JP2009115964A - 表示装置及びテレビ受信装置 - Google Patents

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浩司 久川
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Abstract

【課題】表示品質を高く保つ。
【解決手段】液晶表示装置Dは、画像を表示可能で鉛直方向に沿った辺10cを有する液晶パネル10と、液晶パネル10の板面を裏側で受けるフレーム25と、液晶パネル10の板面を表側から押さえるベゼル28と、液晶パネル10の駆動を制御するものであって、液晶パネル10における鉛直方向に沿った辺10cに隣接して配され且つその板面が液晶パネル10の板面とほぼ平行な姿勢とされる制御基板19Gと、可撓性を有し、一端側が液晶パネル10に、他端側が制御基板19Gに接続されるフレキシブル基板18と、フレーム25に固定されるとともに、制御基板19Gに形成され鉛直方向下側を向いた被支持面19aを支持する支持面32aを有する支持部材32とを備えている。
【選択図】図6

Description

本発明は、表示装置及びテレビ受信装置に関する。
従来、液晶表示装置としては、画像を表示するための液晶パネルと、液晶パネルの板面を表裏から挟持する枠状のベゼル及びフレームと、液晶パネルの端縁に設けられた端子部に接続されるフレキシブル基板と、フレキシブル基板に接続されるとともに液晶パネルの駆動を制御するための制御基板とを備えたものが知られている。
ところで、液晶パネルがガラス基板からなるのに対し、制御基板は合成樹脂材料からなり、またフレームやベゼルは金属材料からなるため、これら各部材の熱膨張率が相違するのは避けられないという事情がある。このため、仮に制御基板をフレームに対して固定すると、熱膨張・熱収縮が生じたとき、制御基板と液晶パネルとに接続されたフレキシブル基板に応力が生じるという問題があった。
この問題に対処したものの一例として下記特許文献1に記載されたものがある。このものは、図9に示すように、制御基板1の板面の表裏に緩衝部材2をそれぞれ配置するとともに、緩衝部材2と制御基板1の板面との間に所定の隙間を確保するようにしており、これにより熱膨張・熱収縮時の制御基板1の移動を許容しつつ過剰な動きについては緩衝部材2により規制するようにしている。
特開2005−17791公報
ところで、液晶表示装置は、使用される際や運搬される際には、通常液晶パネルを立てた姿勢とし、その側辺を鉛直方向と一致させた姿勢とされるのであるが、このとき、制御基板のうち液晶パネルの側辺に隣接して配されるものに関しては次の問題が生じるおそれがある。すなわち、液晶表示装置に外部から振動が加えられたときに液晶パネルが鉛直方向に沿って振動すると、その慣性に引っ張られて上記制御基板が鉛直方向に揺さぶられ、それによって両者を水平方向に沿って接続するフレキシブル基板に大きなストレスがかかることが懸念される。
フレキシブル基板にストレスがかかると、液晶パネルや制御基板からフレキシブル基板が剥離したり、フレキシブル基板自身に切れが生じるおそれがあり、液晶表示装置の表示品質が低下する可能性がある。特に、近年では液晶表示装置の大型化が急速に進行していて、画面サイズ及び重量がより大きな液晶パネルが用いられる傾向にあることから、対策が急務となっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、表示品質を高く保つことを目的とする。
本発明は、画像を表示可能で鉛直方向に沿った辺を有する表示パネルと、前記表示パネルの板面を裏側で受ける受け部材と、前記表示パネルの板面を表側から押さえる押さえ部材と、前記表示パネルの駆動を制御するものであって、前記表示パネルにおける鉛直方向に沿った辺に隣接して配され且つその板面が前記表示パネルの板面とほぼ平行な姿勢とされる制御基板と、可撓性を有し、一端側が前記表示パネルに、他端側が前記制御基板に接続されるフレキシブル基板と、前記受け部材と前記押さえ部材の少なくともいずれか一方に固定されるとともに、前記制御基板に形成され鉛直方向下側を向いた被支持面を支持する支持面を有する支持部材とを備える。
このようにすれば、表示パネルに鉛直方向に沿った振動が作用したときでも、表示パネルにおける鉛直方向に沿った辺に隣接して配される配線基板は、鉛直方向下側を向いた被支持面が、受け部材と押さえ部材の少なくともいずれか一方に固定された支持部材の支持面によって支持されているので、表示パネルの慣性によって引っ張られて変位するのが抑制される。これにより、フレキシブル基板に作用するストレスを軽減することができる。
本発明の実施態様として、次の構成が好ましい。
(1)前記被支持面と前記支持面の少なくともいずれか一方は、前記表示パネルにおける鉛直方向下辺中央を中心とした放射状の仮想線に沿った放射状面とされる構成とする。このようにすれば、表示パネルは、鉛直方向下辺中央を中心として放射状に熱膨張または熱収縮するが、被支持面と支持面の少なくともいずれか一方がその放射状の仮想線に沿った放射状面とされているので、熱膨張または熱収縮に伴って受け部材及び押さえ部材に対して相対変位する表示パネルに制御基板を良好に追従させることができ、もってフレキシブル基板に作用するストレスを軽減することができる。
