,S30a,S38a,S50a,S60aの処理もS14aで実行される処理と同様である。残余の構成は第1実施例と同様である。
このように、第2実施例に係る通信異常検知装置にあっても、第1実施例と同様、エンジン制御ユニット10は、通信毎に異なるコマンドCMDを発行・送信し、スロットルバルブ制御ユニット12に、受信したコマンドCMDと同一の識別コードIDを作成させて返信させると共に、発行・送信したコマンドCMDと受信した識別コードIDが一致するか否かを判断することから、両者が一致しないときにはエンジン制御ユニット10あるいはスロットルバルブ制御ユニット12において同一内容のデータを繰り返して送信あるいは返信するといった通信異常が生じていることを検知することができる。また、通信毎に異なる種類のデータを返信させることを利用して通信異常を検知するため、返信データに確認用あるいは監視用のデータを別途設ける必要がなく、よって通信リソースを有効に利用することができる。
また、スロットルバルブ制御ユニット12が返信する返信データはデータの種類を示す識別コードIDと受信したコマンドCMDに対応するデータ種の数値からなるが、エンジン制御ユニット10が送信する送信データはコマンドCMDのみであるため、送信データの容量を低減できる。このため、通信リソースを有効に利用することができる。
以上のように、この発明の第1および第2実施例にあっては、複数の種類(n種類)のデータを周期的に送受信する複数の電子制御装置(エンジン制御ユニット10,スロットルバルブ制御ユニット12)の間の通信異常を検知する通信異常検知装置において、前記複数の電子制御装置の一方(エンジン制御ユニット10)は、通信毎に異なる種類のデータ(コマンドCMD+数値、またはコマンドCMD)を他方(スロットルバルブ制御ユニット12)に送信し(S12やS12aなど)、前記他方に、受信した前記データの種類(コマンドCMD)に応じて返信用データ(識別コードID、または識別コードID+数値)を作成させて返信させると共に(S102からS114,S114aなど)、受信した前記返信用データ(識別データID)が前記送信したデータの種類(コマンドCMD)に応じて作成されていないとき、前記通信異常があると検知する(S16,S40,S44など)如く構成した。
前記一方は、前記データを前記他方に送信した後、前記返信用データを受信しないとき、前記データを前記他方に再度送信する(S12,S14,S12a,S14aなど)如く構成した。
前記一方は、前記受信した返信用データが前記送信したデータの種類に応じて作成されていないとき、前記データを前記他方に再度送信すると共に、前記受信した返信用データが前記送信したデータの種類に応じて作成されていないことを所定時間継続して検知するとき、前記通信異常があると検知する(S16,S34からS42,S44など)如く構成した。
また、この発明の第1実施例にあっては、前記一方が送信する前記データは前記種類を示す識別子と数値(コマンドCMD+数値)からなり、前記一方は、前記他方に、受信したデータの種類に応じて前記識別子(識別コードID)を作成させて返信させると共に、受信した前記識別子(識別コードID)が前記送信したデータの種類(コマンドCMD)に応じて作成されていないとき、前記通信異常があると検知する(S16,S40,S44など)如く構成した。
また、この発明の第2実施例にあっては、前記他方が返信する前記返信データは前記種類を示す識別子と数値(識別コードID+数値)からなり、前記一方は、前記他方に、受信したデータの種類に応じて前記返信データを作成させて返信させると共に、受信した前記返信データの識別子(識別コードID)が前記送信したデータの種類(コマンドCMD)に応じて作成されていないとき、前記通信異常があると検知する(S16,S40,S44など)如く構成した。
また、この発明の第1および第2実施例にあっては、前記一方は、前記通信異常があると検知したとき、前記データの送信を停止する(S16,S40,S44など)如く構成した。
尚、上記において、送信側の電子制御装置をエンジン制御ユニット10、受信側の電子制御装置をスロットルバルブ制御ユニット12として説明したが、逆であっても良い。
この発明の第1実施例に係る通信異常検知装置を含む複数の電子制御装置を示すブロック図である。 図1に示す通信異常検知装置の送信側の電子制御装置が実行するフロー・チャートである。 図1に示す通信異常検知装置の受信側の電子制御装置が実行するフロー・チャートである。 この発明の第2実施例に係る通信異常検知装置の送信側の電子制御装置が実行する、図2と同様なフロー・チャートである。 この発明の第2実施例に係る通信異常検知装置の受信側の電子制御装置が実行する、図3と同様なフロー・チャートである。
符号の説明
10:エンジン制御ユニット、12:スロットルバルブ制御ユニット、14:通信線

Claims (6)

  1. 複数の種類のデータを周期的に送受信する複数の電子制御装置の間の通信異常を検知する通信異常検知装置において、前記複数の電子制御装置の一方は、通信毎に異なる種類のデータを他方に送信し、前記他方に、受信した前記データの種類に応じて返信用データを作成させて返信させると共に、受信した前記返信用データが前記送信したデータの種類に応じて作成されていないとき、前記通信異常があると検知することを特徴とする通信異常検知装置。
  2. 前記一方は、前記データを前記他方に送信した後、前記返信用データを受信しないとき、前記データを前記他方に再度送信することを特徴とする請求項1記載の通信異常検知装置。
  3. 前記一方は、前記受信した返信用データが前記送信したデータの種類に応じて作成されていないとき、前記データを前記他方に再度送信すると共に、前記受信した返信用データが前記送信したデータの種類に応じて作成されていないことを所定時間継続して検知するとき、前記通信異常があると検知することを特徴とする請求項1または2記載の通信異常検知装置。
  4. 前記一方が送信する前記データは前記種類を示す識別子と数値からなり、前記一方は、前記他方に、受信したデータの種類に応じて前記識別子を作成させて返信させると共に、受信した前記識別子が前記送信したデータの種類に応じて作成されていないとき、前記通信異常があると検知することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の通信異常検知装置。
  5. 前記他方が返信する前記返信データは前記種類を示す識別子と数値からなり、前記一方は、前記他方に、受信したデータの種類に応じて前記返信データを作成させて返信させると共に、受信した前記返信データの識別子が前記送信したデータの種類に応じて作成されていないとき、前記通信異常があると検知することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の通信異常検知装置。
  6. 前記一方は、前記通信異常があると検知したとき、前記データの送信を停止することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の通信異常検知装置。
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