JP2009117045A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】検知精度の信頼性を高める。
【解決手段】レバー40と検知端子60との間には検知アーム30が撓み変形可能に設けられている。検知アーム30は、撓み変形前の自然状態において水平に延びるアーム本体32と、アーム本体32の延び方向に沿って肉盛りされた係合リブ39とを備える。係合リブ39は、自然状態では水平に対して傾斜するが、撓み変形時には水平に配されレバー40の押圧部44に対してフラットに接触する接触面38を有している。両コネクタハウジング10,80の正規嵌合前に、検知端子60と接点用端子98とが偶発的に接触して、検知回路が閉成されてしまうのを防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関する。
嵌合検知機能を備えたコネクタとして、特許文献1に記載のものが知られている。これは、コネクタハウジングに検知端子が収容されるとともにレバーが回動可能に装着され、かつ、レバーと検知端子との間に検知アームが設けられたものであって、相手コネクタとの嵌合過程では、検知アームがレバーとの摺接によって押圧されて撓み変形するとともにその撓み動作によって検知端子を押圧して相手側の接点用端子から離間させ、相手コネクタとの正規嵌合時には、検知アームがレバーから解離して弾性復帰するとともに検知端子への押圧状態を解除し、もって検知端子と接点用端子とを接触させて、検知回路が閉成されるというものである。検知アームにはレバーに設けられた押圧部によって押圧される押圧受け部が突設されており、押圧部と押圧受け部の双方の接触面がその接触状態を維持することで、検知アームの撓み動作が円滑になされるようになっている。
特開2007−123232公報
上記の場合、相手コネクタとの嵌合過程で、押圧受け部と押圧部とが点接触状態となったり一時的に離間する虞があるため、押圧部による押圧受け部への押圧状態を確実に担保できないという事情があった。また、相手側コネクタとの嵌合過程で、検知アームが検知端子からの反力を受けて押し戻される等して、検知端子と接点用端子との非接触状態を保つことができない虞もあった。この結果、相手コネクタとの正規嵌合前に検知端子と接点用端子とが偶発的に接続され、検知精度の信頼性が損なわれる懸念があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、検知精度の信頼性を高めることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、相手コネクタと嵌合可能なコネクタハウジングと、前記コネクタハウジング側に設けられ、前記相手コネクタとの嵌合過程では可動し、前記相手コネクタとの正規嵌合時には停止する可動部材と、前記コネクタハウジングに収容され、相手側の接点用端子と接触して検知回路を閉成することにより、前記コネクタハウジングと前記相手コネクタとが正規嵌合されたことを電気的に検知する検知端子と、前記可動部材と前記検知端子との間に設けられ、前記嵌合過程では前記可動部材との摺接によって押圧されて撓み変形するとともにその撓み動作によって前記検知端子を押圧して前記検知端子と前記接点用端子とを非接触状態に保ち、前記正規嵌合時には前記可動部材から解離して弾性復帰するとともに前記検知端子への押圧状態を解除して前記検知端子と前記接点用端子とを接触させる検知アームとを備え、前記検知アームは、撓み変形前の自然状態において水平に延びるアーム本体と、前記アーム本体の延び方向に沿って肉盛りされた係合リブとを備え、前記係合リブは、前記自然状態では水平に対して傾斜するが、撓み変形時には水平に配され前記可動部材に対してフラットに接触する接触面を有している構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記可動部材は、前記検知アームの長さ方向に沿って変位可能とされ、前記係合リブの前記接触面は、前記検知アームの全長に亘って形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
