JP2009116140A - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造効率が高く、しかも、加工端部の盛り上がりに起因する不良が生じにくい液晶表示装置の製造方法を提供する。
【解決手段】基板上の透明導電膜にレーザ光を照射することにより、透明導電膜を所定形状に加工し(工程201)、加工工程201により透明導電膜端部に生じる盛上がり部を除去工程202で除去する。これにより、加工工程201では、膜端部に盛上がり部が生じることを許容する照射条件でレーザ光を照射することができるため、照射条件の決定が容易である。また、YAGレーザの基本波等の所定の一波長に限定して照射条件を求めることが可能になる。よって、照射条件の決定のための要する工程が簡単になり、かつ、大容量のレーザ光で照射を行うことができるため、製造効率を向上させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、所望の形状にパターニングされた透明電極を備えた液晶表示装置の製造方法に関する。
液晶表示装置に用いられる一般的な液晶セルは、従来、図6に示すような製造方法で製造されている。まず、ガラス基板にITO(Indium Tin Oxide)膜を蒸着し(工程601)、フォトレジストを塗布した後(工程602)、露光機にフォトマスクをセットし、所望のパターンを露光する。露光後は、現像、エッチングおよび剥離工程を行うことにより、ITO膜を所望のパターンに加工する(工程603)。ITO膜の上に配向膜をフレキソ印刷機、インクジェット塗布装置等により塗布する。なお、配向膜を塗布する前に絶縁膜を塗布する場合もある。その後、配向膜にラビング処理を施す(工程604)。
ラビング処理まで終了した2枚の基板を、配向膜が向かい合うように重ね合わせ、2枚の基板間に液晶材料を注入して封止し、両外側面に偏光板を貼り付ける(工程605)。これにより液晶セルが完成する。
このように、液晶セルのITO膜を所望のパターンに加工するには、露光、現像、エッチング、剥離の工程が必要であり、工程が複雑で、しかも必要な装置数も多い。露光工程は、露光機の他に、表示パターンごとにフォトマスクが必要となるため、多品種少量生産ではコストアップに繋がる。また、フォトマスクの汚れや傷は、表示パターンの品質低下、不良品の増加に繋がるため、汚れや傷を防ぎながらフォトマスクを管理する必要がある。このため、管理のための工数が必要となる。現像装置、エッチング装置、剥離装置は、装置が大掛かりであり、液温管理や液交換などに工数がかかる。また、レジスト材料、エッチング液、剥離液、洗浄液等の薬品も大量に必要である。レジストは有機溶剤を含み、現像液および剥離液は強アルカリ性であり、エッチング液は強酸性である。周辺環境に影響を与えずにこれらを廃棄するには、排水処理装置が必要となる。これらのことは、コストアップの大きな要因となっている。
これらの課題を解消するために、ウエットエッチング工程に代えて、ドライエッチング法も利用されるようになってきた。また、最近では、図6のレジスト塗布工程602および露光から剥離までの工程603を簡略化するために、図7のようにレーザ光をITO膜に照射し、アブレーション作用によりITO膜を蒸散させる工程702を行う技術が、例えば特許文献1および2に開示されている。
特開平9−152618号公報 特開平7−320637号公報
レーザアブレーションは、基板であるガラスに損傷を加えず、ITO膜のみを蒸散させる条件で実施する必要があるが、ITO膜の膜厚や形成すべきパターンの形状等に応じて、最適な加工条件を設定する必要がある。このため、例えば、レーザの波長の種類(例:1064nm、532nm、355nm)、レーザ出力、繰返しパルス周期などのパラメータの種々の組み合わせについて、予め実験を行い、最適な加工条件を求めておく必要がある。
最適な加工条件としては、レーザでITOを蒸散させる際に、アブレーション(蒸散)とレーザの熱による加熱溶解が同時に発生して加工端部に膜の盛上りが発生し易いため、盛り上がりが発生しない加工条件を予め求めておくことが特に重要である。というのは、盛り上がりの高さが約1000オングストローム以上の場合には、その上に形成する配向膜が均一に塗布できなくなり、セル化した際に表示品位が低下するためである。また、車載用途など使用環境が厳しい場合、盛り上がり部分が上下基板の電気的ショートの原因となることもある。しかしながら、盛り上がりが発生しない加工条件を見つけるには、多数の実験を行う必要があり、実験に手間と時間がかかる。
