JP2009117280A - 建設機械の端子接続装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コネクタ端子の形状に拘わらず導通確認を可能とする。
【解決手段】建設機械に配設された信号線20の端部のコネクタ端子KTに、着脱可能に接続され、信号線20からの信号を外部機器50に出力するための建設機械の端子接続装置であって、コネクタ端子KTに嵌合する雄用および雌用の一対のピン部材41,42と、一対のピン部材41,42をピン支持部31a,32aにて突設して支持する支持部材31,32と、外部機器50に接続される出力用端子43と、一対のピン部材41,42と出力用端子43とを電気的に接続する端子接続手段44,45とを備える。
【選択図】図5
【解決手段】建設機械に配設された信号線20の端部のコネクタ端子KTに、着脱可能に接続され、信号線20からの信号を外部機器50に出力するための建設機械の端子接続装置であって、コネクタ端子KTに嵌合する雄用および雌用の一対のピン部材41,42と、一対のピン部材41,42をピン支持部31a,32aにて突設して支持する支持部材31,32と、外部機器50に接続される出力用端子43と、一対のピン部材41,42と出力用端子43とを電気的に接続する端子接続手段44,45とを備える。
【選択図】図5
Description
本発明は、油圧ショベル等に配設された信号線にコネクタ端子を介して接続する建設機械の端子接続装置に関する。
大型の油圧ショベルなどは、複数のユニットに分解して輸送される。このため、各種電装品と電装ボックスとを接続するハーネスの途中には、各ユニットに分解可能とするために着脱可能なコネクタ端子が設けられ、コネクタ端子を介してハーネス同士が接続可能とされている。この種の建設機械において、例えばセンサから何らかの異常信号が出力されると、異常原因を特定するためにコネクタ端子の導通確認が行われる。コネクタ端子の導通確認に関する従来技術としては、以下の特許文献1記載のものがある。
上記特許文献1記載の装置は、回路基板にコネクタ端子を接続して導通確認を行う。しかし、油圧ショベルに用いられるコネクタ端子の形状(ハウジングの形状やピンの配置等)は多種多様であり、全てのコネクタ端子に対応するように回路基板を構成して導通確認を行うことは困難である。
本発明は、建設機械に配設された信号線の端部のコネクタ端子に、着脱可能に接続され、信号線からの信号を外部機器に出力するための建設機械の端子接続装置であって、コネクタ端子に嵌合する雄用および雌用の一対のピン部材と、一対のピン部材をピン支持部にて突設して支持する支持部材と、外部機器に接続される出力用端子と、一対のピン部材と出力用端子とを電気的に接続する端子接続手段とを備えることを特徴とする。
支持部材には、コネクタ端子のピンの配列に対応したピッチで、ピン支持部を複数設けることが好ましい。
支持部材を、互いに対向して配置された第1および第2の支持板により構成し、第1の支持板に雄用のピン部材を、第2の支持板に雌用のピン部材を突設することもできる。
さらに第1の支持板と第2の支持板を所定距離だけ離間した状態で連結する連結手段を有し、一対のピン部材と出力用端子とを互いに信号線によって接続することもできる。
一対のピン部材同士を接続する回路基板と、この回路基板に出力用端子を接続する信号線とにより端子接続手段を構成することもできる。
支持部材には、コネクタ端子のピンの配列に対応したピッチで、ピン支持部を複数設けることが好ましい。
支持部材を、互いに対向して配置された第1および第2の支持板により構成し、第1の支持板に雄用のピン部材を、第2の支持板に雌用のピン部材を突設することもできる。
さらに第1の支持板と第2の支持板を所定距離だけ離間した状態で連結する連結手段を有し、一対のピン部材と出力用端子とを互いに信号線によって接続することもできる。
一対のピン部材同士を接続する回路基板と、この回路基板に出力用端子を接続する信号線とにより端子接続手段を構成することもできる。
本発明によれば、一対のピン部材を支持部材に突設し、ピン部材を介してコネクタ端子から信号を取り込むようにしたので、コネクタ端子の形状に拘わらず導通確認を容易に行うことができる。
以下、図1〜図11を参照して本発明による建設機械の端子接続装置の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係る端子接続装置が適用される建設機械の一例である油圧ショベルの斜視図である。油圧ショベル本体1は、走行体2と、走行体上に旋回可能に設けられた旋回体3とを有する。旋回体3には、ブーム4、アーム5、バケット6からなる作業用フロント7が回動可能に軸支されている。