相手コネクタとの嵌合過程で検知アームが撓み変形したときに、係合リブの接触面が可動部材に対してフラットに接触するから、相手コネクタとの正規嵌合前に係合リブと可動部材との接触状態を確実に保つことができる。また、係合リブがアーム本体の延び方向に沿って肉盛りされているから、検知アームの剛性が高められ、検知アームが検知端子からの反力を受けて押し戻される等するのを回避できる。この結果、相手側コネクタとの正規嵌合前に検知端子と接点用端子とが偶発的に接触するのを防止でき、検知精度の信頼性を高めることができる。
<請求項2の発明>
係合リブの接触面は検知アームの全長に亘って形成されているから、可動部材との接触領域が切れ目無く連続し、相手コネクタとの嵌合過程で可動部材との接触状態をより確実に保つことができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図10によって説明する。本実施形態のコネクタは、エアバッグ用コネクタに適用した場合を例示するものであって、互いに嵌合可能な雌雄一対のコネクタハウジング10,80を備えて構成されている。なお、以下の説明において上下方向については図1を基準とし、前後方向については両コネクタハウジング10,80の互いの嵌合面側を前方とする。
相手側となる雄側のコネクタハウジング80は合成樹脂製であり、ここには正面視して横長矩形状のフード部81が前面に開口して形成されている。フード部81の内面の幅方向中心軸(幅方向中央)には仕切壁82が上下方向(高さ方向)に架設されており、この仕切壁82を境とした左右両側に、雌側のコネクタハウジング10を個別に収容可能な左右一対の嵌合凹部83が開設されている。両嵌合凹部83の内部構造はそれぞれ同じとされ、仕切壁82を間に挟んで左右対称形をなしている。
また、図8に示すように、フード部81の幅方向両端部からは後方へ向かって突出する左右一対の縦板部85が設けられている。縦板部85は仕切壁82と平行に並んで配置され、仕切壁82も縦板部85と同様に後方へ向かって突出している。また、フード部81の周壁の外面には、幅方向に沿って延びる一条の補強リブ81Aが設けられている。ここで、本実施形態のような横長のフード部81の場合、成形後の熱収縮速度がフード部81の幅方向中央と幅方向両端とで異なることに起因して、成形後、フード部81の幅方向中央が前方へ突き出るように反り変形する虞があったが、上記のようにフード部81の周壁と対称的に縦板部85を設け、さらに補強リブ81Aを設けることにより、フード部81が反り変形するのを回避可能となっている。
そして、フード部81内にはタブ片状に形成された複数本の雄側端子金具99が突出して配されており、各雄側端子金具99がフード部81の奥壁84に貫通して装着されている。各雄側端子金具99のうち奥壁84からフード部81外へ突出する部分は、途中で下方へ略直角に曲げられてその下端部が図示しないプリント回路基板の導電路に電気的に接続されている。各雄側端子金具99の露出部分は縦板部85によって外部側方から保護されている。また、フード部81の奥壁84には、両コネクタハウジング10,80の嵌合に伴い、雌側のコネクタハウジング10に設けられた短絡端子70の短絡状態を解除する複数の短絡解除片87がこのフード部81内に突出して形成されている。
そして、フード部81内には、上下3段に分かれて配された各雄側端子金具99のうち上段に位置する雄側端子金具99群の側方に配置され、その上段に位置する雄側端子金具99と同じ形態で、かつその前端位置が各雄側端子金具99の前端位置と同じ位置に揃えられた一対の接点用端子98が突出して配されている。各接点用端子98は、両コネクタハウジング10,80が正規に嵌合するのに伴い、雌側のコネクタハウジング10に設けられた検知端子60と電気的に接続され、もって検知回路を閉成するようになっている。
フード部81の上壁の内面には、各嵌合凹部83の幅方向中心軸から左右両側へ寄った位置に、雌側のコネクタハウジング10に組み付けられたレバー40のカム溝41と係合可能なカムピン88が突設されている。また、フード部81の上壁の内面には、各嵌合凹部83の幅方向中心軸から仕切壁82側へ寄った位置に、レバー40の係止片42と弾性的に係止可能なロック突部89が突設されている。さらに、フード部81の上壁の内面には、各嵌合凹部83の幅方向中心軸から左右両側へ寄った位置に、前後方向に延びる縦板状の解除突部92が突設されている。