(2)前記被支持面及び前記支持面が共に前記放射状面とされる構成とする。このようにすれば、熱膨張または熱収縮に伴って受け部材及び押さえ部材に対して相対変位する表示パネルに制御基板をより良好に追従させることができる。
(3)前記被支持面及び前記支持面は、前記表示パネルにおける鉛直方向下辺に対して鉛直方向上方または鉛直方向下方にずれた位置に配され、前記放射状面が鉛直方向及びそれと直交する方向に対して傾斜して形成される構成とする。このようにすれば、表示パネルにおける鉛直方向下辺に対して被支持面及び支持面が鉛直方向について上下にずれていても、放射状面を傾斜させることで、熱膨張または熱収縮に伴って受け部材及び押さえ部材に対して相対変位する表示パネルに制御基板を良好に追従させることができる。また、制御基板の設置位置の自由度が高くなる。
(4)前記制御基板が複数枚、鉛直方向に並んで配置されるとともに、前記支持部材が各制御基板に対応して複数設置されており、前記各制御基板に対応した前記各放射状面の傾斜角度が互いに異なる設定とされる構成とする。このようにすれば、複数枚の配線基板が鉛直方向に並ぶものでも、各制御基板を熱膨張または熱収縮に伴って受け部材及び押さえ部材に対して相対変位する表示パネルに良好に追従させることができる。
(5)前記放射状面における端縁に面取り部が形成される構成とする。このようにすれば、放射状面の端縁にエッジが形成されることがないから、制御基板の追従性を一層高めることができる。
(6)前記支持部材は、弾性材料からなる構成とする。このようにすれば、表示パネルに鉛直方向に沿った振動が作用したときでも、支持部材が弾縮することで、衝撃を良好に吸収することができる。これにより、フレキシブル基板へのストレスを良好に軽減することができる。
(7)前記制御基板と前記受け部材との間と、前記制御基板と前記押さえ部材との間とには、それぞれ緩衝部材が介設される構成とする。このようにすれば、緩衝部材によって制御基板がその板面と交差する方向へ変位するのが規制されるから、フレキシブル基板に作用するストレスを軽減することができる。
(8)前記被支持面は、前記制御基板における鉛直方向下端面からなる構成とする。このようにすれば、仮に制御基板に凹部を形成して被支持面を設置した場合と比較すると、制御基板の製造が容易なものとなる。
(9)前記支持部材は、前記受け部材側に固定される構成とする。このようにすれば、組み付け過程において、受け部材に表示パネル及び制御基板を載置する際に、制御基板と支持部材とを容易に位置合わせすることができ、組み付け作業性が良好なものとなる。
(10)前記表示パネルが一対の基板間に液晶を封入してなる液晶パネルとされるとともに、その液晶パネルに光を照射可能な照明装置を備える構成とする。このようにすれば、種々の用途、例えばテレビやパソコンのデスクトップ画面等に適用でき、特に大型画面用として好適である。
本発明によれば、表示品質を高く保つことができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図6によって説明する。この実施形態1では、表示装置として液晶表示装置Dについて例示する。なお、以下では、上下方向(鉛直方向)については、使用状態における液晶表示装置を正面から見た図5を基準とする。また、図3における上側を表側(正面側)、同図下側を裏側(背面側)とする。
液晶表示装置Dは、全体として横長な矩形状をなし、図2に示すように、画像を表示可能な表示パネルである液晶パネル10の裏側(背面側)に、液晶パネル10に向けて光を照射可能な外部光源(照明装置)であるバックライト11を配置してなる。この液晶表示装置Dは、テレビ受信装置TVに適用することができる。テレビ受信装置TVは、図1に示すように、液晶表示装置Dと、液晶表示装置Dを挟むようにして収容する表裏両キャビネットCa,Cbと、電源Pと、テレビ放送などを受信するためのチューナーTと、スタンドSとを備えて構成される。
液晶パネル10は、図3に示すように、横長な矩形状をなす一対の透明な(透光性を有する)ガラス製の基板12,13と、両基板12,13間に封入され、電界印加に伴って光学特性が変化する物質である液晶層(図示せず)とを備えている。両基板12,13は、互いに対向するとともに間に所定のギャップ(間隔)を空けた状態で貼り合わせられており、間に挟持された液晶層は、図示しないシール剤によって取り囲まれて液密状態に保たれる。
両基板12,13は、表側(正面側)がCF基板12とされ、裏側(背面側)がアレイ基板13とされる。アレイ基板13における内面側(液晶層側、CF基板12との対向面側)には、図4に示すように、スイッチング素子であるTFT14(Thin Film Transistor)及び画素電極15が多数個並んで設けられるとともに、これらTFT14及び画素電極15の周りには、格子状をなすゲート配線16及びソース配線17が取り囲むようにして配設されている。画素電極15は、TFT14のドレイン電極に、ソース配線17は、TFT14のソース電極に、ゲート配線16は、TFT14のゲート電極にそれぞれ接続されている。