図1は、本実施の形態に係る端子接続装置が適用される建設機械の一例である油圧ショベルの斜視図である。油圧ショベル本体1は、走行体2と、走行体上に旋回可能に設けられた旋回体3とを有する。旋回体3には、ブーム4、アーム5、バケット6からなる作業用フロント7が回動可能に軸支されている。
図1の油圧ショベルは、車体重量が100tを超える大型の油圧ショベルであり、例えば鉱山での掘削作業に用いられる。このような油圧ショベルは、複数のユニットに分解して輸送され、現場で組み立てられる。図2は油圧ショベルの分解斜視図である。図2に示すように油圧ショベル本体1は、メインユニット11と、メインユニット11の後部に搭載されるエンジンユニット12と、メインユニット11の左側に搭載される左ユニット13と、左ユニット13に搭載されるキャブ14(運転室)等に分解可能である。これらユニット11〜14によって油圧ショベル本体1が組み立てられた後、油圧ショベル本体1に作業用フロント7が取り付けられる。
油圧ショベルには、各種センサや電磁弁、コントローラ等、種々の電装品が搭載されている。その一例として、エンジンユニット12に搭載されたエンジン用センサ15を図3に示す。エンジン用センサ15からの信号はハーネス20を介し、左ユニット13に設けられた電装品ボックス16に入力され、機体の制御等に用いられる。なお、図3には、電装品ボックス16とキャブ14内の電装品とを結ぶハーネス19も示している。
図2,3に示すようにエンジン用センサ15と電装品ボックス16とを結ぶハーネス20は、左ユニット13に配設された第1ハーネス21と、メインユニット11に配設された第2ハーネス22と、エンジンユニット12に配設された第3ハーネス23とに分解可能である。すなわち図4に示すように各ハーネス21〜23の端部にはそれぞれコネクタ端子21a,21b,22a,22b,23a(以下、これらをKTで表す)が設けられ、コネクタ端子KTを介してハーネス20は各ユニット11〜13毎に分解可能となっている。
ここで、油圧ショベルを組み立てた状態で、エンジン用センサ15から電装品ボックス16に故障状態を示す何らかの異常信号が入力された場合を想定する。この場合、異常信号の原因としては、コネクタ端子KTの着脱不良、ハーネス20の断線、センサ自体の故障等、種々の原因が考えられ、部品交換や修理を適切に行うために、故障箇所を早期に特定する必要がある。
本実施の形態では、故障箇所を特定するため、以下の端子接続装置をコネクタ端子KTに接続し、導通確認を行う。とくに、大型の油圧ショベルには多数のコネクタ端子KTが用いられ、これらコネクタ端子KTには多種多様の仕様(ピンの配置やピンの本数等)がある点を考慮し、端子接続装置を種々のコネクタ端子KTに対応できる汎用性のあるものとして構成する。
図5(a)は、本実施の形態に係る端子接続装置30の分解状態を示す斜視図であり、図5(b)は、組立状態を示す断面図である。端子接続装置30は、対向して配置された略矩形状の一対の固定板31,32と、固定板31,32に設けられる端子ユニット40とを有する。
固定板31,32は例えば非導電性の樹脂材によって構成され、各固定板31,32にはボルト挿入用の貫通孔31a,32aと、ピン取付用の貫通孔31b,32bが開口されている。連結ボルト35は、貫通孔31a,32a、および固定板31,32の間に配設された中空状のカラー33を貫通し、ナット36に締結されている。これにより各固定板31,32がカラー33の長さ分だけ隔てた状態で一体に連結され、2枚の固定板31,32によって端子接続装置30を平坦面に立設した状態で載置できる。
図5(b)に示すように固定板31の貫通孔31bには、端子ユニット40の雄ピン41が取り付けられ、固定板32の貫通孔32bには、端子ユニット40の雌ピン42が取り付けられている。ピン41,42の根本の圧着部41a,42aの周面には、それぞれ凹部41b,42bが設けられている。ピン41,42を根本まで貫通孔31b,32bに押し込むことにより、凹部41b,42bがそれぞれ貫通孔31b、32bに嵌合し、ピン41,42の位置が固定される。
雄ピン41と雌ピン42には、それぞれ圧着部41a,42aを介して信号ケーブル44が接続されている。信号ケーブル44からは信号ケーブル45が分岐し、信号ケーブル45の端部に測定用端子43が接続されている。測定用端子43は信号ケーブル45を介し、固定板31,32の内側空間SPの外側に取り出されている。