雌側のコネクタハウジング10は、同じく合成樹脂製であって両嵌合凹部83毎に対応して2つ用意されており、ハウジング本体11、リテーナ93、及びレバー40を備えている。
ハウジング本体11は、全体として略ブロック状に形成され、相手の雄側端子金具99と対応する位置に、前後方向に沿った複数のキャビティ12を有して構成されている。各キャビティ12には電線Wの端末に接続された雌側端子金具97が後方から挿入され、正規挿入された雌側端子金具97がキャビティ12の内面に突設されたランス13によって抜け止め状態で弾性係止されるようになっている。
ハウジング本体11の前面には、短絡端子70を収容するための短絡端子収容部15が前面に開口しかつその下側のキャビティ12に連通する態様で形成されている。短絡端子収容部15に収容される短絡端子70は、両コネクタハウジング10,80の嵌合動作が開始されるまでの間、その下側のキャビティ12内に横並びに配された一対の雌側端子金具97とそれぞれ短絡可能に接触する幅方向に一対の弾性片71を有している。そして、短絡端子70は、両コネクタハウジング10,80が正規に嵌合するに伴い、雄側のコネクタハウジング80の短絡解除片87が対応する弾性片71を短絡解除方向へ撓み変形させることで、両雌側端子金具97の短絡状態を解除するようになっている。
また、ハウジング本体11の一側端には検知端子収容部16が形成されている。検知端子収容部16は、上段に位置する雌側端子金具97のキャビティ12群と隣接して平行に配置されており、ここに後方から検知端子60が収容可能とされている。
検知端子60は、導電性金属板を所定形状に曲げ加工等して形成され、検知端子収容部16の内面に沿って配される基板部61と、基板部61の後端から前方へ向けて折り返されて所定形状に屈曲されたばね部63Aとからなる。詳しくはばね部63Aは、基板部61の後端から回曲されて前方へ向けて略水平に延出されたあと、上方へ山型に突き出るよう屈曲された被押圧部66を有し、さらに被押圧部66からいったん前方へ向けて下り勾配となったあと緩く上昇して先端側が前下がりとなるよう屈曲させられ、その屈曲部分に相手側の接点用端子98に対する接点部65を有する構成となっている。被押圧部66は後述するレバー40の回動操作によって検知アーム30を介して押圧部44及び先行押圧部45により押圧されて下方へ変位され、この変位動作に伴ってばね部63A全体が下方へ撓み変形されるようになっている。
また、ハウジング本体11には、このハウジング本体11の下面と両側面の3面に開口するリテーナ装着孔17が形成されている。そして、リテーナ装着孔17は上下3段の各キャビティ12を縦断して連通する深さをもって構成され、ハウジング本体11においてリテーナ装着孔17の内面に、リテーナ93を仮係止位置及び本係止位置で留め置く係止構造(図示せず)が設けられている。仮係止位置では、キャビティ12からリテーナ93が退避することで雌側端子金具97の挿抜操作が許容され、本係止位置では、キャビティ12内にリテーナ93が臨んでそこに正規挿入されている雌側端子金具97をランス13とともに抜け止め状態で係止するようになっている。
ハウジング本体11の下面には、図9に示すように、リテーナ装着孔17の近傍に、レバー40の姿勢矯正アーム46(後述する)を軸支する支柱101が設けられている。支柱101は、円柱状の支柱本体102と、支柱本体102の先端から径方向外向きに突出し、レバー40の抜け出しを規制する規制片103とからなる。規制片103は、ハウジング本体11の下面において、リテーナ装着孔17の形成方向(幅方向)とほぼ平行な方向に延びる仮想境界線105を境にリテーナ装着孔17とは反対側の領域内に、二つ設けられている。かかる領域内に規制片103を設けるのは、仮想境界線105を境にリテーナ装着孔17側に位置して下方へ抜かれるリテーナ装着孔17成形用の金型と、仮想境界線105を境にリテーナ装着孔17とは反対側に位置して後方へ抜かれる規制片103成形用の金型とが、互いに干渉するのを回避して、金型構造が複雑化するのを防止するためである。詳しくは、規制片103のうちの一方は、リテーナ装着孔17の形成方向と平行に配置され、他方は、リテーナ装着孔17から離れる方向を向き、かつ一方側から概ね120°の開き角だけ離れて配置されている。