アレイ基板13のうち、TFT14及び画素電極15が配置された表示領域(アクティブエリア)よりも外側の外周縁部分(額縁部分)には、図5に示すように、各配線16,17の端子部が複数設けられ、この端子部に対してフレキシブル基板18の一端側が接続されている。このフレキシブル基板18は、液晶パネル10(アレイ基板13)の各辺10a,10b,10c毎に複数枚ずつ並んで取り付けられている。具体的には、フレキシブル基板18は、液晶パネル10における鉛直方向上辺10a及び下辺10bにて10枚ずつ水平方向に沿って並んで配置されるとともに、液晶パネル10における両側辺10cに6枚ずつ鉛直方向に沿って並んで配置されている。フレキシブル基板18は、可撓性を有する薄膜状のフィルム上に導電路がプリントされるとともにLSIチップなどのドライバが搭載された構成とされる。
フレキシブル基板18の他端側には、液晶パネル10を制御するための制御基板19が接続されている。なお、フレキシブル基板18は、アレイ基板13や制御基板19に対してACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電接着剤)を介して圧着接続されている。制御基板19は、さらに図示しないコントロール基板に接続されており、そこから供給される画像信号をフレキシブル基板18を介して液晶パネル10の各配線16,17及びTFT14の各電極に供給できるようになっている。
詳しくは、制御基板19は、合成樹脂製とされ、一方向に細長い矩形の板状をなしており、表面にコンデンサや抵抗などの電気部品が実装されるとともに導電路がプリントされ、その導電路の端部にフレキシブル基板18の他端側が接続される端子部が形成されている。制御基板19は、液晶パネル10(アレイ基板13)の各辺10a,10b,10cに隣接した位置に配されるとともに、その長さ方向を液晶パネル10の各辺10a,10b,10cの延び方向と一致させ且つその板面が液晶パネル10の板面とほぼ平行になる姿勢で取り付けられる。具体的には、制御基板19は、液晶パネル10のうち水平方向に沿った鉛直方向上辺10a及び同下辺10bに隣接して一対ずつ水平方向に沿って並んで配されるとともに、液晶パネル10のうち鉛直方向に沿った両側辺10c(図5に示す左右両側辺)に隣接して一対ずつ鉛直方向に沿って並んで配されている。
制御基板19のうち、液晶パネル10における鉛直方向上辺10a及び同下辺10bに隣接するとともに、ソース配線17の端子部に接続されたフレキシブル基板18に対して接続されるものがソース信号を供給可能なソース用の制御基板19Sとされる。一方、制御基板19のうち、液晶パネル10における鉛直方向に沿った両側辺10cに隣接するとともに、ゲート配線16の端子部に接続されたフレキシブル基板18に対して接続されるものがゲート信号を供給可能なゲート用の制御基板19Gとされる。各ソース用の制御基板19Sには、5枚のフレキシブル基板18が、各ゲート用の制御基板19Gには、3枚のフレキシブル基板18が、それぞれ接続されている。ソース用の制御基板19Sと液晶パネル10とを接続するフレキシブル基板18は、それらを鉛直方向に沿って接続するのに対し、ゲート用の制御基板19Gと液晶パネル10とを接続するフレキシブル基板18は、それらを水平方向に沿って接続している。
なお、制御基板19を区別する場合には、ソース用のものの符号に添え字Sを、ゲート用のものの符号に添え字Gを付し、さらには鉛直方向上側に配されるものの符号に添え字Uを、鉛直方向下側に配されるものの符号に添え字Lを付し、区別せずに総称する場合には、符号に添え字を付さないものとする。
一方、CF基板12には、アレイ基板13側の画素電極15と対向する対向電極が設けられるとともに、各画素に対応した位置にカラーフィルタ(対向電極共々図示せず)が多数個並んで設けられている。カラーフィルタは、R,G,Bの三色が交互に並ぶ配置とされる。CF基板12は、アレイ基板13のうちフレキシブル基板18に接続される端子部が露出するよう、アレイ基板13よりも一回り小さい大きさとされる。また、両基板12,13の外面側には、それぞれ表裏一対の偏光板(図示せず)が貼り付けられている。
バックライト11は、図2及び図3に示すように、表側(液晶パネル10側)に向けて開口した略箱形をなすケース20と、ケース20内に互いに平行に並んだ状態で収容される複数本の線状光源21(例えば冷陰極管)と、ケース20内に敷設されて線状光源21からの光をケース20の開口部へと反射させる反射シート22と、ケース20の開口部に積層した状態で配される複数の光学部材23(例えば裏側から順に拡散板、拡散シート、レンズシート、及び輝度上昇シート)と、光学部材23群を裏側から受けるホルダ24と、光学部材23群を表側から押さえる枠状をなすフレーム25とから構成される。線状光源21の両端部には、ゴムホルダ26が嵌着され、そのゴムホルダ26はホルダ24内に収められる。また線状光源21は、中間部分(両端部間の部分)がケース20に取り付けられるランプクリップ27によって支持されている。各光学部材23は、各線状光源21から発せられる光を面状に変換するなどの機能を有する。