各固定板31,32には、それぞれ縦方向および横方向に所定ピッチp1,p2毎に複数の貫通孔31b,32bが開口されている。これら貫通孔31b,32bは、コネクタ端子KTのピンの配列に対応して設けられている。すなわち、コネクタ端子KTには、一般に横方向にX列、縦方向にY列(以下、X×Yで表す)のピン(以下端子ピンと呼ぶ)が配設されており、端子ピンのピッチはコネクタ端子KTのメーカー毎に統一されている。例えば所定メーカー(A社)のコネクタ端子KTには、図6(a)〜(c)に示すように3×2,2×3,3×1等、種々の仕様があるが、端子ピンのピッチpx,pyは同一のメーカーであればコネクタ端子KTの仕様に拘わらず一定である。
この点を考慮し、貫通孔31b,32bのピッチp1,p2を、端子ピンのピッチpx,pyに一致させている。なお、図5では横方向に3列、縦方向に4列(3×4)の貫通孔31b、32bを設けているが、貫通孔31b,32bの数はこれに限らない。油圧ショベルに用いられるコネクタ端子KTのうち、端子ピンの数が最大のものに貫通孔31b,32bの数を一致させてもよい。
図6(d),(e)には、他のメーカー(例えばB社、C社)のコネクタ端子KTの例を示している。図6(d)は、端子KTの中央にネジ部を設け、ネジ部の両側に端子ピンを配列したものの例であり、図6(e)は丸形の端子KTに端子ピンを配列したものの例である。
図6(d)のコネクタ端子KTを用いる場合には、図7(a)に示すように固定板31,32の中央部に貫通孔31c、32cを開口し、その両側に貫通孔31b,32bを設ければよい。図6(e)のコネクタ端子KTを用いる場合には、図7(b)に示すように貫通孔31b、32bを丸形に配列すればよい。固定板31,32に複数のメーカーに対応した貫通孔31b、32bを同時に設けてもよい。例えば図7(c)に示すように固定板31,32の領域aにA社、領域bにB社、領域cにC社の各端子ピンに対応した貫通孔31b,32bを設けてもよい。
本実施の形態に係る端子接続装置の動作を説明する。
センサ15からの信号に異常が検出されると、センサ15の出力信号をチェックする。この場合、例えば図8(a)に示すようにコネクタ端子22bとコネクタ端子23aの間に端子接続装置30を接続する。すなわち雄側のコネクタ端子(例えば22b)の端子ピンを端子接続装置30の雌ピン42に嵌合し、雌側のコネクタ端子(例えば23a)の端子ピンを端子接続装置30の雌ピン41に嵌合する。このとき固定板31,32には、予めコネクタ端子22b,23aに対応した数の雄ピン41および雌ピン42を取り付けておく。
センサ15からの信号に異常が検出されると、センサ15の出力信号をチェックする。この場合、例えば図8(a)に示すようにコネクタ端子22bとコネクタ端子23aの間に端子接続装置30を接続する。すなわち雄側のコネクタ端子(例えば22b)の端子ピンを端子接続装置30の雌ピン42に嵌合し、雌側のコネクタ端子(例えば23a)の端子ピンを端子接続装置30の雌ピン41に嵌合する。このとき固定板31,32には、予めコネクタ端子22b,23aに対応した数の雄ピン41および雌ピン42を取り付けておく。
次いで、電装品ボックス16に接続されたコントローラ54の電源をオンし、センサ15に動作電力を供給する。この状態で、測定用端子43にテスター50のプラス側端子51およびマイナス側端子52をそれぞれ接続し、テスター50を操作して電流値や電圧値等を計測する。これにより通常の動作状態の下で、センサ15の信号状態をチェックでき、異常原因を特定できる。なお、テスター50のマイナス側端子52を測定用端子43ではなくグランドに接続し、センサ15の信号をチェックしてもよい。
一方、図8(b)に示すように例えばハーネス22のコネクタ端子22aとハーネス22のコネクタ端子22bにそれぞれ端子接続装置30を接続すれば、ハーネス22の断線の有無をチェックできる。この場合、雌側のコネクタ端子22aの端子ピンに端子接続装置30の雄ピン41を嵌合し、雄側のコネクタ端子22bの端子ピンに端子接続装置30の雌ピン42を嵌合する。この状態で、上記雄ピン41および雌ピン42に接続された測定用端子43に、テスター50のプラス側端子51とマイナス側端子52をそれぞれ接続し、コネクタ端子22a,22bを短絡状態として、ハーネス22の導通をチェックする。ハーネス22の断線チェックの際には、センサ15に電力を供給する必要がない。
図8(c)に示すようにハーネス21,22のコネクタ端子21b,22a同士を接続した状態で、ハーネス21,22の断線をチェックすることもできる。この場合、コネクタ端子21aに端子接続装置30の雄ピン41を、コネクタ端子22bに端子接続装置30の雌ピン42をそれぞれ嵌合し、測定用端子43にテスター50を接続してハーネス21,22の導通をチェックする。これによりハーネス21,22の断線と同時にコネクタ端子21b,22aの着脱不良もチェックできる。なお、導通確認の方法は図8に示したものに限らない。例えば端子接続装置30にアース線との接続を切換可能なスイッチを設け、手元でスイッチをオンオフ操作して導通チェックを行ってもよい。極性を変更可能なスイッチを設けてもよい。