ハウジング本体11の上部には、レバー40を収容する収容空間21が後面に開口して形成されている。収容空間21は、最上段に位置する薄肉状の覆い壁22とそれに対向するレバー装着面23との間に形成されており、ここにレバー40が後方から略水平姿勢をとりつつスライド装着されるようになっている。既述した検知端子収容部16は、レバー装着面23に貫通して形成された通し孔24を介して収容空間21と連通するようになっている。
レバー装着面23にはレバー40を回動可能に支持する略円柱状の支軸25が突設されており、レバー40を装着する過程で覆い壁22を撓ませつつレバー40に設けられたカム板47が支軸25を乗り越え、そののちレバー40が正規の装着位置に至るとともに支軸25がカム板47の軸受部47Aへ嵌め込まれて、レバー40が収容空間21内に抜け止め状態で支持されるようになっている。支軸25は、ハウジング本体11の幅方向中心軸及び前後方向(奥行き方向)中心軸から偏心した位置に設定されている。覆い壁22には、雄側のコネクタハウジング80のロック突部89を導入するためのガイド溝22Bが、前後方向に延びるとともに前端に開口して形成されている。
レバー40は、カム板47とカム板47より小型の姿勢矯正アーム46とこれらの端部同士を連結する操作アーム49とからなり、全体として門型をなしている。カム板47には、このカム板47のうちの操作アーム49から離れた端部側に、雄側のコネクタハウジング80のカムピン88と係合可能なカム溝41が所定方向に延出して形成されており、カムピン88がカム溝41に沿って相対的に移動することにより、両コネクタハウジング10,80の嵌合離脱操作が可能となっている。かかるカム溝41は姿勢矯正アーム46には設けられていない。なお、以下のレバー40の構造説明において、前後方向については、レバー40が嵌合完了位置にある状態を基準とする。
姿勢矯正アーム46には、図10に示すように、支柱101が貫通する支柱受部111が設けられている。この支柱受部111は、姿勢矯正アーム46のうち操作アーム49から離れた端部寄りに位置している。姿勢矯正アーム46には、支柱受部111の周囲に、比較的幅広であって後方(リテーナ装着孔17から離れた側)に位置する幅広周辺部112と、比較的幅狭であって前方(リテーナ装着孔17に近い側)に位置する幅狭周辺部113とを有している。
そして、支柱受部111は、支柱本体102が貫通する支柱本体受部114と、各規制片103が個別に貫通する二つの規制片受部115と、レバー40の回動範囲に亘って配置され、両規制片受部115の間に位置するとともに規制片103が摺動する凹摺動面部116とからなる。各規制片受部115は、各規制片103と対応する位置にあって、互いに概ね120°の開き角をもって離れて位置し、いずれも幅広周辺部112側に配置されている。したがって、各規制片受部115によって幅狭周辺部113の幅寸法が犠牲になることはなく、幅狭周辺部113の強度が低下するのを防止できる。
カム板47の内面(下面)のうちカム溝41の終端の近傍位置には、略円形の軸受部47Aが凹設されている。カム板47の外周縁のうちカム溝41の入り口の近傍位置には、前後方向に延びる撓み変形可能な仮保持アーム51が形成されている。仮保持アーム51は、両コネクタハウジング10,80の嵌合前は、その先端突起51Aがハウジング本体11の収容空間21の側縁部に設けられた仮保持受け部31と引っ掛け状態で係止してレバー40の回動操作を規制しており、両コネクタハウジング10,80の嵌合動作が開始されることにより、その先端突起51Aが雄側のコネクタハウジング80の解除突部92に押されて係止解除方向に撓み変形させられて、レバー40の回動操作を許容するようになっている。