既述した構成の液晶パネル10は、その板面が裏側からバックライト11を構成するフレーム25によって受けられるとともに、表側から枠状をなすベゼル28によって押さえられた状態で保持される。つまり、液晶パネル10は、共に枠状をなすベゼル28とフレーム25とで表裏から外周縁部分が挟み込まれた状態で保持される。保持された液晶パネル10は、板面が正面を向くよう立てた姿勢とされ、鉛直方向上辺10a及び下辺10bが水平方向に沿い、横方向の両側辺10cが鉛直方向に沿った姿勢とされる。
そして、フレーム25及びベゼル28は、液晶パネル10の外周縁部分と共にそのさらに外側に配される制御基板19をも挟持できるようになっている。詳しくは、フレーム25及びベゼル28は、図3及び図5に示すように、液晶パネル10の外周縁部分と、その外側に配され板面が液晶パネル10の板面と平行な姿勢とされる制御基板19とを覆う幅を有する保持部25a,28aと、保持部25a,28aの外周縁から裏側へ折り曲げられる周壁25b,28bとからそれぞれ構成されている。保持部25a,28aは、その板面が液晶パネル10及び制御基板19の板面と平行であるのに対し、周壁25b,28bは、その板面が液晶パネル10及び制御基板19の板面と直交している。ベゼル28と液晶パネル10との間と、フレーム25と液晶パネル10との間とには、それぞれ弾性材料(ゴム材料や発泡樹脂材料など)からなる緩衝部材29が介設されている。同様に、ベゼル28と制御基板19との間と、フレーム25と制御基板19との間とには、それぞれ弾性材料(ゴム材料や発泡樹脂材料など)からなる緩衝部材30が介設されている。これにより、液晶パネル10や制御基板19が、その板面と交差する向きに変位する(がたつく)のを規制することができる。各緩衝部材29,30は、組み付け状態では殆ど弾縮変形することなく液晶パネル10や制御基板19の板面に当接していることで、熱膨張・熱収縮による液晶パネル10や制御基板19の変位を許容できるようになっている。
フレーム25には、液晶パネル10の外周端面を外側から支持するパネル支持部31が設けられている。パネル支持部31は、フレーム25の保持部25aを部分的に表側に切り起こすことで、保持部25aの表側の面から立ち上がって形成されており、液晶パネル10の四隅部分に対応して設置されている。具体的には、液晶パネル10における水平方向に沿った鉛直方向上辺10a及び同下辺10bの両端部付近に一対ずつ、液晶パネル10における鉛直方向に沿った両側辺10cの両端部付近に一対ずつ配置されている。使用状態では、液晶パネル10は、鉛直方向の最も下側に設置され鉛直方向上側を向いた支持面を有するパネル支持部31が、水平方向に沿った鉛直方向下辺10bの端面(鉛直方向下側を向いた端面)に当接されることで、支持が図られる。この状態では、他のパネル支持部31(両側方に配され液晶パネル10の両側辺10cに隣接するパネル支持部31と、鉛直方向上側に配され液晶パネル10の鉛直方向上辺10aに隣接するパネル支持部31)と、液晶パネル10の外周端面との間には、所定のクリアランスを空けられており、これにより熱膨張により液晶パネル10がフレーム25に対して相対変位するのが許容されている。また、各パネル支持部31は、フレキシブル基板18や制御基板19とは干渉しない位置に設置されている。
さて、フレーム25には、図5に示すように、ゲート用の制御基板19Gを鉛直方向下側から支持するための支持部材32が設けられている。支持部材32は、弾性材料(ゴム材料や発泡樹脂材料など)からなる略ブロック状に形成されており、フレーム25の保持部25aにおける表側の面(制御基板19との対向面)に固定されている。支持部材32は、フレーム25の保持部25aにおける鉛直方向に沿った両側部において鉛直方向に沿って一対ずつ並んで設置され、ゲート用の各制御基板19Gに対して鉛直方向下側に配されている。
なお、支持部材32を区別する場合には、鉛直方向上側に配されるものの符号に添え字Uを、鉛直方向下側に配されるものの符号に添え字Lを付し、区別せずに総称する場合には、符号に添え字を付さないものとする。
支持部材32のうち鉛直方向上側を向いた端面が、ゲート用の制御基板19Gを支持する支持面32aとなっている。これに対し、ゲート用の制御基板19Gにおける鉛直方向下側を向いた端面が支持面32aによって支持される被支持面19aとなっている。そして、これら支持面32a及び被支持面19aは、液晶パネル10における鉛直方向下辺10bの中央Cを中心とした放射状の仮想線L(図5及び図6に示す一点鎖線)に沿った放射状面とされている。支持面32a及びそれに対応する被支持面19aは、互いにほぼ平行になるよう形成されており、それにより支持部材32は、ゲート用の制御基板19Gを面当たり状態で支持できるようになっている。ゲート用の各制御基板19Gの被支持面19a及び各支持部材32の支持面32aは、フレーム25における取付位置、つまり液晶パネル10における鉛直方向下辺10bの中央Cに対する相対的な位置に応じた形状となっている。