また、加工条件を求める際に、レーザ波長を一波長に固定することができれば、実験パラメータを低減できるため、最適な加工条件を容易に求めることが可能である。特に、レーザ波長としてYAGレーザの基本波である波長1064nmを固定的に使用できれば、レーザ発振器の構成が単純であり、容易に大出力が得られるため、製造効率を高め、製造コストを低減できる。しかしながら、必ずしも一つのレーザ波長で、加工端部における盛り上がりが生じない最適の加工条件が見つかるとは限らないため、従来はレーザ発振器の構成が複雑で大出力を得にくいにも関わらず、2倍波(532nm)、3倍波(355nm)等の複数種類の波長についても実験を行い、最適条件を求めていた。
本発明の目的は、製造効率が高く、しかも、加工端部の盛り上がりに起因する不良が生じにくい液晶表示装置の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、以下のような液晶表示装置の製造方法が提供される。すなわち、所定形状の透明導電膜を備えた基板を含む液晶表示装置の製造方法であって、基板上の透明導電膜にレーザ光を照射することにより、透明導電膜を所定形状に加工する加工工程の後、加工工程により透明導電膜端部に生じる盛上がり部を除去する除去工程を行うものである。これにより、加工工程では、膜端部に盛上がり部が生じることを許容する照射条件でレーザ光を照射することができるため、照射条件を求めることが容易であるとともに、YAGレーザの基本波等の所定の一波長に限定して照射条件を求めることが可能になる。よって、照射条件の決定のための要する工程が簡単になり、かつ、大容量のレーザ光で照射を行うことができるため、製造効率の向上させることができる。また、盛上がり部は除去工程で除去できるため、配向膜の塗布に影響を与えず、しかも、盛上がり部に起因する電気的ショートを防止でき、品質を向上させることができる。
上記除去工程は、例えばプラズマによって透明導電膜をエッチングする方法を用いることができる。また、研磨法や、エッチング液を用いるエッチング法を用いることも可能である。
上記加工工程の前に、加工工程におけるレーザ光の照射条件を予め求める場合、レーザ光の波長を所定の一波長に限定して実験することができる。この実験により、盛上がり部が生じることは許容して、基板を損傷せず透明導電膜を蒸散させる照射条件を求めることができる。
加工工程において照射するレーザ光は、基本波を用いることができる。これによりYAG等の基本波である波長1064nmのレーザが使用でき、レーザ発振器の構成が簡単で、かつ大出力を得られ、製造効率が向上する。
本発明の一実施の形態の液晶表示装置の製造方法について図面を用いて説明する。
本実施の形態の液晶表示装置は、図1に示した構造の液晶セルを用いるものである。図1の液晶セルは、2枚のガラス基板10を一定の間隔を開けて対向させ、その間に液晶13を充填し、周囲をメインシール材14で封止した構造である。2枚のガラス基板10の対向面には、それぞれITO膜11と配向膜12とが積層配置されている。ITO膜11は、厚さ0.2μmで所定の電極形状にパターニングされている。2枚のガラス基板10の外側には、それぞれ偏光板16が配置されている。メインシール材14の外側には、2枚のITO膜11への給電を一方の基板側から行うことを可能にするために、2枚のITO膜11の電気的導通を確保する導通材15が配置されている。
図1の液晶セルにバックライトや制御回路等を組み合わせることにより、液晶ディスプレイが構成されている。
つぎに、図2を用いて、図1の液晶セルの製造方法を説明する。
本実施の形態の製造方法では、図2の工程202において、ITO膜11をレーザアブレーションにより所定の電極形状に加工する。そこで製造工程に入るまえに、ITO膜11を基板10に成膜した試料を用いて予め実験を行って、最適な加工条件を求めておく。最適な加工条件とは、基板10であるガラスに損傷を加えず、ITO膜11のみを蒸散させて、所望の電極パターンにITO膜11を加工することができる条件である。このとき、本実施の形態では、レーザアブレーション工程でITO膜11の加工端部に膜の盛り上がりが生じることを許容することを特徴とする。したがって、膜端部の盛り上がりが生じない加工条件を求める場合よりも容易に、最適な加工条件を求めることができる。
また、本実施の形態では、レーザアブレーションにおいて照射するレーザ波長を一波長に固定する。特に、レーザ波長として、YAGレーザの基本波である波長1064nmを用い、大出力のレーザを用いて高効率でレーザアブレーションを行う。このように、YAGの基本波に波長を固定した場合であっても、膜端部の盛り上がりを許容することにより、基板であるガラスに損傷を加えず、ITO膜11のみを蒸散させるという最適な加工条件を求めることが可能である。なお、膜端部に生じる盛り上がりは、本実施の形態では後の工程で除去する。