カム板47においてカム溝41及び軸受部47Aが配置された側と反対側(操作アーム49側)の端部には、雄側のコネクタハウジング80のロック突部89と弾性係止可能とされた係止片42が形成されている。係止片42は、カム板47の後端に開口して前後方向に延びる幅方向に一対のスリット42A間において片持ち状に形成されており、その前端部を基端として上下方向に撓み変形可能とされている。
そして、カム板47の外面(上面)において係止片42よりも前方領域には、レバー40の回動途中でロック突部89との干渉を回避してレバー40の回動操作を可能とするためのロック逃がし部52が凹設されている。係止片42の基端部には、ロック逃がし部52の後端から段差をなして連なる係止突部53が形成されている。係止突部53において前記段差を構成する前面は、後方へ向けて昇り勾配となるテーパ状の案内面53Aとされ、係止突部53の上面はカム板47の一般基準面とほぼ同じ高さとされる。また、係止突部53の後面は、係止突部53より後方に設けられた凹所54との間に段差をなす略垂直に切り立つ係止面53Bとされている。レバー40の回動途中では、ロック突部89が係止突部53の案内面53Aに沿って係止突部53に乗り上げられるとともに係止片42が下方へ撓み変形させられ、ロック突部89が係止突部53の上面に摺接したあとレバー40が嵌合完了位置に至ると、ロック突部89が凹所54に嵌まり込むとともに係止突部53の係止面53Bに抜け止め状態で係止し合うようになっている。
係止片42の後端部には、係止片操作部55が一段高い位置に設定されており、ここを押し下げ操作することで係止片42とロック突部89とのロック状態を解除できるようになっている。カム板47の後端部には、係止片操作部55の全周を取り囲むようにして方形枠状の保護部48が形成されており、この保護部48の内側を通して係止片操作部55への解除操作が可能とされている。
また、カム板47の内面(下面)には、係止片42の基端部の一側縁に沿って押圧部44が突出して形成されている。押圧部44の前端は略垂直に切り立って配され、押圧部44の下端は前端から略水平に延びたあと後方へ向けて段付き状の昇り勾配となっている。この昇り勾配となる部分は、レバー40が嵌合完了位置に至ったときに、ここに押圧受け部33(後述する)が進入する逃がし凹所44Aとして構成される。かかる押圧部44は、レバー40が嵌合完了位置に至る手前の回動終盤位置にあってロック突部89と係止突部53との係合に基づいて係止片42が下方へ撓み変形したときに、後述する検知アーム30を介してばね部63Aの被押圧部66を後方から押圧してこのばね部63Aを下方へ撓ませるようになっており、さらにレバー40が嵌合完了位置に至ると同時に、ばね部63Aに対する押圧状態を解除してばね部63Aを弾性復元させるようになっている。係止片42が最も撓み変形したときに、押圧部44の斜面は略水平に配される。
カム板47の内面のうち、係止片42の直前方でかつ押圧部44と幅方向に関して内側へ少しずれた位置には、押圧部44とは別の先行押圧部45が突出して形成されている。先行押圧部45は、押圧部44と同様に前後方向に延びる形態である一方、押圧部44よりもその前後長さを短くして構成されている。そして、先行押圧部45の前端は後方へ向けて下り勾配となる斜面とされ、先行押圧部45の下端は略水平なフラット面とされ、先行押圧部45の後端は略垂直に切り立って配されている。かかる先行押圧部45は、レバー40の回動途上で押圧部44が検知アーム30と当接するのに先立って、検知アーム30に後方から当接してこの検知アーム30を介してばね部63Aを下方へ撓ませるようになっており、さらにレバー40の回動が進むことで検知アーム30との当接状態を解除するようになっている。そして、先行押圧部45がばね部63Aに対する押圧状態を解除すると、押圧部44が先行押圧部45とともにばね部63Aの被押圧部66を押圧するようになっている。