具体的には、ゲート用の各制御基板19Gにおける被支持面19a及びそれに対応する各支持部材32の支持面32aは、液晶パネル10における鉛直方向下辺10bよりも鉛直方向上側にずれた位置に配されている。従って、放射状の仮想線Lに沿った放射状面である各被支持面19a及び各支持面32aは、鉛直方向及び水平方向(鉛直方向と直交する方向)の双方に対して傾斜した傾斜面となっている。そして、ゲート用の各制御基板19Gにおける被支持面19a及びそれに対応する各支持部材32の支持面32aは、液晶パネル10における鉛直方向下辺からのずれ量が大きくなるほど水平方向に対する傾斜角度が大きな傾斜面となっている。従って、鉛直方向上側の制御基板19GUの被支持面19a及びそれに対応する支持部材32Uの支持面32aは、鉛直方向下側の制御基板19GLの被支持面19a及びそれに対応する支持部材32Lの支持面32aよりも水平方向に対する傾斜角度が大きくなっている。それに伴って、鉛直方向上側の支持部品32Uは、正面から見てほぼ三角形状となっているのに対し、鉛直方向下側の支持部品32Lは、支持面32aが僅かに傾いているもののほぼ四角形状とされている。また、鉛直方向上側の支持部品32Uは、熱膨張時に伴って鉛直方向下側の制御基板19GLが変位したときでもそれとは干渉しないような位置に設置されている。
本実施形態は以上のような構造であり、続いてその作用を説明する。液晶表示装置Dを製造するにあたっては、液晶パネル10とバックライト11とをそれぞれ別途に製造した後、それらをベゼル28と共に組み付けるようにする。具体的には、まずバックライト10を構成するフレーム25に液晶パネル10を載置し、その状態で表側からベゼル28を取り付けるようにして行う。ここで、液晶パネル10をフレーム25にセットする際には、フレーム25側の各パネル支持部31に対して内側に液晶パネル10を収めるとともに、各支持部材32に対して鉛直方向上側にゲート用の各制御基板19Gを配する。このとき、作業者は、目視によって各制御基板19G及び各支持部材32を確認しつつ両者19G,32の位置合わせを行うことができるので、仮に各支持部材がベゼル側に固定された場合と比較すると、作業性が良好なものとなっている。ベゼル28を取り付けると、液晶パネル10及び各制御基板19は、それぞれ緩衝部材29,30によって表裏から挟まれて保持されることで、板面と交差する方向への変位が規制される。
完成した液晶表示装置Dが使用される際や搬送される際には、図5に示すように、液晶パネル10は、立てた姿勢とされその両側辺10cが鉛直方向に沿った姿勢とされる。この状態では、液晶パネル10における鉛直方向下辺10bの端面に対してその鉛直方向下側に配されるパネル支持部31の板面が当接されることで液晶パネル10が下支えされるとともに、ゲート用の各制御基板19Gの被支持面19aに対して対応する各支持部材32の支持面32aが当接されることでその制御基板19Gが下支えされる。そして、この状態において液晶表示装置Dに対して外部から鉛直方向に沿った振動が加えられると、液晶パネル10は、鉛直方向下側のパネル支持部31以外のパネル支持部31との間に確保されたクリアランスの範囲内で鉛直方向(上下)にがたつく(変位する)可能性がある。このとき、ゲート用の各制御基板19Gも液晶パネル10の慣性に引っ張られて鉛直方向に揺さぶられて液晶パネル10に対して同方向に相対変位する場合がある。すると、その制御基板19Gと液晶パネル10とを水平方向に沿って接続しているフレキシブル基板18においては、制御基板19Gとの接続箇所と、液晶パネル10との接続箇所とが鉛直方向にずれるため、両接続箇所を支点として鉛直方向に剪断するような力が作用し、大きなストレスがかかることが懸念される。特に大型の液晶表示装置Dでは、重量が大きな液晶パネル10が用いられるため、フレキシブル基板18にかかるストレスもより大きなものとなり勝ちとなる。
ところが、ゲート用の各制御基板19Gは、被支持面19aが各支持部材32の支持面32aによって鉛直方向下側から受け止められているので、液晶パネル10の慣性に引っ張られても鉛直方向の振れ幅を小さく抑えることができる。しかも、支持部材32は、弾性材料からなるので、制御基板19Gからの衝撃を吸収することができて制御基板19Gの鉛直方向への振れ幅をさらに小さく抑えることができる。これにより、フレキシブル基板18へのストレスを軽減することができ、もってフレキシブル基板18が液晶パネル10や制御基板19Gから剥離したり、フレキシブル基板18自体に切れが生じる事態を回避することができる。
また、外部から加えられる振動に水平方向への成分が含まれていた場合には、液晶パネル10と制御基板19Gとが鉛直方向及び水平方向の双方に対して斜めに相対変位する可能性があるが、被支持面19aと支持面32aは、鉛直方向及び水平方向の双方に対して傾いた傾斜面となっているので、上記斜め方向への制御基板19Gの振れ幅も小さく抑えることができる。
ところで、液晶表示装置Dを使用していると、バックライト11の各線状光源21を点灯・消灯させたり、周囲の温度環境が変化することで、各構成部材には熱膨張や熱収縮が生じる。各構成部材のうち、フレーム25やベゼル28や液晶パネル10を構成する基板12,13は、その大きさが液晶表示装置Dの各構成部材のうちでも比較的大きな部類に属しており、熱膨張・熱収縮に伴う伸縮量が他の構成部材(制御基板19など)と比較すると大きくなっている。さらには、金属製であるフレーム25やベゼル28と、ガラス製である液晶パネル10の基板12,13と、合成樹脂製である制御基板19とでは熱膨張率が相違している。