本実施の形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)一対の固定板31,32に複数の貫通孔31b,32bを開口し、貫通孔31b,32bに雄ピン41と雌ピン42を突設して設けるとともに、雄ピン41と雌ピン42と測定用端子43をケーブル44,45を介して接続した。これにより、端子形状に拘わらずコネクタ端子KTにピン41,42を嵌合することができ、測定用端子43の信号をテスター50などで検出することで、センサー15の異常の有無を容易にチェックできる。したがって、多数のコネクタ端子KTが設けられる大型の油圧ショベル等に用いて好適である。
(1)一対の固定板31,32に複数の貫通孔31b,32bを開口し、貫通孔31b,32bに雄ピン41と雌ピン42を突設して設けるとともに、雄ピン41と雌ピン42と測定用端子43をケーブル44,45を介して接続した。これにより、端子形状に拘わらずコネクタ端子KTにピン41,42を嵌合することができ、測定用端子43の信号をテスター50などで検出することで、センサー15の異常の有無を容易にチェックできる。したがって、多数のコネクタ端子KTが設けられる大型の油圧ショベル等に用いて好適である。
(2)コネクタ端子KTの端子ピンの配列ピッチpx,pyに合わせてピン取付用の複数の貫通孔31b,32bを開口するので、同一メーカーのコネクタ端子KTであれば、端子ピンの本数が異なる場合であっても、コネクタ端子KTを端子接続装置30に接続することができる。
(3)センサ等からの信号を測定用端子43を介してテスター50で検出するので、信号検出用の回路基板等を設ける必要がなく、安価に構成できる。
(4)連結ボルト35によって連結した固定板31,32に、ピン41,42を押し込んで固定するので、ピン41,42の本数を容易に変更できる。
(5)カラー33を介して一対の固定板31,32を離間して設けたので、端子接続装置30を平坦面に立設した状態で載置でき、安定した姿勢でセンサ15の導通確認を行うことができる。
(3)センサ等からの信号を測定用端子43を介してテスター50で検出するので、信号検出用の回路基板等を設ける必要がなく、安価に構成できる。
(4)連結ボルト35によって連結した固定板31,32に、ピン41,42を押し込んで固定するので、ピン41,42の本数を容易に変更できる。
(5)カラー33を介して一対の固定板31,32を離間して設けたので、端子接続装置30を平坦面に立設した状態で載置でき、安定した姿勢でセンサ15の導通確認を行うことができる。
(6)固定板31,32にピン41,42を突設するので、図9(a)に示すようにコネクタ端子KTにピン41,42を接続した状態において、端子KT間の距離Laを小さくすることができる。その結果、コネクタ端子近傍のハーネス20を緩めるだけで、端子KT間に端子接続装置30を装着可能であり、ハーネス20を配設したままの状態で、導通チェックを行うことができる。これに対し、例えば図9(b)に示すように測定用端子43を有するコネクタ端子301,302を端子接続装置300としてコネクタ端子KTに接続した場合には、端子KT間の距離Lbが大きくなる。その結果、端子KT間に端子接続装置300を装着するためには、ハーネス全体を緩める必要があり、ハーネス20を配設したままの状態で、導通チェックを行うことはできない。
上記実施の形態では、固定板31,32に雄ピン41と雌ピン42を取り付け、ケーブル44を介してピン41,42を接続するようにしたが、例えば回路基板を介してピン41,42を接続するようにしてもよい。その一例を図10に示す。
図10(a)では、固定板31,32の間に回路基板55が挟まれ、固定板31,32と回路基板55が一体化されている。雄ピン41と雌ピン42は、端部が基板55に接続された状態で突設され、回路基板55あるいはピン41にケーブル45を介して測定用端子43が接続されている。なお、ピン41,42は基板55の両側からそれぞれ突設されるが、図10(b)に示すように雄ピン41と雌ピン42の突設位置は互いに異なっており、基板55の設定如何で突設位置を適宜変更できる。図10(c)に示すように基板55の片側から雄ピン41と雌ピン42をそれぞれ突設することもできる。