ハウジング本体11の前壁11Aの上端部には、同前壁11Aの上端を傾倒支点として後方へ向けて片持ち状に延出された検知アーム30が弾性変位可能(揺動変位可能)に設けられている。検知アーム30は、ハウジング本体11と一体的に形成され、上記した通し孔24に臨んで検知端子収容部16の上部を仕切るとともに前後方向(嵌合方向)に沿って水平(略水平を含)に延びるアーム本体32と、アーム本体32の後端部(自由端部)の上面に突成されて係止片42の押圧部44及び先行押圧部45により押圧される押圧受け部33と、アーム本体32の上面に肉盛りされて押圧受け部33の前面に連なる係合リブ39とからなる。アーム本体32は、厚み方向(上下方向)に傾倒変位可能となっている。アーム本体32の下面には、前端から延出方向途中にかけて、検知端子60のばね部63Aにおける被押圧部66を上方から押さえ付けることが可能とされた押さえリブ34が沿設されている。
係合リブ39は、アーム本体32(検知アーム30)の全長に亘って延出する形状であって、アーム本体32の根元(傾倒支点)から押圧受け部33にかけて次第に高さ寸法を増大させる側面視三角形状をなしている。係合リブ39の前端位置はアーム本体32の前端位置に一致し、係合リブ39の後端位置はアーム本体32の上端位置に一致している。そして、係合リブ39は、アーム本体32(検知アーム30)の幅方向一側に沿設され、押圧受け部33の前面の幅方向他側は、略垂直に切り立って露出されている。また、係合リブ39の上面は、検知アーム30が撓み変形する前の自然状態においては水平に対してテーパ状に傾斜して配されるが、撓み変形した状態では水平に配されて、検知アーム30が撓み変形する間、先行押圧部45及び押圧部44の各下面と常にフラットな接触状態を保つことができる接触面38となっている。係合リブ39の接触面38の長さは、先行押圧部45の下端の長さと、押圧部44の下端の長さと、先行押圧部45と押圧部44との間の隙間距離とを併せた寸法よりも大きくなっている。
検知アーム30の傾倒支点を構成する根元部分には、検知端子収容部16の前壁上部と対応して補強壁11Bが形成されている。補強壁11Bは、検知アーム30の傾倒動作によって追従変形することなく、その前後方向に沿って延びる内面にて接点用端子98を挿入案内するようになっている。
ここで、レバー40の回動操作に伴って接点用端子98が検知端子60の内部に進入したときに、レバー40の回動途上では先行押圧部45とこれに続く押圧部44とが押圧受け部33及び係合リブ39に対して後方から接触して検知アーム30を下方へ弾性変位させ、さらに検知アーム30(押さえリブ34)がばね部63Aを押圧して接点部65を下方へ退避させ、これによって接点用端子98と検知端子60(ばね部63Aの接点部65)とが非接触状態に保たれる。そして、レバー40が嵌合完了位置に至ると、係止片42が復帰変形することで、ばね部63Aに対する検知アーム30の押圧状態が解除され、これに伴ってばね部63Aが弾性復帰し、もって接点用端子98と検知端子60(ばね部63Aの接点部65)とが接触し合って検知回路が閉成される。
次に、本実施形態の作用を説明する。
まず、雄側のコネクタハウジング80は、雄側端子金具99とプリント回路基板の導電路との導通をとりつつ同基板の表面に固定され、雌側のコネクタハウジング10との嵌合動作が開始されるまで待ち受け状態とされる。
雌側のコネクタハウジング10においては、リテーナ93をハウジング本体11のリテーナ装着孔17に差し込んで仮係止位置に留め置き、その状態でハウジング本体11の収容空間21にレバー40のカム板47をスライド装着してカム板47の軸受部47Aを支軸25に支持させるとともに、その反対側で姿勢矯正アーム46を支持させることにより、レバー40を嵌合完了位置に留めた状態でハウジング本体11に取り付ける。
続いて、上記した雌側のコネクタハウジング10を雌側端子金具97の組み付け現場へ搬送する。組み付け現場では、ハウジング本体11のキャビティ12内へ後方から雌側端子金具97を自動機によって挿入する。全ての雌側端子金具97を挿入したら、リテーナ93を本係止位置へ押し込み、雌側端子金具97をランス13とともに二重に抜け止めする。リテーナ93を本係止位置に押し込むことでリテーナ93の浮き上がりが無くなり、レバー40の回動範囲と干渉しなくなってレバー40の回動操作が許容される。なお、雌側端子金具97とともに短絡端子70及び検知端子60もハウジング本体11に組み付けておく。