従って、仮に制御基板19がフレーム25やベゼル28に対して固定されていると、熱膨張・熱収縮に伴ってフレーム25、ベゼル28、制御基板19及び液晶パネル10(両基板12,13)が伸縮したとき液晶パネル10と制御基板19との間の距離が変化し、その間に介在するフレキシブル基板18に大きなストレスが生じることが懸念される。特に大型の液晶表示装置Dでは、フレーム25、ベゼル28及び液晶パネル10として大型のものが用いられるため、各構成部材間の伸縮量の差が一層顕著なものとなる。その点、本実施形態では、制御基板19をフレーム25やベゼル28に対して固定していないので、図6に示すように、制御基板19を液晶パネル10の伸縮に追従して変位(移動)させることができる(図6では、最大限に熱膨張した状態を二点鎖線で示している)。なお、制御基板19には、表裏から緩衝部材30が接触しているものの、殆ど弾縮することなく接触しているので、制御基板19の追従性を阻害することは殆どない。
液晶パネル10は、熱膨張・熱収縮する際には、鉛直方向下辺10bの中央Cを中心とした放射方向に伸縮し、それに伴い液晶パネル10における鉛直方向上辺10a及び両側辺10cも同方向に変位する。このとき、ゲート用の各制御基板19Gは、その被支持面19aが支持部材32の支持面32aによって支持されており、互いに当接している被支持面19a及び支持面32aが共に液晶パネル10の両側辺10cの伸縮方向と一致した放射状面(傾斜面)とされているから、フレーム25及びベゼル28に対して相対的に伸縮する液晶パネル10に追従して制御基板19Gを円滑に変位させることができ、極めて高い追従性を得ることができる。これにより、熱環境の変化に伴って伸縮する液晶パネル10と制御基板19Gとの間で相対変位が殆ど生じることがなく、もってフレキシブル基板18へのストレスを有効に軽減することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、制御基板19Gの鉛直方向下側を向いた被支持面19aを支持する支持面32aを有する支持部材32をフレーム25に固定するようにしたから、液晶パネル10に鉛直方向に沿った振動が作用したときでも、液晶パネル10の慣性によって引っ張られて制御基板19Gが同方向に変位するのが抑制される。これにより、フレキシブル基板18に作用するストレスを軽減することができ、フレキシブル基板18が液晶パネル10や制御基板19Gから剥離したり、フレキシブル基板18自体に切れなどが生じるのを防ぐことができる。もって、液晶表示装置Dの表示不良が生じるのを防ぐことができ、高い表示品位を保つことができる。
また、被支持面19aと支持面32aが、共に液晶パネル10における鉛直方向下辺10bの中央Cを中心とした放射状の仮想線Lに沿った放射状面とされているから、熱膨張または熱収縮に伴ってフレーム25及びベゼル28に対して相対変位する液晶パネル10に制御基板19Gを良好に追従させることができ、もってフレキシブル基板18に作用するストレスを軽減することができる。
また、被支持面19a及び支持面32aが、液晶パネル10における鉛直方向下辺10bに対して鉛直方向上方にずれた位置に配されるとともに、鉛直方向及びそれと直交する方向に対して傾斜して形成されているから、熱膨張または熱収縮に伴ってフレーム25及びベゼル28に対して相対変位する液晶パネル10に制御基板19Gを良好に追従させることができる。液晶パネル10に対する制御基板19Gの設置位置に応じて被支持面19aや支持面32aの傾斜角度を変更すればよいから、制御基板19Gの設置位置の自由度を高めることができる。
また、制御基板19Gが一対、鉛直方向に並んで配置されるとともに、支持部材32が各制御基板19Gに対応して一対設置されており、各制御基板19Gに対応した各放射状面(被支持面19a及び支持面32a)の傾斜角度が互いに異なる設定とされているから、一対並んだ各制御基板19Gを液晶パネル10に良好に追従させることができる。
また、支持部材32が弾性材料からなるから、液晶パネル10に鉛直方向に沿った振動が作用したときでも、支持部材32が弾縮することで、衝撃を良好に吸収することができる。これにより、フレキシブル基板18へのストレスをさらに良好に軽減することができる。
また、制御基板19とフレーム25との間と、制御基板19とベゼル28との間とには、それぞれ緩衝部材30が介設されているから、制御基板19がその板面と交差する方向へ変位するのが規制され、もってフレキシブル基板18に作用するストレスを軽減することができる。
また、被支持面19aが制御基板19Gにおける鉛直方向下端面により構成されているから、仮に制御基板に凹部を形成してその周縁に被支持面を設けた場合と比較すると、制御基板19Gの製造が容易なものとなる。しかも、制御基板19Gにおける鉛直方向下端面は水平方向について左右に開放する形態なので、矩形状の制御基板19Gを切断して被支持面19aを形成した場合、その加工が容易なものとなる。
また、支持部材32がフレーム25に固定されているから、フレーム25に液晶パネル10及び制御基板19Gを載置する際に、制御基板19Gと支持部材32とを容易に位置合わせすることができ、組み付け作業性が良好なものとなる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を図7によって説明する。この実施形態2では、被支持面の形状を変更したものを示す。なお、この実施形態2では、上記した実施形態1と同じ名称の部位には、同一の符号を用いるとともにその末尾に添え字′を付すものとし、構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