このように基板55を介して雄ピン41と雌ピン42を接続することで、雄ピン41と雌ピン42の間の距離が短くなる。したがって、コネクタ端子KT間に端子接続装置30を装着する場合のスペースを小さくすることができ、端子接続装置の装着が一層容易になる。
なお、上記実施の形態では、第1の支持板としての固定板31と第2の支持板としての固定板32により、ピン部材である雄ピン41および雌ピン42を支持したが、支持部材の構成はこれに限らない。カラー33を介して連結ボルト35により固定板31,32を連結したが、連結手段はこれに限らない。ハーネス20からの信号を出力用端子としての測定用端子43を介してテスター50に出力するようにしたが、他の外部機器に出力するようにしもよい。
信号線としてのケーブル44あるいは回路基板55を介して雄ピン41と雌ピン42を接続するとともに、ケーブル45を介して測定用端子43を接続したが、端子接続手段はこれに限らない。固定板31,32に複数の貫通孔31b,32bを開口し、所定ピッチp1,p2で複数のピン41,42を突設したが、ピン41,42を各一本づつ固定板31,32の表面から突設したのでもよい。貫通孔31a,31bでピン41,42を支持したが、ピン支持部の構成はこれに限らない。
ケーブル44によって雄ピン41と雌ピン42を接続するとともに、ケーブル44からケーブル45を分岐させて測定用端子43を接続するようにしたが、雄ピン41と雌ピン42を直接接続しない構成としてもよい。例えば図11に示すように雄ピン41と雌ピン42にケーブル45を介して別々に測定用端子43を接続し、各測定用端子43にそれぞれテスター50の端子51,52を接続して、導通を確認するようにしてもよい。
上記実施の形態では、複数のユニットに分解して輸送される大型の油圧ショベルに端子接続装置を適用する場合について説明したが、コネクタ端子を有する他の建設機械にも本発明を同様に適用可能である。すなわち、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態の端子接続装置に限定されない。
30 端子接続装置
31,32 固定板
33 カラー
35 連結ボルト
41 雄ピン
42 雌ピン
43 測定用端子
44,45 ケーブル
50 テスター
55 回路基板
31,32 固定板
33 カラー
35 連結ボルト
41 雄ピン
42 雌ピン
43 測定用端子
44,45 ケーブル
50 テスター
55 回路基板
Claims (5)
- 建設機械に配設された信号線の端部のコネクタ端子に、着脱可能に接続され、前記信号線からの信号を外部機器に出力するための建設機械の端子接続装置であって、
前記コネクタ端子に嵌合する雄用および雌用の一対のピン部材と、
前記一対のピン部材をピン支持部にて突設して支持する支持部材と、
前記外部機器に接続される出力用端子と、
前記一対のピン部材と前記出力用端子とを電気的に接続する端子接続手段とを備えることを特徴とする建設機械の端子接続装置。 - 請求項1に記載の建設機械の端子接続装置において、
前記支持部材には、前記コネクタ端子のピンの配列に対応したピッチで、前記ピン支持部が複数設けられていることを特徴とする建設機械の端子接続装置。 - 請求項1または2に記載の建設機械の端子接続装置において、
前記支持部材は、互いに対向して配置された第1および第2の支持板からなり、
前記第1の支持板には前記雄用のピン部材が突設され、前記第2の支持板には前記雌用のピン部材が突設されることを特徴とする建設機械の端子接続装置。 - 請求項3に記載の建設機械の端子接続装置において、
前記第1の支持板と前記第2の支持板を所定距離だけ離間した状態で連結する連結手段を有し、
前記端子接続手段は、前記一対のピン部材と前記出力用端子とを互いに接続する信号線であることを特徴とする建設機械の端子接続装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の建設機械の端子接続装置において、
前記端子接続手段は、前記一対のピン部材同士を接続する回路基板と、この回路基板に前記出力用端子を接続する信号線からなることを特徴とする建設機械の端子接続装置。
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Cited By (1)
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CN107611691A (zh) * | 2017-09-04 | 2018-01-19 | 郑州云海信息技术有限公司 | 一种针对较短机架式设备的线缆转接装置 |
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