最適加工条件を求める実験は、具体的には以下のように行う。ガラス基板10上にITO膜11が形成された複数の試料を用意し、レーザ発振器としてはYAGレーザを用い、波長は基本波1064nmに固定し、レーザ出力、繰返しパルス周期などのパラメータ(条件)を種々変化させて、ITO膜11を所定の電極形状に加工するレーザアブレーションを行う。その後、各試料について、ガラス基板10の損傷状態、および、加工された形状が所望の形状かどうかを評価する。ガラス基板10に損傷がなく、ITO膜11のみを蒸散することにより所望の形状が形成されている試料の加工条件を最適な条件とする。
次に、図2に示した各製造工程について順に説明する。まず、成膜工程201において2枚のガラス基板10にITO膜11を蒸着等により成膜する。つぎに、レーザアブレーション工程202において、YAGレーザから基本波1064nmのレーザ光をITO膜11に照射し、照射された部分のITOを蒸散させ、ITO膜11を所定の電極形状に加工する。レーザ出力、繰返しパルス周期などのパラメータは、前述の実験により求めておいた最適な加工条件に設定する。これにより、ガラス基板10に損傷を与えず、ITO膜11を加工することができる。
レーザアブレーション工程202で用いた加工条件は、ITO膜11の加工端部の盛り上がりを許容する条件であるため、ITO膜11の端部に盛上がり部が生じている。一例として、レーザ出力15W、繰り返しパルス周期20kHzに設定して工程202を行うことにより加工したITO膜11の試料について、膜面上で探触子をスキャンさせて形状を測定したものを図3に示す。図3の試料では、レーザアブレーションにより除去した部分30と接する膜11の端部に、鋭い突起状の盛上がり部31が生じており、その高さは1000オングストロームを超えている。
そこで、次のプラズマエッチング処理工程203において盛上がり部31を除去する。プラズマエッチング処理は、平坦なITO膜11に対してはほとんどエッチング作用を生じず、突出した盛上がり部31を効果的にエッチングする条件で行う。
具体的には、本実施の形態では、プラズマガスをして導入して生じさせた減圧プラズマによりエッチングを行うことができる。プラズマガスとしては、例えばArとHの混合ガスや、ArとOの混合ガスを用いることができる。真空度は、50Pa以上80Pa以下であることが好ましい。ガス流量は、40sccm程度が好ましい。プラズマ出力としては、300W以上700W以下が好適である。処理時間は、30分以上60分以下が好適である。
例えば、プラズマガスとして、ArとHの混合ガスを用い、真空度65Pa、ガス流量40sccm、プラズマ出力300W、処理時間を60分に設定し、図3の試料の試料に対して工程203において減圧プラズマエッチングを行ったところ、図4のように盛上がり部31が殆ど除去できていることがわかる。これにより、次工程の配向膜12の成膜の際に、盛上がり部31が悪影響を与えることがなく、また、対向する基板10のITO膜11と盛上がり部31が接触してショートする恐れも回避できる。また、ITO膜11全体の膜厚は、僅かしか低減しておらず、ITO膜11の電極としての作用に殆ど影響はない。
また、減圧プラズマより扱い易い常圧プラズマ(大気圧プラズマ)装置によりエッチングを行うことも可能である。この場合、プラズマガスとしては、例えばArとHの混合ガスや、ArとOの混合ガスを用いることができる。圧力は、常圧(大気圧)である。ガス流量は、4000sccm程度が好ましい。プラズマ出力としては、400W程度が好適である。基板10を送り速度10mm/sで移動させながら、20〜50回繰り返しプラズマ処理するのが好適である。
つぎに、工程204に進み、ITO膜11の上に配向膜12をフレキソ印刷機、インクジェット塗布装置等により塗布する。その後、配向膜12にラビング処理を施す。次工程205では、ラビング処理まで終了した2枚の基板10を、配向膜12が向かい合うように重ね合わせ、2枚の基板10の間隙に液晶13を注入してメインシール材14で封止し、両外側面に偏光板16を貼り付ける。また、メインシール材14の外に導通材15を配置する。これにより液晶セルが完成する。この液晶セルに、バックライトや電気回路等を公知の手法により取り付け、液晶表示装置を完成させる。
上述のように、本実施の形態では、レーザアブレーションによるITO膜11の端部の盛上り部31を除去もしくは小さくすることができる。これにより、配向膜12を均一に塗布でき、表示品位の低下を防止できる。また、車載用途など、温度、湿度等の使用環境が厳しい条件下で液晶表示装置を用いた場合であっても、盛り上がり部31が上下基板10のITO膜11間で接触してショートする恐れがなく、不良を防止できる。