ゲート用の制御基板19G′における被支持面19a′は、図7に示すように、液晶パネル10′における鉛直方向下辺10b′の中央C′を中心とした放射状の仮想線L′に沿った放射状で且つ傾斜した面として形成されるとともに、その両側端縁には面取り33部が形成されている。この面取り部33は、R形状(円弧状)に形成されており、それにより制御基板19G′の鉛直方向下側の両角部のエッジが除去されている。従って、液晶パネル10′が熱膨張または熱収縮に伴ってフレーム25及びベゼル28に対して相対変位したとき、それに追従して制御基板19G′が変位する際に、被支持面19a′が支持部材32′の支持面32a′に対して引っ掛かりが生じることが防がれる。これにより、制御基板19G′の追従性を極めて高くすることができ、もってフレキシブル基板18′へのストレスを一層効果的に軽減することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)図8に示すように、制御基板19G′′の被支持面19a′′及び支持部材32′′の支持面32a′′が液晶パネル10′′における鉛直方向下辺10b′′とほぼ面一状に配置されるものにおいては、被支持面19a′′及び支持面32a′′を水平方向に沿った面とすることで、被支持面19a′′及び支持面32a′′を放射状面とするようにしてもよい。つまり、放射状面は、必ずしも鉛直方向及び水平方向に対して傾斜する傾斜面である必要はない。このようにすれば、熱膨張・熱収縮に伴ってフレーム25′′及びベゼルに対して相対変位する液晶パネル10′′に追従して制御基板19G′′が水平方向に沿って変位するのを円滑にガイドすることができる。
(2)上記した実施形態では、被支持面及び支持面が共に放射状面とされた場合を示したが、いずれか一方のみを放射状面としたものも本発明に含まれる。
(3)上記した実施形態では、被支持面及び支持面が放射状面とされる場合を示したが、必ずしも放射状面である必要はなく、具体的には放射状の仮想線とは一致しない傾斜面や水平面であっても構わない。
(4)上記した実施形態では、制御基板における鉛直方向下端面が被支持面とされた場合を示したが、例えば制御基板に凹部を形成し、その周縁のうち鉛直方向下側を向いた部分を被支持面とし、その凹部内に支持部材を嵌め込むようにしたものも本発明に含まれる。凹部は、制御基板を厚み方向に貫通する形態であってもよく、また被貫通の形態であってもよい。また、凹部は、制御基板の側縁を側方へ開口する形態であってもよい。
(5)上記した実施形態では、支持部材が弾性材料からなる場合を示したが、弾性材料以外の材料、例えば弾縮変形不能な硬質な樹脂製であってもよい。
(6)上記した実施形態では、支持部材がフレームに固定されるものを示したが、支持部材をベゼル側に固定するようにしたものも本発明に含まれる。また、支持部材がフレームとベゼルとの双方に固定されるようにしてもよい。
(7)上記した実施形態では、TFTのゲート電極にゲート信号を供給するゲート用の制御基板を支持部材により支持する場合を示したが、要は液晶パネルにおける鉛直方向に沿った辺に隣接して配されるのであれば、例えばソース信号を供給するソース用の制御基板を支持部材により支持するようにしたものも本発明に含まれる。また、制御基板は、画像信号を供給するものに限らず、液晶パネルに電源を供給するものであっても本発明は適用可能である。
(8)上記した実施形態では、ゲート用の制御基板が一対、鉛直方向に並んで配置されるものを示したが、制御基板の枚数は3枚以上であっても1枚であっても構わない。
(9)上記した実施形態では、制御基板を挟持する緩衝部材が殆ど弾縮することなく制御基板に接触する場合を示したが、例えば緩衝部材を多少弾縮させつつ制御基板に接触させて保持力を高めるようにしてもよい。このようにすれば、振動が加えられたときの制御基板の変位を抑制することができる。逆に、緩衝部材を制御基板の板面から離間させて非接触状態とし、制御基板がより自由に変位できるようにしてもよい。このようにすれば、熱膨張・熱収縮する液晶パネルに対する制御基板の追従性をより高めることができる。
(10)上記した実施形態では、制御基板を挟持する緩衝部材を設置したものを示したが、緩衝部材を省略することも可能である。その場合、フレーム及びベゼルによって直接制御基板を受けるようにすればよい。同様に液晶パネルを挟持する緩衝部材についても省略することも可能である。
(11)上記した実施形態では、使用時に液晶パネルの板面が鉛直方向とほぼ平行になる場合を示したが、必ずしも液晶パネルの板面が鉛直方向と完全に一致する必要はなく、例えば液晶パネルの板面が鉛直方向に対して多少傾いた姿勢とされるものも本発明に含まれる。
(12)上記した実施形態では、バックライトの光源として冷陰極管を例示したが、冷陰極管以外の線状光源(熱陰極管や蛍光管など)を用いたものや、LEDを用いたものも本発明に含まれる。
(13)上記した実施形態では、表示パネルとして液晶パネルを用いた場合を示したが、他の種類の表示パネル(例えばPDPやELパネルなど)を用いた表示装置にも本発明は適用可能である。