次いで、レバー40を嵌合初期位置まで回動して、仮保持アーム51の先端突起51Aをハウジング本体11の仮保持受け部31に引っ掛け係止させる。この状態で、待ち受け状態にある雄側のコネクタハウジング80のフード部81における両嵌合凹部83に対して対応する雌側のコネクタハウジング10を浅く嵌め入れる。すると、解除突部92が仮保持アーム51と仮保持受け部31との間に分け入って両者31,51の引っ掛け状態を解除するとともに、カムピン88がカム溝41の入り口に進入し、かつ、ロック突部89がガイド溝22Bに進入する(図2を参照)。かく嵌合初期位置に留め置かれたレバー40は、ハウジング本体11の後端後方に相対的に突出した状態となる(図1を参照)。
その状態から操作アーム49を摘んでレバー40を回動すると、カムピン88がカム溝41に沿って移動し、かつ、短絡端子70の弾性片71とこれと接触状態にある雌側端子金具97との間に短絡解除片87が分け入って隣接する両雌側端子金具97の短絡状態が解除される(図3を参照)。
かかるレバー40の回動初期段階では、後方から先行押圧部45が検知アーム30の押圧受け部33に当たり、先行押圧部45と押圧受け部33との両斜面同士が嵌合方向に摺接しつつ検知アーム30が傾倒支点を中心として下方へ弾性変位され、かつこの検知アーム30にばね部63Aが押されて下方へ撓み変形させられる。これにより、ばね部63Aの接点部65の高さは検知端子60内に進入する接点用端子98の高さよりも低くなり、接点用端子98の進路がばね部63Aと非接触状態に開放される。なお、レバー40の回動操作が進行する間、ばね部63Aに対する検知アーム30の押圧位置は概ね一定位置に保たれる。
レバー40の回動が進むと、先行押圧部45は係合リブ39の接触面38に乗り移り、それとともに押圧部44が押圧受け部33の上面に乗り上げられる。
レバー40の回動が進んで嵌合終盤位置に至ると、係止片42の係止突部53がロック突部89と干渉して、係止片42が下方へ撓み変形させられる(図5を山椒う)。このとき、先行押圧部45に加えて押圧部44も係合リブ39の接触面38と摺接して、検知アーム30の撓み状態が維持される。またこのとき、先行押圧部45の下端と係合リブ39の接触面38、及び押圧部44の下端と係合リブ39の接触面38は、水平に沿ってフラットに面当りする。
上記の場合、仮に、係合リブ39が省略されて押圧受け部33だけであると、レバー40の回動途上で、押圧部44と先行押圧部45との間の隙間に押圧受け部33が嵌り込み、検知アーム30の撓み状態が一時的に緩和されて、検知端子60と接点用端子98が不用意に接触する虞がある。しかるに本実施形態の係合リブ39があれば、レバー40の回動途上で、押圧部44と先行押圧部45の双方が係合リブ39の接触面38に同時に摺接することを保障されているから、係合リブ39への押圧状態が途切れることなく連続し、検知端子60(ばね部63Aの接点部65)と接点用端子98との非接触状態が確実に保たれる。
その後、レバー40が嵌合完了位置に至ることにより、係止片42の係止突部53がロック突部89を乗り越えると、係止片42が元の自然状態に復帰し、それに伴って押圧部44が係合リブ39の接触面38から離間して係合リブ39に対する押圧状態を解除させる(図7を参照)。この状態では、係合リブ39を間に挟んでその両側に押圧部44と先行押圧部45とが配置されることとなり、検知アーム30の幅方向の位置決めも同時になされる(図6を参照)。また、係止片42の復帰に伴い、検知アーム30も元の自然状態に復帰するとともに、検知アーム30による押さえが解除されたばね部63Aが復帰方向に戻り変位する。かくばね部63Aが戻り変位すると、接点部65の高さ位置が上昇して接点用端子98に対し下方から当接し、両者65,98の導通がとれることで検知回路が閉成される。そして、接点用端子98と検知端子60との接続に起因する信号が電気的にキャッチされることにより、レバー40が嵌合完了位置に至って両コネクタハウジング10,80が正規嵌合されたことを検知することができる。もちろん、雌雄の両端子金具97,99間も通電されて所定の回路が構築されることとなる。
以上説明したように、本実施形態によれば次の効果を奏し得る。