本実施の形態では、ITO端部の盛り上りを許容した加工条件でレーザアブレーション工程を行うことができるので、盛り上がりが生じない加工条件を追求する必要がなくなり、生産性が向上する。また、レーザ発振器として、低価格で取扱いが容易で、かつ、大出力な波長1064nmの基本波YAGレーザを使用できる。
なお、本実施の形態では、工程203において、減圧プラズマ処理によりITO膜11の端部の盛上がり部31を除去したが、この手法以外にも、エッチング液を用いて、盛上がり部31を除去する方法を用いることができる。
エッチング液を用いて盛上がり部31を除去する方法としては、具体的には、硝酸と塩酸との混合溶液等を濃度数%程度に希釈したもの、例えば、関東化学株式会社製ITO−O2をエッチング液として用い、エッチング液にITO膜11を浸す方法を用いることができる。このとき、突出した盛上がり部31は、周囲がエッチング液に接触するため、エッチング速度が大きいが、平坦なITO膜11は上面のみがエッチング液に接触するため、盛上がり部31よりゆっくりエッチングされる。よって、例えば室温で20秒程度エッチング処理することにより、盛上がり部31を除去することができる。
また、本実施の形態では、レーザアブレーションによる加工対象をITO膜11としたが、ITOに代えて他の材質の透明導電膜を用い、これに本発明を適用することも可能である。
また、液晶セルの構造は、図1の構造に限定される物ではなく、ITO膜11をパターニングする製造方法に本実施の形態を適用することができる。例えば、図5に示したように、配向膜12とITO膜11との間に絶縁膜21を配置する構造にすることができる。
本発明を適用して、例えばキャラクターパターン表示、ドットマトリックス表示などを行う各種液晶表示素子や、車載用LCD(液晶表示装置)、航空機用LCD、民生用LCD(コピー機用表示、デジタルカメラ用表示、携帯電話用表示、PDA用表示、液晶テレビ、電子ペーパー用など)を製造することができる。
さらに、レーザアブレーションによる端部の盛り上がりは、対象とする膜がITO膜11や透明導電膜ではない場合でも生じるので、パターニングすべき他の膜に本発明を適用することが可能である。
本実施の形態で製造する液晶セルの断面構造を示す説明図。 本実施の形態の液晶セルの製造工程を示す説明図。 本実施の形態のレーザアブレーション工程において加工したITO膜11の形状を示すグラフ。 本実施の形態のプラズマエッチング工程において盛上がり部を除去したITO膜11の形状を示すグラフ。 本実施の形態の別の構成の液晶セルの断面構造を示す説明図。 従来の液晶セルの製造工程を示す説明図。 従来の、レーザアブレーションを用いる液晶セルの製造工程を示す説明図。
符号の説明
10…ガラス基板、11…ITO膜、12…配向膜、13…液晶、14…メインシール材、15…導通材、16…偏光板、30…レーザアブレーションにより除去した部分、31…盛上がり部。

Claims (5)

  1. 所定形状の透明導電膜を備えた基板を含む液晶表示装置の製造方法であって、
    前記基板上の前記透明導電膜にレーザ光を照射することにより、前記透明導電膜を前記所定形状に加工する加工工程と、
    前記加工工程により前記透明導電膜端部に生じる盛上がり部を除去する除去工程とを有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の液晶表示装置の製造方法において、前記除去工程は、プラズマによって前記透明導電膜をエッチングすることにより前記盛上がり部を除去する工程であることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の液晶表示装置の製造方法において、前記加工工程の前に、前記加工工程における前記レーザ光の照射条件を予め求める照射条件決定工程をさらに有し、該照射条件決定工程では、レーザ光の波長を所定の一波長に限定し、前記基板を損傷せず前記透明導電膜を蒸散させる照射条件を求めることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の液晶表示装置の製造方法において、前記加工工程において照射するレーザ光は、基本波であることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  5. 請求項4項に記載の液晶表示装置の製造方法において、前記レーザ光は、波長1064nmであることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。

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