(14)上記した各実施形態では、チューナーを備えたテレビ受信装置を例示したが、チューナーを備えない表示装置にも本発明は適用可能である。
(15)上記した実施形態では、制御基板の被支持面及び支持部材の支持面が、液晶パネルにおける鉛直方向下辺に対して鉛直方向上方にずれた位置に配される場合を示したが、被支持面及び支持面が、液晶パネルにおける鉛直方向下辺に対して鉛直方向下方にずれた位置に配されるものについても本発明に含まれる。
本発明の実施形態1に係るテレビ受信装置の概略を表す分解図 液晶表示装置の概略を示す分解斜視図 液晶表示装置の断面図 液晶パネルにおけるアレイ基板の拡大平面図 フレームに液晶パネル及び制御基板を載置した状態を示す正面図 熱膨張・熱収縮する液晶パネルに制御基板が追従する様子を表す正面図 本発明の実施形態2に係るフレームに液晶パネル及び制御基板を載置した状態を示す拡大正面図 本発明の他の実施形態(1)に係るフレームに液晶パネル及び制御基板を載置した状態を示す拡大正面図 従来例の断面図
符号の説明
10…液晶パネル
10b…鉛直方向下辺
10c…側辺(鉛直方向に沿った辺)
11…バックライト(照明装置)
12,13…基板
14…TFT
18…フレキシブル基板
19…制御基板
19a…被支持面
25…フレーム(受け部材)
28…ベゼル(押さえ部材)
30…緩衝部材
32…支持部材
32a…支持面
33…面取り部
C…中央(鉛直方向下辺中央)
D…液晶表示装置(表示装置)
L…仮想線
T…チューナー
TV…テレビ受信装置

Claims (13)

  1. 画像を表示可能で鉛直方向に沿った辺を有する表示パネルと、
    前記表示パネルの板面を裏側で受ける受け部材と、
    前記表示パネルの板面を表側から押さえる押さえ部材と、
    前記表示パネルの駆動を制御するものであって、前記表示パネルにおける鉛直方向に沿った辺に隣接して配され且つその板面が前記表示パネルの板面とほぼ平行な姿勢とされる制御基板と、
    可撓性を有し、一端側が前記表示パネルに、他端側が前記制御基板に接続されるフレキシブル基板と、
    前記受け部材と前記押さえ部材の少なくともいずれか一方に固定されるとともに、前記制御基板に形成され鉛直方向下側を向いた被支持面を支持する支持面を有する支持部材とを備える表示装置。
  2. 前記被支持面と前記支持面の少なくともいずれか一方は、前記表示パネルにおける鉛直方向下辺中央を中心とした放射状の仮想線に沿った放射状面とされている請求項1記載の表示装置。
  3. 前記被支持面及び前記支持面が共に前記放射状面とされている請求項2記載の表示装置。
  4. 前記被支持面及び前記支持面は、前記表示パネルにおける鉛直方向下辺に対して鉛直方向上方または鉛直方向下方にずれた位置に配され、前記放射状面が鉛直方向及びそれと直交する方向に対して傾斜して形成されている請求項2または請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記制御基板が複数枚、鉛直方向に並んで配置されるとともに、前記支持部材が各制御基板に対応して複数設置されており、前記各制御基板に対応した前記各放射状面の傾斜角度が互いに異なる設定とされている請求項4記載の表示装置。
  6. 前記放射状面における端縁に面取り部が形成されている請求項4または請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記支持部材は、弾性材料からなる請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記制御基板と前記受け部材との間と、前記制御基板と前記押さえ部材との間とには、それぞれ緩衝部材が介設されている請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 前記被支持面は、前記制御基板における鉛直方向下端面からなる請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の表示装置。
  10. 前記支持部材は、前記受け部材側に固定されている請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の表示装置。
  11. 前記表示パネルが一対の基板間に液晶を封入してなる液晶パネルとされるとともに、その液晶パネルに光を照射可能な照明装置を備える請求項1ないし請求項10いずれか1項に記載の表示装置。
  12. 前記液晶パネルがアクティブ素子としてTFTを備えるとともに、前記制御基板が前記TFTのゲート電極に信号を供給する請求項11記載の表示装置。
  13. 請求項1ないし請求項12のいずれか1項に記載された表示装置と、チューナーとを備えるテレビ受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5288513B2 (ja) * 2009-07-29 2013-09-11 Necディスプレイソリューションズ株式会社 マルチシステム用平面ディスプレイ

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