レバー40の回動途上で、検知アーム30が撓み変形したときに、係合リブ39の接触面38がレバー40の先行押圧部45及び押圧部44に対してフラットに接触するから、両コネクタハウジング10,80の嵌合過程で、係合リブ39とレバー40(先行押圧部45及び押圧部44)との接触状態を確実に保つことができる。また、係合リブ39がアーム本体32の延び方向に沿って肉盛りされているから、検知アーム30の剛性が高められ、検知アーム30が検知端子60からの反力を受けて押し戻される等するのを回避できる。この結果、両コネクタハウジング10,80の正規嵌合前に検知端子60と接点用端子98とが偶発的に接触するのを防止でき、検知精度の信頼性を高めることができる。
さらに、係合リブ39の接触面38は検知アーム30の全長に亘って形成されているから、レバー40(先行押圧部45及び押圧部44)との接触領域が切れ目無く連続することとなり、両コネクタハウジング10,80の嵌合過程で先行押圧部45及び押圧部44との接触状態をより確実に保つことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、レバーの可動を利用して検知アームの変位動作を行っていたが、本発明によれば、レバー以外の可動部材、例えば、コネクタハウジングの外面に突設されて両コネクタハウジングを嵌合状態に保持するロックアームの可動を利用して検知アームの変位動作を行ってもよい。この場合、レバーは無くても構わない。
(2)係合リブは、検知アームの長さ方向に沿って肉盛りされていればよく、必ずしも検知アームの全長に亘って形成されていてなくてもよい。
(3)押圧部のみで検知アームを押圧可能であれば、レバーに先行押圧部を設けなくてよい。
本発明のコネクタにおいて、両コネクタハウジングを浅く嵌合させた状態を示す側断面図 レバーが回動されて先行押圧部が押圧受け部と係合した状態を示す横断面図 そのときの側断面図 さらにレバーが回動されて係止片の係止突部とロック突部と干渉した状態を示す横断面図 そのときの側断面図 両コネクタハウジングが正規嵌合された状態を示す横断面図 そのときの側断面図 雄側のコネクタハウジングの平面図 雌側のコネクタハウジングの底面図 レバーの底面図
符号の説明
10…雌側のコネクタハウジング
30…検知アーム
32…アーム本体
33…押圧受け部
38…接触面
39…係合リブ
40…レバー(可動部材)
44…押圧部
45…先行押圧部
60…検知端子
65…接点部
60…検知端子
80…雄側のコネクタハウジング
98…接点用端子

Claims (2)

  1. 相手コネクタと嵌合可能なコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジング側に設けられ、前記相手コネクタとの嵌合過程では可動し、前記相手コネクタとの正規嵌合時には停止する可動部材と、
    前記コネクタハウジングに収容され、相手側の接点用端子と接触して検知回路を閉成することにより、前記コネクタハウジングと前記相手コネクタとが正規嵌合されたことを電気的に検知する検知端子と、
    前記可動部材と前記検知端子との間に設けられ、前記嵌合過程では前記可動部材との摺接によって押圧されて撓み変形するとともにその撓み動作によって前記検知端子を押圧して前記検知端子と前記接点用端子とを非接触状態に保ち、前記正規嵌合時には前記可動部材から解離して弾性復帰するとともに前記検知端子への押圧状態を解除して前記検知端子と前記接点用端子とを接触させる検知アームとを備え、
    前記検知アームは、撓み変形前の自然状態において水平に延びるアーム本体と、前記アーム本体の延び方向に沿って肉盛りされた係合リブとを備え、
    前記係合リブは、前記自然状態では水平に対して傾斜するが、撓み変形時には水平に配され前記可動部材に対してフラットに接触する接触面を有していることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記可動部材は、前記検知アームの長さ方向に沿って変位可能とされ、
    前記係合リブの前記接触面は、前記検知アームの全長に亘って形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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